黒服「今宵は誰と一夜の愛を育みますか?」リブート(407)

────東京湾埋立地、遊興繁華特区 某ビル9F 『Milk Bucket』店内



??(ギャンブル、酒、タバコ、それに性産業)

??(やれゾーニングだなんだとうるさいお方が増えたおかげで)

??(埋立地の上に『大人の遊び』をまとめて追い出す計画が立ち、あれよあれよと成立して)

??(雨後の筍のようにぞろぞろとビルが建って巨大な繁華街が出来上がって)

??(『遊興繁華特区』だなんてご大層な名前がついてしまい……)

??(木を隠すには森の中、というわけでお店を移してみたけれど)



コン、コン

??「どうぞ」

狼男「失礼するッス。開店時間ッス」

??「ええ、今行くわ」



黒服(全く、人間という生き物の欲は尽きないものね)

クルリ



黒服「ああ、最初にメタな事を言っておきましょうか」

黒服「このSSは亜人・モン娘のみが在籍する風俗店の話」

黒服「1エピソードごとに本日出勤のリストから好きな女の子を(リストにいなければリクエスト可)で選んで」

黒服「お風呂屋さんの従業員と一目惚れしていちゃいちゃヌルヌル自由恋愛」

黒服「種族は選べるけど、シチュは選べないのでご了承を」



狼男「黒服さん?」

黒服「はいはい、今行くわ」



…………

……

黒服「いらっしゃいませ……当店のキャストは誰もが『少し特別』」

黒服「もちろん、それを望んでお見えになられたのは百も承知です」

黒服「母の腕の中のような安らぎを。天にも昇るような快楽を」

黒服「組み敷かれ詰られる被虐も、跪かせ痛めつける嗜虐も」

黒服「お客様の望むがままに、提供させていただきます……さぁ」







『今宵は誰と、一夜の愛を育みますか?』

────21:00@都内某所



男(ネットロア、って知ってる? 『ネット上で広まった都市伝説』)

男(ほら『信じようと信じまいと……』ってやつ)

男(その中の一つにさ『真っ黒なカード』ってのがあって)

男(そのカードの裏面に書かれた番号に電話すると、黒服の女がやってきて)

男(連れ去られて戻ってこれない、ってやつ)



男(……)

男(なう)

黒服「初めまして男様。私、”黒服”と申します」

男「はぁ……」

黒服「……?」

男「いや、あー……まじか。いや、えー……マジか」

黒服「何か?」

男「あーいやうん……こっちの話というかなんというか」

黒服「『真っ黒なカードに書かれた番号に電話すると、黒服の女がやってきて連れ去られて戻ってこれない』」

男「!?」

黒服「だってそのお話、半分本当ですもの」

男「いや確かに……黒服の女性がやってきて今黒塗りのベンツの中ですけど」

黒服「ふふふふふ」

男「あー……臓器抜かれるとかそういう系?」

黒服「いいえ。ああ……まぁ”抜かれる”系ではありますが」

黒服「狼男。出してくれる?」

狼男「承知しましたッス」

男「あの、どこへ……?」

黒服「順を追って説明しますね。まず、あなたにその『真っ黒なカード』が届いたのは偶然ではない、ということ」

黒服「あなたが運営する『もんむすやばたにえん』という盗撮画像サイト」

男「?!」ギク

黒服「まぁ撮りも撮ったり亜人の際どいアングルばかり」

男「あーそれは、ですね……」

黒服「そういう貴方だからこそ、私はそのカードをあなたの元へ届けたのです」

男「……へ?」

黒服「失礼ながら身辺調査を行わせていただきました」

黒服「学歴、家族構成、社内での評価、賞罰や恋人の有無や無修正エロ動画サイトでいいね!を押した動画の傾向まで」

男「最後のだけは本当に勘弁してください」

黒服「あなたは亜人を愛していらっしゃる」

男「え、あ、いや、愛しているというか……まぁ、好き、ですよ」

狼男「それな、ほんっとそれ」

男「あ、どもっす」

黒服「さて、そんな貴男だからこそ、ご案内したいのです。私の店……『Milk Bucket』に」

男「ミルクバケット……」

黒服「そう。亜人を愛する者のための店」

男「……なんかエロい雰囲気がしませんか?」

黒服「まぁぶっちゃけて言ってしまえば、そういうお店ですもの」クスクス

男「いや、その……急にそういう事言われても……」

黒服「では、体験してみるというのはいかがです?」

男「た、た、たた体験ってそれは……いや待ってほら」

黒服「童貞だから?」

男「どどどどど童貞ちゃいますし?!?!」

黒服「あら、手元の資料では確か……こほん、では、そういう事にしておきましょう」

黒服「それより……そろそろ越えますよ」

男「?」

黒服「『赤線』を」



男(橋の真ん中から埋立地側……)

男(ここから先が、遊興繁華特区……)ゴクリ



黒服「一応、言っておきますね。お耳を拝借」ギュ

男「え、えっ?!」

男(急に?!吐息が耳に?!うわいい匂い……っ!)



黒服「Welcome to the "Underground".」

男「……古くないですか?」

黒服「私の趣味ですので」

…………

……

キキッ



黒服「さ、どうぞ」ガチャ

男「……」キョロキョロ

男「ほ、本当に大丈夫なんですよね? なんか映画だと『あーこいつ始末されるわ』みたいな殺風景な地下駐車場なんですけど」

黒服「大丈夫ですって。さ、あちらのエレベータで」

男「……はぁ」



チン

ガコン...

キャハハハ...

グフフ...サァイコウカ...



男「……」

男(エレベータを出たら即エントランス……)

男(絨毯ふっかふかだしソファとかかなり質の良さそうな……)

黒服「ようこそ"Milk Bucket"へ」

男「よ、よろしくお願いします」

黒服「先にシステムのお話をさせていただいてよろしいでしょうか」

男「は、はいお願いします」

黒服「料金は一晩10万円。1時間居ても、開店からラストまで居ても同じです」

男「じゅっ?!」

黒服「その額が高いと思うか低いと思うかはお客様次第でございます」

黒服「本来であれば、種々の検査をお願いするのですが……」

黒服「必要なデータは概ね揃っておりますので、後は骨密度など調べていただきます」

男「それ、必要ですか……?」

黒服「以前、ケンタウロスのキャストと騎乗位でお楽しみのお客様が大腿骨骨折の大怪我を負いまして……」

黒服「それ以来、体質や健康状態によっては、プレイを制限させていただくことも」

男「はぁ……」

黒服「お帰りの際に、カードを本発行するかどうかご決断願います」

黒服「まずはこちらのタブレットで、本日出勤のキャストからお一人、選んでいただきますわ」

男「……」ゴクリ

黒服「さぁ……今宵は誰と一夜の愛を育みますか?」



□ 本日出勤のキャスト



ラミア
雪女
狐娘
羊娘
セイレーン

その他、亜人・モン娘多数在籍



男「ええと……じゃあ……」

男「>>13さんをお願いします」

おぉ! 昔のスレ見たことある!なっつかしい……
ラミアが昔のラミア と同一人物か気になるけどここは狐娘で

男「じゃ、じゃあ狐娘さんで」

黒服「かしこまりました。ただいまお呼びいたしますので、ウェイティングルームにてお待ち下さい」

黒服「狼男」

狼男「はい、こちらです」

男「は、はぁ……」

-----

>>13
ラミア「妾を指名しないのかえ?まぁまたの機会でも良かろう」

ラミア「昔のラミア? ……おお、妾の前にもいたそうじゃな」

ラミア「4人目の子が産まれるとか産まれたとか、龍娘が言っておったわ」

ラミア「ケンタウロスか馬頭のような旦那のようじゃの」ククク

ラミア「しかし……前の女と今の女を比べようなどと、嫌われても知らんぞ」

俺も前スレ見てたぞ
また書いてくれて嬉しい

まだかな……そろそろ裸がキツくなってきたんだけども

次の日曜には仕上がりそう
>>15-19
恥ずかしながら帰ってまいりました
事故って入院した際には、弟子じゃないが弟に書き込んでもらったのも今はいい思い出
>>20-21
マスカキやめ!パンツあげ!

21時過ぎから投稿、30レス、投稿後に次の指名選択

赤線|ω・`)ノシ

────ウェイティングルーム



男「……」ソワソワ

男(一晩10万って高いのか安いのか……いや安いよなどう考えても……)

男(何か裏が……やっぱり腎臓1つ持ってかれるとか……)

男(しまったなぁ……ダチに『もし連絡なければ通報しろ』って言っておくべきだったかなぁ)

男(でもエロい事できるのか……いや待て俺今日風呂入ってないぞ臭くないか?)クンクン



??「平気じゃ、臭わんぞ」



男「えっ、あ、ならいいか」

??「そうじゃの」

男「……って」

狐娘「主が儂の今宵の相手か……狐娘じゃ。よろしく頼むぞ、男」

狐娘「……」

男「……」

狐娘「なぁんて。ごめんねー、『のじゃロリ』じゃなくてさ」

男「あ、いえ、そんな」

狐娘「改めまして、狐娘と申します、よろしくお願いしますね、男さん」

男「……」

狐娘「?」

男「あ、ご、ごめんなさいなんかじっと見ちゃって」

狐娘「いいえ、しっかり品定めしてくださいな」

男「そんな品定めだなんて……こほっ」

狐娘「もう、そんなに緊張しないで。はいお水」

男「すいません……」ゴキュ、ゴキュ...

男「ぷは」

狐娘「ふふ、そんな一気に飲み干さなくても……さ、行きましょう。手をどうぞ」

男「は、はい」ギュ

狐娘「足元暗いのでお気をつけください」

男「うん」

狐娘「エレベータで12階へ参ります」

チン



男(……)ジー

男(こうして見てると、スリップドレスが似合うスレンダーな女性なんだけど)



ピコピコ

フリフリ



男(尻尾と耳は狐なんだよなぁ)

狐娘「男さん、どうかいたしましたか?」

男「ううん、なんでもない」

狐娘「やっぱり気になります? この尻尾と耳と」

男「うぇ?!あー……うん、まぁ、その、綺麗だな、って」

狐娘「もう、上手だなぁ」クスクス

狐娘「さ、ここでーす」

男「お、お邪魔します」

狐娘「どうぞ……ふふ、緊張してる?」

男「えっ、や、まぁ……あんまりこういうお店慣れてないから……」

狐娘「……童貞さん?」

男「えっ、や、やだなぁ違いますよー。ただ彼女いない時間長いからひさしぶりだなー、って」

狐娘「そっか。では今日はたっぷり楽しんでいってね」

男「はいっ」

狐娘「じゃあまずは……」ギュ

男「!!」ビクン

狐娘「んっ……んぅ」チュ...チュッ

男「むぐ……むぅ……」チュ...

狐娘「ぷは……息、止まっちゃうね」

男「う、うん……キス気持ちよかった」

男「もう1回、いい?」

狐娘「うん……ね、今度は舌も絡めて……」スッ

男「う、うん……」チュ...

狐娘「んっ……ん……んぅ……」レル...ピチャ...

男(うわっ!!ぬるって!!ヌルっと!!舌が……うわエロい……鼻息とか音とかもう……)

狐娘「? ……んふ、んっ」チュピ...クチュ...

狐娘「これ、おっきくしすぎじゃない?」

男「あ、その、ごめん」

狐娘「あ、ううん。私のキスでおっきくしてくれて、嬉しいよ。さ、ソファへどうぞ」

男「あ、いや、そう……なんだけどさ……」ストン

狐娘「? あ、隣失礼しますね。それで、そうなんですけど?」

男「なんかガッついてるみたいで」

狐娘「『俺はこういう所でもクールだぜ』みたいな男性よりかは、好感が持てますよ」

男「そうかな……?」

狐娘「じゃ、早速ですけど、ズボン失礼しますね」カチャカチャ

狐娘「下着も……あら?」ストン

男「……!」ブルン

狐娘「ふふ、完全には剥けてない仮性のおちんちん……可愛い」チュ

男「わあっ?!」

狐娘「ほふひへ……ふひひゃひひゃふ……」パクン



男(あれ、これ、フェラチオされてる?!)



狐娘「んっ……んぶぅ、くぷ、んふ、んっ」グプ、クプ...

男「うわっ、わ、あっ」

狐娘「んっ、ぷふ……すごい……雄の臭い……ふふ……」

男「はぁっ……いきなり、すごっ」

狐娘「即尺、嫌い?」

男「いや、嫌いじゃない、っていうかその……洗ってないのに」

狐娘「洗ったら臭い消えちゃうじゃないですか」

男「そ、そうですか」

狐娘「そうです。それにほら……」レルン

男「おっふ」

狐娘「ほふはっへ……んちゅ、んむぅ」レル、レル...

狐娘「ほら、恥垢たーっぷり。すごい臭い……ん」

狐娘「ん……」クチュクチュクチュ...コクン

狐娘「ぷは、あーん」

男「……」ゴクリ

狐娘「じゃ、綺麗になった所で続きしちゃいますね……はむ」ジュプ

男「うっ」

狐娘「んぷ、んっ、んく、んく、んん、んく」グポッ、グプッ、グプッ

狐娘「んっ、んっ、んっ!」グッポグッポグップ

狐娘「んふ……先っぽからテレテレ先走りが……ん」ジュルルルルッ

男「うああっ!!」

狐娘「んふ……可愛い」

狐娘「根本から反り返ってお腹についちゃいそう……」レルン

狐娘「こっちも辛そう、こんなにパンパン」コリコリ

男「あ、う、ああ……」

狐娘「もう出ちゃいそうですか? ……ビクビク脈打って、可愛いくて凶暴なおちんちんさん」パクン

男「うぐっ」

狐娘「んぐっんっ!!んっ!!んぅ!!んじゅ、はぷ……」ジュブブ、ジュプ、ジュプッ!!

男「うあっ!あっ、あっ!もう出ちゃうっ!!」ギュゥゥ

狐娘「ごぶっ?!ぐっ?!」

男「うあああっ!!」



ビュルッ!!ブビュッ!!



狐娘「ご?!ぐぅ!!んっ、んーーーーっ!!!!」ビュル、ビュルッ

狐娘(喉、出されてる、臭い、くらくらっ……くさい……ぐるじ……っ)

男「あ、わぁっ!ごめん!」

狐娘「ぷはっ!かはっ、かは……けほ……」

男「ご、ごめん、大丈夫?」

狐娘「げほ……はぁ、はぁ……濃くて、多くて……ねばねばぁ……」クタ...

男「ほ、本当にごめん!」

狐娘「ううん。私の穴は全部、男さんの欲望を受け止めるためのものだから」ニッコリ

男「……」

狐娘「そんな事より……まだ残ったものも搾ってしまいますね」

狐娘「あーん、あむっ……」

男「ひゃう!」

狐娘「んふ……んっ、んぅ……」ズジュルルル...

男「っ!!」

狐娘「ほぉんはひ……」アーン

狐娘「……んっ」コクン、コクン...

狐娘「お掃除フェラ、自信あるんですよ」アーン

男「……」ゴクリ

狐娘「ふふ、お気に召されたみたいですね」

狐娘「じゃあ次は……こっちで、ね」

男「こっち……ってその……」

狐娘「お・ま・ん・こ」クスクス

狐娘「ふふ」スッ

男「……その、お尻のライン、すごくエッッッロい」

狐娘「ありがとうございます。ここ、尻尾の下のボタン外してもらえますか?」

男「あ、はい」パチン

狐娘「尻尾があると服も自腹だし特注だしで、大変なんですよ」

男「へぇ……」

狐娘「じゃあ次は、この首の紐を引いてください」

男「うん」



シュル...ストン



男「わっ」

狐娘「どう、ですか、生まれたままの私の身体」

男「ほんと、綺麗だ……」ゴクリ

狐娘「じゃあ、男さんも」スルッ

男「わっ、ちょっと待ったじ、自分でできるし……」

狐娘「いいから任せてください」スルスル...

男「……」

狐娘「はーい、ばんざーい。シャツも脱いじゃいましょうねー」スルスル...

男「お、う、うん……」

狐娘「ふふ……これでお互い生まれたまま」

男「……濡れてる」

狐娘「咥えながら、えずきながら、これに犯される事を想像して、濡れちゃった」

狐娘「あなたも……出したばっかりなのにこんなになってる」

男「……」ゴクリ

狐娘「楽しみましょう、理性も、黒服さんの思惑もぜぇんぶ忘れて」

狐娘「獣みたいに……まぐわうの」クス

男「……獣、みたいに」

狐娘「そ。服も無し。避妊具も無し。繁殖可能なオスとメスがいる」

狐娘「どう?」

男「したい」

狐娘「しよ……」

男「……わかった」グイッ

狐娘「きゃっ」ドサッ

男「……ここに」グググ...

狐娘「そ、ここに……んっ、大丈夫ほら、ここ」クパ...

男「入る……挿れる……」

狐娘「そ、ん、そこ、だよ……そこに……あっ」



男「う、ああっ!!」ズププッ!!

狐娘「んっ!!」

男「動く、ぞ」

狐娘「うん、激しくしていいよ……あっ、あっ!!」

男「気持ち、いい……いいっ!!」パンッ!!

狐娘「んっ!あっ!あっ!」

男「なんだこれ、ヌルって、しぼ、搾り……とられて……っ」

男「気持ちいい……」

狐娘「もっと好きに動いていいんだよ? もっと、もっと……んっ!!」

男「うわぁっ、ああっ!!」グチュッ、グチュッ!!

狐娘「そ、そうだよ、そう……もっと強くして、お願い奥まで来て……っ!!」

男「このっ!このっ!!」グッチュグッチュグッチュ!!

狐娘「そう、あんっ、あっ、あっ、気持ちいいよ、すごい、もっと……ねっ、もっと!」

男「いやらしい言葉で誘いやがって!」パンッ!パンッ!

狐娘「あは、そこ、んっ、ね、ぎゅって、手握って、おねが、や、はぅっ!!」

狐娘「うん、んっ!おく、こつんってきたぁ!」ビクン

男「くそっ」ブルッ

狐娘「うん、いいよ、出して、出して、一番奥、おくっ!!」ギュッ

男「ごめん、もう、でるっ」

狐娘「出して、一番奥、汚してっ!」



男「うあああっ!!」



ビュルビュルッ!!ビュルッ!!ビュッ...

男「……はぁ」ドサッ

狐娘「んふふ……」ギュー

男「あ、ごめん……重いよね?」

狐娘「んーん、平気。ふふ、すごい汗」

男「……」///

狐娘「おめでと」

男「へ?」

狐娘「童貞卒業、おめでと」

男「……」

狐娘「バレバレ」

男「ですよね」

狐娘「でも可愛かったよ、目が血走って、必死に腰振って」

男「……」

狐娘「ありがと」

男「え?」

狐娘「初めての相手に私を選んでくれて」

男「あ、いえ、こちらこそ……メチャクチャ気持ちよかったです」

狐娘「よかった。ね、一緒にお風呂入って汗流して、それからもっといろいろな事、教えてあげる」

男「い、いろいろ……」

狐娘「うん、いろいろ。女の子の身体の事。心の事。気持ちよくさせる方法」

狐娘「興味ない?」

男「いえ、興味津々です」

狐娘「じゃ、お風呂行こっ」



……………………

………………

…………

……

黒服「では、正式にカードを発行するという事でよろしいですね?」

男「よろしくお願いします」

黒服「改めまして、ようこそ"Milk Bucket"へ」

男「できるだけ長くお付き合いできるように頑張ります」

黒服「よろしくお願いします。先程お願いしたデータ消去の件も」

男「はい、確かに」

黒服「キャストのプライベートに関わる事ですので、ご協力願います」

男「はぁ……」

黒服「……」ニッコリ

男「ええ、そりゃもう、しっかりやります」

黒服「よろしくお願いします。では、車を準備いたしますので……」

男「あー、それ、なんですけど」

黒服「?」

────6:30@Milk Bucket店内



黒服「本当によろしいのですか?」

男「ええ、まぁ。けっこう好きなんですよ、繁華街の朝方って」

黒服「……ゴミと酔っぱらいと吐瀉物が散乱してますよ?」

男「あはは、大丈夫です。それでは」

黒服「それでは、またのご来店をお待ちしております」ペコリ

男「はい、また来ます」



男「……」

男(……)テクテク...

男(怒涛の夜だったな……)

男(いい匂いだったし、柔らかかった……)

男(それに……)ムク...

男(ってあんだけ出してまだ勃つかよ……)



狐娘「おーーーい」



男「!?」

狐娘「んふー、歩いて帰るって聞いて追いかけてきちゃった」

男「はぁ……」

狐娘「一緒に朝ごはん食べよ。美味しい店知ってるんだ」

男「良かったんですか、その……」

狐娘「本当はダメ。アフターするならお金もらうんだけど」

狐娘「伝票の処理上は、男さんは精算して帰った、って事になってるから」

男「はぁ」

狐娘「だから、私の勝手なサービス。あ、そこの角右」

男「……」

狐娘「ここだよ」

男「立ち食いそば……ですか?」

狐娘「そ」ガサゴソ

男「俺が出しますよ」

狐娘「いーよいーよ。各自払いで。それより、あれだけ出したのにまだ出すの?」

男「えっ、笑顔でそういう事言わないでくださいよ」


狐娘「おじさんいつものー!」

店主「いらっしゃい。そっちの兄ちゃんは?」

男「あ、えーっと……じゃあ天玉そば」

店主「はいよ」

男「いつもの、で通じるんですね」

狐娘「黒服さんとか龍娘さんには内緒だよ? ジャンクな注文だから。油断するとすぐお腹に肉がついちゃう」

男「太ってるようには見えなかったけど……」

狐娘「だーめーなーの」

男「そうですか、難しいっすね」

狐娘「いっぱい経験積んでお勉強しなよー?」

店主「ほいよ、キツネコロッケそば。と、天玉そばね」ゴトン

男「なにそれ……」

狐娘「美味しいよー」

男「今度やってみるよ」

狐娘「んふふー。はふはふ」

男「ずずず……ん、本当だ美味しい」

狐娘「でしょ」ハフハフズルズル

男「……」モグモグ

狐娘「……」モグモグ



…………

……

狐娘「ごちそうさまでした」

男「ごちそうさまでした」

狐娘「どうやって帰るの?」

男「あー、メトロで都心出て、まぁゆっくり」

狐娘「時間ある?」

男「え、ああ、あるけど……」

狐娘「……」



狐娘「ねえ、橋、歩いてみない?」

男「……」テクテク

狐娘「あんまり歩く人いないけど、レインボーブリッジと同じで歩いて渡れるんだ」テクテク

男「へぇ……なんで人気ないんですかね?」

狐娘「そりゃ、行きは早くお店に行きたいし、帰りはお疲れでそれどころじゃないんだよ」

狐娘「使ってるのは、オケラになっちゃった人くらいじゃないかな?」

男「あー……まぁ、確かに」

狐娘「とかなんとか言ってるうちに、昇降口到着」

男「……なんかこう」

狐娘「だよね、薄汚いというか、繁華街の闇っぽい感じだよね……」

ビュオオオ...



