魔王「善戦だったな、若き女勇者よ」
女勇者「っ…」ググッ
魔王「わらわをここまで手こずらせるとは、なかなか良いパーティーじゃった…が」
魔王「もはや息をしているのはそちだけじゃ。他の者の魂は、とうに遠い異国の教会に辿り着いているだろう」
女勇者「……」ギリッ
魔王「…で、どうする?今のそちにわらわを倒せる力が残っているようには見えないが…まだ戦うつもり か?」
女勇者(…悔しいけれど、こいつの言う通りだ)
女勇者(魔法攻撃を受けた腕の感覚がない…それに、足の骨も…)
女勇者(これじゃあ…ボクにこいつを倒すことは…みんな、ごめん…仇は討てそうにない…)
女勇者「……せ」ボソッ
魔王「うん?」
女勇者「…殺せよ、ボクの仲間を殺したみたいに」
女勇者「だけど覚えておけ…生き返ったら、今度こそお前を封印しに、ここへ戻ってきてやる…」キッ
魔王「ふふっ…おい、側近は居るか」
側近「…ここに」スッ
魔王「勇者を捕らえろ。抵抗できないように拘束したら傷を治してやれ 」
女勇者「!?」
側近「承知しました」
女勇者「な、なんだと!?一体何のつもり…」フラフラ
側近「失礼」シュルルッ、ギュッ、ギュッ
女勇者「うぁあ゙ッ…!いっ…つぅ…ッ!」ドサッ
女勇者(折れた脚が無理矢理縛られて…痛みがっ…!)
女勇者「ふッ…うぅ…くぅ…」ギチギチ
側近「…回復魔法」パァァ…
女勇者「ううぅ…ん…ぁ……?」
女勇者(き、傷が治されて…)
側近「回復完了。全ての傷を完全に治療しました」
魔王「うむ、ご苦労」
女勇者「はぁ、はぁ…」
女勇者(なんでボクを殺さないんだ…?)
女勇者(…ま、まさか、拷問みたいに痛めつけてから殺すつもりじゃ)
側近「この後は?」
魔王「ふむ、そうじゃな…わらわの寝室に運んでおいてくれ」
女勇者「…!?」
女勇者(し、寝室だって…?)
側近「承知しました…では」ヒョイッ
女勇者「うわっ…お、おい!降ろせっ、降ろせ!」モゾモゾ
女勇者(縛られたままじゃろくに抵抗できないっ)
側近「あまり暴れないでください」スタスタ
女勇者「くっ…おい魔王!お前っ、ボクをどうするつもりなんだ!?」
魔王「ふふふ…また後で、な」ニヤニヤ
女勇者「っ……!?」
女勇者(分からない…これからボクは何をされるんだ?)
側近「…それでは失礼します、魔王様」ギイィ…バタン
----------
------
----
--
-
側近「……」グイッ
女勇者「うぐっ」ボフッ
女勇者(ここが魔王の寝室なら、ボクが今転がされているこのベッドは…魔王の…)
側近「……」シュルッ…キュッ
女勇者「んっ…」
女勇者(目隠しを…これで周りの状況も分からなくなった)
女勇者「…おい」
・・・・・・
女勇者「おいっ…そこにいるんだろ?」
・・・ギイィィ・・・バタン
女勇者「…むぅ、駄目か」
女勇者(側近からなら何か聞けるかと思ったけど…甘かったか)
女勇者「……」
・・・・・・
女勇者(それにしても本当に分からない)
女勇者(何が目的で、魔王はボクを生かして…)
女勇者(いや、生かすだけならまだしも、地下牢や拷問部屋じゃなく、寝室なんかにボクを連れてきた意味は?)
女勇者「……」
・・・・・・
女勇者(……殺されたみんなはもう復活しただろうか)
女勇者(死ぬ感覚は、思い出すだけで体が震える)
女勇者(ボクも初めて死んだ時は、恐くてしばらく戦うことができなかった)
女勇者(僧侶はまだ死んだことがなかったけど…立ち直れるだろうか)
女勇者(…みんな、ボクが帰らなくて心配してるかな)
女勇者「…早く会いたいな」ボソッ
・・・・・・
女勇者(そういえば…ベッドで横になるなんて…いつ以来だろう)
女勇者(最後に通った町の宿は…ハンモックだったから…その前の町の宿…かな)
女勇者(最近は…ずっと…地面にくたびれた寝袋を敷いて…野宿をして…)
女勇者(…ふかふかの枕に…肌触りのいいシーツ…)
女勇者(こんなに…気持ちいい…ベッド…は…初め…て……)
女勇者「…………」スー…スー
・・・・・・
・・・ギイィィ・・・パタン
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------
----
--
女勇者「ん…んぅ…」ムクッ
女勇者(あれ、目隠しが無くなって…それに拘束も…)
魔王「ん、目が覚めたか」
女勇者「……ッ!!」
女勇者(ふ、不覚!!)
