しずく「なんでもないコトネとの日常」 (33)

◆桜TrickSSです
◆誰も書かないので書いた

チュンチュン

しずく「ん……朝か……」

しずく(…………さむい)ブルッ

コトネ「ぐー…………」

しずく「…………」ゴソ

しずく(まだ6時か……ならもうちょっと……)モゾモゾ

コトネ「ここで寝たら、寝坊しちゃうよー?」

しずく「っ!お、起きてたんだ……」

コトネ「さっきね」

しずく「えっと……お、おはよう、コトネ」

コトネ「ふふ、おはよ、しずくちゃん」

コトネ「今日はしずくちゃんの方が早かったね」

しずく「なんか問題あるの?」

コトネ「いやー?でももし寝てたらほっぺたにちゅーしよっかな、とかさ」

しずく「っ!///」カァァ

コトネ「ふふふ、しずくちゃん、顔赤くなってるよ」

しずく「こ、コトネのせいでしょ……」

コトネ「昨日はもっと赤かったもんねー」

しずく「そ、それは今関係ないから……それより寒いし制服着ようよ」

コトネ「うん」

……

しずく「行ってきまーす……うわ、今日寒いね」

コトネ「そうだねー、でもしずくちゃんはマフラーしてるから平気でしょ?」

しずく「暖かいけど、やっぱり寒いものは寒いよ……」

コトネ「ふーん?」ギュッ

しずく「きゃっ!こ、コトネ……!?」

コトネ「こうすれば暖かいでしょ?」

しずく「あ、あの、ここ公の場だから……」

コトネ「大丈夫大丈夫、今は私達しかいないし」

しずく「そ、そういう問題じゃ……」

コトネ「あれ、じゃあやめたほうがいい?」

しずく「や……やめないで……///」

コトネ「ふふーん♪」

コトネ「でもこれじゃあ動けないよねー」パッ

しずく「あっ……」

コトネ「うーん、どうしよっか?」

しずく「えっと……その……」

コトネ「うん?」

しずく「て、手を繋ぐくらいだったら……いいかも……」

コトネ「ふふふ、いいよ」

ギュッ

しずく「で、でも、二人の時だけだからね!人が見えたら離すからね!///」テレテレ

コトネ「大丈夫大丈夫、分かってるって」ニコニコ

~学校~

コトネ「みんな、おはモニー!」

しずく「おはよう」

春香「あ、コトネちゃん、しずくちゃん、おはよー」

優「おはよー、今日は一緒に登校したんだ」

コトネ「ふふふ、今日は君たちみたいに仲良しで登校したよー」

しずく「そ、そんなことは春香ちゃんたちに教えなくていいでしょ……もう」スルリッ

春香「あっ、しずくちゃん首に……あ」

しずく「えっ?なに?」

春香「な、何でもないよ///」

しずく「?」

楓「みんなおはよー、ん?なんで春香赤くなってんの?」

~授業中~

…デアルカラシテ、カレハトベイシ、クリーブランドトマイナーケイヤクヲ…

しずく(はー……)

コンッ

しずく「…?」

しずく(これは、紙飛行機……授業中に?) ガサガサ

「帰りにクレープ食べに行こうよ」

しずく「…………」キョロキョロ

コトネ「」フリフリ

しずく(コトネか……全く、授業真面目に聞いてるのかな?)

しずく(でも……クレープは楽しみだなあ……えへへ……)

