照「咲がバイト!?」(201)
ID:is1pDHYx0代行
意外と最近なかった照と咲
菫「ああ、間違いない」
淡「へぇ~サキがバイトかぁ~」
照「どこ!?なんて店!?」
菫「興奮しすぎだ、顔が近い」
照「あ、ご、ごめん」
菫「やれやれ…清澄の先輩で雀荘と喫茶店を兼ねた店をやってる人がいるらしくてな」
菫「県予選前に一回働いたが案外気に入ったらしく、そのまま原村さんとバイトを始めた、というわけだ」
照「へ、へぇ~…(咲がバイトか…大丈夫かな)」
菫「なんでも制服がメイド服でな、可愛い新人が入ったとウケもいいようだ」
照「!? 咲がメイド服…?尭深ッ!」
尭深「は、はい?」
照「今度の土曜日に長野に行く。一番早い新幹線は?」
尭深「え、え~と……6:24発の『あさま』でしょうか」
照「ありがとう…菫も来て」
菫「は?なんで私が?大体部活はどうするんだ、今度の土曜はOGが来て強化試合だぞ」
照「関係ない。咲を見に行く」
淡「じゃあわたしも~」
照「淡は駄目。はしゃいでばれる可能性がある」
菫「こっそり見に行くつもりか…」
照「菫、お願い」
菫「わかったよ…」
照「じゃあ土曜の朝、東京駅で。私は帰る」バッ
菫「やれやれだな」
しえんしえん
~土曜日・東京駅~
照「菫、まだかな…あっ」
菫「すまん、もう来ていたのか」
照「遅いよ菫、二時間は待った」
菫「そんなに焦っても新幹線の時間は変わらないだろう…ん?」
照「どうしたの?」
菫「…照。靴に取り付けたそれはなんだ?」
照「…何でもない」
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菫「ちょっと見せてみろ…って照。これカメラじゃないのか?」
照「違う。」
菫「いや、これはボタン型の隠しカメラだな。私が以前買った物と同じだ」
照「ばれた…」
菫「咲ちゃんのパンツでも撮ろうとしたのか?」
照「姉として当然」
菫「やめておいた方がいい。私も対局室に付けていったらばれた。」
照「…そう…」
照「じゃあ作戦を変える」ゴソゴソ
菫「今度はなんだ?」
照「スマートフォンにシャッター音が鳴らないカメラのアプリを入れた」
菫「なんでそこまで撮りたいんだ…」
照「咲と疎遠になったせいで成長した咲の写真がない。ホーム画面にしたい」
菫「お前のスマホはもう咲ちゃんで埋め尽くされてるだろ、まだ足りないのか」
照「これは全部別居する前の咲。今の咲が必要」
菫「やれやれ…」
菫「新幹線が来たな」
~新幹線車内~
照「早く見たい」
菫「落ち着け。…それとな、黒の小型カメラを焦げ茶の靴に付けたら誰でも気付くだろ」
照「カメラと新幹線代で予算が尽きた」
菫「やれやれ…ほら」
照「これは…」
菫「黒の靴とテープだ。私のを貸してやる」
照「ありがとう菫」
菫
菫「ほどほどにしろよ?」
照「10枚くらい撮れればいい」
菫「…しかし大丈夫かな、部長とエースがOGの来る試合を私事で欠席とは」
照「大丈夫。淡達がいる」
菫「私とお前には立場があるだろう」
菫「…っと。そうこうしているうちにもうすぐ長野か」
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~長野~
菫「さて、例の店はここからさらに遠くにあるらしい」
照「タクシー代がぎりぎりある」
菫「私も少しは出そう、ちょうど来たな」
照「ゴメン、菫」
菫「気にするな」
-数十分後-
照「『Roof-top』…ここで間違いない」
菫「どうする?暑くなってきたしもう入るか?」
照「まだ。咲がいるか確かめてから…い、いた!」
菫「どれだ?」
照「あの水色のメイド服!」