女勇者(ボクとしたことが…こんな所で寝るなんてっ…!!)
魔王「無理もない、わらわの元に辿り着くまで連戦に次ぐ連戦。疲れも限界に来ていたのじゃろう?」
女勇者「ぐ…く…」
魔王「なにせ、わらわが拘束を解いて、服を脱がせても起きなかったくらいじゃ」ニヤニヤ
女勇者「え、ふ…服…?」チラッ
女勇者「あ、あ…う、うわぁっ!!」ガバッ
魔王「しかし、戦っている間には気付かなかったが…なかなか良い身体をしているな。その胸にしても、 サラシなど窮屈な物を巻いていたから分からなかったぞ」ヒラヒラ
女勇者「し、下着まで脱がされて…」カアッ
女勇者(屈辱だっ…魔王に裸を見られるなんて…)
魔王「くくっ…反応が初々しいな」
女勇者「おっ…お前っ…」キッ
女勇者(い、いや、落ち着くんだ…拘束が解かれたんだ…これはチャンスなんじゃないか?)
女勇者(流石に素手でこいつを倒すのは不可能に近いけど…逃げることなら…)
魔王「どうした?急に黙りこんで」
女勇者(この部屋をでて、あとは天井の無いところまで行けば…転移魔法で…)
女勇者「……」チラッ
魔王「?」
女勇者(ドアまでは10歩、鍵がついているようにも見えないし、魔王とドアも十分に距離がある…いける)
魔王「ふむ、ところで…」
女勇者「くらえッ!!」
バサッ!!
魔王「むっ…」
女勇者(よし、うまい具合に魔王にシーツを被せられた!この隙にっ!!)
女勇者「……えっ!?」ダダダッ…ガチャ!
女勇者(ドアが開かない…!?鍵穴もないのに…)
女勇者「な、なんでっ!なんでなんで!?」ガチャガチャ
魔王「無駄じゃ」ボソッ
女勇者「ッ!!」ビクッ
女勇者(声が…耳元で…すぐ後ろに…魔王が…)
魔王「この城の扉はみな特殊でな…魔物の魔力を感知しないと開かぬ仕組みなのじゃ。人間のそちではこの扉を開けることはできんよ」ボソボソ
女勇者「そ、そん…なっ…」
魔王「ふふっ、残念だったな」
女勇者「く、う、うわぁあッ!!」ブンッ
魔王「おっと。武道家でもないそちが、素手でわらわを倒すつもりか?」パシ
女勇者「……っ!」グググ
女勇者(掴まれた腕が…動かない…!!)
魔王「それが出来ぬから、この部屋から逃げ出そうとしたんじゃろう?せいっ!」ブンッ
女勇者「わッ……ぐっ!」ヒュッ…ボフッ
女勇者(なんて腕力…片手でベッドまで投げ飛ばされるなんて…)
女勇者「く、このっ…」ググッ
魔王「さて」グッ
女勇者「うぁっ…」ボフッ
女勇者(馬乗りで押さえつけられて…だ、駄目だ!起き上がれない!!)
魔王「先刻は聞きそびれたが…女勇者、そちは…」ズイッ
女勇者「くっ…」
魔王「口付けはしたことがあるか?」
女勇者「えっ…んむっ!?」
女勇者(な、なん…だ、なにが起きて …)
女勇者(ボ、ボク…魔王と…キス…して…??)
魔王「んん…む…んぅ…んっ…」
女勇者「ん、んむ…んんー!?」
女勇者(い、嫌だ!魔物とこんなことッ!!)
女勇者「んーッ!!んむっ!」バタバタ
魔王「んぅ…ん…ん…ちゅうっ…んむっ…ふっ…んぅ」ギュウ…
女勇者(頭っ、捕まれて…逃げられない!う、ぁあ?!舌まではいってきた!いやだいやだいやだ!!)
魔王「ちゅぷっ…ん…んちゅ…んんっ…ちゅっ…ちゅうっ」
女勇者「んぁっ!!…やめっ…やっ、んむ!
