提督「賑やかな鎮守府に新しい仲間」 (313)
:艦これのSS。基本のほほんとした雰囲気の物を書きたい
:初スレ立て・初SS
:暇な時に更新、のんびりいきたい
:たまに安価でも遊びたい所
それじゃよろしく!!
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~某鎮守府~
\艦隊が帰投しました/
提督「よう夕張、お疲れさん」
夕張「あ、お疲れ様です提督!提督自らお迎えとは珍しいですね」
提督「ん、今日はたまたま時間が取れてな。後で話したい事があるから第一艦隊の皆と執務室に来てくれ、頼むぞ?」
夕張「了解です!兵装の手入れと補給が終了したら皆とすぐに行きます!」
提督「よろしくな、んじゃまた後で」
~提督の執務室~
コンコンッ
提督「入っていいぞ」
夕張「失礼します!旗艦夕張、他四名の第一艦隊到着致しました!」
提督「おう、ご苦労さん。まあ狭いけどとりあえず適当に座ってくれ。今お茶でも出すよ」
隼鷹「お、さっすが提督!アタシらを労うとは分かってるねぇ~」
赤城「ついでに茶菓子等もあると最高なのですが……」
提督「安心しろって、赤城が居るのに茶菓子を出さない訳が無いだろ?ほれ、間宮さんが作った羊羹だ。皆で仲良く食べる事」
赤城「ありがとうございます提督。私お腹ペコペコだったんですよ~」
提督「それはいつもだろってツッコミはしないからな」
長良「ん~……なんか司令官にやらせるのも忍びないなぁ……私手伝いましょうか?」
提督「気にすんな長良、俺が好きでやっている事だからさ。赤城みたいにどっすりと座っていてくれ。後動き出してる神通、お前もだぞ?」
神通「あっ……か、勝手な事をしてすみません……わ、私が代わりにお茶を容れようかと思いまして……」モジモジ
提督「お前の心遣いだけでも有り難いよ神通。今日は大丈夫だから、な?」ポンポン
神通「ん……はい、分かりました提督……(提督の手、大きくてポカポカします……)」
夕張「(提督から頭を撫でてもらえるだなんて神通さんいいなぁ……)」
隼鷹「(あ~……提督から貰ったお酒残ってったっけ?早く飲みたいなぁ、あれ美味かったなぁ~)」
赤城「(今日の夕飯は何かしら……お腹いっぱいに食べれると良いわね……)」
長良「(今日はいっぱい目立てたし、司令官も褒めてくれるかな~♪)」
~数分後~
提督「それじゃまずは今日の戦果から教えてもらおうかな。夕張、頼む」
夕張「はい!データに関してはお任せ下さい!今回はカムラン半島に偵察目的で出撃した所、出撃後すぐに重巡二隻・軽巡一隻・駆逐艦三隻を捕捉し敵艦を全て撃沈し無事迎撃、勢いを保ったまま北へ進軍した所長良さんが資材を発見。これを確保した後、そのまま北東へ進軍しました」
提督「ふむ、確かその北東方面には前のデータによると軽母が確認されていたよな?」
隼鷹「そーそー。しかも軽空母三隻だぜ?私や赤城さんが居てもきっつくてさ~」
赤城「艦載機の皆さんが頑張って下さったのですが……制空権を取る事は出来ませんでした」
長良「その敵艦載機の攻撃で私と神通さんが小破する程の攻撃を受けちゃいまして」
神通「す、すみません長良さん……わ、私がしっかりしていれば……」
夕張「でもその後神通さんが重巡と駆逐艦の攻撃を引き受けてくれたお陰で被害を何とか最小限に抑える事が出来たじゃない」
赤城「確かにそうですね。神通さんが居なければ少々危ない所でした」
隼鷹「だな。戦略的に勝利出来たのも神通のお陰だぜ」
提督「まったく神通はすぐに無茶をして……無事だったから良かったものの……だが皆を守ってくれてありがとうな、でも次からはあまり無茶をしないように。お前は大事な仲間なんだからな」
神通「は、はい……すみません提督……ありがとうございます……」
提督「その他に情報はあるか夕張?」
夕張「えっと……赤城さんの偵察機がこの海域の最深部に敵戦艦を見たとの情報もありますね。戦艦を守るようにに空母一隻・軽母一隻・重巡一隻・駆逐艦二隻の構成になっているようです」
提督「敵戦艦を主力にした艦隊、か……恐らくそいつがカムラン半島付近の艦隊を指揮しているな」
夕張「その他敵艦についての情報は以上です。私達第一艦隊の被害は軽巡『神通』が中破。軽巡『長良』と軽母『隼鷹』が小破、こちらは既に修理も完了。艦載機の被害は多少ありましたがすぐに補給は出来ます。こちらの報告も以上です」
提督「ご苦労様夕張。さて外海ともなると敵も手強くなってきたか……」
夕張「そうですね……重巡や軽母が普通に出てきますから」
長良「流石の私達でもちょっときついかなー。鍛えてはいるけどね」
隼鷹「最後の方は長良達軽巡の砲撃はあまり相手方に通っていなかったみたいだしなぁ~。やっぱ重巡はかったいわー」
神通「はい……本当にすみません隼鷹さん……」
提督「やはり火力不足が露呈してきたな、資材は遠征部隊や本国が送ってくれる物で充実してきたが……20.3cm連装砲をいくつか開発・装備出来たがまだきついか」
赤城「提督、やはりここは私達第一艦隊にも敵に張り合える火力を持った重巡、もしくは戦艦を配備した方が良いかと」
提督「上への支援要請は駄目だし頼りの綱は建造かぁ……夕張、俺が今まで行った建造のデータはあるか?」
夕張「ええと……あの、ざ、残念ですが隼鷹さんが出て以来は全て駆逐艦の皆ばかりですね……」
提督「なんでなんだろうな、他の鎮守府の友人に教えてもらえた色々な建造レシピを試してみても駆逐艦しか出来ないとかなんだろうな」ズゥーン
神通「で、でも、その……駆逐艦の皆さんはとても可愛いです……遠征でも元気に頑張ってくれてますよ……?」アタフタ
提督「分かっているさ神通。第六駆逐艦隊の皆を中心に頑張ってくれているもんな……天龍や川内も良く面倒を見てくれている」
隼鷹「天龍の奴、そのお陰で天龍保育園ってあだ名付いてるの気づいてんのかなぁ……」
赤城「天龍さんは何故か駆逐艦の皆さんに好かれていますからね。面倒を見ている天龍さんも何だかんだ言いながら満更ではなさそうですし」
提督「実はな、最近大将になった友人から戦艦レシピなる物を今日の会議で教えてもらったんだ」
長良「おおー!凄いじゃないですか!じゃあ早速建造してみましょうよ!」
夕張「(大将と友人って提督の人脈も何気に凄いような……気にしたら駄目かしら)」
提督「いや、どうせ駆逐艦なんだって……はは、俺なんかが戦艦を造れる訳無いだろ……」ズゥーン
赤城「あ、提督が稀になる卑屈状態ですね。前は演習で一方的にやられた時になりましたっけ」
隼鷹「2日振り88回目だな、卑屈になりすぎだろ~」
長良「何事も挑戦あるのみですよ司令官!失敗は成功の母って言うじゃないですか!」ナデナデ
夕張「今の所は資材に余裕がありますから一度挑戦してみましょう提督。これで出来たら万々歳です(ついでに提督の頭撫でちゃおう……)」ナデナデ
神通「わ、私も、その……頑張って応援します……」
隼鷹「いいじゃんやっちゃおうよー!私や夕張を出せた提督なら大丈夫だって!」
赤城「根拠はありませんが提督なら出来ると信じています」
提督「お前達……よし、俺やるよ!今日こそ金剛型や扶桑型を出して上の奴らをぎゃふんと言わせてやる!駆逐艦だらけの鎮守府保育園(笑)やロリコン提督と言われるのも今日で最後だ!」
全員『(言われても仕方ない数だからなぁ……)』
提督「よっしゃ、善は急げだ!早速工廠へ向かうぞ!お前達着いてこい!」ダダダッ!!
隼鷹「ひゃはー!そうこなくっちゃ提督!隼鷹、お供するぜぇ!」タタタッ
長良「競争なら私も負けないよ隼鷹さん!」
夕張「あ、ちょ、置いていかないでー!」
赤城「ふふっ、皆さんとても元気が良いですね。神通さん、私達も後を追いかけましょうか」
神通「は、はい……」
~鎮守府・工廠~
提督「ボーキサイトはこの位でっと……今回はこの資材量で頼むよ」
『カシコマリマシター!』
提督「それと高速建造材を使用するね。建造時間の報告は大丈夫だから、それじゃ取り掛かってくれ」
『アイアイサー!』
『クミタテカイシー!』
『コウソクケンゾウザイヨウイイソイデー!』
夕張「建造時間を聞かないって……もしかして自信が無いから聞かなかったんですか提督?」
提督「うっ……べ、別にそんなことないぞ?俺位になると建造時間を聞かないでも何が出来るか分かるんだって、本当だぞ?」
赤城「では今回は何が出来るのでしょうか?」
提督「……く、駆逐艦かな?いや軽巡かも!」
隼鷹「まだ若干卑屈じゃんか提督ぅー」
長良「建造がちょっとトラウマになってるかもねー。これで自信が付かれて建造ばかりされるのも困るけど」
神通「……そろそろ終わるみたいですよ提督……元気な子だといいですね……」モジモジ
提督「ゆ、夕張!俺ちょっとトイレ行ってくる!なんかお腹痛くなってきたわ!」
夕張「あ、ちょ、逃がしませんよ!提督が責任を持って迎えるのが規律でしょ!」ガシッ
提督「今日だけは勘弁してよぉー!皆資材無駄にしてごめんなぁ!」
『テイトクサーン!アタラシイコデキタヨー!』
『キッチリオデムカエシテネー』
ガチャッ
全員『……』ドキドキワクワク
???「……む?貴方が提督か?思っていたよりは若いな、いや有能な人物に年齢は関係ないか」
提督「ん?駆逐艦にしてはやたら重装備だなぁ……それにスレンダーで大人っぽい。皆も初めてみる駆逐艦だよな?何型なんだろうか……」
全員『』パクパク
提督「へ?ど、どうした皆。呼吸が困難になっている金魚みたいに口をパクパクして……」
???「何やら勘違いをしているようだから自己紹介させてもらおう。私は長門型一番艦戦艦『長門』だ。新参者だがこれからよろしく頼むぞ」
提督「ん?ああ、長門ね!あの世界のビッグ7の一つに数えられたあの長門か!なぁんだ、早く紹介してくれよ~これからよろしくな長……と……?」ピタッ
長門「……ん?私の顔に何かついているのか?」
提督「な、な、な……」
全員『長門だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!』
長門「ひぃあ!?」ビクッ
提督「ふぅ……よし、落ち着いた……すまない長門。まさか本当に戦艦が、そしてまさかの長門が出てくるとは俺含め誰一人として思ってもいなかったんだ」
長門「私もかなり驚いたが別に構わないさ、喜んでくれて何よりだよ」
夕張「しかし初の戦艦レシピでまさかの長門さんとは驚きです……提督の運を考えて重巡位が関の山だと思っていたけど」
提督「え、酷くないか?確かに建造は駆逐艦ばかりだったが旗艦のお前にそこまで言われると本気でへこむわ」ズゥーン
長門「提督、隣に居るその子は……?」
夕張「あ、ご紹介が遅れました!夕張型一番艦・兵装実験軽巡『夕張』です!この基地の第一艦隊の旗艦を務めています!これからよろしくお願いしますね長門さん!」
提督「こいつはこの基地で最古参の一人でもあるんだ。分からない事があったらガンガン聞いて良いからな、夕張ちゃんは頼られるのが好きなんだよね~?」ワシャワシャ
夕張「わっ、て、提督!髪をクシャクシャにするの止めて下さいよ!後小馬鹿にしたような態度も止めて~!」
提督「ハハハハハ!夕張は丁度撫でやすい大きさだからな!もっと大きくなるまでは止めないぞ~」
夕張「もう!提督のばかぁ~!」
長門「(仲が良いのだな……まるで親子のようだ)」
長門「コホン……とりあえず今日からよろしく頼むよ夕張」
夕張「ハイ!もちろんです!」
提督「さぁて、念願の戦艦が出来上がった訳だが……夕張、準備は出来てるか?」
夕張「抜かりはありませんよ提督。今駆逐艦の皆と赤城さん達が準備している筈です、バッチリですよ」
長門「準備?何か催し事でもあるのか?」
提督「ああちょっとな。さてそろそろ飯の時間だし食堂にでも行くか。基本的に飯は鎮守府に居る皆と一緒にとることにしているんだ。遠征や出撃している時は例外だけどな」
長門「ふむ、各々の親睦を深めるためにそのような計らいをしているのか……なるほど、良い考えだな」
夕張「いえいえ、私達の提督さんはそこまで深い事は考えていませんよ。ただ皆と一緒に食事したいだけなんです」
提督「腹減ったなぁ~……鳳翔さんと間宮さんが作った食事を赤城や隼鷹が摘み食いしてなきゃいいんだが……」
夕張「提督が言うには『家族と一緒に食事をとるのは当たり前』だそうですよ。私達を戦うための道具では無くて家族と思ってくれているんです」
長門「家族……」
夕張「まあいきなりつついてきたりたまにスキンシップが激しい時やセクハラ紛いの事をしてくる時もありますけど、基本的に優しくていざと言う時はとても頼りになる人ですよ」ニコニコ
長門「ふふっ、そうか。夕張はよほど彼の事を信頼しているのだな」クスクス
夕張「ま、まあそれなりにといいますか……えへへ、バレちゃいましたか」
提督「何を話し込んでいるんだ?早く食堂に行くぞ二人とも」
長門「ああすまない提督。夕張から貴方の事を少し聞かせてもらってね」
夕張「あ、ちょ!な、長門さん!」
提督「俺の事だって?夕張ちゃ~ん、長門に何を吹き込んだのかなぁ?どうせセクハラ野郎とか言ったんだろう?だからあれはお前らのためを思ってからの行動だと何度も……」
夕張「ぜぇったい嘘ですぅ!この前長良の太腿をニヤニヤしながら触ってるの見ましたよ!下心丸見えな顔してました!」
提督「に、ニヤニヤしてねぇし!触れたのはちょっと嬉しかったけれどニヤニヤはしてねぇし!」
夕張「やっぱりそうじゃないですか!最近私のお腹を見る目つきもいやらしい……」ワイワイ
提督「そういう恰好をするお前が悪い!見られたくないなら健康的な腹見せるなよ!大体お前だって……」ガヤガヤ
長門「……」ポツーン
長門「(まあ、何だ。賑やかで明るい鎮守府だと言う事だけはこの短時間で良く分かったな、うん)」
とりあえず今日の投下は終わり
書きためは多少あるから仕事が終わったら投下していきたいッス
大体は夜の投下になると思われ
ちなみにこのSSでの第一艦隊の編成、初期の俺提督の編成のままです
後初戦艦レシピで長門も出しました、やったぜ。
んじゃまた来ます、じゃあの
後何か意見があったら言って下さいねん
読みにくいとか何とかは教えて下さいな、よろしく頼むよ!!
皆を可愛く書くのが目標、頑張ります
ハイハーイ、昨日からの続きボチボチ書きますよ~
後色々なコメントありがとうございやした。まさかこんなにコメント付くとは思わなかったッス
んじゃまったりいきますわ
~鎮守府内・食堂~
提督「ここが食堂だな。飯の美味さはどの鎮守府よりも美味いと自負している自慢の食堂だ。基本的に出入りは自由、憩いの場として使ってくれても大丈夫だぞ」
夕張「鳳翔さんや間宮さんの作ってくれるご飯の美味しさは天下一品なんです。特に私は天ぷらそばが大好物で……」
長門「ほぉ、それは楽しみだな。是非とも食べさせて貰いたいものだ」
提督「なぁに、すぐに食べれるさ。この扉を開けたら……」ガチャ
アハハハハハ!!
ノメノメー!!ツマミツイカシテヨー!!
オサケタリナイワヨー!!
三人『………………』
提督「……?あれ、ここって食堂だったよな……?」チラッ
【食堂】
長門「ああ、間違いなく食堂だな。とても食堂とは思えない雰囲気だが」
提督「あれぇ~?おっかしいなぁ……何で宴会場になっているんだ?」
夕張「提督!!あそこの輪の中心!!」
隼鷹「ひゃっはー!今日も元気だ酒が美味い!」グビグビ
赤城「ほうひょうひゃん、おひゃわりおねはいしまひゅ【鳳翔さん、おかわりお願いします】」モグモグ
長良「あははは!!目が回っていい気分だなー!!」
那珂「艦隊のアイドル、那珂ちゃん!!歌いまぁ~す☆」
龍田「良いぞぉ!思いっきり歌え那珂ぁ~!!」バンバンッ!!
提督「仕方ない……不知火」
不知火「お呼びですか司令」スッ
長門「おお……(気配も無しに現れた。何だか忍者のような子だな)」
提督「この状況が把握出来ない、簡潔に説明を」
不知火「はっ、簡潔に説明致します。長門さんを迎える歓迎会の準備中に隼鷹さん・赤城さんが突如暴走。それに便乗した他多数によって準備は中断、止めに入った人達も赤城さん達の手によって行動不能、現在に至ります」
夕張「あの~不知火ちゃん?私は提督じゃないわよ?提督はそっちそっち」ツンツン
不知火「……?ぁ、し、失礼致しました。不知火とした事が司令と夕張さんを間違えてしまうとは……不知火の落ち度でした、申し訳ありません司令」
提督「不知火さんや、そっちは壁だ、ってまさかお前……」ピトッ
不知火「……司令、お顔が近くて……恥ずかしいです……」ボォー
提督「こりゃ飲まされたな。隼鷹の奴、こんな時だけは手回しが速い」
夕張「彼女達を止めてくれそうな真面目な子達は軒並み酔い潰されてるみたいですね……」キョロキョロ
提督「叢雲に白雪、名取や神通と由良までもがやられたか……てかあんな小さい子達にまで飲ませるなあの飲兵衛共……」
長門「ふむ、ここの鎮守府は食事の度にこうなるのか?毎回片付けが大変だな」
夕張「長門さん!勘違い、勘違いですから!提督!これじゃ本来の目的が達成出来ませんよ!」
提督「うむ……俺がビシッとあいつらを叱ってくるよ。なぁに任せろ、こう見えても威厳はある方なんだ俺は」スタスタ
夕張「(あ、何か駄目そう……)」
長門「どれ、私も着いていってみよう」スタスタ
夕張「ちょっと二人共!!私を置いて……ってもういいや、眠っている子達に着せるものを持って来よう……」
雷「あ、司令官!遅かったわね、待ってたのよ!直ぐに司令官のご飯も持ってくるわ!」
提督「いや待て雷、俺は今からあの飲兵衛達を止めねば『ああ、貴女が新しく来た人ね!私は暁型駆逐艦雷!!これからよろしく頼むわね!』って聞いてる?ねえ?」
雷「もちろん聞いてたわ!でもご飯を食べてからでも遅くないでしょ?ささ、座って座って!司令官の分とお姉さんの分は温かいままで取っておいたの!直ぐに持って来るわね!」タタタッ
提督「あの、雷……ああ駄目だ、完全にお節介モードのスイッチ入ってる」
長門「幼いのにしっかりとした子だったな。しかしお姉さんか……少し気恥ずかしいが良い響きだ」
提督「まあ色々気に掛けてくれるし、優しくて元気な子だよ。彼女を中心に他の皆を束ねてくれてな、頼りなるんだ」
長門「ふむ……なるほどな」
提督「っていかんいかん。雷には悪いがのんびりする訳にはいかないな。さっさと隼鷹達を止めないと……すまんな長門、着任早々こんな面倒に付き合わせてしまって」
長門「いや、構わないさ。ここがどんな環境か、どんな場所かがすぐに理解出来た」
長門「ああ、もちろん良い意味でだ。私は良いと思うぞ、軍ともかけ離れた『家族』のように温かで騒がしい鎮守府も、な?」ニコッ
提督「……ふふ、そう言ってもらえると俺も嬉しいよ。いやぁ長門ってもっと堅物っぽいイメージだったが意外だったなぁ~」
長門「堅物とは失礼だぞ……と言うか私はそんな風に見えるのか、地味に傷つくな……」
夕立「なんか今てーとくさんに物真似されたっぽい!!」ガバッ
提督「ぬおっ!?こ、こら夕立!!いきなり飛びつくのは止めなさいと何度も言って……」
夕立「てーとくさんの背中は広くてぽかぽかするから止めないよ!!ここは夕立の特等席っぽい!!」ギュムー
提督「ぬわぁー!!」
長門「だ、大丈夫かていと……」
木曾「よぉ!!アンタが長門だよな?俺は木曾、アンタの着任を祝う席だ。先に始めちまったのは悪いがガンガン飲もうぜ!!」ガシッ
長門「あ、いや、気持ちは有り難いが……提督がほら、困っているようだぞ?」チラッ
木曾「なぁにスキンシップは大事だからな!!夕立も提督も楽しそうだから良いじゃないか!!はっはっは!!」バンバンッ
長門「まあ、その……(駄目だ、出来上がった者には話が通じない……)」
隼鷹「おお?何かあっちも賑わって……やっべぇ提督だ!!長門引き連れて来やがった!!」
赤城「むっ……えんひゃいちゅうひのひひでしゅね!!【訳:むっ……宴会中止の危機ですね!!】」モグモグムシャムシャ
天龍「んだとぉ……?そんなの、ヒック……させるかよぉ!!オイ第二艦隊のガキ共!集まりやがれ!」ガタンッ
時雨「ん?僕を呼んだかい?って天龍さんお酒くさいよ……」
綾波「飲み過ぎは身体に良くありませんよ?何事も程々にしないと……」
初雪「……駄目人間の鏡……参考にする……」フスッ
皐月「ボク的には参考にしちゃダメだと思うなぁ……意気込む所もおかしいよ?」
天龍「うるへぇ!!てんりゅーサマのめぇれいだ!!よぉく聞け、ヒック……あそこにぃ、てーとくがいんだろぉ~……お前たちはぁ~……あの、てーとくの、あしどめをぉ~……」バタンッ
皐月「ありゃりゃ、倒れちゃったね……天龍さんお酒弱いのにテンション上げて飲むから」
初雪「……結局何が……言いたかったの……かな……?」
時雨「提督がどうとかって言っていたようだけど……うん、天龍さんが言いたい事は何となく分かってるよ」
隼鷹「アタシが代わりに命令しよう!!提督がこっちに来ないように足止めお願い☆」
時雨「だろうと思った……私利私欲の為になんて命令を出すんだキミ達は……」ハァ
綾波「あら、司令官はもう来られているのですか?でしたらお茶をお出ししなければ……」キョロキョロ
皐月「綾波ちゃん、提督なら多分あっちじゃない?」
夕立「ぽいー!!」ギュムー
文月「えへへー便乗しちゃえ~」ギュー
曙「デレデレしてんじゃないわよこのクソ提督!!」ゲシゲシ
若葉「ふむ……悪くない……」ギュー
朝潮「朝潮!!失礼ながら触らせて頂きます!!」ギュー
電「電の本気を見るのです!!」ギュー
提督「ぬわぁー!!ぬわぁー!!」
初雪「……阿鼻叫喚の……地獄絵図……?」
綾波「はわわ……司令官が揉みくちゃに……た、大変です……」オロオロ
皐月「文月、さっきから見ないと思ったらいつの間にかあんな所に居たんだ……」
時雨「隼鷹さん、僕が見るには提督は既に足止めされているようだけど?」
隼鷹「ん~……だな!!結果オーライひゃっはぁ~!!あ"あ"~お酒おいしい~!!」グビグビ
時雨「(こんな大人にだけは絶対になりたくないな……)」
隼鷹「あ、そうだ!!お前達もついでに混ざってこいよ!!提督と無礼講で触れ合える数少ないチャンスだぜぇ~?」ニヤニヤ
四人『!?』
赤城「今ならあんな事やこんな事も出来ます……一航戦の誇りに賭けて断言しましょう」モグモグムシャムシャ
四人『あんな事やこんな事……』ゴクリ
龍田「なら答えは1つよねぇ~貴女達も参加、しなさぁ~い……」ヌゥー
綾波「綾波!!出撃します!!」タタタッ
皐月「あ!!抜け駆けはボクが許さないよ!!負けないからな!!」タタタッ
初雪「ん……初雪の本気……今見せる……」タタタッ
時雨「あ、ちょっと皆!!」
龍田「あらぁ~時雨ちゃんは行かないの~?他の子に提督が取られちゃっても良いのかなぁ~?」
時雨「で、でもあんな事したら提督が困っちゃうだろうし……それに僕恥ずかしいよ……」モジモジ
龍田「大丈夫よぉ~恥ずかしい事なんてないわ~。た・だ・の・スキンシップよスキンシップ~」
時雨「うぅ~……ああもう!!僕だって、僕だって提督に撫でてもらいたいんだぁ~!!」タタタッ
ゴメンナサイテイトク!!