菫「あれか…隣にいるのは原村か、二人とも似合っているなぁ」
照「咲があんなにミニのスカートを、咲が…」ブツブツ
菫「目が血走ってるぞ、落ち着け照」
照「何枚か撮ってから入ろう」
菫「しょうがないな…じゃあ私は東側から」
照「わかった。私は西側から」
-数分後-
照けっこう撮れた…」
菫「そうだな。暑いしもう入ろう」
照「そうだね」
まこ「いらっしゃいませー…(ん?)」
照&菫「…ど、どうも」
まこ「(変装しとるけど…白糸台の人じゃないかのう)…こちらにどうぞ」
照「(咲、可愛いなぁ…)」
まこ「ご注文は?」
菫「私はケーキとミルクティーを…」
照「……(咲…)」
菫「おいてr…姉さん」
照「えっ!?あ、私も同じで」
まこ「わかりました」
菫「ふむ…本当に雀卓もあるな」
~厨房~
まこ「咲、ちょっと」
咲「?染谷先輩、なんですか?」
まこ「あそこの二人組…見覚えないか?」
咲「えっと…お、お姉ちゃん!?それに部長の…弘世さん」
和「どうかしたんですか?」
咲「えっと、あそこの二人組なんだけど…」
和「宮永照さんに弘世さん!?変装してるけど…バレバレですね」
まこ「バレバレじゃろ」
咲「なんでお姉ちゃんと弘世さんが…」
和「もしかして…咲さんが働いてる様子を見にきたとか?」
咲「そ、そうなのかな…?」
まこ「もしそうなら咲が接客した方がええ…行ってきんさい、ほら、注文の品」
咲「で、でも~」
和「お姉さんも気になってわざわざ東京から来たんですから、行った方がいいですよ?」
咲「わ、わかったよ…」
菫「おっ、おい照」
照「咲がいない…何?」
咲「お、お待たせしましたお客様!ケーキとミルクティーです」
照「!?!?」ガシャーン
菫「おいてr…姉さん!」
咲「きゃあっ!」
照「あ、ああいえすいません、大丈夫です~」
咲「えっと、ご注文の品を…」
菫「すいません、騒がしくて…姉さんも謝って」
照「すみません」
咲「い、いえ!し、失礼します」
照「こ、こ、ここは、お、お、お、お、おいしくなぁれ!っていうアレはないのか!?!?」
菫「おい照、落ち着け。テーブルをひっくり返すな。いらん注目を浴びるだろ」
照「油断してた。もう大丈夫」
菫「シャッターチャンスも逃すし…」
照「大丈夫。さっき私が転んで咲がかがんだ時に撮った」
菫「なんだ、冷静だったな…私が撮ったのは不要か」
照「それはそれで貰う」
菫「わかったわかった。後でデータをまとめてやるから」
照「ありがとう…アングルは?」
菫「斜め45°からだ。見えそうなギリギリの所を押さえたはず」
照「私は正面…かぶらなくてよかった」
~厨房~
和「ど、どうでした?」
咲「やっぱりお姉ちゃんだったよ…」
まこ「凄い音じゃったのう…いきなり咲が行ってびっくりしたんか」
菫「ここのケーキと紅茶はおいしいな、淡が好きそうだ…照」
照「……」
菫「大好きなケーキなのに…よっぽど嬉しかったのか」
菫「やっと一息だな…おや、やはりあの二人は人気だなぁ」
照「え?」
菫「ほら」
おっさん「嬢ちゃん達かわいいねぇ~」
照「!?」
おっさんA「こんな可愛い子に接客してもらえるなんて嬉しいねぇ」
おっさんB「ほんとだなぁ!(しかもミニ!)」デレデレ
照「……」
菫「おい照」
照「菫…弓矢持ってきてる?」
菫「やれやれ…やはりそうなるか」
照「…お願い」
菫「しょうがない…ちょっと出てくる」ガチャ
和「あら、弘世さん(?)…どうしたのでしょうか」
~roof top近く~
菫「近くに林があってよかった…さて」キリキリ
~店内~
おっさんC「これから毎日来ちゃおうかな~」
咲「え、えっと…」
照「菫、早く…!」
