【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」【第二章】 (929)

超肥満体型少年・ピザ男の熱い青春は続く…

前スレ↓
【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」
【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364603973/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366963540

もし良かったら、前スレの最後に書いたアンケートもお願いします。

>>2
ありがとうっす!

【現在の体重】
500キロ→230キロ

【見た目】
『妖怪レベル』→『力士(重量級)レベル』

スレ汚しですが前スレにあった

ソフト ノーマル ハードはどんな感じに違うのでしょうか

ネタバレになるのでしたらスルーしてください

>>5
ネタバレになるので詳しくは言えないけど

ノーマルとハードには絶対的な差があるって事だけは確か

ソフトとノーマルは、大差は少ないけどソフトの場合、減るだけ
(何が減るかはご想像で)

アンケご協力ありがとう。
まだ前スレのアンケ終わってないけど、何個か抜粋し採用したいイベントもあったので、具体的に考えて行きたいです。

〜9月新学期〜

美少女「おはようピザ男君!女ちゃん!」

女「おはよう!」

ピザ男「おはよう///久しぶりだね///」

美少女「ピザ男君も女ちゃんも随分焼けたね」

女「まあ外にいた時間長かったしね」

美少女「ピザ男君もまた痩せたね!」

ピザ男「えへへへ///」

ギュゥゥ

ピザ男「痛たたた!!だから何で頬つねる!」

女「美少女ばっか見てんじゃないわよ。私に報告する事あるでしょ?」

ピザ男「報告?ああ!そうだそうだ!」

ピザ男「体重、230キロまで絞ったぞ!」

美少女「230キロって、たった1年で半分以上も!?」

ピザ男「全く驚いてるよ。自分でも」

女「今日から早速教えるから覚悟しなさい」

ピザ男「おう!」


クラスメート1「ピザ男の奴…確実に痩せてきてるな」

クラスメート2「まだ厚い体型だけど、相当やせたよな」

野球部1「やはりアイツをキャッチャーとして入部させたい」

イケメン「……ふん」

〜放課後・道場〜

ショタ「にーちゃん!ついに胴衣を着れる時が来たね!」

ピザ男「ああオレ今、メッチャ感動してる」ジ—ン

女「着てるだけじゃ強くはなれないわよ」

女「あんたにはさっさと小学生組を卒業して、黒帯を取ってもらうから」

ピザ男「そういえば気になってたんだが、ここの道場って大会とかあんのか?」

女「それがないのよ」

女「前にも話したけど、ウチの道場かなり特殊で、他の道場とはルールや様式が違いすぎるの」

ピザ男「つまり他の地域に、派生した道場がないと」

女「そう。だから黒帯も試験とか受ける訳じゃなくて、師範の判断で授与されるの」

女「あとアンタに胴衣のほかに『コレ』を」ススッ

ピザ男「これは…ヘッドギアにグローブか?」カチャッ

女「うん。ウチの流派の攻めは、とにかく過激な部類に入るから、コレをつける」

ピザ男(どんだけ危ないスタイルなんだここは…)

女「それじゃ…まずは礼儀や作法を軽く…」

〜〜

女「……大体わかった?」

ピザ男「ああ、そんなに難しくはなかったな」

女「うん。それじゃ…」

ピザ男「……」

女「アンタには>>16をやってもらう」

� 正拳突き×2000回
� 上段蹴り×2000回
� 膝蹴り×2000回
� その他×2000回

人いないな、安価↑

最初に言っただろ
基本が無いのに反復練習は無駄だって
むしろ悪い癖が身につくから害悪ですらあるぞ

>>16
基本、一回の安価に突き一人一回だけど今回は…
あれ?デジャry

オレも安価ミスる時あるんで、今回はOKにします

>>19
1年間、基礎的な筋トレのみ励んできたので…
と言いたいけど先ほど、身体的な基礎でなく、空手の基礎についてググってきた

四股立ちとか猫足立ちとかは解ったけど、それ以外に何かあるかな?
とりあえず、飯食ってきます

>>16の安価については採用しますが、いますぐやるか否かは食いながら考えます

女「アンタには一通り、簡単の技を千回ずつやってもらうわ」

ピザ男「わかった!」

ショタ「……ねえ、女ねーちゃん」

女「ん?」

ショタ「あのさ…」ゴニョゴニョ

女「え、それもやらせるけど…」

ショタ「いやここは、中途半端にやるより…」ゴニョゴニョ

女「うん…そうね」

ピザ男「…?」

女「あ、ごめんピザ男」

女「さっきの特訓、やっぱ後でで良い?」

ピザ男「良いけど…何かやるのか?」

女「簡単に言えば、空手やる上での、型を作ってもらう為の基礎練習ね」

女「四股立ち、猫足立ち、後屈立ち手刀受け、騎馬立ち、あと…」

女「まあとにかく、暫くはそれだけを一点集中でやるから」

ピザ男「…?ああ、わかった」

ピザ男「んで女、それらをどれ位かけてやるんだ?」

女「そうね…>>23

� ピザ男なら1ヶ月で充分ね
� 念を持って、2ヶ月かな
� 石の上にも3年…とまでは言わないけど、3ヶ月

2

女「そうね…念を持って、2ヶ月かな」

ピザ男「2ヶ月か…」

ピザ男(本格的な事は11月頃からか)

女「ただ2ヶ月過ぎてもこの練習は必ずやるからね」

女「あくまで集中的にやるってだけで」

ピザ男「わかってる」

〜それから〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

女「……」ウデグミ

ピザ男「いち!にー!さーん!」シュッシュッ

女「やり直し」

ピザ男「え〜!今でのダメなのか!?」

女「ダメ。何よ今の、タコ踊りでもしたいの?」

女「良い?もう一回手本見せるから」

女「1!2!3!」シュッシュッ

ピザ男(キレのある動きだ…)

女「アンタの動きはただ手足をバタバタさせてるだけで形になってない!」

女「さ、もう一回!」

ピザ男「いち!にー!さーん!」シュッシュッ

ピザ男(地味だが思ってたよりもキツイなこれ…)ゼェゼェ

女「はい!今日はここまで!」

男子1「ありがとうございました!」

女子1「さようならー」

女「はいはい〜」ノ

ピザ男「ぜぇぜぇ…なあ、今日はどんな感じだったか?」

女「まだ初日だしなんとも言えない。でも1年間筋トレに集中させたのは正解だったわね」

ピザ男「ははは…おれもそう思うわ。鍛えてなかったらタコ踊りすらできなかったと思う」


女「それじゃ…そろそろ、はじめよっか」

ピザ男「へ?なにを…」

女「何をって…いつもやってた筋トレ」

ピザ男「」

ピザ男「え、ここから毎日はアレだけじゃないのか…?」

女「何言ってんの、強くなりたいんなら、道場の稽古だけじゃだめでしょ」

ピザ男「ま、まあ…」

ピザ男(これは寝る時間、かなり減りそうだ…)

女「あとね私、家で習ってる以外の格闘技やめたから」

ピザ男「え」

女「…アンタへの指導に力を注ぎ込みたいし」

ピザ男「女…お前…」

ピザ男(まあ既に、超が付く達人の域にいるしな女は)

女「さっ、行くわよ!」

ピザ男「お、おう!」

女「あと、ショタは家に帰りなさい。帰るのかなり遅くなるから」

ショタ「ちぇ」

〜土手〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…」ダダッ

女「あんたもこの一年で随分、足が速くなったわね」ダダッ

ピザ男「お前のおかげだよ、一人じゃ心細くて、メンタルが付いて来れなかった」

女「…ぁりがと」

ピザ男「でも、まだまだこんなんじゃダメだ。お前みたいにどんなに走っても平気な顔してられるようにならないと」

女「へへへ、言ってくれるじゃない」

女「んじゃ、あたしちょっと本気だすから、付いて来いや!」ダダダッ

ピザ男「あ、待てよ!早すぎだお前!」ダダッ

女「頑張って付いて来い!」

ピザ男「夜だから見えにくい!ペース落としてくれ〜!」

〜10月〜

ピザ男(あれからオレは、前の特訓に付け加え、空手の稽古も開始し、さらなる厳しい修行の日々を送った)

ピザ男(そのため、寝る時間が少なくなった)

ピザ男(最近は授業中、毎日眠い)

〜授業中〜

ピザ男「〜zzz」

美少女「ねぇピザ男くん、そろそろ起きた方が良いよ」ユサユサ

女「あの先生は厄介だから起きなピザ男」ユサユサ

ピザ男「zzz〜」

厳格教師「おいピザ男!」

ピザ男「zzz」

厳格教師「起きんかい!!!」

ゴォンッ!!

ピザ男「痛っ…て!わわ…わわわわ!」ガタッ

厳格教師「何をやってるんだピザ男!!」

バシーン!!

ピザ男「痛ってぇ!!!」

厳格教師「廊下に立ってろ!!!」

ピザ男「……」ガックリ

クラスメート「はははwww」

イケメン「ざまーねな」

女&美少女「アチャー…」

委員長「待ってください先生」

クラスメート(全員)「!?」

女(え…常に先生達の側近とも思える委員長が…)

美少女(どうしちゃったの委員長ちゃん…?)

厳格教師「どうした…珍しく、この私に逆らう気か貴様?」

委員長「…あまりに目に余る態度なら、度を越えてなければ、小さな体罰だったり刑罰でも、個人的には致し方ないかと」

委員長「しかし先生。これはちょっとやり過ぎでは?」

委員長「いつまでも昔のやり方を通用させるのはお門違いかと」

厳格教師「なんだと……?」スッ

クラスメート(全員)(委員長が殴られる…!!)

委員長「私を殴るんですね?わかりました。いいですよ」

厳格教師「……良い覚悟だな」

委員長「所で先生?先にお聞きしたい事が」

厳格教師「何だ。言ってみろ」

委員長「…先生は結構、飲酒運転を繰り返されてますね?」ボソリ

厳格教師「っ!?」ビクッ

委員長「昨夜も夜遅くまで○○屋で飲んでは、飲酒運転をされたと思いますが」

厳格教師「貴様…なぜそれを…」

委員長「まあ偶然、何回か目撃してしまって…」

委員長「いずれにしても、公務員がこのような醜態はいかがな物かと」

厳格教師「……」

厳格教師「……」ガクガク

厳格教師「……委員長、それとピザ男!席に戻って良い」

ピザ男「え」

委員長「……」

厳格教師「それと…もう残りは自習だ。私は用事がある」

委員長「あ、待ってください先生」

厳格教師「…なんだ」


委員長「さっき私、偶然何回か見かけたって言いましたよね?」

委員長「あれは嘘です」


厳格教師「っ!!?〜〜とにかく帰る!!!」

ガララ

美少女「い、いっちゃった…」

女「う、嘘でしょ…一体何があったのよ…」

クラスメート(全員)(委員長、一体、厳格先生に何を言ったんだ…)

ピザ男「」

ピザ男「い、委員長…その…よくわからないけどありがとう」

委員長「…ピザ男君も授業中居眠りしちゃダメだよ」

ピザ男「う、うん」

委員長「頑張るのは良いことだけどね、メリハリつけないと」

ピザ男「うん…」

クラスメート1「ピザ男も委員長に怒られるかと思ったけど、あんまり叱られなかったな」

クラスメート2「うん、なんだろ。他の人には結構キツイ事言うのに」

イケメン「鉄仮面の考えてる事はよくわからんな」


委員長「誰が鉄仮面なのかな?」

イケメン「わわああ!いつの間に!?」ガタッ

委員長「仮にも私、女なんだけどそういう事言われると傷つくんだけど」マエヲアルク

委員長「君はいつも見下す対象を定めて、人の事を馬鹿にするけど」テクテク

委員長「悪口を言われた人の気持ちや痛みを想像した事あるのかな?」

イケメン「え、えと、その…」アトズサリ

イケメン(な、なんだ、この凄まじい威圧感…!!!)

ピザ男「い、委員長もうやめよう。何か可愛そうになってきた」

イケメン「……」ガクガク

委員長「そうだね。私も良い過ぎちゃったごめんね」

イケメン「い、いえ。そんな事…」

ピザ男(……)

ピザ男(エスパーと言っても過言じゃない鋭すぎる勘…抜け目の無い完璧な理論…そして凄まじい威圧感)

ピザ男(委員長の本気…久々に見た気がする)

〜数日後・休日〜

ピザ男「今日は土曜日」

ピザ男「そして今日は週1回の完全休業」

ピザ男「特に曜日に指定なく、好きな日を一日だけ休むようにしてる」

ピザ男「特に最近はほぼ毎日道場行ってたしな…」

ピザ男「思いっきり寝るのも良いが…」

ピザ男「本屋にでも行ってこよう」

店員「ありがとうございました!」

ピザ男「ふぅ…愛読してる本の最新刊が出てた」

ピザ男「普段は忙しいし、今日一気に三分の一まで読みたいな」

〜土手〜

ピザ男「……」テクテク

ピザ男「懐かしいな…DQN1,2,3に襲われて、女に助けられて…もう一年か」

ピザ男「……」

ピザ男「……ん?」

ピザ男(前方に誰か来る…)

「……」テクテク

ピザ男(ブレザー服で、髪を逆立てた金髪にピアス…)

ピザ男「ぅ…なんか恐そうな人だな」

ピザ男(あんま目線を合わせないようにしないと…)

ピザ男「……」テクテク

「……」ジー

ピザ男(ぅ…なんかこっち見てるし…)

「……あ、やっぱり!」

ピザ男「え」

「久しぶりピザやん!!会いたかったぜ!小学生以来か?」

ピザ男「あの…誰ですか?」

「オレだよ!ガリ男だよ!」

ピザ男「…っ!!ああ、お前か!!」

ピザ男「ガリレオ!」

ガリ男「頼むから人の事を、歴史上の人物の名前であだ名を付けるのは止めてくれ。オレはガリ男だ」

ピザ男「良いじゃん、お前確か理科凄い得意だったし。不足無いだろ」

ガリ男「はぁ…まあいいや」

ピザ男「小学校6年の時に、卒業と同時に県外に引っ越したよな」

ガリ男「ああ。だが高校入試の際に、またこの県に戻ってきた」

ガリ男「だけどお前の家から、離れた地域でさ。会いたかったんだが中々厳しかったんだ」

ピザ男「そうだったのか」

ガリ男「少し座るか」トスッ

ピザ男「ああ」ドスッ

ガリ男「懐かしいな小学校時代」

ピザ男「よく俺達はイジメの格好の的だったよな」

ガリ男「ははは、そうだったな」

ピザ男「……あん時はお前が側にいてくれたからな、おかげで随分、精神的に助かったよ」

ガリ男「お互い様だよ」

ピザ男「中学時代、お前がいなくなってからオレ一人だった」

ガリ男「ああ、おれなんか途中から引きこもりになったよ」

ピザ男「お前も色々合ったんだな」

ガリ男「…ああ」

ピザ男「でもその割には、随分見た目が変わったな」

ピザ男「なんか、体も少し筋肉質になってるし」

ガリ男「ああ、E高に通ってるせいか、なんか雰囲気に流されちゃって」

ピザ男「E高だと!?」

ピザ男(E高と言えば…DQN1,2,3と同じ学校じゃないか!!)

ガリ男「E高に馴染むには大変だったよ」

ガリ男「元々引きこもりっだってのに、どいつもこいつも容赦なしで」

ピザ男「……」

ガリ男「ただ、また引きこもりになるのがイヤで、意地でも学校通った」

ピザ男「強いなお前。おれなら絶対引きこもってたよ」

ガリ男「もう逃げるのがイヤになってね」

ガリ男「毎日、自作のプロテイン飲んで、E高内で色んな奴と喧嘩してた」

ピザ男「そうか。ガリレオも頑張っ…」

ピザ男「……」

ピザ男「自作プロテインだと!?」

ガリ男「ああ、それを飲んで、毎日喧嘩してたら強くなった」

ピザ男(それプロテインってより、本格的な筋肉増強剤だな)

ガリ男「ピザやんにもやるか?」

ピザ男「そんな怪しい物、飲みたくないです」

ピザ男「でもガリレオ、なんでE高なんかに…」

ガリ男「オレは理科以外の教科は壊滅的に酷いからな」

ピザ男「あ、そっか」

ガリ男「ピザやんはドコの高校通ってるの?」

ピザ男「A高だよ」

ガリ男「そこそこ良いところじゃん。国語と家庭科しか、得意教科なかったのに」

ピザ男「ガリレオと違って、他教科も平均的に取るんで」

ガリ男「でもピザやん、あんま変わってないな」

ピザ男「え…」

ピザ男(そっか…ガリレオと最後に会ったのは小6以来だからな)

ピザ男(あの時は500キロもなかった。今くらいの体重でも違和感ないんだ)

ピザ男「そ、そんな事ないぞ!空手はじめて痩せたんだ!」

ガリ男「ふーん…この脂肪でね」プニッ

ピザ男「ぅ…」ポヨン

ガリ男「んで空手初めてどれ位、経つんだ?」

ピザ男「1ヶ月前」

ガリ男「なんだ最近じゃん」

ピザ男「…ちょっとワケアリで違う事やってたんだよ」

ピザ男「そういえば、ガリレオはここに何しに来たんだ?」

ピザ男「家、遠いんだろ?」

ガリ男「実は…夏休みに彼女が出来まして」

ピザ男「っ!マジで!?」

ガリ男「ああ、ピザやんは彼女いないの?」

ピザ男「今は……いない」

ガリ男「そっか、んじゃ童貞?」

ピザ男「……ああ、そうだよ」

ガリ男「ふ〜ん」ニヤニヤ

ピザ男「調子に乗るとすぐ見下す癖、相変わらずだな」ピキピキ

ガリ男「んじゃモテる為に、オレの自作のプロテインを…」

ピザ男「だから入りません」

ピザ男「ようするに、彼女の住んでる町がこの辺なんだな」

ガリ男「そ!遠くて参っちゃうよ」ニヤニヤ

ピザ男「殴って良い?」ピキピキ

ガリ男「ああ、ごめんごめん」

ガリ男「丁度、今は彼女バイトで、夜からのデートなんだ。だから早めに来た」

ピザ男「……そうか」

ガリ男「ピザやんはこれからドコに?」

ピザ男「図書館にでも行こうかと思ってた」

ガリ男「そうか!オレも行こうとしてたんだ」

ピザ男「んじゃ、一緒にいくか」

〜図書館〜

ピザ男「……」ペラペラ

ガリ男「……」ペラペラ

ピザ男「相変わらず、難しそうな本読んでるな」

ガリ男「そういうピザやんはまたラノベか」

ピザ男「……」

ガリ男「……」

ピザ男「なあ」

ガリ男「ん?」

ピザ男「E高でDQN1,2,3って知ってる?」

ガリ男「知ってるよ。去年同じクラスだったし」

ピザ男(うわあぁマジかよ……)

ガリ男「彼らは今のところ、ウチの学校で最強のチームだからね。厄介だったよ」

ピザ男「チーム?」

ガリ男「E高はD高と違って、一つの組織で固まってるん訳じゃないんだ」

ガリ男「言うなれば、烏合の衆って感じで、小さなグループが沢山あるんだ」

ピザ男「典型的な現代ヤンキーか」


ピザ男(あれ?でもその最強グループを一撃で倒した、女って一体…)

ガリ男「でもこれから勢力図は大きく変わるよ」

ピザ男「え」

ガリ男「今、オレは『ある人』と二人で、E高を統一させようと頑張ってるんだ」

ピザ男「……」

ガリ男「来年にはオレは、この辺じゃ有名な不良になってるだろうな」

ピザ男「有名な不良……か」

〜数時間後〜

ギャル「やっほーガリ男!」

ガリ男「お、来たか」

ピザ男「あれが彼女か…」

ギャル「早く行こーよー!」

ガリ男「おい、図書館では静かにしろ」

ギャル「えーなによー。こんな時だけ真面目になって」チュッ

ガリ男「いいから静かにしろ」チュッ

ガリ男「じゃあな、ピザやん。また会おうぜ!」

ピザ男「おう、またな!」

ギャル「ねーさっきのデブは何?」

ガリ男「親友だよ」

ギャル「えー信じらんなーい」キャッキャッ


ピザ男「……」

〜帰り道〜

ピザ男「久しぶりに会った親友…かつて痛みを別け合った親友…」

ピザ男「随分、変わったな。良くも悪くも」

ピザ男「あ…連絡先聞くの忘れてた…」

ピザ男「まあ、そのうちまた会うか」

ピザ男「……」


ピザ男「何だろ…この置いてきぼり感…何とも言えない疎外感…切ない…」


ピザ男「……」

女「よ!」ポンッ

ピザ男「わわ!」

ピザ男「お、女か」

女「何を暗い顔してんの?」

ピザ男「いや…別に」

ピザ男「お前は何してたんだよ」

女「ジョギング」

ピザ男「ああ、なるほど」

女「あんたは…今日は完全休養日か」

ピザ男「うん…」

女「……」

女「ねぇ!美少女誘って何処かご飯食べにいこ!」

ピザ男「え、いまから?」

女「うん」

女「あんた、元気ないから、ジョギングは中止」

女「ホラ、行こ!」

ピザ男「あ…ああ!」

ピザ男(こうしてオレは、3人でファミレスに行って、食事を取った)

しばし出かけてきます
帰ってきて、体力余ってたら更新するね

ピザ男(あれから厳しい特訓は続いた)


ピザ男「いち!にー!さーん!」シュッシュッ

女「形が崩れてきたぞ。集中しなさい」

ピザ男「いち…に…さん…」シュッシュッ

女「動きが鈍い。やり直し」


ピザ男(武術の難しさを思い知らされる日々)


ショタ「にーちゃん!今度はタコ踊りから、盆踊りみたいになってるぞ!」

女「ったく…何回、見本を見せれば気が済むのよ」シュッシュッ

ピザ男「すいません!」


ピザ男(授業中は相変わらず眠い)


ピザ男「zzz…」

厳格教師「貴様!何を寝取るんだ!」チョークナゲル

ピザ男「…ん、寝てた。って、うわあああ!!!」サッ

厳格教師「何を避けとるんだ貴様!」カマエル

ピザ男「ヒィィィ!」

委員長「チョークを筆記目的意外に扱うのは問題かと思われますが先生」

厳格教師「ぐぬぬ…」

ピザ男(そして、あっという間に2ヶ月が経ち、11月を迎える)

ピザ男「1!2!3!」シュッシュッ

ピザ男「オス!」

女「良い形に成ってきたわ」

ピザ男「思ったより難しかったな」

女「基礎は舐めちゃいけないからね」

女「これからもその基礎は毎日続けるから、怠らないようにね」

ピザ男「うむ」

女「それじゃ……」

ピザ男「いよいよ技の反復練習か」

女「技と言っても、難易度低い物からね」

女「後は練習意外にも、他の人のやってることを、良く観察しなさい」

ピザ男「わかった」

女「それじゃ、教えるね。まずは…」

ピザ男「せい!せい!」シュッシュッ

女「膝蹴りは結構、良いセンスしてるわね」

ピザ男「ほ、本当か?」

女「ええ。まだちょっとしか教えてないのに、割と結構、サマになってる」

ピザ男(そういえば以前、河川敷でDQN達と闘った時も、膝蹴りだけ割と効いてた様子だったしな)

ピザ男(膝蹴りは得意分野なのかな)

女「ただし、他の正拳突きと上段蹴りは、まだまだね」

女「特に正拳突きは、太ってるせいか、リズムが凄く悪い」

ピザ男「むむ…」

女「もう一回、見本見せるから良く見てなさい!」

女「今日はここまで!」

女子&男子「ありがとうございました!」

女「お疲れ様!」

ピザ男「ぜぇぜぇ…腕と足がパンパンだ…」

女「さっ、筋トレの時間よ」

ピザ男「あ、ああ…」

女「あ、その前に…あんたに話が」

ピザ男「ん?なんだ」


女「2週間後に、ショタと試合してもらうから」

ピザ男「試合だと!?」

女「厳密には、昇格試験みたいな奴ね」

ピザ男「ちょちょ、ちょっとまて!オレはまだ基礎をやっと出来るようになった程度で…」

女「……話し変わるけど、アンタいくつ?」

ピザ男「え、今年で17だけど」

女「ショタは?」

ピザ男「……12歳」

女「確かにアンタは基礎しか出来てない」

ピザ男「……」

女「でもアンタはこの1年2ヶ月、凄い勢いで基礎を磨いてきた」

女「今から2週間で最低限の技を教え込むから」

女「勝ってみなさい。最強の小学生に」

ピザ男「……」

ピザ男(まあ、ショタと闘うという事は約束を果たせる訳だが)

ピザ男(オレがショタに勝てるのか…?)

女「明日、ショタにも話をつけて置くから」

女「ショタに勝てなきゃアンタはずっと、小学生組から卒業できない」

女「力任せのごり押しでも良い。全力でいきなさい」

ピザ男「…ああ、わかった!」

〜2週間後〜

ショタ「へへへ、にーちゃん、いよいよ今日だね!」wktk

ピザ男「ああ、そうだな」

ピザ男(結局、組み手すら一回もせずに、今日を迎えた)

女「審判はアタシがやる」

女「頑張りなさい、ピザ男」

ピザ男「あ…女、ちょっと聞きたい事が」コソコソ

女「?」

ピザ男「ショタって何か弱点か何かあるか?」ボソボソ

女「弱点?」

ピザ男「ああ、それさえ掴んでればまだ勝機もあるんじゃって思ってな」

女「……」ウデグミ

女「…悪いけどそれは教えられない」

ピザ男「どうして?」

女「ショタに弱点があると仮定しても、それは教えられない」

女「弱点は自分で見つけること。実際の試合なんかは、観察するか実戦しなければ弱点なんてわかりっこないんだから」

ピザ男「……わかった」

ピザ男(だがあの反応から、弱点があるのは確実だな)

女「ではまず簡単にルールを説明します」

女「試合は1ラウンドのみで、15分間戦います」

ピザ男(15分って相当長いぞ…しかも1ラウンドのみって…)

女「なお、小学生なので2ノックダウン制で行きます。カウントも無しで」


女「それでは試合を開始します」

女「それでは、互いに!礼!」

ピザ男&ショタ「お願いします!!」

女子達「がんばってーショタくーん!!!」キャーキャー

男子達「がんばれー!ピザにーちゃん!!」イケイケ

ピザ男「いくぞショタ!!」ダダッ

ショタ「……」

ピザ男「セイ!」セイケンツキ

ショタ「……」スッ

ピザ男「でりゃ!」ヒザゲリ

ショタ「……」スッ

〜〜

〜〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

ピザ男(キレイに交わしやがる…しかもドヤ顔で)

ショタ「……」

ピザ男(しかしショタの奴は、よけるだけで何もしないな)

ピザ男(…よし、ここは)

ピザ男「でりゃ!」

女(む、上段蹴りね)

ショタ「……」サッ

ピザ男(クソ!また避けられ…)

ボゴォォォン

ピザ男「っ!!!?」

ピザ男(地に着けてる方足に激痛が…!!!)

ボゴォォォン

ピザ男「ぅ……ああああ!!!」

ドスン

女「ショタ!一本!」

女子達「キャーショタくーん!!」キャッキャッ

ショタ「……」

ピザ男「ぁ……ぁぁ……」ピクピク

ピザ男(あ、足が…痛ぇ…)

男子達「がんばれーにーちゃーん!!」

ピザ男「ぉ…おおおお!!」グイッ

女「まだやれるわね?」

ピザ男「大丈夫d」

ビキキキッ!!

ピザ男「痛っ…!!!!」ビクッ

女「残り10分」

女「互いに礼!開始!」

ショタ「フン…!!」ダダダッ

ピザ男「っ!!?今度は攻めてきた!!」

ピザ男「ガ、ガードを…」

ボゴォォォン

ピザ男「っ!!?」ビリリリ

ピザ男(ま…まただ…)

ボゴォォォン

ピザ男(くっ…な、何も…見えん…!)

ピザ男(素手で攻撃してるのか、足で攻撃してるのか)

ピザ男(どんな技を仕掛けてるのか…早すぎて見えない…!!)

ボゴォォォン

ピザ男(だが、さっきからしきりに、足への攻撃をしている所をみると)

ピザ男(恐らくショタは、物凄く速度でローキックを仕掛けているんだ)

ショタ「……」ピタッ

ピザ男(…?攻撃が止んだ)

ショタ「……」ガシッ

ピザ男(む…胴衣の襟を掴んできた)

ピザ男(ここの流派はなんでもアリって言ってたな…柔道技でも仕掛けるきか?)

ピザ男(だがオレは体重が重い。簡単にはいかんぞ)

ショタ「ふん!」ピョン

ピザ男「っ!?ジャンプした!!?」

ゴン!

ピザ男「グアァッ!?」

ピザ男(頭突きだと!?)

ピザ男「ちょ、ちょちょ、審判!これさすがに反則じゃ…」

女「顔面頭突きはセーフよ」

ピザ男「自由過ぎだろここ!」

ピザ男「うう…」クラクラ

ピザ男(ショタの奴…相当、頭突き慣れしてるな。ヘッドギア付けてても脳に衝撃が伝わるぜ)

ショタ「足のダメージ…脳震盪」

ピザ男「!!」

ショタ「そして、まだ浅い経験…」ダダッ

ピザ男(っ!!一気に懐まで…)

ショタ「でい!」ブン

ボゴォォォン

ピザ男「っ!!?」ビリリリリ

ピザ男(上段蹴り…首元をモロに叩かれた…!!)ガクガク


ショタ「……」クル

ピザ男(え、背を向けた…?)ガクガク

ピザ男「おいショタ、まだ試合は終わっ」

ショタ「にーちゃん」

ガクンッ

ピザ男「なっ!!?」

ピザ男(膝が…ヤバイ、少しでも気持ち緩めたら地に…!!)

ショタ「また出直してきな」

ピザ男「まだだ!まだ終わってない!!」ガクガク

ピザ男「こいよショタ!最強の小学生だかなんだか知らんが」

ピザ男「おれはお前を倒す…!」

ショタ「……」クルリ

ショタ「……」スタスタ

ピザ男「そうだ!そのまま掛かって来い!」

ショタ「…にーちゃん、もう体動けないだろ?」

ピザ男「!?」

ショタ「腰の入ってない正拳突きを打つのがやっとじゃない?」

ピザ男「ぐぐ…そ、そんなこと…」

ピザ男「ない!!!」ブン

ショタ「おそい」スッ

ピザ男「あ…」

ショタ「お手本を見せるよ。これが正拳突きだ」

ボンッ

ピザ男「うっ」グラァァ

ドサッ

女「一本!勝者・ショタ!」

女子達「キャーショタくーん!!」キャッキャッ

男子達「大丈夫か、にーちゃん!」ドドッ

ピザ男「……」

女「気分は?」

ピザ男「」放心状態

女「……ま、勝てるとは思ってなかったし。でも良い経験にはなったでしょ?」

ピザ男「なあ」

女「なに?」

ピザ男「おれはあんな化け物を倒さなきゃ、高校生組に上がれないのか?」

女「うん」

ピザ男「……気が遠くなる」

〜帰り道〜

ショタ「大丈夫か、にーちゃん」

ピザ男「大丈夫じゃないかも。足がマジで痛ぇ」

ショタ「へへへ…おれ、強いだろ!」

ピザ男「将来有望だな」

ショタ「まら来月、再戦しようぜ!」

ピザ男「言われなくても、そのつもりだ」

ショタ「じゃあね!にーちゃん!!」ノ

ピザ男「ああ……」ノ


ピザ男(ショタに負けた。最強の小学生といえ悔しい)

ピザ男(だが、収穫は大いにあった)

ピザ男(実戦と言う物が少しわかった。それと)

ピザ男(ショタの弱点がわかった…いや、確信した)

飯食ってきます
次は安価いっぱいとるから

〜11月終盤〜

ピザ男(あれからオレはショタとの再戦に向けて、更に修行に熱を燃やした)

ピザ男(一日一回、他の小学生と、稽古の終わり際に組み手もした)

ピザ男(だがオレには他に闘うべき物があった…)


担任「それでは来週は期末テストだ。学習を怠らないようにな」


ピザ男(テスト…思えば2学期は授業中、寝てばっかりだった)

ピザ男(ちょっと頑張らないとな…来月にはショタとの再戦のほかに、忌々しいマラソン大会もある)

〜12月初旬〜

担任「それでは用紙を配る」パララ

ピザ男(それなりに勉強をやってきたが、やはり授業中寝てたのは大きい)

ピザ男(今回は良い点数は期待できんな…)

担任「それではテストを開始する」

〜数日後〜

担任「それではテストを返す」

担任「え〜まずは——」



担任「次はピザ男」

ピザ男「はい」

ピザ男「オレの結果は…>>85

コンマ安価

�やはり赤点(0〜35)
�ギリ平均クラス(36〜80)
�まさかの上位クラス(81〜99)

s

ピザ男「ふぅ…ギリギリ平均点」

ピザ男「一安心だなこれで」

女「あんだけ寝てた割にはやることはしっかりやってるのね」

ピザ男「寝てばっかりだったしな、これ位やらないとな」


担任「次は委員長」ススッ

委員長「……」

担任「まあ充分素晴らしい結果なんだが、2年になってから調子が今一つそうだな」

委員長「……申し訳ないです」

担任「いや点数自体は文句は無いんだ。ただ何か悩みがあるなら相談してくれ」

委員長「……はい」

ピザ男(委員長…)

〜マラソン大会前日〜

ピザ男「さて、明日はマラソン大会」

ピザ男「だが今一度、体重を確認しておこう」

ピザ男「いつもの筋トレに、本格的に始まった空手修行…」

ガチャン…

ピザ男「オレの体重は>>90

コンマ安価

【前回の体重】
230キロ

� 210キロ(0〜35)
� 205キロ(36〜70)
� 200キロ(71〜99)


s

ピザ男「おお…なかなか。想像以上だ」

ピザ男「200ジャスト…丁度去年の半分位だな」

ピザ男「今年のマラソン大会こそ、タイム内で走り切る…!」

【3ヶ月の成果】
230キロ→200キロ

〜マラソン大会〜

ピザ男「ついにこの日が来たか」

ピザ男「既に女子達は開始してる」

野球部1「よお」ポン

ピザ男「あ、野球部1」

野球部1「なに寂しそうにしてんだよ」

ピザ男「あ、あはは…」

野球部1「今年はがんばれよ」

ピザ男「ああ、ありがとう」

ピザ男(野球部1は荒っぽいけど、根は良い奴だ)

体育教師「時間だ。男子、全員ライン前に」

ゾロゾロ…ガヤガヤ…

体育教師「位置について、よーい……」

イケメン「今年も1位を取るぜ」

野球部1「いや、今年はオレだ」

イケメン「せいぜい頑張りな」

クラスメート「……」

ピザ男「……」

パァン

体育教師「スタート!」

モブ1「な…」

モブ2「バカな…!」

ドスドス…!

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

モブ1「今年もピザ男が最下位と思ったのに…」

モブ2「早い…!あの体計で、そこそこのスピードで走ってやがる!」

ピザ男「ほっほっ…どうやら今年は最下位は免れそうだ」

ピザ男「だが一年間ちょっと、必死に頑張ってきたんだ」

ピザ男「ベスト30には入りたい…」

ピザ男「いや、さすがに200キロ台じゃきついか…?」

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

ピザ男「体力はまだ大丈夫だが、やはり体重の所為か、スピードはでにくい」

ピザ男「スピードを意識するとペース配分が乱れる」

モブ30「ぜぇぜぇ」ダダッ

モブ31「しんどい!はぁはぁ!」ダダッ

ピザ男「まずはアイツらを追い抜こう…!」

コンマ安価>>
残り20キロ

【現在の順位】
260人中、230番台

� 辛うじて追い抜く(0〜35)
� 普通に追い抜く(36〜70)
� 余裕で追い抜いてく(71〜99)

コンマ安価>> 99

どうした安価が変だぞ

>>98
ごめん、どの辺あたりがおかしい?

ピザ男「うおおお!!」ドスドス

モブ30&モブ31「っ!?」

ピザ男「よし、追い抜いた!」

【現在の順位】
260人中、220番台

ピザ男「しかしこれじゃチマチマしてダメだな…」ドスドス

ピザ男「せめて100番台をきりたい」

ピザ男「残りは大体15キロくらいだろ」

ピザ男「数キロほどだけで良い、全力をだそう」

ピザ男「おおおお!!!」ダダダッ

コンマ安価>>105

�200をきる程度(0〜35)
�170番台(36〜70)
�140番台(71〜99)

ピザ男も化物な体力持ってんな

モブ100「な…」

モブ120「なんだアイツ…!?」

ドスドス

ピザ男「うわああああ!!!!」

ドスドス

ピザ男(オレの頭の中は真っ白だった)

ピザ男(過剰に溢れ出るアドレナリン、1年ちょっとの努力が思い起こされ、それがオレを支えた)

ピザ男(恐らくもう10キロくらい本気で走った)

ピザ男「あああああ!!!」ドスドス

モブ123「ひっ!!」

ピザ男(走った)

ピザ男(ただひたすら走った)

ピザ男「ぜぇぜぇ…!!!」ドスドス

ピザ男「僅かだが…ゴールが遠くに見えてきた…!!」

ピザ男「あと少し…!!」

コンマ安価>>109
※残り5キロ
【現在140番台】

�120番台へ(0〜35)
�100番台へ(36〜70)
�80番台へ(71〜99)

ホオ

女子達「キャーイケメン君!///」キャッキャ

イケメン「へへ、今年も余裕で一位だ!」

野球部1「チィ…去年の先輩が抜けても15位か」

女「ピザ男どうなってるかな…」


生徒達「おいあれ…」ガヤガヤ

生徒達「なんだあれ!?」

イケメン「ん、なんだ…って、あれは!?」


美少女「ねえ…さっきから、ゴール付近に人に集まってない?」

女「本当だ…なんだろ」テクテク

「おおおおお!!!」ドドドッ

女「えっあれは!?」

美少女「ピザ男くん!?」

ピザ男「おおおお!!!」ドスドス

ピザ男(あと…1キロ!!)