…ソシテ2008ネンニホッカイドウニホンハムファイターズニ……

~昼休み~

ゆず「やっと昼休みだ~」

楓「なんでそんな疲れてんの?」

ゆず「だってさっきの授業よく分かんないんだよ~楓は分かったの?」

楓「う……な、なんとなくかな」

ゆず「なんとなくってどっちだよー!」

楓「どっちでもいいだろっ!」

ギャーギャー

春香「仲良いねえあの二人」

優「そっかな……あ、しずくちゃんとコトネちゃんお弁当一緒だ!」

コトネ「ふふふ、朝しずくちゃんと一緒に作ったんだ」

しずく「そ、そういうこと言わなくてもいいじゃん……///」

春香「いいなー、そういうの羨ましいな!私も優ちゃんと一緒にお弁当作りたい!」チラッ

優「う……じゃあ今度しようね」

春香「やったー!優ちゃーん♪」ギュッギュ

優「ちょ、い、今メロンパン食べてるから後にしてよっ!」

イチャコライチャコラ

コトネ「あの二人ほんと仲良いね」

しずく「そうだね……あ、そういえばコトネ、なんでわざわざ授業中に紙飛行機なんか飛ばしたの?」

コトネ「え?そりゃあさ……」

しずく「?」

コトネ「しずくちゃんが手紙を受け取って喜ぶ顔が見たかったからだよ」

しずく「なっ…///」カッ

コトネ「放課後一緒に行こうね」

しずく「う、うん///」

~放課後~

ジャーマタアシタネー バイバーイ

しずく「で、どこのクレープ?」

コトネ「うーんとね、この先の公園の昼から夕方ぐらいまでいる屋台のなんだけど」

しずく「美味しいの?それ……」

コトネ「大丈夫だよ、最近結構評判いいんだから」

しずく「評判いいんだ……ふぅん」

コトネ「あ、しずくちゃんわくわくしてるね?」

しずく「な……べ、別にいいでしょ!」

コトネ「ふふふ、そんなにわくわくしてくれるなんて誘ってよかった」

しずく「こ、これは評判のクレープがどんな感じなのか楽しみにしてるだけだから///」

コトネ「はいはい」ニコニコ

ラッシャイ!

しずく(屋台の割には種類あるんだ……甘味物ばっかだけど……
   どれがいいかな……シンプルにチョコバナナとかでもいいな……
   それとも奇をてらってキャラメルマキアートとか、カッサータシチリアーナとかも……
   あ、でもこのメープルシロップってのもシンプルで良さそう…うーん……)

コトネ「決まった?」

しずく「も、もうちょっと待って」

しずく(このアランチャチョコレートも酸味とか甘みとかが混じり合ってて良さそう……あと、
   ティラミスもいいなぁ…このハスカップノルドってどんなのだろう?)

コトネ「ねぇ、よかったらどれとどれで悩んでるか教えてよ」

しずく「え?えーっと、アランチャチョコレートと、メープルシロップだけど……」

コトネ「じゃあそれください」

しずく「えっ、ちょ、コトネはそれでいいの?」

コトネ「私は何でも良かったし、だったらしずくちゃんに選んでもらったほうがいいかなってさ!
    その代わり半分こし合おうね?」

しずく「う、うん!」

アリガトーゴザイマシター

しずく「もぐもぐ……おいしい!」

コトネ「でしょー?まぁ私も今日初めて食べたんだけど」

しずく「あ、あの」

コトネ「んー?」

しずく「さ、さっきは、ありがとね……」

コトネ「そんなこと気にしなくていいの!それよりほら、半分こ」

しずく「あ、ありがと……こっちも、はい」

コトネ「ありがとー、うん、こっちもおいしいね」モグモグ

しずく「でしょ?……あっ」

しずく(…こ、これって関節キス、かな……///)

コトネ「?」

コトネ「あ、しずくちゃん」

しずく「何?」

コトネ「」チュッ

しずく「え」

コトネ「ふふふ、口周りにクリーム付いてたよ」

しずく「あ……///」

コトネ「あれ、ダメだった?」

しずく「そ、そんなこと、ない……///」

コトネ「そっか、ならよかった」ナデナデ

しずく「こ、ここで撫でるのはやめて///」

~自宅~

しずく「ただいまー」

コトネ「おかえりー、ご飯にする?お風呂にする?それとも……わたし?」

しずく「……まだ夕方だよ、30分くらい休んだら夕食の支度しよう?」

コトネ「今日の晩ごはんは唐揚げがいいな」

しずく「この前もそれだったでしょ……今日は手羽先にするから」

コトネ「手羽先?それも好きだよ!むしろそれがいい!」

しずく「じゃあそれでいいね」

コトネ「私しずくちゃんの手料理好きなんだ、特に肉料理は大好き!」

しずく「い、いきなり何……///」

コトネ「あ、しずくちゃんはもっと好きだよ?」ニコッ

しずく「だ、だから……も、もう///」

……

コトネ「しずくちゃん、一緒にお風呂入らない?」

しずく「え……」

コトネ「ダメ?」

しずく「……襲ってこない?」

コトネ「あはははは、どうだろ……」

しずく「…………」

コトネ「だ、大丈夫だって、だから、ね?」

しずく「……じゃあ一緒に入る」

コトネ「やった!」

しずく(でも……実際は……たぶん……)