おっさんA「いや~まこちゃん良い子入れてくれたな~」
おっさんB「ホントホント」
おっさんC「いや、眼福眼プッ!?」
咲「きゃあっ!」
和「なんですか!?」
まこ「なんじゃあ!?」
和「……矢!?矢が飛んできましたよ!?」
まこ「だ、大丈夫ですか!?」
おっさんC「……」
和「気を失ってる…だけですね」
照「(ナイスショット、菫)」
おっさんA&B「え、え~と…か、帰ります!」
菫「…逃がさん」
おっさんA「うわっ!」
おっさんB「ぎゃっ!」
照「(流石菫)」
和「何がどうなってるんですか!」
咲「こ、怖い…」
照「…!?」サッサッ
菫「照からジェスチャー…『射撃中止、咲が怖がってる』…か。了解」
菫「……」カラン
まこ「い、いらっしゃ…あ、さっきの方じゃったか…」
菫「何かあったんですか?酷い状況ですね」
まこ「なんか外から矢が飛んできてのう…何か知りませんか」
菫「さあ?私はずっと外で電話していましたので」
和「そうですか…では誰が?」
菫「どうやら気を失っているだけのようだ、騒ぎになってもアレですし裏で寝かせては」
和「け、けいさつ…」
まこ「まあ常連だからごまかせるじゃろうし警察沙汰も嫌だしのう、とりあえず寝かせるか」
和「そ、そうですね…」
咲「あ、て、てつだ…」
照「(咲をあんなオヤジに触らせるわけにはいかない!)」ガシャッ
咲「えっ…ああお客様、大丈夫ですか?」
照「あ、いえ、突然のことで驚いてしまって…」
菫「(…めちゃくちゃだな)」
菫「またつまらぬモノを射ってしまった」
照「菫、ありがとう」
菫「あの程度の射撃は造作もない。それよりうまく騒ぎが広がるのを押さえたんだ、東京に帰ったら何か奢れよ?」
照「わかった」
菫「そう言えばここは雀荘も兼ねているだろう、打っていったらどうだ?」ニヤニヤ
照「でも麻雀打ったら絶対ばれる…」
菫「適当に打ってごまかせばいいだろう、それに打てばまたシャッターチャン…」
照「やる」
~厨房~
咲「つ、疲れたよ~」
和「外から矢が飛んでくるなんてそうそうないですからね…」
まこ「すまんのう二人とも、休憩しんさい」
咲&和「そうします」
パーフェクトコミュニケーションを目指して頑張りましょう!
「あの~…」
まこ「ん?」
菫「こちらでは麻雀が打てるようだが…」
まこ「は、はい」
菫「あのメイドさん二人と私たちで打ちたいのだが…」
まこ「わかりました。卓にどうぞ…少々お待ちください」
~スタッフルーム~
まこ「和、咲~指名じゃ」
和&咲「えっ?」
まこ「あのチャンピオン達らしい二人組があんたら二人と打ちたい言うとるけぇ、行ってきんさい」
咲「あの人がお姉ちゃんだったら…勝てないよ…」
和「(妹と打ちたいってことでしょうか…)打ちましょう、咲さん」
咲「えっ?」
和「もしお姉さんだとしたら、お忍びで来てくれたのになにもなしで帰すのは…」
咲「そ、そうだね…」
~店内~
菫「照、カメラの準備は?」
照「でで、できてる」
菫「レコーダーは?」
照「あっ…忘れてきた…どうしよう菫ぇ~」
菫「しょうがないな…私のを使え」
照「さすが菫」
菫「おっ…来るようだぞ」
菫「私は狙い撃ちせず普通に打てばいいが、お前は加減しろよ?」
照「わかってる」
和「お待たせしました…よろしくお願いします」
咲「よ…よろしくお願いします」
照「よ、よろしく~」
菫「よろしく」
菫「(うまくやれよ、照…)!?」
この時空の咲と照はどっちが強いのか
和「お客様…」
照「は、はい!?」
和「牌が見えていますが…」
照「あっ…見せ牌なんて恥ずかしい~、でも私、たまにやっちゃんですよねっ、えへへ」
咲&和&菫「!?」