男「上まで来ると、結構風強いですね」

狐娘「あーうん……寒い?」

男「いや、大丈夫っす」

狐娘「なぁんだそっかー。私は、手寒いなー」

男「?」

狐娘「手、人肌に暖かくしてほしいなー」

男「……」

狐娘「ほらはやく」

男「は、はいっ」

狐娘「……手汗やば!」

男「い、いいじゃないですかつい先日まで童貞だった男ですよ彼女なんか出来た事ないですし!!」

狐娘「あっはははは!確かに、ごめんごめん」

男「……」

狐娘「じゃ、行こっか」

男「……」

狐娘「?」

男「あ、いや、手、あったかいな、って」

狐娘「ありがとー」

男「……」

狐娘「……」



テクテクテクテク...



…………

……

狐娘「男くんにお知らせがありまーす」

男「へ?」

狐娘「一緒に歩くのはここまで。ほらここ見て、橋の真ん中の継ぎ目。特区……赤線の境目」

狐娘「こっから先は、普通の生活だよ」

男「ああ……」

狐娘「ごめんね。私は……『こっち側』だから。だからここまでなんだ」

男「最初からそのつもりでしたね?」

狐娘「そうだよ。化かされちゃってもー」

狐娘「女を知った童貞君が、勘違いしないようにさ。少しそういう演出ってわけ」

男「……」

男「それでも、また来ますよ、俺」

狐娘「うん、またおいで。お金と精と貯めてさ」

男「あはは、じゃあ、これで」

狐娘「じゃあね、また、お店で」

狐娘「……」クルリ



狐娘「……」テクテク...



狐娘「そ。本気になっちゃわないように、さ。戒め、ってわけ」







狐娘さんと筆下ろし おしまい

prrrr...prrrr...



黒服「はい、"Milk Bucket"……あら、お久しぶりですわね、『先生』」

黒服「ええ、ええ。はい、あの写真は削除させました。ええもちろん、そうです、ご安心を」

黒服「目線が入っているとは言えど、野党にマスコミに奥様……難しい時期ですものね」

黒服「……こほん、喋りすぎました……はい、いつでもご利用ください。VIPエントランスにお車を回してくださいな」

黒服「では、またのご利用をお待ちしております」ガチャン



黒服「……」フゥ

prrrr... prrrr...



黒服「はい、"Milk Bucket"でございます。あら、男様」

黒服「先日は如何でしたか? ふふふ、ご満足いただけたようでなりよりです」

黒服「え、次回の予約? はい、もちろん承っております」



黒服「当店のキャストは誰もが『少し特別』」

黒服「純愛も、陵辱も、嗜虐も被虐も」

黒服「お客様の望むがままに、提供させていただきます」


黒服「さぁ、今宵は誰と……一夜の愛を育みますか?」

□ 次回出勤のキャスト

ラミア
雪女
狐娘
羊娘
龍娘
猫耳娘
セイレーン
アルルーナ

その他、亜人・モン娘多数在籍(リクエスト可能



>>62

踏み台になってやんよォ!

アルルーナ

>>61
ありがとう、君の事は忘れないよ
>>62
アルルーナ了解

ちょっと時間あく、具体的には…どうだろうね、月末か、12月の頭か

めちゃんこ空くのね

相変わらず多忙なんやな

のじゃじゃない狐娘さんマジでしゅき…

旧作(? の最後の書き込みが2年半前だった
旧作の読者さんもいるようで嬉しいおっさんです
>>66
>>67
1つのエピソード書きためてからお出しするのが性に合ってるみたいです
>>68
旧作ではそういう展開は無かったけど、狐娘さんをもう一度指名すると…

ちなみに>>60の面子では、ラミア・雪女・セイレーン以外は旧作と同一人物という設定
製作モチベ上がったので ノシ

待ってるよー

狐娘さんとの割とノーマルなプレイからのアルラウネとかいう選択の一足飛び感よ
良いぞもっとやれ

>羊娘
>猫耳娘
>旧作と同一人物

あっ…(察し

(喫茶店の続きが見たい…)

個人的に、犬君とダークエルフのその後が気になる!

告知
平日ですが、12/5(水) 21時過ぎより投下予定(レス数未定
モチベは上がったが筆は進まなかったよ…

>>70
>>71
ありがとうね

>>72
丁寧におもてなし(ガブリ

>>73
アフターで『誰かと喫茶店デート』と安価すればあるいは

>>74
安価で狼男と安価すればあるいは

予定通り21時過ぎより投下、26レスの予定
申し訳ありませんが、狼男と喫茶店以外の安価でお願いします

────"Milk Bucket" 控室



アルルーナ「……」ペラ...ペラ...

アルルーナ「……」ペラ...ペラ...ペラ...



ガチャ



龍娘「おっと、先客がいたか。おはようルーナ」

アルルーナ「……」ペラ...

龍娘「……」ツカツカツカツカ

龍娘「……」バッ

アルルーナ「あっ……」

龍娘「おはよう、ルーナ」グイグイ

アルルーナ「…………おはよ、龍姐」

龍娘「そんなに一生懸命何を……『猟銃等講習会初心者講習会考査 絶対合格テキスト』……? また妙なものを」

アルルーナ「読んでるだけじゃなくて、実際免許取る……」

龍娘「なんでまた?」

アルルーナ「……忘年会の一発芸」

龍娘「……は?」

アルルーナ「私撃つ、龍姐、弾く。みんな盛り上がる。やったぜ」

龍娘「やったぜっていうか、『殺ったぜ』じゃないか。却下だ」

アルルーナ「でも」

龍娘「却下だ!! ほら、メイクは? 髪のセットは? 今日のゲストの情報は?」

アルルーナ「……ぅー、あと3ページだけ……この章だけ」

龍娘「だーめ!」

アルルーナ「……ぅぅぅ、お母さんかー」



…………

……

────"Milk Bucket" 入口



男「……」

男(こないだは地下から上がったけど、なんかこう……エロDVD屋に入るような緊張感が……)



黒服「おや、いかがなされました?」

男「?!?!」ビクゥッ

黒服「ふふ、そんな所で逡巡なさらずとも、さぁ中へ」

男「あっ、その、はい、お邪魔します」

黒服「実を言うと、ドアの前で立ち止まるお客様って多いのですよ。ほらあそこ」ツンツン

男「……あー、カメラ、ですね」

黒服「はい。お見かけしたら従業員用の扉から出て、後ろから『ワッ』と」

男「なるほど……」

黒服「ふふ、さ、中へどうぞ」

黒服「本日のご指名はアルルーナでお間違えなかったでしょうか」

男「は、はい」

黒服「アルルーナという種族について、知識は?」

男「あー、実際見たことは無いけど植物系の亜人って事は知ってます」

黒服「それだけ知っていればまずは十分かと。ただし亜人とひとまとめにされても、その『混ざり』具合は様々です」

黒服「当店在籍のアルルーナは……こればかりはお会いしてのお楽しみ、ということで」

男「は、はぁ……」

黒服「一点、髪の毛……特に花と蔓は手荒に扱わないようお願いします」

男「……はい、気をつけます」

黒服「ふふ、ではウェイティングルームへどうぞ」



黒服「……どうぞ今宵も、当店にて一夜の愛をお育みくださいませ」ペコリ

カツ、コツ、カツ、コツ...



男(来た……)ドキドキ



??「おまたせ」

男「えっと……アルルーナ、さん?」

男(大丈夫か、背は小さいし胸は小さいしあからさまにロリっぽいけどベビードール似合ってる……)

アルルーナ「そ。アルルーナです、よろしく……大丈夫、成人してるから」

男「あれ、声に出てた?」

アルルーナ「ううん、大抵の人は驚くから」ハァ

アルルーナ「居酒屋やコンビニでいつも身分証明書の提示求められるし。見る?」

男「うーん……いや、信用するよ」

男(……実年齢見て萎えるものなんだしなー)

アルルーナ「じゃ、早速プレイルーム行こ」ギュ

男「う、うん」

アルルーナ「……?」

男「な、なんでもない。やっぱりその……背徳感すごいわ」

アルルーナ「そういう、背徳感アリアリのプレイも対応できるけど?」

男「例えば?」

アルルーナ「うーん……お兄ちゃんと先生と先輩とご主人様、なんて呼ばれたい?」

男「お兄ちゃんでお願いします」

アルルーナ「即答……」

男「姉貴はいるけど妹いないし」

アルルーナ「なるほど」



…………

……

アルルーナ「ここ」カチャ

男「お邪魔しまーす」

アルルーナ「上着、預かる」

男「ん……お願いします」スッ

アルルーナ「そだ、男さんはお兄ちゃんだけど、私はどんな妹がいい?」

男「どんな、って?」

アルルーナ「清楚?遊んでる?お兄ちゃん好き?それとも嫌い?」

男「……うーん」

男「……」

アルルーナ「そ、そんなに悩む事?」

男「……最初は見下してるけど、お兄ちゃんちんぽで陥落、とか?」

アルルーナ「……」



アルルーナ「今まで経験した設定の中でも相当マニアック……」

男「無理にとは言わないけど。普通に清楚な妹とイチャイチャもいいかなー」

アルルーナ「……無理?」カチン



アルルーナ「……」スゥーハァー

アルルーナ「出来るに決まってるじゃん。プロを馬鹿にしないでくれる? お・に・い・ちゃん」ツンツン

アルルーナ「ねーぇ、お兄ちゃん。私、新しい服欲しいんだぁ~」ギュッ

アルルーナ「Hな事してあげるからぁ、お小遣いちょーだい♪」ツツツ...

男「……」ゴクリ

アルルーナ「手でシコシコしてあげよっか? それともお口でジュポジュポされたい?」

アルルーナ「あ、ここはダメだからね?」



男(ああ、もうお芝居始まってるのか……じゃあ……)



男「いつからそんないやらしい女になったんだ」

アルルーナ「お兄ちゃん古ーい。今時の子はサポくらいしてるって。それよりぃ」

アルルーナ「もうお兄ちゃんのおちんちん、大きくなってるんだけど。うけるし」サスリサスリ

男「親父が泣くぞ……ったく」グイッ

アルルーナ「えっ、何?! きゃっ……んっ!!」チュ

男「……」チュッ...ニュル...クチュ...

アルルーナ「んぅ、んー!! んー……」チュピ...プチュ...

アルルーナ「んぅ……む…………ぷは」

アルルーナ「お兄ちゃんとガチキス……しちゃった……」トロン

男「ったく、こんな男を誘う気まんまんのエロ下着で、親父とお袋が旅行でいない日に何するつもりだったんだ?」フニュ

アルルーナ「んっ……お兄ちゃんだって……誘われてノコノコ私の部屋までついてきて……んっ」ピクン

アルルーナ「妹に欲情してるお猿さんの癖に、ぃっ」

男「このっ……乳首尖らせて、なんだこれ……なんか出てる、けど……」トロッ

アルルーナ「それ……んっ、つねならい、でっ!」ビクン

男「なにこれ……んむ、なんか甘い」

アルルーナ「……樹液」

男「ふぅん……」ニチニチニチニチ

アルルーナ「だめっ、だめっ!搾らないでっ、乳首しこしこっ、しないでっ!あうぅっ!!」プシッ...プチュッ...

男「お、おお……いっぱいでた……」

アルルーナ「あ、あひっ、ぃ」ビクンッ!!

男「ちっぱいで感度良くて……そりゃ、援交したがるオッサンには事欠かないわな」フニフニ

アルルーナ「あぅ、う……」

男「ところで」



ニチュ...



男「ここも樹液?」

アルルーナ「そこ、は……」

男「樹液じゃないよなぁ……」スリスリスリスリ...

アルルーナ「そこ、触るな、触らない、でっ……あっ」

男「んー?」チュックチュックチュック...

アルルーナ「触らな、あぅ……う、ん……んんっ」

アルルーナ「口でしてあげるから、だからイジるの、やめて、お兄ちゃ、うぅ」

男「じゃあ、ベッドで」

アルルーナ「……わかったわよ」

男「あ、その前にさ。全部脱いでくれる? で……」ヒソヒソ

アルルーナ「変態、すぎ……」

男「はーやーくー」

アルルーナ「つ、追加料金、取るんだからねっ」シュル...パサ...



アルルーナ「お、お兄ちゃんにイジられて、濡れちゃったから、責任、とってよねっ!!」パンツグイー

男「おっほうおぱんちゅあやとりキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」



アルルーナ「い、いいでしょこれで……お兄ちゃんも早く脱いでよ」

男「お、おう……」シュルル...カチャカチャストン



アルルーナ「あっは、先走り出ちゃって、みっともないくらいバッキバキ」

男「じゃ、よろしく」ストン

アルルーナ「ん……」

男「あ、脚閉じちゃだめだよ、和式トイレにまたがるみたいにさ、広げてお願いします」

アルルーナ「注文多いなもぅ……こ、こう?」

男「そ……う」ピクン

アルルーナ「まだ指を添えただけじゃ、ん……んっ、ふ」チュ

アルルーナ「れる……んっ、ぷへ……んっ、ふ、んっ」ベチョ、ヌチュ...

アルルーナ「ぷふ、んふふ、青筋立てちゃって……バキバキちんぽかぁわいい~」

アルルーナ「……いっただっきまぁーす」パクンッ

男「おふ!」ビクンッ

アルルーナ「んふ、ぷぐっ、ぐぷっ」グッチュグッチュグッチュ

アルルーナ「んぐ……ぷはっ、んふふ、大きさは普通だけどカリが張ってて太くて硬くて……私好みのおちんちんだ」

アルルーナ「あむ、んぐ、んぐっ、んんっ、んぐっ」ジュポッ、ジュポッ

男(舌がうねって、ピストンと同時に、口の中の圧やばっ!!)ビクンッ

アルルーナ「どう? どう? すぐイッちゃうんじゃない? イッちゃえ」チュ

男「く、くっそ」グッ

アルルーナ「あっ、こら、足の指でおまんこいじるなっ!反則、だm、えっ」

アルルーナ「おさるさんの、癖にっ、いぃっ」

男「んー?すぐイッちゃうのも面白くないしさー」

アルルーナ「うー……んっ」

アルルーナ「仕方ないなぁ……仰向けに寝っ転がって」

男「お、おう」

アルルーナ「特別にナメさせてあげるんだから。お兄ちゃん料金なんだからねー」グイ

男「おお、シックスナインってした事ないや」

アルルーナ「ほんと? ま、せいぜい長持ちさせて、私を気持ちよくしてよねー」

男「それにしても……」クパ

アルルーナ「やんっ」ニチュ

男「援交してるってのに、パイパンおまんこ中身どピンク」クチュ

アルルーナ「ふゎっ……んっ、んっ、あんっ、ゆび、いれないで……っ」

男「えー、そう言いながら2本するっと入るじゃん」グチュッ

アルルーナ「う、うぐっ、ぐぅ、くひっ、ぃっ!!」

男「ほらほら、俺のも舐めてよ」

アルルーナ「うん……うん、ん、んっ……」チュパ...

男「俺も……っと」チュ

アルルーナ「んっ、んっ、んっ、ふあああっ!」ビクン

男(どんどん愛液があふれて……)ジュルルルル

アルルーナ「うぐ、ぐぷっ、おぐ、ぐっ……」ジュプッ、ジュププッ

男「ぷはっ、う、あっ、そこっ、んぐっ!!」

アルルーナ「休んじゃだーめ。ほら、どっちが相手をイかせるか競争だよ、お兄ちゃ、んふ」

アルルーナ「ひゃう、んっ!んぐ、んぐっ、んぐっ!!」

男(クリトリス……ラビア……中にも……)レル、レルン、グチュ...

アルルーナ(気持ちいい、演技、しなきゃ……大きい、口の中、おちんちんで塞がれてる……)グプッ、ジュプッ

アルルーナ「ぐぅ、うふぅ、おごっ、んっ、ん────っ!!」グププププッ

男「やば、も、おぅ、うう……」

アルルーナ「んふぅ、んっ、んっ、ぐ、お、ぐ、うあっ、あっ、あっ、あっ!!そこダメ、舌でグリグリしないれっ!」

男「で、出るっ!」

アルルーナ「あっ?!あっ!!」



ビュルッ、ビュルッ!!

アルルーナ「あっ、もー……あむ」パクビュルッ

男「お、ぐ、ぅ……っ」

アルルーナ「んふー、んく、んく……」コキュ、コクン...

男「はぁ……はぁ……あ、ああっ、吸われて、だ、あっ」

アルルーナ「ぷは、んふふ、最後の一滴までごちそうさま、お兄ちゃん♪」

男「はぁ……」ブルル

アルルーナ「……ねぇ」

男「……?」

アルルーナ「あんだけ口の中汚しておいてさ……なんでまだ勃ってんの?」

男「……ごめん」

アルルーナ「ま、しゃーないなぁ」



アルルーナ「次はこっちで虐めてあげる」クチュ...

アルルーナ「ゴム、ある?」

男「えっ、あー……無い、かも」

アルルーナ「……ぜってー外出しだかんね」

男「お、おう……」

アルルーナ「じゃあ、早速……」ヨッコイセ



アルルーナ「おまんこで搾っちゃうからね、お兄ちゃん」グプンッ!!



男「お、おあっ!!」ビクンッ!!ビュルッ!!



アルルーナ「……え?」

男「あ、わ、なんで……」ビュル...

アルルーナ「…………外出しって言ったよね」

男「なんかごめん、入れられた瞬間気持ちよすぎて……」

アルルーナ「あーまぁ、私のせいなら仕方ないか。アフターピルって飲むと調子崩すからイヤなんだけど」

男「……」

アルルーナ「あれ、どうかした? お兄ちゃん」

男「あーなんか、妹がそういう事してると知ってショック」

アルルーナ「生ハメ中出しした人間の言う事じゃないでしょ」

男「あ、うん……ごめん」

アルルーナ「謝るなら……ん? うく……」

男「ごめんやばい勃起止まらない……」

アルルーナ「2回も出したのに、硬すぎ……やばいよこれ……」

男「本当に申し訳な……あっ」

アルルーナ「ほぉらほぉら、くっちゅくっちゅ入り口でえっちな音してるよぉ……」クチュクチュ...

男「アルルーナ!!」グッ

アルルーナ「んぐっ!んー……」チュッ...

男「アルルーナ……俺が、腰振りたいんだけど……」

アルルーナ「いいよ、上下交代だね、お兄ちゃ……きゃっ」グリンッ

男「へへ……やっと主導権握れるな」

アルルーナ「もー強引……っていうか、握れると思ってる?」ギュゥゥ...

男「お、おごっ、いっ、しめ、すぎぃっ」

アルルーナ「あははっ、ほら早く、射精しちゃいなよー」キュッ、キュッ

男「こ、のぉっ」グイッ、パンッ!!

アルルーナ「ひゃうっ!!」

男「おらもう1回!!」パンッ!!パンッ!!

男「このっ、ロリビッチめっ!!乳首もクリトリスもビンビンにしやがって!!」パンッパンッ!!

アルルーナ「あっ、あっ?! や、強いっ!いっ!あっ!」グッチュグッチュ!!

男「何人くわえこんだんだよ!ええっ!!」

アルルーナ「あっ、あっ、あっ、あっ!!いっ!!くひっ!」ビクンビクン!!

男「おーこれ、奥かな? なんかコツンって感触きたな」グチュッ!!

アルルーナ「あ、はっ、子宮口……降りてきちゃって……あんっ!!あっ!!あんっ!!あああっ!!」

男「イキそう?これがいいのかおらっ!!」

アルルーナ「あっ!そ、も、私、イ、いき、イく……いきそっ……お兄ちゃ……っ!!」

男「おらっ、イけっ!誰のちんこでイくか宣言して絶頂しろ!!」



アルルーナ「あっ、はぅ、あっ、イく、お兄ちゃんの近親生ちんぽでイくっ……っ!!!!」



アルルーナ「イくぅぅぅっ!!!!」ビクンッ!!ビクンッ!!

男「はぁ……はぁ……」

アルルーナ「あっ、あっ……イき、ました……お兄ちゃんガチガチおちんち……あっ、待って嘘ぉっ!?」ビクン

男「俺まだイってないしな」パンッ!!パンッ!!

アルルーナ「まって、まっへ、だめこんな、あっ、だめ、ぇっ!!」

男「きゅうきゅう締めてるじゃないか、え?」

アルルーナ「だって、らっへ、イったばっかなの、しきゅうこぉ……おぉ……お゛っ?!」

アルルーナ「あはっ、ぐぅっ、ストローク深いっ?!ふかいよぉ!!おく、おぐっ?!うぅぅっ!!」ジュププッ!!ジュプッ!!

男「気持ちいいのか?」

アルルーナ「はひっ!!はひっ!!きもちいっ、あっ、あんっ!!あんっ!!アッアッアッアッ!!」パチュン!!パチュン!!

男「おー結合部が精液と愛液でぐっちゃぐちゃ」

アルルーナ「おひぃひゃ……キス……」

男「おっけ。舌出して」

アルルーナ「あむ……うぅ……んむ、ちゅっ……んっ!!んっ!!」

男(舌絡めながら腰振るときゅうきゅう締めてきてやばいくらい気持ちいいな……)

アルルーナ「あひっ!い゛っ!イっちゃ、また、いっちゃうよぉ……」

男「よしイけっ!!」バチンッ!!

アルルーナ「おごっ!!きひぃっ!!」ビクンッ!!ビクンッ!!

男「おらっ!!」パチンッ!パンッ!!パンッ!!

アルルーナ「らめ、おにいひゃ、らめ、イってるろりうごくのらめぇっ!!あぎぃ!!」ビクンッ!!