ヌワァー!!ヌワァー!!ヌワワァー!!
龍田「アハハハハ!!本当に人をいじるのは天龍ちゃんをいじる位楽しいわ~♪」ウットリ
隼鷹「だっはっは!!相変わらず性格悪いなぁ龍田!!」
龍田「うふふ……そんな事ないよぉ~♪」
赤城「宴会延長!!鳳翔さんお代わりお願いします!!じゃんじゃんおかわりを!!」
漣「延長キタコレ!!メシウマタイム続くよ!!」
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長門「─────ん、私は何を……ッ!!あ、頭が痛い……それにここは……」ムクッ
木曾「いつかはあいつと……へへ、悪くないな……」ムニャムニャ
川内「やせんだぁ~……やせんしゅぎだぁ~……」グーグー
北上「んん……ていとくぅ、からださわらないでよぉ……」
長門「(ああ、思い出した。昨晩は木曾に捕まったまま飲まされて、夜間哨戒から戻った川内と北上にさらに無理矢理付き合わされたんだったな……)」
長門「(周りも似たような状態か。皆その場で眠ってしまったのみたいだな。しかしビッグ7ともあろう私が酒に負けるとは情けない……)」パサッ
長門「(毛布まで掛けてもらっているとは……夕張だろうか、後で誰かに礼を言っておかねば)」
カチャカチャ……トントンッ……
長門「(調理場から音がする……良く見れば外も明るんでいるな。しかし喉が渇いた……水でも貰おう)」スタスタ
長門「おはよう……すまないが水を一杯貰えないだろうか……」
提督「はいよ~って長門起きたか!!おはようさん、気分はどうだ?昨日は災難だったなー」カチャカチャ
長門「て、提督!?何故調理場に提督が……ッ~!!」
提督「ははは、二日酔いか?そこの椅子に座って待っててくれ。すまんが、今手が離せないから鳳翔さんを呼ぶよ。鳳翔さ~ん、二日酔いに効く薬と水をお願いしまーす」
『あ、は~い。すぐに持って参りま~す』
長門「……まさか提督自らが片付けをしているのか?」
提督「まあな~鳳翔さんや間宮さん達だけに任せるのも大変だしな。朝食作りや遠征に行く子達の弁当作りもやらせてもらっているんだ。それに掃除や洗濯なんかも楽しいし……」カチャカチャ
長門「何というか……提督は提督らしからぬ人だな」
提督「え、どの提督もこういう事は普通にやっているんじゃないのか?俺の上司と言うか恩人の元帥さんもやっていたぞ」
長門「提督とその元帥殿が特殊なだけだと私は思う」
提督「うっそぉ……本当かよ、今まで知らなかった……まあ俺も好きでやっているし止める気はないけどさ、他の奴らはやっていないのか……」カチャカチャ
長門「ふふっ、提督は面白いな……ますますこの鎮守府が気に入ったよ」
鳳翔「これからもっと気に入られると思いますよ?お待たせしました、お薬とお水です」
長門「済まない。えっと……鳳翔さん、で良かったか?」
鳳翔「はい、昨晩はご挨拶出来ずに失礼致しました。軽空母の鳳翔と言います。これからよろしくお願い致します長門さん」ニコッ
長門「こちらこそよろしく頼む。昨日は私も挨拶に行かず失礼したな」
鳳翔「いえいえ、大丈夫ですよ。後私の事は呼び捨てで大丈夫ですからね?畏まらずに気軽にお呼び下さい」
長門「ふふっ……ああ、そうさせてもらおうかな鳳翔」
提督「鳳翔さん薬と水ありがとうございました。それと長門にはこれも……」コトッ
長門「これはお粥、か?」
提督「空きっ腹で薬を飲むのは良くないからな、寝起きの二日酔いでも食べやすいこれなら大丈夫だろうと思ってさ。熱さも考えて作ったからすぐに食べれるよ。残してもいいから良ければ少し食べてくれ」ニコッ
長門「(私の体の状態を考えて……先程からの作業はこのためだったのか……)」
鳳翔「提督らしいですね。提督の事でしょうから他の皆さんの分も作っておられるのでしょう?」
提督「もちろんですよ鳳翔さん。俺に抜かりはありませんって!!」フンスッ
鳳翔「あら、頼もしい限りです」ニコニコ
長門「あの……提督、済まないがいいだろうか……?」
提督「ん?何だ?遠慮せずに言ってみなよ」
長門「その……あ、ありがとう……と、とても嬉しいぞ……うん」
提督「ははは!!なぁに気にするな!!俺と長門はこれから苦楽を共に戦っていく家族何だからさ、この位だったらいつでもやってやるからよ!!」
長門「(彼が他の艦娘に好かれていた理由が何となく分かった……私もこの人、この提督の為ならばどんな死地でも戦えていけそうだ)」
長門「この戦艦長門!!提督の為に暁の水平線に勝利を刻む事を誓おう!!……ってアタタ……」
提督「ははは、有り難い話しだがまずは二日酔いを治してからだな」
鳳翔「ふふふ、これからまた賑やかになりそうですね」
長門「うう~む……締まらないな……ん、美味しい……」
とりあえず今日の投下は終わり。また近い内に投下しにきます
安価もやってみたいなぁ……俺に即興が出来るかは分からないけど
色々なコメントありがとうございます。俺提督は今からむっちゃんの育成に入りますわ
んじゃまた今度、じゃあの
寒いのはマジ勘弁……クリックする手が上手く動かないんよ……
てな訳でちょっとだけ投下しちゃうよ~
皆からのコメント、いいね~痺れるね~……ありがとね♪
んじゃいきまーす
提督「───が以上の連絡事項だ。何か質問や言いたい事がある奴は居るか~?」
天龍「第二艦隊旗艦天龍だ。提督に遠征について質問が───」
提督「なるほど。だったら現場での咄嗟の天龍に任せ、なるべく安全なルートを───」
長門「(……流石に会議の時は皆真面目だな。先日の騒動の印象が強過ぎて少し心配だったが杞憂だったか)」
天龍「了解したぜ。ありがとうよ提督」
提督「おう、こちらこそ貴重な意見助かったよ。参考にさせてもらうさ」
天龍「あ、それと俺達全員から1つ大事なお願いがある……」ピリッ
長門「(む、場の雰囲気が変わった……?何か重大な案件でもあるのだろうか……)」
天龍「俺達艦娘一同!!今日の夕飯のおかずは花丸ハンバーグを要求する!!」キリッ
長門「………………は?」
提督「ええ~それってこの前作ったばかりだろ~。今日は豚カツにしようと思ってたんだがなぁ」
北上「はいはーい。水雷戦隊指揮官北上、あたしはスパゲティがいいでーす」
天龍「おまっ!!さっきは花丸ハンバーグで全員一致しただろうが!!」バンッ!!
北上「いやさぁーあたしの下っ端の駆逐艦が食べたい食べたいって言い出してさぁ~。束ねる側の人間としては下っ端を労るのも仕事じゃん?あ~あ、駆逐艦うざいわ~」
天龍「何がうざいだ!!この前あいつらの服のほつれ直してやってるの見たぞ!!『本当、駆逐艦は手が掛かってうざいんだからもう……』とか言いながらすっげぇにこやかに母性オーラ振りまきながらよぉ!!」
北上「は、はあ?そんな事したことないし?それ偽物でしょ、てか天龍っちこそ駆逐艦の艤装のチェックとか欠かさずやってるよね~。『仕方ねぇなあ~天龍様が見てやるか』とか言ってやんちゃな娘を見守るお母さんみたいなオーラ出してさー」
天龍「や、やってねぇよ!!馬鹿かお前っ!!バーカ!!」
北上「かっちーん!!馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ天龍っち!!」
提督「ハイハイ、両人とも駆逐艦の皆が大好きで可愛いのはよく分かったから。しかしスパゲティも良いな、ちょっと献立を考えなおすかな~」
川内「第三艦隊旗艦川内参上!!提督!!私はオムライスが良いな!!卵はふわふわとろとろのやつ!!あれ久しぶりに食べたい!!ねえ長良も好きだったでしょ?」
長良「美味しかったよね、あのオムライス!!洋食も悪くないかなって思えたもん。あれは最高だったな~♪」
提督「ああ、あれか!!川内型が全員揃った時に作ったやつな。ううむ、卵の買い出しもしなきゃならなかったからそれも有りだな……」
隼鷹「んじゃアタシも意見を『お前と赤城の意見は却下。後お前らは後でシバく、工廠裏集合な』え、何で!?扱い悪い上に酷い!!解体は勘弁してよぉ~!!アタシと提督の那珂、じゃなくて仲じゃんか~!!」
赤城「食事の話に私を入れないとは言語道断です!!提督には一航戦の誇りをお見せ『夕飯少量、ボーキ無し無し、トッピングの鋼材有料……』うっ……頭の中で何かが……」
長門「………………」
夕張「……あ、長門さん。先に言いますといつもこんな感じですから諦めるか慣れた方が良いかもしれませんよ。最初の内は私や神通さんで止めようとしたんですけど……ね?」
神通「はい……私と夕張さんだけでは、その……ちょっと出来ませんでした……」
長門「大本営からの報告事項やらはきちんと知らせている、までは良いのだがな……新参者の私が言うのもあれだとは思うが、これは無理にでも止めた方が良いのではないか?会議が破綻しているぞ」
夕張「あはは……力だけじゃ解決出来ない事って結構あるんですよ……提督がアレですし……」ガックリ
神通「私が……私がしっかりしていないせいで……皆さんにご迷惑掛けているのでしょうね……」ブツブツ
長門「(この間は悪くない雰囲気だとか言ったが……うん、幸先が心配所の騒ぎでは無くなってきた)」
提督「一旦静かに!!お前らの食べたい物はよぉく分かった!!この意見はきちんと熟考させてもらう!!だが最終的な決定は俺、間宮さん、鳳翔さんで決める!!その時は出された物に文句を言わずに食べる事!!分かりましたか!!」
全員『は~い』
提督「よし!!さあ本日の業務を始めるぞ!!皆の活躍期待しているからな!!では解散!!」
ワイワイガヤガヤ、バタンッ
提督「やれやれ、仕方のない奴らだまったく……さて夕張、神通、長門。俺達も仕事を始めようか」
長門「あ、ああ……それで?私の記念すべき第一回目の仕事は何だ?」
提督「まあ簡単仕事さ。夕張、メモは持ったな?」
夕張「ハイ!!この近辺にあるお店のお得な商品や値段等のデータもバッチリです!!お任せ下さい!!」
長門「お店?値段?お得?」
提督「流石だな夕張。神通も準備は良いか?」
神通「はい……お財布と商品券にポイントカードも大丈夫です……念の為にチラシも持ってきました」
長門「商品券?ポイントカード?チラシ?」
提督「聞くまでも無かったな、神通偉いぞ。長門……お前にはこれを授けよう」スッ
長門「こ、これは……!!」
提督「ああ……特大サイズのエコバッグだ。最近は袋でもお金を取られるから節約とエコの為だ。長門、俺とお前でどんな重いものでも分かち合って乗り越えような」ポンッ
長門「…………………」
提督「行くぞ我が戦友達よ!!目指すはあの光り輝く商店街だ!!タイムセールを逃すな!!」
夕張・神通『おおー!!』
長門「……もう、どうにでもなれ……」
んあー!!予想以上に短かったwww
やべぇよ、書きため尽きちゃったよ……短すぎて申し訳ねぇよ
とりあえず木曾と翔鶴は俺の嫁だとしてだ。
安価とかやってみようかなぁ……いや、俺には出来るのだろうか……木曾prpr
さて、ちょこっと投下しますよー
皆さんケッコンカッコカリは色んな艦娘としているんですねぇ……一番多いのは誰何だろうか
キャラ人気的に金剛とか加賀とか榛名とかかなぁ
すんません、投下します
>>49からの続き
提督「いやぁー!!大漁大漁♪今日もいい買い物が出来たな~♪」ドサッ
夕張「まさかあそこの店の方が醤油が安いなんて……うーん、これはデータを新しく取り直さないといけないわね」
長門「しかしあの商店街は賑やかだな……買い物でこれほどまでに体力を消耗するとは思わなかった」
神通「今回は長門さんが来ていたのも……賑やかだった原因にあるかもしれないですね……」
長門「私が原因?」
提督「ああ、それはあるかもな。何て言ったって長門は超人気のある艦娘だからさ。その長門が商店街に来てみろ、お祭り騒ぎになるのは無理もないな」
夕張「お陰で色々な物をお裾分けしてもらえましたね。この大根とかすっごく綺麗で立派だわ」
長門「そ、そうなのか……何だか気恥ずかしいな、私が人気だとかそういった事は」
那珂「那珂ちゃんより人気だなんて許さないよ!!那珂ちゃんが皆に愛されてる商店街のアイドルだもん!!」ガタガタッ
提督「那珂ーいきなり窓から入って来るなー。執務室には扉から入って来なさーい。あれ山葵どこだっけ……」ガサガサ
夕張「那珂ってこう言う時だけ地獄耳よねぇ……と言うか長門さん完全にとばっちりじゃない」
神通「な、那珂ちゃん行儀が悪いよ……女の子何だからスカートとかにももう少し気を付けて……」オロオロ
那珂「神通ちゃんは静かに!!さあ長門さん!!那珂ちゃんとどっちが人気なのかを勝負だよ勝負!!」
長門「え、あ、ああ構わないが……あれか?演習で殴り合いか?それなら私も負けないぞ」
那珂「ぶ、物騒な事は言わないでよー!!アイドルの勝負と言えばもちろん『那珂ぁ!!』ぴぃ!?」
木曾「お前ここに居たのか!!訓練中に抜け出してんじゃねぇよ!!駆逐艦の奴らに示しが付かないだろうが!!」ガシッ!!
提督「こらー木曾ー。お前も執務室に入る時は扉から入りなさーい。なあ夕張、山葵どこだっけ?」ガサガサ
夕張「あ、山葵でしたらこっちの袋に入ってますよ。ついでにからしもどうぞ」
木曾「悪いな提督!!お?長門姉さんも居たのか、すまん那珂が迷惑かけちまったな!!」
長門「いや、別に構わないさ。木曾も大変だな」
木曾「なぁに、ちょっと手が掛かる位が俺も面倒の見甲斐があるってもんさ。ほら行くぞ那珂!!戻って訓練の続きするぞ!!」ズルズル
那珂「いやぁー!!長門さん、那珂ちゃんは諦めないからね!!いつか決着を~……」ズルズル
長門「ああ、良いぞ。殴り合いならいつでも歓迎するからな!!」
提督「流石木曾、那珂の扱いには慣れているな。ありがたやありがたや」
神通「あの……長門さんは木曾ちゃんと仲が良いのですね……」
長門「この間の騒動でな。朝の訓練を共にやる程度の間柄にはなったよ」
夕張「木曾ったら長門姉さん何て呼んで随分慕われているみたいじゃないですか長門さん♪」
長門「ふふっ、慕われているのならば悪い気はしないな」
提督「さてと、そんじゃ食堂に居る間宮さんの所へ持って行きますか。お前達はどうする?荷物運びは俺がやっておくから後は自由にしても良いぞ」
夕張「あ、私は艤装のチェックと開発してきても良いですか?今日こそは三式ソナーを開発してみせますから!!」
神通「えっと……私は那珂ちゃんの様子を見てきます……ちょっと心配なので……」
提督「了解っと。長門はどうする?」
長門「そうだな、私は提督のお供をさせてもらおう。少しぶらついてみたいからな」
提督「お、そりゃありがたいな。それじゃまた後でな二人共、夕張は開発資材使いすぎるなよ~?」クシャクシャ
夕張「もう!!限度位わきまえてます!!子供扱いしないで~!!」
長門「ふふっ、頑張れよ夕張。それでは提督、早速食堂へ向かうとしようか」ガサッ
提督「(夕張と神通が一生懸命持っていた荷物を軽々と持つ長門さん、本当尊敬します)」
長門「そう言えば提督、ここに着任して一週間が経ってから言うのもあれだが、私はこの鎮守府の施設関連を全部見ていないんだ」
提督「しまった、長門に教えるのをすっかり忘れていたよ。一番大事な事を忘れるなんて阿呆だな俺……すまなかったな長門」
長門「言わなかった私も悪いさ、謝らないでくれ提督。それに提督も色々忙しかったのだろう?私がここに着任した事を上層部に報告したりと」
提督「いやぁー……まあ忙しかったかな。あ、でも今日明日は空いているから案内するよ。何ならこれが終わり次第でもいいぞ」
長門「なに、ゆっくりで良いさ。その機会を楽しみに待っていよう」
提督「はは、そう言ってくれると助かるよ」
『それでね、相手が後退している時にボクの魚雷が全弾命中したんだ!!』
『すご~い!!あたしも頑張らなくちゃ~』
『なに、お前なら出来るさ。私が保証する』
『……ん?何かてーとくさんの気配を感じるっぽい!!』
提督「よーお前ら、今日も元気そうで何よりだ」
文月「あ、司令官だ~。お買い物から帰って来たの~?おかえりなさぁ~い」ニコニコ
提督「はーい、ただいま~。文月はきちんと挨拶が出来て偉いな~」ナデナデ
文月「えへへ、ありがと~」
皐月「あ、文月だけってずるいよー!!ボクも頭撫でて撫でて!!」
提督「はいはい、皐月は甘えん坊だなー」ナデナデ
若葉「長門も一緒か、初任務が買い物だとは運が悪かったな」
長門「いや、もうその辺りは深く考えずに割り切ったよ。若葉達は演習からの帰りか?」
夕立「ううん、木曾さん達との訓練帰りっぽい!!演習は別の班がやったっぽい!!」
長門「そうかそうか、それはお疲れ様だったな。そうだお前達にはこれをやろう、皆には内緒だぞ?」ガサゴソ
若葉「ラムネか……悪くない」
皐月「ラムネくれるの!?ありがとう長門お姉ちゃん!!」
提督「ほほう、長門が自分用にに買った物を皆にあげるとは太っ腹だな」
夕立「そうなの?夕立達が貰っても大丈夫?お姉さんの分はあるっぽい?」
長門「大丈夫だぞ夕立、私の分なら沢山ある。頑張ったご褒美には少し安いかもしれないが遠慮せずに貰ってくれ」ニコッ
文月「えへへ、お姉ちゃんありがと~♪」
夕立「お姉さんありがとう!!夕立とっても嬉しいっぽい!!」
長門「喜んでくれて何よりだ。それでは私達は先に行くぞ、お前達も補給と入渠を済ませてしっかり休んでくれ」
全員『は~い!!』タタタッ
長門「廊下はあまり走るなよー……って何だ提督、何故ニヤニヤしている?」
提督「いやいや、別に何ともないぞ?長門が面倒見の良いお姉さんに見えてな、微笑ましくてちょっとホッコリしただけだから」ニヤニヤ
長門「いいや!!それはホッコリとした時の顔じゃないぞ提督!!明らかに何かを含んだ笑みだ!!」
提督「変な勘ぐりは止めて下さいよ長門さ~ん、いや長門お姉ちゃんかな?」ニヤニヤ
長門「ぐっ!!この両手に荷物が無ければ……!!」
提督「だっはっは!!荷物が無くても提督は殴れないよね?上官だもんね?ねえどんな気持ち?どんな気持ち?」ニヤニヤ
長門「ぐぬぬ……」
『こらー!!深雪と初雪に望月!!銀蝿は許さないわよー!!』
『つ、つまみ食いはダメなのです!!』
提督「どれどれ、長門の両手が塞がっている今の内に気になっていた艤装部分を触らせてもらおうかな」ニギニギ
長門「こ、こら!!艤装部分には触るなとあれほど……!!」
深雪「ちょっとつまんだだけだろー!!鳳翔さんも笑って許してくれてたじゃんかー!!」タタタッ
望月「やっばい、雷電コンビ目がマジだよ……だるいのに巻き込まれちゃったな~」タタタッ
初雪「提督に作ったおにぎり……あれが駄目だったのかも……」タタタッ
長門「提督よ……いい加減にしないと手は出せないが脚を出すぞ!!」
提督「くっ、長門の一撃は危ないな……ここは一時撤退せねば!!」ダッ
長門「あ、こら提督!!廊下は走るな!!規則を守らねば怪我をするぞ!!」
深雪「深雪様的には電が追っかけて来ている事に恐怖を感じるぜ!!だから逃げる!!電まだ来てんのかな?」チラッ
望月「前見て走らないと危ないぞ~……って何かフラグっぽい感じがするな」
初雪「ん……何か、提督の声が……」
提督「少し位なら大丈……あ」
深雪「分かってるって!!深雪様はぶつかるなんてへまはしな……うぇ!?」
他全員『あっ……』
ドゴォ!!ミシミシッ……メキャッ!!ゴキンッ、バキャア!!
提督「ぎぃやあああああああああ!!」
深雪「いってええええええええええ!!」
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ちょっと用事が出来たからとりあえずここまでにしよう
続きは今夜位にでも投下しにきますわ
皆を可愛く書く、それが俺の目標
そんじゃまた来ます
うっし、ソロモンよ!!私は帰って来たっぽい!!
今から残りのストックを投下するっぽい!!
長門「正直に言おう提督。私の心は今晴れやかでとてもすっきりしているよ」ニッコリ
提督「おのれ長門……貴様の魅惑的な艤装が無ければこのような事にはならなかったのに……」
長門「自業自得だ、これに懲りたら艤装を無闇に触ろうとしない事だな提督。しかし艦娘の全力の体当たりを受けて色々と危ない音がしたが打撲だけで済むとは……」
提督「まあ昔から慣れているんだよ……元帥師匠や艦娘達のスキンシップ(物理)なんかでな」
長門「慣れとは恐ろしいな……」
提督「ああ全くだ。俺なんかより深雪は大丈夫だったのか?結構勢いがあったから心配何だが……」
長門「小破から中破手前、位の状態を想像してもらえれば良いと思うぞ。提督が気絶している間に雷電姉妹が入渠させに行ったから安心して大丈夫だろう」
提督「長門がそう言うなら大丈夫か。さて俺もそろそろ起きて夕飯の準備でも……」
長門「ああ、夕飯ならとっくに済ませたぞ」
提督「なん……だと……?」
長門「鳳翔と間宮から『提督は起こさず休ませて下さい。最近お疲れのようでしたから』と言われてな。悪いがその通りにさせてもらったよ、あの二人に逆らうと周りから怒られてしまうからな」
提督「……はぁ、あの二人から言われたのなら仕方ないな」
長門「ああ、仕方ないな」
提督「と言うか俺、周りにバレる位疲れているように見えたかぁ?」
長門「ある程度の艦娘達には見透かされていたようだぞ?私や夕張に神通なんかにはな、我々の見る目を舐めてはいけないぞ提督」ニコッ
提督「……お見逸れしました、流石艦娘様です」
長門「ふふふ、だから提督は布団でゆっくり休んでくれ。面倒なら私が見てやるからな、どれ林檎でも剥いてやろう」
提督「いや、別に風邪とかで身体が動かない訳じゃないからその位は自分で……」
長門「いいから言葉に甘えろ提督……よし上手く剥けた、見ろウサギ型だぞ。綾波と雷に教わったんだ、可愛いだろう?」ニコニコ
提督「おお、上手いじゃないか」
長門「ふふん、ビッグ・7に不可能等ないからな!!ここに来てから暇な時に料理を教えてもらっている私に隙は無いぞ!!」
提督「正直長門は家事スキルを持ち合わせてはいないと思っていたが……こりゃ考えを改めないと」
長門「何気に失礼だな提督。私だって女だ、多少の家事位ならある程度出来るつもりだぞ」
提督「それはすまんかった。誰だよ長門が家事出来ないとか言った奴ら……」
長門「それよりほら、林檎食べないのか?せっかく剥いたのだから食べてもらいたいのだがな」クイッ
提督「ああ、もちろん戴くよ。そこに置いておいてくれれば勝手に食べ……って長門?何だその口元まで差し出された林檎は?」
長門「ん?こういう時は食べさせるのが常識なのだろう?夕張や漣が言っていたぞ。ほら、あ~んしろあ~ん」クイックイッ
提督「あいつら変な情報を長門に与えやがって。気恥ずかしいったらありゃしないぞ……あ~ん……ん、美味い美味い」シャクシャク
長門「美味いか?そうかそうか、まだまだあるから沢山食べさせてあげよう」ニコニコ
提督「何でそんなに楽しそうなんですかね長門さーん」
長門「何でだろうな、何故かはまったく分からないが楽しいよ。はい、あ~ん……」
提督「ったく、長門が楽しいならそれで良いよもう……ああ~美味い美味い」シャクシャク
隼鷹「おーおー、長門と提督は随分と仲が良いみたいだなぁ~」ジィー
夕張「むぅ……」ジィー
長良「端から見れば恋仲って感じにしか見えないよね。特に今みたいな場面だとさ」ジィー
赤城「なるほど、確かに言われてみればそう見えなくもないですね」ジィー
隼鷹「んで?夕張は提督の所へ行かなくていいのか?三式ソナーが出来た事を自慢したいんだろ~?」ニヤニヤ
夕張「……邪魔しちゃ悪いわよ、提督もゆっくり休みたいでしょうし明日にするわ」プイッ
長良「あ、夕張ってもしかして拗ねてる?提督を長門さんに取られてたから拗ねてるの?」ニヤニヤ」
夕張「す、拗ねてなんかないです!!変な勘違いは止めてよ!!……でも長門さんがアレを実際にするなんて思わなかった……先を越されるなんてちょっと悔しい……」ブツブツ
隼鷹「いやはや、恋する艦娘も大変ですな赤城さん」
赤城「若さとは素晴らしいですね隼鷹さん」
長良「いやいや、赤城さんや隼鷹さんも私達と大して年齢変わらないじゃないですか。あ、それより二人の様子を見させて下さいよ」
神通「(な、何で皆さんは提督の執務室を全力で覗いているのでしょうか……わ、私はどうすれば……)」オロオロ
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大潮「ごっちそーさまでしたー!!