モブ180「うわあ!!?なんだアイツは…!!」

ピザ男「しかしさすがに体力がキツイことになっている…」

ピザ男「だがあとわずかだ!!力ある限り全力だ!!」

コンマ安価
結果>>113

現在:80番台

�70位(0〜35)
�60位(36〜70)
�50位(71〜99)

ほい

ピザ男「……」ダダダッ

体育教師「ゴール!ピザ男、60位」

イケメン「」

女子達「う、嘘でしょ…」

男子達「あのピザ男が60位…」

野球部1「すげえじゃん!ベスト30じゃないが、なかなかの結果だ!」

ピザ男「」テクテク…ピタ

女「やったねピザ男!大躍進じゃん!」

美少女「ピザ男君、すごーい!」

ピザ男「……」

委員長「ピ、ピザ男k」

イケメン「よお、ピザ男」ポン

委員長(あ……)


ピザ男「……」

イケメン「……」

イケメン「…やるじゃねぇ、少しは見直したよ」

ピザ男「……」

イケメン「まだオレの足元には及ばねえが、体重200キロ台でこの記録はありえねえ」

イケメン「お前って、意外と」

ピザ男「」ガクッ

イケメン「え」

ドスンッ

女「ちょ、ピザ男!?」

委員長「大変…意識を失ってるわ。早く先生を…」

〜〜

ピザ男「……zzz」

ピザ男「……ん?夕方か」パチッ

ピザ男「ってここは…病院?」

ガララ

女「あ、ピザ男!目を覚ましたんだね」

ピザ男「女…」

女「アンタ、マラソン大会終わってからずっと気絶してたんだよ」

ピザ男「え…」

女「限界を超えてたみたいね」

ピザ男「あれからどれ位たったんだ?」

女「今日で2日目」

ピザ男(ほぼ丸一日寝てたのか)

ピザ男「なあ…オレはちゃんとゴールインしたのか?」

女「ええ」

ピザ男「……何位?」

〜病室前〜

委員長「……」

委員長(ピザ男くん…目を覚ましたかな)

『やったー!!!』

委員長「!?」

『60位…まさかオレがそんなにいけるとは思ってなかったよ』

『全くよ。私も驚いてる』

委員長(…女さんが先に見舞いに来てたのね)

『お前のおかげだよ、女。感謝してる』

『だから、お礼はちゃんと目標を達成してからっていったでしょ?』

委員長(……)

『あ、りんご向こうか?』

『ありがとう。丸一日何も食べてないから腹減ったよ』

委員長(……)

委員長(今日は帰ろう…)

〜翌日〜

ピザ男「おはよー」

女「あ、ピザ男」

ピザ男「昨日はありがとうな」

女「うん。あんたの無事がわかったから良いよ」

女「あ、それでショタとの再戦なんだけど」

女「終業式終わった後でも良い?」

ピザ男「終業式終了後か…いいぞ」

〜終業式当日〜

美少女「今年もありがとうねピザ男くん!」

ピザ男「えへへへ…///こちらこそ」

女「……」ムギュウ

ピザ男「いでで…!!なんだよ!!」

女「なんとなく」プクッ

委員長「……」ウロウロ

美少女「…?」

委員長「……」チラチラ

女「美少女どうしたの…ん、あれは?」

委員長「……」ジーッチラチラ

美少女「なんかさっきから、委員長さんが凄く挙動不審にこっちを見てきて」

女「そういえばマラソン大会以降、度々こっちを見てくるようになったよね」

委員長「あ…あの!!」

女&美少女&ピザ男「わわ!?」

委員長「ピザ男くん!!!」

ピザ男「は、はいぃぃぃ!!!!」

委員長「……」

ピザ男「い、委員長…わたくしめがなにかしでかしたでしょうか?」オロオロ

委員長「来年も…よろしく」

ピザ男「え、あ、ああ、は、はいいぃぃぃぃ!!!りょうかいです!!!」ケイレイ

今日はここまで

次回はVSショタ再戦
次も安価沢山取るよ

〜放課後・道場〜

女「それでは試合を開始します」

ピザ男(ショタとの再戦…今度こそ負けん)

女「ルールや形式は前と一緒です」

ショタ「……」

ピザ男「……」

女子達「がんばってーショタくーん!!!」キャーキャー

男子達「がんばれー!ピザにーちゃん!!」イケイケ

女「それでは、互いに!礼!」

ショタ&ピザ男「お願いします!!」

ショタ「……」

ピザ男(今回も最初は様子見と来たか…)

ピザ男(前回はオレの方から先制しておいて、空回りだったな)

ピザ男(だがあれから1ヶ月、オレは更に特訓を重ねてきた)

ピザ男(さて、どうする?)

>>127

� ショタの方から来るまで、ひたすら待つ
� 前回同様、ガンガン攻める
� その他

姿勢を低くして捕まえてみる

ピザ男(よし…ここは)ググッ

女「?」

ショタ(腰を低くした…)

ピザ男「フン…!!」ダダッ

女(突っ込んだ!両手で捕まえるきだわ)

ショタ「!」

>>130

コンマ安価

� 避けられて、カウンターをくらう(0〜35)
� 掴むが、互いに頭突きを同時に行い痛み別け(36〜70)
� 掴み、強引に持ち上げて巴投げ(71〜99)

えい

ピザ男「フンッ!」

ショタ「……」スッ

スカッ

ピザ男「クソ、早い!」

ショタ「……セイ!」

ボゴォォォン

ピザ男「!?」ガクッ

ピザ男(か…かかと落とし…!!!)

ピザ男「く、首が痛い…」

ショタ「セイ!セイ!」

ボゴォ!ボゴォ!

ピザ男(立て続けにいつもの足へのローキック攻めが始まった…!)

ピザ男(このままじゃ前の二の舞だ…)アシガクガク

ピザ男(どうする…?)

>>134

� 再び掴みかかる
� その他

【状況】
残り時間10分
手数的にもショタがリード

ショタ「セイセイ!」

ピザ男(速過ぎて見えなかった足技も、目を凝らせば少しは見えてきた…!)

ピザ男「フン!」

ガシッ

ショタ「っ!!」

ピザ男「よし!ショタの方足を掴んだ!」チラッ

女「……」

ピザ男(審判の女から注意はない。これは反則技ではない)

ピザ男(よし、ここは連続頭突きだ!)

ゴン!

ショタ「ぅあ…!」

ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!

ピザ男「ぅ…」クラァ

ピザ男(やばい…オレもフラフラしてきた)

ショタ「ぅぅ……」グラグラ

ピザ男(ショタもそれなりに効いている)

ピザ男(だがオレは、技術面ではまだショタには及ばない)

ピザ男(残り時間も少ない、このままだと判定負けだ。一個でもいいからダウンを取りたい)

ピザ男(まだ習っていないが…ここは巴投げで、強引にダウンを取ろう!)

ピザ男「フン!!」ガシッ

ショタ「!?」

ピザ男「おおおおお!!!」

コンマ安価>>138

� ショタからカウンター喰らって、バランスを崩して逆にダウン
(0〜35)
� ショタからカウンターを喰らって、互いにダウン
(36〜70)
� 巴投げを決めて、ダウンを取る
(71〜99)

【状況】
・残り5分
・全般的にショタがリード
・ピザ男、下半身に多大なダメージ。小さな脳震盪
・ショタ、小さな脳震盪を起こしてる

えい

グラアァァ

ピザ男(よし!持ち上げたぞ!)

ショタ「や、やばい!こうなったら…」

ショタ「えい!!」ブン

ピザ男(っ!!掴まれた状態で、空中で正拳突きだと!?)

ピザ男「喰らうか…!!」

ボンッ…!

ピザ男「ぐっ…!」

ショタ「くぅぅ!!」

ドサッ

女「…っ!両者一本!!」

女「びっくりしたわ…両方同時ダウンなんて」

ショタ「いたたた…」

ピザ男「えっと…この場合は、どうなるんだ?」

女「どっちもダウンだから、あんまり意味は無い」

ピザ男「残り時間はどれ位?」

女「それはいえないけど、もうあとわずかよ」

ピザ男(あと少しか…今回もダメかな…)

女「それでは、再開。互いに礼!」

ピザ男&ショタ「お願いします!」

ピザ男(恐らく、もうあと数分だろう)

ピザ男(オレの足は相当キてる)ガクガク

ショタ「……」

ピザ男(ショタはもう回復してしまってる…)

ショタ「……」ダダッ

ピザ男「来た…!!」

ショタ「セイ!」シュッ

ピザ男(この間の試合と同じ状況だ)

ピザ男(オレの足は限界、ショタはトドメに正拳突き)

ピザ男(だがオレは、ショタの弱点の知っている。脚力は化け物染みてるが)


ピザ男(実はアイツ、腕力がかなり弱い)

ピザ男(この間の試合と、ゲーセンでのパンチングマシーンを通して…確信した)

ピザ男(小学生レベルで見るなら平均的だが、空手やってる者としては弱い)

ピザ男(オレの足は相当キてるが、前ほどダメージは蓄積していない。まだ反撃できる)

ピザ男(よし…ここは肉を切らせ骨を絶とう。あのパンチがきたら、また投げ技を仕掛けるぞ!)

コンマ安価>>144

� カウンター失敗。時間切れでショタ勝利
(0〜50)
� カウンター取ってダウン。ピザ男勝利
(51〜99)

いけ

ショタ「セイッ!」

ボスッ!

ピザ男「くっ……!」

ショタ(耐えた…!?)

ピザ男「お前のパンチは軽い」

ピザ男「フン!」

ガシッ

ショタ「あっ…」

ピザ男「おおおおお!!!!」

ショタ「しまっ…」

ドォォォン

女「ピザ男、一本!」

ピザ男(そして——)

ppppp

女「時間切れ、そこまで!両者離れて」

ピザ男「……」

ショタ「……」

女「勝者…ピザ男!」

ピザ男「よ…よっしゃああ!!」

ショタ「ちぇ、オレのほうが手数は多かったのに」

女「しかし驚いたわ、まだ習ってないのに巴投げを決めるなんて」

ピザ男「以前、お前に助けてもらった時に、巴投げしてただろ?あれが脳裏に強烈に残ってて」

女「まあいいわ、両者…礼!」

ピザ男&ショタ「ありがとうございました!」

女子達「おめでとうピザお兄ちゃん」パチパチ

男子達「おめでとう、寂しくなるけど卒業だね」パチパチ

ピザ男「あ、そっか」

ピザ男(とうとうオレも小学生組卒業か…)

ショタ「にーちゃん…」

ピザ男「ショタ、オレはまだまだ技術点じゃお前に適わん」

ピザ男「あんまり会えなくなるけど、おれとお前は友達…いや兄弟だ」

ピザ男「これからも直々、会おうぜ」

ショタ「うん…」グス

ピザ男「泣くな」ナデル

ショタ「泣いてない…」グスグス

パチパチ

「見事だ」

ピザ男(…?誰だあの人)

ピザ男(まだ若そう出し…女のお兄さんか?)

ピザ男「こんにちは、お兄さん。ピザ男と申します」

「おいおいよしてくれ…私はお兄さんと呼ばれるような年齢ではない」

ピザ男「え」

女「あ、お父さん」

「女、お疲れ様」

ピザ男「…………」

ピザ男「…………は?」

女「ああピザ男は初めてね、紹介するわ。私のお父さんよ」

ピザ男「え…じゃあ、まさか……」

ショタ「あ、久しぶり!師範!」

師範「久しぶりだなショタ君。あんまり身長伸びてないな」

ショタ「一言余計だ」アッカンベー

ピザ男「あなたが師範ですか…!!!」

師範「ああ、そうだ」

ピザ男(どうみても学生にしか見えんぞ。この顔立ち)

ピザ男(女の童顔は、遺伝だったのか…)

師範「話は色々聞いてる」

師範「一年間は体作り」

師範「本格的に空手を始めたのは、3ヶ月前と」

師範「まだまだ荒削りだが、君はなかなか光る物を持っている」

師範「期待してるぞ」

ピザ男「は、はい!」

ピザ男(子供っぽい顔に似合わず、紳士的な話し方の人だな)

師範「ああ、それと昇格の件だが」

師範「ショタ君、キミも小学生組は卒業だ」

ショタ「え!?」

師範「技術点だけ見れば、君は既に小学生…いや中学生のレベルすら超えている」

師範「腕力の弱さも克服する意味で」

師範「ピザ男君と共に、高校生組に昇格しなさい」

ショタ「や…やったー!!!!」キャッキャッ

ピザ男「やったなショタ!これからも一緒に特訓できるぞ!」

ショタ「うん!!」

女「随分とショタを評価してるのねお父さん」

師範「まあな、だがお前もショタ君の実力はわかるだろ?」

女「まあね」

師範「だが、彼を高校生組に昇格させた理由がもう一つ…」

女「……」

ピザ男(…?なんだこの気まずい空気)

師範「つい先日…中学生組、高校生組の面子がゴッソリ辞めていった」

師範「理由は様々だが、大体は受験勉強に専念するため」

師範「後は、うちの型破りなやり方に付いていけなくなった…などだ」

ピザ男「……」

師範「社会人組も年齢、経済的な理由で止める者が出てきた」

師範「そんなわけで、今、高校生組は3人しかいない」

ピザ男「え…じゃあ、オレとショタと女だけってことですか!?」

師範「そうだ」

師範「これからは高校生組で練習する時は、私も含め4人で行う」

ピザ男(……)

ピザ男(こんなに一気に色んな人が辞めて、ここの経営状態は大丈夫なのか)

ピザ男(…今度。誰かこの道場に通わないか、誘ってみるかな)

師範「さて、辛気臭いはなしはこの辺にして」

師範「ピザ男君、小学生組の卒業記念に私と組み手をしないか?」

女&ショタ「っ!!?」ビクッ

ピザ男「ああ良いですね!是非、お願いします!」

女「ターイム!ピザ男!今日はこの辺にしとこ?」ガクブル

ショタ「そ、そうだよにーちゃん後にしよ!な?」ガクブル

ピザ男「なんだよお前達…何をそんなに怯えてるんだよ」

ショタ「師範と組み手なんて自殺行為だぜにーちゃん!」

女「おとーさんやめて!ピザ男を殺さないで!」

師範「ははは!大丈夫、大丈夫。『今度こそ』ちゃんと手加減するから」

女「いいからやめてー!!」

ピザ男「準備できました!お願いします!」

ショタ「にーちゃん逃げろぉ!!」

師範「さぁ、来たまえ」

ピザ男「セイ!」セイケンヅキ

師範「遅い」スッ

師範「フン!」セイケンヅキ


べシャアッ!!!


ピザ男「」ピクピク

ショタ「にーちゃんの…ヘッドギアが一撃でつぶれた…」

ピザ男「」

ドサッ

女「ピザ男しっかりして〜!!今、手当てするからー!!」

師範「あちゃ〜またやってしまった〜」テヘペロ

ピザ男(次の日、目を覚ましたらオレは自宅のベットで寝てた)

ピザ男(女が担いで、オレの家まで送ってくれたようだ)

ピザ男(幸いにも顔面の骨にひび割れはなく、意識を失った程度で済んだようだ)

ピザ男(女の話曰く、師範の戦闘力は完全に人外らしく、手加減しても危険な物だとか)

ピザ男(それとヘッドギアとグローブがなかったら俺は確実に入院してたらしい)

休憩します。
時間あったらまた、更新するね。

次も安価とる

〜年末〜

ピザ男「今日は道場休み」

ピザ男「ショタとジョギングの約束をしていたが…」

ピザ男「帰り、うどん屋によりたいと連絡を取りたかったんだが」

ピザ男「いくら連絡しても携帯から着信が来ない」

ピザ男「……絶対寝坊したな、あいつ」

ピザ男「仕方ない、先に待ち合わせ場所にいくか」

ピザ男「いってきまーす」

〜河川敷〜

ビュウゥゥォォオオオオ…

ピザ男「ぅぅぅ…寒い寒い」ブルブル

ピザ男「早くジョギングすまして、うどん屋行きたい」ザクザク

ピザ男「……」

ピザ男「思い出すな…去年の事件」

ピザ男「……」

ピザ男「……よし、この辺で待ってようと」

ピザ男「……ん?」

「」

ピザ男「前方に誰か倒れてる…?」ザクザク

ピザ男「……」ザクザク

ピザ男「いっ!!?」

「」

ピザ男「なんだ…」

「」

ピザ男「この…」

「」

ピザ男「おびただしい」

「」

ピザ男「怪我人の数は…!!」

「おお…あんたはピザ男じゃないか」

ピザ男「へ?」

ピザ男「……あ、確か!!不良10君!」

不良10「あ…ぁぁ…久しぶりだな…」

不良10「夏の…集会以来か?」

ピザ男「大丈夫か!!?今、救急車呼ぶから!!」

不良11「すまねえ…」

ピザ男「一体どうしたんだよ…何人倒れているんだよ」

不良12「大体…10人くらいだな」

ピザ男「10人も…一体ここで何が」

不良13「不良1の仇…去年の復讐をしようとしたら」

不良14「返り討ちにあってな…ぶざまなもんだぜ」

ピザ男「不良1君の仇…復讐…?」

〜〜

ピーポーパーポー

不良15「す、すまねぇ…ピザ男…」

不良16「さすが…一緒に走った仲だぜ…」

不良17「気をつけて…帰れよ」

ピザ男「あ…ああ…」

救急隊員「閉めまーす」

ガチャン!ピーポーパーポー…

ピザ男「……」


ピザ男「あれ、デジャブ?」

ピザ男「……」

ピザ男「……」チラッ

キラーン

ピザ男(案の定、オレの足元に、ダガーナイフが転がっている)

ピザ男「……うん、間違いない」

ピザ男「あいつの仕業だ…!!」

ピザ男「でも、たった一人で暴走族を10人を倒せるか?」

ピザ男「……」

ピザ男「と、とにかく。去年の二の舞は踏まん!」

ピザ男「ここはショタに連絡とって、今日は中止を促さないと…」

ピザ男「さ、帰ろ…」

「ちょっとまちな、そこのでけえ兄ちゃんwww」

ピザ男「っ!?」ギクッ

「この辺で、ナイフ見かけなかったか?www」

ピザ男「……」ダラダラ

ピザ男(や…やっぱり…)


DQN3「大きめのダガーナイフなんだけどさwww」

ピザ男「え…えと…」

ピザ男(うわぁ…顔中に返り血がベッタリついてやがる…)

DQN3「あれwwwなんかどっかで見たことあるようなwww」

ピザ男(てか、オレだと気づいてない?)

DQN3「あ、そんでさ、ダガーナイフ見かけなかった?www」

ピザ男「あ…丁度、自分の足元に落ちてましたが…」

DQN3「え?あ!本当だwww」ススッ

DQN3「なんかワリいなwww助かったぜwww」

ピザ男「いえいえ…」

ピザ男(そうか、結構痩せたからな…別人だと思ってるんだ)

ピザ男(しかもあの雰囲気は…DQN3が機嫌良いときの方だ)

ピザ男「んじゃ、自分はこの辺で…」ソソクサ

DQN3「あ、待ちなよ、兄ちゃんwww忘れ物あるぜwww」

ピザ男「え…なな、なんでしょうか…」クルッ

ザシュッ

ピザ男「っ!!?」

DQN3「ついでだからよ…金置いてけよ」

ピザ男「がはっ……」ポタポタ

ピザ男(機嫌良いのに躊躇なしかよ…!!!)

ピザ男「ぅぅ…」ポタポタ

ピザ男(は、腹を…刺された…)

DQN3「安心しろよwwwオレは今、他にも臨時収入あって機嫌良いんだwww」

DQN3「心臓は外してやったぜwww」

ピザ男(こいつ…)

ピザ男「ぅぅ…意識が…」グラグラ

DQN3「ん?何だ、自分でポケットに手を突っ込む事もできねえかwww」

DQN3「しゃーねえなwww」ゴソソ

ピザ男「お、おい…」

DQN3「うひょー!www5万もwww」ピラピラ

DQN3「ほらよ、財布は返すよ」ポイッ

DQN3「じゃーなーwwwはははははwww」

ピザ男「待てよクズ野朗…」ガクガク

DQN3「……あ?」ピク

ピザ男「それはオレのお金だ。返せ…!」

DQN3「……誰が、クズだって?」チャキッ

DQN3「おい」ダダッ

ブンッ

ピザ男「……」

ピザ男「フンッ!」ハイキック

ガキィィィン

DQN3「あ」

ポチャン

DQN3「オレのナイフ。川に落ちちゃった」

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

DQN3「毎日磨いて大切にしてたナイフ。落ちちゃった」

ピザ男「……」


DQN3「何してくれてんじゃああああ!!!!!」クワッ

ピザ男「っ!」

DQN3「あああああああ!!!!」ブン

ピザ男(まずは避けて…)ササッ

DQN3「チィ!オラァ!!」ブン

ガシッ

ピザ男「そして、体を掴む…!!」

ピザ男(後は、川岸側の土手に転がるだけだ…)

DQN3「させねえ…」

ゴォンッ

ピザ男「うっ!!」グラッ

ピザ男(頭突きか…!!)

DQN3「去年も似たような事されたんだ」

DQN3「アイツほどじゃねえが…あの技喰らったら、たまったもんじゃないからな」

ピザ男(こんなキチガイでも一応、学習能力はあるんだな)

DQN3「365日間、喧嘩に明け暮れたオレの実力を見せてやるよ…」

DQN3「フン!!」ブン

ボォォン!!

ピザ男「ガハッ!?」

ピザ男(な…何だ今の…速過ぎて拳が見えなかったぞ…)

DQN3「フン!!」ブン

ボォォン!!ボォォン!!

ピザ男「ぅぅ!!」

ピザ男(コイツ…刃物なんか使わなくても滅茶苦茶、強いじゃないか…!!!)

ピザ男「ゥゥ…痛ぇ…」ガクガク

ピザ男(不意打ちされたのが痛い…)

ピザ男(これじゃ女に助けられた時の二の舞じゃないか…)

ポタポタ

ピザ男(出血も酷い…意識が遠退きそうだ、ヤバイ)

ガシッ

ピザ男「う」

ピザ男(顔を掴まれた…)

DQN3「へへへ…それじゃ、膝蹴り地獄でもお見舞いしてやるぜ」

ピザ男「え…」

DQN3「オラアアアアアア!!!!」

ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!

ピザ男「」ポタポタ

DQN3「オラ!オラ!!オラアアアアア!!!」

ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!

ショタ「いや〜すっかり寝坊しちゃった」ダダッ

ショタ「早くいかないと」ダダッ

ショタ「……ん?なんか人影と」

ゴス!ゴス!ゴス!

ショタ「妙な音が…」ギョウシ

ドサッ

ショタ「!!!」

ショタ「あれは…」

ピザ男「」キゼツ

DQN3「はぁはぁ…じゃあな」クルッ

ショタ「お前!!!!」

DQN3「っ」ピタリ

ショタ「お前…去年、公園に出てきたキチガイだな!!」

DQN3「………あ?」

ショタ「許さないぞ!にーちゃんをよくも…!!」

DQN3「誰、おまえ。小学生?」

ショタ「うおおおお!!!」ダダッ

DQN3「なんだなんだ?こっちきたぞ」

ショタ「でやぁ!!」飛び膝蹴り

ゴスッ

DQN3「うぉ!!?」

ドサッ

ショタ「ぶっ飛ばしてやる!!」

DQN3「……ペッ」ムクリ

DQN3「おいガキ」

ショタ「セイッ!」ローキック

ゴスッ

DQN3「ブッ」

DQN3「おい…お前」

ショタ「セイヤ!」カカトオトシ

ゴスッ

DQN3「ぅぅ…」

ショタ「セイヤ!!」正拳突き

ガシッ

ショタ「!!」

ショタ(腕を掴まれた…)

DQN3「後で命乞いしても許さねえからな」

ピザ男(……)

ビュウゥゥォォオオオオ…

ピザ男(うう寒い…うどん食べたい…)

ボスッ!ドガッ!バキッ!

ピザ男(……?何の音だ)チラッ

ピザ男(……!!!!)

ショタ「」

DQN3「死ね!死ね!!死ねぇぇぇぇ!!!」

ピザ男「ショタ!!?」

ピザ男(ボロボロじゃないか…しかも気絶してる!!!)

DQN3「はぁはぁ…殺す…」ゴソゴソ

ピザ男(ポケットの中から何か出したぞ…)

DQN3「殺す…殺す!ぶっ殺す!!!」チャキッ

ピザ男「あ、あれはバタフライナイフ…!!!」

DQN3「死ねぇぇぇぇ!!!!」

ショタ「」

ピザ男(た、助けないと…!!)ムクリ

ピザ男「止めろ…!!!」ダダッ

コンマ安価>>184

� ショタを庇うも、背中を深く刺される
(0〜35)
� ナイフを蹴り飛ばして、ショタを抱えて逃げる
(36〜70)
� DQN3ごと川岸に吹き飛ばし、ショタを抱えて逃げる
(71〜99)

えい

ピザ男「止めろ!!」

ザクッ!!

ピザ男「〜〜っ!!!!」

ピザ男(背中に刺さった…!!!)ポタポタ

DQN3「あ?なんだてめえ…まだ生きてたのか」

ピザ男「ショタを抱えて…」ガシッ

ショタ「」

ピザ男「もうオレも闘う余力は無い…逃げる!!」ダダッ

DQN3「待てやオラァ!!」ダダッ

ピザ男「っ!?追いかけてきやがった…!!」ダダッ

ショタ「」

ピザ男「クソ…痩せたとはいえ、まだ足は遅い方だ」

ピザ男(DQN3はすぐ後ろに追いついてきている)

ピザ男(どうする?)

>>188
� 何とか牽制しつつ、自力で病院まで逃げる
� 何とか牽制しつつ、どこかに隠れる(場所の詳細も出来れば)

【状況】
ピザ男:回復した物の出血中、顔面に傷
ショタ:気絶中。体中に傷
DQN3:顔面と手に軽傷

�近くの民家の庭に飛び込む

なんでこんなキチガイが野放しなわけ?

警察はなにやってんだ

ごめんちょっと急用

>>189
>>190
物語都合上だよ(震え声)

ピザ男「……」ダダッ

ピザ男「っ……」ピタッ

DQN3「お、諦めたか」

ピザ男(雪球を作って…顔面に目がけて)ギュギュッ

ピザ男「でやっ!」クルッ

ボフッ

DQN3「うおっ」

ピザ男「よしっ、今のうち!」

DQN3「…っのヤロー!!」

ピザ男「はっはっはっ…!!」

ピザ男「そうだ。土手から降りて、近くの民家に身を潜めよう」

ピザ男「不法侵入だが、やむ終えん」

DQN3「待てやオラァ!!」

ピザ男「っ!!来たな!!」ギュウゥ

ピザ男「喰らえ!俺の携帯!!」ブンッ

バキィィン!

DQN3「っ!?痛ってぇ!!」

ピザ男(よし、トドメに…タックルして川岸に突き飛ばそう)

ピザ男「フンッ!」

ボゴォッ

DQN3「うおぉ…!!」

ゴロゴロ…

ピザ男「よし!これで大きな隙が出来た!」

ピザ男(携帯壊れてしまったが、どうせガラケーだ。あとでスマホ買えば良い)

〜とある民家の前〜

ピザ男「よし、ここにしよう」

ピザ男「結構デカイ家だな、隠れがいがある」

ピザ男「家の門は鍵が掛かってる。留守のようだ」

ピザ男「壁をよじ登っていくか」ガシッ

ピザ男「それじゃ…おじゃましますっと」カベヲヨジノボル

〜〜

ドサッ

ピザ男「ふぅ…」

「バウバウ!!」

ピザ男「ん?」クルッ

ドーベルマン「バウバウ!!」

ピザ男「」

ドーベルマン「バウッ!!」

ガブッ

ピザ男「〜〜〜〜!!!!!」

ピザ男(わ…脇腹を…嚙まれた…)

ドーベルマン「フゥ〜〜!!」ミチミチ

ピザ男「〜〜〜〜〜!!!!!」

ピザ男(言葉に出来ない痛み!!!!)

『アンニャローどごだぁ!!!!!』

ピザ男「やばい!!近くまで来てる…!!」

ドーベルマン「フゥ〜〜!!」ミチミチ

ピザ男(頼む…早くどっか行ってくれDQN3!!)

ピザ男(このままだとヤバイ…!!)

コンマ安価
>>199

� 辛抱できず、ドーベルマンから離れて、民家から脱出
(0〜35)
� 辛抱できず、ドーベルマンごと一緒に、民家から脱出
(36〜70)
� DQN3が消えるまで耐え抜く
(71〜99)

【状況】
ピザ男:出血中、顔面と腹に傷
ショタ:気絶中。体中に傷
DQN3:上半身全般、軽傷

※病院まであと1キロ

ピザ男「辛抱できぬ…!!脱出だ!!」ガシッ

ピザ男「おおおおお!!!」ヨジノボル

ドーベルマン「フゥー!!!」ミチミチ

〜〜

DQN3「…ん?上の方から声が」

ピザ男「痛ててて!!!離れろぉぉぉ!!!」ジャンプ

ドーベルマン「グゥゥ!!!」ミチミチ

DQN3「え」

ドスンッ

DQN3「ゴハァッ!?」

ドーベルマン「キャヒィン」ハナレル

ピザ男(DQN3を踏みつけてしまった。オレの全体重を乗せて)

ピザ男「猛犬からも離れた!今のうち病院に…」ダダッ

ショタ「ぅぅ…にーちゃん…?」

ピザ男「ショタ、目を覚ましたか!」

ショタ「ごめん…遅刻して…」

ピザ男「今は何も言うな。病院にいくぞ!!」ダダダッ


DQN3「待てやオラァ!!!」

ガブッ

DQN3「ぅぅ!!?何だ!?」

ドーベルマン「フゥ〜!」ミチミチ

DQN3「な…なんだてめえ…止めろ!うわ、う、ぎゃあああああ!!」

ピザ男「……」

ピザ男(DQN3の断末魔がアタマから離れん)

DQN3「ぜぇぜぇ…」フラフラ

ピザ男(DQN3の奴、追っかけてきやがったよ…しかもアイツ、血まみれじゃないか)

ピザ男(さすがドーベルマン)

ショタ「にーちゃん、もういいよ…おれ歩けるから」

ピザ男「無理すんな。お前はオレの背中で休んでろ」

ピザ男「恐らく…あと200mで病院に…」

ガクン

ピザ男「……っ!!?」

ピザ男(ヤバイ…出血で意識が朦朧としてる)

ピザ男(ウウ…まずい…)

ピザ男(…ん?あれは軽トラック…カバーも付いてる…)

ピザ男(……)

>>204

【少しだけ重要分岐】
� 最後の力を振り絞り、病院まで逃げる
� 軽トラの荷台乗り、カバーの中で身を潜める

あえて2

ピザ男のせいでワンちゃん殺処分(´・ω・`)

ピザ男「……」ゴソソ

ショタ「この中に隠れるの?」ボソッ

ピザ男「ああ。カバーもあるし見つからないだろう」

ショタ「なるほど」

『ドコだ…ドコにいるんだ…』フラフラ

〜10分後〜

ピザ男「……いなくなったみたいだな」

ショタ「……うん」

ピザ男「……疲れた」

ショタ「にーちゃん、背中にナイフ刺さったままだよ」

ピザ男「おっとそうだった」ズブッ

ピザ男「う…!」ドクドク

ショタ「ちょ、にーちゃん、何やってんだよ!?」

ピザ男「背中にナイフ刺さってちゃ眠れんだろ」

>>205
ワンチャンのその後↓

DQN3「離れろ!!」ゲシッ

ドーベルマン「キャヒン!」

ボロボロになったDQN3に蹴り飛ばされた程度ですみました。

ショタ「え……」

ピザ男「zzz…」

ショタ「ちょ…にーちゃん!目を覚まして!!」ゴロゴロ

バタンッ

キュキュキュ…ブルルルルルルル

ショタ「え…エンジン音?」

ブロロロロ

ショタ「やばい!!車が動き出した!!」

ショタ「早く脱出…」

ガクン

ショタ「うっ」

ショタ「ダメだ…また目眩が…」

ショタ「」ガクン

ショタ「zzz…」

〜???〜

ショタ「……ん」パチッ

ショタ「ここは…」

ピザ男「お、目が覚めたか」

ショタ「にーちゃん…ここは?」

ピザ男「さあ、どこかの民家の中のようだ」

……1を選んだらどうなったんや?

爺さん「おんや、目が覚めたかい」

ピザ男「あ……」

爺さん「いきなりびっくりしただ。ボロボロだったから、手当てをしといたよ」

ピザ男&ショタ「……恩にきります」ペコッ

爺さん「色々聞きたいことはあっけど、まずは飯食わねば力でねえだ」

爺さん「今、朝飯を作ってる所だ。しばし待っててけれ」テクテク

ピザ男「……」

ショタ「にーちゃん、その、遅れてごめん」

ピザ男「お前は何も悪くない」

ショタ「……」

ピザ男「それより」

ショタ「?」

ピザ男「今回の件は、警察に言おう」

ショタ「え…」

ピザ男「思えば去年の時点で言うべきだった」

ピザ男「そうすれば、お前がこんな目に合わずに済んだのに」

ショタ「……」

ピザ男「飯をご馳走してもらったら、警察に連絡しよう」

ショタ「ずるいよ、にーちゃん…」ブルブル

ピザ男「……」

ショタ「オレは自分の手でアイツをぶっ飛ばさなきゃ気が進まない!!」

ピザ男「お前はまだ小学生だ」

ショタ「でもにーちゃんだって!プライドがあったから警察に言わなかったんだろ!!」

ピザ男「っ!そ、それはそうだが…」

ショタ「オレが今怒ってる理由と、にーちゃんが去年の件を黙ってる理由、一緒じゃないか!」

爺さん「おうおう若いのお二人さん、なーに言い争ってんだ」

ピザ男「……」

ショタ「……」

グ〜ッ

爺さん「腹を減っては戦は出来んぞ。まずは食べなさい」

〜朝食後〜

爺さん「さて…お二人さん」

爺さん「なんで、あんなボロボロの状態で、おらさのトラックに?」

ピザ男「……」

ショタ「……」

爺さん「……」

ピザ男「実は———」

ピザ男(結局、いつもどおり、誤魔化してしまった)

ピザ男(勿論、通り魔にあったという点は、正直に話した。言い逃れできる状況でもないし)

ピザ男(ただ、それ以外の部分を、ぼかして話した)

ピザ男(オレとショタの選択は、世間的に間違った解答かもしれない)

ピザ男(しかしそれでも、オレとショタのプライドが許せなかった)

ピザ男(爺さんも細かく質問を繰り返したが、途中から根負けしてからは何も聞かなかった)

爺さん「お二人さん。今日は一日、ウチで休んでなさい」

爺さん「それと、これ以上はもう何も聞かん」

ピザ男「……」

ショタ「……」

爺さん「ただ、何か言いたくなったら、いつでも言いなされ」

ピザ男「すいません…」

ピザ男「あ、ところで」

爺さん「お、なんだ。何か言いたくなったか?」

ピザ男「いえ…事件以外のことですが」

ピザ男「ここ、どこですか?」

爺さん「ここかい?」

爺さん「ここは△県○村だ」

ピザ男「っ!!!?」

ショタ「どうしたの?」

ピザ男「△県○村って…」

爺さん「ああ、そうだ」

爺さん「キミの実家から、300キロ程、離れた場所さ」

ショタ「!?」

爺さん「帰るのも大変だろうしな、このおらが送っててやるさ」

ショタ「ほっ……」

ピザ男「……」

ピザ男「いやおじさん、実は、僕とコイツは、旅行してたんです」

ショタ「っ!?」ガタッ

ピザ男「だから実は、ここからかなり近いんです」

ショタ「ちょ、にーちゃん!モゴモゴ」ジタバタ

ピザ男「だまってろ」ボソッ

ピザ男「だから明日にも、僕たちは、歩いて帰ります」

ショタ「〜〜〜〜!」ジタバタ

爺さん「……」

爺さん「キミのこの話も…本当に嘘じゃないんだね?」

ピザ男「はい!」

爺さん「……わかった」

爺さん「んじゃ、おらはちょっと役場に用事があるから、留守番頼む」

ピザ男「……」

ショタ「にーちゃん…まさか」

ピザ男「ああ、この際だ」

ピザ男「マラソンしよう」

ショタ「……食事代は?お金とられちゃったんじゃ」

ピザ男「大丈夫だ」

ピザ男「実は念のため、内ポケットにもう一つ…」ススッ

ショタ「……いくらあるの?」

ピザ男「1万円」

ショタ「また微妙な値段だね」

ピザ男「文句を言うな」

ショタ「でもオレもお金もってきてるよ」

ピザ男「いくら?」

ショタ「2千円」

ピザ男「また微妙な値段だな」

ショタ「文句を言うな」

ピザ男「まあ本音言うと、お前だけでも上手く言いまわして、車で帰してやりたかったんだが」

ピザ男「お前の事だ、どうせ意地でもオレについてくるんだろ?」

ショタ「ま、まあ…うん。否定しない」

ショタ「でもまさか300キロマラソンにつき合わされるとは」

ピザ男「どうする?オレが上手く爺さんに、説得しようか?」

ショタ「いや、おれも行く」

ピザ男「今年も、あとわずかだ」

ショタ「年明けまでに帰れると良いね」

ピザ男「ああ、それにあんまり帰りが遅いと女に叱られる」

ショタ「あ、家族にはどう連絡つけよう」

ピザ男「…そうだな。ケータイ壊れたしな」

ショタ「おれの携帯もいつの間にか壊れてた」ボロロ

ピザ男「…ま、言い訳はマラソンしながら考えようぜ」

ショタ「そうだね」

※現在12月26日
年明けまで6日
残り300キロ
【所持金:12000円】

今日はここまで

>>210
ギリギリ間になって、普通に手当てしてもらい、ショタと色々話しながら帰ってました

※マラソン編はそんなに長くはありません。
ただ安価を取り、安価の内容次第で、ピザ男の体重の動向が左右される

〜翌日・早朝〜

爺さん「それじゃ気ぃつけて帰んなさい」

ピザ男&ショタ「ありがとうございました」ペコッ

爺さん「ああ、そうだ。これを持っていきなさい」ススッ

ピザ男「…?ありがとうございます」

ピザ男(爺さんから何か入った袋を貰った)

〜道中・田舎道〜

ショタ「中身は?」

ピザ男「ええと…」ゴソソ

ピザ男「おお、焼き芋が10個入ってる!」

ショタ「気前良いな、あのおじいちゃん」

ショタ「所で兄ちゃん、初日のペースはどうする?」

ピザ男「そうだな>>232

� 落ち着いて走る
� 普通に走る
� ハイペースで

※現在12月27日
・年明けまで5日
・残り299、5キロ
・所持金:12000円
・ 袋に芋が10個
二人の疲労度10%

ピザ男「ハイペースで」

ショタ「わかった!とばしてくぜ!」

〜3時間後〜

ピザ男「ゼェゼェ…」

ショタ「ゼェゼェ…」

ショタ「にーちゃん…かなり体力付いてたね本当…」

ピザ男「お前こそ…小学生の癖に体力ありすぎだ…」

ショタ「それにしても走っても走っても街が見えない」

ピザ男「それどころか、民家すら見かけなくなってきたぞ」

〜川沿い〜

ピザ男「よし、休憩だ!」

ショタ「じいちゃんから貰った芋を食べよう」

ピザ男「助かったよ…芋も川も無かったら、今頃飲まず喰わずで昼を過ごす所だった」

ショタ「コンビニどころか、自販機一つも無いねこの辺」

〜崖沿いの道路・深夜〜

ピザ男「……」ダダッ

ショタ「……」ダダッ

ピザ男「なあ…」ピタッ

ショタ「うん」ピタッ

ピザ男&ショタ「本当に何にも無ぇ」


ビュゥゥゥゥ

ピザ男「あるのは寒い夜風」

ショタ「左を見れば崖、右を見れば森林」

ピザ男&ショタ「そして喉が渇いた」

ピザ男「こんだけ走れば走るほど文明の面影が消えていく」

ショタ「おなか減ったけど、喉乾いてて通らない」

ピザ男「……今日は森で野宿だな」

ショタ「うん……」

〜森〜

ピザ男「……ぅぅ」

ショタ「喉…乾いた…」

ピザ男「まさか冬で水に苦しむとは」

ショタ「冬は乾燥してるから、喉か湧いたと気づいた時が、やっかいだよ」

ピザ男「……」

ピザ男(このままだとあしたは、かなり襲いペースで走る羽目になるだろう)

ピザ男(おまけに街が全然見えん、まだまだ遠いだろう)

ピザ男(頼む…雨よ降ってくれ。奇跡よ、起きてくれ)

>>239

� 奇跡起きず(0〜35)
� 奇跡起きすぎて、猛吹雪(36〜70)
� 奇跡起きて程よい雨が降る(71〜99)

s

コンマ安価なら>>238でお願いします

>>240
前にも似たような事を言われたんだけど、非常に申し訳ない、それは無理だ

通常安価でもコンマ安価でも大体自分は、『>>+1か+2』で進めてます。
ここら辺は状況次第で決めてます。(大抵は+2が多い)

後のレスからコンマ安価は○○でと、お願いされても、それだとコンマの意味が無いので

ただ今回はどちらにしても、コンマは結果オーライのようだからGJ

〜翌日〜

パラパラ…

ショタ「ひーひゃん!やったひょ!雨ヒャ!」

ピザ男「ひゃあぁ…」

ピザ男(喉の渇きが酷くてお互い、声がガラガラだ)

ピザ男(だが奇跡が起きた。甘んじて水を頂こう)

ピザ男&ショタ「あああああ」クチアケル

ピザ男(その後オレとショタは、雨と芋を食った)

※現在12月28日
・年明けまで4日
・残り200キロ
・所持金:12000円
・ 袋に芋が6個
二人の疲労度60%

ピザ男「さて今日のペースは…」

ショタ「足、痛い」

ピザ男「だよな、おまけに野宿だし疲労が取れていない」

ピザ男「今日はあまり飛ばせん」

ピザ男「だから今日は>>245

� ゆっくり
� 普通

1

ピザ男「今日はスローでいこう」

ショタ「だよねー」

〜川岸〜

ピザ男(あっという間に深夜)

ショタ「結局またコンビニすらなかったね」

ピザ男「だが雨がまだ降っている、少なくとも干からびる事は無い」

ピザ男「仮に雨がやんでも、川がすぐ側にある。問題ない」

ピザ男「さ、寝るぞ」

ショタ「うん…」

ピザ男「さて…明日の天候はどうなる事やら」

>>247
コンマ安価

� 猛吹雪
� 激しい雨
� 雨

判定は

あ、すまん。
まあいつもとかわらずなので

� 猛吹雪(0〜35)
� 激しい雨(36〜70)
� 雨 (71〜99)

なんで、ここは�で

〜翌日〜

ショタ「にーちゃん!大変だ起きろ!」

ピザ男「…んあ?なんだどうした」

ダダダダーッ!!!