男「締め付けきついなホント……おらっ!!」

アルルーナ「あっ!!あっ!!あ゛っ!!あ゛っ!!」

アルルーナ「しゅご、あたま、ひばな、ちっちゃ、あつ、あぐっ、あぐぅ……あああっ……」

アルルーナ「ああ、イく、イキっぱなしになっちゃ、あたまとんじゃう……ぅぅ」

男「よし、イけっ、最後は俺と一緒にイけっ!!」

アルルーナ「うん……イく、イく、大好きなお兄ちゃんと同時にいくぅ……っ!!」

男「よし孕めっ!!アフターピル禁止っ!!生理止まるまで俺専用の精液便所になれっ!!」

アルルーナ「あ……だめっ、そんな、だ、イ、ああああっ!!」

男「またイったのか、淫乱な妹だなアルルーナっ!!ほらっ!!」

アルルーナ「お、しょこ……しゅごぉ……おっおっおっ!!イキっぱなし!!イキ!!いっ!!いぃぃ……」ビクッ!!ビクッ!!

男「なるか? 精液便所になれっ!!」

アルルーナ「ひゃひ……わたしなる……おにいちゃんせんようざーめんべんきぃ……ぃっ!いっいくっ!!」

男「俺もっ!イくぞっ、イく……3発目……っ!!」

アルルーナ「あ、きちゃう……すごいのキちゃう……お兄ちゃんザーメンっ!!子宮にっ、しきゅうにぃっ!!」

男「よし、一番深いところで出すからなっ!必中させるからなっ!!」

アルルーナ「うんっ!うんっ!!おにいちゃん!イくよ、一緒に、いっしょにっ!!」

男「おおおおおっ!!」パンパンパンパンッ!!

アルルーナ「ああっ、くるね、きちゃうん、わたしもイク、わかるよ、ぷくって膨らんで、ザーメン発射されちゃうっ!!」



男「うあああっ!!」

アルルーナ「イクゥゥッゥッ!!」



ドピュッ!! ドピュッ!! ドプッ!! ドプ...

男「……ふぅ、ふぅ、はぁ」

アルルーナ「……あ、はぁ……はぁ……」

男「抜く、ぞ」

アルルーナ「ん、あっ……ひゃうん!」ビクッ

男「……えっろ」

アルルーナ「お兄ちゃん……見て……こんなに……」クパァ...ドロッ...

男「……」ゴクリ

アルルーナ「私……お兄ちゃん専用のザーメン便所になっちゃったぁ……」ブイサイン

男「……じゃあ、もう1回いい?」ムクク

アルルーナ「……あ、あれ、ちょっと待って……まっt……んーっ!!」ズブブ

男「ごめんめっちゃ気持ちいい」

アルルーナ「おごっ、くひっ!ひぃぃっ!あっ!あっ!!」パチュンッ!!パチュンッ!!



…………

……

男「……うっ」ビクンビクン

アルルーナ「……大丈夫? 生きてる?」

男「はは、流石にもう出ないや……空撃ちだ……」ドサッ

アルルーナ「よく頑張りました。えらいえらい」ナデナデ

男「ふぅ……あ、重くない?」

アルルーナ「平気。ふふ、絶倫だね、お兄ちゃん」

男「あはは……こないだ来た後色々と特訓を……早撃ちにならないように」

アルルーナ「えっ、あれで?」

男「」ガハッ

アルルーナ「あ、ごめん……じゃあ、お芝居は終り。ね、お風呂行こ」

チャプン



男「ふぅ……」

アルルーナ「おじゃまします」チャプン

男「シニョンも似合うね」

アルルーナ「花弁部分だけは水に濡らしすぎると萎れちゃうから」

男「下の花びらはびしょびしょだったねぐへへ」

アルルーナ「おっさんくさい」

男「ごめんなさい」

アルルーナ「ふふ……ねぇ、気持ちよかった?」

男「そりゃもちろん」

アルルーナ「良かった。お風呂から上がったら、もっとイチャイチャする」

男「あ、ねぇ聞いていい?」

アルルーナ「何?」

男「なんでまたこういう……シチュプレイみたいな事を?」

アルルーナ「子どもの頃から演劇が好きだから」

アルルーナ「本当に子どもの頃は、魔法少女やお姫様になりきって遊んだ」

アルルーナ「もうちょっと大人になってからは、劇団に研修生として入れてもらって、一緒にレッスン受けた」

アルルーナ「別の誰かに……ね」

男「……」

アルルーナ「あ、全然そんな、黙っちゃうような話じゃないから」

アルルーナ「じゃあこっちからも、質問1つ、いい?」

男「え、うん、いいけど?」



アルルーナ「狐娘と、どっちが気持ちよかった?」

男「……あー、うー、うーんと……」

アルルーナ「ふふ、困り顔可愛い」チュ

男「あはは……」

アルルーナ「さ、上がろ」

アルルーナ「体拭いて、冷たい飲み物で喉潤して、それから……」



アルルーナ「夜はまだ長いから。寝かさないから」クスッ







アルルーナさんと近親プレイ  おしまい

prrrr... prrrr...



狼男「はい、こちら"Milk Bucket"でございます」

狼男「むさ苦しい男の声で申し訳ないっスね。黒服は所用で席を外しておりまして」

狼男「次回の予約? ええ、月末、はい、お望みのキャストは?」


□ 次回出勤のキャスト

ラミア
雪女
狐娘
羊娘
龍娘
猫耳娘
セイレーン
アルルーナ

その他、亜人・モン娘多数在籍(リクエスト可能



>>111

待ってた乙!
踏み台になってやらぁ!

安価ならキメラ(複数のモン娘ハイブリッド的な

ノリノリアルルーナええな
安価はラミア

演技派ロリっ子アルルーナかぁ、樹液のお味がどんなんなのかが気になるところ
次回のアナザーラミアさんも楽しみにしてまっせ

ラミア了解
年末……年明け……年明け、かな?
あと狼男とダークエルフの短いお話もつける…つくかも…

>>110
スフィンクスに「Hになればなるほど硬くなるものなーんだ?」ってクイズ出されるとかそういう…?

>>112
人間用搾乳機で樹液きゅぽきゅぽ、ってワードが今脳裏に浮かんだ
樹液の味は、ツツジの花の蜜みたいなもんじゃないかな?

予告なしで小話追加
店主とミアについては
ラミア「いらっしゃいませ」 - SSまとめ速報
(https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1388883918/)

────都内 某マンション



ガチャリ



狼男「……」



prrrr...prrrr...



黒服『どう?』

狼男「もぬけの殻っス。冷蔵庫、ベッド、本、ほぼそのままっスね」

黒服『臭いは?』

狼男「無茶言わんでくださいよ。昨日は雨だし、そんなに鼻の利く方じゃないんスから」

黒服『なにか行き先の分かりそうなものはある?』

狼男「……」ガサゴソ

狼男「…………」ガサゴソ

狼男「ダメっスね。ゴミ箱の中も空っぽス」

黒服『……そう』ハァ

黒服『ありがとう、狼男。後は”より専門性の高い別の人材”に任せるわ。そのまま帰っていいわよ」

狼男「了解っス」

黒服『借金背負って沈んだ嬢と、それに絆された男性スタッフが手に手をとって』

黒服『しかも金返さないどころか売上ギってバックレなんて外聞が悪いじゃない』

狼男「そう、っスね」

黒服『別に守銭奴ってわけじゃないのよ? お金の問題じゃないの。ただ、私の顔に泥を塗りたくってトンズラってのは、ねぇ?』

狼男「……」

黒服『ねぇ、わんこくん』
   ・・・
黒服『あなたは大丈夫よね?』

狼男「あーまぁこういう仕事回された時点で、釘さされてるってのは理解してるっス」

黒服『そう、ならよかった。それじゃ、楽しんでね……ふふ』ピッ



狼男「……」

狼男「本当、お釈迦様の掌の上感パネェ……」ハァ

狼男(嬢に惚れて不幸になった奴なんか、この業界でたっぷり見てきたはずなんだけど)

狼男(まさか自分がドはまりするとは……)ハァ...

…………

……

────昼過ぎ@駅前



ダークエルフ「……」ドキドキ

ダークエルフ「…………」トケイチラッ

ダークエルフ「……………………」ソワソワ

ダークエルフ「………………………………」トケイチラッ



??「あれ、おねーちゃん一人?」

ダークエルフ「?!」ビクッ



チャラ男A「いや見てたらずっと暇そうに立ってるからさぁ、俺らと遊ばない?」

ダークエルフ「えっ、あのっ、ご、ごめんなさい、待ち合わせ、なので……」

チャラ男B「いいじゃんその相手遅刻してんでしょ? 俺らと楽しい事しようぜぇ」

ダークエルフ「あの、でもっ、ごめんなさいその……っ」

チャラ男A「そんなビビんなくても、とって食べやしねぇって、なぁ」

チャラ男B「そうそう。彼氏? ひどいよねぇ、うおー、めっちゃ髪サラサラ」サワサワ

ダークエルフ「やめてくださいっ!」ドン



チャラ男B「ってー」

チャラ男A「あ? お前何してくれてんの?」グイッ

ダークエルフ「!!」

チャラ男B「あーあ、こいつキレっと何すっかわかんねーよ?」



??「キレると何するんスか? ウサギとワルツでも踊るんすか?」

狼男「遅れて申し訳ないっスね、ダークエルフ。パーキング探すのに手間取って」

ダークエルフ「あっ、いえ、その……」

チャラ男B「あんただれ?」

狼男「この子の待ち合わせ相手っス」

チャラ男A「んだてめー。スカしてんじゃねーぞこら」グイッ

狼男「あーあーあー襟首掴んでメンチ切るとか、今時ヤンキー漫画でもやらないっスよ」パシッ

チャラ男A「あんま舐めてっと……」



ガンッ!!



チャラ男A「ぐっ」



狼男「舐めてるとなんだって? 次に俺の連れに手ぇ出したら、地獄の底まで追いかけて喉笛噛み千切るぞ」ガルルルルル...

狼男「……わかったら、失せろ」ポイッ

チャラ男A「ちっ」

チャラ男B「なんだお前、女の前でいきがってんじゃねぇぞ! おい、行こうぜ」

チャラ男A「ああ……覚えてろよテメー!!」スタコラ



狼男「……」

狼男「覚えておいて欲しけりゃ、名刺の一つでも置いてけ、って話っスよ」パンパン

ダークエルフ「……」ポカーン

狼男「怪我とか無いッスか?」

ダークエルフ「それは、平気です……けど、その……」

狼男「?」

ダークエルフ「なんでもない、です……」

狼男「……」

狼男(毎度の事ながら、緊張して言葉がなかなか出てこないっスね……)

狼男(……あ)

狼男「そのセーター、似合ってるっス」

ダークエルフ「ほんと? 羊娘さんに選んでもらったんだけど……変じゃない、ですか?」

狼男(チョコレート色の肌と襟ぐりの広いニットがとてもお似合いで控えめに主張するおっぱいがおっぱいでおっぱい……)

ダークエルフ「狼男、さん?」

狼男「あーいや、なんでもないっス……今日は相談があるって聞いたんスけど」

ダークエルフ「うん、その……どこか落ち着いた場所ででも、いいですか?」

狼男「もちろん。昼飯は済ませてるんすか? もし良ければ俺の行きつけの店に案内するっスけど」

ダークエルフ「本当? じゃあ、そこで。実は少し期待して、お昼まだなんです」

狼男「了解、じゃあ早速……」

ダークエルフ「?」

狼男「あ、いや……なんでもないっス」

狼男(手ぇつなぐのはやりすぎ……っスかね)

狼男「そんなに迷うような道じゃないから」

ダークエルフ「あ、はい……その……」

狼男「……?」

ダークエルフ「あっあの……人混みで迷っちゃいそう、なので……袖、失礼します、ね……」ギュ

狼男「おっおう、おうっ? ……うん、ど、どうぞっス」

狼男「……」テクテク

ダークエルフ「……」テクテク

狼男「……もう世間はクリスマス一色っスね」

ダークエルフ「いいですね……なんか街全体がふわふわ浮いてるみたいで」

ダークエルフ「私ほら、クリスマスとか関係ない家で育ったから」

ダークエルフ「お店のみなさんとパーティしたり、ああいうのって楽しい、です」

狼男「そうっスねぇ……あー、そろそろ倉庫からツリーと飾り取ってこないと。引っ越した時にどこに仕舞ったのやら」

ダークエルフ「ふふ、あっ、狼男さんの子供の頃って、どんなクリスマスでした?」

狼男「えっ、あー……うーんと」ポリポリ

ダークエルフ「ごっ、ごめんなさい、その……言いたくない事もあります、よね」

狼男「俺もダークエルフと似たような環境だったんスよ。だからまぁ……あんまりいい思い出ではないっスね」

ダークエルフ「……」シュン

狼男「ダークエルフが気にする事じゃないっスよ。こうやって気負わず話せる程度には過去の話っス」

狼男「とかなんとか言ってるうちに、到着」

ダークエルフ「……」

ダークエルフ「ぺろ……ぺるちぇ?」

狼男「"Perche"でペルシュ。ここのオムライスは本当に絶品なんで一度試してみてください」

ダークエルフ「わぁ……素敵な雰囲気の店構えですね……」



カランコロンカランコロン...



??「いらっしゃいませー……あら?」

狼男「こんちわっス、ミアさん。テーブル開いてます?」

ミア「あらまぁウフフ」

狼男「なんすか」

ミア「だっていっつもカウンターでムッとした顔でご飯食べてる狼男くんが」

ミア「可愛い女の子連れてきて『テーブル開いてます?』だって」

狼男「同僚っスよ……ただの」

ミア「はーい、そういう事にしておきましょうか。どうぞ」アラアラウフフ



カランコロンカランコロン...



ダークエルフ(……同僚、か)

ミア「いらっしゃいませ。お水どうぞ。今日の日替わりはポークピカタよ」

狼男「ダークエルフは何がいいっスか? 言った通りおすすめはオムライスなんすけど、ランチはどれも外れなしっス」

ダークエルフ「あ、じゃあ……オムライスで」

狼男「オムライス2つ。1つはタマネギ抜きで」

ミア「はーい」ニョロリニョロリ

狼男「……」

ダークエルフ「……」



2人「「あのっ」」



狼男「……お先どうぞっス」

ダークエルフ「あの人……ラミア、なんですね」

狼男「珍しいッスよねー」

ダークエルフ「どういうお知り合いなんですか?」

狼男「ああ、ラミア……”妾さん”じゃなくて以前在籍してたラミアの娘から教えてもらって」

狼男「ちょうどその……ダークエルフと入れ替わり、で揚がった人なんで……」

ダークエルフ「……」ボフン

狼男「……」

狼男「ああまぁ、そんなわけで、この辺りで買い物して昼飯、ってなったらまずはここっスね」

ダークエルフ「……ラミアの人、美人ですもんね」ムスッ

狼男「さすがに人妻目当てで通うほど暇じゃないし、その……」

狼男(操を立てた女が目の前にいるとは言えないっスよねぇ……今朝の今じゃあ)

ダークエルフ「……その?」

狼男「……や、まぁ、赤線の中で遊ぶ金くらいはあるっス。うちの店の金払いの良さは知ってるっスよね」

ダークエルフ「まぁ、それは……」

狼男「……」

ダークエルフ「……」

狼男「…………」オミズゴクゴク

ダークエルフ「…………」メニューチラチラ

狼男「あ、そ、そうだ……話って、なんだったんスか?」

ダークエルフ「えっ……あ、その……」

ダークエルフ「……」

ダークエルフ「こ、こんな質問、していいのかな、って思うんだけど」

ダークエルフ「龍姐さんに聞いたら『そういうのは狼男か牛頭に聞け』って……」

ダークエルフ「で、牛頭さんはちょっと違うかな、って言うか……その……」モゴモゴ

狼男「?」



ダークエルフ「手編みのマフラー、って、変かな……って」

狼男「……は?」

ダークエルフ「だから、ね? その、恋人じゃない男の人に、クリスマスプレゼントで手編みのマフラー……あげるの変かな?」

狼男(……)

狼男(ああ……そういう事か。タンスの角に小指ぶつけりゃいいのにそいつ)イラッ

狼男「あー、いいんじゃないっスかね。お客さん、喜ぶと思うっスよ」

ダークエルフ「へ? えっ……お客さん……あっ、あ、そ、そうだよね……」



狼男(そういう質問される、って事はそういう脈は無ぇ、って事っスよねぇ……)

ダークエルフ(……そう、だよね。普通、そう……思っちゃう、よね……)

ダークエルフ「ご、ごめんなさい……」

狼男「別に謝られるような事じゃないっスよ。それより、クリスマスまでに編み上がりそうなんスか?」

ダークエルフ「えっ……出来る、と、思う……その……出来栄えに目をつぶれば……」

狼男「出来栄えよりかは、心がこもってるかどうかだとは思うっスよ」

ダークエルフ「そう……?そっか……」

狼男「喜んでもらえるといいっスね」

ダークエルフ「……うん」シュン

ミア(あら、あらあらあんまり会話がはずんでない感じね……)コッソリ

店主「覗いてる場合か」コツン

ミア「だってぇ」

店主「ほれオムライス2つ、玉ねぎ抜きは付け合せのクレソンが大きい方」

ミア「はぁい」

店主「余計な事すんなよー」

ミア「わかってますよ、あ・な・た」ツンツン

店主「なっ、仕事中にからかうなよ」

ミア「お返しよ。オムライス2つ、受け取ったわ」

店主「ったく……」

ミア「オムライスとオムライス玉ねぎ抜き、おまたせしました」コトン

ダークエルフ「わぁ……」

狼男「こうやってオムレツを半分に割るんス」キコキコ

ダークエルフ「こう……?」ススス

ダークエルフ「わっ、わっ、すごい、半熟でトロトロだぁ」

ミア「食後にコーヒーか紅茶付きますけど、どちらにします?」

ダークエルフ「あ、じゃあ、コーヒーで」

狼男「俺もコーヒーにするっス」

ミア「はぁい。冷めないうちにどうぞ」

ダークエルフ「そうですね。いただきます……」パクッ



ダークエルフ「んー!」



狼男「ね、ハズレなしっスよ」

ミア「じゃ、伝票置いておくから。ごゆっくり」アラアラウフフ

…………

……

狼男「ごちそうさまでした」

ダークエルフ「ごちそうさまでした」

狼男「……」

ダークエルフ「……」



ホギャ!!ホギャー!!



ダークエルフ「……?」



店主「おーよちよちよちよち。ほーら泣かない泣かない」

子ラミア「あーうー、ぶー……」

店主「おうおうおうどうしたどうした、まんま? それともオムツかなー?」ヨシヨシ

ミア「お腹いっぱいでゲップも出たもの、おねむよねぇ。ほらいいこいいこ」ポフポフ

ダークエルフ「わぁ……」

ミア「うるさくしちゃってごめんなさいね」

ダークエルフ「いえ……はわ……かわいい……何歳なんですか?」

ミア「まだ6ヶ月よ、ちょっと抱いてみる?」

ダークエルフ「えっ、いいんですか?」

ミア「右手でお尻としっぽを支えて、左手で頭と肩を、そうそう……はいっ」

子ラミア「だーうー」

ダークエルフ「わわっ……わー……あったかいですねぇ」

子ラミア「あうー」ナデナデ

ダークエルフ「ふふ、とんがり耳は珍しいかな?」

狼男「……」ホンワカ

子ラミア「うー」ファ...

ダークエルフ「ふふ、おねむだね……じゃ、お母さんにバトンタッチです」

ミア「ありがとう。あなた、二階に寝かせてくるわね」

店主「おう」

ミア「お姉ちゃんにばいばーい」フリフリ

ダークエルフ「ばいばーい」ニコニコ

狼男(……子ども、か)

ダークエルフ「赤ちゃんって、可愛いですね」

狼男「ん? おお……そうっスね」

ダークエルフ「……」

狼男「……」

ダークエルフ「!!」ボフン

狼男「?」

ダークエルフ「あ、いえ、なんでもないです、で、出ましょう、か」

狼男「ん? おお……」

狼男「店長、お会計っス」

店主「ん、おお、ゆっくりしてきゃいいのに」

狼男「まぁ、またの機会にそうするっス」

店主「あー、あーなるほどねぇ。おいちょっと耳貸せ」

狼男「なんすか?」

店主「コンドーム使えよ? 避妊は男の役目だかんな?」ヒソヒソ

狼男「ばっ、なっ、だから違うってそういう関係じゃねぇ……っス」

店主「わかった。そういう事にしといてやる。ほい、あわせて1300円」

ダークエルフ「あ、自分の分は出しますよ」

狼男「出させてくださいっス」

ダークエルフ「い、いつもごめんなさい……」

狼男「後で缶コーヒーでもおごってくれればそれでいいっス」

店主「へーぇいつもねぇ」ニヤニヤ

狼男「なんスかもぅ……ほんと勘弁してくださいっス」

狼男「じゃ、ミアさんにもよろしくっス」

店主「おう、また来いよ」

ダークエルフ「ごちそうさまでした。美味しかったです」

店主「お姉ちゃんみたいな可愛い子なら、いつでも歓迎するから」

狼男「後でミアさんにチクってやるっス」チッ

店主「はっはっはっ、まじでやめて」

ミア「聞こえてるから大丈夫よ」

店主「?!」

ミア「ゆぅっくり話し合いましょうか、あ・な・た?」ギチチチチ...



