◎実際にオフでむしゃくしゃしているのは>>1
◎だから短期間で終着地点を見つけて終わらせる、短編安価予定
エレン「あぁ、もう!むしゃくしゃする!!」
エレン「むー!!」ゴロゴロ
エレン「むー!!!」ジタバタ
エレン「ふんっ!ふんっ!!」スクワット
エレン「駄目だ!!どうにも駄目だ、むしゃくしゃする!!」
>>3「え・・・エレン?」
みかさ
ミカサ「え・・・エレン?」
エレン「なんだ、ふんっ!・・・ミカサじゃないか、ふんっ!!」フッキン
ミカサ「何をやっているの?」
エレン「どうにもこうにも、むしゃくしゃしていて!!体を動かして、いるんだ!!」ウサギトビ
エレン「そうだ、ミカサ!お前さ何かいいイライラの飛ばし方知らないか!!?」
ミカサ「>>6」
夫婦(仮)の営み
ミカサ「夫婦(仮)の営み」
エレン「は?夫婦、だって!?」ピタッ
ミカサ「そう、夫婦・・・夫婦になれば、きっと退屈はしないと思う」
エレン「ふーん、確かに・・・父さんも母さんも退屈はしていなかったみたいだな」
ミカサ「・・・」コクン
エレン「でもな、相手もいないし」
ミカサ「・・・」トントン
エレン「ん?」
ミカサ「・・・」クイックイッ
エレン「?」
ミカサ「・・・」ジー
エレン「ミカサが相手をしてくれるのか?」
ミカサ「・・・」コクン
エレン「でもお前、大丈夫なのかよ・・・さすがに俺だって恥ずかしいんだぜ」
ミカサ「そんな事は無い、私は・・・その、恥ずかしくは」
エレン「この年で、おままごとすんの」
ミカサ「・・・え?」
エレン「だってよ、俺らの年じゃ結婚なんて出来ないし」
エレン「出来る事って言ったら、それを模倣する事くらいしかできねぇだろ?」
ミカサ「えぇ、確かに・・・そう」
エレン「じゃあ、おままごとじゃねぇか」
ミカサ「うん、確かに」
エレン「嫌・・・だったか?」
ミカサ「そ、そんな事は無い!なんか・・・子供のころにかえったみたいで、嬉しい」
エレン「そうか、よかった!」
エレン「じゃあ俺が旦那をやるから、ミカサは奥さん役やってくれよな!」
リーンゴーン リーンゴーン
ミカサ「・・・」
エレン「ミカサ?」
ミカサ(教会の、鐘の音が聞こえる・・・)
エレン「おーい、ミカサ?」
ミカサ(いい人生だった・・・)
エレン「起きろって!」
ミカサ「はっ!」
エレン「よし、起きたな・・・でも二人だけじゃ、人数足りないな。うーん、アルミンでも呼ぶか?」
エレン「お!丁度良く>>11が歩いてる、声をかけてみるか!」
リーンゴーン リーンゴーン
ミカサ「・・・」
エレン「ミカサ?」
ミカサ(教会の、鐘の音が聞こえる・・・)
エレン「おーい、ミカサ?」
ミカサ(いい人生だった・・・)
エレン「起きろって!」
ミカサ「はっ!」
エレン「よし、起きたな・・・でも二人だけじゃ、人数足りないな。うーん、アルミンでも呼ぶか?」
エレン「お!丁度良く>>11が歩いてる、声をかけてみるか!」
ベルトルト
エレン「お!丁度良くベルトルトが歩いてる、声をかけてみるか!」
エレン「おーい!ベルトルトー!」ブンブン
ベルトルト「ん?あれ、なんか声が・・・あ、エレンだ」
エレン「おーい!ベルトルト、ちょっと暇か?」
ベルトルト「え・・・うん、一応暇だけれど」
エレン「ちょっとこっち来いよ!」
ベルトルト「うん、わかった」
ベルトルト「呼んだ、エレン」
エレン「おう!ベルトルト、おままごとしようぜ!」
ベルトルト「・・・ん?」
エレン「今の所俺が旦那さんで、ミカサが奥さん」
ミカサ「・・・」ペコッ
ベルトルト「あ、どうも」
エレン「今なら子供でもご近所さんでもペットのワンちゃんでも、なんでも選び放題だぜ!」
ベルトルト「そ、それはお得?だね」
エレン「どうだ、参加するか?」
ベルトルト「え・・・えと、>>15」
ライナーも呼んでいいなら参加するよ
ベルトルト「え・・・えと、ライナーも呼んでいいなら参加するよ」
エレン「お前、こんな時もライナーかよ。まぁいいけどさ」
ベルトルト「うん、ありがとう」
エレン「ライナーはすぐに呼べるのか?」
ベルトルト「割とすぐに」
エレン「じゃあ呼んで来いよ、開始まで待っていてやるから」
ベルトルト「ありがとう、じゃあすぐに呼んでくる!」タタッ…
エレン「・・・ミカサ、ベルトルトは何だと思う?」
ミカサ「末っ子」
エレン「即答だな、俺は大型犬」
ミカサ「エレンが思うなら、それもいい」
エレン「さぁってと、じゃあベルトルトが戻ってくるまで他の誰か探そうかな」
ミカサ「・・・ん」コクン
エレン「偶然誰かが通るのを待っているのも、少し暇だし」
ミカサ「誰かを呼んでみる、と言うのも一つの手だと思う」
エレン「お、いいな。童心に戻った気がする」
エレン「昔みたいにさ、ままごとやるやつこの指とまれー!って叫んだら誰から来るかな」ワクワク
ミカサ「それよりもインパクトのある言葉でもいいかも」
エレン「ふーん、じゃあとりあえず>>20って叫んでみるか」
訓練兵団集合。
エレン「ふーん、じゃあとりあえず訓練兵団集合。って叫んでみるか」
ミカサ「それは凄い、家族やご近所さんに加えて八百屋さんに魚屋さん。美容師さんにケーキ屋さんも・・・たくさん出来る」
エレン「今までの規模とは比べならない程のおままごとになるな」
ミカサ「エレンはいつでも全力、本当に凄い」
エレン「そ、そうか・・・なんか褒められると照れるな」
エレン「よし、じゃあ叫ぶぞ」スゥ…
ミカサ「ちょっと待ってエレン」ガシッ
エレン「むぐぅ!!」
ミカサ「あ・・・ごめんなさい」
エレン「ぷはっ・・・なんだよミカサ」
ミカサ「どうせだったら、キース教官みたいに言うといい」
エレン「お、小さい頃もそう言えばやっていたな。お偉いさんの声真似」
4
フランツ
アルミン「あれ、エレンの声が聞こえる」
フランツ「ん・・・あ、本当だ。ちょっと擦れているけれど、エレンの声」
ハンナ「え、あれってエレンの声なの?風邪気味かしら」
アルミン「集合って言っているし、ちょっと覗いてみようか」
フランツ「うん」
サシャ「・・・!」ピクッ
サシャ「・・・」キョロキョロ
サシャ「なんでしょう、普段聞き慣れた教官の声とは違う声・・・ま、まさか偽物!?」
サシャ「これは面白い事になりそうです、偽物の尻尾を掴んだらパァンでも貰えるかもしれません!」
サシャ「それでは向かいますか」
アルミン「エレン!」
エレン「ごほっ・・・あぁ、アルミン。お前来てくれたのか」
フランツ「なんでミカサは、エレンの背中をさすっているの?」
ミカサ「思い切り無理して、低い声を出した結果らしい」
ハンナ「風邪じゃなかったんだ、よかった」
ミカサ「風邪なんてひかせない、夫の体調管理は妻の務め」
ハンナ「妻?」
エレン「ごほっ・・・今からおままごとするんだ、その役柄」
アルミン(今の構図じゃ、夫婦と言うよりは老夫婦みたいだよ)
フランツ「おままごと、か・・・ハンナ、僕のお嫁さんになってくれるかい?」
ハンナ「フランツ・・・えぇ、喜んで!」
フランツ「ふふ、プロポーズの練習みたいだ」
ハンナ「それって」
フランツ「いつか、本当のプロポーズはするつもりだよ」
ハンナ「フランツ・・・!」
アルミン(す、凄い・・・唐突にして二人の世界が形成された!?)
ミカサ(しかも凄い密度、私でもうかつに踏み込むことは出来ない)
エレン「げほっ、ごほっ・・・み、水でも飲むか」ゼイゼイ
サシャ「パァン!!は何処ですかぁ!!」バンッ!
アルミン(そして其処に、無邪気に割って入るサシャ・ブラウス!!)
ミカサ(サシャ、貴女はこのラブラブ新婚オーラにも勝ると言うの・・・!恐ろしい子!)
サシャ「あ、パァン・・・はないみたいですね」シュン
サシャ「・・・って、あれ?皆さん何をなされているんですか?」
サシャ「なるほど、おままごとですか」
ミカサ「皆も是非、参加してほしい」
ハンナ「フランツの奥さんをやれるのなら・・・喜んで!」
フランツ「ハンナの旦那さんをやれるなら・・・もちろん!」
アルミン「じゃあ僕も付き合うよ」
サシャ「私だけ参加しないと言うのも駄目ですよね。仕方有りません、空気を呼んで参加してあげましょう!」
アルミン「じゃあ、ハンナとフランツは役柄的にご近所さんの夫婦だね。えぇっと僕は」
ミカサ「アルミンには>>34が似合うと思う」
エレン「サシャには>>36が似合うと思う」
私たちの子供
お隣の寂しい独身女性
ミカサ「アルミンには私たちの子供が似合うと思う」
エレン「サシャにはお隣の寂しい独身女性が似合うと思う」
アルミン「えぇ、子供!?」
ミカサ「そう、子供。カモンマイベイビー」
アルミン「両手を広げて無表情でそう言われても・・・」
サシャ「お隣の寂しい独身女性って・・・酷くないですか!?」
エレン「頑張れよサシャ、昼ドラの要だ!」
サシャ「昼ドラ展開求めていたんかい!」ハッ!
エレン「・・・こう、カーテンの隙間からな。チラッとお隣さんを除いて、色んな事を目撃する役だ」
サシャ(方言、出ないように・・・突っ込まないように)プルプル
ベルトルト「ただいま。ライナーと一緒に>>38が居たから、一緒に来ちゃった」
番号間違えたので安価下
ベルトルト「ただいま。ライナーと一緒にダズが居たから、一緒に来ちゃった」
ダズ「面白い事やるんだって?」
ライナー「しかし恐ろしい事に、俺達の登場で男性比が上ってしまったな」
ベルトルト「配役はどうなったの?」
エレン「俺とミカサが夫婦で、子供がアルミン」
ミカサ「・・・」コクン
アルミン「え、あれって決定なの?」
エレン「サシャが俺たちの隣の家に住む寂しい独身女性」
サシャ「不服、ですけれど」
エレン「で、フランツとハンナがご近所さんの夫婦だ」
ベルトルト「・・・子供一人だけだね」
ダズ(嫌な予感)
ライナー(世帯が中心の構成だと・・・?嫌な予感)
アルミン(こうなったら先手必勝!)
サシャ(私たちも役を押し付けてやります!)
アルミン「ベルトルトは>>44が似合うと思うよ!」
サシャ「ライナーは>>46っぽいと思います!そしてダズは>>48と瓜二つだと前から思っていました!」
サシャの唯一の友人
上
うえ
アルミン「ベルトルトはサシャの唯一の友人が似合うと思うよ!」
サシャ「ライナーはストーカーっぽいと思います!私をストーカーしてください!そしてダズはミカサの連れ子と瓜二つだと前から思っていました!」
――ピシャーン!!
ベルトルト(ぎ、ギリギリセーフ・・・かな)
ライナー(ストーカーっぽい、ストーカーっぽい・・・いや、クリスタ!俺は、そんな事は)
ダズ(俺、あの幼馴染組の中にぶっこまれた)
ミカサ(連れ子・・・私は、初婚をエレンと過ごしていなかったのか)
エレン「お、いいねいいね!昼ドラっぽいじゃねぇか!」
フランツ「エレンは昼ドラを目指していたの?」
ハンナ「フランツ、どんな展開になっても私達の愛は永遠よ・・・!」
フランツ「ハンナ・・・!」
エレン「よーし、じゃあより昼ドラっぽい感じを出すために演出を足すか。そこからスタートで」
アルミン「演出って、エレン・・・君ねぇ」
エレン「例えば誰が誰に恨みを持っているとか、過去に罪を犯したとか」
ミカサ「え、エレン・・・私は、至って普通な夫婦関係を」
エレン「そうか?」
ミカサ「・・・」コクン
エレン「んー・・・でもさ。ストーリー動かすためにも一つだけ、な?」
ミカサ「わかった、認めよう」
アルミン「変わり身早っ!」
エレン「じゃあ>>53なんてどうだ?」
ミカサとアルミンが近親相姦してるのをエレンは知らない設定
エレン「じゃあミカサとアルミンが近親相姦してるのを俺は知らない設定なんてどうだ?」
ミカサ「・・・!」ガーン
サシャ「えらいのぶこんできたぁ」
アルミン「え、エレン!どこでそんな変な事覚えたの!?」
エレン「食堂のテレビで、昼ドラマジ最高」
ライナー「俺、教官に食堂のテレビ撤去する様にお願いしよ」
ベルトルト「それかもう、教育テレビに固定だね」
ダズ「ギリギリ、ギリギリセーフ・・・なのか、これ」
ハンナ「もう、そんな設定盛り込んじゃって」
ダズ「けれども心配だな、僕達の子供絶対に可愛いから・・・ハンナが取られないようにしないと」
ハンナ「もう、フランツったら・・・」
エレン「と、言う訳で。俺が帰宅する前のシーンからスタート!」
ミカサ「・・・」オロオロ
アルミン「・・・」オロオロ
エレン「ん?もう事後って事でいいのか?」
ミカサ「・・・」コクコク
アルミン「・・・」コクコク
エレン「そっか・・・おーい!今戻ったぞぉ!」フラフラ
ミカサ「!」ビクッ
ミカサ「あ、あなた・・・お帰りなさい」
ミカサ←バツイチで連れ子を連れてやってきた、旦那との間の子と近親相姦中
エレン「はぁ、外交官もつらいよなぁ」
ベルトルト(外交官?)
エレン「毎日パーティー三昧、酒を飲んでご機嫌とって・・・給料が高いから、いいけどな」
ライナー(いろんな俺得設定盛り込んできた。なるほど、こうすれば・・・って、俺もうストーカーか)
エレン「おい、ダズ!ダズはいるか!!」
ダズ「!」ビクッ
ダズ「な、なんだい父さん」
エレン「>>58」
酒買ってこい
エレン「酒買ってこい」
ダズ「さ、酒を買って来いって・・・父さん、もう飲んで」
エレン「うるせぇ!酒を、酒を買って来い!!」
ミカサ「・・・」ホーシン
サシャ(酒乱設定キタ)
アルミン(エリート、バツイチの女を娶ってその女は近親相姦中・・・って事は)
アルミン「・・・母さん」
ミカサ「!アルミン」
アルミン「大丈夫、僕が居るよ」
ミカサ「アルミン、エレンが・・・エレンが」
エレン(お、いいじゃねぇか)
エレン「おい、ダズ!次はお前の、酒を買いに行って不良に殴られて金を巻き上げれるところからスタートだ!」
ダズ「え、えぇ・・・?」
フランツ(エレンがもはや監督な件)
エレン「はい、スタート!」
ダズ「・・・う。うう、おぇっ。くそっ・・・」
エレン「そこに>>62が通り掛かる」
※参加者内にて
ライナー
エレン「そこにライナーが通り掛かる」
ライナー「はぁ、はぁ・・・サシャたん、サシャたん」
サシャ(!?)ビクッ
ハンナ(まさかの迫真の演技!)
ライナー(ストーカーって・・・こんなもんだよ、な?)
ライナー「ん、どうした。坊主・・・怪我なんてして」
ダズ「う、お父さんが・・・お父さんが」
ライナー「そうか、お前も苦しいのか・・・俺も同じだ」
ダズ「おな、じ?」
ライナー「その苦しみから、解放されたいか?」
ダズ「うん」
ライナー「なら、俺の手を取れ。俺がお前を導いてやる」
ダズ「ありがとう・・・!僕は本当はやれる奴なんだ、お母さんも・・・前のお父さんも凄い人だった。だから僕も」
エレン「その手を取った事を、後にダズは後悔するのだろうか・・・」
エレン「いいね!いいね!」
エレン「でもなぁ、もう少しスパイス欲しいよな。じゃあベルトルト!」
ベルトルト「・・・」ビクッ
エレン「お前は設定が薄いからな、もう少し設定をプラスしよう」
ベルトルト「ぼ、僕は・・・いいよ」
エレン「そうだな、過去に>>なんてどうだ?」
エレン「その手を取った事を、後にダズは後悔するのだろうか・・・」
エレン「いいね!いいね!」
エレン「でもなぁ、もう少しスパイス欲しいよな。じゃあベルトルト!」
ベルトルト「・・・」ビクッ
エレン「お前は設定が薄いからな、もう少し設定をプラスしよう」
ベルトルト「ぼ、僕は・・・いいよ」
エレン「そうだな、過去に>>68なんてどうだ?」
猫の首を集めてた
エレン「そうだな、過去に猫の首を集めてた経験なんてどうだ?」
ベルトルト「にゃ!?」
エレン「その原因は俺に仕事を首にされて、殺したいくらい憎んでいるストレスとか」
ベルトルト「いいい、陰湿すぎる!!」
ライナー(ベルトルト、ご愁傷様)
ダズ(平和に生き残れる設定の人なんて、いるのだろうか)
エレン「と言う訳で俺の家の隣に住む、寂しい独身女性に取り入ったんだな!このでくのぼうめ!」
エレン「さぁスタートだ!」
――ピンポーン
サシャ「はーい」
ベルトルト「どうも」
サシャ「あ、ベルトルトじゃないですか、是非中に入ってください」
ベルトルト「・・・失礼、します」
サシャ「ふふふ、丁度お昼時ですよ」
ベルトルト「あ、それは悪いタイミングに」
サシャ「お隣の」
ベルトルト「隣!?」
サシャ「ここのカーテンをね、チラリとめくると・・・隣のリビングが見えるんです」
サシャ「あまり見すぎると、見つかっちゃうのであまりみませんが」
ベルトルト「・・・へぇ」
ベルトルト(ん・・・あれは?>>73が見える)
ベルトルト「これは・・・使えるかもしれない」
アルミンとミカサがお昼ご飯を口移しで食べている
ベルトルト(ん・・・あれは?アルミンとミカサがお昼ご飯を口移しで食べている)
ベルトルト(あの二人の関係・・・親子と言うにはあまりにも)
ベルトルト「これは・・・使えるかもしれない」
サシャ「ふふふ、そうなんですよ。お隣さんの食事シーンを見ていると、こちらもお腹がすいて」
サシャ「この物件ってなかなかいいですよね」
ベルトルト「はは、そうですね」
エレン「所々から壊れていく家庭・・・これぞ昼ドラの醍醐味だな!」
ミカサ「世界は残酷だ、そしてとても美しい」
アルミン「ミカサ!戻って来てくれ!ミカサぁ!!」
エレン「次に行動を起こすのは・・・>>77かな」
ベルトルト
エレン「次に行動を起こすのは・・・ベルトルトかな」
エレン「小型カメラを、サシャの家に設置・・・そこから色んな情報を仕入れたベルトルトは、復讐を果たすべく家に向かう」
エレン「まずはポストの中に、集めていた猫の首を入れ、次に手紙を送る」
エレン「そして、目的の人物が一人家にいる時間帯を狙って・・・ベルトルトは今、家のベルを鳴らす!」
ベルトルト(こうしてみると、僕って思いっきり暇人設定だね)
――ぴんぽーん
>>80「・・・はい」
ダズ
ダズ「・・・はい」
ベルトルト「やぁ、ダズ君だね。僕からの手紙、受け取って貰えたかな」
ダズ「な、なにが目的なんだ!俺が新聞当番なのを知っていて、他にも俺の名前宛に不幸の手紙とか」
ダズ「あまつさえ、あんな・・・あんな」
ベルトルト「お母さんと弟の秘密を知って、つらい?」
ダズ「・・・」
ベルトルト「ねぇダズ、今日はこんな物も持ってきたよ・・・ほら」
ダズ「こ、これは・・・!」
ベルトルト「サシャさんをストーキングしている、君と君が付き合いのある男の写真だ」
ベルトルト「君、彼について・・・ストーキングの方法を学び、女の子の跡をつけまわしているね」
ダズ「お、俺の弱点まで・・・あんた。な、なにが目的だ?」
ベルトルト「僕の目的・・・それはさ、>>84だよ」
恥晒し
ベルトルト「僕の目的・・・それはさ、恥晒しだよ」
ダズ「恥、さらし・・・?」
ベルトルト「僕は君のお父さんに恥をかかされた、だからお父さんに恥をかいてもらいたい」
ダズ「・・・!」
ベルトルト「ダズ、君は今まで悔しくなかったかい」
ベルトルト「お父さんに、あんな男の息子だなんて罵られて、母親はあの父親の子に取られて」
ベルトルト「手を取ってくれ、そうすれば僕は・・・君をこの環境から救い出してあげるよ」
ダズ「・・・>>86」
協力する
ダズ「・・・協力する」
ベルトルト「ふふ、それは良かった。ありがとうダズ、僕は君をこの家から解放してあげるよ」
エレン「おお、ちょっと設定が強すぎたか。状況は完全にエレン対ベルトルトだぞ」
エレン「でもそこがまた、いい!」
エレン「よーし、じゃあここでまた別の角度を行ってみようか」
エレン「>>90、次はお前の出番だ!」
連取いいならハンナ
ここまでにして、明日も来ます
・・・こんな内容でいいのかな
更新します
コメント下さった皆様ありがとう!
エレン「ハンナ、次はお前の出番だ!」
ハンナ「えぇ、でも何をしたら・・・」
エレン「ハンナとフランツは基本そのままでいいな、平凡な家庭と崩れていく家庭・・・その比較」
エレン「いや待てよ、とばっちりを喰らって犠牲になった家庭があってもいいな」
ハンナ「嫌よ、フランツとの家庭を壊したくない!」
エレン「その意気があれば、物語は更に面白くなるだろうな!」
エレン「じゃあハンナ、買い物のシーンからスタートだ!」
エレン「平凡で幸せな家庭を得て暮らす、新妻のハンナ」
エレン「今日はフランツとの結婚一周年の記念日、ごちそうを作ろうとスーパーを訪れていた所からだ!」
ハンナ「うーん、今日の夕飯何にしようかしら」
ハンナ「フランツの好物・・・は毎日作っているからなぁ」
フランツ(ハンナの演技、可愛い!!)
ハンナ「うーん、お肉?」ウーン
ハンナ「・・・」ウロウロ
ハンナ「おさかなも綺麗」ウーン
ハンナ「・・・」ウロウロ
エレン「そこに通り掛かったのは>>100だ」
ミカサ
エレン「そこに通り掛かったのはミカサだ」
ミカサ「あら、ハンナさん」
ハンナ「あらあらミカサさん、ミカサさんもお買い物?」
ミカサ「えぇ、今日はアルミンがセンター試験を受けていたから。奮発していいご飯を作ろうかと思って」
ハンナ「ミカサさんも、実は私もお祝い事で・・・」
ミカサ「お祝い事?」
ハンナ「そうなの、結婚一周年!実はさっきまでお肉お魚か迷っていたけれど、もうぜーんぶ買っちゃおうかなって」ニコニコ
ミカサ「そ、そう・・・」
ミカサ(ハンナ、幸せそう。愛してくれる旦那様に恵まれて、屈託なくにこにこ笑って)
ミカサ(それに比べて・・・私は)
ハンナ「でもミカサさんの所もいいわよね、素敵な旦那様で」
ミカサ「・・・え」
ハンナ「顔も良くてご近所付き合いも良くて、しかも外交官だなんてとっても素敵だわ」
ミカサ「そう?」
ハンナ「うん、みんな噂しているよ。素敵な旦那様って」
ミカサ「・・・」
ハンナ「・・・ミカサさん?」
ミカサ「あ、ご・・・ごめんなさい。私もう、急ぐから」
ハンナ「えっ、ど・・どうし・・・行っちゃった」
ミカサ(私とハンナ、何が違うと言うの。私だって、私だって・・・エレンと幸せになりたいって結ばれたのに)
ミカサ(やだ、私何考えているんだろう。よそはよそ、うちはうち・・・比べたって意味ないのに)
エレン「で、ここで人影が写ってフェードアウトするんだよな!誰の人影が写り込むのがいいかな」
エレン「うーん、>>103が二人の会話を聞いていたとかいいかもな」
サシャ
エレン「うーん、サシャが二人の会話を聞いていたとかいいかもな」
エレン「しかも思いっきり無表情みたいな感じで写り込むんだよ!」
エレン「これは独り身女性の嫉妬なのか、それとも黒幕としてサシャが一口噛んでいるのか・・・!」
エレン「昼ドラを見ている視聴者の悪い予感を掻き立てる、そんな一シーンだ!」
エレン「さぁ、サシャ!無表情に見つめろ!」
サシャ(お肉とおさかな・・・両方、だと?)ジー
グーキュルルル…
エレン「カァット、お腹の音で台無しだろ!まぁサシャらしいけどさ・・・」
エレン「うーん、事情が絡まっていくのはいいんだけれど・・・なんか一気に行動を起こす奴がまだいないよな」
フランツ「なんだかんだ僕とエレン、あんまり出ていない気がするし」
エレン「そ、そうだ!俺は主要人物なのにまだ大して出てない!」
エレン「くそっ・・・盲点だった」
エレン「じゃあ次のシーンは俺だ!俺に突如降りかかる>>107と言う事態!」
エレン「犯人や背景と言った詳細はまだわかっていないが・・・くそ、こんな事になるなんて!」
ライナー(エレンの奴、まだ演技が始まってもいないのに・・・ノリノリだな)
アルミンとミカサがベッドで熱いキスを交わしている写真を送りつけられる
エレン「じゃあ次のシーンは俺だ!俺に突如降りかかる」ググッ
エレン「アルミンとミカサがベッドで熱いキスを交わしている写真を、送りつけられる言う事態!」クワッ!
エレン「犯人や背景と言った詳細はまだわかっていないが・・・」
エレン「くそ、こんな事になるなんて!と怒る俺!」
ライナー(エレンの奴、まだ演技が始まってもいないのに・・・ノリノリだな)
エレン「なんだこの写真は・・・こんな物が、会社に送り付けられるなんて!」ダンッ!
エレン「く、くそ・・・こんな事が、会社に知れたら俺は笑いものだ。かと言って離婚すると言うのも印象が悪い」
エレン「昇進のかかったこの時期に、こんな」
エレン「ミカサはどうする、詰め寄るか・・・?いや、離婚されても困るんだ・・・逆切れをされてもやっかいだな」
エレン「ん・・・待てよ、これは家の中から撮っているのか・・・?と言う事は」
エレン「は、ははは・・・そうか、あいつか。こんな悪趣味な真似」
エレン「お前はもしかしたら、俺に知らせようとしてくれたのかもしれない」
エレン「だが匿名で、会社にこんな物を送り付けてくる性根が気に入らない」
エレン「・・・いや、そう言えば元から好きではなかったな」
エレン「覚悟していろよ、ダズ。まずはお前を家から叩き出してやる」ギロッ
エレン「会社から帰ったぞ」
ミカサ「おかえりなさい、あなた・・・今日はアルミンがセンター試験で頑張った日なので、夕飯を豪華に・・・」
エレン「・・・」イラッ
エレン「ダズはいるか」
ミカサ「ダズ?えぇ、ダズなら自室に」
エレン「・・・」スタスタ
ミカサ「え、エレン?」
――バンッ!
エレン「ダズ!いるか!?」
ダズ「と、父さん・・・?」
エレン「お前、これはどう言う事だ!」
ダズ「!」
エレン「>>113」
この写真に見覚えはあるだろう?
エレン「この写真に見覚えはあるだろう?」
ダズ「え、い・・・いや」
ダズ(なんだ・・・以前ベルトルトに見せて貰った写真とはまた違う)
エレン「嘘をつくな!」グッ
ダズ「い、痛い!」
エレン「お前しかいないんだよ、こんな写真を撮れるのは」ググッ
ダズ(誰だ、誰だよ!ま、まさかベルトルトか?こんな写真を撮ったのは、油断させられて家に入られた!?)
エレン「吐け、お前だろ・・・?」
ダズ(誰が、こんな・・・)
???「・・・」
ダズ「!」
ダズ「お、お前は・・・」ウプッ
ダズ「ご、ふ・・・うぇ」
???「・・・」スッ
エレン「お前な、吐けって言ったが吐瀉物を出せなんていってないぞ」パッ
エレン「それを片付けて、お前はもう家から出て行け!二度と戻ってくるな!」
ダズ「ぐ、今・・・其処に居たのは」
アルミン「何、兄さん・・・僕を探しているの?」
ダズ「ある、みん・・・!」
アルミン「兄さん、父さんに歯向かえばよかったのに」
ダズ「まさか・・・アルミン、お前の仕業なのか」
アルミン「・・・何の事?」
ダズ「笑っていただろ」
アルミン「・・・」ニヤッ
ダズ「!」ビクッ
アルミン「・・・兄さん、早く荷物を纏めないと。また父さんに首を絞められちゃうよ?」
ダズ「ぐっ・・・」
ダズ(その日俺は、家を出た)
ダズ(冷たい冬の日だった、寒かった・・・とても)
ダズ(そして俺は復讐を誓った、俺は必ず父さんを・・・)
エレン「そして二年後」
エレン「なんて展開になるんだよな!めくるめく復習の展開の予感!」
エレン「そして写真を送った犯人は・・・!!」
ミカサ「エレン、エレン」
エレン「なんだよミカサ」
ミカサ「そろそろおままごとでは収まりきらなくなってきた、ねぇ・・・これ、続けるの?」
エレン「・・・俺はやりたいけれど」
ミカサ「でもまずは食事をとらないと、そろそろ時間」
アルミン「だね、とりあえず昼食をとって・・・このおままごと、じゃないな。劇を続けるか考えようよ」
エレン「ちぇっ、わかったよ」
エレン(さて、食事終わった)
エレン「・・・」ウーン
エレン(まだまだ休日で時間はある・・・うーん、この後何をしようかな)
エレン(劇を続けるか、それとも他の事でもやるか・・・?)
次に何をやるか>>120
昼ドラ以外なら写真の犯人等は後で載せます
ミカサのやりたいこと
エレン(ミカサのやりたい事でもやるか)
エレン(考えてみたら、最初こそはあいつの案でおままごとを始めようとしたはずだったのに)
エレン(なんだか戸惑った顔をさせちまっていたからなぁ)
エレン「なぁ、ミカサ」
ミカサ「なにエレン」
エレン「今お前がやりたい事って、なんだ?」
ミカサ「>>123」
さっきの続きがやりたい
なんとか私とエレンが幸せになる方向で
ミカサ「さっきの続きがやりたい、なんとか私とエレンが幸せになる方向で」
エレン「え!さっきの続きやってもいいのか!?」
ミカサ「えぇ・・・でも、私達夫婦が幸せになる道を探してほしい」
エレン「そっか。確かにドロドロしているだけじゃ駄目だよな・・・わかった」
エレン「他の人の行動を妨げるのはいけないだろうから、この指針は誰にも言わないが」
エレン「俺は俺達の、ハッピーエンドを目指してやるさ」ニカッ
ミカサ「エレン・・・!」
エレン「あ、でもどんな感じのハッピーエンドかはまだわからないからな」
エレン「もしかしたら墓前で仲直りする展開かもしれないし」
ミカサ(そ、それは嫌!)
>>127「何の話してんだ?」
ジャン
ジャン「ふぅん、おままごと・・・ね」
マルコ「あはは、だから騒がしかったのか」
ジャン「また子供っぽい事を、普通夫婦の営みって言ったらさぁ」
マルコ「そこは純粋なままでいようよ」
エレン「なんだよ、普通は夫婦って言ったら生活してるって事だろ?」
マルコ「うん、まぁそれが殆どだけれど・・・そうだ、出来ればジャンも参加させてあげてくれない?」
エレン「え」
マルコ「ジャンも意外と好きなんだよ、昼ドラ」
ジャン「ちょ、マルコ!お、俺はそんな・・・昼ドラなんか」
マルコ「ミカサの前だからって格好つけない、それに一緒に過ごせるんだよ」ボソボソ
ジャン「うっ、そうだけれど」
マルコ「ね、ミカサ。ジャンも参加していいかな」
ミカサ「それは構わない」
ジャン「!!是非参加させてくれ!」
マルコ「そうだ。あと、>>130にも話しかけてみれば?」
ユミル
マルコ「そうだ。あと、ユミルにも話しかけてみれば?」
エレン「なんでだ?」
マルコ「ユミルも結構昼ドラ好きなんだ」
エレン「マジで!」
ミカサ「意外」
ジャン「作り物には興味ねぇって感じなのにな」
マルコ「結構テレビの方に意識傾けているからね、きっとそう」
エレン「へぇ、よく見ているなぁ・・・そうだマルコ、お前はどうする?参加するのか?」
マルコ「僕は>>133」
ナレーション
>>128の前のこれが抜けてたので修正
ジャン「何の話してんだ?」ジロッ
エレン「なんだ、ジャン聞いていたのか」
ジャン「聞いていた、聞いていたさ・・・聞きたくなかった!!」ダンッ
ジャン「え、なんなの、何の話してたんだよ!お前達夫婦が幸せになる道とか、俺達のハッピーエンドとか!!」
エレン「何怒っているんだよ」
ジャン「うるせぇ!羨ましいんだよ!」グッ
エレン「やめろよ、服が破れちまうだろ!」
ジャン「なんだとこんな時に心配してんじゃねぇよ!」
エレン「心配するに決まってんだろうが!」
ミカサ「・・・ジャン、説明するから話を聞いて」
ジャン「わかった」パッ
ジャン「ふぅん、おままごと・・・ね」
マルコ「あはは、だから騒がしかったのか」
ジャン「また子供っぽい事を、普通夫婦の営みって言ったらさぁ」
マルコ「そこは純粋なままでいようよ」
エレン「なんだよ、普通は夫婦って言ったら生活してるって事だろ?」
マルコ「うん、まぁそれが殆どだけれど・・・そうだ、出来ればジャンも参加させてあげてくれない?」
エレン「え」
マルコ「ジャンも意外と好きなんだよ、昼ドラ」
ジャン「ちょ、マルコ!お、俺はそんな・・・昼ドラなんか」
マルコ「ミカサの前だからって格好つけない、それに一緒に過ごせるんだよ」ボソボソ
ジャン「うっ、そうだけれど」
マルコ「ね、ミカサ。ジャンも参加していいかな」
ミカサ「それは構わない」
ジャン「!!是非参加させてくれ!」
マルコ「そうだ。あと、ユミルにも話しかけてみれば?」
エレン「なんでだ?」
マルコ「ユミルも結構昼ドラ好きなんだ」
エレン「マジで!」
ミカサ「意外」
ジャン「作り物には興味ねぇって感じなのにな」
マルコ「結構テレビの方に意識傾けているからね、きっとそう」
エレン「へぇ、よく見ているなぁ・・・そうだマルコ、お前はどうする?参加するのか?」
マルコ「僕はナレーションで参加していいかな」
エレン「ナレーションやってくれんのか!それは俺にとってもかなりありがたいな」
マルコ「結構読み上げるのが得意だから、演技よりもそっちがいいな」
エレン「是非頼む!」
マルコ「頼まれたよ」ニコッ
エレン「じゃあ、次はユミルの所だな!ユミルは・・・と、居た居た」タタッ…
ミカサ「あ、エレン。待って・・・」タタッ…
ジャン「ミカサ、待ってって」タタッ…
マルコ「あーもう、みんな机も拭かないで」フキフキ
エレン「ユミル!」
ユミル「あ?・・・なんだ珍しい、エレンじゃないか」
ミカサ「エレンだけじゃない、私もいる」
ジャン「そして俺も来た」
ユミル「へぇへぇ、騒がしい事で」
エレン「ちょっとお前に用があってな」
ユミル「手短にな、私は今クリスタを抱きしめる事で手いっぱいなんだ」
クリスタ「もぅ!ユミルが手を離せば手いっぱいじゃなくなるのに!」
ユミル「つれない事を言うなよクリスタぁ」
クリスタ「離してぇ!」
ユミル「はは、お姫様はつれないなぁ・・・で、用件は?」
エレン「俺達と、おままごとをしないか?」
ユミル「・・・は」
クリスタ「え」
ミカサ「・・・私が説明しよう」
ユミル「・・・つまり、ドロドロした愛憎劇のスカウトって事か」
ミカサ「そう」
ユミル「私はごめんだな、生憎と観る専門な物で」
クリスタ「でも、ちょっと面白そう」
ユミル「お前がそう言うからこそだよクリスタ、お前をこんなドロドロした物に関わらせたくないっての」
ユミル「わざわざ貴族様のゴタゴタみたいな設定に関わりたくはないだろ?」ボソッ
クリスタ「うっ」
ユミル「と言う訳で私達は不参加だ」
ミカサ「>>141」
分かった
ミカサ「分かった」
ミカサ「そうか・・・残念だけれど、行こうエレン。がさつなそばかす女に演技力を期待した私たちが間違っていた」
ユミル「あ?テメェ何を言って・・・」
ミカサ「今なら牡丹と薔薇的な百合カップル枠が空いているのに」ボソッ
ユミル「・・・」ブチッ
ユミル「テメェ、ミカサ!こらっ聞き捨てならねぇぞ!」
ユミル「お前みたいな無表情で感情の表現力もない奴に出来て、私に出来ないはずはないだろうが!!」
ミカサ「ユミル、無理はしなくていい」フルフル
ユミル「だあああ!!やってやる、その減らず口を叩き折ってやる!」
ユミル「そしてクリスタと一緒に牡丹で薔薇的な百合カップルを演じていちゃいちゃしてやる!」
クリスタ「ゆ、ユミル」オロオロ
ユミル「!」ハッ
ミカサ「・・・」ニッ
ユミル「い、いまのなし」
ミカサ「駄目、有言実行・・・ね?」
エレン「じゃあユミルとクリスタも参加って事で」
ユミル「しまったああああ!!」
クリスタ(あ、でもちょっと楽しみかも)
エレン「じゃあ俺、他の奴らも呼んでくるからお前ら先に行っておいてくれ」
エレン「さて、また全員集合だな」
エレン「役柄を整理しようか、一応二年後の設定になるんだし」
エレン「俺は外交官、ミカサとアルミンと住んでいる」
エレン「ミカサは二回目の結婚で俺と結婚して、新たに生んだ子供のアルミンと近親相姦関係」
エレン「アルミンは母親のミカサと関係を持っている、何か考えている?様子だ」
エレン「ダズはミカサと前夫の子供、俺に疎まれて母親は俺の子供に取られた。冤罪で家を追い出されて復習を決意」
エレン「サシャは隣の家に一人で住んでいる女性、たまに俺の家のリビングを覗いていてベルトルトと友人関係」
エレン「ベルトルトは俺に仕事を首にされて恨んでいる男で、過去には猫の首を集めていた危ない男。ダズと一緒に俺に恥をかかせようとしている」
エレン「ライナーはサシャをストーキングしている、ダズと友人関係?」
エレン「ハンナは近所奥さんで結婚三年目、フランツと結婚していて幸せな家庭を築いている」
エレン「フランツも結婚三年目、ハンナと毎日ラブラブ」
ジャン「物の見事にお前さえいなければ円満な生活だったんだな、サシャとライナー以外」
エレン「それは言わないでくれ」
エレン「さて、じゃあ追加の役を考えるか」
エレン「復習する系の昼ドラであと必要なのは・・・刑事とかか?」
ライナー「刑事だったら探偵もありだな」
フランツ「復習に対峙するのじゃなくて、復讐を援助する人でもいいね」
ハンナ「幸せな結末に協力してくれる人も必要なんじゃない?」
クリスタ「サシャ、最初からこんな感じだったの?
サシャ「エレンワールドにみんな入り込んじゃったみたいですね、昼ドラ耐性絶賛向上中です」
ユミル「それがいいんだか悪いんだかわかんないな」
エレン「よし、決まったぞ!ジャンは>>148だ」
ハンナ「ユミルは>>150よ」
ライナー「クリスタは>>152になったぞ」
ミカサに横恋慕してるアルミンの同級生
帰って良い
エレンに密かな憧れを持つエレンの部下
エレン「よし、決まったぞ!ジャンはミカサに横恋慕してるアルミンの同級生だ!」
ジャン(よし、この立場からだったらミカサとラブラブになれると言う展開も・・・!)
