男「安価でヤンデレハーレムをやりすこず」 (1000)
男「俺の周りにはロクデモナイ女たちがたくさんいる」
男「紹介していこうか」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388935445
妹「起きてっ! おにーちゃん!」
男「……おはよう」
妹「おはようっ!」
男「なんか、身動きがとりづらいんだけど」
妹「手足を拘束してるからだよっ!」
男「そっかぁ。外してくれないか?」
妹「えー。だって、おにいちゃんすぐにあたしのそばから居なくなっちゃうんだもん。今日こそは一日中あたしと一緒だよっ! ほら、手錠買ってきたんだっ!」
男「あー。自分で取り外せるようになってないやつだコレ。ガチのやつだコレ」
妹「えへへ。買うのに苦労したんだよっ!」
男「そんなモン付けたまま授業受けられないだろ、どうする気だよ」
妹「しまった! お兄ちゃんとあたしはクラスが違うんだっ!」
男「まず学校が違うけどな」
妹「ちぇー。いいアイデアだと思ったんだけどなぁ。しょうがない、これは休日のお楽しみにとっておくね」
男「そっかぁ。今度からお前との距離感には気をつけるよ」
妹「ひどいっ! 何でそんなこと言うのお兄ちゃん!」
男「あー、日直だった。早く家でなきゃ行けないからコレ外して」
妹「うそっ!? もぅ、そういうことはもっと早く言ってよ!」
男(ちょろい)
妹「はい、とれた。朝ごはんもうできてるよっ!」
男「うん、母さんが作ったやつだけど」
妹「じゃ、あたしはお兄ちゃんの体温を味わってから降りるから。いってらっしゃい!」
男「キモいけど助かるよ」
妹「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん……」
男「うわキモい、ヤバい」
姉「どこ行くのぉ」
男「姉ちゃん……? こんな朝早くに何してんの?」
姉「まだ寝てないのぉ。今何時?」
男「朝の6時過ぎだよ。寝ろよ」
姉「寝かしつけてぇ」
男「嫌だよ。ご飯食べて学校行かなきゃ行けないから」
姉「うう……ぐすっ!」
男「ええー。……ええー」
姉「あなたに捨てられたら、わたし生きていけないよぉ。ごめんね……ごめんね……。許して」
男「いや、泣かないでよ。成人の涙はそれなりに迫力があるよ」
姉「ごめんなさい……! 出来の悪いお姉ちゃんでごめんなさい! 許して、許してよぉ!」
男「別に最初から怒ってないって……。寝てないから情緒不安定が増してるよ。ほら、ベッド行こう」
姉「うう、ありがとう。大好きだよぉ」
男「はいはいありがとう。俺は家族として普通な感じだよ」
姉「ぐす……ぐす……お話してぇ」
男「寝ろや」
男「結局飯抜きだよ」
後輩「おはようございます先輩!」
男「……おはよう」
後輩「どうしたんすか? 顔色悪いっすよ?」
男「いや、別に。妙にタイミングいいなぁと思って」
後輩「朝練がさっき終わったんすよ! 校門のあたりに先輩いたの見つけたんでダッシュしてきたっす!」
男「お疲れ。飲み物でもおごってやろうか?」
後輩「いいんすか!? やった! 家宝にします!」
男「頼むから飲んでくれ。はぁ、俺もジュース飲んで腹ごまかそ」
後輩「なんすか? 朝ごはん抜いてきたんすか?」
男「急にやることができちゃってな。食べる時間なかったんだ」
後輩「じゃ、じゃあこれ良かったらどうぞ!」
男「おにぎり? お前の昼飯だろ、いいってむごぉ!」
後輩「先輩の空腹を満たせるのは自分しかいないっす! えへへ!」
男「もごぉ……息ができねえよ! ありがたいけど、ありがたいけど! ペースがあるからこっちも!」
後輩「だって、先輩断ろうとしてたから……。自分なんかに気を使わないでくださいよ。自分先輩のためなら何だってできるんで!」
男「……いや、そこまでしなくていいからな」
後輩「と、ところで先輩、なんか気付きませんか?」
男「ああ、気になってはいたんだ。パーマあてたな」
後輩「はいっ! ど、どうっすか?」
男「いい感じじゃん。でも、どうしたんだ?」
後輩「先輩、この前好きな歌手とか女優とか教えてくれたじゃないすか!」
男「あー。そんな会話したような気もするな」
後輩「で、その全員ってロングのパーマじゃないすか」
男「そうだな」
後輩「そういうのが好きなんだと思って、美容院行ってきたっす!」
男「俺、実は髪型としてはボーイッシュな感じのぱっつん前髪が好きなんだ」
後輩「了解っす!」チャッ
男「え?」
後輩「どうすか!?」バッサリ
男「……似合ってんじゃないかな」
後輩「嬉しいっす! えへへ!」
男「刃物いつも持ち歩いてるの?」
後輩「乙女のたしなみっすよ!」
男「そっかぁ」
女「おはよう」
男「おはよう」
女「三人」
男「へ?」
女「今日、あんたが不必要に会話した女の数」
男「……ん?」
女「あたしと以外は極力、他の女と会話しないでって、言ったよね?」
男「えっと、色々とこんがらがってるんだけど」
女「言ったよね!?」
男「言われました、はい」
女「たく、ほっておくとすぐ他の女に色目使うんだから」
男「家族がカウントに入ってるんだけど」
女「当たり前でしょ、性別でカウントしてるから」
男「家の中とか、朝の出来事なんだけど、どうして把握してんの?」
女「盗聴器付けたから」
男「……どこに?」
女「制服。かばん。あんたの家の中には他にも幾つか仕込んどいたよ」
男「当たり前みたいに言ってるけど、犯罪だからそれ。あった、あったコレか」
女「女ったらしのあんたがいけないんだよ」
男「あとさっきからちょいちょいアピールしてるけどキミ彼女でもないんでもないからね」
女「今はね」
男「これからもないよ」
女「は?」
男「凄んでもないものはないよ。むしろ凄むほど消えていくよ」
女「……強行手段にでるしかない、か」ボソ
男「盗聴器の時点で強行手段だからね?」
女「授業も終わったし、帰ろうか」
男「方向逆じゃない?」
女「寄り道して帰ればいいじゃん」
男「それってデートじゃない?」
先輩「キミ、ちょっと時間いいかな? 相談があるんだ」
男「えっと、これから帰るところだったんで時間は--」
女「ないです!」
先輩「……頼むよ、本当に困ってるんだ」
男「すると、『不必要』ではないんじゃないか?」
女「……この、おんなったらし!」バチン
男「痛い!」
女「ふんだ!」スタスタ
先輩「怖いな。何も殴ることはないのに」
男「ひりひりするよぉ」
先輩「ふふ。保健室にでも行く? 保険医とは仲がいいから融通が利く」
男「そこまでじゃないです」
先輩「そうか、残念だ」
男「……それで、相談って?」
先輩「ふむ、場所を移そうか」
男「バー。しかも何故か個室、だと?」
先輩「落ち着くだろう? 知り合いの経営するところでね。この時間なら誰も来ない」
男「大人だなぁ。さっきクローズドって書いてあった気がするけど。それで、相談ってなんですか?」
先輩「本題から話すのは、女心を理解しているとは言えないよ」
男「そうですか……」
先輩「まあ、仕方ない。今はまだ構わないよ」
男「はあ」
先輩「いずれわたし好みに調教してあげよう。ふふ、楽しみだ」ボソ
男「今調教って言いました?」
先輩「言ってないよ、何も言ってない」
男「嘘だ。嘘つきだ怖い」
先輩「それで、相談の内容だけれど」
男「なにか困ってるとか。俺にできることなら協力しますけど」
先輩「ああ。実はね、わたしは不感症なんだ」
男「失礼しました」
先輩「待ちなさい。あまりにも礼を失しているよ」
男「いきなり変なコト言うからですよ。そもそも医者に言ってくださいよそんなこと」
先輩「キミ、お父さんが医者なんだろう?」
男「いや、医者は父であって俺じゃないですよ」
先輩「いくら医者にとは言え、こんな相談恥ずかしいんだ。お父様にそれとなく直し方を訊いてほしいんだよ」
男「そう言われても……」
先輩「お礼ならするから。さっきもあの娘から逃げる口実を作ってあげただろう?」
男「まあ、聞くだけ聞いときますよ。お役に立てるかはわかりませんけど」
先輩「ああ、キミならそう言ってくれると思っていたよ……ふふ」
男「万事が万事こんな感じだ」
男「今のところ後輩のやつが唯一の癒やしだが、いつ豹変するかわからない」
男「なんとか俺は日常を過ごしていきたいと思う」
妹「起きてっ! おにーちゃん!」
男「……おはよう」
妹「おはようっ!」
男「なんか、身動きがとりづらい気がする」
妹「手錠のパワーだねっ!」
男「そっかぁ。外してくれない?」
妹「おにいちゃんすぐ居なくなっちゃうからなぁ。今日こそは一緒だよっ!」
男「あー、日直だった。コレ外して」
妹「今日は日曜日だよおにいちゃん!」
男「しまった」
妹「ずーっとごろごろしてようねっ! おにいちゃんのお世話はあたしに任せて!」
男「>>10」
男「>>12」
幼馴染はいないんだな
男「手錠嵌められてると抱き締められないんだけどなー」
妹「!?」
男「あー。この手が自由に動けばなぁ」
妹「約束だよっ!? 約束だからねっ!?」カチャカチャ
男(ちょれえ)
妹「さあ、手錠は外したよ!」
男「>>15」
急にお腹が・・・
男「急にお腹が……」
妹「ええっ!? 大変だ、お父さん! お父さんどこっ!?」
男「父さんはとっくに仕事行ったよ」
妹「だ、大丈夫! あたしが絶対おにいちゃんを助けてあげるからねっ! お父さん呼んでくるから家から出ちゃダメだよ菌にやられちゃう!」
男「はいはいいってらっしゃい」
男「父さん歯科医なのにな」
姉「おはよぉ」
男「おはよう」
姉「今さっきあの子が凄い勢いで出てったけど?」
男「たぶん父さんに怒られてからすぐに帰ってくるよ。その前に出かけないとな」
姉「どっか行っちゃうのぉ? せっかくの休日なのに……」グス
男「>>18」
それは残像だ
昔似たようなノリ、似たような文体、似たようなテーマのSSを読んだ気が…
ただのデジャヴ?それとも前もこんなの書いてた?
安価なら↓
>>19
自分が書いたヤンデレものはこれだけです。
男「それは残像だ」
姉「ふえぇ?」
男「撹乱してやりすごしてやる!」
姉「みっけ!」ガシッ
男「嘘だぁ……」
姉「うふふ。あなたのいる場所なんてすぐわかるよぉ」ギュ
男「す、すぐれた嗅覚だね」
姉「部屋で一緒にごろごろしよぉ。大丈夫、鍵かけておくから」
男「いーやーだー!」
姉「わがまま言わないの」ズリズリ
男「>>22」
台詞じゃなくて行動でもいいなら
くすぐって弱らせてから脱出
男「……わかった、わかったよ」
姉「何がぁ?」
男「部屋に行こうよ」
姉「ほんと!? やったぁ!」
男「だからとりあえず引っ張るのをやめて、服が伸びちゃう」
男「それで、何するんだっけ?」
姉「何でもいいよ? やることないからごろごろしたいな!」
男「それだとさ、ほら、スキンシップが足りないと思わない?」
姉「スキンシップですと?」
男「そうそう。例えばさ、マッサージとか?」
姉「あなた毎日疲れてるもんねぇ。ん、お姉ちゃんに任せて!」
男「いや、違うな。間違っている」
姉「??」
男「俺が、姉ちゃんにマッサージしてあげるよ」
姉「や、優しい。惚れ直しちゃうね!」
男「まあ、まずは足からかな」
姉「よろしくねぇ」
男(罠だとも知らずに……)
姉「ん……んん!」
男「どしたの?」
姉「少しくすぐったい……」
男(そりゃ、家から出ない生活してて疲れてるわけもないからな)
姉「ふ、ふふふ、も、だめ!」
男「えー?」ススス
姉「ひゃあ!」
男「足は効き目ないみたいだから、次は腰かな」
姉「よ、よろしくね。せっかくだもんね、スキンシップだもんね!」
男「そうそう。スキンシップ、スキンシップ」
姉「あー、肩はちょっと気持ちいい」
男「そうなの?」
姉「本とか読むとね、意外とこるんだよぉ」
男「普段部屋でなにしてんの? ネット?」
姉「んーん、ネットはあんまり好きくないの」
男「じゃあ、何してるわけ?」
姉「あなたのことを考えてる時間がほとんどかなぁ」
男「えい」
姉「ひゃあ!! や、やめ! やめて、脇は……くすぐった、いの!!」クネクネ
男「姉ちゃんが変なこというから、お仕置きだよー」コチョコチョ
姉「ひゃっ! はっ! はっ……ヒッヒッ! く、苦しい」
男「…………」コチョコチョ
姉「も、やめ……息が、でき!」
男「…………」コチョコチョ
姉「はひっ! ひっ!! ふっ……ふっ!」
男「…………」コチョコチョ
姉「かはっ!」グッタリ
男「コンプリート……!」
姉「どこ、行く、のぉ!」
男「ちょっとそこまで」
姉「おい、置いてかないで、よぉ!」ガシ
男「……ごめん!」ダッ
姉「あ……うぅ……!! ひどいよぉ」
男「罪悪感がひどい」
男「でも、あのままあそこにいるとホントに一日付き合わされるからダメだ。本当、駄目な人だあの人」
男「>>30でもしよう」
↑
男「散歩でもしよう」
女「大変だったみたいね」
男「……どうして家の前にいるの?」
女「言ったじゃない、家にも盗聴器をしかけてあるの。苦労してそうだったから迎えにきてあげたよ」
男「ノーサンキュー。現にほら、外に出てこれたから」
女「そう。じゃあ、デートをするのに問題はないわけね」
男「……デートする約束なんてしてないよ?」
女「しようか!」
男(なんで脅すようにしか話せないのだろうか)
女「いいじゃん、ヒマでしょ? あたしはあんたとなら、何処に行ったって楽しいからいいよ」
男「>>32」
レイプして屈服させてやる
男「レイプして屈服させてやる」
女「それ、あたしに言ってる? レイプ? は? あたしが散々我慢してることを言う? こっちがあんたのためを思ってずっと封印してる最終手段を?」
男「なんか、すみませんでした」
女「しかもなに、屈服? するわけないじゃんそんなの。逆に喜ぶよ」
男「魔が差したんです、俺も男の子なんです」
女「しっかりしてよね。家族計画はもう立ててあるんだから」
男「そっかぁ」
女「それで、何処に行く?」
後輩「先輩! 奇遇ですね!」
女「チッ」
男「妙にタイミングいいな」
後輩「朝のランニングコースなんすよ! えへへ、いつか先輩に会えるかなぁとか考えてたんすけど、今日は運がいいっす!」
男「平和的で素晴らしいなぁ」
後輩「それにしても、どうして今日はこんなに早く?」
女「デートなの」
後輩「!?」
男「違うよ」
後輩「な、なんだ。良かった! もう、変な嘘つかないで下さいよ、女先輩。ていうか、いつからいました?」
女「は? ずっといたけど?」
後輩「マジすか!? すみません、先輩が目に入ってそれ以外がわかんなかったっす!」
女「しょうがないね、それなら」
男「あ、納得はできるんだ」
後輩「と、ところで先輩、髪型変えたんすよ!」
男「おおー、ボーイッシュだ」
女「変よ。似合ってない。あなた目が大きくて花が高いから、ロングの方がいいんじゃない」
後輩「えへへ、先輩に喜んでもらえて嬉しいっす!」
女「こいつ……」イライラ
後輩「このあと予定とかあるんすか?」
男「散歩するつもりだけど」
後輩「もし良かったら、付き合わせてもらってもいいすか?」
男「>>37」
SEXさせてくれるなら
男「SEXさせてくれるなら」
後輩「願ったり叶ったりです! 思ってたのとちょっと違うけど、大人ってそんなもんなんすよね!」
女「あたしの目が黒いうちはそんなこと許しません」
男「なんだろう、口をついて出ちゃうんだよな……。溜まってんのかな?」
後輩「自分、その、できればリードしてほしいんすけど」
男「任せろ」
女「聞いてる?」
男「じゃあ、散歩行こうか」
後輩「はい!」
女「……あたしも行くから!」
男「まあ、ダメって言っても付いてくるんだろうけど」
後輩「自分は先輩さえ良ければなんだって構わないっす!」
男「お前は、こう、まっすぐだなぁ」
女「……お邪魔虫が付いて来ちゃったか」ボソ
男「今はキミだけどね」
女「まあいいか、前向きに考えよ。それで結局、何処に行くの?」
男「>>41」
お前のいないところ
男「キミのいないところかな」
女「地獄まででも追いかけるから」
男「だめか……」
女「あたしを邪険に扱って楽しいのかな」
後輩「まさか、本当は自分と二人きりになりたいのでは……?」ボソ
後輩「先輩、サイクリング行きましょう」
男「別にいいけど……チャリとってくる」
女「……一旦解散ってこと?」
後輩「そうなりますね。自分の家までは走っても30分はかかるんで、一時間後にまた先輩の家の前で集合でどうすか? ちょっと遅れちゃうかもしれませんけど」
女「あたしは往復でも15分くらい……。着替えを含めても、まあ、いいでしょう」
男「話まとまった?」
後輩「はい! 一時間後にまたここに集合です!」
男「それまで俺に何してろっての?」
男「マジで行っちゃったよ……。家に戻るわけにはいかないし、コンビニでも行くか」
後輩「先輩!」
男「うわあ! ……おお、お前か」
後輩「さ、行きましょう!」
男「行きましょうって、お前の自転車は?」
後輩「自分にそんなの必要ないっすよ! 健脚で有名なんすから!」
男「そういうなら、いいけど。ていうか、俺も歩けばいいんじゃないか?」
後輩「だめっすよー! それじゃ、女先輩に見つかる可能性高いっすもん。今のうちに遠く行きましょう!」
男「じゃあ、>>44かな」
「お前に腹パンして帰ろう(^U^)」(腹パン)
男「お前に腹パンしてかえ--」
後輩「いて!」
男「腹筋ちょう固い……」
後輩「先輩? 急にどうしたんすか? 自分、なんか粗相やらかしましたか?」
男「……なに、お前を鍛えてやろうと思ったんだ」
後輩「可愛がりってことですか?」
男「そんな運動部特有の文化は知らない」
後輩「早く移動しないと、またあの人来ちゃいますよ?」
男「それは避けたいな……。とりあえず移動するか」
後輩「海沿いの道って、広いし風あるし気持ちいいっよね!」
男「景色が代わり映えしないのが難点かなぁ」
後輩「でも、端っこ着いたらそれだけ達成感ありますよ!」
男「チャリだとそれも薄れるよ。それにしても、走りながらよく話せるなお前」
後輩「鍛えてるんで!」
男「ああ、さっき思い知ったよ」
後輩「先輩、休みの日は普段何してるんすか?」
男「>>50」
密林で訓練
男「密林で訓練しているな」
後輩「かっこいいっす! どんな訓練を?」
男「えーっと、サバイバルとか」
後輩「アウトドアで活躍できる男の人って、尊敬します!」
男「ありがとう」
男「端に来たら、やっぱりそれなりに達成感あるなぁ」
後輩「ですよね!」
男「疲れた……ちょっと休もうか」
後輩「!? え? え? もうっすか!?」
男「お前、元気いいな。まだ走り足りないのか?」
後輩「あ、その。な、なんでもないっす! 休憩しましょうか!」
男「うん、そこのベンチでいい?」
後輩「!? わ、ワイルドですね!」
男「……なにか誤解がある気がする」
男「はい、スポドリ」
後輩「ありがとうございます! 今日の思い出は忘れません!」
男「死ぬのかお前は」
後輩「死ぬほど痛いんすか?!」
男「いや、知らないよ」
後輩「そ、そうっすよね! あの、まず何をしたら……」
男「>>55」
目隠し放置プレイ
男(あ、セックスの話か)
後輩「じ、自分は、もう覚悟決めたんで!」
男(やっちゃうのはマズイよな……そもそも外だもんな今。寒いよ。かといってなにもいないのもなぁ)
後輩「先輩……」
男「よし、目をつむってくれ」
後輩「はい!」
男「目隠しは……ジャージでいいか」
後輩「うわ! あ、先輩の匂いがします」
男「これは、かなり高度な大人の遊びだ」
後輩「へ?」
男「俺とお前がこれからやることを、想像してみろ」
後輩「うう……! 恥ずかしいっすよ!」
男「しかも、その間お前はその目隠しをとってはいけないんだ」
後輩「な、なんでですか?」
男「想像をかきたてられるからだよ」
後輩「こ、声が近いっす!」
男「声だけじゃ足りない?」サワ
後輩「ひう!? せ、先輩……自分、おかしくなりそうっすよ」
男「これ以上はいけない。逃げよう」
後輩「せ、先輩! こ、今度は何処からっすか……! えへへ、へへ!」
男「俺のせいとはいえちょっと怖いなあの様子」
男「フリーになった。自由! 俺は自由だ!」
男「やることもないな……どうしよう」
女「あんた、ねえ!」
男「うわぁ! でたぁ!」
女「ねえ、どういうつもり? 約束したよね……今回はあんたも同意で約束したよね!! 一時間後にあんたの家に行ったら、うろたえた妹さんしかいなかったんですけど!?」
男「ごめんなさい、許して下さい」
女「許しません、お仕置きをします」チャ
男「そちらのハサミは?」
女「角刈りにします」
男「嫌だぁ!」
女「逃げるな! 逃げるんじゃない! 耳まで切れるよ!」
男「>>60」
警察署の目の前でたまたまパトカ-数台が通りかかる 被疑者護送中の戦闘能力高い人がいる
男「警察だ! 流石にここまでは来ないはず!」
女「刃物を隠せばただの痴話喧嘩よ」
男「お、落ち着いて! 落ち着いて話し合おう!」
女「あら、また逃げる算段を立ててるのかな? そうはさせないよ……」
男「どうしよう? うわ、すごい数のパトカーだ!」
女「そんな子供騙しに乗ると思う?」
男「いや、本当に!」
女「ほら、こっち来なさい!」
ポリス「キミ、何をしている?」ガシ
女「ただの喧嘩です!」
男「>>65」
こいつ はものかくしもってます ほんとなんです
とりあえず 任意になるが ボディチェックを
男「こいつ はものかくしもってます ほんとなんです」
ポリス「とりあえず 任意になるが ボディチェックを」
女「チッ」
ポリス「どれどれ」ポンポン
男「銃刀法違反かぁ。禁固はつかないのかなぁ」
ポリス「刃物なんてないじゃないか」
男「え?」
ポリス「キミ、嘘はいけないよ」
男「え?」
男「嘘だ……嘘だ」
女「日本の警察は適当ねー。胸元に隠せばまず確認されない」
男「おまわりさーん!!」
女「もう遅いでしょ」
男「イヤだ、角刈りはイヤだぁ!」
女「とりあえずこっち来なさい」ズリズリ
男「>>70」
抱きしめてぺろぺろする
そしてその後に脱出
女「覚悟しろ」
男「待って、待ってくれ、距離が近い」
女「観念しろ!」
男「お断りだ」ペロ
女「ひゃうん! は、鼻を!」
男「」ペロペロ
女「ちょっと! どこ舐めて……! ん……!」
男(これ、いつまで舐めれば良いんだ?)ペロペロ
女「もっと、こうしてよ!」ギュ
男「うわ!」
女「ふふん」
男「しょうがない」ペロ
女「首は、だめ! くぅ……!」
先輩「何をしてるのかな、君たちは」
男「もう、俺にもわかんないです先輩」
先輩「まあ、遊びを覚えるのもいいだろう。どうせ最後にはわたしの元へ来るんだから」
女「傷物になっちゃった。責任とってくれるよね?」
男「どうしよう、重たい」
先輩「助けがいるかい?」コソ
男「>>73」
とりあえず、今日はもう家に帰りたいです
疲れちゃった
男「とりあえず、今日はもう家に帰りたいです。疲れちゃった」
先輩「わかった」
女「ちょっと、名実ともにあたしのものになった男にきやすく話かけないでもらえますか」
先輩「ところが、残念ながら彼がキミとは遊びというんだよ」
女「は? あんなことしておきながら、そんな理屈通るわけないでしょ」
先輩「わたしは心が広いから、彼を許してあげようと思う」
女「な! 勝手なことばかり……!」
男(大丈夫かなぁ)
先輩「ふむ、勝手というなら、わたしに言わせればキミが勝手なんだ。見たところ、ペッティングまがいのことはしていたようだけど、それ以上のことは?」
女「…………」
男(ペッティングってなんだろう?)
先輩「していない、と。ふむ。……ふふ」スッ
男「ん? なんすか先輩」
先輩「見せつけてやれ」チュッ
男「!?」
女「!?」
男「うぉおおお!!? ……おお、うぉぉおおお!??」
女「なにしてくれんの!」
先輩「これぐらいのことはいつもしているということさ」
女「明らかに動揺してるでしょ!」
男「…………」
先輩「もう落ち着いた。人前っていうのでびっくりしただけだ」
女「ぐぬぬ」
先輩「負けを認めなさい。ふふ」
女「これで終わるあたしじゃないから!」タッタッタッ
男「びっくりしましたよ」
先輩「これくらいで動じるようではいけないな。ところで、例の件だけど、お義父さんにはきいてくれた?」
男「訊いたことは訊きましたけど、何せ歯医者ですからね。代わりに自分で調べましたよ」
先輩「優しいね。それで、治療法は?」
男「>>80」
麻酔してはを抜く
男「麻酔してはを抜く、だそうです」
先輩「……ほう。ところでその情報はどこで?」
男「ネットで調べました。これならうちの父にもできますよ。頼んでみましょうか?」
先輩「いや結構だ。それは嘘だよ」
男「まじすか」
先輩「そもそもキミは不感症ってなにかわかってるんだろうね?」
男「>>82」
わかんない
男「わかんない、です」
先輩「キミは優しいがアホだったんだな」
男「ちょっと知らなかっただけでそこまで……!」
先輩「アホ」
男「なら、恥を偲んでききますけど、どういう病気なんですか?」
先輩「知らないとはいえ、よくもまあ女性に説明を求められるものだ……。不感症というのは、読んで字のごとく感度が低いということだ」
男「はあ?」
先輩「直接的に言おうか、エロいことしても感じないんだ」
男「なんてハレンチなことを言うんですか!」
先輩「キミが、言わせたんだ!」
男「まあ、お悩みはようやく理解しましたけど、それこそ歯医者にも、俺にもどうしようもないですよ」
先輩「全く、つくづく女心をわかってないなキミは。わたしは悩みを共有したいだけだよ」
男「女心ってわかんねぇ」
先輩「ふふ、わたしがゆっくり教えてあげよう」
男「はあ、まあ、また後日」
先輩「これからだ」
男「いや、もう帰りたいんで……」
先輩「帰すと思ったのかい?」
男「>>90」
いや、先輩と一緒にいると襲ってしまいそうなので
男「いや、先輩と一緒にいると襲ってしまいそうなので」
先輩「口説き文句としてはあんまり好きじゃないな。男はもっとストレートに言うべきじゃないかな?」
男「……てい!」モミ
先輩「何をしてるのかな?」
男「ふ、不感症の、治療になるかと思って」
先輩「やり方として悪くはないけど、もう少しムードが必要かな」
男(八方塞がり!!)
先輩「ふふ、不感症は精神的なものだ。しかし、信頼し、敬愛しているひとになら、心を開けるかもしれない……」ガシ
男「う、腕を離して下さい!」
先輩「どうして? 触って、もんできたのはキミのほうだろう? ほら、治してくれ」
男「>>95」
他の人ともこういうことしたことあるんですか?