ダークエルフ「あっ、あのっ、あれ……」

狼男「あの二人のいつもの光景なんで気にしなくていいっす。車で家まで送るっスよ」



…………

……

ブロロロロ...キッ



狼男「はい、到着っス。忘れ物大丈夫っスか?」

ダークエルフ「あっ、はい……」

狼男「?」

ダークエルフ「送ってもらって、すいません……」

狼男「お安いご用っス」

ダークエルフ「あっ、あの……」

狼男「……?」

ダークエルフ「……」

ダークエルフ「あの、待ち合わせの時、男の人に、髪、触られて……」

ダークエルフ「だから、上書きして欲しい、っていうか……同じとこ、触ってほしい、っていうか……」

狼男「お安いご用っす。ほら、頭こっち向けて」

ダークエルフ「……」オズオズ

狼男「……」ナデナデ

狼男「…………」ポフポフ

狼男「………………」サワサワナデナデ

ダークエルフ「も、もういいですか?」

狼男「えー、もうちょっと触っていたいっス」

ダークエルフ「……ん」

狼男「……」ナデナデ

ダークエルフ「……」モジモジ

狼男「はい、じゃあ、おしまいっス」

ダークエルフ「……あ、ありがとうございます」

狼男「……じゃあ、今度は俺の番っス」ズイ

ダークエルフ「へっ?!」

ダークエルフ「じゃ、じゃあ、失礼します……」ナデナデ

狼男「もっと強くしてもいいっスよ」

ダークエルフ「こ、こうですか?」ワッシワッシワッシワッシ

狼男「そんなんでも大丈夫っす」グリグリ

ダークエルフ「ふふっ、変なの……もう、おしまいです」

狼男「どうもっス」

ダークエルフ「……じゃ、また。お店で」

狼男「そっすね。店で」

ダークエルフ「……」

ダークエルフ「失礼します、ね」

狼男「うん。それじゃ」



ガチャ、バタン

ダークエルフ「……」パタパタパタ

ダークエルフ「……」チラッ

ダークエルフ「じゃ、お店で……」バイバイ




狼男とダークエルフと例の喫茶店の続きっぽい小話 おしまい

今年の更新終わり

この話に意外と時間かかったのでアナザーラミア(妾さん)の話は1月中になんとか…
みなさん来年もよろしく

乙乙ミア夫婦色々あったけど幸せそうで良かった オムライス懐かしい
子供はラミアになるんだなぁ…良いお年を

結ばれて欲しい

尊い…!改めてラミカフェ読み直してきたよ!んでんで、最後の方に公開であったんだ!別スレで真白とシーリスのその後を書くと…
はよっ!焦らないでこっち終わらせてからでいいから…はよ!リブートが始まって嬉しくて仕方なかったよ

新年早々ほっこりした
前から言おうと思ってたんだけど、>>1の射精の描写好き

姫始めラミアさん期待待機
今月中に読めるといいなぁ

1月無理だった2月2日(土)22時頃より投下予定

>>143
新年早々、大掃除の続きでぎっくり腰になりましてねフフフ…おっさんですわ…
>>144
頭の中に続きはある…あるがいつ形になるかは明言していない…その気になれば(以下略
>>145
んーなんの事かなフフ
>>146-147
ありがとう(ビュルル!!
>>149
2月2日予定

おk舞ってる

悲報:緊急対応の要請
悪い1週間伸ばす
>>151
腰傷めないようにな

報告乙です
待ってるよ

ただいま日本
予定通り1週間遅れで本日22時ごろより更新、レス数30

>>153-154
ありがとうねぇ

────都内駅構内@元旦



男「だから、仕事だってば母ちゃん。そう、そうだよ旗日も年末年始も仕事なの」

男「人が休んでる時に停めた機械をメンテナンスする仕事なんだから、うん、そうだって」

男「あーはいはい。え、姉ちゃん? まだ帰ってないの? あー……わかった、部屋にいたら言っておく」

男「うん、じゃあね。はいはい、野菜送らなくていいって。いいから。送らないで。お願いだから。うん、じゃあ」pi



男(年末年始シフトの仕事より親との電話のほうが疲れる)ハァ



…………

……

ラミア(両手に紙袋3つはさすがに重い……)ズシッ

ラミア(だがこれが妾の愛の証……っ)

ラミア(あのサークルこのサークル手当たり次第に購入した薄い本)

ラミア(……)

ラミア「しかし重いのぅ……」グッタリ...



ダァシェリェス!!カケコミジョウシャァ、オヤメクダサィ...



ラミア(むっ、いかん……これを逃せば20分待ち……っ)グイッ



ビリッ



ラミア「あ」

ヒィィィィィィィィィ



男「?」

男「……あ」



ラミア「あばばばばば」

男「あー大丈夫ですか?」

ラミア「だっ、大丈夫です問題ないです手伝わないで大丈夫です大事な事だから2回言います大丈夫です」スッスッスッスッ

男「手伝いますよ」ヒョイ、ヒョイ...

ラミア「ぎゃー!!」

男「大丈夫、自分もオタクです。耐性も理解もあるから。今日は4日目ですもんね」

ラミア「うわ本当に申し訳ないです私は平気です見られても平気ですがタイトル読み上げはダメデスやめて見ないでー」

男「……」

男「はい、これでラスト。数、合ってますか?」

ラミア「た、多分……20以上は数えてないのでアレですけど……」

男「良かったらこれ、使ってください」

ラミア「あーいや、そんな……」

男「百均のエコバッグなんで、使い終わったら捨てちゃって大丈夫ですから。それじゃ」

ラミア「あっ……」

男「?」

ラミア「あっ、ありがとうございます……」ゴニョゴニョ

…………

……

────数週間後@"Milk Bucket"店内



黒服「あけましておめでとうございます」

男「松の内もとっくに過ぎちゃってますけどね……なかなか来れなくてすいません」

黒服「当店にスタンプカードがあるわけでも、特典があるわけでもありません」

黒服「愛の大きさは貢いだ額の大小で決まるものでもありませんわ」

男「はぁ……」

黒服「ふふ……さて、本日はラミアをご指名でしたね?」

男「え、ええ」

黒服「後ほどご案内いたしますので、まずはウェイティングルームへどうぞ」ニッコリ

男「……」ポスッ

男(……毎度の事だが、すっげぇ沈むソファ)ポインポイン



??「やぁやぁ、無事ドはまりしてるみたいでなーにより」

?????「……ご無沙汰だね、『お兄ちゃん』」



男「あ、うっすどうも……」

狐娘「はい、ウェルカムドリンク」

男「あれ、今日は俺……」

アルルーナ「分かってる。私のお客様が来るまで、まだ時間あるからからかいに来ただけ」

狐娘「そそ。あー悲しいなぁ、一度ヤったらポイかぁ」ニヤニヤ

アルルーナ「『お兄ちゃん』、私今月スマホ代ヤバくってぇ」クスクス

男「あーいやほんとすいません……」

黒服「二人とも、何してるの?」

狐娘「やばっ、じゃ、今度指名してねー」

アルルーナ「私は……ま、気が向いたらどうぞ、って感じ。ばいばい」

男「あ、う、おぅ……」

黒服「大変失礼いたしました」

男「はぁ、いや、まったく問題なく……」

黒服「ふふ、ではプレイルームへご案内いたしますわ」

男「よろしくお願いします」

男「……あれ?」

黒服「いかがなさいました?」

男「あー、狐娘さんもアルルーナも、その、本人が案内してくれたよな、って……」

黒服「大型の亜人をご指名の際には、プレイルームまでご案内させていただいております」

黒服「特に何かあるというわけではありません、通路のスペースの問題です」

黒服「ご希望があればアテンドさせますが……?」

男「い、いえ、何も問題はなく……」

黒服「左様ですか……一応、大型対応のエレベータもあるのですよ。こちらです。エレベータの前に段差がありますので、お気をつけください」



ポーン



…………

……

黒服「こちらです」カチャ

男「……」ゴクリ

黒服「では……一夜の愛を育みくださいませ」ペコリ

男「……お、お邪魔しまぁす」



???「……妾の相手は、ヌシか?」



男「えっ、あ、はいっ」

ラミア「食いやせん。ドアを閉めてこっちへ」

男「あっ、はい……」ガチャバタン

ラミア「……」

ラミア「……やっぱり」

男「え?」

ラミア「独り言じゃ……ふふ」

ラミア「部屋の暑い寒いは言っておくれ。妾好みにしてあるからの」

男「はあ」

ラミア「上着、失礼するぞ」

男「あ、ありがとうございます」

ラミア「ふふ……緊張しておるのか?」

男「え、ええ……」

ラミア「食いはせんと言ったろうに」クスクス

男(とはいえ、ラミアなんて見る機会無いし、なぁ……)

男(褐色の肌に黒い髪に、蛇みたいな縦に細い瞳孔の目……)



タプン



男(あの2人には無いたわわな……)

ラミア「おや、どこを見ておる?」

男「あっ、すいません」

ラミア「気にするでない。そういう視線にも慣れておるし、これ目当ての客も多いしの」ユサユサ

男「そ、そうっすか」

ラミア「さ、まずはベッドへ」

男「……」ギシ

ラミア「改めて、今宵一晩お相手を務めます、ラミアと申します」ペコリ

男「あ、ご、ご丁寧に。男です」

ラミア「ではまず……」パサッ...カチャカチャ...ストン...

男「……」ドキドキ

ラミア「……」チュ

男「おうふ」

ラミア「乳首を舐められるのは慣れておらぬかえ?」

男「っていうか行為自体そんなに……」

ラミア「ふふ、うぶよの……」チロッ

男「ひゃふっ」

ラミア「んっ……んふ、れる、はむ……んちゅ」ピチュ...

男「……あ」

ラミア「どうした? 痛かったか?」

男「あーいえ、舌が……」

ラミア「ああ、これかえ? 細いし二股だし、まぁ蛇のままよ」

男「……キス、してもいいですか?」

ラミア「ふふ、妾の舌の感触を確かめたいのか? ……ほら」チュッ

男「んっ」

ラミア「んふ……れる、んぷ、んっ、んく……んー」チュッ、ピチュ、チュ...

男(おわっ、舌が舌に絡んでくる、うごめく、ってこんな感じか……っ)

ラミア「んぷぅ……ふふ、美味美味」

ラミア「さて……次はこっちでも味わってもらおうかの」ジジジジジ...

ラミア「……あー、むっ」グプン

男「!!」

ラミア「んっ、んっ、んっ、んっ! ……ぷはぁ」ベトォ

ラミア「一日働いてきた臭いじゃの。雌の頭を芯まで痺れさせる臭いじゃ」

男「うっ、ごめん……」

ラミア「謝る事ではない。妾の好きな臭いじゃ」

ラミア「さて、次はこうやって鈴口を……」チロッ、チロッ

男「うっ」

ラミア「蛇の舌も便利であろ? こうやっへぇ……んぶぅ、ぐ、うう」グププ

ラミア「ぐっ、んっ、んっ、んっ」グプッ、グプェッ、グプッ!!

男(唇と舌で二重にぬるぬるしごかれてる……めちゃくちゃ気持ちいい……)

ラミア「いかがか?」

男「めちゃくちゃ気持ちいいっす」

ラミア「では……もっと気持ちよくしてやろう」スルッ

男「……」ゴクリ

ラミア「こうやって胸で……ぱふっと」パフン

ラミア「で、こうやってぇ……」ンベェ...トロ...

男「う、埋まっちゃいましたね……」

ラミア「そうじゃろ? さて、と」ニュグッ

男「?!」

ラミア「んー?ほぉれほれ」ニュグニュグニュグニュグ...

ラミア「あは、先っちょだけ顔を出したのを舌で……」ツンツン

男「っ!!」ゴクリ

ラミア「はふ……んぷ、んふっ」ニチュニチュニチュニチュ

ラミア「ふぅ……先走りが湧いてきておるぞ? んっ……しょっぱくて……んふ」チュゥ

男「……!」ブルッ

ラミア「こらえが効かぬか?」

男「もう、出そう……」

ラミア「よいぞ……妾を穢すがよい、好きなだけ……な」ニチュニチュグニュグニュ

男「う、でっ、出るっ!」

ラミア「よいぞ、んっ、好きなだけ……っ」



ブビュッ!!ブビュルッ!!ビュッ!!



男「あぐっ!」

ラミア「おおっ、ふふ、胸の中で噴き出して……」ドクン、ドクン、ドクン...

男「はぁ……はぁ……」

ラミア「んふ……」トロ

ラミア「ずいぶんと溜めておったようじゃの。ほれ、プルプルのゼリーみたいな真っ黄色の子種汁がこんなに」アム

ラミア「んふ、んぶ……ぷえ……」グチュ、グチュ、グチュ...

ラミア「あー……んむ」コキュ...コクン...

男「……」ゴクリ

ラミア「けほっ……はぁ、甘露甘露。ぷるぷるの、子宮まで白濁に満たしたい雄の味、じゃ」

男「……」ゴクリ

ラミア「ふふ、もう復活したのかえ?」

男「あーいや、エロすぎて……」

ラミア「では、今度は妾の中で爆ぜるがよいぞ……」シュルン

男「あの」

ラミア「何じゃ?」

男「触ってもいい、かな?」

ラミア「今宵、妾はヌシのもの。好きにするが良かろ」

男「じゃあ、失礼します」

ラミア「んっ……」

男「……すごい……人の肌が滑らかに腰骨あたりで蛇に変わってく……」ナデナデスリスリ

ラミア「……」

男「あっ、人と蛇で温度違う……へぇー蛇の側はひんやりして……」

ラミア「んんっ、ごほんっ!」

男「あっ、すいませんつい……」

ラミア「まったく……ほれ」グルリン

男「ひぅっ!?」

ラミア「蛇のしっぽとは便利なものぞ? ほら、乙女を待たすでない」

男「乙女……?」

ラミア「なにか申したか?」

男「いいえなんでもないです」

ラミア「ふふ、ほれ……ヌシのいきり立ったモノで妾を貫くがよいぞ」クパァ


男「……」ゴクリ

ラミア「ほれほれ。据え膳食わぬは……な?」

男「い、いただきます」クチッ

ラミア「ん……んっ、ん……あっ」グプププ...

男「っ」

ラミア「よいぞ……奥まで……ぇぅ……っ」

男「入った……」

ラミア「うむ……ふふ、我慢などせずとも良い、好きに動き、好きに出せ」

男「じゃあ……はむっ」パクン

ラミア「んっ、ふふ……妾の乳首に、吸い付、んっ!!」ビクン

男「……」レルン、プチュ

ラミア「ふふ、んっ、気持ちっ、良いぞ……空いている左も、ぉ」

男「……うん」モニュ

ラミア「んふ……あっ、ん……はっ、んっ、んっ!!」

男「……」モミモミ、レルレル...

ラミア「んふ……赤ん坊のようじゃの……」

男「ん……っ」

ラミア「んふふ、愛おしいのぅ……」ギュゥ

男「……っ」ビクン

ラミア「んふ、どうかしたか、んっ……赤ん坊のくせに、吸い付きながら腰を振って……ぇ」

男「めちゃくちゃ気持ちいい……」

ラミア「それは重畳……んっ、そこ、こつんこつん、しない、で……もう、イタズラ好きの赤ん坊めぇ」ギュゥッ

男「おっ、うわ……」

男「このっ……!」グプンッ、グチュ、グチュッ

ラミア「んっ、あっ、んっ!」ズチュ、ズチュッ

男「しま、る……気持ち、いい……」

ラミア「んふ、妾も、気持ちいいぞ……ヌシの、ぉ、おちん、ちん……当たって、ぇ」グチュッ

男「おわっ、ラミア、さん?!」グイッ

ラミア「んっ、んっ!はぁ……おちんちん、もっと……ぉ、おんっ、んっ!!」

男「あんま、持ちそうにな、うっ」ビクン

ラミア「そうであろ、な、これ、妾も、気持ちいい、ぃ……やぁっ、耳、噛むなぁ、あっ!!」

男「キス、したい」

ラミア「うん……んっ……はぁ……んっ、ちゅ、んっ、ん……」ピチャ、レル、プチュ...

男「ほんと、舌絡めるの、気持ちいい……うっ」

ラミア「あっ、う……あんっ、ん……」

男「ごめん、もう……出そう」ブルルッ

ラミア「ん、そうか……」グルリグルリ

男「……って、え?」

男「あ、あの、ラミアさん、これ……」

ラミア「ん? なんじゃ……?はよぅ、妾に注がぬか」

男「いや、しっぽでグルグル巻きにされてがっつり固定されて注げと言われても……その……ひっこむ」ドンヨリ

ラミア「むぅ……妾はこうやってぎゅーっと固定して1ミリも動けないようにしてびゅーびゅー注がれるの好きなんじゃが……」

男「えー」

ラミア「……んふ、こうやって顔もおっぱいに沈めて……」ギュゥ

男「むーっ?!」

ラミア「んふ……ほぉれ、おちんぽきゅっきゅ……ぬちゅぬちゅ締め付けてやろう……ほら、射精するがよいぞ」ギュッ、ギュゥ...

男「んーっ!!むーーーっ!!!!」



トプッ...



男「!!」

ラミア「んふ……最初の一滴が精道を駆け上がってきたようじゃの……んっ」

ビュルルッ!!ビュッ!!



ラミア「あはぁ……」ウットリ

男「~~~~!!!!」ビュッ!!ビュル...

ラミア「んふ、あ、あぁじんわり、体の奥にぃ、奥まで……」ビュ...

男「…………」クタ

ラミア「んふ、良かったぞ、ヌシのどろどろの精液が妾の……」

男「……」HP:1

ラミア「おま、ヌシ! しっかりせい!!」ペシペシ

男「げほっ、げほっ!!」

ラミア「お、生きとる」

男「あー、おっぱいが鼻に貼り付いて呼吸できないとか想定外すぎる……」

ラミア「……すまん、やりすぎたかもしれん」

男「かも……?」

ラミア「んふ……んっ、あは、抜けてしもうたの」

男「……」

ラミア「あむ……んっ、んぅ……」ズズッ、ジュル...

男「……」ブルルッ

ラミア「ん、ふぅ……ふふ、二の矢にしては濃厚濃厚……」ゴックン

男「そ、そうですか……」フゥ

ラミア「……」

男「……」

ラミア「おぉそうだ、忘れぬうちにだな」

男「……?」

ラミア「……少々待っておれ」シュルルル...

ラミア「……ほれ、しかと返す」

男「? ……エコバッグ?」

ラミア「……ヌシの物じゃろ?」

男「……?」

ラミア「さては覚えておらぬな?」

男「……あ」

ラミア「改めて礼を言うぞ、駅では助かった」

男「あの時のラミア!?……さん?」

ラミア「ええっと……これでいかがか?」ゴソゴソ

男「あー……その丸縁メガネとマフラーには覚えがあります」

ラミア「じゃろ?」

男「っていうか、その『わらわ』ってキャラ作ってたんすね」

ラミア「ん? おぉ、逆じゃよぅ。こっちが素。このメガネとマフラーは世を忍ぶ仮の姿じゃ」

男「……はぁ」

ラミア「一つ聞くが、町中で一人称”妾”な女ってどう思う?」

男「イタいので極力お近づきになりたくはない」

ラミア「じゃろぅ? ただでさえ体のせいで即売会にも行きづらいと言うのに……」

男「はぁ……あ」

ラミア「?」

男「いや、どこでそういう日本語学んだんすか」

ラミア「昔この国に来て、しばらく住んでいた場所で見たアニメじゃよ」

ラミア「魔法少女メルティ☆プリンってかなり昔のヤツなんじゃがの」

ラミア「ラミアが出てきてのぅ、彼女の一人称が『妾』でな」

男「それ、確か敵の女幹部ですよね……?」

ラミア「今思えばのぅ……教材を間違えたわ」クスクス

ラミア「ま、昔話はここらでよかろ」

ラミア「汗を流して、それから身を清めようぞ。文字通り、妾の全身を使ってのぅ」クスクス

男「はぁ……」

ラミア「んふふ……こっちも元気そうだのぅ」ツンツン

男「お、お手柔らかにお願いします」

ラミア「んふふふ……さて、どうしようかのぅ」



…………

……

────午前7時@"Milk Bucket"入口



ラミア「帰りの道中も、気をつけてな」

男「あ、うん……また」

ラミア「しっかり仕事にはげめ。一人で処理する暇など無いほどにのぅ」

ラミア「金と精が溜まったら、また妾にしごかれに来るといい」クスクス

男「あ、うん、はい……」

ラミア「またな」チュ

男「あ、お、う、うん……」

ラミア「……で、何用じゃ? 狐娘」

狐娘「んー、いっや、どうだったかなー、って……その、あいつ、と……」

ラミア「んー、んーふふふ……」

狐娘「な、なんですか」

ラミア「ひ・み・つ、じゃよ。この国は『敵に塩を送る』という言葉があるがの」

ラミア「妾はそのような事は苦手でのぅ。妾とあやつの睦事は、我が胸の中じゃ」タプン

狐娘「……う」ポヨン

ラミア「ふっふーん、かなり”おっぱい星人”じゃったぞー?」

狐娘「くっ……おっ、覚えてろー!」スタタタタ...

ラミア「まぁ、我が選ばれるとは限らぬしのぅ……」ハァ



ラミア「さて……どうなることやら」クスクス





褐色ラミアさんとおっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゜  おしまい

ちょっと手短に

黒服「さぁ、今宵は誰と……一夜の愛を育みますか?」

□ 次回出勤のキャスト

ラミア
雪女
狐娘
羊娘
龍娘
猫耳娘
セイレーン
アルルーナ

その他、亜人・モン娘多数在籍(リクエスト可能
安価実行済みのキャストの2回目指名も可能

>>190

セイレーンでお願いします!

セイレーン了解

月変わったけどまだかな待機

次の更新は年度明けかなぁ

>>198
>>199
せやね、ごめんね
ちょっと余裕ない

6/8(土) 20時頃より投下予告age

────"Milk Bucket"バックヤード



アルルーナ「ねぇダークエルフ、セイレーン見なかった?」

ダークエルフ「い、いえ……」

龍娘「化粧しているのは見たが……ルームではないのか?」

アルルーナ「内線には出なかった。黒服さんが、時間だから呼んでこいって」

ダークエルフ「お手洗い……でしょうか?」

龍娘「いや、上だろう」ツンツン



アルルーナ「ああ、上」

ダークエルフ「……うえ?」

『まちなみ みおーろすのさー いちばんたかいばしょでー♪』

『なみだや、かーなーしみなどー すぐにきーえーてーしーまうからー♪』

『とーりや かぜや ひかーりはー み……』



ガチャッ


セイレーン「?」

ダークエルフ「あの、セイレーンさん……」

セイレーン「あれ、ダークエルフちゃん、何かあった?」

アルルーナ「ある……仕事の時間」

セイレーン「あっれー、もうそんな時間だっけー……あ、やっばー」

ダークエルフ「……」

アルルーナ「こういう奴だから」

セイレーン「よーっし今日も頑張ろうぜーこのぺったん同盟でさー!」グイー

ダークエルフ「ぺったんどうめい……」ペッタン

アルルーナ「一緒にしないで」ペッタン

セイレーン「なんだよーボクらみたいなBカップ未満女子しか入れないんだぞー」

アルルーナ「私Bカップ」

セイレーン「なっ?!」

ダークエルフ「あっ、あの、私も……」オズオズ

セイレーン「……」

セイレーン「裏切り者には死を……」グギギ...

