男「ん・・・ここは・・・?」
妖女「気がついたかの?」
男(か、可愛い・・・)「あなたは?」
妖女「わしはこの山に棲む妖怪じゃ。お主が倒れていたのを見てわしの家で介抱してあげたのじゃ」
男「妖怪・・・そういえばこの山には獣が化けた妖怪が出るという噂があったが本当に存在していたとは・・・」
妖女「はっはっは!わしはいい妖怪じゃから安心せい!危害を加えるつもりなら最初に会った時に喰ろうておるわ」
男「う・・・た、確かに」
妖女「それにこんなに美人の妖怪ならお主も嬉しいじゃろう?」
男「え、えぇ・・・まぁ」
妖女「なんじゃお主ノリが悪いのう。さては童貞か?」
男「いえ・・・童貞ではありませんが」
妖女「ほう、意外じゃのう」
男(女ならモノにしてきましたよ・・・数え切れないほどね)
妖女「わしの料理はどうじゃったかのう」
男「とても美味しかったです」
妖女「はっは!そうか!好きなだけ食って養生していくがよいぞ」
男「ところで妖女さんはおいくつなんですか?」
妖女「いきなり女に年を聞くなぞ無礼であろう」
男「あ、これは失礼しました・・・」
妖女「はっは!なんてな!もう気にするほどの年ではないのじゃ。もう750年は生きておる」
男「750年・・・それにしてはお可愛いですね」
妖女「そ、そうかの?うむ、お世辞でもそう言われると悪い気はせんのう」
男「お世辞なんかじゃないですよ。本当に可愛いと思いますよ」
妖女「な、なんじゃ藪から棒に!助けたからってそんなにおだてんでもよい!わしは食器を片付けてくるぞ!」
男(若い女の姿をした妖怪か・・・興味がわいてきたな)
男「そういえば妖女さんは何の妖怪なんですか?」
妖女「わしは"てんじょ"と言ってイタチの妖怪の仲間じゃ」
男「確かに頭から生えているその耳はイタチの耳ですね」サワ
妖女「あ、こら!触るでない!」
男「これは失礼しました。興味があったのでつい」
妖女「ま、全く・・・!」ドキドキ
妖女(イタチは今の時期は発情の季節じゃ・・・。耳を触られるとどうにも反応してしまうわい・・・)
男(今耳を触った瞬間鼓動が早くなって汗をかいたな・・・性感帯なのかもしれないな)
妖女「外はもう日が暮れておる。今夜はここに泊まり明日にでも帰るがよかろう」
男「ええ、そうさせてもらいます」
男(だいぶ夜が更けたな・・・)
男(妖怪退治に山に来てみれば、遭難し、飢えてもう終わりとばかり思ったが・・・思わぬ運気がついてきた)
男(あれが都で話に聞いた"てんじょ"に違いない。あいつを殺すか生け捕りにすれば多額の報奨金がもらえるのだ)
男(しかしそれにしてもあの妖怪・・・驚くほどの美貌を持っている)
男(ただ殺すには実に惜しい・・・。妖怪の女など貴重だぞ。たっぷり楽しませてもらうか)
男(今は自分の部屋でぐっすり眠っていることだろう。今から夜這いをかけるか)
男(これまで幾人もの女を手玉にとってきたからな。妖怪の女を籠絡させられるか試してみたいぞ)
男(それで堕ちれば良し。堕ちぬ時は・・・)
男「その場で殺してしまえばいい」
妖女「すーすー」
男(よく眠っているな。しかしこれだけ近づいても起きぬとはなんと無防備な)
男(まあいい。その方が好都合というもの。さっそく布団をめくって・・・)
妖女「お主、そこで何をしておる」
男「ビクッッッ!!・・・い、いつから気付いておいでで・・・」
妖女「お主が部屋から抜け出した時からじゃ」
男「ふ・・・流石は750年生きた大妖怪様・・・」
妖女「そんなことはどうでもよい。お主、何をしようとしていたのか答えよ。返答次第ではタダでは済まんぞ」
男「やはりこそこそするのは俺の性に合わない。単刀直入に申しましょう」
妖女「なんじゃ?」
男「あなたを抱きにきた」
妖女「・・・今・・・なんと・・・?」
男「夜這いをかけにきたのです。あなたとまぐわいたくてね」
妖女「ざ、戯言をっ!お主、わしを舐めておるのか!!」
男「冗談ではありません。ほら、あなたを犯したくて俺の天狗が鼻を赤くしているでしょう?」
妖女「うわ!や、やめんか・・・!それにわしは750歳の妖怪じゃぞ!お主のような人間の小僧が何故・・・!」
男「年齢や種別など問題ではありませんよ。見た目が可愛ければいいのです」
妖女「だ、誰か・・・助け・・・!」
男「こんな辺境の地に助けなどきやしませんよ。さあ、めくるめく快楽の世界に誘ってあげましょう」
男「綺麗な肌だ・・・優しく撫でてあげますね」
-男は両手の十指を妖女の肌に右往左往に滑らせた-
-触れるか触れないかの瀬戸際で こそばゆい感覚が妖女を刺激する-