ハンナ「ユミルは帰っていいよ」
ユミル「はっ!元から参加するつもりは無かったんだ、帰ろうぜクリスt・・」
ライナー「クリスタはエレンに密かな憧れを持つ、エレンの部下になったぞ」グスン
ユミル「!だ、駄目だ!認めない!」ギュッ
クリスタ「ゆ、ユミル」
ユミル「そんな危険な設定、させてたまるか!しかも私に帰れだと?クリスタに何かする気じゃないだろうな!」
ユミル「私が帰っていいなら、クリスタと一緒に帰る。クリスタがそんな役をやるなら、フォローできる役に私をしろ!」
ユミル「あわよくば牡丹で薔薇的な百合カップルを演じていちゃいちゃしてやれる様な設定にな!」
サシャ(煩悩ただ漏れていますね)
エレン「わかった、じゃあ>>154」
フランツの元浮気相手
現在フランツの子供を妊娠しているがフランツにこっぴどく捨てられたせいで男性不振に陥っているなんてどうだ
エレン「わかった、じゃあフランツの元浮気相手」
ユミル「え」
フランツ「は」
ハンナ「ちょ」
エレン「現在フランツの子供を妊娠しているがフランツにこっぴどく捨てられたせいで男性不振に陥っているなんてどうだ」
ハンナ「フランツぅ!」
フランツ「は、ハンナ。僕が君を裏切るなんて・・・かはっ」
ハンナ「あ、アルミン助けて!フランツが・・・フランツが息していないの!」
アルミン「きっと軽めの人工呼吸でいきかえるとおもうよー(棒」
チュッ
フランツ「ハンナぁあああ!!」ギュッ
ハンナ「フランツぅううう!!」ギュッ
サシャ「えぇ話や」
クリスタ「ユミルにとってはいい話じゃないよ!ユミルぅ、戻って来てぇ!」ユサユサ
ユミル「・・・」
エレン「さぁ、どうするユミル。この話を受けるか、受けないか?」
エレン「お前は既に二度、この話を断ると言っている。俺は弱者を引き留めるほど甘くないぞ」
ユミル「ぐ・・・やる、やってやるよ。男性不信の設定だったら、遠慮なくクリスタとイチャラブできるからな・・・!」
エレン「ふ、お前のその血肉を噛み締める様な顔。俺の演出によって引き出してやる!」
ベルトルト(何の話だよこれ)
アルミン「じゃあ妊婦役だから。ユミル、上着の下にこのボールでも入れておけば?」
ユミル「・・・」ボスッ
ダズ(・・・格好悪っ)
エレン「じゃあマルコには、ナレーション以外では警官くらいの役やってもらうかもな」
マルコ「うん、わかった」
エレン「そうだな、じゃあ>>160のシーンからでも始めるか!」
クリスタを引き離すのは了承しないかなと思いましたが、偏りましたか
以後平等を目指します
ジャン「お、おうアルミンじゃないか」
アルミン「ジャン!君も今から帰る所?」
ジャン「あぁ、にしても大学でまでお前と一緒だなんてな」
アルミン「そうだね。そうだジャン、君もう卒業後の事考えている?」
ジャン「まだ俺達、大学の二年生だろうが。って・・・まさかお前、もう考えているのか」
アルミン「うん」
ジャン「マジか、流石秀才様」
アルミン「そんな事ないよ。早く、大切な人と二人きりで生活できる家が欲しいだけ」
ジャン「お前付き合っている奴いるの?」
アルミン「付き合いの一つ手前くらいかな、いずれきちんとさせたいんだ」
ジャン「ふーん」
アルミン「・・・ん、携帯が鳴ってる。ちょっと御免ね、ジャン」
ジャン「あぁ、いいぜ」
アルミン「はいもしもし、うん・・・あぁ、そうなんだ。・・・わかった、これから向かうよ」ピッ
ジャン「どうした?」
アルミン「いや、母さんが近くにいるから一緒に帰らないかって」
ジャン「この年になってか?あまりにも嫌だったらきちんと拒否しないと駄目だろ」
アルミン「うー・・ん」
ジャン「あ、言いにくい内容だったか?」
アルミン「いや、別に大丈夫だけれど」
ジャン「じゃあどうしたんだよ、お前らしくもなく口籠って」
アルミン「あはは、褒め言葉として受け取っておくよ」
ジャン「じゃあ改めて聞くけどよ、お前のおふくろさんそんな心配性なのか?子離れできていないとか?」
アルミン「・・・と、言うより最近僕の機嫌を伺っている感じなんだよね」
ジャン「大学に子供が行って、もう一緒に暮らせるのはあと少し・・・ってのが理由か?」
アルミン「うん、まぁ・・・そう言う事」
アルミン(そう、間違ってはいない・・・僕が卒業したら、一緒に家を出ようとは言っているし)
アルミン(父さんと一緒に暮らさなきゃいけないのはあと二年だけ・・・そしたら母さんは、僕だけの)
アルミン(でも気になる事もある、最近母さんが父さんの事を観る時間が長くなっていると言う事だ)
アルミン(関係が修復されてきてしまっている?・・・せっかく写真を父さんの元に送ったのに)
アルミン(でもそれはそれで収穫があったな、父さんを恨む人間がまた一人増えたんだから)
アルミン(兄さんは・・・父さんに復讐をしてくれるかな、してくれるといいな)
ジャン「ん、校門のところにいるの・・・あれがお前の母さんか?」
アルミン「あ、本当だ。母さん!」
ミカサ「アルミン」ニコッ
ジャン(惚れた)
アルミン「・・・初めて自分の母親が、他人の男を瞬殺する瞬間を見たよ」
ミカサ「?」
アルミン(でも、これっていい事なのかな。何かあった時、ジャンが何か母さんを助けてくれる事があるかもしれない)
マルコ「アルミンの思惑の中に組み込まれるジャン、その好意を利用されてしまうのか」
エレン「アルミーン!お前だったのか、写真送ったの!」
アルミン「あはは、取り敢えず母親に執着しているからね」
アルミン「写真を見て激昂したエレンがミカサを捨ててくれたら、僕がミカサを連れて逃げてハッピーエンドだし」
エレン(ミカサ、ゴメン。お前と俺の幸せな結末を阻止しようとしている役はアルミンだった・・・これ、無理かも)
ジャン「・・・」ポー
ライナー「ジャン、いい加減戻って来い!」
ジャン「・・・おままごと、さいこう」
ベルトルト「それはなんか変な意味の言葉に聞こえるから言っちゃダメー!」
エレン「さて、思惑が徐々に浮き彫りにされてきたな」
エレン「じゃあ次は>>174の二年後にスポットを当ててみよう!」
↑
サシャ「ふふふーん、ふふふんふーん」
サシャ「はっ!わ、私としたことが・・・つい楽しすぎて鼻歌なんて歌っちゃってました」
サシャ「水戸黄門のテーマだなんて、お恥ずかしい!」
サシャ「でも私、今とーっても楽しいんです。だからつい10人分の料理を用意しちゃってました」
サシャ「・・・まぁつまみ食いで半分くらいは無くなっちゃうんですけれど」
サシャ「ちなみに、なんで私が楽しいか・・・と言う理由は、私に友達が出来たからです」
サシャ「はふぅ・・・私にベルトルト以外の友達が出来る日が来るなんて・・・もぐ」
サシャ「あ、もうちょっと塩を追加しようっと」
――ピンポーン
サシャ「あ、お客様が来たみたいです。はいはーい、ちょっと待っていて下さいね」パタパタ
――ガチャ
サシャ「いらっしゃい」ニコッ
>>179「あ、お邪魔します」
エレン
エレン「あ、お邪魔します」
サシャ「いえいえ、こっちも丁度お食事が出来たところです」
エレン「え・・・しょくじ?」
サシャ「はい、エレンさんも食べ盛りですし食べますよね」
エレン「は、はは・・・頂きます」
サシャ「たくさん食べて行ってくださいね!」
エレン(悪いミカサ。今日俺、夕飯はいらないかも)
エレン「それにしても、いつもすみません」
エレン「まさかサシャさんが高名な料理研究家だったからと言ってこんなに押しかけて」
サシャ「いいえ、私も随分と前に失脚した身ですから・・・誰かに家を訪ねて貰えることは嬉しいんです」
エレン「ちなみに失脚した理由は?」
サシャ「いやぁ、明治時代の料理を再現しようと思って・・・朱鷺を捕獲しようとしたら大バッシグ受けたんです」
エレン「そりゃあそうでそうよ」
※一文前訂正
エレン「そりゃあそうでしょうよ」
エレン「でも貴女の料理の腕は本物だ、海外の料理のレシピも知り尽くしている」
エレン「お蔭で大使館の人達とのパーティーの料理にははずれが無くなって・・・感謝しています」
サシャ「ふふ、嬉しいです」
エレン「それでもし、よければなんですけれど・・・」
――エレン帰宅後
サシャ「・・・ふぅ、やっぱり誰かと食べる料理は美味しいですね」
サシャ「にしても驚いちゃいました、エレンさんの職場にスカウトされるなんて」
サシャ「働らく・・・ですか」
サシャ「今までの収入といまだに入ってきているレシピの印税で何とか暮らしていますが、正直食費がかさんでいますしね」
サシャ「さて、どうしましょうか、でもこの生活も気に入っているんですよね」
サシャ「うーん」
マルコ「サシャは物語の渦中に飛び込んでいくのか、それとも相も変わらず情報を提供する立場でいるのか」
エレン「サシャファンの人が居たらテレビの前で齧りついているだろう瞬間だな!」
マルコ「ここで君がサシャに手を出したらドロドロの愛憎劇再びだよ」
エレン「そ、それは無いと思うぞ・・・一応俺はハッピーエンドを目指しているんだし」
マルコ「本当に?」
エレン「・・・なぁ、この話題はここまでにして、次は>>185の方に焦点を当ててみないか?」
マルコ「露骨な話題転換だけれど・・・まぁいいよ」
マルコ「もう少しこの舞台の情報が欲しい所だし、でももう少し場面を進めるスパイスが欲しいな」
ダズ
エレン「・・・なぁ、この話題はここまでにして、次はダズの方に焦点を当ててみないか?」
マルコ「露骨な話題転換だけれど・・・まぁいいよ」
マルコ「もう少しこの舞台の情報が欲しい所だし、でももう少し場面を進めるスパイスが欲しいな」
エレン「ダズは主役と言っていいくらいの立ち位置だったもんな」
エレン「でもいきなり学生で放り出されて、どうやって生活していたのかが分からない事には話が進まない」
マルコ「保護をしていた人物の候補としてはライナーとベルトルトだよね」
エレン「いや、ハンナやフランツの所かもしれないぞ、もしかしたらクリスタやユミルかも」
マルコ「それこそサシャの所に潜り込んでいたら・・・あぁそれも美味しい!」
エレン「よし、決めた・・・ダズが住んでいた場所は>>188の家だ!」
※エレン達の家除く
クリスタ
エレン「よし、決めた・・・ダズが住んでいた場所はクリスタの家だ!」
マルコ「密かに想いを寄せる上司の子供を冬の夜の下に出会い・・・そして家に招き入れる、まさに女神だ!」
ユミル「ちょーっと待った!!」
エレン「・・・なんだよユミル」
マルコ「このプロデューサートークに間に入らないって言うのは、暗黙の了解だったはずだろ」
ユミル「・・・私もクリスタと一緒に住んでいる設定はダメか」
エレン「えー・・・」
マルコ「えー・・・」
ユミル「駄目・・・だったか、やっぱり」
エレン「取り敢えずお腹に居れているボールを取ってからお願いしろよ。そっちの方にばっかり目が行っちまう」
ユミル「・・・」ゴソゴソ
ユミル「クリスタとイチャイチャしたいです、設定下さい」ペコッ
マルコ(思いの他に素直だった)
エレン「どうする、マルコ」
マルコ「うーん・・・>>190」
再安価
ユミル「・・・」ゴソゴソ
ユミル「クリスタとイチャイチャしたいです、設定下さい」ペコッ
マルコ(思いの他に素直だった)
エレン「どうする、マルコ」
マルコ「うーん・・・>>193」
やっぱダメだろ。じゃあ、再開しよう
マルコ「うーん・・・やっぱダメだろ。じゃあ、再開しよう」
エレン「はい、ボールもう一回入れて」
ユミル「うぅ・・・クリスタぁ」
エレン「で、本当にユミルとクリスタの関係性なしにするの?」ボソッ
マルコ「ううん、結構心を鬼にしたなぁって思うよ。けれど最初に言われた役者からの意見でしょ」ボソボソ
マルコ「最初から了承していたら他の要望来るかもしれないし・・・まぁチャンスが今後無いわけじゃないよ」ボソボソ
エレン「ま、いいか・・・時間が思いの他経ったな、さっさとやるぞ」
ダズ「・・・」カチャ
クリスタ「あ、おかえりなさいダズ」
ダズ「ただいま戻りました」
クリスタ「そんな他人行儀にしなくていいのに」ナデナデ
ダズ「・・・」カァ
クリスタ「奇妙な縁だったけれど、一緒に住んでいるんだからもっと甘えて欲しいな」
クリスタ「そうだ。今日のお父さんね、実はこんな事があって・・・」
ダズ「あぁ・・・うん、そうなんだ」
ダズ「僕も父さんの事は心配だから、話して貰えて嬉しいよ。クリスタさん」
ダズ(家を飛び出して、二年が経った)
ダズ(最初は友達の家を転々として、でもお金もすぐに尽きて物資も足りなくて)
ダズ(仕方なく野宿をしようとした日の事だったっけ・・・酔っぱらったクリスタさんが男に絡まれていて)
ダズ(もしかしたらお礼でも貰えるかも、なんて下心で助けようとして・・・でもあえなく返り討ちにあった)
ダズ(俺もろとも助けてくれたのは、ベルトルトさんとライナーさんで)
ダズ(実はその酔っ払いも、二人が仕掛けた物だった事は・・・後から聞いた)
ダズ(なのにクリスタさんは思い切り俺に礼を言って、事情を知ったら一緒に住もうって・・・あんな、笑顔で)
ダズ(まぁそう言った経緯で、僕はクリスタさんと一緒に暮らし始める事になったんだ)
ダズ(そしてその後、クリスタさんが父さんの仕事の部下で・・・彼女は父さんが好きだと俺は教えて貰って)
ダズ(復讐の為だから、父さんの情報が必要だと・・・わかっているけれど)
クリスタ「でね、その時に君のお父さんが・・・」ニコニコ
ダズ(僕、クリスタさんを裏切っているんだ・・・そう思うと、胸が痛い)
ダズ(見ず知らずの自分を・・・あんなに心配して、受け入れてくれたこの人を)
クリスタ「でね、だから私」
ダズ「クリスタさん」
クリスタ「なに?」
ダズ「>>200」
一度冷静に、色目なしで父さんを見てみてください
ダズ「一度冷静に、色目なしで父さんを見てみてください」
クリスタ「・・・え?」キョトン
ダズ「お願いします」
クリスタ「え、何を言っているの・・・ダズ」
ダズ「・・・」
クリスタ「そんな事しなくても、エレンさんは尊敬できる人じゃない」
ダズ「・・・」ズキッ
クリスタ「・・・ダズ?」
ダズ「ごめんなさい、少し部屋に入っています」タタッ…
クリスタ「・・・色目なしに、エレンさんを?」
ダズ「うっ・・・」ポロポロ
ダズ「なんで、父さんなんだ・・・母さんも、父さんとの子供に取られてしまって」
ダズ「でも復讐すると、クリスタさんの笑顔が・・・」
ダズ「どうすればいい、誰か教えてくれよ・・・いや、こんな事話せるのは。あの二人しかいない」
ダズ「でも、クリスタさんを復讐に巻き込みたくはないんだ・・・どうしたら」
ダズ「・・・どう、したら」
エレン「まさかのダズの涙シーン」
マルコ「エレン、言っちゃダメ。言っちゃダメ」
エレン「やっぱり愛憎劇の中には純愛が一つ入ると違うな」
マルコ「愛憎って言ってもまだそこまで出てないけれどね、分類的には愛憎憎憎だよ。主に君に対して」
エレン「じゃあそろそろ話を進めたいな」
マルコ「んー、どこ辺りの話を進めたい?」
エレン「>>204の話とか?」
ユミル
エレン「ユミルの話とか?」
マルコ「不倫関係の話はいきなりすぎるし・・・妊娠してるって設定しか今のところ出せないよ」
エレン「そうだな・・・」ウーン
ダズ「ふぅ・・・お、終わったぁ」
フランツ「お疲れ、ダズ。君演技で涙出せるんだ、凄いね」
ダズ「・・・ちょっと頑張った、だってクリスタが天使すぎ・・・て!」バシッ
ユミル「・・・」キッ
ダズ「たた・・・なんだよユミル、ボールを投げる・・・な!?」バシッ
サシャ(劇とは関係ない所で嫉妬の炎が上がってる)
ライナー(あたっくーあたっくー、なんばーわーん・・・と、このネタは古いな)
エレン「おーい、ユミル!お前の設定に>>207って設定を足していいか?」
右耳が聴こえない
エレン「おーい、ユミル!お前の設定に右耳が聴こえないって設定を足していいか?」
ユミル「はぁ!?なんでそんな設定になったんだよ、妊婦で耳が聞こえないし男に捨てられているとか・・・」
ユミル「まさか、私にだけ変な設定をプラスしていって帰らせようってんじゃないだろうな」ギロッ
マルコ「い、いや・・・そんな事は」
ユミル「・・・」チッ
ユミル「まぁいい・・・で、どうやって展開すればいいんだ?」
マルコ「ユミル・・・!」
エレン「やる気を出してくれたのか!」
ユミル「・・・クリスタに迷惑をかける訳にはいかないからな」
エレン「じゃあ>>210のシーンからスタートだ!」
クリスタとユミルの出会い
エレン「じゃあクリスタとユミルの出会いのシーンからスタートだ!」
ユミル「!」
エレン「やらないのか?」
ユミル「ふん、感謝なんてしてやらないんだからな!」フイッ
ユミル(うー・・ん、いまいち設定が詳しく決まらなかったし。よし)グイッ
ダズ「うわっ」
ユミル「ちょっと面貸しな」
ダズ(あ、今度は別の意味で泣きそう)
ユミル「おい、お前らもだ!」
――二年前
ユミル「はー、疲れた。警官ってのも楽じゃねぇよな」
ユミル「ん、あれは・・・酔っ払いのお嬢さんかなんかか?足取り乱れていやがる」
ユミル「こんな繁華街で危ないだろ・・・一応、一声だけでもかけておくか」
ユミル「・・・あれ、見失った?」
「――――!」
「――――!!」
ユミル「声・・・?こっちから、か」キョロキョロ
ユミル「って、乱闘してる!?ちょ、お・・・お前等!やめろ!!」
クリスタ「・・・」ビクビク
ダズ「・・・」チーン
ベルトルト「・・・なに」
ライナー「なんだよ」
ユミル「酔っ払いらを離せ、お前等これはどう言う状況なんだ!」
クリスタ「この人達は・・・悪く、ないの」
ユミル「は?」
クリスタ「助けてくれた・・・から」
ライナー「そう言う事だ」
ユミル「だがそれ以上やると、過剰防衛になるぞ。ほら、さっさと手を離せ」
ベルトルト「・・・」パッ
ユミル「チッ・・・こっちのガキは気絶しているな、救急車」
クリスタ「私、私のせい・・・で」
ユミル「ほら、泣くな。もう呼んだから・・・脈もあるし、大丈夫だろ」
ライナー「それでお前は、なんだ」
ユミル「一応警察って奴だ、怪しいもんじゃない」
ベルトルト「警察・・・?」
ユミル「ん、ほら」ペラッ
ライナー(警察証・・・本物、か)チラッ
ベルトルト「・・・」コクッ
ユミル「ほら、立てる・・・か?」
クリスタ「えぇ・・・あ!」
ユミル「ん?・・・あ!酔っ払いの奴等、逃げやがった!くそっ、救急車と警察来るまで待っていろよ!」ダダッ
――路地裏
ユミル「くそっ・・・頭、殴られた。酒瓶持って殴りかかってくるなんて」
酔っ払い「ごらあああ、しねぇえええ!!」
ユミル(また、殴られ・・・)
フランツ「大丈夫か!?」
エレン「・・・」
マルコ「・・・」
エレン「出来は?」
マルコ「うーん、この設定を行かせていけるかは今後次第かな」
ミカサ「不毛」
ユミル「んな事を言うな!私はクリスタと関わりたかっただけだ!」
サシャ「煩悩垂れ流しですね」
エレン「じゃあ次は一歩踏み込んだ展開に行くか、>>215の身に>>217と言う展開が降りかかる!」
ミカサの作ったオムライス
致死量の毒が混入される
展開が展開なので今日はここまで
さて犯人は誰なのか
今のところ話の展開決まり切っていないんで、安価で助けてくれると嬉しい
ので、本文更新の前に少し聞くよ
死人が出る展開、可か不可か
意見ありがとう、次から更新します
死人が出るか否かは状況と安価で決めていきますが
率先して死人を出すか否かと言う部分で参考にさせて貰います
死人はなしがいい
エレン「じゃあ次は一歩踏み込んだ展開に行くか」
エレン「ミカサの作ったオムライスに、致死量の毒が混入と言う展開が降りかかる!」
マルコ「成程、確かに昼ドラ展開にありそうな展開だよね」
エレン「使用する毒物はもちろん青酸カリ」
マルコ「物資で出てきた青酸カリは、茶色の小さな小瓶に入っているんだよね」
エレン「わかっているなぁマルコ!」
マルコ「エレンって結構ベタな展開が好きだよね、そこはわかっているから」
エレン「でも俺の家の中だけだったら犯人が三択になってしまうな、犠牲者も三択だけれど」
エレン「やっぱり、この舞台には更なる参加者が必要だよな・・・さて、誰が一緒に食べるのがいいか」
マルコ「>>232なんてどう?」
番号間違えた、安価下
アルミン
ジャン
マルコ「ジャンなんてどう?」
エレン「ジャンか・・・うん、違和感ないな。あと食べ物だしサシャも入れていいか?」
マルコ「これで五人か、うーん・・・五人でいい?もう一人くらい足す?」
エレン「まだ行けるのか」
マルコ「もしかしたらこれが山場になるシーンかもしれないし」
エレン「・・・取り敢えず今の状況で行こう、また途中で参加できるかもしれないしな」
エレン「じゃあ食事を作る前のシーンからスタートだ!」
――ぴぴぴ
ジャン「・・・ん?」モゾモゾ
ジャン「ふぁ・・・誰、だ?って、アルミンか」ピッ
ジャン「はい、もしもし・・・あぁ、暇だが。・・・ん?」
ジャン「え!?マジか!?」
アルミン『うん、今度うちで外国の要人を招いてホームパーティーをやるんだけれどさ』
アルミン『母さんが料理の専門家の人を呼んで料理を習うんだ、たくさん習うから量もあって』
アルミン『だからジャン・・・家で一緒に食事しない?』
ジャン「行く!行くに決まってんだろ、絶対に行く!」
アルミン『ふふ、そんなに勢いよく言わなくても大丈夫だよ』
ジャン「あ、でも・・・本当にいいのか?」
アルミン『こっちが誘っているんだから遠慮しないで、それに母さんが友達を呼びなさいって言ったんだし・・・本当に迷惑じゃないから』
ジャン「じゃあ遠慮なくいかせて貰うな」
アルミン『・・・うん、待ってるね』ピッ
サシャ「そこは上手に手首のひねりを利かせればいいんですよ・・・ほら、こうやって手首の動きだけで」
ミカサ「凄い・・・卵が綺麗に丸まっていく」
サシャ「これを習得するとオムライスは楽ですよ、中身がふわふわにもなりますし」
サシャ「この綺麗に丸まったオムライスに、ゆっくりとナイフを入れて・・・そして開く瞬間、その事を考えると」
ミカサ「考えると?」
サシャ「よ・・・よだれが止まりません、はふぅ」
ミカサ「サシャ、はい。これを食べて我慢」
サシャ「うまっ!さっきオムライスに掛ける用に作っていたデミグラスソース、これ普通にご飯にかけるだけでも美味しい」
ミカサ「ご飯だけは大目に作っておいて本当に良かったと、今心から思っている」
サシャ「美味しい物を食べるって・・・本当に幸せですよね」ポー
サシャ「デミグラス・・・うーん、ハンバーグが王道ですかね。いや、ドリアの上にちょっと垂らしても・・」
ミカサ「サシャ駄目、もうこれ以上は作れない」
サシャ「えー」
ミカサ「そもそも、某国の人に合う料理を聞いていたはず。もちろんそれは教えて貰えたけれど、脱線したレシピがあまりにも多い」
サシャ「それは申し訳ないと思っています、責任もって食べましょう・・・だから次はドリアを!」
ミカサ「無理、材料が底をついてしまった」
サシャ「そんなぁ」
ミカサ「でも次の機会には、是非ドリアも教えて欲しい」
サシャ「!そ、それはまた次も来てくださいと言う事ですか?」
ミカサ「もちろんそう」
サシャ「う、嬉しいです!じゃあ私とミカサさんはお友達なんですね!」
ミカサ「私はそう思っている」
サシャ「やったぁ!ありがとうございます!これでベルトルト以外の友達が、二人も!」
ミカサ「・・・ベルトルト?」
サシャ「はい、私のお友達なんです」
ミカサ「そう」
サシャ「えぇっと確か・・・エレンさんも彼の紹介で私の事を知ったそうですよ」
サシャ「元々エレンさんの部下だったけど、仕事を辞めて自営をしているとか」
ミカサ「じゃあ彼も・・・今日お暇だったら、食事をとりに来てもらえば?」
サシャ「え」
ミカサ「もう軽く30人分は作ってしまった、もしよければ・・・だけど」
サシャ「>>246」
↑
サシャ「是非お願いします!とってもいい人ですからミカサさんともきっと気が合いますよ!」
ミカサ「そう、じゃあ来てもらおう。連絡をしてもらってもいい?」
サシャ「あ、でもそうなるとご飯が少なく・・・材料なくなっちゃったんですよね、私自分の家から何か持ってきます」
ミカサ「え・・・足りない、の?」
サシャ「万が一の為ですよ」
ミカサ「そう・・・」
サシャ「じゃあ一旦、家に帰りますね!すぐに戻ってきます」
ミカサ「いってらっしゃい」
――ガチャ、パタン
ミカサ「・・・」
ミカサ「・・・」キョロキョロ
ミカサ「・・・」ウロウロ
ミカサ「・・・」
ミカサ「・・・」スッ
――ガチャ
アルミン「母さん」
ミカサ「!あ、アルミン」
アルミン「凄い、いい匂いしているね!何か手伝う事はある?」
ミカサ「そうね・・・じゃあそこのお皿、しまってくれる?」
アルミン「うん。あ、ジャンは来れるって」
ミカサ「そう。たくさん食べてくれると嬉しい」
アルミン「だね」
――ガチャ
エレン「・・・」
アルミン「あ、父さん」
エレン「・・・」ジロッ
――バタン!
アルミン「あ・・・ドアを閉じちゃった」
ミカサ「・・・」
アルミン「母さん、僕・・・何かした?」
ミカサ「いえ、アルミンは何もしていない」
アルミン「・・・そう言えば、兄さんもいきなり父さんに家を追い出されたんだよね」
ミカサ「・・・」ピクッ
アルミン「ねぇ、母さん。兄さんを呼べないかな」
ミカサ「アルミン、それは・・・」
アルミン「みんなで一緒にご飯を食べるんだ。そうすれば、もしかしたら父さんと兄さんも仲直りをするかも」
ミカサ「・・・」
アルミン「ね、いい考えでしょ?」ニコッ
ミカサ「>>251」
分かった、そうしよう
ミカサ「・・・分かった、そうしよう」
アルミン「じゃあ母さんが電話してあげて」
ミカサ「・・・え」
アルミン「そうした方が、きっと兄さんも喜ぶだろうし」
ミカサ「分かった」
――ガチャ、パタン
アルミン「・・・」
アルミン「・・・」カチャカチャ
アルミン「・・・」
――ガチャ、パタン
サシャ「あれ・・・えぇっと、アルミン君?」
アルミン「あ、サシャさん」
サシャ「お皿片付けてくれていたんですか、ありがとうございます。ところで何を手に持っているんですか?」
アルミン「これですか?オニオンチップです、少しだけ端に置いてあったから・・・何に使うのかなって」
サシャ「ふふ、それはですね。オムライスとサラダに使うんですよ」
サシャ「ふわふわの中にカリッとした触感!シャキシャキのサラダの中にカリッとした触感!どちらも正義です!」
アルミン「そうなんですか、いいですね」
サシャ「分かってもらえましたか!?」
アルミン「意外性って本当に面白いですよね、見た目と中身の違いがあると・・・特に」
サシャ「そうなんですよぉ、分かっていますね!さてはアルミン君も料理好き?」
アルミン「食べる専門ですけれど、好きですよ」
サシャ「あはは良かった、じゃあお食事を楽しみにしておいてください」
アルミン「はい」
――ピンポーン
アルミン「あれ、ジャンが来たのかな・・・すみません、少し席外します」
サシャ「はいはーい」
――ガチャ
アルミン「はい、どなたですか?」
>>257「あ、すみません」
ベルトルト
ベルトルト「あ、すみません。サシャ・ブラウスさんに呼ばれてきた者なのですが」
アルミン「えぇっと・・・ちょっと待っていて下さいね。サシャさーん!」
サシャ「はーい!」バタバタ
サシャ「あ、ベルトルト!早かったですね」
ベルトルト「うん、結構暇だったから」
サシャ「自営業の癖に?ちゃんと仕事しないと駄目ですよ」
ベルトルト「手厳しいけれど・・・君に言われたくはないな」
サシャ「ふふーん!私は今仕事中ですよ、エレンさんにスカウトされて今は試用期間中なんです」
ベルトルト「って、言う事は君もエレンさんと同じ職場に?」
サシャ「多分、ゆくゆくはそうなるかと」
ベルトルト「そうか・・・よかったね、僕も嬉しいよ」
サシャ「喜んで貰えて嬉しいです、今日はたくさん食べて行ってくださいね」
ベルトルト「はは、そうさせて貰うよ。あ、これケーキ・・・冷蔵庫に入れてくれる?」
サシャ「やった!はーい、すぐに持っていきまーす!」タタッ…
アルミン「・・・」
ベルトルト「ん?」
アルミン「・・・初めまして、ベルトルトさん。僕はアルミン、よろしく」
ベルトルト「ベルトルト・フーバーだ、こちらこそよろしく」
マルコ「言葉少なに握手をする二人、二人はどれだけの情報を持っているのか・・・お互いが復讐をするべき相手を知っているのか・・・!」
エレン「俺の死亡フラグがバリバリに立っているな、やはり毒を盛られるのは俺か?それとも複数か?」
マルコ「そこ辺りも気になる所だけれど、今のところ調理場に入って一人になったのは三人だけだね」
エレン「分からないぞ、更に盛った後かもしれないし・・・何より共犯者がいると言うパターンも」
マルコ「うぅ・・・頭がこんがらがってきた」
フランツ「そして僕の出番は未だに来ない」
ハンナ「いいじゃないフランツ、みんな見ていないし休憩がてら二人でお話をしましょう」
フランツ「ハンナ、君こそが僕の天使だ!」ギュッ
ハンナ「きゃっ、フランツったら苦しいわ」ギュッ
ジャン「お前等うるせぇ」
>>261
×エレン「分からないぞ、更に盛った後かもしれないし
○エレン「分からないぞ、皿に盛った後かもしれないし
エレン「さて、ではダズが登場するシーンから再スタートだ」
マルコ「その前にさ」
エレン「ん?」
マルコ「ダズがミカサからの電話を貰ったシーンがみたいな」
エレン「・・・マルコ」
マルコ「?」
エレン「それ、いいな!」ガシッ
マルコ「喜んでもらえて何よりだよ」
ライナー(そして俺は、また出番を貰い損ねた)
――ピロローン
ダズ「?・・・誰だろ。えっ母さん!?」
ダズ「ど、どうしよう」オロオロ
クリスタ「あれ、ダズ電話でないの?お母さんからなんでしょ、出ちゃいなよ」
ダズ「う・・・うん」ピッ
ダズ「もしもし・・・え、食事?」
クリスタ「!」ピクッ
ダズ「そ、そんな事急に言われても・・・だって俺、今人と一緒に居るし」
クリスタ「行ってきなよ、ダズ」
ダズ(く、クリスタさん?・・・ちょっと声、携帯に入っちゃう!)
クリスタ(今まで家を出ていたのに気にも留められていなかったダズに、食事のお誘い・・!これっていい傾向だよね?)
クリスタ「ほら、私が送って行くから!参加するって返事しちゃいなよ」ニコニコ
ダズ「ぐ・・・か、母さん。俺、食事しに行くよ」
クリスタ(よしっ!)
ダズ(惚れた弱み・・・なのかな、クリスタさんのキラキラした笑顔に押し通されちゃった)
ダズ(帰りたく、ないなぁ。もしかしてクリスタさん、そろそろ僕の事邪魔になってきたのかな)シュン
マルコ「と、言う具合でどうでしょうか監督」
エレン「いいんじゃないか?」
ダズ(もはやエレンは、監督と呼ばれても違和感を覚えていないらしい)
エレン「じゃあそろそろ踏み込んだシーンに入るとするか、>>268のシーンだな!」
ライナーがサシャの家に入って恐ろしい秘密を知ってしまうシーン
今日はこれにて終了
明日もまた同じくらいの時間に来れるといいな
今日はもしかしたら12時前に切り上げるかもです
ごめんなさい
エレン「じゃあそろそろ踏み込んだシーンに入るとするか」
エレン「ライナーがサシャの家に入って恐ろしい秘密を知ってしまうシーンだな!」
マルコ「え!サシャにも何か過去があったの!?」
エレン「朱鷺を捕獲していた・・・みたいな展開だったらどうしようだけれどな」
マルコ「全く持って可能性が低いと言う訳じゃないから、否定しきれないな」
エレン「よーし、じゃあ行くか!」
――キィ、パタン
ライナー「よし、なんとか侵入が成功したな」
ライナー「それにしてもベルトルトの奴、無茶言いやがる。仕掛けた録画機器の回収なんて自分でしろっての」ブツブツ
ライナー「さてと、録画機器ってのは何処にあるって言っていたかな」ガタガタ
ライナー「・・・」ゴソゴソ
ライナー「あ、なんか干してある・・・下着?」
ライナー「・・・」ポイッ
ライナー(い、嫌な記憶が蘇ってきた・・・ちくしょうベルトルトめ!いくら女との出会いが無かったからってあんな・・・)
――二年と少し前
ベルトルト『いやぁ、実は復讐したくってさ。相手の身辺を探りたいんだよね』
ライナー『ふぅん、それでなんでここに来たんだ?』
ベルトルト『君さ、女の人との出会いが無いなー・・・って言っていたでしょ?』
ライナー『あぁ・・・っておい、なんで縛る』
ベルトルト『まぁまぁ、いいからいいから』
ライナー『よくないっての!なんだよこれ!』
ベルトルト『はい、じゃあテレビもリピートモードにしたし。今日から何日間か、このビデオを見続けてね』
ライナー『お、おい・・・?』
ベルトルト『大丈夫。ちょーっとその女の人の事しか考えられなくなって、その人の情報が欲しがるようになるだけだから』
ライナー『お、おいベルトルト!』
ベルトルト『じゃあ友人の為に、頑張ってねー!』
ライナー『ぎゃー!!』
ライナー(あの後、散々ビデオを見せられた影響か・・・サシャのストーカーになっちまって)
ライナー(しかもその時のビデオの内容を思い出そうとすると、頭に頭痛が走りやがる!何を見せられたんだよ!)
ライナー(まぁ、報酬もたくさんもらったし・・・割のいい仕事ではあったがな)
ライナー「っと、いけないいけない。時間には限りがあるんだ、さっさと済ませてしまおう」
ライナー「えぇっと、機械は・・・ここか?」ゴソゴソ
ライナー「・・・!!」
ライナー「な、なんだこれは!>>279」
↑で
アルミンの写真じゃなくてミカサの写真で
ライナー「な、なんだこれは!これは確か・・・ベルトルトが追っている奴の妻の写真だな」
ライナー「壁一面に貼ってある、なんだ・・・これはサシャがレズと言う事か?それとも恨みから・・・か?」
ライナー「・・・なんにせよ、これは大きな情報だ。サシャとミカサ・・・その関係とは一体」
――キィ
ライナー「!?」バッ
ライナー「・・・気のせい、か」
ライナー「いかんな、俺とした事が気が立っている・・・用件を済ませてしまってさっさと戻ろう」
ライナー「万が一にも、サシャが単なるミカサのファンと言う選択肢も残っているのだし」
――パタン
エレン「どうなる?」
マルコ「どうする?」
エレン「どうするんだよこれ」
マルコ「・・・一つだけわかるのは、君とミカサはそう簡単に幸せには慣れそうにないってことかな」
エレン「だよなぁ」ガリガリ
マルコ「まぁ毒入りオムライスの行方もまだまだ不明だからね、誰がどうオムライスを受け取るのか」
エレン「死者が出るかも、犯人が誰かもまだ触れていない・・・けれどさ」
マルコ「ん?」
エレン「サシャの部屋からは俺の家のリビングが見える、そこに大きな焦点が当たっているのは確かだ」
マルコ「だね」
エレン「よし!じゃあさっそく本編の方を進めるとするか、食事のシーンに行くぞ!」
マルコ「山場だね」
エレン「参加人数多いからな、取り敢えず庭で食べるとするか」
エレン「じゃ、マルコ。裏方は任せた、俺行ってくる」
マルコ「死なない程度に頑張ってね」ヒラヒラ
マルコ「じゃあ行くよ!もう大分時間が経ったからダズが到着するシーンからね!」
ダズ「・・・うっぷ」
クリスタ「大丈夫?袋ならそこのダッシュボードの中に入っているよ」
ダズ「いえ、大丈夫です・・・多分これは、緊張の方」
クリスタ「お母さんから電話があってよかったね、私も休日にエレンさんの顔みれるし嬉しい」
ダズ「・・・」
クリスタ「ダズ?」
ダズ「あ、そこを左です」
クリスタ「ん、わかった」
ダズ「そして見えてきた・・・あの煉瓦のしきりのあるとこ、そこです」
クリスタ「おっきい家だね」
ダズ「・・・クリスタさんはどうしますか」
クリスタ「え」
ダズ「参加、していきます?」
クリスタ「えぇ!でも・・・いきなり上司の家に訪問してお食事なんて」
クリスタ「それに・・・ダズも嫌でしょう?私が一緒に暮らしているって分かっちゃうの」
ダズ「でもクリスタさんは、父さんが好きなんですよね」
クリスタ「・・・」
ダズ「貴女の好きにしてください」
ダズ「俺をだしに父さんに近づいてもいいし。余計な事をしたと思われるのが嫌だったら帰ってもいい」
ダズ(それに、貴女が父さんと一緒に話している姿を見たら・・・この想いが諦めきれるのかもしれないし)
クリスタ「>>285」
言い出したのはあなただからね、ダズ♪
お邪魔しちゃうね
クリスタ「言い出したのはあなただからね、ダズ♪ お邪魔しちゃうね」ニコッ
ダズ「はい」ニコッ
クリスタ「! ダズ、あなた」
ダズ「?」
クリスタ「笑うと結構可愛いわよ、なるべく笑ってくれていると嬉しいな」
ダズ「・・・僕は」
クリスタ「ん」
クリスタ「僕は貴女が笑顔だったら・・・その、復讐なんて・・・!」
エレン「・・・ダズじゃないか」
クリスタ「エレンさん!」
ダズ「・・・!」
エレン「お前も来たのか・・・」
ダズ「と、父さん」
エレン「・・・」ジロッ
ダズ「!」ビクッ
エレン「・・・クリスタ君も、早く入りなさい」
クリスタ「えっと、その」
エレン「わざわざ来てくれたんだ・・・ほら」
クリスタ「はい!」
ダズ「・・・」ハァ
ダズ「気が重いなぁ」
ベルトルト「やぁ」
ダズ「!」
ベルトルト「やっぱり、ダズじゃないか」
ダズ「ベルトルト・・・さん、なんで貴方が」
ベルトルト「ちょっと呼ばれちゃってね。それにしても・・・見てよこのメンバー」
ダズ「!」
ベルトルト「凄い面々だと思わないか?」
ダズ「・・・はい」
ベルトルト「復讐の機会だとは?」
ダズ「・・・」
ベルトルト「ふぅ・・・君は優しすぎるみたいだね、大方女神さまにでも癒されちゃったかい?」
ベルトルト「まぁそれでもいい、辛い環境だろうけれど君がそれでいいのならね」
ダズ「え・・・?」
ベルトルト「君にはたくさんの情報を貰ったからね、最後に一つだけ忠告をしておくよ」
ダズ「忠告?」
ベルトルト「こんなにも役者が揃ったんだ・・・何かが起こるかもしれない」
ダズ「・・・」
ベルトルト「その何かの時に、不利益にならないようにしておくこと。いいね」
ダズ「・・・はい」
ベルトルト「楽しい食事会になると良いね」ヒラヒラ
ダズ「・・・」ハッ
ダズ「く、クリスタさんは・・・」キョロキョロ
サシャ「はーい!ではでは、皆さん揃ったのでお食事の時間ですよ!」
アルミン「皆さん好きな料理を持って行っちゃって下さーい!僕が渡します!」
ダズ「・・・アルミン」
アルミン「兄さん、来てくれたんだ」
ダズ「アルミン、俺・・・もうお前も父さんも母さんも。もういいよ」
アルミン「え・・・?」
ダズ「俺はもう、家族に関わりなく生きていけると思ったんだ」
アルミン「そう・・・」
ダズ「だから、俺とお前は今日限りでさよならだ」
アルミン「そっか、うん・・・わかったよ」
ダズ「・・・」
アルミン「ねぇ兄さん、オムライスを食べない?兄さん好きだったよね」
ダズ「あぁ」
アルミン「三皿しかなくてさ、ちょっと端に置いているんだ。兄さん見ていてくれないかな」
ダズ「分かった」
アルミン「多分一皿だけ、母さんが父さんの所に持って行ってると思うよ。ふふ、実はオムライスって父さんのリクエストだったらしいから」
ダズ「そうなのか」
アルミン「・・・」
ダズ「アルミン、父さんと母さんの仲は」
アルミン「うん、比較的良好・・・かな」
ダズ「そうか」
アルミン「・・・まぁそれも、長続きしないだろうけれど」ボソッ
ミカサ「エレン」
エレン「ミカサ」
ミカサ「オムライス、出来た・・・これ、一番形が上手く出来た奴なの」
エレン「そうか」
ミカサ「食べて欲しい」
エレン「・・・あぁ」
ミカサ「ありがとう」
エレン「・・・なぁミカサ」
ミカサ「なに」
エレン「俺さ、お前に一杯苦労を掛けたよな。でもそんな俺に、お前はたくさん尽くしてくれた」
ミカサ「!」
エレン「礼を言うのが遅くなって、本当にすまなかった。けれどさ・・・次の仕事が終わったら、ようやく一区切りだ」
エレン「そしたら俺、仕事を辞めようと思っている」
ミカサ「!」
エレン「そしたら、アルミンには悪いが。この家を譲ってさ、ダズにも貯蓄を少し譲って」
エレン「お前と静かな所で、一緒に暮らしていこうかと思っているんだ」
ミカサ「え、エレン」
エレン「分かっている、お前にもたくさん苦労を掛けた。きっとお前も苦しい事がたくさんあったんだ」
エレン「これから先のお前の人生、もう一度俺に預けてくれないか」
ミカサ「・・・」
エレン「プロポーズみたいだな、これは・・・まぁ、お前がアルミンと一緒に暮らしたいならそれでもいい」
ミカサ(なに、この言い方。エレンは、まさか知っているの?そんな・・・!)
