貴音「どっきりますたぁ」 (20)

※アイドルマスターのSSです!
キャラ崩壊等快く思わない方には申し訳ないSSです!
ますまスマホからなのでダッシュが「ーー」になるなどもありますが、ご了承ください。

最後まで付き合って頂けると幸いです

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貴音「腹立つ」

響「た、貴音」

貴音「あなた様がらぁめん1ヵ月禁止だってさ」

貴音「いけず通り越して腹立つ 」

響「た、貴音、カメラ!」

貴音「……面妖な」

春香「は、始まってますよー、貴音さん」
\貴音と! 響の! ドッキリ☆マスター!/

響「こ、今週の生っすかサンデーの特別コーナー!」

貴音「貴音と響のどっきりますたぁ、の時間でございます」

響(あ、戻った)

響「このコーナーって何すればいいんだ、貴音?」

貴音「はい、このコーナーは身近なお方にどっきりを仕掛けて、そのお方の面妖な反応を楽しもう、という趣旨のもと……」

響「わあ、長い長い! つ、つまり……」

貴音「騙しの演技力、が試されますね」

響「なるほど! あはは、自分達は完璧だからなんくるないさー!」

貴音「ふふ。今回の仕掛け人は私、四条貴音と」

響「我那覇響だぞ! そんで今回の被害者はーー」

貴音「まだとっぷしぃくれっとですよ、響。本人が見ている可能性も亡きにしもあらずですから」

響「あ、そうだったな! この時間は準備編! お買い物に行ってくるさー」

貴音「はい。いざ、参りましょう! どんきほぉて!」

響「レッツゴー!」

店内

貴音「響、これなどはいかがでしょう?」

響「中々だぞー……自分はこっち、かな」

貴音「ふふ、そちらもあり、ですね」

ジブンカンペキダカラナー!!
フフ、ソノトオリデス。

春香「……完璧にイチャイチャしてますね」

………………………………………
響「ふう、いい買い物だったぞ!」

貴音「そうですね、これならば……」

響「た、貴音?」

貴音「存分に楽しめそうです」ニッコリ

響(こ、こわい)

響(貴音……めっちゃ本気だぞ)

響「そ、そうだな! では今回はここまで!」

貴音「来週の生っすかサンデーでまたお会いしましょう」

響「まったねー!」


春香「はい! 貴音さん、響、頑張ってね!」

美希「次のコーナーは、『ミキと千早さんの眠り姫天気予報』、なんだけど……」

千早「ここで一旦CMです」


………………………………………
響「お疲れ! 貴音!」

貴音「はい。響も良き働きでした」

響「それで、誰にドッキリ仕掛けるんだ?」

貴音「はい。今回は私達のプロデューサーに仕掛けようかと」

響「プ、プロデューサーに? ……まさかとは思うけど」

貴音「らぁめんの件はなんにも関係ありませんよ」ニッコリ

響「あは、は………」

響(目がマジだぞ、貴音……)

貴音「明日から3日間が勝負です。響、頑張りましょうね」

響「オ、オウ」

1日目

貴音(今日はらいぶ……ですか)

貴音(あなた様は確か千早のボーカルレッスンの後、竜宮小町の特別指導、でしたね。どうやらお会いできない模様です)

貴音「ですがそれならそれで打つ手もあります……雪歩!」

雪歩「は、はいぃ!?」

貴音「少し手伝って欲しいことがあります」

………………………………………
P「今日も疲れた……ん? 貴音からメールが来てる」

『あなた様。
お仕事お疲れ様です。
良ければ今、少し時間はございますか?』

P「ふむ……『あたぼーよ』、と。送信」チャラリン♪

スーリルノナイアイナンーテー♪

P「お、貴音にしては珍しく返信早いな……なになに」

『わたくしもあなた様も明日の午後はおふ、でしたよね?
良ければ、少しわたくしと付き合ってはくださりませんか』

P「こっちはオフと言っても書類整理はしなきゃいけないんだけどな」

P「まあ、たまには羽を伸びすのも大切か。 『あたぼーよ』、と」チャラリン♪

スーリルノナイアイナンーテー♪

P(3分もしない内に返信が来た……)

『ありがとうございます。
わたくし、明日が楽しみで楽しみで眠れません。

今晩は、とても月が綺麗ですね』

P「お、おう……ここまで嬉しがられるとは」

P「それに『月が綺麗ですね』って……まあ、貴音は良く言うけどさ」

P「『あたぼーよ』……と。 独り身の男としては少し気になっちゃうよな。 送信」チャラリン♪

スーリルノナイアイナンーテー♪

P(まただ……返信がめちゃくちゃ早い)

