黛「先生、彼女出来たんですか?」 (5)

黛「信じられない…
こんな性悪で金に汚くて最底辺の人間性しか持っていない横分けゴミ人間と付き合う女性がいるなんて…」

小御門「失礼だなあ黛君
私は未だかつて敗けを記録したことのない伝説の最強弁護士だ
どこに女にホレられない要素があると言うんだ」

黛「先生のその最低な人間性です」

小御門「最低とは聞き捨てならないな
この世には宇宙の起源も自分達で世界中で強姦をはたらき歴史をねつ造して謝罪を求めることしかしない人間もいるのに
それでも私の人間性が底辺だと?」

黛「彼等は人間ではなく人間の真似をしている猿人類でしかないので
そんな人たちと比べないでください」

小御門「口をわきまえろがに股
ここはフジテレビだぞ」

黛「すいません」

黛「でも やっぱり分からない
先生にホレる女性の心理が…私自身でも分からない」

小御門「君には分からないだろうね
私にホレる賢くセンスの良い人間の考え方な…ん?

小御門「黛君 君今なんと言った?」

黛「先生にホレる女性の心理が分からないと」

小御門「いや、その後だ」

黛「…私自身でも分からない、と」

小御門「おいおい随分意味深そうな発言をしてくれるじゃないか
君の冗談にしては上出来だ
服部さん座布団一枚持ってきて」

黛「冗談じゃないんです
私 気付いたらずっと先生のこと好きだったんです」

服部さん(持ってきた座布団隠す)

小御門「誉めてやったからって
冗談を突き通すのは面白くないな
服部さん黛君の座布団全部持ってって」

黛「冗談じゃ無いんです…
私 本気で先生のことが好きなんです」


小御門「何故そうなった笑
君はミスターウィンウィンとウェイウェイな関係だったんじゃないのか」

黛「羽生くんはたしかにとてもいい人でした
先生よりもイケメンで優しくて純粋で
全てにおいて先生に勝っていました」

小御門「ならば何故私にホレた
君自身で言っていただろう
私は金に汚くて最低の人間性しか持っていないと」

黛「それが分からないんです!
どうして私がこんな金に汚くて人間性最低の横分け野郎のことを好きになってしまったのか」

びっくりするほど誰も見てくれないもんだな

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