アルルーナ「はいはい」

ダークエルフ「あはは……」



…………

……

────"Milk Bucket" 受付



狼男「おや男様、こんばんわっす」

男「こんちゃっす」

狼男「ええと……今日の指名はセイレーンでしたよね?」

男「あ、はい」

狼男「いくつか留意いただきたい事がありますので説明させていただくっス」

男「え、今までそんな事ありました?!」

狼男「まぁ、キャスト特有のNG行為っスね」

狼男「骨に過度の負担をかけるような事は止めてくださいっス」

狼男「総排泄孔を使用した行為もNGっス」

男「えっと……」



黒服「つまり、『女の子』として優しく扱ってください、という事です、男様」

黒服「痛がったら離してあげる。嫌がる事はしない」

黒服「ね、簡単でしょう?」

男「なら、まぁ……」

黒服「たっぷり可愛がってあげてくださいな。あと、狼男」

狼男「はい」

黒服「特区の会合とその後の懇親会に出るから、今日はこのまま戻らないわ……後、よろしくね」

狼男「了解っス」

黒服「それでは男様、今宵も一夜の愛を育まれますよう」コツコツコツ...



男「……プレッシャーぱねぇっすね」

狼男「ぱねぇっス……失礼、本当、凄いお方っす。さて」

男「?」

狼男「ウェイティングルームにお連れするっス」

男「あ、はい、お願いします」

男「っても、いい加減通路覚えましたよ」

狼男「あーまぁ、それはっすねぇ……あ、座ってくださいっス」

狼男「ウチは高級店、しかも会員制。顔を見られるとゲフンゲフン、って方もいらっしゃるっス」

狼男「他にも、間違えて裏へ入られては困るっスから、お客様独りで歩かれるような事が無いようにしてるっス」

男「へぇ~、しっかりしてるんだ……」

狼男「ま、全部黒服さんの受け売りっすよ」

男「そういうタネ明かしはしなくてもいいんじゃ……」

狼男「それではしばらくお待ちください、今キャストを呼んでくるっス」



セイレーン「おっまたせー! ボクのお客様はー?」



狼男「……向こうから来てくれたっスね」

狼男「セイレーン、粗相のないようにお願いするっス」

セイレーン「あいあいさー!」(≧w≦)ゞ

狼男「……不安っス」ハァ

セイレーン「ボク、セイレーン。よろしくね男さん」

男(セイレーン……歌で男を惑わせる妖鳥、か)ジー

セイレーン「どうかした? はいっ、握手握手」

男「あ、うん、よろしく」ニギニギ

セイレーン「あ、ねぇねぇ耳貸してー」

男「?」

セイレーン「いっぱいエッチな事しよっ」

男「お、おう」ドキドキ

セイレーン「んふふふー」



…………

……

ガチャリ



セイレーン「はいはーい、ここでーす!」

男「お、お邪魔します」

セイレーン「じゃ、何するー? 即即も可だよー」

男「あー……それなんだけど、先にお風呂入ってもいい?」

セイレーン「えー」

男「今日、急に現場入っちゃって。汗かいてベタベタなんだよ」

セイレーン「なるほど仕方ないかー。ボク、マットプレイ不可だけどいいの?」

男「とにかく汗を流してさっぱりしたい」

セイレーン「おっけー。んじゃ……っと」ポチポチ

セイレーン「これで自動お湯張りっと。ゆっくりお話でもしよっかー。飲み物何がいーい?」

男「烏龍茶かな」

セイレーン「はーい」

セイレーン「はいどーぞ」

男「ありがとう」

男(……)ジー

セイレーン「どうかした?」

男「あ、いや、可愛いな、って」

セイレーン「もう、上手なんだから」

男「いや、このお店の子って、みんな可愛いよ」

セイレーン「ありがとー」

セイレーン「あ、そうそう、お仕事お疲れ様」

男「ありがとう」

セイレーン「んふふふー」ニコニコ

男「……」ジー

男(本当に人の肩から先が翼になってる……)

セイレーン「なになにー?ボクの美貌にメロメロ?」

男「あ、いや……有翼系の亜人をこんなに近くで見たの、はじめてだから」

セイレーン「あー、ま、だよねー。もっと近くで見る?」

男「へー、羽毛と……」ツツツ

男「地肌」ツツツツ

セイレーン「ちょ、ちょっとくすぐったいよアハハ」

男「ごめんごめん。脚はハーピーと違って人なんだねー」ナデナデ

セイレーン「くすぐったいよもぅ、んっ、えっちー」

男「えっちな事するお店ですしー」

セイレーン「それもそっか」

pipipipipipi...



セイレーン「あ、お風呂たまったね、いこいこっ」

男「おう」ヨッコラセ

セイレーン「こちらでーす」ペタペタペタ...

男(元気な娘だなぁ……)

セイレーン「はやくはやくー」

男「はいはい」



…………

……

セイレーン「シャツ、脱がせちゃいますね」

男「お、おう……」

セイレーン「んしょ、っと」シュル...

男「へぇ、器用なんだ」

セイレーン「練習したからねー。ベルトもかちゃかちゃかちゃーっと」ストン

男「俺もセイレーンのスリップ脱がせていい?」

セイレーン「首の後ろにホックがあるから、そこ外したら……」

男「こう?」パチン

セイレーン「ほら、ストーンっとねー」

男「おー」

セイレーン「どう?どう?」

男「……めっちゃ空気抵抗少なそう」

セイレーン「それなに貧乳ってこと?!貧乳ってこと?!?!」

男「ちょっと俺の口からそれは言えないかな……」

セイレーン「答え言ってるようなもんじゃんそれー!」

男「あー……うん、肌、肌めっちゃ綺麗!あとこの肋から腰にかけてのラインが……」ツツツ

セイレーン「ひゃっ?!もう……うー……」

男「かわいい」

セイレーン「もっと言って」

男「キスしたくなるくらい可愛い」

セイレーン「んもー……我ながらチョロい自覚はあるけどさー……んっ」

男「……」ムクク

セイレーン「んっ……んむぅ……んっ、んー……ぷは……あれー?」

男「キスめっちゃエロかったので……」

セイレーン「ありがとう、嬉しい。でもまずお風呂、ね?」

男「おう」

セイレーン「こちらどーぞー」

セイレーン「シャワーの温度、熱くない?」

男「これくらいがちょうどいいかも」

セイレーン「ん、じゃあお湯失礼しまーす」サー

男「……」

セイレーン「石鹸泡立ててー……お背中洗いまーす」ピトッ

男「おわっ?!」

男(柔らかい感触が……あと背中にぽちっと……)

セイレーン「んしょっと……いかがです?」モコモコフニフニ

男「くすぐったいのと気持ちいいのと……」

セイレーン「でしょでしょ。じゃ、前もー」

男「前?!」

セイレーン「そうだよー。念入りにね」

セイレーン「お膝の上、失礼しまーす……んっ……んっ……」コシュコシュ...

男(太腿に押し付けられたり……)

セイレーン「どうですか?ここもしっかり……」

男(ちんこを泡だらけにされてぐりぐりされたり……)

セイレーン「ボクもえっちな気分になってきちゃう……はむっ」カプッ

男(耳たぶを甘噛みされたり……)

セイレーン「んふー、一旦泡を流しますねー」シャバババ...

男「うん」

セイレーン「痒い所はありませんかー?」
      ・・
男「えー……こことか?」

セイレーン「もう、えっちなんだからー……こういうのはどお?」

男「?」

セイレーン「指、失礼します……ね……」クチュ...

男「!」

セイレーン「ボクのおまんこの心地、しっかり確かめてくださいねー」クチュ...

男「指2本、根本まで埋まっちゃったね……」

セイレーン「指の先っぽ……ボクの一番気持ちいいところに当たってるよ……んっ」

男「ヌルヌルで、入口の締めつけがすごい、それになんかコリっと」

セイレーン「エッチな気分になって子宮口降りてきちゃってるんだ……」

男「ここはどうかなー?」

セイレーン「やっ、指、曲げないで、あんっ……」

男「すごい……ニュルニュルだ」

セイレーン「んっ、あ、んっ!もう、おしまいっ!」チュポン

男「おー、糸引く……」ニチュ...

セイレーン「恥ずかしいなぁ、もう……どうする?もうしちゃう?」

男「……」

男「あえてお風呂につかろうかな」

セイレーン「えー?!」

チャプン



男「ふぅ」

セイレーン「お湯加減いかがー?」チャプ

男「ちょうどいい感じ。それより、そんなバスタブの縁に腰掛けてないでこっちおいでよ」

セイレーン「あまり羽根を濡らすと乾かすのに時間かかって、えっちな事する時間減っちゃうよー?」

男「いいからいいから。膝の上おいで」

セイレーン「じゃ、失礼しまーす」

男「……」ギュ

セイレーン「落ち着く?」

男「うん」

セイレーン「良かった」

セイレーン「……」

男「……」

セイレーン「~~♪」

男「……鼻歌」

セイレーン「あ、ごめん、つい」

男「いや、やっぱりセイレーンって歌うの好きなの?」

セイレーン「うーん……人によりけり、じゃないかな」

男「じゃあ君は?」

セイレーン「ボク?ボクは……あんまり」

男「そう?さっきの鼻歌も綺麗だったのに」

セイレーン「……うーん、歌うのは好きだけど、人前で歌うのはちょっと、かな」

男「そっか……ちょっと残念、かな」

セイレーン「あはは……」

男「じゃあ、こういうのはどう?」フニュ

セイレーン「ひゃ?!」

男「エッチな声をいっぱい聞かせてもらおうかな」

セイレーン「えっちー」

男「えっちな事するお店だもの」

セイレーン「もう……んっ、そこ、お尻、弱いから……」

男「ここ?」ナデナデ

セイレーン「やっ、んっ、ん、もぅ……」ザパァ...

男「どうかした?」

セイレーン「早くエッチな事したい」

男「ゆっくりお風呂に浸かりたいんですが……」

セイレーン「却下」

男「えぇ」

セイレーン「ほらお風呂上がって!身体拭いてあげるから!!」

男「えぇ……」

セイレーン「はい、拭けたー」

男「うん、ありがと」

セイレーン「ボクの羽根も大体乾いたかなー」パタパタ

男「……」

セイレーン「じゃ、ベッド行こっ!どんなエッチしよっか?」

男「……やってみたい事があるんだけど」

セイレーン「?」

男「えーっと……」ヒソヒソヒソ

セイレーン「うん、いいよっ」

男「大丈夫?」

セイレーン「むしろ男さんの体力的な部分が心配だけど……ま、試してみましょー。ベッド座って」

男「うん」

ギシ...



セイレーン「えっと、じゃあ……おっきく……する必要なさそうだね」

男「そうだね」ギンギン

セイレーン「ボクも準備できるから」クチ...

男「……」

セイレーン「またがっちゃうね……んっ」

男「ここ?」

セイレーン「うん……んっ、入ってきちゃう……」クチュ...

男「おっ、く……」

セイレーン「ん、ずぶずぶ埋まって……奥まで……ぇっ」クププ

男「すごい、気持ちいい」

セイレーン「ほんと?ボクもうれしい……んっ」

セイレーン「じゃ、はじめよ?」

男「こう?」

セイレーン「そう……膝の裏を手を回して……んっ」

男「うん」

セイレーン「首に手を回して……と、準備OK」

男「じゃ、立ち上がるよ?」

セイレーン「うん、ゆっくりね……」

男「っと……」

セイレーン「ひゃっ?!んっ、んっ、んっ!!」ビクンッ!!

男「うおっ、と、と」

セイレーン「すご、深い、いっ……」

男「大丈夫?」

セイレーン「うん……へい、き……っ」

男「めちゃくちゃ気持ちいい」

セイレーン「うん、ボクも……」

男「じゃ、歩こうか」

セイレーン「え、っと……ちょっと待って……まっ」

男「よい、しょ」ズシッ

セイレーン「ひゃぐっ……!」ヌチュッ!!

男「もう、いっぽ……っと」ノシッ

セイレーン「うああっ!!」

男「あ、コツ掴んだ、かな?」

セイレーン「まっ!らめっ!ふかいっ!からぁっ!!」

男「ほら、ソファまで行こっか」

セイレーン「うんっ、んっ!!」

ノシッ、ノシッ、ノシッ...



セイレーン「あっ、あっ、うぎ、ひぅっ……」



ギッ、ギッ



セイレーン「揺らさないで、ゆらさ、ないでっ!ぇ……っ!!」

男「あと少しだから、頑張って」

セイレーン「あ、うんっ、ごめんね、ボク、お客様を楽しませなきゃいけない、のに……っ」

男「悪い子だな、セイレーンは」

セイレーン「うん、ごめんなさいっ、ごめん、でも、駅弁気持ちいいっ!」

セイレーン「あ、や、全体重、おちんちんだけで支えられて、気持ちいいのぉっ」

男「俺も、すっごい深く刺さってるて、わかるよ」

セイレーン「ほんと?気持ちいい、癖になっちゃいそっ……!」

男「はい、到着……っと。ゆっくり下ろすよ」

セイレーン「うん、んっ……ふぅ……」ドサッ

男「このまま動いていい?」

セイレーン「いいよ、いっぱい、気持ちよくしてほし……んっ、あっ、あ……っ!!」グチュッ、ズチュッ

男「このまま、のしかかって……」

セイレーン「んっ、あ、っふぅ……きしゅ、して……」

男「んっ」チュ

セイレーン「ひゃふ、んっ、うごい、て……んっ」チュ...

男「ん、ん……ぷは……」ニチュ

セイレーン「すごい、汗だく、だね……」

男「汗だけじゃなくて、こっちもグチャグチャになってる」

セイレーン「お風呂入ったのに、ね」

男「後でまた入ろうよ」

セイレーン「だね……んっ、ねぇ……もう……おちんちん、動かして……」

男「体勢、きつくない?」

セイレーン「へいき……あ、うぐ、うぁ……じらさない、で……」

男「よい……しょっ!」パンッ!!

セイレーン「ひゃう?!」

男「きっつい」

セイレーン「あっ、あっ、ピストン、しゅごっ、んっ!!んっ!!」

男「セイレーンっ、気持ちいいっ」

セイレーン「ほんと?ボク、もっ……あっ、あ、あっあっあっ!!」



セイレーン「あっ、あっ、あっ、いく、イク、のっ、ボクっ、いくっ!!」

男「うおっ」

セイレーン「あ、ああ……っ、や、だ、動いて、いって、動いてっるっ!!」

男「俺も、すぐ出る……」

セイレーン「なかで、出して、いっぱいっ」

男「おう、一番奥でっ」

セイレーン「あ、あっ、んっ、しきゅうこ、子宮口にっ、いっぱい、いっぱいくださひっ」

男「しまり、すぎっ」

セイレーン「だって、イッてる……いって、あ、ああっあっ!!」

男「射精るっ……っ」

セイレーン「あ、あ、あ……っ!!」



ドプッ!!



セイレーン「あ……あ……」

男「う、ああ……射精てる……っ」ドプッ!!ドプッ!!ドプッ!!



男「やばい、搾りとられて……」

セイレーン「すごい、じわって……ん……」

セイレーン「……」

男「……」

セイレーン「あは……余韻、すごい……ピリピリして……」

男「うん……」

セイレーン「汗、すごいね……」

男「……うん」

セイレーン「……じわって染みてきて……」

男「うん……」

セイレーン「なんで大きくなってるの……?」

男「えっと……なんかトロ顔のセイレーンがエロくて」

セイレーン「もう……んっ、動いちゃダメ……っ」

男「えー……」

セイレーン「もう……んっ……あっ、あっ」

男「よ、っこい……しょ」グルン

セイレーン「ひゃっ」

男「こうやって後ろから……っ!」パンッ!!

セイレーン「ふか、いっ……すごい、一番気持ちいいところ、ぉ……っ」

男「ここ?」

セイレーン「ひゃっ、そこっ!そこだめっ……だめっ!!」

男「ダメと言われると……よ、っと」

セイレーン「だ、めぇ、クリトリスだめっ」ガクガクガクッ!!

男「もっとエッチな声聞かせて」パンッ!!パンッ!!

セイレーン「あ、あっあっ、やだ、あっ、あっ!!」

男「気持ちいい?」

セイレーン「うん、気持ちいいっ……ボク、ボクっ、おまんこ気持ちいい……っ」

男「もっと鳴いてくれる?」

セイレーン「あっ、あ……っんっ!!うんっ、いっぱい気持ちいい声、でちゃうっ!!」

男「……っ」

セイレーン「あっ……はっ、あっあ……んっ」

男「姿勢、変えるよ」

セイレーン「え、え、まって、えっ……んっ、ん゛っ!!」

男「立ちバックどう?」

セイレーン「あ、あ……あっ、体重かかって、またっ、あっ、イクっ……っ!!」ビクンッ

男「お、う……締まるっ」

セイレーン「ひぅぅ……イって、ボクまた、イっ、ひぎぃぅぅ……っ」

男「おらっ!!」パンッ!!パンッ!!

セイレーン「しゅご、いよっ!イってるからぁぁっ!!」

男「もっと鳴けっ!!」

セイレーン「ひゃっ!やっ!あっ!あっ!!」
      
男「締めすぎっ、うねって、これっ」

セイレーン「んっ、ほしい、おとこしゃんの、ザーメン、お腹にぜんぶ……っ」

男「体重、かけるよ……」

セイレーン「あ、あ、あ、おちんちんがぁ、いっぱいお腹、これ、これっ!!うぐぅぁぁっ!!」

セイレーン「逃げ場なくして、ボク、おちんちんに、負けちゃう、まけ、えっ……!!」

男「出るっ……っ!!」

セイレーン「うんっ、絶対なかだし、してっ!子宮、溺れるくらいぃぃ……っ!!」



男「出すぞっ!!」



セイレーン「うあ、あああっ、イク、いくぅっっ!!」



ドビュルッ!!ドビュッ!!ドビュッ!!



セイレーン「あ、ああ……あ……」

男「うお、お……」

男「……」ドサッ

セイレーン「あ、あは……抜けちゃ、んっ!!」ドポ...

セイレーン「ん、すごい……いっぱい、出たね……子宮たぷたぷ……」

男「……あのさ」ヒソヒソ

セイレーン「……ほんと、エッチな事好きなんだね……んっしょ」



セイレーン「見て……精液、いっぱい出されちゃいました……」クパァ

男「おお、ぽっかり……」ズブッ

セイレーン「ひゃっ?!あ、あっ、あっ……」

男「精液、塗り込んであげる」

セイレーン「だめっ、だめ待ってっ!!またイっ、だめぇっ!!」キュゥ...

男「おー、ぽっかり開いた穴からどろっと垂れてエロい……」

セイレーン「う、う……イカされちゃったぁ……」

…………

……

────午前1時@"Milk Bucket"店内



男「もう、出ない……」

セイレーン「お疲れ様。頑張ったもんね。ボクもいっぱい、気持ちよかったー」

男「……何回、したっけ……?」

セイレーン「覚えてなーい……」

男「あれかな……『疲れマラ』ってやつかな」ウトウト

セイレーン「……素なんだと思うけどー?」

男「そっか……あれ……ふぁ……」

セイレーン「眠かったら、寝ちゃっていいよー。膝枕してあげる」

男「ありがとー……素直にお借りします」コテン

セイレーン「……んふふ」ナデナデ

男「……落ち着く」

セイレーン「……」ナデナデ

セイレーン「……」

セイレーン「……すぅ、はぁ」



『Guten Abend, gut' Nacht. Mit Rosen bedacht』

『Mit Naglein besteckt, Schlupf unter die Deck'』

『Morgen fruh, wenn Gott will Wirst du wieder geweckt』

『Morgen fruh, wenn Gott will Wirst du...』



男「……」グゥ...



セイレーン「おやすみ、男さん」



…………

……

────"Milk Bucket"受付



狼男「お疲れ様でした」

男「え、うん、なんかすっごく良く眠れた」

狼男「それは良かったっスね」

男「でも、寝てたらお金がもったいない……?」

狼男「そうおっしゃる方もおられますし、俗世の垢を落とすためだけに来られるお客様もおられます」

男「……そっか、そういう意味じゃ良かったかな」

狼男「そう言ってもらえると、キャストも喜びます」



男「ところで、またひと月後くらいに来られそうなんだけど……」

狼男「予約されていかれるんス……こほん、予約されていかれますか?」

男「そうしようかなー」

狼男「来店される日付だけ決めておいて、来店してから選ぶこともできますけど?」



セイレーン「はいはーい、次もボクー!」

狐娘「えー、私じゃないのー?」

アルルーナ「まぁ……別に指名してくれなくてもいいけど?」

ラミア「なんじゃ、妾じゃな?妾にしておけ、さぁさぁさぁ」



男「あの、みなさん……?」

狼男「他のお客様が帰ったからって遊んでないでくださいっス」



「「「「はーい」」」」

狼男「まったく……ま、この辺りで本指名されるのも悪くはないのでは?」

男「うーん……」

狼男「うちは本指名料は取ってないですけどね、やっぱりキャストも2回目指名されると嬉しいようで」

男「はぁ……」



狼男「さて、誰と一夜の愛を育みますか?」



男「……じゃあ」

□ 次回出勤のキャスト

狐娘
アルルーナ
ラミア
セイレーン
雪女
猫耳娘
羊娘
ダークエルフ

その他、亜人・モン娘多数在籍(リクエスト可能
安価実行済みのキャストの2回目指名も可能

>>247

忘れてた
以上、『セイレーンと駅弁ファック』おしまい

次回は七夕付近になる予定

狐娘2回目おなしゃす!

>>247
狐娘さん2回め了解


おまけ



セイレーン「おつかれさまでしたー!」

狼男「気をつけて帰ってくださいっス」

セイレーン「あいあいさー!」

狼男「……不安っス」

狼男「……」カタカタカタ...