初春「うむ、今日も良い味付けだったのう。流石は鳳翔と提督が作った料理じゃな」
黒潮「ここの食事に慣れたら余所の飯屋で食べる気せえへんからな~ウチらは恵まれとるわ~」
三日月「司令官、御馳走様でした。お皿、まとめて置いておきますね」カチャン
提督「お、助かるよ三日月。この後の射撃訓練も頑張れよ、お前らには期待してるからな」ニッコリ
三日月「はい!!司令官のお役にたてるよう精進致しますね!!それでは失礼します」
初春「このような食事を出して貰う以上は期待に背くような真似は出来ぬな。わらわも頑張るとしようかの」
大潮「司令官を守るために大潮も強くなりますよ~!!」
黒潮「しゃあないな~司令はんがそう言うなら一丁やったるわ!!」
提督「ははは、本当に頼もしいなお前らは。よぉし行ってこい!!」
全員『ハイッ!!』タタタッ
提督「さて、皿洗いとの決戦もS勝利を取らせて戴きましょうかね!!」
長門「提督、台拭き終わったぞ。次は皿洗いか、どれ私も手伝おう」
提督「すまんな長門。こいつをちゃっちゃと終わらせて駆逐艦寮の掃除をしに行きますか」カチャカチャ
長門「ああ、そうだったな。ヒトフタマルマルまでには掃除と洗濯物も終わらせねばな。今日は会議に行かねばならぬのだろう?」キュッキュッ
提督「その事についてだが、長門もその会議に同伴してもらう事になったんだ。急な事ですまないんだが上からの命令でな」ジャー
長門「別に構わないが……ふむ、私も同伴せねばならないとはな。何かあるのだろうか……」カチャン
提督「どうもこの近辺の鎮守府で長門を建造出来たのは俺が初めてだったらしくてな。下っ端提督の俺が長門を運営する為には階級が低いから許可がどうたらと上の連中は言っていたが……訳が分からんいちゃもんは止めてもらいたい」カチャカチャ
提督「それでよく分からんが長門を連れてこいだとさ、頭が痛いよまったく……」
長門「僻み、と言うやつか。しかし合点がいった、私が戦闘に出してもらえないのにはそう言う理由もあったのだな」キュッキュッ
提督「今まで説明しなくてすまなかったな。今日こそは上の連中をぎゃふんと言わせて、長門を艦隊に加えて海域で大暴れさせてやるからさ」カチャカチャ
長門「ふふっ、無理をしない程度に頼むよ。まあこの状態の私は戦艦長門と言うよりお手伝い長門さんだからな」カチャン
提督「俺が買ってあげたエプロンが段々と違和感無く馴染んできているもんなぁ。もう俺の中では長門=エプロン姿が定着してしまったよ」カチャンッ
長門「う、うるさい。誰のせいだ誰の!!」
提督「俺のせいです、本当に申し訳ありません長門さん」
長門「うむ、分かれば良いんだ分かれば」
提督「これで最後っと……うっし!!皿洗い終わりだな、さあ次の仕事に移るぞお手伝い長門さん!!」
長門「誰がお手伝い長門さんだ!!自分で言った事は言ったが提督に言われると何だか無性に悔しいぞ!!」
短いけど今回はこれで終わり
次回位には皆大好き金剛型を出せたらなーと考えています
各艦娘と提督や長門が絡む話しも短編形式で書いてみたいね。何か意見があったらよろしくです
色々感想とかありがとね、それじゃまた会いましょう
隼鷹さんと一緒にお酒飲みたい
さて、そろそろ投下しますか~
まったりゆったりといきますぜぃ
~某所・会議場入り口付近~
提督「ああ~着いちゃったよ。またいちゃもんつけられるのかぁ……嫌だなぁ~帰りたいなぁ~……」
長門「先ほどまでの威勢は何処へ行ったんだ提督……上の連中にビシッと言うのだろう?気合いを入れんか気合いを」
提督「そりゃあ長門の為にもビシッとは言いたいですよ?でもいざとなったら胃がキリキリしてきてさ……うぅ、我が癒やしの鎮守府に帰りたい……」
長門「やれやれ、先が思いやられるな」
━━トク━━テー━━ッ!!
提督「ハァ……あの門を越えたら厳つい先輩方に囲まれてボロクソに言われるのかぁ……」トボトボ
長門「まあまあ、そう気を落とすな提督。私も陰ながら応援しているからな」ポンポン
提督「分かったよ……うん、気合いを入れ直して頑張『テートクー!!お久しぶりネー!!』がふぁ!?」ドゴォ!!
長門「て、提督!?な、何だ!?一体何がおきたんだ!?」
???「テートクは相変わらず細い?ですネー!!ちゃんとご飯食べてますカー?」ニコニコ
提督「おぼ……お、お久しぶりです金剛……姉、さん……」ゴプゥ
金剛「モー!!姉さん何てタニンギョーギな事は言わない約束ネー!!もっとFrankに呼んで下サーイ!!」ギュー
長門「な、何だか良く分からないが……とりあえず貴様!!提督から離れろ!!苦しんでいるではないか!!」グィッ
提督「がふぅ……た、助かった長門……」
金剛「HEY!!テートクとのスキンシップを邪魔しないで下サーイ!!貴女何者ネー!!」
長門「それは此方の台詞だ!!貴様こそ提督にいきなり抱きつき押し倒しす何て破廉恥な行動をしおってからに!!」
金剛「破廉恥ではないですヨ!!私とテートクはテートクがこ~んなこ~んなにに小さい時から知ってる仲デース!!」
長門「所々言っている事が分からんが……何だ?この女は提督と知り合いなのか?」
提督「あ、ああ……俺の恩師である元帥師匠の艦娘だよ、って噂をしたらほら……」
???「ゴラァ!!テメェ金剛、勝手な行動は謹めと私はあれ程言ったよなぁ!?貴様の耳はお飾りか、ああん!?」
金剛「ぴぃ!!ゆ、許してほしいネー!!テートクをlookしたら体が勝手に動いちゃったんですヨ!!」アタフタ
???「そうかそうか……問答無用だボケェ!!貴様はアイアンクローの刑に処す!!」ガシッ
金剛「イタッ、イタタタタタ!!げ、元帥time!!timeをよーきゅうするネ!!私のheadが悲鳴を……NOOOOOOOOOOOO!!」ミシミシミシッ!!
長門「お、おお……(艤装付きの艦娘を片手で鷲掴みにして持ち上げるとは)」
???「ったく、この馬鹿女は本当に……すまんな提督、ウチの馬鹿が迷惑を掛けた。どうだ?身体に異常はないか?」
提督「は、はい大丈夫です!!それとお久しぶりです元帥師匠!!」ビシッ
元帥「おう。久しぶりだ提督、つっても半年振り位だがな。元気そうで何よりだよ。まあそう畏まるな、私とお前の仲だろう」
長門「提督、この方が……?」
提督「ああ、この方が俺が良く話していた元帥師しょ『堅苦しいぞゴラァ』げ、元帥さんだ!!」
元帥「ほぉ、お前が長門か。今紹介された通り私が元帥だ、まあよろしく頼む」
長門「は、ハッ!!此方こそよろしくお願い致します元帥殿!!」ビシッ
元帥「そう畏まるなっての。私はそういったお堅いのが苦手でな、同じ女同士仲良くしようや長門さんよ」ニコッ
元帥「ん、いや待てよ。女同士と言ったが私みたいに色気無しでがさつ且つオマケに片目片腕の無い奴は女にカテゴリーされんかもな!!こいつは失礼だった!!だっはっは!!」
二人『……………』
元帥「……あ、あれ?い、今の笑う所だぞ?」
提督「元帥さん……それはちょっと重くて笑えない……」
元帥「なん……だと……?私渾身のギャグだったんだが……ウチの鎮守府じゃ爆笑必須の必殺技なのに……」
提督「それ、絶対愛想笑いですって……長門の反応が普通なんですよ元帥さん」
元帥「そんな馬鹿な……何か地味にショックだ……」ズゥーン
長門「……あは、あははは!!ああ、今になって笑いが込み上げて来たな!!後からじわじわくる感じの笑いだな!!あははは!!」ヒクッヒクッ
提督「長門止めて!!無理して笑わなくて良いから!!顔が引きつってるから!!」
元帥「だろう?そうだろう?このギャグは後からくるんだ!!ではもう一つとっておきのギャグを━━」
提督「元帥さん純粋過ぎます!!長門が気を使ってあげてるのに気付いて!!更に追い討ち掛けないで!!」
比叡「司令!!金剛お姉様は見つかりまし……ひぇ~!!こ、金剛お姉様が何者かの手によってやられてる~!!あ、提督じゃないですか!!元気にしていましたか、ってそれ所じゃなくて金剛お姉様ぁ~!!」
提督「ああ~もう!!ツッコミが追いつかない!!誰か助けてぇ!!」
榛名「ハァ、ハァ……よ、漸く追い付けました。榛名を置いていく何て酷いですよもう……」
提督「は、榛名姉さん!!元帥さんの鎮守府一の良心が来た!!これで助かる!!」ガシッ
榛名「きゃっ!!な、何をするんですか!!……って提督!!お久しぶりですね!!お元気にしていましたか?ふふふ、提督はどんどん大きくなっていきますね、榛名とても嬉しいです」ニコニコ
榛名「ちゃんと睡眠や食事は取っていますか?提督は頑張り過ぎてしまう面があるので榛名は心配なんです。お休みも取らないとめっ!!ですからね」ニコニコ
榛名「それと鎮守府のお掃除も定期的に皆さんとやらないと駄目ですよ?何か困った事があれば榛名を呼んで下さい。榛名で良ければすぐに向かいますから」ニコニコ
提督「う、うん。ありがとう榛名姉さん……って違う!!今は違う!!榛名姉さんの優しさは有り難いけどツッコミが足りない!!ツッコミが足りないんだよぅ!!」ガシッ
榛名「あう!!か、肩を揺らさないで下さい提督~!!お、落ち着いて話しましょう!!榛名がきちんと話を聞きますから揺らさないでぇ~!!」ガクンガクン
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───────
元帥「正直すまんかった!!私も金剛もお前に会えた喜びでつい舞い上がってしまったようだ!!馬鹿は金剛だけではなかったな!!だっはっは!!」
提督「ははは……いえ、お気になさらず……(凄ーく疲れたが黙っておこう)」
元帥「しかしまあお前があの『長門』を建造出来るとはな。驚いた反面、私も上司として鼻が高いし嬉しいぞオイ」ニヤニヤ
提督「それに関しては俺も驚きました。まさか俺なんかの新米中佐が建造出来るだなんて……長門が来た時は本当に心臓が飛び出たかと思いましたよ」
元帥「だっはっは!!建造なんざ完全に時の運だからなぁ~。良い設備、優秀な妖精達、質の良い材料……これらが揃っていても狙った艦娘が建造出来る可能性なんてこれぽっちさ。まあその博打みてぇなのが面白ぇんだがよ」
提督「はぁ……」
元帥「今回はその運がお前さんに味方しただけの話だ。つうかこれで残りの運を使い果たした可能性もありそうだわなぁ」ニヤニヤ
提督「え、縁起の悪い事を言わないで下さいよ!!俺ってばただでさえ建造運が悪いんですから!!」
元帥「だっはっは!!かく言う私の建造運も中々悪くてなぁ、金剛型の『霧島』が建造出来なくてやきもきしているんだ。いやぁ~鋼材が足りねぇの何のって!!この間は建造のし過ぎで金剛と比叡にどつかれちまった!!」
提督「相変わらずの資材の浪費癖って何をやっているんですか貴女は……てか金剛型を一気に三人出して周囲からどん引きされた元帥さんの建造運が低いとか無いわぁ……」
元帥「つってもよ、金剛型を三人出したのはお前がガキの頃だったから十以上も前だぞ。あれからどんだけの資材と月日を注ぎ込んだ事やら……海域で霧島のデータも手に入らねぇしやってらんねぇよ」グタァー
提督「この人の金剛姉妹を意地でも揃えたい熱意はどこから湧いてくるのやら……霧島ね、一体どんな子何だろうなぁ」チラッ
金剛「ナガトナガトー!!どうネ金剛特製のハーブティー!!ナガトでも飲みやすいと思うのですが大丈夫ですカー?」
長門「正直に言おう、私は緑茶の方が好きだ。すまんが緑茶はないのか?」
金剛「Shit!!テートクと同じ事を言いやがりますヨこの小娘!!すでにテートクから舌をチョーキョーされていたネ!!」
比叡「まあまあ金剛お姉様。好みは人それぞれですからそう仰らないで……後英国生まれの淑女が調教だとか言ったら駄目ですよ……」
榛名「長門さんも緑茶がお好きなんですね」
長門「紅茶や珈琲よりも緑茶が飲み慣れてしまっているからなぁ。あ、別に嫌いじゃ無いんだぞ金剛?それで緑茶はないのか?」
金剛「モォー!!黙って紅茶を飲みなサイ!!今はティータイムですヨ!!緑茶もティーですが我が儘はダメネ!!」
比叡「長門さん、今は我慢して下さいね。後でお詫びはしますから金剛お姉様の言う通りにお願いします」ヒソヒソ
長門「う、うむ。何かすまなかったな比叡……」
提督「(多分、と言うか確実に個性的な子だろうな。金剛姉妹の一人だし)」ジィー
元帥「おっと、そういやぁ忘れてた。よお提督」
提督「あ、はい。何ですか?」
元帥「お前ん所の長門は自由に運用して良いぞ。これからは長門を編隊に加えて海域攻略と防衛を頑張ってくれ。あれ、煙草どこ入れたっけ……」ゴソゴソ
提督「了解しました!!あと煙草ならご自分の後ろ胸ポケットに締まって━━ハァ!?」ガタガタンッ!!
元帥「うおっ!?あ、焦らせんなゴラァ!!危うく椅子から転げ落ちる所だっただろうが!!ちびったらどうすんだボケェ!!」
提督「す、すみません……っていやいやいやいや!!何サラッと言っているんですか貴女は!!それを決める為に俺は胃をキリキリさせながらこの会議場に来たんですけど!?あ、てか今気付いた!!元帥さんが此処に居る事がおかしな事だ!!何で居るんですか!?」
元帥「あ~も~ごちゃごちゃうるせぇなぁ~。手っ取り早く言やぁお前が来る前に私が他の奴らを説得したんだよ、有り難く思え阿保たれ」
提督「せ、説得?あの人達を一体どうやって……?」
元帥「ほら、批判してきた奴らの中に大将って奴が居んだろ?真っ先にお前に文句言ってきたあの中年の厳ついオッサン」
提督「え、ええ。大将殿ですね」
×提督「了解しました!!あと煙草ならご自分の後ろ胸ポケットに締まって━━ハァ!?」ガタガタンッ!!
○提督「了解しました!!あと煙草ならご自分の胸ポケットに締まって━━ハァ!?」ガタガタンッ!
元帥「あのオッサン、若い頃に長門の姉妹艦である『陸奥』を建造してその『陸奥』を所有しているんだわ。んで陸奥を建造出来たのが今のお前と変わらない階級・年齢の時位だとの資料を見つけてな。おい、火くれ火」
提督「あ、はい……」カチッカチッ
元帥「ん、ありがとよ……後はその資料を突き出して『貴殿が陸奥を運用する時に誰かの許可が必要でしたか?件の中佐だけ特別な許可を出さねばなりませぬか?』的な事を言ったらもう黙りよ。新人いびりも大概にしろって話だわな」フゥー
提督「……」ポカーン
元帥「他の奴らはまあ……演習でちょっと揉んでやった。にっひっひ、金剛達に揉まれたあいつらの顔ったらもう最高でなぁ。そうだ、金剛達はお前の為に一働きも二働きもしたんだからよ、きちんと礼は言っておけよ」ニヤッ
提督「げ、げんすいさぁ~ん……」グスッ
元帥「男が泣くな馬鹿たれ。最近のあいつらには私もいけ好かない部分があったからよ、丁度良い機会だったわ。それにな……」
元帥「私の弟同然のお前が困っていたんだ、助けるのは当然の事だっての」ニカッ
提督「うぅ、うぅ……自分で解決出来ずに泣きつくのは情け無いけど俺嬉しいでずぅ!!げんずいざん、いっじょうづいでいぎまずぅ!!」ダキッ
元帥「おっとと……あ~あ、私も馬鹿だとは思っていてもつくづくこいつには甘いねぇ……(こういう時は無くした片腕が欲しくなるな)」ナデナデ
金剛「ヘーイ元帥ィー……幸せそうなフェイスして何してるデース……?」ゴゴゴゴゴ
元帥「あっ……」
金剛「提督のハートを掴むのは私デース!!抜け駆けは許しマセーン!!」ガシッ
元帥「あだっ!!あだだだだ!!おまっ、上官にアイアンクローとか正気かッ……ぐああああああああ!!!!」ミシミシミシッドサッ
提督「元帥さぁーん!!!!!!」
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金剛「じゃあテートク!!近い内に絶対遊びに行きますからネ!!期待して待っていてほしいデース!!」
提督「ええ、待っていますからいつでも来て下さい金剛姉さん」
比叡「金剛お姉様だけでは不安なので私も行きますね!!私達を出迎えるためにきちんと鎮守府を掃除しておくんですよ?分かりましたか提督?」
提督「分かってますって比叡姉さん。てか俺の鎮守府は毎日ピカピカですからね、比叡姉さんこそあまりの綺麗さで驚かないで下さいよ」ニヤッ
比叡「むむ、言うようになりましたね~。私に刃向かう何てまだまだ早いですよ提督ぅ~」グリグリ
提督「いて、いててて!!や、止めて下さいよ比叡姉さん~!!」
金剛「オオ?私も混ぜて下サーイ!!」ガバッドゴォ!!
提督「がふっ!?こ、金剛姉さんの艤装が鳩尾にぃ……」
榛名「……」ニコニコ
長門「何だか微笑ましいな」
榛名「ふふっ、提督が子供のような扱いを受けている光景は其方の鎮守府では中々見れないのかもしれませんね。でも提督は私達姉妹にとっては今も昔も変わらず可愛い弟のような存在です」ニコニコ
榛名「機械のように戦い、深海のように冷たく暗い日々を過ごしていた私達に光を与えてくれた……お日さまのように暖かな提督が私達は大好きなんですよ」ニコニコ
長門「提督がお日さま、か……うむ、何となく分からなくもないな」
元帥「ゴラァ!!んな所で暴れんじゃねぇ馬鹿共!!余所様のご迷惑に何だろうが!!原因はテメェか比叡!!騒いだらどうなるかは分かってんだろうなアァン!?」ガシッ
比叡「ひぇ~!!そ、それだけはご勘弁をぉ~!!」
金剛&提督『』ガクガクブルブル
元帥「ったくよぉ、さっさと帰る準備するぞ馬鹿姉妹。あんまりタラタラしてっと帰りの買い物に付き合ってやらんからな」ギリギリギリギリ
比叡「」ビクンッビクンッ
金剛「YES Ma'am!!は、榛名!!急いで鎮守府に帰る準備をするデース!!HarryよHarry!!」
榛名「はい、金剛お姉様。では長門さん、今日は色々とお話しにお付き合いして頂いてありがとうございました。またお会い出来た時はゆっくりとお話ししましょうね」ニコッ
長門「ああ、その日を楽しみにしていよう。とっておきの緑茶を用意して待っているさ」
元帥「そんじゃまたな提督、長門。私がここまでやってやったんだ、気張っていけよ」
提督「ハイッ!!ありがとうございます元帥さん!!」ビシッ
長門「はっ!!この長門、暁の水平線に勝利を刻むべく日々精進していきます!!」ビシッ
元帥「んっ!!その意気やよし!!じゃあなお前ら、帰り道には気を付けろよ。オラ行くぞ」スタスタ
金剛「バァイ提督!!また会える日を楽しみにしてるネー!!まあ近い内に私から会いに行きますケドー♪」
比叡「鎮守府に帰ったら風邪予防の手洗いうがいをする事!!最近流行っていますからね、比叡お姉さんとの約束ですよ~」ニコッ
榛名「ふふっ、相変わらず比叡お姉様は心配性なんですから。それでは提督、長門さんまたお会いしましょうね」ペコッ
提督「はい、榛名姉さん。今日はどうもありがとうございました!!元帥さんも皆もお気をつけて!!」
長門「……行ったな。初めてお会いしたが親しみやすく良い人だったな」
提督「……はぁぁぁぁ~情け無い!!自分が情け無い!!元帥さんに頼ってしまった自分が本当に情け無いよぉ!!」ガクンッ
長門「と、唐突にどうしたんだ提督。いや、まあ元帥殿がご好意で手回しして下さったんだ。今回はそのご好意に甘えてもよいのではないか提督?」
提督「毎回毎回事ある事にお世話になっている俺ぇ!!いい加減元帥さん離れをしろよ俺ぇ!!」ガンッガンッガンッ
長門「(あ、聞いてないなこれは……)ほ、ほら提督が気付かない内に事を済ませたのも提督を思っての事だろう?提督に気を使わせない為の配慮であり元帥殿の優しさだ」アタフタアタフタ
長門「それに少し言い方は悪いかもしれないが、提督は元帥殿を頼った訳ではない。今回は自分で解決しようとしていたではないか」
提督「そりゃまあ……」
長門「考え過ぎも良くないぞ?兎にも角にもこの問題は解決したんだ、今はそれを素直に喜ぼう。元帥殿に対してのお礼はいつか一緒に返そう、な?」
提督「う、うん……分かった。なんかその、すまなかった。また卑屈になっていたよ」グスッ
長門「ほらハンカチだ、これで涙と鼻を拭いてくれ(榛名達が提督を子供扱いする理由、少しだけ分かってしまったかもしれない……)」
提督「ありがとう長門……長門が側に居てくれて助かったよ、本当にありがとうな」ニコッ
長門「ッ!!ぇ、あ、ああ!!と、当然の事をしたまでだぞ!!私はあのビッグ・7の一人だからな!!」プイッ
提督「ははは、そうだな。長門はあのビッグ・7だもんな。ウジウジしてすまなかった、俺らも鎮守府に帰ろうか。明日からは忙しくなるぞ~!!」
長門「……な、何なのだその眩しい笑顔は……つ、ついドキッとしてしまったではないか……」ブツブツ
提督「え?俺の笑顔にドキッとしただって?」
長門「んなっ!?な、何で提督の耳はこう言う時だけは都合良く聞こえるんだ!?今のは忘れろ!!忘れてくれぇ!!」
提督「フフフ、俺も罪作りな男よなぁ……長門、俺に惚れちゃあ駄目だぜ?俺の笑顔は皆のためだからな」ニコッ
長門「………………ん、急に冷めた。さて阿保な事をやってないでさっさと帰るか」スタスタ
提督「あれ?あれれ?ちょっとスルーは酷くない?」
長門「提督なんか知らん。あのまま金剛や比叡にすり潰されれば良かったのだ」
提督「すり潰されるって何だよ!?艤装でゴリゴリやられるのか!?普通の拷問より怖ぇよ!!機嫌治せって~帰りに美味しいアイスクリーム買ってやるからさ~」
長門「提督よ、私があいす位で機嫌を治すとでも思ったか?ふんっ!!子供扱いしないでもらいたいものだな!!」
提督「くっ!!我が鎮守府で誰よりもアイスクリームが大好きな長門ならば食いつくと思っていたがッ!!俺が、俺が甘かった……」
長門「フフフ、あまり舐めてもらっては困るぞ。さて提督……」
提督「ん?」
長門「あいすは何段まで重ねて良いんだ?夢の五段あいすもやっていいのか?私はあれをやるのが夢だったんだ!!なあ提督!!そのあいす屋は美味いのか?普段食べている市販のあいすとどちらが美味なんだ?あ、いや言わないでくれ!!私の舌で確かめたい!!」キラキラキラキラ
提督「(あ、ちょろい子だわこの子)」
???「ふぅん……あれが私の、ねぇ。少しイメージとは違うけど……隣の彼が件の提督かしら」
???「おい、何をぼやっとしているんだ。早くボク達も鎮守府に帰るぞ」
???「あら、あらあら。ごめんなさい坊ちゃま。もうお父様とのお話しは済んだの?」
???「父上とボクの話し合いにお前は関係ない、黙っていろ」
???「つれないわねぇ……別に良いじゃない教えてくれたって」
???「ふん、駒であるお前にプライベートの事まで教える義理はないね。艦娘でボクの駒であるお前は黙って命令だけを聞いていろ馬鹿」
???「……分かったわよ、ごめんなさいね大佐殿」
大佐「父上と付き合いが長いからってボクはお前を特別扱いしないからな。精々使える駒として働けよ?長門型の姉妹艦『陸奥』」
陸奥「……貴方に言われなくても働くわよ。その代わり、他の子達はきちんと休ませて」
大佐「しらないね。そんな事はボクが決める事だ」
陸奥「くっ……!!」
大佐「時間の無駄だな。早く帰って海域を攻略しないと……父上のためにも」
陸奥「(長門……いつかは貴女に直接会いたいわね……)」
長門「ふぁぁぁぁ~……こ、これが五段あいす!!凄いな提督!!一つのあいすで色々な種類の味を楽しめるぞ!!凄いぞ提督!!一緒に食べよう提督!!あいすは偉大な発明だなぁ~……」キラキラキラキラ
提督「くっそ!!何だこの可愛い生き物!!めちゃくちゃ可愛いんですけど!!アイスクリーム位何個でも買ってやるよ!!ゆっくり選ぶがいいさ!!」
長門「い、良いのか!?こ、この『ちょこみんと』や『すとろべりぃ』とやらも頼んで良いのか!?」キラキラキラキラ
提督「うむ、許可しよう!!あ、でも鎮守府に帰ってからアイスを食べちゃ駄目だからな?お腹壊したら大変だし」
長門「ふぁぁぁ~!!ふぁぁぁ~!!ど、どうしよう!!こんなに種類があったら迷ってしまうなぁ~!!提督提督、何が良いだろうか!?一緒に選ぼう!!な?な?」キラキラキラキラ
提督「ああそうだな!!一緒に選ぼうな!!」パシャッパシャッパシャッ
提督「……夕張に写メ送ってやるか。後で額縁サイズに現像してもらおう」
今回はここまで
とりあえず出したい艦娘やキャラは出せたから僕満足
そろそろ短編も書いても良さそうな位艦娘も出せたね、自分の中ではだけど
あ、今更ですがこのSSでの主要艦娘的なのは『長門・夕張・神通・長良・隼鷹・赤城』になっております
初期の俺提督を支えてくれた子達です皆可愛いね
あれ書いてとか提督とこの子の絡みを読んでみたいとかの意見があればよろしくー
それじゃまた近い内にサイナラ
ガチャッ
隼鷹「提督ぅ~!!遅くなったけど新しい艦載機出来たぜ、ってあら?執務室に提督が居ない?」
隼鷹「っかしいなぁ~さっきまでは執務室に居たのに……もう寝たかな?」
隼鷹「(時間はマルヒトマルマル。駆逐艦はもちろん、赤城さんや夕張達も眠ってるし……誰かに聞こうにも聞けないかぁ)」チラッ
隼鷹「(ちょっと鎮守府を探してみるか。探し回って居なければ寝てるんだろ)」パタンッ
隼鷹「提督?」ガチャッ
隼鷹「提督ぅ~?」ガチャッ
隼鷹「てーとくー?」ガチャッ
隼鷹「……」ガチャッ
夕張「うん、今期のアニメは当たりが多そう。久しぶりに録画で忙しくなりそうだわ」ニヤニヤ
夕張「提督にも面白そうな作品はオススメしちゃおうかし━━━」ビクッ
隼鷹「……」
夕張「……」
隼鷹「……まあ、なんだ。早く寝なよ?ほら若い内から夜更かししてたらお肌と成長に悪『か、かかかかか勝手に部屋を覗くなー!!』ごめんっ!!わざとじゃ無いから!!たまたまだし誰にも言わないよぉ!!」バタンッ!!