エレン「美味しそうだな、オムライス・・・頂きます」
クリスタ(・・・聞いちゃった)
クリスタ(ふふ、馬鹿みたい。何を期待していたんだろう)
クリスタ(駄目、もうここに居られない)タタッ
――ドンっ!
クリスタ「あ!」
ジャン「わっ!す・・・すまねぇ」タタッ
クリスタ「もう、なに・・・あの子、私も悪かったけれど」
クリスタ「あれ?あっちの方にはダズと・・・あともう一人の子がいる、あの子がダズの言っていた弟さん?」
クリスタ「・・・え」
――ガタン!
「えっ」
「うわああああ!!」
「なにっ」
「きゃああああああ!!」
アルミン「・・・」グッタリ
ダズ「おい、アルミン!どうしたんだお前、おい!!」
ジャン「・・・っ!アルミン!?」
エレン「なんだ、何があった!」
ミカサ「アルミン、アルミン!!」
サシャ「きゅ、救急車を」
ベルトルト「今呼んだ!」
ダズ「アルミン、しっかりしろ!」
ミカサ「アルミン!!」
クリスタ「何が・・・起こっているの?」
エレン「ついに起こった事件!!」
エレン「俺、オムライスを食べる直前まで死亡フラグを積み上げていたのに、まさかのアルミン!」
マルコ「あるよね、こう言う展開」
エレン「にしても犯人は誰なのか!そもそもアルミンを狙ったのか?それとも俺を狙っていたのか」
マルコ「ダズと言う可能性もあるよ、口封じ」
エレン「それにミカサも直接俺にオムライス持って行っていたしな」ウンウン
エレン「ハッピーエンドにはなかなかなれそうになくて、毒を持った・・・とか」
マルコ「あなたを殺して私も・・・のパターンね」
エレン「クリスタは目撃者パターンだよな」
マルコ「ベルトルトとサシャは容疑者から外れられないよね」
エレン「そこから物語は謎解きと、あとは当事者たちの感情へとスポットライトが当たっていく事になる!」
エレン「次の現場は病院か?事件現場か?それとも聞き込み現場?警察への通報された状況?」
マルコ「色々あるけれどね、次のシーンは>>298なんてどうかな」
警察のユミルが事情聴取をする
マルコ「色々あるけれどね、次のシーンは警察のユミルが事情聴取をするシーンなんてどうかな」
エレン「やっぱり警察関連からだよな」
マルコ「僕の出番ももしかしたら出てくるかもね」
エレン「だな、おーいユミル!お前出番だってよ!」
ユミル「お、出番か?」モグモグ
エレン「・・・なに食べているんだよ」
ユミル「ハンナとフランツ共々少し暇でな、お茶を飲みながら不倫関係時代の話を掘り下げていた」
マルコ「ま、いいけれど・・・そろそろ出番だよ」
フランツ「ハンナ、僕達の出番はあるのかな?」
ハンナ「もしかしたらご近所の聞き込みくらいはあるかも、でもなくてもいいわ。だって貴方とずっと話していられる」
フランツ「ハンナ」イチャイチャ
ハンナ「フランツ」イチャイチャ
ユミル「被害者はこの家の子でアルミンねぇ・・・ふーん、まずは毒の入手経路の方から洗うか」
ユミル「で、クリスタ。なんでお前がここに居るんだよ」
クリスタ「それは・・・ここ、ダズの実家で」
ユミル「へぇ、あいつこの家の子なんだ」
クリスタ「それよりもユミル!貴女もうすぐ出産の予定じゃ・・・!」
ユミル「あぁそうだよ、ガキなんか腹を蹴りまくってるよ!けれどうちの部署、全員ノロウィルス感染だとさ」
クリスタ「そ、それは大変ね」
ユミル「・・・お前もさ、この右の鼓膜はお前のせいじゃないんだから。こっちに気を遣うな、これは仕事だ」
クリスタ「うん」
ユミル「そしてお前もいるとはな、いつぞやの過剰防衛予備軍」
ベルトルト「今回は僕関わっていないよ?」
ユミル「それは警察が調べる。まずは当事者の所言ってくるから、後でお前等とこの家との関わりを教えて貰うな」
ベルトルト「うん・・・」
ユミル「よぉ、あんたがこの家の世帯主さんだな」
エレン「・・・」
ユミル「まぁあんたも、子供が倒れてショックだとは思うが。まずは話を」
エレン「俺だ」
ユミル「ん」
エレン「きっと俺を狙った・・・いや、アルミンが狙ったと考えるとおかしすぎる。まさかダズが・・・?」ブツブツ
ユミル「おい、話が見えない」ガシッ
エレン「!」
ユミル「話すんなら、順序立てて話をしてくれないと困る」
エレン「・・・」
ユミル「教えてくれ、事件を解決する為だ」
エレン(教える・・・だと?くそっ、どこまでしゃべると言うんだ?)
エレン「じ、実は>>303」
※言葉じゃなくて、どこまで喋るかでも可
今日一日の自分の行動と把握している限りの調理場にたった人のことを話す
家庭の事情についてはにおわすぐらいで話さない
エレン「じ、実は今日は私の仕事の関係で。家内が料理の勉強をすると言う事だったんです」
エレン「私が知っている限りで、ミカサ、サシャ、アルミンは台所に立っていました」
ユミル「他に料理に触れる機会は?」
エレン「その三人はあります、サシャさんは盛り付けをしていたしアルミンは配膳」
エレン「ミカサは私にオムライスを運んでくれました」
ユミル「さっき言っていた、狙われていると言う心当たりは」
エレン「・・・私は仕事人間で、家族に辛い思いをさせてきた」
エレン「家内にはつらい思いをさせたし、その姿を見せる事で子供にも傷を負わせた」
エレン「アルミンなど家内にとても懐いていましたし、私を疎ましく思う事もあったでしょう」
ユミル「ダズについては」
エレン「・・・行き違いで、家を追い出してしまって。それからお互いに気まずく」
ユミル「その原因は」
エレン「お互いの意思疎通が上手くいかなかったとしか」
ユミル「そう、ですか」
・・・サシャ・・・
ユミル「貴女が料理の指導をされていたと」
サシャ「はい」
ユミル「台所に入っていたのは貴女以外には誰が」
サシャ「私とミカサさん、アルミンだけです。あと――そう言えば、ベルトルトが来た時に一瞬だけ台所が無人になりました」
ユミル「貴女の食に対する探究心は分かっています・・・が」
サシャ「?」
ユミル「毒の味って、まさか知って・・・」
サシャ「いません!」
ユミル「ですよね」
サシャ「そうです!気にはなりますが、食べたらもう味わえないじゃないですか」
ユミル「・・・」
サシャ「あ、すみません」
ユミル「ちなみに、聞き込みで上がってきたのですが」
サシャ「はい」
ユミル「貴女はミカサさんとどのような関係で?」
サシャ「!」
ユミル「正直に答えてください」
サシャ「>>308」
学生時代のライバル
短いけれど今日はこれにて
事件が起こったので満足だったが、安価を挟む余裕が無かったのが残念
続きが気になる
乙
更新します
でもその前に、大分進んだのでこれまでの状況をおさらい
○エレン
外交官でエリート、家庭をかえりみない仕事人間だったが少し変わってきた様子
写真を送ってきたと思い込んでいるダズを家から叩き出した
○ミカサ
エレン連れ子のダズを伴ってエレンに嫁いだ、現エレンの妻
エレンとの間に出来たアルミンに夫婦間の寂しさを埋めて貰った
○ダズ
ミカサとミカサの前夫の子、エレンに煙たがれている
家を追い出されエレンへの復讐を決意したが、クリスタへの愛によって癒され復讐を諦める
○アルミン
ミカサとエレンの間に生まれた子供、ミカサを愛している
自分とミカサの写真をエレンに送り付けたのはアルミン、現在毒を服用して倒れている
○サシャ
エレン一家のお隣さんで元料理研究家、家の中にはエレン家のリビングが覗けるスポットがある
家の中にはミカサの写真がたくさん貼ってあり、元同級生と言う事も判明した・・・あと友達が少ない
○ベルトルト
エレンによって首を切られた元部下、エレンに恥をかかせたい
ダズに接触して復讐の協力を要請したが、あまりダズには関わっていない様子。いろいろ仕組んでいるっぽい
○ライナー
ベルトルトと言う友人によって、一時サシャのストーカーに仕立てられていた
ダズに少しだけ悪い事を教えた過去がある
○ハンナ
ご近所さんの奥様、結婚三年目だけれどラブラブ
○フランツ
ご近所さんの旦那様、結婚三年目だけれどラブラブ
ユミルと過去に不倫していた過去がある・・・?
○ジャン
アルミンと同級生、同級生の母親であるミカサに一目惚れ
食事会に呼ばれて参加している
○クリスタ
エレンによって追い出されたダズを保護し、現在一緒に暮らしている
職場の上司であるエレンに密かな思いを抱いている
○ユミル
警官で妊婦で右耳が聞こえないけれど頑張って仕事している
過去にフランツと不倫関係にあり、お腹にいるのはその子供?いえ、ただのボールです
○マルコ
エレンと一緒に昼ドラ劇の構成を担当、一応ナレーションを行う立場
○エレンを恨んでいる人物?
・ダズ(以前から煙たがれ、謂れのない罪で家を追い出された)
・アルミン(母さんを蔑ろにしていた、あんた邪魔)
・ベルトルト(首にされた、恥をかかせたい)
○ミカサを好きな人物?
・エレン(退職したら一緒にのんびり暮らそう)
・アルミン(僕が就職したら一緒に暮らそうね)
・ジャン(一目惚れしました)
・サシャ(部屋中に写真を貼っている)
○他の恋愛模様
・ダズ(助けてくれたクリスタに片思い中)
・クリスタ(職場の上司であるエレンに片思い中)
・ハンナ(フランツとラブラブ)
・フランツ(ハンナとラブラブ)
・ユミル(フランツの事が好きだった?)
※これらは全て、休日に行っているおままごとの設定です
サシャ「学生時代のライバルだったんです」
ユミル「学生時代の・・・えぇっと今のところ、そんな証言は出ていませんが?」
サシャ「そうでしょうね、ミカサさん・・・全然覚えていなかったみたいですし」
ユミル「その事で恨みでも」
サシャ「あはは、ないですよ!・・・だって、えぇっと見て貰った方が早いかもしれない」ゴソゴソ
サシャ「ほら!」ピラッ
ユミル「!」
サシャ「戒めの為に、普段から持ち歩いているんです」
ユミル「た、確かにこれでは気付かないかもしれないけれど・・・これは」
サシャ「はい、ものの見事な豚ちゃんですよね」
ユミル「これ、本当にあなたですか?」
サシャ「片田舎から出てきた田舎者でしたから、食べる事しか楽しみなかったし」
ユミル「はぁ・・・」
サシャ「でも腹八分目を心掛ける様になったら痩せちゃいました」
ユミル(えー。でも資料では・・・え、この量でも腹八分目?)
ユミル「ちなみに、何のライバルだったんですか」
サシャ「学生時代のライバルと言ったら恋しかないじゃないですか」
ユミル「そ、そう・・・」
サシャ「でも私の方はその人に一言も声をかける事も出来ず、ミカサさんとその人がラブラブになる所を見るしか出来なかったんですよね」
サシャ「だからこそ、今もミカサさんは私の目標なんです」
ユミル「それで・・・あんなに写真を?」
サシャ「あ、あれを見つけちゃいましたかぁ・・・はは、お恥ずかしい」
ユミル「他意はないんですね」
サシャ「もちろんです!それに今、私は憧れのミカサさんのお友達に昇格できましたので幸せしかないんですよ!」
サシャ「あ・・・もちろん、教えたオムライスであんな事が起こったのは悲しいですが」
ユミル「・・・」
・・・ダズ・・・
ユミル「よぉ、久しぶり」
ダズ「・・・お久しぶりですです」
ユミル「お前こんな大きな家の子供だったんだな」
ダズ「・・・」
ユミル「お前がクリスタの家に居候している理由も含めて、聞かせてくれるとありがたいんだが」
ダズ「僕は・・・疑われているんですか」
ユミル「誰を疑うかは、情報が全て整ってからだ」
ダズ「だって僕は、倒れた時アルミンの隣に居たんです」
ユミル「あぁ・・・だからこそ、きちんと話せ。お前が犯人でないと思うのなら」
ダズ(・・・話す、か。いったいどこまで話したら)
ダズ「>>312」
※言葉じゃなくて、どこまで喋るかでも可
ダズ「父さんと母さんに嫌気がさしたんですよ、家を出る理由なんてどこもそんなもんでしょう」
ユミル「まぁ確かに・・・そんな物かもしれないが」
ダズ「とにかく」バンッ
ダズ「僕ついたときにはパーティーの準備は全部終わってたんだ、僕に毒を盛ることなんてできませんよ」
ユミル「・・・確かに、お前の身体検査からは毒物は出てこなかった」
ダズ「・・・」
ユミル「毒の反応があった小瓶が、どこから出てきたのか知りたくないか」
ダズ「僕は犯人でも何でもないんだ、知りたくなんか・・・」
ユミル「お前達が食べていた、台の上に置いてあった」
ダズ「・・・え」
ユミル「お前、アルミン・・・そして、ジャンだったか。その台を利用していたのは」
ダズ「まさか」
ユミル「その全員分の指紋が出た」
ダズ「!」
ユミル「何か他の出来事を思い出したらでもいい、何か言いたい事があったら・・・その時に教えてくれ」
・・・ジャン・・・
ジャン「俺は・・・何も話す事なんてありません」
ユミル「そう言う訳にもいかなくてな、少し話を聞かせてくれ」
ジャン「・・・アルミンと、そしてミカサさんは?」
ユミル「今は病院で治療を受けている、なんとか助かりそうだ」
ジャン「そうですか」ホッ
ユミル「それはさておき、毒物反応の出た瓶から・・・お前の指紋も出た」
ジャン「!」
ユミル「お前の当時の状況や、何か気が付いた事があったら教えて欲しい」
ジャン「俺の朝からの行動は、分かっているんでしょう?」
ユミル「あぁ」
ジャン「それ以外の目ぼしい所は・・・何も」
ユミル「そうか」
・・・ベルトルト・・・
ベルトルト「僕の番か」
ユミル「よう、過剰防衛予備軍」
ベルトルト「はは、酷いな・・・もしかして僕、疑われている?」
ユミル「さぁな・・・事件当日のお前の行動や、何かおかしな事が無かったかを教えて欲しい」
ベルトルト「僕にはアリバイがある」
ユミル「!」
ベルトルト「事件の少し前から仕事の電話が海外から来たんだよ」
ベルトルト「だから家の前に止めさせて貰っていた車のところで、ずっと電話してた」
ユミル「確かお前は自営業だったな」
ベルトルト「うん。企業の物資搬入のサポート会社、外交官のエレンさんを手伝っていた時の教訓を生かして」
ユミル「・・・」
ベルトルト「なにか、疑問でも?」
ユミル「お前の首を切る判断をしたのは・・・確かエレンさ」
ベルトルト「ねぇ電話の履歴、調べがついているの?」
ユミル「電話の履歴やGPSの確認も出来ている・・・確かに、その時間帯にお前はオムライスに接触は無理か」
ベルトルト「それより前も料理に触れていないな、もし僕が犯人だったら愉快犯になっちゃう」
ユミル「・・・」
ベルトルト「それもかなり確率の低い掛けをして、他人を巻き込んだ犯人に・・・ね」
ユミル(確かに無理・・・ではあるが)
・・・クリスタ・・・
ユミル「正直に話してくれ、お前はこの家に入ってからどこで何をしていたか」
クリスタ「・・・」
ユミル「頼む」
クリスタ「・・・私、ずっとエレンさんの近くに居たの」
クリスタ「奥さんとの会話も全部聞いていたから、オムライスの近くにはいかなかった」
ユミル「そうか」
クリスタ「ミカサさんはエレンさんに一番形が良くできたオムライス渡してた」
クリスタ「そしてエレンさんは・・・仕事を辞めてミカサさんと一緒にのんびり暮らそうって」
クリスタ「アルミン君に悪いけれど、家を譲って。ダズにも貯蓄を渡して」
クリスタ「ミカサさんに苦労を掛けた、きっとお前も苦しかった」
クリスタ「・・・アルミンと一緒に居たいなら止めない、でもお前の人生をもう一度俺に預けてくれって」ポロポロ
・・・クリスタ・・・
ユミル「正直に話してくれ、お前はこの家に入ってからどこで何をしていたか」
クリスタ「・・・」
ユミル「頼む」
クリスタ「・・・私、ずっとエレンさんの近くに居たの」
クリスタ「奥さんとの会話も全部聞いていたから、オムライスの近くにはいかなかった」
ユミル「そうか」
クリスタ「ミカサさんはエレンさんに一番形が良くできたオムライス渡してた」
クリスタ「そしてエレンさんは・・・仕事を辞めてミカサさんと一緒にのんびり暮らそうって」
クリスタ「アルミン君に悪いけれど、家を譲って。ダズにも貯蓄を渡して」
クリスタ「ミカサさんに苦労を掛けた、きっとお前も苦しかった」
クリスタ「・・・アルミンと一緒に居たいなら止めない、でもお前の人生をもう一度俺に預けてくれって」ポロポロ
ユミル「クリスタ・・・お前、まさか」
クリスタ「ご・・ごめんねユミル。貴女、仕事中なのに・・・こんな個人的な気持ちを晒して」
ユミル「事件に巻き込まれた一人を慰める事も・・・私の仕事だ」ギュッ
クリスタ「ゆ、ゆみる・・うわーん!」ギュッ
ユミル「・・・」ナデナデ
ユミル(エレンとミカサの夫婦仲は、良好ではなかったのか・・・)
ユミル(次は、被害者のアルミンとミカサの証言が欲しい所だな)
エレン「証言は、あらかた出揃ったな」
マルコ「次は必然的に病院でのシーンになるね」
エレン「しかし、アルミンはまだ生きているみたいだな」
マルコ「リスナーからは『致死量だったんじゃ?』って言う次回予告詐欺の疑いが掛かりそう」
エレン「ふふふ、心配するな。ここからが番組を作り上げている俺達の腕の見せ所だ」
マルコ「エレンは自信家だなぁ・・・僕は毒が入る過程のシナリオを担当した張本人だから緊張しているのに」
エレン「誰も認めなくても俺が認めてやる、大丈夫だって!」
マルコ「ふふ、ありがとう」
エレン「さて、次は病院のシーンだな」
マルコ「ここまでは完全にシナリオが決まっちゃっているから、本筋の変更は受け入れられないね」
エレン「でもまぁ、これくらいはどうするか考えようぜ」
エレン「病院で証言を集めるのはユミルか?それともマルコか?」
>>333
※どちらかでお願いします
ユミル
――病院
ユミル「失礼します」ガラッ
ミカサ「あ・・・」ガタッ
ユミル「あ、いや・・・そのままで大丈夫です、座ってください」
ミカサ「・・・」
ユミル「御子息の容体は、どうですか」
ミカサ「致死量にはならないくらいしか、口に含んでいなかったのが幸いだと・・・お医者様が」
ユミル「そのようですね」
ユミル(うわぁ・・・被害者を前にすると迂闊な事は言えないけれど、敬語がむず痒い)
ユミル「えぇっと・・・まず調査状況なのですが、その場に居た人達の証言や行動の確認は終わりました」
ミカサ「あとは私達だけ、なのですね」
ユミル「はい。あぁ、あと・・・毒物についてなのですが」
ユミル「アルミン君達がいた台の上から毒物反応のあるビンが出たこと」
ユミル「あとはオムライスの中に、十分に致死量分のある毒物が混入されていた事がわかりました」
ミカサ「!」
ユミル「貴女の作られたオムライスの中には、致死量の毒が混入されていたのです」
ユミル「食べた場所が良かったのか、それとも口に含んだ量が良かったのか・・・この程度で済んだのは本当に不幸中の幸いでしたよ」
ミカサ「・・・」
ユミル「あ、すみいません。こんな事に巻き込まれているのに幸いだなんて・・・」
ミカサ「・・・」
ユミル「辛い所だと思いますが、お話を聞かせてください」
ミカサ「・・・はい」
ユミル「話せる範囲で構いません、率直にお聞きします」
ミカサ「・・・」
ユミル「貴女の家で恨まれたり憎まれたりする事に心当たりは?」
ミカサ「>>338」
※言葉じゃなくて、どこまで喋るかでも可
どこの家庭でも、大なり小なり……問題は抱えているものでしょう
私たちの家にも人様には言えないようなことがありました…
でも、それでも……!殺したいほど怨むなんて…!そんなことはありえません…!(ナミダ
私たちは、家族なんです…!家族が…家族を殺そうとするなんて……!(ポロポロ(迫真の演技
ミカサ「どこの家庭でも、大なり小なり……問題は抱えているものでしょう」
ミカサ「私たちの家にも人様には言えないようなことがありました…」
ミカサ「でも、それでも……!殺したいほど怨むなんて…!そんなことはありえません…!」(ナミダ
ミカサ「私たちは、家族なんです…!家族が…家族を殺そうとするなんて……!」(ポロポロ(迫真の演技
ユミル「家族が家族を、殺そうとする?」
ミカサ「!」
ユミル「人様に言えない事がある・・・それはわかります、言いにくい事だってある」
ユミル「でも家族を殺そうとする程の事が・・・あんたにあったって言うのか?」
ミカサ「・・・」ガタガタ
ユミル「教えてくれ、すべてを」
ミカサ「そ、それは・・・」
ユミル「迫真の演技だったよ・・・いや、でも本心があったのかもしれないな。でも」
ユミル「あんたは家族が家族を殺そうとするとまで言った、この事件を放ってはおけない」
ユミル「考えてみろよ、あんたはこの先・・・殺される家族がいるかもしれないと思いながら過ごすのか?」
ミカサ「・・・」ズキッ
ユミル「それが旦那なのか、ダズなのか、あんたなのか・・・それとも一命をとりとめたアルミンなのかはわからない」
ユミル「けれど家族が殺意に晒され続ける事を思うと、あんたがやるのは秘匿じゃない・・・告発だ」
ミカサ「でも、でも・・・」
ユミル「なぁ、私のお腹触ってみろよ」
ミカサ「え」
ユミル「もうすぐ臨月だ、私に家族が増える・・・父親からは祝福されないが、私の子だ」
ユミル「こいつを守る為なら、私はなんでもしてやる。あんたも母親だろ、腹の中に抱えた命だろ?一緒に命をこさえた旦那だろ?」
ミカサ「!」
ユミル「守れ。男どもが二の足を踏んで何も言わないのなら、救えるのはあんたしかいない」
ミカサ「・・・」
ユミル「言う勇気を出してからでもいい、教えてくれるか?」
ミカサ「・・・」
ユミル(やっぱり駄目か、私の説得なんかじゃ)
ユミル「悪い、説教じみたな」
ミカサ「・・・すべて」
ユミル「!」
ミカサ「全て、お話します」
エレン「ただし、お腹に入っているのはボール」
マルコ「・・・台無しになる一言だね」
エレン「おままごとだしな」
マルコ「何にしても、これで事件の全貌が警察の元に伝わったね」
エレン「そうだな・・・さてどうするべきか、事件の解決篇をするか。アルミンが目覚めるシーンをやるか」
マルコ「犯人の行動とかでもいいよね」
エレン「ここは編集として重要なシーンだな、いっその事ハンナやフランツのご近所さん視点を挟んでもいい」
フランツ「ハンナ」イチャイチャ
ハンナ「フランツ」イチャイチャ
マルコ「監督、もう彼らは出番が無くても幸せなのかもしれません」
エレン「よし、決めたぞ!次のシーンは>>345を中心にしたシーンだ!」
上
今日はここまで
ミカサの作ったオムライスに、致死量の毒が混入と言う安価は回収完了とさせて頂きます
ここから先は事件解明のヒントシーンに焦点を当てて、ただ当たるか当たらないかは安価次第
事件解明中心にしたいので、安価は少なくなる・・・かも
エレン「よし決めたぞ!次のシーンはジャンを中心にしたシーンだ」
マルコ「ジャンは第三者から巻き込まれたパターンの人間だからね、客観的な意見を述べてくれる・・・よね」
エレン「そこはジャンの演技力に期待だな」
マルコ「ただしお腹に入っていたのはボール、なんて言った君が演技力を期待するなよ」
エレン「す、すまない・・・なんかどうしてもつっこみたくなって」
マルコ「君って突っ込みキャラだっけ」
エレン「どっちも行けるぞ」
マルコ「そう」
エレン「じゃあ事情聴取後、帰宅のシーンからスタートだ!」
ジャン「・・・はぁ、えらい目にあった」
ジャン「まさかこんな事件に関わるなんて。ミカサさん大丈夫かな、アルミンも一命は取りとめたらしいけど」
ジャン「それにしても、なんでこんな事に」
ジャン「何が原因なんだよ」
ジャン「・・・面倒くさいな」ガリガリ
ジャン「頭の中がむしゃくしゃする!頭を思いっきり掻いても掻いてもすっきりしないなんて!」ガリガリ
ジャン「このこんがらがった気持ちをどうしたらいいんだよ!」ウガー!
――どんっ
>>354「あ」
ジャン「あ、あんた・・・」
エレン
――どんっ
エレン「あ」
ジャン「あ、あんた・・・アルミンのところの」
エレン「君は・・・確かアルミンの友人だったな」
ジャン「・・・」ジー
エレン「名前は確か、ジャン・・・であっていたかな」
ジャン「!あ、合っています」
エレン「そうか」
ジャン「あっあの、その今日の事は」
エレン「・・・」
ジャン「その」
エレン「・・・そんなしどろもどろにならなくてもいい」
ジャン「すみません、なんて言っていいのかわからなくて」
エレン「別にいいさ、子供が大人に気を遣うもんじゃない」
ジャン「・・・」
エレン「なにか、聞きたい事でもあるのかな」
ジャン「!」ビクッ
エレン「聞きたさそうな顔をしている、答えられる範囲なら答えよう」
ジャン「俺、遠慮が無いから。踏み入った事を聞いてしまうかもしれませんよ」
エレン「悪いが答えないと言う選択肢もあるのであれば、その時は質問を断るさ」
ジャン「・・・」
エレン「思いのたけを、吐き出してごらん」
ジャン「・・・その>>358」
アルミンが倒れた時…真っ先にミカサさんの方を見たのはなんでなんですか?
それも、気遣うような風じゃなくて…まるで睨みつけるみたいに
ジャン「アルミンが倒れた時…真っ先にミカサさんの方を見たのはなんでなんですか?」
エレン「!」
ジャン「それも、気遣うような風じゃなくて…まるで睨みつけるみたいに」
エレン「睨みつける?・・・そんな事はしていないさ」
エレン「ただ、そうだな・・・ミカサの方を見たのは確かだが、彼女はアルミンの母親だからな」
ジャン「そうですか」
エレン「なにより彼女にとって、アルミンは唯一と言ってもいい心の拠り所だったのだし」
ジャン「え?」
エレン「・・・!あぁ、しゃべりすぎたかな」
エレン「それではそろそろ失礼するとしよう。ミカサは今日アルミンに付きっきりで・・・自炊なんだ」
エレン「不甲斐ない事にコンビニ弁当なんだけれどね」
ジャン「コンビニ弁当って・・・あんなにたくさん料理が・・」
エレン「流石に毒が入っていた物と、同じ調理スペースで作られた物を食べるのはね」
ジャン「すみません、失礼な事を」
エレン「いや・・・ん?」
ジャン「何か?」
エレン「君、手の皮がむけているのか?アルミンを運ぶ時にでも擦りむいたとか」
ジャン「あ・・・いや、これはただ単にゴミが付いただけです」
エレン「そうか、ん?髪にもついているぞ」
ジャン「あ、ありがとうございます・・・台の下に頭を入れたからかな?」
エレン「いや、なんてことないさ」
ジャン「・・・」
エレン「君も今日はちゃんと寝るといい・・・疲れは何処からやってくるかわからないものだからな」
ジャン「はい」
エレン「じゃあ、お休み」
ジャン「おやすみなさい」
エレン「今リスナーは「これ、ヒント?」「ヒント出た?」とテレビ画面を凝視している事だろうな」
マルコ「だね、でも昼ドラのヒントって本当に分かりにくいんだよね」
エレン「これかぁ!?と思っても、実は違ったり」
マルコ「あれ、ベタすぎる?と思ったら、実はそれだったり」
エレン「・・・」
マルコ「・・・」
エレン「奥が深いよな」
マルコ「本当にね」
ライナー(なんかマルコも、エレンのテンションに毒されてきていないか?)
ジャン(マルコ・・・お前を遠く感じるぜ)
マルコ「一つのシーンだけじゃなくて、色んなシーンを挟むのは昼ドラの鉄則だよね」
エレン「さて、次は事件後の>>363に焦点を当ててみるか」
サシャ
エレン「さて、次は事件後のサシャに焦点を当ててみるか」
マルコ「だね、彼女はずーっと料理の傍には居たんだ」
エレン「例え犯人ではないとしても、犯人と接触していた可能性があるしな」
マルコ「だね」
エレン「・・・でさ、やっぱりサシャと言えば食い意地だと思うんだよ」
マルコ「やっぱり、あぁなっているシーンから話を始めようか」
エレン「・・・ふぅ、ただいまっと」
エレン「わかってはいるが、誰もいない家は静かだな」
エレン「仕事を辞めたら・・・もしかしたら、こう言う家に帰る毎日の可能性もあるけれどな」
エレン「ま、弁当温めてとっとと食べて寝るか」
――すみませーん
エレン「ん?」
――エレンさーん、帰られましたか?
エレン「!」バタバタ
がちゃ!
サシャ「あ、エレンさん!やっぱり帰っていましたか」
エレン「サシャさん、こんな夜遅くに・・・いったい何の用です?」
サシャ「へへ・・・ご飯が」
エレン「ごはん・・・って、貴女まさか」
サシャ「はい、たーくさん余っていたなと思いまして」
エレン「・・・毒入りの事件が起こったんですよ?」
サシャ「ちゃんと警察の人が怪しい分は持ち帰っちゃいしたから、それに」
エレン「それに?」
サシャ「私とミカサさんが心を込めて作った料理なんです、捨てるなんてもったいなさすぎるので」
エレン「・・・」
サシャ「入っちゃ、駄目ですか?」
エレン「はぁ・・・責任は持ちませんからね」
サシャ「はい!」
エレン「あと、うちで食べるのですか?私は食器やタッパーの場所はわからな・・」
サシャ「あ、そこは大丈夫です」
エレン「へ」
サシャ「ちゃんとタッパーを持参してきました!なので持って帰って食べます」
エレン「・・・手っ取り早くお願いします」
サシャ「ふふー、ふふふ。さーってと、ではタッパーに詰め込みますか!」ドンッ
エレン「凄い量」
サシャ「エレンさんはコンビニ弁当ですか、体に悪いですよ。なんなら作ります?」
エレン「いや、一時はこのキッチンで作った物は遠慮します」
サシャ「そうですか」
エレン「・・・サシャさん」
サシャ「なんですか?」
エレン「一つ聞いてもいいですか?」
サシャ「答えられる範囲なら何でも」
エレン「事件についてなのですが・・・>>368」
怪しい動きをしていたとか
気になることをなんでもいいので教えてください
エレン「事件についてなのですが・・・怪しい動きをしていたとか、気になることをなんでもいいので教えてください」
サシャ「必要な事は警察に話しましたよ?」
エレン「それでもいい、少しでもいいから教えて欲しい」
サシャ「エレンさんは家族の事がお好きなのですね」
エレン「・・・」
サシャ「んー・・・でも本当に、これと言った物はないんです」
サシャ「そもそも私の指示に沿ってミカサさんは動いてくれましたし」
サシャ「アルミンが一人の時も、私が入った時には至って普通にお皿を片付けてくれていましたし・・・そう言えば」
エレン「何か」
サシャ「アルミン、オニオンチップを見てどれに使うのか聞いてきましたね」
サシャ「サラダとオムライスに使う、と答えたのは覚えています。ふわふわの中にカリッとした触感と言う私の力説にも共感して貰いました」
サシャ「思っていたのと別の感覚が面白いって言ってくれたのは覚えているので・・・アルミンが退院してきたら、そう言う触感の料理を作ってあげたいですね」
エレン「・・・」
サシャ「いえ、お腹の方がバタバタしていて」
エレン「・・・」
サシャ「・・・」クンクン
エレン「なんでデミグラスの匂いを嗅いでいるんですか」
サシャ「一応青酸カリは収穫前のアーモンドの実の匂いって言うので、あと水と少しあうだけで青酸ガスが発生するんです」
サシャ「私も死にたい訳ではないので、匂いくらいは嗅ぎますよ」
エレン「そうですか・・・!あ、じゃあ」
サシャ「?」
エレン「ダズやアルミン、それにジャンの証言でも匂いがあったって言う事実は無かったと思います」
エレン「となると、青酸カリが混ぜられた時間帯は・・・」
サシャ「よいしょっと」ゴソッ
間違えた、ごめんなさい>>371は無しで
サシャ「すみません、そのくらいなんです。配膳の時はバタバタしていて、もう大変で」
エレン「そんなに大変だったんですか」
サシャ「いえ、お腹の方がバタバタしていて」
エレン「・・・」
サシャ「・・・」クンクン
エレン「なんでデミグラスの匂いを嗅いでいるんですか」
サシャ「一応青酸カリは収穫前のアーモンドの実の匂いって言うので、あと水と少しあうだけで青酸ガスが発生するんです」
サシャ「私も死にたい訳ではないので、匂いくらいは嗅ぎますよ」
エレン「そうですか・・・!あ、じゃあ」
サシャ「?」
エレン「ダズやアルミン、それにジャンの証言でも匂いがあったって言う事実は無かったと思います」
エレン「となると、青酸カリが混ぜられた時間帯は・・・」
サシャ「よいしょっと」ゴソッ
エレン「・・・何やっているんですか、思考がいい所だったのに」
サシャ「デミグラスはたっぷりタッパーに入れるより鍋ごとの方がいいかなぁと」
エレン「・・・」
サシャ「あ、流石に駄目ですかね」
エレン「持って帰るの、手伝います」
サシャ「・・・」ジー
エレン「?」
サシャ「ありがとうございます、エレンさん」
エレン「さーて、誰が情報を持っているのかな」
マルコ「どこにヒントがあるかわからないからね」
エレン「じゃあ最後に、事件後の>>375のシーンを入れて事件後の展開はお終いにするか」
ベルトルトとライナー
エレン「じゃあ最後に、事件後のベルトルトとライナーのシーンを入れて事件後の展開はお終いにするか」
マルコ「うん、二人は外せないよね。なんかこう・・・気になるし」
エレン「ベルトルトの何か隠している様な、寡黙で怖い演技が癖になりそうだ」
ベルトルト(え、あれ・・・無口でしゃべっていただけなのに)シュン
ライナー(どんまい)ポンッ
エレン「どうせだったら以前視聴者からリクエストが来ていた、ライナーがベルトルトに詰め寄るシーンから行くか」
マルコ「だね」
エレン「じゃあスタート!」
ライナー「・・・」
ベルトルト「お疲れ、きちんと回収できた?」
ライナー「あぁ」スッ
ベルトルト「ありがと」パシッ
ライナー「・・・」
ベルトルト「なにか言いたげだね、どうしたの」
ライナー「・・・お前、何をしているんだ」
ベルトルト「何をしているって?」
ライナー「お前に会う途中、お前の家に寄ってきた」
ベルトルト「!」
ライナー「俺も小汚い事を請け負う仕事をしているから、口出しをする権利なんて無いのかもしれない」
ライナー「けれどあれはなんだ?お前の仕事は何か、もう一度言ってみろよ」
ベルトルト「外交官時代に学んだ事を生かして、会社の物流のアドバイザーをしているよ。主に海外取引を中心にね」
ライナー「そんな小奇麗に言うな」
ベルトルト「ここは外だからね、家の中でもそうだけれど・・・僕はそう言った言葉を口に出さないよ」
ライナー「お前・・・!」
ベルトルト「外交官時代に学んだのは何も礼儀作法や仕事のやり方だけじゃないんだ、ライナー」
ベルトルト「僕はね、あの時に学んだことを生かしたいだけ・・・それで、君は今更そんな事を聞いてどうするつもり?」
ライナー「>>377」
番号間違えたので安価下
ライナー「俺は…!お前を助けたいんだ…!」
ライナー「友人として、お前が間違った道に進んでいるならそれを正してやりたい!」
ベルトルト「・・・」
ライナー「ベルトルト、頼む。真人間になれとは言わない、俺も汚い人間だ」
ライナー「だが、俺は全力で。ちゃんとした人間らしい生き方を取り戻してほしい」
ライナー「以前の様に楽しく、友人として接する事が出来るお前に戻ってくれ」
ベルトルト「・・・ふ」
ライナー「ベルトル・・!?」
ベルトルト「ふ、あはは。何を言っているんだライナー、僕は至って人間らしいよ?」
ライナー「!?」
ライナー「ま、真面目に話せ!ベルトルト!」
ベルトルト「だから、僕は至極真面目だって。君は知っているだろ、元々人間は意地汚い本質だって事を」
ライナー「そ、それは・・・」
ベルトルト「ライナー、君と僕は友人だ。だからもうこれ以上、君に関わるのは辞めにするよ」
ライナー「お、おい」
ベルトルト「口封じをしないだけいいと思ってね、まぁ根はお人好しの君だから警察に僕を突き出す事は無いだろうけれど」
ベルトルト「なによりそれをやったら、君も逮捕されちゃうしね」
ライナー「・・・ぐっ」
ベルトルト「僕を人間らしくするなら、やってみるといいよ。まぁ変わらないだろうけれど」
ライナー「お、おい!」
ベルトルト「さよならライナー、もう僕から連絡を取る事は無いだろうけど」
ライナー「くっ、くそぉ」ギリッ…
エレン「決別しちゃった」
マルコ「これからライナーはどうなるのかな、黒幕っぽい?人物の唯一の友人ポジションフル活用していくとか」
エレン「それもいいなぁ」
マルコ「ベルトルトはこれからどうなるんだろ」
ベルトルト「うっ・・・ぐすっ、ごめんねライナー。えらそうな口をきいて」
ライナー「なんでカットが掛かった瞬間に気弱になっているんだお前は!」
エレン「・・・」
マルコ「・・・」
エレン「ま、ほんの少しだけでもベルトルトに負担がいかなようにするか」
マルコ「悪役ポジション増やしてもいいけれどね、何か企てているっぽいポジションだったアルミンが入院中だし」
エレン「そろそろアルミンを登場させるのもいいなぁ」
マルコ「場面転換が必要になってくるシーンだからね」
エレン「よし!じゃあ次は>>385のシーンで行こうか!」
ミカサがアルミンの看病をしているシーン
エレン「よし!じゃあ次はミカサがアルミンを看病しているのシーンで行こうか!」
マルコ「警察に全てを話したミカサがアルミンにどう接するのか・・・!」
エレン「でも昼ドラって意外とこう言うシーンは普通に過ぎて行ったり」
マルコ「でも真実を知らされた時は大暴れしたり」
エレン「アルミンがミカサを組み敷いたりするかもな、看護プレイシー・・」ハッ
ミカサ「・・・」ジー
エレン「そ、そこまでしなくていいからな?」
ミカサ「・・・」コクン
エレン「・・・」
マルコ「エレン、君そそっかしすぎるよ」
エレン「な、なんにしても・・・とりあえずスタート!」
ミカサ(警察に全ての事情を話してから三日が経った・・・)
ミカサ(私とエレンとの関係性も、私とアルミンとの関係も・・・そして)
ミカサ(今まで見ないようにしてきた、ダズの境遇も)
ミカサ「アルミン・・・お願い、助けて」ギュッ
ミカサ「私はもう、どうしていいのかがわからない」
ミカサ(いや、いっそのこと・・・このままでもいいのかもしれない)
ミカサ(私は母親として、アルミンの手を握って。たまに家に帰ってエレンとダズと一緒に過ごして・・・)
ミカサ(ごめんなさい、でもアルミン。貴方が目を覚まさなかったらなんて考えて)
アルミン「・・・」ピクッ
ミカサ「!」
アルミン「・・・み、かさ」
ミカサ「アルミン、アルミン!良かった、目を覚まし・・」ハッ
ミカサ(私、さっきまで嫌な事を考えていた・・・なのに)
アルミン「ミカサ・・・」ニコッ
ミカサ(そんなに嬉しそうに笑わないで)ズキッ
ミカサ(罪悪感で・・・胸が、痛い)ズキズキ
ミカサ「アルミン、私・・・>>389に連絡してくるね」
※看護婦、警察、エレンの三択
看護師
ミカサ「アルミン、私・・・看護師に連絡してくるね」
アルミン「・・・あ」ピクッ
ミカサ(ごめんなさい)
ミカサ「あの、1102室の子が・・・」
ミカサ(ごめんなさい)
ミカサ「・・・っ、ごめんなさい・・・アルミン。こんな私を見ないで」ポロポロ
ミカサ(あなたに縋っておきながら、あんなひどい事を考えてしまっていた私を・・・許して)
アルミン「・・・いい具合に、展開しているのかな」ボソッ
看護師「え、何か言った?」
アルミン「いいえ」ニコッ
アルミン「さて、どう言った具合になったのかな・・・>>392にでも連絡を取ってみるか」
フランツ
アルミン「さて、どう言った具合になったのかな・・・フランツにでも連絡を取ってみるか」
――PPP…
フランツ「はい、もしもし」
アルミン「あ、先生?僕です、アルミンです」
フランツ「アルミン!?目を覚ましたのか」
アルミン「はい、でも授業の内容に乗り遅れないか心配で・・・つい先生の携帯に一番に掛けちゃいました」
フランツ「アルミンらしいなぁ」
アルミン「もしよければなんですけれど、今まで参加してこれなかった授業のプリントが欲しいんですが」
フランツ「わかった、届けよう」
アルミン「お願いします」ニコッ
フランツ「そうだ、君はまだお見舞いの制限があったりするのかい」
アルミン「いえ、特になさそうですが」
フランツ「ではジャンも連れて行っていいかな。彼も心配していたみたいだし」
アルミン「はい、お願いします」ピッ
アルミン「まずは僕達の大学の先生でご近所さんから情報を聞くとするか」
アルミン「そっちの方が客観的な事件の印象を聞けるだろうし」
アルミン「ふふ。父さん、兄さん・・・待っていてね」
エレン「・・・目覚めた」
マルコ「目覚めちゃったね」
ベルトルト「悪魔の末裔が・・・」ガクブル
フランツ「ベルトルトが震えながら泡を吹いているぞ!」
ハンナ「アルミンの演技に思いっきり震えているわ」
エレン「あ、フランツ。出演おめでとう」
フランツ「ありがとう」ニコニコ
マルコ「さてと、次のシーンはアルミンが結構動くみたいだね」
マルコ「病室に御呼ばれされる人も決まったし、さくっと行こうか」
エレン(マルコもかなり監督っぽさが身についてきたな、俺も頑張らないといつか取って食われそうだ)
――がらっ
フランツ「こんにちはアルミン」
アルミン「お待ちしていました」ニコッ
ジャン「・・・よぉ」
アルミン「ジャンもありがと」
フランツ「久しぶりだけれど、元気そうじゃないか」
アルミン「ありがとうございます」
フランツ「あ、これお見舞いの品」
アルミン「これは・・・?」
フランツ「うちの奥さんの手作りの品なんだ」
フランツ「病院のベットって長時間過ごすの辛いだろ。小さいクッションだから腰の下でも手の下でも行ける」
フランツ「まったくぅ、そう言う所まで気が利いてくれる僕の奥さんって本当に出来た人だよね」ニコニコ
アルミン「は、はぁ」
ジャン「また始まった」
フランツ「で、用件は何だい?君がプリントを届けさせるだけじゃなくて私に持ってきてほしいなんて珍しい」
アルミン「話が早くて何よりです。先生、僕の家で起こった事件の話を聞かせてください」
フランツ「・・・君は当事者だろう」
アルミン「周りの人は僕の体に障るかもしれないって教えてくれないんですよ」
フランツ「だったらなおさら、僕が言う訳にはいかない」
アルミン「お願いします、この通りです」ペコッ
アルミン「僕は僕の家に起こった事件を知りたいだけなんです、お願いします!」
フランツ「・・・ジャン、君はどう思う」
ジャン「アルミンがそう思っているのならいいんじゃないですか?」
フランツ「わかった、話そう」
アルミン(よしっ)
少し安価が入りにくそうなので続きは今度にしますね
今日はこれまで
・・・にしてもこんなに特殊設定な感じのお話でいいのかと、今更ながらに思っている
更新します
相変わらず事件の全容が見えてくるかどうかは安価しだい
フランツ「事件当日のその日、エレンさんの家で料理が振る舞われる事になり数人が招かれた」
フランツ「エレンさんの同僚や、元同僚、君の家族、そして・・・家を出ていたお兄さんも居たと」
アルミン「えぇ、そうですね。兄さんも帰っていました」
フランツ「そんな中、君の食べたオムライスに毒が入っていて・・・君は倒れた」
アルミン「はい」
ジャン「・・・」
フランツ「大変だったね」
アルミン「いいえ、そんな事・・・」
フランツ「今エレンさんは一人で家にいるらしい、大変そうだ」
アルミン「母さんは?」
フランツ「君の介護をしていた様で、家には帰っていないみたいだが」
ジャン「そりゃ、そうだろうな」
フランツ「ジャン?」
ジャン「・・・大切な息子だもんな」
アルミン「・・・」
フランツ「他に聞きたい事は」
アルミン「調査がどこまで進んでいるかとか、ご存じないですか」
フランツ「・・・あくまで噂だ」
アルミン「はい」
フランツ「それを心して聞いてくれるとありがたい」
アルミン「わかりました」
フランツ「お兄さんが君のお父さんと仲たがいしていた事は、私達も知っていてね。もしかしたら」
アルミン「・・・」
フランツ「その情報は、近辺に住む私達からも多く寄せられていると思う」
ジャン「!」
アルミン「つまり、兄さんが疑われているかもしれない・・・と」
フランツ「あくまで噂であり、状況的な観測だけれどね」
アルミン「そうですか」
アルミン「・・・ジャン、君って意外とポーカーフェイスが下手なんだね」
ジャン「そう言うな、フランツ先生の後ろに俺は立っていたんだから、別にいいだろ」
アルミン「声まで漏れていたじゃないか」
ジャン「気を付ける」
アルミン「まぁ、フランツ先生が帰ってくれて。もう黙っておく必要は無いんだけれど」
ジャン「・・・お前はそれでいいのか?」
アルミン「何が」
ジャン「お前の兄さん、疑われているんだぞ!?」
アルミン「それがどうしたと言うの、だったら真犯人を教えた方がいいと?」
ジャン「っ!」
アルミン「ねぇ、ジャン・・・君は真犯人を警察に告発するの?」
ジャン「そ、それは・・・」
アルミン「出来ないよね」
ジャン「・・・」
アルミン「そうだね、僕も信じられないよ。まさかあの人が、あんな」
ジャン「・・・」
アルミン「仕方ないよね。何かを得るためには、何かを捨てないと」
ジャン「悪いアルミン、俺帰るわ」モソモソ
ジャン「また何かわかったら、お前に知らせに来る」
アルミン「ありがとう、ジャン」
――ぱたん
アルミン(そう、これでもうすぐ手に入れる事が出来る。母さん・・・いや、ミカサ)
アルミン(待っていて、きっともうすぐ迎えに行けるから)
ジャン「・・・」フラッ
ジャン(真犯人を警察に告発するの・・・か)
ジャン(できねぇよ、俺には)
ジャン(・・・でも、そしたらきっと無関係の奴が)
ジャン(いや、わかっていたはずだ・・・手を貸した時点でそうなると)
>>415「・・・ジャン?」
ミカサ
ミカサ「ジャン?」
ジャン「!み・・・ミカサ、さん」
ミカサ「どうしたの、顔色が悪い」
ジャン「・・・」
ミカサ「ジャン、本当に大丈夫?」
ジャン「・・・」
ミカサ「幸いにもここは病院、ので貴方の体調が悪いのならば・・」
ジャン「っ・・・その、ミカサさん」
ミカサ「?」
ジャン「なんでそんな献身的にアルミンの事を見ていられるんですか」
ミカサ「!・・・あ、アルミンは私の息子、なので」
ジャン「じゃあ、なんで俺の事を気に掛けたんですか?」
ミカサ「・・・ごめんなさい、質問の意図が」
ジャン「貴女が・・・」グッ
ミカサ「!は、離し・・・」
ジャン「貴女が罪の意識に苦しむのならば、俺は・・・」
ミカサ(ま、まさかジャンは・・・私とアルミンの事を知って・・・?)