P(いつもはこんなことないのに)

P「まさかモテ期ってやつだったりして。 はは」

小鳥「ピヨォ!?」

『近頃はあなた様に会えない日々が続いていましたので。
久しぶりにお会いできると思うと胸が高鳴ります。
あなた様も同じ気持ちであれば……いいのですが。

わたくしは明日のでぇとに備えてそろそろ床に着きます。
くれぐれも無理なさらぬよう。
それでは、おやすみなさい、あなた様』

P「デ、デートって……」

少し空けます
しょっぱなの>>1から誤字してしまいました……すみません
(ていうか日本語になってない……)

P(貴音はこういうことを素で言うからなあ……まさかとは思うが……)

P「なんかドキドキするなあ……『あたぼーよ。おやすみ』、 と」チャラリン♪

小鳥「プロデューサーさんも抜けがけするんですかぁ!?この独身ロードから!」ガタンッ

P「そんな茨の道は歩きたくないです」

………………………………………
貴音「雪歩。こんな感じで」

雪歩「はい、オッケーですぅ! プロデューサーさん、きっと今頃ドッキドキですよぉ!」

貴音「ふふ。そうならばこちらの思惑通りですね。今日はありがとうございました、雪歩」

雪歩「いえいえ! 楽しそうですからね! また何かあったら、絶対呼んで下さいね!」

貴音「はい……それでは」

雪歩「またね、四条さん!」

雪歩(こんなに面白いこと、みすみす他の人に渡すわけにはいかないですぅ)

雪歩(それにしてもプロデューサーさん。女の子とのメールに『あたぼーよ』は無いと思いますぅ……もしかして童貞さん?)

2日目

D「皆さんお疲れ様でしたー」

「「「「お疲れ様でしたー!」」」」

亜美「んっふっふ→。久しぶりの全員での大型ライブだったねぃ!」

あずさ「そうね~。最近は竜宮小町ばっかりだったけど……」

伊織「にひひっ♪ こういうのも悪くないわね!」

P「皆! お疲れ様!」

P「今日のライブ、記者さんからの反響もすごくて、早速取材させてくれーって依頼が何件も来てるぞ!」

真「やーりぃ! これでまた一歩トップアイドルに近づきましたね!」

千早「春香、良かったわよ」

春香「千早ちゃんこそー」ニヘラッ

貴音「あなた様……そろそろ」コソッ

P「ん? ああ、そうだな。 ……それじゃ、今日はこれにて解散! 各自ライブの疲れを癒してくれ!」

美希「はいなのー!」

やよい「うっうー! スーパーの特売、賢く行ってきまーす!!」

サヨナラナノ-!! オツカレー ジャアネ-!!

P「じゃあ……貴音」

貴音「はい……あなた様」

貴音「響、雪歩……よろしく頼みましたよ」

響 雪歩 「……」コクッ

P「それで貴音? 今日はどこに行きたいんだ?」

貴音「あなた様の希望はどこかございましょうか」

P「いんや、無いよ。貴音に任せる」

貴音「それでは……」

貴音「…………聞こえていますか、雪歩、響」ボソッ

響『ばっちりだぞ!』

雪歩『今日のデートの行き先、でしょ? ちょっと待ってね』

貴音「……」コクッ

P「貴音? どうしたんだ?」

貴音「いえ……」

貴音(なんと返すべきでしょうか……)

響『! プロデューサーの隣にいるのがとても嬉しくて、って言うんだ』

貴音「はい。ーーあなた様の隣に居れる事がとても嬉しいもので」ニッコリ

P「お、そ、そうか」
P(な、なんだこいつ……いつもと違う!?)ドキドキ

雪歩『そうだね、駅前の『らく~じゃ』なんてどう? あそこの室内プールで……フヒュ』

響『雪歩?』

雪歩『あ、ううん! 気にしないで!』

雪歩『四条さん! 『らく~じゃ』だよ、『らく~じゃ』!』

貴音(分かりました、雪歩)コクッ

貴音「今日は駅前の『らく~じゃ』とやらに参りましょう」

P「らく~じゃ? あの色々入ってるとこか?」

貴音「そうです。善は急げですよ、あなた様」ギュッ

P「あ、ちょっ!」

P(いきなり腕を絡ませられたら……もう///)