咲「(え、えと…お姉ちゃん!?)」
和「(み、宮永さん!?)」
菫「(キャラ設定のつもりなのか照!?普通に痛いぞ…)」
照「(本気は出せない…)え、え~と、みっつずつ、みっつずつ…」
照「ええと、り、リーチです!えいっ!」
和「……点棒は…」
照「あ、すみませんっ!は、はい!」
咲&和&菫「………」
見せるほどの牌なんてないくせに><(直球)
菫「(キャラ設定にしても極端すぎるだろう…ああ、二人の視線が…仕方ないな)」
菫「すいません、妹は麻雀を覚えたてでして…」
和「(! そういう設定ですか…)初心者ならよくあることです、麻雀は楽しみませんと」
咲「(お姉ちゃん…)」
菫「(原村さんは理解したようだ…咲ちゃんは…まあ、照の妹だしな)」
菫「ロンです。3900」
照「は、はいっ(うまくいってる…)」
ちょっと風呂行ってくる
照「えっと、リーチ一発自摸の8本場は2800オールです///」
まこ「それは八連荘で役満じゃぁ~!」
>>115
全力ワロタw
~1時間後~
和「半荘終了…ですね」
咲「お、お疲れ様でした…」
菫「お疲れ様(つ、疲れた…)」
照「お疲れ様でしたっ!」
菫&和「(まあ、これで照(お姉さん)も満足…)」
照「も、もう半荘一回、お願いしますっ!」
菫&和「(は!?)」
紫煙
~半荘二回目~
咲「カン…ツモです。嶺上開花、1600・3200です」
照「りんしゃん、かいほー…かっこいいですね!どういう意味なんですか?」
咲「え、えっと…嶺の上にも力強く花が咲く…でしょうか(お姉ちゃんが教えてくれたのに…)」
菫「(照、いくらなんでも白々しすぎるだろう)」
和「(お姉さん…あくまで咲さんと麻雀を楽しみたいのでしょうか)
~しばらく後~
照「ありがとうございました!もういっか…」
菫「いえいえもうやめよう!新幹線が…」
菫「(あのままなし崩しで半荘10回…私ら四人で団体戦と同じ局数打ったんだぞ!もういいだろ!)」
咲&和「………」
菫「(二人も目が死にかけてるな…無理もない)」
菫「おいとましよう」
そんなに妹と打ちたいなら家に帰ればいいのに
照「(でも菫!咲ともっと打ちたい!)」
菫「(もう十分だろ!咲ちゃんを見ろ!)」
照「(…!?さ、咲!)」
菫「(限界だ。新幹線に乗らなければいけないし、帰るぞ)」
照「(…わかった)」
照「(また来るよ…咲)」
菫「長々と居座ってしまって申し訳ありません。私たちはこれで」
まこ「いえいえ、またどうぞ」
おっさん達「う、うん…?」
菫「(しまった!)」
おっさん「え、え~と…俺は何を…たしか、矢が飛んできて…」
まこ「な、何を言っとるんじゃ!こんな田舎で!」
和「そうですよお客様(咲さんがお姉さんと交流できたこの日を台無しにするわけには…!)」
菫「ではこれで」
おっさん「俺達も帰るか…」
しえ
~駅構内~
菫「この馬鹿!やりすぎだ!何を考えている」
照「だって…久しぶりに咲にあえたんだもん…」
菫「お前は妹のこととなると我を忘れるな…まあいい」
照「ごめん菫、色々フォロー…」
菫「いいさ、東京で何かおごってくれよ」
照「…任せて」
紫煙
~新幹線車内~
菫「で?成果はどうだったんだ」
照「私は正面からの写真と後ろの写真、それとスカートの中を少々、それに対局中の声を録音」
菫「上々だな、私は主に斜めから頑張る咲ちゃんを撮った。これらをどうするつもりだ?」
照「もう私の部屋の壁は使えない…部室とか」
菫「…冗談だよな?」
照「レコーダーは咲の抱き枕に入れて再生すれば咲と寝ている気分に」
菫「いいじゃないか」
菫「……」
照「……」
菫「…?おい照、それはなんだ?