男「他の人ともこういうことしたことあるんですか?」
先輩「…………」
男「先、輩?」
先輩「…………」
男「どうしたんですか?」
先輩「キミは、そういうことを気にするのかな?」
男「気にするというか、気になりますよ」
先輩「そうか……」
男(おいこれヤンデレスイッチ踏んでないだろうな)
先輩「ふふ、ふふふ、ふふふふふ!!」
男「怖い怖い怖い怖い!!」
先輩「すまなかったね、帰るといい」
男「帰してくれるなら、帰りますけど……」
先輩「ふふ、ふふふうふふふ!」
男「気になるけど、ああいうのは気にしたら負けだ」
妹「おかえりダメだよお兄ちゃん外に出たら体調悪いんでしょう菌にやられちゃうんだよあたし知ってるもんお兄ちゃんにもしものことがあったらって考えたら今の今までなにも手につかなかったのなんでどうして外に出たの約束したじゃない約束破ったらダメなんだよお兄ちゃんねぇだから抱きしめてよ」
男「>>100」
↑
男「ごめんごめん」ギュ
妹「ふぉおお!」
男「すぐに良くなったんだよ。ほら約束守ったよ」
妹「にへへへ」
男「もういい? 寒くて仕方ないんだよ」
妹「まぁだ! 約束を破った分はっ?」ギュ
男「……何をしろと?」
妹「んー、ちゅー!」
男「……ん」チュ
妹「えー、ほっぺ?」
男「勘弁してくれ、これでも顔から火をふきそうなんだ」
妹「しょうがないなぁ、勘弁してあげるっ!」
姉「……おかえり」
男「こっちもか」
姉「何か言うことがあるんじゃないですかぁ!」
男「>>110」
kskst
男「うっせえよ糞姉。成人なんだし自立しろよ」
姉「…………」
妹「え? お兄ちゃん?」
男「いい加減外の世界にでろよ馬鹿。お前のせいで他人が迷惑被ってんのわかるだろ?」
姉「……うう」
男「泣くんじゃない。泣いてばっかじゃどうしようもないだろう」
姉「ご、ごめん」
男「何に謝ってるんだ?」
姉「え? え? あなたに--」
男「そんなことはわかってるよ。俺が言いたいのは、『何に』謝ってるかってこと」
姉「ふぇ……?」グスグス
男「自分がやったことに後悔してるから謝ってんだろ。姉ちゃんいっつもそうじゃん」
姉「……わかんない……わかんないよぉ」
男「なあ、ねえちゃん。姉ちゃんが一番後悔してることってなんだ?」
姉「…………」
男「俺は責めてるわけじゃないんだ。姉ちゃんのためを思って言ってるんだよ」
姉「……うう……ありがとぉ!! おねえちゃん、まだ良くわからないけど頑張るね」
男「ああ、見守ってるからな」
妹「愛ゆえの厳しさ……! お兄ちゃんがまぶしいよっ!」
男「焦ったぁ。あれは焦ったぁ」
男「ん? メールだ」
後輩[ジャージは明日お返しすればいいですか?]
男「あいつからかぁ。ただの放置だったからなぁ。この文面だけだと怒ってるのかどうかもよくわからんな。返信して様子をみよう」
男[>>114]
好きに使っていいぞ?
男[好きに使っていいぞ?]
男「まあ、安物のジャージだしな、気に入ったんなら上げてもいいか。ん?」
後輩[家宝にします]
男「……あいつ家宝って言葉好きなのかな」
男[あれからどうした?]
後輩[30分くらいが限界でした。心細くなってジャージをとったら、先輩いないからビックリしましたよ]
男[悪かったな。初めてがあんなので]
後輩[大人の世界を知ることができました! 勉強になりました! これで立派な女になれたと思うと、感動します!]
男[>>117]
今度一緒に出かけよう、次はちゃんとするから
悪かったな
男[今度一緒に出かけよう、次はちゃんとするから。悪かったな]
後輩[それってデートって考えていいんですよね!? ありがとうございます! いつになっても構いませんから!]
男「……まあ、怒ってないみたいだし、多少のフォローはしとかないとな」
男「それにしてもあいつの性知識が偏らないかが心配だ。すでに色々間違っていそうだし」
男「ん? まだメールが」
女[起きてる?]
男「……この書き出しは長くなりそうだなぁ」
男[>>120]
俺の睡眠を妨げて何のつもりだ
男[俺の睡眠を妨げて何のつもりだ?]
女[さっきのこと、あたしまだ納得できない]
男[さっきのことって?]
女[は? あんた先輩とキモいことしてたじゃん]
男[いや、キモいって……]
女[あたし以外の女と会話はするし、ちゃっかり後輩を調教してるし、何考えてんの?]
男[お前には関係ないだろ]
女[は? もういい。怒った。お仕置きが必要みたいだから]
男「……こえー」
女「おい」コンコン
男「うわあぁぁあああ!!!!」
男「窓の外に女がいる……。ここ二階……」
女「開けなさい!」ガンガン
男「幸い鍵はかけてある。でも、騒ぎで妹が来る可能性は高いぞ」
女「聞いてんのか! おい!」ガンガンガンガン
男「>>123」
動画撮って警察呼ぶ
男「スマホって便利だ」ジー
女「」サッ
男「逃げたか」
妹「おにーちゃん、さっき叫んでなかった?」
男「心霊特集見てたんだ」
妹「ふぅん……時期外れだね」
男「借りてきたんだよ」
妹「好きなの? 知らなかったけど……?」
男「友達に無理やり貸されたんだ」
妹「誰?」
男「え? 言ってもわかんないと--」
妹「いや、わかるから。誰?」
男「…………」
妹「なんか隠してる?」
男「まっさかぁ!」
妹「あたしに、隠し事、してない?」
男「皆無と言えば嘘になるかもしれない程度だよ!」
妹「……怪しい」
男「>>128」
日常的にハサミ持ち歩いてる危ない奴だから教えたくないんだ
男「日常的にハサミ持ち歩いてる危ない奴だから教えたくないんだ」
妹「ふぅん……怖いねっ!」
男「そうなんだよ、怖いんだよ」
妹「あたしはそろそろ寝るけど、お兄ちゃんもあんまり遅くならないようにねっ!」
男「ああ、ありがとう。おやすみ」
妹「あ、そうそうお兄ちゃん」
男「ん?」
妹「DVDプレイヤーの電源入ってないよ」
男「…………」
妹「嘘をつくなら、もっと上手く吐いてねっ! 不安になっちゃう」
男「あいつはちょっと天然入ってると思ってたんだけどなぁ……。女って怖いなぁ」
女「呼んだかな?」
男「うわあぁぁあああ!!!!」
女「こんばんは」
男「あ、こんばんは」
女「誰が危ないの?」チャ
男「落ち着いて、話しあえばわかる」
女「くすっ」
男「?」
女「いいわ。話しあいましょう」
男「良かった。問答無用で殺されることはなさそうだ」
女「あんた、あたしのことを勘違いしてるんじゃないの? あたしはあんたに危害を加えるつもりなんださらさらないわよ」
男「ええー」
女「は?」
男「あ、すみませんでした。……どうやって入ったんですか?」
女「協力者がいるのよ、鍵を開けてくれた」
男「裏切り者が家族の中に!?」
女「さあ、話しあいましょう。夜はまだまだ長いわ」
男「>>135」
男「悪いけど、もう眠気が勝ってて……」
女「寝ててもいいよ」
男「え?」
女「添い寝させてもらうけど」
男「キミと、一緒に寝る?」
女「それがお仕置き。悪くないでしょ?」
男「一番平和そうだけども……」
女「ね? いいでしょ? 寝間着は持ってきたから」
男「ああ、じゃあ、俺少し部屋を出るから……」
女「あらら。別にいいのに」クスクス
男「からかうなよ……」
男「はぁ。シングルベッドに二人ってさ……狭いじゃん」
姉「助け、助けてぇ!」
男「おうおう、どうした姉ちゃんや」
姉「うう……ぐすっ! あの子がぁ!」
妹「お兄ちゃん! おねえちゃんが裏切ったんだよ!」
男「何の話だよ。いいか、話しあえばわかりあえないことなんてないんだぞ」
姉「賛成ぃ」
妹「だったらこれは何!?」
男「なにそれ」
妹「お兄ちゃんの学校の様子の隠し撮り! 映像だったり、写真だったり!」
姉「うぅ……だって、だってぇ! わたしは外でないから、よそ行きの格好なんてあんまり見れないんだもん!」
男「うわぁ……うわぁ……」
妹「お兄ちゃんも引いてるよ! 当然だよ!」
男「お前が言うな」
姉「うう、ごめんね、許して」
男「>>140」
半日1人で外に出かけてきて
男「……荒療治だけどさ」
姉「ぐすっ、ぐすっ」
男「反日1人で外に出かけてきてよ、明日にでも」
姉「え? え? うそ、むり……」
妹「無理じゃないっ! やるのっ!」
姉「うう……そんなの死んじゃうよぉ」
男「証拠に、まあ、色々写真でも撮ってきなよ。そしたらさ、今度二人でどっか行こう?」
妹「!?」
姉「え? それって、デート?」
男「家族にデートもなにもないけど、まあ、そう呼びだければ好きにしなよ」
姉「デート……。デート……!」
妹「ずるい! あたしにもなんかちょうだいっ!」
男「>>145」
↓
男「じゃあ一緒に寝るかお前も俺と二人で出かけるか選べ。二つに一つだ」
妹「むむっ! 選べないよぉ!」
男「俺が選ぼうか?」
妹「待って、考える」ポクポク
男「そんな悩む?」
妹「決めたっ!」チーン
男「結果は?」
妹「一緒に寝る!」
姉「ずるぃ……!」
妹「デートできるんだからいいじゃん!」
兄「はいはい、添い寝ね」
妹「うん、行こっ!」
兄「え?」
妹「一緒に寝るんでしょ? 今日」
兄「>>150」
「誰が今日寝ると言った?確かに添い寝はしてやる。ただし・・・5000年後になァ!!」ニヤリ
男「誰が今日寝ると言った? 確かに添い寝はしてやる。ただし……5000年後になァ!!」ニヤリ
妹「うん?」ニコッ
男「いや、その、だから、5000年後に」
妹「ん?」ニコッ
男「この脅し方ってプロのそれだよね」
妹「5000年後も、もちろん添い寝してるよ? おんなじお墓入るもんね?」
姉「わたしも! わたしも入るぅ!」
妹「ええー。まあ、お姉ちゃんならいっか。あたしはお兄ちゃんのそばにいれれば満足なんだしっ!」
男「そっかぁ」
妹「ほら、寝よっ!」
姉「あ! きょ、今日はダメだよ!」
妹「……なんで?」
姉「え? えーっと、ね」
妹「……お姉ちゃん、まだなんか隠してない?」
姉「な、なんにも隠してないよぉ!」
男「写真の出処は?」
妹「探偵に頼んだって」
男「へぇー」
姉「うぅ、助けてよぉ」
男「>>155」
白状しないとどこか人がたくさんいる場所に置き去りにするよ?
男「白状しないとどこか人がたくさんいる場所に置き去りにするよ?」
姉「いやぁだぁ!」
妹「お兄ちゃん何か知ってるの?」
男「俺を隠し撮りしてそうなのに心当たりがあるんだよ」
姉「知らないのぉ……い、いきなりやってきて」
妹「ふぅん、嘘ついてたんだぁ。とりあえずあたしの部屋行こっ! ここだとお母さんたち起きてきちゃうかもしれないしっ!」ズリズリ
姉「違う! 違うよぉ!」
妹「開廷します」
姉「やだぁ、おうち帰してぇ!」ジタバタ
男「落ち着け」
妹「まずは兄の証言をどうぞ」
男「俺を監視している女性に心当たりがあります。理由はわかりませんが、姉にブツを渡した者と考えられます」
妹「おねぇちゃーん? どうなんですかぁ?」
姉「知らない……知らない。わたしはただ、写真を見せられて……買っただけです」
男「そいつの性別と年齢は?」
姉「…………」プルプル
妹「おねーちゃーん」
姉「じ、女性で、十代の後半だと思います」プルプル
男「まあ、確定だな」
姉「わ、わたし悪くないもん! 買っただけだもん!」
妹「はーい、まだ裁判は始まったばかりでーす。次の質問です、どうしてお姉ちゃんは探偵に頼んだって嘘をついたんですかぁ?」
姉「そ、そう言えって言われたのぉ!」
妹「あたしにお兄ちゃんに関して隠し事をしてた件について一言どうぞ」
姉「反省してますぅ……! 許してよぉ……」ウルウル
男「涙目で俺をみるな、心が痛む」
男「ん? メールだ」
女[まだ? もうとっくに準備できてるよー]
男(よく考えたらこれも妹にばれたらギルティだよな……。どうするべきだ?)
男[>>165]
寺生まれのTさんは心霊現象専門だろww
安価↓
男[すぐ行くよー]
男「これ以上姉ちゃん責めてもしょうがないだろ、寝る時間減るぞ?」
妹「むぅ。仕方ない」
姉「ありがとう……!!」
男「俺は、寝床が違うと寝れない性質だから、部屋に行っといてくれ。お風呂にはいってくる」
妹「にへへ! すぐに来てね!」
男「はいよ」
男「そして俺はプチ家出をする」
男「寒いな……>>170でもしよう」
誰も知らない場所に行こう
全てをやり直そう
男「誰も知らない場所に行こう。全てをやり直そう」
男「別に罪を犯したわけじゃないが、あの人間関係のしがらみは辛いものがあったからなぁ」
男「こういうときはとりあえず北へ行くものだ」
男「何処だここは」
男「山中にて迷子か……極限だなぁ」
尼「どなた?」
男「うぉお!! お、お坊さんですか」
尼「尼にございます。こんな夜更けにいかがされました?」
男「>>175」
助けてください、変な連中に追われてるんです
男「助けてください、変な連中に追われてるんです」
尼「事情があるのご様子で。こちらへどうぞ」
男「ここは?」
尼「尼寺でございます。夜間は本来男性出入りが禁止されております由、お静かに」
尼「こちらで一晩お過ごしください。事情は朝になったらお伺いします」
男「ありがとうございます」
男「ここは、どこ、なんだろう」ウトウト
男「あー、よく寝た」ムク
幼女「」ジー
男「…………」
幼女「」ジー
男「おはようございます」
幼女「!?」サッ
男「ええー」
幼女「お、おはようございます……」
男「えっと、あの尼さんは?」
幼女「」ダッ
男「……恥ずかしがり屋なのかなぁ」
尼「この娘が失礼いたしました」
幼女「」ペコ
男「いえ、気にしていません。その子も尼さんですか?」
尼「いえ、この子は……拾い子にございます」
男「あ、なんか、すみません」
尼「ところで、そちらの事情をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
男「>>180」
実は・・・記憶がないのです
ただ、恐ろしいものに追われていたとしか
男「実は……記憶がないのです。ただ、恐ろしいものに追われていたとしか」
尼「左様で。それはそれは、大層辛い体験を……」
男「はは。記憶がなくてかえって良かったです」
尼「近くの街へご案内しましょう。大きな病院があったはずです」
男「何から何まで。なんと言ったらいいのか」
尼「お気になさらず。朝餉をお持ちします」
幼女「」ジー
男(視線が痛い……。男が珍しいのかな?)
男「ここどこなんだろうホント」
幼女「」ペタペタ
男「腕触るの楽しい?」
幼女「!?」
男(話しかけるのはアウトかぁ)
尼「申し訳ありません、何分尼寺で育てておりますから、若い男性が物珍しいのでしょう」ブーン
男「そうですか。それにしても驚きました。尼さんが運転できるとは」
尼「まあ、山奥ですから。車でもありませんと」
男「文明ってすごいねぇ」
幼女「うん」コクッ
尼「見えてきました」
男「あー。地方都市っぽい」
尼「そういう記憶はあるんですか?」
男「そうですね」
幼女「」ペタペタ
男「喉仏面白い?」
幼女「うん」
尼「お優しいんですね」
男「過剰じゃなければスキンシップは好きなので」
尼「着きました」
男「ありがとうございます。これ以上ご迷惑おかけするわけにも行きませんから、ここからは一人で行きます」
幼女「!?」
尼「いえ、そうおっしゃらずに。お医者様に事情くらい説明いたします」
男「>>189」
幼女に対して、手をふって、バイバイと言う
男「事情なんて、俺にもよくわかっていませんから。結構です」
尼「では、これにて。ほら、行こう」
幼女「やぁ!」ウルウル
男「バイバイ」フリフリ
男「ようやく新天地に着いた!」
男「>>196をしなくちゃ!」
バイト探し
男「バイト探しをしなくちゃ! 生計を立てないことには何もできない」
男「住み込みがいいかなぁ、宿泊施設は高いし」
男「>>204で働こう」
尼寺
男「尼寺で働こう。何か気になる! すみませーん! 待ってください!」ダッ
幼女「!? ね、ね! あの人呼んでる!」
尼「運転中に揺らさないでお願いやめて」
男「あの、すみません」ハアハア
尼「どうされました?」
男「あの、俺、しばらくそちらでお世話になりたいんです!」
幼女「!?」
尼「と、おっしゃいますと?」
男「働かせてもらえないでしょうか?」
尼「あら。人手不足ですから、提案はありがたいのですが、尼寺ですから、男性の方を働かせるわけにはいかないのです」
幼女「やだ! やだ!」
尼「わがまま言わないの」
男「そうですか……」
尼「すみませんね。でも」
男「でも?」
尼「お仕事を紹介することはできるかもしれません」
男「どういうことですか?」
尼「寺の近くに神社がありまして。そこも人手不足なのです」
男「神社、ですか? お寺の近くに?」
尼「はい」
男(なんかありそうだなぁ、ちょっと怖いレーダーが反応してるなぁ)
尼「どうされますか?」
男「>>210」
是非
男「是非」
幼女「!?」
男(ま、選べるような状況じゃないか)
尼「良かった。では、街におりますから、診察が終わったらこちらへ連絡を」スッ
男「驚いた。ケータイも持ってるんですか?」
尼「山中では使えませんから、ほとんどお飾りですが」クス
男「ありがとうございます。ではのちほど」
男「無論、病院になど行かない」
男「>>220で時間つぶしかなぁ」
尼寺
男「尼寺で時間つぶしかなぁ」
男「あそこ結構広かったし。すぐ出てっちゃったからあんまりわからなかったんだよなぁ。よし、車でも数時間かかった道のりだけど歩いて行こう。決めた。俺は決めたらてこでも動かない男だ! ん? メールだ」
女[今どこ]
男「……どうなったのかな、あのあと」
男[>>225]
俺の事は放っておいてくれ
男[俺の事は放っておいてくれ]
男「せっかく新天地に来たっていうのにこいつはさぁ。ん?」
妹[今どこにいるのお兄ちゃん聞きたいことがたくさんあるの学校勝手にサボっちゃダメだよ無断外泊だってダメだよなんでどうしてあたしに何も言ってくれないのあたしはいつでもお兄ちゃんを一番に考えてるのに]
姉[今、どこにいますか。わたしも妹も心配しています。会いたいです。今お出かけしてます。写真も送ります]
後輩[今日学校来てないんですね。風邪ですか? 昨日のことが原因かと思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。海になんていかなければ……。看病しにいってもいいでしょうか?]
先輩[話したいことがある]
男「これ放っておいて大丈夫かな……」
ナース「キミ、さっきから病院の前で突っ立ってどしたん?」
男「>>229」
記憶がないんです
男「記憶がないんです」
ナース「……だったら、そこぼさっと立ってないで、こっちおいで。先生ー!」
男「でも、でも! 尼寺にいかなきゃ行けないんです!」
ナース「見たところ外傷はなさそうだけどまずは頭から調べるからねー」
男「尼寺に! いかなきゃ!」
ナース「覚えてるのはどのあたりから? さっき車から降りてきたよね?」
男「昨日の夜からです! それで尼寺に行ったんです!」
ナース「うっさいうっさい! きかれたことに答えなさい!」
男「すみません」
ナース「なんともないってさ。良かったね」
男「なんともない記憶障害ってあるんですか?」
ナース「あたしはあんたの虚言を疑っているけど?」
男「ええー。ナース失格じゃないすか?」
ナース「ひっぱたくよ」
男「すいません」
ナース「先生も言ってたけど、たぶん精神的なもんだから。いつになれば治るか、わからないけど、根気強く頑張んなさい」
男「自信ないなぁ」
ナース「男の子でしょ、何いってんの。ここから人生をスタートさせるんだくらいの気持ちで頑張んなさい」
男「さっきと言ってること違いますよ」
ナース「いいの。ああ、そうそう。ご家族に連絡しといたから。一日くらい入院させとくって言ったのに、今から来るってさ」
男「え?」
ナース「いやー、兄思いの素敵な妹さんだね。ちょっとブラコン入ってそうだったけど」
男「失礼しました!」ダッ
ナース「はい? え? ちょっと! どこ行くの-!?」
男「もしもし?」
尼「はい」
男「俺です。診察終わりました。今どこにいますか!?」
尼「街の大きなゲームセンターにいるけど、場所わからないでしょう。迎えに行きますよ」
男「なる早で! なる早でお願いします! 今市役所の前にいますから!」
尼「わかりました」
幼女「お兄さーん!」ブンブン
男「和むなぁ」フリフリ
尼「顔出しちゃダメって言ったでしょ! お待たせしました」
男「こちらこそ急かしてしまってすみません」
尼「もう出て大丈夫ですか? ご入用のものは」
男「記憶も何もない身ですから。生活必需品はさっき買いました」
尼「そうですか。では、もう寺へ戻ってもよろしいですね?」
男「>>235」
男「>>237」
はい、よろしくお願いします
男「はい、よろしくお願いします」
尼「例の神社にはもう電話しておきました。問題ないそうですよ。後部座席へどうぞ」
男「何よりです。ありがとうございます」
幼女「見て! これ! とったくれたの!」
男「お人形? 可愛いね。お坊さんてそういうの大丈夫なんですか?」
尼「まあ、禁止する戒律はありませんよ。その子のものですし」
男「クレーンですよね? 得意なんですか?」
尼「あら、わたしも髪を長くしていたころがあるんですよ?」
男「? おしゃれしてったことですか?」
尼「やだ、失礼しました。仏道に入るときに、女性は尼削ぎと言って肩までに髪を切りそろえるのですよ」
男「へぇ」
幼女「おそろいなの!」ファサ
男「可愛いよ」
幼女「でしょ~んふふ!」
尼「急にませちゃったわね」フフ
尼「着きました。お疲れでしょうが、もう少しがんばってくださいね」
男「流石に身体が……」
巫女「まーた街に行ったと思ったら今度は男こさえてきたのね、生臭坊主。俗物比丘尼」
尼「やめてください。子供の前です」
巫女「へーへーへーへー。誰よこれ」
尼「お話は通してあるはずですよ」
巫女「聞いてなかったわ」
男「初めまして。今日から働かせてもらうことになりました。よろしくお願いします」
巫女「働くって、うちに? 冗談でしょ、こんな山奥に誰が好き好んで来るわけ?」
男「えっと、じつは記憶喪失で」
巫女「胡散臭い」
幼女「」ゲシ
巫女「いて。蹴ったな!」
幼女「」ベー
巫女「ま、別にいいけど。土地だけは余ってんだし。あんたはあたしの後輩ってことね」
男「巫女さん……ですよね? 俺もそんな格好しなきゃいけないんですか」
巫女「したけりゃさせてあげるけど」ニヤニヤ
尼「宮司はどちらに?」
巫女「いないよ。電話したんでしょ。あとで確認しとく」
尼「左様で」
男「神主さんいないんですか?」
巫女「そ。ほとんど顔も出さないよ。あたしがいなきゃこんな木造建築すぐに寂れんだから」
男「え? じゃあ俺はこの人と一つ屋根の下で?」
巫女「おおー? どうした青少年? ん?」
尼「男女で建物は違うはずですよ」
男「なんだ」
巫女「ちぇ。まあ、今はほとんど物置だけど」
男「えっと、あらためて、よろしくお願いします」
巫女「んー。適当によろしく」
男「謎は深まるばかりだなぁ」
巫女「つぶやいてないで荷物持ってこっちおいで」スタスタ
男「失礼しまーす」
巫女「この建物好きに使っていいよ」
男「あー。部室棟みたいだ」
巫女「なんか質問ある?」
男「>>244」
どうしてここにいるの?
男「どうしてここにいるの?」
巫女「いっちょまえにタメ語聞いてんじゃねーよ。巫女さんが神社にいて何処がおかしいんだ?」
男「そうじゃなくって、なんでこんなところに神社が?」
巫女「あたしが建てたわけでもなし、知らねえよそんなこと。責任者に訊いてくれ」
男「あなたは責任者じゃないの?」
巫女「あたしは管理者みたいなもん。つーかタメ語やめろ」
男「ええー。同い年くらいじゃ?」
巫女「一回りは上だよ、たぶん」
男「え、三十代すか?」
巫女「ふざけろそこまでじゃねえ」
巫女「記憶喪失とか言ったっけ?」
男「はい。さっき病院いったら精神的なものだって言われましたね」
巫女「ふうん……。なんか覚えてることとかないの?」
男「>>248」
女の身体は甘い
男「女の身体は甘い、ってことですかね」
巫女「セクハラかこら」
男「汗でしょっぱいだけなんですけどね。フェロモンなのか脳内麻薬なのか、甘美ですよね」
巫女「マセガキエロガキ! さっさと寝ろ! 明日から働いてもらうからな!」ダッ
男「顔真っ赤にしてたな……意外とウブなのかな?」
男「寒くて起きたわ」
幼女「」ジー
男「お、おはよう」
幼女「おはようございます!」
男「なんでここに?」
幼女「起こしてって言われたの」
巫女「遅いぞちびっ子ー、なんだ起きてんじゃん」
男「おはようございます」
巫女「ういー、おはよ。仕事だ、働け」ポイ
男「なんすかこれ」
巫女「一応仕事着」
男「ハイカラですね」
巫女「和装だぞ」
男「色々と気になるなぁ」
巫女「あんたの仕事は雑用全般な」
男「掃除とかですか?」
巫女「あと畑仕事とか」
男「自給自足ですか?」
巫女「いやいや、無理だよそれは。でも、なんでもかんでも街に買いに行ってたら破綻するからな。野菜を育ててる。あの尼寺と共同で」
男「へぇ、あの尼さんと……」
巫女「お、気になるの? 惚れてんの?」
男「>>254」
欲しい
男「欲しい」
巫女「えらい直裁的に言ったな」
男「記憶ないから不安なのかもしれませんね」
巫女「あいつは落とすの難しいぞ~。ところで、おまえ、別に身元不詳ってわけじゃないんだろ? 帰りたくはないの?」
男「>>257」
「か・・・帰りたくない・・・帰ってはいけない・・・」ガクガクガクガクブルブルブルブル
男「か……帰りたくない……帰ってはいけない……」ガクガクガクガクブルブルブルブル
巫女「あ、わり……」
男「お、思い出そうとすると震えがとまらないんですよぉ」
巫女「……大変だったんだな。よしよし」ナデナデ
巫女「まあ、こんなところならいくらでも働いてけよ」
男「はい、一生懸命働きます」
巫女「おう、働かざるもの食うべからずだ」
男「畑かぁ。思ったより広いな」
幼女「おにーさーん!」テテテ
男「あれ、どうしたの?」
幼女「お手伝い!」
男「そっかぁ、偉いね」
尼「走っちゃダメよ。畑仕事は、あの子の苦手分野なので、わたしがお教えしますよ」ニコ
男「ありがとうございます」
男「少し伺ってもいいですか?」ザクザク
尼「なんなりと」サクサク
男「>>263」
どうして尼になったんですか?