…ぷはっ!!やめっ…やだぁむっ…ふぁっ!」
女勇者(こいつの長い舌がっ、ボクの口中を這い回って…気持ち悪い…のにっ…)
魔王「はぁっ…ちゅ…ちゅぷっ…んぁ…んっ…んむ…はっ…んん」
女勇者「やっ…ぁん!…んんっ!っ…はぁっむっ!!ん、んんっ…とめっ…ぇむぅっ…んっ」
魔王「ちゅうっ…ちゅ…んむ…んんっ…はぁ…ん…ちゅぷ」
女勇者「んぁっ…はっ…やらっ…!もうやぇ、あっ…はぁっ…んぅううっ…!」
女勇者(い、いつまでっ…続け…頭がっ…ぼーっとして…)
魔王「んっ…ちゅぷ…ん…ちゅうっ…んむっ…ちゅっ」
女勇者「はぁっ…んむぅぅ…ゃだぁむっ…ふあっ…はぁっ、や、やぇ…えんっ…」
魔王「ん…ちゅ…はあぁ…」チュ…パッ
女勇者「ぷはぁっ、はぁ、はぁ…はぁ……」プルプル
女勇者(お、おわっ…)
魔王「んむっ」ガバッ
女勇者「んんっ!?」
女勇者(ま、まだっ…続ける、つもり…)
魔王「んっ…ちゅく…んぅ…ん…ちゅうっ…ちゅぷっ」
女勇者「やっ…やだぁむっ…ぷはっ、もうやめっ、あっ、んっ、はぁっ、んむぅっ」
魔王「 んっ、ちゅぷ、ん、ちゅうっ、んむっ、ちゅっ 」
女勇者「んぁっ、はっ、ゃ、んむっ、はぁっ、まっ、んんっ、あっ」
女勇者(さっき…より、激し…息が…できな…い…酸欠…に…)
女勇者「はぁ、まっ、んむっ、ぷはっ、まって、い、んんっ、はぁっ、いきがっ」
魔王「ん…ちゅう…ぷはっ…ふむ、そうか」クイッ
女勇者「ぷはぁっ!…はぁっ!ぜぇー…はぁっ…ぜぇー」
女勇者(こんど…こそ…おわっ…)
魔王「おいおい、気を抜くにはまだ早いぞ?」ガシッ
女勇者「…ぅ…え?」
魔王「どこをどう責めれば、そちがより感じるのか…だいたい分かってきたぞ。次からはもっと的確にシテやるわ」
女勇者「あ…ぅあ…」
女勇者(こいつが…ボクを生かして、こんなところに連れてきたのは…辱しめるため…)
魔王「それにコレだけでは満たされまい…体の方も疼いてきたじゃろう?案ずるな、隅々まで存分に可愛がってやろう」
魔王「では…覚悟せい?」ジュルリ
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--
-
女勇者「…………ぅ」ムクッ
女勇者「…ん……ぁ゙…?」ジャラッ
女勇者(…あれ、ボク…何して…)
女勇者(そ、そうだ…このベッドで…1日中…魔王に犯されて…気絶したんだ…)
女勇者「……」キョロキョロ
女勇者(魔王は…いない…)
女勇者「……?」ジャララッ
女勇者(ベッドの脚とボクの両腕が…鎖で繋がれてる…)
女勇者(ボクが逃げないように…?どうせ…この部屋からは出られないのに…これじゃあ、痒いところも掻けない…)
女勇者「うぅ゙…げほっ、げほっ…」
女勇者(喉が痛い…何度もイカされて…大きな声をだしたから…)
女勇者「…………」ジャラッ
女勇者(魔王にされるがままで、ろくに抵抗もできなかったなんて…情けない…)
女勇者(こんなみっともない格好…皆には見せられないな…)
・・・ガチャッ・・・ギイィ
女勇者「…っ」ビクッ
女勇者(魔王…?!)
側近「………」スタスタ
女勇者「おまえ゙は…側近…」
女勇者(手に何か持ってる…コップ…?)
側近「…どうぞ」スッ
女勇者「…飲め、ってこと?」
側近「はい」
女勇者(コップの中身は…水に見えるけど…)
女勇者「…冗談じゃな゙い…魔物のほどこしなん゙か…」プイッ
側近「…ですが、魔王様の話を聞く限り…昨日は随分と汗をかかれたご様子。それに、悲鳴のような嬌声をあげていたので、喉を痛めているはずです」
女勇者「っ……」カアァ…
女勇者(でも確かに…いざというときに脱水症状を起こしたりしたら…逃げられるものも逃げられなくなるし…)
女勇者「分かったよ…飲む゙よ…」
女勇者「けど…腕がこんな゙んだから…お前が…飲ま゙せてよ」ジャラッ
側近「はい。…どうぞ」スッ
女勇者「んっ…ごくっ…ごくっ…」
女勇者(冷たい…美味しい…喉が潤う…)
側近「…焦らずゆっくり飲んでください」
女勇者「ごくっ…ごくっ…ぷはっ」
側近「おかわりはいりますか?」
女勇者「……いや、いい」
側近「そうですか」コトッ
女勇者「………」
側近「………」
女勇者「……魔王はどうしたんだ?」
側近「新たな勇者一行が攻めてきたので、その相手をするために魔王の間へ」
女勇者「お前は行かなくていいのか?」
側近「今度の勇者は貴女より数段劣ります。魔王様の敵ではないかと。それに…」
女勇者「……?」
側近「私は魔王様の命令でここにいます」
女勇者「魔王の命令…じゃあ、お前もボクを犯すつもり…」
側近「いえ」
女勇者「だったら、何を命令されて…」
側近「…昨日の話を、聞かせて下さい」
女勇者「昨日の?」
側近「はい。例えば…最初は魔王様に何をされましたか?」
女勇者「な、何でそんなこと話さなきゃ…このベッドに押し倒されて、キスをされたけど…」
女勇者(ん…?え、あれっ??)