ピザ男「って!?なんじゃこりゃ!!」

ショタ「川も氾濫し掛けてる!早くここを立ち去ろう!」

ピザ男「クソ!朝飯すら食べてる余裕がない…!」

ピザ男「……って、芋は昨日で食い尽くしたんだ」

※現在12月29日
・年明けまで3日
・残り160キロ
・所持金:12000円
・袋には何も無い
二人の疲労度70%

ダダダダーッ!!!

ピザ男「いててて!!!強烈過ぎんだろこの雨!!」

バシャバシャ

ショタ「体中ビシャビシャだ…昨日からだけど」

ピザ男「しかも…走っても走っても、見えるのは山、川、崖!!」

ピザ男「いい加減にしろぉぉぉ!!!」

コンマ安価>>252

� ヤケクソ気味に走るが、疲労困憊はペースは普通
(0〜50)
� ヤケクソ気味で全力ハイペース
(51〜99)

雨なんかじゃ量足りないだろ、器に貯めて飲むならともかく
雨の中一日マラソンとかありえないから
そもそも季節は冬だぞ、もうホントありえん

ピザ男「あああああああ!!!」

ショタ「あああああああ!!!」

ピザ男(俺達は走った)

バシャバシャ

ピザ男(とにかく走った)

ダダダダダダー!!!

ピザ男(まるで滝の様な豪雨の最中)

〜昼〜

ザーザー

ピザ男「少し雨が止んで落ち着いてきたな」

ショタ「視界も良くなってきたね…ん?にーちゃん!前、見てみて!」

ピザ男「…ん?」

ピザ男「おっ!コンビニだ!!!」

ショタ「ヤッター!!」

ピザ男(俺達は、コンビニで札束を乾かした後、すぐに買い物を始める)

ピザ男(コンビニで数日分の食料と水、そして湿布を買った)

ピザ男(コンビニの近くに屋根付きバス停もあったので、そこで食事を済ませる)

※現在12月29日
・年明けまで3日
・残り130キロ
・所持金:3000円
・袋には3日分の食料・湿布
二人の疲労度85%

〜深夜〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

ショタ「ぜぇぜぇ…」

キラーン

ピザ男「お、光が見えてきた…」

ショタ「やった…やっと町だ…」

ピザ男「よし!疲れたが…気合入れていくぞ!」ヘロヘロ

ショタ「おー!」ヘロヘロ

〜温泉街〜

ピザ男「温泉街だ!」

ショタ「折角だから入ってこう」

ピザ男「入りたいところだが、宿泊は出来ん。金が足りんからな」

ショタ「んじゃーせめて、入浴だけでも…」

ピザ男「そうだな…どっか安い銭湯ないかな…」

〜温泉〜

ショタ「ふぇ〜」ポカポカ

ピザ男「良い湯だ…」ポカポカ

ピザ男(一人1000円の露天風呂を見つけた)

ピザ男「体臭くなってたからな…しっかり洗わないと」

ショタ「にーちゃん、背中流しっこ」

ピザ男「おう」

ピザ男「どれ、体も洗い終えたし、また入るか」

ピザ男「次はいつ入れるか、わからんし」

ショタ「……」ジーッ

ピザ男「…?ショタ、そんな隅っこで何やってんだ」

ショタ「……静かにして」

ピザ男「……」

ピザ男「お前、まさか…」

ショタ「……」ニヘラ

ピザ男「お、お前って奴は…」

ショタ「にーちゃんも一緒に見よ」

ピザ男「あのな…今度こそ洒落に何ねえぞ。止めとけ」

ショタ「でも見たいでしょ?」

ピザ男「はい、見たいです」

ショタ「じゃあ見ようよ」

ピザ男「だが断る。お前もやめとけ」

ショタ「おおおお…!!!」

ピザ男「っ!!?」ビクッ

ピザ男「な、何だよ…いきなり…」

ショタ「すげええ可愛い人が入ってきた」ボソ

ピザ男「っ!!」ガタッ

ピザ男「いや……イカンイカン」ブンブン

ショタ「胸はあんまり無いけど、スレンダーで色白で瞳が大きくて…」

ピザ男「イカンイカン」ゴクリ

ショタ「……」

ピザ男「ふうぅ…そろそろのぼせそうだ」

ピザ男「おい、あがるぞ」

ショタ「……」

ピザ男「おい、いつまでやってんだ」ポン

ドサッ

ピザ男「おい!?しっかりしろ!!」

ショタ「」ハナジドバドバ

ピザ男「幸せそうに気絶しやがって…」

〜翌日〜

ピザ男(あの後、俺達は屋根付きのバス停を見つけ、そこで野宿した)

ピザ男(そして、今は朝飯を食べ終え、出発するところだ)

ショタ「今日のペースはどうする?」

ピザ男「そうだな」

ピザ男「もうこのマラソンの旅もそろそろ大詰めなはず…」

ピザ男「多分、明日には地元に付くしな」

ピザ男「ここは>>263で行こう」

�ゆっくり
�普通
�ハイペース

※現在12月30日
・年明けまで2日
・残り100キロ
・所持金:1000円
・袋には2,5日分の食料・湿布
二人の疲労度70%

ピザ男「ぜぇぜぇ!!」ダダッ

ショタ「ぜぇぜぇ!!」ダダッ

ピザ男「しかし温泉入ったといえ、もう疲労がやばい事になってるな」

ショタ「うん、ずっと野宿だもんね」

ピザ男「だが今は食料もあるし、道でコンビニも見かけるようになったから安心だな」

〜あっという間に深夜〜

ピザ男「見かけたことあるような町並みに付いてきたな」

ショタ「うん」

ピザ男「とりあえず今日は公園で野宿するか」

ショタ「あとどれ位だろう」

ピザ男「恐らく、40キロ位だろ」

〜大晦日・夕方〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…見えたきたぞゴールが」

ショタ「ここ…近所の河川敷だよね」

ピザ男「……?なんか前方に人がいるぞ」

ショタ「本当だ、なんだこの大晦日に」

「お〜い、どこ〜!」

ピザ男「え、あれって」

「ピザ男〜!どこ〜!!」

ショタ「え、あれ、ねーちゃんじゃん!」

ピザ男「美少女さんまでいるし…!!」

ピザ男「な、なんで俺達を…」

ピザ男「…って、ああ!!そうだ!!連絡してなかったんだ!!」

ショタ「すっかり忘れてた」

ピザ男「やばい…どう誤魔化せば良いんだ」

>>267
� 覚悟を決め、マラソンに行ってたと正直に話す
� 良心を痛ませつつ、道端で気絶したフリをする

1

ピザ男「あ、あの〜」ソロ~リ

女「え…あああ!!」

ショタ「お、おひさしぶり…」

女「ショタも…」

美少女「良かった無事だったんだ…」

女「アンタたち…今までどうしてたの」

ショタ「いやじつは…」

ピザ男「数日前に…」

ピザ男「……っと、言う事です」

女「……」

女「ようするに、マラソンしてたって訳ね」

ピザ男「……うん」

パァン

ピザ男「っ……」ジンジン

女「馬鹿…心配かけさせて…」

ピザ男「ごめん…」

女「携帯壊れたなら、おじいさんの家からでも連絡とれるでしょう!?」ウルウル

女「連絡頂戴よ…」グスグス

女「私…心配で寝れなかったんだから」エッグ

ピザ男(女…)

美少女「まあまあ、もう反省してるみたいだし、ゆるしてあげましょう」

美少女「ただ、ピザ男くん。もうこんな事しちゃ駄目だよ?」

ピザ男「う、うん…ごめん」

ショタ「ねえ、にーちゃん。この凄くキレイな人だれ?」

ピザ男「え、美少女さんだけど…」

ショタ「ああ!!にーちゃんの好…もごもご」

ピザ男「馬鹿!!黙れ!!」

美少女「あらあら、お姉さんの事きれいだなんて、お世辞でも嬉しいわ」ナデナデ

ショタ「ぐへへへへ…」デレデレ

ピザ男(良かった…聞かれなかった)

女「調子に乗らない」ゴン

ショタ「いで!」アタマカカエル

女「全く…アンタも反省しなさい」

ショタ「はいはい」

女「ハイは一回」ゴン

ショタ「いで!!」

美少女「今日、夜に女ちゃんの家で、ソバ食べるんだけど、ピザ男君達もくる?」

ピザ男「ああ、行くよ」

女「んじゃ、まずは警察と先生に連絡して、両親に怒られてきなさい」

ショタ&ピザ男「へーい」

ピザ男(警察と先生に連絡をした)

ピザ男(通り魔の事も已む無く話した。犯人は伏せたが)

ピザ男(そして普段温厚な両親には、久々に物凄く怒られた)

ピザ男(でも、女の家に行く事は何とか許しを得た)

ピザ男(4人でソバを食べながら、年を越した)

〜1月上旬・道場〜

師範「あけましておめでとう」

全員「おめでとうございます!!」

師範「ピザ男君とショタ君は年末はふざけが過ぎたようだな」

ピザ男&ショタ「すいません」

師範「まあ過ぎた事だ…気をつけるように」

師範「早速だが、稽古を始めよう」

〜〜

師範「さて、基本練習と準備運動は終わったようだね」

師範「今年からヘッドギアは変わる。装着してくれ」

ピザ男「どれどれ……」カチャッ

ピザ男「うわぁ!?おもっ!!」ズシッ

師範「それは特注品だ」

師範「それなら、私のパンチでも壊れまい」

全員(つーか、普通壊れねえよ)

師範「私も極力、手加減はする」

師範「さあ、組み手をしようピザ男君」

ピザ男「……はい?」

師範「今日は私と組み手を、組む日だ」

ピザ男「え、あ、ああ、いや、あの」ダラダラ

女「ピザ男…あんたの骨は拾ってやるわ」

ショタ「にーちゃん…今まで楽しかったぜ」

ピザ男「おい、バカな冗談はよせ!」

師範「それじゃ行くぞ」シュッ

ボゴォォン

ピザ男「ウボォ!!?」グラッ

ピザ男「……あれ、無事?」

師範「ははは!どうやらそのヘッドギアは良い吸収力があるようだ」

ピザ男(でも衝撃が強くて、アタマがグラグラする)


ピザ男(それからオレは、日々ローテーションで組む相手を変えて、新しいヘッドギアをつけて稽古に励んだ)

〜1月・始業式〜

美少女「あけましておめでとうピザ男くん!」

ピザ男「あけましておめでとう!///」

美少女「今年も宜しくね!」

ピザ男「うん///」デレデレ

女「……」

女「えい」

ピザ男「な…!またか」

フニッ

女「……」

ピザ男「…あれ?痛くない」

女「…はぁ、いつまでもデレデレしてないで、私に体重がどれ位、減ったか教えなさい」

ピザ男「……あ!そういえば、最近計ってなかった!」

女「…まったく、デレデレしてるヒマあったら計りなさいよ」

女「……はぁ」

ピザ男「…?女、どうしたんだ、つかれた顔して」

女「……なんでもない」プイッ

〜ロングホームルーム〜

担任「さて、来年度の生徒会の立候補者を決めたい」

担任「手を上げてくれ」

シーン

担任「おや?誰もいないか…」

委員長「……」

担任「委員長?来年度は3年だが…また生徒会はやらないのか?」

委員長「申し訳ありませんが先生、今回は辞退させていただきます」

全員「!!?」ザワッ

委員長「成績を元に戻したいんで…今回は辞退します」

担任「ふむ…キミなら生徒会長も夢じゃないと見ていたんだが」

委員長「ごめんなさい…それと勉強以外にも、他に頑張りたい事を見つけたので」

ピザ男(頑張りたい事…?何だろう)

〜放課後〜

女「あ、ピザ男。どこいくの」

ピザ男「保健室だよ。体重計ってくる」

女「じゃあ私も行っていい?」

ピザ男「良いよ」

〜保健室〜

ピザ男「さて計るぞ」

女「うん」

ピザ男(12月後半も色々あったな…)

ピザ男(マラソン大会…ショタとの決闘…)

ピザ男(DQN3との死闘、300キロマラソン…)

ガチャン…

ピザ男「結果は…>>280

コンマ安価
�170キロ(0〜35)
�165キロ(36〜70)
�160キロ(71〜99)

99

ピザ男「おお…」

女「ついに…200キロ切ったね…」

ピザ男&女「やった!!」ハイタッチ

【1ヶ月の成果】
200キロ→165キロ
※ 見た目レベルが変化しました
力士(重量級)レベル→力士レベル

ピザ男(300キロマラソンをしたかいあったな)

ピザ男「さて、今日も稽古がんばろう!」

女「あ、ピザ男」

ピザ男「どうした?」

女「ちょっと…帰る前に話が」

ピザ男「なんだよ話って」

女「……アンタに見せたい物があるの」ススッ

ピザ男「…?これは」ウケトル

ピザ男「写真…?」

女「そ、1年の入学式の時の集合写真」

ピザ男「……なあ、このデカイのなんだ。マスコット人形か?」

女「何言ってるの。それあんたよ」

ピザ男「はあああああ!?この妖怪染みた物が!!?」

ピザ男「これが…オレなのか…」

女「自分の事くらいおぼえて置けよ…」

ピザ男「……」

女「ねえ、1年の時…私が言った事、覚えてる?」

ピザ男「……確か、『物事には限度って物がある』だよね」

女「そう」

女「あの時のアンタは正直、度を越えていた」

ピザ男「ああ、確かに…」

女「でも今は違う」

ピザ男「……」

女「ねえピザ男」

女「もう…告白しても、良いんじゃない?」

ピザ男「こ…ここここ、告白!!?」オドオド

女「今のアンタならいける」

ピザ男「だけど、まだ目標の80キロまでいってない!」

女「そんな悠長な事言ってたら、誰かに取られるわよ」

ピザ男「……!」

女「美少女はモテる癖に、どういうわけだか今日まで彼氏がいない」

ピザ男(高嶺の花だから、みんな恐縮しちゃってるんだろな)

ピザ男(もしくは既に彼氏いると思って、諦めてるとか)

ピザ男(イケメンも最近、他校の彼女できたって言ってたし。レベル高い連中も手を出してないのか)

ピザ男(…だが、いつまでもこの状況が続くとも限らん)

女「もう一度言うわ、あんたならいける」

女「少なくとも、私が美少女の立場なら……」ボソッ

ピザ男「え?」

女「と、とと……とにかく!今のアンタならいけるから自信持ちなさい!」アタフタ

ピザ男「……」

ピザ男「わかった」

女「……」

ピザ男「だけど、オレも心の準備が必要だ。すぐには言わない」

女「うん。わかってる」

〜帰り道〜

ピザ男「美少女さん…どんな反応するだろうな」

ピザ男「振り向いて貰う為に、死に物狂いでダイエットしてきたっていったら…」

女「それは確実に言うべきね、美少女はきっとその気持ちを嬉しく思うわ」

ピザ男「そうか?なんか逆に変に迷惑がられないかな…」

女「なんでそうなるのよ!嬉しいじゃない!強い想いがあって」

ピザ男「そうか。お前がそう言ってくれるだけでも、凄く嬉しいよ」

女「……っ」

ピザ男「おれ、がんばるよ」

女「うん」

女(コレで良かったのよ。これで…)

ピザ男「あ、でも」

女「…?」

ピザ男「おれ、道場はやめないから」

女「え……」

ピザ男「おれも女みたいに強くなりたいし」

ピザ男「それにまた太ったら、意味無いだろう?目標の80キロも最後までやり遂げるよ」

女「そ、そっか…」

ピザ男「だからさ、これからもよろしくな」

女「うん…」

ピザ男「お前とは長い付き合いになりそうだよ」

女「……」

〜深夜・ピザ男の部屋〜

ピザ男「さて、寝るか」

カチッ

ピザ男「……」

pppppp

ピザ男「誰だ…こんな夜中に」

pppppp

ピザ男「無視だ無視」

pppppp

ピザ男「……」

pppppp

ピザ男「ああウルセー!!もう誰だ!?」パカッ

ピザ男「はい!!もしもし!!」

『あ、ピザ男…?』

ピザ男「……??女…?」

ピザ男「なんだ…こんな夜中に」

『いまアンタの家の前にいるんだけど』

ピザ男「はぁ!?」

『いますぐ、きてくれる?』

ピザ男「あ、ああ…?」

〜玄関前〜

ピザ男「なんだこんな夜中に」

女「うん、ごめん」

ピザ男「んで、話って?」

女「あのさ…今日の話したことなんだけど」

ピザ男「ああ、あれか」

女「あれ、やっぱ取り消し」

ピザ男「は?」

女「だから当初の予定通り…80キロキルまでは告白しない」

ピザ男「いや…その…なんだ」

女「ごめん、自分勝手なのはわかってる」

女「でも良く考えたら、そっちの方がいい気がして」

ピザ男「でも…いまのオレならイケるって」

女「ああ、そなだけおd」アタフタ

ピザ男「呂律、回ってないぞ」

女「ほ、ほら?やっぱり80キロまでキレイに絞った方が…ね?そっちの方がインパクト強いじゃない?それに美少女はモテるけど…ほら、どうせウチの学校の男子はいざとなると、ヘタれる奴が多いじゃん?あんたみたいに身も心も図太い神経の奴いないし?だからライバルだって多そうで実は少なくて、だからだからだからry」アタフタ

ピザ男「わかった。もうわかった。お前の言うとおりにする」

女「ほ、本当!?」

ピザ男「ああ、だから落ち着け」

女「そっか…わかってくれたか!アーすっきりした!じゃあね!」ダダッ

ピザ男「あっ…全く忙しいやつだな」

ピザ男「なんでこんな夜中にいちいち言いに来たんだ…別に明日でもいいじゃないか」

ピザ男「……寝よ」


女「……」ホッ

〜次の日・昼休み〜

女「ピザ男〜ご飯食べよ〜。きんぴらごぼう作ってきたよ〜」

美少女「ピザ男く〜ん、一緒に食べよ!今日はオニギリ作ってきたよ」

ピザ男「おお!!いつもありがとう!!」

ピザ男(去年位から、女と美少女さんがオレの為に、低カロリーなお昼ごはんを提供してくれるようになった)

委員長「あ、あの」

女「あれ、委員長?」

美少女「なに委員長ちゃん?」

ピザ男(委員長…)

委員長「私も一緒に…良いかな?」

女「え、別にいいけど」

美少女「委員長ちゃん、私達は構わないけど…」

ピザ男「いつもは会議室いっての生徒会の人と食べてるんじゃ?」

委員長「私、今回は生徒会は辞退したから」

ピザ男「あ、そっか」

委員長「だから…これからは、よろしくね。女さん、美少女さん」

委員長「……ピザ男くん」

ピザ男「うん、よろしく」

美少女「よろしくね!」

女「よろしく〜」

委員長「……」ジーッ

女(ん……?)

ピザ男「さて食べますか!」

委員長「……」ジーッ

女(まさか……ね)

一旦、ここで区切ります。
休憩して、また余力あったら書きます。

安価に協力してくれてありがと


まだ告白はしちゃいけないよ
痩せてもまだ好感度が足りてない
もっと好感度を上げてからじゃないと

女のヤンデレ化が始まるね


これって好感度見えたりしないのかな

>>299
>>300

開始当初は普通のギャルゲーみたく、好感度表示する事も考えてた。
でも今回は敢えて曖昧にしてます。

ただ強いて言うなら好感度表示に似た物なら


体重変化=全ヒロイン好感度
(勿論、体重以外に、イベントで関わった回数や内容も含まれる)

後は、会話文とかで心境の変化を察してほしいかな

んじゃ、書き溜めするね

訂正
体重変化=全ヒロイン好感度
(勿論、体重以外に、イベントで関わった回数や内容も含まれ、好感度に個人差が出てくる)

ピザ男(あれから俺達3人組みのメンバーに委員長が追加され)

ピザ男(4人でつるむようになった)

ピザ男(お堅い性格の委員長だが、意外にも俺達のグループに上手くフィットしていった)

ピザ男(だが時々、何故か女が恐い顔するのが気になる所だ)

ピザ男(稽古も順調にこなし、日々、更なる上を目指し努力している)

ピザ男(3年になったら、新しい技も覚えたい)

ピザ男(そして、あっという間に一ヶ月が過ぎた)


ピザ男(そして、事件が起きた)

〜2月中旬・朝〜

ピザ男「ああ〜眠いな〜」アクビ

女「ピ〜ザ男!」ポンッ

ピザ男「おお?おはよ〜」

女「はい、これあげる」ススッ

ピザ男「ん?何だこれ…」パカッ

ピザ男「おお!チョコレートじゃないか!!」

女「あんたの為に、作ってきてあげたよ!」

ピザ男(そうか…今日は…)

ピザ男「ありがとう!義理でも初めてだよ貰うの!!」

ピザ男「うまうま」バリバリ

女「えへへへ」

美少女「あ、おはよー女ちゃん、ピザ男く〜ん」

女「おはよー」

ピザ男「おはよー///」

美少女「あれ?ピザ男くんお口の周り茶色いよ」

ピザ男「え…ああ、さっきチョコ食べてたから」

女「しょうがないわね…ほら」フキフキ

ピザ男「い、いいよ!自分でやるから…」

女「いいから任せなさい」フキフキ

美少女「……」

美少女「…あ、そうだ!」ゴソソ

美少女「あたしからも…ハイ!」ススッ

ピザ男「え…美少女さん!オレにくれるの!?///」

美少女「うん。作ってきたから食べてみて」

ピザ男「ありがとう!!!」ウケトル

ピザ男「おお!ピンクのハート型…!!」

美少女「ど、どうかな…?」

ピザ男「美少女さん…」orz

美少女「え、なんで土下座?」

ピザ男「ありがとうございました!!このご恩!一生忘れません!!」

美少女「やだピザ男くんったら」クスクス

女「……」

女「えい」ムギュウゥ

ピザ男「いででで!!何だよ!!」

女「なんとなく」プイッ

〜放課後・下駄箱前〜

ピザ男(今日は実に良い日だった)

女「ピザ男!今日は練習おやすみだから3人でゲーセン行こう」

ピザ男「ああ、良いよ」

ピザ男「ん、3人?」

美少女「委員長ちゃんは用事があるらしくて、先に帰ったの」

ピザ男「そうなのか」

パカッ

ピザ男「うん?」

女「どうしたの?」

ピザ男「なんか下駄箱の中に、何か入ってる…」

ピザ男「これは…」ススッ

美少女「手紙?」

女「なんだろ?」

ピザ男「ええと、なになに…」

ピザ男「『突然、すいません。放課後に屋上に来て貰えますか?』」

ピザ男「ふむ、名無しか…誰だろう…」

ピザ男(まさか告白?)

ピザ男(いや、おれに限ってそれはないか)ブンブン

女&美少女「……」

ピザ男「ごめん、先にゲーセン行ってて」

女「え…うん」

ピザ男「それじゃ…後で、必ず行くから」ダダッ

女&美少女「……」

女「美少女」

美少女「女ちゃん」

女&美少女「覗きに行っちゃおうか」テヘペロ

〜階段〜

ピザ男(しかし…オレなんかに手紙を差し出してきたのは一体…)

コツコツ

ピザ男「……」ピタッ

ピザ男「……」クルッ

シーン

ピザ男「……気のせいか」

女&美少女「……」コソソ

コツコツ

ピザ男「さて…ここを開ければ、答えが待ってる」

ガチャン

ピザ男「……」

コツコツ

ピザ男(あの後ろ姿は…)

コツコツ

「きてくれたんだね」クルッ

ピザ男「キミだったのか…」

女&美少女(あの子は…)

委員長「来てくれてありがとう」

委員長「まずはコレを渡すね」ススッ

ピザ男「こ…これは!!」

委員長「家で作ってきたの…」

ピザ男(初めてチョコレート貰った日に、立て続けに3つも…)

ピザ男(何たる幸福…)ジーン

ピザ男「それじゃ!いただきまー」

委員長「あ…ちょっと待って」

ピザ男「うん?」

委員長「先に話が」

ピザ男「え…ああ、また別にあるのね」

委員長「うん……」ズイッ

ピザ男「!?」

ピザ男(な、なんだ…)

委員長「……」ピタッ

ピザ男「あの…凄い至近距離なんだけど…?」

委員長「私ね、もう抑えきれない。限界なの」

ピザ男「へ?」

委員長「ピザ男くん」スッ


ギュゥゥゥ

委員長「大好き」ダキシメル

ピザ男「っ!!!!!?」

ギュゥゥゥ

委員長「好き。好き。大好き」スリスリ

女&美少女「」ボーゼン

委員長「私と付き合ってください」

ピザ男「え、ちょ」バクバク

委員長「式はいつ挙げますか。22才くらいですか?」

ピザ男「は…はい!!?」バクバク

委員長「新婚旅行はドコにいきますか?」

ピザ男「ちょ、ちょちょちょ!!!」バクバク

委員長「子供は何人作りますか?」

委員長「あ、でも数年間は二人っきりが良いですね」

女&美少女「」

ピザ男「ちょ…落ち着いて!委員長!!」バクバク

ギュゥゥゥ

ピザ男(更に力強く抱きしめてきた…!!!)バクバク

フゥ〜ッ

ピザ男(シャンプーの匂いがほのかに…!!!)

委員長「ごめん。ちょっと話が飛躍しすぎたね」

ピザ男「し過ぎだよ…」

委員長「私、ずっとアナタの事好きでした」

ピザ男「う、うん。ありがとう。よくわかったよ」

ピザ男「とりあえず、体を離してくれないかな?」

委員長「イヤです」

ピザ男「イヤって…」

委員長「ピザ男くんを愛してますから、離しません」ギュウゥゥ

ピザ男「い、委員長…」バクバク

委員長「心臓の鼓動…凄い事になってますね」

ピザ男「そ、そりゃまあ…」バクバク

委員長「嬉しい…///私を異性としてみてくれてる証拠ですね///」

ピザ男「い、一体いつからオレの事を…?」バクバク

委員長「気持ちに気づいたのは、2年の夏」

ピザ男(ああ…丁度、ショタと覗きを見られたりしてた頃か)

委員長「でも今振り返れば、1年の終わりくらいから」

ピザ男「1年の終わり…」

ピザ男(んんんん〜????)

ピザ男(ちょっと待て、あの時のオレはまだ、妖怪だった頃じゃないか!!!)

委員長「……///」ギュゥゥ

ピザ男(もしかして、委員長って、デブs)

委員長「あ、わたし別に特殊な性癖があるとかじゃないからね?」

ピザ男「ぼく、まだ何も言ってないんですけど」

ピザ男「委員長…なぜ、オレなんかを好きに」

委員長「……なぜって言われると難しいけど」ギュゥゥゥ

委員長「強いて言うなら理由は2つかな///」クンカクンカ

ピザ男「2つ?」

委員長「1つ目の理由は…簡単言えば嫉妬」ギュゥゥ

委員長「私ね、入学した当初から、アナタをずっと見てた」

ピザ男「でも入学した当初のオレは…」

委員長「うん、凄くイジメられてたよね」

ピザ男「……」

委員長「たまに美少女さんと、女さんが、心配そうに声をかけてたけど」

ピザ男(女のあの態度は心配してたのか…わかりづらいな)

委員長「女さん…若干、ツンデレの気があるから許してあげて」

ピザ男「だから僕、まだ何も言ってないんだけど」


女「私ってそんなにツンデレっぽかったかな…」

委員長「クラス委員の立場として、放っておけなかった」

委員長「だから私、ピザ男くんをいじめてた人達をよく注意はしてた」

ピザ男「そうだったのか。知らなかった…」

委員長「するとね彼らはこう言うの」

委員長「『ピザ男だってダメだろ。自己管理が出来てない。あんなにブクブク太っててさ』」

ピザ男「何も言い返せねぇ…」

委員長「私もそれは一理あるって思った」

委員長「だからこそ、余計にピザ男くんが心配になってたの」

委員長「私に何か出来ないかって」

委員長「クラス委員としてピザ男君の為に、何か出来ないかって」

委員長「でも身体的な事を指摘受けたら不愉快でしょ?」

委員長「それがまして、口うるさい私から言われたら尚更…」

ピザ男「……まあ、正論でも、良い気分にはならないね」

委員長「ずっと悩んでた」

委員長「どう説得すれば、ピザ男くんを救えるか」

ピザ男(何て懇親的な人なんだ…)

委員長「そして1年の夏休み、私は決心した」

委員長「ピザ男君と、何か部活に入ろうって」

ピザ男「ぶ、部活?」

委員長「うん。私は当時、生徒会に力を入れてて、凄い悩んだけど」

委員長「ピザ男君の為に、掛け持ちをしようって決めたの」

委員長「でもそんなときだった」

ピザ男「ああ、丁度。女から空手の誘いがあった時期だったな」

委員長「女さんとダイエットを始めてからは、あなたはドンドン変わっていった」

委員長「生き方も前向きになった。そんなあなたに尊敬を抱いた」

委員長「理由の2つ目は、頑張るあなたを尊敬していたから」

ピザ男「でもオレ以外に、がんばってる人なんていくらでもいる気が…」

委員長「いや、ピザ男君の頑張り方は凄いよ」

委員長「ダイエットなんて半分位の人は挫折する物よ」

委員長「でもあなたは違った。500キロもあったのに」

ピザ男「ま…まあ、死に者狂いでやってきたけど」

委員長「アナタが変われて、うれしかった」

委員長「だから私の出番は必要ない」

委員長「そう思って、それからは見守る事に徹したの」

委員長「でもね、反面悔しかった」

委員長「女さんとアナタが仲良くしてる所を見ると…素直に喜べなかった」

委員長「上に立つものとして失格だよね」

ピザ男「……」

委員長「でも抑え切れなかった」ウルウル

委員長「本当はあの隣にいたのは、私のハズだったのに…悔しかった…」グスグス

ピザ男(委員長が泣いてる…)

女「……」

委員長「これ以上、女さんや美少女さんに、差を付けられたくなかった」

委員長「だから、私なりに努力してきた」

委員長「知ってる?去年入院した時、テスト範囲のコピー用紙を置いて合ったの?」

ピザ男「ああ覚えてる…ってまさか!?」

委員長「うん、あれは私が置いたの」

委員長「本当は渡す時を機に、色々話がしたかった」

ピザ男(あの時は寝ちゃってたからな…)

委員長「体育祭の時、昼休みとかに声をかけたかった」

委員長「でも、私は生徒会で忙しかった」

ピザ男(そういえばあの時も、男共の怨念とは別に、強烈な視線を感じたな)

委員長「私はこれまで『誠実』に生きる事が全てだと思ってた」

委員長「だから学校で習った事は絶対だと信じて来た」

委員長「…でも、これからは違う」

委員長「アナタが私の全て」

委員長「アナタに人生の全てを尽くしたい」

委員長「好き。大好き」ギュゥゥ

委員長「私だけを見て、ピザ男くん」


ピザ男(愛が強烈過ぎる…!!!)

ピザ男「い…いや…その…」

委員長「…私みたいな堅物女は嫌い?」

ピザ男「いや、嫌いじゃないk」

委員長「私みたいな鉄仮面嫌い?」

ピザ男「いやだからk」

委員長「髪を結って眼鏡をかけて、スカート長い地味な女子は嫌い?」

ピザ男「そ、そんなことないって!!」

委員長「わかった」

ピザ男「へ?」

委員長「私、あまり人前で眼鏡を外したくないんだけど」

委員長「ピザ男君になら…良いよ」

ススッ

女&美少女「え…えぇ!!?」

女「男子達からは影では、鉄仮面と罵られ」

美少女「地味で堅物だと言われてる…あの委員長ちゃんが」

ピザ男(だ、誰だこの子は!!?)

委員長「ピザ男君…キス、して」ヒトミヲトジル

委員長「ん……」セノビ

ピザ男「……!!!?」ドキッ

ピザ男(これは…反則すぎる…!!!)プルプル

委員長「……」キラキラ

ピザ男(だ、だめだ…もう…限界だ)

ガシッ

委員長「あ…」

美少女「ピザ男君が委員長ちゃんの肩を掴んだ…!!」

ピザ男(キス…しちゃおう…)ソロ〜

ピザ男(それで委員長と…)

女「…!!!!ダメっ」ガタッ

美少女「っ!?」

——もう…告白しても、良いんじゃない?

ピザ男「!!」

——やっぱ取り消し、80キロ切るまでは告白しない

ピザ男「ダメだ…!!!」ヒキハナス

ガバッ

委員長「……っ」

ピザ男「はぁはぁ…ごめん。キミとは付き合えない」

女「ホッ…」

美少女「女ちゃん……」

委員長「……」ウルウル

ピザ男(ぐ…なんて破壊力ある上目使い!!だが!!)

ピザ男「ごめん…オレは好きな子がいるんだ」

美少女「え、そうなんだ。じゃあやっぱり私の事はもう…」

女「……」

委員長「……一応聞くけど、その好きな子ってだれなの?」

ピザ男「オレが好きな子は」

——馬鹿…心配かけさせて…

ピザ男「好きな…子は…」

——私…心配で寝れなかったんだから

ピザ男「……」

——えい

美少女「だれだろう…」wktk

——痛ってぇ!!何すんだよ!!

女「……」

——何となく

委員長「誰なの…?」

——あんたの為に、作ってきてあげたよ!