男「どうして尼になったんですか?」
尼「大学で専攻したから、では納得いきませんよね。……なりゆき、でしょうか」
男「なりゆき、ですか」
尼「家系といえば家系ですし、かといって尼になる以外の選択肢がなかったというわけでもありませんから」
男「あの巫女さんとの関係は?」
尼「あら、何か聞きました?」
男「いいえ」
尼「彼女とは、学生時代からの付き合いです」
男「へぇ、なるほど」
尼「何を納得されたんですか?」
男「いえ、口が悪いわりには仲が良さそうに見えたので」
尼「まあ、一種の腐れ縁ですね」クス
男「ここでの暮らし最高だなぁ。ちょっと暇だけど、少なくとも身の危険がないし」
男「今日は仕事も休みらしいから、せっかくだし>>268しよう」
幼女に会う
男「あの子とちゃんと遊んだことなかったなぁ。今日は一日遊んであげようかな」
尼「あら、ありがとうございます」
幼女「ほんと!?」
男「ほんとほんと。何したい?」
幼女「クレーンとって!」
男「あー、街に行かなきゃなぁ」
尼「送りますよ、車を出してきます」
男「ところで、このお寺、他にも人いるんですよね?」
尼「もちろんですよ」
尼「その子が懐いてしまって、ご迷惑ではないですか?」ブーン
男「まさか。俺こそ突然なのに働かせてもらって助かってますよ」
尼「お互い様です。畑仕事は力仕事ですからね。男手があると助かります」
幼女「」サワサワ
男「筋肉ついた?」
幼女「わかんない」
男「久しぶりにきた気がするなぁ」
尼「念のためにもう一度病院によりますか?」
男「>>273」
いいえ、大丈夫です。それに時間がもったいないですし
男「いいえ、大丈夫です。それに時間がもったいないですし」
尼「左様で」
幼女「あれ、ゲームセンター!」
男「うん、見えてる見えてる……え?」
尼「どうしました?」
男「いえ、なんでも、ありませんよ」ダラダラ
後輩「先輩! 奇遇ですね!」
男「>>276」
尼さんの陰に隠れて
「う、うわあああああああああ!!た、助けて!こ、殺されるゥゥゥ!!」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「」サッ
尼「すごい汗ですよ、どうしました?」
男「う、うわあああああああああ!!た、助けて!こ、殺されるゥゥゥ!!」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
幼女「…………」オロオロ
尼「まさか、例の追ってきてる人、ですか?」
後輩「先輩? どうしたんすか? 自分、そんな怯えさせるような真似しちゃいましたっけ?」オロオロ
男「>>281」
こうなったら、後輩よ一緒に暮らさないか?
男「こうなったら、後輩よ一緒に暮らさないか?」
後輩「やった! すっげ嬉しいっす!」
尼「ちょっと待ってください。どういう御関係なんですか?」
男「ついては、先立つ物が必要だなぁ。ここは男の俺を立てて少し待っていて欲しい。今バイトをしてる最中なんだ。お前は、家でも探してくれないか?」
後輩「はい!」
尼「だから!」
幼女「…………」オロオロ
男「>>284」
なんて言うとでも思ったのか?だとしたら随分おめでたい頭をしているんだな。消えろ。そして他の連中にも伝えろ。二度と俺の前に現れるなと。
男「なんて言うとでも思ったのか? だとしたら随分おめでたい頭をしているんだな。消えろ。そして他の連中にも伝えろ。二度と俺の前に現れるなと」
尼「ちょ、ちょっと」
後輩「信じたくないっすけど、本心すか?」
男「>>287」
・・・正直いえば、あんたが誰だかわからない
でも、あんたの顔を見たとき、叫びたくなった
すまん、本当に構わないでくれ
「大勢の観客の中で投げるのに慣れた。今じゃあれがないと物足りない」
「甲子園の決勝再試合はいい加減に放っていた」
「今日は観衆が思ったより少なかった。自分ならもっと集められると思う。自分なら神宮を満員にできる」
「アナウンサーやスポーツキャスターにも興味がある」
「他にもデザイナーとか設計士もいい。留学して英語も話せるようになりたい」
「秋頃のフォームに戻れば自分は今でも普通にプロで通用するレベルにいる」
「政治や経済も勉強している。いつかは自分が指導者となって日本を潤したい。でも今は僕の投球や話題で全国を明るくしたい」
「大学野球くらい今の自分なら普通に抑えられる」
「六大学にはライバルと思える人はいない」
「自分が調子が悪くても抑えられる大学野球のレベルに萎えたのは事実」
「大学野球の投手は大した事ない」
「いつか27奪三振完全試合を達成して、斎藤の名を世界に轟かせたい」
「イメージを崩せないのでまじめに話します」
「俺がいる四年間は再び早稲田の黄金時代を築きたい」
「わが早稲田は一生勝ち続けます」
「やっぱり、まだ何かを持っているなと思います。六大学(の春季リーグ戦)が終わって、運を使い果たしたころかなと思っていましたが、使い切らないものですね。一生何か持っている、こういう人生なのかなと思います」
「10年後は、イチローさんや松井さんのように注目されても構わない。対戦したら抑える自信がある」
「不敗神話と最近そう言われてその気になっていた。もう少し謙虚にならないといけないと思った」
「経験を積んで、MLBの舞台で松坂さんと投げ合いたい」
「高校時代、このキャッチャーで夏までいけるのか?と思った 」
記念交流試合で斎藤君から安打を打った坂本に対して「差は感じなかった」
日本球界で日本人は誰も160キロ出した人いないにもかわらず 、アメリカの大学との試合後、アメリカ選手の豪速球を目の当たりにした斎藤君は
「いずれ160キロ出してみたいです」(そもそも斎藤君は150キロも出ていない)
当時超高校級の怪物といわれていた中田翔に対して、「甘いボール投げなければ打たれない自信があったし駆け引きは必要なかった」
早稲田摂陵中・高で講演を行った時「将来は政治家になりたいと思っています」(会場がどよめく
男「……正直いえば、あんたが誰だかわからない。でも、あんたの顔を見たとき、叫びたくなった。すまん、本当に構わないでくれ」
後輩「せ、先輩、どういう……?」
尼「この人は、記憶喪失に陥ってるのです」
後輩「き、記憶喪失!? それでメールにも返信がなかったんすね。誰ですかあなた?!」
尼「今の暴言は驚きましたが、きっとパニックにでもなったのでしょう。お知り合いなのですね?」
後輩「と、友達以上恋人未満です!」
尼「わたしはこの人を保護している尼僧です。この人は今記憶を思い返そうとするとパニックになってしまうのです。失礼ですが、距離をおいてもらえませんか?」
幼女「」ギュ
男「驚かせてごめんね」ギュ
後輩「先輩……」
尼「距離をおいてください。それがこの人のためなんです」
後輩「……わかりました。先輩、なんか辛いことあったんすね。自分は、自分はずっと待ってます! これ連絡先なんで、先輩に何かあったら、いつでも良いんで、連絡ください」
尼「あれでよろしかったですか?」
男「すみません、ご迷惑おかけしました」
幼女「怖かったぁ!」
男「ごめんねぇ。お詫びに、ほら、どれでも好きなのとってあげるよ」
幼女「!? あれ! あれとって!」
尼「いつもより騒いじゃって」クスクス
男「はは、男冥利につきますね。わ、引っ張らないで!」
尼「……この子のためにも、いてもらいたい」ボソ
男(こういうのを聞き落とす才能が欲しい)
つまり、品詞に気を付けながら読めば、この文は、バッファローの地に暮らすバッファローたちの社会的階級に見られる上下関係を描写したものとして解釈することができる。
{{Indent|
[Those] (Buffalo buffalo) [whom] (Buffalo buffalo buffalo) buffalo (Buffalo buffalo).<br />
{{small|(バッファローのバッファローがおびえさせるバッファローのバッファローは、バッファローのバッファローをおびえさせる)}}<br />
[Those] buffalo(es) from Buffalo [that are intimidated by] buffalo(es) from Buffalo intimidate buffalo(es) from Buffalo.<br />
{{small|(バッファロー出身のバッファローは、バッファロー出身のバッファローにおびえているが、バッファロー出身のバッファローをおびえさせている)}}<br />
Bison from Buffalo, New York, who are intimidated by other bison in their community also happen to intimidate other bison in their community.<br />
{{small|(ニューヨーク州バッファロー出身のアメリカバイソンは、同じコミュニティー出身のほかのアメリカバイソンにおびえているが、同時に同じコミュニティー出身のほかのアメリカバイソンをおびえさせてしまっている)}}
}}
動物のバッファローを「人間」に置き換え、動詞の "buffalo" を "intimidate" に置き換えれば、この文の理解はより容易になるであろう。
{{Indent|
"Buffalo people [whom] Buffalo people intimidate [also happen to] intimidate Buffalo people."<br />
{{small|(バッファローの人々におびえるバッファローの人々は、同時にバッファローの人々をおびえさせている)}}
}}
文の意味を変えないように、動物の "buffalo" の代わりに "bison" を、動詞の "buffalo" の代わりに "bully" を用い、市名の "Buffalo" をそのまま残せば、次のようになる。
{{Indent|
'Buffalo bison Buffalo bison bully bully Buffalo bison'<br />
{{small|(バッファローのバイソンがいじめるバッファローのバイソンはバッファローのバイソンをいじめる)}}<br />
'Buffalo bison whom other Buffalo bison bully themselves bully Buffalo bison'. <br />
{{small|(他のバッファローのバイソンがいじめるバッファローのバイソンは彼ら自身、バッファローのバイソンをいじめている)}}
}}
この文の構造をさらに理解するためには、"Buffalo buffalo" を何でもいいから他の名詞句に置き換えてみればよい。他の "Buffalo buffalo" をおびえさせる "Buffalo buffalo" を指す代わりに、"Alley cats"(野良猫)、"Junkyard dogs"(猛犬)、"Sewer rats"(ドブネズミ)を使ってみよう。するとこの文は次のようになる。
{{Indent|
"Alley cats Junkyard dogs intimidate intimidate Sewer rats." <br />
{{small|(猛犬がおびえさせる野良猫はドブネズミをおびえさせている)}}
}}
上の文が、'Buffalo buffalo Buffalo buffalo buffalo buffalo Buffalo buffalo' と同じ文構造、意味を持っているのである。
同音異字によるわかりにくさのほか、この文は以下の理由により、語法を理解するのが難しくなっている。
# 動詞の "buffalo" があまり一般的でない上に、この語自体が複数の意味を含んでいる。
# 名詞の "buffalo" の複数形に "buffaloes" を用いず、単複同形として動詞の "buffalo" や地名の "buffalo" と同じ形を取っている。
# "buffalo" の複数形は "buffaloes" でも良いのにも関わらず、あえて動詞と同じ形を持つ "buffalo" を含んでいる。
# 文中に冠詞や明確な複数形など、構文上重要な手掛かりが存在しない。
# カンマを打たないことで、文の流れがつかみにくくなっている。
# 結果的に袋小路文、つまり文を読み返さずに、さっと読んだだけでは意味を捉えることができなくなっている。
# この文では、ある集合についての[[全称記号|全称的]]な叙述を行なっているが、そこからさらに第2の集合(おびえさせられたバッファローによっておびえさせられているバッファロー)を導き出している。この第2の集合は、当初の集合と同じものとも違うものとも解釈可能である。
# 大文字を無視すると意味の判別が曖昧になる。形容詞の "buffalo" には "cunning"(悪賢い)という意味もあり、この用法によって文を解読すると次のようになる。'Buffalo bison [that] bison bully, [also happen to] bully cunning Buffalo bison'{{small|(バイソンがいじめるバッファロー出身のバイソンは、悪賢いバッファロー出身のバイソンをいじめる)}}
# 関係詞節が中央に埋め込まれており、理解しにくくなっている。
男「ほら、とれた」
幼女「ありがとう!」
尼「ありがとうございます、ね」
幼女「ありがとーございます!」
男「どういたしまして」
ナース「よし、[ピーーー]! [ピーーー]! [ピーーー]! あーあー! 避けんなよくそっ!」ガチャガチャガチャガチャ
尼「ガラの悪い人もいるものですね」
男「……そっすねぇ」
,. ---. .
ノ'´ ̄`ヽ,.ヽ
,, =ァ'テ'⌒¨´ ̄ ̄`'く⌒テ斤㍉, }. .}
{{{/_______ {{ ‰}i| ____,.ノ.ノ__
_,》'´ } `丶、 〔 ̄ヾ,_,_リし'.´. . . ⌒¨´ ̄ミ. . .、
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ヽ、 i { `¨⌒'{'⌒{( }. ./.,i . i . . . .', . . . . `.、
\ | '. ,〉 U 厂∨i . l . .i. . i . . . . . . ',
、 } ‐'く| . l . .l. . l. . . . . . . :
__ 、__)⌒7介ー \ ___.ゝ、___.ノ'⌒7 ,〉 __人_,ノ| . l . .l. . |ミ . 、. .i i.i
_爻 __, ,ノ / ̄ ̄{ 厶___.ノ}_厶_/ `フ.i !. / `|.7!.7|. /㍉\∨ i.l
__廴,___)八 { く⌒ン介く `マ777{ ,/j从|/ l/_j/_,|/ ミ. )}. .i.| ゲコ太~
{__‘⌒^ {___人__,/_/5}_,ハ 〈//人_,x仁;三 三三;玉 ]介i.|.i.|
r‐'┘ ,( (,{]5【__ _} }]]]]]]'⌒}{_,{ {__,{ )ノ从l.|
└r'つ _,ノ-‐…¬’] [三】川リ hn {T爪 ,こイ.川.|
,ノ(__,厂 ___/{__,し'7Z7⌒{匸匚)__}j_(`¬、___~'^'ー~ ___.人. 人{.i.i.{_
i'⌒) (,ノ′/凸 / /⌒7川川川 {`ーrヾ⌒'⌒て¨¨´ `¨⌒{ヽ.)i从`ヽ、
`¨´ (〕-‐‘⌒''く___{__,ノ'^⌒¨¨¨⌒''く}二, ∨ ,ハ \ ヽ. \__
,ノ′ _____ ____,(⌒)__,__└ヘ,_,ノ / /| 丶 \ __,)、
/ _y'7´ 厂 ̄ ̄.;i:i:i∨ ( }__), }__、 .ノ'⌒'く } /⌒ヽ、 `¨て)
{_ _{/ (___,i,i;i;i;i;i;i;i;i;{ (___,),ノ `¨¨¨⌒¨´ ∨ ′ _ \__,[
`¨7 、} `¨¨⌒¨¨〉、____{_,) { { {{_]} i{ }
i⌒′ { n )¨⌒¨¨⌒¨´ / iヽ. \`¨´ 八「
`¨^ー'^ー' `¨´ ∠ | {\ `¨¨⌒′ )
男「ナースって、ストレスフルな仕事らしいですよ」
尼「いけませんね。ストレスは心の平穏の大敵です」
幼女「たいてきです!」
男「おや、尼さんっぽいことを言ってんの初めて聞きましたよ」
尼「これからも機会はありますよ」フフ
ナース「あたしの2丁拳銃が火を吹くぜ!」ダダダダ
幼女「ホッケーやりたい!」
男「平和的で素晴らしいなぁ」
___
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \
| (__人__) | <こいよオラ!!オラ!!
,.゙-‐- 、 `⌒´ ,/
┌、. / ヽ ー‐ <.
ヽ.X、- 、 ,ノi ハ
⊂>'">┐ヽノ〃 / ヘ
入 ´// ノ } ,..,.._',.-ァ
/ `ー''"´ ,' c〈〈〈っ<
/ __,,..ノ ,ノヽー'"ノ
{ ´ / ``¨´
/´¨`'''‐、._ ,'\
∨´ `ヽ、 ノ ゙ヽ
∨ ヽ _,,..-'" `ヽ
∨ 〈-=、.__ }
ヽ、 } ``7‐-. /
ヽ リ /′ ノ
/′ , { / /
{ ! ,ノ ,/′
! / / `‐-、
! ,/ ゙ー''' ー---'
', /
{ }
゙Y `ヽ、
゙ー--‐'
幼女「とーす行きたい……」
男「とうす?」
尼「御不浄のことです。すみません、ちょっと見てきますね」
男「はい」
幼女「んー」タタタ
ナース「んー、おや、誰かと思えばいつぞやの坊主! 元気してたか!」
男「酒くさ……。ダメな大人ってどこにもいるんだなぁ、ベクトル違うけど」
ナース「ようし! お前にはあたしに付き合わせてやる!」
男「いや、人待ってるんで」
ナース「あーん? あたしに絡めよもっとぉ!」
男「なんなんだこの人」
ナース「おら、こっち! 来い!」グイグイ
男「……少しだけですよ」
ナース「……わかんないわこんな問題。あたしスポーツ苦手、お手上げ」
男「ハンカチじゃないすか?」
ナース「おお、あってんじゃん! やるぅ! 次はー……わかるこれ?」
男「偶蹄目ウシ科じゃないすか?」
ナース「まったせいかーい! あんた意外と知識あんのね!」
男「もういいすか?」
ナース「えー、こんな白衣の天使ほっぽってどこ行く気さ。もうちょい付き合いなって!」
男「>>302」
幼女が待ってるので
男「幼女が待ってるので」
ナース「幼女ォ!? ロリコンかこのヤロー。治療してやろうか、ロボトミーしてやろうかこのヤロー」
幼女「おにーさん?」ピョコッ
男「あ、ごめんごめん」
ナース「かーわーいーいー!!」
幼女「!?」
男「あの山奥に酔いどれなんていないもんねぇ、モンスターにしか見えないよねぇ。こっちおいで、守ってあげる」
幼女「」ギュッ
ナース「怖いこたないよねェ!」
幼女「!?」
男「目が血走ってるんですよあなた」
尼「あら、こっちにいましたか。おや」
ナース「んん?」
尼「……どういうことでしょう、説明願えますか?」
男「>>307」
この人、この間紹介してくださった病院の看護師さんなんですよ
それで世間話を少し
男「この人、この間紹介してくださった病院の看護師さんなんですよ。それで世間話を少し」
尼「左様で……」
ナース「なんだオマエ小僧、子持ちと付き合ってんのかよォ! スケコマシ!」
幼女「すけこまし?」
男「なんだろうね? 医療用語かな?」
ナース「浮気ヤロー」
尼「あなたも変わってないですね……」
男「え?」
ナース「だれ? あたしィ?」
尼「もう忘れましたか?」
ナース「んー? ……あ! あんた! 坊さんになるんじゃなかったのかよ! 浮気とかして良いのかよー!」
尼「していません。まず独身です」
ナース「じゃ、この子は……そういうこと?」
尼「そういうことです」
男「あの、ひょっとして」
尼「またしても、学生時代の知り合いですよ」
男「地元愛強いっすね」
ナース「うわー、久々。結婚した?」
尼「独身ですって」
ナース「みーんな結婚してくから焦っちゃってもう。あたしの仕事なんて出会いないし、あっても病人怪我人だし」
尼「医者と結婚して玉の輿って言ってたじゃないですか」
ナース「無理無理、有望株なんてだいたいキープ大勢囲ってるし、学生時代からの彼女がガードかたくてもう」
男「聞きたくねぇ、こんな生々しい話聞きたくねぇ」
幼女「」チョイチョイ
男「ん?」
幼女「プリクラ撮りたい」
男「そっかぁ。じゃ、行こっか。昔話に花咲かせてるみたいだしね」
ナース「そもそもあの格好セクハラじゃない? おっさんどもの目線が気持ち悪いったら……」
男「耳ふさいでるんだよ」
幼女「」ギュー
幼女「ちーず!」ブイ
男「ぶい!」
幼女「ちーず!」ピョン
男「はっ!」ピョン
幼女「ちーず!」チュ
男「!?」
男「え? え?」
幼女「二人の秘密ね」コソコソ
男(嫌でもね!)
幼女「ふんふーん!」ルンルン
尼「あら、楽しそう。何をしてらしたんですか?」
男「>>314」
上
男「プリクラ撮ってたんですよ、今度は尼さんも一緒に撮りませんか?」
尼「あら、ありがとうございます。でも、そんなはしゃぐ歳でもないですから。写真みせてくれる?」
幼女「だめー! 秘密!」
尼「えー。この子ももうそんな歳なんですかね。ふふ、少し寂しいですね」
ナース「子供の成長は早いわよそりゃー。特に女の子なんかすーぐませたこと言っちゃうようになるんだから」
男「」ダラダラ
尼「どうしました? 顔色が良くないですけど」
男「>>321」
いや、この子は優しい子になって欲しいな、って少し思いまして
男「いや、この子は優しい子になって欲しいな、って少し思いまして」
尼「……心中お察しします。お優しいんですね」
ナース「ちょっとー、なにいい雰囲気作ってんのよォ。付き合ってんの?」
男「いいえ」
尼「…………」
男(無言が怖いよぉ)
ナース「それじゃあたしが食っちまおうか、けひひ」
男「あ、ご遠慮します」
ナース「遠慮すんなよォ! つーかあ、ってなんだよあ、って!」
尼「さ、そろそろ帰りませんと。暗い山路は危険ですから」
ナース「また遊びおいでよー、あと、ボーズは今度ちゃんと検診来いよ」
男「覚えてれば……」
巫女「ずいぶん楽しんで来たんもんだな、俗世に帰ったらどうだ破戒尼」
尼「神職でもないのに説教ですか?」
巫女「うっせ!」
男「巫女って神職じゃないんですか?」
巫女「誰でもなれるよ。バイトみたいなもんだ」
男「へえ。じゃ、フリーターなんすねぇ」
巫女「言い方を考えろ」バシ
男「いて!」
幼女「」ゲシ
巫女「いって、蹴ったな!」
幼女「」ベー
男「ありがとう」
幼女「」フンス
尼「暴力はいけませんよ」
幼女「はーい」
巫女「もっときつくしかれよ! 向こう脛蹴りやがって!」ピョンピョン
男「おんぶでもしましょうか?」
巫女「は? はぁ?!」カァァ
尼「…………」
男「>>325」
冗談ですよ、冗談
そんな元気あるなら、うさぎ跳びで山登れるんじゃないですか?
男「冗談ですよ、冗談。そんな元気あるなら、うさぎ跳びで山登れるんじゃないですか?」
巫女「わかりにくい上にタチの悪ぃ冗談言ってんじゃねぇよ!」
男「へぇ、どの辺がタチの悪いとこなんですか」
巫女「てめ、大人からかって楽しいかよ! 待ちやがれ!」
男「うわわ!」ダッ
巫女「ふんじばって神木に打ち付けてやるからなー!」ダダッダダッ
幼女「お兄さん頑張ってね!」
尼「……ほら、お寺帰るよ」
男「ごめんなさい、もうしません」
巫女「もう一回最初っから謝ってみろ」
男「>>330」
なんでもするから許してください
男「なんでもするから許してください」
巫女「ほほぅ? 自信満々だな、なにが得意だ?」
男「>>333」
炊事洗濯家事掃除です
男「炊事洗濯家事掃除です」
巫女「よしいいだろう気に入った。一週間その仕事任せるからな。少しでもあたしを不満にさせたら即刻クビだクビ」ワハハ
男「そんな権限あるんすか?」
巫女「だったら窓際族にしてやろうか。神社でそれは辛いぞぉ」
男「わかりましたよ。でも、畑仕事はどうするんです?」
巫女「そんなの尼寺の市松人形どもに任せとけよ」
男「巫女さんニートじゃないすか!」
巫女「は?」ピキピキ
男「ごめんなさい、もう言いません」
巫女「何かあたしを喜ばせること言ってみろ」
男「え?」
巫女「早く。リップサービスの接待もできネェのかよてめぇはよ」
男「>>337」
ならば、肩でももみましょうか、社長様
男「ならば、肩でももみましょうか、社長様」
巫女「思ってたのとは違うが……まあいいだろう。言ったからには責任もてよ? ほら」スッ
男「和服って肩もんでたら脱げるってことないですよね?」
巫女「ありうる気がしてきたけど、もしそうなったら[ピーーー]から気をつけろよ」
男「ナースといい、巫女といい、俺の中で大人しい感じのイメージがどんどん崩されていく」モミモミ
巫女「ナースゥ? てめー、どんだけ色ボケしてんだよ」
男「いや、向こうから絡んできたんすよぉ」グッグッ
巫女「へぇ! そんな! 変わりモンも! いるんだな! ああ、そこ! きもちっ!」
男「……ちょっと、変な声出さないで下さいよ」グッグッ
巫女「うっせ。なかなかスジいいぞ」
男「お褒めに与り光栄です」モミモミ
巫女「うむ、良きに計らえ」
男「へぇ……!」モミモミモスッ
男(やべえ少しはだけた!)
巫女「どうした?」
男「>>341」
……は、話は変わるんですけど、この辺りって山奥にしちゃ神社とか寺がそろってますけど、何か理由ってあるんですか?
