春香「ヒントはね～私たちに馴染みの深いことだよ」

優「うーん……あっそういえば今日は高橋名人の誕生日だよ！」

春香「……」

優「あれ！？もしかして間違えた！？」

春香「いや知らないよ高橋名人の誕生日なんて！」

春香「高橋名人の誕生日が私たちに馴染みの深いことなわけないじゃん！」

優「じゃあ一体なんだって言うのさ！」

春香「もう、怒らないでよ優ちゃん」

春香「正解は……」


ちゅっ


優「！」

春香「キスの日でした！」

優「ずるいよ不意打ちなんて……」

優「それにこんな道端でするなんて……」

春香「やっぱり恥ずかしいの？」

優「あ、あたりまえだよ！春香は恥ずかしくないの！？」

春香「私には優ちゃんしか見えないから恥ずかしくないよ！」

優「」ﾌﾟｼｭｰ

春香「でも優ちゃんは恥ずかしいみたいだから続きはまた後でにしよっか」

優「ダメ！今しようよ！」

春香「今日は積極的だね優ちゃん」

優「春香がいきなりキスするからだい！」

春香「そうだね、私のせいだよね」

春香「だからしっかり責任とらなきゃ」ﾁｭｯ

優「んっ……ちゅ……春香ぁ……」

春香「は……ん……好きだよ……優ちゃん……」

優「私も……ん……好き……」



この日、二人は二時間の大遅刻をしたという

次はコトしずです

しずく「ねえコトネ」

コトネ「どうしたのしずくちゃん」

しずく「今日は何の日か知ってる？」

コトネ「うーん……今日は5月23日だから……骨密度の日？」

しずく「何その無理やりな当て字……」

コトネ「じゃあ正解は何なの？」

しずく「今日はね……キスの日らしいよ」

しずく「あとラブレターの日でもあるみたい」

コトネ「つまり今日は恋人たちの日ってことだね」

コトネ「……私たちみたいな」

しずく「親戚同士で……女の子同士で……そして恋人」

コトネ「障害はいくらでもあるよね」

しずく「でもコトネと一緒なら乗り越えていける」

コトネ「しずくちゃんと一緒ならどこまででも行ける」

コトネ「だから……」ﾁｭｯ

しずく「ふぁ……ん……」

コトネ「んっ……好きだよ……しずくちゃん……」

しずく「んぅ……私も……大好き……」ﾄﾛﾝ

コトネ「うん……知ってる……」

コトネ「しずくちゃんって本当可愛いよね～」

コトネ「何回キスしてもりんごみたいに顔真っ赤にしちゃうんだもん」

しずく「コトネはドキドキしないの……？」

コトネ「確かめてみる？」ｷﾞｭｯ

しずく「ちょっと何すろのさ…」

コトネ「ね？ドキドキしてるでしょ？」

しずく「だからって胸触らせなくたって……」

コトネ「ねえ明日どこか行こうよ、土曜日だし」

しずく「コトネは行きたいところあるの？」

コトネ「しずくちゃんと一緒ならどこでもいいよ～」

しずく「私もコトネと一緒なら……」

コトネ「それじゃ決まんないよ～、まあ適当にどっか行こうよ」

しずく「じゃあそうしよっか」

コトネ「じゃあお休み、しずくちゃん」ｷﾞｭｯ

しずく「お、おやすみ///」



コトネ「すー…すー…」

しずく（コトネに抱きしめられてたら……寝れないよ……）


おしまい

ラストは楓ゆず

ゆず「なあ楓ー」

楓「どうしたー？」

ゆず「今日なんかの日だった気がするんだけど……なんだったっけ？」

楓「おお、まさかゆずからその質問がくるとは」

ゆず「えっ、何の日なの？」

楓「坂上田村麻呂の忌日」

ゆず「いや、それなら記憶にも残んないはず」

楓「天国の坂上さんに失礼じゃないか」

ゆず「そう言われても……なんだっけなあ？」

楓「やっぱこれじゃなかったか」

ゆず「そう思ってたなら最初からそう言えよ」

楓「……今日はキスの日だよ」

ゆず「キ、キスの日……///」

楓「キスって聞いただけで赤くしちゃって、ゆずはかわいいなあ」

ゆず「う、うるさいな」

ゆず「キスといってもお互い彼氏もいないし縁ないよな～」

楓「相手は彼氏だけとは限らないよ？例えば春香と優とか」

ゆず「だからそれは無いって！楓は考えすぎだよ」ｹﾗｹﾗ

楓「……」

ゆず「それより昼ご飯買いに行こうよ」

楓「ごめん今日生徒会の集まりあるんだよねー」

ゆず「あ、そうなんだ、頑張れよ」

楓「ちょっとゆずこっち来てー」

ゆず「どうしたー？」

ちゅっ


楓「じゃ、行ってくるねー」

ゆず「」ﾊﾞﾀｯ

春香「ゆずちゃん！？ゆずちゃーん！？」


おしまい