妖女「ひゃっ・・・やめんか・・・」
男「着物も脱がせてあげますよ・・・もっと俺にその綺麗な肌を見せてください」シュルシュル
妖女「やめ・・・やめるのじゃ・・・!」
男「ほ・・・う・・・美しい乳房だ」
妖女「うっ・・・見るでない・・・」
男「なぜです?今にもむしゃぶりつきたいですよ」
妖女「は・・・破廉恥な・・・」
男「その前にたっぷりと揉んであげますよ」ムニュッ
妖女「あ・・・・・」
男「うーむ、実に揉みごたえのある乳房だ」
妖女「お願いじゃ・・・やめてくれ・・・」
男「そろそろ桃色の突起を遊ばせてもらいましょうかね」
妖女「嫌じゃぁ・・・」
男「ここは唇でじっくり吸ってあげるのが礼儀でしょう」チュゥ
-突起を吸い上げると妖女に電流が走った-
妖女「あっ!」
男「んむ・・・ぅ・・・」ジュルル
妖女「あぁっ!」
男「ん・・・ん・・・ん・・・」チュッチュッチュッ
妖女「あっ!やっ!はぁん!」
-幾度と電流を流された妖女は まるで機巧人形のように身体を跳ねさせた-
男(雪のような白い肌をしている。それに反応が良い。前戯がこうも楽しく思える女は初めてだ)
妖女「くっ・・・」
男「どうです。気持ちがいいでしょう?」
妖女「頼む・・・もうやめてくれ・・・」
男「まだそんな意地を張りますか」
-男が妖女の突起をぎゅっとつねる-
妖女「痛ぁっ!」
男「俺は素直な女が好きなんです。まずはその性根を直しましょうか」
-そう言うと男は手を妖女の下の方へ滑らせていった-
妖女「そ、そこはダメじゃ・・・!」
男「何がダメなんです?もうこんなに熱くしていらっしゃるくせに」トロー・・・
-男の言う通り 妖女の茂みには花の蜜が溢れていた-
-男は人差し指と中指でそれをすくうと 妖女に見せつけるように指で蜜を絡ませた-
妖女「ち、違う!これは違うのじゃ」
男「何が違うんです?認めてください。俺の愛撫に感じてしまった、と」
妖女「感じてなど・・・ない・・・!うわぁ・・・もう嫌じゃ・・・!」
-妖女は無駄とわかっていながらも抵抗を続ける 無意識に涙がこぼれ落ちた-
男「しょうがないお人だ。一度絶頂させてしまえば少しは大人しくなるかな」
妖女「や・・・な、何を・・・!?」
男「あなたのここを舐めてあげますよ」
妖女「いいい嫌じゃ!やめてくれ!そんなの嫌じゃあ!」
男「そうそう。ちょっと覚悟した方がいいですよ。刺激が強すぎるかもしれませんから」
-男が妖女の秘所に触れた刹那 今まで感じたことのない刺激が妖女の身体の芯を貫いた-
妖女「うあぁぁっ・・・!」
-それは妖女が750年生きてきて一度も経験したことのない刺激 恐ろしく甘美だった-
妖女「な・・・何・・・これ・・・!」
-そして数多の経験を持つ男はありとあらゆる舌技を妖女の秘所に施した-
妖女「ひぃっ・・・!あ・・・あ・・・あああああぁぁぁああぁぁっっ!」
男(くく・・・もうイったのか)
-妖女はあっけなく達した 男の経験からするといとも簡単な部類であった-
男「いかがでしたか?」
妖女「はぁっ・・・はぁっ・・・こ、こんなの・・・初めてじゃ・・・」
男「おや、そうなんですか?750年も生きてたくせに。まさか未通女ではないんでしょう?」
妖女「む、昔に2度・・・したことはあるが・・・いずれもこんなことまでされたことはなかった・・・」
男「ははぁ、どちらの男も相当の下手糞か、淡白者だったんでしょうな。ここまでしてこそ性行為です」
妖女(し・・・知らなんだ・・・そうじゃったのか・・・)
男「で、どうです?俺の技は気持ちよかったでしょう?」
妖女「き・・・」
妖女(気持ち良かった。物凄く気持ち良かった・・・。じゃが、こんな小僧に言いようにされているのが悔しい・・・!)
男「まだ素直にはなれませんか。しかし俺ももう我慢できません。そろそろ本番と参りましょう」
いかがでしたでしょうか!
750年生きた妖怪と若い人間の男との絡み
多少は股間に来るものがあったかと存じます
大変恐縮ながらこの作品はここまでとなります
途中までではありましたが少しでも皆様の慰みになればと思い披露致しました
ただ未完ではありますがこれから完結に向けて一層身を粉にする思いです
完成した暁には再度みなさまにお目通し頂きたく思っている次第であります
それでは新年、皆様が良い一年を過ごされますようにお祈り申し上げます
風邪など召されませんよう暖かくしてお休み下さいませ
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