男「……は、話は変わるんですけど、この辺りって山奥にしちゃ神社とか寺がそろってますけど、何か理由ってあるんですか?」
巫女「だから、あたしは詳しくねぇって。そもそも、勉強できなかったからこうして巫女やってんだからな。土地の事情ならおかっぱ集団にきけよ」
男「マジでフリーターだったんすね」
巫女「張り倒すぞ。おい、手ェ止めんな」
男「はい……」グッグッ
巫女「でもまぁ、ここのお偉いさんがちらっと言ってたけど、この辺のは全部宗教的には正当じゃないんだと」
男「宗教に正当とかあるんすか」グッグッ
巫女「いや、そう言われっとあらぬ誤解を受けそうだけどよ。要は密教ってことだよ。神仏習合を基本理念にしたどーこー。教授じゃねぇんだからんなこた知ったこっちゃねぇけどな。噂に聞くと、もっと奥には教会だかモスクだかもあるって話だよ」
男「へぇー」グッグッ
巫女「押すのはもういい。もめ、もめ!」
男「>>345」
うえ
男「へいへい、まったく社長さんは人使いの荒いこって」モミモミ
巫女「おーおー、最初にいい出したのはてめぇだからな」
男「ご奉仕させていただきますよぉ」モミモミモスッ
男(ヤバいヤバいヤバい! 揉むのは危険だ)
巫女「なんだよ、疲れたか?」
男「一つ確認しておきたいんですけど……巫女服って下に肌着来てます?」
巫女「なに聞いてんだよ」カァ
男「お願いします、重要なんです」
巫女「……上は、着てるよ」プイ
男「よし! よし!」
巫女「なんだよ! わかんねぇやつだな。早よもめ!」
男「>>348」
じゃあ、その前にタオルかけて服がずれないようにしておきますね
男「じゃあ、その前にタオルかけて服がずれないようにしておきますね」ファサ
巫女「今更だけど、気が利かせたことは褒めてやる」
男(最初からこうすれば良かった)モミモミ
巫女「んー。満足だ。もういいぞ」
男「腕がツルかと思いました」
巫女「ひひっ。ごくろーさん」
男「お風呂いただきますね」
巫女「な、あたしがまだだぞ! 一番風呂入る気かよ!」
男「……お先どうぞ」
男「暇だなぁ。テレビもないし、新聞こないし。今度街に行ったら漫画でも買おう」
男(密教かぁ……。考えうる最悪のパターンは人身御供だけど、それはないよな。幼女は大切に育てられてるし、俺も拘束とかはされてないし。あとは麻薬か、絶食か。でも、畑に変なものはなかったし。俺の怖いレーダーが誤作動したのかなぁ)
男「でも尼さんの動向には気をつけなきゃな」
男「……遅いな。見に行くか」
男「巫女さーん、まだ入ってますか? …………。返事なし」ガチャ
巫女「」スゥスゥ
男「……風邪ひきますよぉ」コソ
巫女「ん……」パチ
男「!?」
巫女「ん? んん!?」
男「事故です!」
巫女「……出てけぇ!!!」カアァァ
男「事故ですって……」
巫女「死なす……ぜってー死なす」
男「逆に考えてみて下さい。俺が覗かなければ間違いなく風邪引いてましたって」
巫女「そういうことじゃねんだよォ!!」
巫女「逆にお前よくそんな平静でいられるな!? そこに腹が立ってきたぞ!」
男(まあ、あの程度のハプニングならハプニングのうちに入らなかったしなぁ)
男「>>356」
こういう心労がたたって、記憶がとんだり、トラウマになったんですよ
男「こういう心労がたたって、記憶がとんだり、トラウマになったんですよ」
巫女「それを言われるとなんも言えねぇな」
男「まあ、たぶんですけども。決して巫女さんの肢体が魅惑的でなかったということではないのです」
巫女「そ、そんなこと皆まで言わなくて良い! ……ああもう! 寝る! 明日からの仕事任せたからな!」
男「おやすみなさい」
男「おはようございます」
巫女「おう、おはよ。本当早いな。驚いた」
男「社長さんが早起きなのは知ってましたからね。朝めし作ってたんですよ」
巫女「メニューは?」
男「>>360」
野鳥の焼き鳥と、水鳥の水炊き
男「野鳥の焼き鳥と、水鳥の水炊きです」
巫女「とり肉!? しかも二種類!? なんだおまえすごいな!」
男「こんなこともあろうと、昨日買ってきたんですよ! 野鳥は備蓄ですけど」
巫女「豪勢だな。よしよし、余は満足だ」
男「あと、栄養のために雑草のバター炒めもあります」
巫女「山菜のこと雑草って呼ぶのやめろ。あたしが摘んだんだぞ」
男「野生の植物を食べる習慣がなかったんですよ、たぶん」
巫女「シティボーイ気取りやがって」
男「お味はいかがです?」
巫女「……まあまあだな。でもちょっと、薄味すぎ。バターも足りない」
男「塩分過多でぶっ倒れますよ」
巫女「ほっとけ」
男「掃き掃除終わりました」
巫女「どれどれ。おい、落ち葉だけじゃなくて、こういう小石も除くんだよ」ポイ
男「はい」
巫女「あと、早いのはいいけどちょっと雑だったぞ。地面みてみろよ掃き跡が汚ぇぞ」
男「結構難しいんすね」
巫女「ふふん、あたしの凄さを思い知ったか」
男「洗濯板ってどうしたらいいんすか?」
巫女「都会のもやしっ子はこれだから……貸せ」
男「和服ってどうやってアイロンかけるんすか」
巫女「あーあー! 伸ばすんじゃねぇよ! 文鎮持ってこい文鎮!!」
巫女「おまえ何もできねぇな! 炊事はくらいじゃねぇかまともにできたの!」
男「いや、ずいぶん勝手が違ったもんで」
巫女「ふん、まあ手際はいいから、さっさと覚えてあたしを楽させろよ」
男「この一週間でマスターしてみせましょう」
巫女「横文字を使うな気色悪い」
男「シティーボーイって言ってたじゃないか!」
巫女「それはもう日本語なの! あと、タメ語! やめろ!」
男「今日はどうでした? 上達したでしょう」
巫女「まだまだだな。あたしのレベルには程遠い」
男「流石に往年のベテランには……」
巫女「喧嘩売ってんのか」
男「滅相もございません」
巫女「ま、任せられるくらいにはなったな。あとは山菜摘みとキノコ狩りか? 雪が降ったらその対処もだな」
男「そんなにいるかもわかりませんけどね」
巫女「は?」キョトン
男「いや、どんな拍子で記憶を思い出すかもしれないですし」
巫女「ああ……そっか。別にお前はずっとここにいるわけじゃねぇもんな……あたしと違って」ブツブツ
男「お巫女はん? え? 嘘でしよ?」
巫女「…………」
男(勘弁してくれよおいこっちでの癒しの一つだったんだぞ)
巫女「ま、それまではせいぜいこき使ってやるよ……」
男「……よろしく、お願い、します」
宮司「失礼するわ」
巫女「!?」
男「あ、初めまして」
宮司「ああ、バイトの人ね? 初めまして。この神社の神主を務める者です」
巫女「く、来るなら連絡の一つでも」
宮司「抜き打ちチェックをしにきたのにそれじゃ意味がないでしょ。さ、いらっしゃい」
巫女「……くそったれ」ボソ
宮司「その言葉遣いを改めなさい! 参拝するお客様がいらっしゃったらどうするんですか!」
巫女「……申し訳ございません」
宮司「何ですかこの掃除は。細部が甘いですよ。広い社とはいえ、あなた自分が使うところしか掃除をしていないんじゃないですか?」
巫女「申し訳ございません」
宮司「なんてことでしょう、賽銭箱に落ち葉が積もってますよ!」
巫女「申し訳ございません」
宮司「それに、その着付けはなんです。衣服のたるみは精神のたるみです」
巫女「申し訳ございません」
宮司「あなた、それしか言えないの?!」
巫女「申し訳、ございません……」
男「あの……」
巫女「黙っとけ」
宮司「口が悪い! それで、なんでしょうか?」
男「掃除は、最近は俺の仕事だったんです。だから、巫女さんを責めないで下さい」
宮司「……まことですか?」
巫女「はい」
宮司「この馬鹿者! 巫女の仕事をなんと考えているんですか!!」
男「え、ちょ」
宮司「いいんです。この社の巫女はこの子なのですから。責任はこの子にあります。いいですか、私はあなたに直々にここの管理を任せているのです。その責任の重さをきちんと理解していますか?」
巫女「はい……お母様」
男「!?」
宮司「それでは、出てまいります」
男「お疲れさまです」
宮司「あなた、神職に興味は?」
男「え?」
宮司「この子ができぬ代わりに、この神社を継ぐつもりはありますか?」
巫女「!?」
男「考えたこともなかったです」
宮司「考えておいて下さい。それでは」
巫女「…………」
男「>>374」
気にするな
男「気にするな」
巫女「……ちょっと、肩かして」
男「どうぞ」
巫女「ん」コツン
男「」ギュ
巫女「ふ、ふぇ……ひくっ! あぁぁああ!!」ギュ
男「気にするなよ」ポンポン
巫女「あ、あ、ありがとォ……!」ヒック
巫女「どこにも行かないで」ギュッ
男「とりあえずは、まあ動かないです」
巫女「出てったら殺す」
男(調子戻ってきたな)
巫女「やっぱ殺すのはなし」
男「>>378」
可愛いな
男「可愛いな」
巫女「……ばーか」
男「さっきの人、お母さんなんですか」
巫女「……そうだよ。あたしはああなれなかった」
男「そっかぁ」
巫女「昔から厳しかったけどな。こうなってからは輪をかけて厳しくなりやがって。なにが宮司だくそ女」
男「口が悪い」
巫女「ひんむくぞ」
男「すんません」
巫女「あとさっきからちょいちょいタメ語混ぜんな」
男「すんません」
巫女「……もっと、ちゃんといえよ」
男「>>381」
はい、ごめんなさい
男「はい、ごめんなさい」
巫女「……もっかい、肩かして」コツン
男「どうぞ」ギュ
巫女「くそっ……! くそっ……!」シクシク
男「なんだろうね、外堀から埋められてるような感じがする。神職かぁ、考えたこともなかったけど、こんな生活なら悪くもないのかな」
幼女「おにーさーん! 久しぶり!」
男「久しぶり」
尼「一週間も畑仕事を放置してなにしてたんです?」ジー
男「>>385」
巫女さんとお仕事
男「巫女さんとお仕事、ですよ。畑仕事ばっかりしてないで仕事を覚えろとのことで」
巫女「おいおい、あたしはんなこと言ってねぇよ」
尼「来てたんですか」
巫女「来ちゃ悪いか。おい、ちびっ子こっちこい、良いもんやるよ」
幼女「……なに?」ジリジリ
巫女「野鳥の干し肉。余ったからやる」
幼女「!?」
尼「あら、珍しい」
男「良いんすか?」
巫女「ガキ一人分くらいがちょうど余ったんだよ」
男「いや、尼さんに訊いたんすよ」
巫女「……そうかよ!」プイ
尼「うちはそこまで厳格じゃありませんから」フフ
尼「一週間も働き通しだったんですか?」
男「ええ。そろそろお休みをもらいたいところですが」チラ
巫女「こっちみんな。……まあ、別に細かい規定があるわけでもねぇし、いつだっていいけど」
男「色々と備品も足りなくなってきましたし、買い出しも行きたいんですよ。そういや、巫女さんは車持ってないんですか?」
巫女「持ってるよ」
男「なら、買いに行きましょうよ」
巫女「……あたしは、いいよ。買い出しならそいつらと合わせて一緒に行けばいい」
尼「それなら、ちょうど明日にでも買い出しに行くつもりでしたよ。一緒にどうです?」
幼女「お出かけ!」
尼「今度は遊びに行くんじゃないのよ」
男「ご厚意に甘えさせてもらいます」
尼「あら、良いんですよ、そんなの」フフフ
巫女「…………」
男(沈黙恐怖症になるかもしんないなぁ)
尼「ずいぶん仲良くなったみたいですね」
男「わかりますか?」
尼「なんとなく、ですが。あの子の話し方が柔らかくなりました。あなたの優しさに感化されたのかもしれませんね」
男「まさか」
尼「わたしも、ですよ?」
男「え?」
尼「……あなたの振る舞いを参考に、幼子への態度を改めたところもありますから」
男「ああ、なんだ。そういうことですか」ホッ
尼「……わたしを避けてますか?」
男「>>394」
上
男「どちらかというともっとあなたのことを知りたいと思っていますよ」
尼「あら、ありがとうございます。……信じてもよろしいんですよね?」
男「もちろんです」
尼「良かった、あの子によからぬ話でも聞いたのかと思いました」
男「よからぬ話?」
尼「いえ、聞いていないのなら、わざわざわたしから話すようなことでもありませんから」
男「ミステリアスですね」
尼「秘すれば花、です」
男(爆弾にしか思えねぇ)
尼「幸いあの子たちは干し肉を調理してますから、知りたいことがあるというのなら、お教えしますよ」
男「>>399」
じゃあ、手伝えることがあったら教えてください
男「じゃあ、手伝えることがあったら教えてください」
尼「あら、殊勝な心がけですね。あの子に相当鍛えられたと見えます」
男「やだな、本心ですよ」
尼「ここの雑草はあらかた取り終わりましたから、休耕地のほうをお願いできますか?」
男「任せて下さい」
尼「頼りになります」
男「ふぅ」
尼「お疲れ様です。休憩にしましょう。干し肉を振舞ってくれるそうですよ」
男「そんなにありましたっけ?」
尼「わたしは結構ですから、若い人が食べて下さい」
幼女「お兄さん!」
巫女「強情だなー、先食っちまえば良かったのに。待ってるっていうんだぜこいつ」
男「おまたせ。なんすかこれ」
巫女「ゴボウなんかと甘辛く炒めただけ」
男「見た目はキンピラみたいですね」
巫女「ていうかキンピラだからな」
幼女「いただきます!」
男「いただきます」
巫女「おあがりよ」
巫女「うまいか?」
男「>>405」
おれは きおくが もどった!!
男「あ、美味い。母さんの味付けとよく似てる」
巫女「記憶が……!」
尼「……戻ったんですか?!」
男(あ、やべ)
幼女「?」
巫女「」ジー
尼「」ジー
男「408」
男「>>410」
男「なんだか、部分的には戻ってきてるな」
巫女「そうか……。そうかよ」
尼「味や香りは記憶を引き出すとは聞いて入りましたが、なるほどお母様の……」
幼女「良かったね?」
男「うん、ありがとう」
巫女「ダメだ、帰ったらダメだ」ブツブツ
尼「……かくなる上は」ボソ
幼女「美味しいね!」
男「よく噛んで食べるんだよ」
男「でも、まだPDSDが治りそうにないので、もう少しお邪魔させていただいてもいいですか?」
巫女「」ピタ
尼「」ピタ
幼女「わーい!」
男(間が怖い)
尼「そうですよ。帰ったってパニックを起こしていたら、まともな生活を送ることすら叶いませんからね」ニコ
巫女「別に許可なんていらねぇよ、なんならこの社お前にくれてやったっていいぜ!」アセアセ
男(危ねぇ危ねぇ)
幼女「なくなっちゃった……」
尼「明日買ってあげるわよ」
尼「一応、経過報告を病院に言ったほうがいいのかな、要らないよね」
巫女「い、要らないんじゃないかな! 自然豊かな場所で過ごすのが一番だって蔵の本に書いてあった気がする」
男「>>417」
それもそうだ、またパニックになってもあれだし
……ここにいることが一番の治療なら、骨をうずめるのも悪くないかもしれない
男「そうですよね、またパニックになってもなんですから」
尼「あんなナースのいる病院にいく必要もないですね」
巫女「ナースゥ? そりゃダメだよ、ダメだ」
男「……もし本当にここにいることが一番の治療なら、骨をうずめるのも悪くないかもしれないですね」
巫女「だろ! あのクソ宮司もああ言ってたしな!」
尼「……どういう意味ですか?」
男(もはやあからさまだよなぁ)
幼女「」ウトウト
巫女「昨日来たんだよ」
尼「それで、なんて?」
男「俺にこの神社を継ぐ気はないかって言ってました」
尼「あら、それはそれは……」
巫女「ま、この神社を継ぎたいなんつー酔狂はそうそういねぇからな。たらい回しだ」
男「お寺には結構人がいるようですけど」
尼「それは……まあ。でも少なくって来ていますよ」
男「……つかぬことをお伺いしますが」
尼「なんなりと」
巫女「変なこといったらぶっとばすからな」
男「尼とか巫女って、結婚はできるんですか?」
尼「普通は、ダメですね」
巫女「巫女は神さんと結婚してることになっから無理だよ」
男「>>427」
上
男「そうですか。……少し、残念です」
巫女「ばっ! おま! ばーか!」カァ
尼「あら、方法がないわけではないんですよ」
巫女「!?」
尼「俗世に戻って再び出家することは、尼ならできます」フフ
巫女「てめ、卑怯だぞ! あたしができないことをてめぇ!」
男「巫女には戻れないんですか?」
巫女「決まってんだろ」
尼「巫女は、純潔であることが条件ですから」
男「へえ、誰でもなれるっていうからゆるいんだと思ってました」
巫女「別にわざわざ聞きゃしないけど、流石に子持ちは無理だよ」
男「厳しいんすね。巫女になったら結婚もできないんすか」
巫女「別に生涯の役職ってわけでもねぇから、寿退社も普通にあるよ」
男「へぇ」
尼「どうしてそんなことを?」
男「>>430」
・・・いえ、ちょっと気になったから聞いただけですよ。
男「……いえ、ちょっと気になったから聞いただけですよ」
尼「左様で」
巫女「ふん……お?」
幼女「」スヤスヤ
巫女「おい、チビが寝ちまってんぞ」
尼「あら、ではそろそろ失礼しますね。ほら、起きて」
幼女「んんぅ……! やぁ!」グズグズ
男「よしよし」ナデナデ
幼女「えへへ!」
尼「すごいですね、見習いたい。それでは」
幼女「ばいばーい!」フリフリ
男「巫女さんはなんで街に行かないんすか?」
巫女「……なんだっていいだろ。おやすみ」
男「おやすみなさい」
幼女「起きて! おにーさん!」ユサユサ
男「!? 手錠は嫌だぁ!」ドーン
幼女「いた!」
男「あ、ごめん!」
幼女「痛いよぅ」
男「ごめんね、よしよし。いたいのいたいのとんでけ!」ナデナデ
幼女「えへへ! とんでった!」
巫女「おい、はいんなったろうが!」
幼女「」ベー
巫女「くそっ! 出ろ出ろ」ガシ
幼女「前はいれてくれた!」ジタバタ
巫女「前は前! 今は今!」ポイ
男「いいじゃないすか、俺は気にしませんよ」
巫女「そういう問題じゃねぇんだよ!」
男「……え、なんで巫女さんは出ていかないんすか?」
巫女「なんだよ、文句あんのかよ」
男「文句というか……着替えたいんすけど」
巫女「着替えりゃいいじゃねぇか」
男「……マジで言ってます?」
巫女「人の裸みといててめーは見せられませんてか?」
男「いや、俺は気にならないですけど」
巫女「けど、なんだよ。たくっ、なら後ろ向いてりゃいんだろ」プイ
男「そうかなぁ」ガサゴソ
巫女「……なあ」
男「はい」ガサゴソ
巫女「あたしのしゃべり方、苛つくか」
男「>>441」
好きですよ
男「むしろ好きですよ」
巫女「……嘘だ」
男「本当ですって。話しやすいですよ。素をみせてくれてるわけですし」
巫女「……ありがとう」
男「急にどうしたんすか」
巫女「もう一個聞くぞ」
男「どうぞ」
巫女「前、あいつのこと欲しいって言ってたよな?」
男「……言いましたね」
巫女「あれから少し経ったし。だからってわけじゃねぇけど。あんときはあたしもからかって聞いたし。お前もあいつのこと対して知らなかったろうし。だから、その……なんつーか」
男「…………」ドキドキ
巫女「今でも、か?」
男「>>445」
・・・正直に言うと、最近貴女たちのことが少し怖くなってきました
男「……正直に言うと、最近貴女たちのことが少し怖くなってきました」
巫女「怖い……? やっぱあたしが」
男「いえ、そういうわけではなく」
巫女「なら……なんだよ?」
男「なんか、隠してることないですか」
巫女「……なんのことだ?」
男「あなたたちの、その、事情について」
巫女「……知りたいのかよ」
男「尼さんにも言いましたけど、僕はあなたたちのことをもっと知りたいと思ってますよ」
巫女「わかったよ。言う、言うから。少し時間をくれ」
男「ありがとうございます」
巫女「くどいようだけど、今はあいつのこと、少なくとも欲しいわけじゃないんだな!?」
男「そう受け取ってもらってかまいませんよ」
幼女「まーだー!」ドンドン
巫女「うっせぇな! 大事な話してたの!」
男「じゃあ、買い出し行ってきますね。何か欲しいものありますか?」
巫女「必要なもんはあいつにリストと金渡したよ。お前に必要なもん買ってこい」
男「わかりました。お土産買ってきますね」
巫女「……ばーか」
尼「おはようございます」ニコ
男「おはようございます」
幼女「おはよーございます!」
巫女「いってら」
幼女「」スヤスヤ
尼「あの子と何を話してたんです?」ブーン
男「>>452」
sexのやり方といつヤルか
男「sexのやり方といつヤルかをーー」
尼「やめて下さい!」キッ
男「前みて下さい! 前!」
尼「子どもの、前じゃ、ないですか!」ポカポカ
幼女「」スウスウ
男「すみません! すみませんでした! 前! ハンドル! 握って!」
尼「許しません!」ポカポカ
男「いや、ほんと、すみませんでした」
尼「そういう冗談は好きません」
男「当方まだまだ子供でして。もうしわけないです」
尼「まったく。困ったものです」プク
男「いや、下ネタふったらどうなるのかなぁと。巫女さんには何度かやらかしてるんですけど」
尼「あの子の心労を労わってあげることにします!」
男「煩悩を捨てた人だからなんとかなるかなぁと」
尼「宗教者を勘違いしてませんか? 我々も人間です。煩悩をなくす努力をしているだけですよ」
男「なるほど。そっかそっか、そうですよねぇ」
尼「もっとも、最近では職業選択の一つでしかありませんけどね」
男「煩悩だらけだと?」
尼「もう!」バンバン
男「いた! いた! ごめんなさい!」
尼「それで、本当はどんな話を?」
男「んー、まあ、秘密にさせといてください」
尼「あら、この前の意趣返しですか?」
男「ただのプライバシーの問題です」
尼「……ずいぶん打ち解けてるんですね」
男「俺はあなたとも打ち解けたいですよ」
尼「あら、もう打ち解けてると思っていたのは、わたしの独り合点ですか?」
男「もっともっと知りたいなぁということです」
尼「……そうですね。もうあそこに住んで長いですし。そろそろお話するのこともあるかもしれませんね」
男「…………」ドキドキ
尼「でも、もう少し時間をおかせていただいてもよろしいですか」
男「……待ちましょう。そろそろ着きますか?」
尼「ええ。その子を起こしてもらってもいいですか?」
幼女「クレーン……」シュン
尼「だから、今日はお買い物にきたの。お兄さんと一緒なら来るって言うから連れてきたのよ? クレーンはなしって約束したでしょ」
幼女「……クレーン! おにーさん! とってくれる?」
男「>>460」
もちろん
男「もちろん」
尼「よろしいんですか?」
幼女「やったー!」
男「巫女さんが俺じゃなく尼さんにリスト渡したってことは、バラバラになることを想定していたんでしょう?」
尼「鋭いですね。ええ、少し挨拶回りなどがあるので、どこかで任せたいとは思ってました」
男「俺はちょっとしたものを買いたいだけですから、一緒に遊ばせてもらいますよ」
幼女「メダルやりたい!」
男「いいよ」
尼「でしたら……甘えさせてもらいますね」
幼女「クレーン! クレーン!」
男「何が欲しい?」
幼女「あのキノコ!」
男「わー、懐かしい」
ナース「おっしゃあ! プッシュゲットできたァ!! 初めてだ!!」
男「わー、恥かしい」
ナース「おお、少年。元気してるか。おチビ、この前はごめんな。このなめこやるよ、あたし要らない」
幼女「!? ありがとーございます!」
男「今日は酔ってないんすね」
ナース「あんときは夜勤明けで疲れてたんだよ。その後どうよ?」
幼女「あのね、最近ね、思い出したの!」
ナース「お、マジで? 治ったの? 早いな」
男「おぼろげに、少しだけ。PTSDはまだですよ」
ナース「お前、PTSDもあったの? 診察こいよ。先生と相談しないと治るもんも治んないぞ」
男「まあ、行かせてくれるなら俺も行くんすけどね」
ナース「あいつが虐待でもしてるみたいな言い方すんなよー、笑えねぇだろ」
男「笑えない?」
ナース「あれ? 知らない? 知らない?」ニヤニヤ
男「思い当たるのはないですね」
ナース「おお、聞きたいか? 聞きたいか、うん?」
男「いや、いいっす。メダル行こっか」
幼女「うん!」
ナース「ウェイウェイウェイ、ウェイトウェイトウェイト」
男(久々にうざい感じのにあっちゃったなぁ)
幼女「難しい……!」カチャカチャ
男「一個ずつ連続でやってごらん」
ナース「いや、あたしもね、言いたかないのよ。でもどうしても聞きたいってんならね、聞かせるよって」
男「結構ですって。ついてこないでくださいよ」
ナース「よーしわかった、話したい!」
男「>>469」
ならおっぱい揉ませてください
男「ならおっぱい揉ませてください」
ナース「ほら」ポヨ
男「!?」
ナース「お子ちゃまだな」フフン
幼女「お兄さん……」
男「やめて。やめてその目」
幼女「」ゲシ
ナース「あいた! 嫉妬しちゃった? ごめんごめん。おにーさんとおねーさんは遊びの関係だから大丈夫」
幼女「」ゲシ
ナース「ともかく、おっぱい揉ませたことだし話すから」
男「しょうがないっすね」
ナース「あれは、あたしたちがまだピチピチのJKだったころの話なんだけど」
男「すみません、巻きでお願いします」
ナース「じゃーまず爆弾ぶっこんでおくけど、あいつら二人ともバンギャだったんだよねェ」
男「バンギャ?」
ナース「バンドの追っかけをしてるギャル」
男「そっすか」
ナース「V系のォ!」
男「ヴィジュアル系ですか。まあ全盛期くらいですか? まあ知り合いにもいますよ」
ナース「ちぇ、あんまインパクトなかったか」
ナース「ま、イメージわかないかもしれないけど、バンギャつったら色々とよくないイメージもあったんだよ」
男「大麻とかすか?」
ナース「それはメタルとかじゃないのん? 違うよう、援助」
男「……マジすか?」
ナース「いひひ! ビビった? でも逆だよ、ぎゃーく!」
男「ぎゃく?」
ナース「援助受けたと思ったろ? ハズレ。あんなお堅い家の出身だぞォ? 無理無理。そういう申し出をしてきたやつを、二人でボッコボコにしてさらし者にしたんだよ」
男「……そういう方向性のタイプは初めてだなぁ」
ナース「彼氏がいたって話は、少なくともあたしは聞いたことないね。ま、んな仲良しでもなかったけど」
男「あの反応を見る限り、どうかな」
ナース「なにそれ。まいいや。あの二人の武勇伝には枚挙に暇がないけどさ、やっぱあれは傑作だったね」
男「今、離してごらん」
幼女「とれた!」
ナース「教会の前に剃髪にして巫女服着たおっさんが雁字搦めになってやがんの。神木に巻くようなでっけぇ縄でよ?」
男「うわぁ……」
ナース「両家からだいぶ絞られたらしいけど。それ以来かな、大人しくなったのは」
男「年食ってると色々とあるんすね」
ナース「まあね、これだけ人生経験積んでるとね。生き埋めにしてやろうか」
男「勘弁してください」
ナース「なんだよー、もっと驚けよォ」
男「それが虐待とどう結びつくんすか」
ナース「あんまり大きな声で言いたくないけど、やっぱり鬱とかで病院来る子ってそーゆーの好きな子が多くって」
男「ふぅん……。怒られますよ」
ナース「つーまんなーいなー」
幼女「メダル終わっちゃった……」
男「次はもっと上手くできるよ」
幼女「うん」
ナース「優男だねェ」
男「そろそろ買い物に行きます」
ナース「何買うのん?」
男「漫画とか、生活必需品とかですかね」
ナース「ねー、ついてってもいい? 暇人なんだよおねーさん」
幼女「」ジー
男「>>480」
この子(幼女)がいいっていうならいいですよ
男「この子がいいっていうならいいですよ」
幼女「!?」
ナース「うわ、めっちゃ不利じゃん」
幼女「……だめ」
ナース「だよねェ! おねーさん印象悪いよねェ」
男「それでは」
ナース「ふられちった。あーあ。どっかにいい男いないかな」
幼女「なに買うの?」
男「>>484」
護身用催涙スプレー
男「護身用催涙スプレー」
幼女「??」
男「たぶん、そろそろ必要になるんじゃないかな」
幼女「ふぅん」
男「なければ唐辛子でも大量に買うよ」
幼女「辛いのいやー」
男「食べるためじゃないから大丈夫」
幼女「?」
男「あらかた買ったかなぁ」
幼女「アイス買ってくれて、ありがとうございます!」
男「ちゃんとお礼できて偉いね」
幼女「えへへ!」ペロペロ
尼「あら、偶然。お買い物終わりました?」
男「お疲れ様です。まあ、スーパーなんてここにしかなさそうでしたからね。休憩がてら待ってたんですよ」
尼「すぐにすませますから、もう少し待っていてくださいな」
男「どうぞ」
