女「肌の調子が良くなる体操？」

男「ん。ううぅぅぅぅうって、お腹から息を吐いて」

女「うううーっ」ﾌﾟｼｭｰ

男「したら、んんん゛ん゛ん゛って感じで息を止めて」

女「んんーっ！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

男「最後にこぉぉぉっ、ってもっと吐き出す」

女「こぉぉ……」ﾌﾟｼｭｰ

男「録音しましたはい早送り」
スマホ「うんこォ(高音)」

女「！」

男「以上効果はありません」

女「騙された」

女「コンビニの新商品？」

男「ピコストップに出たらしい」

女「行く」

…………。

スマホ手袋「やあ」

男「このデザイン欲しかったんだ」

女「騙された」

男「クレープ１つ追加で」

店員「かしこまりました」

女「結局いつものだ」

男「うん」

女「ありがとう」

女「コタツ壊れたの？」

男「本当です」

女母「あらあら、上がっていいのよ」

…………。

女「……」ﾇｸﾇｸ

男「……」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

女「……」ﾎｺﾎｺ

男「……」ﾌｶﾌｶ

女「///」ｽﾘｽﾘ

男「///」ｷﾞｭｰ

女「あつい」ﾀﾗﾀﾗ

男「あつい」ｼﾞｸｼﾞｸ

女母「冷たいものでも飲むかしらー？」

女「のむー！」
男「のむー！」

女「料理したいの？」

男「教えてくれ」

女「ん」

…………。

女「こんな感じ」

男「美味そうだな……」

女「冷めないうちに食べる」

男「いただきまーす」
女「いただきます」

……

男「めっちゃ美味しかった。どうやって作ったの？」

女「忘れたの？」

男「ん。また今度ちゃんと教えてくれるか？」

女「いいよ。そろそろ帰る」

男「ありがとう、またな(タダ飯)」

女「筋トレしてるの？」

男「ふ……っ、くっ……腹筋中なんだ」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

女「頑張っててかっこいいね」

男「照れる」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

女「手伝ってあげる……っ、んしょ」

男「上半身汗びっちょりで汚いぞ」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

女「いいの。んしょ」

男「ありがとう」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

女「何回すればいいの？ んしょ」

男「172回」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

女「何で？ よいしょ」

男「今日のIDのせいだよ」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

女「100円欲しいの？」

男「すまん、どうしても」

女「えっと……はい」ﾁｬﾘﾝ

男「ありがとうな」

女「どういたしまして」

男「……」

女「……」

男「……」

女「何にも使わないの？」

男「おう」

女「100円ちょうだい」

男「あいよ」ﾁｬﾘﾝ

女「一緒に帰ろう？」

男「ん」

…………。

男「手繋ごう」

女「うん」ｷｭ

男「女冷たいな」

女「男あったかい」

男「もっとこっち来い」ｷﾞｭｳ

女「あったかい」ｷﾞｭｰ

男「もっともっと」ﾑｷﾞｭ

女「ふわふわする」ﾑﾆｭ

男「歩けない」

女「うん」

女「日曜大工？」

男「おう」ｷﾞｰｺｷﾞｰｺ

女「手伝う？」

男「危ないから絶対止めろ」ﾄﾝｶﾝﾃﾝ

女「そう」

…………。

女「……たいくつ」

女「つまらない」

女「ひとりじゃ楽しくない」

女「男のせい……馬鹿」

男「おーい、これ！ お前に本棚作ってたんだ」

女「！」

男「どうかな」

女「……まあまあ(大好き)」

女「納豆食べると痩せるの？」

男「ん」

女「あれって嘘って話じゃなかった？」

男「いやいや」

…………。

女「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「ひと月経ってどう？」

女「痩せない」ﾈﾊﾞｰ

男「そりゃそうだよ。女は痩せなくても良いんだから……」

女「……///」

女（あれ？）

男「///」ﾌﾟｲｯ

女「……照れ隠し、手が込みすぎてない？」

男「うるさい！」

女「アルカリイオン水飲むと身体がアルカリ性になるの？」

男「人体の大半は水分だからな。試してみろ」

女「ん」ｺﾞｸｺﾞｸ

…………。

女「しばらく経った」

男「これでアルカリ」

女「男は、私がアルカリ性の方が良いの？」

男「酸性でも好きだよ」

女「……/// 酢、掛けちゃおっかな」ﾀﾞﾊﾟｰ

女「塩が出ないね」

男「うん」

女「騙された」

女「家……来てくれるの？」

男「風邪だろ。看病する」

女「ん。けほっ」

…………。

女「何でマラカス持ってるの？」

男「病は気から」

女「なるほど」

男「みんな踊れー！」ｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶ

女「ゥワーォ！」ﾄﾞﾝﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺ

男「ノってきたー！！」ｼｬｯｶｼｬｯｶ

女「ヒィーハァー！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

……

男「お大事に」

女「ごほごほ……」

女「風邪治ったよ？」

男「まだ本調子じゃないだろ。そばにいる」

女「ん」

…………。

女「結局、いつも一緒」

男「そうだった」

女「なかよし」

男「なかよし」

おわり