狼男「レジ〆オッケー、日報終わり。明日の出勤キャストの連絡もよし……っと」



ダークエルフ「お疲れ様です」



狼男「おわっ?!」

ダークエルフ「ひゃっ?!」

狼男「ダークエルフ、忘れ物っスか?」

ダークエルフ「ううん、えっと……これ、お疲れ様です」

狼男「お、チョコ……っスか」

ダークエルフ「疲れた時は糖分かな、って……」

狼男「ダークエルフ、ちょっとスマホで『犬 チョコ』って検索してみてほしいっス……」

ダークエルフ「はい?……はい……えっと、いぬ、ち・ょ・こ……」

狼男「……」

ダークエルフ「え、犬にチョコを食べさせてはいけないんですね…………あっ」

狼男「……」

ダークエルフ「…………」

狼男「ま、気持ちはいただいておくっス。これはダークエルフが食べてほしいっス」

ダークエルフ「あ、あの、ごめんなさい……」

狼男「別に、騙して食べさせようとしたわけじゃないし、気にしないっス」

ダークエルフ「うん……」

狼男「で、どうしたっスか?」

ダークエルフ「あ、あの、黒服さんの代わり、おつかれさま、って」

狼男「ありがとうっス」

ダークエルフ「頭、出してくれますか?」

狼男「ほい」

ダークエルフ「んと……お疲れ様」ナデナデ

狼男「……え、っと……」

ダークエルフ「……い、いやだった?」

狼男「イヤじゃないっス」

ダークエルフ「よかった……」ナデナデ

狼男「……」

ダークエルフ「……」ナデナデ

狼男「そろそろいいっスか?」

ダークエルフ「あ、ご、ごめんなさい……」

狼男「あ、チョコはダメっすけど」

ダークエルフ「?」



狼男「チョコレート色の肌のダークエルフは欲しいっス」ギュ

ダークエルフ「?!?!」

ダークエルフ「え、え、ええ?!」

狼男「……」ギュゥ

ダークエルフ「……ええと、その、えっと……」

狼男「申し訳ないっスね……もう少しだけこうしていて欲しいっス」

ダークエルフ「……はい」

狼男「……」

ダークエルフ「……」ギュッ

狼男「……ん、ありがとう」

ダークエルフ「……これだけ、ですか?もっとギューってしてもいいのに……」

狼男「やめとく」

ダークエルフ「……そうですか」シュン

狼男「……俺は」

ダークエルフ「……」

狼男「……やめとくっス。キャストとの恋愛は禁止っスからね」

ダークエルフ「そう、ですね……」

狼男「さ、レジ〆も終わった俺は帰るっスよ」

ダークエルフ「あ……あの……」

狼男「よければ送るっスよ」

ダークエルフ「あっ……はいっ」



おまけ おしまい

この>>1は起承転結の転部分でめっちゃ落としてくるから気をつけろ…

ハヨハヨ!じゃないとダクちゃんのストッキングさらって行きますね!
(気長に待ってますので、お体に気をつけて下さいませ)

一応投下予告age
(旧暦)七夕”の頃”だからセーフですよね?
8/11~8/15で完成次第投下、次回安価は狼男のエピソードはさみたいので無しの予定


>>257-259
…(ニッコリ
>>260
個人的にダークエルフは冬だけ60デニールのタイツ履いてるイメージ

きたか
安価無いなら安心してお盆の繁忙期に突入できる
楽しみにしとるぞ

>>261
今度は旧暦は使わせないぞ♪

>>262
お仕事お疲れさまです
>>263
ミッドウェー標準時(GMT-11:00)で今日中だから…

────7月某日@都内某所



男「……」ソワソワ



??「おっまたせー、待ったー?」カランコロン...



男(!!)

男「あ、いや、俺も今来た……ところ、です……、狐娘さん」

狐娘「んふふ、テンプレ会話だねぇ」

男「そうっすね……ところで、その、服が……」



狐娘「これ?浴衣、久しぶりに着たんだけど、変?」

男(紫陽花の柄が入った紺色の浴衣)

男(結わえた髪に花のかんざし)

男(それに……)



狐娘「男くん?」

男「エロい」

狐娘「……へ?」

男「あ、いや、その、いつもって裸か下着かだから、その……」

狐娘「……」

男「浴衣の下の身体のラインを想像してしまって、ですね……エロい。うん、エロい」

狐娘「そうきたか……初デートで女の子に言う言葉としては2点かなー」

男「十点満点?」

狐娘「百点満点で!」プンスカ

男「……すいません」

狐娘「ま、仕方ないかー。じゃ、行こっか」ズイッ

男「……なんですか、その手」

狐娘「デートなんだから、手つながないと」

男「あっ、えっ?!」

狐娘「ちなみに女の子と手をつないだことはある?あ、ミルクバケット以外でねー」

男「そっ、あ、ありますよ!」

狐娘「ほんとにー?」

男「その、幼稚園の時とか、高校の体育祭のフォークダンスとか……」

狐娘「お、おう……」

男「本当、そんな感じで経験値無いんで、今日はひとつよろしくおねがいします」

狐娘「おっけーおっけー!じゃ、手出して」

男「はい……」

狐娘「はい、いこっか」ギュッ

男「あの、狐娘さん……」

狐娘「何?」

男「その、つなぎ方が……」

狐娘「あんな事やこんな事した仲じゃない。恋人つなぎ恋人つなぎっ♪」

男「はぁ……おわっ」

狐娘「どうかした?」

男「その……ですね、その……」

狐娘「なになにー?どうかしたー?」ニヤニヤ

男「その、腕に、やわらかい感触が、ですね……」

狐娘「んふふふー、うぶな反応で可愛いな~。それにねぇ、耳貸してー」

男「?」

狐娘「下着、つけてないんだよ?」ヒソヒソ

男「!?」

狐娘「んふふふ、顔真っ赤にしちゃってー」

男「だっ、もう、冗談ですよね?!」

狐娘「それは確かめたいってことかなー?」チラッチラッ

男「わーっ!いいから、いいですから、ほら、い、行きましょう!」

狐娘「んふふふふ……」

男(全く急展開と言うかなんというか……)



…………

……

────2週間前@"Milk Bucket"店内



狐娘『あ、ねぇねぇねぇ、今度、外で会わない?』

男『それって、同伴出勤って奴ですか?』

狐娘『そんなに構えなくてもよくってさ。ちょっと一緒に出かけようよ、って感じで』

男『はぁ……』

狐娘『はい決まりー。スマホ出してー』

男『えぇ……なんすかその早さ』

狐娘『男くんに拒否権なーし。ぽちぽちぽちっと、はい連絡先交換っと』

男『……』

狐娘『なにその顔ー。不満?』

男『不満じゃないですけど』

狐娘『だよねー』

狐娘『じゃ、この土曜日空いてる?』

男『多分、空いてますけど』

狐娘『じゃ、きーまりっ!はいっ、小指出してー』

男『……?はい』

狐娘『ゆーびきりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます、っと』

男『……重い』

狐娘『なんだとー』ガバッ!!

男『おわっ?!』

狐娘『私が重いかどうか、試してみよっか?』

男『結局そこなんですね……』

狐娘『でも男くんだって準備万端、って感じだよー?』



…………

……

狐娘「ついたよー、って男くん?」

男「あ、すいませんつい考え事を……」

狐娘「えっちなこと?」ヒソヒソ

男「あーいや、全くもってそんな事はありませんよ?」

狐娘「ホントかなー?」

男「本当ですって」

狐娘「まぁ、じゃあそういう事にしておきましょうか」

男「……ところで、今日はどこへ?」

狐娘「んー、このまま人の流れに沿って行けば着くから」

男「うん。でも、ゆっくり行きましょうか。足元、下駄ですし」

狐娘「優しいね、ありがとう」ギューッ

男「……」テレテレ



…………

……

ガヤガヤ...



狐娘「はい、到着~」

男「ここですか……神社?」

狐娘「そ、お稲荷さん。今日はお祭りだからねー」

男「へぇ……たこ焼き、焼きそば、お好み焼き、りんご飴……」

狐娘「こーら、まずはお参りでしょー」

男「へーいへい」



カランコロン、カランコロン...

テクテクテク...

チャリン

狐娘「……」パン、パン

男「……」

男(俺自身は特に願いってないんだよな……)

男「……」チラ

狐娘「…………」

男(随分真剣に手を合わせてるんだな……)



男(どうか、彼女の願いが通じますように……)



男「……」

狐娘「……ん」

男「行こうか」

狐娘「そうだね、後ろも詰まってるしねー」

狐娘「じゃ、出店回ろうか」

男「そっすね」

狐娘「もしかして、お腹空いてる?」

男「まぁ、そこそこに」

狐娘「焼き鳥、牛串、生ビール、広島焼きにー焼きイカかー」

男「とりあえず1周してから決めますか」

狐娘「ノンノン、そんな悠長な事してらんないよ。欲しいものから順番でしょー」

男「さいですか」

狐娘「そんなわけでとりあえず牛串2本と生ビール2つくださーい!」

男「……」クス



…………

……

狐娘「ごちそうさまでした」

男「ごちそうさまでした……結構食べたなぁ」

狐娘「いやー、お祭りってお腹すくし、美味しく感じちゃうねー」

男「そうだねー。量も値段もボッタクリとは分かってるんだけど」

狐娘「まぁまぁ、雰囲気料雰囲気料」

男「そんなもんか……お、射的」

狐娘「ここで可愛いぬいぐるみを落としてプレゼントする男の人って、かっこいいと思うよー」

男「……そういう煽り方する?」

狐娘「するする」クスクス

男「んじゃ、1回だけね……おじさーん」

ポコン

狐娘「あー、おしーい」



ポコン

狐娘「はずれー、あと1発」

男「あんまり緊張させないで欲しいなぁ」

店主「兄ちゃんいいとこ見せてやんねーと」

男「へいへい」



男(ガンシューやFPSって得意じゃないんだけどなぁ……)

男(ええと、確か昔読んだネットの記事だと、少し上を狙って、極力腕は前に……)プルプルプル



男(ええい、南無八幡大菩薩!!)



ポコン

男「はい、どうぞ……残念賞のしょっぼいソフビ人形……一応たぬき?」

狐娘「ありがとねー」

男「ま、こんなもんですよ。かっこ悪くてすいませんね」

狐娘「拗ねない拗ねない」クスクス

男「……他にやりたい事や回りたい出店は?」

狐娘「んー、まぁこんなもんかな。小さい神社だしね」

男「金魚すくいとかは?」

狐娘「んー、いいかな、別に……」

男「そっか」

狐娘「そ……私にはすくえないから」ボソッ

男「……?」

狐娘「なんでもない、いこっか」

男「……」テクテクテク...

狐娘「……」カランコロン...

男「……あの、狐娘さん?」

狐娘「あ、うん、楽しかったねー」フゥ

男「あ、足元、下駄ですもんね、歩き疲れたならどこかで休みますか?」

狐娘「え?……ああ、うん、それもいっかな」

男「じゃあどこかファミレスとか居酒屋とか……?」

狐娘「ううん、こっちにいいところあるから」ギュ

男「……?」



…………

……

男「……あの、ここは?」

狐娘「あれ、どこか『ご休憩』できる所、って言ったじゃない」ニシシ



────数分後@ラブホテル



狐娘「ちなみに、入った経験は?」

男「分かってて聞いてるでしょ」

狐娘「にっしっし」

男「……こ、この写真で部屋を選んでボタンを押せばいいんですよね?」

狐娘「あ、こっちの方がいいかなー」ポチッ...ガコン

男「……」ヒョイ

狐娘「じゃ、その鍵持ってエレベータで部屋いこっかー」



…………

……

ガチャ...バタン



狐娘「あ、鍵かけてくれるかなー?じゃないと照明の電源入らないんだー」

男「あ、はい」ガチャン...パッ

狐娘「おおー、思ったよりいい感じの部屋だねぇ」

男「普通のビジホよりいい部屋っすね。ソファに冷蔵庫にサイドテーブルに……っ」

狐娘「ん?ああ、こんどーさん?ま、しょうがないよね、そういう場所だし」

男「それになんていうか」

狐娘「お店のほうがいいベッド?」

男「……ええ、まぁそんなところです」

狐娘「ぜーたくびょう」

男「えぇ……?」

狐娘「ま、ミルクバケットは色々と特別だもの」

男「はぁ……ま、色々と察しはしますがね」

狐娘「ところでー」

男「は、はい……」

狐娘「本当に『休憩』だけにする?」

男「……いいんですか?」

狐娘「いいも悪いも、こういう所に誘ったんだしー……ね?」チラリ

男「……」ゴクリ



男「その、お願いします」

狐娘「うんうん、素直でよろしいっ」



狐娘「……んだけど、ちょっとその……お互い歯磨きだけしとこっか。青のりとか色々と、ね」

男「……そっすね」

男「ところでその……浴衣は、大丈夫なんですか?」

狐娘「んー?着付けは自分で出来るから大丈夫大丈夫」シュル...

男「そうですか……って」

狐娘「んー?」シュル...パサッ

男「本当に下着つけてなかったんですか……」

狐娘「いつでもどこでも良かったんだよ?夏祭りの神社の林の中で、って結構ベタな展開だと思うけどー?」

男「いや、流石にそれは……」

狐娘「んじゃ、次にお店来てくれたら、そういうプレイの出来る部屋とっておいてあげる」

男「あ、ありがとうございます……」

狐娘「それはそれとして、今はー」ギュゥ...

男「目の前に一糸まとわぬ可愛い女の子がいますね」

狐娘「でしょ?……ん」チュ

男「……」チュゥ...

男「……」フニ、フニ...

狐娘「んっ、あっ、もぅ……ストーっプ、がっつかないの」

男「ご、ごめん」

狐娘「私だけ裸じゃいやだよ、男くんも脱いで?」

男「え、ああ、ごめん、今脱ぐ」カチャカチャ

狐娘「慌てなくても、私は逃げないってば」クスクス

男「……い、よっと」スルッ

狐娘「にしし、大きくなってるねー」

男「まぁ、はいその……そりゃ、狐娘さんの裸が目の前にあってベロチューもエロくてですね……」

狐娘「じゃ、肌を重ね合わせてぐっちゃぐちゃの汗まみれになろっかー、ふたりで」ニッコリ

男「う、く……」

狐娘「乳首弱いねぇ」チュッチュッ

男「この、仕返しだっ!」ムニュッ

狐娘「やん、もう、触り方えっち……んっ、あんっ」

男「乳首たってるし」クリッ

狐娘「ん、やぁっ、あ、あぅ、んっ!ん……」ピク、ピクッ

男「気持ちいい?」

狐娘「うん……んっ」

男「首筋も舐めちゃお」チュ...レルン

狐娘「ひゃうっ、ん、やだ、汗、かいてるのに……」

男「うん、しょっぱい」

狐娘「ばかぁ……ひゃんっ」

男「キスマークつけていい?」

狐娘「す、ストップそれだめ、明日出勤、だから……だめっ」

男「つけるね」

狐娘「だめ、だめ……」

男「だめ?」

狐娘「……鎖骨とか、胸なら、いいよ」

男「へへ……」チュ...ポン

狐娘「ん……もう……もうっ!」カプッ

男「おわっ」

狐娘「ん……んふふ」チュ...ポン

男「う」

狐娘「へへへー、仕返し」

男(……かわいい)

狐娘「ね、こっちも触って?」

男「もう濡れてる……指なんて簡単に入っちゃうね」ニュルン

狐娘「ひゃうんっ!!」ビクンッ

男「狐娘さんの気持ちいい所は把握してるからね……ここだっ!」クチッ

狐娘「ん゛っ!!」ビクンッ!!

男「こうやって関節曲げたままー……」ニュチュ、ニュグッ

狐娘「うっ、待って、内側ひっかかないで、う、んっ!」

男「ほら、もう子宮口降りてきた」コツン

狐娘「ひゃう、う……んっ、んっんっ、んっ!!やだ、ほんと、上手……あう……っ」

男「ほんと、喘ぎ声かわいい。もっと聞いていたい」

狐娘「ん、ぅ……はずかし……あっあっあっ、あ、う……」

狐娘「男くんのも、苦しそう……」ギュ

男「う、く……」ビクッ...

狐娘「ね、もう挿れて……」

男「うん……その、ひとつ、いい?」

狐娘「なに……?」

男「その、いいの?つまりその、いつもはお金払────」

狐娘「むー」ギュ...チュッ

男「ん、ぐ……ん」チュッ...チュポン

狐娘「いいの、今日は君とデートしてるんだから」

男「……じゃあせめてその、避妊具……」

狐娘「いらないよ、お店みたいに生ハメ中出しでいいってば……ねぇ……」クパァ



狐娘「はやく……男くんのおちんちんで、子宮口までゴンゴン突いてよ……」クプ...トロ...

男「……」ゴクリ

男「じゃあその……いくよ」クチッ...ヌプッ

狐娘「うん、早く、はや、く、う、うぅぅ……うぅう?!」ギュゥゥゥッ!!

男「おわっ?!」ビクンッ!!

狐娘「やら、奥き、ひぅ……っ!!」ビクン6...ビクン...

狐娘「すごい……ぴったり、奥、軽く、イっちゃったよ……これ……おちんちん、大好き……」

男「すげ……子宮口、吸い付いてくるのわかる」

狐娘「ザーメンほしいよ……男くんの子種汁欲しい……ん゛っ!」ビクンッ!!

男「どうしたの、今日……いつもの余裕なくない?」

狐娘「うぅぅ、だってぇ……」

男「なんか新鮮。かわいい」

狐娘「か、可愛くなんか、あっ、あっ!!」ニュチュッ!!グチュッ!!

男「ヌルヌルで、絡みついてっ!」グチュッ!!パンッ!!パンッ!!

狐娘「あう、あぐぅっ!!んっ!!んっ!!!!」パンッ!!パンッ!!

男「この、エロ狐めっ!」グイッ

狐娘「ん、あ、やっ!イって、る、からぁっ!」ビクンッ!!ビクンッ!!

男「このっ!このっ!!」パチュッ!!グチュッ!!

狐娘「あひ、あ、あ、ああ、ああっ!!きてる、イって、る、う、う、う」ビクビクビクッ!!

男「すげ、しめつけ、きつすぎ……」

狐娘「ごめん、ごめ、あっ、あっ!!」

男「手、出して……?」

狐娘「ん……っ、ね、ぎゅって、ギュって!」ギュゥ

男「うん……けっこう、限界だから、俺……」

狐娘「うん、あ、あっ、いちばんおく、きてっ!」ギュゥ...

男「中に……っ」

狐娘「うん、種付けして、私、イク、から、一緒に、イキたい、から、あっ!」

男「いっぱい、こすってやるからなっ」パンパンパンパンッ!!

狐娘「あは、必死ピストン好きっ!あっ!あっ!!」

男「子宮口、吸い付いて……っ」

狐娘「あっ、あっ!ひぅ、いっ、んっ!!」

男「膣内にっ……」

狐娘「うん、ちょうだい、全部っ!」



男「いっ────!」

狐娘「んっ、あっ!ああっ!!」



ブビュルルッ!!!ブビュッ!!ブビュッ...



男「あ、はぁ……はぁ……」

狐娘「あ゛ー……あ゛ー……」



…………

……

狐娘「……はー」

男「……がんばりました、ね」

狐娘「ねー、2回戦できたね」クスクス

狐娘「んふふ、すっごい充足感……」チュ

男「……」チュ

狐娘「そろそろ服着ないと時間来ちゃうから、先にシャワー浴びるね」スルッ

男「俺はもうちょっと余韻に浸ってます」

狐娘「ごゆっくりー」クスクス



…………

……

男「……シャワー浴びました」

狐娘「うん、よ、っと。背中よれてないよねー?」

男「あ、はい……浴衣、もう着たんですね」

狐娘「ちゃんと一人で着付けできたでしょー?」

男「正直な話、着付けみたかったなぁ、って」

狐娘「それはまたの機会に」

狐娘「今、あと15分って電話来たよー」

男「あ、はい……なんか短く感じますね」

狐娘「延長したほうがよかったかなー?」ニシシ

男「申し訳ないですが、明日仕事なんですよ」

狐娘「明日日曜なのに?」

男「客先の工場が止まってる間にやる仕事なんで」

狐娘「お勤めご苦労さま」ナデナデ

男「な、なんですか急に」

狐娘「にしししし」ナデナデナデナデ

男「ああもう、やめてくださいよ」

狐娘「んふー、時間までぎゅってしてよっか」

男「いいっすよ」ギュ

狐娘「……」ギュ

男「…………」

狐娘「キス、して?」

男「はい……」



チュ

狐娘「……」

男「……」

狐娘「ん、じゃあ出よっか」

男「はい」



…………

……

男「……」テクテクテク

狐娘「……」カランコロン、カランコロン...

男「……」チラ

狐娘「……んー?」

男「いえ、名残惜しいな、って」

狐娘「だねー。あ、駅からどっち行くんだっけ?」

男「横浜方面です」

狐娘「残念、逆向きだ」

男「そっすか……」

狐娘「名残惜しいね」

男「そっすね」

狐娘「あ、そうだ。神社でさ、何お願いしたの?」

男「……え?」

狐娘「おねーさん気になるなぁ」

男「……もし、キモいとか重いとか思ったら素直にそう言ってくれます?」

狐娘「なにそれ逆に気になる」

男「『狐娘さんの願いが通じますように』、って」



狐娘「…………え?」



男「あ、いや、すごく真剣にお祈りしてたから……つい」

狐娘「そっか……」

男「き、キモかったですかね?」

狐娘「ううん、ありがとう」


男「で、狐娘さんのお願いは?」

狐娘「んー……秘密ー」

男「えー」

狐娘「そういうのって人に話すと効果なくなっちゃうからねー」

男「じゃあ俺が言ったの意味なくなっちゃうじゃないですか」

狐娘「……かもねー」

男「なんすかそれ……まぁ、秘密だって言うなら秘密のままで」

狐娘「ありがと」

男「……とかなんとかやってる間にもう駅に着いちゃいますね」

狐娘「……うん」

男「よければ、近くまで送りますよ」

狐娘「ううん、寄る所あるから、大丈夫」

男「そう、ですか」

狐娘「それより明日はお仕事なんだからしっかり休んで」

男「ありがとうございます」

狐娘「気をつけてね」

男「はい。狐娘さんも」

狐娘「……うん。じゃ、今度はお店で」

男「そのためにも明日の仕事頑張らないと」

狐娘「……だね。じゃあ、ね」

男「はい。今日はありがとうございました」

狐娘「うん、バイバイ」



…………

……

────????



pi...pi...pi...

シュコー...シュコー...



狐娘「お姉ちゃんね、今日デートだったんだ……まぁ、恋人営業ってやつ」

狐娘「……」

狐娘「私の願いが通じますように、だって」



────”ずっとこのままならいっそ……弟を楽にしてください”



狐娘「叶ったほうがいいのかな……叶わないほうがいいのかな……」

狐娘「私には分からないや……ごめんね」



狐娘「ごめんね、弱いお姉ちゃんで」

ここまで

これなくてすまんな、って書こうとしたら保守されとる
ありがたや…

保守!クリスマス閑話待ってる!あと、本編も!!!