隼鷹「いやはや、夕張がアニメ趣味だとは風の噂で聞いた事あったけど……まさか本当だったとはねぇ」トボトボ
隼鷹「提督も居ないし時間もマルフタマルマルかぁ。アタシも寝ちゃおうか……な?」ピタッ
隼鷹「んん?防波堤に誰かが居る……?誰だこんな遅い時間帯に……」ジィー
隼鷹「(鎮守府内は関係者以外立ち入り禁止だし……まさか鎮守府に悪さをしにきた輩か?それとも不審者?月明かりがあるけど良く見えないな……)」
隼鷹「……少し近付いてみよう。不審者だったらアタシがとっちめてやる」タタタッ
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────────
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隼鷹「確かこの辺りに……!!(居た!!まだ防波堤に座っているな)」
隼鷹「(黒い着物?座っているから良く分からないけど……男か?)」
隼鷹「(酒瓶に小さいコップ……あら?良く見たら見慣れた風貌してるような……)」
隼鷹「……もしかして提督?」
提督「どぅわ!?だ、誰だ!?幽霊かコノヤロウバカヤロウ!?」ビクゥッ!!
隼鷹「なぁんだ提督かよ~不審者かと思ったじゃんか」
提督「じゅ、隼鷹か……いきなり声を掛けるなよ、心臓に悪いじゃないか……」フゥ
隼鷹「いやぁ~ごめんごめん。提督こそこんな遅い時間帯にここで何やってんの?」
提督「俺はまあ……あれを見ながら一杯な」クイッ
隼鷹「あれ……?」
隼鷹「……ああ、満月ね」
提督「執務室から外を眺めてたら目に入ってな、久しぶりに名月と言わんばかりのまん丸お月さんだったからさ。寝間着のまま外に飛び出しちまった」
隼鷹「えらく月明かりが強いと思っていたら……確かに綺麗だね……」
提督「……なあ隼鷹」
隼鷹「ん?」
提督「一人で見る月も悪くないが隼鷹と見る月の方が良さそうだ。どうだ?良ければ月見酒に付き合ってくれないか?元帥さんから貰った酒もあるんだ」ニコッ
隼鷹「……にひひ、提督と月見酒ね。断る理由も無さそうだしご一緒させてもらおうかな♪」ニコッ
提督「ありがとうな隼鷹。ほらまずは一杯どうぞっと」トクトク…
隼鷹「っとと、いやいやこちらこそお誘いありがとうございますってね♪」
提督「では今宵の名月に」
隼鷹「提督との月見酒に」
『乾杯』チンッ
隼鷹「んくっ、んくっ……ん~!!美味い!!相変わらず元帥さんが選ぶ酒はハズレがないなぁ~♪」
提督「まああの人お酒大好きだからな。でろんでろんに酔っては金剛姉さん達に絡んで終いには叱られていたのを良く覚えてるよ」
隼鷹「あっはっは!!元帥さんならその光景が容易く想像出来るよ!!確かに絡んで来そうだもんな~」
提督「酒癖に関しては隼鷹を見習ってほしいよ……」
隼鷹「ふふん、アタシは全然変わらないからね~ちょっとテンションが上がる位でしょ」
提督「常日頃隙あらば飲んでる隼鷹さん流石すね~アルコールにどんだけ耐性があるのでしょうかね~」
隼鷹「ちょっ!!言い方悪いよ提督ぅ~!!アタシがアルコール依存者みたいじゃんか~」
提督「……え?違うの?」
隼鷹「……た、多分?」
提督「やっぱりそうじゃないか!!」
隼鷹「ち、違うし!!ちょっとお酒が好きな女の子だし!!アルコール依存者じゃないし!!」グビッグビッ
提督「喋りながらも酒からは手を離さず飲み続ける……立派な依存者です!!」
隼鷹「がーん……マジか~依存者か~……まあ良いや♪幸せならそれで良しひゃっはぁー!!」クビグビ
提督「隼鷹が幸せならもう何も言うまい……」
隼鷹「……うん、こうして飲むお酒もたまには良いもんだね提督」チビッ
提督「特に隼鷹となら尚更だ。こんな幸せそうにお酒を飲む子が一緒に飲んでくれているだけで月も酒も最高に感じるな」チビッ
隼鷹「にっひっひ、そんなに褒めても何も出ないからな~」ニコニコ
提督「なぁに、元気で明るい隼鷹が隣に居てくれさえすれば何もいらないよ」
隼鷹「……へへっ、提督ってずるいよなぁ~たまぁに格好いい事言うからさ」ポスンッ
提督「本音だよ本音。まあ格好いいってのは否定しないけれど」キリッ
隼鷹「提督はすぅぐ調子に乗るな。でもさ、そんな提督がアタシは好きだぜ?」
提督「そうか?何だか照れるがありがとうな」
隼鷹「……うう~ん、何か今日は酔いが回るのが早い気がする」
提督「俺の肩に寄りかかってるもんな。隼鷹にしては珍しいが何だかんだで結構飲んだし疲れからも来てるかもしれん」
隼鷹「それもかもだけど……うん、今日はこの雰囲気にもちょっと酔っちゃったかなぁー」
提督「雰囲気?」
隼鷹「(だってさ、こんなロマンチックな雰囲気で『好きな男の人』と飲めたからね……)」
隼鷹「なぁんて冗談冗談♪アタシは気にしないで飲みなよ♪でも肩はちょっと借りるね♪」ギュー
提督「お、おう……」
隼鷹「ああ~アタシって幸せ者だなぁ~♪」
提督「ほ、本格的に酔ってるな?そろそろお開きにしましょうか隼鷹さん?」
隼鷹「ええ~!!もう少し月と提督を見ながら飲みたい~!!」ギュー
提督「俺は別に見なくても良いだろ!?てかそんなに抱きつくなって!!隼鷹さんの柔らかいモノが当たりますから!!」
隼鷹「んっふっふ~長門や赤城さんにも負けないって自負する位には立派だよアタシのはさ♪」ムギュー
提督「や、やめっ!!恥ずかしいから!!ちょっと勘弁して!!」
隼鷹「提督も可愛い所あるじゃんか♪アタシはいいよ?提督なら全然おっけ~♪」
提督「お酒に身を任せるな隼鷹!!理性を保て!!アルコールに負けるな!!」
隼鷹「ちょっとイチャイチャ(意味深)するだけだってぇ……ねえ提督ぅ~♪」トローン
提督「だ、駄目です!!提督はそんな事許しませ、ひぃ!?ふ、服を脱がそうとするな!!」
隼鷹「すぐ終わるから、ね?ね?」
提督「い、イヤァァァァァァァァ~!!」
※この後滅茶苦茶膝枕して眠りにつかせた※
今日は満月で一人月見酒した勢いで書いた、後悔は若干してます
隼鷹さんぐうかわ、一緒にお酒飲みたい艦娘No.1
しかし即興遅いなぁ……安価の即興しようにも遅すぎるぞ、質も悪いし。あ、元からだ
上ではコメントありがとうございました
シリアスとかは書ける自信が無いので明るい感じでゆったりとのんびりぃ~と書きます
陸奥さんは主要キャラになる予定って感じっす。後霧島さんも後々登場予定
それじゃまた近い内に
あ、しまった。
安価で選ばれた艦娘で何か書くだったわ
言葉足りなくてすんません
安価なら下で
Z3
島風潮の連装砲持ちコンビ
不幸じゃない扶桑姉妹はどうだろうか
>>129
Z3了解
Z1を手に入れてすぐにレア駆逐レシピ回したら一発で出てくれた子。クールっ子かわいい
>>130
島風潮コンビ了解。
面白い接点すなーちょっと考えつきませんでしたわ
>>131
扶桑姉妹了解。
扶桑姉妹は今でも現役で頑張ってくれてます。お尻撫で回したい
※今更だけどキャラの特徴を掴めていない所が多々あるので生暖かい目で見守って下さい
【Z1さん、満喫する】
Z3「……」モグモグ
Z3「(……初めはナットーは気持ちの悪い食べ物だと思っていたけれど……)」
Z3「……食べてみると意外と美味しい……」モグモグ
提督「よっ!!隣いいか?」
Z3「……ええ、どうぞ」
提督「ありがとうな。どうだ?日本に来てから少し経ったが不便な事はないか?」
Z3「今のところは別に大丈夫よ。周りの子達も良くしてくれているもの」モグモグ
提督「そっかそっか、そりゃあ良かったよ。食事は大丈夫か?口に合えばいいんだけど」
Z3「ニホンショクは悪くないわ……むしろ好きな部類に入るわね」モグモグ
提督「いやぁ~そう言ってもらえると作った側も嬉しいなぁ~その塩鯖、いい感じに焼けてな」
Z3「……え?貴方が作っていたの?」
提督「ああ、ここの鎮守府での食事は基本的に俺が作ってるよ。まあ皆も手伝ってくれているし、全部が全部じゃないがな」
Z3「……これを全部……そう、貴方がね……」パクッ
Z3「……美味しいわ……」モグモグ
提督「ふふふ、美味いか美味いか。よし俺のおかずも分けてやるからもっといっぱい食べな」ニコニコ
Z3「……貴方、提督って感じがあまりしないわよね……」
提督「よく言われるよ、威厳が無さ過ぎるってな」
Z3「どっちかと言うと……うん、父親って感じかしら……」
提督「父親ねぇ……ふむ、俺の事は今度からパパって呼んでもいいぞ!!」
Z3「……絶対イヤ……」モグモグ
提督「そんな事言わないでさ~一回だけ呼んでみろよ~」ナデナデ
Z3「何?あまり触らないで……ミソスープがこぼれちゃうじゃない……」
Z1「マックス~一緒にご飯食べってあら?何か僕お邪魔かな?」
Z1「ふふっ、マックスも楽しそう。あんなにニコニコしたマックスは久しぶりにだな」
Z3「(……今度呼んであげても……いいかしら……)」
Z3短いけど終わり、次は島風潮コンビで行くよん
即興は難しい、よく身に染みるね。ドMの俺にはたまらんわ
【島風、潮と仲良く……なる?】
島風「提督ぅー!!」バァンッ!!
潮「ひぅ!!」ビクッ
提督「こらこら、扉は静かに開けなさいっていつも言っているだろう島風。見ろよ潮が縮こまってしまっただろ」
島風「そんなのどうでも良いもん!!それより連装砲ちゃん見ませんでしたか!?」
提督「連装砲ちゃんって3門あるじゃん。どの連装砲ちゃんだよ、てか連装砲ちゃんって自律行動出来るのか」
島風「連装砲ちゃんCですよ!!今朝演習の後から居なくなっちゃったんです!!ねえ知らないですか!?」
提督「ん~……俺は見てないなぁ……しかし島風がこんなに困ってんなら俺も探すか……」
潮「あ、あの~……」
提督「潮どうした?後俺に隠れてないで出て来なさいな」
潮「え、えっと……その、私の連装砲ちゃんが……あの……」モジモジ
島風「なに?潮ちゃんの連装砲ちゃんが何なの?」ズイッ
潮「ひぅ!!わ、私の連装砲ちゃんがですね……も、もしかしたら見たかもって言っているんです……」モジモジ
提督「え?潮の持っている連装砲も話せるの!?てか連装砲って生き物じゃないぞ!?今気付いたけどおかしくないか?あれ、俺がおかしいのか?」
島風「提督は黙ってて下さい!!ねえねえ、潮ちゃんの連装砲ちゃんとお話してもいい?」
潮「は、はい!!連装砲ちゃんも今話しを聞いて起きたみたいだから……あ、島風ちゃんって言うの……うん、私達の仲間……」
島風「うんうん……え?でも工廠には言ってないし……」
提督「(連装砲を囲んで話す美少女二人……すっごい場面だよなこれ……連装砲ってマジで話すんだ……)」
潮「……分かった、ありがとう連装砲ちゃん。今度新しいシール貼ってあげるね……」
島風「潮ちゃんの連装砲ちゃんはいい子だね!!今度私の連装砲ちゃんと一緒にお話ししよっ!!」
潮「……わ、私なんかで良いんですか……?」
島風「うんっ!!潮ちゃんとがいいな♪潮ちゃんも連装砲ちゃんも面白いから」ニコニコ
潮「あ……ありがとう、ございます……島風ちゃんも、その、明るくて良い人、です……」ニコッ
島風「にひひ、さあ潮ちゃんの連装砲ちゃんが教えてくれた場所を探しに行こっ!!早く連装砲ちゃんを見つけてお話ししなくちゃ」ギュッ
潮「は、はいっ!!い、一生懸命探します!!」ギュッ
島風「よ~し!!まずは工廠だね!!島風、行っきま~す!!」
潮「……ふふっ」
ガチャッ、バタンッ!!
提督「……………」
提督「……まあ、何だ。潮と島風が仲良くなれる切っ掛けになった、かな?」
提督「…………書類終わらせなきゃ。代わりの秘書艦呼ぶか」
これまた短いけど島風潮連装砲コンビ終了
次は不幸じゃない扶桑姉妹書きますわ
【不幸なんて……】
扶桑「あら、提督。こんにちは」
提督「お、扶桑か。お疲れ様、今日は良い天気だな」
扶桑「はい、良い天気ですね。こんな日は気分も良くなります」
提督「だな~。あれ、今日は山城は居ないのか?いつも扶桑にべったりしているだろ」
山城「べったり何かしていません。別に普通の事です」スッ
提督「うおっ!!も、物陰からスッと出てくるなよ……心臓に悪いでしょうが」コツンッ
山城「あたっ、女の子のおでこを小突くなんて駄目提督ですね!!」
扶桑「ふふふ、そんな事を言っては駄目よ山城。提督は良い人じゃない」ニコニコ
山城「うぅ~……扶桑姉さまはすぐ提督を庇うんですから~……」ムスッ
扶桑「そ、そんな事ないわよ?」
提督「扶桑は俺の味方をしてくれる数少ない子だからな~」ナデナデ
扶桑「あっ……ふふふ、くすぐったいですよ提督……」
山城「ぐぬぬ……気安く扶桑姉さまの髪を触らない!!特に提督は駄目です!!」
提督「なんだぁ~?山城も撫でてほしいのか~?それを早く言えよ可愛いやつめ~」クシャクシャ
山城「きゃっ!!ちょ、ふ、扶桑姉さまと違って荒いですよ!?それに髪が乱れるぅ~!!」
扶桑「あら、山城も提督に撫でてもらいたかったのね。ごめんなさい、私気が付かなかったわ」ニコニコ
山城「ち、違いますから!!私が撫でてもらいたいのは扶桑姉さまで、っていつまで撫でているんですか提督!!」パシッ
提督「痛い!!」
扶桑「まあ駄目よ山城。提督が痛がっているでしょう?提督大丈夫ですか?」ギュッ
提督「ああ、大丈夫だよ。扶桑は優しい子だな~優しくて強くて気が利くなんて文句無しだよ」ニコッ
扶桑「本当ですか?ふふっ、そう言って頂ける私は『幸せ者』ですね」ニコニコ
山城「ちょお!!何私の眼前で扶桑姉さまとイチャイチャしているんですか!!そりゃあ私もここに来てこんなに良くしてもらえ『幸せ者』だとは思っていてもそれは駄目です!!」
提督「うおっと!!山城が怒ったぞー!!艦橋が迫ってくるぅ~!!」
山城「うがぁー!!誰の艦橋がジェンガや九龍城ですか!!扶桑姉さまを誑かす輩は山城が許しません!!」
提督「いや言ってないから!!違法建築やジャックと豆の木とか言ってないから!!」
山城「結局馬鹿にしてる!!初めてそんな事言われたけど凄くむかつく!!」
扶桑「あらあら、二人とも仲が良いんですね。何だか嫉妬しちゃうわ」クスクス
山城「扶桑姉さまには仲良く見えちゃうのですか!?私と提督は仲良くありませんからね!!」
提督「まあまあそう言わずに山城。俺が撫でてやるから落ち着いて」ナデナデ
山城「んぅ……って止めて下さいよ!!後扶桑姉さまも目を瞑って撫でられる準備に入らないで!!」
扶桑「だって私も提督に撫でてもらいたいもの。山城ばかりでずるいです」
提督「おいで~扶桑おいで~」ナデナデ
扶桑「はぁ……提督はお上手ですね……幸せな気持ちでふわふわします……」ウットリ
山城「うぅ、うぅ~!!ふ、扶桑姉さまぁ~……」
扶桑「はいはい、こっちにおいで山城。私が撫でてあげるわ」ニコニコ
山城「扶桑姉さま……!!大好きです扶桑姉さまぁ!!山城お慕いしています!!」
扶桑「ふふっ、昔から山城は本当に甘えん坊さんね」ナデナデ
提督「何か愉快な絵柄になってきたな……扶桑を撫でる俺の間に山城がいて扶桑が山城を撫でる……」ナデナデ
提督|山城|扶桑
扶桑「本当ですね。ですが私は……」
山城「そんなの関係ありません!!今の私は……」
『とても幸せです』
長門「……廊下のど真ん中で何をやっているんだあの三人は……」
扶桑姉妹終了。
とりあえず安価分は終了、遅い上に拙い文章でマジすみませんっしたー!!