側近「それは、どんなキスでしたか?」
女勇者「え、あ…はじめはただ唇を重ねただけの、普通のキスをされた。でも、すぐに魔王の舌がボクの口の中に入ってきて…ほっぺの内側とか、歯茎とか…まるで、ボクの唾液を全部舐めとるみたいに動かしてきて…」
女勇者「それが凄くくすぐったかったから、ボクの舌で押し退けようとしたんだけど…逆に魔王の舌に絡めとられちゃって…」
女勇者(な、な…なんだこれ!?ボクの口が勝手に動いてる?!)
側近「そのキスは…気持ちよかったですか?」
女勇者「そんなわけ…ぅ…あっ、うん。はじめは苦しくて嫌だったんだけど…ボクが舌の裏側を舐められるのに弱いって魔王に気付かれてからは、そこばっかり責められちゃって…うまく喋れなくなっちゃうくらい気持ちよかったよ………ぇ、あっ…」カァァア…
女勇者(なっ…)
側近「そうですか」
女勇者「う、うわぁああっ!ち、違う!そんなこと、ボクはこれっぽっちも…」
側近「顔が真っ赤ですね、恥ずかしいんですか?」
女勇者「ち、違っ…あっ…うぐぐ、あ、当たり前だよ。だって、あんな恥ずかしいことを言わされたんだもの……なんなんだこれ!?」
女勇者(質問されたら…口を閉じようとしても、無理矢理喋らされる…!)
女勇者「ま、まさかっ……さっきの水…」
側近「察しがいいですね」
女勇者「お前っ…ボクに何を飲ませた…!!」
側近「秘薬を二種類ほど」
女勇者「秘薬だって…?」
側近「1つは私が調合した告白薬。“聞かれたことに必ず答えさせる薬”です」
女勇者「告白…薬…」
女勇者(聞いたことがある…確か、高位の賢者や錬金術師じゃないと作れない、貴重な薬だって…)
側近「効果は半日ほど続きます。その間は、思うように喋ることができないと思いますので、そのつもりで」
女勇者「ぐ、くっ……」
女勇者(迂闊だった!やっぱりあの水は飲むべきじゃなかった…。しかも、腕が自由に使えないこの状況じゃ、質問を聞かないように耳を塞ぐこともできない…!)
女勇者「ボクを騙したな…」キッ
側近「騙したとは失礼な。別に私は、あれが普通の水だと言った覚えはありません」
女勇者「うぅ……ん?待てよ…そういえばさっき、“秘薬を二種類ほど”って言って…」
側近「はい、それは言いましたが」
女勇者「なら、告白薬の他にいったい何をっ…」
側近「残念ながら、質問をするのは貴女ではなく私の方です。キスの後は、魔王様に何をされましたか?」
女勇者「な、待って…ん、ぅう…その、後はぁ…お、おっぱいを揉まれたんだ」
側近「その時の事をできるだけ詳しく話してください」
女勇者「そんなこと聞かっ……ぁ、ボクはキスの余韻で、仰向けになって脱力してたんだ。そしたらいきなり魔王がボクの胸を掴んできて…驚いて変な声出しちゃったよ。だから、『ずいぶん可愛らしい声をあげるではないか』って、魔王に笑われたんだ。ボク…恥ずかしくて悔しくて、自分の指を噛んで必死に声をあげないようにしたんだけど……」
女勇者(これじゃあ、ボクが何を飲まされたのかわからない…で、でも特に異変があるようには思えないけれど…)
側近「続けて」
女勇者「すごく気持ちよかったんだ。今までサラシをしてたから、おっぱいはあまり触った事がなくて、耐えられなくなっちゃって…魔王の腕を掴んでおっぱいから引き剥がそうと思ったんだけど、ビクともしないんだ。そんな強い力で掴まれてるのに、魔王の指が一本一本動く度にボクは喘ぎごえをあげて……」
女勇者「……お、おい!こんなこと言わせて」
女勇者(くそっ…変なことを言わせるから、体が熱くなってきた…)
側近「その後は?しっかりど思い出して、ちゃんと話して下さい」
女勇者「このっ…うぐ、むむむ…し、しばらくそんな風に胸を揉まれたり、乳首を弄られたり……おっぱいを吸われたり。やっとボクが慣れてきた頃に、魔王に魔法を使われたんだ。」
側近「それはどんな魔法ですか?」
女勇者「もともと魔力を吸収する魔法、らしいんだけど…魔王のやつ、その魔法を自分好みに改造してたんだ。『これは、相手の体内で魔力を別の物質に変換して、体外に排出される魔法じゃ』って言われたときには、何をするつもりなのかわからなかったんだけど…」
女勇者(へ、変だな…体はどんどん熱くなるし、なんか…体がむずむず…する)
女勇者「魔王がその魔法を唱えた途端に、おっぱいが急に重くなったていうか、張るような感じがしたんだ。不思議がってるボクなんかには目もくれずに、魔王はまた胸を掴んだんだ。そしたら……」
女勇者「ミルクが出たんだよ、ぴゅーって。だから、魔王はボクの魔力をミルクに変換してたんだ。それにもビックリしたんだけど、一番ビックリしたのは…おっぱいを搾られると、物凄い快感が走るんだ」
女勇者(お、おかしい…いくらなんでも…熱すぎ…)
女勇者「はぁ…乳首からね?ミルクが勢いよく搾り出される度に、身体中の力も一緒に抜けていくみたいな、はぁっ…そんな感覚…。魔王に『魔力がどんどんなくなっていくぞ?』って言われて、我に返って我慢しようとしたんだけど、全然駄目で…はぁ…」
側近「苦しそうですね、大丈夫ですか?」
女勇者「大丈夫じゃ…ない…はぁ…なんだ、かさっきから…体が熱くて…息も…はぁ…」
側近「他には?」
女勇者「ほ、他に?はぁ…はぁ…そんなこと、言われても…はぁ…あ、えっと…むずむず…する…かな」
側近「それは、むずむずするのは…体のどのあたりですか?」
女勇者「ぅ…お、おっぱいと…はぁ…それから…んんぅ…ぁ…こ…」
側近「胸と、それから?分かるように言って下さい」
女勇者「あ…あそこ…」
側近「あそこ?それは…どこのことですか?」
女勇者(こいつ…分かってて聞いて…!)