尼「任せちゃってすみませんでした」ブーン
男「楽しかったですよ」
尼「どんな具合でした?」
男「>>489」
まぁまぁですね
男「まぁまぁですね」
尼「ご迷惑をかけませんでしたか?」
男「いえ、その点は心配ないですよ」
尼「それなら、よかったです」
男「バンギャってなんですか?」
尼「…………」
幼女「」スウスウ
男「…………」
尼「……誰に聞きました?」
男「ナースをしている同級生に」
尼「彼女ですか。またゲームセンターに?」
男「ええ。暇人だとか言ってましたね」
尼「もう、今度あったらただじゃおきません」
男「顔真っ赤ですよ」
尼「……お恥ずかしい。あまり見ないでくださいな」
男「>>493」
男「……可愛い」ボソッ
尼「やめてください!」カァ
男「今日は意外な一面を見てばかりです」
尼「願いが叶ってよかったですね!」
男「いやでも、ほんとに可愛いですよ」
尼「……よしてください。言われ慣れてないものですから」
男「好きなバンドとか何だったんですか?」
尼「……どこまで聞いたんですか?」
男「>>496」
聞いたことを話す
男「援助交際」
尼「してません!」
男「を言い寄ってきた男をさらし首に」
尼「殺してもいません!」
男「晒し者に」
尼「……事実ですね」
男「三つの宗教で辱めたとか」
尼「そこまで……若気の至りです」
男「真っ赤でりんごみたいですよ」
尼「それは知恵の実とかけた皮肉ですか?」
男「そこまで考えてはいませんでした」
尼「最近は聴いてもいませんから。もう卒業しましたから」
男「入学したのはいつごろですか?」
尼「……中学生ごろです。今思えば、家へのささやかな反抗だったのでしょうね」
男「厳しかったんですか?」
尼「厳しいなんてものじゃなかったですよ」
男「そうですか」
尼「あなたは……覚えてないんでしたね。ごめんなさい」
男「>>501」
いえいえ、覚えてなくても本質は変わってないと思います。
たとえば、私はあなたみたいな女性、好みですよ、結婚して子供産んでほしいくらい
男「いえいえ、覚えてなくても本質は変わってないと思います。たとえば、私はあなたみたいな女性、好みですよ、結婚して子供産んでほしいくらい」
尼「あら、プロポーズのつもりですか?」
男「なんでしょうね、口をついて出ちゃうんですよね。前もこんなことあったような」
尼「そういう遠回しなセクハラは効きませんよ。これでも尼僧なので」
男「とんだご無礼を。よくよく考えると変質者みたいでしたね」
尼「学生時代のわたしなら間違いなく車から放り出していました」
男「堪忍してつかぁさい」
尼「どうしましょうか。あなたの態度次第ですかね」クス
男「>>506」
じゃあ、家事掃除でも手伝いますよ
男「じゃあ、家事掃除でも手伝いますよ」
尼「寺のですか? ふむ、そうですね。折角ですからたまには男手を借りましょうか」
男「何か気をつけた方が良いことありますか?」
尼「わたしの助けをしてもらいますから、その都度言いますよ」
男「それなら大丈夫そうですね」
尼「ふふ、機嫌取りにしてはずいぶん高くつきましたね」
男「まさか、ありがたいくらいですよ」
尼「御上手で」
幼女「ふぇえ…」グズグズ
男「よしよし」
幼女「んー! やー!」ギュ
男「わ、ちょ、首が!」
尼「わ、わ!」キキー
男「首が……!」
尼「後ろから抱きついちゃだめよ! お兄さん苦しいでしょ!」
幼女「夢見たのー!」ギュウ
男「死ぬ……死ぬ」
尼「夢?」
男「悪夢でも、見た、の?」ケホケホ
幼女「いなくなっちゃうの」
尼「誰が?」
幼女「お兄さん。ぷしゅーって」
男「ぷしゅー?」
尼「夢よ。大丈夫、そんなことさせないから、ね?」
男「させないから?」
幼女「やー!」ギュ
男「よしよし」ナデナデ
尼「すみません、今まではこんなことなかったんですが……」
男「>>512」
いいえ、かまいませんよ
それに、いなくならないよ。約束する。指きりしたっていい
男「いいえ、かまいませんよ。それに、いなくならないよ。約束する。指きりしたっていい」
幼女「やくそく?」
男「うん」
尼「よしよし、良かったね」
幼女「うん!」
男(うかつにスプレーの話題になってほしくないしなぁ。二人から離れられたチャンスだったけど、早まったかもしれない)
尼「車に戻りましょうか。後部座席に二人でもよろしいですか?」
男「もちろん」
男「戻りましたー」
巫女「楽しかったかよもやしっ子」
男「お土産あげませんよ」
巫女「よこせ。尼っこは?」
男「すぐに寺に戻っちゃいました」
巫女「へー。荷物持ってきただろうな」
男「こちらに。何処に運べば?」
巫女「いい。あたしが持ってく」
男「!?」
巫女「……なんだよその顔」
男「いえ。いよいよ明日は雪っすかね」
巫女「言わんとすることは察したが、飯抜きでいいな?」
男「お土産食っちゃいますよ」
巫女「早くよこせ」
巫女「なにこれ?」
男「クッキーですけど」
巫女「いや、このキモイの」
男「やっぱ知りませんでしたか。巷じゃ話題のキャラなんですよ」
巫女「ああ、地域でキャラ作るのが流行ってるのは知ってる。この辺りのってこんなんに決まっちゃったのか?」
男「いえ、梨の妖精です」
巫女「クッキーじゃんこれ。もっとまともなのねぇの?」
男「>>519」
そういうと思って、お酒を買ってきました
結構いいものっぽいですよ
男「そういうと思って、お酒を買ってきました。結構いいものっぽいですよ」
巫女「ぽいってなんだぽいって。よく売ってくれたな、最近はそういうの厳しいだろ」
男「普通に買えましたよ」
巫女「九平次かよ……。よくこれをチョイスしたなお前」
男「お酒なんてとくに知りませんもの」
巫女「まあ、ありがたく飲ませてもらうよ」
男「ワインとかの方が良かったですか?」
巫女「あたしは酒飲みじゃないからなんでもいいよ」
男「喜んでもらえてなによりです」
巫女「でも、クッキーと日本酒ってお前」
男「合わないんすか?」
巫女「基本的に酒と甘いものはあわねぇよ」
男「勉強になります」
巫女「こんなことばっか習ってるとダメ人間になるぞ」
男「酒の肴を用意しますね」
巫女「よろしく」
男「できましたー」
巫女「おー。なにそれ」
男「茄子のはさみ揚げですね。レンコンのもありますよ」
巫女「美味いの?」
男「母さんがよく父さんに作ってたのを思い出したんです」
巫女「よくそれだけで作れたな」
男「だから味は保証しません」
巫女「お前……」
男「最悪クッキーを肴にしてください」
巫女「ああ、悪くないわ」
男「良かったです」
巫女「酒が進む」
男「お注ぎします!」
巫女「おう、注げ注げ!」
巫女「お前も呑めよ~」フラフラ
男「正直コレは予想してた」
巫女「あたしの酒が呑めねぇのかァ!?」
男「まあまあ、呑んで呑んで」
巫女「んく、んく、んく、ぷはー!」
男「ビールみたいに呑む人だなぁ」
巫女「酔ってないよ~!」
男「酔ってる人はみんなそういうんすよ」
巫女「こんなんで酔わないから! あたしはザルだから!」ケラケラ
巫女「寂しい……」シクシク
男「泣き上戸も想定の範囲内です」
巫女「一人で寂しかったの!」
男「今は俺がいるじゃないすか、ね?」
巫女「うゆ。……寂しい」シクシク
男「聞けよ」
巫女「慰めて~」ゴロン
男「身体めちゃくちゃ熱いっすよ」
巫女「クソ女もそうそうこねぇし、参拝客なんて来たことねえっつの! な! ねぇよな!」
男「ないです、ないですね、はい」
巫女「あたしのせいじゃねぇもん」シクシク
男「よしよし」ナデナデ
巫女「お前のせいだかんな」
男「俺の掃除のせいです、はい」
巫女「……寂しい」
男「そこに戻るんすね」
男「そんなに寂しいなら、街に行けばいいじゃないすか。同級生のナースがいますよ」
巫女「ナース、ナースって! ナースとあたしどっちが大事なんだこのヤロー」グイ
男「落ち着いてくだひゃい」
巫女「酔ってない!」フラフラ
男「わかりましたから」
巫女「……街は、ダメだ」
男「どうしてですか?」
巫女「……人がいっぱいいるから」
男「えらい自然派な引きこもりすね」
巫女「違う! 怒られんの!」
男「誰に?」
巫女「お母様。……お母様ァ!」メソメソ
男「よほど厳しかったんすねぇ」
巫女「あたしは恥晒しだって言うんだ!」
男「それはひどい」
巫女「ひどいよぉ……」メソメソ
男「よしよし」
巫女「あいつが悪いんだ、全部あいつが悪いんだ」シクシク
男「言っちゃいましょう。お酒の勢いで全部言っちゃいましょう、ね」ポンポン
巫女「あの尼が全部やろうって言ったんだぁ! あたしはしめ縄を持ってきただけだよ!」
男「なんの話かわかった気がする」
巫女「うぅ……。どこ歩いてたって噂しやがって」
男「武勇伝は枚挙に暇がないらしいですね」
巫女「あたしは、やめよう!」ゴニョゴニョ
男「って言ったんすね」
巫女「……寂しい」
男「話が進まねぇ」
巫女「どっか行くなよ……」ギュ
男「>>531」
上
男「ずっと一緒にいてあげますよ、もちろん」ナデナデ
巫女「……あったかい」
男「俺は熱いっすよ」ギュ
巫女「あったかい」
男「隠してることってそれですか?」
巫女「……まだある」
男「バンギャの話は聞きました」
巫女「え!?」
男「他にありますか?」
巫女「え? どういうこと? え?」
男「他にありますかって、訊いてんすけど」
巫女「……ないです」シクシク
男「下克上してやったり」
巫女「……してないからな、変なことなんて」
男「返り討ちにしたんですよね?」
巫女「……あたしじゃない」
男「もっと呑みます?」
巫女「もういい」
男「水ですよ」スッ
巫女「」ゴクゴク
巫女「酒じゃねぇかよ」
男「間違えました、こっちはお水です」スッ
巫女「」ゴクゴク
男「将来詐欺とかに気をつけてくださいね」
巫女「……寂しい」
男「それしか言わなくなりましたね」
巫女「あたしが悪いんだ、全部本当はあたしが悪いんだ」グズグズ
男「おやおや」
巫女「ごめんなぁ」
男「いや、俺が悪いんすよ。ちゃんと掃除してなかったんすから」
巫女「あたしだ! 本当はわかってんだ……。ここの巫女はあたしなんだぁ」
男「人の深層心理ってわかんないもんだなぁ」
巫女「あのときだって、あたしは止められたんだ」
男「やめようって言ったんじゃないんすか?」
巫女「言ってない」シュン
男「だってさっき」
巫女「思ってたけど言ってない」メソメソ
男「ひっかけたな!」
巫女「ごめん……」シクシク
巫女「怒った?」
男「怒ったって言ったらどうします?」
巫女「どうしたら許してくれる?」
男「自分で考えてもらわないとそれは」
巫女「わかんねぇよぉ」シクシク
男「自分で考えたことのない子はこれだから」
巫女「ひどいよぉ!」シクシク
男「すんません、今のは姉に言ったんです、姉に」
巫女「姉ぇ? いんの?」
男「兄弟姉妹とかいないんすか?」
巫女「……いない。寂しい」
巫女「ねぇ」ツンツン
男「なんすか?」
巫女「漫画、ないで、こっち、見ろよ!」
男「どうしたんすか」
巫女「どうしたらいいの?」
男「>>540」
上
男「ん」グイ
巫女「ん?」
男「」ギュ
巫女「……どうしたら許す?」
男「黙ってくれてたらいいっすよ」
巫女「そんなに怒った? あたしとしゃべりたくない?」
男「そうじゃなくって……。いいから黙っててください」
巫女「……怖い」ギュ
男「はじめっから怒ってなんてませんから」
巫女「…………」
男「」ギュウ
巫女「よくわかんない」メソメソ
男「俺が泣きてぇ」
巫女「眠い」
男「寝てください。明日は起こしますか?」
巫女「いい……起きれる」
男「酔っ払いってどうしてこう自信あるんだろう」
巫女「暑い。気持ち悪い」
男「着替えとタオル用意しますから」
男「用意しましたよ、おやすみなさい」
巫女「」ガシ
男「……なんすか? 添い寝ならしませんよ」
巫女「拭いて」
男「もっと高い注文ですね」
巫女「拭いて!」
男「>>546」
じゃあ、服脱がしますけど、いいんですね
てか、脱がしますよ
男「じゃあ、服脱がしますけど、いいんですね。てか、脱がしますよ」ガシ
巫女「いや!」ジタバタ
男「なんなんだこの人!」
巫女「怒鳴るなよぉ……」メソメソ
男「何して欲しいんですか? はっきり言ってくださいよ」
巫女「……怒られる」
男「怒りませんから、ね?」
巫女「……寂しい」
男「うーん。面倒くさい」
巫女「話して」
男「それくらいなら、いいですけど。まずは着替えてくださいよ」
巫女「わかった」
男「部屋でますね」
巫女「ダメ」ガシ
男「…………」
巫女「でも見ちゃダメ。怒られる」
男「行動倫理が怒られるかどうかなんすね。わかりましたよ、今朝の巫女さんよろしく後ろ向いてます」クルッ
巫女「」ゴソゴソ
男「俺、今日寝れるかなぁ」
巫女「」ゴソゴソ
巫女「着替えた」
男「はい」クルッ
巫女「話して」
男「全然服きれてねぇ。半裸だ半裸」
巫女「やーめー!」ジタバタ
男「暴れないでください、風邪ひきますよ」グイグイ
巫女「剥いて剃って縛って晒してやるぞぉ!」ジタバタ
男「もう! 怒りますよ!!」
巫女「」ピタ
男「よし」グイグイ
巫女「怒った? 怒った?」
男「怒られるのは誰でも嫌なんすね」
巫女「」コクン
男「>>554」
ksk
怒りませんよ、怒りませんからもう寝ましょうね
眠るまで一緒にいてあげますから、それに俺は巫女さんのわがまま、結構好きですよ
安価は下の>>555を使わせてもらいます
男「怒りませんよ、怒りませんからもう寝ましょうね」
巫女「わかった」
男「眠るまで一緒にいてあげますから、それに俺は巫女さんのわがまま、結構好きですよ」
巫女「ありがとう」グスグス
男「おやすみなさい」
男「おはようございます、起きてますか?」
巫女「気持ち悪りぃ……おえっぷ」
男「吐かないてくださいよ、畳に」
巫女「んなことするわけねぇだろ」
男「お水持って来ました」スッ
巫女「」ゴクゴク
男「男らしいっす」
巫女「ぷはー」
男「なんか覚えてます?」
巫女「えっと……ダメだ、なんも思い出せねぇ。あたしになんかしてねぇだろうな」
男「>>562」
セックス
男「セックス」
巫女「マジで……?」サァ
男「嘘です」
巫女「笑えねぇんだよ、その冗談!! マジで悪質な嘘じゃねえか!!」
男「顔真っ赤ですよ」
巫女「怒りでな!!」
男「血圧上がりますよ、落ち着いてください」
巫女「頭いてぇ」
男「二合も呑んでませんけどね」
巫女「弱いんだよ、あたし」
男「ザルだって言ってたの嘘なんすね」
巫女「あー、その辺までは覚えてるな」
男「寂しい寂しいって言ってたのは?」
巫女「……あたし、そんなこと言った?」
男「顔真っ赤ですよ」
巫女「うっせ」プイ
男「学生時代、どんなバンドが好きだったんすか?」
巫女「……あたしどこまで話した?」
男「しめ縄持ってって怒られて引きこもりになるまでっすね」
巫女「全部じゃねぇか」ガク
男「隠してたことってあれなんすね。大したことじゃなくてホッとしました」
巫女「なにを想像してたんだよ。あーあ、酒の勢いで言うつもりなんてなかったのに……」
男「ところで、自分が泣き上戸だって自覚あります?」
巫女「……嘘だ」
男「動画ありますよ」
巫女「うわぁ……信じたくねぇ。大泣きしてんじゃねぇか」
男「昨日イチの泣きっぷりでした」
巫女「おまえはこんなに泣いてるあたしを放置して冷静に動画録ってやがったのか」
男「いや、最初は慰めたんすけど、なにしたって寂しいしか言わないんすもん」
巫女「……しょうがねぇだろ! こんな山奥に一人で過ごす気持ち考えろよ!」
男「ところで、ごはん食べれます?」
巫女「要らん……気持ち悪りぃから」
男「とりあえず、掃除とかは終わらせましたよ」
巫女「仕事はえーな」
男「……今何時だと思ってます?」
巫女「……6時?」チラ
男「午後のです。死んだかと思いましたよ」
巫女「いや、起こせよ」
男「起こさなくていいって、巫女さんが言ったんすよ」
巫女「へべれけだったろ!? 信じるなよ!」
巫女「うわー、一日無駄にした……」
男「凹みますよね、わかります」
巫女「……うわー」
男「まあ、たまには怠けることも必要ですよ。毎日早起きじゃ疲れますって」
巫女「あれはもう習慣だから、なんてことないんだよ」
男「ご相談なんですが、明日はお寺の手伝いに行ってもいいですか」
巫女「ここまでされてダメとは言えねえな。でも、なんで手伝いなんて?」
男「……少しやらかしまして」
巫女「あー、下ネタ振ったろ。変なこと言うと後悔するハメになるぞ」
男「危うく車から放り出されるところでした」
巫女「なんて言ったんだよ」
男「結婚して欲しいとか、子供産んで欲しいとか」
巫女「ふん!」ゴス
男「いってぇ!」
巫女「アホめ。二度とんなことぬかすなよ」
男「肝に銘じます」
巫女「あたしのために」ボソ
男「あたしのために?」
巫女「なんでもねぇよ! 行くなら行け!」
男「許可いただいたので来ました」
尼「……頬赤くなってますね。そこまでなさらなくとも構わなかったんですよ」
男「約束は守りたいので」
尼「あら、素敵です」
男「精進料理はよくわかんないんですが、これ差し入れです」
尼「いただきます。……ポン酢ですか?」
男「ちょっと良いやつらしいです。使ってください」
尼「ありがたく頂戴します。気を使わせてしまってすみません」
男「ほんのお詫びの気持ちです」
尼「あら、ずいぶん効いたようですね」クスクス
尼「ずいぶん手際がいいですね。お掃除は得意なんですか?」
男「神社の仕事を一週間でマスターした男ですから」
尼「神社の本当の仕事は神職にしか務まりませんよ」
男「失礼しました」
尼「もっとも、このあたりじゃ仕事もなにもないでしょうが」
男「参拝客なんて来たことないそうですよ」
尼「そうでしょうねぇ。何を祀っていたのかも定かではないのですよ」
男「適当っすねぇ」
尼「本来あり得ないのですが」
男「>>574」
まぁ、ガチガチだったら俺は働けなかったから、良かったんですけど
男「まぁ、ガチガチだったら俺は働けなかったから、良かったんですけど」
尼「それもそうですね」
男「他には何か手伝うことはありますか」
尼「……少しお待ちくださいね」
尼「お待たせしました」
男「なんですか、それ。紐綴じの本なんて初めて珍しいですね」
尼「古いものですが……。これは顧客リストです」
男「顧客?」
尼「……ここは、元々由緒ある寺ではないのです」
男「ああ、密教だと聞きました」
尼「密教、ですか。宮司さんも人が悪いですね」
男「違うんですか?」
尼「……まあ、そうした密教もあったとは聞きますが」カァ
男「??」
尼「デカメロンはご存知?」
男「>>578」
タイトルぐらいは
男「タイトルぐらいは」
尼「左様ですか。西洋の中世の短編集のようなものです」
男「また寺とは全然関係ないですね」
尼「できることなら察していただきたかったのです。物語には、恋物語もあります」
男「まあ、どんな話にもありますよね」
尼「その中には、修道院を舞台にしたものもございます」
男「あー、禁忌って燃える要素らしいですね」
尼「やめてください……」カァ
男「まさか、それがここにも当てはまるってことすか?」
尼「より深刻です」
男「うつむかないでくださいよ。ええと、そういえば、さっき顧客リストって……」
尼「説明するのも恥ずかしいのですよ。ご理解いただけましたか?」
男「>>582」
す、すみません(赤面しながら)
男「す、すみません」カァア
尼「ご理解いただけたなら結構です」コホン
男「まさか尼さんも……?」
尼「そんなわけないじゃないですか!」キッ
男「ですよね」
尼「そんなふしだらな催しが行われていたのはもうずっと前のことです」キッ
男「さ、左様で」
尼「しかし、隠れ蓑だったのかわかりませんが、わたしの宗派が関わっておりまして……。過去の実態を調べるとともに、この寺の保全と浄化を承っております」
男「大変なんですね」
男「えっと、まとめるので、違ってたら違うとだけ言って欲しいんですけど」
尼「どうぞ」
男「えっとーー」
尼「やっぱり少し待ってください。呼吸を整えます」
男「はい……」
尼「」スゥ
男「…………」
尼「」ハァ
男「…………」
尼「どうぞ!」
男「ここで、尼やら巫女やらのイメプレが行われてたってことでいいですか?」
尼「やめてください!!」バンバン
男「すみません、反省しました」
尼「許しません! 今のは明らかにワザとです!!」
男「堅苦しい空気苦手なんですよ」ヘラヘラ
尼「信じられません!」プイ
男「それで、その顧客リストがどうしたんですか?」
尼「わたしは開きたくもないのです。よろしければ、お手伝いくださいませんか……?」
男「>>590」
それはあんたの掲示する報酬によるな・・・!
男「それはあんたの掲示する報酬によるな……!」
尼「徹底してコミカルになさりたいんですね。報酬ですか。……いいだろう、普段の二倍だ!」ズイ
男「……えっとぉ」
尼「忘れてください……!」プシュー
男「すみません対処できなくて」
尼「急にやったわたしがいけないんです」
男「もっかいやってくれれば完璧に反応します!」
尼「じゃ、じゃあ……いえ、忘れてください!」
男「そう言わずに、ぜひもう一度!」
尼「忘れてください!」
男「ノリノリな尼さんみたいです!」
尼「お願いやめて!」
男「まあ、おふざけはこのくらいにするにしても、報酬云々より巫女さんが許してくれるかどうかですよ」
尼「それは、まあ、そうですね。あなたはあの神社で働いてるわけですから、」
男「……それだけではないですが」
尼「あなたの分のお給金は払えるようにしますし、あの子には別でお礼をしますよ」
男「大丈夫ですかね」
尼「あの子には貸しがありますから」
男「そういえば、巫女さんはお母さんに怒られるから街に出れないって言ってましたけど」
尼「ああ、あの宮司さんならそうですね」
男「尼さんはそういうのないんですか?」
尼「ふふ、あのナースをしてる子もなかなかわたしだと気づかなかったでしょう? 学生時代とはずいぶん変わりましたから」
男「どんな感じだったんですか?」
尼「秘密です」フフ
幼女「あ、お兄さん!」
尼「」ササ
男「お手伝いに来たよ」
幼女「お手伝い?」
尼「掃除よ、掃除」
幼女「わたしもやる!」
尼「ダメよ、危ないから」
幼女「やる! ダメ?」ウルウル
男「>>603」
このルンバをあげよう
男「このルンバをあげよう」
幼女「ルンバ?」
男「このちりとりと小箒のあだ名だよ。これを持つと、ゴミを集めたくて仕方がなくなるんだ」
幼女「!? ちょうだい!」
男「はい」
幼女「ゴミどこだー!」
男「よぅし、こっちだー!」タタタ
尼「あらあら」クス
尼「今日はありがとうございました」
男「元々は俺の粗相が原因ですから」
尼「まだ忘れてませんからね」ジロリ
男「すいませんでした、ほんと」ペコ
巫女「おー、土下座しろ土下座」
男「……なんつータイミングですか」
巫女「山菜とりに行ってたんだよ」
尼「ちょうど良かった。今後、少しこの方借りたいんですが」
巫女「は? なんの話? つーか嫌だよ」
男(あちゃー)
巫女「あたしのだぞ!」
男「巫女さんのではないです」
尼「少し寺の仕事を手伝って欲しいんです」
巫女「今日のはなんかの埋め合わせだろ? 普段の仕事で渡すかよ」
尼「普通の仕事ではないのです。当人の了解は得てますよ」
巫女「勝手に取るなや」
尼「お金ならちゃんと」
巫女「そういう問題じゃあねぇんだよ」
男「あわわわ」
尼「来てくれるって言いました!」グイ
男「痛いっす尼さん、痛いっす」
巫女「痛がってんだろ離せよ!」グイ
男「キツい、両側はキツいっす巫女さん」
尼「添い寝を強いたって聞いたけど、そんなことしていいわけ!」
巫女「覚えてねぇよ! おまえこそ最初に会ったとき夜中に寺入れたって聞いてんだぞこっちだって!」
尼「今は関係ないでしょ!」
巫女「言い出したのてめぇだろ! いよいよこいつの前で本性出しやがったな、今までネコ被りやがって!」
尼「打ち解けただけです!」
巫女「とにかく、こいつは、うちのだ!」
男(嘘だろこんなベタな展開)
尼「来てくれますよね!?」
巫女「どこも行きゃしねぇよな!?」
男「>>610」
け、喧嘩するなら、怒っちゃいますよ!
男「け、喧嘩するなら、怒っちゃいますよ!」
巫女「うっせぇだからなんだ!」
尼「そうやって粗暴だから嫌われるんでしょ!」
巫女「むしろ好きだって言われました!」
尼「言ってません!」
男「いや、言いました」
尼「言ってません!」
巫女「やーいやーい!」
尼「わたしだって可愛いって言われました!」
巫女「あたしだって言われた!」
尼「いつよ!」
巫女「ぐ、それは……。いつでもいいだろ!」
尼「言えないんじゃない!」
男「いや、あのときは泣いてたんで」
尼「慰めただけだって!」
巫女「う、嘘だ嘘だ! おまえはどうなんだよ!」
尼「この前の買い出しの帰りよ! 恥ずかしがってたら言われました!」
巫女「カマトトぶってんじゃねぇの!」
尼「そんなことしてませんー!」
男「とりあえず二人とも腕を離しません?」
巫女「……お前から離せよ」
尼「あなたから離してください」
男「せーのっで離しましょう、ね? せーのっ!」
巫女「」ギュ
尼「」ギュ
男「おおっとぉ! 痛いぞぉ!」
男「わかりました、もう一回言います。今度離さなかったら、そっちにはもう顔も見せません。せーのっ!」
巫女「」パッ
尼「」パッ
男「……生きた心地がしない」
男「頼む側なんですから、もう少し言い方を」
尼「あの子の見方をするんですか!」
男「そういうわけでは……」
男「実際、女性には難しい仕事なんですよ」
巫女「あたしよりあっち選ぶのかよ!」
男「そう言われると……」
男「あ、貸しがあるって言ってませんでした?」
巫女「ぐ……」
尼「ふふん」
男「話がまとまりそうですね」
巫女「……どんくらい借りてくつもりだよ」
尼「週に一度もあれば十分です。今まではろくに進められてもいなかったので」
巫女「期間だよ!」
尼「想像もつきません」
巫女「くっそ……!」
男「や、休みの日をお寺での仕事に当てればどうですか? 今までも休みはだいたい街に出かけてましたし、巫女さんからすれば変わらないでしょ?」
尼「それは良いアイデアです」
巫女「お前の休みがなくなるだろ」
男「お気遣いありがとうございます」
尼「む……」
巫女「ふふん」
男「でも、気にしないでください」
巫女「むぅ……」
尼「せっかく話がまとまりそうだったんです、混ぜっかえさないでください」
巫女「……わかったよ!」
尼「やった!」
男「助かった……」
尼「ふふ、よろしくお願いしますね。それでは」ニコ
男「はい」
巫女「よせ、見るな! あいつは魔性の女だ」グイ
男「はあ」
巫女「」イライラ
男「ざっそ……山菜洗っておきますね」
巫女「」イライラ
男「怖ぇ」
巫女「怖くない!」
男「はい、怖くないです!」
巫女「…………」プク
巫女「おい」
男「なんでしょう?」
巫女「あいつに頼まれた仕事ってなんだよ」
男「>>625」
尼さんの氏名が書かれた婚姻届という紙に俺の氏名を書いてくれ、と頼まれました
あと、幼女の父親になってくれと、冗談ですけど
男「尼さんの氏名が書かれた婚姻届という紙に俺の氏名を書いてくれ、と頼まれました。あと、幼女の父親になってくれと、冗談ですけど」
巫女「……は?」ワナワナ
男「え、いや。冗談ですよ?」
巫女「あんのクソあぁまぁぁあああ!!」
男「お、落ち着いてくださいよ」
巫女「落ち着いていられるわけねぇだろ! 騙しやがって何が週一だよ、つーか何する気だよ!」
男「違うんです、尼さんは悪くないんです。今のは俺のーー」
巫女「いい、黙ってろ」ガシ
男「いやいや」
巫女「話つけてきてやる」ダッ
男「もう修羅場はコリゴリですよ……」
男「せっかくの新天地だったのになぁ。良い大人でもあんなことになるんだ、怖い怖い。さて、これからどうするか……」
男「>>633」
幼女ちゃんのとこ行くか
男「幼女ちゃんのとこ行くか」
男「こんばんは」
幼女「……お兄さん?」ビクビク
男「そうだよ。そんなに怯えてどうしたの?」
幼女「……あ、あっちで、すごい、怒ってるの!」
男「そっかぁ。裏から回ってよかった」
幼女「お兄さん、どっかいっちゃうの?」
男「……夢でも見たのかな」
幼女「連れてってくれる?」
男「>>637」
とりあえずお兄ちゃんのお家いこうか?