ミカサ「は、離して!!」バシッ
ジャン「!」
ミカサ「許されないのは知っている、わかっている!けれども私にはアルミンが必要だったの!」
ジャン「そんなに・・・貴女は追いつめられていたんですか」
ミカサ「・・・」
ジャン「わかりました」クルッ
ミカサ「・・・」
アルミン(僕はジャンに一つだけ嘘をついた)
アルミン(その嘘の効力がどの様に作用するのか、それが僕にとって有益になってくれるのか)
アルミン(ジャン、君の言動で僕を。いや・・・ミカサを救ってくれると、嬉しいよ)
アルミン「さて、じゃあ次は>>421に会って話を聞きたいな」
※話の都合上フランツ、ジャン、ライナーは除外
ユミル
アルミン「さて、じゃあ次は警察の担当だって言うユミルって言う人の話を聞きたいな」
アルミン「警察にはまだ、僕は話せていない・・・きっとすぐ、飛んでくると思うよ」
エレン「・・・」
マルコ「・・・」
エレン「このじわりじわりと公開されていく情報は昼ドラっぽくないかも」
マルコ「え、そう?」
エレン「むしろサスペンスになるんじゃないか?」
マルコ「うーん、どろどろとした感情は徐々に出していった方がいいんじゃないのかな」
エレン「どうなんだろうな、そこは悩みどころだ」
マルコ「主題歌があったらそことまた兼ね合っていくんだけれどね」
エレン「!成程、こう・・・その話の最後にかかる歌詞がまたいい味出すパターンもあるよな!」
ダズ(二人とも、それは無い物ねだりと言う奴だよ)
エレン「さて、じゃあ次はアルミンの事情聴取のシーンだな」
マルコ「シナリオの分岐点次第で、ある程度は決めようと思っているけれど」
マルコ「じわりと公開していくか、早めに種明かしをするシーンを入れる・・・みたいな希望とか」
マルコ「それ以外でも希望があれば、視聴者からの情報が欲しい所だね」
エレン「こう言った展開速度はどうしても視聴者の意見が必要になってくるからな」
マルコ「どうしてもあくまで参考にする程度になるけれどね、放送時間の問題とかもあるし」
エレン「にしても今のところ、俺ら二人しか裏事情は知らないはずなのに・・・視聴者って鋭いよな」
マルコ「だね、目が肥えているって言うか。ここまで鋭いとハラハラしちゃうよ」
エレン「何はともあれ、アルミンとミカサとユミルのシーンからスタートだ」
ユミル「体調はいかがですか」
アルミン「可もなく不可もなくと言う感じです、話すだけなら大丈夫なんですけれど」
ユミル「そうですか」
ユミル「無理はせずに、貴方の事件当日の行動は大体把握しているのでたくさん話して貰わなくても結構です」
ユミル「ただ間違っている所があれば、指摘してください」
アルミン「はい」
ユミル「では始めます。貴方は食事の準備中に調理場を訪れ、一時は一人になる時間もあった」
アルミン「はい」
ユミル「配膳を担当していた貴方は、多くの料理と人の目に映るの場所に居た」
アルミン「はい」
ユミル「オムライスを食べようと思った経緯は話を聞いてもいいですか」
アルミン「兄さんが好きだから、母さんが一生懸命作ったオムライスを一緒に食べようと・・・僕から誘いました」
ユミル「お兄さんを家に招待するのを提案したのは貴方ですね」
アルミン「はい」
ユミル「何故」
アルミン「それは・・・タイミングが良かったからとしか」
ユミル「そうですか」
ミカサ「あの、アルミンも疲れているのでそのへんで・・・」
ユミル「いえ、あと一つだけ・・・アルミン君」
アルミン「はい」
ユミル「>>427」
うえ
ユミル「あなたは家族のことをどう思っていますか」
アルミン「・・・何を言われているんですか、もちろん大切な家族です」スッ
ミカサ「!」ビクッ
アルミン「大切な」ナデ
ユミル(母親の手を撫でながら・・・か。それはこの人だけはと言う意思表示か?)
アルミン(家庭がぎくしゃくしていること自体は知っているはず、だが警察は何処まで知っている?)
ミカサ「あ、あの・・・!そろそろ本当に」
ユミル「あぁ、そうだな・・・面倒だ、直球で聞こう」ガタッ
アルミン「その言い方が素ですか」
ユミル「まぁな・・・そうだな、手っ取り早く簡単な所から聞こうか」
ユミル「お前は家族の事を殺そうと思った事はあるか?」
ミカサ「あ、あなた・・・!なんて事を」
アルミン「あります」
ミカサ「!」
アルミン「明日学校が無くなっちゃえばいいのにとか、家が火事になったら宿題しなくて済むのに・・・程度なら」
ユミル「そうか、じゃあ一番嫌いな家族は?」
アルミン「難しい質問ですね、少し考えさせて下さい」
ユミル「・・・そうかよ」
アルミン「これだけ質問をしたのですから、僕も一つ質問をしてもいいですか」
ユミル「なんだ」
アルミン「>>431」
ミカ…母に何か嫌疑でもありませんか?母はそんな人間ではありません
アルミン「ミカ…母に何か嫌疑でもありませんか?母はそんな人間ではありません」
ユミル「悪いがそこは捜査の範囲なので答えられない」
アルミン「そうですか」
ユミル「だが私個人としては、彼女は捜査の協力者だと思って信用はしている」
アルミン(今ミカサは信じて貰えている・・・良かった、それだけで僕の第一段階はクリアしたようなものだ)
ユミル「また来るよ、お大事に」
ミカサ「お見送りに行ってくる、アルミンは安静にしておいて」
アルミン「わかったよ」
――ぱたん
ミカサ「・・・」
ユミル「怒っているのか」
ミカサ「当然、なんであんな・・・」
ユミル「操作は公平でないといけないから」
ミカサ「・・・」
ユミル「後悔はしないようにしておけよ、この操作はお前の家族を守る物でもあるから」
ミカサ「わかった」
エレン「・・・無視できないお便りが来た」
マルコ「どうしたの監督」
エレン「前半は昼ドラだったけれど、現在は火サスになっていると言うお便りだ」
マルコ「!!」
エレン「くっ・・・実は俺達が一つのドラマを再放送で見まくっているだけと言う事情が漏れてしまっているのか?」
マルコ「それは仕方のない事だ、エレン・・・嘘はいつかばれるんだよ」
エレン「俺はあきらめない」ボソッ
マルコ「エレン?」
エレン「俺は、この展開を・・・必ず昼ドラに戻して見せる!」
マルコ「え、エレンが燃えている!?」
エレン「よし、じゃあさっそく>>437のシーンから始めるぞ!」
クリスタとユミル
こちらこそ誤解させてごめんなさい
批判的にとはとらえていませんよ
エレンは昼ドラ目指していたのでショックを受けた模様ですが
新たな動力になってくれているようです
そして本当に何故、こんな長編になっているのだろう
エレン「よし、じゃあさっそくクリスタとユミルのシーンから始めるぞ!」
ユミル「・・・」
クリスタ「あ、ユミル!ごめんなさい遅れて」
ユミル「あ・・・いや、別に」
クリスタ「どうかしたの?私を呼び出すなんて珍しい、何かあった?」
ユミル「ダズが逮捕される事になった」
クリスタ「えっ?」
ユミル「周りの不仲の証言、被害者と同じテーブルであった事、ビンの証拠」
ユミル「様々な所から照らし合わせてみると、ダズが犯人だと言う結論に・・・上は至った」
クリスタ「そ、そんな!状況証拠だけで!?」
ユミル「・・・クリスタ、お前は家にここ数日戻らない方がいい」
クリスタ「そんな、ダズ・・・ダズを放っておけと言うの!?」
ユミル「そうだ」
クリスタ「そんなの、酷過ぎる!」
ユミル「これはお前の庇いきれる問題じゃない、人を一人拾った時とはまた違うんだ!」
クリスタ「いや、ダズ・・・ダズがそんなことするはずがない!」
ユミル「クリスタ!」ギュッ
クリスタ「!」
ユミル「私もダズには感謝している、男嫌いが一番酷かった時助けてくれたのはお前で・・・その次はダズだ」
ユミル「あんな小心者で緊張するとすぐにゲロを履く奴が、殺人未遂事件を起こすなんて私にはどうしても支持られない」
クリスタ「ユミル・・・」
ユミル「もう一度証拠を洗いなおしたい、手伝ってくれるか」
クリスタ「でも・・・ダズが」
ユミル「すまないクリスタ」
クリスタ「?」
ユミル「もう、間に合わない」
――先日起きた、青酸カリの流入事件で警察は被害者の兄である男を逮捕しました
――男は罪を認めていないと言う事です
クリスタ「そ、そんな・・・」
ユミル「クリスタ、頼む」ギュッ
ユミル「事件を解決させる操作を、一緒にして欲しい」
クリスタ「・・・そんなの」
ユミル「!」
クリスタ「断る理由なんて、無いじゃない」
ユミル「クリスタぁ!」ギュウ
クリスタ「二人でダズを助けよう」ニコッ
ユミル「・・・」ハッ
クリスタ「?」
ユミル「あのさ・・・クリスタ」
クリスタ「なに?」
ユミル「お前、結構やる気になっているみたいだけれど・・・お前ってダズの事、どう想っているの?」
クリスタ「え・・・?」
ユミル「・・・」
クリスタ「あれ?」
ユミル「・・・」
ユミル「もういい、考えるな」
クリスタ「うん、そうする。なんか色々と考えていると頭が痛くなりそう」
ユミル(そんな、まさか・・・な)
エレン「ダズが逮捕されたな」
マルコ「うん、ここまではシナリオ通り。あとは伏線が上手く張れているのかと言う事と回収が上手くいくかだね」
エレン「とりあえず、ジャンは何か知っていて犯人ではない・・・でも共犯者ポジションなのか?」
マルコ「あとアルミンもね、結構知っているけれ収まっていると言う謎があるよ」
エレン「今までは俺やダズ、ベルトルト、アルミンが物語の基軸だったけれどここからはクリスタも参戦か?」
マルコ「ユミルも結構出番貰っているよね、フランツとハンナもいい味を出してくれているし」
エレン「ライナーは?」
マルコ「今後に期待かな」
エレン「じゃあ次は解決篇だ!クリスタとユミルのコンビはまず最初に>>446に協力を求めに行くぞ!」
ベルトルト
エレン「じゃあ次は解決篇だ!クリスタとユミルのコンビはまず最初にベルトルトに協力を求めに行くぞ!」
サシャ「エレン・・・」
エレン「わ!さ、サシャ!?」
サシャ「今さりげなく、話題の中で私の事を忘れていましたね」
エレン「!」
マルコ(あ、これは素だ)
サシャ「酷い!本当に酷すぎます!罰として齧りついてやりますからね!」
エレン「わ、やっやめ・・・痛ってぇ!!」
がりがり
いてぇえええ!!
マルコ「じゃあ続き行くよ」
クリスタ「それで、最初は何処に行けばいいの?」
ユミル「最初のところは決めている。ベルトルト・フーバーって奴のところだ」
クリスタ「ベルトルト・・・?あ、あの背の高い」
ユミル「あいつの周辺が一番不明確な所だったからな、まずはあそこを洗ってやる」
クリスタ「・・・ふふ」
ユミル「なんだよ」
クリスタ「ユミルったら警察みたい」
ユミル「一応今日は非番だから私服だけれどなクリスタ、警察だから」
――ぴんぽーん
クリスタ「あれ、いないのかな」
ユミル「えらい大きな家だな、事務所兼倉庫兼自宅と言っていたけれど」
クリスタ「もう一回押すね」
――ぴんぽーん
「はい」
クリスタ「あ、すみません・・・えぇっと」
ユミル「この間の長所を取った警官だ、過剰防衛予備軍。悪いが聞きたい事がある、開けてくれ」
「・・・どうぞ、そのまま進んでください」
――がらがら
クリスタ「門が開いた」
ユミル「自動かよ・・・凄いな。・・・と、テラスみたいなところがあるぞ?ここでいいのか」
クリスタ「うん、入ってみよう」
ベルトルト「お待たせしました」
クリスタ「仕事中だったのかな、ごめんなさい」
ベルトルト「いえ、何か御用ですか」
ユミル「事件当日の事を聞かせて欲しい」
ベルトルト「・・・それはこの間、きちんと証拠も踏まえて話しましたが?」
ユミル「あれは仕事だ、こっちは個人的に来た」
ベルトルト「個人的・・・?」
クリスタ「私たちはダズがあんな事件を起こす訳ないって知っているの。お願い、彼の無罪を証明するために手伝って!」
ベルトルト「でも、僕には関係が無い」
クリスタ「お願い」
ユミル「・・・なぁ、ベルトルさんよぉ。あんた商人なんだろ」
ベルトルト「そうだね」
ユミル「何かを対価に支払えば、協力してくれるか?」
ベルトルト「・・・」
クリスタ「お金だったら、私も出来る限り出すわ」
ベルトルト「>>502くらいの事をしてくれたら、僕もそれなりに協力するよ」
ごめんなさい、安価下で
ベルトルト「そうだね。イチャイチャ百合くらいの事をしてくれたら、僕もそれなりに協力するよ」
ユミル「お安い御用だ」ギュッ
クリスタ「そうね」ギュッ
ベルトルト「そう言う意味じゃなかったけれど・・・はぁ、君たちなら説明しても了承を出しそうだな」
クリスタ「あたりまえじゃない、一人分の人生が掛かっているのに」
ユミル「だな、男じゃないなら私だって大丈夫さ」
ベルトルト「・・・へぇ」
ユミル「で、協力してくれるのか?」
ベルトルト「・・・」
クリスタ「ベルトルトさん、お願いします!」ペコッ
ベルトルト「・・・はぁ、仕方がないね」
クリスタ「!そ、それじゃあ」
ベルトルト「ただし、僕は仕事があるから・・・仕事が少しでもあったら僕はそちらを優先する」
クリスタ「もちろん、それは大丈夫」
ユミル「・・・」
ベルトルト「そしてエレンさんの家の住人や家の中の事は・・・僕は関わらないよ」
クリスタ「え」
ベルトルト「ほら、わかるだろう」
ベルトルト「僕はエレンさんに首にされた人間だからさ、あまり個人的には関わり合いたくないんだ」
ユミル「だがそれだと調査に協力する部分のほとんどが、お前の協力を仰げないんだが」
ベルトルト「ここから先は商談になるんだけれど・・・」
ベルトルト「百合は百合でも、私服警官さんの百合を少し借り受けようかな」
ユミル「は・・・?」
クリスタ「え?」
ベルトルト「百合の紋章フルール・ド・リス、つまりさ」
ベルトルト「君の警察としての権力を、少し貸して欲しいんだよ」
ユミル「・・・やっぱりお前は犯罪者予備軍か」
ベルトルト「残念な事に、あまりそう言った言質は出さないようにしているんだ」
ユミル「けれど、そう言った奴が協力してくれるとなるとありがたいんだよなぁ」
クリスタ「え、え・・・ユミル?」
ベルトルト「百合行為を撮影して売りさばくとか、君のお腹の子を裏ルートで流す訳じゃないから。かなり良心的さ」
ユミル「まぁこちらもある程度の上限は提示する、必要な時には声を掛けるからそのつもりで。じゃあ帰るわ」
――ぱたん
クリスタ「ねぇユミル、さっきのってどう言う・・」
ユミル「簡単に言えば、あいつは闇側の人間だって事さ」
クリスタ「!」
ユミル「あいつは犯人じゃない、と言うよりは実行犯ではない。そこの部分は確実だ」
ユミル「ああ言う奴らが居ると、毒の入手ルートも探りやすくなる」
ユミル「協力してくれると言ったんだ、必要な時は協力してもらうとしよう」
クリスタ「でも、ユミルが・・・」
ユミル「私だって引き際や、引けない状況はわかる・・・なんとかやるさ」ガタガタ
ユミル(はは、今頃震えてきやがった)
ユミル(やっぱり男なんて、嫌いだ)
ベルトルト「・・・」
ベルトルト「僕が全面的に協力すると、すぐ事件は解決しちゃうからね」
ベルトルト「もしこちらに利益になる状況になったら・・・程度の気持ちだったけれど」
ベルトルト「せいぜい頑張って、そしてみっともない姿を見せてくれると嬉しいな」
エレン「駆け足で行こうか」
マルコ「だね」
エレン「にしてもベルトルト、少し落ち着いたか?」
マルコ「一時アルミンに頑張って貰えて、休んでいられたからね」
エレン「じゃあこの調子でサクサクと解決篇は行きたいところだな」
マルコ「・・・そんなに上手くいくのかなぁ」
エレン「無理だろうけれどな」
マルコ「だね」
エレン「まぁいい、次はクリスタとユミルが>>458のところを訪問するシーンだ!」
つかまったダズに面会
今日はここまでにします
昼ドラ火サス耐性のある視聴者に心から感謝
更新します
間が空いて申し訳ありませんでした
エレン「まぁいい、次はクリスタとユミルが捕まったダズのところを面会訪問するシーンだ!」
マルコ「重要なシーンになるかもしれない・・・ドキドキな対面だね」
エレン「加えてダズのクリスタに対する淡い恋心も、どろどろした展開の清涼剤になると良いな」
マルコ「クリスタのダズに対する想いが変化しているのかも見どころ・・・なの、かな」ハッ
ライナー(俺等の女神であるクリスタを・・・)ゴゴ…
ユミル(ダズに向かわせる展開はやめろよ)ジロッ
サシャ(心の声が漏まくっとるね)
マルコ「ま、まぁそこはクリスタの演技次第なんだけれどね!うんっ!」
エレン「どうしたんだよマルコ、いきなりしどろもどろになって」
マルコ「え、エレン。早くスタートさせようよ」
エレン「お、おう・・・じゃあスタートだ!」
「面会時間は十分です、お願いします」
ユミル「あぁ、宜しく頼むよ」
――ばたん
ダズ「・・・」
クリスタ「ダズ!」タタッ…
ダズ「!」ビクッ
クリスタ「大丈夫なの、連行される時とか乱暴されなかった?怪我はしていない?」
ダズ「く、クリスタ・・・さん。俺、おれは・・・」
ユミル「・・・」
ダズ「俺は、やっていません。毒なんて・・・入手方法すら、知らない」
クリスタ「わかっている」
ダズ「え・・・?」
クリスタ「わかっているわダズ、貴方はそんな事をする様な人じゃない。それは私がよく知っている」
ダズ「!」
クリスタ「だから、貴方の知っている事を教えて。私を頼ってよダズ、たまには大人の格好いい所を見せたいの」
ダズ「・・・そ、その」
ユミル「家族の事情は私が把握している」
ダズ「!」ビクッ
ユミル「今はそんな事を気にするな、なんなら省いてもいい。後で私がしっかりと聞いてやる」
ダズ「で、でも・・・」
ユミル「いいよなクリスタ、今のお前の仕事はダズの希望を全て受け入れてやる事だ」
クリスタ「えぇ、わかったわ」
ダズ「いいの、クリスタさん・・・その、全部話さなくても」
クリスタ「そうね、正直言うと全部聞きたい・・・けれど、それが貴方を苦しめると言うのなら私は聞かないわ」
ダズ「・・・」
クリスタ「だからお願い、出来る限りでいいから話を聞かせて」
ダズ「・・・はい」
ユミル「収穫は、殆どなかったな」
クリスタ「何もないなんて事はないよ」
ユミル「?」
クリスタ「ダズが犯人じゃないって、真剣に話してくれた事・・・これを無駄にはしたくないな」
ユミル「そうだな」
クリスタ「でもダズに怪我が無くて安心した」
ユミル(そうか、だったら来ただけでも良かった)トンッ
ユミル「あ、すみませ・・」
>>377「あれ、あなた確か・・・」
番号ミスでした、安価下で
ハンナ「あれ、あなた確か・・・」
ユミル「!」ビクッ!
ハンナ「えぇっと、フランツのご友人の方でしたよね」ニコニコ
ユミル「そ、そうだな・・・以前はその、フランツさんには良くして頂いて」
クリスタ(ユミル・・・?)
ハンナ「いえいえ、うちの旦那こそお世話になって・・・あら?」
ユミル「っ」
ハンナ「あなた妊婦さんなんだ。いいなぁ、私も早く、フランツとの子供が欲しい」ニコニコ
ユミル「二人はかなり仲良しと聞いているので、おそらくすぐにでもできますよ」
クリスタ(ユミル、ねぇどうしたの?顔色が凄く悪い)
ハンナ「ふふ、ありがとう。そうだ!ねぇ今日の御夕飯、是非一緒に・・」
クリスタ「あ、あの!」
ハンナ「?」
クリスタ「ごめんなさい、ユミルは私と一緒にディナーの約束をしていてレストランの予約もしていて・・・だから」
ハンナ「あら、ごめんなさい」
ユミル「いいえ」
クリスタ「ほら、ユミル急がないと」
ユミル「あ、あぁ」
ハンナ「ごめんなさいね、引き留めて」
ユミル「・・・いえ、すみません。それでは」
ユミル「ありがとな、クリスタ」
クリスタ「ううん、私はユミルの事も大切だから」
ユミル「・・・」
クリスタ「どうかした?」
ユミル「いや、クリスタにお嫁さんになってほしいなぁって思っただけさ」
クリスタ「もう、口が上手いんだからぁ」
ユミル「なぁ」
クリスタ「ん?」
ユミル「今日の証拠探しは、ここまでにしてもいいかな」
クリスタ「うん、わかった。ゆっくり体を休めてね」
エレン「ハンナが引き合いに出されると退場する法則が発動したな」
マルコ「なに、その法則」
エレン「にしてもクリスタはかなりできた大人だな」
マルコ「そうだね、今はとてもいい人だけれど・・・設定が追加されるとえらい事になる可能性も無きにしも非ず」
エレン「だな」
エレン「さて、じゃあ次のシーンだな。もう少し問題解決をさせたいから・・・クリスタに焦点を当てるか」
マルコ「そうだね、風呂敷を広げたままだと忘れちゃいそうだし。まずはこの事件を解決してから行こう」
エレン「実際、あまり捜査が進展していないんだよな」
マルコ「そうだなぁ、>>482がクリスタに会いに来たって言うのはどう?」
エレン
マルコ「そうだなぁ、エレンがクリスタに会いに来たって言うのはどう?」
エレン「俺?」
マルコ「うん、好きだった上司・・・けれど今クリスタは彼の息子も気にしている」
マルコ「一方で上司はその息子を嫌っている、つまりこれは」
エレン「三角関係、か!」
マルコ「・・・まぁ君がクリスタに手を出したら、三角以上の関係性になりそうだけれどね」
エレン「フラグを積み上げていくだけじゃないか」
――ぴんぽーん
クリスタ(?・・・誰だろ、今日はお休みを貰ってダズを助ける証拠を探そうと思っていたのに)
クリスタ「はいはーい、今開けます」
がちゃ
クリスタ「!」
エレン「おはよう、クリスタ君」
クリスタ「エレンさん」
エレン「少しいいかな」
クリスタ「は、はい。散らかっていますが、どうぞ」
エレン「あぁ、玄関先で構わないから」
クリスタ「それで・・・ご用件は」
エレン「事件の事を、調べまわっているようだね」
クリスタ「はい」
エレン「進展はあったか」
クリスタ「いいえ、進展は・・・何も」
エレン「>>486」
ありがとう。あいつのことを気にかけてくれて
本当は俺達家族がやらなくちゃいけないことなのに
エレン「ありがとう。あいつのことを気にかけてくれて」
クリスタ「!」キュン
エレン「本当は俺達家族がやらなくちゃいけないことなのに」
クリスタ「!!」ズキューン!
クリスタ(エレンさん・・・やっぱり素敵でいい人だなぁ。って、違う違う)
クリスタ「あの、エレンさんは・・・ダズの事は犯人だと思っていないのですか?」
エレン「ありえると、思ってしまうからこそ家族失格なのだろうな」
エレン「だがあいつにそんな度胸があるとは、いまいち信じきれない部分がある」
クリスタ「なんで、そう思われているのですか」
エレン「・・・」
クリスタ「ダズが疑われた、そもそもの原因は何なのですか」
エレン「・・・」
クリスタ「エレンさん、ダズを助ける為に協力してください、お願いします!!」
エレン「>>489」
俺に…今更あいつの父親面をする資格があるのか…
エレン「俺に…今更あいつの父親面する資格があるのか…」
エレン「そもそも俺は、あいつとは血のつながりも何もない。ミカサとっても、相手の連れ子だった奴なんだ」
クリスタ「え、ダズは・・・ミカサさんの子供じゃ」
エレン「いや、あいつも面倒事に巻き込まれてね。相手の男と結婚したんだが・・・ダズはその相手の子だ」
エレン「はは・・・しかもダズの野郎、あいつにそっくりな顔をして・・・だから俺は父親の資格なんざ」
クリスタ「あります!」
エレン「!」
クリスタ「何があろうと、エレンさんはダズの父親と言う立場にあるんです」
クリスタ「父親面する権利があるんですよ!何をためらっているんですか」
エレン「だが」
クリスタ「でももだってもありません」
クリスタ「明日より今から父親面していた方が、ずっと良いに決まっているじゃありませんか」
クリスタ「ほら、よくテレビでも言っていましたよね?いつやるの?」
エレン「・・・」
クリスタ「ほら、エレンさん」
エレン「あぁ・・・今、だな」
クリスタ「・・・じゃあエレンさん、今までのお話を全て聞かせて貰えませんか?」
エレン「わかった、全て話そう」
マルコ「エレン、お疲れ」
エレン「はぁ・・・これでクリスタは、全ての事情を知った事になるな」
マルコ「でも、たとえ事情を知っていたとしても事件に近づけるかどうかはわからないよ」
エレン「だな、とりあえずクリスタ主体で行くのは決定だけれど・・・他のシーンを挟んでみるか」
マルコ「どこがいいかな」
エレン「>>496なんてどうだ、ここを掘り下げると何か出てこないかな」
フランツとユミル
エレン「フランツとユミルなんてどうだ、ここを掘り下げると何か出てこないかな」
マルコ「フランツは事情を何か知っているアルミンとジャンの先生だもんね」
エレン「出てくる・・・か?」
マルコ「うーん、どうだろう」
エレン「望みは薄いかもしれない・・・けれど!やっぱり不倫物は視聴率を上げるスパイスだと、俺は思う」
マルコ「うん、確かに不倫物のドラマは一定の視聴率がありそう」
エレン「しかも昼の再放送に何回か出る可能性もある作品だと俺は思っている」
マルコ「あの昼の再放送の作品って誰が決めるんだろうね」
エレン「謎だな」
マルコ「うん、謎だよ」
エレン「・・・ま、とりあえず俺達はこの謎の解明に忙しいから。そっちは適当にやっていてくれ」
ユミル「お前私の扱いだけ酷くねぇ?」
ユミル(はぁ、なんでこんな事になっちまったんだか)
フランツ「あ・・・ユミルごめん、待ったかい」
ユミル「待った」
フランツ「相も変わらず、歯に衣着せぬ言い方だなぁ」
ユミル「・・・悪いが、それ以上は近づくなよ」
フランツ「うん」
ユミル「率直に聞く、あんたのところの生徒の話だ。毒入りオムライスを食べて倒れた生徒の情報が欲しい」
フランツ「それは既に警察に話してあるけれど」
ユミル「個人の調査だ」
フランツ「・・・そんな事を聞くために、僕に会いに来たのか?君ってそんなに仕事に熱心だったっけ」
ユミル「どうでもいいだろ」
フランツ「良い訳ないだろ、君を重度の男嫌いにさせたのは僕の所為だ」
ユミル「・・・」
フランツ「関係がばれるかもって思うと、急に怖くなって。今思うととても酷い事をした」
ユミル「今思わなくても、結構酷い事だったと思うぞ」
フランツ「うっ」
ユミル「だが謝られても、何も変わらない」
フランツ「・・・そうだね」
ユミル「それに好きになったのは私の方だった、私の責任でもあるさ」
フランツ「・・・」
ユミル「だが、少しでも罪悪感があるなら利用させて貰おうか。さっさと生徒の情報をゲロッちまえ」
フランツ「シリアスな空気が台無しだなぁ、でも話すのは常識の範囲内だよ?」
ユミル「・・・はぁ、物の見事に品行方正なお坊ちゃまだなぁこいつ」
フランツ「アルミンはとてもいい生徒だからね、彼の友人であるジャンもいい子だよ」
ユミル「面白くねぇ」
フランツ「面白味を求められても」
ユミル「・・・よし、違う方向性から話を聞かせて貰おうか」
フランツ「違う方向性?」
ユミル「今まで私は、お前が知っている事を聞いていた。だがこっちから話せる情報を話す」
フランツ「で、僕が気になる部分や知っている部分を指摘しろってことか」
ユミル「話せ話せと詰め寄るより、結構情報が出てきそうな気がするんだよ・・・ほら」
フランツ「!」
ユミル「これが事件の調書だ、もちろん重要度の高い物は持ち歩けないがな」
フランツ「で、でも・・・こんな物を持ち出している事がばれたら」
ユミル「首になっちまうかもな」
フランツ「そんな気軽に・・・僕が言う事じゃないけれど、お腹の子もいるのに」
ユミル「本当にお前が言う事じゃねぇだろうが。だからまぁ・・・黙っていてくれよ?」
ユミル(それに、もし万が一あの男を頼る事になったらもっと危ない橋を渡る事になるんだ)
ユミル(今からこのくらいのリスク、怖がらずにいかないとな)
フランツ「あ・・・ねぇ、ユミル。この人」
ユミル「!」
フランツ「これ、この間の会食に来ていた人たちの写真だよね。この人の顔には見覚えがある」
ユミル「どこで、だ」
フランツ「確か、少し前に・・・アルミンに声を掛けていた人だ」
ユミル(お前・・・アルミンと知り合いだったのか?ベルトルト・フーバー・・・)
フランツ「エレン、マルコ。終わったよ」
エレン「・・・ん、あ。そうか」
マルコ「なるほど、そう言う可能性も・・・」
ハンナ「フランツ、お疲れ様!はい、お茶よ」
フランツ「あぁ、ハンナ!ありがとう」
ハンナ「それにしても目が離せなかったわ、流石フランツ」
フランツ「ハンナ、君の目を引くためにアルミンとベルトルトが顔見知りだった可能性を組み込んでみたよ」
エレン「ぶー!!」
マルコ「げほっ、え、なに?それ本当!?」
アルミン(一回見逃したところで、重要な場面?を取り逃しちゃうあるあるか)
ベルトルト(あれ、なんか悪役に対する気苦労減ってきたかも・・・むしろ何か、新しい自分が開けそうな・・)
エレン「・・・なるほど、そこまで話したんだな」
フランツ「うん」
エレン「よし!じゃあ次のシーンに行くぞ!次は捜査の核心に踏み込めるか?>>505のシーンだ!」
エレンとミカサの濡れ場
安価が入らずに長くなりそうだからここまで
明日にでも投下出来れば投下します
更新します、時間的には少し短いかもしれません
エレン「よし!じゃあ次のシーンに行くぞ!次は捜査の核心に踏み込めるか?俺とミカサの濡れ場のシーンだ!」
マルコ「え!?」
ジャン「!」ガタッ
ミカサ「!!」シュタタッ
クリスタ「あぁ!ミカサが思いっきりダッシュして布団を用意し始めちゃった!」
マルコ「ぬぬぬ、濡れ場ってエレン!これはおままごとだよ!?」
エレン「何を言っているんだマルコ、おままごとの前にこれは昼ドラだろ?」
マルコ「違うよ、おままごとありきの昼ドラだよ」
エレン「あぁ・・・そう言えばそうだったな、白熱しすぎていた」
マルコ「それに昼ドラなんだからR18展開は駄目だと思う」
エレン「・・・何を言っているんだマルコ」
マルコ「え」
エレン「昼ドラには、あれがあるだろ」
ミカサ「・・・ふぅ、久しぶりに家に戻ってみたら。やっぱり家の中が汚れてしまっている」
ミカサ「シーツも変えていないなんて・・・まったく、仕方がないんだから」ゴソゴソ
エレン「おーい、ミカサ。タオルと下着を出してくれ」
ミカサ「はぁい」
ミカサ(もう、エレンったら手がかかるんだから)スタスタ
ミカサ(シャワーの音がする、もう中に入っているのね)
ミカサ「エレン、タオルと下着はここに置いて・・)
がらっ!
ミカサ「おく――!?」
――ぴしゃん!