女勇者「やだっ、言いたくなっ…んんっ…ま、ま…こ…」
側近「?」
女勇者「ま、まん…こ…」
側近「そうですか、わかりました」
女勇者「うぅ…はぁ…なんで、わざわざこんな…はぁ…嫌がらせみたいなこと…はぁっ…そ、それよりっ…」
側近「?」
女勇者「か、体っ…疼いて…まさか、ひ、秘薬って…」
側近「はい。あの水には…告白薬と媚薬を混ぜました」
女勇者「媚薬…」
側近「それも、上級淫魔達が使う特別強力なものを」
女勇者「そ、そんなものっ…はぁっ…飲ませて…やっぱり…はぁ…魔王みたいに…はぁ…ボクを犯すつもり…はぁ…なんだろ…」
側近「いえ」
女勇者「はぁっ…はぁっ…?」
側近「私は、そのようなことは」
女勇者「はぁっ…じゃあ、何を…」
側近「…話の続きを、しましょうか。胸を搾られた後は?」
女勇者「はぁっ…?はっ…そ、その後は…はぁっ…」
---------
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--
-
魔王は♀です!
ちなみに側近も♀です!
わかりづらくてごめんなさい…
なんかごめん
女勇者「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
側近「どうしました、口が止まっていますよ」
女勇者「こっ…これいじょおっ…はぁっ…昨日のことっ…おもいださせないでっ…はぁっ」モジモジ
側近「駄目です…その後は?」
女勇者「あっ…はぁっ…ナカ、ぐちゅぐちゅって…か、かき回されっ…はぁっ…な、何回もっ…ボクっ、イカされてっ…」
女勇者(体の疼きがどんどん激しくっ…昨日のことっ…思い出させられてっ…)
女勇者「ううぅっ…はぁっ…!」ジャラッ
側近「ずいぶん、鎖が嫌そうですね」
女勇者「はぁっ、はぁっ…はっ」ジャラッ…ジャラッ
女勇者(この鎖さえなければっ…手がっ…自由ならぁっ…)
側近「そろそろ薬の効果がピークになってくる頃ですか?今なら秘部を軽く撫でただけで…いえ、もう体に触れただけでも絶頂してしまうほど出来上がっていますね」
女勇者「ふざけっ…はぁっ…うぁっ…はっ…あああっ…」ジャラッ
側近「両足を必死に擦り合わせて…そんな僅かな快感を欲するなんて、健気です」
女勇者「ううぅ…はぁっ…はあっ…」モジモジ
女勇者(今アソコに触れたら…どんなに気持ちよく…だ、駄目だっ…な、なに考えて…自分でするなんて…はしたないことっ…)
側近「さて、次は何を聞きましょうか?一番気持ちよかったこと…恥ずかしかったこと…いろいろ有りますね」
女勇者「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
側近「では次は…」
魔王「…今戻ったぞ」ガチャ
女勇者「まっ、魔王…!!」
側近「…お疲れ様です。お怪我は…」ペコリ
魔王「ない。ふん、まだこやつ一人の方が手強かったわ」
女勇者「はぁっ…はぁっ…」
魔王「ところで、昨日はよく眠れたか?女勇者よ…」ニヤニヤ
女勇者「はぁっ…だっ…黙っ…んっ…うんっ…はぁ…眠れたよ…腕に鎖を巻かれてたなんて、気付かなかったもの」モジモジ
女勇者(ま、まだ告白薬の効果が続いてる…!)