後のことはその場のテンションで
男「とりあえずお兄ちゃんのお家いこうか?」
幼女「お家?」
男「記憶が戻ったんだ。おいで」
幼女「」テテテ
男「歩ける?」
幼女「」コクン
男「まあ、ひとまずは街に行こうかなぁ」
男「めっちゃ遠い……。そりゃそうだよ車で数時間だもん」
幼女「」スヤスヤ
男「ましてやおんぶしてるからなぁ」
幼女「」スヤスヤ
男「やれやれ。空が白んできたなぁ」
男「やっとついた。……始発まででもまだ時間あるよなぁ。どうしようか」
ナース「……子ども二人がこーんな朝早くになにしてんのさ」
男「遭遇率高いっすね……」
ナース「いいから質問に答えなさい」
男「>>643」
あぁ、嫌な予感しかしない
男「あぁ、嫌な予感しかしない」
ナース「はい? 聞こえてる?」
男「独り言です。しばらく匿ってくれませんか?」
ナース「……何があったんだよ」
男「虐待です」
ナース「んな……!?」
ナース「…………」
男「頬赤くなってるの見えませんか?」
ナース「わかるよ」
男「肩とか腹にも、殴られた跡ならありますよ」
幼女「」スヤスヤ
ナース「……その子も?」
男「>>650」
精神的には解りませんね
男「精神的には解りませんね」
ナース「……ネグレクトか。あたしの部屋においで。詳しく聞かせておくれよ」
男「すみません」
幼女「」スヤスヤ
ナース「あの子ら、マジでそんなんになっちったのか……」
男「人は、そうそう変わりませんよ」
ナース「わかったようなことを言わない」ビシ
男「いて!」
ナース「あ、悪い……。大丈夫か?」
男「>>654」
やっぱりあの二人が心配なんで戻ります
男「やっぱりあの二人が心配なんで戻ります」
ナース「待て待て待てぃ!」ガシ
男「なんですか?」
ナース「虐待受けてるって人間を帰りたいからってああそうですかってわけにはいかないわ」
男「でも、でも俺の居場所はあそこなんです!」ジタバタ
ナース「落ち着け! あんたは今動揺してんだ! 居場所がなくなるってんならあたしの部屋でもなんでもいさせてやるから!」
男「そっかぁ」
幼女「うんん……」グズグズ
男「よろしくお願いしますね」
ナース「ああ、うん。早くおいでな。あたしも寒い」
ナース「ほら、入れ」
男「意外と整った部屋ですね」
ナース「意外っていうな」
幼女「……お家?」キョロキョロ
ナース「あたしのね」
幼女「??」
ナース「適当にくつろいでていいよ」
男「あざす」
ナース「紅茶でいい?」
男「俺は大丈夫です。飲める?」
幼女「」コクン
男「大丈夫です」
ナース「あーい。客用のカップどこやったかな……」ゴソゴソ
男「手伝いますか?」
ナース「んー、ちょっとお願いできる? この上の箱だと思うんだけど」
男「はい……取れましたよ」
ナース「おおー、さっすが。男の子だね」
男「それほどでも」
ナース「さてと、話してもらおうか」
幼女「」ズズー
男「>>660」
あのときは、気が動転して、とっさに虐待といったんですけど、実際はちょっと違いました。
俺が冗談をいったら、巫女さんが話を聞いてくれないぐらい激怒して、それででていって……
男「あのときは、気が動転して、とっさに虐待といったんですけど、実際はちょっと違いました。俺が冗談をいったら、巫女さんが話を聞いてくれないぐらい激怒して、それででていって……」
ナース「…………」
男「……苦しいですか?」
ナース「わかんないわよ。嘘を言っているようには聞こえないけど。虐待を受けた子がその親を庇う事例も山ほどあるからね」
男「……本当ですよ」
ナース「なら言うけど、今の説明じゃその子を連れてきた説明にはならないわね」
男「えっとぉ」
ナース「……とりあえず寝なさい。あたしのベッドを貸すから」
男「>>663」
すみません、何から何まで
それと、自分が、昔の逃げ出した時の自分だと勘違いしてたかもしれません。この子にとって、尼さんはお母さんですし
男「すみません、何から何まで。それと、自分が、昔の逃げ出した時の自分だと勘違いしてたかもしれません。この子にとって、尼さんはお母さんですし」
ナース「あーあー。わーった、わーったから。寝ろ寝ろ!」
男「あなたはどこで寝る気ですか?」
ナース「気にしないでいいの。ベッドでもなんでも、病院よりはましだから」
幼女「眠くないよ?」
ナース「……アニメでも見てる? 撮り溜めしてるのいっぱいあるよ」
男「」スヤスヤ
ナース「寝つきいいなァ!」
男「……よく寝た。寒くないし。ん?」
女[帰ってくるんでしょ? 迎えに行くから]
男「……なんでだよ!」
ナース「うるせ~。も少し寝かしてよ」モゾモゾ
男「ああ、すみません」
幼女「ぅう……ぅう……!」シクシク
男「どうしたの?」
幼女「死んじゃったぁ!」
男「ん?」
ナース「あー」
幼女「魔法少女なのに」シクシク
ナース「めんごめんご」
男「ここに残ってれば奴が来そうだし、家で少し休みたいと思ってたけどこの様子じゃ何が待ってるかわかんないし、かといって神社に戻るって選択はないし、どっか遠出するにはこの子の負担が大きいし」
ナース「なーに、ぶつくさ言ってんのさ。食わないならそのフレンチトースト食っちまうぞ」
男「食べます、食べますよ。今後の指針を考えてたんです」
ナース「ご飯どきぐらい落ち着きなさい」
幼女「美味しい!」
ナース「お前は蜂蜜シロップをかけすぎ。口まわりだべったべたしてるぞ」
ナース「さて、一眠りしたところで、発言に訂正はある?」
男「ちょっと外の空気吸ってきても?」
ナース「行け行け」
男「失礼します」
男[マジ勘弁してください]
女[だめ]
男「……マジかよ」
妹[お兄ちゃんに会いたいよお兄ちゃん全然あたしにあってくれないんだもんお兄ちゃんが初めに約束破ったよお兄ちゃんまだ添い寝してないよお兄ちゃんの匂いがどんどん薄れてるのお兄ちゃんの痕跡がどんどん消えてるのお兄ちゃんの思い出がどんどん汚れてくのお兄ちゃんが帰ってきてくれないと早く早く待ってるからあたしはお兄ちゃんを]
姉[最近、妹の様子がおかしいです。守ってください]
後輩[あの尼さんから連絡もらいました! 行方不明だそうですね。今どこにいますか? とりあえず向かいます!]
先輩[君に会えない時間でゆっくり考えることができた。わたしは純潔だ]
男「うーん。……こわい。一人一人に気になるところがあるけど、考えた結果純潔っていうのが一番アレな気がする」
女[そこから、動いちゃ、だめ]
男「これもう見える位置にいるんじゃねぇの?」
ナース「もういい?」ガララ
男「>>676」
ナースさん、俺とディープキスしてください
男「ナースさん、俺とディープキスしてください」
ナース「頭膿んでんのか貴様」
男「おっぱいは揉ませてくれたのに!」
ナース「脂肪の塊もませんのと、粘膜くっつけながら体液交換すんのはあまりにも違うから」
男「お願いします。一生のお願いです」
ナース「前に似たようなこと言われた覚えあるゥ。……ダメ男に好かれんのかね、あたしは」
男「優しいからつけ込みやすいんですよ」
ナース「うっちゃい」
ナース「さっきからいろいろと支離滅裂だぞ? 人格障害じゃないでしょうね」ジロリ
男「もしそうだとしたら、俺に訊くのは逆効果じゃないんすか」
ナース「そーね、そーねはいはい。病院行こう」
男「それは困ります」
ナース「何が困んのよ、保険証なくしたの」
男「ありますけど。しばらくの時間拘束されちゃうじゃないすか」
ナース「隔離病棟行きかもねあんたは」
男「……嫌われちゃいましたねぇ」
ナース「ともかく、身体のチェックしたいし病院に連れてくからね」
男「やっぱ優しいんすね」
ナース「今更褒めてもダメェ。準備して」
男(泣き落とせばなんとかなりそうだけど)
男「>>681」
上
男「携帯のメール見てください。……僕がこんなになった理由がわかります」
ナース「どれどれ」ヒョイ
男「妹と姉と後輩と先輩とクラスメイトです」
ナース「…………」
男「お分かりいただけましたか?」
ナース「……おお。まさかあの二人も?」
男「はい」
ナース「うわぁ……。おぼこを唆すからだよ」
男「別に唆したつもりはないんすけどねぇ」
幼女「何見てるの?」
ナース「見せられないものだよ……」
幼女「ぶー!」
男「まあまあ。どうしたの?」
幼女「今誰か来たの!」
男「…………」
ナース「あたしの部屋で血を見るのは嫌だぞ」
女「そんなこといたしませーんよー」
男「うわぁぁああ!!」
ナース「いやぁぁああ!!」
男「逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ!!」
ナース「なんでここがわかったんだ?!」
女「うふふふー。久しぶりー、ちょっと舞い上がってあたしおしゃれしてきたよー」
男「窓か! 窓からか!」
ナース「落ち着けバカ、五階だ!」
女「あーけーてーよー!」
男「盗聴器か? 今度はどこに?」
ナース「声に焦った感じがないのがより怖い!」
幼女「どうぞー」ガチャ
女「ありがとう」
ナース「バッキャロー!」
女「会いたかったよー!」ギュ
男「違うんです、俺は逃げたんじゃないんです」ガタガタ
女「ま、あのことはもう許してあげる」
男「……キミってマジ寛大」
女「惚れた?」
男「惚れない」
女「惚れさすわ」
男「……そうなった場合、俺のバラバラ殺人事件が発生すると思うよ」
ナース「うん、うん」
女「ああ、その心配ならないよ」
男「なんで?」
女「条約を締結したから」
男「どんな?」
女「あんたに危害は加えない、誰も独占しない」
男「ほう?」
女「破ったら、男への接触を全力で阻止すること」
男「……悪くない」
ナース「やっぱりこうなった原因はあんたにあると思ったの」
幼女「?」
ナース「あんた、PTSDどうした」
男「そんなもんないっすよ」
ナース「てめぇ……」
男「後輩と姉ちゃんはともかく、うちの妹と先輩がよくそれを認めたな」
女「そこに時間がかかってね、お迎え遅くなっちゃった。ふふ、あの神社と尼寺行こうか」
男「なんで?」
女「焼き討ち」
男「>>688」
いいねぇ!(相打ちフラグキタコレ!!)
男「いいねぇ!」
男(相打ちフラグキタコレ!!)
女「だよね! あんたを誑かそうとした女狐なんて、焼き討ち焼き討ちぃ!」
ナース「良識ある大人として止めたいんだけど」
男「そういうことしてると心を病みますよ」
ナース「お前は血も涙もないのか」
女「あなたはギリギリオッケーだけど、それはあくまであたしの基準なので!」
ナース「え、怖い」
幼女「お寺戻るの?」
ナース「みたいだよ」
妹「貴女もですよぉ」
ナース「うひょぉぉおお!!?」
男「来たのかよ……」
妹「お兄ちゃんに会いたくって」エヘヘ
ナース「あたし? なんで?」オロオロ
妹「車で数時間ですもの。あたしたちは免許なんてないもんねっ!」
男「そうだね」
ナース「あたしの車、軽だから四人乗りだよ? 一人乗れないよ? タクシーで行けば?」
妹「この子を置いてきますからっ!」ポン
幼女「お姉さんたち、誰ですか?」
女「その子の処遇は……うーん。とりあえず盗聴器は回収しとこう」
男「いつの間に仕掛けた?」
女「後輩と一回接触したでしょ? あんとき」
男「あいつかぁ……」
女「はいおっけー」
妹「この子なら、児童相談所にでも預ければいいんじゃないですか?」
ナース「なんでそこだけ常識的なの?」
男「わかってませんね。こいつらは基本は常識人だから怖いんですよ」
女「それで良い?」
男「>>698」
あの二人にこの戦力じゃ心もとない
全員つれて来なきゃ
男「あの二人にこの戦力じゃ心もとない
全員つれて来なきゃ」
女「そうかな。あたしの意見は違うけど」
妹「うちの兄がそう言ってるんですけど?」
女「傀儡になるだけが愛じゃないのよ」
妹「……このアマ」
女「そうそう、尼さんね。許せない」
ナース「帰りたい……」
男「落ち着け、ここだ」
ナース「日常にだよ」
女「ま、多いに越したことはないか。待ちましょう」
ナース「まさかここで?」
妹「まさか。一刻も早く出なくちゃダメだよお兄ちゃん」
男「んー」スタスタ
幼女「」スタスタ
女「って、話がずれちゃった。この幼女をどうするかって話よ」
男「>>702」
上
男「こういうのは本人の意志が重要だって小生思う訳よ」
女「誰よあんた」
妹「ねぇ、あの尼寺行きたいの?」
幼女「戻るの? 行く!」
ナース「あーあ」
後輩「お待たせしました! 連れてきましたよ!」
姉「辛い」ハァハァ
妹「辛くない」
姉「辛く、ないですぅ」ハァハァ
男「ゼーゼー言ってるぞ大丈夫か」
姉「たすけてぇ」ハァハァ
女「先輩は?」
後輩「待ってて欲しいそうで」ギュ
男「出会い頭に抱きつくとか、お前もなかなかになったな」
妹「ずるい!」
ナース「ひい、ふう、みい、よお……あたしの車じゃ足りないね、あたしはここに残るね」
先輩「その必要はない」
男「……お久しぶりです」
先輩「ああ。会いたかった……」
後輩「どうして遅れたんすか?」
先輩「足を用意した」
女「へ? うわ、すごい」
男「八人乗りのクロカンだぁ」
先輩「ご苦労」
黒服「お気をつけて」
先輩「下がれ」
男「……気をつけよう」
先輩「ど、どうだ」
男「素晴らしいです」
先輩「そ、そうだろう! もっと褒めてくれ!」
男「よしよし」ナデナデ
先輩「ああ……ああ……!」
ナース「あたし運転できる自信ないわーコレ」
女「やるんです」ギリギリ
ナース「嫉妬をこっちに向けないでくれ」
ナース「やだなァ、友達なんだけど」
幼女「この人たち誰?」
男「気にしなくっていいよ」
女「はい、あーん」
男「……あーん」
先輩「ふふ、ふふふ」ナデナデ
妹「」ギリギリ
姉「」アワアワ
後輩「いいなー。自分も撫でて欲しいっす」
ナース「こんな連中運んでんだもん、あたし」
幼女「見えた!」
ナース「あれか。でっかいな、こんな山奥に」
女「よく燃えそう」カチャッカチ
男「ライターかちかちしないで」
姉「お寺かぁ。厳しいのかな」
先輩「燃やそう」
巫女「帰ってきた! 帰ってきたぞ!」
男「すみませんね、幼女連れてって」
尼「ああ、良いんですよ。身に染みました。さっき話してたんですよ。もう争わないって」
男「何よりです」
巫女「その、だから、あたしらは二人とも知らない仲じゃないし」
尼「真摯な付き合いならば、一夫多妻はふしだらとは思いませんから!」
ナース「こっちも同じ結論だしたぞおい」
尼「来たんですか」
ナース「できれば来たくなかったよ」
尼「そちらの方々は?」
女「は?」
妹「そっちが誰ですかって話ですか?」
姉「なんで訊いたの?」
巫女「なんだこいつらは」
男「>>711」
焼き討ちに来たそうです(他人事)
男「焼き討ちに来たそうです」
ナース「他人事か」
女「そーら」ポイ
尼「わわ! 急になにするんですか!」
妹「そっちがうちの兄に色目使うからですよー!」ポイ
巫女「てめ、よせ!!」
男「止めたいならまあ、本気でかかった方がいいと思いますよ」
尼「……わかりました」
幼女「」ゲシ
先輩「痛い!」
ナース「どうすんのよコレ」
男「高みの見物ですかね。関わらないのが一番です。俺は車に戻りますけど、どうします?」
ナース「クズだなお前さん」
男「やだなぁ。止められなかった大人が何言ったってねぇ。鍵閉めちゃいますよ」
ナース「乗る、乗るよ」
男「うわ、すっげぇ。数珠で縛ってる」
ナース「……どんな特殊な状況だよ」
男「姉と先輩はやっぱり使いもんになってないっすね。地の利もあるのかな」
ナース「焼き討ちに地の利もくそもねぇだろう」
男「いやでも、誘導されたのか元々仲悪いのか、ほぼバラバラで動いてますからね。尼さんと巫女さんが同時にかかれば……ほら、妹がやられちゃいましたよ。痛そうに」
ナース「でも、もう何箇所か火回ってるぞ」
男「浄化できてちょうどいいんじゃないすかね」
ナース「あ、カギ見つけた。よし!」ブロロ
男「え?この状況で離れるんすか?」
ナース「どう考えてもそれが最善だろ?!」
男「まあ……。短期的に見れば」
ナース「あたしはあんなのと長期的に付き合う気は、ない! 道教えろ!」
男「>>717」
じゃあ駅まで行きましょう。そこから先は一人で遠くに逃げることにします。
男「じゃあ駅まで行きましょう。そこから先は一人で遠くに逃げることにします」
ナース「そうしてくれ、うん」
男「とりあえず、次の道を北に」
ナース「北に?! 北ってどっちだ?!」
ナース「何処だここ」
男「道を覚えてろって方が無茶ですよ、そりゃ」
男「車の中だし、一人じゃないし、何よりまだ昼ですからね。なんとかなるんじゃないすか?」
ナース「極限状態だ……」
少女「…………」
男「>>723」
幼女が少女になってるな
st
男「もしかしたら、新キャラかもしれない」
ナース「はい?」
男「車の左手、見てください」
ナース「ん?」チラ
少女「…………」
少年「…………」
ナース「ええー。こんな山奥にお前は」
男「そういえば、巫女さんがもっと奥に教会があるとか言ってたような?」
ナース「山奥の宗教施設なんて犯罪集しかしねぇよ」
少年「不審者かな」
少女「不審者じゃない?」
少年「ヤっちゃう?」
少女「できるかな」
ナース「ほら、聞こえた? 物騒なことしか言ってない」
男「でも、燃料切れも近そうっすよ」
ナース「あたし、こんなとこで死にたくない……」
少年「おにーさん」
男「君たち双子?」
ナース「んなことより訊くことあると思うよあたしゃ」
少女「そうなの! よくわかったね!」キャッキャッ
男「よく似てるからね」
少年「おにーさんすごーい!」キャッキャッ
男「」
男「>>730」
俺たち新婚旅行の途中で道に迷ったんだ
男「俺たち新婚旅行の途中で道に迷ったんだ」
少年「ふーん」
少女「そうなんだ!」
ナース「あー、街に出る道を知らないかな。何処でもいいから、近くの」
少年「んー、知らないなぁ」
少女「えっとね、あっち!」
少年「馬鹿か」グイ
少女「え?」ズリズリ
ナース「……狙うならあの女の子だな」
男「ですね」
少年「あんな不審者に親切にする必要ないの、わかる?」
少女「だって迷ったって……」
少年「そもそもそれが嘘か本当かもわからないでしょ?」
少女「……そうか。やっぱり頭いいね! 頭の出来ってヤツが違うんだね!」
少年「双子だよ」
ナース「聞こえんの?」
男「地獄耳だけが取り柄なんで」
少年「お待たせしましたー」
少女「ごめんなさい、さっきのは間違いで、なんとかして、あたしたちの住んでるところへ誘導します!」
少年「馬鹿か」
少女「え?」
男「おかげで目的ははっきりしたよ」
ナース「こういう子って、最後までこうなんだぜ」
少年「はぁ、猫かぶるのも疲れるんで普通に話しますね」
ナース「この変わり身、10代とは思えないわ」
男「子役でもやってたんじゃないすか」
少女「来ておくれよー」
少年「悪いようにはしないんで」
少女「暇なんだよー」
少年「そんな理由じゃないからね」
ナース「もう、なんか愛おしいんだけどあたし」
男「>>738」
可愛いから騙されてしんぜよう
男「可愛いから騙されてしんぜよう」
少年「」ニヤリ
少女「言質とったぜ」ニヤリ
ナース「なんかもう怖くない」
男「知りませんよ、このあとカニバリズムな展開が待ってても」
ナース「……お前は本当にゲスいな」
少年「こっちこっち!」キャッキャッ
少女「あたしたちについてきてね!」キャッキャッ
妊婦「あら?」
少女「連れてきたよ!」キャッキャッ
少年「獲物!」キャッキャッ
ナース「帰ろう嫌な予感がする」
男「ほらね?」
妊婦「これはこれは、ようこそおいでくださいました」
ナース「帰り道を教えてください!」
男「俺は平和に過ごせるなら何処でもいいですよ」
妊婦「お返しするわけには参りません」
ナース「これですわ」
男「たまりませんね」
ナース「お前妊婦好きなの? そういうフェチなの?」
男「俺はだいたいのフェチに関して理解がありますよ」
少女「何人くらい産めるかな?」
少年「まだ若いから10人はいけるんじゃない?」
ナース「勘弁してくれよ……」
男「安産型じゃないですからね」ナデナデ
ナース「だろ? ヒンソーなんだよあたしの身体。うっちゃるぞ」
妊婦「ここは隔世の隠れ家、外に出ることは叶いませぬ」
少女「できるよ!」
少年「黙ってなさい。今脅かしてるから」
ナース「なんなの、なんなのここ」
男「んー、あの尼寺の縁続きなんすかねぇ?」
ナース「あの尼寺そんなやべぇの?」
男「金持ちが尼さん囲って娼婦にしてたとかなんとか」
ナース「吐き気がするな」
男「デカメロンって知ってます?」
ナース「デカパイのこと?」
妊婦「お二方にはこの隠れ里にて過ごしていただきたい」
ナース「おい! イッちゃってる系の際たるもんだろこれ! お前嫌いだろこういうの!」
男「俺は修羅場が嫌いなだけっすよぉ」
少女「相手を選ぶ権利くらいあるよ?」
少年「人が少ないから新しい血を入れたいんですよね」
ナース「法治国家でこんなことが許されるのか! 否!」
男「食事はどうなります?」
ナース「馴染むんじゃねぇええ!!」
妊婦「パトロンがおりますので、生活の心配はございません」
男「なら……」
ナース「やめてやめてやめて。そっち行かないで」
少年「この子をあげますから、きてくださいよ、お兄さん」
少女「えー、いいよ」
ナース「お前はロリコンじゃないよな? 違うよな?」
男「>>745」
ロリもいけます
男「ロリもいけます」
ナース「今ストライクゾーンが広い自慢いいから!」
男「でも、現実問題、車じゃたぶん街まで行けませんよ。適当に逃げたって遭難ですよ」
ナース「ぐぅ……!」
男「選べるらしいし、イケメン選べばいいんじゃないすか? いい男探してたでしょ?」
少年「僕でよろしければ。あと数年待ってもらうかもしれませんが」
ナース「うん、格好いい、格好いい。あたしにそんな趣味はない」
妊婦「あたくし、奥へ戻ります。少し辛くて……」
ナース「……分娩台とかちゃんとしてんのかなぁ」
男「職業病っすね」
少女「ね、来て……」サワ
男「そういうの何処で教わったの?」
少女「お母さん!」
男「偉いね」ナデナデ
少女「わーい」サワサワ
少年「やりましょうか?」
ナース「結構です」
男「教会っすかね、これ。木造建築ですけど」
ナース「マジもんなら、歴史的な建造物じゃないのん?」
少年「詳しい人を呼びましょうか?」
ナース「よろしこ」
男「調子戻ってきましたね」
ナース「吹っ切れた」
シスター「あんたらも連れてこられたわけ?」
男「これまた事情が違いそうなのがきましたね」
ナース「常識人だといいね」
シスター「何がききたいわけ?」
男「>>751」
ここにはヤンデレの人は居ませんよね?(迫真)
男「ここにはヤンデレの人は居ませんよね?」ズイ
ナース「それ最初?」
シスター「こんなやつら、ある意味、全員が病んでるわよ」ハァ
ナース「よし! 常識人、よし!」
シスター「な、何よ」
男「見たところ日本人っぽくないんですけど、何人ですか?」
シスター「日本人よ。フランスの血の方が濃いけど。他にもいろいろ混じってんじゃないの、こんな環境だし」
ナース「親もここで?」
シスター「育ちはフランスよ。帰国子女ってやつ。教義のせいでこんなとここさせられたけど」
男「親は今何処に?」
シスター「殺して食ったわ」
ナース「…………」
男「ほらね」
シスター「冗談よ」
ナース「帰りたい……」シクシク
シスター「のうのうと生きてんじゃない? 知らないわよ」
男「ここは、本当に子供を増やすところなの?」
シスター「そう。決まってるのはそれだけ。産めや増やせや」
ナース「投げやりね」
男「常識人なんじゃないすか? 宗教は個人の自由っすよ」
ナース「代わりに身体の自由がないよ。軟禁みたいなもんだよ」
シスター「あんたらもさっさと貢献してよね。他の面倒はみるから」
男「>>755」
じゃあ、仕方ない。ナースさん、順番は逆になりましたけど、俺の子供孕んでください
男「じゃあ、仕方ない。ナースさん、順番は逆になりましたけど、俺の子供孕んでください」
ナース「相手は選べるんでしょ」
シスター「もちろん」
男「変なとこだけ近代的ですね」
シスター「ま、建前としては、昨今の女性の社会進出による晩婚化と少子化を憂い、身心の健康を慮り敷地を策定したわけ。子作りと子育てに集中できるよう、あらゆる努力を果たすことを誓ってね」
ナース「意外としっかりしたこと言ってきたぞ」
男「しっかりしてください。女性の自由を奪って田舎で産む機械にするとしか言ってませんよ」
シスター「もういい? あたし眠いとこを無理してでてきたわけ」
男「ひとまずは」
ナース「やだなぁ。心の準備が……」
シスター「そのうちできるよ。じゃ、清めてもらってきて」
男「なにするんすか?」
シスター「足洗って水に顔つけりゃいいから」
ナース「形式主義もびっくりの適当さだわ」
少年「お手伝いしますねー」
男「キミらはここ出身なの?」
少年「さっきの妊婦が母です」
男「ふーん」
少年「女性は色々と悩むでしょうけど、おにーさんみたいな若い男の人にとっては天国でしょ?」
男「>>761」
まぁな、だがまずはナースとするって俺は決めてるんだ
俺女もいいけど男掘るほうがいいんなよな
少年よ、ヤらないか?
