友「あれ？　なんか部屋の景色が違う？」

友「変だなあ、ここボクの部屋だし……」

友「でもちょっと狭くなったような気がする」

友「まあいいか……着替えよ」

友「あれれ？　パジャマもちょっと縮んでる？」

友「おかしいなあ、昨日はゆったりしてたのに……よいしょっと」

ﾑﾆｯ

友「……ん？　パンツの中に何か入ってる……股に……」

ｸｲｯ

友「……」

ぽるんっ

友「ひっ！？　ひええええええっ！？」

友「これっ！？　これ、おちん……なんでボクにくっついてるのぉ！？」

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

友「ノック？　はーい」

友兄「おらー、うるせえぞ」

友「ひゃっ！？　おにいちゃん！？」

友兄「朝から色気のない悲鳴上げやがって、なに騒いでんだ」

友「あのね、ボクにおち……」

友兄「喉の調子でも悪いのか？　ドア開けるぞ？」

友「ダメダメ！　着替えてるから開けちゃダメ！」

友兄「んだよ、朝飯出来てるから、はやく降りて来いよ」

友「は、はーい、すぐ行くよ！」

友「どうしよう……とりあえず大きめのスウェット着て……」

友「大きさぴったり……背も伸びてるんだ」

友「そだ、カガミ！」

友「……変な顔になってませんように！」ﾌﾙﾌﾙ

友「……」ﾁﾗｯ

友「ありゃ、顔はほとんど変わってないのか……よかった」

友「これなら大丈夫だね、おなか減ったし、朝ご飯にゴー！」

ガチャ……バタン