~お風呂~

しずく「ん、ちゅ……ぷぁ……」

コトネ「ふ……っ、ぁ、ちゅ……」

ピチャ、ピチャッ……

しずく「ん、ぷ、は……お、襲わないって言ったくせに……」

コトネ「はー………え、嫌?」

しずく「い……嫌じゃない///」

コトネ「だってベッドの上でするとベッド汚れちゃうさ」

しずく「そ、そんなこと言って昨日は……」

コトネ「だってあんな無防備なしずくちゃん見たらさ?」

しずく「うー……す、するなら手早くね…」

コトネ「うん♪」

コトネ「ん、ちゅ、ちゅっ」チュー

しずく「ふぁっ……」

コトネ「ちゅ、ちゅ、ちゅっ」チュッチュ

しずく「あんっ……そ、そこ、見えない?」

コトネ「うーん、ぎりぎりかもね」

しずく「あ、あのねぇ…ふあぁっ」ビクッ

コトネ「しずくちゃんの胸、柔らかくて好きだよ」ムニムニ

しずく「ふぁ、ああ、っ、こ、コトネの方が柔らかいじゃん……」

コトネ「そう?でも私は手のひらに丁度いいサイズのしずくちゃんの胸がいいな」ムニュムニュ

しずく「ん、あ、っ、ああんっ」

コトネ「それに、しずくちゃん、胸弱いし……♪」グニグニ

しずく「はっ、うぁ、ああ……」ビクビク

コトネ「ふふ、しずくちゃん、すごい顔……♪」

しずく「し、仕方ないでしょ……こ、こんなこと、されてるのに……」

コトネ「そうだねー」キュッ

しずく「んうぅっ!?は、き、急に、それ、やめて……」

コトネ「ははは、ごめんね」

しずく(謝ってるけど改める気は無いんだよね…たぶん)

コトネ「でも、しずくちゃんとっても可愛いから、いじめたくなっちゃうんだ…♪」

しずく「こ、コトネのさでぃすとぉ……」

コトネ「何とでも言いなさいー♪」ギュムギュム

しずく「ふぁ、ああんっ、あ、あ……」

コトネ「~♪」

コトネ「そろそろこっちはどうかな」クチュ

しずく「あ、っ…」ビクッ

コトネ「いい感じだね……触っていい?」

しずく「さ、触るなら早く……」

コトネ「分かった」クチュッ

しずく「ひ、っ」

コトネ「ふふふふっ、もうどろどろ……♪」グチュリ

しずく「や、ぁっ、ふぁ、あああ、あああっ」

コトネ「しずくちゃん、可愛い……♪」

しずく「はっ、あああ、ああ、んんっ……」ビクビク

コトネ「しずくちゃんの中、暖かいよ」ニュプニュプ

しずく「あ、ふぁ、ああ、じ、実況しないで……ひっ」

コトネ「それから、窮屈で、締め付けてきて……」

しずく「ふぁ、あああん、あ、あああ」

コトネ「いっぱいいっぱい溢れてきて、可愛いよ」グチュッ

しずく「はぁ、あ……ああ……ひぁっ!あ、そこ…」ビクッ

コトネ「ここ、弱いもんね」グチュグチュッ

しずく「や、やだ、そんな触らないで…ひ、いぁ、あああっ!!あ、あ、ああ」

コトネ「ふふふ、しずくちゃん、愛してる……」

しずく「は、は、な、なんで今言うのぉ、あ、うぁ、ひ、ああああああっ!!」ビクンビクンッ

コトネ「あ……イッちゃった?」

しずく「はぁ……あ……あ……」グッタリ

コトネ「ちょっと激しくし過ぎた?」

しずく「はー………はー………」

コトネ「聞こえてないかな、ふふ、でもそんなしずくちゃんもとっても可愛い…♪」ナデナデ

しずく「あ…………はぁ…………えへへ……」


……

~しずくの部屋~

しずく「全く、一方的なんだから……」

コトネ「ごめんね、ついつい力が入っちゃって……」

しずく「わ、私だって、愛してるのに……」ボソ

コトネ「え?なに?」

しずく「な、なんでもない!そ、それより明日も学校だし早く寝よ?」

コトネ「うん」

パチン

コトネ「あーやっぱりしずくちゃんを抱きまくらにするのは最高だねっ!」

しずく「な、何言ってるの……」

コトネ「しずくちゃんも私を抱きまくらにしていいんだよ?」

しずく「え……か、考えとく」

コトネ「釣れないなー」

コトネ「じゃあしずくちゃん」

しずく「?」

コトネ「眠くなるまでお話しよっか」

しずく「眠くないの?」

コトネ「えへへ、割と」

しずく「もう……しょうがないなぁ、いいよ」

コトネ「やった、じゃあさー、春ぽっぽと優ちゃんはさー……」

…………
……



チュンチュン

コトネ「ふぁ……朝か……」

コトネ「……」チラッ

しずく「すー……すー……」

コトネ「今日は私のほうが早かったねっ」

しずく「んー……」

コトネ「あ、起きちゃった?」

しずく「……?コトネ……?」

コトネ「おはよ、しずくちゃん」


ちゅっ。

おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月04日 (金) 22:29:02   ID: AP0BIw3M

こんなにいい ことXしず を見てないなんてすごい損してるよみんな見ようよ

1 :  SS好きの774さん   2014年07月04日 (金) 22:29:05   ID: AP0BIw3M

こんなにいい ことXしず を見てないなんてすごい損してるよみんな見ようよ

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