男「まぁな、だがまずはナースとするって俺は決めてるんだ」
少年「あの人、ナースなんですか。へぇ」
男「挑発したつもりなのにな……」
少年「別に、誰とだろうと構わないですよ。そもそも僕はまだなので」
男「ふぅん」
少年「それに、その挑発も本気じゃなさそうですけど」
男「いやいや、ナースさんへの想いは誰にも負けないよ」
少年「じゃ、脱いでください」
男「」ゴソゴソ
少年「こちらへ」
男「……うわ、人がいっぱいいる。すげー見てる」
少年「先に足を洗いますよ」
男「上手いね。くすぐったくない」
少年「してほしければそうしますよ」クス
男「普通で」
少年「はい」
少年「次です。膝を折って後ろにゆっくり倒れてください。支えてますから」
男「大丈夫?」
少年「大丈夫です。慣れてますから」
男「それじゃ……」ブクブク
少年「もういいですよ」
男「ぷはー」ザバァ
少年「」パチパチパチパチ
男「こういうの初めてだ」
少年「洗礼名でもつけますか?」
男「要らない」
ナース「なんで裸じゃなきゃいけないわけ!?」
少女「さー?」
ナース「水着でいいじゃん、百歩譲って下着でいいじゃん!」
少女「ダメだって」
男「脱ーげ! 脱ーげ!」
ナース「てんめぇ! せめて時間ください! お手入れの時間ください!」
少女「たぶんみんな気にしないよ」
ナース「帰して……」
少年「無理させちゃダメだよ。また今度にしよう」
少女「わかった」
ナース「助かった……」
男「ちっ!」
少年「お部屋はこちらです」
男「ベッドぐらいしかないね」
少年「個室は本当に、寝るための場所です」
男「個室は?」
少年「色々と部屋はあるんですよ」
男「ふぅん」
少年「おにーさん、変わってますね」
男「よく言われる」
少年「落ち込んでるか、興奮してるかが普通なんですけど」
男「>>770」
そうなん?てか、実は大興奮してるんだけど
男「そうなん?てか、実は大興奮してるんだけど」
少年「そうは見えませんよ」
男「俺に言わせればキミこそ変わってるけどねぇ」
少年「こんな場所ですから」
男「そっかぁ」
少年「……これで失礼します。特に出入り禁止もなにもないですよ。逃げないほうが良いとは言っておきますけど」
男「逃げるとどうなる?」
少年「僕の関知するところではありません」
男「そっかぁ。普通に怖いから逃げないよ」
少年「そうしてください。それでは」
男「>>775」
ふっ!かかったなあ!
[ピーーー]少年よ!(腹パンをメリケンサックで5発打つ)
(そのあと強制的に掘りナースと鬼畜sex
ああ、あと一つ言っておくことが、もしも尼さんとか巫女さんとか、やたら焦げてる連中がきたら、追い返した方がいいよ、てか追い返せ
じゃないと、この村が焦土と化すから
いや、本当だから、死ぬから、死んじゃうから(力説)俺、この幸せ手放したくないから(真剣)
かかったな!少年!(メリケンサックで腹パン5発
少年を強制に掘りナースと鬼畜sex
男「ああ、あと一つ言っておくことが、もしも尼さんとか巫女さんとか、やたら焦げてる連中がきたら、追い返した方がいいよ、てか追い返せ。じゃないと、この村が焦土と化すから。いや、本当だから、死ぬから、死んじゃうから。俺、この幸せ手放したくないから」クドクド
少年「初めて真剣な表情を見ましたよ。わかりました、伝えておきます」
男「よろしくな」
男「さて、出歩くか」
青年「おおー、新顔だな」
男「初めまして。新入りです」
青年「ここは最高だぜ? 街でナンパしかけるよりはずっと成功率高いし。もっとも、人気者との差はやっぱりあるけどな」
男「どんな人が人気なんですか?」
青年「一番人気はあの双子のガキだな」
男「え? でも、彼まだだって」
青年「若いなぁ、若いよ。だから良いって女はいくらでもいるんだよ」
男「そんなもんすか」
青年「こんなところで性癖を隠してると、損をするばかりだぜ。ハプバーみたいなもんだ」
男「そのバー知らないです」
青年「俺も一度行っただけだ。ともかく、腹を割って話そうじゃあないか!」
男「>>781」
すみませんが、またの機会に
会いたい人(ナース)がいるんで
男「すみませんが、またの機会に
会いたい人がいるんで」
青年「もうかよ! かー! あれか、見られて興奮するタイプ?」
男「それじゃ」スタスタ
青年「俺は男にも降られたのか……」
少女「あ、おにーさん」
男「や。あの人の部屋は何処?」
少女「もうするの? でも、あの人まだ水のやつやってないからダメだよ」
男「会いたいだけ」
少女「そっかぁ。こっち!」
男(久々にちょろい)
少女「ここ!」
男「俺でーす、開けてくれませんかー?」
ナース「……何しにきた?」
男「>>787」
脱出するのでついてきてください
男「脱出するのでついてきてください」
ナース「そんなので騙されると思ってんの?」
男「ダメか」
少女「頑張って!」
男「>>792」
いやマジです
みんなのとこ戻って婚約したことを伝えましょう
男「いやマジです。みんなのとこ戻って婚約したことを伝えましょう」
ナース「婚約してないわ! 水被っておかしくなったか!?」
男「失敬な」フンス
少女「失敬な!」フンス
ナース「逃げることに散々反対してたあんたが急に意見変えるなんて明らかに怪しいんだよォ!」
男「そう言われると弱いですね」
少女「頑張って!」
男「立場的に応援して良いの?」
少年「ダメです。この馬鹿」
少女「あわわわ」
少年「あとでお仕置きね。僕らが立ち合います。まだ洗礼を受けてない方ですから」
男「だそうですよー!」
ナース「…………」ガチャ
男「今ので開けたってことは俺よりこの子の方が信頼あるってことすか?」
ナース「……理屈が通ってるだけだよ。お前はまだ何をしにきたのかも言ってないからな」
男「いや、会いたかっただけですよ」
ナース「…………」
男「心細いんじゃないかなと思って」
ナース「……当たり前だろォ! バカぁ!!」シクシク
男「よしよし」ナデナデ
少女「おにーさんナデナデすっごい上手いんだよ」
少年「へー。僕もやって欲しいな」
ナース「あー。泣いた泣いた。たぶん三年分くらい泣いた」
少年「お産のときはもっと泣くと思いますよ」
ナース「現実突きつけるのやめてくれない?」
男「落ち着きました?」
ナース「まあね。ありがと」
少女「やったね!」
少年「お仕置きのこと忘れてないだろうね?」
少女「…………」ズーン
男「お仕置きってなにすんの?」
少年「秘密です」
男「せっかくだし、さっき教えてくれなかった、他の部屋について教えてよ」
少女「なんで教えてないの?」
少年「別に教えろとは言われてないからね」
少女「あたしは教えたのに!」
少年「少し黙ってて。他の部屋ですね。覚えて欲しいのは、大広間です。たぶん途中で抜けてきたんじゃ?」
男「ああ、気さくな青年に会った」
少年「あそこは食事の場でもあります。午前6時、正午、午後6時ごろにきてくれればお食事を提供します」
男「規則正しいな」
少年「目安ですけどね。あと、お風呂は大浴場がありますが、これは男女別なので利用者が少ないです」
ナース「部屋にシャワーはあったわね」
少年「それから、折檻部屋。ここにあとでこの子を連れてきます」
少女「」ズーン
少年「無理に女性を襲った男性がよく行く羽目になりますね」
男「危ねえ」
ナース「おい」
少年「他には、契るための部屋もあります。ベッドとか、シャワーとかは個室の上級互換ですね。でも、そこで夜を過ごすことは禁じられています」
男「ピロートークもできないのか」
少年「するなら昼にどうぞ。あとは、分娩室ですね」
ナース「そこの衛生状態が一番気になるわ」
男「職業病っすね」
ナース「命の危険があるんだよ」
少年「どの部屋も使うのはご自由に。同性愛も別に禁止はしてませんよ。それだけだと困りますけど」
男「へー、絶対ダメだと思ってた」
少年「なんなら試してあげましょうか?」クス
男「>>801」
いや、俺はノーマルだから
男「いや、俺はノーマルだから」
少年「残念ですね」
少女「ちょっと、そういうのやめろー!」プンスカ
少年「はいはい」
男「ん……?」
ナース「変態だらけか」
少年「もうそろそろ良いですか?」
男「んー、目的は果たせなかったんだけども、果たしたら大変なことになりそうだからいいかな」
ナース「二度とくんな、犯罪予備軍」
男「味方いなくなりますよ」
ナース「……たまにきて。頼むから」
男「よろしい」
少女「ひゅーひゅー!」
少年「お前はこっち」ズリズリ
少女「」ズーン
男「それでは」
ナース「……お前、本当にここに順応する気か?」
男「>>808」
分からない、とりあえずあなたを守るためにもここの住人に信頼されるように行動する
男「分からない、とりあえずあなたを守るためにもここの住人に信頼されるように行動する」
ナース「お前……頼れるオーラすごいな。クズだけど」
男「ただのクズじゃないってところを、見せてあげます」
ナース「期待してるからな! マジあたしは逃げたいからな!」
男「任してくださいよ!」
青年「おーっす、新入り! 何処行くんだ?」
男「>>812」
神の領域へ
男「神の領域へ」
青年「おまえ、もうトチ狂っちまったのか?」
男「もう?」
青年「ん、ああ。まあ、よくいるんだよ、アッパラパーになるのは。敵が減って助かるけどな。女の場合は俺、問題ないし」
男「ふぅん」
青年「おいおい、引くなよー! 普通普通。常識の囚人だよ、お前はまだ。人間周りの目を気にしなくなったら本能むき出しになるのは当然だって!」
男「別に引いてませんよ。それより、折檻部屋って何処ですか?」
青年「あんなところに何の用だよ?」
男「少女の折檻って興奮します?」
青年「お前~、そっち系か! 俺は嬉しいぜ仲間が増えて! 行こう! 神の領域へ!」
少年「ギャラリーが増えたよ」
少女「いーたーいー!」
男「なんすかアレ?」
青年「うむ、鼻フック大回転とでも呼ぼうか」
男「洗濯バサミ緊縛の方がインパクト強くないすか?」
少年「恥ずかしい?」
少女「痛いー!」
少年「やめてもいいよ」
青年「えー!」ブーブー
少女「ほんと?」
少年「しばらく僕は声かけなくなるけど」
少女「……耐える」
男「どういう関係なんすか?」
青年「ここの七不思議の一つだ」
男「奥に三角木馬とか見えるんだけどなぁ」
青年「お前、やっぱりそっち系か!!」
男「これ、本当に折檻部屋ですか? SMルームの間違いじゃないすか?」
青年「いや、普通にムチとか痛いやつだからなここの。あのガキが手加減してるだけだよ」
男「見せつけてるようにしか思えませんよ」
青年「そういう趣味なんじゃねえの~?」
男「ですかね」
男「ここは……音楽室?」
青年「それっぽいけどな。ほとんど密会部屋だぜ」
男「音がもれないからですか?」
青年「楽器プレイがあるんなら見てみたいもんだけどな」
男「懺悔室……人こなさそう」
シスター「失礼ね」
青年「シスターさ~ん!」
シスター「ウザいキモい死ね」
男「神父さんじゃないんですか?」
シスター「いたけど、あたしを襲おうとしたから解任させたわ」
男「マジか」
シスター「聖痕ついて良かったんじゃないの?」
青年「許せない! 羨ましい!」
シスター「あんたこんなのとつるんでるわけ?」
男「>>819」
なんか無理やりつるまされた
男「なんか無理やりつるまされた」
青年「うおい!」
シスター「さっさと手を切ることね。そもそも男同士で仲良くしてないでよ」
男「シスターさんは対象にして良いの?」
青年「やめろよ! 俺らのマドンナだぞ!」
シスター「良いのがいたら、お願いするかもね。出会いなんてここ以外にないわけだし」
青年「俺とか!」
シスター「磔刑にするわよ」
男「タイプはどんなの?」
シスター「んー。カッコよくて優しくて面白い人」
男「雑誌でも見たのかってくらい典型的だ」
シスター「な、なんでわかったのよ!」
青年「きゃわいいよぉ! 現実にそんな男いないよっ!」
シスター「うるさいうるさいうるさい! 懺悔しないなら出てけ!」
青年「そろそろ腹減ってきたな~」
男「大広間ですよね?」
青年「そう。給食みたいな飯がでてくる」
男「雑草よりマシですよ」
青年「お前……過酷な生活してたんだな」
男「それなりの人数いますね」
青年「全員が集まるわけだからな。身重の人以外。ここで口説くのも手だ」
男「本当に頭ん中それしかないんすね」
青年「この後に及んでまだそんなこと言うのか! この!」グリグリ
男「痛いっすよぉ!」
青年「もてない男はな! 必死なんだ!」
男「今まで逃げるのに必死の人生だったんで」
青年「この野郎~!」
ナース「ごめんなさい! ごめんなさいって! 無理だから!」
男「どしたんすかね?」
青年「新しい女は格好の的なんだよ」
男「あー、なるほどね」
ナース「複数人での経験なんてあるかボケぇ!」
男「大丈夫っすか?」
ナース「助けろ!」
男「>>825」
うえ
男「じゃあ、こっちで一緒にいましょう」
青年「え? なに、なに? この美人さんと知り合いなの?」
男「ええ、まあ」
ナース「助かった……ありがとう」
青年「礼には及びません。困っている女性を助けるのは紳士の務め。麗しいお姉様、よろしければ今晩の夜のお勤めもぐへへ」
ナース「ふん!」ゲシ
青年「ふげ!」バタン
男「うわ、一発ですか」
ナース「顎を振れば脳しんとうになりやすいの」
男「なんか周りから怖いって囁きが聞こえますけど?」
ナース「言わせとけ」
男「最初っから誰か気絶させれば良かったじゃないですか」
ナース「足がすくんで動かなかったの! あたしはセクハラ嫌いなの!」
男「はいはい。守りますから離れないでくださいよ」
ナース「頼むよ、ほんと」
ナース「まっず、まっず」
男「そこまでひどくないじゃないですか」
ナース「まともに味なんかわかんないっての」
男「そこまで気が滅入ってるんですか?」
ナース「あんたがおかしいからね」
シスター「気分はいかが?」
ナース「最悪だよシス」
シスター「無理もないわ」
男「ティーン雑誌では何が好き?」
シスター「うるさい!」
ナース「なんでお前はまた敵を作るのか」
男「仲良くしたいんですよ? 俺だって」
シスター「とてもそうは思えないわ」
ナース「本当にこいつはダメなんすよ」
男「>>830」
ナースが好きでナースのことばかり考えてしまうんです
男「ナースが好きでナースのことばかり考えてしまうんです」
シスター「あんたたちって、どういう関係なの?」
ナース「どういうって言われると……」
男「俺のこと嫌いですか?」
ナース「別に嫌いじゃない、よ」
シスター「だったらさっさと済ませてよね」
ナース「心の! 準備が! 要るの!」
男「え? 検討してくれてるんですか?」
ナース「ばか、そういうーー!」
シスター「」カランカラン
男「なんすかそのベル」
シスター「祝福の鐘。別名ヤリ部屋の合図」
男「そっかぁ」
ナース「え、ちょ、ま!」
白服「参りました!」
シスター「こいつら連れてってちょうだい。女の方は無理にでも洗礼を受けさせて」
白服「御意!」
男「…………」
ナース「…………」
男「えっとぉ」ギシ
ナース「ち、近寄るな!」ガタガタ
男「洗礼を受けてみてどうです?」
ナース「喋るな!」イラッ
男「男女……密室……ベッド」
ナース「単語を口にするな!」
男「」ピチャピチャ
ナース「ローションをいじるんじゃない!」
男「何しろってんですか。一応言わせてもらえれば、無理やり連れてこられたのは俺も同じなんすよ?」
ナース「邪な気配を感じるんだよ」
男「>>835」
男「たしかに邪な感情は無くはないですが、俺は無理矢理はしませんよ」
ナース「そうかなぁ」
男「少し生産的な話をしましょう」
ナース「できんの?」
男「ナースさん、俺はそういうの地味に傷つく人間です」
ナース「ご、ごめん」
男「逃げる算段を立ててました」
ナース「おお。……おお!」
男「平和はいいですけど、監視されてるみたいで不快ですしね、ここ」
ナース「そう言ってくれるか」
男「外部との接触はほとんどありませんでしたね」
ナース「強いて言うなら、食事かな」
男「どっかから運ばれてくるはずですからね」
ナース「でも、そんなの絶対、裏方がこっそりやってることでしょ」
男「でしょうね。でも、雑誌はどうです?」
ナース「雑誌ィ? ああ、そういや、さっきシスターにどうのこうの」
男「あのシスター雑誌を読んでるんですよね。明らかに個人的なパイプがあるわけです」
ナース「媚び売って出してもらうってこと?」
男「厳しいでしょうね」
ナース「やっぱそう?」
男「協力くらいはしてくれるかもしれませんけど。まあ、シスターはそれだけです」
ナース「ほかに気になることでもあったの?」
男「あの双子が気になります」
ナース「なんで?」
男「さあ? 直感です」
ナース「直感ねえ」
男「あとはまあ、変態が思ったより多いみたいなので気をつけてください」
ナース「いや、選ぶ自由はあるんでしょ?」
男「今の状況でも同じこと言えます?」
ナース「…………」
男「そもそも、婦女暴行は結構多いようですし」
ナース「帰りたい……」
男「ともかく襲われないことですね。ほっとけばそのうち尼寺焼き討ち事変の生き残りが向かってくるでしょうけど、俺としてはその展開は避けたいんで」
ナース「あーあ。分娩室が整備されてたのが唯一の救いか」
男「それを救いと考えてる時点で身ごもる可能性ありますね」
男「ともかく、シスターと親睦を深めることと、双子の事情を詳しく知ってくことが大事ですね」
ナース「はぁ……それ任せる」
男「わかりました。自分の身を守ってください」
ナース「この状況で冷静なのが、本当に凄いよ」
男「慣れてるので」
男「いつまでここにいれば良いんですかね」
ナース「わかんない。最悪朝までかな……」
男「ここで夜を過ごすことはできないそうですよ」
ナース「なら、あとちょっとかな。まだ二時間も経ってないよね?」
男「普段は二時間くらいなんですか?」
ナース「一般論で言っただけ!」
男「いや一般論とか知りませんよ……」
ナース「たくっ、隙があればすぐセクハラを差し込もうとすんだから」
男「シリアスな空気だと息が詰まっちゃって」
ナース「窒息しろ」
男「人工呼吸楽しみにしてます」
ナース「絶対しない」
シスター「」コンコン
ナース「どちら様~」
シスター「あたし。もうすんだ?」
男「ばっちしです」
シスター「なら出てちょうだい」
男「>>844」
次は少女とやろうかな
男「次は少女とやろうかな」
シスター「ロリコンめ」
少女「きゃー!」
少年「…………」
少女「あたしってば、もてもてー!」キャー
少年「……うるさい」
シスター「ん? ヤキモチ? ん? 悪いけど、うちも流石に近親相姦は認めらんないわよ」
少年「」ジロ
男「俺を睨むのはお門違いじゃないかなぁ」
ナース「なるほど、臭いね」コソ
男「でしょ?」コソ
少女「でもねー、あたしまだこのお部屋に入れないの」
男「ふぅん……。ねえ、お友達はいる?」
ナース「なんつーこと訊いてんだ」
少年「…………」
少女「いるよ! わんこ!」
男「そっかぁ、人じゃないのかぁ」
少年「……僕らと同世代の子なんていませんからね、ここには」
男「じゃ、キミも友達はわんこ?」
少年「……コメントを控えます」
シスター「ほら、しっしっ! あっちいった!」
少女「はーい!」テテテ
少年「転ぶよー」
ナース「あたしももう寝るよ、疲れた」
男「おやすみなさい」
ナース「いや、部屋まで送るんだよ」
男「えー」
男「おやすみなさい」
ナース「おやすみ」
青年「し、ん、い、りー!」
ナース「じ、じゃ!」バタン
青年「このヤロー、うまくやりやがったなぁ! どうだった!? あのおねーさんどんな感触だったぁ!? 柔らかいの? 温かいの? 良い香りすんのぉ!?」
男「キモイっすよ」
青年「気にすんなよ、今夜は寝かせねぇぞ! 洗いざらいはいてもらうからな! 今後の参考のためにも!」
男「めんどくさいなぁもう」
青年「嘘つくな!」
男「本当ですよ。手なんて出してません」
青年「嘘だ嘘だ! 頼むよ、聞かせてくれよぉ」
男「>>852」
↑
男「じゃあこの辺であったはずの焼き討ちがどうなったのか調べてきてください」
青年「焼き討ち? 山火事じゃなくって?」
男「尼寺に火を放った不届きものがいるそうですよ」
青年「おっそろしいねぇ。でも、調べるったって無茶だ。ここでは外の様子なんてわかんねぇよ」
男「出ればいいじゃないですか。別に監禁されてるわけでもないし」
青年「無理無理無理無理!! たく、新入りはこれだから。出たらシスターからきつーいお仕置きが……アリだな」
男「変態だなぁ」
青年「でも、ダメだよ。夜になるとワン公がいるから。狂犬病らしいぜ」
男「昼は?」
青年「いくらでも白服がうろついてんだろうが。滅多なこと言うなよな」
男「そっかぁ。厳しいですね」
青年「そんな寺はいいからさ、おネーサンとの情事をだなぐへへ」
男「そっかぁ、残念だなぁ。艶っぽい尼さんがたくさんいるって聞いたんすけど」
青年「」ピクッ
男「普段は戒律に従って禁欲的に、淑やかに生活しているそうですが、男を見るや目の色を変えるそうな」
青年「」ピクピクッ
男「それも、金さえ払えば相手は問わないってんだから驚きでして。どうしました?」
青年「修行に励む女性を脅かすような事件を無視するわけにはいかないな。俺が調査してきてやるよ」
男「良いんすか? 犬が」
青年「わんころが怖くてなぁにが漢か。けちょんけちょんにしてくれるわ!」
男「じゃ、よろしくお願いしますね。ここから南にあるはずなんで」
青年「任せろ! で、いくらあれば足りる?」
男「俺の名前を出せばなんとかなると思いますよ」
青年「よっしゃあ! 恩に着るぜ!!」
男「さて、寝るか」ゴソゴソ
少年「……起きてますか」
男「>>858」
うえ
男「一緒に寝るかい?」
少年「魅力的な提案ですね」クス
男「シングルだけど……まあ子供だしね」
少年「ノーマルなんじゃないですか?」
男「俺は嘘つきなんだよ」
少年「それじゃ、失礼しますね」モゾモゾ
少年「……あったかい」
男「そのセリフは避けてくれ」
少年「思い出でも?」
男「まぁね。酔っ払いの台詞だったけど」
少年「素敵な思い出なんですか?」
男「どうかな」
少年「教えてくださいよ」
男「んー、また今度ね」
少年「ちぇー」
男「何しにきたの?」
少年「頭を撫でてくれればいいな、と」
男「それくらいいいけど」ナデナデ
少年「……照れくさいもんですね」
男「これだけ?」
少年「それ以上を、お望みですか?」
男「>>865」
↑
男「いや、ないけどさ。弟ができたみたいでいいなと思って。……二人のときぐらい無理しなくてもいいんだよ?」
少年「……本当に、変わった方ですね」
男「言いたいことあって来たんでしょ?」
少年「いえいえ、頭を撫でて欲しかったのは本当ですよ」
男「年相応でよろしい」ナデナデ
少年「年相応、ですか」ギュ
男「…………」ナデナデ
少年「無理してるように、見えますかね……」
男「泣きたきゃ泣きなよ」
少年「いえ、大丈夫ですよ」
男「無理しなくていいって」
少年「……僕なんかは、本当にいいんです」
男「妹さん?」
少年「そうです」
少年「今日、一人の脱走者が出ました。何かご存知ですか?」ジト
男「ふーん、知らないな」
少年「無理しないでください。鼓動がどきんとしましたよ」クックックッ
男「何のことかな?」
少年「やだなぁ。警戒しないでくださいよ。僕は関知しないと、言ったじゃないですか」
男「そんなことも言ってたね」
少年「関知するのは妹のほうです」
男「彼女が?」
少年「あれはあれで才能があるんですよ。動物に好かれるんです」
男「……犬か。狂犬病って聞いたけど?」
少年「さあ? 知りませんが、流石にそこまではあいつも扱えないでしょう」
男「ふぅん……」
少年「ふふ、何を考えているんです?」
男「……頭の出来ってやつが違うんだね」
少年「……それは?」
男「あの子のセリフだよ」
少年「よく覚えてますね、というか、よく聞こえましたね」
男「地獄耳なんだ」
男「妹さんとキミ、家族にしては距離があるよね」
少年「気をつけていたつもりなんですけどね」
男「なんとなくだよ、なんとなく。同年代の子がいないのが、おかしいなと思って。ここはよく子供が産まれるだろうに」
少年「その通りですね。僕と妹は、産まれてすぐに離されたんですよ」
男「それで?」
少年「ここで産まれた子は、基本的にすぐ別の施設へ移されます。でも、妹は、母が手放さなかったそうですよ」
男「どうして?」
少年「わかりませんね、こればかりは。本人はもう世迷いごとしか語りませんから」
男「あの妊婦さんねぇ」
少年「僕は、戻って来たんです。母と、妹に会いたくて」
男「そう」
少年「脱走計画に混ぜてください」
男「…………」
少年「ナースさんと何もせず、一体何を話してたんです? どうしてこのタイミングで脱走者を出したんです? 教えてください。協力します」
男「>>870」
君は此処とは比べものにならない狂気に向かい合う勇気はあるかい?