でも良い刺激になりましたわ、これで書きため捗りそうですハイ
そんじゃ書きためして寝ます。また安価をする時はよろしくお願いしますね
浜風がすぐに出てびびった
パイスラは宝、はっきりわかんだね
【今回のイベントの感想】
長門「ふむ……やはり桜は良いな。提督も中々粋な計らいをするではないか」
提督「まあ今回の作戦で頑張ったお前達に少しでも癒やしを与えられたらなぁと思ってさ。はいお茶と煎餅だぞ」
長門「その気持ちだけでも有り難いよ……ふぅ、しかし今回もドタバタだったな」
提督「ああ、E―1で今回の作戦は余裕だなと笑っていたがE―2の夜戦で俺の毛根が死滅するかと思ったよ」
長門「確かに地獄だった……提督は祈りながら『神様止めて下さい、仕事も手伝いもちゃんとやりますから艦娘達を傷つけないでぇぇぇ……』と永遠に呟いていたな」
提督「家の鎮守府って何というか……艦娘の育成に偏りがありすぎたな」
長門「典型的な大鑑巨砲主義と言うか……うん、戦艦が好き過ぎるだろう」LV92
提督「後は金剛四姉妹が全員同じLV95だな。扶桑姉妹は同じLV60、伊勢姉妹も同じくLV70」
長門「前から思っていたんだが姉妹のレベルを揃えるのには何か理由でもあるのか?」
提督「だって何か可哀想だろ、やっぱり姉妹は仲良く差の無く皆一緒に育てなきゃ」キリッ
長門「陸奥」
提督「え?」
長門「私の妹の陸奥は?」
提督「え、ああ~……」チラッ
【長門型陸奥:LV4】
提督「……あれだよ、ほら……こ、この鎮守府に配属されたのが遅かっただろ?だ、だから仕方ないんですって!!」
長門「なぁにが姉妹は仲良く育てなきゃ(キリッ)だ、私の妹だけ省いて……私はふてくされてやるぞ提督」ムスッ
提督「さ、作戦も終わったから陸奥を中心に練度をあげるから!!な?な?」
長門「本当だな?約束を守らねば大和と武蔵から借りた46㎝主砲をお見舞いするからな」
提督「あ、大和と武蔵も育てなかったなぁ……幸い資源は余っているしこのままこの二人を育てるのもありか……」ブツブツ
長門「提督……?」ニコッ
提督「嘘です!!むっちゃんを一生懸命育てます!!」
長門「よろしい。さて作戦の反省だが……装備が色々と足りなかった事が露呈したな」
提督「46㎝主砲が大和と武蔵が持ってきた物しかないからなぁ……それを皆で回して使った奴なんて俺達の鎮守府だけじゃないか?」
長門「何度開発に勤しんでも出来ないなんて……提督、いくらなんでも貴方の運が悪すぎる」
提督「……え?開発してるの俺じゃなくて長門達じゃないっけ?俺は資材と開発指示書を渡すだけだぞ」
長門「……」
提督「……」
長門「幸い空母の艦載機には困らなかったな。日頃の開発が実った証拠だと思えたぞ」シレッ
提督「おいコラ、何話を流そうとしてんだ長門コラ」
長門「46㎝主砲?いや、知らない子だな……」
提督「赤城はちゃんと烈風を開発するんだぞ!!知らない子とか言いながらしっかり作るんだぞ!?」
赤城「くしゅんっ!!ん~風邪でもひいてしまったかしら……」LV98
長門「提督は戦艦よりも空母達がお気に入りだからなぁ~少し贔屓しているのではないか?」
提督「ひ、贔屓してねぇし!!戦艦も駆逐艦も皆平等に育ててるし!!」
加賀「……赤城さん大丈夫?少し疲れているのではなくて?」LV90
赤城「そうかしら……」LV98
瑞鶴「最近出撃ばかりでしたからね~加賀さんの言う通り疲れもあるかもですね」LV98
飛龍「作戦とは言え提督も無茶させるよな~多聞丸も呆れかえるレベルだよ」LV92
蒼龍「あはは……でも一番大変だったのは……」LV90
翔鶴「……?あ、私は大変ではありませんでしたよ?提督のお役に立てたのでしたらそれで満足ですから」LV130
瑞鶴「翔鶴姉ったら提督にゾッコン過ぎでしょ!!ケッコンカッコカリしてるからって尽くしすぎー!!」ギュー
翔鶴「ず、瑞鶴ったら!!もうスカートは触らないでぇ~!!」
赤城「ふふっ、愛より勝る物は無しって感じでしょうか?」
加賀「……まあ幸せならそれで良いのではないかしら」
長門「陸奥の第三砲塔の爆発に巻き込まれろ」ムスッ
提督「洒落にならないですからね長門さん!!」
長門「さて下らない話は置いといて……」
提督「振ってきたのは長門の方だろうが……って次は何だっけ?」
長門「何とかE―2も作戦完了出来た訳だな。あの時の提督の喜びようは見ていて恥ずかしかったよ」
提督『うおっ!!うおおおおおお~!!み、皆お帰りぃぃぃぃ~!!翔鶴も頑張ったなぁぁぁぁぁぁ~!!』ギュッ
翔鶴『きゃっ!!あ、あの、提督っ!!み、皆さんが見ている前で抱きつくのは恥ずかしいです……』テレテレ
提督『恥ずかしい事なんかない!!翔鶴が中破もせずに無事で……無事でよがっだぁぁぁぁぁ……』
翔鶴『提督……もう心配性何ですから……私は大丈夫ですよ?きちんと提督の所へ帰って来ました。提督に抱かれている腕の温もりもきちんと感じています』ギュッ
提督『翔鶴……』
翔鶴『提督……』
霧島『……茶番過ぎませんかこれ』中破
長門『数発殴ってもいいんじゃないかこれ』中破
加賀『……これだから五航戦の子は……』中破
鈴谷『いやぁ~お熱いお熱い!!でもさぁ~鈴谷達を放置するのはどうかと思うなー』中破
夕立『夕立も混ざりたい!!提督さん混ぜて混ぜて~!!』無傷
提督「止めて!!恥ずかしい!!感極まったとは言え恥ずかしい!!あの時その場にいた皆マジごめん!!」
眠っ!!中途半端だけど寝よう
また明日位に来ます。んで本編も近い内に投下します
ちなみにこのレベル、イベント終了時の俺鎮守府の艦娘達のレベルです
大鑑巨砲主義かつ空母好きで重巡や軽巡が育っていません(半ギレ)
長門「あの時の私がカットイン装備では無くて良かったな提督。もしそうであったら今頃提督は病室で床に伏せていたぞ」
提督「ア、ハイ……マジスミマセン……」
長門「それでE―3は……」
提督「ぶっちゃけ楽勝だったな。何故かは分からないがすんなりと作戦完了してしまった」
長門「秋の作戦で大量に開発していた三式弾がまた活躍するとは……作っていて良かったな」
提督「まったく『備えあれば憂いなし』とはこの事だ。まあ主砲は足りないんだけど!!主砲は足りないんだけど!!」
長門「いや私は長門型だし。史実では41㎝主砲だったし。近代化改修とか必要なかいから、既に完成されてるから」
長門「と言うか私だけが開発している訳ではないだろう!!私より練度の高い金剛型の誰かに頼めば良いではないか!!」バンッバンッ!!
提督「そりゃあそうだけど……長門が一番信用出来るだろ?昔からずっと一緒に頑張ってきたからな」ニコッ
長門「では何で金剛型の誰よりも練度が低いんだ……?」
提督「……高速艦ってルート固定で重要なんです。長門さんって低速じゃないですか?稀に扱い難い時がありまして……」
長門「はいドーン!!」バキッ
提督「理不尽!?」ドサッ
提督「しかしポートワインの深海棲艦は強烈だったなぁ。秋イベントでも港湾基地型の深海棲艦は相手にしたがあれ以上のインパクトだった」
長門「港湾棲姫だったか?確かに強かった。稀に私を大破に追い込む程の強敵、戦艦同士の殴り合いではないが燃えるような戦いが出来た」ウンウン
提督「ああ、凄かったな。霧島とか凄まじい気迫で深海棲姫に撃ち込んでたし」
霧島『アハハハハ!!良いわね、最高の敵だわ!!私の三式弾の味はどう!?まだまだ喰らわせてあげるわ!!』
深海棲姫『(ヤダアノヒトメチャクチャコワイ!!)』
深海棲姫『ク、クルナ……ト……イッテイル……ノニ……』グスッ
金剛『霧島ァー!!敵がとても泣きそうな顔してる、ってもう泣いてマース!!一旦ストップネストップ!!』
長門『あ、駄目だ戦艦ル級がもう轟沈している!!狙う相手を間違えているじゃないか!!』
ドゴォ!!
翔鶴『くぅ!!もう何で私ばっかり!!』
比叡『翔鶴さんが凄く狙われてる!?毎回狙われすぎでしょ!!って霧島艦隊乱さないでー!!』
長門「私はな、霧島がとても怖い。正直相手側の深海棲艦と同じように泣きそうだった」
提督「安心しろ、俺は泣いたから」
提督「霧島に対しての恐怖を覚えた以外は何の問題も無かったな。資材にバケツも余裕ありまくりだったし」
長門「だが次のE―4はなぁ……」
提督「キス島撤退作戦を彷彿とさせる作戦内容でしたなぁ……駆逐艦の皆が怪我をして戻ってくるのを見る度に胃が痛くなっていたよ」
長門「まあキス島撤退作戦とは違って戦艦やら軽巡やらを艦隊に編成出来たのだから大分マシではないか?」
提督「マシではあったが……夕立や時雨に雪風と天津風、そして神通が怪我をして……うぅ、指揮が下手くそでごめんなぁ……」
長門「あれ?私も対空要員で出撃していたのに心配は無し?扱いが悪くはないか?」
提督「だって長門さん……貴女ほぼ毎回無傷だったじゃないですか……駆逐艦の護衛はちゃんとしていたの?」
長門「し、していたさ!!でも何故か敵が狙ってこないんだ!!盾になろうとしても無視されて駆逐艦が狙われてな!!」
提督「相手が一枚上手だったって事かな?」
長門「う、うむ……それより辛かったのがボス戦だな……私はなんて無力なんだろう……」ガクッ
提督「潜水艦は仕方ない!!戦艦じゃ潜水艦はどうしようもない!!航空戦艦以外はな!!」
長門「……あれ?提督、この作戦は全部でいくつあった?」
提督「え?確か全部で5つだな」
長門「……」
提督「……」
長門「なあ提督」
提督「はい?」
長門「E―5、攻略完了していないよな?」
提督「……え?」
長門「E―5だ!!攻略していないではないか!!」
提督「い、一回行っただろ様子見に!!」
長門「ああ行ったな!!それでボス相手に全員大破されたな!!あれは正直痛かった!!」
提督「それを見てな、なんかその……ポキッて何かが折れた音がしてな……」
長門「たった一回で心が折れたとは情けなさ過ぎるぞ提督よ!!秋イベントの頃の提督は何処へ行ったんだ!?」
提督「だって……だってお前達がボロボロになって帰還した時の姿を見たら……あ、駄目泣きそう、あの痛々しい姿が思い浮かんできて泣きそう……」
長門「大事にしてくれている気持ちは大変ありがたいが……その何だ、提督の精神力は豆腐か?それともおからか?」
提督「やめてよ!!自覚しているから!!豆腐メンタルなのは自覚しているから言わないで!!てかおからメンタルって何だよ!!地味に傷つくわ!!」
長門「済んだ事はもう言っても仕方ないな、提督のおから根性無し」
提督「でもほら!!新しく谷風に天津風、明石さんも仲間になったから良い作戦だったじゃないか!!おから根性無しって斬新な文句過ぎて何か反応し辛いんですけど」
長門「それに練度と装備の不足、艦隊の偏りにも気づかせてもらえたな。まあ見直すには充分良い機会ではあったと私も思う」
提督「次回の作戦までにはまだ時間はあるだろうから……うん、次回は皆笑顔で作戦を完璧に完了させたいな」
長門「提督もメンタルを鍛えておいてくれよ。せめておからからは卒業出来るようにな」
提督「き、木綿豆腐位までは鍛えておきます!!」
長門「兎にも角にも……作戦、お疲れ様だったな。誰も轟沈せずに無事作戦を終えて心底ほっとしている」
提督「ああ本当だな。また皆でこの賑やかな鎮守府で過ごせる……これほど喜ばしい事はない」
長門「……なあ提督」
提督「ん?」
長門「これからも、その……わ、私達の指揮をよろしく頼むぞ。貴方の指揮でなら私達はどこまでもついて行くさ、どんな地獄でも死地でもな」
提督「……馬鹿たれ、お前達を地獄何かに連れて行くか。連れて行くのは皆の笑顔が溢れる未来だけだ、覚えとけ」
長門「ふふっ……クサイ台詞だな。だが嫌いじゃない」
提督「……うるせー」
てな訳で今回の春イベントお疲れ様っしたー!!
俺提督はこれ通りE―4までクリアしてイベントは終了しました。いや割とマジでクリア出来るビジョンが見えなくてですね……資材は各六万ずつはあったんですが結局趣味の資材備蓄に逃げました。
46㎝主砲が余っている人マジでください!!なんでもしますから!!
皆さんはクリア出来ましたか?出来た人には我が鎮守府の守護神長門さん特製のぬいぐるみ『ながもん』をプレゼントします(大嘘)
次回の更新は近い内に。内容は本編を投下しますんで!!
では皆さんまたあいましょー
酒匂「……ぴゃん、迎えに来ないなぁ……酒匂寂しいよ……司令、ずっとずっと待ってる……」
あ、死にたい
もめんと言いたかったのか
>>162
あ、もめんって言いたかったんです。ご指摘ありがとうございました。誤字脱字はつきものだと思って許して下さいな。
投下しまーす、とりあえず吹雪の安価分だけいきますわ
吹雪「はぁ~……疲れたなぁ~……」
吹雪「(長距離遠征に鎮守府近海の警備任務かぁ……ちょっと頑張り過ぎちゃったかも)」
吹雪「でも司令官が喜んでくれていたから……えへへ、頑張った甲斐はあったよね」テクテク
吹雪「よいしょ……ん~!!それにしてもいい天気~!!」ググッ
吹雪「(休暇を貰えたのは良いけれど白雪や深雪も出撃中だし何もする事ないなぁ……綾波ちゃんや敷波ちゃんも出掛けちゃってるし……)」ポケー
チュンチュン……
吹雪「縁側に腰掛けてぼぉーっとするなんて……ふふっ、おばあちゃんみたいだな私」
吹雪「…………あの雲、瑞雲っぽい。あっちは彗星であれは甲標的かな?」ポケー
吹雪「…………」ポケー
吹雪「…………」ウトウト
吹雪「ふわぁ~……日差しが暖かい……」ウトウト
吹雪「(んんっ……疲れたから、かな……物凄く眠たく……なってきた……)」
吹雪「(誰も居ないし……ちょっと位なら……横になって寝ちゃっても……)」ゴロン
提督「弾薬・鋼材の備蓄も今の所は順調。ボーキサイトも良い感じだな、後は燃料の備蓄を上手く出来るかか……」ブツブツ
提督「やはり過度な出撃を控えて任務を効率良く終わらせ過度な出撃を減らすのが……ん?あれは……」
吹雪「すぅ……すぅ……」
提督「吹雪じゃないか。縁側でうたた寝しちゃったのか……しかし無防備な格好だなぁ。こんな所で眠ったら風邪をひいてしまうだろうに(下着も若干見えてるぞまったく……)」
提督「吹雪、吹雪。こんな所で眠ったら風邪ひくぞ。眠るなら自室に戻って休みなさい」ユサユサ
吹雪「んぅ……」モゾモゾ
提督「ほらお腹も見えちゃってるぞ。風邪をひく前に起きた方が……」ユサユサ
吹雪「えへへ……しれいかぁん……吹雪、がんばりましたぁ……」ギュッ
提督「どんな夢を見ているのやら……しかし参ったな、袖を強く掴まれた上に吹雪は起きそうにもないな……」
提督「……仕方ないか」
―――――――――――
――――――――
―――――
吹雪「(―――んっ、頭もとが柔らかい……あれ、私……何してたっけ……?)」
吹雪「(それにしても気持ちいい……何だか安心するな……ずっとずっと眠っていたくなる……)」
ナデナデ
吹雪「(誰かが私の頭を撫でてくれてる、のかな……大きくて逞しい手……でも凄く優しい手つき……)」
???「随分と疲れていたようだな……まあ今はゆっくり休んでくれよ吹雪」ナデナデ
吹雪「(耳にすんなりと入ってくる位澄んだ声……私の大事な大事なあの人の声にそっくり……)」
???「ちょっと無茶させたかなぁ……疲労が溜まらないようきちんと気をつけていたつもりだったんだが俺もまだまだみたいだ」ナデナデ
吹雪「(あの人の声……?あれ、この声って……)」
吹雪「……しれい……かん?」ポケー
提督「ああ、起きたのか。おはよう吹雪」ニコッ
吹雪「……………………ふぇ!?」ガバッ!!
吹雪「し、司令官!?な、ななな何で司令官が私を膝枕しているんですか!?」ワタワタ
提督「何でって……床で眠っていたら頭が痛くなるだろう。床よりは俺の膝の方が柔らかいだろうから膝枕したんだが……寝心地が悪かったか、すまんすまん」
吹雪「あ、いえ!!む、むしろ最高の寝心地でした!!ずっと眠っていたい位です!!」アタフタ
提督「そうかそうか、世辞でもそう言ってもらえるなら俺も長時間膝枕をした甲斐があったってもんだよ」ニコッ
吹雪「ひ、一声かけて起こして下されば良かったのに……」パサッ
吹雪「(あっ……司令官、上着まで掛けてくれたんだ……私が風邪をひかないように?)」
提督「何度も起こそうとはしたさ。でも吹雪は起きないし袖は掴まれて動けなくはなるしで途中で諦めたんだ。それに吹雪もぐっすり眠っていたしな」
吹雪「(相変わらず優しいなぁ……お父さんって司令官みたいな感じの人、なのかな?)」
提督「しかしすまなかったな。吹雪がうたた寝してしまう程働かせてしまって……その、まだ疲れている感じはするか?」
吹雪「この位大丈夫ですよ司令官。それに司令官がゆっくり寝させてくれたので今すぐにでも出撃出来る位良くなりました!!」
提督「それなら良いが……でもあまり無茶はするなよ?疲労が溜まったらすぐに知らせてくれ、俺が出来る限りの事なら何でもするからさ。お前は俺の大事な大事な艦娘なんだから」ナデナデ
吹雪「あぅ……し、司令官くすぐったいですよぉ……」
提督「ははは、吹雪の髪はさらさらしていて触り心地が良くてな。ついつい撫でてやりたくなるんだ」
吹雪「ま、まあ私も嫌では無いですから……し、司令官にならいつでも撫でてもらいたいです……」モジモジ
提督「可愛い奴だなぁ~。ほらこっちにおいで吹雪、まだ疲れているようだからもう少し膝枕してやるよ」ポンポン
吹雪「ええ!!そ、そんな司令官に悪いですよ!!司令官も仕事でお忙しいのに私なんかに時間を使っちゃ―――」
提督「艦娘を労うのも司令官としての勤めだ。それに仕事も粗方終わって暇をしていた所だったしな(まあ嘘だけど、こうでも言わないと真面目な吹雪は聞いてくれないからな)」
吹雪「うぅ……」モジモジ
吹雪「……ほ、本当に良いんですか?」
提督「ん、いつでもいいぞ。どんと来い」ポンポン
吹雪「では……し、失礼します!!」ポスンッ
提督「そんなに畏まらなくても良いんだぞ。もっとリラックスリラックス」ナデナデ
吹雪「ふぁ……(気持ちいいなぁ……)」
提督「今日はいつにも増して頑張ってくれていたもんなぁ。長距離遠征に鎮守府近海の警備と大変だっただろ」ナデナデ
吹雪「大変ではありましたが司令官と皆の役に立てられるのならこの位へっちゃらですよ」ニコニコ
提督「吹雪……お前が真面目で健気な子に成長してくれて俺嬉しいよ!!どこかの隼鷹に見習わせたい位だわ」
吹雪「いえそんな……えへへ、でも司令官に褒めてもらえて私も嬉しいです。その言葉だけでもっともっと頑張れます!!」
提督「まあ頑張ってもらうのはゆっくり休んでもらってからだがな」
吹雪「そうですね、司令官の言う通り今日はそうさせてもらいます」ニコッ
提督「うん、今日はそうしてくれ。さて吹雪、このまま静かにのんびりするかゆったりと会話を楽しむかどっちが良いかな?」
吹雪「ふふっ、じゃあ司令官とゆったりお話ししたいです。色々とお話しを聞かせてもらえると嬉しいですね」ニコッ
提督「了解。それじゃあこの前赤城と夕張がやらかしたちょっとした出来事だが―――」
~翌日~
吹雪「第二艦隊旗艦吹雪、海上護衛任務から帰還しました!!」キラキラ
提督「おう、吹雪お疲れ様。補給と入渠を済ませたらゆっくり休んでくれ」
吹雪「ありがとうございます司令官!!ではまた後で報告書を提出しに来ますね!!」キラキラ
提督「ああ、よろしく頼むよ」
長門「ふむ……今日の吹雪は一段と元気が良いな。それに何だかキラキラしていたようにも見えたぞ」
提督「ん~何でだろうなぁ……昨日俺が吹雪に膝枕してやったからかな?」
長門「提督の膝枕でか?いや、流石にそれは無いだろう。と言うか何で膝枕をしたんだ」
提督「色々あってな。どうだ長門、試しに俺の膝枕を体験してみないか?吹雪のキラキラ状態の原因を確かめてみよう」
長門「何だそれは……まあ仕事も丁度終わったから別に構わないが」
提督「んじゃソファーでいいな、ほれおいで長門」ポンポン
長門「膝枕如きで調子が良くなる等とは馬鹿馬鹿しい、そのような事があってたまるものか……まあ失礼するぞ」ポスンッ
提督「……」ナデナデ
長門「ふぁ……」トローン
後日、やたらキラキラした長門さんと吹雪さんを鎮守府内でよく見かける事が多くなったそうな……。
吹雪「司令官。今日も膝枕、お願いしてもいいですか?」ニコニコ
提督「おう良いぞ。ほらおいで」ポンポン
吹雪「ありがとうございます司令官♪では失礼します」
深雪「吹雪ぃ~どこー?話があるんだけ……!?」
そしてその原因が提督の膝枕だと言う事が深雪によって皆に知れ渡るのはそう時間は掛からなかった。
そして提督の膝はボロボロになりました。
吹雪終了!!
鳳翔さん、むっちゃんはまた明日、ってか今日にでも投下します
それじゃあまた
投下しまーす。
まずは陸奥からです。即興だからちょいと遅いかも
提督「はぁ?デートぉ?」カリカリ
陸奥「そうデート♪私と提督が出会って今日で1ヶ月目でしょ。その記念にデートしましょうデート♪」
提督「あのねぇ陸奥さん。今俺は何をやっているか分かるか?あ、大淀さんこの書類をファイルに綴じておいて下さい」
大淀「はい、分かりました」
陸奥「むぅ~……せっかくの記念日なのにお姉さん悲しいなぁ~……」
提督「別に俺と陸奥が付き合っている訳でもないでしょうに記念日って……」カリカリ
陸奥「そういうのを女の子は大事にするの!!まったく、提督は女心を分かってないんだから」ムスー
大淀「確かにそういうのを大事にしたいと言う気持ちは分からなくもないですね」クスクス
陸奥「ほら提督、大淀だってそう言っているわ。だからね?デート、しましょ?」ダキッ
提督「お、おい抱きつくなって!!今日の仕事が終わらない限り俺はそんな事出来『話は聞かせてもらった!!』バァンッ!!
長門「提督!!後の業務はこの戦艦長門と大淀が請け負おう!!だから提督は陸奥とでぇとを楽しんでくるがいい!!」
大淀「(え、私も巻き添えなんですか!?)」
陸奥「あら、あらあら♪」
提督「あのなぁ……」
長門「何だ?私と大淀だけでは不安か?ならば安心しろ、他にも頼もしい仲間は居る!!」
不知火「……何で不知火がやらないといけないの……」イライラ
夕張「せっかくのお休みが……アニメ鑑賞の時間が……」ガクッ
最上「あは、あははは……提督ご愁傷様」
朝潮「司令官のためならばこの朝潮!!誠心誠意真心込めて秘書艦業務をやらせて頂きます!!」ビシッ
提督「朝潮以外はやる気がまったく見受けられないんですが……」
長門「秘書艦業務なら私が一番経験しているからな。安心してくれ提督!!」
陸奥「姉さんに皆がこう言ってくれている事だし……提督、どうする?」
提督「あ~あ~!!分かりましたよ!!行きます行きます!!陸奥さんとデートさせてもらいますよ!!」
陸奥「ふふふ♪」
大淀「提督提督」トントン
提督「あ、すみません大淀さん……後はお任せしました。お詫びは鳳翔さんの店で奢りますからそれで」
大淀「いいえ、私は大丈夫ですから。陸奥さんの事精一杯楽しませてあげて下さいね?職務の事は一旦忘れて楽しんできて下さい」ニコッ
提督「大好きなカステラ買ってきます!!ありがとう大淀さん!!」
~大型ショッピングモール~
提督「久しぶりに来たなぁ……てか人多すぎんだろ、入り口でこれとか中は地獄だなこりゃ」
陸奥「今日は休日だし仕方ないわね。さて始めは何処へ行こうかしら……」
提督「決まってないのか……とりあえずどんな店があるか案内板まで行って確認しよう」スッ
陸奥「?どうしたの提督?手なんか差し出して」
提督「こんだけ人が居たらはぐれるかもしれないだろ?陸奥とはぐれたら大変だからな、ほら行くぞ。大淀さんに言われた通り、今日は職務を忘れてデートを楽しむからな」ギュッ
陸奥「あ……ふふっ、提督って意外と男らしいじゃない♪」ギュッ
提督「おう、知ってる。家事全般が出来る万能な男とは俺の事さ」
陸奥「家事みたいにお仕事も頑張ってくれたら良いのにね♪」
提督「が、頑張ってるだろ!!一生懸命頑張ってるだろ!!」
陸奥「ハイハイ♪提督は頑張ってるわよ♪」
陸奥「ぐすっ……良い話しだったわ……まさかあの子が最後の最後に庇うだなんて……予想出来なかったわ……」グスン
提督「ふらっと適当に見た映画がこんなに良い映画だったとはなぁ……こりゃあDVD化したら買わないと」
陸奥「うん……絶対買いましょう……長門姉さんや皆にも見せてあげたいわ……」グスン
提督「ああ、そうだな。陸奥もほら、これで涙拭いて。綺麗な顔が台無しになっちゃうぞ?」スッ
陸奥「ハンカチをすぐ出せる辺りが、ぐすっ……提督らしいわね……ありがと」フキフキ
提督「万が一を考えてな。陸奥が落ち着くまでそこのベンチで少し休もうか、飲み物買ってくるから座って待っていてくれ」
陸奥「あ、うん……」
提督「大丈夫。すぐに戻ってくるから、な?」ニコッ
陸奥「……分かったわ、いってらっしゃい」フリフリ
提督「ああ行ってくる」タタタッ
陸奥「(提督、優しいなぁ……私にこんなに気を使ってくれて……まあその優しさに惹かれているんだけど)」
???「ちょっとお姉さん一人ぃ~?暇なら遊ばな~い?」
陸奥「……」
???「ちょいちょい!!無視しないでよ~!!無視されたら不良クン達悲しいなぁー!!」
陸奥「……ハァ、貴方達に構う位ならそこにある観葉植物とお話しするわ」
不良B「ちょwwwそんなに冷たい事言わないでさぁwww」
不良A「ねね、今暇でしょ?暇なら俺達と遊ぼーよ!!」
陸奥「暇じゃ無いわ。今人を待っているの、邪魔だからどこか行って。目障りなのよ」
不良C「ハァ?マジなんなんその態度?優しく言ってりゃあ調子にのりやがって、ああ?」
不良A「オイゴラァ!!テメェよ、見た目からして結構遊んでんだろ!?」
不良B「だべ、この女マジウケるわwww今更純情ぶってんなよwww」
陸奥「ッ!!あんたたちいい加減に……!!」
提督「おー悪い悪い、美味いって評判の飲み物屋に寄ってたら遅く」
不良達『アアン!?ンダテメェはよ!!』
提督「え、何これ……」
陸奥「提督……!!」
提督「え、陸奥何なのこの状況……俺なんか悪い事したっけ?」
不良A「誰だテメェ!!この女の連れか!?ああ!!」
提督「いや、まあそうだが……いやあんたら誰?誰ってこっちも聞きたいんだけど」
不良C「うるせぇ!!んだよこんなクソみたいな男待ってたのか!!」
不良B「マジウケるわwww冴えなさすぎwww」
提督「なんかあの笑ってる奴ムカつくわ……まあいいや、んで?その冴えない男の連れであるこの子に何のようだ?」ズイッ
不良A「あ?テメェに関係ねぇよ、黙ってその女寄越せや。今からその女と遊ぶんだからよぉ」
提督「ああ、なるほどな……今時こんな希少種いたんだなぁ……」
不良B「さっきからごちゃごちゃとうるせぇなボケオラァ!!いいから寄越せって言ってんだよ!!」ガシッ
陸奥「きゃっ!!」ヨロッ
提督「……おい離せよ」ガシッ
不良B「あ?んだコラ、やんの……!?」
提督「陸奥が嫌がってるのが分からないのか?離せって言っているんだ」ギリギリ
不良B「ひぃ!!」バッ
不良C「ビビり過ぎんだろお前wwwマジヘタレwww」
不良B「び、びびってねぇよ!!(何だ今の威圧感……)」
不良A「んだぁ?女の前だからって調子のんなよ!?あんまり舐めてっとしばくぞゴラァ!!」ガシャンッ!!