魔王「…ん?いやに素直じゃな」
側近「…御命令通り、下準備をしておきました」
魔王「…おぉ、そういうことか。しかし、くくっ…はははっ!それは不憫じゃなぁ、女勇者」
女勇者「ば…はぁっ…馬鹿にしてっ…」
魔王「側近に昨日のことを聞かれたのじゃろう?くくっ…あのようなことを…ふふっ、自ら言わされて…はははっ!」
女勇者「わっ…わらうなぁっ…!!」
魔王「はははっ…はぁっ…いやぁ、すまんすまん
女勇者「はぁっ…そ、それよりっ…」
魔王「?」
女勇者「ま、またボクを…はぁっ…犯すつもりなんだろっ…なら…はぁっ…さっさとやれよっ…」モジモジ
魔王「なんじゃ…流石の女勇者も淫魔どもの媚薬を使われては、正直にならざるをえないようじゃな」
女勇者「ちっ…違う!はぁっ…ボクはただ…嫌なことはっ…はぁ…早く済ませたいだけでっ…」モジモジ
魔王「くくく…それならば本心はどうなのか、質問して答えさせてやってもよいところじゃが…」
女勇者「はぁっ…はぁっ…」
魔王「そうじゃな、ならば…」
1.さらに焦らす
2.このまま犯す
以降、3つコメがついた方で
コメントありがとうm(__)m
書いてくる
魔王「おい側近」
側近「はい」
魔王「服を脱げ」
女勇・側近「!?」
側近「…私が、ですか?」
魔王「うむ」
側近「…承知しました」ヌギッ
女勇者「お、おい魔王!」
魔王「なんじゃ?」
女勇者「ボクのことはっ…」モジモジ
魔王「わらわはなにも、嫌がる相手を無理矢理抱くつもりはない」
女勇者「でも昨日は…はぁっ…あんなにっ!」ジャラッ
魔王「昨日はそちも悦んでいたと思ったのじゃが…わらわの勘違いだったようじゃ」ニヤニヤ
女勇者「な、なっ…」
側近「…魔王様」
魔王「うむ…そちもなかなか良い体をしておるな」
側近「…恐縮です」
魔王「では、これを飲んでもらおうか」スッ
側近「こ、これは…」
魔王「そちが女勇者に飲ませた媚薬…の、原液じゃ」
側近「原液…ですか」
魔王「ほれほれ、早くせんか」
側近「……はぁ」クイッ
魔王「うむ、それでいい」
側近「んっ…んっ…はぁ…つ、次は何を?」フラッ
魔王「後はわらわに身を任せるだけで良い」ギュッ
側近「ッ!?」ビクビクッ
魔王「くくく、抱き締めただけでこの反応か」ギュウッ
側近「あッ…はッ…お、お待ち下さい…魔王様っ…」プルプル
魔王「可愛い奴め、頬擦りしてやるぞ」スリスリ
側近「~~ッ!」
魔王「もう立っておるのも辛そうじゃな…ベッドに上がれ」
側近「しかし…ベッドには…」プルプル
魔王「女勇者に覆い被さるように四つん這いになるのじゃ」
側近「し…承知…しました」ギシッ
女勇者「…!!」
女勇者(側近の顔が目の前に…)
女勇者(すっかり顔が赤くなって…まるで熱にかかってるみたいだ)
側近「ふー…ふー」フラフラ
魔王「間違えても女勇者に倒れかかるなよ?」
側近「し、承知しました…」
魔王「よしよし、いい返事じゃ」クチュッ
側近「くふッ……!!」ビクッ
魔王「もうすっかり濡れておるな…指がいとも容易く入っていくぞ」ヌチュ…ヌヌヌッ
側近「んッ…くぅ…」ブルブル
魔王「顔を背けるでないぞ、側近。自分がどんなに情けない顔をしているか女勇者にちゃんと見てもらうのじゃ」クチュクチュ
側近「しっ…承知…しま…ぁッ!…しまし、たぁ…」
魔王「くくく…良かったなぁ女勇者。わらわにそんな顔を見せることにならなくて…」ヌチュッ…クチュクチュ
側近「ふぁッ…!んぅ…んんッ!」
女勇者「………っ」
女勇者(こいつ…さっきまであんなに凛々しかったのに…今は涙目で、口から涎を垂らして…)
女勇者(凄く…気持ち良さそう…)
側近「あッ…ひっ!…ま、魔王様ッ…そ、そこはっ…」
魔王「突起を擦られるのが良いのじゃな?なら、じっくり可愛がってやらねばな」クチクチ
側近「やッ…ああぁっ!まっ、魔王様ぁ…!む、無理、無理です!!あッ…わたしッ…ひぁ!」 ガクガク
魔王「そうら、とどめじゃ…ちゅっ…ぺろぺろ」
側近「あ…あ゙ッ…あぁぁぁあっ!!」プシャァッ
魔王「んッ…わらわの顔に潮など吹きおって…無礼な奴じゃ」ペロリ
側近「ひぅ…ひっ…もっ…もうひわけ…ございませ…」ヨロッ
女勇者「た、倒れっ…」ビクッ
魔王「おっと…ふふっ、気絶しおったか」ガシッ
側近「……」カクッ
魔王「女勇者には倒れかかるなと言っておいたのに…これは仕置きが必要じゃな」ニヤリ
女勇者「お、おい…ま、魔王…ボクはっ…」モジモジ
魔王「なんじゃその顔は…まさかこやつの次は自分の番だとでも思っておったのか?」
女勇者「そ、そういうわけじゃ」
魔王「悪いが、わらわはこれから不出来な部下の教育をしなければならぬのじゃ。そちの相手などしている場合ではない」
女勇者「そん…な…」
魔王「直に告白薬と媚薬の効果もきれるじゃろ。よっ…じゃあの、女勇者」ヒョイッ…ガチャ
女勇者「あ…うぁ…ま、まてっ!」
女勇者「う……うぅ…」ジャラッ
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-
ご飯…!!(゜ロ゜;
そういえばトイレも…!!