ミカサ「え、エレン・・・?」
エレン「すまないミカサ、いきなり引きずり込んで」
ミカサ「それは大丈夫、でもなんで・・・洋服を着たまま浴室に入っているの?シャワーも出しっぱなしでもったいない」
エレン「・・・ここなら、水も湿気もあって機械は設置できないからな」
ミカサ「?」
エレン「聞いてほしい事がある、ミカサ・・・今日ダズと一緒に暮らして貰っているクリスタ君から聞いた話なんだ」
ミカサ「・・・」コクン
エレン「ダズの話と俺の話、それを組み合わせてようやく出た答えがある。だがその前に――」
エレン「俺は、お前とアルミンが関係を持っていたのを知っている事を」
ミカサ「!」ビクッ
エレン「お前に伝えなければならない」
ミカサ「エレン・・・その、ごめんなさ・・」
エレン「俺が悪かった」
ミカサ「え?」
エレン「俺が悪かった、お前に寂しい思いをさせて。俺の懐が浅いばかりに、ダズにも嫌な思いをさせた」
ミカサ「エレン・・・」ハッ
ミカサ「違う・・・私が悪いの!エレン、貴方は何も悪くない!」
エレン「・・・俺もそう思ってきた」
ミカサ「?」
エレン「俺は偉い、成績を出しているし世間に認められている。だから正しいのは俺の方だと・・・思ってきた」
エレン「けれどその結果がこれだ」
エレン「こんな大きな事件になって、人にも迷惑を掛けて。そんな俺が父親面する資格は無いのかもしれない」
エレン「だが、渋ってきた結果がこれだ・・・ミカサ、本当に今まで苦労を掛けた」
ミカサ「・・・」
エレン「だが悩むのはもう終わりだ」
ミカサ「!」
エレン「俺は胸を張って、父親面して家族であるお前たちに接する事を決めたよ」
エレン「こんな俺が間抜けに見えるかもしれないが・・・ミカサ、ついてきてくれるか」
ミカサ「エレン・・・でも、アルミンが」
エレン「大丈夫だ、アルミンもダズも一緒だ」
ミカサ「エレン」
エレン「だって俺達は、家族なんだから」ギュウッ
ミカサ「エレン・・・ねぇ、お願い」ギュッ
エレン「ん?」
ミカサ「キス、して」
エレン「あぁ・・・」
ざぁー・・・
・・・ちゅっ
エレン「はい。昼ドラ名物、寸止めキスでフェードアウトでした」
マルコ「濡れ場って・・・エレン、君ねぇ」
エレン「なんだよ、床も濡れていたし展開的にも濡れていただろ?」
マルコ「まさかのダブルミーイングでの濡れ場だったんだ、いやダブルって言うか1.5くらいだけど」
マルコ「でも確かに・・・足や手だけベットの上で動いているのにプラス喘ぎ声、よりはマシだったかな?」
エレン「だろ?」
マルコ「おままごとで手足だけじたばたしつつ、喘ぎ声を出すなんて拷問過ぎる」
エレン「期待させてしまった視聴者には、悪かったと心から思っている」
エレン「濡れ場と言うよりは、情事場って感じになってしまっっているしな」
エレン「だが風邪で学校を休んだ小学生がこの回を見るかもしれない思うと」
エレン「・・・監督的にはどうしても、ゴーサインを出せなかったんだ」
マルコ「エレン・・・思いの他いっぱい考えていたんだね」
エレン「まぁ率直に言うと、おままごとでそこまで再現できないって言うのが一番なんだけれどな」
マルコ「確かに、恥ずかしすぎるよね。周りの視線も痛いしって・・・もしかして」
エレン「気付いたかマルコ・・・そうだ、展開次第では伝家の宝刀、朝チュンもあるぞ」
マルコ「寸止めフェードアウトと朝チュンかぁ、そう言う展開を見たい人はチャンネルを変えてしまう気がする」
エレン「さてと、じゃあこれで一部分は解明されたな」
マルコ「どうする、エレンとミカサがアルミンやダズと話して・・・解決篇に突入になるの?」
エレン「いや・・・解明されたシーンはやっぱりオムライスの解決篇と合わせてやった方がいいと思うんだ」
マルコ「そうだね、確かにそっちの方が“解決した”って爽快感があるかも」
エレン「じゃあそうするか。次のシーンに出てはいけない役者は俺とミカサ、アルミン・・・刑務所に入っているダズか」
エレン「それとは別の役者の中では、誰にスポットを当てればいいと思う?」
マルコ「うーん、>>521とか?」
※エレン、ミカサ、アルミン、ダズは除外
ジャン
マルコ「うーん、ジャンとか?」
エレン「おぉ!ジャンいいな!」
マルコ「ジャンはオムライス事件に参加していて、かつ誰かを庇っている・・・つまり」
エレン「事件の真相に近づく展開がある可能性が高い、よしジャンで行くぞ!」
マルコ「おーい、ジャン!出番だよ」
ジャン「・・・」チーン
ライナー「【返事が無い、ただの屍の様だ】」
ベルトルト「なんのセリフなのそれ!」
ハンナ「助けてアルミン!ジャンが息をしていないの!」
フランツ「ハンナ、君が人工呼吸をするなら僕が・・・」
ハンナ「いいえフランツ、貴方の唇は私だけの物でいて欲しい」
フランツ「ハンナ・・・!」ミツメアイ
ハンナ「フランツ・・・!」ミツメアイ
アルミン「ほらほらジャン、出番だよ出番」ズルズル
ジャン「ミカサの唇が・・・唇がぁ」ズルズル
サシャ「ほらほら、ちゃんと動いてくれたら夕飯を食べた後のスプーンくらいならあげますから」
ユミル「それは少しくらい味がするかも、と言う意図での譲歩か?」
クリスタ「サシャ、それは食べ物ですらないから」
マルコ「・・・なんかジャン、気怠そうだね」
エレン「これは一人でのシーンは無理だな」
マルコ「誰を当てようか」
エレン「>>528とかはどうかな」
※エレン、ミカサ、アルミン、ダズは除外
クリスタとユミル
エレン「クリスタとユミルとかはどうかな」
マルコ「そう言えば捜査の調べ物の途中だったしね、やっぱり物語の解決にクリスタは欠かせないみたいだし」
エレン「俺を発破掛けてくれる演技とかも良かったしな」
マルコ「じゃあ、展開的に二人がジャンを訪ねてくるシーンからスタートだね!」
エレン「おう、スタートだ!」
ジャン「・・・はぁ」
ジャン(どうしようもなく体が重いな、最近よく眠れてねぇ・・・理由はわかっているけれど)
ジャン「・・・こればっかりは、どうしようもないもんなぁ」
――とんとん
ジャン「ん?」
クリスタ「あの、ジャン・キルシュタインさんですよね」
ジャン「あんたは?」
クリスタ「えぇっと、エレンさんの家であった事があるの覚えていない?」
ジャン「・・・あ」
ユミル「やっと思い出したか、遅いぞ」
ジャン「あの時のぶつかった姉ちゃんと・・・えぇっと、態度の悪かった警官」
ユミル「誰が態度が悪いってぇ」ギロッ
クリスタ「ユミル、お腹の子に悪いから怒っちゃダメ」
ジャン「あんたら、なんでここに・・・大学内は関係者以外は立ち入り禁止だぞ」
ユミル「ちょっとしたコネがあってな」
ジャン「はぁ・・・で、用件は?」
クリスタ「私達、事件の全容を洗いなおしているの」
ジャン「・・・なんだってそんな」
クリスタ「ダズは犯人じゃないって、信じているから」
ジャン「・・・」
ユミル「なんだ、なんだか顔色が悪いな・・・何か知っているのか?」
ジャン「言う事は全部喋っている、だから話す事は何もないな」
ジャン(言える訳ねぇ。言わないって俺は決めたんだ・・・にしても、えらく必至だなこいつら
ジャン(あのダズって、アルミンの兄ちゃんにも。こんなに心配して貰える奴がいたんだな)
ジャン(罪悪感がひでぇ、なんて言って追い返したらいいか)
ジャン「>>533」
それとも何か?あんたら俺が犯人だとでも言うつもりか?
ジャン「それとも何か?あんたら俺が犯人だとでも言うつもりか?」
クリスタ「そ、そんな事・・」アタフタ
ユミル「そうだ、って言ったら?」
ジャン「!?」
クリスタ「ユミル!?」
ユミル「毒の瓶が置いてあったテーブルに居たのはアルミンとダズ、そしてお前だ」
ユミル「アルミンは被害者だから一旦除外するとしよう」
ユミル「そして私達はダズが犯人じゃないかもしれないと言う憶測で動いているから、ダズも除外」
ユミル「残るはお前一人だな」
ジャン「な!んな事で犯人と決め付けられたら溜まったもんじゃねぇよ!!」ダンッ
ユミル「なら簡単な事だ、お前が犯人じゃないと言う証拠を示せ」
ユミル「ダズとお前との隔たりは、家族内での確執があったか無かったか・・・それだけなんだからな」
ジャン「むちゃくちゃ言いやがる」
クリスタ「ゆ、ユミル。そんな犯人扱いなんてしたら・・」
ユミル「落ち着けクリスタ、これは犯人扱いなんかじゃねぇよ・・・証言貰っているだけだ」
ジャン(犯人扱いだろうが!)
ユミル「仕方ねぇなぁ。まぁいきなりじゃお前も話しにくいだろう、私が話題を投げかけてやるよ」
ユミル「うーん、そうだなぁ・・・>>537」
まずは…お前とアルミンの関係から話してもらおうか
ユミル「うーん、そうだなぁ・・・まずは…お前とアルミンの関係から話してもらおうか」
ジャン「関係も何も大学で初めて会った奴で、本の趣味が合って・・・そして同じゼミってだけだ」
ユミル「それだけで、家に招待するものなのか?」
ジャン「するんじゃないですか?現にされている訳だし」
クリスタ「って事は、アルミンの家族とはその時に初めて会ったんだ」
ジャン「・・・いや」
クリスタ「?」
ジャン「ミカサさんには、一度会った事がある。その時はアルミンを迎えに来てくれたんだ」
ジャン(これは、もし万が一目撃情報が出た時のことを考えると話しておいた方がいいよな?)
ユミル「じゃあ次は・・・」
ジャン「ちょっと待った」
ユミル「あ?」
ジャン「だらだらと質問をされて時間を無駄にしても困るし、あと3つくらいにしてください」
ユミル「わかったよ・・・じゃあ次は>>541」
ユミル「わかたよ・・・じゃあ次は、お前にはあの家族はどう見えた?」
ジャン「!!い、至って普通の家族だ」
ユミル「なんでどもった」
ジャン「っ」
ユミル「この質問にはどう答えるべきか、戸惑ったんじゃないのか?」
ジャン「流石に、友人の家庭環境の事をペラペラしゃべる訳にはいかねぇからな」
クリスタ「でもジャン、これは捜査なの。知っている事があれば協力して!」
ジャン「ぐっ・・・」
クリスタ「私、ダズを助けたいの!」
ジャン「・・・両親の仲が、悪いって事だけは知っている」
ユミル「嘘だな」
クリスタ「えぇ!?」
ユミル「そのくらいの理由、なんとも思ってないならさらっと喋れる理由じゃねぇか」
ジャン「・・・」
ユミル「何か大きな理由を隠しているから、言える情報だけを小出しに言ったのか?」
ユミル「それとも、私達にとってはそのくらいだが。お前にとっては“言い難い家庭環境”だったから後に回したのか?」
クリスタ「ジャン・・・お願い!」
ジャン「なにも、やましい事なんて・・・」
クリスタ「どうしても、言ってくれないの?」
ジャン「・・・」
ユミル(どうする、この話題をもう少し踏み込んでみるか?それとも別の話題で同様を誘うか?)
ユミル「2つ目の質問だ・・・>>545」
アルミンとミカサはお前からどう見える?
ユミル「2つ目の質問だ・・・アルミンとミカサはお前からどう見える?」
ジャン「アルミンとミカサ、さんですか?・・・仲のいい親子でしかありえないでしょう」
クリスタ(私はエレンさんから事情を聴いているけれど、ユミルは・・・?この質問、まさか)
ユミル「まぁ、確かに仲がいいよな・・・体の関係くらいはあるんじゃないか?」
クリスタ(!!冗談めかして言っているけれど・・・ユミル、知っているんだ)
ジャン「はぁ?冗談きついぜ」
ユミル「ふぅん、お前けっこう素直な奴だな。今の言葉が嘘じゃないって事はわかったよ」
ジャン「う、嘘なんて何もついていねぇって!」
ユミル「だが・・・一番最初のアルミンの質問の時には反応していなかったが、1回目と2回目は多少なり反応している」
ユミル「つまり・・・お前、“ミカサ”について何かあるな?」
ジャン「!!」
ユミル「最後の質問だ、>>550」
お前は、ミカサに幸せになってほしいと思わないか?
ここまで、三個の(正確には四個の)質問の連結具合GJです、事件解決に大きく近づきました
今回の安価部分は書いたけれど眠いので次にします
主要メンバーであるアニとコニーだけ仲間はずれなのは心残り
更新します
500を超えたので、この安価終了後にもう一度人物紹介文を挟む予定
ユミル「最後の質問だ・・・お前は、ミカサに幸せになってほしいと思わないか?」
ジャン「!!」
クリスタ「えっそれ、どういう・・」
ユミル「クリスタはお子ちゃまだからわからないか」
クリスタ「え、え?」
ジャン「・・・」
ユミル「こいつはミカサが好きなんだよ」
クリスタ「えぇっ!?」
ユミル「接点はそうなかったって事はよっぽどタイプだったか、もしくは一目惚れか」
ジャン「・・・ぐっ」
クリスタ「が、頑張ってねジャン!私応援する・・は駄目か、人妻だもん」
ジャン「うぐっ」
ユミル「しかしまぁ、ミカサに惚れているとなると・・・ただの同級生ってだけじゃないな」
ユミル「他人に近い関係には変わらないが、私情が入りやすくなっているのなら話は別だ」
ユミル(ただフランツの話では、アルミンは洞察力や観察力もあるらしい)
ユミル(となると、アルミンはジャンの恋心を知っていたのか?)
ジャン「何考え込んでいるんだよ」
ユミル「・・・まぁいい、とりあえず質問に戻るぞ」
ユミル「黒髪スレンダー人妻系美女が大好きなジャン君は、ミカサさんに幸せになって欲しくないのかにゃ?」ニヤニヤ
ジャン「だああ!!質問が微妙に悪質に変化しているぅ!?」
ユミル「はっはっはっ」
クリスタ(ユミルったらふざけちゃって・・・でも、なんか空気が変わったみたい)
ユミル「で、どうなんだ。不幸になって欲しいのかよ」
ジャン「んな訳あるか!」
ユミル「信じられないなぁ」ニヤニヤ
ジャン「あの人がどんな人生を送ってきたとしても、今後どんなに苛酷な事になっても」
ジャン「俺は絶対に彼女を見捨てない!彼女は絶対に、俺が守ってやる!!」
ユミル「彼女の息子を逮捕に追い込んでも?」
ジャン「・・・っ」
ユミル「なんとなくわかってきたな・・・ジャン、お前ミカサを何からか庇っているだろ」
クリスタ「え!?」
ジャン「・・・」
ユミル「なぁ、それはなんだ?」
ジャン「・・・」
ユミル「ミカサも事件の解決を望んでいるんだぞ」
ジャン「え!?」
ユミル「彼女が一番に、事件の概要を素直に教えてくれた。だからお願いだ、手伝って・・」
ジャン「はぁ!?ミカサさんが、旦那さんを殺す為に毒を入れたんじゃなかったのか!?」
クリスタ「え」
ユミル「・・ん?」
ジャン「あ」
クリスタ「えぇえええ!?ミカサさんが、エレンさんを殺そうとしたぁ!?」
元々しょぼい事件でしたが、ここから先真相がわかりやすくなると思いますが
もしわかっても、お口にチャックでお願いします
○エレン
外交官でエリート、家庭をかえりみない仕事人間だったが少し変わってきた様子
事件が起こり父親としての自信を失いかけたが、クリスタに叱咤されて前を向くようになる
○ミカサ
エレンの妻、エレンとの間に出来たアルミンに夫婦間の寂しさを埋めて貰っていた
エレンとアルミンの間に揺れていたが、エレンの真摯な気持ちを聞かされる
○ダズ
ミカサの前夫の子だが家族全員と血縁関係は無い、エレンに家を追い出された過去がある
アルミンの食事に毒を持った罪で現在囚われているが無罪を主張、クリスタが好き
○アルミン
ミカサとエレンの間に生まれた子供、ミカサを愛している
毒を食して入院しているが、その事件について様々な事を知っている・・・?
○サシャ
エレン一家のお隣さんで元料理研究家、家の中からエレン家のリビングが覗ける
友人関係は少なかったがエレン、ミカサと友人になれた。ミカサの写真をたくさん持っているのは同級生だったから?
○ベルトルト
エレンによって首を切られた元部下、エレンに恥をかかせたいらしいがどこまで本気なのかは不明
ダズ、アルミンに接触していたが。クリスタ、ユミルにも報酬があれば協力すると言っている
○ライナー
一時サシャのストーカーに仕立てられていた
ベルトルトを真人間に戻したいが一方的に絶交中されてしまう
○ハンナ
ご近所さんの奥様、結婚三年目だけれどラブラブ
○フランツ
ご近所さんの旦那様、結婚三年目だけれどラブラブ
アルミンとジャンの教師でもある、ユミルと過去に不倫していた過去があった?
○ジャン
アルミンと同級生、同級生の母親であるミカサに一目惚れ
食事会に呼ばれて参加しており、ミカサを庇っていた事が発覚した
○クリスタ
エレンによって追い出されたダズを保護して一緒に暮らしていた、事件の真相を捜査している
職場の上司であるエレンに密かな思いを抱いているが、ダズにも情が湧いているらしい
○ユミル
妊婦、右耳が聞こえない、男嫌いだけど仕事している警察官
クリスタと共にダズが犯人ではないと信じ、ダズが逮捕された後も独自に捜査をしている
○マルコ
エレンと一緒に昼ドラ劇の構成を担当、一応ナレーションを行う立場
役者としての出番はまだないが、今後に期待・・・出来るのだろうか
○毒入りオムライス事件
エレン、ミカサ、アルミン、ダズ、サシャ、クリスタ、ジャン、ベルトルト
上記が参加している食事会でオムライスに毒が混入された
三皿用意されていたオムライスはエレン、アルミン、ダズが食べている
三人の内アルミンだけが毒を服用して倒れた
アルミンと同じテーブルに居たのはダズとジャン
そのテーブルから毒の入った瓶は見つかっている
○進展
犯人として捕まったのはダズ
ダズが犯人だと信じられないクリスタとユミルは捜査を開始する
結果ジャンから有力な証言を得られた
※これらは全て、休日に行っているおままごとの設定です
ミカサさんが、エレンさんを殺そうとしたぁ
ミカサさんが、エレンさんを・・・
殺そうとし・・
ミカサ「・・・」ガーン
ミカサ「・・・」
ミカサ「!」ハッ
ミカサ「え、エレン!私はそんな事は・・!」シュタッ!オロオロ…
エレン「だぁ!落ち込んだかと思えば急に動いて、その後いきなりオロオロするのはやめろ!」
ミカサ「エレン!真剣に聞いて!!これはきっと、誰かの陰謀っ!!」
エレン「んな訳ねぇだろ、おままごとだって!」
ミカサ「え、えれん・・・」ウルッ
エレン「ぐっ」
サシャ「なーかした、なーかした」
ジャン「せーんせいに、いってやろ・・・って、教官に告げ口するくらいじゃ収まりつかねぇぞコラァ!」
エレン「うるせぇぞジャン!元はと言えばお前のせいだろうが!!」
ライナー「エレン、落ち着けって」
ミカサ「そう、エレン落ち着いて聞いて。これはきっと誰かの陰謀・・」
エレン「ミカサ、お前の方が落ち着けよ!」
フランツ「・・・なんか、エレン少し余裕がない?」
アルミン「どうかしたのかな」
マルコ「よくわかったね」
アルミン「マルコ・・・なにがあったか知ってるの?」
マルコ「なんか視聴者から刑事物になっているって指摘が来たらしいよ、エレンは昼ドラ目指しているのに」
フランツ「あぁ」
アルミン「なるほど」
マルコ「さて、そろそろ夕飯の時間も近づいてきたし、さっさと次のシーンに進めようか」
フランツ「・・・エレンは置いておいていいの?」
マルコ「火サス要素と刑事物要素をあわせもつ展開になるなんて流石エレン、と言っておけば何とかなると思う」
アルミン(マルコがエレン以上に監督としての権限を持ち始めている)
フランツ(逆らわないようにしておこうっと)
マルコ「うーん、時間配分をどうしようか。ジャンの証言の裏付けをちゃんととるシーンを入れるべき?」
マルコ「それとも内容だけをさっさと回収して、次のシーンに移行するべきかな・・・」
マルコ「うん!決めた・・・次のシーンは>>572で行こうかな」
※エレン、ミカサ、アルミン、ダズを除くシーン
ライナーとベルトルト
マルコ「うん!決めた・・・次のシーンはライナーとベルトルトで行こうかな」
アルミン「でも、ベルトルトが絡むとすぐに事件が解決するんじゃ」
マルコ「真相が出るか出ないか、そのギリギリのラインで楽しんで貰えればなと思って」
アルミン「なるほど、冷静な判断が出来る君らしいね」
マルコ「よーし、夕飯が終わっちゃったらあとは少しの時間で一日が終わっちゃうから。さくさくっと行こうか」
――ぴんぽーん
ライナー「・・・」
「はい」
ライナー「俺だ、ライナーだ」
「・・・見ればわかるよ」
ライナー「なら話が早い、開けてくれ」
「・・・」
ライナー「俺のピッキングの腕を舐めるなよ、なんだったら不法侵入してやろうか」
「警察を呼ぶよ」
ライナー「呼んでみろ、どちらにしても家を調べられてやばいのはお前だ」
「・・・」
ライナー「観念して素直に開けるんだな」
「・・・」
――がらがら
「どうぞ」
ライナー「おう」
ベルトルト「で、何か用?」
ライナー「お前を真人間に戻してやるって言っただろ、ほら」バサッ
ベルトルト「・・・なにこれ」
ライナー「俺は学が無いからな、でも一応きちんと考えて持ってきた」
ベルトルト「だからって、なんで小学校の道徳の教科書なんだよ」
ライナー「・・・」
ベルトルト「ちょっと、教科書を押し付けられた後黙られても困る・・」
ライナー「俺はもうすぐ、捕まるかもしれん」
ベルトルト「そう」
ライナー「そろそろ仕舞い時かもな、何でも屋稼業」
ベルトルト「何でも屋なんて言うなよ・・・軽犯罪請負人だろ、家宅侵入や目的の品の窃盗とかの」
ライナー「まぁ、そうとも言うな」
ベルトルト「・・・」
ライナー「年貢の納め時って奴だ、俺はお前を真人間に戻したかったが・・・時間が無くなってきた」
ライナー「ベルトルト」
ベルトルト「なに」
ライナー「お前は捕まるなよ」
ベルトルト「・・・」
ライナー「犯罪人の判子を押された奴には、世間は厳しすぎる」
ベルトルト「でも、僕は・・」
――ぴんぽーん
ベルトルト「・・・」
ライナー「客か?」
――ぴんぽんぴんぽん ぴんぽーん
ライナー「連打だ」
ベルトルト「凄くせっかちさんだね」
――ぴんぽーん ぴんぽーん
ベルトルト「はぁ・・仕方がないな」スタスタ
ベルトルト「はい、誰?」
>>579「!」
※エレン、ミカサ、アルミン、ダズ以外
サシャ
サシャ「!あ、居たんですか!ベルトルトるとっと、さん!!」
ライナー「!!」ビクッ
ライナー(さ、サシャ!?なんでここに)
ベルトルト「・・・ベルトルトです」
サシャ「舌がもつれちゃったんです、いちいち気にしないでください」
ベルトルト「用件は?」
サシャ「そ、その・・・お願いします、ついてきて下さい」
ベルトルト「だから、何を・・」
サシャ「事件の真相を、明らかにするそうなんです!」
ベルトルト「!・・・わかった、用意していくからそこで待っていてくれ」
サシャ「はい」
ベルトルト「ライナー、用事が出来たからもう行くよ」
ライナー「おい」
ベルトルト「大丈夫、上手くやるさ」
ベルトルト(そう、上手くやってみせるさ・・・***の為にね)
――がちゃ
ベルトルト「待たせたね」
サシャ「いえ」
ベルトルト「・・・にしてもなんで君が?普通は警察が呼びに来るようなもんじゃないの」
サシャ「さぁ、そう言えば何故でしょうか。なんか準備があるとは言っていましたけれど」
ベルトルト「準備?」
「ばっ」
ユミル「・・かじゃねぇの、人の話をちゃんと聞いていたのかよ!大食い女」
クリスタ「ユミル、そんなに言っちゃ駄目だって」
サシャ「い、虐めっ子は嫌われちゃいますよ」
ユミル「あぁそうかい、だったら二人で喋っていろよ。私はジャンの方に行ってくるわ」
ベルトルト「・・・えぇっと、つまりこれは」
クリスタ「事件の真相を明らかにするために、エレンさん家の庭で立ち位置を再現しようと言う話になって・・」
ベルトルト(事件の真相を再現する、じゃなかったのか。あくまで個人的な再現だからサシャさんを使った訳ね)
ベルトルト「でもどう言う風の吹き回し?以前もこれやっただろ」
クリスタ「主観の違いがね、どうしても出て来て・・・新たな情報を私達が持った状態で、もう一度やれればなって」
ベルトルト「・・・」
クリスタ「協力、してくれる?もしかして報酬が必要かな」
ベルトルト「もう来たんだし、僕は立っているだけだから・・・別にいい」
クリスタ「ありがとう」
ジャン「・・・」
ユミル「いいか、これはお前の為のセッティングだ」
ユミル「ちゃんと事件を見つめなおして、そしてちゃんと喋ってくれ」
ジャン「よく、庭を貸してもらえたな」
ユミル「外出するんで、庭だけだったら使っても大丈夫なんだと」
ジャン「二人は、どこに」
ユミル「さてな・・・お前はまた、ミカサがエレンを殺したらどうしようかと考えているんだろうが」
ジャン「・・・」
ユミル「少なくとも、それは無いと思う」
ユミル(電話口で、家族で向き合うと・・・ミカサは言っていたからな)
ユミル(おそらくはダズへの面会か、アルミンへの見舞いにでも行ったんだろ)
サシャ「はい!これで料理のセッティングも完了しました」
クリスタ「凄いね、あれだけあった料理を全部再現しちゃうなんて」
サシャ「お二人からの支援があったので・・・金銭面さえなんとかなれば、私は料理に関してはプロですから」
クリスタ「そして・・・これが、毒の入っていたオムライスね」
サシャ「はい、自信作です」
クリスタ「・・・」
サシャ「何か?」
クリスタ「まさか、毒まで再現は・・」
サシャ「されていませんよ!」
クリスタ「だ、だよねぇ・・・良かった」
サシャ「でもそれはまだ完成じゃないんです」
クリスタ「?」
サシャ「じゃじゃーん!食べる直前に、このオニオンチップを掛けるんです!」
サシャ「早めに掛けちゃうと少ししんなりしちゃうので、私は直前に掛ける事をお勧めしています」
クリスタ「へぇ、美味しそう」
サシャ「オニオンの香りもそうですが、やっぱりふわふわの中に少し食感の違う物が入っていると楽し・・あ」
クリスタ「どうかした?」
サシャ「いえ、そう言えばアルミン君にも準備をしている時に同じ話題をしていたなって」
クリスタ「・・・ねぇ、サシャさん」
サシャ「はい?」
クリスタ「貴女はこのおオニオンチップを、準備中には掛けなかったの?」
サシャ「はい、さっきも言ったように食べる直前に掛ける事をお勧めしていますから」
クリスタ「そう」
クリスタ「セッティングは全て完了しました、始める前に少しだけ注意事項をさせてもらいます」
クリスタ「この場に居ないエレンさん、ミカサさん、アルミン君、ダズについてですが」
クリスタ「エレンさんとミカサさんについては、カラーコーンを立てている場所に立っていると思って下さい」
クリスタ「アルミンとダズについてですが、二人は途中から一緒に行動していました」
クリスタ「ので、ユミルの立ち位置が二人の立ち位置に居ると思って下さい」
クリスタ「食事は無理に食べなくても可、事件を模倣する事で嫌な思いをしている人もいるでしょう」
クリスタ「でも手だけは持っておいて下さい」
クリスタ「・・・何か質問は?」チラッ
ユミル「・・・」チラッ
ジャン「・・・」
サシャ「・・・」
ベルトルト「・・・」
クリスタ「なければ、開始します」
あまり進みませんでしたが、今日はここまでにします
次も最初は安価が入りにくいかもしれません
更新します、感想ありがとうございました
クリスタ(皆それぞれの立ち位置についてくれている)
クリスタ(私はここ、少し人通りの少ない所に立ってエレンさんとミカサさんの会話を聞いたんだっけ)
クリスタ(勝手に立ち聞きした癖に居た堪れなくなって、私は人混みに紛れたくて足を進めた)
クリスタ(そして・・・ぁ)
クリスタ(そう言えば、私ここで・・・ジャンとぶつかったんだっけ)
サシャ(立ち位置はここでしたね、配膳をして・・・そしてそのまま、残っていた食べ物を食べて)
サシャ(私の手元には、オムライスはありませんでした)
サシャ(何と言ってもオムライスは結構早い段階で仕上がっていましたし、完成以降は触ってもいません)
サシャ(にしてもオムライスに掛かっていたデミグラスソース、美味しかったです。また作りましょう)
サシャ(そう言えば食べる前に私はデミグラスをご飯にかけて食べていましたね)
サシャ(それを踏まえると、本当にオムライス“のみ”に毒は入っていたんでしょうか)
サシャ(・・・デミグラスには入っていませんでしたよね)
サシャ(まぁいいです。とにかく事件現場の再現なのですから、私は目の前のご飯を食べるとしましょう)モグモグ
ユミル(今このテーブルにいたのは、ダズとアルミンの二人だけか)
ユミル(アルミンが自分で毒を混入したなんて事が無い限り、アルミン限定に毒を漏れるのはダズのみ)
ユミル(いや、アルミンはエレンがオムライスをリクエストしたことを知っていた)
ユミル(もしも、なにかしら自分だけ食べないよう細工を出来たとしたら?)
ユミル(でもその結果自分が毒を食べたなんて、あまりにも間抜けな結果だよな)
ユミル(いや・・・推理は後だ、今は当事者達の立ち位置を頭に焼き付ける事に専念しよう)
ベルトルト(これでばれる事なんて、何もないと思うんだけれどな)
ベルトルト(だって本当に重要な人達はこの場にいないんだし)
ベルトルト(危険分子があるとすれば・・・やっぱりクリスタさんか婦警さんかな、警戒しておかなくちゃ)
ベルトルト(ま。今僕が出来るのはここに立って、携帯をいじっているふりだけなんだけれどね)
ジャン「・・・」
クリスタ「では、事件発生の十分前の立ち位置に移動して下さい」
ジャン「・・・」ザッ…
ユミル(・・・動いたのは、クリスタとジャンだけか)
サシャ(カラーコーンの示す、エレンさんとミカサさんの立ち位置も変わる事はありませんしね)
クリスタ「事件発生の五分前の立ち位置に移動して下さい」
ジャン「・・・」
サシャ(誰も動きませんね)
ユミル(調書では、その際にはクリスタはエレンさんとミカサさんの会話を聞いていたそうだが・・・?)
ジャン「・・・」フイッ
ユミル(今、ジャンがこちらの方向を見ていた?)
ジャン(俺はここで、アルミンの方を見ていた・・・そして)
クリスタ「事件発生の一分前の位置に移動してください」
サシャ(クリスタが人の多い方向へと足を進めてきましたね)
ユミル(ジャンもこちらのテーブルに向かってきたな)
ユミル(・・・時間的にはそろそろ、ダズもアルミンも手に皿を持っているか)カチャッ
クリスタ(ここで、確かジャンとぶつかったんだっけ)
ジャン(・・・)
クリスタ「事件が発生しました――ユミル、倒れて」
ユミル「あぁ」
――ばたっ
クリスタ「えっ」
サシャ「きぁああああああ!!きゅ、救急車を」
ベルトルト「今呼んだ!」
ジャン「・・・っ」
クリスタ(!!そう言えば、一体・・・何で)
ユミル(・・・待てよ、あの証言では)
サシャ(あれ、そう言えば)
ベルトルト(!!・・・何か、気が付いたみたいだね)
マルコ「・・・」
エレン「・・・」
マルコ「心の声が多すぎて」
エレン「編集が面倒臭そうなシーンだな」
ダズ「あの、編集を手伝わせてくれ」
アルミン「僕も」
ミカサ「私も」
ダズ「出番なくて暇なんだ」
エレン「・・・そう言えば俺もだな」
マルコ「なんかゴメン、出番を均一に出来なくて」
フランツ「ハンナ、もうずっとこうしていたいな」イチャイチャ
ハンナ「フランツ、私もよ」イチャイチャ
エレン「・・・あいつらは特殊だよな」
マルコ「うん、僕もそう思うよ」
エレン「まぁいいや、とりあえず三つの事件解決のポイントが見えてきた」
エレン「サシャ、クリスタ、ユミルが何かに気付いたようだが」
マルコ「誰から行く?」
エレン「>>601なんてどうだ?」
※サシャ、クリスタ、ユミルから選択
クリスタ
エレン「クリスタなんてどうだ?」
マルコ「そうだね、まずは事件解明の大本命からだね」
アルミン「監督、ここの心の声はやっぱりしっとり目にいきますか?」
ミカサ「いいえ、ここはおどろおどろしく」
エレン「ちょ、ちょっと待てって!監督差し置いて勝手に決めるなよ」
マルコ「なんだか、舞台裏辺りまでおままごとが進行して来たね」
ジャン「だな」
クリスタ(待って・・・、何かオカシイ)
クリスタ(そのテーブルに居たのはダズ、アルミン・・・そしてジャン、なのよね)
クリスタ(私達が来る前にアルミンとジャンの指紋が入っていても、おかしくない)
クリスタ(私とダズが来る前から、二人はこの家にいたのだし)
クリスタ(確か私とダズが来た後は・・・ダズはアルミンと話していた)
クリスタ(そして食事前の、今回再現した立ち位置に移動したのよね)
クリスタ(じゃあ・・・どうやって、三人分の指紋をつける事が出来たと言うの?)
ベルトルト「クリスタさん」
クリスタ「!」
ベルトルト「・・・何か、気が付きました?」
クリスタ「まだ確証がある訳じゃないわ、見落としがあるのかもしれない」
ベルトルト「>>606」
そうですか
でも残念、もうタイムオーバーだ
ベルトルト「そうですか。でも残念、もうタイムオーバーだ」
クリスタ「え?」
ベルトルト「君がまだ確証が無いのなら仕方がない・・・僕は君のその考えは聞けないな」
クリスタ「それ、どう言う?」
ベルトルト「・・・僕はもう帰るよ、仕事があってね」
クリスタ「そう、残念」
ベルトルト「・・・」
クリスタ「ありがとう、貴方が来てくれて本当に良かった」
ベルトルト「僕は何もしていないよ」
クリスタ「それでも私は、ありがとうと言うわ」
ベルトルト「・・・」
クリスタ「あ、ごめんなさい。引き留めちゃって」
ベルトルト「別に、どうせこの後>>609に挨拶をしてから帰ろうと思っていたし」
※サシャ、ユミルから選択
サシャ
ベルトルト「別に、どうせこの後サシャさんに挨拶をしてから帰ろうと思っていたところだよ」
クリスタ「あ、そう言えば二人は友人だったっけ」
ベルトルト「だからサシャさんが僕を呼びに来たんでしょ」
クリスタ「ふふ、そうだった」
サシャ(・・・うーん、おかしいですよねぇ。私は確かに)
クリスタ「サシャさん」
サシャ「!」
クリスタ「ベルトルトさんが帰られるみたいで、挨拶ですって」
ベルトルト「仕事の関係で帰ります」
サシャ「そう、だったんですか」
ベルトルト「どうかした?なんか元気がなさそうだけれど」
サシャ「いえ、おかしいなと思いまして」
クリスタ「おかしいって?」
サシャ「私、食べ物に関する事しか自信は無いんです、けれどもその分」
サシャ「・・・これだけしかない分、食べ物には自信があって」
クリスタ「うん」
サシャ「クリスタさんには話しましたよね、アルミンとオニオンチップについて話した事」
クリスタ「えぇ、覚えている」
サシャ「その時にアルミンと話したんです、意外性のある食感が面白いって・・・なのに」
ベルトルト「なのに?」
サシャ「事件後に見たオムライスと今のオムライス、違うんです」
サシャ「アルミンのお皿のオムライス、掛かっていたオニオンチップはもっと水分を含んでいました」
クリスタ「!」
ベルトルト「!!」
サシャ「その事を、今この現場再現で思い出し・・って、もしもし二人とも」
クリスタ「・・・」
ベルトルト「・・・」
サシャ「なんですか、その目は」
クリスタ「その、えぇっと・・」
ベルトルト「なんでそんなところまで分かるんだろうって」
サシャ「・・・まぁ、その気持ちもわかりますけれどね」
エレン「解決篇の糸口がぽろぽろ出てきたな」
マルコ「そろそろ風呂敷畳まないといけないもんね」
エレン「そしてベルトルトは一旦退場だな」
マルコ「残ったのは・・・ジャンとユミルだね」
エレン「じゃあその二人の会話に行って、糸口は一旦全部出るな・・・にしても」
マルコ「うん、いい選択順番だったと思うよ」
エレン「だな」
ユミル(・・・待てよ、ジャンのあの証言では)
――ミカサさんが、旦那さんを殺す為に毒を入れたんじゃなかったのか!?
ユミル(なのに、あいつはこちらの方向・・・つまり、ダズとアルミンの方を見ていた)
ユミル(ミカサを庇うあいつらしからぬ行動だ)
ユミル(ミカサがエレンを殺そうとしているのなら、ジャンはそっちを向いているはずなのに)
ユミル(その行動はなんだ、事件当日とは違う行動をとってしまっただけなのか?)
ユミル(くそっ、混乱させるような事をやりやがって)
ユミル「・・・はぁ、埒が明かねぇな。おいっ、ジャン!」
ジャン「なんだよ」
ユミル「聞きたい事があってな」
ジャン「手短に頼む」
ユミル「あぁ、わかったよ。じゃあ聞くが・・・ミカサがエレンを殺そうとしていると、なんで思ったんだ?」
ジャン「・・・」
ユミル「誰から聞いた」
ジャン「・・・」
ユミル「まぁアルミンからだとは思うがな。どう言った状況で、どの様な形で聞いたんだよ」
ジャン「・・・」
ユミル「答えてくれないか」
ジャン「悪い、それは言えねぇ」
ユミル「あぁそうかよ」
ジャン「俺もまだ、読み切れていねぇんだ」
ユミル「ふぅん」
ジャン「・・・なんだ」
ユミル「じゃあ・・・お前がこの家の事情を知ったのは事件の前と後、どっちだ?」
ジャン「それは・・」
ユミル「これだけでいい、教えてくれ」
ジャン「・・・」
ユミル「頼む」
ジャン「・・・事件より、前だ」
ユミル「へぇ」
ジャン「んだよ」
ユミル「いや?・・・まぁいい、お前が話せる様になったら話してくれ」
ジャン「話せるようになったら、な」
ユミル「ま、お前に私と言う人間を信用させればいいだけだろ?」
ジャン「随分と自信満々だなぁおい」
ユミル「警察の本文だろうが、市民に優しく信用第一でってな」
ジャン「なんか。そう言う事、あんた苦手そうなのに」
ユミル「はは、そう言ってくれるなよ。私等税金で食べさせて貰っているだぜ?頑張りますとも、その分は」
ジャン「その分はって、あんた・・・散々その市民様を犯人扱いで煽っておいて」
ユミル「そう言えばそう言った事もあったな」
ジャン「なぁ」
ユミル「なんだよ」
ジャン「・・・今でも、俺が犯人だと思っているのか」
ユミル「調査の面では、可能性があるとは思っている」
ジャン「そうか」
ユミル「だが私の感覚では、犯人ではないような気がしているよ」
ジャン「!」
ユミル「だから、お前が話してくれると嬉しいんだがな」
ジャン「・・・そんな言葉だけじゃ、ほだされねぇぞ」
ユミル「あらまぁ残念。ま、気長に行くさ」
ジャン「>>620」
気長に……ね、そんな時間があるといいんだがな
ジャン「気長に……ね、そんな時間があるといいんだがな」
ユミル「あるに決まっているだろ」
ジャン「!」
ユミル「お前が何を不安に思っているのかは知らない。だが大丈夫だ、何かしら必ず決着はつく」
ユミル「いや、決着はつけて見せる」
ジャン「・・・」
ユミル「必要なら、お前の証言だって必要とすることなく解決してやるさ」
ジャン「ついさっき“これだけでいいから教えろ”って言った奴のセリフとは思えねぇな」
ユミル「そこさえ聞いてしまえばきっと大丈夫さ」
ジャン「随分と自信満々だな」
ユミル「私は女神様と一緒に居るんだぜ、自身だってつくに決まっているだろ」
ジャン「あぁそうかい」
エレン「・・・」
マルコ「・・・」
エレン「うーん、なんか不発なアドリブが続いているなぁ」
マルコ「今まで上手く行き過ぎているからね、まぁこう言った展開もあるよ」
マルコ「それにこう言った独白を入れるのもいいと思うし」
エレン「そうか?・・・まぁマルコを信用はしているからいいけど」
マルコ「ふふ、ありがとう」
ライナー(エレンが完全にマルコに依存してしまっている)
ベルトルト(恐るべき、マルコの信頼度の高さ)
エレン「よし、次は場面を変えるか!>>624のシーンだ!」
ベルトルトとアルミン
アドリブ不発の原因は>>1の寝不足の所為
文体がうまく嵌らないので今日はここまでにします、次はアルミンとベルトルト・・・のみのシーンとは言えないかも
遅くなってごめんなさい
風呂敷畳み期間中だから文章的には進みが遅いです
エレン「よし、次は場面を変えるか!ベルトルトとアルミンのシーンだ!」
マルコ「なんとかある程度の謎の解明までは、ヒントを出し終えたね」
エレン「ここからは解決篇になるな」
マルコ「・・・だと良いけれど」
エレン「?」
マルコ「そうスムーズに事が運ぶとは思えなくてね」
エレン「なんだよマルコ、不穏な空気を出すなって」
マルコ「昼ドラを作るって大変だね、なんだか僕も影響されてきちゃったみたい」
エレン「お前なら大丈夫さ、ちゃんと状況を見てくれるから・・・だから安心して、一緒に舞台を作っていける」
マルコ「エレン・・・」
エレン「と言う訳で、ちゃちゃっと場面を進めるか!」
ベルトルト「はぁ、まったく時間を使っちゃったな」
ベルトルト(下手したら僕が不利になるかもしれないのに、なんで参加したんだろ)
ベルトルト(って・・・何を思っているんだ、あそこで一人だけ帰ったら怪しまれると思ったからだろうに)
ベルトルト「さて、仕事用の携帯・・・と、メールが来てるな」
――両親来る、事態進展か
ベルトルト「・・・」
ベルトルト「なんかいきなり、慌ただしくなったなぁ」
ベルトルト「仕事があったのは本当だけれど・・・断りの連絡を入れて」ピッ
ベルトルト「ついでにアルミンへのメールも返信っと」ピッ
ベルトルト「さて、じゃあ病院に行くとしようか」
――約15分前
アルミン「両親来る、事態進展か・・・と、これでいい」
アルミン「にしても、ミカサとあの男が同時に訪問するなんて。何か掴んだのかな」
アルミン「コレ、使う事にならなければいいけれど」
アルミン「ミカサ、僕は・・・」ギュッ
――ぴろろーん♪
アルミン「返信、か。話をする場所は2階のリネン室がお勧め・・・ねぇ」
アルミン「時間帯的に使用はほとんど無いとも書いてあるな、こう言う情報は何処から来るんだろう」
アルミン「・・・まぁいいか」ピッ
アルミン「返信も終わったし、他には準備する物は・・・ないよね」
アルミン「あ、そうそう・・・この手紙は目につきやすい所に移動しておいて」ゴソゴソ
アルミン「・・・」モソモソ
――コンコン
アルミン「!・・・もう来たのかな」
――ぴぴぴ
ベルトルト「・・・返信がきたな」
ベルトルト「ドアは開けておいた状態でリネン室の奥の方にいくつもり・・・ね」
ベルトルト「わかっていてくれて助かるよ、頭のいい人はこう言った時に楽だよね」
ベルトルト(まぁ本当に頭のいい人は、犯罪者になんてはならないと思うけど)
――コンコン
アルミン「!もう来たのかな・・・どうぞ」
がちゃ
エレン「来たぞ、アルミン」
アルミン「父さん・・・ねぇ、母さんは?」
エレン「ミカサは、飲み物を買ってから来る」
アルミン「そう」
エレン「・・・アルミン」
アルミン「なに」
エレン「様々な事が見えてきた、今まで自分本位だった視野が・・・ようやく開けた」
アルミン「遅いよ」
エレン「そうだな、本当に遅い」
アルミン「・・・」
エレン「だが物事が見えたんだったら・・・責任はきちんと果たすべきだ、1分でも1秒でも早く」
アルミン「そう」
エレン「だから、俺はお前の父親面することを決めた」
アルミン「・・・」
エレン「アルミン。お前も俺の子供として、どうか俺を頼ってほしい」
アルミン(どの口が、そんな事を言うんだか)
アルミン(いったいどのくらい、いや・・・何年間も僕達が辛い思いをしてきたと思っているんだ)
アルミン「それを、少しくらい考えが変わったくらいで・・・許せるわけがない」ボソッ
エレン「アルミン?」
アルミン「・・・なんでもないよ、父さん」
――コンコン
アルミン「どうぞ」
がちゃ
ミカサ「アルミン、気分はどう」
アルミン「大丈夫だよ・・・ミカサ」
ミカサ「!」ビクッ
アルミン「・・・ここだとお医者さんの巡回もあるかもしれない、少し場所を変えようよ」
アルミン「僕も、少しだけ気分を変えたいからね」
――リネン室
アルミン「ここの奥だったら、人が入ってきたとしても気付きやすい。何より人も滅多に来ないから」
ミカサ「リネン室だったら、シーツの交換とか多いんじゃ」
アルミン「日中はもっと立ち寄りやすいリネン室に集中するんだって」
エレン「・・・こんな部屋を知っていると言う事は、この展開を予想していたと言う事か?」
アルミン「さぁ?僕は教えて貰っただけだし」
エレン「・・・」
アルミン「それで、話は?」
エレン「一番最初に・・・そうだな、二年前にお前が送り付けてきた写真の真意について聞いていこうか」
アルミン「写真って何のこと?」
エレン「とぼけるな、お前は知っているはずだ。お前が自分で撮影し、送り付けてきたミカサとお前の写真の事を」
アルミン「だからなに、そんな写真なんて見たことないけれど」
ミカサ「アルミン、現物がコレ」スッ
アルミン「母さん・・」
アルミン(ミカサは父さんの味方、か)
エレン「この家具の配置からすると、このカメラが収められていたのは家の中と言うのは確実」
エレン「そしてダズが犯人ではないと言う事は・・・お前かミカサと言う事になる」
エレン「だがミカサは事件の解明を望んでいて、故に犯人ではない」
エレン「・・・アルミン」
エレン「お前が、この写真を撮影して送った犯人なんだろう?」
アルミン「・・・」
ミカサ「・・・アルミン、お願い。素直に話して」
アルミン「>>642」
さあね、僕はそんな写真知らないよ
ただ、その写真に写っていることは事実だってことだけは言える
アルミン「さあね、僕はそんな写真知らないよ」
エレン「アルミン、お前。まだそんな事・・」
アルミン「ただ、その写真に写っていることは事実だってことだけは言える」
エレン「!」
ミカサ「!?」
アルミン「僕はちゃんと、真実を話しているよ?」
アルミン(さて、どうだ?・・・嘘だけの答えじゃすぐにばれる、かと言って素直に答えるのも癪だ)
アルミン(僕自身が撮影し、送り付けた写真。それは正解だよ、流石だね父さん)
エレン「・・・っ」
アルミン(でも、迷っているね。それはそうだ、家族が家族を訊問しているのだもの・・・躊躇いが無い訳がない)
アルミン(さてと、これから二人はどんな反応を示してくれるかな?)