投下予告2/9(日)20時以降
長々と保守してくれてありがとう、待たせて申し訳ない
あと、>>310のクリスマス小話じゃないが、バレンタインの掌編書くなら誰がいい?

少しフライングだが投下開始
指名安価ないし、ヨシとさせてもらおう

────年末@遊興繁華特区内ホテル 宴会場



ガヤガヤ...



黒服「みんな、グラスは行き渡ったかしら」

黒服「それじゃ乾杯の音頭は……龍娘、お願いね」



龍娘「……こほん。今年最後の営業と、その後の大掃除、お疲れ様だ」

龍娘「本当に1年の最後になったが、忘年会を楽しんでほしい」

龍娘「なんとビュッフェスタイルに飲み放題、この後正月太りする分を考慮に入れて楽しんでくれ」

龍娘「ちなみにスポンサーは黒服さんだ」

龍娘「それじゃ、来年の店の繁盛と皆の健康に……乾杯!」



「「「「かんぱーい!!」」」」

黒服「お疲れ様、狼男。飲んでるかしら」

狼男「いただいてるっス」

黒服「今年一年、あなたよく頑張ってくれたわね」

狼男「ありがとうございます」

黒服「来年もこき使うからそのつもりでね」

狼男「うス……」

黒服「半分は冗談よ。それじゃ、今日くらい肩の力抜いて楽しみなさい」クスクス



…………

……

狼男「……」フゥ

猫耳娘「にゃはー、飲んでるかニャー?」

狼男「もうベロンベロンじゃねぇっスか」

猫耳娘「うぃー、マタタビ酒がいい感じにキいてるからかもニャァ」グンニョリ

狼男「……あの、しなだれかかるのやめてもらえるっス?」

猫耳娘「にゃははは!あの時みたいに熱く爛れた夜を送ろうニャ」

狼男「記憶捏造すんの、やめてほしいっス……」

羊娘「あラ?あらあらアらァ?見ーちゃったみィちゃったぁ」

狼男「とっ?!」



羊娘「と?」ニヤァ

猫耳娘「と?」キラリン

狼男「あ、いや、その、と、突然来られたからビックリしてしまったっス……『羊娘さん』」

羊娘「悲しいワぁ、私もお店の一員なノにぃ」

狼男「で、ですよね」

羊娘「来年もよろしくね、わんこくン。はい、かんぱぁイ」

猫耳娘「にゃははは、かんぱーい!!」

狼男「乾杯、っス」

羊娘「あア美味しイ、紹興酒もいいケど、血みタいに真っ赤なワインもいいわねェ」クスクス

狼男「はは、は……」

猫耳娘「んじゃー、私ベロンベロンにゃから、カウンターのローストビーフいくにゃー」

羊娘「あら、血が滴ルくらい生なお肉って、好キよぉ?じゃあ、ね、わんこクん」



狼男「……」フゥ

龍娘「お疲れ様、狼男」

狼男「龍姐さん、お疲れ様です」

龍娘「お前が裏方をまとめてくれて、今年は大分助かった。ありがとう」

狼男「いやまぁ、はは、ありがとうございます」

龍娘「まずは一献」スッ



虎娘「おーっす犬っころ!飲んでるか?飲んでねーじゃん何してんだよ乾杯だぞー!」スッ



龍娘「おい、割り込むなそこのネコ科動物」

虎娘「割り込んでないですぅー、干支の順だよなぁ犬、子丑寅卯辰巳だからオレが先だ」

龍娘「くだらん屁理屈を。あとヘビじゃない龍だ」

虎娘「屁理屈だとしか言えない時点で言い負かされてんの。ほらほら、あー酒瓶重いぞ犬ー」

龍娘「いつまでも礼儀を知らん奴だな、サカったメスネコは黙って鰹節でもしゃぶっていろ」

虎娘「学級委員長気取りかよ、チン負けレズトカゲ」

龍娘「聞き捨てならんな。チン負けもトカゲも聞き流すがレズだけは聞き捨てならん」

虎娘「聞き捨てならんならどうするんですかー?帰りのホームルームで晒し上げますかー?」

狼男「あの、二人とも何も忘年会でそこまで……」



龍娘「わんこ、酒をありったけ持ってこい……」ビキビキ

虎娘「猪口だタンブラーだで持ってくるなよジョッキだ、いいな、犬」ビキビキ

狼男「穏便にいかないっスか……?」



龍娘「干支で私より後の奴は黙っていろ」
虎娘「干支でオレより後の奴は黙ってろ」


狼男「……自分、犬じゃなくて狼なんスけど」ハァ

狼男「とりあえず封のあいてないウィスキー2本とジョッキっス……」ゴトン

龍娘「杯を乾かす、と書いて乾杯だろうな、虎娘」キュポン

虎娘「おーおーおー言うねぇ。お付き合いしてやろうじゃねぇの」トットット...

狼男「……二人とも、ほどほどにお願いするっス」



アルルーナ「龍姐に1万」

狼男「ルーナさん……」

二口娘「勝った方の頭割りだよね?私も龍娘さんに2万!」

セイレーン「虎子いないかー?虎娘に賭ける子いなーい?」

ラミア「では、妾は虎娘にどーんと5万じゃ!!」



リュウムスメ!!トラニ2マン!!トラニ1マン!!トラ!リュウ!トラ!!リュウムスメ!!



狼男「……」ハァ

龍娘「では、Milk Bucketに」

虎娘「ああ、うちの店に」



「「乾杯!!」」ガチャン!!



龍娘「んく、んく、んく……ぷは」ドンッ!!

虎娘「ん、んぐ、んぐっんぐっ……ふぃー」ドンッ!!

狼男「……」

狐娘「あーあ、おいしいお酒が台無しだ」

狼男「あ、狐娘さん、お疲れ様っス」

狐娘「わんこ君もお疲れ様」

狼男「楽しんでるっスか?」

狐娘「もちろん。私なりに、ね」

狼男「ならよかったっス。っと、んじゃ自分は挨拶回り行ってくるっス」

狐娘「はいはーい」

狼男「……お、いたいた」

狼男「お疲れ様っス、牛頭さん」

牛頭「お疲れ様、狼男くん」

狼男「今年も1年、お世話になりました」

牛頭「いやいやこちらこそ。じゃ、かんぱーい」チン

狼男「うっス、乾杯」チン

牛頭「……時間の流れは早いねぇ」

狼男「なんスか、急に」

牛頭「君がバイトで入ってきた時は、こうも長く続くとも、正規スタッフになるとも思ってなかったからね」

狼男「ああ……いつのまにやら古株ふたり、っすねぇ」

牛頭「ところで今夜あたり、その辺じっくり語りあわないかい?ふたりで、僕の部屋で」ブフゥ

狼男「そこ変わんないっスね、あんたは……」

牛頭「定型の挨拶になってしまっているね、ハッハッハ」ガッシ

狼男「肩抱くな!頬寄せんな鼻息荒い近い!距離近い!ちかいちかいちかい!」グイー

??「お疲れ様です、先輩!」

???「ういー、おつかれちゃーん。相変わらず仲良いねー」

狼男「どう見ても違うっス……阿修羅と新人くん、お疲れ様っス」

新人「先輩、今年一年、お世話になりました!来年もご指導ご鞭撻のほど────」

阿修羅「固い!かてぇよ新人くん!俺が手本みせてやっから。こうすんの……うぇーい!」ハイタッチ

狼男「うぃっ、おっつかれーぃ!」パチーン

阿修羅「はい、じゃあ新人くんの番な」

新人「えっ、えええっ?!」

狼男「ほい、お疲れ様っス新人くん。君の成長っぷりには期待してるっス」テノヒラー

新人「はっ、はい、しっかり頑張ります」パチン

狼男「おめーもっスよ、阿修羅」

阿修羅「いやだよ俺は仕事にやりがいなんて求めねーから。可愛い女の子と楽しくおしゃべりしてーだけだし」

狼男「これで超がつくほど優秀なスカウトマンだってんだから、世の中わかんねぇっス」

阿修羅「んじゃ、俺はデザートコーナー行ってくるわ」

新人「もうですか?」

阿修羅「俺な、顔が3つあるだろ?脳も一部独立してっから。頭の消費カロリーぱねぇの。まじやべぇから」

狼男「その癖舌が確かなもんで、こいつの薦めるケーキ屋にハズレなしっスよ」

新人「はぁ……」

狼男「じゃあな、カスパー、メルキオール、バルタザール」

阿修羅「頭は3つあるけどMAGIじゃねーよ。じゃあなわんこ」

狼男「狼だ狼。てめーにそれ言われるとすっげぇむかつくからやめろ」

阿修羅「ういー」ヒラヒラ

新人「あの、わt……ボクもケーキ行ってきます!」テケリテケリ...

狼男「ん、おお、いってらっしゃーい」



…………

……

狼男「……これで一巡、っスかねぇ」キョロキョロ



ダークエルフ「……」ポツン



狼男「……」



テクテクテク...



狼男「なに壁の花になって黄昏てるんスか、ダークエルフ」

ダークエルフ「あっ、お、狼男さん、こ、こんばんわ……」

狼男「今年1年、お疲れさまでしたっス」

ダークエルフ「……はい、その、お世話になりました」

狼男「ちゃんと食べてるっスか?お酒も普段飲めないようなのが揃ってるっスよ」

ダークエルフ「なんか……キラキラしすぎてて、もったいなくって……」

狼男「あー、ダメダメ。もっとガッツいたっていいんスよ」

ダークエルフ「……がっつく……」

狼男「自己主張してもいい、って事っス」

ダークエルフ「……一番苦手な事、です。でも……頑張らなきゃ、ですよね……」

狼男「そうそう。それにダークエルフはもっと食べたほうがいいっス。いくらなんでも痩せすぎ」

ダークエルフ「そ、そうですか……」

狼男「?」

ダークエルフ「そ、それはもっと、胸にお肉が欲しい、って事、ですかね……?」

狼男「うぇっ?!」

ダークエルフ「お、狼男さんは、おっぱいの大きい女性のほうが好き……ですか……?」

狼男「あー……あーうー、うーん……今のダークエルフくらいのおっぱいも、好きっスよ」

ダークエルフ「ひぇっ?!あ、そ……そう、ですか……うん、よかった、です」

狼男「……」

ダークエルフ「……」

狼男「あのっスね……」

ダークエルフ「あっ、あのっ!」



狼男「……」

ダークエルフ「……」



狼男「ごめん、先に話してくれていいっス」

ダークエルフ「えっ、あ、その……大したお話じゃなくて、別に……」

狼男「俺も、っスね……」



ダークエルフ「……」

狼男「……」

キィーン...



黒服『あーテステス。はい、みんなお待ちかねのビンゴ大会始めるわよ?』

黒服『まだカードもらってない人は取りに来て頂戴』ヒラヒラ

狼男「あ、ビンゴ始まるっスね。ダークエルフの分もカードもらってくるっスよ」

ダークエルフ「え、あ、はい、ありがとうございます……あの」

狼男「?」

ダークエルフ「……あのっ!」ソデグイー



………………

…………

……

────遊興繁華特区内ホテル前



オツカレサマー
ジャネー
バイバーイ



狼男「……」

阿修羅「うぇーい、狼男ー、お前も二次会行くだろー?」

狼男「あー……場所だけメッセで教えてくれるっスか」

阿修羅「なんだよー用事?」

狼男「そうなんス」

阿修羅「よし、じゃあ新人くんと一緒に行ってるから、追いつけよー」

新人「ええっ?!僕もですか!?」

阿修羅「新人くんも用事?少数派の男性スタッフ同士、親交を深めようぜ!」

新人「あ、あの、僕は、その……はぃ……」

狼男「新人くん、いやだったら断ってもいいんスよ」

新人「い、いえっ、お供しますっ!」

阿修羅「よしっ!じゃあまずは風呂で世俗の垢を落とすとするかー!」

新人「えっと、それって男湯……でえすか?」

阿修羅「ん?まぁある意味男湯だけどー?」

狼男「新人くん、うちの店と同じ営業形態の、入浴施設で女性従業員と仲良くなるお店の事っス」

新人「……えっ、えええっ?!」

阿修羅「金か?心配すんなって。俺が半分出してやる。残りの半分はアイツが出す」ズイッ

狼男「おい」

阿修羅「いっぱい手当ついて、金持ってんだろうが」

狼男「……仕方ない、っスね。新人くん、他の店のシステムや接客態度の勉強と思って行ってくるといいっス」ポン

新人「あっ、いえ、そんな、受け取れませんよ!」

狼男「いいからいいから。んじゃあ、スッキリしたら居酒屋あたりで合流するっス」 ノシ

…………

……

狼男「……」テクテク



────あのっ!

────あのっ、忘年会の後、特区の一番海側の公園で……公園で待ってます。



狼男「……」テクテク...



────狼男、お前なら分るよな!分かるだろ!!

────惚れた女が他の男に抱かれてるの、黙って見てろって言うのかよ!見てられるのかよ!!



狼男「分かるから、同じ轍を踏むわけにはいかねぇ、って話っス」



テクテクテクテク...

狼男「……お待たせしたっス、ダークエルフ」

ダークエルフ「…………」コクリ



────22時@遊興繁華特区 東緑地



狼男「はいこれ。あったかいミルクティー」

ダークエルフ「……あ、かぶっちゃいました、ね。これ……あったかいコーヒー、です」

狼男「んじゃ、交換っスね」ヒョイ

ダークエルフ「……あ、ありがとう、ございます」

狼男「立ち話もなんスから、あそこの屋根のあるベンチでいいっスか」

ダークエルフ「はい……」

ギシッ



ダークエルフ「今年、終わっちゃいますね……」

狼男「そうっスね」

ダークエルフ「……来年が始まっちゃいますね」

狼男「なんスか、今日は饒舌っスね」

ダークエルフ「……そ、そんな事、ない、と、思うんです、が、その……」

狼男「その?」

ダークエルフ「……去年、マフラーの話したの、覚えてますか?」

狼男「ん?おお、喫茶店で?」

ダークエルフ「……はい」

狼男「結局、渡せたんスか?」

ダークエルフ「……」ガサガサ



ダークエルフ「もらって、いただけ、ますか」

狼男「……お、俺に、っスか」

ダークエルフ「狼男さんのために、編んでたもの……だから」

狼男「……」

ダークエルフ「去年間に合わなくて。今年、やっと完成して」

ダークエルフ「だから、そのっ、渡したくて、わたしっ……私っ!!」



狼男「そこまでにしておくのがいい、っス」



ダークエルフ「あっ……」



狼男「十分、気持ちは伝わったっス」

ダークエルフ「……」

ダークエルフ「……いや」



ダークエルフ「このままなんて、いやっ!!」

ダークエルフ「好きだもの!大好きだもの!狼男さんの事、ずっとずっと!」

狼男「……」

ダークエルフ「ずっと一緒にいたい。声が聴きたい。触れたい。触れてほしい!」

ダークエルフ「キスもしたい。抱かれたい。私はっ!……わたし、は……」



ダークエルフ「私は狼男さんの事……大好きです……大好き……」



狼男「……」ハァ

狼男「スタッフ同士の恋愛は禁止。それがうちの店のルールっス」

ダークエルフ「……分かってます」

狼男「だから……我慢してきた、つもりだったんすけどね……」



ギュッ



狼男「ありがとう、ダークエルフ。同じ気持ちでいてくれて、嬉しいっス」

ダークエルフ「それって……」

狼男「俺も、ダークエルフが好きだって事っス」

ダークエルフ「……」ギュゥゥ...

狼男「……」ギュッ...



狼男「だけど……だけど、これ以上進む事はできない、って話でもあるっス」

ダークエルフ「……!」

狼男「俺たちはプロっス。人に淫らな夢を見せるのが仕事っス」

狼男「そんな俺たちが、一緒に夢を見ていてはいけないっス」



狼男「……プロに徹しろ、ダークエルフ」

ダークエルフ「……」

狼男「己の心を隠して、夢を見せ続ける……できるっスね?」

ダークエルフ「……」

ダークエルフ「……うん」コクリ

狼男「ダークエルフ、俺の考えを聞いてほしいっス」

ダークエルフ「……」

狼男「今の俺たちみたいに、ふたりで泥の中もがいても、いずれ両方力尽きるっス」

狼男「だから、俺はダークエルフを必ずきちんとした世界へ押し上げるっス」

狼男「ダークエルフは、どこかしっかりした場所を確保して、ロープを投げてほしいんス」

狼男「俺はそのロープをたぐって、ダークエルフのいる場所まで……必ず、必ずたどり着くっス」

ダークエルフ「……」

狼男「だからまず、ダークエルフは自分が浮かぶ事だけを考えてほしいっス」

ダークエルフ「……うん」グスッ

狼男「……ごめんな、ダークエルフ。本当は……俺は……俺だって……」



ダークエルフ「大丈夫」



ダークエルフ「大丈夫……絶対絶対、ふたりで、抜け出す。約束、しましょう」

狼男「ああ……」

狼男(ふたりで、か……)



────わんこクんに覚悟はあるかしラぁ?私たちの正体……すナわち深淵を覗く覚悟ハ。

────1歩でも進めば、私や彼女たちの正体を知れば……

────二度と日の光を浴びられないかもしれないわ。それでも……進む覚悟はあるかしら?



狼男(ある)

狼男(ふたりで抜け出す、それは嘘になるかもしれない)

狼男(それでも、たとえ彼女を泣かせても、約束を反故にしても)

狼男(ダークエルフを、この汚泥まみれの世界から抜け出させる……彼女のいるべき世界へ押し戻す)ギュゥゥ...

ダークエルフ「いっ、痛い、です、狼男、さん……」

狼男「……悪い、っス」

ダークエルフ「……約束、してくれますよね」

狼男「……」ズキッ

狼男「……誓う、っス」

ダークエルフ「……大好き、大好きです、狼男さん」

ダークエルフ「ちゃんと、ちゃんと今から、私我慢できるから……だから、今だけ……」

狼男「……」

狼男「ダークエルフ……」



チュ...





...ニュルッ

狼男「ばっ?!なんで舌まで入れるっスか!?」

ダークエルフ「あ、ご、ごめんなさいつい……その、お客さんとしてる癖でつい……」

狼男「ぐふ、今の効いたっス。寝取られ耐性ついてるつもりだけど、今のははっきり効いたっス」

ダークエルフ「あ、ああ、ごめんなさい……その……いつも、そう、ですよね、モニタで見てますもんね……」

狼男「やめて、今だけはやめて抉らないで……」

ダークエルフ「……」

狼男「……はぁ、ま、惚れちまったもんは仕方ねぇ、って話っスね」

ダークエルフ「……ですね」フフ

狼男「とりあえずこのマフラー、大事に使わせてもらうっス」

ダークエルフ「はい……」



ピロリン



狼男「っと……阿修羅の阿呆から、っスね

ダークエルフ「二次会、ですか?」

狼男「ああ、でもまぁ、今度でいいっスよ」

ダークエルフ「ううん、言いたい事は言えた、から……今日は、帰ります」

狼男「メトロの入口まで送るっス」

ダークエルフ「大丈夫。明るい通りだけ使う、から」

狼男「そっか」

ダークエルフ「はい。狼男さん……よいお年を」



狼男「おう、よいお年を、っス」ニカッ

以上
狼男とダークエルフと忘年会の話

安価はバレンタイン小話の後で(2020年2月14日とは言ってない

おまけ



────翌朝@狼男自宅



狼男「うあー……あれから結局阿修羅たちとオール……」


ゴチャッ



狼男「大掃除は起きてから、っスね……うヴぁぁぁ……吐息酒くせぇぇぇ……」スッ



ガンッ!!



狼男「うぐっ……ってぇぇぇ……畜生タンスの角で小指ぶつけるとか本当に令和かよって話っスよ……おーいて……」



以上
今年はもうちょっと間隔をあけずに書きたい (´・ω・`)ノシ

乙!!!
客目線からでは分からない裏事情が垣間見えるのが狼男視点の良いところだけど
このまま進めていくといつの間にかお店から消えてるエンドな予感もしてハラハラするわ

バレンタイン小話&次の安価は2/16(日)に投下予定
だいたい19時以降になるかと
>>346
一応着地点は頭の中にあるので、あとはエタらんように細々といきたいと思います

────2月15日朝@"Milk Bucket"バックヤード



アルルーナ「お疲れ様、わんこくん」

狼男「お疲れ様っス、ルーナさん」

アルルーナ「更衣室、私で最後」

狼男「了解っス」

アルルーナ「誰もいないから、ごゆっくり」

狼男「誰もいねぇならとっとと帰る、って話なんスが」

アルルーナ「ごゆっくり」テクテク...



狼男「……?」



ダークエルフ「あ、あの……」

狼男(なるほど……)

狼男「どうかしたっスか、ダークエルフ」

ダークエルフ「あ、いや、その、用事ってほどでも、ないんです、けど……」

狼男「けど?」

ダークエルフ「……じ」

狼男「じ?」



ダークエルフ「じ、十回クイズ~いえーい……ぅ、ぅぅ……」カァァ...

狼男「言って恥ずかしがるなら最初からやらなきゃいいんスよ」

ダークエルフ「3問出して、正解数に応じて、えっと、豪華賞品が……豪華じゃないかも、ですけど……」

狼男「へいへい」

ダークエルフ「第1問!」

狼男「肘っス」

ダークエルフ「まだ問題言ってないですっ!!」

ダークエルフ「うー……」

狼男「あー、いや、はい、続けてください」

ダークエルフ「ピz」

狼男「肘っス」

ダークエルフ「狼男さん!!」

狼男「あーまぁ、ひっかかってやれるほど大人じゃねぇんスよ、俺は」

ダークエルフ「ピザって10回言ってくださいっ!」

狼男「強引に続けるんスね……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

ダークエルフ「こ、ここは?」

狼男「肘」

ダークエルフ「…………正解」ブッスー

狼男「……」

ダークエルフ「第2問です」

狼男「へいへい」

ダークエルフ「入浴、って10回言ってください」

狼男「入浴入浴入浴入浴入浴入浴入浴入浴入浴入浴」

ダークエルフ「アメリカの首都は?」

狼男「グレート・ロサンゼルス」

ダークエルフ「えっ?」

狼男「ニューヨークじゃなくて、グレート・ロサンゼルス市っスよ」

ダークエルフ「あ、あれ?ワシントンDC……じゃ、あれ?」

狼男「いつの話してんスか。ワシントンは20年前の核戦争でふっとんで、今はでっかい湖じゃねぇっスか」

ダークエルフ「……えっ?……えっ?!?!」

狼男「……」

狼男「……ぷっ」

ダークエルフ「う、嘘なんですか!ひどい……」

狼男「ダークエルフはからかい甲斐があるっスねぇ」ニヤニヤ

ダークエルフ「う~~~っ……」

狼男「で、3問目は?」

ダークエルフ「……真面目にやってくれます?」

狼男「はいはい」

ダークエルフ「じゃあ『大好き』って10回言ってください」

狼男(この手のは100種類近く知ってるっスけど、初めての奴っスね……)

狼男「えーと……大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き」



ダークエルフ「……」スゥハァ

ダークエルフ「わ、私も……」テレテレ

狼男「……」カァァ...