女勇者「…………」モジモジ
女勇者(あれから…どれくらい時間がたっただろう…)
女勇者「…………」モジモジ
女勇者(こうすると…足…擦れて…少し…気持ちいいな…)
女勇者(媚薬の効果が切れて…体の疼きはだいぶおさまった…けど…)
女勇者「…………」モジモジ
女勇者(やっぱり…こんなんじゃ…全然…物足りない…)
女勇者(魔王に犯されたときは…あんなに…)
女勇者「…………」ジャラッ
女勇者(…指が…使えたらなぁ…)
女勇者(いや…使えなくても…魔王がボクを犯せば…)
女勇者(だ…駄目だ…ボク…また、そんなこと考えて…)
女勇者(…あれ…でも…何で…駄目なんだろう…)
女勇者(魔王は…ボクに…気持ちいいことをしてくれるのに…)
ガチャッ ・・・ギイィ
女勇者「…!」
魔王「よう…女勇者」
女勇者「今度は…なにをしに来たの…?」
魔王「…ふふっ、側近の教育も終わったのでな…食事を用意してやろうと思ってな」
女勇者「ご…はん…?」
魔王「そうじゃ。そちは昨日から何も口にしていないじゃろう」
女勇者「う…うん…」
魔王「このままではいくらそちでも飢え死にしてしまう…それは、わらわも困るのじゃ」
女勇者「そう…なんだ…」
魔王「じゃから…」
魔王が用意した食事
1,普通の手料理
2,ローパーの体液
3 ,その他
以降、3つコメがついたもので
魔王「遠慮せず食うがよい」パチンッ
ボンッ
女勇者「う、うわっ!」
女勇者(いきなり鍋と食器が目の前に出てきた…)
魔王「調理場にあったものを適当に集めて煮ただけじゃが…味は補償するぞ?」カチャカチャ…
女勇者「て、手作り…?」
魔王「そうじゃ…ほれ、食わせてやるから口を開け」スッ
女勇者「………ぅ」
女勇者(一口サイズの根菜と…分厚いベーコンが入ったスープ…)
女勇者(湯気がたって…香ばしい匂いがするけど……)
女勇者「う……うぅ」
魔王「警戒しておるな?また怪しげな薬が入ってないかどうか…」
女勇者「………」
魔王「ならば…ぱくっ」
女勇者「……!」
魔王「モグモグ…ごくん…うむ、われながらいい出来じゃ」
女勇者「………」
魔王「で…どうだ女勇者、わらわの様子が何か変わったか?」
女勇者「う……」
魔王「なんじゃ、一口だけでは信用できぬか。仕方ない、もう一口…」カチャッ
女勇者「た、食べるっ…食べるよ」
魔王「ふふっ…それでよい。ほれ、あーん、じゃ」スッ
女勇者「あ…あ…ん……んっ……」パクッ…モグモグ
女勇者(…美味しい)
魔王「ふふん…ほら、もっと食べるがよい」カチャ…スッ
女勇者「あむっ…」パクッ…モグモグ…
女勇者(とろとろの野菜……弾力のあるベーコン…)
女勇者(琥珀色のスープは、コショウがきいてピリッとして…)
女勇者「はふっ…んむっ」モグモグ…パクッ
魔王「よほど腹が減っていたようじゃな…小皿によそった分がもう空じゃ。おかわりは…」
女勇者「い、いるっ…ほしい…!」カ ゙チャン
魔王「……そうかそうか。構わん、好きなだけ食うがよい」カチャカチャ
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女勇者「あむっ…はぁ…」ゴクン
魔王「完食じゃな。ほれ、水じゃ…これもわらわの毒味が必用か?」スッ
女勇者「ん…大丈夫…ごくっ…ごくっ…ぷはっ」
魔王「顔をこっちに向けろ、口元を拭いてやる」フキフキ
女勇者「んむっ…んっ…」
魔王「…よし、もういいぞ」
女勇者「…ま、魔王」
魔王「なんじゃ?」
女勇者「なんで…ボクに…こんなこと…」
魔王「…ふふ…そんなものそちを気に入っているからに決まって…ん…いや、違うな」
女勇者「…?」
魔王「わらわはそちを…好いておる…からじゃな」ギシッ
女勇者「なっ…」
魔王「強く、凛々しく…それでいてこんなにも可愛らしいそちの事を、わらわは好いておる……なぁ、女勇者…」ギシッ
女勇者「な、なに…?」
女勇者(魔王の顔が…近い…それに、ボク…なんでこんなにドキドキして…)