ピザ男「……」

——しょうがないわね…ほらふいてあげる

ピザ男「女…?」

ビュウウウオォォ

ビュウウウオォォ

美少女「え、今なんって言ってたの?」

女「ごめん。風で良く聞こえなかった」

ビュウウウオォォ

委員長「え、女さん…が?」

ビュウウウオォォ

ピザ男「…いや、違う。オレが好きなのは」

女&美少女(風が止んだ…)

委員長「……」

ピザ男「美少女さんだ」

美少女「え…」

女「……」

ピザ男「美少女さんが好きだ」

ピザ男「オレは美少女さんに振り向いて貰う為に、今日まで死に物狂いで頑張ってきたんだ」

ピザ男「まだ目標には達してないけど…」

ピザ男「おれはこの想いを伝えると決めてるんだ!」

美少女「……」

委員長「そっか…」

女「……」ズキズキ

委員長「うん。わかった」ススッ

ピザ男(眼鏡を掛け直した…)

委員長「……でも、わたし。諦めないから」

ピザ男「え」

委員長「ピザ男君が美少女さんが好きだったのは、何となく解ってはいた」

委員長「でもそのピザ男君が、諦めず努力しているように」

委員長「私も努力するから」

委員長「だからこれからの私を見て」

ピザ男「う、うん…」

委員長「私、諦めないからね」

委員長「それじゃピザ男くん、今日はありがとう」パッ

ピザ男(やっと体から離れてくれた…)

委員長「じゃあねピザ男くん、また明日」

女「あ、やば、早く逃げよう」

美少女「うん…」

〜帰り道〜

美少女「ピザ男くん…まだ私の事…」

女「……」

美少女「しかも…今まで頑張ってきた理由が…」

女「……」

美少女「女ちゃんは…知ってた?」

女「勿論」

美少女「そっか…」

美少女「でも嬉しかったな…私なんかの為に」

女「揺れ動いた?」

美少女「え」

女「心…揺れ動いた?」

美少女「……」

女「私はね今日、確信した事があるの」

美少女「え…」

女「私は———」

女「———」

美少女「……」

女「美少女、あんたは私の大事な友達」

女「でも…譲れない物だってある」

女「アンタがアイツをどう想ってるかは、知らないけど」

美少女「……」

〜翌日・教室〜

女&美少女「あ…」バッタリ

女&美少女「おはよう…」

女&美少女(気まずい…)

委員長「おはよう」

女&美少女「わわわ!!おはよー」ビクッ

女(元に戻ってる…)

美少女(昨日のアレは白昼夢だったのかな…)

委員長「…?」

委員長「あ、ピザ男君はどこにいるかわかる?」

女「え、ピザ男?」

美少女「そういえば今日は日直、ピザ男くんだったね…」チラッ

ピザ男「……」キュッキュッ

委員長「壇上にいるのね」テクテク

クラス女子1「おはよー委員長」

委員長「おほよう」

クラス女子2「今日もクールだね」

委員長「……」

クラス男子1(うわぁ…出たよ鉄仮面)ヒソヒソ

クラス男子2(朝っぱから辛気臭い物見ちまったな…)ヒソヒソ

クラス男子3(スカート長ぇし。キモッ)ボソッ

イケメン(ばか、聞こえたら厄介事になるからやめとけ。処刑されるぞ)ヒソヒソ

コツコツ

委員長「ピザ男くん」ピタッ

ピザ男「っ!?」ビクッ

クラス男子1「おうおうビビッてやがるwww」

クラス男子2「あいつ、なにか仕出かしたのか?」

イケメン「さすがに可愛そうになってきたなピザ男が」

ピザ男「お、おはよう…」ドキマギ

委員長「……」

ピザ男「ぅ……」

委員長「おつかれピザ男くん、日直って大変だよね?」

ピザ男「う、うん…」

委員長「……」

ピザ男「……」

委員長「ねえ、ピザ男くん」

ピザ男「はい?」


委員長「おはよーのチューしよ」

クラス全員「!!!!?」ガタッ

女&美少女「!!!?」

ピザ男「はっ!!!?」

委員長「んー」セノビ

ピザ男「ま、待って委員長!!!」

委員長「ん?あ、そっか…眼鏡外した方が雰囲気が出るよね」

ピザ男「そんな事言っt」

ススッ

ピザ男「あ…」

クラス全員「!!!!?」

委員長(眼鏡無し)「さ、続きをはじめよう」キラキラ

イケメン「だ…誰…あの子」ドキドキ

クラス男子3「……」ポーッ

委員長「んー」セノビ

ピザ男「ストォォォップ!!今、人前!人前だから!!」

女「人前じゃなければ良いの?」ゴゴゴゴ

ピザ男「そ…そうは言ってないだろ!!」

クラス男子1「え…ピザ男って委員長と付き合ってるの?」

ピザ男「違う違う!断じて違う!!」

委員長「私とチューするの…イヤだ?」ウルウル

ピザ男「イヤじゃないけど…」

女「イヤじゃない…?」ゴゴゴゴ

ピザ男「なんでそんな恐い顔すんだよ!」

委員長「あ、そっか。いきなり唇はハードル高いよね」

クラス全員(当たり前だ)

委員長「それじゃピザ男くん、横向いてくれる?」

ピザ男「え?」

委員長「お願いします」ペコリ

ピザ男「あ、はい」スッ

女(……?)

ピザ男「こ、こう?」

委員長「……」

チュッ

ピザ男「!!!!!!」

クラス全員「!!!!!?」

委員長「ほっぺたなら、ファーストキスにはならないよね///」

女&美少女「」

ピザ男「委員長…その…せめて場を考えて…」バクバク

委員長「言ったよね?キミに振り向いてもらえるように努力するって」

委員長「今はまだ恋人未満だけど…私は諦めない」

ギュゥゥゥ

ピザ男「わわわ!!」

委員長「ピザ男くん…好き。大好き」スリスリ

クラス全員「」アゼン

女「ピザ男」ゴゴゴゴゴ

ピザ男「っ!?女さん…なぜそんな恐い顔してらっしゃるんですか」

女「……えい」ムギュゥゥゥ

ピザ男「いでででででで!!!ち、ちぎれる〜!!」

美少女「……」

ピザ男「いででで!!ん…美少女…さん?」

美少女「えい」

ムギュゥゥゥ

ピザ男「え、ちょ、美少女さんまで!!?いでででで!!!」

ピザ男「た、たふけてー!!!」

委員長「好き。大好き」キコエテナイ

クラス全員「」アゼン

担任(凄い状況過ぎて、ホームルームが始められん…)アゼン

今日はここまで
次回からまた、安価も取ってきます

隠しキャラ・委員長がなぜ、なかなか登場しなかった秘話ここにあり
(ほぼ安価が影響してるけど)

この委員長、江迎怒江のあのコピペがあいそうで怖い……

>>350
誰とか思ってggっみたら、めだかボックスのキャラか
西尾維新の作品は、物語シリーズしか見てなかったけど、例のコピペみたら興味が湧いたきた

〜夜・自宅〜

ピザ男「……」

pppp

ピザ男「メールだ」パカッ

【委員長:タイトル(おやすみ)】
『また明日ピザ男くん。愛してるよ』

ピザ男「……」

ピザ男「はぁ…委員長、すっかりキャラが変わったったよな…」

——好き。好き。大好き

ピザ男「委員長……」

ピザ男「委員長の体、線が細くて柔らかかったよな…温もりを思い出してしまった」

ピザ男「そして、あのシャンプーの匂い…眼鏡とった素顔…」

ピザ男「……っ!」ムクムク

ピザ男「い、いかん!ムスコさんが…!」

ピザ男「そういえば、ここ一ヶ月間、特訓に夢中でヌいてなかったな」ムラムラ

ピザ男「……」ムラムラムラムラ

>>354

�ヌく(委員長で)
�ヌく(敢えて女で)
�ヌく(やはり美少女で)
�罪悪感が湧きそうなので我慢

1

ピザ男「…」シュシュッ

『ピザ男君、好き、大好き』

ピザ男「ぅぅ…くっ…」

『おはよーのチューしよ』

ピザ男「はぁはぁ…!!」

ピザ男「くぅぅ……!!」

ビュッ!ビュッ!ビュルルル!!

ピザ男「はぁはぁ…」

ピザ男「す…すごい出た…一ヶ月溜めてた上に、最近あんな事があったから無理も無いが」

ピザ男「……」

ピザ男「もっと…抜きたい…」シュシュッ

〜次の日〜

ピザ男「」

女「おはよーピザ男!」

女「…って、どうしたの!?なんか元気なさそうだけど」

ピザ男「……本当。オレって最低だよな」ズーン

女「え?」

ピザ男(結局、昨日は10回もヌいてしまった…)

女「ちょっと、大丈夫?」

ピザ男(快楽に溺れ、その果てにあったのは…)

女「おーい」

ピザ男(押し寄せる…深き罪悪感…!!)ズーン

美少女「おはよー」

女「あ…美少女。ピザ男の様子がおかしいの」

美少女「え?」

ピザ男「あ…美少女さん…」

美少女「ピザ男くん…どうしたの?」

ピザ男「ぅ…」

ピザ男「……」

女&美少女「?」

ギュウゥゥ

委員長「おはよーピザ男くん///」ハイゴカラ

ピザ男「わわわ///」

女「……おはよー委員長」ピキピキ

委員長「おはよう。二人とも」キリッ

美少女(ピザ男くん抱きしめながら、いつも通り凛々しい顔されても…)

委員長「ピザ男くん、元気ないみたいだけど、大丈夫?」

ピザ男「あ…ぁあ」

ピザ男「……」ズーン


委員長「…あのね、私は凄く嬉しかったよ」ボソッ


ピザ男「っ!?」ビクッ

ピザ男「な、何を…ですか!!?」

委員長「なーんてね、元気だしてピザ男くん」ギュゥゥ

女「……」ピキピキ

美少女「……」

〜3月〜

担任「来週は期末テストだ。しっかりやって来るように」

ピザ男「げげ、もうそんな時期か」

ピザ男「ちゃんと勉強しないとな…」

女「今週は稽古はお休みだね」

ピザ男「だな」

〜放課後〜

ピザ男「さて帰るか」

委員長「ねえピザ男くん」

ピザ男「なに、委員長…?」ドキッ

委員長「来週はテストだし、一緒にお勉強会しましょう」

ピザ男「勉強会か…良いね。やろう」

委員長「それじゃピザ男君。行きましょう」ウデグミ

ピザ男「わわわ///」

女「……」

女「待たんかい!!」ギュウゥゥ

ピザ男「いでででで!!!だから頬つねるなって!」

女「私も行く!!」

ピザ男「へ」

女「行くって、行ってるのよ!!」ギュゥゥ

ピザ男「痛い痛い!!わ、わかった!!」

委員長「暴力は良くないよ。やめてあげて」

女「わ、わかってるわよ…」ピキピキ

〜図書館〜

ガコン

女(さて、牛乳パック買ったし、元の席に…ん?)

女「あ、美少女」

美少女「女ちゃん、テスト勉強?」

女「う、うん。ピザ男と委員長とで」

美少女「へ、へーそー…なんだ…」

女「う、うん…それじゃ、私、座ってたテーブルに戻るから」

美少女「あ、待って」

女「?」

美少女「私も…行って良い?」

ピザ男「いや〜美少女さん、奇遇だね〜///」

美少女「ふふふ、本当ね」

委員長「……」カリカリ

女(わぁ…凄い集中力、さっきまでピザ男にジャレてたのに)

女(……しかもピザ男は美少女にデレてるのに)ピキピキ

美少女「あ、委員長ちゃん、ごめんね途中から、宜しく」ペコッ

委員長「……」カリカリ

女「集中して気づいてないみたい」

ピザ男「おーい、委員長」

委員長「……」カリカリ

美少女「ピザ男君の声すら届いてない…」

〜閉館時間〜

委員長「ごめんね、美少女さん来てたのに気づいてなかったなんて…」ペコッ

美少女「ああ、良いの良いの。私こそ迷惑かけてごめんね」ペコッ

女「凄い集中力だったね。委員長」

女(ピザ男の声すら届いてなかったし)

委員長「2年になってから、ずっと成績不振だから、がんばらないとね」

ピザ男(根が真面目な所は変わってないんだな)

〜3月初旬〜

担任「それでは用紙を配る」パララ

ピザ男(3人で教えあって頑張ったからな、自信はある)

担任「それではテストを開始する」

〜数日後〜

担任「それではテストを返す」

担任「え〜まずは——」



担任「次はピザ男」

ピザ男「はい」

ピザ男「オレの結果は…>>366

コンマ安価

�まさかの赤点(0〜20)
�下位クラス(21〜40)
�平均クラス(41〜60)
�上位クラス(61〜80)
�学年トップ(81〜99)

オリーブ

ピザ男「」

女「お、点数上がった!」

美少女「あたしも!!」

担任「おめでとう委員長、今回は学年トップだ」

委員長「ありがとうございます」

女「あんがと委員長。おかげ様で成績上がったよ」

美少女「ありがとう委員長ちゃん!!」

委員長「いいえ、わたしの方こそたまに、集中しすぎて気づけなかったみたいだし」

女「あれ?ピザ男は…」ソロ〜

ピザ男「」

女「あちゃ〜…当分稽古に出れそうにないな」

美少女「ピザ男くん…元気だして」

ピザ男「」

委員長「ピザ男くん〜」ムギュゥゥゥ

ピザ男「っ!?わわわ///」

委員長「あ、良かった。やっと反応してくれた」

ピザ男「……」

委員長「ごめんね…私がもっとちゃんと教えてあげてれば…」

ピザ男「いや、実は赤点取ったのは1教科だけなんだ」

ピザ男「しかも全部イージーミスだから復習しなおせば…」

委員長「そっか、それじゃ二人でお勉強会をしましょ!」

女「ああ!待って私も私も」ギュウゥゥ

ピザ男「いででで!だからお前は、人の頬をつねるな!!」

美少女「……」

〜数日後〜

担任「ピザ男、、追試は合格だ」

ピザ男「……」ホッ

担任「ああそれと、ピザ男。成績とは別に話がある」

ピザ男「…?は、はぁ」

担任「実はお前に頼みがあってな」

ピザ男「頼み?」

担任「今度の入学式、お前に在校生代表として祝辞を読んで欲しい」

ピザ男「ぼ、ぼくがですか!?」

担任「そうだ」

ピザ男「僕なんかより、次期生徒会長や委員長の方が適任かと思われますが…」

担任「本来ならそうだ。だがお前を選ばれたのには理由がある」

ピザ男「理由?」

担任「学校に入学してより2年…この学校で誰が一番変わったかと先生達で話し合った結果」

担任「ピザ男。お前が選ばれた」

ピザ男「……」

担任「ま、今回は残念ながら赤点をとってしまったが」

ピザ男「ぅぅ…」グサッ

担任「1年の入学した時、あれだけ暗そうにしてたお前は、身も心もすっかり変わっていった」

担任「元の推薦は私からだが、他の先生たちも賛成だ」

担任「やってくれないか?」

ピザ男「わかりました。引き受けましょう」

〜道場〜

ピザ男「おーす!」

師範「オス!久しぶりだね」

女「あ、やっと追試終わったか!」

ピザ男「大変だったよ…まったく」

女「あーそうそう、ビッグニュースよ」

ピザ男「え?」

ショタ「にーちゃん!」

ピザ男「おう、ショタ」

ショタ「やったよにーちゃん!受験合格したよ!!」

ピザ男「おお、マジか!!」

女「今度うちで、いつもの4人を含めてショタの受験合格お祝いのパーティーやるから」

ピザ男「そうか!んじゃおれは何か料理でも作るよ」

ショタ「やったー!」

〜後日・女宅〜

全員「合格おめでとう!!」パーン

ショタ「ありがとう!!」

ピザ男「オレと皆で、ケーキ作ったからジャンジャン食え」

ピザ男「あ、それと女性人には…」ガサゴソ

ピザ男「はい!おくれたけど先月のお返し。クッキーね」

女・美少女・委員長「ありがとう!!」

女「後でたべるね。ケーキと食べると太っちゃうし」

美少女「後でおいしくいただくね」

ピザ男「うん」

委員長「家宝にするね」

ピザ男「腐ってしまうから食べてください」

ショタ「あ、そういえば久しぶりだね……えーと」

ショタ「生理のねーちゃん」

ピザ男「バカ野朗!!」ゴン

ショタ「いて」

委員長「……」

ピザ男「許してやってくれ委員長!」

委員長「ピザ男くん大好きだから許してあげる」

ショタ「いーんちょ、ひさしぶり」

委員長「ひさしぶりね。でも驚いたわ」

委員長「まさかキミが、小学生なのに、受験するくらい勉強できるなんて」

ショタ「へへーん、みなおしたか!」

委員長「私ね、本音言うとアナタが中学生に上がった時、不良にならないか心配だったの」

女「ああ、生意気だもんね」

ピザ男「すぐ授業サボるし、あながち間違いでもないよ」

ショタ「へへーん、オレはかしこいのだ!」

ピザ男「調子に乗るな」ゴン

ショタ「いで」

〜それから時が経ち〜

司会「それでは在校生代表より、祝辞の挨拶を致します」

司会「3−A、ピザ男くん!」

ピザ男「はい!」

ピザ男(今日は入学式だ)ダンジョウアガル

コツコツ

ピザ男「この度はA高校のご入学、おめでとうございます。本校に入学して新入生の皆様のお心には…」

ピザ男(……ん?)


ショタ「……」


ピザ男(!?)

ピザ男「ブフォッ!!」

全員「!?」

ショタ「……」ニヤニヤ

ピザ男「ゲホゲホ…!!し、失礼しました。皆様のお心には様々な不安もございますが——」

ピザ男(な…なんでショタここにいるんだ!?)

〜入学式終了後〜

ピザ男「ショタ…お前なんでここにいるんだよ」

ショタ「あれ言ってなかったけ。高校を受験したって」

ピザ男「いやだってお前、私立中学を受けたんじゃ…」

ショタ「ああ、あれはやめた。飛び級することにしたんだ」

ショタ「中途半端に私立中に行くくらいなら、高校通ったほうが良いかと思って」

ショタ「それもピザにーちゃんがいるとこの」

ピザ男「普通そこは逆に、中途半端に高校通う位なら、私立で基礎を学ぶって考えになるんじゃ…」

ショタ「大丈夫だよ!この学校を受けた結果、1番の成績で合格してるから問題ない」

ピザ男「ま、マジかよ…」

ショタ「…っと言う訳だから、よろしくな。にーちゃん!」ハイタッチ

ピザ男「お、おう」タッチ


ピザ男(こうしてショタがうちの高校に、飛び級で入学してきた)

ピザ男(問題行動を起こさず、高校では大人しくしてれば良いが…)

もしかしてこの世界はアメリカなのか?

そうすれば500kgの説明も付くな

アナコンダがいたぐらいだしな

今日はここまで

次回より体力測定編、球技大会編、体育祭編と行きます
去年もやったので、そこまで長くは書かない(多分)

ただし、球技大会編は普通に長く書くかも

>>380
ピザ男が住んでる地域は日本だよ少なくとも
そしてこれはフィクションですから

>>381
これはフィクシry。
まあ密輸業者から逃げ延びて、繁殖したと想像してくださいな

〜放課後・道場〜

ピザ男「……」ポーッ

女「おーい」ポンッ

ピザ男「……」

女「ピザ男〜」チョンチョン

ピザ男「……」

女「えい」ギュゥゥゥ

ピザ男「いででで!!何だよ!?」

女「無視するからでしょ?」

ピザ男「ああ、すまない。気づかなかったよ」

女「どうしたの。ボーっとして…シャキッとしなさいよ」

ピザ男「なんか最近、自分は頑張れてるのか自信なくなってきた」

女「え、頑張ってるじゃない。稽古も慣れてきてるし、筋トレだって段々早く終わるようになって来てるし」

ピザ男「いやそうじゃなくて…」

女「?」

ピザ男(……)


——私…心配で寝れなかったんだから

——しょうがないわね…ほらふいてあげる


ピザ男(ダメだ…なんか雑念ばかり出てきて)


——好き。大好き

——おはよーのチューしよ


ピザ男(俺には美少女さんが…)

ピザ男「体は前より動けるのに、気持ちが全然付いていけてないんだ」

女「なにか悩みでもあるの?」

ピザ男「……勘だけど、それを具体的に言ったらお前に頬をつねられそう」

女「え?」

ピザ男(ダメだ。気持ちを切り替えよう)

ピザ男「なあ女、そろそろ新しい技を覚えたい」

女「ふむ…まあ可能な限りなら何でも良いけど」

ピザ男「それなら柔道系の技で」

女「柔道系ね…」

女「一応言っておくけど、ウチの流派のルールには寝技は無いから」

ピザ男「ここは、カウント無しの2ノックダウン制が基本だもんな」

女「そうそう」

女「でもアンタは柔道技は向いてるかもね」

女「私が以前やった、高等技の巴投げを見ただけでマスターしてたし」

ピザ男「よし!それじゃあ…」

女「でもまだダメ」

ピザ男「……基礎か?」

女「うん。一応最低限、受け身とすり足、つぎ足とかを教えるから」

女「それらをしっかり体に馴染ませてから、簡単な技を順々に教えていくから」

ピザ男「わかった」キリッ

女「お、顔つきが凛々しくなった」

ピザ男(やっぱり目標を具体的にしていくと、気持ちも引き締まるな)

〜それから〜

ピザ男「フンッ!」コロガル

バンッ

女「おお、なんか最初から様になってる」

ピザ男「空手で型の基礎を学んでおかげかな…?」

女「いや、空手の基礎が出来てても、ここまで上手くはいかないよ」

女「あんたの場合、空手技より、柔道技を先に覚えさせたほうが良かったかな」

ピザ男「ははは…まあ、今更言ってもしょうがないけどな」

〜〜〜

師範「今日はここまで!礼!」

ピザ男&女「ありがとうございました!」

女「さ、筋トレの時間だよピザ男」

ピザ男「おう!」

〜河川敷〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…なあ、そういえば女」

女「何?」

ピザ男「今日ショタの奴、道場に来て無かったが?」

女「アイツ、部活に入ったのよ」

女「これからは道場に来れる日と、来れない日があるみたい」

ピザ男「マジか!何部?」

女「確か…」

ショタ「お〜い!にーちゃん、ねーちゃん!!」ダダッ

女「あ、噂をすれば」

ピザ男「ショタ。丁度、お前の話をしてたんだ」

ショタ「おれの?」

ピザ男「お前、部活に入ったんだって?」

ショタ「ああ、陸上部に入ったんだ!」

ピザ男「陸上だと!?」

ショタ「ああ」ニッコリ

ピザ男「お前…これ以上、脚力強くしてどうするんだよ」

ショタ「だってオレ、足速いもん。得意分野は生かすもんだろ?」

ピザ男「いやそうじゃなくて、お前は腕力が足りないだろ」

ショタ「う…そ、それは、足腰で補うからいいもん!」

ピザ男「あとそれと忠告を」

ショタ「何を?」

ピザ男「陸上部で、先輩に対する態度は気をつけろ」

ショタ「え、どうして?みんな優しいよ」

ショタ「女子の先輩は」ニヘラ〜

女「こいつ…」

ピザ男「……女子の先輩に、どれだけ可愛がられてるか知らんが」

ピザ男「あの部には、オレをかつて虐めてた奴がいるから、お前も気をつけろ」

ショタ「ふ〜ん、ま、一応気をつけるよ」

〜一ヵ月後・5月〜

女「さて、今年もやってきたね」

ピザ男「ああ」

ピザ男&女「スポーツテスト!」

美少女「でもその前に、身体検査があるよ」

ピザ男「ああ、そうだった。最近計ってなかったし、丁度いい機会だ」

委員長「……」

女「どうしたの委員長。浮かない顔して」

委員長「……」ジーッ

女&美少女「?」

委員長「……はぁ、私も胸がほしい」

女&美少女「あっ…」

女(アタシは肩こりするからイヤなんだけど…)ヒソヒソ

美少女(他の女子からしたら、コンプレックスって聞いたよね)ヒソヒソ

ピザ男「良いんじゃない?委員長はスレンダーって感じで綺麗だと思うよ」

委員長「アナタにわかって貰えるならそれで良い///」

委員長「大好き」ホッペニ

チュッ

ピザ男「わわわ///」ドギッ

クラス女子1「キャー委員長、積極的!」

クラス男子1「やったじゃんピザ男」

女&美少女「……」

ピザ男「っ」ビクッ

ピザ男(悪寒が…)

女「えい」ギュゥゥゥ

ピザ男「いでででで!!頬がちぎれる…!!」

美少女「えい」ギュゥゥゥ

ピザ男「ちょ、いででで!!美少女さんも腹をつねらないで!!」

女「……」プンプン

ピザ男「いて〜ぉ…」ヒリヒリ

美少女「そういえばピザ男くん、入学時より身長伸びた?」

女「あ、そういえば」

ピザ男「伸びた風に見える?」

委員長「たしかに、ちょっと伸びたね」

保険医「それではつぎはピザ男くん」

ピザ男「はい」

ピザ男(今年に入ってからは色恋沙汰ばかりで、一時期、気持ちが緩んでたな)

ピザ男(だが体はしっかり動かしてた)

ピザ男(なにより、4月から柔道技の修行もはじめ、目標が出来た)

ピザ男「約4ヶ月間の成果…それとオレの身長、どうなってるだろうか」

コンマ(身長)
>>400

� 192(0〜35)
� 194(36〜70)
� 196(71〜99)

コンマ(体重)
>>401

�135(0〜35)
�130(36〜70)
�125(71〜99)

【前回の体重:165キロ】
【入学時の身長:190センチ】

てい

ピザ男「むむむ…悪くは無いんだが、マイナス30か」

ピザ男「やはり何処かで気が緩んでたせいか、思ったよりかは減らなかった」

ピザ男「冬場で、汗が出難くなってたのも原因の一つだが」

ピザ男「つーか…身長、まだ伸びてたんだなオレは」


【4ヶ月の成果:165→135】
【身長の変化:190→196】


女「もう少しで2メートルね」

ピザ男「ああ、でももうこの辺で身長止まる事を願うよ」

ピザ男「変に目立つし」

女「でもなぜか、大きくなった割りには、逆に小さくなった気がするんだけど」

ピザ男「そりゃ、痩せたからだよ」

女「だよね」

〜スポーツテスト〜

ピザ男「さて、今度はスポーツテストだ」

ピザ男「最初は握力から」

体育教師「つぎはピザ男」

ピザ男「はい!」

ググッ!

ピザ男「オレの結果は…>>407

コンマ

�68(0〜35)
�70(36〜70)
�72(71〜99)

去年の記録…55キロ

握力

ピザ男「よし!今年は両方70キロだ!」

ショタ「良いな…おれもそれ位ほしいよ」

ピザ男「おおショタか。お前はどれ位?」

ショタ「……25」

ピザ男「大丈夫だよ。2年前のオレは5だったから」

ピザ男「お前も走ってばかりいないで、腕を使ったトレーニングしてみろ」

ショタ「苦手なんだよな〜その手の練習は…」

ピザ男(その後、2年前まで考えられないような記録を、次々と作っていった)

ピザ男「そして残るは、50m走にシャトルランか」

体育教師「つぎはピザ男」

ピザ男「50m走は去年は体重のせいで、人には言えい程な散々な結果だった」

ピザ男「ハッキリ言って苦手分野だが今年こそは…」

体育教師「位置について、よーい…」

パァンッ

ピザ男「……っ!!」ダダッ

コンマ安価
>>411

�10秒(0〜35)
�9,5秒(36〜70)
�9秒(71〜99)

てや

ピザ男「ぜぇぜぇ…10秒か」

ピザ男「人には言える結果にはなったが、鍛えてる身としてはまだまだだ」

キャーショタクーン〜

ピザ男「ん?なにやら黄色い声援が」

ショタ「ぜぇぜぇ、やったぜ!記録は6,9秒だ!」

ピザ男「6,9秒って…お前まだ13才だろ!?」

ショタ「誕生日まだ来てないから12才だよ」

ピザ男(こいつもやっぱり化け物だな)

ピザ男「最後にシャトルランだ」

ポン

イケメン「よお、久しぶりだな」

ピザ男「イケメン…」

イケメン「2年間同じクラスだったが、3年じゃ違うクラスみたいだったな」

イケメン「シャトルランは負けねえから、それじゃ」

ピザ男「……」

野球部1「よお、ピザ男」

ピザ男「野球部1、お前も違うクラスになったから久々だな」

野球部1「結局、野球部には来なかったみたいだな」

ピザ男「ぅ…すまん」

野球部1「まあいい、シャトルラン互いに頑張ろうぜ」

ピザ男「おお」

体育教師「それでは最終種目、シャトルランを始めます」

野球部1「……」

イケメン「……」

テ、テ、テレレッ

ピザ男「…っ!」ダダッ

コンマ安価
>>418

�125回までいくが二人に敗北
(0〜35)
�野球部1に勝利、イケメンに敗北
(36〜70)
�イケメンと同列1位
(71〜99)

私のコンマは53万です

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

イケメン&野球部1「ぜぇぜぇ!」ダダッ

ピザ男「ダメだ…間に合わん」ピタッ

女「おつかれ」

ピザ男「おお、なんとか125回、満点は取れたぞ」

女「でもなんか悔しいわね。あそこまでいくと」

ピザ男「ああ…あの二人を追い抜く事は出来なかったようだ」

ピザ男(やはり、後はもう痩せて俊敏性を高めるしかないようだな)

ピザ男「今年の結果はギリギリ『aランク』だ」

美少女「やったねピザ男くん!」

ピザ男「でへへへ///」

委員長「さすがピザ男くん」ダキツク

ピザ男「わわわ///」

女「……ま、これ位の結果は出してもらわないとね」ピキピキ

ピザ男「だから何でそんなに恐い顔するんですか!」

〜6月・球技大会〜

ピザ男(あれからあっという間に1ヶ月が過ぎた)

委員長「それでは皆さん、球技大会の種目を各々が決めてください」

ピザ男「去年はソフトボールだったから、今年は違う種目でいこう」

ピザ男(しかし今年のクラスマッチ、正直優勝は厳しいかも)

ピザ男(なぜならば、去年同じクラスだった野球部1とイケメンがいない)

ピザ男(同じクラスの男子で、戦力といえば…)

ハンサム「やあ皆、この僕の応援を宜しくね!」キラキラ

キャーハンサムクーン!

ピザ男(ナルシストのハンサムくらいだ)

ピザ男「よし、今年は>>432で」

� バスケ
� サッカー

バスケ

〜体育館〜

ハンサム「やあピザ男くん、よろしく!」アクシュ

ピザ男「ああ」アクシュ

ピザ男(ナルシストだけど良い奴だな)

ハンサム「しかし頼れる戦力がキミと僕しかいないのが、難点だな」

ピザ男「まあそう言わず、楽しくやろうよ」

ピザ男「ハンサムは一応バスケ部だっけ?」

ハンサム「そうだよ!」キラキラ

審判「A組とB組の試合を開始します」

野球部1「よお」

ピザ男「野球部1…」

野球部1「今度は敵同士って訳だな」

ピザ男「ああ…」

ハンサム「それじゃジャンプボールはピザ男君ね」

ピザ男「わかった」

野球部1「身長はでけえ様だが、脚力なら負けんぞ」

ピザ男「……」

審判「それでは…」スッ

ピィーッ!

野球部1(笛が鳴った!)ビュンッ

ピザ男(負けるか…!)ビュンッ

コンマ安価
>>436

�まさかの失敗(0〜20)
�責めに成功(21〜99)

攻めが責めになってる

連投だから下?

最安価を考えたけど
>>437で良いです


ピザ男「ダラァ!!」

ボォォン

野球部1「チィッ!デケエ!!」

ハンサム「ナイス、ピザ男くん!」ダンダン

ピザ男「…!!もうゴール下までいってる!!」

ハンサム「それっ」ホイッ

ススッ

ピザ男「よっしゃ!!」

【A2−B0】

ピザ男(それからこちら側がリードのまま、前半を終了して後半戦にいく)

【A20−B16】

ハンサム「よし皆、前半はありがとう!」

ハンサム「この僕をより眩しく輝かせるために頑張ってくれ!」

ピザ男「ははは…」

ピザ男(ハンサムは基本良い奴だが、ナルシストの度が過ぎて、人を見下す癖があり)

ピザ男(故に…)

クラス男子1「……」シラ〜

クラス男子2「シネ」ボソ

クラス男子3「萎えるわ〜」

ピザ男(憎まれる傾向あり…!!)

※チームメイトの士気が下がりました

聞く側が一応バスケ部だっけ?てどういう意味よ?
一応ってハンサムを見下してるわけ?

>>441
ここら辺は自分の言い回し悪かったね
気をつけるよ

×ピザ男「ハンサムは一応バスケ部だっけ?」
○ピザ男「ハンサムは確かバスケ部だよね?」

ずっと考えて書いてると脳みそ疲れるから、許してくれ

審判「後半戦開始します」

ピィーッ!

ピザ男「うらああ!!」

ボンッ!

野球部1「クソ!高けぇ!!」

クラス男子1「……」パシッ

ハンサム「男子1君!こっち!!」

クラス男子1「……」プイッ

クラス男子1「ほいっ」

クラス男子2「サンキュ」

ハンサム「っ!?君達…!!」

ピザ男(あちゃ〜…)

クラス男子2「……」ダンダン

敵1「動きが甘い!」パァン

クラス男子2「あ…まあいいや」

ピザ男(ダメだ!完全に士気がおちてる…)

ピザ男「オレが何とかしないと…!!」ダダッ

敵1「シュート決めるぜ!」

ピザ男(距離があるが諦めん)

ピザ男「させるか!!」

コンマ安価>>446

�間に合わずシュートされる(0〜50)
�リバウンド成功(51〜99)

安価なら�

踏み台王に俺はなる!! ドドン!!!

>>446
コンマ安価なら、コンマ安価と書き数字表記します
ただの安価なら基本、選択以外書かない

連投は基本禁止と何度か促してるので、気をつけてね

って訳で今回は>>447

ピザ男「ダラァッ!!」

ボォォン!

敵1「な…でけえ…!!」

クラス男子3「……あ」パシッ

ピザ男「へい男子3!」ダダッ

クラス男子3「……まあ、ピザ男なら良いか」ポイッ

ピザ男「サンキュ…!!」ダンダン

ハンサム「こっちに…!!」

敵2〜4「させるか!!」カコム

ハンサム「っ!!小ざかしい!!」

野球部1「突破させないぜ」

ピザ男「…!!野球部1か!!」ダンダン

クラス男子1、2「……」

ピザ男(みんなの士気が下がってるしな…)

ピザ男「ここは突破して、ハンサムに回さないと…」

コンマ安価>>451

� 野球部1に激突。ファアル(0〜50)
� 野球部1を突破。パスを回す(51〜99)

ピザ男「フンッ!」

ボゴォッ

野球部1「ぐわぁ!?」

審判「ファアル!B組フリースロー」

ピザ男「」orz

ハンサム「ナイスファイ!ピザ男くん!」

ピザ男「め、めんぼくない…」

野球部1「ほれっ」

スポッ

敵一同「やった!!」

【A20−B19】

ピザ男「ぐぬぬぬ…まさかフリーが3つも決まるとは」

ハンサム「これは雲行きが怪しくなってきたぞ…」

〜〜

ピザ男(それから、なんやかんやあって…)

【A26−B27】

ピザ男「やばい…負け越してきた」

〈02:00〉

ハンサム「まずい…!!あと2分だ」

ハンサム「もうこうなったら僕一人で…!!」

ピザ男(っ!?ハンサムの目の色が変わった…)

野球部1「落ち着いてもう1本行こうぜ!」ダンダン

ハンサム「させるか…!!」バシッ

野球部1「なっ…しまった…!!」

ハンサム「フン…フン…」ススッススッ

敵1「は、早い…!」

敵2「ダメだ…さっきまでより凄い動きだ!!」

ハンサム「スリーポイントだ!!」スッ

ピザ男「入るか!?」

ガンッ

ハンサム「チィッ!外した!!」

ピザ男「こうなったら…!」ダダッ

ダンッ!

敵一同「な…!?」

クラス男子1〜3「マジかよ!?」

野球部1「まさかダンクを打つつもりか…!!」

ハンサム「いけええ!!!」

コンマ安価>>456

� ダンク失敗(0〜30)
� ダンク成功(31〜99)

行け

ファアルじゃなくてファウルじゃね

ピザ男「ダラァ!!」

ボォォン!

ハンサム「やった!!」

クラス男子1〜3「すげええ!!」

野球部1「う、嘘だろ…いくら身長が高いからって…」

【A28−B27】

>>456
サンキュ

間違えた>>457サンキュ

ピィーッ!

審判「そこまで、試合終了!」

ピザ男「やった!!」

野球部1「負けたよ…ピザ男。お前すげえな」

ピザ男「いや、ほとんどの点数とリバウンドを殆ど取ったハンサムが頑張ったおかげだよ」

ハンサム「ピザ男のアシストのおかげで、僕もなんとか輝く事ができたよ!ありがとう!」

ピザ男「ははは…まあ次も頑張ろう」

ピザ男(それから2回戦も勝ち進み、決勝戦となった)

ピザ男(だが…決勝のE組は…)

イケメン「おう、ピザ男来たか」

野球部エース「決勝はこいつらか」

ラグビー部「今回もガンガン行こうぜ」

サッカー部エース「ああ、そうだな!」

ピザ男「みんな、ツワモノばかりだ…」

ピザ男(しかも…)

バスケ部1「負けねーぞ、ハンサム!」

ハンサム「望むところだ」

ピザ男(バスケ部が一人いるし…!!)

審判「A組とE組の試合を開始します」

ピザ男「またおれがジャンプする側だ」

ピザ男(身長ならオレが上だ)

バスケ部1「……」

審判「それでは…はじめ!」スッ

ピィーッ!

ピザ男&バスケ部1「フンッ!」

コンマ安価
>>464

� ボール取られる(0〜50)
� ボール奪取(51〜99)

最安価>>468

休憩します
ダメだ、脳みそ破裂しそう

1回戦はコンマ安価は優しめだった(ピザ男の能力と相手チームの戦力差も考慮して)
でも決勝戦は通常の難易度で行くんで

後、文章の指摘、誤字指摘ありがとうね

スラムダンクは相当見てたけど、ルールを把握仕切れてなかったようだ…orz

ウィキとかで調べたけど、フリースローのパターンって複数あって、ファウル次第で色々変わるんだね。難しくて、頭パンクしそう

とりあえず1回戦は大目に見てくれ
ルールは最低限、解ってる範囲で、なるべく違和感なく書いてくから(震え声)

後でスラダンとウィキまた見直すわ

ピザ男「ダラッ!!」

バスケ部1「で、でけえ!!」

ボォン!