アルミン「僕は母さんと一緒にいた、父さんが仕事に明け暮れて兄さんに八つ当たりしている間も」
アルミン「ねぇ、父さん・・・家族の空気を壊した貴方がまだ家族を壊すの?僕を犯人に仕立て上げて」
エレン「ぐ・・」
アルミン「その程度で、父親面するつもりだった訳じゃないよね?」
エレン「・・・」
――ぎゅっ
エレン「!」
ミカサ「エレン、貴方は父親でしょう・・・頑張って」
エレン「ミカサ」
アルミン(なんだよ、手なんか握っちゃって・・・妬けるな)イラッ
エレン「アルミン、お前しかいないんだ」
アルミン(しかもミカサに背を押されても、議題は進んでいない。言葉を繰り返しただけ)
アルミン(となるとやっぱり、それ以上の証拠は何もないんだ)
アルミン(面白くない、その程度で僕を追いつめるつもりだったのか?)
アルミン「だから僕じゃないって、じゃあ何?警察にでもその写真を持って行って指紋鑑定でもする?」
アルミン「仕事人間だったあんたが、わざわざ警察に足を運んで大事にするって?ありえないだろ」
「>>647」
※エレン、またはミカサのセリフ
エレン「それで真実が分かるなら、警察にでも何にでも行ってやる」
エレン「それで真実が分かるなら、警察にでも何にでも行ってやる」
アルミン「!」
アルミン(まさか、あの仕事人間で周囲を気にしてばっかりの父さんが・・・?)
アルミン「嘘をつくなよ、信じられない」
ミカサ「アルミン!…どうして正直に話してくれないの…?」
アルミン「ぐっ・・・」
エレン「何かを得るためには、何かを捨てる覚悟が必要だ」
アルミン「!!」
エレン「だから、俺は選んだ。家族を得る為に、俺の体裁なんて知った事じゃない」
アルミン「・・・はは、その覚悟は素晴らしいね」
アルミン「でも例え僕が写真を送っていたとしても、母さんとの関係があったとしても・・・僕は何の罪にも問われない」
アルミン「世間はむしろ、僕をあんたの犠牲者だと憐れむだろうね」
アルミン「なぁ、今ここであんたが外聞を捨て去って・・・何が残るって言うだ?」
エレン「お前に対して誠意が示せるさ」
アルミン「ふざけた事を・・!」イラッ
――かちゃっ
アルミン「!!」
>>651「・・・こんにちは」
※話の都合上、ベルトルト、ライナーは除く
クリスタ
クリスタ「・・・こんにちは」
エレン「クリスタ君」
ミカサ「貴女は・・・確か」
クリスタ「はい、エレンさんの部下でクリスタ・レンズと言います」
ミカサ「私は確か、警官の方に連絡したと思ったんだけれど」
クリスタ「彼女は今、サシャさんと一緒にダズの所に居ます。確認しなくちゃならない事があって」
クリスタ「だから私は、彼と一緒に来ました」
ミカサ「彼?」
クリスタ「入っておいで」
ジャン「・・・」
アルミン「・・・っ」
クリスタ「アルミン君。ここから先は貴方の要望通り、警察の介入もあります」
クリスタ「私達が出来るのは、事件の全容を明らかにして貴方に自首を促す事だけ」
アルミン「自主・・・?はっ、何の事だか」
クリスタ「うん、貴方がそう言うのならそれでいい。けれども私にも、救いたい人が居るから」
アルミン「救いたい、人?」
クリスタ「あなたのお兄さん、ダズは無実だって信じたいの」
クリスタ「だから、私は・・・必ず事件を解明してみせる」
アルミン「・・・っ」
クリスタ「そうね、最初はオムライスのことから言おうかしら」
アルミン「・・・」
クリスタ「オムライスを作っている途中、貴方は料理場を訪問したわよね」
アルミン「まさか、それだけで犯人だと?」
クリスタ「ううん、そんな事ない。私が言いたいのは・・・これ」
アルミン「!」
エレン「なんだ、その茶色い小さなものは」
クリスタ「これはオニオンチップです」
ミカサ「・・・確かに、オムライス用に用意してました」
クリスタ「えぇ。これは貴方と一緒に調理場に居た、サシャ・ブラウスさんの証言です」
クリスタ「『触感を楽しむために、オムライスにオニオンチップを掛ける手筈』になっていると」
クリスタ「この事を、アルミン君に言いましたと彼女は証言しています」
アルミン「その会話が、何だって言うんだ」
クリスタ「ねぇ、アルミン君。じゃあどうして・・・食べる直前じゃなくて、少し前からオニオンチップを掛けていたの?」
アルミン「!!」
ミカサ「オニオンチップを、先に掛けていた?」
クリスタ「食感の違いが楽しいって、サシャさんは言っていて・・・彼も同意したと」
エレン「そう言えば、そうだな。たしかサシャさんが事件後に家に来た時もそんな事を・・」
クリスタ「ねぇ、どうして」
アルミン「僕は、少し時間が経った方が好きだったんだ。それはその場限りの話を合わせただけで」
クリスタ「ううん、きっと違う。先にオニオンチップを掛けていたのは」
クリスタ「自分が、どのオムライスを食べるかと言う目印だったんじゃないの?」
アルミン「っ!!」
クリスタ「でも、確かに・・・個人の趣味嗜好は違う物ね、他人と話を合わせるのはよくある話」
クリスタ「だから次の質問に行くわ」
クリスタ「ジャンは・・・ミカサさんがエレンさんを殺そうとしている物と思っていた」
アルミン(くそっジャン、喋ったのか。ミカサに惚れているジャンなら、絶対に漏らさないと踏んだのに)
ジャン「・・・」
ミカサ「私が、エレンを?」
クリスタ「でもジャンは、事件が起きる直前にはアルミンの方を向いていたの」
クリスタ「そしてアルミンが、毒で倒れる前には既に走り出していた」
クリスタ「ミカサさんを庇うのなら、エレンさん達の方を向いているはずなのに。どうして?」
アルミン「そんなの、友人だからたまたまこっちを見ていただけなんじゃ」
クリスタ「ううん、きっと・・・貴方はこうやってジャンに伝えていたんじゃないかしら」
クリスタ「『母さんが父さんの事を殺そうとしている、自分にはそれが耐えられない』」
クリスタ「『彼女が本気かどうかわからない、説得してくれたから思いとどまってくれたかもしれない』」
クリスタ「『でももし、本当に毒物があるとしたら?・・・僕は母さんを守りたい、だから』」
クリスタ「『僕が、父さんの食べるはずだったオムライスを食べるよ』」
クリスタ「『ジャン、もし万が一の事があったら母さんを頼む』」
ジャン「・・・」
アルミン「・・・!」
クリスタ「近からずとも、遠からずと言う所じゃないかな」
クリスタ「そうすればジャンがアルミンの方を見ていた事も、オニオンチップで印をつけていた事も理由がつくの」
アルミン「ジャン、お前・・・」
ジャン「・・・」
アルミン「お前、なんで喋った!お前は母さんの事が好きなんじゃ・・」
クリスタ「ジャンはミカサさんを庇っていると言う言葉以外は喋っていないよ、アルミン」
アルミン「!!」
ジャン「・・・」
クリスタ「お友達と、想い人との間で辛かったと思う。でも、それでも・・・貴方の言葉を信じていた」
ジャン「俺は・・・」
アルミン「・・・っ」
ジャン「何も証言する必要は無い、クリスタさんと一緒に居るだけでいいから行けと・・・言われて来たんだ」
ジャン「なのに・・・なんでなんだよ、畜生」
アルミン「・・・ジャン」
ジャン「アルミン、本当にお前なのか?毒を入れたのは・・・そして、俺を事件の共犯にさせたのか!?」
アルミン「・・・っ」
クリスタ「そして最後に、ダズが逮捕された最大の要因である証拠・・・青酸カリの入った小瓶」
クリスタ「あれもオカシイの、ダズが事件現場である家に入ったのは食事が始まる食前」
クリスタ「なのになんで、貴方達二人の指紋も着いていたの?」
ジャン「・・・その小瓶は、アルミンが倒れる前から俺が持っていた」
アルミン「!!ジャン、お前・・」
ジャン「その小瓶には、別の人の指紋も着いていて・・・だから消さないように俺は自分の手に糊を塗ってコーティングした」
エレン「指紋が多くつかないように、そして他の指紋を消してしまわないように・・・か」
ジャン「実は、事件の帰り道にエレンさんと会ったとき。少し手や髪の毛にその糊が着いていて少し焦りました」
ミカサ「その、別の人の指紋と言うのが・・・ダズの指紋だったのね」
ジャン「・・・でも、俺。瓶をテーブルの上に置くだけじゃなくて・・・その」
クリスタ「ジャン?」
ジャン「はは・・情けねぇ、震えてっ」
エレン「無理はするな」
ジャン「俺、皆がアルミンの方に視線を向けている時に・・・オムライスに、思いっきり」
アルミン「!駄目だ、ジャン・・・言うな!」
ジャン「毒を入れて。アルミンの指示で、致死量の毒が入っているオムライスに変えたんだ・・・!!」
エレン「・・・そうか」
アルミン「!!」
エレン「それまではきっと、致死量に満たない毒しか入っていなかったんだな」
アルミン「・・・っ、と、父さ・・」
エレン「ようやく分かった、繋がったよ。アルミン」
エレン「お前が写真を送り付けてきたのは、俺がミカサに愛想をつかすのを期待する気持ちからだ」
ミカサ「!」
エレン「自ら毒を盛り、事件を起こしたのは・・・邪魔者であるダズを犯人に仕立て上げるため」
エレン「そして、俺の世間体を気にする屑さを利用して・・・見捨てられたミカサと共に二人きりで生きて行こうとしたんだろう」
クリスタ「あ、エレンさ・・」
エレン「この、馬鹿息子が!!」ドカッ!!
アルミン「ぐっ!!」フラッ
ジャン「お、親父さん!怒りはわかるけれど、それ以上は・・!」
ミカサ「やめて、エレン!!」
エレン「・・・わかっている、一発だけさ」
アルミン「ぐぅ・・・み、ミカサ!」
ミカサ「!」
アルミン「>>663」
僕なら絶対君を不幸にさせたりしない
父さんはきっとまた繰り返す
だから…
アルミン「僕なら絶対君を不幸にさせたりしない」
アルミン「父さんはきっとまた繰り返す、だから…!」
ミカサ「・・・ぁ」
アルミン「来い!父さんなんか捨てて僕と…!」
ミカサ「・・・」フルフル
アルミン「なんで、なんで首を振るの・・・!?こんな暴力振るってばかりいる父さんのどこがいいのさ!?」
ミカサ「アルミン、私は・・・誰かを切り捨てるよりも、みんなで償っていく未来の方が」
アルミン「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ・・・そんなの、嘘だぁ!!信じられない、そんなの・・・」
――ぴぴっ―ぴぴっ
アルミン「あっ・・・で、電話?この、この音」ピッ
ベルトルト『もしもし』
アルミン「お、お前・・・」
ベルトルト『うん、僕。名前を呼ばないところは流石だね、頭のいい人は話しやすいから好きだよ』
アルミン「なんで、今・・・電話を?」
ベルトルト『なんかそっち、盛り上がっているから』
アルミン「なんで、この場に・・・お前なんていないのに」
ベルトルト『もう、協力者にそんな口効く?学生だっていうのに無償で青酸カリとか用意してあげたのに』
アルミン「お前、いったい何が目的・・・」
ベルトルト『えぇ?この間言ったじゃな・・・って、それはダズか。はは、ごめんね間違えちゃって』
ベルトルト『まぁダズがやってくれるならくれるで良かったんだけれど』
アルミン「何を・・」
ベルトルト『僕ね、人の恥をかく顔が好きなんだ』
アルミン「・・・え?」
ベルトルト『だから誰でもいいんだよ、その顔をするのは。エレンさんでも、ダズでも・・・君でも、ね』
アルミン「・・・!!」
ベルトルト『外交官時代に思いっきり人の顔を伺ってきたんだ、そしたら人の面目を潰された顔を見るのが癖になってね』
ベルトルト『今は昔の交渉術を糧に、色んな危険物を輸入する仕事をしているんだ』
ベルトルト『あ、それとは別に趣味として・・・ね、素質のある人には無償で毒や武器を渡しているんだけれど』
アルミン「趣味?」
ベルトルト『うん、君に毒薬を渡したのもその一環』
ベルトルト『まぁ内輪もめで・・・潰し合ってくれるような感じの人達を煽っているんだけの、簡単な趣味なんだけれど』
アルミン「!!」ビクッ
ベルトルト『今もここから、君達の行動を見ているよ』
ベルトルト『あぁ、君の絶望した顔も・・・よく見える』
アルミン「うっうわ・・・!」ポイッ
――ガシャ、バリッ
アルミン「はぁ・・っ、はぁ・・・」
ミカサ「あ、アルミン!一体どうしたの、携帯を踏みつけるなんて・・」
アルミン「触るな!あああ、触るなぁあああ!!」ドンッ
ミカサ「ぐっ」
ジャン「お、おい!アルミン!」
クリスタ「落ち着いて!」
――あぁ、君の絶望した顔も・・・よく見える
アルミン「こんな、こんな事・・・!」ハッ
アルミン「そうだ・・・これが、これがあった!」
エレン「アルミン、いったい何を!?」
アルミン「これさえあれば、もう。誰も僕を、蔑んだりできない・・・!」
エレン「!ま、まさか・・・!」
ミカサ「青酸カリ・・アルミン、やめてぇえええ!!」
ベルトルト「・・・うん、まぁまぁな結末だったかな」
「・・・へぇ」
ベルトルト「で、君はなんでここに居るの?」
>>668「なんでだと思う?」
番号を間違えたので安価下
フランツ「なんでだと思う?」
ベルトルト「・・・まぁ、そう言えばこの場所を教えたの僕でしたもんね」
フランツ「引き返せなくていいのなら、来いと言ったのは君だ」
ベルトルト「あぁ、そうでしたね。お客さん」
フランツ「・・・本当に、こんな事をお願いしていいのか」
ベルトルト「僕は大したことしませんよ、希望の品をそろえる手筈をするだけです」
フランツ「・・・」
ベルトルト「何もしないのなら、お引き取り下さい。僕の事を他言しなければそれで十分です」
フランツ「子供が欲しいんだ」
ベルトルト「子供なら、孤児院に行けば何人でも」
フランツ「・・・わかっている癖に」
ベルトルト「僕は人の苦痛ににじむ顔も好きなので」
フランツ「君とは面談があったよね・・・あの婦人警官の」
ベルトルト「はい」
フランツ「彼女がもうすぐ出産する子供を、手に入れたいんだ」
ベルトルト「それは、なんで?」
フランツ「家庭の事情って奴でね。幸いにも彼女は黒髪で身長が高く、ハンナと同じでそばかすが浮いている」
フランツ「目つきが悪い程度だったら隔世遺伝とでも言えばいい・・・条件がピッタリなんだ」
ベルトルト「どちらにしても、苦痛に歪む顔は見れそうだ」
フランツ「引き受けて、くれるかい?」
ベルトルト「・・・まぁ、いいでしょう」
風呂敷が広がってしまいましたので、今日はここまで
今回の安価は
ライナー、ユミル→改心、逮捕コース(完結)
サシャ、フランツ、ハンナ→依頼コース(続行?)でした
なんかこういう安価は初めてだからどういう安価でいいのか少し不安だな、取り入れやすい安価を
教えてくれくれ
更新しますが、今回は安価はラストの一回だけ
>>679の質問には次回更新の内容で答えられると思います
マルコ「はい、カーット」
――ぞわわわ!!
ベルトルト「むむむ、むずがゆいぃいい!!」ゴロゴロ
ライナー「おい!カットと言う声と同時にベルトルトが全身を掻きむしりながら転がりまくってるぞ!?」
クリスタ「アルミンが逮捕される展開になって、悪役が一人きりになっちゃったもんねぇ」
ユミル「こっちだってむず痒いわ!胎児狙われるとか趣味悪すぎる!」ガリガリ
ハンナ「孫の手、使う?」
ユミル「おう!」ガリガリ
フランツ「ハンナ、頼む!僕の背中を掻いてくれ!」
ハンナ「わかったわ!」
ライナー「ははは、閉じていた風呂敷が最後に思いっきり広がったな」
アルミン「今度はフランツが悪役サイドに入るのか」
エレン「なぁ、マルコ。そろそろ休日が終わるし、話を完結に向かわせるんじゃなかったのか?」
マルコ「あぁ、向かわせるつもりだったよ」
エレン「じゃあ、なんで」
マルコ「フランツがベルトルト接触して依頼する展開になっちゃったから・・・としか言いようがないな」
マルコ「しかもフランツの立ち位置で依頼って言ったら、妊娠関連くらいしか今はフラグがないでしょ」
マルコ「ユミルの出産を間に挟んで、アルミンの説得ルートもあったんだけれど・・・上手くいかないね」
エレン「ちなみに、ベルトルトの前にサシャとかハンナが登場していたらどうなっていたんだ?」
マルコ「サシャはサシャで依頼内容考えていたよ、ハンナだと今回のフランツの理由と被っているけど」
エレン「ライナーは?」
マルコ「ベルトルトの説得挑戦ルート」
エレン「なぁ、まさかと思うが全員悪役になる可能性って・・」
マルコ「もちろん、展開次第では全員悪役になる可能性はあったよ」
エレン「うへぇ・・・自分がやりだした遊びだけれど、昼ドラシナリオって怖いな」
エレン「ちなみに・・・どうやって、そのキャラを悪人にする理由を考えているんだ?」
マルコ「うーん、物語の展開の時にリクエストが来たら嫌な人の対応を考えて・・・心の準備をしていくうちに?」
エレン「大体の展開を予測してから、場面展開を嵌め込むか考えているのか」
マルコ「うん、だから困っている」
エレン「何が?」
マルコ「この遊びに・・・新たな参加者を募るかどうか」
エレン「・・・」
マルコ「考える事が更に増えるし、登場回数がただでさえ均一じゃないのに・・・迎えたいなって」
エレン「でも。おままごとに快く参加してくれる人なんて、まだいるのかな」
マルコ「そう思うと、こんな大人数でおままごとが出来ているのは奇跡だよね」
エレン「・・・いい仲間を持ったよな俺達」
マルコ「エレン、その言葉はおままごとを通してじゃなくてもっと良いシーンで言おう?」
アルミン「んー・・・あ、なんか疲れちゃった」
ライナー「アルミンはずーっとベットに座っているシーンだったろうが、どこの筋肉が疲れたんだよ」
アルミン「はは、そう言われると痛いなぁ。けれどずーっと座りっぱなしって言うのも結構・・」
――どがっ!!
アルミン「!!」
ライナー「!?」
クリスタ「み、ミカサ・・・落ち着いて!」
ユミル「そうだぜミカサ、たかが視聴者の一意見・・・それにまだ完結していないし」
ミカサ「駄目、許せない・・・削ぐ」
ユミル「うわああID:kNjCows6、逃げてくれぇええ!」
エレン「ど、どうしたんだよミカサ!」
ミカサ「エレン・・・貴方には関係ない、貴方が知る必要は無い」
クリスタ「エレン、エレンがミカサを止めて!」
エレン「な、なんで?」
クリスタ「一連の事件の元凶がエレンの家庭内暴力だから釈然としないって言うお手紙が届いちゃったの!」
ユミル「それをミカサが見ちまって・・・あ」
ミカサ「・・・クリスタ、ユミル」ジロッ
クリスタ「はう!?」
ユミル「す、すまん・・・つい口が滑って」
ミカサ「・・・」ジー
クリスタ「・・・っ」
ユミル「・・・ぐ」
ミカサ「・・・次は無い」
クリスタ「ミカサ・・・ありがとう」
ユミル「・・・さんきゅ」
エレン「・・・」ショック
フランツ「エレン、大丈夫だよ」ポンッ
ハンナ「そうそう、きっと大丈夫よ」
エレン「・・・フランツ、ハンナ」
フランツ「まだ暴力的なシーンが書かれている訳じゃないだろ?」
ハンナ「そうよ、ダズに酒を買ってこいと叫んでダズに濡れぎぬ着せて家から追い出しただけじゃない」
エレン「うわああ!ダズ、すまなかったぁああ!!」ガシッ
ダズ「・・・いや、別に。冷たく当たられているシーンだけだったし」
エレン「家庭を顧みなくて、お前の事をちゃんと見てやれなくて・・・すまなかった!」
ダズ「また役に入り込んじゃってる!?」
エレン「俺は、俺は・・・父親失格だぁああ!!」メリメリ
ダズ「痛たた!!エレン、痛いっ!!」
ライナー「おーい、お前ら!そろそろ夕飯に行くぞ、時間があと少しかねぇ」
フランツ「ほら、エレン・・・カットだよ、カット!」
エレン「・・・はっ」
ハンナ「来たついたみたい、良かった」
エレン「おう、心配かけたな。・・・ダズもすまん」
ダズ「そう思うのなら肩に減り込んでいる両手を外してくれ」
エレン「そう言えば・・・夕飯と言えば、サシャは?」
ベルトルト「マルコのカットの声と共に駆け抜けて行ったよ」
ライナー「おっ。収まったんだのか、寒揖保」
ベルトルト「うん・・・でもまだむず痒いから、早く夕飯食べてお湯につかりたい」
ライナー「慣れない事をしたからなぁ」
――食堂
エレン「・・・」
ミカサ「エレン、どうしたの」
エレン「今日のおままごとの事を考えていたんだ」
ミカサ「実は私も考えていた」
エレン「お前も?」
ミカサ「もうあと少しで休日が終わってしまう。明日以降はまた厳しい訓練があるし、毎日寝る前の一時間程度じゃやり切れる感じがしない」
エレン「確かに、まとめて続きを出来る時間なんてないんだよな・・・俺、ちょっとアルミンに声かけてくる」
ミカサ「!・・・私も行く」
エレン「いい案を出してくれるといいな」
ミカサ「えぇ」
アルミン「・・・と、言われて僕のところに来られても。僕に訓練の時間を操作する力なんて無いよ?」
エレン「なにかいい案は無いかな、アルミン」
アルミン「うーん・・・特にいい案と言う訳じゃないかもだけれど>>なんてどうかな」
――食堂
エレン「・・・」
ミカサ「エレン、どうしたの」
エレン「今日のおままごとの事を考えていたんだ」
ミカサ「実は私も考えていた」
エレン「お前も?」
ミカサ「もうあと少しで休日が終わってしまう。明日以降はまた厳しい訓練があるし、毎日寝る前の一時間程度じゃやり切れる感じがしない」
エレン「確かに、まとめて続きを出来る時間なんてないんだよな・・・俺、ちょっとアルミンに声かけてくる」
ミカサ「!・・・私も行く」
エレン「いい案を出してくれるといいな」
ミカサ「えぇ」
アルミン「・・・と、言われて僕のところに来られても。僕に訓練の時間を操作する力なんて無いよ?」
エレン「なにかいい案は無いかな、アルミン」
アルミン「うーん・・・特にいい案と言う訳じゃないかもだけれど>>694なんてどうかな」
教官を巻き込む
更新します
時間を空けてしまって申し訳ありません
アルミン「うーん・・・特にいい案と言う訳じゃないかもだけれど教官を巻き込むなんてどうかな」
エレン「教官を・・!そんな事が可能なのか!?」
ミカサ「エレン、アルミンには正解を導きだす頭脳がある。私は何も言わずに従うべきだと思う」
エレン「ミカサ・・・」
アルミン「ミカサ、そんなに僕を買ってくれていたなんて」
ミカサ「ので」
ミカサ「私は持てるチカラの全てを注ぎ込み、教官を巻き込んでみせる!」
エレン「うぉ!?」
アルミン「だ、駄目だよミカサ!!」
ミカサ「・・・なに」
エレン「今、武力と書いてチカラと読んだだろ。駄目だぞそれ、駄目だかんな!」
ミカサ「でも」
エレン「やめろって、相手は教官だぞ!開拓地送りになったらどうするんだ!」
ミカサ「・・・」
アルミン「?」
ミカサ「エレンは、おままごとの続きをやりたくはないの?」
エレン「もちろんやりたいに決まっているだろ!ストーリーも一区切りしてまた新たな設定を足せそうな所だぞ」
ミカサ「だったら」
エレン「でもお前に無茶させるんだったらやめる、もうこれでお終いだ」
ミカサ「・・っ」
アルミン「!」
エレン「わかったな、じゃあ俺は皆の所に事情を説明しに・・」
アルミン「待ってエレン」
エレン「!」
アルミン「ミカサの話をちゃんと聞こうよ」
エレン「もう聞いただろ」
アルミン「ううん、聞いていない。ミカサが話してくれたのは僕の提案を飲んでくれる事への解答と君の意思の確認だけだ」
エレン「・・・」
アルミン「ミカサ、君ももう少し自分の気持ちを口にしてみたら」
ミカサ「アルミン・・・でも」
アルミン「そっか、君は少し口下手だもんね。じゃあさ、僕がこれから言う事について違っていたら否定してくれる?」
ミカサ「わかった」
アルミン「ミカサ、君はさ・・・エレン以上に、おままごとを楽しんでいたんじゃない?」
エレン「えぇっ!?」
ミカサ「・・っ」
アルミン「ふふ、顔が赤いよ」
エレン「まさかミカサ、本当に!?」
ミカサ「・・・」フィッ
アルミン「視線を逸らさなくても」
ミカサ「アルミン」
アルミン「まぁいいか。ねぇエレン、おままごとのきっかけも君とミカサの会話が切っ掛けだったでしょ?」
エレン「そう言えば、そうだが」
アルミン「エレン、おままごとを継続する決定打もミカサの言葉だったし」
エレン「・・・」
アルミン「さっきも、食事をしている時にもさ・・・何も言わずともおままごとの事を考えていたみたいだし」
アルミン「つまりさ、ミカサも君と同じくらい。おままごとを楽しんでいたんじゃないかって・・・僕は思ったんだ」
ミカサ「・・・」
ミカサ(私自信が楽しんでいた・・・?そう言えば、休日に遊ぶだなんて初めてかもしれない)
ミカサ(エレンとアルミンとは訓練して休日を過ごすのが主体だし、遊ぶと言う行動をする事も少ない)
ミカサ(同室の女の子たちと買い物に出た事もあるけれど、用事で出かけるのが殆どで遊びとかはあまり・・・無い)
ミカサ「・・・」
ミカサ(そんな私が、休日にこんな大勢で遊べている・・・?)
ミカサ(同期達と一緒に、楽しく)
ミカサ「・・・」
ミカサ「!!」ボンッ!
エレン「み、ミカサ!?」
アルミン「どうしたの急に、そんな全身を真っ赤にしちゃって!」
ミカサ「ちょ、ちょっと・・・お花を摘みに行ってくる!」タタッ…バタン!
エレン「・・・なんであいつ、急に花を摘みに行ったんだろ」
アルミン「エレン、あれはトイレに行くの隠語だよ・・・あと少しつっこみどころが違うかな」
エレン「にしてもミカサも楽しんでいたのかぁ、良かったな」
アルミン「そうだね、じゃあミカサの為にもおままごとを継続させる策を考えようか」
エレン「何かいい案でもあるのか?」
アルミン「とりあえず>>713に頼んで、一緒に教官の所に話をしに行けたらって思っているんだけれど」
リヴァイ
アルミン「とりあえずリヴァイ兵長に頼んで、一緒に教官の所に話をしに行けたらって思っているんだけれど」
エレン「・・・」
アルミン「・・・」
エレン「アルミン、話が突飛すぎてついていけない」
アルミン「ごめん」
エレン「まぁ確かに、兵長ともなればキース教官あたりでも対等に話せるだろう、それはわかる。けれどな」
エレン「・・・俺達、兵長と一言も会話した事が無いんだぞ」
アルミン「だね、僕等まだ一卒兵以下だもん」
エレン「仕方ねぇ、調査兵団に入る為に願掛けで作ったこの俺お手製のリヴァイくんマスコットを・・」
アルミン「エレン、そんな付け焼刃じゃ視聴者は納得してくれないよ?監督としての技量も疑われてしまう」
エレン「・・・すまない」
アルミン「仕方がないなぁ、取り敢えず僕とエレンで教官の部屋に向かおうか」
>>716 リヴァイと遭遇する、しないの二択
ksk
早くに書き込んで貰えたので「しない」にします
エレン「着いたな」
アルミン「うん、大して策が無いままついてしまった・・・こうなったらもう行き当たりばったりだ」
エレン「どの教官と話をするかと言う問題もあるな」
アルミン「頷かせるのに一番いいのはもちろんキース教官だけれど、話しやすいと言う意味では眼鏡教官かな」
エレン「ん?」
アルミン「どうしたのエレン」
エレン「話し声がする・・・この声ってあいつじゃねぇか?」
アルミン「あいつって?あぁ、でもなんか聞き覚えのある声だね」
エレン「ノックしてみるか」
こんこん
「入りたまえ」
エレン「失礼します!」
――がちゃ!
>>719 居た教官は?キース、眼鏡の二択
>>721 話をしていた訓練兵
キース
ライナー
キース「・・・イェーガー訓練兵とアルレルト訓練兵か」
エレン「失礼します!」ビシッ
アルミン「失礼します!」ビシッ
ライナー「お前等、どうしてここに?」
エレン「ライナーこそ」
ライナー「俺は班長の仕事の報告でな。で、お前等は?」
アルミン「キース教官にお願いがあって参りました」
キース「願い、だと?」ジロッ
アルミン「はい。ここ最近疲労の溜まっている訓練兵が数多く見られます、そこで導入して頂きたい時間があるのです」
キース「体調管理も兵士の務めだ、休養の時間など・・」
アルミン「いいえ、休養ではありません。導入して欲しいのは・・・クラブ活動の時間であります!」
キース「ほう、それはなかなか素晴らしい時間の無駄だな」
アルミン「ありがとうございます!」
ライナー(アルミンの奴、いきなり何を・・・?)
エレン「・・・」ジー
ライナー(エレン、何を言いたい・・・!そうか、おままごとをより快適に過ごしたいと言う事か)
アルミン「僕達は今日の休日、先験的にクラブ活動と言う体験を有志で行いました」
アルミン「それは様々な逆境、精神的な苦痛を演技を通して疑似体験をし、その場の状況の理解と打開策を集団で考え。それによりお互いの共通認識や発想の転換、ここの技量などを再確認できました。団結力のいる、そして様々な兵士のいる兵団にとってはこの活動は有意義になると私は確信し、この場に来た次第であります!
なお、クラブ活動はこの演劇を通して心理を学ぶと言う物だけではありません、人間には得意不得意の分野があります。演技だけに囚われず、園芸やボランティア活動などの支援活動、運動をメインとしたストレスの発散と身体能力の向上を目標とした活動など多岐に渡り目標を設定する事が可能なのです!
また教官方が組んで下さっているプログラム以外に、自分で選択して選べる強化があると言う事は、個人の意欲をとても大きく向上させてくれる事でしょう」
アルミン「以上を持ちまして、提案を終了させて頂きます!」
キース「ふむ、つまりお前等が好きな勉強をしたいので我々の考えた訓練以外の時間を確保しろと言う事か」
エレン「そ、そう言う訳では・・」
キース「お前等の考えはよくわかった、そして軟弱であると理解した・・・罰は追って通知する、さっさと立ち去れ」
ライナー「・・・お言葉ですが教官、よろしいでしょうか」
キース「なんだ」
ライナー「私もその訓練に参加した有志の一人です、実際に普段体験しない立場の人間の気持ちを理解できました」
ライナー(行動の見えない友の行方を気遣う男の気持ちが・・・な)
エレン(まぁストーカーだったけれどな)
アルミン(ストーカーだけどね)
ライナー「私はアルレルト訓練兵の提案に賛成したいです」
キース「私は却下すると言ったのだぞ、ブラウン訓練兵」
ライナー「>>726」
Ksk
更新します
時間的には短いし、もしかしたら安価は一つ二つかもしれません
ライナー「お願いします。」
エレン「お願いします!」
アルミン「僕からも・・・重ねてお願いします!」
キース「・・・他にこのクラブとやらに参加をしていた訓練兵は誰だ」
アルミン「ミカサ・アッカーマンを始め、成績上位の兵士が多く参加しました」
キース「好反応だったのか」
アルミン「はい」
キース「ふむ・・・わかった」
エレン「あ、ありがとうございます!」
ライナー「ありがとうございます!」
キース「ただし」
アルミン「!」
キース「一度お前お前達の活動を私が見学してからだ、それが終わってから正式に採用するかは検討をする」
エレン「う・・」
エレン(教官が見ている前でおままごとをするだって・・・?)
ライナー(そんなの)
アルミン(恥ずかしすぎる)
ライナー(しかも俺、ストーカー経歴もある軽犯罪請負人なんて役なのに)
アルミン(僕、近親相姦の後に自殺を行うと言う役柄なのに)
キース「そして条件が一つ」
ライナー「なんでしょう」
キース「新たな参加者を一名以上参加させる事」
エレン「!」
キース「これは訓練兵全体のカリキュラムになる可能性がある、よって新規の参加者を入れてその者の反応も私が見る」
アルミン「・・・わかりました」
キース「日程は明日の夕食後、教官室の隣にある会議室で異論はないな」
ライナー「はっ!大丈夫であります!」
キース「そうか、だったらさっさと散れ!用件は終わったんだろう!」
ライナー「失礼いたします!」ビシッ
エレン「失礼いたします!」ビシッ
アルミン「失礼いたします!」ビシッ
――ばたん
ライナー「・・・」
エレン「・・・」
アルミン「・・・」
ライナー「き、緊張したぁぁ」ヘナヘナ
アルミン「僕も」ペタン
エレン「?どうしたんだよお前等、へたり込んで」
ライナー「・・・今はお前のお気楽さが羨ましいよ」
エレン「褒めてないだろ、それ」
アルミン「にしても教官が見るのか、あの話」
ライナー「カリキュラムとまで言われたからな・・・もうおままごとなんて言えないぞ」
アルミン「うーん、やっぱり演劇クラブかなぁ」
ライナー「そして前半のシナリオにも教訓を入れこまないと」スタスタ
アルミン「犯罪者の心理を演じる事で理解し、憲兵及び駐屯兵団の仕事の効率化を目指すとか?」スタスタ
ライナー「そこ辺りはマルコも交えて話を進めた方がいいだろうな」スタスタ
アルミン「じゃあ前半の話もレジメに纏めて教官に提出しておいた方がいいね、教訓も事前に話し合って盛り込めるし」スタスタ
エレン「おい!監督の俺を置いて話を進めるなって!」タタッ…
ライナー「だが、一番の問題は新しい参加者だよな」
アルミン「だよね・・・何人くらい入れたらいいと思う?」
ライナー「大人数過ぎても把握が出来ないもんな」
アルミン「うーん>>736人くらい、とか?」
※1~3の数字でお願いします
三人
アルミン「うーん三人くらい、とか?」
アルミン「一人じゃ少なすぎるし、男子や女子で偏っても嫌だから二人は危ない」
アルミン「三人くらい参加してくれれば、偏っている印象は無くなると思うんだけれど。でも」
ライナー「参加者の数が」
アルミン「16人・・・は、多いよねやっぱり」
エレン「ひぃふぅみぃ・・・うーん。マルコを入れて16人だから、まぁいけるかもしれないけれど」
ライナー「参加者の均一性が取れていないからなぁ」
アルミン「でもこれは演劇だから、ある程度の偏りがある事は仕方のない事だし」
ライナー「仕方ない、参加していない面々には何か仕事を用意するとしよう」
アルミン「問題は参加者だよね」
エレン「うーん、俺は>>738とかどうかと思うけれど」
アルミン「僕は>>739」
ライナー「>>740なんてどうだ?」
※名前が重なっていたらその人数分再安価します
あに
コニー
みーな
エレン「うーん、俺はアニとかどうかと思うけれど」
アルミン「僕はコニー」
ライナー「ミーナなんてどうだ?」
エレン「おっ、男女丁度良く分かれたな」
アルミン「エレンはなんでアニを挙げたの?」
エレン「んー・・・やっぱり成績もいいし、なによりあいつも休みの日に一人の事が多いからな。遊んでみたかったし」
アルミン「僕もコニーは成績優秀だから挙げたけれど・・・彼はそれ以上に教官のお気に入りだと思うから」
エレン「・・・あんなに頭をミシミシさせられているのに?」
アルミン「馬鹿な子程可愛いの心理だと思うよ、サシャとコニーが目をつけられているのは」
ライナー「サシャは食料を取りすぎだからってのもあるがな」
エレン「ライナーは?なんでミーナを挙げたんだ?」
ライナー「うーん、やっぱり女子の数が少ないと言うのもあるが・・・エレンがアニの名前を挙げてくれたからな」
ライナー「単品でアニを誘うより、普段よく話しかけているミーナがいた方が居た方がいいだろうと・・え、おい、なんだその目は」
アルミン「ライナーってアニの事をよく見てるね」
ライナー「!・・・まっまぁ、俺は皆の兄貴だからな!アルミンやエレンの事もちゃんと見てやっているから安心しろ」ナデナデ
アルミン「ちょ、そんなもみくちゃに撫でないでよ!」ジタバタ
エレン「大きな手で撫でるなよ!安心しちゃうだろ!」ジタバタ
ライナー「はっはっはっ、なんだったら力瘤にでもぶら下がるか?」
アルミン「こ、子供扱いするなって!」
ライナー「ほーら、ぶら下がっていいぞぉ?」ニヤニヤ
エレン「こ、この・・!だったら体に負担を掛けてやる!!よっ!」ブラーン
アルミン「え、エレン!?」
エレン「お、おぉ!これ結構楽しいな・・・アルミンもぶら下がってみろよ」
アルミン「えぇ!?・・・うーん、じゃあ失礼して。よっ」ブラーン
アルミン「あ・・・楽しい、かも」
>>744「・・・え、何やって」
※アニ、コニー、ミーナから選択(複数選択可)
アニとミーナ
アニ「え、何やって・・・」ビクッ
ミーナ「なになに?・・・あ!なんか面白そうな事をやってる」
ライナー「おう!アニとミーナか」グールグール
エレン「ちょうどよかった」ブラーン
アルミン「うん、丁度話したいことがあったんだ」ブラーン
アニ「それはいいから、少し降りな」
ミーナ「休日の父子みたいになっているよ」
エレン「嫌だ!もっとライナーに負担を掛けるんだ!」ブラーン
アルミン「僕も離れがたくなってきた」ブラーン
アニ「気になって話どころじゃないんだよ、離れなって」
アルミン「仕方ないなぁ、よっと」ストン
エレン「・・・」
ライナー「エレン、また後でやってやるから」
エレン「しょうがねぇなぁ」ストン
アニ(ライナー、兵士どころか父親になっているじゃないか・・・もう戻し方なんてわからないよ)
ミーナ「で、話って?」
アルミン「あぁ、そうだったね。二人にお願いがあったんだ」
ミーナ「お願い?」
アルミン「うん、実は・・」
アルミン「・・・と言う訳なんだけれど」
ミーナ「演劇かぁ」
アニ「私はパス・・」
ミーナ「いいよ!私達も参加する!」
アニ「・・・」ジロッ
ミーナ「ちょ、アニったら睨まないでよ。いいじゃない、私もアニと参加してみたいし」
アニ(まぁ、いざとなったら直前で逃げ出せばいいか)
ライナー「おい、アニお前。まさかサボろうとは思っていないだろうな」
アニ「・・・」
ライナー「そんなお前に助言を一つやろう」グィッ
アニ「なんだい」
ライナー「これは新しいカリキュラムの導入案だ、これに参加しておけば真面目な態度が評価されるかもしれないぞ?」ボソッ
アニ「!・・・ライナー、あんた」
ライナー「な?いっちょ参加してみないか?」
アニ「・・・はぁ、野郎のウィンクなんて気持ち悪いんだけど」
ライナー「くっ、お前。俺だって傷つくぞ、一応戦士としての意思表示としてやったのに」
アニ(戦士になってくれたのは嬉しい、けれど・・・演技か)
ミーナ「ねぇ、アニ。一緒にやろうよぉ」
アニ「>>749」
わかったよ、どんな役をやればいいのさ
アニ「はぁ・・・わかったよ、どんな役をやればいいのさ」
ミーナ「アニ、大好き!」ギュッ
アニ「はいはい」
ライナー「役どころはまだわからないな、皆と話し合って決めないと」
アルミン(一部みんなと話し合っていない役柄の人もいたけれど・・・まぁそれは言わないでおこうっと)
エレン「残りはコニーだよな、だったら就寝前の時間の方が捕まえやすいだろ」
アルミン「ううん、話は早い方がいいよ。明日の夜には教官の前で発表しなくちゃならないんだし」
エレン「・・・なぁアルミン、お前考えすぎじゃないか?」
アルミン「え?」
エレン「はじめはさ、演技なんて言わずおままごととか言っていたじゃないか。これは元々遊びだぞ?」
アルミン「・・・うん」
エレン「確かに時間が確保できればいいに越したことはない、けれどお前が背負い込む必要なんてないんだ」
アルミン「・・・」
エレン「楽しいと思って貰えれば、きっとみんな自然に集まれるさ」
アルミン「そうだね」
アルミン「でもコニーは探してみよう、話は早い方がいいし」
ライナー「駄目だエレン、いまアルミンにはエンジンが掛かっているんだ」ポンッ
アニ「やるべき事に燃えているみたいだね」
ミーナ「もっと肩の力抜けばいいのに」
アルミン「今、コニーは食堂に居る可能性が高いよね!よし、行ってみよう!」ダッ!