魔王「そちは…わらわのことが嫌いか?」
女勇者「そ…そんなの…当たり前、だよ…」
魔王「何故?」
女勇者「だ、だって…ボクは…勇者だから…」
魔王「勇者だから…なんじゃ?そち自身は、わらわを手ずから殺さねばならぬような恨みでもあるのか?」
女勇者「そ、それは…」
魔王「違うじゃろ。そちは…ただ女神に選ばれた勇者の1人というだけじゃ」
女勇者「で、でもっ…ボクの仲間を…」
魔王「ああ、殺した」
女勇者「だったら…!」
魔王「…女勇者よ、死ぬ感覚とはどういうものなのじゃ?わらわは…死んだことなどないから解らぬのじゃ」
女勇者「…っ!馬鹿にして…」
魔王「馬鹿になどしておらぬ…わらわはな、殺されれば死ぬのじゃよ」
女勇者「?………あっ」
魔王「そう…死ぬ。魔族はそちと違って復活など…生き返ったりなどしないのじゃ…見ろ」ヌギッ
女勇者「…………!」
魔王「あと少しわらわの防御が遅れていたら、この傷は首まで達し…致命傷じゃ。惜しかったな、女勇者」
女勇者「あ…ぅ…」
女勇者(それじゃあ…そんなの…)
魔王「そちもそちの仲間も、死にたくはないのじゃろう。しかしな、わらわはそれ以上に死にたくないのじゃ…だから殺した」グイッ
女勇者「うわっ…」ボフッ
魔王「それは…おかしなことなのか?」ギシッ
女勇者「う…ぅ…」
魔王「…女勇者…わらわのことは…嫌いか?」ズイッ
女勇者「ま、まお…」
魔王「んっ…」チュッ
女勇者「んむっ…」
魔王「んん…む…んぅ…んっ…」
女勇者「ん…んむ…んん…」
女勇者(最初と違う、優しいキス…)
魔王「ちゅっ…はぁ…」
女勇者「ん…はぁっ…はぁ…」
魔王「…この城に住め、女勇者よ…悪いようにはせん…出来るだけ願いも叶えてやるぞ」
女勇者「…ぅ……ぅぁ…」
女勇者(……ボクは)
女勇者「……て…」
魔王「?」
女勇者「ボクを犯して……魔王…さま…」
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魔王「………」スタスタ
側近「…ま、魔王様!」タタタ
魔王「おお、側近」
側近「寝室におられないので焦りました…それより…」
魔王「分かっておる。また新たな勇者が乗り込んできたのじゃろう?」
側近「…はい」
魔王「勇者の方はわらわが適当に片付けておくから、そちは女勇者の鎖を外しておいてくれ」
側近「鎖を…?」
魔王「うむ…もう必要なくなったのでな……ああ、忘れるところじゃった。コレ、借りていたので返すぞ」ヒョイッ
側近「……?」 パシッ
魔王「当然じゃが、それは元々そのつもりの者には効かないようじゃな。…では行ってくる」スタスタ
側近「ま、魔王様っ…惚れ薬なんて一体何に…」
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僧侶「はぁっ…はぁっ…」ザッザッ
戦士「大丈夫か、僧侶?」
僧侶「はぁっ…大丈夫、です」
魔法使い「ねぇ二人とも!見えたわ、魔王の城よ!」
戦士「ようやくここまで来たか…女勇者の奴、無事だといいが…」
僧侶「私たちが死んで1ヶ月…女勇者ちゃん、ずっとあの城で…1人で…うぅっ」グスッ
魔法使い「僧侶…」
僧侶「ごめんなさい…私…ひぐっ…また死ぬのが怖いなんて言って…ずっと…ずっと部屋に閉じこもって…」
僧侶「私がこんな…臆病じゃなければ…もっと早くここまで…」シクシク
戦士「…馬鹿野郎、お前は臆病なんかじゃねぇよ。現に女勇者を助けにここまで来たんだろ?」
戦士「お前の回復魔法がなけりゃ、俺たちはここまでこれなかったぜ」
魔法使い「…そうよ。それに、きっと女勇者ちゃんだって許してくれるわ」
僧侶「ひぐっ…はいっ…」
戦士「…さて、ここまでかなりのペースで進んできたんだ。みんな疲れが溜まってる…今日はゆっくり休もう」
戦士「そして明日は…女勇者を助けに魔王の城に乗り込むぞ」
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