ハンサム「よくやったピザ男くん!」パシッ

ハンサム(一気にゴールしたまで行くぞ!!)ダダッ

サッカー部エース「行かせるかよ!」ダダッ

野球部エース「囲め!」ダダッ

ハンサム「無駄だよ」ススッ

野球部・サッカー部「速い…!」

ピザ男「よし!ゴール下まできたぞ」

ラグビー部「シュート打たせるか!!」ビュンッ

ハンサム「クッ…なかなかジャンプ力あるな…」

ハンサム「ピザ男くんパスだ!取ってくれ!!」シュッ

ピザ男「おお!」

バスケ部1「させるか…!!」バシッ

ピザ男(しまったとられた…)

バスケ部「おおお!!」ダンダン

ピザ男「みんな!とめてくれ!」

クラス男子1「あ?」

クラス男子2「かったり〜」

ピザ男「そうだった…皆やる気が無いんだ…」

バスケ部1「よっと」ホイッ

スポッ

【0−2】

敵一同「やった!!」

ハンサム「くそ…みんな!どうした!?」

クラス男子(……)

ピザ男(それから俺たちは苦戦を強いられ)

【A4−E14】

ハンサム「くそ…僕がいながらなんて無様な…」

ピザ男(やはり二人だけの本気じゃダメだ)

ピザ男(前半ももうすぐ終わる)

ピザ男(こうなったら、みんなに激を飛ばそう)

ピザ男「おい、A組の皆!!」

クラス男子1〜3「!?」

ピザ男「何やってんだよ!!気合入れてこうぜ!!」

ハンサム「ピザ男くん…!」

コンマ安価>>480

�1人本気に(0〜35)
�2人本気に(36〜70)
�全員本気に(71〜99)

全員

ピザ男「ここで勝てば優勝なんだぞ!がんばろうよ!!」

クラス男子1「ピザ男…」

クラス男子2「まあアイツに言われちゃ、やるっきゃないわな」

クラス男子3「ウチの学年で一番成り上がった奴だしな。良い意味で」

クラス男子1〜3「わかったよ、悪かった」

ハンサム「……」

ハンサム(僕とは違うカリスマを持ち合わせてるな、彼は)

ピザ男「行くぞ!!」

全員「おう!!」

〜それから〜

イケメン「しまった!また追い抜かれた…」

ハンサム「よしっ!まずはチームメイトを信じて…」ダンダン

ハンサム「パスを渡すよ!男子1くん!」シュッ

クラス男子1「おう」パシッ

サッカー部「させるか!!」ダダッ

クラス男子1(サッカー部とはまだ距離がある…今のうちに!)

クラス男子1「シュートだ!」シュッ

ガン!

クラス男子1「チィッ…外した!」

ラグビー部「オラッ!」ビュンッ

ピザ男「またラグビー部か…良いジャンプ力だが…」

ピザ男「負けん!!」

コンマ安価>>488

� リバウンド失敗
(0〜50)
� 成功して見方にボールが
(51〜99)

頼む!

ラグビー部「そらぁっ!」ボォン

ピザ男「っ!!しまった届かなかった…!!」

野球部エース「キャッチ!後は…」クルッ

野球部エース「ロングパース!」シュッ

バスケ部1「サンキュッ」

ハンサム「しまった!!」

クラス男子1〜3「ゴール下に集中しすぎてディフェンスがら空きだ…」

バスケ部1「それっ」ポイッ

スポッ

【A4−E16】

ピザ男「あああ…」

ピィー!

審判「前半終了!」

ピザ男「後半戦…なんとか巻き返さないと…」

審判「後半開始!」スッ

バスケ部1「とりゃ!!」

ボォン!

ピザ男「しまった…!」

イケメン「よし!今度はオレが攻めるぜ!」ダンダン

クラス男子1「させるか!」バッ

イケメン「うっ…サッカー部!パスだ!!」

サッカー部「おう!」

ピザ男「渡させるか!!」ダダッ

>>495

� 失敗(0〜50)
� 成功(51〜99)

ピザ男「ダメだ…間に合わない」ダダッ

サッカー部「おしっ!」ポスッ

サッカー部「うらぁぁ!」ダダッ

イケメン「さすがサッカー部、足が速いぜ!」

サッカー部「それっ!」ビュンッ

スポッ

【A4−E18】

ピザ男「く…くそぉ…オレがもっと足が速ければ…!!」ギリギリ

ピザ男(その後、渇を入れた影響もアリ、皆は前半より良い動きをしてくれた)

ピザ男(オレもリバウンドを頑張り、ハンサムは点をひたすら取ってくれた)

ピザ男(しかし…)

【A18−E23】

バスケ部1「よしみんな!あと1分でゲーム終了だ!がんばれ!」

E組一同「オー!!」

クラス男子1「まあ、わかってたよ…あのクラスは運動神経が良い奴、揃いすぎだもん」

クラス男子2「前半、俺たちが頑張ってれば、違ったと思うが…」

クラス男子3「いや、それでも厳しかったよ…チートだもん向こう」

ハンサム「……」ギリギリ

ピザ男(士気が違う意味で悪くなって来ている…)

ハンサム「ピザ男くん…ここは賭けに出よう!!」

ピザ男「賭け?」

ハンサム「僕がスリーを打つ」

ハンサム「だがそう簡単に、そんな状況が作れる物じゃない。ゴールに入れるのも然りだ」

ハンサム「場合によっては、キミにもスリーを打ってもらう」

ピザ男「おお…お、オレが!!?」

ハンサム「迷ってる暇はない!コレはあくまで賭けだ!」

ピザ男「素人のオレがそんな…」

ハンサム「いくぞ!」

ピザ男「そ、そんな…」

イケメン「囲め!」

サッカー部「それ!」

ハンサム「無駄だ…!」スッスッ

イケメン「は…はやい…!」

サッカー部「くそ!さすがバスケ部か…」

ハンサム「……っ!!行け!!」ブンッ

スポッ

ピザ男・クラス男子「やった!!」

【A21−E23】

ハンサム「気を抜くな!もう時間がない!あと30秒だ!!」

野球部1「くそ!また取られた…」バッ

ハンサム「いくぞ!!」ダンダン

バスケ部「スリーは打たせん!!」キュッキュッ

ハンサム「くっ…さすが同じ部にいるだけあるな!」

ハンサム(良い動きだ。これじゃシュートができない…)チラッ

ハンサム(あと15秒か…)

クラス男子達(俺たちも敵に完全マークされてる…)キュッキュッ

ハンサム&クラス男子(残るは…)チラッ

イケメン「残念だな。俺たちの勝ちだ!」キュッキュッ

ピザ男「まだだ!まだ終わってない!」

ハンサム「ピザ男君!!」ビュンッ

ピザ男「っ!!おう…!!」

イケメン「取らせるか…!」ダッ

ピザ男「いや!取るぞ!」ブヨッ

イケメン「くっ…肉厚で阻まれた…!」

〈00:10〉

ピザ男(これはもう、完全に賭けだ…)

イケメン「っ!?おい…まさか!!!」

ピザ男「いけえええ!!!」ブンッ

クラス男子(スリーを打った…!)

ハンサム「いけええ!!!」

コンマ安価>>505

�素人には無理だった(0〜70)
�奇跡が起きた(71〜99)

無理ですた

スポッ

敵一同「」

クラス男子達「」

ピザ男「え…マジ…?」

ピピィーッ!

審判「試合終了!!」

ハンサム「や…やったあああ!!!!」ダキッ

ピザ男「」ボーゼン

ハンサム「ピザ男くん!!君は最高だよ!!」

クラス男子達「お前すげええな!素人なのにスリー決めるなんてよぉ!」

ピザ男「あ、ああ…」

バスケ部「ば、ばかな…」

イケメン「ピザ男…あいつ…」

体育教師「3年のバスケの優勝チームはA組だ!」

3−A一同「やったああ!!!」

ピザ男「」

ピザ男(いまだに信じられない…)

イケメン「よおピザ男」

ピザ男「イケメン…」

イケメン「おめでとう」

ピザ男「ああ。ありがとう…」

イケメン「じゃあな」

ピザ男「……」

ハンサム「ピザ男くん」ポンッ

ピザ男「ハンサム…」

ハンサム「キミとは3年で初めて同じクラスになったけど、キミを見直したよ」

ピザ男「いやいや、あの試合だって、殆どの点数は君が」

ハンサム「いや、ああいう場面で決められる者こそ、本物という物だ」

ピザ男「あ、ありがとう…」

ハンサム「…1年の頃は色々と、良い噂を聞いてなかったから、どんな人か不安だったけど」

ピザ男(1年か…まあ、そうだよね)

ピザ男(ただ本人の前で、良い評判聞いてないとか言わないでくれ…わかってたけどさ)グサッ

ハンサム「キミとは今後、良い友人に慣れると嬉しいよ!」アクシュ

ピザ男「ははは…よ、よろしく」アクシュ

女「おめでとう!」

ピザ男「女…」

女「見てたよ、大活躍だったね!」

ピザ男「少なくとも最後のはマグレだよ」

女「毎日の積み重ねが、奇跡やマグレを生む物よ」

ピザ男「女…ありがとう」

美少女「ピザ男くん…」

ピザ男「あ、美少女さん」

美少女「最後のあれ…すっごくかっこよかった!!」

ピザ男「え…ええ…///」

美少女「ピザ男くん、この2年で本当に変わったね」

美少女「アタシ…ドキッとしちゃった」

ピザ男「え…」

ピザ男「いや…あははは///マグレだって!マグレ///」

美少女「体もだいぶ、引き締まってきたよね」サワサワ

ピザ男(っ!!美少女さんがオレの腕を…///)

女「……」ピキピキ

委員長「ピザ男くん…///」ダキッ

ピザ男「わわわ///」

委員長「ん…」ホホニッ

チュッ

ピザ男「い…委員長…だから人前ではやめてと…」

女「人前では…?」ゴゴゴゴゴ

ピザ男「い、いや!だからそういう意味じゃ…」

美少女「……」ジーッ

ピザ男「び、美少女…さん…?」

美少女「さすがに、ホッペにキスは恥ずかしいけど…」

美少女「えい」

ギュウゥゥゥ

ピザ男「!!!!」

美少女「優勝のご褒美に…腕に抱きついちゃいまーす!」

ピザ男「う、う、うわああ///」

ピザ男(美少女さんがオレに抱きついてきた…///)バクバク

女「ピ・ザ・男・く・ん?」

ピザ男「!」ゾクッ

女「良かったね〜モテモテで」ピキピキ

ピザ男「あの女さん…なぜそんな恐い顔をしていらっしゃるんですか…」ビクビク

女「やだな〜怒ってないよ?」

女「むしろ、私からもご褒美あげる」

女「えい」グイッ

ムギュウゥゥゥゥ!

ピザ男「いっ…ちょっ!?両手で頬をつねるのは反則…!!」

女「大サ〜ビスよ?」ゴゴゴゴ

ピザ男「いでででででで!!!!マジでちぎれる!!!!」

クラス一同(またやってるよ茶番…)

ハンサム「ははははは!さすがこの僕が認めた男だ!!」

ピザ男「ハンサム…助けてくれ!」ジタバタ

ハンサム「……だがキミには、そっち方面では負けないから」ボソリ

ピザ男「へ?」

〜翌日・道場〜

ピザ男「なあ女…そろそろ良いか?」

女「何が?」

ピザ男「オレに柔道技を教えてくれ」

女「あ…そうだね、もう基礎的な事もとっくにできてるし」

女「んじゃまずは手始めに…」

女(柔道の才能は結構あるんだよな)

女(複数やらせてもいけるかな?)

女「それじゃあ…」

※ 少しだけ重要なのでアンケート(>>525から>>530レスまでの5票で決める)
(選択次第で今後の、痩せた時の容姿〔あくまでイメージ〕&得意技が決まる)

� 腰払い&足払い&肩車&大車&一本背負い
� 才能を見込んで、簡単なCQCを覚えさせる
� やっぱり単純に、正拳突きを極めさせる

誰に似るのか、ご想像に任せます

今日はここまで
長い時間つきあってくれてありがとう

正直、オレも諦めてた
約30%の可能性がまさか実るとは…

2

女「いっそCQCを覚えてみない?」

ピザ男「え…」

女「あんたなら出来るかも」

ピザ男「CQCって…あのCQC?」

女「そうそう」

ピザ男「……」

ピザ男(まあ確かにアレを覚えれば相当強くなれるはず)

ピザ男「わかった。やってみるよ」

女「それじゃまずは、簡単な物から」

女「ピザ男、私に正拳突きしてみて」

ピザ男「わかった。行くぞ!」シュッ

女「……」ガシッ

ピザ男(…っ!手首を掴まれた…)

女「セイッ」グンッ

ピザ男「っ!?」

ピザ男(なんだ…体が宙に浮いて…)

ドンッ!

ピザ男「あだっ!!」

女「CQCとは言ってしまえば、一種の総合格闘技。あらゆる格闘技から影響を受けて進化された物」

女「今の手首を掴んでからの技だけでも、何通りものパターンがあるから」

女「因みにさっきのは、手首を掴んで、そのまま体ごと捻って攻撃するパターン。いわゆる投げ技」

ピザ男(おれの体重で投げ技やったのかよコイツ…)

女「でもまずは一つずつ、簡単なものから教えていくね」

ピザ男「わかった」

女「んじゃ、まずは私が軽く正拳突きするから」

女「そしたら、私の手首を掴んで」

ピザ男「わかった」

女「セイッ」シュッ

ピザ男「フン…!」ガシッ

女「そのまま私の足首を外側から、足で刈ってみて」

ピザ男「こ、こうか…?」ゲシッ

フワッ

女「そう、良い感じ」

ピザ男「あ」

ドンッ!

女「これはかなり初歩的な物だけど、良い筋してたわ」

ピザ男「だ、大丈夫か!?」

女「え」

ピザ男「いや…けっこう良い音したから…」

女「あのね、あれくらいでくたばる程、私は弱くないわよ?」

ピザ男「いや…オレがお前にまともに攻撃できたのがコレが初めてだし」

ピザ男「それにお前だって、オンナの子だろ?」

女「……」

女「えい」グイッ

ピザ男「へ」

ギュゥゥゥ

ピザ男「いでででで!!なんで頬つねるんだよ!!」

女「自分で考えなさい」

女「…///」

〜7月初旬〜

ピザ男「あっという間に7月だ」

ピザ男「そしてテスト。今回は特に重要だ」

担任「用紙を配る」パラッ

ピザ男「高3だし、進学とかにも影響してくる」

担任「それではテストを開始する」

〜数日後〜

担任「それではテストを返す」

担任「え〜まずは——」



担任「次はピザ男」

ピザ男「はい」

ピザ男「オレの結果は…>>543

コンマ安価

�まさかの赤点(0〜20)
�下位クラス(21〜40)
�平均クラス(41〜60)
�上位クラス(61〜80)
�学年トップ(81〜99)

たのむ

〜後日〜

ピザ男「」orz

女「……ピザ男、稽古頑張るのは良いけど」

美少女「ピザ男くん…元気だして」ポンポン

委員長「ピザ男君の悲しみは私の悲しみ。夏休み頑張って、勉強教えてあげる。だから元気だして」ギュゥゥ

ピザ男「」orz

ピザ男「前回も赤点だった…」

ピザ男(まるで成長していない…!!)

女「ピザ男…こうなってしまったのもアタシの責任」

女「あたしも、道場行かないで一緒に勉強教える!」

ピザ男「す、すまん…」

美少女「あたしも教える!」

委員長「お二人は自分の勉強をしていて結構です。私が全部教えるから」

女・美少女「イヤだ!!」

ピザ男「みんなの善意が心にしみる…」

〜後日〜

担任「追試、合格だ」

ピザ男「すいませんでした…」

担任「……お前の為に敢えて厳しい事を言おう」

担任「大学受験は甘くない。夏休みは努力を惜しむな。いいな?」

ピザ男「は、はい…」

担任「…さて、説教はこの辺にしておいて」

担任「ピザ男、夏休み前に3者面談があるが、その前にお前の志望先を聞いておきたい」

ピザ男「僕の進学先ですか?」

担任「ああ、どういう方向性で行きたい?」

ピザ男「……僕はこの3年間で、随分、体型が変わりました。体力にも自信が付きました」

担任「ふむ」

ピザ男「だから僕は——」

女「おつかれ」

ピザ男「おかげさまで、追試受かりました」

女「まったく…私まで数日間、稽古できかなったじゃない」

女「体、鈍っちゃった」

ピザ男「…すいません」

女「ああ、そういえばピザ男って、進学どうするの?」

ピザ男「大学入って、スポーツインストラクターの資格でも取ろうと思ってるんだ」

女「へ〜奇遇ね。あたしもなんだ」

女「道場を継ぐけど、スポーツ教える者として、一応資格取って起きたいし」

ピザ男「なるほど」

女「それと…あと二つ夢があるんだ」

ピザ男「あと二つって事は、3つも夢があるのか」

女「うん。もう一つの夢は、キックボクシングをやりたいの」

ピザ男「キックボクシングか…在学中にプロを目指すのか?」

女「うん、それで世界チャンピオンになりたい」

ピザ男(もう既に日本チャンプになれそうな強さだしな)

ピザ男「そんで、もう一つの夢って?」

女「3つ目の夢は…」

女「……」

ピザ男「ん?」

女「……」

ピザ男「どうした、黙り込んで」

女「秘密」

ピザ男「は?」

女「教えてあげない」

ピザ男「何だよまったく…」

女「…///」

〜自宅〜

ピザ男「久々に体重計でも計るか…」

ピザ男「ここ最近はイベントが続いたな」

ピザ男「スポーツテスト…球技大会…」

ピザ男「女からCQCも教わり始めた」

ガチャン…

ピザ男「オレの体重は…>>」

� 120キロ(0〜35)
� 115キロ(36〜70)
� 110キロ(71〜99)

【前回の体重:135キロ】

安価は>>554

ksk

はい

最安価…と思ったが>>555

ピザ男「20キロ減か…むむむ」

ピザ男「原因はわかってる。脂肪が消えて、代わりに筋肉がついた。身長も伸びた」

ピザ男「今までのように、ただ努力すれば、2ヶ月で30、40キロも痩せられるもんじゃない」

ピザ男「ここからは骨身を削る闘いだ…!」

ピザ男「……だがもう季節は夏、ダイエットには持って来いだ」

ピザ男「この夏は色々と勝負だな」

ピザ男「……」

ピザ男「べ、勉強も頑張らないと」ガクブル

【2ヶ月の成果:135キロ→115キロ】
※ 容姿レベル変化
力士→プロレスラー

80キロは絞り過ぎだよな

ぶっちゃけもう現状維持で良いよな……身長196の体重115で筋肉ムキムキ。
これ以上痩せると逆に健康に悪かったりスタミナ無くなるような

今、書き溜めしてて、休憩中
>>560
>>561
実はその点について俺も気になってた
始めは80キロくらいかな〜とか思ってたけど、何か最近疑問を抱いてた

ちょっと前にウィキで、野球のダルビッシュのデータ見てたら意外にも体重あったからびびった
(スマートそうなのに)

物語も終盤。
もしかしたら、80キロ切る前にエンド迎えてしまうけど良いかな?

引き続き書き溜めします


〜次の日〜

体育教師「失礼します」ガララ

体育教師「おう、お前達。明日の体育の授業だが」

体育教師「体育祭前の準備で運動場は使えない」

体育教師「さらに体育館も現在、改修工事を行っている為、1週間は使えん」

体育教師「故に明日からの体育は、男女合同で水泳を行う。以上」

男子達「イヤッホホホオオオオオオオオ!!!!!」バンザイ

女子達「えー」

ピザ男(何たる幸福…!!)b

〜次の日〜

体育教師「準備運動は終わったな?」

体育教師「オレは今日、ちょっと忙しくて見ていられん」

体育教師「だから自習という形を取るが…まあ好きに泳げ」

体育教師「それじゃ」

ピザ男「好きに泳げと言われても…」

ピザ男(どうする?みんなは適当に泳いでる奴もいれば…)

変態紳士達「ぐへへへへ」ヨダレタラス

ピザ男(…まるで、去年のオレとショタだ)

ピザ男(正直、オレもあの軍団に混ざりたい。だが品格が下がりそうだから止める)

ピザ男(ダイエット兼ねて、真面目に練習でもしようかな)

A子「ピザ男くん!」ポンッ

ピザ男「あ、同じクラスのA子さん」

A子「今年初めて同じクラスになったけど、ピザ男君って、体つき良いよね」

ピザ男「ははは、ちょっと前まで太ってたんだけどね」

A子「そうだったみたいね」

A子「所でちょっと胸板、触らせて」ペタペタ

ピザ男「!?」

B子「あ、私も良いかな?」

ピザ男「去年同じクラスのB子さん…」

B子「ピザ男くん…本当に痩せたよね。でもすごい胸板」ペタペタ

ピザ男「わわわ///」

C子「ピザ男くん久しぶり!」

ピザ男「えーと…確か一年の時に同じクラスのC子さん?」

C子「ピザ男くん、1年の時と別人みたいだよね」

ピザ男「まあ我ながら、よくここまで絞り込めたと思うよ」

C子「一年生の時、私ったらピザ男くんの事よくバカにしてたよね…」シュンッ

ピザ男「ああ、良いよ昔の話だし」

ピザ男「それにオレも前に昔の写真見たけど、アレはバカにされても仕方ない」

C子「でも色々酷い事言っちゃったし…」

ピザ男「だから気にしてないって…」

C子「ごめんね…所で、あの…ワタシも腹筋を触らせて」ペタペタ

ピザ男「あ、ちょ!///」


D子「あ、ワタシも触らせて」ペタペタ

A美「それじゃ、ワタシは腕を」ペタペタ

B美「私も腕に〜」ペタペタ

C美「私は足!」ペタペタ

D美「反対側の足ゲット〜!」ペタペタ

ピザ男「わ、わ…わわわわ///」ドキドキ

委員長「あれ、ピザ男くんは…?」

美少女「あそこだ、ピザ男くーん」

ピザ男「び、美少女さ〜ん、委員長!助けてー!」ジタバタ

美少女「はいはーい、ちょっとごめんね、みんな」

ピザ男ファン達「あ、美少女ちゃん」

委員長「いまは授業中です。みなさん泳ぎましょう」

ピザ男ファン達「は〜い」

ピザ男ファン達(あの二人を相手には、ちょっと分が悪すぎる…)

ピザ男「ありがとう二人とも!」

美少女「良いのよ」

美少女「さっ、ピザ男くん」ギュッ

ピザ男「!?」

委員長「一緒にプール入ろう?」ギュッ

ピザ男(両腕を抱きつかれた…!!)

ピザ男(すぐ近くに憧れの美少女さん…!)ドキドキ

ピザ男(反対側には眼鏡無しの委員長…!)バクバク

ピザ男(やばい…!!鼻血が出そうだ!!)ウエムク

ピザ男(は、早くプールに入って、頭冷やさないと…)

女「……」スッ

ピザ男「あ、女」

女「……」

ピザ男「ごめん、ちょっとどいてくれ頭部が熱いんだ」

ピザ男「早くプールに入って頭を冷やしたいんだ」

女「……」

美少女&委員長「…?」ギュッ

ピザ男「おい。どうしたんだ早く…」

女「バカ…」ボソッ

ピザ男「え」

ズイッ

女「なによ…」

ピザ男「女…?どうしたんだ、こんな目の前まで来て」

女「何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ!!!!」

ピザ男「っ!?」ビクッ

女「何よ!!!!!何なのよアンタは!!!!!」

女「いっつもいっつもチヤホヤされて!鼻の下伸ばして!!アンタがここまで痩せられたのは誰のおかげよ!!それで何?仕舞いには私の友達でもない、他のクラス女子にチヤホヤされて!!!何!?何なの!?デレデレしちゃって!!!美少女と委員長はまだしも、さっきの女子達に欲情抱くって何!?どういう神経してるの!?信じらんない!!」

ピザ男「お、女…お、おちついて…」オドオド

美少女「女ちゃん落ち着いて…」オドオド

委員長「女さん……」

女「はぁはぁ…」

ピザ男「女…前から気になってたが、たまに、なんでそんなに怒るんだ」

女「…!自分で考えなさい!!!」

パァン!

ピザ男「ぐわぁぁ!!」フキトブ

美少女&委員長「ピザ男くん!」

女「もう…しらない!二度と道場くんな!バカ!!!」ダダッ

ピザ男「」キゼツ

〜翌日〜

ピザ男(まだヒリヒリする…)ジンジン

担任「えーとこれから体育祭のリレーの選手決める」

担任「スポーツテストで取った記録を参考に、リレーの選手を選考したい」

ピザ男(50m走は決して速いとはいえなかったな)

担任「何か意見はあるか」

委員長「はい」

担任「よし、委員長」

委員長「スポーツテストを参考にするのも良いですが、今一度タイムを計るというのはいかがでしょうか」チラッ

ピザ男(委員長!GJ!!)b

担任「そうだな。よし、今は体育館と運動場が使えん」

担任「着替えて屋上に集合!」

〜屋上〜

ピザ男(次々とタイムが計られていく)

担任「次、ピザ男!」

ピザ男「はい!」

担任「いくぞ、ヨーイ…スタート!」

ピザ男「フン…っ!!」ダダッ

〜〜

体育委員「ゴール!」

ピザ男「ぜぇぜぇ…タ、タイムは…?」

体育委員「7,3秒だ」

ピザ男「おお、想像以上だ!!かなりタイムが縮んだ!!」

ピザ男「やっぱり体重が軽くなって来たからかな、最近体が動きやすい」

〜その後〜

担任「えータイムを計った結果だが」

担任「ウチのクラスのリレー選手は…委員長、美少女、女…」

担任「男子では、ハンサムに——」

担任「後はピザ男だ」

クラス男子1「おお!」

クラス男子2「やったなピザ男!」

ピザ男「あ…ああ!!」

美少女「やったねピザ男くん!」

委員長「さすがピザ男くんね!」ギュゥ

ピザ男「わわわ///」

ピザ男(7,3秒か、確かに大躍進したが)

ピザ男(リレーだもんな。上には上がいる)

ピザ男(体育祭まで時間が無いが、筋トレの走りこみを頑張らないと…!)

女「……」

ピザ男「あ、女。やったぞ!今年はギリギリだけど、リレーの選手になったぞ!」

女「……」

ピザ男「アンカーはお前だっけ?互いに頑張ろう!」

女「……」プイッ

ピザ男「あ…ちょっとおい!」

ピザ男(行っちゃった…)

ちょっと休憩
余力あったら戻ってきます

最終目標の変更については、物語の中で変更内容を提示します

7,3秒でリレーの選手って遅くね?

>>588
ピザ男のクラス男子自体が、身体能力が総じて低めってことにしてます。
(但し女子は高い)

あと、あんまりレベル高すぎてもアレだしね

〜道場〜

師範「今日はここまで!」

全員「ありがとうございました!」

ピザ男「あ、女!今日の筋トレなんだけど、走り込みの回数を増やしたいんだ!体育祭も近い
し」

女「……」

ピザ男「50m走7,3秒はリレー選手にしては速い方ではない。少しでも…」

女「……」プイッ

ピザ男「あ…ちょ、おい!」

女「勝手にやれば?私は帰る」テクテク

ピザ男「……」

ショタ「ねーちゃんどうしたの?」

ピザ男「…わからん。水泳の時間からずっと機嫌が悪い」

ショタ「ふーん」

ピザ男「オレが何したっていうんだ…」

ショタ「ジェラシーって奴だね」

ピザ男「え?」

ショタ「にーちゃん、最近、モテてるみたいだしね」

ピザ男「別にモテてなんか…女子と接する機会が増えただけだ」

ショタ「まあいいや、今日はオレだけが、にーちゃんに付き添ってやる」

ピザ男「すまんな」

ショタ「いいよ。同じA組でリレー選手だし、おれも見方だから応援する」

〜体育祭当日〜

ピザ男(午前の部の競技はあっという間に、過ぎていった)

ピザ男(因みにオレは奇跡的に、個人競技は全て1位をとった)

司会「それでは午前の部最後の競技・球入れをします」

ピザ男「よし、午前最後の競技だ!頑張ろう!」

全員「オー!!」

ピザ男「女!頑張ろう!」ポンッ

女「……」プイッ

ピザ男「あ……」

美少女「女ちゃん…もう許してあげようよ…」

委員長「女さん、こういうのはチームプレイが乱れますよ」

女「……」プクゥ

司会「それでは開始します。ヨーイ…はじめ!」

生徒一同「おおおおお!!!!」

ポイッポイッ

ピザ男「いくぞ!!」ポイッポイッ

コンマ安価
結果>>598

� ビリ(0〜20)
� 4位(21〜40)
� 3位(41〜60)
� 2位(61〜80)
� 1位(81〜99)

一位にさせる

司会「そこまで!」

ピザ男「はぁはぁ…」

生徒一同「ぜぇぜぇ…」

司会「それでは審判の皆さん、数を数えてください!」

〜〜

審判「結果発表です」

審判「E組が1位!A組が2位で——」

ピザ男「2位か!おしかったな〜」

美少女「やっぱりE組は強いね〜」

委員長「あそこだけ運動部の戦力が集中してるもんね」

ピザ男「今のところの順位は…」

【A105、B100、C90、D95、E115】

ピザ男「総合も2位か…まあ大健闘してる方だけど」

ピザ男「あまり大差はない。ここまできたら優勝したい」

〜お昼〜

美少女「ピザ男くん!お弁当作ってきたよ!」

委員長「私もよ!」

ピザ男「あ、ありがとう!!///」

ピザ男「うまいうまい!」バクバク「

美少女&委員長「えへへへ///」

女「……」

ピザ男「あ、女。そんな隅っこにいないで俺たちと…」

女「……フン」

ピザ男「女〜そろそろ機嫌直してくれよ〜」

女「……」プクゥ

〜午後の部〜

ピザ男(午後の部もあっという間に、終盤)

ピザ男(A組は2位を保持。そして相変わらず各チーム、大差が無いまま進み)

ピザ男(決着は、リレーに委ねられる事に)

〜〜

司会「それでは、最後の競技、クラス対抗リレーを始めます」

ピザ男「全てはこの勝負に掛かってる」

女「……」

ピザ男「女!アンカーがんばれよ!」

女「…っ」ピクッ

ピザ男「オレも頑張るから!」

女「……」

司会「それでは位置について。ヨーイ…」

アンカー全員「……」

司会「スタート!」

アンカー全員「……!」ダダッ

ピザ男「女がんばれ!!!」

女「っ!!」ピクッ

女「ぜぇぜぇ…!!」ダダダッ

司会「速い速い!A組の女さん、独走してます!!」

ピザ男「いけえええ!!」

女「ぜぇぜぇ……っ!!!」

相手チーム「は…はえええ!!!」

司会「凄い加速力です!相手チームとの差を付けていきます!!」

ピザ男(前半は女のおかげで、俺たちのチームが一位だったが)

ピザ男(3年A組の男子の番になってから、勢いが一気に下降する)

ハンサム「負けるかぁ〜!!!」ダダダッ

ピザ男(ハンサムが何とか態勢を立て直すも、既に勝利は相手チームの優位になりつつある)

ピザ男「俺たちの順位は現在4位」

ハンサム「ピザ男くん!パスだ!!」スッ

ピザ男「おう!」パシッ

ピザ男(そして、オレにバトンが渡される)

ピザ男(時間はあまり取れなかったが…数日間の努力の成果、見せてやる!!)

コンマ安価>>605

� 3位に上がり、アンカーにバトン渡す
(0〜45)
� 2位に上がり、アンカーにバトン渡す
(46〜90)
� 1位に上がり、バンカーにバトン渡す
(91〜99)

s

誤字ェ…
投下します

ピザ男「くそ!みんな速いな…」ダダッ

女「ピザ男…!!」

ピザ男「っ!!」ピクッ

女「頑張って!!!」

ピザ男「女…」ダダッ

ピザ男「おおおお!!!」ダダダッ

相手チーム「うお!?」ダダッ

ピザ男「よし!なんとか、二人追い抜いた…!!」

ピザ男「女!後はまかせた!!」スッ

女「はいよ!!」パシッ

ギュンッ!

司会「アンカーの女さん!またしても凄い勢いです!」

イケメン「や…やべえ!!化物染みた速さだ!!」

司会「E組のアンカー、イケメン君。逃げ切る事ができるか!」

ピザ男「がんばれ女ー!!」

女「っ!!」ダダダダッ

イケメン「くそ!陸上部のこのオレが負けるわけには!!」

司会「イケメン君に追い付きました!!」

イケメン「ば…ばかな…!!」

女「ぜぇぜぇ…!!」ダダッ

イケメン「負けるかぁ!!!」

女「こっちこそ!!」

パァンッ!

審判「ゴール!A組とE組、同列一位!」

イケメン&女「な…」

生徒一同「同列1位!?」

ピザ男「惜しい!!あと少しで追い抜けたのに…」

〜閉会式〜

司会「今年の優勝はE組です!」

E組一同「やったあああ!!!!」

A組一同「ああ…」orz

ピザ男(総合はE組が若干、上だったからな…)

ピザ男(残念ながら俺たちA組は2位だ)

ポンッ

ピザ男「わっ!」ビクッ

女「お疲れ様!」

ピザ男「女…」

女「残念だったね、優勝できなくてさ〜」

ピザ男「ああ、そうだな」

ピザ男「でもお前のリレー凄かったぞ」

女「えへへへ。ピザ男が応援してくれたおかげだよ」

ピザ男「お互い様だよ。オレもお前の応援が随分と力になった」

女「…そう、ありがとう」

ピザ男「……」

女「……」

ピザ男「おんn」

女「ピz」

ピザ男&女「あ」

ピザ男&女「……」

女「……ごめん」

ピザ男「え」

女「ごめん…この間、ビンタしちゃって…」

ピザ男「……」

女「痛くない?怪我はない?」

ピザ男「鼻血は出たけど、とっくに治まってるし、怪我もないし。痛みも消えたよ」

女「良かった…」グスグス

女「ごめんね…ピザ男…えっぐえっぐ…」ボロボロ

ピザ男(女が泣いてる…)

女「ごめん…ごめん!!!」

ギュゥゥゥゥゥゥ

ピザ男「わわわ!?///」

ピザ男(抱きつかれた…!!)

ポヨヨン

ピザ男(くっ!?大きな胸が当たってる…!!!)