照「封筒…?」
菫「見てみよう」
照「うん」
咲枕か
俺も欲しい
お姉ちゃんへ
来てくれてありがとう。お姉ちゃんが私に会いに来てくれると思わなかった。
何年も前に離ればなれになって、それからしばらく口も聞いてくれなかったので
私はお姉ちゃんに嫌われたんじゃないかと思っていました。
でもこうしてお姉ちゃんが来てくれて嬉しいよ。
今度来たときにはまた昔のように「咲」って呼んでね
短くなってごめんなさい
咲
照「咲…咲ぃ…」グスッ
菫「やっぱり気付いてたんだな、咲ちゃん」グスッ
菫「なあ照」
照「なに?」
菫「私ら…最低じゃないか?」
照「えっ」
菫「いや考えてみろ、咲ちゃんはこんなに真剣に向き合ってくれたのに」
照「うん」
菫「私たちのしたことは盗撮、狙撃、営業妨害だぞ?」
照「……」
菫「……」
照「…そう言えば」
菫「私も片棒を担いだわけだがな」
照「…どうしよう!どうしよう菫!咲に嫌われる!」
菫「落ち着け照。大体、嫌いならこんなものを忍ばせたりしないだろう」
照「え…」
菫「咲ちゃんもお前と話したくて、また仲良くしたくてこれを書いたんだろう」
照「じゃあ、どうすれば…」
菫「東京に着いてもまだ9時くらいだ、電話でもしてやれ」
~長野・宮永家~
咲「お姉ちゃんが来てくれたけど…話せず終いだったなぁ…」
咲「でもわざわざ来てくれたってことは…お姉ちゃん、私のこと嫌ってないよね…?」
咲父「お~い、咲~」
咲「お父さん…なに~?」
咲父「電話だぞ」
咲「誰だろう…はーい」
咲父「ああ、今来るよ…しっかりな、照」
咲「えっと、どちら様ですか…?」
「……」
咲「あ、あの…」
「……咲?」
咲「お姉ちゃん!?」
照「う…うん」
キマシタワー
咲「え、えっと…(なんでお姉ちゃんが!?緊張してしゃべれないよ)」
照「…咲?」
咲「な、なに?」
照「今日はごめんね、迷惑かけて」
咲「え!?えっと…だ、大丈夫だよ?」
照「手紙、読んだよ…ごめんね、咲がそんなに悩んでたのに、私…」
咲「ううん、いいの。こうして電話でも、お姉ちゃんとしゃべれるから」
本編で問題の核心に触れるのはいつになることやら
照と咲が休日静かに二人で読書してるような風景を早くみたいもんだ
咲「…お姉ちゃん」
照「な、なに…?」
咲「また昔みたいに呼んで?…『咲』って」
照「……咲」
咲「うん…」
照「咲…」
咲「うん…!」
照「また…電話しても…いいかな?」
咲「もちろんだよ!…お姉ちゃん」
咲父「(よかったな…咲)」
~後日・清澄高校~
和「じゃああの日、お姉さんと仲直りしたんですか…」
咲「うん。それと、たまに東京に行って、お姉ちゃんと遊ぶんだ」
久「よかったじゃない、咲」
咲「はいっ!」
~同時刻・白糸台高校~
淡「なんか最近テルー嬉しそうだねー」
尭深「笑顔が増えましたね…何かあったんですか?」
菫「この間照と長野に行ってきただろ?その日の夜に電話して仲直りしたらしい」
淡「へーサキと仲直りしたんだーよかったねテルー」
照「そうなんだ、たまにこっちにも来てくれるし」
淡「じゃあ私もサキと遊ぶー!」
照「はいはい」
照「(咲、早く来ないかなぁ…)」
終わり
途中ミスとかあったけど許してつかあさい
こんなEDを見たいのう
otu
いい話だった
乙ー
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