観葉植物『あばよ』
不良C「プフッwww絶対コイツチビってんべwww」
陸奥「品の無い奴らね……」
不良B「男もクソだと女もクソだなぁオイ!!何が品がねぇだよ、テメェだって男と遊んでばかりなんだろ!?そんなナリだからなぁ!!」
提督「」ピクッ
不良B「どうせ色々な男をとっかえひっかえして遊んで『訂正しろ』ひぃ!!」
提督「今言った事を訂正しろ……俺の事は馬鹿にしても構わないが大事な俺の陸奥の悪口は絶対に許さん。誰が何だって?もう一回言ってみろ」
不良A「な、何だやんのか!?テメェこの人数で勝てっと思うのか!?」
提督「勝つ負けるじゃないんだよ……お前らが訂正して謝れって言っているんだ……」
不良B「ふ、ふざけやがって!!テメェら!!やっちまうぞ!!」
陸奥「て、提督!!」
不良達『す、すみませんっしたぁ!!マジ反省します!!』ドゲザァー
陸奥「……」ポカーン
提督「うむ、反省しろ。そして陸奥に心から謝れ全力で謝れ」
不良達『は、ハイッ!!失礼な事を沢山言ってすみませんでした!!』
陸奥「あ、え、ああ……うん、もう良いわよ。貴方達が分かってくれるなら」
不良達『え、女神!?女神ッスか!?』
提督「何を今更言ってんだよ……こんな女神陸奥位しか居ないわ。分かったら立ち去れ、そして悪い事は金輪際辞めなさい。OK?」
不良達『ハイッヨロコンデー!!』
提督「よし解散!!あ、観葉植物を割った事はきちんと店の人に報告しろよ!!俺からも一言謝っておくから」
不良達『アリガトウゴザイマス!!失礼しました!!』タタタッ
提督「ったく……若いってのも困りものだなぁ……」フゥー
陸奥「……提督、意外と強いのね」
提督「え?ああー……小さい頃から元帥さんに馬鹿みたいに鍛えられたからなぁ。そのおかげだろうな」
陸奥「ふふっ、ふふふ……」クスクス
提督「ど、どうした?」
陸奥「提督、凄く素敵だったわ。助けてくれてありがとう」ニコッ
提督「我が女神を救う事なんてお安い御用さ、ってな」ニコッ
陸奥「さっきから女神って何よもう……」クスッ
提督「さて気を取り直して……デートの続きを楽しもうとしましょうか女神様?」スッ
陸奥「ええもちろんよ。まだまだ楽しみましょうね提督♪」ギュッ
陸奥「(ふふっ、素敵な人に出会えて私は幸運の持ち主ね♪)」
提督「……あ!!」
陸奥「?どうかしたの?」
提督「せっかく並んで買ったジュースこぼしてるぅ~!!あいつらやっぱり許さん!!」
陸奥「あら、あらあら……」
提督「くっそぉ!!また並び直しかよぉ~!!」
陸奥「(やっぱり不運、なのかしら……?)」
むっちゃん終わり。
鳳翔さんはまた明日、ってかまた今日ですな。
即興は難しいしクオリティが低く……まあ元から低いけどね!!んじゃ寝ます、お疲れ様っした
ついでに質問。
重巡育てるなら誰が良いっすかねー……オススメ教えてくれると助かりますハイ
すまないまた遅くなりますた
鳳翔さんの投下は今日の夜にやらせてもらいやす。
即興安価がどうしてこうなった……まあ自分が悪いんだけど
本編も近い内には投下したいと思っておりやす。ゆっくり待っていてね
重巡に対して沢山のコメントありがとうございます。
とりあえずはぐはぐと高雄・愛宕・摩耶辺りから育てています。
色々と教えてくれてマジ助かりました。提督は優しい、はっきりわかんだね
んじゃ今日の夜に会いましょう
遅くなりました、今から投下を開始しやす
ぼちぼちと少しずつ投下しますんでよろしくお願いします
んじゃ次から投下始まり始まり
~居酒屋・鳳翔~
隼鷹「だ~か~ら~!!あたしの流星が一番可愛いっての~!!」プンプン
飛鷹「あら、それはどうかしら?私の流星の方が可愛いわ。そしてあんたのより優秀よ」フフン
隼鷹「んなぁにお~!!飛鷹の癖に生意気なぁ~!!」ガタガタッ
飛鷹「生意気言っているのは隼鷹の方でしょう?あんまり生意気言うと野球拳で脱がすわよ?」ガタッ
隼鷹「よぉし!!上等だ!!提督の前で恥かかせてやるぜぇ!!」
千代田「ちょっと二人共止めなさいよ!!千歳お姉も笑って見てないで止めるの手伝って!!」
千歳「提督、鳳翔さんとお二人で大変じゃないですか?何かあったら私を呼んで下さいね」
千代田「ってもう聞いてないし見てないし!!もぉ~千歳お姉ぇ~!!」
提督「心配してくれてありがとうな千歳。今のところは大丈夫だから気持ちだけ受け取っておくよ。はい揚げ豆腐お待ち」
瑞鳳「まさか提督と鳳翔さんが本当にお店を出すとは思わなかったなぁ~。あ、いただきます……ん~!!提督の手料理は相変わらず美味し~!!」モグモグ
祥鳳「鳳翔さんも相変わらずの腕前ですね。この煮付け、凄く美味しいです」
鳳翔「ふふっ、ありがとうございます祥鳳さん。私も提督には負ける訳にはいきませんからね、日々精進です」
提督「またまた~鳳翔さんの方が俺より美味い料理を作るじゃないですか。和食のバリエーションなんて鳳翔さんの足元にも及びませんからねぇ」
鳳翔「もう……そんなに褒めて頂いても何も出ませんからね?それに提督の手料理の味、私はどんな料理よりも大好きですよ」ニコッ
提督「鳳翔さん……」
鳳翔「提督……」
瑞鳳「ひゃあ~……二人して見つめ合っちゃって……こりゃあ甘々だね。私の玉子焼き以上に甘々だよ~」
祥鳳「ふふっ、幸せそうで微笑ましいわね」
隼鷹「こらぁ~!!あたしの前でヒック!!イチャイチャするなぁ~!!」バンッ!!
飛鷹「くっそぉ!!羨ましい、羨ましいわぁ!!私も二人みたいにイチャイチャしてみたい~!!」ガンガン!!
提督「い、イチャイチャしてねぇよ!!てかお前ら飲み過ぎだ!!いい加減にしなさい!!」
千歳「私も……私も提督のお嫁さんになりたい……愛人でも良いから鳳翔さんみたいに提督のお側にいたい……」シクシク
千代田「ち、千歳お姉?え、何で泣いてるの!?鳳翔さんお水!!お水お願いします!!」
鳳翔「あ、わ、分かりました!!」アタフタ
瑞鳳「……」
祥鳳「……」
龍醸「……」
瑞鳳「あ、龍醸これ食べる?揚げ豆腐美味しいよ?」
龍醸「やかましいわ!!なぁ、何でウチだけオレンジジュースなん!?瑞鳳にはお酒出してウチはオレンジジュースっておまっ!!てか皆ウチを無視して盛り上がんなや!!今までいらない子扱い!?ウチを雑に扱う風潮はやめぇや!!」バンッ!!
提督「まあまあ。ほら龍醸、アイスだぞ。口直しにどうだ?」
龍醸「うわぁ~アイスやん!!ウチアイス大好きやねん!!流石に気が利くやんキミ!!いただきま~す!!何て言うかぁ!!子供扱いすんのいい加減やめぇ言うとるやろ!!」
鳳翔「提督、龍醸さんはバニラアイスの方がお好きなんですよ?ごめんなさい龍醸さん、今新しいの出しますね」ニコッ
龍醸「ちゃうねん鳳翔さん!!ちょこーっとずれとる!!ウチが言いたい事からちょこーっとずれとるんよ!!いやまあ、バニラアイスの方が好きやけど!!そこはお礼言うわ!!ありがとな!!」
隼鷹「ぶっふぅ!!こいつ一人で盛り上がってる!!マジウケるわ~!!」ゲラゲラ
飛鷹「龍醸さんのノリツッコミ流石ですね!!ぶっふぅ!!」ゲラゲラ
龍醸「お前ら二人は後でしばき倒したる、覚えとけよこの酔っ払い共。後その無駄にデカい乳もげてまえ」
提督「こら龍醸、女の子がしばき倒すとか言っちゃ駄目だぞ?もっと丁寧な言葉遣いをしなきゃな」
鳳翔「そうですよ龍醸さん。そんな言葉遣いはめっ、ですからね」
龍醸「キミらはウチのオトンとオカンか!!鳳翔さんも何がめっやねん!!くっそ可愛いのが逆に腹立つわ!!」
千歳「鳳翔さんがオカンでお艦?鳳翔さんがオカンでお艦……あ、なるほど!!龍醸上手いわね!!座布団一枚あげるわ!!」ゲラゲラ
千代田「千歳お姉!?」
龍醸「どいつもこいつも……ああ~もう!!こうなったらヤケクソや!!ちょっとキミィ!!お酒出してお酒!!一番強いの早よぉ!!」
瑞鳳「さて、遅くなってきたからそろそろお開きかしらね……」
祥鳳「提督、お勘定お願いします」
提督「あいよ~」
龍醸「スルーすんなやぁ!!ボケ倒して終わらせる気か!?そんなんウチが許さへ……って腕掴むなや千代田!!後その憐れみの目は何やねん!!嫌やぁ~!!まだ帰りたくない~!!素面で帰りたくない~!!」ズルズル
提督「毎度あり~気をつけて帰れよ~」フリフリ
鳳翔「ありがとうございます。またお越しをお待ちしていますね」ペコリ
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提督「ふぅ……今日も忙しかったですねぇ」
鳳翔「そうですね。でも贔屓にして頂けるだけで喜ばしいです」
提督「それは確かに言えてます。さて明日の予約は……」
鳳翔「えっと……元帥さん含む金剛姉妹の方々、後赤城さん達空母の方々ですね」
提督「……」ゲンナリ
鳳翔「ふふっ、明日は一段と忙しくなる事間違いなしって感じでしょうか」ニコッ
提督「ええ、覚悟と準備をしっかりしておかなければいけなさそうです……」
鳳翔「よいしょ……ふぅ、片付けも一段落済みましたから私達も今日はここまでですね」
提督「ん、そうですね……では今日もお疲れ様鳳翔」ニコッ
鳳翔「はい、今日もお疲れ様ですあなた」ニコッ
提督「『あなた』って言われ慣れてないからだろうけど何だかこそばゆいなぁ……」
鳳翔「ふふっ、私はこっちの呼び方の方が気に入ってますよ?でもあなたが二人の時だけでしか呼んではいけないと仰るから仕方ありませけどね」
提督「何と言うか、その、は、恥ずかしいと言うか……ね?元部下の奴らの前だと……ね?」テレテレ
鳳翔「恥ずかしがり屋なのは昔から変わりませんね」クスクス
提督「ほ、ほっとけ!!」
鳳翔「ふふっ、すみませんあなた。この後はどうしましょうか?お風呂にします?ご飯にします?それとも……?」チラッ
提督「んー……まずは食事から済ませようか。昨日鈴谷達から貰ったカレーと残り物でなんとかなる……って何だ?何でジト目で俺を見ているんだ?」
鳳翔「いいえ、あなたの鈍感な所も相変わらずだと思いまして」ムスッ
提督「ええ~……いきなりそんな事言われましても……」アタフタ
鳳翔「冗談ですよ冗談。あなた、お食事から済ませるのでしょう?お食事の準備は私がしますからお風呂の掃除と準備はお任せしますね?」
提督「まったく……鳳翔には適わないよ。了解しました!!お風呂の準備、お任せ下さい!!」ビシッ
鳳翔「はい、期待していますよ」ビシッ
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ザバーン……
提督「ふぃ~……生き返るぅ~……湯加減もバッチリ、流石は俺」
『あなた、着替えとタオルはここに置いておきますね』
提督「んお~……ありがと~……(あ、そうだ!!さっきは鳳翔にからかわれたし今度はやり返してやるか)」ニヤニヤ
提督「なあ鳳翔」
『はい、何でしょうか?シャンプーが無くなりましたか?それとも洗顔ですか?』
提督「あ、いやそれはちゃんとあるよ。そう言うのじゃ無くて。どうだ?夫婦水入らずで一緒に風呂でも入らないか?」ニヤニヤ
『あ、あなた!!な、何を仰るんですか!?わ、私にも心の準備が必要でして急にそんな……!!』アタフタ
提督「(となるに違いない。さあ引っかかれ鳳翔)」ニヤニヤ
『夫婦水入らずでお風呂、ですか……そうですね、たまにはそれも良いかもしれませんね』シュルッ
提督「じゃーん!!うっそでっし……え?」
『私の分の着替えも持ってきて正解でした。ですが湯船に二人も入るでしょうか……詰め合えば何とかなりますよね、あなた』パサッ
提督「え?ちょっ、え?鳳翔さん!?」
『では失礼します……』カラカラッ
提督「ひぇ~!!」バシャンッバシャンッ!!
鳳翔「あ、そんなに驚かれなくても……大丈夫ですよ、タオルを巻いていますからそう恥ずかしがらないで下さい」
提督「ちょまっ!!ほ、本当に来るとは思わないだろ!!俺にも心の準備があってだなぁ!!」アタフタアタフタ
鳳翔「あなたが一緒に入ろうと仰って下さったから私も意を決して入ったのですよ?は、恥ずかしいのはあなただけではないのですから……」モジモジ
提督「そ、そうだよな……からかってすまん。まあ、何だ……き、綺麗だよ鳳翔」テレテレ
鳳翔「!!そ、そうですか……あ、ありがとうございます(う、嬉しい!!か、顔が弛んでないかしら……)」
鳳翔「あの、あなた。お背中をお流ししましょうか?」
提督「あ、ああ。それじゃあお願いしようかな……」ザバー
鳳翔「はい、失礼しますね。痛かったりくすぐったいと思いましたらすぐに仰って下さい」ゴシゴシ
提督「ん……いやぁ~すっげぇ気持ちいい……流石鳳翔、何でも上手だな」
鳳翔「いえそんな……でもあなたが満足して下さるならば嬉しいです」ゴシゴシ
提督「……こんな場で変だろうけど俺、鳳翔と結婚出来て幸せだよ。深海棲艦との戦いの時や退役した後でも色々と支えになってくれて本当にありがとうな」
鳳翔「あなた……」
提督「もちろん今でも俺を支えてくれている鳳翔には感謝してもしきれない。良ければこれからも俺の側に居て俺をずっとずっと支えてほしい……我が儘かもしれないけどな」
鳳翔「……我が儘なんかでは無いです」ギュッ
鳳翔「ずるいです、ずるいですよ。そんな事を言われたら……嫌なんて言えませんよ……私もあなたからは沢山大事なモノを頂いているのに……嫌なんて言えません」ギュッ
提督「ははっ、そうだな、俺はずるい男だ」
鳳翔「でもそんな所も私は大好きです……だから、だからこれからもずっとずっとお側に居て支え合っていきたいです……」
提督「ん……ありがとう鳳翔。愛してるからな」ギュッ
鳳翔「私も愛しています、あなた……」ギュッ
『…………くしゅんっ!!』
提督「……」
鳳翔「……」
提督「ま、まずは風呂を済ませようか」テレテレ
鳳翔「そ、そうですね……」テレテレ
※この後滅茶苦茶夜戦した
はい、これで鳳翔さん終了!!
夜戦シーンは各々の脳内妄想にお任せします。夜戦シーン何て書けないよ、ただでさえ語彙力ないんだから……。
2、3日以内には本編の投下もしたいと考えています。そんでその後にまた安価でもしようかな
ではまたお会いしましょ。サイナラ!!
そろそろ軽巡も育てなきゃなぁ……大鑑巨砲主義過ぎる自分が馬鹿過ぎるわ
休憩中にこんにちはー!!変態だよっ♪
下っ端に仕事を押し付けるのは止めてほしいでち……もう、いっぱいいっぱいでち!!
本編の投下は明日にでも。んで今日の夜に頭の運動がてらに安価でもしようかな
>>220
>>221
の安価の艦娘さん達で何か書くでち!!
また夜に来ます!!じゃあの!!
今度のアップデートで重巡が改二になると言っていたが誰だ……?
とりあえず妙高さんでも育てておこう(適当)
電ちゃん!
不知火
さぁてぼちぼちやっていきましょうかね。
>>220
電ちゃん了解。
>>221
不知火了解。
ふむ、人気のある駆逐艦が来ましたな。
ちょいと考えて書いていきますよん。少しばかり時間ちょうだいねん。
次から始めます
提督「なあ電ちゃん」
電「?何でしょうか司令官さん?」
提督「いきなりだけどさぁ、電ちゃんの趣味って何?」
電「趣味、ですか?うーん……あ、最近は編み物を教えてもらっているのです」
提督「ほぉ、編み物か。そりゃあ良い趣味だ。ちなみに誰に教えてもらっているんだ?」
電「扶桑さんです!!扶桑さんはお料理もお裁縫も何でも出来てとてもとても凄いのです!!」キラキラ
提督「そうか扶桑か。電ちゃんは扶桑が憧れの人だもんな、教えてもらえて楽しいかい?」
電「はい!!電にも優しく丁寧に教えてくれるんです!!あ、あと最近は鳳翔さんも一緒に編み物をやっているのです!!電はまだ下手っぴですけれど頑張って練習して扶桑さんのように上手になります!!」キラキラ
提督「ははは、電ちゃんが楽しそうで何よりだ。扶桑に編み物を教えた甲斐があったよ」
電「ふぇ!?し、司令官さんが扶桑さんに教えていたのですか!?」
提督「ん、まあね。扶桑が教えてほしいって頼んできたからさ、ちょいと前に教えてあげたんだ。扶桑は飲み込みが早くてな、教え甲斐があったなぁ」ウンウン
電「し、司令官さんが扶桑さんの先生だったんですね……知らなかったのです。司令官さんはお料理も凄く上手な上に扶桑さん以上にお裁縫が出来るなんて……とても凄いのです!!」
提督「いやぁ~そんなでもないって。ただ俺が好きでやっていて覚えただけだからな」
電「司令官さんは暁お姉ちゃんが言っていた『女子力』の塊なのです!!凄い人なのです!!」キラキラ
提督「じょ、女子力?え、俺男なんだけど……てか何それ、神通力の一種なの?」
電「電も良く分からないのですが暁お姉ちゃんが言うにはその『女子力』を持っている人はとても立派なレディだそうです!!レディでも最上位に位置する人なのです!!」キラキラ
提督「マジかぁ……俺男なのにレディの最上位に位置しちゃったかぁ……てかマジで女子力って何だよ……」
???「流石は提督と言った所でしょうか……」スゥ
提督「おわっ!?」ビクッ
電「あ、扶桑さん!!こんにちはなのです!!」ペコリ
扶桑「ふふっ、こんにちは電ちゃん。編み物の時間になっても電ちゃんが来なかったから探しに来たの。ごめんなさいね、お邪魔だったかしら?」
提督「扶桑はどっから入って来たんだよ……物音一つしなかったぞ?」
扶桑「驚かせてすみません提督。一応入り口から入って来たのですが……お話に夢中で気付かなかったみたいですね。それに私は陰が薄いから」
電「そ、そんな事無いです!!扶桑さんはとってもとっても素敵なお姉さんなのです!!電の憧れの人なのです!!陰なんて全然薄くないです!!」
扶桑「電ちゃん……ふふっ、そう言ってもらえてとても嬉しいわ。ありがとう」ニコッ
電「えへへ……」
提督「良い話だなぁー……よし、どうだ二人共。今から編み物するんだろ?俺も一緒にやらせてくれないか?」
電「司令官さんもですか?はい!!一緒にやりましょう!!扶桑さんに扶桑さんの先生の司令官さんが二人で教えて頂ける何て凄く嬉しいのです!!」ピョンピョン
扶桑「電ちゃんが良いなら私も反論は無いわ。それに私も提督に教わりたい事はまだまだありますから。電ちゃんと一緒に教わらないと」ニコッ
提督「よっしゃあ!!久しぶりにやる気出てきたぞー!!『編み物Tちゃん』の本気を見るのです!!」ショピンッ!!
扶桑「(マイ編み棒を一瞬で……流石提督、腕は衰えて無いわね)」ゴクリ
電「ハイッ!!電も精一杯頑張るのです!!」
※この後滅茶苦茶あみあみした。沢山マフラーやセーターが出来ました
電ちゃん終了!!
このスレの提督は家事スキルが高い設定です、非常にどうでもいいけど。
次は不知火ちゃんいきます
不知火ちゃんマジぬいぬい!!脱ぎたてスパッツ頂戴!!
不知火「(ふむ……この本は当たりね。艦隊行動のノウハウや基本がきちんと書いてあったわ。由良さんには感謝をしないと)」テクテク
不知火「(明日もまた別の本をお借りして司令のお役に立てるよう努力を……ん?)」
『ひ、ひぃぃぃぃぃぃ!!』ダダダダダ
『提督ー!!何で逃げるんですかぁー!!カレーの味見をして下さいよー!!』ダダダダダ
『ひ、比叡姉さん止めて!!ま、まずは自分で味見をしてからですねぇ!!』ダダダダダ
不知火「(司令……と遊びに来ている比叡さん……何を暴れているのかしら。廊下を走ってはいけないのに……)」
提督「ひぇ~!!ああ!!し、不知火ぃ~!!助けてぇ~!!」ガバッ!!