――ばたん
アルミン「あ、丁度居た・・・コニー、>>754と話してる」
ミカサ
安価確認、次の更新は明日か明々後日くらいになりそうです
おままごとまでの道のりが長くてごめんなさい
更新します
遅くなって本当にごめんなさい
アルミン「あ、丁度居た・・・コニー、ミカサと話してる」
コニー「だから・・・ミカサ、元気出せって」
ミカサ「・・・」
コニー「んな事よりもほら!俺すげぇモン持っているから見てみないか」
ミカサ「・・・」
コニー「じゃじゃじゃん!朝一番で立体起動をやる演習場に行って来て捕まえたんだぜ、どうよこのクワガタ!」
ミカサ「・・・」
コニー「クワガタは子供に人気があるからなぁ、買い取り手も多いんだ」
ミカサ「・・・」
コニー「かなりでかいだろ?これだと男の子に人気が出る事間違いなし!」
ミカサ「・・・」
コニー「触ってみるか?」
ミカサ「・・・」
コニー「ほら、クワガタ君もミカサと話がしたいって」
ミカサ「・・・」
コニー「クワックワッ、クワガタだぞぉ」
ミカサ「・・・」
コニー「はは、本当にこのクワガタ元気だな。ミカサの顔面にピッタリくっついちまった」
ミカサ「・・・」
コニー「ミカサは昆虫は好きか?」
ミカサ「・・・」
コニー「振り払わないって事は好きなんだな、話が合う奴だってわかって嬉しいぜ」
ミカサ「・・・」
ライナー「なんだよアレ、話をしてるって言うか・・・コニーがミカサに一方的に話しかけてるだけと言うか」
エレン「だよな、第一クワガタの鳴き声がクワックワッて言うのもおかしい」
アルミン「ミカサの無言具合も凄いけれど、それでもなお話し掛け続けられているって言うの凄いよね」
ライナー「しかも楽しそうに、だ」
エレン「ん、待て。なんかミカサも反応示し始めたぞ」
アルミン「ホントだ」
コニー「でな、マーティンの奴と一緒にカブトムシ探しに行った時に・・」
ミカサ「コニー」
コニー「ん?」
ミカサ「少し五月蠅い」
コニー「・・・」
ライナー「言っちまった」
アルミン「これは普通、心に大きな傷を負うね」
エレン「ミカサって本当に語彙が少ないよな、あんな風に言う必要は全くねぇのに」
コニー「・・・」
ミカサ「だから少し口を閉じて貰えるとありがた・・」
コニー「ミカサ」
ミカサ「なに?」
コニー「お前やっと喋ってくれたな」ニカッ
ミカサ「!」
コニー「いやぁ、暗い顔しているから何事かと思ったぜ」ニコニコ
ミカサ「私は至って、普通の顔をしていた」
コニー「んな事ねぇだろ、何か落ち込んでいたじゃねぇか」ワシャワシャ
ミカサ「・・・」ナデラレ
コニー「だろ?」
ミカサ「何故、あなたにわかったのだろう」
コニー「だって俺、天才だし」
ミカサ「・・・」
コニー「・・・嘘だよ嘘。実家の弟や妹がこんな顔をしているの見た事あったからな、放っておけなかっただけだ」
ミカサ「そう」
コニー「だからな、その」
ミカサ「?」
コニー「言いたい事があるなら言えよ、話してすっきりするくらいの事だったら俺が聞いてやる」
ミカサ「・・・」
コニー「どうしたよ」
ミカサ「・・・」
コニー「まただんまりかよ、はぁ」
ミカサ「ごめんなさい」
コニー「だったら、クワガタのクワ君にでも話しかけろよ。俺は聞かないから」
ミカサ「・・・クワ、くん?」
コニー「そう、クワ君。・・・ほら、クワ君だぜ?クワックワッ」
ミカサ「ふふ」
コニー「!」
ミカサ「?」
コニー「ミカサが笑った」
ミカサ「笑っちゃいけない?」
コニー「別に?・・・ただ俺は不機嫌モードのお前を笑わせる事が出来て、なんかランクアップした気分だ」
ミカサ「こんな事でランクアップ出来るのなら、エレンとアルミンだって相当な物だと思う」フフッ
コニー「そう言えばそうだな」ハハッ
アルミン「どうやら、僕達と別れた後落ち込んでいたミカサをコニーが見つけて構っている・・・と言うシーンみたいだね」
ライナー「なにあの坊主頭マジイケメン」
アルミン「まさかエレン以外に、あのミカサの機嫌を治せる人物がいたとは」
エレン「男臭さならライナーだけれど、意外と兄貴キャラとしてはコニーの方が上かもなぁ」
アルミン「普段は物凄く隠れている特性だけどね」
エレン「あいつ男子寮ではおバカキャラ全開だもんな」
ライナー「お、ミカサの方が口を開きそうだぞ?」
アルミン「どうなる、どうなる?」
ミカサ「>>770」
ありがとう。
ミカサ「ありがとう。」
コニー「?なにがだ」
ミカサ「いい気分転換になった」
コニー「そりゃあ良かった」
ミカサ「お礼と言ってはなんだけれど」
コニー「?」
ミカサ「今日私達が行ったおままごとの話でもしてみない?」
コニー「おままごと?」
ミカサ「そう、私も色んな事を話してすっきりしたい・・・ので、お願いできないだろうか」
コニー「んなの」
ミカサ「・・・」
コニー「お安い御用だぜ」
ミカサ「・・・本当に、ありがとう」
ライナー「まさかの展開」
アルミン「幼馴染の成長を目の前にして、僕も思わず感動しちゃったよ」
エレン「あいつ友達少なかったからな、ミカサがコニーとも仲良くやってくれて良かった良かった」
アルミン「・・・で、どうする?」
ライナー「何がだ」
アルミン「このままミカサがおままごとの話をしていると、コニー自身が参加意思を表明してきそうな気がする」
ライナー「まぁ、性格的にそうだが」
アルミン「僕達の口からも説明しておいた方がいいんじゃないかな」
エレン「なんで」
アルミン「いくらコニーでも、ミカサに参加してくれとプッシュされたら・・・強制的に参加したと思っちゃうだろうね」
ライナー「あ」
アルミン「と、言う訳で僕達が乱入して説得するか、それともミカサに任せるか・・・エレン、君に決めて欲しいんだけれど」
エレン「お、俺!?」
アルミン「だって君、ミカサの家族だし。ミカサの心情を一番汲み取れるのはエレンだと思うから。ねぇ、どっちがいいと思う?」
エレン「>>774」
流れに任せよう、あいつがコニーと一緒におままごとをしたいと思うなら誘えばいいし
そうじゃないならコニーは諦めよう
安価確認
短いし進んでないしで大変申し訳ないのですが、もう限界なので寝落ちます
少し更新します、毎回細切れで申し訳ありません
エレン「流れに任せよう」
アルミン「流れに?」
エレン「あいつがコニーと一緒におままごとをしたいと思うなら誘えばいいし、そうじゃないならコニーは諦めよう」
ライナー「そうか」
エレン「それに、俺は信じたいんだ。ミカサは友達を遊びに誘えられる奴だって・・・やれば出来る奴だってな」
アルミン「エレン・・・ミカサだけじゃなくて、君も大人になったんだね。僕は嬉しいよ」
エレン「み、ミカサ頑張れよ、お前の成長を俺はここから見守っておくからな」
ライナー「・・・待てアルミン、なんかエレンの方も保護者的にミカサを見ているみたいなんだが」
アルミン「エレンの成長の証さ」
ライナー「いや、わからんな。何故だ、何故ミカサもエレンも愛情方向性が保護者的な役割に向いてしまうんだ?」
アルミン「仕方ないよ、この二人だもん」
ライナー「そ、そうか」
アルミン(それに、ライナーも見ようによっては保護者的な役割に立ちやすい性格だと思うけどなぁ)
ミカサ「・・と言うおままごとを、実は今日の休日を利用してみんなで行っていた」
コニー「うわぁ、そんな面白そうな事やっていたのか。くそっ当番で予定が埋まってなければなぁ」
ミカサ「今からでも遅くはない、参加をしてみるといい」
コニー「けど、なんかその設定結構ややこしそうだな・・・今から俺も参加できるのか?」
ミカサ「大丈夫だと思う、エレンの演出能力は凄い」
コニー「マジか」
ミカサ「そう、マルコも頑張ってくれている」
コニー「そっか、少しだけ気後れしちまうけれど。ミカサがこう言った遊びに誘ってくれるなんて本当に珍しいからな」
ミカサ「・・・私も初めて人を遊びに誘った気がする」
コニー「マジか、超レアじゃん」
ミカサ「もちろんエレンとアルミンを除いて、だけれど」
コニー「だよなぁ」
ミカサ「どう?」
コニー「>>783」
折角ミカサが誘ってくれてるんだからな
おままごとなんて妹たちとやって以来だからちょっと楽しみだぜ!
コニー「折角ミカサが誘ってくれてるんだからな!おままごとなんて妹たちとやって以来だからちょっと楽しみだぜ!」ニカッ
ミカサ「ありがとう、感謝する」
コニー「・・・」ジー
ミカサ「?」
コニー「なぁんか硬いんだよな。ミカサ、にこーっとしてみろよ・・・ほらこう、にぃっと笑ってみ?」
ミカサ「?」ニヤッ?
コニー「違う違う、こう・・・口の端の上の筋肉をぐぃっと上げる感じで」
ミカサ「??」ムムッ?
コニー「違うんだよなぁ、うーん・・・ちょっと触るぞ」ホッペグッ
ミカサ「!」
コニー「ここだよここ、この口の端の筋肉をこう上げる様な感じで・・」ググッ
ミカサ「こ、こう?」ニィィ
コニー「おっ、アルミンの30%分くらいの笑顔になってきたぞ」
ミカサ「そう・・・やっぱりアルミンは凄い」
コニー「いや、笑顔なんてうちの弟や妹も出来るからな?」
ミカサ「コニーは家族の扱いが上手い」
コニー「そうかなぁ、普通じゃね?」
ミカサ「・・・私はエレンを怒らせてばかり」
コニー「あぁー・・でもあれはあれでいいんじゃね?」
ミカサ「そう?」
コニー「だって俺、そう言う関係のお前等しか知らないから、今更別の接し方されてもなぁんか気持ち悪そう」
ミカサ「き、気持ち悪・・?」ガーン
コニー「?おい、ミカサどうした?」
ミカサ「」ガーン
コニー「おーい」
エレン「・・・惜しかったな」
アルミン「うん、惜しかった」
ライナー「最後に天然刀でばっさりいったな」
エレン「でも・・・これで、ミカサは同期を遊びに誘う事を覚えてくれたな。よくやったぞミカサ」グッ
アルミン「いやいや、それより先にコニーをおままごとに参加させられたことを喜んでよ」
ライナー「お、なんかあいつ等こっちに気付いたぞ」
エレン「ホントだ、おーいミカサ!」
アルミン「気が付いたね、こっちに来る」
コニー「お前等、こんな所でなにしてんだ?」
エレン「お、ミカサ機嫌が治ったみたいだな」
ミカサ「・・・」
コニー「?・・・あぁ、俺が弟と妹の接し方をミカサに教えるって事で。なんとか放心状態から戻ったみたいだ」
アルミン(それじゃなくて、僕達と話していた時の話なんだけれど・・・まぁミカサも失念しているみたいだしいいか)
ライナー「それはさておき、他のメンバーにも言わなくちゃならないが・・・ミカサには先に言っておくか」
ミカサ「?」
アルミン「実はおままごとの件なんだけれどね・・」
アルミン「・・・と、言う風になって」
ミカサ「それは大変、綿密に今までのストーリーも練り直さなくては」
コニー「なんか凄い事になっているな」
アルミン「だからミカサは女性陣にこの話を報告して欲しい、そして自分のキャラクターを練り直すようにと」
ミカサ「」コクッ
アルミン「そしてコニー、君を含めた新しい参加者はストーリーを何度も読み返して貰うよ」
エレン「え、先に役柄決めなくていいのか?」
アルミン「僕達は練り直す分、三人には必要な役を必要なタイミングで投入しようと思っている。そっちの方が教官も初心者の対応を見やすいだろうし」
アルミン「ただ、その分元々の参加者の人たちはフォローをしないといけないけれど」
ライナー「大丈夫だ、俺も協力する」
エレン「俺も!」
アルミン「助かるよ・・・じゃあ僕達も早く寮に戻って、マルコ達とレジメの作成を行おう」
ミカサ「では私も、今日は早めに戻って皆に伝えておこう」
エレン「頼むんだぞ」
ミカサ「えぇ、頼まれた。・・・!」ハッ
エレン「ミカサ?」
ミカサ「・・・お、おやすみなさひ。えれん」ヒクッ…
エレン「お、おう。おやすみ?」
アルミン(笑顔を作るために口角を上げようとして、少し力みすぎて発音が)
ライナー(その努力、しかと見届けたぞミカサ・・・!)
コニー(あれぇ、なんかさっきより悪くなってね?)
キース「ではこれより、クラブ活動の検証を行う」
全員『はっ!』ビシィ!!
キース「お前等はここ数日、訓練終了後に座学の授業を受ける事で他の訓練兵には与えられていない一日の空き時間を確保出来た」
キース「だがこれはお前等の努力をもってして得た時間ではない」
キース「忘れるな!これらは全て一重に、我々教官の激務を変動させて得た時間だと言う事をな!」
全員『はっ、ありがとうございます!』
キース「ではボット訓練兵、話を始める前にどう言う状況下で演劇を行うのかを説明しなさい」
マルコ「はい!この話の概要とあらすじ、その話で学べる事を説明させて頂きます!」
マルコ「・・・と、言う事で説明を終わります!」
キース「ご苦労だったな」
マルコ「はっ!」
フランツ(いや、改めて聞くと)
ハンナ(かなりヘビーな話よね、なのにフランツが悪役だなんて・・・あぁフランツ、無事でいて)
ダズ(教官の前で演技なんて・・・出番が減りますように)
ユミル(私は教官の前で胎児を奪われるとか言う話を演じるのか)ゲンナリ
クリスタ(私がユミルをフォローしてあげなきゃ!)
ベルトルト(今まで目立たないように努力して来たのに、なんでこんな事に)
アニ(人間関係や積極性では私の評価はマイナスだろうからね、ここで挽回してみせる)
ミーナ(アニ、意外とやる気になってくれてる。私も頑張らなきゃ)
ミカサ(今度こそ、エレンとハッピーエンドを迎える様に出来ますように)
エレン(評価なんてどうでもいい、とにかく皆と楽しくやれれば)
アルミン(悪役である僕達の行動が、教訓に結びつく可能性が高い・・・しっかりしないと!)
サシャ(教官の前じゃお菓子がつまめない・・・うぅ、どうすれば)
コニー(サシャの奴、意外に真剣だな。俺も頑張ろっと)
ライナー(皆やる気があるようで何よりだな)
マルコ「では、これより全員で新しい参加者の役柄を話し合い決めたいと思います!」
キリがいいので今日はここまで、次回はあらすじとキャラの役柄のまとめを載せて
それからアニ、ミーナ、コニーの役柄について安価取ろうと思います
三人の役柄については今後の展開で絡みやすい、そしてある程度余白のある設定だと嬉しいです
遅くなってごめんなさい
今回は状況の整理がてら、まずは配役とあらすじを投下
○エレン
外交官でエリート、家庭をかえりみない仕事人間だったが事件をきっかけに前を向くようになる
ミカサとの関係は良好に戻ったが、アルミンとダズとの関係はまだ修復できていない
○ミカサ
エレンとは再婚して夫婦関係になった、アルミンとダズの母親
寂しさを埋める為にアルミンと親子関係以上の関係を築いていたがエレンとは関係を修復
○ダズ
ミカサの前夫の子で家族とは血縁関係は無い、エレンに家を追い出されクリスタの家に世話になっている
無実の罪で囚われていたが今回その疑惑が晴らされた
○アルミン
ミカサとエレンの間に生まれた子供、心から愛しているが故に様々な手段でミカサを手に入れようとしていた
オムライス事件も彼画策した物だったが、真実を暴かれて自殺を図る
○サシャ
エレン一家のお隣さんで元料理研究家、家の中からエレン家のリビングが覗ける
ミカサの写真をたくさん持っているのは同級生だったから?
○ベルトルト
エレンによって首を切られた元部下、外交官時代の経験が変な風に歪んだ危険人物
アルミンの行動を助長させ事件へと進展させたので、オムライス事件の黒幕はある意味この人
○ライナー
友人であるベルトルトによって、一時サシャのストーカーに仕立てられていた
軽犯罪請負人としてやや危ない仕事を行っている
○フランツ
アルミンとジャンの教師でハンナの旦那様、だがユミルと不倫していた過去もある
ベルトルトに現在協力を依頼中、目標はユミルとの間に作った子供・・・?
○ハンナ
フランツの奥様、結婚三年目だけれどラブラブ
○ジャン
アルミンと同級生、同級生の母親であるミカサに一目惚れ
ミカサを守りたいと言う気持ちを利用され、アルミンによって共犯者へと仕立てられていた
○クリスタ
エレンによって追い出されたダズを保護して一緒に暮らしていた
職場の上司であるエレンに密かな思いを抱いているが、ダズにも情が湧いている
○ユミル
妊婦、右耳が聞こえない、男嫌いだけど仕事している警察官
親友であるクリスタとオムライス事件の捜査に尽力した
○マルコ
ナレーション担当、エレンと共に昼ドラ劇の構成も行っている
最近はエレン以上に監督としての権限を持ち始めた・・・?
○毒入りオムライス事件
エレン、ミカサ、アルミン、ダズ、サシャ、クリスタ、ジャン、ベルトルト
上記が参加している食事会でオムライスに毒が混入された
状況証拠からダズが逮捕されたが、毒を混入したのは被害者であるアルミン自身であった事が判明
○真相(アルミン)
アルミンはミカサを手に入れる為、エレンとダズへ様々な手段を講じていた
だが大きな戦果を得られない
そんなある日ベルトルトと言う人物に接触し、アルミンは青酸カリを手に入れたアルミンは
兄を犯人に仕立て、父に家族に見切りをつけさせ、かつ自分は被害者として母の庇護を得ようとした作戦を立てる
だがそんな画策も、全てベルトルトの掌の上だと知ったアルミンは残っていた毒を一気に煽った
○真相(ベルトルト)
エレンの部下として外交官を経験したベルトルト
やがて彼は常に周りの人の顔色を伺い続けているうちに、恥や絶望をしている人の顔が好きになる
現在は外交官時代に得たルートを利用し、表向きは会社の物流アドバイザーとして独立
「会社(ヤクザ)の物流(密売密輸)のアドバイザー」である本業は、裏の顔として世間様に隠している
アルミンに毒を渡したりダズに接触したのは、誰でもいいから恥をかく展開、絶望する展開を期待しての事
本人曰く、これは「趣味」としての行動らしい
※これらは全て、休日に行っていたおままごとの設定です
キース「・・・」
キース(なかなか壮大な・・・いや、随分と泥沼な展開だな)
キース(しかもクラブの参加者だけではなく第三者からも意見が入る様な形になっているのか)
キース(ボット訓練兵曰く、どの様な形で手紙が送られてくるのかは内緒であるとの事だったが)
キース(参加者が、要望を匿名で「監督」と位置づけられる者に送れるのだとしたら素晴らしいシステムかもしれない)
キース(訓練所にも目安箱を設置するべきだろうか)
エレン「教官、配役が決まりました!」
キース「そうか」
ミカサ「コニーは>>801です」
アルミン「アニは>>803」
マルコ「ミーナは>>805です」
※役柄以外では「保留」も可、「帰っていい」は不可
ミカサの元旦那
ベルトルトの姉
弟が危ないしごとをしているのに薄々気づいていている
ライナーのいとこでアニの友人
ベルトルトがライナーにしたことを知っているためベルトルトを嫌っている
ミカサ「コニーは私の元旦那です」
コニー(何故こうなった)
ダズ(コニーが俺の本当の父親って事か)
アルミン「アニはベルトトルトの姉で弟が危ない仕事をしているのに薄々気づいています」
アニ(・・・)
ベルトルト(アニと一緒のシーンあるかも・・・でも恋人の役柄にはなれないのはちょっと残念)
マルコ「ミーナはライナーのいとこでアニの友人です」
ライナー(俺の味方の役柄が・・・!)
ミーナ(アニとの友人ポジションだったらやりやすいかも)
キース「それで、どうしてこうなった。特にスプリンガー訓練兵なぞは明らかなミスキャストだ」
マルコ「全員の意見をすり合わせた結果によるものです」
アルミン「それをこれから、説明させて頂きます」
ミカサ「まず私が今後の焦点は“家族”になるのではと進言をしました」
エレン「その発言を切っ掛けに、俺が“ミカサの旦那”が登場する展開もありではと提案し」
ミカサ「今回の新たな参加者ではコニーのみが男性だったので・・・自動的に配役は彼と言う事に」
キース「スプリンガーが演じきれるとでも?」
アルミン「お言葉ですが彼は憲兵団志望です、普段の自分とは全く違う人物を演じる事で学べる物は多いと思います」
キース「ふむ」
アルミン「そしてベルトルトの味方であるポジションが必要だとは僕が進言しました」
ライナー「これまでの展開で、彼は気を張っていたので・・・少しでも負担を減らせるようにとの措置です」
ハンナ「ですが最初から悪役に設定するのはいかがなものかと思い、気付いていると言う表現に留めました」
ジャン「いとこと言う設定は、今までの展開中でライナーの出番が少なかったと言う事で追加しました」
クリスタ「友人の説得と言う展開を加える事で、憲兵団志望の参加者に共感を持って欲しいと言う希望からで」
サシャ「そして、新たな参加者全員の配役に“血の繋がりがある”と設置された事にもなります」
フランツ「そしてアニの設定が悪役に傾いた場合を考慮し、ベルトルトを嫌っていると言う表現を追加しました」
キース「ふむ、貴様らはある程度の事を考える事が出来る頭はついているようだな」
ユミル「はっ!ありがとうございます」
キース「では今後、私に対する報告をいちいちする必要は無いと言う事にしておく」
ダズ「ありがとうございます!」
キース「必要な時は私が自分から尋ねる、では各々自由にクラブ活動を行いたまえ!」
全員「はい!」
エレン「・・・やりにくいな」ボソッ
マルコ「うん、少しやりにくい」ボソボソ
エレン「でも・・・まぁやるしかないか」
マルコ「そうだね」
エレン「前回のシーンは、アルミンが事件の真犯人だと突き止められ服毒自殺を計ったところだったよな」
マルコ「うん、そしてフランツがベルトルトの所に胎児を奪いたいと言う依頼を持ち込んだシーンでもある」
エレン「・・・展開的には第二部だよな、オープニングやエンディングの映像が変わったりするタイミング」
マルコ「二年後を第二部としたら、これは第三部なんじゃない?」
エレン「そう言えばそうだな」
マルコ「そんな新展開の一番最初のシーン・・・やっぱり視聴者を惹きつけさせられるシーンじゃないとね」
エレン「気になる、と言えば。ダズが釈放になったとか?」
マルコ「アルミンのその後や、標的となったユミルとか・・・後はダズがエレンの家で暮らすのかクリスタの家に暮らすのか」
エレン「フランツの行動を映してぐぐっと興味を沸かせるのもいいよな」
マルコ「・・・やりたいシーンがありすぎるね」
エレン「だな」
マルコ「でももう時間だよエレン。教官もいるし、もう決めないといけない」
エレン「よし、決めたぞ・・・次のシーンは>>811のシーンから始めよう」
何食わぬ顔でベルトルトとフランツの会話を盗聴しているミーナとそれに気づかないアニ
エレン「よし、決めたぞ・・・」
エレン「次のシーンは何食わぬ顔でベルトルトとフランツの会話を盗聴しているミーナとそれに気づかないアニのシーンから始めよう」
マルコ「視聴者からしてみたらいきなり素性の知らない女の子達が盗聴している事になるのか」
エレン「そう、その驚きで三部から観始めた人達の心を掴む!」グッ
エレン「きっと巷で「ねぇあの昼ドラ見たぁ?凄かったよね」とか「えぇ、なにそれ知らない」とか「じゃあ見てみなよ、超はまるよ!」・・・なんて言う会話が繰り広げられていただろうし」
マルコ「エレン、エレン・・・暴走は駄目」
エレン「落ち着いていられる訳ないだろ」
マルコ「これ以上暴走するんだったら、監督のポジション乗っ取るよ」
エレン「!」ビクッ
マルコ「ん、わかってくれて良かったよ。じゃあミーナとアニ、準備して!」
ミーナ(マルコにだけは逆らわないでおこう)
アニ(・・・)
マルコ「じゃあスタートだ!」
――・・・本当に、こんな事をお願いしていいのか ザザッ…
――僕は大したことしませんよ、希望の品をそろえる手筈をするだけです ザーッ
――子供が欲しいんだ ザァー…
――ザー…子供なら、孤児院に行けば何人でも
――君とは面談があったよね・・・あの婦人警官の キュルキュル
「!」カチカチ
――彼女がもうすぐ出産する子供を、手に入れたいんだ ザザッ…
――ザァー… どちらにしても、苦痛に歪む顔は見れそうだ
――引き受けて、くれるかい?
――・・・まぁ、いいでしょう
カチッ
ミーナ「・・・ふぅん、また悪い事考えているんだ」
アニ「ミーナ、どうかしたの?」
ミーナ「ううん、ラジオで気になる物があって・・・ほったらかしにしてごめんね、アニ」
アニ「別に構わないよ」
ミーナ「なんかそう言われると寂しいなぁ」
アニ「ほったらかしにしていたのはそっちなのに?」
ミーナ「だってだって、お互いに社会人で滅多に会えないじゃん!もっと私の方を見て!とかないの!?」
アニ「無いね」
ミーナ「うぇぇん、アニのいけず!」
アニ「泣き真似したってだめだよ」
ミーナ「・・・ばれた?」
アニ「あんたがそんな簡単に無くたまかい」
ミーナ「へへ、私の事を理解してくれているんだぁ。アニ大好き」
アニ「・・・私はそう言って接してくれるあんたと一緒に居れるだけで十分さ」
ミーナ「アニ・・・」キュン
ミーナ「アニィ!大好きだよぉ!!」ムギュー!!
アニ「え、は・・!?離せって、馬鹿」
ミーナ「大好きぃ!」ギュギュー!
アニ「わかった、わかったから!だから離せって、周りの人の視線が痛い」
ミーナ「ぶぅぶぅ、わかりましたよーだ」パッ
アニ「まったく、あんたはいつも変わらないね」
ミーナ「そう?・・・私、変わってない?」
アニ「あぁ、学生時代のままだよ」
ミーナ「そっか」
アニ「・・・なにかあったの?」
ミーナ「うーん、実は>>819って事があってさぁ」
ちょっと嫌なことがあってさ
ミーナ「うーん、実はちょっと嫌なことがあってさぁ」
アニ「嫌な事?」
ミーナ「うん、嫌な事!私の友達の話なんだけれどね」
アニ「わかった、わかったよ聞くから・・・だからそんなに身を乗り出さなくてもいいって」
ミーナ「・・・」ストッ
アニ「で?」
ミーナ「私の友達の話なんだけれどさぁ」
アニ「それは聞いた」
ミーナ「・・彼女ってすっごく友達想いなんだよね」
アニ「それはいい友人だね」
ライナー「・・・ぶぇっくしゅ!!」
ミーナ「でしょう!でもね・・・彼女仕事けっこう特殊でね、危ない事に巻き込まれたりもする訳よ」
ミーナ「そこに登場するのは彼女の友人、仮にBとするわ」
アニ「じゃああんたの友人がAって事だね、それで?」
ミーナ「Bはね、物っ凄く危ない橋を渡るのが大好きな奴なわけ」
ミーナ「しかも元々危ない仕事をしていたAをよく巻き込んでくるし」
アニ(男関係とか、の話かいこれは)
ミーナ「でね、そんなBをAが宥めたのよ・・・するとなんて言われたと思う?」
アニ「さ、さぁ・・」
ミーナ「“殺されないだけましと思え、絶交だ!!”だってさ」
アニ(やっぱり男関係かな、それで殺されないだけましって・・・これがヤンデレってやつ?)
ミーナ「もう本当にむかついてさぁ、なんか弱みは無いかなって少し警戒している所なんだよね」
ベルトルト「ふぇっくし」
フランツ「?」
アニ「あんたは友達想いなんだね」
ミーナ「安心して、アニの事は別腹で愛してるから」
アニ「それは別にいらない」
ミーナ「・・・」プクー
アニ「わかった、そう頬を膨らませないでもいいから」
ミーナ「・・・」
アニ「私もあんたの事はいい友人だと思っているよ」ナデッ…
ミーナ「・・・」
アニ「ほら、落ち着きなよ」ナデナデ
ミーナ「ねぇ、アニ」
アニ「なんだい」
ミーナ「今後さ、どんな事があっても・・・私と友達でいてくれる?」
アニ「そうだね・・・わかんないけれど、もしそうであったら嬉しいと思うよ」
ミーナ「へへ、ありがと」
アニ「じゃあそろそろ時間だから、もう帰るよ」
ミーナ「ふふ、アニありがとう。ばいばーい」フリフリ
ミーナ「・・・」フリ…
ミーナ(ねぇアニ、もしもあなたが本当の私を見た時・・・まだ友達でいてくれると信じていていいのかな)
エレン「社会人女性の二人で会食シーンでした」
マルコ「今までには無かったシーン、新しい風だね」
エレン「にしてもこれは友情が壊れるフラグが立っているよな」
マルコ「立っているよね」
エレン「そこからどのように場面が展開していくのか・・・くぅ、偉く気になる」
マルコ「次は彼女たちだけじゃなくて以前からの参加者と絡めたシーンを用意したいね」
エレン「そうだな・・・よし、次は前回の参加者に焦点を見るか」
マルコ「誰にする?」
エレン「うーん、>>825とかはどうだ?」
俺(エレン)
エレン「うーん、俺とかはどうだ?」
マルコ「エレン?」
エレン「ほら、三部は全体的に家族と言うものがテーマになりそうだろ?」
エレン「だから、その・・・俺の家はようやく前に進みだしたところだし、なにより」
マルコ「なにより?」
エレン「・・・ミカサと一緒にハッピーエンドを目指すつもりだったからな、叶えてやりたいんだよ」
マルコ「!」
ジャン「!!」
アルミン「!!」
ジャン(こ、この死に急ぎ野郎め!羨ましいんだよこのヤロー!)
アルミン(エレン、君・・・大人になって)
マルコ「いいよ・・・いいよエレン、演出は僕に任せて行ってくれ」
エレン「任せるのはいいけれどさ、乗っ取りは駄目だからな」
病院
エレン「・・・」
ミカサ「エレン、大丈夫?」
エレン「・・・ミカサ、俺はまた間違えたのか?」
ミカサ「そんな事は無い、エレンはとても良くやってくれた」ギュッ
エレン「・・・」
ミカサ「アルミンも、きっと大丈夫」
エレン「そう、だよな。・・・!」
ミカサ「エレン、どうし・・あ、手術中のランプが消え・・」
――ばたっ!
がらがら
アルミン「・・・」
ミカサ「アルミン!」ダッ
エレン「アルミン・・!せ、先生。アルミンは無事なんですか!?」
医師「病院内で倒れたと言う事、服毒された場所が処置室からあまり離れていなかった事が本当に幸いでした」
ミカサ「じゃあ、アルミンは無事・・」
医師「余談は許されない状況です、では私はこれで」
ミカサ「!」
エレン「・・っ」
ミカサ「エレン、アルミンが・・」
エレン「大丈夫だミカサ」ギュッ
ミカサ「!」
エレン「アルミンを助けられるのなら、俺はなんだってやる」
かたっ
エレン「!」
>>831「・・・これは」
クラブ活動なのになんで名無しキャラがいるんだ…エキストラか何か?
安価なら医師(コニー)
フランツ
>>830 き、きっと天からの思し召し・・ではなくて完全なる>>1のミスでした、ごめんなさい
おそらくですが
パペットを手に付けた、もしくは人形を手に持ったマルコがエキストラ役として頑張ってくれているのでしょう
ので
医師→医師(人形)に脳内変換をお願いします
ごめんなさい、今日はここまでにします
四月の下旬まで更新しにくい日々が続きますが、どこかでもう一回くらいは更新したいです
更新します
>>828以降から間違えがあったので書き直し
病院
ミカサ「・・・」
――ばたばた
ガタッ!
ミカサ「!」
エレン「み、ミカサ・・・アルミンの容体はどうだ!?」
ミカサ「お医者さんの話では命は取り留めたと」
エレン「・・・っ、よ・・よかった」
ミカサ「エレン、よれよりも会社の方は・・」
エレン「あぁ、数日間の休暇を取り付けた。今まで会社人間だったからな、有給がたんまりだ」
ミカサ「そう。よかった」
エレン「でも別に、会社なんてどうでもいい・・・家族とまた、手と手を取り合って暮らしていけるなら」
ミカサ「・・・」
エレン「アルミンがこんな事になって、言えたもんじゃないのかもしれないが」
ミカサ「・・・」
エレン「ミカサ、俺はまた間違えたのかな」
ミカサ「そんな事は無い、エレンはとても良くやってくれた」
エレン「・・・」
ミカサ「アルミンも、きっと大丈夫」
エレン「そう、だよな」
ミカサ「毒を飲んだ場所も、処置室の近くだった事が幸いだったのだし」
エレン「・・・」
ミカサ「これはきっと、神様がやり直させる機会を残してくれた。その結果だと思う」
エレン「ミカサ」
ミカサ「私は貴女の良き妻になろう、そしてアルミンの良き母であろう・・・そしてダズの唯一無二の母になろう」
エレン「!」
ミカサ「エレン・・・私の事を信用してほしい、私は貴女を常に助ける存在であると理解して」
エレン「ありがとう、ミカサ」
かたっ
エレン「!」
フランツ「・・・これは」
ミカサ「あなたは確か・・・アルミンの先生の」
エレン「そしてご近所の方、でしたよね」
フランツ「えぇ、警察から大学に連絡がありまして・・・アルミンが倒れたと」
ミカサ「えぇ・・・そう、なんです」
フランツ「入院先でまた倒れるなんて一体何があったんですか、それとも何か重い病気だったとか」
エレン「・・・」
ミカサ「・・・」
フランツ「純粋に、アルミン君の事が心配なんです」
エレン「>>843」
ご心配ありがとうございます。だけど今は何も言えません
エレン「ご心配ありがとうございます。だけど今は何も言えません」
フランツ「そうですか・・・もちろん無理には聞き出しませんが」
エレン「ありがとうございます」
フランツ「ただ、忘れないでください・・“私達”はいつだって貴方達の味方ですから」
ミカサ「お気遣いありがとうございます」
フランツ「では。あぁ、これは大学からのお見舞いと・・・これは私からのお見舞いです」
エレン「ご丁寧に」
フランツ「あと、これは妻が作ったクッションです。先日アルミンが使い勝手がなかなかいいとメールをくれたので」
ミカサ「ありがとうございます、ハンナさんにもお礼を言っておいてください」
フランツ「そう言って貰えると嬉しいです・・・それでは失礼しますね」ペコッ
ぱたん
エレン「・・・言えないよな」
ミカサ「えぇ、アルミンの為になるのなら行っても構わないのだけれど」
エレン「お前が目を覚ました時、少しでも早く生活に戻れるようにと俺達は動くからな・・・アルミン」ナデッ
マルコ「フランツは・・・いったい何が目的で訪れたのかな」
アニ「なんだかおどろおどろしいね」
マルコ「!アニ」
アニ「フランツの目的ははっきりしているんだろ、でも今の行動はどう言った意味があるのかはわからない」
エレン「ふぅ、疲れた・・・ってアニ」
アニ「お疲れ」
マルコ「お疲れ、アニが色々と意見を聞かせてくれていたんだ」
エレン「珍しいな、お前がそんな積極的にこう言う事に関わるなんて」
アニ「暇つぶしさ、それに教官の評価が欲しいからね。こう言った積極的に誰かに話し掛けていると言う場面も必要だろ?」
マルコ「うんうん、それでも関わってくれて嬉しいよ・・・さてエレン、次はどうする?」
エレン「そうだなぁ・・・前回の展開を踏まえて>>848を中心としたシーンなんてどうだろう」
ベルトルトとフランツ夫妻
エレン「そうだなぁ・・・前回の展開を踏まえてベルトルトとフランツ夫婦を中心としたシーンなんてどうだろう」
マルコ「か、核心に踏み込んだシーンか!」
エレン「そう、例えるならばさっきまでのシーンが新章の第一回の放送」
アニ(放送?)
エレン「そして予告でベルトルトとフランツ夫妻の会話がチラリと流れる・・・!」
マルコ「な、なるほど・・・いいねエレン、調子が出てきたね!」
エレン「だろ!?」
マルコ「よし、それで行こう!みんな、準備して!」
アニ(あ、駄目だ。私まだこれついていけない)
クリスタ「準備できたよ」
アニ(早っ)
マルコ「よし、じゃあ行こうか!」
フランツ「・・・」カチャ
ベルトルト「どうでした?」
フランツ「まぁ、思っていた通りでした・・・でもまさか、貴方が病院の外で待っていたなんて」
ベルトルト「別にいいじゃないですか。さぁ車に乗ってください、家に送りましょう」
フランツ「・・・ハンナには」
ベルトルト「えぇ、今回の事は話していないですよ」
フランツ「・・・」
ベルトルト「乗ってください、僕はあまり君と話しているシーンを見られたくない」
フランツ「わかった」
――がちゃっ、ぱたん
ベルトルト「さて、車の中の密室と言う事である程度の状況報告をさせて貰いましょう」
フランツ「あぁ」
ベルトルト「目的の彼女はあと少しで産休に入ります、元々職場の事情で長く仕事をしていたようだし」
フランツ「・・・」
ベルトルト「それに臨月だ、すぐに病院に入るのでしょうね。ただ病院で出産されてしまうと記録が残ってしまう」
ベルトルト「病院内で幼児のすり替えてもいいけれど、今の所あては少なくて」
フランツ「でもあてがある事にはある、とでも言う言い回しですね」
ベルトルト「あてはあります・・・ただね」
ベルトルト「一番いいのは“突然の状況”で掛かっていた病院とは別の病院に収容され、そこで不運な事故があった・・・と言う展開だよ」
フランツ「・・・」
ベルトルト「特定の誰かの子供を、誰の子供かわからないまま手に入れると言うのはそれくらいの状況が無いと」
フランツ「わかっています」
ベルトルト「罪悪感がおありで?」
フランツ「・・・」
ベルトルト(別に罪悪感があろうがなかろうが構わないけれど。ただ僕は誰かの絶望した顔が、見たいだけだからね)
ベルトルト「さぁ、家に着きましたよ」
フランツ「・・・良ければ、少し寄っていきませんか」
ベルトルト「何故?」
フランツ「あなたとは協定を組んだんだ、少しでもお互いの事を理解し・・」
ベルトルト「そんな馴れ合いが必要な物ではないでしょ」
フランツ「・・・」
ベルトルト「それにあまり接触があると知られない方が・・」
ハンナ「あら、フランツじゃない。早かったわね」
フランツ「!・・は、ハンナ」
ハンナ「あら、お客様?丁度良かったわ、美味しいパンを買ってきたところなのよ。もしよければ寄っていかれない?」
ベルトルト「・・・」
ハンナ「どうかしら?」
ベルトルト「>>854」
……じゃあ、お邪魔させてもらおうかな
ベルトルト「……じゃあ、お邪魔させてもらおうかな」
フランツ「!」
ハンナ「えぇ、是非」
フランツ(な、なんで・・・?)