…あるなら僕の携帯メールを見てごらん
男「君は此処とは比べものにならない狂気に向かい合う勇気はあるかい? ……あるなら僕の携帯メールを見てごらん」
少年「ここ以上に狂気に満ちたものがあるなんて、信じませんよ」
男「ほら」
少年「…………。なるほど」
男「何がわかったの?」
少年「世の中は広いな、と」
少年「……近親相姦って、外じゃ普通なんですか?」
男「こいつらが異常なんだ」
少年「驚きました。でも、こんなので僕の決心は変わりませんよ」
男「なら、手伝ってもらおうかな」
少年「何をすれば?」
男「>>875」
もしもこいつらが俺とナースさんがやっちまったって嘘でも知れば、大量虐殺が起きる
その隙に逃げるから、知らせてくれ
あと、逃げるときは全力で、後ろを見たり立ち止まったりすると、殺気に飲まれるからな
男「もしもこいつらが俺とナースさんがやっちまったって嘘でも知れば、大量虐殺が起きる。その隙に逃げるから、知らせてくれ。あと、逃げるときは全力で、後ろを見たり立ち止まったりすると、殺気に飲まれるからな」
少年「……はい」
男「こいつらにがっつり頼るのは癪だけど、したかないかなぁ。犬はあの子のものなんでしょ? なんとかならない?」
少年「外に出るのはわけないですけど……。どうやって連絡をとれば?」
男「ケータイ……は使えないか。ま、情報待ちかな。街に戻ってるんなら、ケータイだし。尼寺に残ってるなら直接だし」
少年「いずれにせよ、時間が問題ですね」
男「どういうこと?」
少年「僕はあまり自由時間がないんですよ」
男「ああー。なら、俺がでてもいいけど?」
少年「妹は器用な人間じゃないので、あんまり秘密を共有したくないですね」
男「……うーん」
少年「……何か聞こえませんか?」ギュ
男「物音?」
少女「みーつけた!」ポイ
青年「ひぃぃいい!!」
姉「いやぁぁああ!!」
男「マジか」
少年「……うちの妹がすみません。あの女性はなんでしょうね?」
男「うちの姉がすみません」
少年「……まあ、良かったんじゃ?」
男「斥候かなぁ……どっかに盗聴器しかけてると思うけど」
少年「仕事なんで、出てきますね」
男「よろしく」
シスター「なによこんな夜更けに! あたし眠いんだけど!」
少年「脱走者と、不審者が妹に見つかったみたいで」
シスター「性別は?」
少年「女性ですね」
シスター「なら結構ね」
少女「お仕事したよ!」
少年「よしよし」ナデナデ
少女「……?」
青年「噛まれた……もう終わりだ、俺は」
少年「何故逃げたんですか?」
青年「……尼さんが俺を待ってたんだよぉ」
シスター「待ってないわ」
姉「なにここぉ、どこここぉ。助けてぇ!」
少年「命の安全は保証します。落ち着いてください」
少女「死んじゃう人もいるよ?」
少年「ちょっと黙ってて」
男「大変だなぁ」
姉「あ! いた! こんなところにいたの?」
少女「誰が?」
姉「あの子」ビシ
男「俺ぇ?」
シスター「……あの男ね。入って早々、色々と騒がしい男だわ」
少年「…………」
青年「もう死ぬのか、俺。三桁は経験したかったのに……」
シスター「変態め」ゲシ
青年「最後にヤらせてくれない?」
シスター「お断りよ、ちゃっちゃと逝きなさい」
少女「死ぬほど強く噛んでないよ!」
少年「狂犬病って噂があるそうですが、デマですよ」
青年「マジか」
姉「た、助けてぇ!」
シスター「どういう関係なのよ?」
男「>>883」
姉です
男「姉です」
姉「助けてぇ!」
シスター「姉? なんで姉がこんなところに? ダメね、眠くてなんも考えらんない」
少女「寝れば良いのに」
少年「僕らに任せて、お休みになっては?」
シスター「大丈夫よ。ありがと」フフ
青年「ふつくしい……」
シスター「こいつは連れてって」
シスター「詳しく聞かせてもらいましょうか」
男「話せば長くなるんですけど」
シスター「簡潔にお願い。眠いから」
姉「あ、そうそう。みんなはあとでくるって!」
男「死んだ人いる?」
姉「みんな生きてるよぉ。仲良しになったの。わたしも頑張ったよ! ほめて! あなたの先輩はまだ文句言ってたけど……」
男「よくやったなとも、よくもやってくれたなとも言いたいよ」
シスター「そっちで話を進めないで。あたしたちにもわかるように話してちょうだい」
男「んー。たぶんここが焼け落ちます。尼さんがくるなら恐らく容赦なく」
シスター「……そりゃ好都合だわ」
青年「裏手ですごい火が上がってますよぉ!!?」
シスター「消しなさいよ。身体張って。看病くらいはしてあげるわ」
青年「任せろぉぉ!!」ダッ
男「恋ってすごいな」
少女「あたしも恋したーい!」キャッキャッ
少年「そのうち教えてあげるよ」
姉「もう火がついたの?」
男「みたいだよ」
少女「お母さん大丈夫かな?」
少年「……みてくるよ」
男「いきなり火を放つとは思わなかったなぁ。ただの放火魔じゃないか」
姉「予定と違う……」
男「……マジか」
少女「マジか!」
シスター「内部犯? やだわ、そんなにあたし人望ないのかしら」
男「引きこもって雑誌しか読んでないからねぇ」
シスター「うるさいわね本当に!!」
男「オシャレ楽しめなくて残念だね」
シスター「そうね!!」
男「なんか残念そうに見えないけど、ここ焼け落ちても良いの? 白服の人らはさっきから右往左往してるよ?」
シスター「別にいーわよ。ただの仕事だし。こんなとこ好きでもなんでもないもの」
男「ふぅん……」
シスター「あたしは、どうせどこに行ったって似たような生活になるんだから」
男「良かったら、一緒に来る?」
シスター「やめとくわ」
男「フられちった」
少女「あたしが慰めてあげる?」
男「お母さんの教育すごいね」
姉「ねぇ、デートしよぉ!」
男「はいはい、後でね。なんか連絡を取れるもの持ってる?」
姉「あ、これ」
少女「なにそれ?」
男「トランシーバーってやつだよ」
シスター「なにそれ初めて見た」
男「もしもし」
巫女『てめぇ、どこ行きやがった』
男「いや、違うんすよ。逃げたんと違うんすよ」
巫女『許さね、あ、おい!』
女『はいはい、代わって。……ここで過ごしてたあなたの言動から判断して、少し猶予をあげることにしたの』
男「俺、キミのそういう妙に冷静なところ好きだよ」
女『ありがと。もっと言って。わたしは、常にあなたのことを考えてるもの。寺は燃やしたけど』
男「え? なんで?」
女『鎮火できなくて』
尼『みんな逃げちゃったんですよ』
男「ところで、こっちに姉がいるんですけど」
先輩『いても立ってもいられないというから、トランシーバーを持たせて送り出したんだ。今どこにいるんだい?』
男「>>894」
上
男「貞操の危機だ。探し出してくれ」
妹『何処!?』
少女「誰~?」
妹『あんたが誰!? 知らない! おねえちゃん!』
姉「はぁい。教会が見えたよ~」
妹『それだけじゃわかんない!』
少女「ここに来たいの?」
男「みたいだよ」
少女「」ピーピッピ
姉「なになになに?! わんちゃんが!」
少女「」ピピピー
姉「……いっちゃった」
少女「匂い追っかけてってくれるよ! 見つけたら来てね!」
男「黒い犬を見かけたら、追いかけろだってさ」
後輩『自分、犬好きっすよ!』
男「さっきからいちいち代わるのやめてくれない?」
女「誰が話すかで戦争が発生しかけたのに?」
男「平和が一番だよ、ほんと」
男「そっちに全員いるとなると、火事の下手人は誰なんだ?」
少女「さー?」
青年「確保ー! 犯人確保ー!」
ナース「は、ははは! はははは!!」
男「おいおい、なんでこうなった?」
少女「さー? お母さんも一回こうなってた」
男「……薬とかじゃないといいなぁ」
シスター「鎮痛剤くらいしかないわよ」
ナース「」ブツブツブツブツ
シスター「なにいってるか、わかる?」
男「……さあね」
尼『どういう状況ですか?』
男「あなたにはあまり伝えたくないですね」
青年「火を着けてニヤニヤしてました!」
シスター「そうか、よくやった」
青年「うっひょぉおお!!」
男「白服はなにしてんすかね?」
シスター「全くだわ。ダメな子たち……」
ナース「燃やした! 燃やしてやった!」アハハ
少女「この人こわーい」ギュ
男「よしよし」
男「とりあえず逃げようか。こっちにも火の手が迫ってる」
少女「うん!」
ナース「ふっ、クク。あはは!」
男「こっちですよー」グイグイ
シスター「あたしは残るわ。仕事だもの」
男「>>904」
来た方がいいですよ
これから虐殺が起こります
男「来た方がいいですよ。これから虐殺が起こります」
シスター「虐殺、ね。確かにそうかも」
男「え?」
シスター「じゃあね。おチビちゃんも」
男「……仕事って、何を?」
シスター「懺悔を聞いて、罪を償わせてあげて。いつも通りよ」ボウ
ナース「火! 火だ! キレー!」キャッキャッ
シスター「そうね。……ごめんなさい」
少女「ばいばーい!」
シスター「サヨナラ」
男「……後味悪りぃ」
男「熱波ってすごいなー、ここまで熱いもんなぁ」
少女「あたし、眠いの」
男「俺も眠いさ」
ナース「あたし、疲れたの。足も痛いの!」
男「……無理もないんじゃない?」
少女「目が痛いのー!」
男「ずっと火をみてるからだよ、パチパチしなさい」
ナース「あたし、ねむりたいの」
男「寝ときなさい」
少女「」スヤスヤ
ナース「」スヤスヤ
男「まるきり白痴だなぁ」
姉「ねぇ、ねぇ、デートは? わたしお外出てるよ?」
男「それしか頭にないの? ほら、星空見なよ、そういうデートだよ」
姉「そっかぁ、そう考えれば良いのか!」
男「そうだよぉ」
姉「チューする?」
男「しない」
少年「……無事でしたか」
男「なんとかね」
少年「母は、母は……!」ウルウル
男「こっちおいで。もう言わなくて良いから」
少年「」スヤスヤ
姉「」スヤスヤ
男「これ、みんなで凍死しちゃうよなぁ」
尼「あら、そんなことさせませんよ。あっためてあげます」ギュ
男「うわぁ……! びっくりした。いつの間に来たんですか?」
尼「ふふ、今来たところです。なかなか気付いてくれないので、イタズラしちゃいました」
男「眠くて視界がぼんやりしてるんです」
尼「それはそれは。添い寝してあげまーー痛ッ!」
妹「結構ですぅ! あたしの先約があるのでっ!」
尼「あら、来ちゃいましたか。また縛られたいんですか?」
妹「ぐっ……。反対はあたしでお願いします」
男「和解じゃなくて無条件降伏だったのか」
尼「ふふ、キャリアが違いますから」ギュ
男「あの子は?」
尼「巫女と神社でお留守番です」
男「よくそれが通りましたね」
女「パワーバランスがはっきりしたからね」
男「……俺を驚かせるのがみんな好きなの?」
妹「それより、お兄ちゃん、この子たちなに?」
男「……[ピーーー]なよ?」
妹「失礼なっ! あたしは今まで一人だって殺したことないよ!」
男「今のところね、今のところ」
女「これからだってないわよ……たぶん」
男「やれやれ。お迎えも来たことだし、帰りましょうか」
尼「わたしが運転しますから、あなたは助手席にお願いしますね」
女「異議あり! こいつは真ん中がいいと思います!」
妹「それに同意っ! 二対一! 決定!」
尼「何か文句が?」ニコ
妹「ありませーん、オールオッケーでーす」プイ
女「ちっ!」
男「なるほどこうなったか」
男「日常を過ごしたいとかいいながら、ほとんど非日常を過ごしてしまったことに誠に遺憾な俺である」
男「久しぶりに戻った日常では、親からも学校からも怒られるで散々だったし」
男「ロクデモナイ連中は倍にもなった」
男「俺の明日はどっちだ?」
男「久々によく眠れた。俺、枕が違うと寝れないタチなんだよなぁ」
妹「なら、あたしがお兄ちゃんの枕になれば全部解決だね!」ギュ
男「……そうだね」
妹「ふふ、可愛い妹が隣にいる感想は?」
男「とてもびっくりしました」
妹「もうっ! 違うでしょ?」
男「すごく驚きました?」
妹「言い方の問題じゃなくてぇ」
男「……え? 嬉しいよとかいえば良いの?」
妹「せいかーい!」ギュ
男「ま、いいや。正解なら。それより、なんで服きてないの?」
妹「やだ……昨日の夜のこと覚えてないの?」
男「>>922」
うえ
ナース「ぽえー」ボー
尼「火を見てないと暴れるようになるとは思いませんでした」
男「すみませんね、押し付けちゃって」
尼「学友ですもの、当然です。ホテルで泊まるなら、三人も四人も変わりませんよ」
幼女「」スヤスヤ
男「結局お寺はどうなるんですか?」
尼「さて……破門されてしまいましたからね」
巫女「やーいやーい」
尼「親から捨てられるよりはマシです」
巫女「捨てられたわけじゃねぇから!!」
男「呑みますか?」
尼「いいですね」
男「そっか、もう呑めるんですね?」
尼「ふふ、久方ぶりです」
尼「呑めよ」ゴト
男「恐縮です。いただきます」
巫女「こいつはいっつもそうだ」コソコソ
男「目がすわってて怖いんですけど」コソコソ
巫女「しかもこいつ酒強いから気をつけろよ」コソコソ
男「巫女さんがほぼ酒に手をつけてない理由がわかりました」コソコソ
尼「あんたらさっきからなぁにこっそり話してんのよ?」
男「顔が上気して色っぽいなぁと」
尼「ふん!」バシ
男「いて!」
尼「わたしの前でセクハラは許さん」
巫女「気をつけろって言ったろ」
男「いや、ほんとに。すみませんでした」
尼「お前らぜんぜぇん呑んでないなぁ」
男「」ゴクゴク
巫女「」ゴクゴク
男「俺って酒に強いんだなぁ」
尼「」スヤスヤ
巫女「」スヤスヤ
ナース「ぽえー」ジー
男「あなたも、もう寝ましょうよ。肌荒れちゃいますよ」
ナース「ぶー」ジー
男「もう、ほら、ベッドに……身体熱いな!」
ナース「おろ?」チラ
男「ほとんど動いてないのに……あ、酒呑んでやがる。ダメ人間め」
ナース「」ジー
男「俺を見てたって面白くないですよ」
ナース「」ジー
男「ほら、こっちおいで」
ナース「」トコトコ
男「そうそう、このベッドで。うわっ!」
ナース「ふぅふぅ」ギュ
男「なんすか、ちょっと! 鼻息荒い!」
ナース「あたしのこと、嫌い?」
男「その聞き方はズルいなぁ!」
ナース「好き?」
男「その聞き方もズルいなぁ!」
ナース「」ゴソゴソ
男「脱がないでください」
ナース「」カチャカチャ
男「脱がさないでください!」
ナース「はっ! はぁ! 」
男「ケダモノか」
ナース「」ムニュムニュ
男「ちょっ、それは」
尼「…………」
男「…………」
ナース「」ハムハム
尼「起きろ」
巫女「むにゃ……?」
尼「呼び出せ」
巫女「は、はい!」
男「……死んだかな? 俺」
ナース「ぶー!」ハムハム
男「いや、そりゃ萎えますよ」
女「もう懲りた?」
男「……坊主にすることないじゃん?」
妹「まだ気絶したいの?」
男「スタンガンは護身用に使おう?」
姉「反省してる?」
男「マジごめん、マジごめん。本おろしてって! シャレにならない!」
先輩「キミの貞操は大きな役割を持ってるんだ……わかるね?」
男「そろそろ逆さ吊りが辛いです。おろしてください先輩」
後輩「」スリスリ
男「黙って塩塗るのやめて……さっき目に入ったから」
巫女「水かけてやろうか?」
男「気絶させてくれてたほうが幸せでした」
少女「まだいけるよー!」
少年「頑張ってくださいね」
男「鼓舞するのやめて。終わらなかったのキミらのせいだよ?」
尼「とりあえず一人ずつ、気のすむまで蹴り上げましょう」
男「すっげぇ迷いなく手際が良いんですけど、慣れてませんか?」
ナース「なー!」ギュ
男「あなたが今の俺には唯一の癒しです」
妹「イラつく」バチッ
男「アガッ!」
男「ここまでは思い出した」
妹「そっからはねぇ、すごかったよ。蹴って蹴って」
男「よく生きてたなぁ俺」
妹「手加減してくれたみんなに感謝だねっ!」
男「……うん」
妹「ああ、あと、そのあとはねぇ」
男「」チーン
後輩「泡吹いて倒れちゃったっすよ」
巫女「大丈夫、大丈夫。ほれ」ザバァ
先輩「起きない……」
少年「やり過ぎたんじゃないですか?」
尼「……起きて下さ~い」
少女「」ゲシ
姉「あ!」
男「」ダラダラ
女「ちょっと! どんな強さで蹴ったの!? 血、血!」
少女「えー、軽くだよー」
妹「お兄ちゃん!? おにーちゃん!!」
ナース「止血して」
ナース「こんなのから降ろして」
先輩「は、はい!」
ナース「頭を心臓より高くしなさい」
女「わかりました!」
後輩「塩は要りますか? 消毒!」
ナース「アホか。要らない。清潔な布を持ってきて」
尼「い、急ぎます!」
巫女「救急箱あたし持ってる!」
妹「あ、電気ショックは!?」
ナース「殺したいの? 大人しくしてなさい」
姉「な、何かできることは?」
ナース「救急車を呼びなさい、早く!」
妹「それから二日ほど経ちまして、今です」
男「命の恩人じゃないか!」
妹「すみませんでした」
男「昨日の夜のことってなに?」
妹「昨日は目を覚まして、自分で家まで来たんだよ?」
男「……マジもんの記憶障害を起こしたようだ」
妹「我々一同も反省しました」
男「猛省しろ」
妹「お望みがあれば! なんでも! しますので!」
男「>>937」
静かで平穏な暮らしをさせてくれ!頼むから!!(泣きながら土下座)
男「静かで平穏な暮らしをさせてくれ! 頼むから!!」シクシク
妹「あたしと?」
男「え?」
妹「それは、あたしとってこと?」
男「…………」
妹「それならオールオッケー」
男「ナースさんにお礼行ってくる」
妹「ちょっと!? あれ、動かない」ガチャガチャ
男「手錠の管理はしっかりな。鍵は持ってくから」チャラチャラ
妹「待ってよぉ! 謝るチャンスを!」
男「くれなかったろ? 与えねぇよ」
男「ホテルにいるかな?」ピンポーン
巫女「どちら様?」ガチャ
男「水辛かったわぁ」
巫女「ごめんなさい! ごめんなさい!」
男「>>941」
貴様!どんな残酷ことをやったか、わかっているのか!!!
男「貴様! どんな残酷ことをやったか、わかっているのか!!!」
巫女「わかってます……。申し訳ありません」
男「わかってるんならなんであんなことできるんだ!」
巫女「違うんだよぉ。あの尼が……。あたしは寝てたんだ!」
男「正座」
巫女「はい!」
男「流されてばかりでどうする!」
巫女「……はい」シュン
男「自分を持って生きなさい!」
巫女「…………」
男「返事は?」
巫女「ふ、ふぇ……うぇええん!! ごめんなさい!」
男「ナースさんは何処にいますか?!」
巫女「と、隣の部屋を取ってました!」
男「それじゃ」
巫女「ま、待って!」
男「正座崩しちゃダメですよ」
巫女「う、動けないよ!」
男「動くなって言ってんです」
巫女「うぅ……ごめんなさい……! ごめんなさい!」
男「すんませーん」コンコン
ナース「今、人に会いたくねーです」
男「俺です。お礼を言いたくて来ました」
ナース「……気にしなくっていいから」
男「なんだか、調子も戻られたようで、何よりです」
ナース「……うん」
男「どの辺りまで覚えてます?」
ナース「……とりあえず入りなよ」ガチャ
男「失礼しまーす」
ナース「適当にかけていいから」
男「いえいえ。改めまして、命をお救いくださいまして、ありがとうございます。見合う品ではありませんが、俺の気持ちです。受け取ってください」
ナース「しっかりしてるわ、ほんと……。ありがと」
男「全快ですか」
ナース「……ほぼほぼってとこ。まだ頭がぼーっとしてるけど」
男「……無理もないっすよ」
ナース「……ごめんな」
男「何がですか?」
ナース「いや、ああなったのって、あたしが原因じゃん? あったまんなかパーンだったとしても」
男「いやいや、ナースの責任ではないですよ」
ナース「それでも、なんかできることあったら言ってくれよ?」
男「>>946」
ksk
男「続きお願いしまーす」
ナース「ばーか。……ばーか!!」
男「あんときは俺も焦っちゃったんすけどぉ。よくよく考えれば、教会でできなかったことだな、と」
ナース「あのな、いくらあたしが少しはセクハラに耐えられるタイプの人間と言ってもよ? 限度があるわけよ」
男「なるほど」
ナース「だからさ、そーゆー、デリカシーのないセクハラはやめてくれる?」
男「>>952」
うるせえなあおらあっ!(メリケンで腹パン5発)
おらおらあ!(蹴る)
しゃぶれよおら(チンチンボロンっ)
↑
男「付き合ってください」
ナース「だからさ」
男「これは本気です」
ナース「……だったらさ、タイミングがあるじゃん」
男「すみません……真面目にやるの苦手でして」
ナース「そんなんじゃもてないぞ、キミ」
男「変なのばかりに付きまとわれてしまいました」
ナース「変なのってさ……変だけど」
男「好きです、あなたが」
ナース「…………」
男「俺のこと、嫌いですか?」
ナース「その言い方は、ズルいよ」
男「俺のこと、好きですか?」
ナース「……やめろよなぁ、照れるじゃん」
男「茶化さないでくださいよ。これでも真面目に聞いてるんですよ?」
ナース「苦手なんじゃないのかよ」
男「でも、真面目ですよ」
ナース「……好きだよ」ギュ
男「!?」
ナース「真面目になった顔、かなりかっこいいよ」
男「ありがとうございます。無理をした甲斐がありました」
ナース「いざってときは頼りになるしな、クズだけど」
男「……守りきれなくて、すみませんでした」
ナース「いーよ、気にすんな」ギュ
男「これからは、ちゃんと守ります」
ナース「……マジで頼むぞ、あたしじゃあんな連中の対処できないからな」
男「任してください」
ナース「……このあとどうすんの?」
男「>>963」
2人で遠くにいく
男「遠出しましょうよ」
ナース「あー。あたしまだ遠出は……」
男「何かあっても守りますから」
ナース「……そんなに言うなら。お手並み拝見といこうじゃないの」
男「任せてくださいよ」
ナース「海が見たいな」
男「俺、運転できませんよ?」
ナース「いーよ、カチで」
男「助かります。電車でちょっと遠いところ行きましょうか」
ナース「あたしはこの辺の海でもいいけど」
男「見つかる可能性が高いので」
ナース「なるほどな」
男「時期が違うせいか全然いないですね」
ナース「あたし、こういうちょっと寂しい海辺好きだよ」
男「俺とどっちが好きですか?」
ナース「……そーゆー甘酸っぱいやりとりがしたいの?」
男「こちとら青春真っ盛りですから」
ナース「はいはい、お前のが好き。お前のが好き」
男「もう少しくらい気持ち込めてくださいよー」
ナース「こっちは青春なんか卒業して久しいんだよ」
男「大人は不安にならないんですか?」
ナース「別にそういうわけじゃないだろうけど……ストレートには言わないもんなの!」
男「そのほうが恥ずかしい気もしますけどねぇ。伝わらなかったりすると余計に」
ナース「相手が鈍感なんだと思い込みゃいいのよ。お前も、あたしからのシグナルに気づいてもらわなきゃ困るからね」
男「ちょっと休みたいの一言は聞き逃しませんから」
ナース「エロガキめ」コツン
男「えー?」
ナース「風強いから、少し寒いな」
男「それもシグナルすか?」
ナース「いやん、温めて! ってアホか。深読みしなくていいの」
男「難しいなぁ」
ナース「不満がありゃそんな感じの顔してるから、そのときだけ深読みしなさい」
男「面倒くさいなぁ」
ナース「おいこら。これでもあたしはサバサバ系だからな?」
男「ピチピチしてるってことですか?」
ナース「脂っこくないってことだよ」
男「なるほど、重たくないと」
ナース「おまえ、わかってて言ってるな?」
男「知りませんね」
ナース「なんでもいいや。どっかお店入ろう」
男「はい」
ナース「あたし、ホットケーキセットにします」
店員「かしこまりました」
男「えー、取らないでくださいよ」
ナース「同じの頼めよ」
男「シェアしたいじゃないすか」
ナース「うわー、青春してるわ。じゃ、あたしこっちのケーキセットで」
店員「ケーキセットお一つと、ホットケーキセットお一つでよろしいでしょうか?」
男「……はい」
店員「かしこまりました。お飲物は?」
ナース「あたしホットコーヒーで」
店員「ホットコーヒーお一つ」
男「……俺もホットコーヒーで」
店員「ホットコーヒーをお二つで。以上でよろしいでしょうか?」
ナース「はい、よろしくお願いします」
男「…………」
男「なんかあの店員、いけすかないですね」
ナース「ん? そうだった? 別に普通だったけど」
男「ナースさんにばっかり話しかけてたし、色目使ってましたよ。気に食わないなぁ……」
ナース「いや、んなことないっしょ。一丁前に嫉妬かァ? 可愛いな」
男「やめてくださいよ。真面目に言ってるんです」
ナース「……おいおい、落ち着け。真面目は嫌いなんだろ?」
男「好きな人にも真面目になれないほど腐ってないですよぉ」
ナース「……わかったわかった。じゃ、あたしはあいつと喋んないから。それでいい?」
男「そういう問題じゃ……いえ、やめときましょうか」
ナース「頼むよ。楽しくやろう、な?」
男「……俺は、楽しんでますよ」
ナース「あたしも楽しいよ」
男「>>971」
ヤンデレに囲まれすぎて男までヤンデレ化してきたか…
安価なら↓
男「じゃあもっと楽しいことしましょう。海には行きましたから、他に行きたいところはありますか?」
ナース「少しは休ませてくれよ。あたしはまだまだ病み上がりなんだ。お前もだぞ?」
男「俺と出かけるのつまらないってことですか?」
ナース「違うって……聞けよ。体力とか、気力的な問題だって」
男「……本当ですか?」
店員「お待たせしました、アイスコーヒーでございます」
男「俺の! 彼女を! 見るな!」
店員「!?」
ナース「よせって! すみませんでした……」
男「なんでこいつと話すんですか?」
店員「お客様? どうされました?」
ナース「落ち着けよ、お前もまだ本調子じゃないんだから」
男「……出ます」
ナース「あ、おい!」
男「おかしい……俺、こんな依存するタイプだったか?」
ナース「おい、急にどうしたんだよ?」
男「行きましょうか」グイグイ
ナース「わーった! わーったから!」
男「誰にも会わないところに……俺たちが二人になれるところがいい」
ナース「……マジで壊れたんじゃないよね?」
男「廃工場……貸し倉庫……樹海……くそ、何処が良い?」ブツブツ
ナース「待て、離せ! 身の危険を感じる!」
男「」パッ
ナース「きゃっ!」ドシン
男「……なんで?」
ナース「な、なんだよ。どうしちゃったんだよ!?」
男「なんで、そんなこと言うんですか?」
ナース「なんでもクソも……待て! よせ! やめてお願い!」
男「俺を愛してくれないんですか!? ねえ!?」ブチブチ
ナース「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!」ジタバタ
男「……嘘だ」ガシ
妹[お兄ちゃん、しばらく連絡が取れませんが、何処にいますか? 前のようなことがあるのではと、心配しています]
姉[私たち、みんな反省しました。お願いですから、連絡をください。家族も、みんなも、迎える準備をして待っています]
女[あなたのいない日常は、とても味気ないものです。あたしたちがどれほどあなたに依存していたのか、よくわかりました。これからは、きっとより良い関係を築けるはずです]
後輩[自分は、変わりました。その変化を、見て欲しいです。この間は、部活の県大会で入賞しました。先輩のためにトロフィーを目指しました]
先輩[わたしは、君のためなら何をも惜しみはしない。手を尽くして今も探している……。しかし、微かな手がかりすらつかめない。こうして一方的にでもメールを送れることすら、奇跡のように感じているよ]
尼[ナースがあなたと同じ時期に疾走してしまいました。何かご存知なのでしょう? 深く自責の念にかられています。私たちに何かできることがあるのなら、どんな手段でも構いません。どんなことだってします。あの子も同じ気持ちだそうです。あの頃、あなたと過ごした日々を、今も懐かしく思っています]
男「…………」
ナース「」ボー
男「みんな、元気してるかなぁ?」
ナース「ぽえー」
男「はは、ごめんなさい。そうですよね。二人でいるのに、他の娘のことなんて考えて、すみません」
ナース「んにゃー」ガチャガチャ
男「暴れちゃだめじゃないですかぁ。鎖が絡まりますよ」
ナース「ぷ?」
男「……可愛いです」ナデナデ
男「ナースさんは、俺が守りますよ」ナデナデ
ナース「むにゅー」
男「キスですか?」チュ
ナース「なー!」
男「あら、違いましたか。おしめかな?」
ナース「ふぅふぅ!」
男「ふふ、息荒いですよ? 今日もですか?」
ナース「はっ! はぁはぁ!」
男「だらしない子にはお仕置きですよぉ?」
ナース「んーみゃ!」
男「しょうがないなぁ」ゴソゴソ
男「……満足しました?」
ナース「まっま!」ジー
男「炎なんかより、俺を見てくださいよぉ、傷付くじゃないすか」
ナース「おろ?」チラ
男「ふふ、ずっと一緒ですよ?」
ナース「…………」コクン
男「俺、幸せですよ。こんな日常も」
とりあえず以上です。
安価で、少しでも毎日書いて1000まで行くのが目標だったので、嬉しいです。
ありがたいことにお望みの方がいるようなので、次のを立てることにしました。
頻度は落ちると思います。
安価とヤンデレハーレムという言葉はいれるので検索してください。
内容は今から1000までの範囲安価で決めます。多いやつです。
1.サザエさん時空の、イベント形式。文化祭やBBQなど、小噺を書いていきます。
2.始めからやり直し。まだ使っていない設定もあるので、違う感じになるかもしれません。
3.その他。自由に意見をお願いします。
ご協力いただきありがとうございました。
お楽しみいただけたなら幸いです。
このSSまとめへのコメント
安価が優秀すぎてびびる
ナース…