ダークエルフ「……」

狼男「……」

ダークエルフ「……は、はいっ!3問正解したのでこれ!クッキーです!」ポン

狼男「お、おう……」

ダークエルフ「い、一応、バレンタインなので、でも狼男さんチョコだめだからそれ、手作り……してみた、んですけど……」

狼男「さんきゅ、ダークエルフ」ポフポフ

ダークエルフ「は、はいっ!そ、それじゃ、その……失礼します」

狼男「お、おう……その、おつかれ、さま」

ダークエルフ「はい……」パタパタパタ...



狼男「……」フゥ



黒服「甘酸っぱい」

狼男「ひっ?!」

黒服「あら、ひどい。そんな悲鳴上げなくてもいいじゃない」

狼男「あ、な、い、いいい……?!」

黒服「いつから?そうねぇ、狼男が『肘っス』って即答した辺りからずっといたわよ?」

狼男「お、う……うす」

黒服「……ま、いいんじゃない?ふふ、面白いもの見れちゃったわ」

狼男「……」ホッ

黒服「はい、これは私から。3倍返しでなくてもいいから、しっかり働いてね、わんこくん」ポン

狼男「うス」

黒服「それじゃ、私も帰るから戸締りよろしくね?」

狼男「うス」



黒服「……ハッピーバレンタイン、狼男」クスクス

以上、バレンタイン掌編おわり

黒服「さぁ……今宵は誰と一夜の愛を育みますか?」

□ 本日出勤のキャスト

アルルーナ
ラミア
セイレーン
雪女
猫耳娘
羊娘
ダークエルフ
その他、亜人・モン娘多数在籍

>>355

この台詞が1年ぶりだと気づいたIDチンポ(

訂正
>>357

雪女

初めて見たけどすごい

甘酢っぺぇ……汚れきった我が身を省みよう……乙乙

>>357
雪女了解
昔話ベースで世話女房シチュにするか、冷たそうなの拾って無表情系にするか悩みどころだ
>>358
読んでくれてありがとう
過去ログ倉庫に前作もあるのでそちらもぜひ
>>359
浮世の垢はお風呂屋さんなどで(

GW前か、遅くとも5月中予定
例によって完成次第投下予告します

24日(日)22時から投下予定
いつもとちがう端末だけどトリップあってるかな?

────病院待合室



看護婦「では、これで検査は終了ですので、会計の前でお待ちください」

男(はー、やっと健康診断終わったよ……)

男(……)



スッ



男(……あれ?)

狐娘「……」

狐娘「…………」



男「狐娘さん?」

狐娘「へっ?!」

男「やっぱり。奇遇だね」

狐娘「えっ、あ……うん、ほんと、奇遇。どこか悪いの?」

男「年1の健康診断。そっちは?」

狐娘「えっ、私……私は……その」



男「?」

狐娘「その、お見舞い……なの」

狐娘「弟がね、入院してるの」

男「そうなんだ」



オトコサン、オトコサーン



男「っと、会計してこなきゃ」

狐娘「……ねぇ!」

男「?」

狐娘「今日はもう、暇?」

男「ごめん、会社行かなきゃ」

狐娘「そっか……一緒にお昼でもどうかな、って思ったんだけど」

男「ごめん、急ぎの書類仕事があるんだ」

狐娘「あはは、頑張って。じゃあ、またお店で」

男「うん、お店で」



男「弟さん、早くよくなるといいね」



狐娘「……」

狐娘「うん」



…………

……

数週間後@"Milk Bucket"バックヤード



狐娘(あれからずっとモヤモヤが晴れない……)

狐娘(別に悪気があって言った言葉じゃないって分かってるけど……)

狐娘(けど、顔……合わせたくないな)

狐娘(前はこんな事なかったのに)

狐娘(ほかの人に言われても、全然愛想笑いで済ませられたのに、なんで……)



狐娘「……」ハァ

狐娘「仕方ない、かぁ」



…………

……

狼男「は?」

狐娘「だから、今日無理」

狼男「あー、生理、とか?」

狐娘「ぜんぜん」

狼男「今日の予約って、確か男さんっスよね」

狐娘「そ」

狼男「NG行為があったなら、その日のうちにって言ってるっスよね?」

狐娘「いや、うん、んー……NGじゃないんだけど……」

狼男「……だけど?」

狐娘「自分でも明確に『これだからイヤ』って話があるわけじゃなくて」

狐娘「……よく分かんないけど、なんとなく……今日は無理、って感じかなぁ」

狼男「……開店前で割と忙しいんスけど、おちょくってるんスか?」

狐娘「いや、決してそういうわけでは……」アハハ...

狼男「……正当な理由がない場合のドタキャン、罰金があるのは知ってるっスよね?」

狐娘「もちろん。それでも、今日はちょっと無理……かな」

狼男「……」ハァ



prrrr...prrrr...



狼男「……失礼するっス。はい、"Milk Bucket"でございます」

狼男『はい。はい……左様でございますか。はい、またのご利用をお待ちしております』pi



狐娘(……)

狼男「奇遇というかなんというか……ちょうど今、一人キャンセルが出たっス」

狐娘「それでも、ペナルティはペナルティだよねー」

狼男「そらそうっス。とりあえず、黒服さんも交えて再度話するんで、ちょっと待っててほしいっス」

狐娘「はぁい」

────2時間後@"Milk Bucket"



男「……え?」

黒服「申し訳ございません。指名しておられました狐娘、本日急な体調不良でして……」

男「そうですか……」ションボリ

黒服「いかがなさいますか?」

男「いかが……とは?」

黒服「別の日に予約を取り直すか、今日、別のキャストと遊んで行かれるか」

黒服「もちろん、今日はやめておくの仰るのであれば、お車代としていくらか包ませていただきます」

男「……」

男「じゃ、じゃあ、別の方を……」

黒服「この度はこちらの都合でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」フカブカ

男「いっ、いいえいえいえそんなやめてください!」

黒服「お心遣いありがとうございます……お客様をウェイティングルームへお連れしてくれる?」

新人「はっ、はい!どうぞこちらですっ!」

男「あ、どうも……」



…………

……

新人「はいっ、ウーロン茶です」カロン

男「あ、どうも」ズズッ

新人「それではしばしお待ちください。ただいま呼んでまいります」

男「あっはい、どうも」

男(……)

男(あ、そういえば代わりの人、って言っても誰だか聞いてないや……まぁ、ハズレはないんだろうけど……)



??「……こんばんわ、男様、ですね?」



男「えっ、はい……ええと……」

男(メイドさん……それも随分シックな感じの……)

??「雪女と申します」ストン

男「あっ、はい、男です」

雪女「知ってます」

男「そりゃまあ、そうですよね」ハハハ

雪女「ご主人様、とお呼びしてもいいですか?」

男「えっ、はい、ぜひ」

雪女「ではご主人様、手を」

男「はい」ギュ

雪女「大きな手……早速お部屋へまいりましょうか」

男「は、はい」

…………

……

男「……」ジー

雪女「どうかなさいました?」

男「あ、いや、見た目普通の人というか、そもそも雪女って……?」

雪女「手を離さないでくださいね……」スゥ...

男「……? おわっ、つべたっ?!」

雪女「と、まぁ、自分の体温少し操れる程度でして」

男「それってすごくないですか?恒温動物ですよね?」

雪女「同族では、チョコレートの細工やお寿司を作る職人さんになる方は多いようですよ?」

男「……」

男(なのにこの人は……ここに?)

雪女「ご主人様?」

男「あ、いえなんでもないです」

雪女「曾祖母の代には、吹雪を起こすくらいの力を持った人もいたようですが」

男「おお……」

雪女「今の時代にいれば気象兵器、政府の監視下に……という話になってもおかしくはありません」

男「今でも一人いるらしいですよ、そういう『政府の監視下にいる亜人』」

雪女「ご主人様の”ご友人のご友人”には”政府の情報筋”の方がおられるのですね?」

男「……ま、そういうレベルのアングラな都市伝説ですよ」

雪女「ですわね」クスクス

雪女「そうこう話しているうちに、今日のお部屋はこちらです」カチャ

男「お、おじゃまします……」



...パタン、カチャン

雪女「お鞄はこちらでお預かりいたします」

男「うん、あ、ありがとう」

男(狐娘さんの時はいつも『そこ置いといてー』って感じだったな……でもこれはこれで、かな)

雪女「ご主人様?」

男「あ、ごめん、なんでもない」

雪女「……」

雪女「男様は、今日お相手するはずだったキャストが急に都合がつかなくなってしまった」

男「え、あ、うん」

雪女「私も同じです。予約されていたお客様にフラれてしまいました」

男「そう、なんだ……もったいないというか……あ、そっか急な用事かもしれないか……」

雪女「……」

男「……」

雪女「誰かの代わり同士では、ダメでしょうか?」スッ

雪女「どうか私と一夜の愛を……育んでいただけますか?」

男「うん」



雪女「よかった……ん」チュ

男「……んっ、ん……んぐっ!」ギュゥッ!!

雪女「んふ……んっ……」レルン...ピチュ、ピチャ...

雪女「ぷは、ご主人様のキス、すごく情熱的で素敵です」

男「そ、そう?」

雪女「それにこっちも……元気いっぱい」カリッ

男「ん、まぁその、忙しかったし予約取れたし、タメてたから……」

雪女「まぁ、ご主人様ったら……」

雪女「今日は私に全部注いでください……好きな場所に好きなように、ご主人様のご命令なら、何でも聞きますから」

男「じゃあ……」

雪女「じゃあ?」

男「その、服着たままテーブルに突っ伏してもらってもいいですか?」

雪女「……」ジトー

男「あ、ごめんやっぱり普通に」

雪女「構いませんよ、どうぞご自由に使ってください……ご主人様」トサッ

男(けっこういい眺めだな……)

雪女「ご主人様……?」

男「……」ナデナデ

雪女「んっ」

男「……おお、ロングスカートの下はガーターストッキング」ピラッ

男「……」

雪女「……?」

男「なんでパンツはいてないの……?」

雪女「だってひと手間省けるでしょう?」

男「……お、おう」

雪女「それに……」クチッ

男「……」ゴクリ

雪女「ご主人様どうか……もう、準備はできていますから」

男「……うん」ジジジジ...

雪女「あ……あっ!」ズプ、プチュッ!!

男「やば、熱っ……」

雪女「あは、どうですかご主人様、私の中……」

男「熱いし、濡れてるし、包みこまれてっ」ビクンッ!

男(やばいっ、腰、腰振らされてるっ!)

雪女「あんっ、あっ、あんっ、あんっ!んっ、ご主人さまっ、ふかいっ!」パチュンッ!!パチュンッ!!

雪女「あっ、カリ首でゾリゾリえぐられるの、気持ちいいですっ、あっ!」グチュッ!!

男(気持ちいい、けどっ、これが演技だってことぐらい、分かる程度にはっ……なってんだぞっ!)パンパンパンッ!!



────女の子気持ちいいところ、見つけてあげるの。それまではゆぅっくり。



男「どうだっ、このっ!」パンッ!パンッ!!

雪女「あっ、あんっ、んっ、ご主人様のおちんぽ、硬い、すてきですっ」

男(奥をつついてみたり)コンコンッ

雪女「あんっ♪」

男(円運動してみたり)グニグニ...

雪女「あ、やっ、じらさないで……」

男(余裕が垣間見え……すぎるというか……)

雪女「ご主人様、もっといっぱいこすって……」クニッ、クニッ

男「この、清楚なふりして腰動かすの止められないド淫乱メイドがっ!」パンッ!!

雪女「ごめんなさい、おちんぽ大好きで、や、あんっ!」

男(目の前で揺れるお尻……えっちだな)

男「……」クニュッ



雪女「────っ!?」ビクンッ!!



男(……あれ?)

雪女「ご、ご主人様、そこは……」

男「ここは?」クニッ

雪女「そこは、その……おしりの、あな……です……」ビクン

男「ふぅん……」クニュクニュ

雪女「あっ、や、あ、ひろげないでくださ、あっ……」

男「……」ニュポン

雪女「あ……まって、お尻、挿れる、の……ですか……?」ハァ...ハァ...

男「『好きな場所に好きなように、ご主人様のご命令なら、何でも』聞くんだよね?」

雪女「あの、感染症予防のために、コンドームを……それなら……」

男「あ、うん」

雪女「失礼します、ね」クルクルクル...

男「っ……」

雪女「はい、これで準備できました……」

男「んじゃあ、俺が雪女さんの尻を犯したくなるようにいやらしく誘って」

雪女「あ、あの、はい……」ゴクリ

雪女「私の尻穴はご主人様専用の、オナホ、です」

雪女「モノみたいに扱って、ぐぽぐぽピストンして、ドピュドピュ、射精してください……っ」クパァ

男「おっけ……じゃ、このベットベトの愛液をローションがわりに……」ブチュ、ニチュ

雪女「ひゃ、あ、あ……」ビクンッ

男「いくよ、ご主人様のアナルファック童貞、メイドのお前で捨ててやるからなっ!」ググ,,,

雪女「ほんと、ですか?うれしい……っ、あっ、あ、はい……って、くふ、あ────」



ズプッ!!ズズズズッ!!



雪女「────ふぎぃぃっ?!」ビクンッ!!ビクンッ!!

────女の子気持ちいいところ、見つけてあげるの。それまではゆぅっくり。

────見つけたら?

────んふふ、そこだけ徹底的に虐めつくすの。屈服させてあげて思い知らせるの。



────私は”雌”ですって……ね?



雪女「ふああああっ!!あぐっ!あ゛っ!!!!」

男「いきなりすぎっ!!」ギチギチギチッッ!!

雪女「らっへ、ごめんにゃ、ひゃひっ、アナルひろげられ、ああああーーーっ!!」

男「こうか?こうかっ!!」グポン、グプンッ!!

雪女「ひゃいっ!お゛っ゛!゛く゛ぅ゛ぅ゛!゛!゛!゛!゛」プシュッ!!

男「前とはまたちがって、強烈に握りつぶされるっ!!」

雪女「あっ、あ゛あ゛あ゛っ゛!ケツ穴ひろがっちゃ、あああl!ぎっ!!」ガクガクガクッ!!

雪女「あ……ああ……あ……」プシャァ...

男「イキながらお漏らしして、俺のズボン汚れちゃったじゃないか」

雪女「もうしわけ……ござい、ま、ああっ!あっ、まって、イっ!い゛っ゛!!」パンッ!!パンッ!!

男「こうかな?」グプンッ

雪女「う、お、それぇっ、カリくびでこうもんにゅこにゅこしないれ、ぇっっ!!」ニュグニュグ

雪女「あ、ひ、またイク、わた、らめ、いっ、い゛っ゛っ゛!!」ビックゥッ!!

男「澄ました顔して、清楚ぶってた癖に、キャラ変わりすぎ、だろっ!」

雪女「お゛ん゛、ん゛っ!!お、ぎ、きひ、ぃっ!!」

雪女「もうし、わけ、ごじゃ、ごじゃひ、あひっ!?」

男「……っ」ブルッ

雪女「あ、ああ……っ、あひっ!またイキ、イキっぱ、あひっ!」

男「……」ズルルル...チュポッ

雪女「あうあっ、あ……」トロン

男「最後は……『ここ』にくれてやる」トントン

雪女「あ、子宮、私の子宮、イキまくって、受精準備できてる子宮に、ごしゅじんさまの……特濃ザーメン、どぴゅって……ぇ」

男「入れたら多分、即出ちゃうと思うけど……」パチン

雪女「ひゃい、わらひのおなほおまんこ、どぴゅってくらひゃい……」クチュ...

男「んじゃ……腕はこうやって……」ガシッ

雪女「そんな風に、掴んだら、抵抗……できないれす……っ、あっ、あっ、はいっちゃ、あっ!」



グプンッ!!



雪女「あ、あああああっっ!!」

男「う、うぐっ……このっ!」パチュンッ!!

男「おらっ、おらっ!!」パンッ!!パンッ!!パンッ!!

雪女「おひぃ、いっ!あひ、ひっ!!いっ、い゛っ゛く゛っ!!」

男「ぶちまけてやる、射精するぞっ!!」

雪女「はいっ、いっぱいくらひゃっ、あひっ、いっ?!?!」

男「うくっ、ぅっ!!」



ブビュルッ!!ブビュッ!!ビュルルッ!!



雪女「────っ!!」

男「やばい、うねって、搾りとられる……っ」ビュッ、ビュッ...

雪女「あ、はぁ、ごしゅじんさま……はぅ、ぅ……」

男「抜くぞ……」チュポン

雪女「ひゃあっ!……あは……」

男「掃除、してくれる……?」

雪女「命令してもいいんですよ?」クスッ

男「お、お前の愛液で汚れたんだぞ……掃除しろ」

雪女「……はい……あむ」パク

男「くっ……」

雪女「ん、ずじゅ、ぷは……すごい、ゼリーみたい……」

男「……」ゴクリ

雪女「ほら、指で持ち上がっちゃうくらいプルプル……あむ、ん……っ」コキュ

雪女「こんなのが今、私の胎内に……」キュン...

男「……」



…………

……

雪女「ご主人様、今日は朝までここに?」

男「あ、うん……」

雪女「では、汚れてしまった服はクリーニングに回しておきます」

雪女「朝にはノリが効いてますよ」

男「う、うん……」カチャカチャ

雪女「……その間に、私たちはお風呂で汗を流しましょうか」

男「……うん」

雪女「……」

チャプ...



雪女「お湯加減、いかがですか?」

男「少し熱いけど……ふぅ」

雪女「……」

雪女「やっぱり、私より狐娘さんのほうがよかったですか?」

男「え、あ……ごめん」

雪女「あ、いえいえいえ、謝っていただくような事では」

男「雪女さんだけを見る、って言ったのにね……ごめん」

雪女「……どうか、お気になさらず」チャプ

男「すごい罪悪感というか、どうしても狐娘さんの事が浮かんじゃって……」

雪女「……」



雪女「あの子の事、好きなんですね」

男「……」

男「え、あ、いや、ちがっ、そんなんじゃなくて……俺は……」

雪女「俺は?」

男「最初に、このお店で遊んだ子で、そのあとも、たまに遊んだり……エッチしたり……」

男「だからそんな……そんな好きとか……そんなんじゃ……」

男「そんな……そんなんじゃない……と思う、んだけど……」

雪女「呆れてしまいますね。二人してもどかしいと言うか何と言うか」ハァ

雪女「狐娘は」

男「?」

雪女「あなたとこのお店で会う時は、気合が全然違いましたよ」

雪女「いつもより念入りに、でも自然になるようにお化粧して、下着だってオシャレなものを選んで」

雪女「そんな彼女が、この1か月ほどどこかおかしかった」

雪女「……多分、あなた絡みで何かあったのだと思っていますが」

雪女「何か心当たりは?」

男「……」

男「病院」

雪女「病院?」

男「病院で、狐娘さんに会ったんだ……確か、弟さんのお見舞いって」

雪女「……それで?」

男「それで、って……ああ、早く良くなるといいね、とか言って、そのまま別れたけど……」



雪女「……知らぬ事とは言え、対人地雷の真上で見事なタップダンスを踊られましたね、ご主人様」


男「え?」

雪女「彼女の弟さん、事故で意識不明になって、もう何年もそのままなんです」

男「……!」

男「…………」

雪女「……」

雪女「……のぼせないうちに、ベッド行きましょうか」



…………

……

男「……」ドサッ

雪女「……」トス

男「……」

雪女「どうしますか、まだ時間は……ありますけど」

男「……どう、しようか」

雪女「抱きつきますね」

男「え?」

雪女「失礼します」ギュッ

男「……っ」ビクンッ

雪女「こうやって体を冷やしてあげるんです、いつも」

雪女「……」

男「……」

雪女「……いかがですか」

男「少し……落ち着いた、かな」

男「……ひとつ、いいかな」

雪女「はい?」

男「『ご主人様のご命令なら、何でも聞きますから』って、言ったよね」

雪女「……はい」



男「ひとつ、お願いがあるんだけど────」





雪女「……」

雪女「なんなりと、ご主人様」フゥ...



……………………

………………

…………

……

────翌朝@遊興繁華特区入口



狐娘「ねぇ、なんでまたこんな所ー?風強いし……」

雪女「そういう指示でしたので」

狐娘「指示……?」

雪女「お待たせしました……ご主人様」

狐娘「あ……」



男「……やぁ」ゲッソリ



狐娘「……やつれてない?」

雪女「時間外労働の対価を先払いしていただきましたので」テカテカ

狐娘「浮気者」

男「えぇ……」

雪女「とにかく、私の仕事はここまで。それじゃね、狐娘」

雪女「ご主人様も。また、疼いちゃったら、鎮めてもらえますか……?」フゥッ

男「えっ、あ、はい」

狐娘「はいじゃないでしょ、はいじゃ!」

男「あ、うん、ごめん」

雪女「ごちそうさまでした。じゃあね」テクテクテク...

男「……」

狐娘「……」

男「えっとその、狐娘さんをここに連れてきてほしい、って頼んだんだ」

狐娘「……ふぅん。それはさぞ楽しかったでしょうねぇ」

男「そこはまぁ、男のサガというか……はい」

狐娘「で、私に何か用事、あるんでしょ?」

男「ああ、その……」




男「ちょっと言いたい事とか、謝りたい事とかさ……いろいろと、さ」




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アナルの弱いメイドさん雪女とアナルファック
おわり

珍しくこんな引きで申し訳ない
次回指名安価なしの狐娘ルート後半戦予定

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