ベルトルト「・・・」
ベルトルト「へぇ、ではハンナさんとフランツさんは結婚して三年なんですか」
ハンナ「ふふ、そうなの。でもまだ子供が出来なくて・・・早くフランツの子供欲しいのに」
フランツ「はは、僕としても早く欲しいけれどね。でもハンナを取られるのはまだ嫌だなぁ」
ハンナ「もう、フランツったら」
ベルトルト「本当に仲がよろしいですね、幸せそうだ」チラッ
フランツ「・・・」
ハンナ「ねぇ、ベルトルトさんは誰か素敵な方とかいないの?」
ベルトルト「残念な事に仕事が忙しくて」
ハンナ「じゃあ好きな人は?」
ベルトルト「いるようないないような」
ハンナ「いるんだ!」
フランツ「こらこらハンナ、そんな初対面の人に根掘り葉掘り聞いちゃいけないよ」
ハンナ「あ・・・ふふ、ごめんなさい。フランツの大切なアドバイザーさんなのに」
フランツ(あぁ、もう・・・かわいいなぁ)
ハンナ「ベルトルトさんもごめんなさい」
ベルトルト「いえ・・・」
ハンナ「で、ズバリ気になる人って誰なの?名前じゃわかんないだろうから・・・どう言うタイプの人かだけでも」ズイッ
フランツ「こらこら」
ベルトルト「好きな人と言うよりは、気にかかる人でもいいですか?」
ハンナ「もちろん!」
ベルトルト「・・・そうですね。本当に一言で言うならば、その人は>>860な人です」
僕のことを見てくれる人
ベルトルト「・・・そうですね。本当に一言で言うならば、その人は僕のことを見てくれる人です」
ハンナ「ふふ、やっぱりそれがそれが一番よね。私もフランツがいつも私の事を見てくれているからいつも安心できるし」
フランツ「あ、あぁ・・・もちろんだよハンナ!」ギュッ
ベルトルト「ふふ、御馳走様です・・・ではそろそろ仕事があるので」
フランツ「引き留めてしまってすみませんね」
ベルトルト「いえ・・・こちらこそ」チラッ
ハンナ「!」
ベルトルト「どうもありがとうございました」
――ばたん
ベルトルト「・・・いつも私の事を見てくれているからいつも安心、か」
ベルトルト「そう言う人生を送るのも、いいのかもなんて・・・ね」
エレン「誰だ、誰だ、誰だ!」
マルコ「ベルトルトから気にかかる相手、なんて表現が出てくるなんて僕もびっくりだよ」
エレン「実際見てくれているのはライナーと・・・まだ登場回数は無いけれど姉であるアニ」
マルコ「注視していると言う意味ではユミルもありだよね、もしくは絶望した表情をしながら自分を見つめてくれる人とか・・・」
エレン「変態だぁ!でもそう言う変化球もいいな」
マルコ「となるとアルミンか!?」
エレン「ミーナもあり得るよ!」
マルコ「唯一ほのぼの関係を気付けているのはサシャだろ!」
エレン「恋愛関係って恐ろしいスパイスだよなぁ・・・そう言えばダズとクリスタの関係も一時触れていないな」
マルコ「それを言うならクリスタからエレンへの感情も進展してないし」
エレン「男嫌いのユミルがクリスタへ抱く感情も邪推するよな」
ライナー(一回の恋愛話を投下するだけでこんなに思考が展開するのか)
サシャ(なんか深夜の女子トークを思い出すかも)
エレン「そう言う意味ではまだまだスポットを当てたい人にスポットが当たっていないよな」
マルコ「うーん、やっぱりまずはある程度の広い範囲の人に一度はスポットを当ててみる方がいいのかな」
エレン「まだ焦点が当たってないとなると、>>864あたりか?」
ライナーとミーナ
エレン「まだ焦点が当たってないとなると、ライナーとミーナあたりか?」
マルコ「確かに、その二人の関係としてはまだスポットが当たっていないよね」
エレン「ミーナはライナーよりも年上?」
マルコ「どうなんだろ、アニはベルトルトより年上だし・・・その友人だからなぁ」
エレン「ミーナがライナーより年上・・・」
マルコ「想像が少ししにくいね、友人関係だからアニよりも年下でもいいのかもだけれど」
エレン「なんか少しこんがらがってきたな、取り敢えずこの四人の年上年下だけでもはっきりさせるか」
マルコ「ライナーとベルトルトは・・・まぁ、同い年でいいんじゃない?」
エレン「うーん、じゃあミーナは>>867で」
※年上、又は年下、同い年の三択
年上
エレン「うーん、じゃあミーナは年上で」
マルコ「おぉ、思い切ったね」
エレン「老け顔の年下いとこがいる童顔の女性って言うのも・・・ある意味面白そうだし」
マルコ「だね」
エレン「じゃあライナー!そう言う事だからミーナの事は姉ちゃん呼びでよろしく!」
ライナー「えらく馴染みのない呼び方をぶっこんできたな!」
コニー「寮内では一番年上だもんなぁ」
――かたっ
ライナー(?なんだ、ドアが開いてる・・・って、まさか)ダダッ…
ばたんっ!
ライナー「ミーナ姉!?」
ミーナ「あ、あらぁライナーじゃん!ひっさしぶりぃ」
ライナー「久しぶりじゃないだろ、また不法侵入して」ゲンナリ
ミーナ「だってさぁ、ライナーったら防犯の設備穴だらけなんだもん。これは不法侵入しても仕方がないでしょ」
ライナー「これがセキリティ会社に勤務している社会人の言うセリフかよ」
ミーナ「あんたこそ、もう少しこう言うピッキングとか盗聴とか追跡術とか法律の抜け穴を教えて貰った師匠に対する口の利き方を学びなさい」
ライナー「はぁ・・・で、今日は何の用だよ」
ミーナ「少し盗聴用の機会を借りたから返しに来た」
ライナー「いつの間に」
ミーナ「ふふん、師匠ですから」
ライナー「これで会社の成績も上々とか・・・世も末だな」
ミーナ「こう言う知識を持っていればこそよ、素人なんかに負けるはず無いじゃない」
ライナー「はぁ・・・取り敢えずお茶でも出すよ」
ミーナ「緑茶は却下。ので買ってきたこのダージリンティをリクエスト」
ライナー「はいはい」
ミーナ「で?」
ライナー「で、ってなんだよ」
ミーナ「そろそろ裏稼業から足洗う気になった?私も今の職場だったらあんたを推薦出来るだけれど」
ミーナ「あんたならセキリティ会社の仕事もうまくやっていけると思うわよ?」
ライナー「・・・」
ミーナ「ねぇ、友人を助けるためだからって家の家業を継ぐ必要は無いでしょ。そもそもこんな職業なんてさっさと潰しちゃえばいいのに」
ライナー「でも、だな」
ミーナ「でももだってもない!」ドンッ
ライナー「!!」ビクッ
ミーナ「この間だってあんた、えぐいビデオ見せられて混乱していたし。なにより心配したのに絶交させられていたし!」
ミーナ「しかもしかも、未だにあったったらその悪友を見捨てきれていないとか・・・なにそれ、あんた馬鹿なの!?大馬鹿なの!?」
ミーナ「そんな時間と暇があるんだったらきちんとした真人間になって社会貢献とまでは言わないけれど自分の身を危険にさらす仕事はするなって私が何度言っていると・・!」
ライナー「お、怒るなって」
ミーナ「怒るに決まってるでしょ!大体さ、なんでそんなにあの野郎の肩を持つのよ!」
ライナー「はは、そんな大した事じゃないって」
ミーナ「だってむかつく!むかつく、むかつくのよ!ほら、いい子だからさっさと白状しなさい!」
ライナー「ま、マイナスドライバーを突きつけるな!」
ミーナ「マイナスドライバーを突きつけたくなるくらい心配しているって言う意思表示よ」
ライナー「怖いわ!意思表示の仕方が怖すぎるっての!」
ミーナ「むぅ・・・仕方ないわね」
ライナー(仕方ないでドライバーを渋々ひっこめる行動もかなりな物だがな)
ミーナ「で?あんたとあの大馬鹿野郎とはどんな馴れ初めがあるの?」
ライナー「た、大した事はねぇよ・・・親友だから助けたいってだけだ」
ミーナ「親友は洗脳してストーカーに仕立てたり絶交したりしないわよ。私とアニみたいな関係を言うの」
ライナー「・・・返す言葉もないな」
ミーナ「いいからあいつとは縁を切りなさい!じゃないと私>>874するわよ!?」
アイツと直接話をしにいく
ミーナ「いいからあいつとは縁を切りなさい!じゃないと私アイツと直接話をしにいくわよ!?」
ライナー「なんでそこまでやられなきゃいけないんだ!ミーナ姉と俺はただのいとこ関係だろ!」
ミーナ「それ以上に師弟関係でしょ!可愛い弟子をこんな状況に留めておくわけにはいかないの!」ガタッ
ライナー「!!い、行かせるか・・!」ギュッ
ミーナ「離せぇ!」ウググ
ライナー「離さないって!」ギュウー!
ミーナ「卑怯、老け顔!ゴリラ!マウンテンゴリラ!ムキムキマン!ゴリラゴリラゴリラ!」ググッ…
ライナー「なんでゴリラの学名を混ぜ込んだ!何故霊長類に限定せずにムキムキマンを投入したんだ!」ギュギュッ
ミーナ「そんなの勢いで言ったんだもん、意味なんてない!」ジタバタ
ライナー「意味無く言うな、傷つく!」ググッ…
ミーナ「無神経っぽく見える癖にナイーブとかギャップ萌え狙いなの!?あざとい!」バタバタ
ライナー「狙ってないって!」
――ピロローン
ミーナ「!」ピタッ
ライナー「?」
――ピロローン、ポーン
ミーナ「電話?」
ライナー「ミーナ姉電話出ろよ、その間にお茶のおかわり煎れておくから」
ミーナ「ありがとう」
ミーナ(うーん、ライナーって本当に顔に似合わず気が利くわよね。いい奥さんになるわ)ピッ
ミーナ「もしもし?」
ミーナ「え、嘘・・・それって本当なの!?」
ミーナ「・・・うんうん。分かった、すぐに行くから」ピッ
ライナー「どうかしたのか?」
ミーナ「>>878」
うちの会社がセキュリティを担当してる病院で…ちょっとね…
これ以上は仕事のことだから言えないわ、ごめんね
ミーナ「うちの会社がセキュリティを担当してる病院で…ちょっとね…」
ライナー「病院?」
ミーナ「これ以上は仕事のことだから言えないわ、ごめんね」ガタッ
エレン「お、おぉ・・・意外とこの二人の会話のテンポいいな」
マルコ「だね、話が進む予感がするペアだよ」
エレン「にしても、病院って事はアルミンの入院している病院か?」
マルコ「でもミーナはベルトルトの会話を聞いていたから、時間的には少しずれがあるよ」
マルコ「まぁ・・・こう言うセキリティ会社の通報は少しタイムラグがあってもおかしくは無いけれど」
エレン「じゃあ今回、アルミンは無関係と言う事にするのか?」
マルコ「うーん、アルミンが倒れたと言う報告は行かないだろうし・・・あるとしたら、リネン室に仕掛けられていた盗聴器かカメラか」
エレン「なるほど、そこがあったな」
マルコ「あとは・・・どこの病院とは言っていないしユミルの通っている産婦人科、とかもあり得るよ」
エレン「産婦人科ねぇ。だったらベルトルトの言っていた“あて”にしていた幼児、とかもあり得るんじゃね?」
マルコ「幼児誘拐事件発生かぁ・・・確かにそれだとセキリティ会社には行くよね」
エレン「あとは、ダズが釈放される前に少し病院に立ち寄る展開とか」
マルコ「釈放前ってそんな事あるの?」
エレン「・・・無いだろうけれど、ストレスから体調が悪くなっていたとか」
マルコ「はは、まぁ色々と想像は膨らむね」
エレン「他のメンバーが病院に通院していてって言う話もあり得るしなぁ」
マルコ「展開的に、ミーナが病院に訪問する原因となったシーンがどう言う話かを明確にしたいよね」
エレン「そうだな、今後の展開的に>>882が病院に行って・・・何かが起こったと言う事にしないか?」
サシャ
エレン「そうだな、今後の展開的にサシャが病院に行って・・・何かが起こったと言う事にしようか」
マルコ「サシャ?・・・うーん、でも今までの展開では病院に向かう描写は無いよね」
エレン「だろ?だから腹痛で病院に向かった事にしようと思っているだ」
マルコ「それだけだとちょっと展開的には弱いから、何か設定を足さないか?」
エレン「じゃあ>>885の居た病院にサシャは偶然通院した事にしよう」
※アルミン、ダズ、ユミルから選択
ユミル
すみません、話が思っていた程進まなかったけれど今日はここまで
次の更新は一週間以上開くと思います
フランツの背景は決めているのですが
ベルトルさんがどの様に依頼をこなすのか、ミーナがベルトルさんをどうしたいのか
核心の事件が固まり切っていないので、次回も安価にて協力お願いいたします
遅くなりました
時間が短くなるかもしれないけれど、次いつ時間が取れるのかわからなかったので更新します
エレン「じゃあユミルの居た病院にサシャは偶然通院した事にしよう」
マルコ「総合病院と言う事にしたら、まぁなんとか辻褄は合うよね」
エレン「・・・だよな」
マルコ「どうかした?」
エレン「いや、俺の家族達の方には全然スポットが当たらないような」
マルコ「一応解決して一段落ついたからね・・・やっぱり出番は欲しい?」
エレン「偏っちゃ駄目とはわかっている居るんだけど、ミカサがハッピーエンドになる事くらいは叶えてやりたいんだよ」
マルコ「そう言えば、アルミンも服毒自殺の描写が入って現在の状態は不明だもんね」
エレン「ダズが釈放された後どうなったのかも気になる・・・あぁ、俺の家族は一体どうなっているんだ」
マルコ「・・・でも今は物語を動かすスパイスの方が必要だもんね」
エレン「だよな・・・よし、サシャ頼んだぞ!それじゃあスタートだ!」
サシャ「うーん、突然の腹痛で思い出してしまいました」
サシャ「私、エレンさんの職場に正規登録する前に指定の病院で健康検査を受けないといけないんでしたね」
サシャ「にしてもお腹の不調なんて珍しい、油滴り落ちるオージービーフのステーキ5ポンドを食べた時だって胃もたれしなかったのに」
サシャ「もしかして緊張からでしょうか、私にも社員として雇われる事に不安があるんですねぇ」
サシャ「・・・」
サシャ「えぇっと、最初の検査室は一階の・・・15診察室?それってどこなんでしょう」
サシャ「大きい病院の健康検査って少し苦手なんですよね、いきなり何番診察室って言われて戸惑うのは私だけでしょうか」
「!・・・あれ、あんた」
サシャ「あら、貴女は確か」
ユミル「えぇっと・・・そうだ、サシャ・ブラウスだっけ」
サシャ「貴女はゆべし・・じゃなかった、えぇっとユミルさん?」
ユミル「柚餅子って、最初の「ユ」と三文字って事しかあっていないんだが?」ジロッ
サシャ「あはは・・その、ごめんなさい」
ユミル「なんであんたがここに、ご懐妊か?」
サシャ「いいえ、私は健康診断に」
ユミル「健康ってここは産婦人科の病棟・・あぁ、そうか。子宮とか乳房の検査だな」
サシャ「そう言えば前の検査室でもそんな事を言われて、ここに来たんですけれど」
ユミル「ふーん。で、何番?」
サシャ「15番なんですけれど」
ユミル「見たことがある気がするな、私の行動圏となると・・・こっち側か?」
サシャ「案内してくれるんですか?」
ユミル「少しだけな」
サシャ「少しでもありがたいです、本当にありがとうございます!」
ユミル「私ももう臨月だからなぁ、階段とかはなるべく避ける様にしているんだ」
サシャ「出産予定日はどれくらいで?」
ユミル「あと二週間くらい」
サシャ「えっ、ついこの間まで働いていましたよね!?」
ユミル「はは、やっぱり驚くよな。本当にギリギリまで働かされたよ、まぁ何事もなかったから良かったんだが」
サシャ「本当ですね、旦那様もさぞ心配だったでしょう」
ユミル「・・・」
サシャ「?」
ユミル「まぁ、心配もするだろうな・・・あんな事を言っていたくらいなんだし」
サシャ(あんな事?)
ユミル「・・・あぁ、すまない。気にしないでくれ」
サシャ「わかりました、気にしません」
ユミル「助かる」
サシャ「ナーバスになりやすい時期なんですし、私で良ければどーんと気持ちをぶつけて下さい!」
ユミル「ははっ、あんた面白い奴だな。あんたは結婚の予定とかあるのか?」
サシャ「・・・それはありません」シュンッ
ユミル「とっ、それはすまなかった」
サシャ「気になる人はいたんですが、それも結構過去の話で」
ユミル「ま、これも何かの縁だ・・・良い男がいたら紹介し合おうぜ。っと、ここだここ」
サシャ「あ、15番診察室」
ユミル「見つかって良かったな」
サシャ「はい」
ユミル「じゃあ早速用紙を提出して・・」
――ジリリリリ!!
サシャ「!」
ユミル「!!」
サシャ「この音・・・この診察室の中から聞こえていませんか!?」
ユミル「取り敢えずこのドアを開け・・・くそっ鍵が掛かっていやがる!」
サシャ「ど、どどうしましょう」
ユミル「>>900」
サシャ「>>902」
※ドアを開ける努力、ドア蹴り破る、人を呼びに行くの三択
ドアを開ける努力
蹴り破ろう
ユミル「お前は人を呼んで来い、私はその間に何とかドアを開ける」ガチャガチャ
サシャ「だったら貴女が人を呼んできて下さい!貴女は妊婦さんなんですよ!?」
ユミル「それを言うならお前は一般人だ、さっさと行けっ」ガチャガチャ
サシャ「お言葉を返すようですが貴女は休職中で一般人同様じゃないですか」
ユミル「火事や強盗だったらどうするんだよ!」
サシャ「だったらなおさらユミルさんは行って下さい!」
ユミル「私は現場を確認してから行く!」
サシャ「あぁそうですか・・・仕方がありません、現場を確認すればいいんですね。少しドアから離れて下さい」
ユミル「お、お前・・・何を」
サシャ「開かないんだったらこのドア・・・蹴り破ってやります!!」ダッ
ユミル「ちょ、お前!待てって!!それは器物破損に・・!!」
ばきぃっ!!
ユミル「・・・やりやがった」
サシャ「目標物の撃破完了です」
ユミル「あぁもう、随分と荒っぽい方法を取りやがって」
サシャ「ふふん、料理研究家は脚力もなくちゃいけないんで」
ユミル「脚力関係ねぇ」
サシャ「食材調達とレシピ探索で必要なんです・・・さて、現場はっと」
ユミル「なんだ、こりゃ」
部屋の様子>>907
※何もない可、性的な物と殺人は不可
何も無いが、何者がついさっきまでそこに居たかのような痕跡がある
(ベルトルトが警報がなってからどのくらいで人がくるのか試そうとしていた
ユミル「なんだ、こりゃ・・・誰もいねぇし、なにも起こっていない?」
サシャ「本当ですね、なにもありません」キョロキョロ
ユミル「警報機の誤作動か?・・・警報機は何処に」
サシャ「あれじゃないですかね、丁度警報機の下に台がありますよ」
ユミル「・・・?」
サシャ「丁度いいです、警報機の確認でもしてみましょうか」
ユミル「いや、サシャ。お前が台を抑えていてくれ、私が見る」
サシャ「えぇ、でも・・・妊婦さんなのに」
ユミル「これくらいなら平気だ、それよりもちゃんと抑えていてくれよ・・・よっと」
ユミル(警報機が温かい?こんな所に台があるのは少し変だと思っていたが、誰かが故意的に警報機を鳴らしたのか?)
すとっ
サシャ「もういいんですか?」
ユミル「あぁ、もういい」
ユミル(直前まで誰かがいたのか、でも何故警報を鳴らした?そして何故その人物はいない)
ユミル(考えられるとすれば、何かあくどい事でもした人間がついさっきまでここに居た・・・と言う事だが)
ばたばた
サシャ「人が来ましたね・・・あ、ドアどうしましょう」
ユミル「正直に言うしかねぇだろうよ、それに」
サシャ「それに?」
ユミル「もしかしたら誰か外部の人間が侵入したのかもしれねぇ、職員にこの部屋の確認をしてもらわねぇと」
――外
ベルトルト「よかった・・・タイミング的には、ピッタリだ」
ベルトルト(サシャさんに仕掛けたの盗聴器の音を拾いながらだったから、少しは思い通りにならない事もあるかと思ったけれど)
ベルトルト(驚くほどに、タイミングや状況は良くなったと言える)
ベルトルト(これであの婦警さんがあの病院に通えなく出来れば、僕達も動きやすくなる)
ベルトルト(不法侵入に一部書類の窃盗なんて、やっぱり僕の性には合わないなぁ)
ベルトルト「ライナーが居てくれたら、こんな事僕はしなくてもいいのに」
ベルトルト「いや、もうライナーの事は・・・もういい。それよりも」
ベルトルト「今は、この依頼をこなす事だけ考えるとしよう」ピッ
ベルトルト「・・・もしもし、実はつい先程そちらの近くを見ていた者なんですが」
ベルトルト「名乗る程の者ではありません、チラリと見ただけですし」
ベルトルト「えぇ、そうです・・・先程病院のとある一室の中で、女の人が部屋をうろうろしているのを見ました」
――数時間後、病院内
ユミル「ふざけるな!なんで私が・・!」ガンッ!
サシャ「お、落ち着いて下さい!お腹の子に悪いですよ!」
ユミル「私は警官で、ただ診察に来ただけで!現場を触ったのは、その・・悪かったとも思うが」
サシャ「私も止め切れなくて・・・その、本当にごめんなさい」
ユミル「私は・・・病院内の書類を漁ったりしていねぇよ」
サシャ「わかっています」
ユミル「なのに、たった一本の電話の・・・しかもあやふやな目撃談で、こっちの方に濡れ衣が来るなんて」
サシャ「病院の人達の視線がとても痛かったですね」ハァ
ユミル「病院側が事を大きくしたがらないから、通報はされなかったのは救いか」
サシャ「そうですね。冤罪が晴れる可能性はありますが、職場の視線まで痛くなったら嫌でしょうし」
ユミル「冤罪が晴れる可能性が低いのは私だって承知しているもんな、あんだけ現場をべたべた触ったら指紋が大量だ」
サシャ「難しいですよね、やっぱり」
ユミル「病院、変えるしかねぇか・・・こんな濡れ衣掛けられた所で産んだら、産後の状態だって不安だ」
サシャ「・・・」
ユミル「病院が見つからなかった時は・・・諦めるしかねぇが」
サシャ「あの」
ユミル「なんだよ」
サシャ「>>913に相談してみると言うのは、どうですか?」
ベルトルト
サシャ「ベルトルトに相談してみると言うのは、どうですか?」
ユミル「・・ぇ」
サシャ「ユミルさんも会った事ありますよね、私の唯一と言ってもいい古い友人で・・・結構頼りになって」
ユミル「え、いや・・・あの」
サシャ「結構博識なので、きっといい産婦人科の病院も知っていると思うんです」
ユミル(あいつ、男だから苦手なんだけれど・・・いや、そもそもアンダーグラウンドな人間だし頼りたくないし貸し作りたくないし)
サシャ「どうですか?」
ユミル「あぁ・・・でも私は面識が凄くある訳じゃないし、あんたに手を煩わせるのもどうかと思うし」
サシャ「いいえ、私がしてあげたいんです」
ユミル「なんで?」
サシャ「えぇっと・・恥ずかしながら私、友達が少ないので。出来ればこれを機に友達になって貰いたいなぁと」
ユミル(無下に断り難い反応だな、でもベルトルト・フーバーには関わりたくない)
サシャ「私、ユミルさんと友達になりたいんです。友達の為に力になりたいんですよ」
ユミル「うぐっ・・そ、その。>>917」
いや、こういうのはやっぱ女同士の方が色々と頼りになると思うんだが
誰か女で頼りになれそうな人はいないのか?
ユミル「うぐっ・・そ、その。いや、こういうのはやっぱ女同士の方が色々と頼りになると思うんだが」
サシャ「え?・・・あ、そう言えばそうですね」
ユミル「誰か女で頼りになれそうな人はいないのか?」
サシャ「うーん・・・すみません。私の知人と言ったら、あとはエレンさんとミカサさんくらいで・・」
ユミル「じゃあミカサさんの所に行こうじゃないか!」ガシッ
サシャ「え!は・・・はい、わかりました」
エレン「おぉ、なんか危なかったな」
マルコ「テレビの前では、一気に核心に向かうのかと思っただろうね」
エレン「まぁミカサが病院を知っているかどうかと言う展開次第では、ベルトルトに頼る可能性も」
マルコ「あるよね・・・うーん、でも二人とミーナが出会えなかった事が少し惜しいかも」
エレン「いや可能性が完全に無いわけじゃないと思うぞ、ミーナとベルトルトが顔を合わせる可能性もな」
マルコ「その二人が顔を合わせたらどんな展開になるんだろう」
エレン「うーん、ベルトルト関係の展開も見たいが俺の家の状況も気になる」
マルコ「まだ出番の少ないクリスタやダズの動向も気になるけど・・・次は>>920を中心にしたシーンなんてどう?」
ミカサとエレン
安価確認
次回の更新はまた少し時間が空く可能性があります、亀でごめんなさい
少し時間が取れたので、一つ二つ安価を進めます
マルコ「まだ出番の少ないクリスタやダズの動向も気になるけど・・・次はミカサとエレンを中心にしたシーンなんてどう?」
エレン「ミカサと俺か?」
マルコ「うん、やっぱりスポットが当たる前にある程度の設定を固めておきたくてね」
エレン「なるほど」
マルコ「君達二人の設定が固まれば、周りの人間関係も設定しやすくなると思うんだ」
エレン「そうか・・・うん、確かに」
マルコ「と、言う訳でミカサ、アルミン、ダズ!ちょっとこっちに来てくれ」
ミカサ「私はもうここに」
エレン「いるのかよ」
アルミン「マルコ呼んだ?・・・はは、ミカサは相変わらず早いね」
ダズ「なんか監督に呼ばれると少し緊張するな」
エレン「ダズ、呼んだのはマルコだ。そして監督は俺」
マルコ「はは、まぁいいじゃないか」
エレン「良くない!」
マルコ「これからミカサとエレンのシーンになるからさ、アルミンとダズはこっちの方で僕と一緒に見ておいて」
アルミン「別に構わないよ」
マルコ「すぐに二人の要望を反映させたいしね」
ダズ「わかった」
マルコ「じゃあまずに最初に聞くけれど・・・アルミン」
アルミン「なんだい」
マルコ「君はまだ死にたくはないよね」
アルミン「うん、いつかは目が覚める設定で頼む」
マルコ「と、言う事で・・・エレンとミカサはフランツと話をした後、アルミンの容体が落ち着いたから家に帰ってきたと言う設定で頼む」
ミカサ「わかった」
エレン「了解だぜ」
マルコ「それじゃあスタートだ!」
ミカサ「・・・なんだか久しぶり、我が家に戻れるなんて」
エレン「だな。アルミンの容体も大分落ち着いて、ようやく俺達も家に帰ってこれるようになった」
ミカサ「ダズは」
エレン「ん?」
ミカサ「ダズは元気だろうか、釈放されたとは聞いたけれど会っていない」
エレン「釈放された時も、婦警さんとクリスタ君に立ち合いに行って貰ったからな」
ミカサ「・・・」
エレン「あいつも俺達に会いたくないかもしれないから、俺達も気を使って今まで家に帰ってはいなかったが」
ミカサ「ダズは家にいてくれている、のよね」
エレン「もしかしたら、クリスタ君の家にまだいるのかもしれない」
ミカサ「・・・でも」
エレン「?」
ミカサ「それがダズの幸せになるのなら、私は自分の意思を押し付けずに居たいと思う」
エレン「そうか」
ミカサ「今までの様に除け者にはしない、必ずしない」
エレン「・・・」
ミカサ「私はダズを見守って行く・・・母親だから」
エレン「じゃあ俺も、それに付き合おう」
ミカサ「エレン」
エレン「だって俺は、お前の家族なんだから」
ミカサ「・・・」
エレン「血は繋がっていなくとも、あいつは俺の息子なんだからな」
エレン「さて、家に到着した」
ミカサ「ダズは居るのだろうか」
エレン「ドアを開けるぞ」
がちゃ・・
エレン「ダズ、居るか。父さんだ、戻ってきたぞ!」
>>929 家の中からの反応は?
クリスタが迎えに出る
――たたたっ
クリスタ「お帰りなさい。エレンさん、ミカサさん」
ミカサ「えぇっと、クリスタ・・さん?」
エレン「クリスタ君、なんで」
クリスタ「・・・それは、家の中でお話します。ミカサさん」
ミカサ「は、はい」
クリスタ「勝手ながら少し、家の中の物を使わせて貰っています。使い勝手の悪い所があったらいけないので」
ミカサ「ご丁寧に、どうも」
クリスタ「すみません、ここに置いてあった食器類は使わせて頂いていました」
ミカサ「そこは大丈夫、構わない」
クリスタ「よかった」ホッ
エレン「それでクリスタ君、ダズは家に帰っているのか?」
クリスタ「今この家で生活をしているの人は・・・>>933」
※ダズ、クリスタ、ユミル、サシャの中から複数選択可、0人可
ダズとクリスタ
安価確認しました
今回の更新はここまで
読み返してみると、たしかに最近は保守的な安価が多いかも
勇気を出して、安価をたくさん盛り込んでいく事を目標に頑張ります
ちなみに、>>1で書いた「短編安価予定」の文字と真逆をになってしまいますが
このシーンの話が一段落したら、続編用のスレを立てる予定です
クリスタ「今この家で生活をしている人は・・・ダズと私の2人です」
ミカサ「え?」
エレン「そうなのか」
クリスタ「ごめんなさい、連絡をせずに私まで住み込んでしまって」
エレン「いや、クリスタ君はダズを保護してくれた・・・私達から見ても恩人だ。其処を気に病む必要は無い」
ミカサ「でも何故その様な事に?」
クリスタ「釈放後に、私の家とエレンさん達の家。そのどちらかに住むとしたらどちらがいいかと・・・ダズに聞いたんです」
クリスタ「そしたら・・・」
エレン「どうした、言ってくれ」
クリスタ「ダズはこの家にはあまりいい思い出が無いので、出来れば私の家に住みたいと言っていました」
ミカサ「確かに、そう考えてしまうでしょうね」
クリスタ「私と婦警さんで何とか説得して、一度この家に連れてきたんです」
エレン「・・・」
クリスタ「ダズの事を考えると、私の家で一緒に暮らした方がいいのかもしれない」
クリスタ「エレンさんミカサさん、ごめんなさい・・・私も心の中でそう思っていました」
クリスタ「ダズを連れて自分の家に帰る事には特に抵抗はありませんでした、でも家に戻る事で心境の変化があるかもしれないと思ったんです」
クリスタ「荷物を纏める事も必要だからと、そう言って家に連れてきたのですが」
クリスタ「でも・・・その。自分の荷物を纏める為に自室に入ってすぐ、ダズは何かに怯えてしまって」
エレン「・・・怯えた?」
クリスタ「はい」
ミカサ「それで・・・ダズは今、何処に?」
クリスタ「>>942」
2階にある、物置のような小さな部屋に籠もってしまって…
ごめんなさい。私が勝手なことをしたせいで
少し私信
保守的な安価ばかりだと言うのは以前から感じていた事なので、自分の決意表明でした
なのでコメは全然批判的には捉えていませんよ、大丈夫です!むしろ書き込みありがとうございます!
むしろこちらが変に感じる文章を挟んでしまい、本当に申し訳ありませんでした
クリスタ「2階にある、物置のような小さな部屋に籠もってしまって…」
ミカサ「物置・・・あぁ、あそこ」
クリスタ「ごめんなさい。私が勝手なことをしたせいで」
エレン「いや、こちらこそ迷惑を掛けてすまない」
ミカサ「・・・エレン、取り敢えず私達もダズの所に行って話をしてみない?」
エレン「あぁそうだな、当事者がいない事にはダズがどうしたいのかわからないから」
クリスタ「じゃあ、取り敢えず私は先に行って。ダズにエレンさん達が来る事を伝えておきます」
ミカサ「え?」
クリスタ「エレンさん達に会う前に気分を落ち着かせる時間が必要かもしれないから」
ミカサ「・・・」
クリスタ「嫌な事を言ってしまってごめんなさい、でも今は彼を第一に考えてあげたいんです」
エレン「そうだな・・・悪いが頼む」
ミカサ「そうね、今は貴女の助言に従うのが一番かもしれない」
クリスタ「ありがとうございます」
エレン「二階に上がって良い事になったら、呼んでほしい」
クリスタ「はい」タタッ…
――こんこん
ダズ「・・・クリスタ、さん」
クリスタ「ダズ、今は大丈夫かな?」
ダズ「・・・」
クリスタ「エレンさんとミカサさんが来ているの、会える?」
ダズ「・・・」
クリスタ「お願い、返事をして」
ダズ「・・・>>948」
クリスタさん俺は…もうダメなんだ
俺はもう逃げられないんだよ!
ダズ「・・・クリスタさん俺は…もうダメなんだ、俺はもう逃げられないんだよ!」
クリスタ「ダズ?」
ダズ「俺はもう逃げられない・・・貴女をもう、巻き込みたくない!」
クリスタ「それはどう言う事なの、もしかして・・・貴方は何かに追いつめられているって言う事?」
ダズ「・・・」
クリスタ「ダズ!」
ダズ「う、うぅ・・・逃げられない、僕はなんで」
クリスタ「ダズ!お願い、このドアを開けて!」
ダズ「僕は弱い・・・弱いから、死ぬ事も出来ないし逆らう事も出来ない」
クリスタ「え・・・エレンさん!ミカサさん!お願いです、来てください!」
エレン「クリスタ君、一体何が!」タタッ…
クリスタ「この部屋のドアの鍵、無いんですか!?」
エレン「鍵・・・?」
ミカサ「確かここの鍵は内側から掛けるタイプだったと思う。でも、なんで」
クリスタ「ダズが・・・酷く不安になっている様なんです、昨日まではまだ普通だったのに」
エレン「蹴り破るか?」
ダズ「お願いだ、開けないで!」
ミカサ「!!」
ダズ「・・・開けないで。父さん、母さん」
エレン「!」
ミカサ「・・・ダズ」
ダズ「一生のお願いだよ、もう少しこのままでいさせて」
「>>953」
誰の台詞だよこれ
下
ごめんなさい
誰が言うか、どんなセリフかの両方が指定可のつもりで出していました
安価下で
分かりにくい書き込みでごめんなさい
安価確認しました、続けます
エレン「悪いがそのお願いは聞けない。俺達は家族だ」
ダズ「父さん・・・」
エレン「お前を追い詰めるヤツがいるなら俺達がお前を守ってやる!お願いだ、俺達を信じてくれ!」
ダズ「・・・」
クリスタ「ダズ、貴方には話したよね。エレンさんがどれだけ事件の解決を願って行動をしたか」
クリスタ「そしてミカサさんは誰よりも早く警察に全てを話して、家族の幸せを願ってくれたか」
ミカサ「・・・ダズ、聞いてくれている?」
ダズ「!」
ミカサ「私はあなたの家族、エレンとアルミンとあなた。全員がかけがえのない家族」
ミカサ「なのに、貴方への愛情を・・・私は蔑ろにして与えられなかった、母親失格だと思う」
ダズ「・・・」
ミカサ「謝りたい。謝って許される事ではないかもしれないけれど・・・心から謝りたい」
ミカサ「ので、お願い。出て来てほしい」
ダズ「・・・本当に、出てもいいの?」
ミカサ「もちろん」
ダズ「本当に、僕の味方でいてくれる?」
エレン「あぁ」
ダズ「本当に?」
クリスタ「もちろん」
ダズ「・・・ううん、味方でなくてもいい。縁を切られても」
ミカサ「そんな事ない、必ず」
ダズ「ただ、僕の事を家族の一員として覚えていてくれれば。それで」
――かちゃっ
クリスタ「ダズ!」ギュッ
ミカサ「ダズ、随分と痩せてる・・・大丈夫?」
エレン「心配した」
ダズ「・・・うん、ありがとう。皆」
ダズ「お願いだから、僕の事を・・・」ボソッ
マルコ「・・・どう言う事だと思う?」
アルミン「これは俗に言う・・・死亡フラグ、とか?」
ジャン「いや、昼ドラならではのストレスによる精神分裂か・・・もしかしたら重度の鬱症状かもしれん」
ベルトルト「もしかしてこの原因も僕だったり・・・はは、また悪役としての重圧が掛かってくるのかなぁ」
ライナー「あり得るよな、ダズは俺達二人に関わっていたし」
アルミン「其処は気休めでも否定してあげなよライナー」
エレン「お、皆けっこう集中して見ていてくれたみたいだな」
ミカサ「本当」
アルミン「フランツとハンナは少しだけ自分達だけの世界にトリップ気味だけれどね」
マルコ「予想の範囲内だから大丈夫だよ」
エレン「そっか・・・じゃあ少し休憩がてら、これまでの展開を皆で擦り合わせていこうぜ!」
クリスタ「ミーティングって奴だね!じゃあ私テーブルと紙とペンを準備してくる!」タタッ…
ダズ「まさにクラブ活動って感じだなぁ」
ユミル「あっ、クリスタちょっと待て。私も手伝・・・っと!」
ライナー「ははは、残念だったなユミル!腹に詰めたボールに躓いている隙に、俺がクリスタの手伝いに名乗りを上げてやる!」ダッ!!
ユミル「ちょ、待てやゴラァ!!」ダッ!!
エレン「よし、じゃあみんな集合!状況を整理して、次のシーンに進もうぜ」
【安価】エレン「むしゃくしゃする!」ミカサ「ので、まだ続いてる」……に続く
950を超えたので、このスレは終了となり
本日の更新もここまでにします
次回更新時にスレ立てを行い、誘導もスレ立て直後に行うつもりです
また、安価について指摘を受けた為
2スレ目では冒頭に「安価について」→「あらすじとキャラ設定」の説明を記載しようと思います
その後に話の続きを投下しようと考えている為
一つ目の安価提示まで時間が掛かるかもしれません、ご了承下さい
誘導されたので、ここで続けます
ベルトルト「いいさ。殴れよ。でも、これだけは言っておく。幾ら殴っても僕の心は君のものにはならないぞ!」
ミカサ「何を言ってるの?」
ベルトルト「君は暴力系ヒロインってやつなんだろ?僕に気があるからこんな事するんだ。違うか?」
ミカサ「>>973」
新スレ立てるかと思ったらなんでそうなるんだよwwww
このスレの>>960を見ればわかると思うけど
このスレの次スレのスレタイをお前がまんま使ってたから叩かれたんだよwww
新スレを立てるか最初のスレに戻ったほうがいいと思うよ
安価なら
ごめんなさい。貴方の気持ちにはこたえられない
ベルトルト「…」
ミカサ「…」
ベルトルト「そ、そうか。お互いどうとも思ってないって事だね」
ミカサ「何だか変に疲れた。今日はこのぐらいで勘弁してあげる」
ベルトルト「そうか、それは良かった」
ミカサ「ところでエレンとサシャってどういう関係なの?さっきも言ったけれどスキンシップが多い」
ベルトルト「>>976」
え?知らない。ただの同期じゃないの?
いや、元のスレに戻れよ
ミカサ「そう。そのはず…少し安心した」
ベルトルト「久し振りに君の笑顔を見たよ」
ミカサ「…いつも酷い事してゴメンなさい」
ベルトルト「仕方ないさ。僕たちは負けたんだ」
ミカサ「一つだけ…」
ベルトルト「?」
ミカサ「何かしてほしい事はある?」
ベルトルト「>>979」
ライナーの最後について聞かせて欲しい
ミカサ「聞いてどうするの?」
ベルトルト「何も?今の僕にはすべて受け入れられる諦めのような覚悟がある」
ミカサ「…」
ベルトルト「ライナーは仲間だった。エレンは最後までライナーは勇敢だったと言った。知りたいんだ」
ミカサ「ライナーは>>983で死んだ」
>>977
もうすぐ1000だし終わったら戻ります^^
部屋にゴキブリが出たのにビックリして
ベルトルト「そうか…」
ミカサ「…」
ベルトルト「えっ?!」
ミカサ「えぇ、事実。私たちが皆でトランプをしている時だった」
ベルトルト「えぇ?!トランプ??僕みたいに拘束されてたんじゃなかったのか??」
ミカサ「ライナーについては、皆で上層部を説得した。ので既に解放して貰っていた」
ベルトルト「えっ?僕は??」
ミカサ「たぶん皆、あなたの事をあまり覚えていない」
ベルトルト「えっ…」
ミカサ「エレンの話も演出。あなたの感情を逆なでして苦しめる為の物」
ベルトルト「…」
ミカサ「言わない方が良かったのだろうか?」
ベルトルト「やっぱり僕には最初からアニしかいなかったんだね…」
ミカサ「…」
ミカサ「アニは…>>988」
アニなんて最初から居なかった。全て貴方の妄想の産物
誘導に使うって書いてるだろ
勝手にスレタイパクったんだからせめて元スレに戻れks
ベルトルト「えっ…」
ミカサ「時々、あなたが何も無い一点を見つめて呟いてた名前…イマジナリーフレンドとかいうものだろうか」
ベルトルト「…幼馴染の金髪美少女はいなかったのか」
ミカサ「いいえ。あなたの心の中に確かにいたはず」
ベルトルト「…それじゃあ、巨人なんてものも最初から…」
ミカサ「>>992」
>>989
次スレ
【安価】エレン「むしゃくしゃする!」ミカサ「ので、まだ続いてる」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1399169341/)
>>989
終わったら戻ります
そもそもエレンもサシャも、兵団も存在しない
やっぱ安価下の>>993で
元スレに戻ります
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