不知火「……何事ですか騒々しいですね(し、司令が、不知火に抱き、抱き付いてきた!?ど、どどどどどどうすればいいのかしら!!)」
提督「今比叡姉さんに追われているんだ!!頼む匿ってくれ!!あのカレーだけは食べたくないんだ!!俺は記憶を無くしたくない!!」ウルウル
不知火「カレー……?よく分かりませんが司令がお困りとあらばこの不知火がお守りいたします(普段は凛々しい司令の涙目をこんなに間近で見れるなんて不知火感激です!!)」
『こらー!!提督逃げても駄目ですからね!!早く試食して下さーい!!』タタタッ
提督「ひぃ!!」ギュッ
不知火「とりあえず不知火の部屋に隠れましょう。幸い不知火の部屋は近いのでそこに居ればやり過ごせる筈です」
提督「ありがとう不知火!!お前が居てくれて良かった!!」ニコッ
不知火「司令、安心するにはまだ早いですよ。さあこちらに(司令の笑顔が素敵過ぎる……不知火の胸は張り裂けんばかりに高鳴っています)」
『もぉー!!提督はどこに隠れたのー!!気合い!!入れて!!探します!!』タタタッ…
不知火「……足音が遠くなっていく……よし、もう大丈夫そうですね」
提督「はぁぁぁ……ありがとう不知火、本当に助かったよ……」
不知火「いえ。司令をお守りしお助けするのが不知火の役目ですのでこの位大丈夫です」
提督「ははは、不知火にはいつも助けてもらっているもんな。頼りない司令官で申し訳ない」
不知火「……司令、そう自分を卑下するのはお辞め下さい。不知火は司令を頼りない等と思った事は一度もありません。むしろ不知火は司令を頼りにし、絶対的な信頼を寄せています。司令の下で戦える不知火は幸せ者だと自負出来る程です(そして心から大好きです)」
提督「不知火……お前はそんなに俺の事を思ってくれていたのか……」
不知火「はい、嘘偽りはまったくありません」
提督「そうか……俺も不知火の事は艦娘の誰よりも信頼しているよ」ニコッ
不知火「……ありがとうございます。不知火、光栄に思います(え、司令が不知火を誰よりも信頼している!?初期艦の叢雲さんや長門さんよりも不知火を!?ああ!!今まで頑張ってきて良かった!!)」
提督「……今、二人きりだな……」
不知火「?え、ええ……同室である姉の陽炎や黒潮も不在です。それに部屋の鍵は閉めましたし隣や向かいの部屋にも誰も居ませんね」
提督「なあ不知火……」スッ
不知火「な、何でしょうか?不知火に何か落ち度でも?(し、司令の顔がこんなに近くに!?幸せですが凄く恥ずかしい……)」
提督「不知火は俺の事は好きか?俺は不知火の事が好きなんだ……」スッ
不知火「な、何を突然……(司令が不知火を好き!?お、落ち着きなさい不知火……きっと月の間違いよ、聞き間違えに決まってるわ)」ドキドキ
提督「もう一度言うぞ?俺はな、不知火が好きなんだ。愛しているよ……」
不知火「え……あ、愛している……ですか?(こ、告白!?司令から愛の告白をされているの!?)」
提督「ああ、愛している。不知火、お前はどうなんだ……?」クイッ
不知火「し、不知火は……不知火は、その……(司令の綺麗な瞳に不知火が映っている……ああ、何て情けない表情。こんな表情他の人には見せられ無いわ……)」トローン
提督「さあ不知火、お前のその愛らしい口から俺に聞かせてくれよ……」ニコッ
不知火「(普段の司令からは聞けない甘くとろけるような声が、妖しく笑う表情が、不知火の脳を、思考を……ああ、駄目……この司令には逆らえない……)」トローン
不知火「司令……不知火も……司令を愛しています……心の底から……誰よりもどんな人よりも……深く、深く愛しています……」トローン
提督「ふふっ、良い子だな不知火……だが困った子だな、ほら口がだらしなく開いているぞ?それに物欲しげな顔をして……何か欲しいのか……?」クチュッ
不知火「ふぁ……しれぇのゆび……んっ、くちゅ……おいひぃ……おいひぃれす……」ペロペロ
提督「こらこら、指を舐めていては分からないよ?不知火は犬じゃないんだからさ……」
不知火「ひらぬいは……んむ、しれぇの……いぬれふ……もっと、もっと……しれぇがほしいれす……」ペロペロ
提督「やれやれ、仕方のない子だ……聞き分けの無い子は少し『躾』をしてやらないとね」ニコッ
不知火「はい……司令の躾……ご指導ご鞭撻……よろしくです……」
不知火「(……司令……)」
――――――――――――
―――――――――
――――――
不知火「んっ……しれぇ……そこはだめ……です」モゾモゾ
黒潮「……何やもぞもぞ聞こえる思ったら……」ジィー
陽炎「私達、とんでもない物を見てしまっているようね……」ジィー
不知火「ぁん……しれぇの……とても……すごぃ……」モゾモゾ
黒潮「完全に司令はんの夢を見とるな。しかもどえらい夢や」
陽炎「どえらいじゃなくてどエロイ夢みたいね」
黒潮「ぶっふぅ!!姉さんそこでボケんといてよ!!あかん、つぼりそうっ……」プルプル
陽炎「これはまあ……うん、黙っておきましょう。不知火もきっと疲れていたのよ」
黒潮「ぷくく……せやねぇ。不知火もまあ一人の女の子っちゅう訳がよう分かったわ。まあ夢はエロイみたいやけど」プルプル
不知火「だめぇ……しれぇ……しらぬいは……んんっ……」モゾモゾ
陽炎「……」
黒潮「……」
二人『とりあえずムービー撮ってこう』ピロリン
不知火終わり!!
エロかと思った!?残念!!文章を見ての通りエロは書けません!!
くっそ!!この低クオリティだとエロイ人に怒られる!!でも不知火ちゃんには舐めてもらいたい!!もしくは舐めたい!!太ももとか手袋で蒸れた手とか舐めたいわー
さて今回はここまで。アホな妄想に長時間付き合っていただいてありがとうございます。
不知火のエロは脳内で補完オナシャス。ちなみに自分はもう補完しました
んじゃまた今度。
安価マジ難しい
あ、言い忘れてた
本編の投下は今日の夜にでもします。ゆったりとまた投下しますんでよろしくお願いしますわ
さて、またぼちぼち投下していくとしましょうかー
おそらく短いと思われるんでそこん所お願いします
>>112からの続き投下しまーす
~鎮守府・提督執務室~
提督「━━━と言う訳で、長門を第一艦隊に編成する事が正式に決まった。明日からは長門を加えたメンバーで頑張っていこうと思う」
長良「おお~!!」
長門「改めてよろしく頼むぞ皆」ペコリ
夕張「ハイッ!!こちらこそよろしくお願いしますね長門さん」ニコッ
隼鷹「いやぁー!!めでたいめでたい!!漸くアタシ達の艦隊にも念願の戦艦が加わったなぁ~」
赤城「昼夜の砲撃戦での大幅な火力向上、これで海域攻略にも余裕が出てきそうですね」
提督「うむ。とは言ってもすぐに出撃させる訳にもいかないがな。まずは演習や訓練を重ねてからだ」
神通「長門さんを第一艦隊に慣れさせると同時に私達の錬度も高めるため……でしょうか?」
提督「流石神通。備えあれば憂いなしってな。戦いにおいて艦隊同士の連携が上手くとれるかが勝敗を大きく分けるからな」
長良「うんうん!!チームワークは大事ですよね!!分かります分かります!!」
赤城「となりますと南西諸島海域の攻略は一旦中止になりそうですね」
提督「そうだな、一旦中止だ。これから少しの間は資源の備蓄と演習、訓練を中心に行う。上にもそう申請しておいたから緊急の出撃以外はこのスケジュールで大丈夫だろう」
夕張「提督、何でこんなに仕事が早いのでしょうかね?長門さん何か知っています?」ヒソヒソ
長門「考えられるとしたら今回の件に提督の恩師である元帥殿が関わったからだろう。必死の形相で書類やら何やらを終わらせていたからな」ヒソヒソ
夕張「ああ~……なるほど、納得しました。まあ提督の事だから『元帥さんにまたお世話になってしまったぁ~』とか『自分が情け無い~』とか騒いだんじゃないですか?」ヒソヒソ
長門「……よく分かったな、夕張の言う通りだ。当てはまり過ぎている位だぞ」ヒソヒソ
隼鷹「提督ってば変な所で繊細と言うかさ、無駄に自分を追い込む節があるよな~」ヒソヒソ
長良「それでいきなり落ち込んで卑屈になっちゃうから困ったもんですよね。それ以外は基本的に良い人なんですけど」ヒソヒソ
提督「それで燃料を増やすためにはだが良ければ誰か意見を───」
神通「タンカー護衛などはどうでしょうか?少し時間は掛かりますが遠征隊の皆さんの成功次第では大量に燃料を確保出来ますので───」
赤城「燃料と同時に弾薬の確保も出来る鼠輸送作戦も良いかもしれませんね。長門型ともなると弾薬の消費も───」
提督「なるほど。なら遠征部隊の旗艦である那珂や天龍にもこの事を報告して───」
夕張「今日の提督、いつになく真剣ね……(仕事をしている時の提督の横顔、かっこいいなぁ)」ポー
隼鷹「提督がこんだけ頑張ろうとしている事だし、アタシ達も期待に応えられるよう頑張らなきゃな」ヒソヒソ
長良「そうですね!!私達で司令官に最っ高の勝利をあげちゃいましょう!!」ヒソヒソ
長門「ふふふ、良い艦隊になりそうだな」
提督「お~ま~え~ら~!!」
4人『ひぃっ!!』ビクッ
提督「二人と真面目な議論をしている隙になぁにをひそひそと話しているのかなぁ~?」ニコニコニコニコ
夕張「べ、別に無駄話していた訳では無いですよ?ね、皆!!」
長良「は、ハイッ!!司令官が頑張っているから私達も頑張ろうって話してました!!」
提督「本当かぁ~?」ジトー
隼鷹「嘘じゃないからな提督!!一致団結!!一生懸命!!アタシ達は精一杯頑張るってな!!」
長門「う、うむ(まあ嘘では無い……はず)」
提督「まったく、本来なら叱ってやる所だが……今は皆のその気持ちはありがたいな。頼りにしているからな4人共、もちろん赤城に神通もな」ナデナデ
夕張「!!えへへ……提督くすぐったいですよ~」
長良「ああー!!夕張だけずるいー!!司令官、私も頭撫でて下さいよー!!」ガバッ
隼鷹「いいねぇ~アタシも便乗しちゃうとしますか~!!」ガバッ
提督「ぬぐぉ!?お前らやめっ……!!」
神通「……て、提督!!し、失礼致します!!えいっ!!」ガバッ
提督「ひぐぅ!?じ、神通お前までぇ~!!」
赤城「なるほど、ここは流れに乗った方が良さそうですね……では私も提督に抱きついちゃいましょう」ギュー
夕張「ちょっと皆して~!!子供みたいな事は止めなさ~い!!」ガバッ
提督「ごふぅ!?そ、そう言う夕張だって抱き付いて、イタッ!!だ、誰か太ももつねっただろ!?てか女の子何だから少し恥じらいを持ってだなぁ!!」
『おお!?司令官って意外と筋肉ありますね!!』
『ああ~提督の腕逞しいなぁ~……こりゃ一度抱き締めてもらわないと』
『提督の匂い……お日様のような香りがして落ち着きます』
ワイワイガヤガヤギニャー
長門「やれやれ……何だか頭が痛くなってきた」
───────────
────────
─────
長門「ハッ、ハッ、ハッ……」タタタッ
長門「ふぅー……うむ、やはり砂浜での走り込みはいいな。鍛えられている感じがたまらない」
長門「(日もまだ登らない静かな夜明け前、しんみりとした雰囲気で響くのは私の足音と波音だけ)」
長門「(賑やかな鎮守府も好きだが真逆である静寂も悪くないな)」
ザザー……ザザー……
長門「(もうすぐ夜明けか、今日も1日頑張らなければな。まずは提督を起こして皆の朝食の準備、そして外掃除も済ませてそれから───)」
???「フゥ、チョット早ク着スギタカシラ?マダ夜明ケ前ミタイネ、確実ニ提督モ寝テル時間帯ダワ」ザバァ
???「……オ姉チャンガワガママ言ウカラ……ワタシハユックリデイイッテ言ッタノニ……」ザバァ
???「アラ、アナタダッテ戦闘ノ時ヨリ目ヲ輝カセテ乗リ気ダッタジャナイ。本当ハ提督ニ会イタクテシカタナカッタノデショウ?」ニヤニヤ
???「…………」ペチペチペチペチ
???「アン、図星ダカラッテ触手デ叩カナイデヨ。クスグッタイジャナイ」
???「オ姉チャンノ馬鹿……提督ニイジメラレタッテ言ウモン……」
???「ア、ソレハ勘弁シテ!!提督ニ怒ラレチャウ……ッテアラ?」
長門「」ポカーン
???「貴女ハ提督ノ艦娘ネ?コンナ朝早クカラ訓練ゴ苦労様。デモ初メテ見ルワネ、新人サンカシラ?」ニコニコ
???「ネエオ姉チャン……コノ人ジャナイカナ……提督ガ言ッテイタ自慢シタイ子ッテ……」
???「フゥーン、貴女ガネェ……見タ所戦艦ノ子ミタイダケド、ッテ戦艦!?」ガシッ
長門「」ビクッ
???「アノ子ヨウヤク戦艦ガ手ニ入ッタノネ!!ココノ鎮守府ッテ駆逐艦ノ子達バカリデ私ダケシカ戦艦ガ居ナカッタから寂シカッタノ~!!マア皆可愛イカライイケド……トニカク!!コレカラ同ジ戦艦同士仲良クシマショウネ!!ソウダ、貴女名前ハ?」ニコニコ
長門「あ、え、な、長門だ」
???「長門ッテ言ウノネ、私ハ戦艦『ル級』ヨ。ソレデコッチノ可愛イ子ガ空母『ヲ級』私ノ可愛イ可愛イ妹ナノ」
ヲ級「ヲ……私ガヲ級、ヨロシクネ長門サン……オ名前、教エアッタラオ友達ッテ提督ガ言ッテタノ……握手シヨ握手」スッ
長門「お、おお(この触手、海水で濡れていて冷たい……)」ニュルッ
ル級「私達提督ニ会イニ来タノ、提督ハマダ私室デ眠ッテイルノカシラ?」
長門「あ、ああ、えっと、おそらく自室で眠っているはずだぞ」
ヲ級「ヤッパリ早スギタネオ姉チャン……」
ル級「ソウミタイネェ……トリアエズ食堂デユックリ待タセテモライマショ。後一時間モシタラ起キルデショウカラ」
ヲ級「ヲ……私コーヒー飲ミタイナ……」
ル級「ウン、イイワネソレ。早速食堂ニ行キマショウ。長門サンモドウ?提督ニ習ッタカラコウ見エテ上手ナノヨ私」
長門「そ、そうなのか……それじゃあ戴こうかな」ニコッ
長門「ってなるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」クワッ!!
ヲ級&ル級『!?』ビクッ
長門「貴様ら深海棲艦が何故ここに居る!?そして何故提督の名を知っているのだ!?それに人語まで流暢に話している上に凄く馴れ馴れしい!!貴様ら何者だ!?」バッ
ル級「何者ッテ深海棲艦ダケド……?」
長門「それくらい見れば分かる!!くそっ奇襲を許すとは情け無い!!色々聞きたい事はあるが……まずは貴様らを止める!!私の命を掛けてでも鎮守府へは行かせない!!」
ヲ級「……オ姉チャン、長門サン凄ク怒ッテルヨ……ドウシヨウ……」ビクビク
ル級「コ、困ッタワネェ……提督ッタラ私達ノ事ハ長門サンニ伝エテイナイミタイダシ……ア、アノ長門サン?別ニ私達ハ鎮守府ヲ奇襲シニ来タ訳ジャナイノヨ?ホ、ホラ艤装モ解除シテルシ敵意モナイワ?」アタフタアタフタ
長門「……」ジリジリ
ル級「ア、駄目ダワコレ。全然話ヲ聞ク気ガナイワ」
長門「長門型戦艦の誇りと提督の御身の為……行くぞ深海棲k『ああー!!長門さんおはようございまーす!!相変わらず早いですねー!!』
ル級「!!助ケ舟ガ来タワ!!長良チャン助ケテー!!」
長門「ッ!!長良下がれ!!この深海棲艦、お前の名前所か提督の事も知って『あ!!ル級さんにヲ級ちゃんおはようございます!!何か久しぶりですねー!!元気に訓練してましたかー!!』ちょっ、長良?」
ヲ級「長良チャンオハヨウ……イェーイ……」パチンッ
長良「いぇーい!!ヲ級ちゃんも調子良さそうで安心安心!!また今度対空戦の訓練に付き合ってね♪」
ヲ級「ウン……長良チャンノタメナラヲ級、頑張ル」フンスッ
長門「あれ?な、長良?そいつらは深海棲艦で───」
長良「ル級さんも相変わらず強そうで羨ましいなぁ~。最近ふらぐしっぷ?でしたっけ、あれになれたんですよね?いいなー私も強くなりたいなー」
ル級「フフフ、長良チャンダッテカナリ強イジャナイ。私ヲ一撃デ中破二シタ軽巡ハ長良チャンダケナノヨ?ッテソレヨリオ願イガアルノダケレド……」
長良「?何ですか?あ、分かりましたよ!!司令官を呼んで来いって事ですか!!でも残念ながら司令官はまだ寝てますねぇ……」
長門「長良!!」
長良「ひゃあ!?な、何ですか長門さん?え、どうして怒っているんですか?」
長門「お前が今話しているのは我々の敵である深海棲艦だぞ!!危険だから今すぐ離れるんだ!!」
長良「?え、敵ってル級さんとヲ級ちゃんは私達の……あっ」
長門「?」
長良「司令官~!!まぁた長門さんに大事な事を教えてないなぁ~!!」プルプル
長門「だ、大事な事……?」
長良「んもぉ!!司令官はいっつもいっつもこうなんだから!!長門さん!!今すぐ司令官の所に行きましょう!!叩き起こして司令官の口からル級さん達の事は直接聞いた方が良いです!!」
長門「え?あ、うん……長良がそう言うなら……うん」
ル級「ト、トリアエズ助カッタ……ノカナ?」
ヲ級「長良チャン……スゴイ剣幕……ヲ級怖クテチョット泣キソウ……」ビクビク
長良「ル級さん達も一緒に来て下さい!!ついでに司令官を叱ってくれると助かります!!」
二人『ア、ハイ』
~鎮守府内・提督私室~
長良「司令官!!おはようございます!!朝です!!早く起きて下さい!!」バァンッ!!
提督「ふがっ……んむぅ……後五分だけ寝かせて……ちゃんと皆のお弁当も作るから……」モゾモゾ
長良「ヲ級ちゃん、やっちゃって」
ヲ級「ン……提督朝ダヨ、長良チャン凄ク怖イカラ早ク起キテ起キテ」ニュルニュル
提督「んひぃ!?つ、冷たっ!?何か冷たくてヌルッとしたモノが俺の背中にぃ!?」ガバッ
長良「おはようございます司令官」ニコッ
提督「んだよもぉ……長良お前背中にこんにゃく入れるとか食べ物の神様に怒られる……ってあら?」
ヲ級「……ヲ、提督オハヨウ……ヲ級ダヨ……」
提督「ヲっちゃんじゃないか!!んじゃこの冷たいのはヲっちゃんの触手かよ~。悪戯するなんて悪い子だなぁこのこの~」ワシャワシャ
ヲ級「ンゥ……」
ル級「チナミニ私モ居ルノヨ提督」ヒョコッ
提督「おお?ル級姉さんも居たのか。いやぁごめんごめん、まさか今日来るとは思わなかったよ。何も準備してなくてごめんな、ちょっと待っててくれ。今から飯でも作る『しれいかぁん!!そこに立ちなさい!!』ハイッ!!すみません!!」シュタッ
長良「今から飯でも作るよ~じゃないですよ!!このお二人と長門さんを見て何か思う事はないんですか!?」
提督「へ?長門と二人を見て……?」ジィー
長門「……何が一体起きているんだ……」困惑気味な表情
ル級「アハハ……」苦笑い
ヲ級「ヲ?」可愛い
提督「………………………あっ、着任したての長門にル級姉さんとヲっちゃんの説明してない」ボソッ
長良「大正解です司令官!!そしてこれはご褒美です!!」スパァンッ!!
提督「げふぅ!!すんませっ!!本当にすんませっ!!」ズザァ!!
ル級「長良チャンコワァー……」
とりあえず今日はここまで!!
続きはまた近い内にでも投下しに来やす!!
この深海棲艦の子達も基本的にほんわかとした鎮守府の餌食になっています。シリアス?何それ美味しいの~?
川内さんを育成する作業楽しいれふ!!
今回で艦種の偏りはいけないと思い知った
更新待ってまーす
仕事かな?
無理して体壊すなよ~
ぬわぁぁぁぁぁん、疲れたもぉぉぉぉぉん!!
仕事ばっかりでイライラするわい!!俺はSS書きたいの!!お仕事したくないのぉ!!
てな訳で今日は安価でもやろうかなと思います!!
>>257
>>258
の艦娘で何か書きます!!
>>254さん
待たせて本当にすみません、今日からまた少しずつ頑張らせてもらいますのでよろしくです
>>255さん
ご心配ありがとうございます!!体だけは丈夫なので頑張りますわ!!
後この間は更新出来なくてすみません。社畜に休みはなかったんや!!
北上さんで
電ちゃん
>>257
北上様了解!!
今回のイベントでは大活躍していると聞く北上様!!
雷巡は艦これにて最強、覚えておけ(偏見あり)
>>258
電ちゃん了解!!
二回も選ばれるとは流石電ちゃんやでぇ……E―2では雷ちゃんと頑張ってくれました
やっぱり駆逐艦は最高だぜ!!
更新は仕事が終わってからなので夜にでもまた来ます。
遅くなりもうした、今から投下を始めます。
安価なのでペースは遅いかもですがよろしくです。
てかAL作戦が地獄だったからMI作戦ヤバ過ぎワロタになるかと思ったがそんな事なかったぜ!!
サクサクE―5まで進めたんですが何か怖いですねぇ……赤城さん達に最高の勝利を与えるために資材で殴りまくろう
北上「うへ~提督ただいま~」ガチャッ
提督「ああ、北上お帰り。今日もお疲れ様だったな」
北上「本当疲れたよー久しぶりの出撃だったからちょっと気合い入れすぎたわー。提督の扇風機貸してーあっついんだよぅ」ボスンッ
提督「良いぞ、そこに置いてあるから自由に使ってくれ……ってもう動く気力も無さそうか、仕方ないな」
北上「提督ありがとね」
提督「何の何の。頑張っているお前達のためだ、この位なんてないさ」カチッ
ブゥ~ン……
北上「あ~あ~~……いいねぇ~痺れるねぇ~……きもぢいいいいいねぇ……」グタァー
提督「それは何よりです北上様。さて俺は職務の続きでも『ねぇていとくぅ~……』今度は何ですか北上様ぁ?」
北上「上着とスカートも脱がせて~……もう動くのだるくってさぁ~……」グタァー
提督「はいはい、北上様は本当にだらしないな。ほらスカート脱がせるから腰浮かせて」
北上「ん~……あぢぃ~……」モゾモゾ
提督「だらしなさすぎると人間駄目になるぞ?」
北上「そん時は提督が助けてくれるっしょ?期待してるよっ」グタァー
提督「何の期待だよったく……」
球磨「提督!!第三艦隊帰投したクマ!!見事に遠征大成功で資材もたんまり貰えたクマ……」ガチャッ
提督「お、球磨も帰投したかお疲れ様」※スカートを脱がせている途中
北上「球磨ねぇお帰り~……」※汗と赤らめた表情で脱がされている状態
球磨「……ヴォオ!!く、球磨の妹の純潔は渡さんクマァ!!」ドゴォ!!ペチペチペチペチ
提督「でぷち!?」ズザァ!!
北上「ちょっ、あてっ、何であたしも!?でも球磨ねぇ優しい!!」
球磨「……」クマママママ……
提督「ず、ずいばぜん……ごべんなばい……」グスッ
北上「ご、ゴメンね?あ、あたしが悪かったかなぁ~って……えへへ……」
球磨「球磨はおこだクマ!!激おこぷんぷん丸だクマ!!二人は執務室をどんな場所だと思っているクマ!?」プンスカプンスカ
提督「お仕事をずる場所でず……スカートを脱がずびょうな場所でばないでず……」
球磨「そうだクマ!!スカートを脱がせてだらけさせる場所じゃ無いクマ!!」
提督「はい……球磨姉さんの仰る通りに御座います……」
北上「あはは……」
球磨「北上も北上クマ!!女の子が異性にむやみやたらに素肌を見せちゃ駄目クマ!!」
北上「いやぁ~提督なら良いかなぁって……いっつも洋服とか着替えさせてもらってるし」
球磨「クマァ!?ね、姉ちゃん衝撃の言葉を聞いてしまったクマ!!」
球磨「それは本当クマか提督!?」
提督「は、はいぃ……ほぼ毎日北上が俺の部屋に来て着替えさせてやったり髪を解いてやったりしてますぅ……あ、三つ編みも上手くなっただろ?頑張って練習したんだ」
北上「うんうん、本当上手になったよね。あたしより上手いと思うよ」
球磨「ヴォオオ!!」パシィンッ!!
提督「何で俺だけ!?」ズザァ!!
球磨「い、いかんクマ!!北上目を覚ますクマ!!提督だって掃除洗濯家事親父の完全に主夫の鏡で女みたいな奴だけど生物学上一応男だクマ!!」ユサユサ!!