女「私ね…本当は水泳の時間楽しみにしてた」

女「あんたと仲良く泳げるの楽しみにしてた…!」

ギュゥゥゥゥゥゥ

ピザ男「お、おう///」

女「えっぐ…それなのに…あんな事して…本当にごめん…えっぐ」ボロボロ

ピザ男「も、もう良いよ。過ぎた事だ!」

ピア男「オレもその…デレデレしてたのがイケないみたいだし、気をつけるよ」

女「私の事…許してくれる?」ウワメツカイ

ピザ男「!?」

ピザ男(夕日に移る、童顔な女の、泣きはらした上目使い…)ドキドキ

ピザ男(破壊力あり過ぎるだろ!!!)バクバク

ピザ男「最初から怒ってなんかないから!気にすんな!」

女「ごめん…ごめん…うう…うううううう!!!」ボロロロ

ピザ男(オレの体操服が女の涙で濡れていく…)

ピザ男「ほら、もう教室に戻ろう」

ナデナデ

女「ぁ……」ピクッ

ピザ男「どうした?」

女「もっと…して…」

ピザ男「もっと…頭、撫でて…」

ピザ男「っ!」ドキッ

ピザ男「あ、ああ…」ドキドキ

ナデナデ

女「えへへへへ…///」ボソッ

ピザ男「……///」バクバク

美少女「あ、やっと仲直りしたんだね〜」

ピザ男「う、うん///」

ナデナデ

女「〜///」ギュゥゥゥ

委員長「でも妬いちゃうよね。その格好は」ジーッ

ピザ男「あ、いや、これは」アタフタ

女「〜〜///」スリスリ

美少女「たしかに…こうなったら」

美少女「えい!」

ギュゥゥゥゥ

ピザ男「わわわ///」

委員長「じゃあ私も…えい!」

ギュゥゥゥゥ

ピザ男「あわわわ///」

委員長「ピザ男くん好き///」チュッ

美少女「リレー頑張ったご褒美だよ///」ギュゥゥゥ

女「〜〜っ///」スリスリ

ピザ男(更に二人から、左右に抱きしめられた…!!!)バクバク

〜放課後・公園〜

ピザ男「どうしたんだ女…放課後に公園だなんて」

女「道場行く前に、どうしても渡したいものが…」ススッ

ピザ男「あ、お弁当…」

女「ごめんね…意地張ってて渡せなかった」

ピザ男「ありがとう…嬉しいよ!」バクバク

女「えへへへ///」

ピザ男「つーかこれ、みんなオレが好物じゃないか!」

ピザ男「しかもどの料理も、ちゃんとカロリーを抑えた調理方にしている!」

女「朝4時前に起きて、作ったんだよ///」

ピザ男「女…」

ピザ男(あんだけ意地張ってたのに、そんな早朝から起きてたのか…)

ドクンッ

ピザ男「っ!!」

ピザ男(な…なんだ。いま心臓が飛び出そうな感覚になったぞ…)

ピザ男(今までにもドキドキすることは沢山あったけど…)

ピザ男(これは…オレが美少女さんに初めて会ったときの…)

女「あ、ピザ男。そういえば」

ピザ男「……」ポーッ

女「おーい!!」

ピザ男「わわっ!な、なんだ!?」

女「聞きたいことあるんだけどさ」

ピザ男「うん」

女「最近の体重がどう?」

ピザ男「体重か…今は115キロまで落としたよ」

女「マジで!?どうりで最近、風格が出てきたと思った訳だよ」

ピザ男「風格?」

女「最近はもう、デブって感じじゃ無くなって来たというか…」

ピザ男「ああ、確かに。オレもそれは感じてた」

女「……しかも、結構かっこよくなったよね///」

ピザ男「え…よせよ、からかうのは」

女「本音だよ///」

ピザ男「ぅ…」

ドクンッ

ピザ男(まただ…何だ、これは…)ドキドキ

女「それで、私からの提案なんだけどさ」

ピザ男「うむ」

女「目標の80キロは変更しないかしら?」

ピザ男「え……」

女「正直、ここまで筋肉質になるとは思ってなかった。予想外よ。身長まで伸びてるし」

女「でも逆を言うと、その筋肉質な体型から80キロまで絞るのは少々、酷だと思うの」

ピザ男「……」

女「80キロからもうちょっと、重めの体重に目標を変えても良いんじゃ」

ピザ男「うむ…」

ピザ男「お前の言う事もわかる。俺も想像以上に筋肉がついた」

ピザ男「そうすると、今後の目標体重はどうしようか…」

女「私の提案だけど、100キロ切るのがベストじゃないかと」

ピザ男「100キロか…」

女「理想的なのは95キロ位ね。でも100キロを切るのを目標にしましょう」

ピザ男「……わかった。100キロに変更するよ!」

※ 目標体重が変更になりました。
80キロ→100キロ
【現在:115キロ】

ピザ男「長かったダイエットも、もうすぐ終焉か…」

女「そうだね…」

ピザ男「ダイエットが終わっても、道場はやめない」

女「うん…///」

ピザ男「当然これからも、運動し続ける…んん?」

ピザ男「また前みたいに…ピザが食える!!!」

女「コラコラ、リバウンドしたらどうする」

ピザ男「わ、わかってるよ!ちゃんと食事はセーブするから…」

女「……まあ体を動かすし、逆に食べないと、ドンドン痩せちゃうしね」

ピザ男「そうそう!」

女「でもリバウンドするなよ?」

ピザ男「わ、わかってるって…!」

ピザ男「——さて、弁当食い終えたし、目標も改めたし、道場に行こう!」

女「う、うん…」

女「……」

女「ねえ」

ピザ男「うん?」

女「夏休み…さ」

ピザ男「おう」

女「……特訓、頑張ろうね」

ピザ男「ああ、そうだな」

女「……」

ピザ男「今年はどうするんだ。特訓内容を強化するのか?」

女「……いや。これ以上はオーバーワーク。体を壊しかねない」

ピザ男「……そうか」

女「それに受験もあるから、現状維持したいけど、むしろ少し緩和するかも」

ピザ男「特訓内容が簡単になると?」

女「そうじゃないけど、去年の夏みたいに、ほぼ毎日特訓って訳には行かないかもね」

ピザ男「そうか。まあ受験も大事だしな」

ピザ男「それじゃ行くか」

女「あ…ま、待って!」

ピザ男「今度は何だ」

女「……」モジモジ

女「……こう///」モジモジ

ピザ男「は?」

女「だから夏休みに……こうって///」モジモジ

ピザ男「氷り?カキ氷でも食べたいのか?」

女「違う!だから…その…」モジモジ

女「一緒に…」モジモジ

ピザ男「一緒に…?」

女「〜〜〜!!」

女「な、なんでもない///」ダダッ

ピザ男「あ…おい!ちょっと待てよ!」

女「道場まで競争ね!」

ピザ男「え、ちょ」

女「ヨーイ…スタート!!」ダダッ

ピザ男「夏休み一緒になんだよ!?気になるだろ!!」ダダッ

女「し…しし…知らない!///」ダダッ

今日はここまで

〜翌日・休み時間〜

ピザ男「——んで、それでさ〜///」ペラペラ

美少女「へ〜そうなんだ///」ペラペラ

女「あ、美少女。ちょっとちょっと」

美少女「ん、な〜に?」

女「少し話しが」

ピザ男「どうしたんだよ女」

女「あ…ごめんね、ちょっと美少女借りるね」

美少女「?」

美少女「どうしたの?」クビカシゲル

女「今度の日曜ヒマ?」

美少女「うん、あいてるよ」

女「それなら、久々にサシで遊びましょうよ」

美少女「え、ピザ男くんは?」キョトン

女「えーっと…その…今回の遊びの趣旨なんだけど」

美少女「うん」

女「ズバリ!休戦日よ」

美少女「……」

女「敢えてこれ以上、理由を言う必要ないよね」

美少女「……うん」

女「美少女。あんたとは中学の時からの仲だからね」

女「出来るだけ争いたくは無い」

美少女「女ちゃん…」

女「…っとはいえ、私もこれからは本気で掛かるから。争わざるえない」

女「だからせめて今週の日曜日だけでも…ね」

美少女「…うん、わかった!」

美少女「でもそれなら、委員長ちゃんも誘うおうよ」

女「誘ったんだけど、何やら大切な用事があるらしく、その日は無理みたい」

美少女「そうなんだ…」

女「委員長との埋め合わせは、また後日未定って所ね」

美少女「でも何だろうね、用事って」

女「前に夏休みは、塾で忙しいって言ってたから、もう始まってるのかもね。夏期講習」

美少女「なるほどね」

〜日曜日・繁華街〜

女「いや〜久々に買い物したな〜!」

美少女「夏服って冬と違って、買い揃えるの苦労しなくて良いよね」

女「全くよ。薄着だから楽だわ〜」

美少女「それにしても、もう夕方か〜。次はドコにいこうか」

女「そうね…」

女「……」ピタッ

美少女「どうしたの?」キョトン

女「……」

女「あ、あれ…」

美少女「え」


委員長「今日もピザ男くん素敵です///」ギュゥゥゥ

ピザ男「あ、ありがとう///」

〜公園〜

女&美少女「……」カゲカラノゾク


委員長「はい、ピザ男くん。あ〜ん」

ピザ男「い、委員長///ソフトクリームくらい自分で食べれるから///」

委員長「お願い!食べて…」ウルウル

ピザ男「うぅ!///」ドキッ

ピザ男「ん!///」パクッ

委員長「えへへへへ///」


女「委員長…コレは一体どういうこと…?」

女「私からの休戦協定を無下にしてまで、アタックする気なの…!?」ピキピキ

美少女「委員長ちゃん…」

委員長「ピザ男くん、今日はデート付き合ってくれて、ありがとうね」

ピザ男「いやこちらこそ、楽しかったよ」

女(あーーーウッゼェェ!!!)ピキピキ

美少女「……」

委員長「……」

委員長「……本当は今日、ピザ男くんと遊べなかったの」

ピザ男「……?どうしたんだよ、唐突に」

委員長「前に友達に遊ぶ約束を誘われてたの」

女&美少女「……ん?」ピクッ

委員長「でも…それを敢えて断ったの」

ピザ男「……」

委員長「勿論、理由はピザ男くんとデートしたかったのが一番だけど」

委員長「私、夏休みは忙しいの」

ピザ男「何か用事でもあるの?」

委員長「実は…親から半場強引に塾を行くように言われて…」

委員長「夏休みは、殆んど夏期講習で埋め尽くされてるの」

ピザ男「そうなのか…」

委員長「勿論、毎日とまでは行かなくとも、その気になればピザ男君にも会える」

委員長「でも流石にデートとかはしてられなくて…」

ピザ男「委員長…」

委員長「ピザ男くん…夏休み、本当は毎日会いたい」

委員長「あなたに勉強を教えたい。一緒に料理したい。旅行したい。デートしたい。お風呂も一緒に入りたい」

委員長「いっぱいチューしたい…とにかく一緒にいたい」

ピザ男「ぅ…///」ドキッ

委員長「でも私にも将来がある…だから、夏休みは妥協したの」

委員長「今日、デートの日に選んだのその為なの」

ピザ男「そうか、委員長も夏休みは忙しいんだね」

ピザ男「…いや、下手したらオレ以上に」

委員長「うん…」

女&美少女「……」

委員長「……二人には悪い事をしたわ」

ピザ男「え」

委員長「ピザ男君と仲良くなるまでは、生徒会の人としか仲良い人いなかった」

委員長「特に私は、男子から評判良くなかったし。女子も別段、仲が良い人いなかった」

委員長「だからあの二人には感謝してる」

ピザ男「二人って…まさか」

委員長「うん。美少女さんと女さん」

女「……」

委員長「ライバルでもあるけどね」ボソッ

ピザ男「へ?」

委員長「遊びを誘われたとき、頷きかけたけど…できなかった」

委員長「だって、あの場で頷いてたら…ピザ男君とデート出来なかったもん」

ピザ男「ま、まあ…」

ピザ男「……」

ピザ男「でも、なんか引っかかるな」

委員長「え?」

ピザ男「皆で遊ぶつもりだったんだろ?」

ピザ男「なぜオレを誘ってくれなかったんだ?女も美少女さんも」

女&美少女「」ズコーッ

委員長「……」

ピザ男「何かオレ悪い事したか?女とは仲直りしたばかりだし…」

委員長「朴念仁(ボクネンジン)って言葉知ってる?」

ピザ男「へ?」

委員長「あとで調べると良いよ」

ピザ男「あ、ああ…?」キョトン

委員長「仕方ないよ…私の志望大学、難しいから」

ピザ男「○○大学の教育学部だっけ?」

委員長「うん」

ピザ男「オレも、そこの大学受けるんだよ」

委員長「え……本当に?///」ガタッ

ピザ男「うん。でもオレは体育学部だけど」

委員長「そ、そっか…」ショボン

ピザ男「同じ大学でも、学部によって偏差値の差が、かなり大きいんだよね」

ピザ男「とてもじゃないけど、オレじゃ教育学部なんて無理だよ」

委員長「私やっぱり、体育学部行こうかな///」

ピザ男「え」

委員長「そうすれば、ずっと一緒だもん///」

ギュゥゥゥゥゥゥ

ピザ男「わわわ///」

女「……」

女「いこ。美少女」ススッ

美少女「え?」

女「私たちは今日、何も見てない聞いていない…そういう事で良いじゃない」

美少女「女ちゃん……」

女「だって今日は休戦日。争わない日だから」

美少女「……」

女「さて、これからドコ行こうか〜」

美少女「それじゃ…カラオケとかはどう?」

女「ああ、良いね良いね!行こう!」

ちょっと休憩
書き溜めしてきます

〜教室・放課後〜

クラス男子1「ピザ男の奴も成りあがったよな…」

クラス男子2「2年前までは、超デブでノロマで色々と惨めだったのにな」

クラス男子3「聞いた話じゃ、今ではイケメンよりモテるみたいだぜ」

クラス男子1「マジかよ!?」

クラス男子3「女子の間では、1番ハンサム、2番ピザ男、3番イケメンって感じらしい」

クラス男子2「イケメンは少し陰湿な性格だから、ピザ男に追い抜かれるのも無理ないが…」

クラス男子1「ハンサムは基本、誰にでも親切だからな…奴を追い抜くのは至難だな」

クラス男子2「超ナルシストで、たまにウザいけどな」

クラス男子3「ピザ男は見た目とは裏腹に、普段は穏やかで控えめだし、将来的に勝算ありだな」

クラス男子1「所でお前は誰が好きなんだよ、クラス男子2」

クラス男子2「美少女さんだ」

クラス男子1「だよな〜オレも」

クラス男子2「あまりにも綺麗過ぎて、気が引けちゃって、今まで告れなかった」

クラス男子1「わかる。女子だけには優しいイケメンに、取られるかと思って諦めてた」

クラス男子3「結局イケメンも諦めて、違う学校の女子と付き合ってるみたいだけどな」

クラス男子1「そういえば、クラス男子3は、誰が好きなんだよ」

クラス男子3「…そりゃ、美少女さんだよ」

クラス男子1,2「だよなー」

クラス男子3「……」

クラス男子3「オレ、頑張るかな」

クラス男子1,2「?」

クラス男子3「あのピザ男ですら成り上がったんだ…今までは気が引けて無理だったけど」

クラス男子3「この夏…頑張る!」

クラス男子1「何をする気だ?」

クラス男子3「告白するんだよ。美少女さんに」

クラス男子1,2「!?」

クラス男子3「このまま何もせずに、高校生活を終わらせたくない。悔いを残したくない!!」

クラス男子1,2「……」

クラス男子2「ならオレも告白する!」

クラス男子1「何!?んじゃオレも告白するぞ!!」

クラス男子3「よし!それなら…」

クラス男子2「この3人で……」

クラス男子1「勝負だ!!!」

ハンサム「それなら僕も参加させてくれないか」ヒョコッ

クラス男子1「ハ、ハンサム!?」

クラス男子2「あ…すまん、ドコから話聞いてた?」

ハンサム「え、みんなで美少女さんに告白するって所からだけど」

クラス男子2「ああ、そうか…うん。良かった」ホッ

ハンサム「?」

クラス男子3「いやいや良くねえよ!!ハンサムも参戦するだと!!?」

クラス男子1,2「そ、そうだった!!!」

ハンサム「皆とライバルになるのは辛いが、美少女さんが好きなんだ」キリッ

クラス男子1「でもお前、確か彼女いたんじゃ」

ハンサム「…去年の9月ごろに別れたよ」

クラス男子1「随分前だな」

ハンサム「他校の子でね、あっちからの告白だった。でもなかなか会えなくて」

ハンサム「練習ばかりしててね、会うのが少なくて愛想を付かれたんだ…」ショボン

クラス男子2「お前も苦労してたんだな…」

ハンサム「次は彼女に、寂しい思いをさせたくない。そんな事を思い3年に上がって…」

ハンサム「学園のアイドル・美少女さんの存在を知った」

ハンサム「正直言おう。あんなに綺麗な子は見たことがない」

ハンサム「先日インターハイ出場も決まったし、ある程度、踏ん切りもついた」

ハンサム「8月の全国大会行く前に告白をしたい」

クラス男子1〜3「……」

ハンサム「みんな、互いに悔いの無いように頑張ろう」

クラス男子1「いや、おれやっぱいいわ」

クラス男子2「オレも傍観希望」

クラス男子3「勝ち目の無い戦だ…断念する」

ハンサム「どうして?みんなで気持ちを伝え合おうよ!」

クラス男子1「いや、お前と張り合うとか無理だから」

クラス男子2「スペックが違いすぎる…この上ない負け戦だ」

クラス男子3「俺たちは諦める、応援するよハンサム」

ハンサム「みんな…」

クラス男子1「気にすんな」

ハンサム「僕は何て罪深い男なんだ…世界で一番カッコ良く生まれた自分が憎い…」

クラス男子1〜3「……は?」ピキッ

ハンサム「みんなの思いは無駄にしない!絶対に告白に成功してみせる!」

クラス男子1〜3「……」

ハンサム「必ず美少女さんと付き合ってみせるさ!」

ハンサム「それじゃ、また明日!」

タタッ

クラス男子1〜3「……」

クラス男子1〜3「ぶち殺してえぇ…」ピキピキ

〜終業式・放課後〜

女「ピザ男!帰りはゲーセンよろう!」

ピザ男「いいよ」

委員長「あの、私も良いかな?」

女「ぅ…まあ、良いけど」ショボン

美少女「私も…良いかな?」

女「ぅぅ…う…」ガックシ

ピザ男「勿論だよ///」

美少女「やったー!楽しみね、ピザ男くん!」

ピザ男「そうだね///」

女「……」

女「でりゃっ!」グイッ

ギュゥゥゥゥゥ

ピザ男「いででででで!!!またかよ!!何かマズイ事言ったか!?」

女「もう!ほ、本当はアンタと…」グイグイ

ピザ男「いでで!!え、なんだって?」

女「知らない!!」グイグイ

ピザ男「いだい!いだい!ちぎれるー!!」

〜下駄箱〜

ガチャッ

美少女「あら?」

女「どうしたの美少女」

美少女「これは…手紙」ペラッ

美少女「ええと…」

美少女「……」

ピザ男(どこかで見たシュチュレーションだな。まさか…)

美少女「……ごめん、みんな先に行ってて」

タタッ

女「……」

委員長「……」

ピザ男「……」

〜体育館裏〜

美少女「……」


ピザ男「影に隠れて様子を見にきたが…」コソソ

女「美少女の告白されるの、コレが2度目ね……」コソソ

委員長「私は初めて見る」コソソ

ピザ男「皆さんも、お好きですね」

女「あんたもね」

委員長「何となく気になって」


「……」コツコツ


女「あ、誰かきたよ」

委員長「あれは……」


美少女「ハンサムくん…」

ハンサム「やあ、きてくれてありがとう」キラキラ


ピザ男「よ…よりによって、あいつかよ!」ガガーン

ピザ男(ヤバい…あいつは学園で一番モテるやつだからな…)

美少女「それで、どうしたの?」クビカシゲル

ハンサム「今日はキミに気持ちを伝えに来たんだ」

美少女「え……」

ハンサム「3年になって同じクラスになってから、ずっとキミの事が気になってたんだ」

ハンサム「君のような身も心も全て、美しい女の子は、はじめて見た!」

ハンサム「どうか僕とお付き合いして欲しい」キリッ

ピザ男(ヤバイヤバイヤバイヤバイ)ダラダラ

美少女「えっと……」

美少女「ハンサムくんって、とってもカッコいいよね」

ハンサム「おお!それは、言われるとわかっていても嬉しいよ」

美少女「それに誰に対しても優しいし…素敵だと思う」


委員長「ナルシスト過ぎるけどね」

女「確かに、空気読めないしな」

ピザ男(ヤバイヤバイヤバイヤバイ)ダラダラ


ハンサム「嬉しいよ。それじゃ僕と…」

美少女「でも御免なさい」

ピザ男(ホッ)

女「チッ」

委員長「……」


ハンサム「」

美少女「御免なさい、私、好きな人がいるんです」

ハンサム「」

美少女「気持ちは嬉しいけど…御免なさい!」

ダダッ

ハンサム「そ、そんな…」orz

女「自信たっぷりで、まさかのKO」

女「ピザ男が振られた時と、似たシュチュレーションね」

女「なんだか懐かしいね…」

ピザ男「」

女「ピザ男…?」

ピザ男「」

ピザ男(ソ、ソンナ。美少女サンガ)

女「おーい」ポンポン

ピザ男(好キナ人ガイルナンテ)

女「どうしたー」ポンポン

ピザ男(ココマデ頑張ッテ…告白サレル前二撃沈…)

女「顔色悪いぞー」ポンポン

ピザ男「燃えたよ…燃え尽きた。真っ白にな」

女「は?」

委員長「女さん、ピザ男くん…多分だけど…」ヒソヒソ

女「……ああ、そういうことか」

〜放課後・公園〜

ピザ男「……」

女「まあピザ男。元気だしなよ」

委員長「ピザ男くん…」

ピザ男「ありがとう」

女「え」

ピザ男「美少女さんには、間接的に振られちゃったし、ショックも受けたけど」

ピザ男「今は割と落ち着いてる」

委員長「……」

女「意外ね…さっきまで廃人状態だったのに」

ピザ男「なんだろうね、振られたけど…悔いは無い」

女「え」

ピザ男「ダイエットはやめない。あと少しで目標達成するし」

ピザ男「まだあえて、礼を言わないけど…お前には本当に感謝してる」

女「…///」

ピザ男「お前とは、これからもずっと一緒だ」

女「これからも一緒…///」

ピザ男「これからもヨロシクな、女」

女「うん//////」キュンキュン

ピザ男「委員長にも伝えたい事が」

委員長「え」

ピザ男「…1つ、正直に言って良いかな?」

委員長「う、うん」

ピザ男「実は入学して2年生の頃まで、委員長の事、苦手だったんだ」

委員長「…なんとなくわかってた。いつも、私にビクビクしてたもんね」

ピザ男「でも今は全く違う」

委員長「///」

ピザ男「委員長、ずっと前に言ってたよね?」

ピザ男「一年の頃…オレを虐めてた連中を度々注意してくれてたって」

ピザ男「オレは知らなかったけど。しかもそれだけじゃない」

ピザ男「本当は毎日オレの事、心配してくれてたって、救いたかったって」

委員長「うん…あの時はクラス委員としてだけど」

ピザ男「それでも嬉しかった。もしタイミングが違えば、委員長がオレのダイエットに協力してくれてたんだし」

ピザ男「申し訳なかったよ。表面的にしか委員長を捉えてなくて」

委員長「でも私。ここまで、ピザ男君に何もしてあげられなかった…」

ピザ男「えっ」

委員長「ただ想いを一方的に伝えてるだけで…何もあなたの為に尽くしきれてなかった」

ピザ男「そんな事無い。オレなんかに好意を抱いてくれて…凄くうれしかった」

ピザ男「それと、あの告白を受けた時、凄く驚いた事があったんだ」

委員長「え?」

ピザ男「委員長って…実は物凄く可愛い子なんだね。ビックリしちゃったよ」

委員長「え…ええええ!?わ、わた、わたしが!!?///」ビクン

女(あの寡黙な委員長が動揺してる…)

委員長「や…やだな、いくらピザ男君でも、じょ、冗談が過ぎるお」アタフタ

ピザ男「いやマジだよ、大マジ。嘘じゃない」

ピザ男「な、女?」

女「……悔しいけど、物凄く可愛いのは認める」

ピザ男「おかげで最近、眼鏡を掛けてようが、掛けてまいが、どの姿も可愛く見えるんだ」

委員長「〜//////」キュンキュン

ピザ男「あんなに可愛い子に好意を抱かれるなんて…オレは本当に幸せ者だよ」

委員長「そ、それなら…さ///」

ピザ男「うん?」

委員長「美少女さんと私、どっちが綺麗…かな///」

ピザ男「うわ〜〜難しい!!!」アタマカカエル

委員長「え、そ、そんなに!?」

ピザ男「どっちが良いかなんて、こんなの東大の試験より解くの難しいよ」

委員長「と、東大受験より…///」

女「……」ピキピキ

ピザ男「本当だよ!」

委員長「でも私…美少女さんみたいに胸も大きくないし」

女(胸だけなら美少女にでも勝てる!)ガッツポーズ

ピザ男「委員長はスレンダーで良いじゃないか。身長も高くてスタイル良いし」

委員長「ぅ…//////」キュンキュン

女「……」ピキピキ

ピザ男「その…変な事、言っちゃうけどさ」

委員長「うん///」

ピザ男「もし…美少女さんより先に出会ってれば…」

委員長「……」

ピザ男「先に委員長の素顔に…気づいてれば」

ピザ男「もしかしたらオレ…」

ピザ男「……」

ピザ男「…って!何を口走ってんだオレは!!」

ピザ男「ごめん、今のは間違いだ!!忘れてくれ…」

委員長「…言って」ボソッ

ピザ男「えっ」

委員長「間違いでも冗談でも良い。言って…ピザ男くん」

ピザ男「……っ」ドキッ

女「……」

ピザ男「もしかしたら…オレ、委員長を」

女「ストォォォォォォォォォォォォォォォォォップ!!!!!!」

ピザ男「!?」ビクッ

委員長「!!」ビクッ

女「ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!ストップ!」

女「試合終了!ゲームセット!セコンドアウト!タイムオーバー!!」

女「バッターアウト!!デットボール!!レッドカード!!退場!退場!!退場!!!」

女「ハァハァ…」

ピザ男「女…頭、大丈夫か?」

女「もうこの話は終わり!ジ・エンド!さ!ゲーセン行こうゲーセン!」グイッ

ピザ男「わわっ!ちょ、腕を引っ張るな!今行くから…」

委員長「待って!」

ピザ男「!」

委員長「お願い言って!その先の言葉…」

ピザ男「だ、だから…その…」

女「させるか!!!」ガシッ

ピザ男「ぐえ!?」

女「喰らえ!ヘッドロォォォォック!!!」

ギュゥゥゥゥゥゥゥ

ピザ男「ぐぼ!ぐるじいぃぃぃぃぃ!!!」ジタバタ

女「言わないと誓え!言わないと誓えぇぇ!!」

ピザ男「わかった!言わん!言わんから離せぇぇ!!」

女「よろしい」パッ

ピザ男「ゲホゲホ…」orz

委員長(眼鏡無し)「ピザ男くん…」ウルウル

ピザ男(ぅ、いつの間にか眼鏡を…!そしてその眼差し反則だ!!!)

ピザ男「わ、わかった。後で、後でこっそり教えるから」ボソッ

委員長「本当?」ボソッ

ピザ男「ああ、本当d」ボソッ

女「何が後でなのかな?」ゴゴゴゴ

ピザ男「っ!?どんだけ地獄耳なんだよ!!」

女「許さん!!!腕ひしぎ十字固め!!!」

ギュゥゥゥゥゥ

ピザ男「ぎゃあああああ!!!すいません!すいません!もう言いません!!」ジタバタ

女「よろしい」パッ

ピザ男「ゼーヒーゼーヒー…」orz

委員長「ピザ男くん…」ジーッ

ピザ男「……」コクン

女「何を頷いてるの?」

ピザ男「いや違う!!誤解だ!!誤解なんだ!!」

女「何がどう誤解なの?説明してくれない?」ガシッ

ピザ男「ひっ…待て!落ち着け!」ガクブル

女「待てるかぁ!!!」

委員長「ピザ男君が可哀想、止めてあげて」

女「チッ、しゃーねえな」パッ

ピザ男「ホッ…」

委員長「……」ジーッ

ピザ男「……」ジーッ

女「何を見つめ合ってるの?」ガシッ

ピザ男「ちょ、まだ何も」

※以下、暫くループ

〜自宅・部屋〜

ピザ男「全く女の奴…」

ピザ男「ま、おかげで、委員長に恥ずかしい事、言わずに済んだから良いけど」

ピザ男「……」

ピザ男「何だろう…振られたはずなのに」

ピザ男「酷くショックだったけど、それもあの場限りだった」

ピザ男「やるだけの努力をしてきたから、悔いがないのかな?」

ピザ男「それともオレは…」

ピザ男「……」

ppppppp

ピザ男「ん、電話?誰だこんな夜中に」

ピザ男「はい、もしもし」ピッ

『夜分遅くにすいません。こんばんは、美少女です』

ピザ男「……」

ピザ男「へ」

ピザ男「び、び、美少女さん!!?」

『ごめんね突然。今、ピザ男君の家の前にいます…来てもらえますか?』

ピザ男「は、はい!!」

〜玄関前〜

ピザ男「こんばんは!ど、どうしたの美少女さん!?」

美少女「ごめんね突然。実はお話がありまして」

美少女「どうしても直接会って話がしたかったの」

ピザ男「え?う、うん。どうしたの一体」

美少女「今週の日曜日…一緒に遊園地行きませんか?」

ピザ男「え、ああ。いつもの四人で?」

美少女「ううん…二人っきりで」

ピザ男「……え」

美少女「二人っきりで…行きたいの」

美少女「ダメ?」ウワメヅカイ

ピザ男「め、滅相もございません!!お願いします!!!///」

ピザ男(ど、どど、…どういうことだ!?)

今日はここまで
所で簡単なアンケート

� ぶっちゃけ、ハーレムエンドみたい?

A個別エンドで充分
Bハーレムエンドも見たい

� ハーレムエンド見るなら、順番はどうする

A個別エンド→ハーレムエンド
Bハーレムエンド→個別エンド

みんな
このSSのメインヒロインは美少女さんなんだよ?
すっかり女に人気食われちゃってるじゃないですかー

>>709
???「メインヒロインが変わることなんてよくあることなんだよ!」
箒「そうだ。そうだ」

〜日曜・遊園地〜

美少女「フフフ///」

ピザ男「」ドキドキ

美少女「楽しみだね///ピザ男くん///」

ピザ男「う、うん///」

ピザ男(だ…ダメだ。この状況…未だに理解できん!)

『御免なさい、私、好きな人がいるんです』

ピザ男(確か美少女さんには好きな人が…)

美少女「ピザ男くん!///」

ピザ男「は、はい!!!」

ピザ男(気のせいか…美少女さん、頬が赤い)

美少女「何か考えごとしてる?」

ピザ男「え」

美少女「さっきから、少し無口になってるから気になったの」

ピザ男「あ、ああ、いや、楽しくて、感慨深くなってて…」タハハ

美少女「そっか、私も楽しいよ///」

ピザ男「っ!!」ドキンッ

ピザ男(何故か頬を染めてる美少女さん…可愛い…///)

ピザ男(しかも何だ今日の服装は…)ジーッ

ピザ男(いつもは清楚な格好なのに、上も下も、露出多めじゃないか…!!)

美少女「ど〜うしたの?///またポーッとしてるよ〜///」クビカシゲル

ピザ男(か、可愛すぎる///)タラ〜

美少女「あ、鼻血出てる」

ピザ男「え…わわわ!ヤバイ!ティッシュ、ティッシュ…」ゴソソ

〜ベンチの上〜

美少女「だ、大丈夫?」

ピザ男「あ、ああ…」ベンチで寝そべる

ピザ男(な、何たる醜態だ…ティッシュを鼻の穴につめて…)

ピザ男(はぁ…やっちまった)ガックシ

美少女「……ねえピザ男くん」

ピザ男「ん、なにか」

美少女「悪いけど一回、上半身起こしてくれない?」

ピザ男「え、うん…?」ササッ

美少女「……良いよ。また横になって」

ピザ男「うん」ススッ

ピタッ

ピザ男(……?)

ピザ男「なんだ?この頭から伝わる、何とも言えない感触は…」

美少女「やっほーピザ男くん///」

ピザ男「え」

ピザ男「有り得ない位置から美少女さんの顔が見え…んんん!?」

ピザ男「ま、まさか!!?」

美少女「エヘヘ///膝枕しちゃった///」

ピザ男「」

ピザ男(美少女さんの太もも…オレの頭に…)

ピザ男(これは…ご褒美なのか?)

ピザ男(来る日も来る日も、走って鍛えて…)

ピザ男(少し体重減っても、デブのままで…相変わらず皆に馬鹿にされ、それでも走って鍛えて)

ピザ男(雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、雷の日も雪の日も…)

ピザ男(雪の日と言えば…何度もDQN3に殺されかけたっけなぁ…)

ピザ男(DQN1,2とも色々あったなぁ…アナコンダにも襲われたなぁ…)

ピザ男(女から色んな技を教えて貰った。強くなり、自信もついた)

ピザ男(2年間頑張ってきて本当によかった…!!)プルプル

美少女「…///」

ピザ男(美少女さんとも仲良くなれた)

ピザ男(我が人生、一辺の悔い無し…!!)

ピザ男(父さん母さん、ショタ、委員長、女、美少女さん…今までありがとう)

ピザ男(ヤバイ。迎えがくる)

ピザ男「ごめん美少女さん。離れて」

美少女「え…?」

ピザ男「ぅ…ぅう!!」ドバババ

美少女「わわわ!!ティッシュが、一気に赤く染まっちゃった!」

ピザ男「美少女さん…オレもう駄目だ。今までありがとう」ガクッ

美少女「あわわわ!い、今、ティッシュ交換してあげるから、死なないでぇ〜!」

〜30分後〜

ピザ男「」ズーン

美少女「ピ、ピザ男くん…私は大丈夫だから気にしないで」アセアセ

ピザ男「う、うん。ありがとう」

ピザ男(気遣いありがたいが、かえって余計に苦しい…)

美少女「どう、落ち着いた?」

ピザ男「な、何とか」

ピザ男(正直、貧血気味だが、これ以上グダグダできん)フラ〜

ピザ男(昼飯までは、根性と愛で乗り切ろう)

ピザ男「ごめんね、迷惑かけて」

美少女「そ、そんなこと無いよ!」

美少女「むしろ、ピザ男くんを看病できて、私…///」

ピザ男「ぅ…///」

美少女「そ、それより、何処か行こうよ!///」

ピザ男「そうだね!」

ピザ男(観覧車は最後に取っておきたいしな…)

ピザ男「えーっと…で>>」

� ジェットコースター
� ホラーハウス
� メリーゴーランド
� その他(観覧車以外で)

安価は>>728

1

〜ジェットコースター〜

係員「間も無く、発射いたします」

ピザ男「き、緊張するね」ガクブル

美少女「う、うん」

ピザ男(ヤバイ、激しいのは苦手だったんだ…)ガクガク

ピザ男(それ言ったら、遊園地の物、殆んどのアトラクションがダメだが…)

ピザ男(ずっと太ってて、ジェットコースター自体、13年ぶり位なんだよな…)

美少女「ピザ男くん、緊張してる?」

ピザ男「え、そ、そんな事は(棒)」ガタガタ

美少女「…足、凄い震えてるよ」

ピザ男「ぅ…」

ギュッ

ピザ男「!!」

ピザ男(美少女さんが手を握ってきた…!)

美少女「私もこういうの、苦手だけど」

美少女「手を握ってれば、大丈夫だよね?///」

ピザ男「う、うん///」

ピザ男(美少女さんが手を握ってくれてる…///)ギュッ

美少女「…///」ギュッ

係員「それでは、3秒前」

ピザ男「え、もう!?」

ガゴンッ!!

ピザ男「ぅお!?」

美少女「キャア!!」

ガタタタ…

ピザ男「まだ…まだ大丈夫…」ドキドキ

美少女「うん…」ドキドキ

ゴトトトト!

ピザ男「っ!まだまだ!」

ガタタタタ…

美少女「今度はスローになったね…」

ピザ男「ここから先が本番かな…」

ゴトト…ドドドドドドドド!!!

ピザ男「ぎゃああああああ!!!!」

美少女「いやああああああ!!!!」

〜〜〜

係員「お疲れ様です!降りてください!」

ピザ男「はぁはぁ…や、やばかった…ね」

美少女「う、うん…」

ギュッ

ピザ男&美少女「あ…」ギュッ

ピザ男(手を繋いだままだった…)

美少女「ねえ、このまま降りよう」

ピザ男「え」

美少女「手…繋いだまま///」

ピザ男「っ!///」コクンコクン

〜レストラン〜

美少女&ピザ男「ご馳走様でした!」

ピザ男(さっきは散々、鼻血出してたから…やっと血が補給できた)ケップ

美少女「ねえピザ男くん!二人でパフェ食べない?」

ピザ男(パフェか…まあ2等分なら良いか)

ピザ男「良いね、頼もうか」

〜〜〜

店員「お待たせしました!」ススッ

ピザ男&美少女「いただきまーす!」

ピザ男「久しぶりだよ、パフェなんて食べるの」パクパク

美少女「ずっとダイエットしてきたもんね」パクパク

ピザ男「うまうま」モグモグ

美少女「ピザ男くん」

ピザ男「なに?」

美少女「ハイ!あ〜ん…」スッ

ピザ男「!!?」ギョッ

美少女「……恥ずかしい?」ウルウル

ピザ男「そんな事無いです!あーん」

パクッ

ピザ男「!!!」

美少女「えへへへ///」

ピザ男(こんな事まで…しかも美少女さんと間接キスだよな!?)

美少女「はい、もう一口!あ〜ん…///」

ピザ男「あ、あ〜ん///」パクッ

ピザ男(し、幸せすぎる…!!!///)

美少女「私も…良いかな?///」

ピザ男「え、勿論///」

ピザ男「はい、あ〜ん///」スッ

美少女「んっ!///」パクッ

美少女「えへへ、間接キスだよねこれ///」

ピザ男「う、うん///」

ピザ男(その後も、美少女さん方から、手を繋ぐのを求められ遊園地を歩く。幸せだ)

ピザ男(そして、色んなアトラクションを乗りつくし、あっと言う間に夕方に)

〜観覧車の中〜

美少女「今日はありがとね、ピザ男くん///」

ピザ男「いやいやこちらこそ///」

美少女「……」

ピザ男(今日は幸せな一日だった。でも気がかりな事もある)

ピザ男(美少女さんの好きな人って一体誰なんだ)

ピザ男(傲慢してる訳じゃないが、何か今日の一連の行動を見てると…)

ピザ男(いや!ギャルゲーの主人公じゃあるまいし。惨めだったオレに限って…)

美少女「ね、ねえ…ピザ男くん」

ピザ男「は、はい!!何ですか!!」ビクンッ

美少女「そっち側、行っても良い?」

ピザ男「あ、ああ勿論!」

美少女「失礼します///」ススッ

ギュッ

ピザ男「ぅ…///」

ピザ男(また手を握ってきた…///)

美少女「……ピザ男くん、唐突だけど相談良いかな?」

ピザ男「そ、相談?ああ、良いよ」

美少女「私ね、実は好きな人いるの」

ピザ男「!」

ピザ男(来た!!オレが気になってた事!)

ピザ男(……って、この状況でその話する気か!?)クビカシゲル

美少女「…大丈夫?聞いてもらって」

ピザ男「お、おう!ど、ドンと来い」ドギマギ

美少女「私はね、その人の事が…半年前から気になってたの」

ピザ男(半年前…丁度、オレが委員長に告白されてた辺りか)

ピザ男(でもアレ以降、急速に美少女さんとも仲良くなったような…んん??)

美少女「でもね、わたし、どうしても…その人に気持ちを伝えられたいの」

ピザ男「大丈夫だよ!美少女さん程の綺麗な人なら、絶対振り向いてくれるよ!」

ピザ男「……」

ピザ男(あ、自ら墓穴を)サァー

美少女「…ありがとう」

ギュウゥゥゥ

ピザ男「わわわ///」

ピザ男(こ、今度は腕を絡めて来た…!!)

美少女「…///」

ピザ男(理解できぬ…なぜ好きな異性の話をしながら、腕を絡めてくる!)

美少女「わたしね、一回振っちゃったんだ。その人の事」

ピザ男「え」

美少女「だからね…今更、私のほうから言うのが凄く…図々しいというか」

『美少女の告白されるの、コレが2度目ね…』

ピザ男(確か女も言ってた。少なくとも告白現場見たのは2回だって)

ピザ男(じゃあ何だ、オレや女が知らないところで、告白する勇者がいたのか??)