貴音「? 何故前傾の姿勢を?」

P「な、なんでもないっ!///」

…………………………………………
雪歩「やっぱ童貞かあいつ」

響「雪歩、色々崩れ過ぎだぞ」

雪歩「それにしても貴音ちゃんも良く思いつくねー。片耳にイヤホン差して私達と無線で会話なんて」

響「自分、なんだか見たことあるぞこの展開…………確か『ロンドンハー」
雪歩「それ以上いけない」

響「ごめん」

雪歩「さぁーて! これからプロデューサーはどこまでぐでんぐでんになるのでしょうか!」

響(一応こっちもカメラ回ってるんだぞ、雪歩……)

???「我那覇さんに……萩原さん? 貴方達、ここで一体何してるの?」

雪歩 響「!?」

『らく~じゃ』 室内プール

P(突然プールに入りたいと言われた時はびっくりしたが……)

P(ここ、水着借りれるのか)

P(それにしてもここ何日かの貴音の様子がおかしい)

P(まるで俺に気があるような……い、いやそんなこと考えちゃいけない!)

P(俺達はアイドルとプロデューサーなんだから……いや、禁断の恋っていうのも……)

P「……」ムクムク

P「もう少ししてから行こう……」


……………………………………
貴音「着替えました」

雪歩『良し、ですぅ』

響『これからはイヤホンも着けられないから、自分達の指示をよーく覚えておくんだぞ!』

貴音「はい……して、わたくしは何をすれば?」

響『水着で誘惑してでろんでろんにする作戦!……だよね?』

雪歩『違うところはガチガチだけどね』

響『雪歩、何言ってるんだ……』

千早『くっ、確かに私のはガチガチに硬いですけど』

響『今のは胸の話じゃないぞ、千早』

貴音「……千早? 千早もいるのですか?」

千早『はい。偶然この2人を見かけて』

響『参考にしたい、だそうだぞ』

雪歩(多分、参考にはならないんじゃないかなぁ)

千早『そういう訳です。よろしくお願いします』

貴音「いえいえ、こちらこそよろしくお願いしますね、千早」

雪歩『それで作戦なんだけどーー……』

アーデモナイコーデモナイ
クッ

貴音「ーー成程。了解しました」

雪歩『頑張ってくださいね!』

響『グッドラック・トゥ・ユーだぞ!』

千早『くっ、これは私には出来ない……! くっ!』

響(千早めんどくさいなあ……)

貴音「お待たせしました」

P「お、おう、たか……ね……」

貴音「? あなた様?」

P(仕事中はなんとも思ったことなかったけど……)

P(貴音の体はある意味最強の凶器だ…… !)

P(どうして、どうしてただの白いビキニがここまで似合うんだ!?)

P(ま、まずい、平常心平常心……)

貴音「あなた様?」ギュッ

P「あ………ぁ…………」

貴音「どうなされましたか?(上目遣い)」

P「うわああぁぁあぁぁぁあ!!」ダッシュ&ダイビンッ!!

貴音「あ、危ないですよ!?」

響「あは! あははっ! プロデューサーまっか………!」ジタバタ

雪歩「予想以上に女慣れしてないですね」

千早「わ、私にだってあれくらい!」

雪歩「無理です」

千早「はい」

P「ふう…………」

貴音「落ち着きましたか? あなた様」

P「あ、ああ、もう大丈夫だ」

P(プールの中に入ってしまえばある程度直視せずに済む……)

P(それにこちらもある程度誤魔化しが効く!)

貴音「なら良いのですが……えいっ!」

P「!? た、貴音っ、やめっ!」

貴音「くすぐり攻撃です! えいっ! やあっ!」

P「あ、あはははは! や、やめ、はは!」

P(当たってるよ、貴音! 柔らかいよ、貴音! どこがとかじゃなくて全部柔らかい! 持て俺の理性! 頼む! 持ってくれ!)

貴音「ふふ、体も解れましたか?」

P「ああ、うん……ありがとな」
P(俺の水鉄砲はむしろ硬くなったけどな)

貴音「では、しばし泳ぐとしましょう……25m自由形競争はいかがです?」

P(体を動かしたら紛れるか……)
P「おう、じゃあーー行くぞ! 」

雪歩「ガッチガチですね」

響「雪歩? 何がだ?」

雪歩「いえいえ、もうガッチガチでしょ、あれは」

響「…………雪歩?」

千早「くっ、そりゃあ私はいつでも鉄壁で絶壁ですが!」

響「千早は黙ってて」

千早「はい」

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