北上「あぇぇぇぇぇ……く、球磨ねぇ揺らすの止めてぇぇぇぇ……」
球磨「男は狼って姉ちゃん教えたの覚えているかクマ!?提督だってもしかしたらムラっときて襲うかもしれないクマよ!?」
北上「ん~……あたし、提督だったら別に良いけどなぁ~……将来楽出来そうだし出世もしてるし……あ、ほら結構顔も悪くないでしょ?」
球磨「そ、それは確かに悪くないクマ……じゃない!!姉ちゃんは二人は付き合ってすらいないのにそんな肌を見せ合う関係は早いって言っているクマ!!」
提督「く、球磨さん……」
球磨「何だクマ!!」
提督「俺は別に間違いとか起こさないですから……頼ってもらえて嬉しいのと世話をするのが好きな感情が一番だから……それに」
球磨「?」
提督「北上だってまだ子供何だから幼い娘の下着姿や裸を見ても劣情なんて湧かないって……」
北上「むぅ……」
球磨「おい待てコラクマ……」クマママママ……
提督「はい?」
球磨「誰の妹の身体が魅力的じゃないだって……?」クマママママ……
提督「え、言ってない言ってない!!一言も言ってないし!!」
多摩「言ってないにゃ」
木曾「ああ、言ってないな」
球磨「北上はずぼらなように見えてお肌のスキンケアとか何か良く分からん事は欠かさずやっているクマ!!料理も出来るし駆逐艦の面倒だってしっかり見る良い子だクマ!!」
北上「ちょっ、球磨ねぇ待って恥ずかしいから……」
球磨「こう見えて意外と女子力の塊だって皆から言われているクマ!!提督の前ではずぼらな振りして甘えてるだけクマ!!素直に甘えるのが恥ずかしい恥ずかしがり屋で可愛いんだクマ!!」
北上「…………」カァァァ
多摩「真っ赤っかだにゃ」
木曾「ああ、真っ赤っかだな」
球磨「それにほら見ろクマ!!」バッ!!
球磨「普段から見慣れているかも知れないクマけどこのお腹の張りと触り心地!!提督のために腹筋運動を欠かしていない証拠だクマ!!」
北上「いやぁ……く、球磨ねぇやめてぇ……」カァァァ
多摩「球磨ねぇの追い討ちが凄まじいにゃ」
木曾「ああ、凄まじいな」
提督「あ、あの一つ良いでしょうか……」
球磨「うむ許すクマ!!」フンスッ
提督「球磨さんは俺に北上様を性的な目で見ろと言いたいのでしょうか……?」
球磨「はぁ?んな事あるわけ……あっ」
北上「ひくっ……球磨ねぇのばかぁ……せっかく秘密にしてたのにぃ……」グスッ
多摩「あれは酷いにゃあ……多摩ねぇは北上の味方だから安心するにゃ。北上の秘密は絶対にばらさないにゃ」ナデナデ
木曾「北上姉さんも災難だったな。ほら泣き止んでくれよ」ナデナデ
球磨「…………」
提督「…………」
球磨「球磨、やっちまったクマ?」
提督「多分、相当かと」
球磨「あああああああ!!北上ごめんなさいクマァァァァァァァ~!!」
※この後、球磨は二週間口を聞いてもらえませんでした。
北上「提督~また休みに来たよ~」
提督「ああ、北上。お疲れ様」
北上「お膝借りるよっと……へへっ、あたしの特等席だもんねー」
提督「はいはい」
でもお陰で素直に甘えられるようになった北上様でした
北上様終了!!
一旦休憩、ちょっとコンビニに行ってきます。夜食を片手にSSとは贅沢っすなぁー。
次は電ちゃんですね、どんな話にしようかなぁ……
ゴロゴロ……ピシャァン!!
提督「うおっ、今のは近かったなぁ……しかし参ったな、買い物途中でこの雨とは……」
電「ほ、本当ですね……今日は良いお天気だって天気予報では言っていたのに……」
提督「全く、あの気象予報士の言っている事は相変わらずあてにならないな……電、ちょっと濡れちゃったな」
電「えへへ、ご心配ありがとうなのです……でも大丈夫なのです。この位へっちゃら……くしゅんっ」
提督「こらこら、女の子が身体を冷やすのは良くないぞ。俺のタオルで良ければこれで拭きなさい」スッ
電「司令官さん……司令官さんはとても優しいのです。ありがたく使わせてもらいますね」ニコニコ
提督「なぁに気にしないでくれよ、電の体調を管理するのも俺の仕事だしな。それに買い物に突き合わせた俺のせいでもあるし」
電「でも司令官さんとのお買い物はとてもとても楽しいのです!!皆が優しく話し掛けてくれるから電も凄く嬉しいのです!!」
提督「ははは、電は皆から可愛がられているからなぁ。今日だって魚屋のじいさんや八百屋の大将、駄菓子屋の婆さんから色々貰っていただろ?」
電「はい!!飴にお菓子にお野菜にお魚に……いっぱいいっぱいもらえました!!」キラキラ
提督「良かったな電」ナデナデ
電「くすぐったいですよぉ司令官さん……」テレテレ
提督「おっとすまんすまん。濡れた髪を触られるのは嫌だよな、悪かったよ」
電「(電は別に嫌じゃないのですけどね……)」
電「あ、司令官さん。お婆さんから貰った飴、食べませんか?」
司令官「お、良いのか?それじゃ頂くよ。ドロップか、懐かしいなぁ……」カランッカランッ
電「それは……ハッカ味ですか?」
提督「みたいだ。小さい頃は苦手で良く残していたんだが今じゃ一番好きな味かも知れないなぁ……んっ、うまい」コロコロ
電「電もハッカ味はちょっぴり苦手なのです……」
提督「何で小さい子は苦手なんだろうな……まあ普通に食べ慣れていない味だろうし、イチゴ味やメロン味の方がうまいからかなぁ~……電は何が好きなんだ?」コロコロ
電「レモン味が一番好きなのです。ちなみに暁ちゃんはイチゴ味で響ちゃんはメロン味、雷ちゃんはリンゴ味って言っていました」カランッカランッ
電「あ、イチゴ味ですか……これは暁ちゃんの為に残しておくのです……」コロンッ
提督「電は姉思いだな」ニコニコ
電「どうせなら皆で仲良く食べた方がきっと楽しいし美味しくなるのです。だから皆が好きな味は残しておくのです」ニコッ
提督「どんだけ良い子なんだ電ちゃん~!!お前が俺の艦娘で本当に誇らしいぞ~」クシャクシャ
電「はわわっ!!び、びっくりしちゃうから急に撫でちゃ駄目なのですぅ!!」
提督「びっくりしない程度に優しく撫でれば問題ない……ってあら?」
電「そう言う問題でもないです……ってあ!!」
ピチョンッ……ピチョンッ……
提督「おお!!晴れた!!いつの間にか晴れてるじゃないか!!」
電「司令官さんとお話ししていたから気付かなかったのです……」
提督「電の日頃の行いが良いからお天道様も微笑んでくれたんだな!!流石電ちゃん!!マジ天使!!」
電「か、からかわないで下さいよー!!」
提督「ほら虹まで掛かってるぞ電ちゃん!!縁起が良いもん見れたなー」
電「もぉー!!司令官さんは意地悪さんなのです!!鎮守府に帰ったら長門さんに叱ってもらうのです!!」
提督「あ、すみません勘弁して下さい!!何でもします(ry」
短いけど電ちゃん終了!!
コンビニに行ってサクマ式ドロップスをつい買ってしまった
今も昔もハッカ味が大好きです
とりあえず今回はここまで
次回の更新はなるべく近い内にやりたいと思います
ではコメントや閲覧ありがとうございました。イベントの期間も残り僅かとなりましたので皆さん頑張っていきましょう!!
所でほっぽちゃんはいつ仲間になりますか?
紐パンはけしからんのでおじさんが面倒を見てやらねばなりませ(ry
ドモー、E―5の潜水艦=サンに連続でナムアミダブツされている1です
マジあいつら陣形関係ないだろってレベルで当ててきますなぁ……消えて無くなればいいのに(白目)
明日、と言うか今日の夜に本編を投下しにきます
そんだけッス、サヨナラ!!
今回はE―5クリアだけを目指そう、磯風ちゃんごめんちぃ
フラソはハイパーズ並みの雷装値だからな
しかも耐久も装甲も高いから中破させるのもまず無理ときたもんだ
カタログ値も鬼な上に、補正がかかっているだろと信じてしまうぐらいの鬼命中
フラソの耐久と装甲? いえ、知らない子ですね……
ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/114204.jpg
駆逐に三式ソナー持たせて対潜陣形とって中破狙いで2回めの雷撃の数を出来るだけ抑えるのがポイントかと。
ちっす、投下しにきました。
今日はちょっぴり短めの投下になると思いますがよろしくですオッスオッス
>>279
はぇ~そんなに強いんすねぇ~……それだったら陣形無視してウチの鈴熊を大破にさせる訳だわ。
イオナカムバック!!
>>280
やっぱり命中率おかしいっすよね!!
単横でバンバン当てるとか意味分からんもん!!チートやチート!!
>>281
一応三式ソナーは持たせているんですけどねぇ……一巡目で「ほげっ、ほげぇぇぇぇぇぇ!!」ってなるんですわwww
まあ運良く進んでもその後の夜戦マスでやられるんですけど!!
コメントありがとうございます、すっげぇ励みになります。これからもよろしくです
んじゃ次から始めます
>>248からの続き
~提督事情説明後~
長門「ほぉ、なら二人は提督に深海棲艦の布陣や戦力、その他機密情報を定期的に知らせてくれているのか」
ル級「ソッ、私達ハ提督ノタメニスパイ活動ニ勤シンデイルッテワケネ」
ヲ級「ヲ級ハスパイ……提督、ヲ級カッコイイ?」
提督「おーおー、ヲっちゃんは可愛くてカッコイイぞー」ナデナデ
長良「ヲ級ちゃんカワイイー♪」ナデナデ
ヲ級「エッヘン……」フンスッ
長門「しかし何故そのような事を?味方の深海棲艦を裏切って仇敵でもある私達『艦娘』に何故味方したんだ?」
ル級「ソウネェ、色々理由ハアルノダケレド一番ノ理由ハ……ウン、提督ガ好キダカラヨ」クスクス
長門「そ、それが一番の理由なのか?」
ル級「アラ長門サン、愛ノ力ヲ侮ッテハ駄目ナンダカラ。彼ノ、提督ノ役ニタテルナラドンナ危険ナ事モヘッチャラニナルノヨ。ヲ級ダッテソウ、私ヲ好イテイル以上ニ提督ノ事ヲ好キダカラ頑張ッテイルノ」
ル級「ココニハ私ノ欲シカッタモノガ全部アルワ。笑顔ガ溢レタ温カナ場所、心カラ愛シク思ッテイル彼ガ居ル場所……暗クテ冷タクテ寂シイ深海ニハナイモノヲ与エテクレル……ソンナ鎮守府ト提督ガ大好ダカラ」
ル級「ソレニ提督ニハ命ヲ救ッテモラッタ恩ガアルカラネ、私モソノ恩ヲ少シデモ返シタイノ」ニコッ
長門「そうか……あの時はすまなかった、少し気が動転してしまってな。私があそこできちんと話を聞いておけば良かったんだが……許してくれ」ペコリ
ル級「フフフ、別ニ良イワヨ長門サン頭ヲ上ゲテ。私トヲ級チャンモ気ニシテナイカラ。逆ニ安心シタワ、提督ヲコンナニモ大切ニ思ッテイル艦娘ガ居テネ♪」クスクス
長門「う、む……何だか気恥ずかしいが……まあ改めてだ。私は長門型一番艦、戦艦『長門』だ、これからよろしく頼むぞル級」スッ
ル級「エエ勿論ヨ♪同ジ戦艦同士仲良クシマショウ♪」ギュッ
ヲ級「提督、ヲ級オ腹スイチャッタ……アレ食ベタイナ……」
ル級「ア、アレナラ私モ食ベタイワ~提督ノアレッテ凄クオイシイノヨネー。シカモカワイイシ♪」
提督「ああーあれな!!良いぞ、すぐに作ってやるさ。長良も食べるか?お詫びとお礼を兼ねて作るぞ?」
長良「別にもう怒ってはないですけど……訓練してお腹空いたしいただいちゃおうかな」
提督「よし来た!!さぁて腕がなるぞ~!!我が優秀な艦娘長門よ、ル級姉さん達に美味い物を食べさせてやろうな!!」
長門「そう来るかと思っていたよ……だが私は何を作るか知らんぞ?」シュルシュル
長良「(あ、司令官が長門さんにプレゼントしたエプロンだ。凄く自然な動作でエプロン着ちゃってるなぁ……長門さんもついに毒されたかぁ~何か変に感染していくなぁ司令官の家事好きって)」
ル級「(ナニアノエプロンスッゴク可愛イ、長門サン似合イ過ギデショ。ト言ウカ見タ目トハ裏腹ニ意外トオ料理出来ルノネ……口ニハ出セナイケド)」
ヲ級「提督ノゴ飯……早ク食ベタイナァ……♪」ワクワク
提督「えっとな、ル級姉さん達は『お子様ランチ』が大好物なんだ」コソコソ
長門「何だそれもの凄く可愛いんだが。ヲ級はともかくル級もそうなのか、意外過ぎる」コソコソ
提督「だろう?ハンバーグに星形の人参、ふりかけご飯には国旗を付けてやると喜ぶんだ。更にプリンが付いていたら更に喜ぶ」コソコソ
長門「よし提督、私のおやつにする予定だったビッグ・7プリンを出そう!!そしてお皿は一番可愛いキャラ物を!!さあ提督!!腕によりをかけ愛情を込めて調理開始だ!!」ガシッ
提督「ああ!!作る以上手は抜かない!!長門と俺のコンビネーション、今見せてやろう!!」ガシッ
『うおおおおおお~!!作るぞおおおおおお~!!作っちゃうぞおおおおおお~!!』
長良「何か異常なテンションになってるよあの二人……」
ル級「本人達ハモノ凄ク楽シソウダシソットシトキマショウ長良チャン」
ヲ級「ウン……ソレガイイト思ウナ……」
─────────────
──────────
───────
ヲ級「ケフッ……ゴチソウサマデシタ……」ペコリ
ル級「ゴ馳走様デシタ♪イヤァ~長門サン凄イワネ、マサカ提督並ニオ料理ガ出来ルダナンテ驚イタワ」
長門「お粗末様だ。まあここに着任してから艦娘らしい事はさせてもらえずに家事全般を手伝わされているからなぁ、嫌でも覚えてしまうさ」チラッチラッ
提督「さ、さてと!!そろそろ鳳翔さんと間宮さんも起きてくるだろうし朝食の下準備でもしておこうかなぁ~っと!!皆の食器下げますね~長門はゆっくりお話ししていて下さ~い」ソソクサ
長良「あ、司令官が逃げた!!」
長門「ふふっ、少し訂正をするが嫌だと言うのは冗談だぞ提督ー。私自身も提督と同じように家事の手伝いを楽しんでやっているからなー」
『おーう、長門ならそう言ってくれると思っていたよー。いつもありがとうなー頼りにしてるぞ長門ー』カチャカチャ
長門「やれやれ、本当に調子が良い人だ」ニコニコ
二人『…………』ニヤニヤ
長門「?何だ長良とル級、何をニヤニヤとしている?薄気味悪いぞ二人共……」
長良「いやぁ、ねえル級さん?」ニヤニヤ
ル級「ンフフ、ソウネェ長良チャン?」ニヤニヤ
長門「わ、私が何かしたのか?面白い事をした覚えはまったく無いのだが……」
ヲ級「……長門サント提督……二人ノ会話ヲ聞イテルト……絵本デ読ンダ……エット……『ジュクネンフーフ』ッテ言ウ人達ノ会話ミタイ……」
二人『ぶふぅ!!』ガタガタンッ
長門「…………………へ?」
ル級「チョットヲ級チャンフフ、ソンナハッキリトイヒヒ、言ッチャ駄目ヨンフッ!!」プルプル
長良「止めてヲ級ちゃん……お腹痛いからぁふくっ……」プルプル
ヲ級「……?ヲ級、変ナ事言ッタカナ……?オ腹大丈夫長良チャン?ナデナデスルヨ……?」ワタワタ
長良「大丈夫、大丈夫だよ……まあ言ってないけどね……言ってないけどはっきり言われたら笑いが……」プルプル
ル級「純粋ナ子ナンダカラ……ヤラレタワヨヲ級チャン、グッジョブヨグッジョブ」プルプル
ヲ級「……?」
長門「わた、私と、て、てててて提督ががが、ふ、ふふふ夫婦だだだと?あは、あははは!!おか、おかしな事を言うなヲ級!!」
長門「ふ、夫婦だなんてお前達そんな……そんなお前達……夫婦と言うのは結婚して……一緒に生活を……」ポー
提督『今日は良い天気だな、絶好の洗濯日和だ!!さあ長門、今日も1日頑張ろうな!!』
提督『長門、新しい料理に挑戦してみたんだが……長門の口に合うかな?』
提督『美味い?はぁー良かった、口に合うなら頑張った甲斐があったよ。待たせてごめんな、さあご飯にしようか』ニコッ
提督『今日もお疲れ様長門。布団も干してふかふかにしておいたぞ、これならぐっすりと眠れそうだな』
提督『ん、おいで長門。明日も一緒に頑張ろうな……ああ、勿論俺達夫婦はこれからもずっとずっと一緒だ。愛してるよ、長門』
長門「…………………う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!」ダダダッ!!
二人『あっはっは!!もう駄目ぇ~!!』バンバンッ!!
提督「な、何だ今の叫び声!?敵襲!?え、何があったの!?」
ヲ級「……ヲ?」
短いけど今日はここまで。
続きは明日の夜にまたきます
俺は今からE―5に殴り込みに行って参ります。後三回頑張ればええんや……うわぁ、頑張ろう
んじゃまた明日。
所で清霜さんドコー!!おじさんが戦艦にしてあげるからはよ出てきてー!!(ゲス顔)
さあ今日もちょびっと投下していきますよー
このまま投下のペースを保っていきたいねぇ……頑張ろう
さて清霜さんが見つからないんですがそれは……長門や陸奥さんは既に持っているんですよ!!
銀背景とか嘘やん……
ル級「ソレジャア長門サン、ヲ級チャンヲオ願イスルワネ。ヲ級チャンモ長門サンノ言ウ事ハチャント聞クノヨ?」
ヲ級「ウン、分カッタ」
提督「ル級姉さんとの情報交換が終わり次第呼ぶからそれまでよろしくな」
長門「ああ、任された」
提督「んじゃまた後で。場所は執務室でいいよなル級姉さん」スタスタ
ル級「エエ、提督ガヨケレバドコデモイイワヨ」スタスタ
長門「さて……」チラッ
ヲ級「……」ポケェー
長門「そうだなぁ……ヲ級、何かやりたい事はあるか?」
ヲ級「ヤリタイ事……エット……ント……オ絵描キ……シタイナ……」
長門「お絵描きか、よし分かった。すぐにスケッチブックと色鉛筆、後はクレヨンも持って来よう。すまないが少しここで待っていてくれ」タタタッ
ヲ級「ウン……イッテラッシャイ……」フリフリ
ヲ級「……」ポケェー
不知火「……あら、ヲ級さんではないですか。おはようございます」ペコリ
ヲ級「……不知火チャン……オハヨウゴザイマス……」ペコッ
不知火「お久しぶりですね、一週間ぶりでしょうか。今日はお一人で来られたのですか?」
ヲ級「ウウン……ル級オ姉チャント来タヨ……今提督ト大事ナオ話シニ行ッテルノ……」
不知火「そうですか、また深海棲艦の配置等を聞いているのでしょうね。朝食は済まされましたか?今から軽く作ろうと思っているのですがヲ級さんもご一緒に如何です?」
ヲ級「大丈夫……提督カラオ子様ランチ作ッテモラッタカラ……ヲ級オ腹イッパイダヨ……」
不知火「なるほど、分かりました。もう少しすれば他の子達も起きてくるでしょうからヲ級さんはそれまでゆっくりとしていて下さい。では失礼致します」ペコッ
ヲ級「ウン……バイバイ不知火チャン……」フリフリ
ヲ級「……不知火チャン、優シイナ……ソレニカッコイイ……ヲ級モアンナ女ノ子ニナリタイナァ……」ポケェー
不知火「(お子様ランチ、ですか……羨ましいですね、今度不知火も司令に作っていただこうかしら……)」
長門「ヲ級、待たせたな!!クレヨンが中々見つからなくて時間が掛かってしまった」ドサドサ
ヲ級「ヲ~……コンナニイッパイ……アリガトウ長門サン……ヲ級、オ絵描キ大好キ……」
長門「そうかそうか、ゆっくりと楽しんでくれ。ここにある色鉛筆もクレヨンも遠慮なく自由に使ってくれて構わないからな」ニコニコ
ヲ級「ウン……長門サン大好キ……オ絵描キヨリモズットズット……」ニコッ
長門「う、うむ……(深海棲艦に大好きと言われるのには多少違和感があるが……まあ、悪くはないな)」
長門「あ、しまった。そう言えば外掃除をまだ済ませていなかったな……ヲ級、私は外掃除を済ませてくるからここで大人しくしていてくれ。出来るか?」
ヲ級「……ヲ級、良イ子ダカラ待ッテルヨ……長門サンノ言ウコトハチャント聞ク……ル級オ姉チャント提督ト約束シタカラ……」
長門「よし、良い子だ。では私は行ってくるよ。なるべく早く戻ってくるからな」
ヲ級「ウン……バイバイ……」フリフリ
ヲ級「……オ絵描キ……提督トオ姉チャント長門サン……仲良ク描コウカナ……」カキカキ
長門「~♪」サッサッ
朝潮「あ、長門さんおはようございます!!本日もお掃除お疲れ様です!!」ビシッ!!
長門「おはよう朝潮、こんなに朝早くから訓練だとは感心だな」サッサッ
朝潮「いえ!!司令官を支える為だと考えればこの位何ともありません!!長門さんこそ訓練をされた後にお掃除までされているなんてとても凄いです!!尊敬いたします!!」キラキラ
長門「いや、まあそうでもないさ。日課になってしまっているからかな、自然と身に付いて私も苦にならないんだ。むしろ動かないと気分が悪くなるかもしれん」サッサッ
朝潮「日課にする事によって自然と身に付ける……なるほど!!大変勉強になります!!あ、メモをしておかないと」メモメモ
長門「(本当に真面目な子なんだなぁ……と言うか訓練中にもメモを持ち歩いているのか)」
長門「ん、今日は一人だけか?大潮や満潮の妹達はどうしたんだ?」
朝潮「はい、昨夜は遅くまで遠征について話し合ったのでまだ眠っています。私が無理して付き合わせてしまいましたので……起こしてしまうのも忍びないですからね」
長門「ふふっ、そうかそうか。朝潮は妹思いの良いお姉さんだな」
朝潮「い、いえ!!そんな事ないです!!わ、私は姉として普通の事をやっているだけですから」テレテレ
長門「(妹、か……私の姉妹艦である陸奥もどこかで頑張っているのだろうか……いつかは会ってゆっくりと話し合いたいものだな)」
長門「ふっ、私らしくもないか」
朝潮「?」キョトン
【あーあーマイクテストマイクテスト……うし、艦娘の皆さーん起床時間ですよー。朝寝坊する子は朝ご飯抜きにしますからねー。きちんと布団も畳んできちんと身支度する事。それでは今日も元気で明るい笑顔を見せて下さい。頑張っていきましょう!!】ガチャン
朝潮「あ、起床の放送ですね」
長門「しかし相変わらず緩い放送だな……」
【あ、言い忘れてた。第一艦隊のメンバーはすぐに執務室まで来てくれ。以上でーす】ガチャン
長門「ふむ……ル級との話しが終わったか。さあ雑談もここまでだな朝潮」
朝潮「そうですね、私も妹達を起こさなくてはいけません。では長門さん失礼致します」ピシッ
長門「ああ、今日の軍務も頑張っていこう」
長門「さて……夜更かしばかりしている夕張と隼鷹の様子でも見てから行くか」
予想以上に短いなぁ……あ、今回の投下もこれで終了です
もうちょっと内容があるものを書けたら良いんだけどね、うん、それ無理☆
俺提督の夏は本来の目標である雲龍をゲットした事で無事終了しました。後は清霜だけやな!!出てくる気配全く無いけど!!
でも楽しいイベントだったなぁ……AL作戦では毛根が死滅寸前になったけど赤城さん達でMI作戦をクリア出来て満足満足ぅー!!
皆さんはイベント楽しめましたか?
このSSまとめへのコメント
続き求む!!(`・ω・´)bキリッ
ほっこりさせていただきました