美少女「所でピザ男くん、私の好きなタイプの人、知ってる?」

ピザ男「えっと…優しい人?」

美少女「せいか〜い。でも厳密には、見た目はあまりこだわらない」

ピザ男「……」

美少女「こだわりが…特に、なかったハズなの」

美少女「なかった…ハズなのに…」ポロポロ

ピザ男(美少女さん…泣いてる)

美少女「……」ポロポロ

ピザ男「美少女さん、その先は無理して言わなくても良いよ」

美少女「私…酷いオンナ…」ポロポロ

ピザ男「醜くなんかないよ。美少女さんは優しくて純粋な人だ」

美少女「ううん…ずるいよ。腹黒くて、都合よくて、そのくせ臆病で…」

美少女「私みたいな酷い女…告白する資格なんて」

ピザ男「そんな事ない!!!!」クワッ

美少女「っ!?」ビクッ

ピザ男「あ…ごめん、怒鳴っちゃった」

ピザ男「でも言わせてくれ。美少女さんは酷い人じゃない。純粋で心優しい人だ」

ピザ男「本気で命掛けても良い」

美少女「ピザ男くん…」ウルウル

美少女「ありがとう…」ボロボロ

ピザ男(もうオレ個人の恋心は関係ない。真摯には相談に乗ろう)

ピザ男「…それで、どうしてその人を好きになったの?」

美少女「……風の噂でね、聞いちゃったの」

美少女「その人は、今でも私を想ってるって」

ピザ男「ふむふむ」

美少女「しかもね、私に振り向いて貰う為に、血の滲む努力をしてきたみたいで」

ピザ男「ふむふむ……ん?」

美少女「普通の人なら、気が狂っちゃいそうな努力をしてきて」

ピザ男「???」

美少女「私ね、凄くうれしかった」

ピザ男(まさか…いや違う!ギャルゲーの主人公じゃないんだぞオレは)ブンブン

ピザ男「でも、相手が美少女さんの事好きなら、待ってれば…」

美少女「…そうも、いかなくなってきちゃった」

ピザ男「どうして?」

美少女「強大なライバルがいてね」

ピザ男「ふむふむ」

美少女「最近その好きな人、二人の女の子にどちらかに、傾きつつあるの」

ピザ男「え」

美少女「あくまで私の勘だけど…もう結構、気になってるんじゃないかと」

美少女「しかも二人とも…私の友達。凄く素敵な子たちなの」

ピザ男「……」

ピザ男(おい、こ、これってもう…)

美少女「ピザ男くん…私、どうすれば良いかな?」ウワメツカイ

ピザ男「っ!!」ドキッ

ピザ男(泣き腫らした美少女さんの上目使い…///)

ピザ男(って言うかなんだ!これ美少女さん素で言ってるの!?)

ピザ男(それともなんだ、遠まわしの告白か!!?)

ピザ男(でも美少女さん、割と天然な所あるしな)

ピザ男(いやでも、あまりにも…)ブンブン

美少女「ピザ男くん…教えて!」ボロボロ

ピザ男「そ…そんな、風に言われたら…」

ピザ男「ドキドキしちゃうじゃないか…」

美少女「……」ウルウル

ピザ男(……)

ピザ男「……オレにも好きな子いるんだ」

美少女「……うん」

ピザ男「ずっと、憧れだった存在だ。夢そのものだ」

美少女「//////」キュンキュン

ピザ男「でも」

美少女「でも?」

ピザ男「……かなり最低な事を言う。それでも聞いてくれるかな?」

美少女「……」

美少女「うん大丈夫、幻滅しない。ピザ男くんは素敵な人だから受け入れられる」

ピザ男「…最近、色々とわからなくなってきたんだ」

美少女「……」

ピザ男「一体、本当に好きな子は誰なのかと」

ピザ男「オレは1年の後期からダイエットを初めて…色んな人と知り合ったんだ」

ピザ男「その過程で、オレを支えてくれる存在、物凄く自分に好意を抱いてくれる存在が出来た」

ピザ男「さっき言ってた、憧れだった子と退け劣らない存在だ」

美少女「うん…」

ピザ男「美少女さんも、自分の恋路に決着を付けたいんだよね?」

美少女「うん」

ピザ男「…オレのダイエットも、間も無く終焉を迎える」

ピザ男「それと同時に、オレも恋路に決着を付けるつもりなんだ」

美少女「……」ビクッ

ピザ男「でも恐らくこのままいくと、目標を達成してもしばらく、悩んでいると思う」

美少女「……」

ピザ男「それでも、必ず答えを出すから」

美少女「……っ」ピクッ

ピザ男「その答えを、美少女さんにも必ず報告するから」

美少女「……」

ピザ男「その頃には、美少女さんの恋路も…自然と答えが導き出されてると思う」

ピザ男「だから美少女さん、待ってて欲しいんだ」

美少女「……」

ピザ男「必ず答えを教えるから」

美少女「…うん、わかった。約束よ」

ピザ男「うん」

ピザ男「それじゃ…指きりでもしようか?」

女「えへへへ///なんか恥ずかしい///」

ピザ男「そうだね///子供じゃあるまいし、口約束だけで良いか///」

女「それじゃ…指きりの代わりをしよっか」

ピザ男「代わり?」

女「えっと、まずは…」

ギュウゥゥゥゥ

ピザ男「!!!」

ピザ男(オレの腕を、全身で抱きしめてきた…///)

美少女「お次は……えい」

チュッ

ピザ男「っ!!!?」

ピザ男(頬にキスされた…!!)

美少女「〜〜///」

チュゥゥ

ピザ男「」

ピザ男(もう2分以上、オレの頬に、唇が密着されてる///)ドキドキ

ガララ…

係員「お疲れs…ブホッ!」

ピザ男「あ」

美少女「あ」パッ

係員「おお、お、お疲れ様です。お次のお客様に代わって貰えますか?」

ピザ男&美少女「は、はい///」

〜帰り道〜

美少女「今日は…ありがとね///」

ピザ男「いや///こちらこそ///」

美少女「『相談』も聞いて貰っちゃって」

ピザ男「いや…大丈夫だ」

美少女「あ、それとさ」

ピザ男「なに?」

美少女「約束の答えを教えてくれたら…さ」

ピザ男「うん」

美少女「解答にもよるけど、プレゼントあげるから」

ピザ男「え」

美少女「楽しみにしててね」

ピザ男「うん」

美少女「それじゃ…明日も図書館で女ちゃんとピザ男くん、3人で勉強会だね」

ピザ男「うん、また明日///」

美少女「バイバイ///」

ピザ男「……」

ピザ男「解答次第でプレゼント…か」

〜翌日の夜・自宅〜

ピザ男(今日は念のため、頬に絆創膏、貼っておいた)

ピザ男(オレの勘だけど…図書館の勉強会で絆創膏、貼らないと女にぶっ飛ばされると)

ピザ男(貼っておいて正解だったな)

ピザ男(……)

ピザ男(そういえば夏休み、始まって数日がたったけど)

ピザ男(いつになったら女は、特訓の日のスケジュールを教えてくれるんだ)

ピザ男(もうここ数日、道場の稽古のみで、激しい筋トレをしてない)

ピザ男(よし!電話しよう)pppp

『はいピザ男どうしたの!!?会いたいの!?良いよ私も会いたい!!!どっか出かけちゃう!!?仕方ないな〜それじゃ、深夜でふたりっきりだし///』

ピザ男「勝手に話を進めないでくれ、要件は一つなんだ」

『え、なに?』

ピザ男「夏休み始まって、稽古以外で体動かしてないからさ」

ピザ男「いい加減、筋トレのスケジュールを教えて欲しいんだ」

『ああ、スッカリ忘れてた』

ピザ男「おま…忘れてたって」

『仕方ないじゃない受験生なんだし。それに最近、考え事多くてそこまで頭回ってなくて』

ピザ男「……?そうか、まあそうだよな3年だし」

『……』

『とりあえず明日、ジャージ着て、公園に来てくれる?その時に話すから』

ピザ男「ああ、わかった。いつもの河川敷近くの公園だな」

『うん、久々の筋トレだから、飛ばし過ぎないようにね』

ピザ男「わかった、それじゃおやすみ」

『あ、ねえ…』

ピザ男「ん?」

『少し…話そうよ』

ピザ男「ああ、良いよ」

〜翌日・公園〜

ピザ男「う〜眠い〜」ゴシゴシ

女「ほらしっかり!あと50回で懸垂のノルマ終わるよ」

ピザ男「眠いのは誰のせいだと思ってんだよ…」シパシパ

女「ぅ…とにかく!だらけてんな!」

女「私は眠くても、とっくに今日の筋トレもノルマ終えてるんだから」

ピザ男「オレはお前みたいな、化け物染みた身体構造してないんだ」

ゴンッ

ピザ男「痛って!!」

女「化け物言うな!!」

女「私だって…乙女なんだから」ボソッ

〜〜

ピザ男「よし!終わったぁ!!」

女「お疲れ様」

ピザ男「飯喰ったら、次は市民プールで水泳特訓だな」

女「うん」

女「…そういえばさ、ずっと気になってたけど」ズイッ

ピザ男「へ」

女「この絆創膏…なに?」

ピザ男「え、い、いや。な、何でもないよ」ギョギョッ

女「……」

女「えい」

ビリッ

ピザ男「あ」

女「……ピザ男くん?なにこれ」ゴゴゴゴ

ピザ男「」ダラダラ

女「どうしてこんな、キスマークがあるのかな」ピキピキ

女「一体誰から貰ったんだろうね〜。委員長も夏場は忙しいって言ってたのに」

ピザ男「」ダラダラ

女「許さない…」ギリギリ

ピザ男「ちょ、待て!!」

女「えい」ギュッ

ピザ男「いででで!!!!は、離して〜!!!」ジタバタ

女「私のお願い事を聞いたら、頬を離してあげる」

ピザ男「わ、わかった!!聞く!何でも聞いてやる!!」

女「今度の日曜日、私と二人っきりで、デートして」

ピザ男「ふぇ!?」

女「場所は海ね。オッケー?」

ピザ男「オッケーオッケー!」コクンコクン

女「よろしい」パッ

ピザ男「ホッ…」ヒリヒリ

女「楽しみにしてるからね…///」

ピザ男「え…///」

女「二人っきりのデート///」

ピザ男「う、うん///」

ピザ男(こうして、女とデートの約束をした)

今日はここまで
一応補足を

美少女さんは決してこんなキャラでは無いので↓
美少女「計画通り……!!」(キラ風笑み)

性格的には、キミキスの星野さん、フォトカノの柚ノ木さんに近い感じ

要するに素で、ピザ男にバレない様に、相談してたと言う事
途中から本人も色々と、意識し始めてたけど

それじゃ次もデート(女編)で

〜海〜

ピザ男(今日は女とデート。着替え終わって、更衣室から出てきた)

ピザ男(女とは去年も今年も、水泳の特訓で、よく一緒に泳いでた)

ピザ男(だけど海は初めてだ。水着もいつものスク水とは違うだろう)ニヤニヤ

女「おまたせー!」

ピザ男「おお来たk」

ピザ男「!?」

女「よっしゃ!今日は沢山泳ごう!」ブルンッ

ピザ男(想像はしていたが、今日はやはりビキニか…!!)

女「あ、それでさピザ男」

ピザ男「おうなんだ///」ドキドキ

女「サンオイルと、ただの日焼け止めを両方持ってきたんだけど…どっちを使えば良いかな?」

ピザ男(そういやオレもまだ、塗ってなかった。後で借りよう)

ピザ男「そうだな…>>765で」

� 日焼け止めで、体を極力焼かないようにする
� サンオイルで、キレイに体を焼く

1

ピザ男「無難に、日焼け止めで良くないか?」

女「そっかぁ、んじゃ折角だけど…」

ピザ男「?」

女「……塗って///」

ピザ男「」

〜〜

女「///」

ピザ男「ぅ…ぅぅ…///」ヌリヌリ

ピザ男(ビキニを外して、背中が露わに…///)

ピザ男(しかしあれだけ鍛えてて、なぜ肌が白くて柔らかいんだ///)ヌリヌリ

ピザ男(…///)ゴクリ

ピザ男「よし、終わったぞ!」

女「うん」

ピザ男「あ、、オレも塗りたいから、コレ貸してくれないか?」

女「ねえ…」

ピザ男「ん?」

女「前も…塗ってくれないの?///」

ピザ男「っ!?人をからかうな!///」

女「私、別に冗談で言ったわけじゃないんだけどな…///」

ピザ男「ぅ…///」

女「まあいいや、前面塗り終わったら、今度は私がピザ男の背中を塗って上げる」

ピザ男「え!?」

女「あ、自分で塗る?」

ピザ男「いや、お願いします」

女「ど〜お?」ヌリヌリ

ピザ男「ああ、良い感じだ」

ピザ男(一瞬、ソープみたいな事してくれると想像したが…普通に手塗りだ)

ピザ男(でもヤバい…暑さと若さで、性欲が臨界点に近づきつつある)ムクク

女「背中終わったから、今度は前を塗ってあげる」

ピザ男「っ!?」

女「ほら、早く」

ピザ男「いや自分でやる!!貸してくれ!!」バッ

女「あっ…そんな乱暴に取らなくても!」プクウ

ピザ男「仕方ないんだ…暑さと若さがいけないんだ」ヌリヌリ

女「?」

ピザ男(静まれムスコさん、静まれ…!!)ボキーン

女「いつまで背中向けてるの?それに中腰になって…」

女「まずは、ビーチバーレーしよ!」

ピザ男「おう!」中腰

女「さっきから何なのその態勢は。腰でも痛いの?」

ピザ男「気にするな」

ピザ男(女の奴、ただでさえ大きいのに、ビキニとか反則だろ…///)

女「そ〜れ!」ポンッ

ピザ男「それ!あ、飛ばしすぎた」ポ〜ン

女「大丈夫、間に合わせるから!ハイッ!」ポ〜ン

ブルルンッ

ピザ男「ぐはぁ!?」

ピザ男(揺れた!思いっきり揺れやがった!!)

〜海上〜

バシャバシャ

女「ふぅ…気持ちいなぁ」プハァッ

ピザ男「〜〜」バシャバシャ

女「ねえピザ男!次はさっき買ったビーチボートに乗ろう!」

ピザ男「〜〜」バシャバシャ

女「ねえ、聞いてるの!」

女「…って、水中だから聞こえないか。よし」

女「えい」チョップ

ピザ男「ぐわあ!な、なんだ?」プハァ

女「ねえ、ビーチボートに乗ろうよ」ブルルン

ピザ男「!?」

ピザ男(目の前にいきなり、女の谷間!!///)

ピザ男「ぐ、ぐぐ…ぅぅ…」ダラ〜

女「ん?どうしたの…って、わわわ!鼻血出てるから!」

ピザ男(ぅぅ…折角、頭冷やすために、泳いでたのに)ダラダラ

〜昼〜

ピザ男「さて、そろそろお昼の時間だ。海の家に…」

女「その必要は無いよ、お弁当作ってきた!」

ピザ男「おお、マジか!」

女「シートに座って。今お弁当を用意するから」ゴソソ

女「はい!」

ピザ男「お、から揚げにポテト。久しぶりだな〜」

女「オニギリもあるから食べてね///」

女「勿論、食べ過ぎない程度に」ウインク

ポインッ

ピザ男「わ、わかってるよ///」

〜夕方〜

ピザ男「あっと言う間に、時間が過ぎたな…」体育座り

女「うん…」体育座り

ピザ男(海に向かい夕日を見ながら、体育座り。なんだ、このベタな状況…)

女「今日は楽しかったね」

ピザ男「ああ、楽しかった」

女「でも」クビカシゲル

ピザ男「ん?」

女「ピザ男の様子、おかしい」

女「何か隠してない?体調でも悪いの?」

ピザ男「い、いや…そうじゃなくて」ジーッ

女「?」

ピザ男「そ、そんな事よりさ!もうすぐ、ダイエットも終わりだな!」

女「あ…うん、そうだね」シュン

ピザ男(…?)

女「ねえ、ピザ男」

ピザ男「ん?」

女「前に言ってたよね?美少女と委員長が、同じく位可愛いって」

ピザ男「……うん」

女「私、ナルシストじゃないけどさ。あの二人にルックスが劣ってる…かな?」

ピザ男「え」

女「ピザ男からみてもやっぱり、あの二人の方が好みだよね?」

女「私…あの二人に劣ってるよね?」

ピザ男「そ、そんな事はn」

女「お世辞は良いから、正直に言って」

ピザ男「……」

女「ソッチの方が、スッキリするし」

ピザ男「なんというか、お前の場合は…その、特殊なんだよ」

女「へ?」

ピザ男「幾つか質問するけど、身長いくつ?」

女「160センチ」

ピザ男「まあそんな所だよな。女子の中では、中の上くらいの高さ」

ピザ男「んで、次の質問だが…解答するかどうかは任せる」

女「何よ、変な質問でもする気?」

ピザ男「まあ…変な質問だね」

女「……」

ピザ男「スリーサイズを教えてくれ」キリッ

女「……」

ピザ男「やっぱ、答えるのイヤだよな?無理して言わn」

女「ヒ、ヒップは88、ウエストは58///」

ピザ男(こ、答えてくれた…!)キラキラ

女「ア、アンタだから教えるんだから///と、特別だよ!///」ドギマギ

ピザ男「それで…バストは?」

女「み、耳…貸して///」ドキドキ

ピザ男「お、おう///」ドキドキ

女「バストは///」

女「———」ボソッ

ピザ男「……!!?」

ピザ男「Hカップの96センチだと!?」

女「バ…バカ、声がデカい!!///」アタフタ

ピザ男「90以上のGカップ位かと思ってはいたが…想像以上だ!」

女「な、なに想像してんのよ///このオッパイ星人が!///」

ピザ男「女…オレが何を言いたいか分かるか?」

女「え…?」

ピザ男「さっきも言ったけど特殊…いや、アンバランスなんだよ!」

女「な、何よそれ!!バカにしてるの!?」

ピザ男「違う褒めてる」

女「むぅ…///」

ピザ男「あとお前、ロリ顔だよな」

女「ロ、ロリ顔言うな!気にしてるんだぞ…」シュン

ピザ男「顔はロリ顔。しかし性格はガサツで気が強い」

ピザ男「そして身長は中の上、おまけに巨乳と来たもんだ」

ピザ男「アンバランスなんだよ。凄く良い意味で」

女「ぅ…///」

女「そ、その、ピザ男は何が言いたいんだよ…」

ピザ男「ハッキリ言うよ、そのバランスの悪さのおかげで」

ピザ男「オレから言わせれば、あの二人に負けないくらい可愛い」

女「え?」

ピザ男「充分、魅力的だって意味だよ。あの二人と違う意味で」

女「……」

ピザ男「……な、何か変な話になっちゃったな。すまん、話題かえるか」

女「……ねえ」

ピザ男「ん、どうした」

女「こっち向いて」

ピザ男「何だ、どうしt」クルッ

女「ん」スッ

チュッ

ピザ男「」

女「ん…ん…」チュゥゥ

ピザ男「」

ガシッ…ドサッ

ピザ男「」押倒される

女「ん…んん…」チュゥゥ

ピザ男「」ボーゼン

女「ん〜〜〜プハァッ」

ピザ男「」

女「えへへ、奪っちゃった…ファーストキス///」

ピザ男「女…お前」

女「ねえ、さっきから私のお腹に硬いのが当たってるけど…///」

ピザ男「あ、それは、その」

女「まさか…これが原因でずっと、姿勢がおかしかったの?///」

ピザ男「し、仕方ないだろ…あんな物見せられたら、オトコならああなるわ!///」

女「ふ〜ん…そうなんだ」ニヤニヤ

ピザ男「な、なんだよ…」

女「えい、パフパフ攻撃」ポヨン

ピザ男「!?」パフパフ

女「ぱふぱふ〜どうだ〜///」ボヨボヨ

ピザ男「ぐ…ぐぐ…ぐあfgklgdぺろglm」パフパフ

ピザ男(な、なんて強烈な攻撃なんだ…!鼻血が止まらん!!)ダラ〜

ピザ男(も、もう駄目だ…)ガクッ

〜〜

ピザ男「……ん、ここは」

女「あ、目覚めた?」

女「ここは海の家、店員さんが特別に目覚めるまで、入れてくれたの」

ピザ男「そうか…」チラッ

ピザ男「もうスッカリ暗くなってる」

女「うん、早く帰ろう。バスが着ちゃう」

ピザ男「所でさ」

女「うん」

ピザ男「なんで起きた瞬間から、視界に女が」

女「バカね…私が、膝枕して上げてるに決まってるじゃない///」

ピザ男「ですよねー」ピクピク

ピザ男「ぐわあああ!!」ブブブ

女「わわわ!また鼻血があああ!」ティッシュ詰める

〜バスの中〜

女「…///」ギュゥゥゥ

ピザ男「///」ドキドキ

女「ねえ、あのさ…」

ピザ男「うん」

女「さっきも言ったけど…もうすぐダイエット終わるね」

ピザ男「ああ、そうだな」

女「それで…さ。結局アンタは誰を選ぶの?」

ピザ男「……」

女「やっぱり美少女?」

ピザ男「オレが元々、ダイエット始めたキッカケは…痩せて、美少女さんに再度告白する事だ」

女「……」

ピザ男「だけど正直、絶対とも言い切れなくなってきた」

女「うん///」

ピザ男「この先、どうなるか解らないけど」

ピザ男「告白する時は…ちゃんとお前にも報告するから」

女「うん…」

〜バス停〜

女「着いちゃったね」

ピザ男「ああ、今日は楽しかった」

女「私も」

ピザ男「……それじゃ、また明日。図書館で」クルッ

女「待って」パシッ

ピザ男「……」

女「こっち向いて」

ピザ男「……」クルッ

チュッ

ピザ男「!」

女「ん…んんん…プハァ」ドキドキ

ピザ男「プハァ…はぁはぁ」ドキドキ

女「はぁはぁ…また、しちゃった///」

ピザ男「///」

女「じゃあね…おやすみ///」

ピザ男「……」ポーッ

「み〜ちゃった!み〜ちゃった!!」キャッキャッ

ピザ男「……ショタか」

ショタ「よお!久しぶり〜」

ピザ男「また変なタイミングで現れやがって」

ショタ「いや〜やっぱり、そういう関係になったか」

ピザ男「まだ付き合ってないぞ」

ショタ「あれれ?まだ、まだなの??んじゃこれから…!」ニヤニヤ

ゴン

ショタ「いて」

ピザ男「調子に乗るな」

ピザ男「オレにだって…考えがあるんだ」

ショタ「ふ〜ん、でも去年までは、女ねーちゃん確かに」

ショタ「にーちゃんの事、友達か弟子としてしか見てなかったのに」

ショタ「随分、接近してたんだね〜」

ピザ男「今日…初めてキスした。いや、された」

ショタ「あれれ、初めてだったの?」

ピザ男「ああ、唇の方は」

ショタ「そっか。もっと早くしてるかと思ってたよ」

ショタ「今年に入ってから、いつもにーちゃんの事、頬を染めながら見つめてたし」

ピザ男「…そうなのか。しらなかった」

ショタ「それじゃ、ねーちゃんの気持ちも気づいてなかったの?」

ピザ男「……薄々は感じてたけど、自分に『自信』なくてな」

ショタ「……」

ピザ男「長年惨めに過ごしてた所為か、ネガティブな感情を、払拭仕切れなくてさ」

ピザ男「気づいてても無意識に、心の中で押し殺しちゃうんだよ」シュン

ショタ「…まあ、ネガティブになりすぎるのも、駄目だけど」

ショタ「まだ良いんじゃない?格闘を志す者として、一番ダメなのは『慢心』だから」

ピザ男「…まさかお前にフォローされるとはな」

ショタ「へへへ、今度ラーメンおごれよ」

ピザ男「良いよ、倍返しな」

ショタ「そりゃねーよ!」

ピザ男「冗談だよ。ラーメンは…ダイエット終わってからが良いから」

ピザ男「今晩は、ソバでも食いに行こうぜ」

ショタ「良いね!行こう行こう」

ピザ男(こうして久しぶりにショタに会った)

ピザ男(ここ最近は、恋の悩みで気持ちがいっぱいだった)

ピザ男(残りの高校生活は、恋と受験に悩まされつつ、日々を送るとばかり思ってた)

ピザ男(しかし、オレはこのとき無意識に『慢心』ではないが『油断』をしていた)

ピザ男(何だかんだ悩みつつも、オレは今の環境に、凄く幸せを感じてた)

ピザ男(なぜなら、可愛い女の子達に囲まれていたから)

ピザ男(それが『油断』になってた)

ピザ男(そして夏休み明け…オレとショタは、とんでもない事件に巻き込まれる羽目になる)

ピザ男(このときオレは、奴らの存在を完全に忘れていた)

今日はここまで

次回は、たくさん安価取ります
恐らくだけど次回が、最後の安価取りになる

〜8月31日・夜〜

ピザ男「さて…体重を計るか」

ピザ男「夏休みはあまり特訓出来なかったな、受験生だし仕方ないけど」

ピザ男「……」

ガチャン…

【102キロ】

ピザ男「〜〜〜っ!惜しい!!」

ピザ男「……」

ピザ男「でも…もうすぐ終わるんだ」

ピザ男「オレのダイエットも…」

【115キロ→102キロ】
※見た目レベルが変化しました
プロレスラー→某傭兵似

〜次の日・放課後〜

女「今日は、ショタが道場に来るみたいよ」

ピザ男「ふーん、部活が休みなのかな」

女「多分」

ピザ男「そうか、んじゃ久しぶりにアイツと組み手するかな」

女「えええ〜!アンタは私と組むの!!」プンプン

ピザ男「あの黙ってたけど、お前は女子だから、組み手しづらいんだよ」

女「えーなんでー」プクゥ

ピザ男「…女の子に手を出すことになるしさ」

女「や…やだ、心配してくれてたの?」

女「もうそういうことは、私に一戦でも勝ててから言いなさいよ…///」ギュゥゥ

ピザ男「…///」

ピザ男「……あっ!!」

女「わわ、びっくりした!」パッ

ピザ男「やっべ…教室に、宿題忘れてきた」

ピザ男「すまん女!先に道場行っててくれ!」

女「えーそれなら私も」

ピザ男「大丈夫!すぐに追いつくから、先向かっててくれ!」ダダッ

女「あっ…もう」プクゥ

〜教室〜

ガララ

クラス男子1「あ、ピザ男」

ピザ男「おう」

クラス男子1「どうした、忘れ物か」

ピザ男「ああ、そうだ」

ガサゴソ

ピザ男「あったあった……ホッ」ススッ


クラス男子2「そうそうクラス男子2…あの噂聞いたか」

クラス男子1「なんだよ、噂って」

クラス男子2「E高の校内抗争」

クラス男子1「ああ、知ってる知ってる!!」

ピザ男「E高校…!?」ガタッ

ピザ男(DQN達がいる高校じゃないか!)

クラス男子2「なんだピザ男も知ってるのか」

ピザ男「いや、荒くれのE高校は知ってるけど…何か最近あったの?」

クラス男子1「夏休み前に、E校内で大きな抗争があったらしいんだよ」

クラス男子2「E高と言えば、元々小さなグループが沢山ある、烏合の衆だった」

クラス男子2「そんなE高に、ある二人が統一を図ったんだ」

ピザ男「ふ、二人…?」

クラス男子1「確か、番長って奴と…ガリ男って奴だっけ」

ピザ男「っ!?」

※回想>>52

ピザ男(そ、そういえばそんな事言ってたような…)

クラス男子2「なんだピザ男も知ってるのか」

ピザ男「いや、荒くれのE高校は知ってるけど…何か最近あったの?」

クラス男子1「夏休み前に、E校内で大きな抗争があったらしいんだよ」

クラス男子2「E高と言えば、元々小さなグループが沢山ある、烏合の衆だった」

クラス男子2「そんなE高に、ある二人が統一を図ったんだ」

ピザ男「ふ、二人…?」

クラス男子1「確か、番長って奴と…ガリ男って奴だっけ」

ピザ男「っ!?」

※回想>>52

ピザ男(そ、そういえばそんな事言ってたような…)

改めて…ガリ男とはピザ男の小学校時代の親友、元いじめられっこ
あだ名は、ガリレオ

理科以外の教科が壊滅的で、更に中学時代は引きこもりだったせいか、不良高校しか進学できなかった。

後に色々と大化け
お調子者で変人、小食

詳しくは>>41>〜>55を参照

クラス男子2「それで今度は近いうちに、D高とE高の抗争があるんだってさ」

クラス男子1「マ、マジかよ…鬼と悪魔が争う様な話だな」

ピザ男「D高校って、あの暴走族の集まりが固まってる…」

クラス男子2「よく知ってるな。知り合いでもいるのか?」

ピザ男「いや。別に」ギクッ

クラス男子2「ま、俺達には関係ないけどピザ男、巻き込まれないようにな」

ピザ男「ま…まさか、巻き込まれる何て」

クラス男子1「仮に巻き込まれても、こんなガタイをした奴だれも襲いたく無ぇよ」ポンポン

ピザ男「ア、アハハハ…」テレテレ

クラス男子2「それと良いニュースもあるぜ」

クラス男子2「DQN3が捕まったらしい」

ピザ男「え…DQN3知ってるの?」

クラス男子2「あいつは、地元じゃ有名な不良だろう」

クラス男子1「キチガイ染みてて、そこらの不良すら関わりたくないって話だしな」

クラス男子2「周りにいるDQN1〜2も奴ほどではないけど、危険度高いって話しだし」

クラス男子2「あんな奴らに関わってしまった奴は、不幸の極みだな」

ピザ男「……」

クラス男子1「まあ地元に一人、危険人物が消えて清々した」

ピザ男「所でアイツは、どういう経緯で捕まったんだ?」

クラス男子2「確か捕まったのは8月」

ピザ男「夏休みか…また何て時期に」

クラス男子2「なんでも、港で窃盗事件を起こしたらしくて」

ピザ男「み、港!?」

クラス男子2「20人位の力自慢の猟師さん達に囲まれて、ブチのめされたとか」

ピザ男「20人もの猟師さんに囲まれちゃ流石のアイツも…それで逮捕されたと」

ピザ男(でも何で港なんだ…)

クラス男子2「しかもこれも噂だが、アイツの起こしてきた犯罪は数知れなくて」

クラス男子2「殺人と強姦以外なら、ほぼ何でもしてきたとか」

ピザ男(強姦はしてなかったのか。殺人は…未遂にならあったけど)

クラス男子2「取調べで注射も見つかったみたいだしな」

ピザ男「注射…?ああ、そういう事か。アイツなら遣りかねない」

クラス男子2「危ない経歴が発覚したせいで、奴の懲役は10代じゃ終わらないとか」

ピザ男「18才を超えたら少年院から、刑務所送りか」

クラス男子1「何にしても安心したぜ、これで安心して、夜に繁華街に行ける」

ピザ男「夜遅いと補導されるぞ」

ピザ男(あんま人の事言えないけど)

ピザ男(しかし、D高とE高の抗争…DQN3の逮捕…)

ピザ男(夏休み…デートで鼻のしたを伸ばしてた時に、いろんな事があったんだな)

ピザ男(そしてガリレオ…あいつ…)

どうでも良いかもしれないけど…
二つの不良高校の、名前の由来とその特徴


E高校…enemy(敵)

危険度:★★★★☆
特徴:
校内、校外関係無しに暴れまくり。
人によっては、一般人にも手を出すのも少なくない(例:DQN3)
補足:
元は小さなギャングチームが幾つもあった。
統一されてから、上の命令で一般人に手を出す奴が減って、実はやや落ち着いた

D高校…death(死)

危険度・★★★☆☆
特徴:
夜を所構わず走りまくるならず者。他の不良校には、かなり喧嘩腰

補足:
硬派な一つの暴走族グループが集まってる
根は良い人達が多いが、頻繁に暴走行為や喧嘩をしてるので、まともではない

〜その頃・住宅街〜

ショタ「さてと、今日は久々に道場だ」

ショタ「前は…ねーちゃんと組み手したから、今日はにーちゃんとするか!」

ブンブン!
パララパリラパララー

ショタ「ん、なんだこの音は」

不良2「野朗ども!今日はいつも以上に気合入れてけ!!」

不良一同「オオオー!!!」ブンブンブン

不良3「既に総長は、現場に付いてるそうだ。急ぐぞ!」

不良2「今日は因縁深きE高校をぶっ潰すぞ!!」

不良3「この近辺のシめるのは…俺達!D高だ!!!」

不良一同「オオオー!!!」

不良2「今日は夜露死苦!!」

不良一同「夜露死苦!!」

ショタ「E高校…?」

ショタ「前に聞いたぞ。E高校って、DQN3が通ってる学校だった気が」

ショタ「それと兄ちゃんを酷い目に合わせた、DQN3の仲間のDQN1〜2もいるって」

ブンブンブン!

ショタ「ねえ!待ってよバイクのにーちゃんたち!!!」

不良一同「……?」

不良2「ぁ?なんだお前」

ショタ「オレもその抗争に参加させてよ」

不良3「何言ってんだクソガキ、帰ってお勉強でもしてろ」

ショタ「クソガキ言うな!」

不良2「……あ?おい、誰に向かって話してるか、解ってんだろうな」ピキッ

ショタ「カッカしないでよ、オレはピザにーちゃんの仇を撃ちたいだけだ」

不良2「…なに?いま何て」

〜数分後〜

不良2「おい野朗ども!小さな助っ人だ!!」

不良一同「オオオー!!夜露死苦!!」

不良2「しかし、お前がピザ男の友達とはな」

不良3「それ以前に、飛び級で12歳で高校入学したほうが驚きだが」

ショタ「もう13歳になったよ」

不良2「そうか…んで、お前は期待していいんだな?」

ショタ「ああ、オレはつよいんだぞ!」

不良2「わかった、んじゃ総長にメールしとくよ。小さな助っ人が来たってな」

ショタ「さんきゅー」

不良2「しっかり捕まってろ…飛ばしてくぜ」

ピザ男(さて…道場に急がないと)タタッ

ブンブン!
パララパリラパララー

ピザ男「ん、この音は…」

ショタ「よっしゃ!いけいけ!!」

ピザ男「あれ、ショタの声も聞こえる…」

ブンブン!

不良2「現場まで飛ばしてけぇぇ!!」

不良一同&ショタ「オオオー!!!」

ピザ男「」

ピザ男(な、何やってんだあのバカは…!!)ダッ

ピザ男(追いかけないと…!)ダダダッ

〜数分後〜

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

ピザ男「バイクの馬力に勝てるわけない…見失ってしまった」

ブンブン!
パララパリラパララー

ピザ男(あれ、後ろからバイクとラッパ音が)

不良1「……」

ピザ男「あ、不良1君!!」ノ

不良1「……?」

ピザ男「おーい、久しぶり!」ノ

不良1「…誰だお前」

ピザ男「へ?」

不良1「こっちは急いでるんだ、じゃあな」

ピザ男(そっか…痩せたから)

ピザ男「オレだよオレ!ピザ男だよ!」

不良1「お…お前がピザ男だって?」

ピザ男「本当だよ、ダイエットしたんだ!」

ピザ男「去年はひったくりから、バックを返してもらってありがとう!」

ピザ男(お金は半分すられたけど)

※回想(前スレの>708〜>762)↓
【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364603973/)

不良1「……その話を知ってるってことは、本人で良いんだな?」

ピザ男「ああ」

不良1「信じられんが…あの晩の詳しい事情は、オレとピザ男、DQN2しか知らないはずだ」

ピザ男「実はオレの友達の、ショタって奴なんだけど…キミの仲間達とバイクに乗ってて」

不良1「うむ」

ピザ男「なんだろう…ちょっと嫌な予感がして」

不良1「その嫌な予感、多分当たってるな」

ピザ男「や、やっぱり?」

不良1「実は今日、D高とE高の抗争があってだな」

ピザ男「ああ、やっぱり…」orz

不良1「本来、他校の人間を巻き込むのは良くないんだが…」

不良1「大方、ピザ男の名前でも使って、抗争参加を懇願したんだろ」

ピザ男「……」

不良1「お前の友達は、血の気の多いやつが多いな」

ピザ男「君がそれ言っちゃう?」

不良1「ははは……んで、どうする?」

ピザ男「……そんなの決まってるじゃん。行くよ俺も」

不良1「そうか」ニヤ

ピザ男「ただ申し訳ないけど、最終目的はショタを取り戻して行くだけだ」

ピザ男「因縁あるのもDQN1、2、3だけだ。それ以外とは極力闘いたくない」

不良1「そうも言ってられないぞ?それ以外の面子は間違いなくお前を襲うだろう」

不良1「言い訳なんか聞かない。それが不良の喧嘩だ」

ピザ男「そうなった時は…自己防衛だ。容赦しない」

不良1「そうか、んじゃ覚悟は出来てるな?」

ピザ男「ああ、仕方がない」

不良1「へへへ…なんだか物凄く強くなってそうだなお前、期待してるぜ」

ピザ男「ありがとう、所で」

不良1「何だ?」

ピザ男「DQN3が捕まったって本当?」

不良1「そうみたいだな。校内抗争が終わった数日後、何を血迷ったのか港でバカやったみたいだな」

ピザ男「なんで港なんだろう」

不良1「さあな…捕まっちまった奴なんて気にするな、行くぞ!」

ピザ男「ああ…!!」

〜土手の大広場〜

D高&E高「……」


総長「お前がショタか」

ショタ「ああ、よろしく!」

総長「…せいぜい足を引っ張らない程度に頑張りな」

総長「おれはE高のアタマ、番長を潰す」

ショタ「わかった。オレも個別に倒したい奴いるから」ススッ

総長「……?」

不良2「おい…もうちょっと心に覚悟を決めてから行けよ」

ショタ「覚悟なんて最初っからできてるよ。じれったいから先手を取るね」

DQN4「お、D高の奴らが先制してくるみたいだぞ」

DQN5「つーかあの制服、A高校じゃん。お坊ちゃん高校の生徒が何の用だ?」

ショタ「スゥーッ…はあ〜」

ショタ「出て来いDQN3!オレがぶちのめしてやる!!」

一同「」シーン

ショタ「オラどうした!掛かって来い!!」

DQN5「おい、ガキ」

ショタ「なんだ、お前に用はない!!」

DQN5「DQN3は捕まっててココにはいない」

ショタ「……は?」

DQN5「相手ならオレがしてやる」

ショタ「…はは〜ん、さてはDQN3は秘密兵器として、最後まで温存しておくつもりだな?」

DQN5「いや、だからマジで捕まったって」

ショタ「んじゃ良いや、DQN1と2!!お前達をぶっ潰す!!」

DQN5「おい、無視するな!!」


ガリ男「ねえ番長なにあれ」

番長「知らん」

ガリ男「っていうか部外者だよね。止めなきゃ…」

番長「まあ待て。男が戦いを望んでるんだ、暫く様子を見てろ」

ガリ男「でも…」

番長「本当に助っ人だったらどうする?」

ガリ男「……わかったよ。ただ、頃合見て止めるからね」

番長「もうお前はナンバー2なんだ。その中途半端な性格は止めろ」

ガリ男「へいへい」


DQN1&2「俺達に何のようだクソガキ」

ショタ「お前達か…キチガイ野朗の仲間で、ピザにーちゃんに酷い事してきたって奴ら」

DQN1「なんだピザ男の知り合いか」

DQN2「こんなガキと仲良くしてるとか、アタマおかしいんじゃねあいつwww」

ショタ「ガキガキって…うるせえんだよ!!」ダダッ

DQN2「む、まずはオレからみたいだ」

DQN1「ヤッちまえよ、DQN2」

DQN2「おう」シュッ

ショタ「遅い」ススッ

DQN2「えっ?」スカッ

ボゴォォォン

全員「!?」

DQN2「ぐわぁぁ!?」

DQN2(な…なんだ…何が起きたんだ…)ガクガク

DQN2(首が痛ぇ…!)

ボゴォォォン…ボゴォォォン!

DQN2「か…ぐがぁぁ…」ガクガク

DQN5「な、なんだあの攻撃…速すぎて見えん」

DQN1「超高速でキックしてるんだ、レベル高ぇ…」

ガリ男「あのガキ…E高のナンバー4を追い詰めてる」

番長「……そろそろ行くか」

ガリ男「え?」

番長「もう決闘は始まってるんだ…行くぞ!野朗ども!!」

E高一同「オオー!!」


総長「来たな」

総長「行くぞお前達!!」

D高一同「オオオー!!!」

ピザ男「わぁぁ…凄い状況だ…」

ワーワー!!
ドス!ドガ!バキ!

不良1「もう始まってる!!予定時刻より早ぇ!!」

不良1「誰かが、焦って先陣きったなこりゃ」

不良1「オレも行ってくる!」ダダッ

ピザ男「あ…いっちゃった」

ワーワー!!
ドス!ドガ!バキ!

ピザ男「……」

ピザ男(多分、ショタを助けて連れもどそうとしても、囲まれるのがオチだろうな)

ピザ男「……」ググッ

DQN2「クソガキいい加減にしやがれ!!」ドスッ

ショタ「ぐっ…!負けるかぁ!!!」バキッ

DQN2「ぐがぁ…死ねぇ!!」


ピザ男「ショタが善戦してる…!」

ピザ男「だがここは戦場だ、いつまでもサシの勝負が出来るわけじゃない」

ピザ男「おれの目標はショタを救い出し、この戦場から逃げ延びることだ」

ピザ男「だけど」

DQN2「おあああ!!!」

ピザ男「DQN2…あいつから、5万円返してもらわないとな!!」

※ 回想・5万円の件(前スレの>785〜>787)

【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」 - SSまとめ速報
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不良1「遅れてすまん総長」

総長「遅かったな」

不良1「ガソリンいれてたら遅くなっちまって…」

総長「言い訳はいい。闘うぞ」

総長「おれはアタマの、番長を倒す」

不良1「そうか、強いか気をつけろ」

ピザ男「おおお!!!」ダダダッ

総長「ん?なんだあのマッチョは」

不良1「あれか…信じられないけど、ピザ男だよ」

総長「っ!?何だと!!」

ショタ&DQN2「ぜぇぜぇ…」


ピザ男「DQN2!!!!」ダダダッ


DQN2「っ!?なんだあのマッチョは!!?」

ショタ「あ、にーちゃん!」

DQN2「なに、あのマッチョがお前の兄貴だと!?」

ピザ男「5万円!!」

DQN2「は?」


ピザ男「返せぇぇぇ!!」顔面右ストレート

ボォォン!!

DQN2「ぐがぁぁ!!?」ドスン

DQN2「い、いででぇ…」

ガシッ

DQN2(っ!?首根っこ掴まれた…!!)

ピザ男「……」グググッ

DQN5「な…なんだあいつ…」

DQN4「DQN2を片手で持ち上げた…!!」

DQN1「なんだ…あの化け物は…」

ピザ男「返せよ…」

DQN2「ぐ、苦じ…は、はな…せ…」ジタバタ

ピザ男「5万円」

DQN2「は?」ジタバタ

ピザ男「5万円、返しせよ」グググッ

DQN2「な、何の話だ…誰だ…」ジタバタ

ピザ男「良いから返せ!!」

グググ…ミシミシ

DQN2「ぐ、ぐががあぁ…じ、死ぬ!!」

DQN2「わ、わかった!やるから!左ポケットに丁度5万円入ってるから…離せ!!」

ピザ男「わかった」パッ

ドサッ

DQN2「はぁはぁ…」涙目

〜〜

ピザ男「んじゃ確かに、返してもらったから」ススッ

ピザ男「はい、財布返すね」ポイッ

DQN2「」orz

DQN2「ま、待てよ…」鉄パイプ拾う

DQN2「まだ終わっt…!」

ピザ男「ん?」ギロ

ドサッ

DQN2「!!!」シリモリツク

ピザ男「喧嘩するの?」

DQN2「〜〜!」ブンブン

ピザ男「そうか、じゃあな」

ピザ男「おーいショタ!帰るぞ!」

ショタ「えーもう帰っちゃうの」

ピザ男「DQN2を倒したし、お金も返してもらったから、もう良いよ」

ショタ「ふーん、まあいいや。ムカつく奴ボコボコにしたし」

DQN達「な、何なんだあいつら…」

DQN1「待てよ」

ピザ男「…DQN1か」

DQN1「ほう…オレを知ってんのか、マッチョ野朗」

ピザ男「ショタ…下がってろ」

ショタ「え〜オレが」

ピザ男「いいから下がってろ」

ショタ「ちぇっ」

DQN1「てめえ何者だ」

ピザ男「ただの高校生だよ」

DQN1「そのガタイ。ただモンには見えんがな」

DQN1「弱ってたとは言え…仮にもナンバー4のDQN2を倒したんだからよ」

ピザ男「……」

DQN1「体力はDQN2の方が上だけど、メンタルはオレの方が上だ」

DQN1「覚悟しな、マッチョ野朗」

DQN1「ふんっ!!」ブンッ

ピザ男「……右ストレートか」ササッ

DQN1(避けた!図体デカイ癖に早い!!)

ピザ男「……フン!」ブンッ

コンマ安価
>>834

� 相打ち。しかし大ダメージを与える
(0〜35)
� カウンター成功。大ダメージ
(36〜70)
� カウンター大成功。その後、更に追い詰めてKO
(71〜99)

・ピザ男のHP
(60000/60000)
・ DQN1のHP
(10000/10000)

二時間ほど休憩してきます

14時間も休憩してまったorz
再開します

ゴシャアァ

DQN1「ぐがぁ…ぁ…」ピクピク

ピザ男(よし、決まった)

ガクンッ

DQN1「ぐぅ…ぅぅ…」orz

ピザ男「二年前…オレのパンチは効かないと言ったな」

ピザ男「それは今も一緒か?」

DQN1「な…なんの話だ…?」

DQN4「DQN1が危ない!護衛するぞ!!」

DQN5、6「おう!リンチして、ぼこぼこにしてやる!!」

ピザ男「今度は多勢で来るか」

DQN4〜6「覚悟しろ!!」ダダッ

ピザ男(囲まれて、3人が突撃してきた)

DQN1「ぜぇぜぇ…」ムクリ

ピザ男(DQN1も立ち上がってきた)

ピザ男(ここは覚悟を決める…!!)ググッ

コンマ安価
>>842

� 2人KO。一人に体を捕まれ、DQN1に反撃される
(0〜35)
� 3人KO。その隙にDQN1に反撃される
(36〜70)
� 全員KO
(71〜99)

・ピザ男のHP
(60000/60000)
※体力万全だが、囲まれてる

・DQN1のHP
(7000/10000)
※意識が飛びかけてる

・ DQN(4〜6)HP
(5000/5000)

それ

ピザ男(一人目は、CQCを使おう)

DQN4「ふん!」シュッ

ピザ男(まずは手首を掴んで)ガシッ

DQN4「っ!」

ピザ男(そのまま体を捻って、相手を投げ飛ばす)

ドゴッ

DQN4「がぁ…!!」

DQN5、6「はさみ打ちだ!」ダダッ

ピザ男(二人そろって飛び蹴りか、ここは避けるだけで良い)

ピザ男(躍動感あるし、弱かった頃の俺なら、ビビッて挟み撃ちだが)

ピザ男(怪物みたいな奴らと稽古してるんだ。動きがスローモーションに見える)ササッ

ゲシッ!

DQN5、6「いでぇ!?」ドサッ

ピザ男(よし相打ちで誤爆した。後は両手で…)

ガシッ

DQN5「ぐっ…!?」

DQN6「首を掴まれた…!!」

ピザ男「二人で仲良く寝てもらいます…セイ!」

ピザ男(両手に持たれた敵の体を、相手の頭部にヒットさせる!)

ゴォォン!

DQN5、6「ぐ…ががぁぁ…」ボロロ

ピザ男(後は、一人は地面に叩きつけて…)ブンッ

DQN5「がぁぁ!」ゴォン

ピザ男(もう一人は…)チラッ

DQN1「うおおお!!」ダダッ

ピザ男(鉄パイプを持って、武器を振り上げているDQN1に)

ブンッ

DQN6「うわぁ!?」

ピザ男(人間を投げ飛ばす)

DQN1「なっ…!!」

ボゴォ!

DQN1&6「ぐぁぁ…!!」

DQN4〜6「」

DQN1「はぁはぁ…く、くそぉ!!」ムクリ

ガシッ

DQN1「!?」

ピザ男(DQN1の首を両手で掴んだ)

ピザ男(片手でも持ち上げられるが、ここは敢えて両手でガッシリ掴んで…)

DQN1「は、離せ…じ…死ぬ…!」ジタバタ

ピザ男(連続頭突きで、一気にトドメを刺す…!!)ブンッ

ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!
ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!

ピザ男「お疲れ様、DQN1」パッ

ドサッ

DQN1「」

ピザ男「むむ?」プク

ピザ男「しまった、額にタンコブが出来た」

・ピザ男のHP
(59880/60000)
※額にタンコブ
・DQN1のHP
(0/10000)
・DQN(4〜6)HP
(0/5000)

ピザ男「お〜いていて」ヒリヒリ

ショタ「すげーにーちゃん!見違えたな!」

DQN一同「な、なんだあの怪物は…!!」ドヨドヨ

不良1「すげええ…本当にピザ男かよ!?」


総長「思わぬ助っ人だったな、こりゃ」ドスバキ

番長「余所見してる場合かよ」ドゴボガ

総長「おっといけない…」バスドガ


ピザ男「…よし、行くぞショタ」

ショタ「うん」

DQN7「ど、どうする?」ヒソヒソ

DQN8「あんな化け物相手にしたくねえよ…」ヒソヒソ

ピザ男「みんな避けてくれてるみたいだ、良かった良かった」

パチパチパチッ

ガリ男「いや〜強いね君」

ピザ男「っ!!」ビクッ

ピザ男(ガ、ガリレオ…)

ガリ男「あ、オレはガリ男って言うんだ、よろしく。」
※ややこしいので、以下は「がり男」で表記

ピザ男「……?」

ピザ男(オレだって解ってない…?)

がり男「所で君、D高の人間じゃないよね?」

ピザ男「ああA高校だ」

がり男「知ってるよ、県内でも、そこそこレベルの良い坊ちゃん高校だよね」

がり男「オレの友達もそこに通ってるんだ」

ピザ男「……」

がり男「んで、君はどうなの?」

ピザ男「え」

がり男「戦意はもう無いのかな?」


ピザ男「……ああ、元々はショタを連れ戻しに来ただけだし」

がり男「それが良い。元は助っ人ではなく、手の焼ける弟分を保護しに来ただけみたいだし」

がり男「お前らももう、戦意ないよな?」

DQN一同「……」コクリ

がり男「ねえ、番長。帰しちゃって良いよね?」


番長「オラァ!」ボゴォ

総長「でりゃ!」ドガァ


がり男「…聞いてないや。見逃して良いって事かな」

がり男「んま、とっとと帰ってお勉強してな」ノ

ピザ男「あ、ああ」

ピザ男「……」テクテク

ショタ「にーちゃんどうした、元気ないぞ」

ピザ男「……」ピタッ

ショタ「?」

ピザ男「……」クルッ

がり男「ん?どうした」

ピザ男「なあ…おれの事、覚えた無いか?」

がり男「え、どこかで会ったっけ?」

ピザ男「……オレは」


DQN1「ぅぅ…」パチッ

DQN80「あ、DQN1さんが目が覚めたぞ!」

DQN81「しっかりしてください!」

DQN1「ああ…今、立ち上がる」ムクリ

DQN1「うぁ!?」ズルッ

バタンッ

DQN82「わわ!しっかりしてください!!」

DQN83「ダメージがまだ残ってて、上手く立てないんだ…」

DQN1「はぁはぁ…」ガクガク

DQN1(ダメージだけじゃねえ…無意識にマッチョへの恐怖心で腰が砕けちまってる)ガクガク

DQN1「何者なんだアイツ…」ガクガク

DQN1「ん…マッチョの反対側に、ガリ男が、ナンバー2がいるじゃないか」


ピザ男「オレはピザ男だ」

DQN1「!!!!?」

がり男「君が…ピザやん…?」

DQN1「う、うそだろ…おい…」ガクガク

ピザ男「ああ、そうだ」

DQN一同「なんだなんだ…DQN1さんとガリ男さんの知り合いか?」

がり男「……ぷっ」

ピザ男「?」

がり男「ぷっはははは!!君がピザやんだって!?ははははは!!」ハラカカエル

がり男「いや〜可笑しい!座布団3枚やるよ!ははははは!!」

ピザ男「おい、オレは」

がり男「きみ〜ピザやんと同じ学校だろ?だからそんな冗談いうんだろ」クククッ

がり男「ピザやんはな、もっと丸々としてて、そんなマッチョなイケメンじゃないぞ?」

ピザ男「お褒めは嬉しいが、オレは」

がり男「あ〜可笑しかった、でも茶番はここまでだ。オレはもう戦場に戻らないと」

ピザ男「……わかった。ちょっと待ってろ」

ガサゴソ

DQN1(なんだ…自分のカバン漁ってやがる)

ピザ男「ほらっ」ポイッ

がり男「むむ?これは…」ウケトル

ピザ男「オレの2年前の生徒手帳だ」

がり男「……」ペラッ

ピザ男「ずっと入れっぱなしだったのが幸いしたよ」

ピザ男「今年の生徒手帳もあるが…見せる必要ないよな?」

がり男「……」

がり男「なあ」ボソ

DQN一同「!?」ビクッ

ピザ男(ん、なんだ。いま場の雰囲気が凍りついたぞ)

DQN一同「や、やばい…」ガクブル

ピザ男「?」

がり男「なんでお前がこの手帳を所持してるんだ」

ピザ男「え」

がり男「それとなぜお前が、ピザやんのバックを所持してるんだ」

ピザ男「な、なに言ってんだ、本人なんだから当たり前じゃないk」

がり男「テメエがピザやんな訳ねええだろうがぁ!!!」クワッ

ピザ男「!?」ビクッ

ピザ男(なんだ…豹変した…アイツとは親友だったが、あんなおっかない顔初めてだ…)

がり男「テメエ…ピザやんに何をした」

ピザ男「待て、話しただろう。おれは格闘やってダイエットをだな」

がり男「ピザやんにそんな根性あるわけないだろうが!!!」

がり男「3度の飯より、9度の飯を愛するピザやんが…」

がり男「食後は、昼寝か読書の奴が…1年でこんなに絞れるわけないだろうが!!!」

ピザ男「だから、死に物狂いで」

がり男「許さねえ…ピザやんからバック引ったくり何かしやがって…」

ピザ男「っ!?勝手に話を作るな!!」

がり男「ぶっ殺す…絶対にぶっ殺す」

がり男「あとそこのチビも、後でぶっ殺す。共犯者だから」

ショタ「っ!?オレが何したんだよ!!」

ピザ男(勝手に妄想話を作りやがって…変人だって知ってたけど、ここまでとは!)

がり男「覚悟しろ!!!」ダダダッ

ピザ男(速い!!一瞬で懐まで潜り込んできた…!!)

がり男「喰らえや!!!」ブン

ピザ男(左ストレート!ダメだ!避けきれない…!!)

ピザ男(油断してた…!!)

ボゴォォォン!!

ピザ男「ぐぁぁ!!」

ドサッ

ショタ「にーちゃんの巨体を吹き飛ばした」

ピッ

DQN1「ん?何か頬に当たった…」

DQN1「なんだこれ…」ゴソソ

DQN1「こ、これは!」

ピザ男「い、痛ぇ…」クチオサエル

ピザ男(奥歯が抜けて出血が…!!)ダラダラ

ピザ男(ダメだ…奥歯の痛みがハンパじゃない)ダラダラ

がり男「いててて…本気出しすぎた」ダラダラ

ピザ男(…?なんだ、ガリレオの拳から血が…)

がり男「くそう…血がとまらん…」ダラダラ

ピザ男(拳の皮がズル向けになってる…たった一発の本気のパンチで)

がり男「毎回の事ながら、慣れないな…」ダラダラ

ピザ男(パンチは凶器その物だ)

ピザ男(アイツも体格が良くなったが、まだ基本的に痩せ体型なのがわかる)

ピザ男(恐らく防御は薄い…完全に、攻撃とスピードに特化したタイプだ)

ピザ男(防御が薄いと解ったなら、短期決戦で勝負を決めないと)

がり男「はぁはぁ…絶対、ぶっ殺す!!」

ピザ男「…もう逃げられない。闘うしかない」ググッ

がり男「おおおお!!!」ダダダッ

ピザ男「来た…!!」ググッ

安価>>859

� 肉を切らせて骨を絶つ
パンチをワザと喰らい、相手の体をホールド。気絶させるまで頭突き
(リスク度・高)

� 塵も積もれば山となる
避けつつ、地道にCQCで削っていく
(リスク度・中)

・ピザ男のHP
(49880/60000)
※ 額にタンコブ。奥歯一本抜け出血中

・ がり男のHP
(44990/45000)
※拳の皮が破れて出血中

圧倒的じゃないか我が軍は!

ピザ男「肉を切らせて骨を絶つで行こう」

がり男「くらええ!!!」ブンッ

ピザ男(今度は右ストレート、これも強力なハズだ!)

ピザ男(歯を食いしばって…!!)

ボゴォォォン!!

ピザ男「ぐが…がが…!!」ピッ

ショタ「わわわ!また歯が飛んできた!!」

ピザ男(くそ、何度もこう歯が折っ欠けられてたまるか…!!)

※ピザ男のHP
(39880/60000)

ガシッ

がり男「っ!?肩を掴まれた…!」

ピザ男「お前とは昔、口喧嘩くらいは、たまにしたけど…こんな喧嘩する事になるなんて」

がり男「黙れ!!テメエは偽物だろうが!!」ジタバタ

ピザ男「だがオレも負ける訳にはいかん、覚悟しろ」

ピザ男「フン!」

ゴン!

がり男「ぐがぁ!」

ピザ男「まだだ」

ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!…

ピザ男「まだだぁ!!」

ピザ男「フン!フン!フン!」

ゴン!ゴン!ゴン!
ゴチャッ

ピザ男「ぅ!?」ピキキ

ピザ男「やばい額から出血が…しかも、かなりの量だ」ダラ〜

がり男「ぐ…ががぁぁ…」ピクピク

ピザ男「顔面が凄い事になってる…すまないな…」

がり男「がが…まだだ…」ググッ

ピザ男(一旦、離そう)パッ

がり男「まだ…終わってない…」ガクガク

ピザ男「……最後は!」ダダッ

がり男「…っ!!」ググッ

ピザ男「まずは左フックで脇腹を攻めて」

ボゴォォン!

がり男「がぁ…ぁぁ…」ガクガク

ピザ男「トドメだ…右アッパー!」

ボォォン!!

がり男「が、がが…バカ…な…」

ドサッ

ピザ男「はぁはぁ、凄かったよ…稲妻みたいなパンチで」ダラダラ

・ピザ男のHP
(33880/60000)
※ 額と、歯が2本抜けて出血中

・ガリ男のHP
(0/45000)

>>861>>1です

DQN一同「う、嘘だろう、うちのナンバー2まで倒しやがった…」

DQN1「アイツはピザ男じゃねえ…本物の化け物だ」

ピザ男「……ぅぅ」ダラダラ

ショタ「大丈夫か、にーちゃん」

ピザ男「だ、大丈夫では無いな」ダラダラ

ショタ「…だよな」

ピザ男(ヤバイ、口内と頭部からの出血で、何もせずして、体力が奪われていく…)ダラダラ

ピザ男「そうだ、たしかハンカチがあった。それで応急処置を…」

ブンブンブン!
ブロロロ!

ピザ男「……バイク音?」

DQN一同「お、援軍か?」

不良一同「どっちの援軍だ」

「おうおう!wwwやってるねwww」

全員「!!!!?」

番長「なっ…」

総長「あいつは…!!」

ショタ「っ!!」

ピザ男「な、なんでアイツがここに…!!」

DQN3「久しぶりだな〜…お前ら」

DQN1「DQN3…お前、少年院に入ったんじゃ…」

DQN3「脱獄したよwww」

DQN1「だ、脱獄!?」

DQN3「前から準備はしてたんだ、予定ではもっと遅めだったんだが…」

DQN3「前にDQN1と2が面会に来て、他校との抗争があるって聞いて、予定を早めたのさ」

DQN3「…所で番長いるか?」

番長「……何のようだ」

DQN3「オレが何で先月、港で窃盗事件起こしたかわかるか?」

番長「さあな」

DQN3「テメエとガリ男をぶっ殺す為だよwww何でオレが、ガリ男の部下にならなけりゃいかねえんだ!」

DQN3「気にいらねえ…ああ気にいらねえ!あんたもだよ番長!イッチョ前に硬派ぶりやがって」

DQN3「だからテメエらをぶっ殺しために、さっきも港に行ってたんだ!」

DQN3「みろよこの得物…今度こそ盗って来たぜwww」チャキン

全員「!!?」

DQN1「それ…マグロ包丁じゃねえか!?」

ピザ男(デカい!まるで日本刀だ!!)

DQN3「本当は日本刀が欲しかったが、ドコで買えば良いか解らなかった」

DQN3「だから近場の港で、デカいマグロ包丁をパクッてきたんだwww」チャキン

ピザ男(理屈が色々とおかしい)

DQN3「……さて、今度こそ番長とガリ男をぶっ殺したいわけだが」

ガリ男「」

DQN3「何で気絶してんだ?あの野朗…誰がやった」

DQN1「そ、それがあそこにいるマッチョが…」

ピザ男「……」

DQN3「誰だお前」

ピザ男「ピザ男だよ」

DQN3「……」

DQN3「…注射打ちすぎたか?wwwハイな気分だから幻聴がwww」

ピザ男「幻聴じゃない。おれは本当にピザ男だ」

DQN3「へへへwwwまあ良いや…お前をぶった切れば、本物か偽物か答えは出るはずだ」

DQN3「番長とガリ男の公開処刑は後回しだ!」

DQN3「ぶった切って、そこのマッチョがピザ男がどうか検証してやる!www」

DQN3「行くぜwwwお前ら巻き込まれない様にどいてな!www」

ブロン、ブロロロロ!!

不良一同「っ!?バイク乗ったまま土手を降り始めた…!!」

DQN一同「みんな逃げろ!!」

DQN3「ぎゃはははははwwww」ブロロロロ

ショタ「にーちゃん!流石にこれは…」

ピザ男「……いや、恐るるに足らない」

ショタ「え!?」

ピザ男「アナコンダに比べれば…師範や女のパンチに比べれば、何てこと無い」

ピザ男「ショタは下がってろ」

DQN3「ぎゃははははwww」ブンッ

ピザ男(ここは冷静に避けて)ササッ

DQN3「おっと…」

キュキュキュキュ〜!!

ピザ男(一旦バイクを止めて、こちらにリターンして突進してくる)

ブロロロロロ

DQN3「ぎゃははははwww」

ピザ男(川原に落ちてる、野球ボールと同じ大きさの、石ころを拾う)ススッ

DQN3「ぎゃははははwww」ブロロロロ

ピザ男(顔面に目がけて投げつける…!!)ビュン

ゴォン!

DQN3「うおぉ!?www」

ドサッ

ピザ男「よし!あとはバイクを避けるだけ」ササッ

DQN一同「わー!!ぶつかる!!よけろ!!」

DQN3「あー…いててて」ムクリ

ピザ男「……」

DQN3「やってくれたな…このクソマッチョが!!!」ダダッ

ピザ男「来る!」

コンマ安価>>873

� マグロ包丁から避けきれず、数センチ腹部を切られる
(0〜70)
� CQCを決めて、DQN3を投げ飛ばす。マグロ包丁は川に投げ込む
(71〜99)

・ピザ男のHP
(33000/60000)
※額と、歯が2本抜けて出血中の為、自然とダメージが蓄積

・DQN3のHP
(34000/40000)
※顔面に鼻血

DQN3「死ねええ!!!」

ピザ男(っ!!?想像以上に長い!!回避しきれん…!!)

ズバッ

ピザ男「ぐああ…!!」

ピザ男(ぅぅ…腹部を少し切られた…)

ショタ「何やってんだお前!!!」

ショタ「喰らえ石ころ!」ビュン

ゴォン!

DQN3「ぐわぁ!?こんの…ガキが!!!」カマエル

ショタ「っ!!」ビク

ピザ男「っ!!お前の敵はオレだ!!」石拾う

ピザ男「でりゃ!」ビュン

ゴォン!

DQN3「ぐあぁ!!…テメエ!!クソマッチョが!!」クルッ

ピザ男(今度こそCQCを決めるぞ!!)

DQN3「ふん!!」ブン

ピザ男(もう間合いは見切った)

ピザ男(両手に持たれたマグロ包丁に当たらないように…)ガシッ

DQN3「ぐっ!」ググッ

ピザ男(片手で手首を掴む)ガッシリ

ピザ男(そして…もう片方の腕で、胸部に肘打ちだ)ボォン

DQN3「ぐわぁぁ!?」ガクッ

ピザ男(よろめいた!後は襟首を掴んで…)ガシッ

DQN3「ぅっ」

ピザ男(地面に叩きつける…!!)ブンッ

ゴシャァ!

DQN3「ぐ…ががぁぁ…」

ピザ男(マグロ包丁を拾って…)ススッ

ピザ男(川に投げ捨てる)ポッ

ポチャン

DQN3「て、てめえ…」ムクリ

ピザ男「まだやるのか」

DQN3「ぶっ殺すぶっ殺す…絶対に!ぶっころぉぉっす!!!」チャキン

ピザ男「っ!まだポケットに武器を隠してたか…」

DQN3「オレの愛用の、バタフライナイフとダガーナイフだ!!」

DQN3「覚悟しな!!クソマッチョがぁ!!」

ピザ男「……」

ピザ男(……ここは敢えて、煽ってみよう)

ピザ男「DQN3…お前はそんなに恐いのか?」

DQN3「……あ?」

ピザ男「武器に頼らなきゃ、何も出来ないのか?この臆病者め」

DQN3「……」ピキピキ

ピザ男「来いよDQN3…武器なんか捨てて掛かって来い!」

コンマ安価>>877

�武器を持ったまま掛かってくる(0〜50)
�武器を捨てて掛かってくる(51〜99)

・ピザ男のHP
(22000/60000)
※額、腹部、歯が2本抜けて出血中の為、自然とダメージが蓄積

・DQN3のHP
(24000/40000)
※顔面に鼻血、体の数箇所を打撲

DQN3「うるせぇんだよクソマッチョがぁぁ!!!」ダダッ

ピザ男「チィッ、ダメか!」

DQN3「うらぁ!!」

ピザ男(さっきと同じ要領で、ここはCQC…)

ガクンッ

ピザ男「っ!?」

ピザ男(やばい…出血が酷くて意識が…)

DQN3「おらぁ!!」ブン

ズバッ!ズバッ!

ピザ男「がぁぁ…!!」

ピザ男(やばい…上半身のあちらこちらを斬り裂かれた…)ドクドク

DQN3「ぎゃはははははwww」

ボゴォン!!

DQN3「ぐわぁ!!」

ショタ「いい加減にしろこのキチガイが!!」

ボゴォォン!ボゴォォン!ボゴォォン!ボゴォォン!

DQN3「ぐが、が…がが…がはぁ!!」

DQN3「このクソガキ!!テメエこそいい加減にしやがれ!!」

ピザ男(ダメだ…意識が…)ガクガク

ピザ男(くそ、もっと体力が余ってる時なら、善戦できたかも知れないのに…)

ピザ男(視界が…ぼやける)

ピザ男(だが、まだ倒れるわけにはいかない…!!)ググッ

通常安価(やや重要安価)
>>883

�体をホールドして、気絶寸前まで連続頭突きする
�最後まで諦めず、ショタと共闘しつつ、倒しに掛かる


・ピザ男のHP
(8000/60000)
※額、腹部、歯が2本抜けて出血中の為、自然とダメージが蓄積

・DQN3のHP
(12000/40000)
※顔面に鼻血、体の数箇所を強い打撲

DQN3「死ねやあああ!!!」ブンッ

ショタ「……」シュッ

ガキィィン

DQN3「なっ…!!」

ショタ(よし!ダガーナイフを蹴り飛ばしたぞ!)

ピザ男「オレも…まだ諦めん!」シュッ

ピザ男(ハイキックだ!)

ガキィィィン

DQN3「ああ…!!」

ピザ男「よし!これで両方のナイフを飛ばした、後は…」

DQN3「フン!!」ブン

ピザ男(オレの胸部に目がけて右ストレートか)

ピザ男(避けても良いが、ここは受けて止めてやる)

ボゴォォン!!

ピザ男「ぐぅぅ!!」

DQN3「げへへへwww」

ピザ男「いまだショタ!後ろから石を投げろ!!」

ショタ「はいよ!」ビュン

ゴォン!

DQN3「いでぇぇ!!」

ピザ男(隙が出来た!ここは一発だけ頭突きだ!)

ピザ男「ふん!」

ゴォン!

DQN3「がぁ…!!」

ピザ男(腹部に左フック、アゴに右アッパー!)

ボゴォォ!ボゴォォン!

DQN3「ぐっ…ごがぁ!!」

ピザ男「トドメだ…顔面に正拳突きだ!!」

ボゴォォン!

DQN3「ぐ…ががぁぁ…ああ…」ガクガク

ドサッ

ショタ「はぁはぁ…」

ピザ男「ぜぇぜぇ…」

DQN3「」

DQN一同「た、倒しやがった…あの暴走機関車、DQN3を」

不良一同「強ぇぇ…アイツは確かE高でナンバー3だろ」

不良1「へへへ、ピザ男のおかげで、相手の戦力を相当削いだな」

DQN1「うそだろ…DQN3まで…」

DQN3「」

ピザ男「ぜぇぜぇ…今度こそ。今度こそ終わりだよな…?」

ショタ「ぜぇぜぇ、そ、そうだと…良いね」

・ピザ男のHP
(2000/60000)
※ 気絶寸前

・ショタ
(2000/10000)
※体中打撲

・DQN3のHP
(0/40000)

番長「まだ終わりじゃねえよ」

ピザ男「!」ビクッ

番長「経緯はどうあれ、うちの連中をあれだけボコボコにしておいて、トンヅラする気か?」

番長「まだオレがいる、最後まで闘え」

ピザ男「あ、あんたが…番長だっけ?」

番長「ああ」

総長「おい、オレとの闘いはまだ」

番長「……野朗ども。攻撃の対象を総長一点に絞れ」

DQN一同「おう!」ドドドッ

総長「チィッ!囲まれた!!」

不良一同「総長を救えぇ!!」ダダダッ

不良1「ピザ男…」チラッ

番長「これでオレとお前…いや、そこのガキンチョもいたか」

ショタ「……」

ピザ男「……わかった。闘う代わりに、一つ交渉しよう」

番長「なんだ」

ピザ男「ショタには手をだすな、良いな」

番長「……そうしてやりたいが、そのガキが闘志を捨てない限り、無理な注文だな」

ピザ男「…わかった」ググッ

ダダダッ

番長「……速い!!一気に懐まできやがった!!」

ピザ男「覚悟を決める!!」ガシッ

ピザ男「もう体力も限界だ…CQCもまともに扱えないだろう」

ピザ男「だったらお互いに気絶するまで…連続頭突きだ!」ブンッ

番長「っ!!」

コンマ安価>>889

� 体力尽きて気絶(0〜90)
� 番長を倒して、自分も気絶(91〜99)

・ピザ男のHP
(1500/60000)
※ 気絶寸前

・ 番長のHP
(25000/50000)
※総長との戦いで、体中に打撲

s

番長「ぐ…!!」

ゴン!ゴン!ゴシャ!

ピザ男「ぅぅ…」クラ〜

DQN1「頭突きが止んだ…」

番長「…ふぅ、もう意識が飛びかけてるな」

ピザ男「……」フラフラ

番長「最後はオレの右ストレートでトドメを刺してやる」

番長「オラァ!!」

ボゴォォン!!

ピザ男「」

ドサッ

DQN1「つ…ついに…倒した…あの偽ピザマッチョを」

ピザ男「偽物じゃ……ねぇ……」ガクッ

ショタ「にーちゃん!」

ピザ男(……頑張ったよな、おれ)

ピザ男(長い戦いだった)

ピザ男(もう意識が…)


美少女&委員長「ピザ男く〜ん!!」ダダッ


ピザ男「へ」

全員「!?」

美少女「酷い怪我…」

委員長「いま手当てをするね、ピザ男くん」ガサゴソ

ピザ男「???」

DQN1「な、なんだあれは…?」

DQN一同「戦場に咲く、一輪…いや二輪の花か…」

DQN80「何だあの子、めちゃくちゃ可愛いぞ!!」

DQN81「オレは脇にいる、メガネっ子の方がタイプだな」

番長「なんだあの茶番…」

「なかなか道場来ないから心配して…皆で探して来て見れば」

全員「!?」フリムク

女「とんでもない目に合ってたのね」

ピザ男「お…おん…な…」

女「今は何も喋らないで、大人しくしてて」

DQN1「あ、あれは!チート女!」

女「あら久しぶり、いつぞやのヤンキーさん」

DQN1「……」ビクッ

女「ま、ヤンキーさんは、どうでも良いとして…」ギロリ

番長「……」

女「あなた、さっきピザ男の事殴ったでしょ」

番長「……男が闘いを誓ったんだ、その信念に互いに、ケジメはつけないとな」

女「……そう、それじゃ私も自分の信念にケジメをつけないと」

女「『愛』のけじめをね」

番長「なに?」

女「ふん!」ダダダッ

全員「!?」

番長(なんだこのスピードは…一瞬で懐まできやがった!)

番長(あのマッチョ以上の速さだ…!)

女「せいや!!」

ボゴォォォン!!!!!

番長「っ!!!?」

番長(な、何だこれは…総長やマッチョなんか比べ物にならん…!!)ガクガクガク

女「……」

番長「な…な…」ピクピク

女「ん?」

番長「何すんじゃゴラァァ!!」

ボゴォォン!!!

ピザ男(っ!女が腹パンされた…!!)

女「くっ」

番長「ぜぇぜぇ…」

女「なかなか良い筋してるわね」

全員「っ!?よ、余裕だと…!!」

女「でもその程度のパワーで、この私を倒せるとでも思っていたのかしら?」
※ 女のHP(529950/530000)

番長「」
※番長のHP(10/50000)

女「覚悟しなさい、青二才」

番長「」ノックアウト

不良・DQN「な、何だ…あのオンナは…」

女「手当ては終わった?」

美少女&委員長「うん」

ピザ男「女…お前…」

女「ほら…おんぶしてあげるから」ヨイショ

ピザ男「すまん」

女「…いいよ///」

美少女「大丈夫ショタくん?」

ショタ「えへへ///ありがとう美人のねーちゃん///」

美少女「あら、お世辞が上手だこと」フフフ

委員長「それではみなさん、失礼します」

全員「」ポカーン

委員長「それと…こんな不毛な事してないで、もっと将来の事を真剣に考えるべきですよ?」

委員長「さよなら」

全員「」

ピザ男(番長が倒れ、DQN一同も戦意を失った為、E高は敗北)

ピザ男(そして総長と不良1くん率いる、D高の勝利で終わった)

ピザ男(はっきり言って、勝因の半分は女のおかげだ)

ピザ男(こうして不良高校の抗争は幕を閉じた)

今日は長くお付き合いありがとうございます。
次回で、一つ目のエンディングを終える予定です

【お知らせ】

2つほどお知らせが

�中途半端だけど次スレを立てて、『?エンド』と『ハーレムエンド』を書こうと思います。

残り85スレだけど正直、キリ良く終われるか不安だから
頑張れば出来なくも無いけど、凄く内容が薄くなってしまうので

後日談もワリと多めに書くと思うので、止む終えないと判断しました。
まだ書溜め最中なので、今日は多分投下しません

�『委員長編』やる事にしました。

どんな話の方向性でやっていくか…
ある程度、自分の中で作ってますが、アンケート取りたいと思います

【3つアンケート(委員長編について)】

�時期はいつからが良い?

A…高校1年の9月(体重500キロ)スタート

B…高校1年の7月(体重450キロ)スタート


�幾つかストーリーを考えました。どれが良い?

C…『通常編』
(あらすじ)
傷心のピザ男に、メガネを掛けた一人の少女が手を差し伸べる

「部活に入ろうと思うの…でも一人じゃ寂しい。一緒に入りませんか?」

D…『ゲームオーバー編』
(あらすじ)
部活に打ち込むピザ男と委員長
だがある日、美少女はハンサムから告白を受けて、付き合うことに

「次の恋が見つかるまで、部活に打ち込もうよ。痩せてカッコよくなって…美少女さんを見返そう!」

未練タラタラのピザ男
慈愛の心で接する委員長
なぜか嫉妬の感情が芽生える女

※『一部』ハーレム要素あり


�…�でCを選んだ人に質問
ぶっちゃけハーレム要素は欲しい?

E…欲しい
F…ハーレムお腹いっぱい
G…その他(自由に)

ご協力お願い致します

AとBは何が違うの?

次スレ↓
【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」【フィナーレ】
【安価】美少女「好みのタイプ?優しい人!」ピザ男「マジか」【フィナーレ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371623246/)

>>919
単純に体重がやや軽めからスタートか、重めからのスタートからの違い。

もっと簡単に言うと

Aがノーマルモード(暑い夏休み終了後)
Bがイージーモード(暑い夏休み前)

あとBを選ぶと、エンドィングがやや早い

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