ベルトルト「というわけなんだよ」

アニ「なるほどね、やっぱりライナーもか」

ベルトルト「え？もって事は…他にもいるの？」

アニ「ああ、クリスタに好意を抱いてた男子は全員同じ感じだって、女子共が喚いてたよ」

ベルトルト「へぇ…なんだか病気みたいだね、感染症みたいな」

アニ「というより宗教だろうね、あまりにもキチガイじみてる」

ベルトルト「うーん…ところで、やっぱりこれってクリスタが関係してるだろ？」

アニ「何か企んでるって訳でも無いだろ、クリスタはそんなことしないってことくらいわかってんだろ？」

ベルトルト「まあね、でもこの現象は異常だよ、ライナーがあんなふざけたキチガイ変態野郎に成り下がるなんて気持ち悪くて見てられないよ」

アニ「…とりあえず、現状を把握するために情報を集めない？」

ベルトルト「そうだね…>>5にでも聞きにいこう」

サシャ

食堂

アニ「サシャ、話がある」

サシャ「アニが私になんか用ですか？珍しいですね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ベルトルト「最近、身の回りでおかしなことが起きてないかい？」

サシャ「ああ！そういえばこの間ユミルが壁を殴りながら「クリスタ…クリスタクラスタ…クラスタ」ってブツブツ呟いてました」

ベルトルト「クラスタ？」

アニ「ってなにさ」

サシャ「さあ…私にはわかりませんよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ベルトルト「他にはなにかなかった？」

サシャ「そうですね…他には…特に思いつきません、すいません」

ベルトルト「いや、ありがとうサシャ、なんかあったら教えてね」

サシャ「ええ、わかりました」（こいつ誰だっけ）

ベルトルト「うーん、サシャもあんまりよくわかってないみたい」

アニ「ところでクラスタってなにさ」

ベルトルト「それは僕には解らないや」

アニ「クラスタ」

ベルトルト（どんだけ知りたいんだよ）

ベルトルト「がなにか解りそうな人に聞きに行こうか、ヒントがあるかも」ｱｾｱｾ

アニ「>>8ならきっと知ってるはずさ」

安定と信頼のアルミン

図書室

アルミン「そのクラスタっていうのは沢山の数の集まりのことだと思うな」

ベルトルト「クリスタが沢山集まってる？ってこと？」

アルミン「うーん違うとおもうよ、この場合【クリスタ】が【好きな人】の集団を指すんじゃないかな」

アニ「へえ、流石だね」

アルミン「ただの勘だよ、でも…きっと今現状を一番理解してるのは僕だと思うな」

ベルトルト「やっぱりアルミンに頼って正解だったね」

アルミン「ははっ…」

アニ「アルミン…あんたはどうしていきなり変になったんだと思う？」

アルミン「そうだね…」

アルミン「誰かが…糸を引いてる可能性が高いね、それこそ…洗脳とか催眠術のような何かで」

アニ「ライナーは洗脳されたってこと？まさか、あのライナーが…」

アルミン「可能性は０ではないよ、それに、真面目で意志が固い人ほどかかりやすいんだよ、そういうのって」

ベルトルト「なんか納得したよ」

アルミン「まあ、これも仮説なんだけどね、あと考えられるのは…」

アニ「…」ｺﾞｸﾘ

アルミン「ただのファンクラブってとこかな」

アニ「…ふーん」

ベルトルト「まあ、普通に考えたらそうだよね」

アルミン「あはは…ごめんね、こんなことしか言えなくて」

アニ「情報が少なすぎるんだよ、>>13にでも聞き込みしに行こうか、ベルトルト」

ベルトルト「うん、そうだね」

アルミン「困ったら何でも聞きにきてね」（この二人が一緒って珍しいな）

エルヴィン

ベルトルト「えっ…エルヴィン団長？」

アニ「うん」

ベルトルト「まってアニ、仮に聞きに行ったとして、調査兵団の団長が訓練兵の僕たちのいざこざの原因を知ってると思うの？」

アニ「思わない」

ベルトルト「だよね…てゆうかこの時点では僕エルヴィン団長とか他人みたいなもんだよ、無礼すぎるよ」

アニ「>>13、ごめんね」

ベルトルト「気を取り直して>>15に聞きに行こう」

クリスタ

クリスタ「え…？クリスタクラスタ…？」

ベルトルト「祭り上げられてる本人なら知ってると思って…なんか解らない？」

クリスタ「ごめんなさい…初めて聞いたわ」

クリスタ「それって…もしかしなくてもあれだよね…？あの…私の絵とか貼ってあるやつの…」

アニ「ああ…それくらいは知ってるか、ねえ、最近あんたの周りでおかしな行動してる奴とかいなかった？」

クリスタ「うーんおかしなことかーそういえば>>18がなにかコソコソしてたような」

なんだっけ、ほら、バカみたいな名前の、あの子
もやしっこで金髪キノコヘッドのアノコ

クリスタ「なんだっけ、ほら、バカみたいな名前の、あの子、もやしっこで金髪キノコヘッドのアノコがなにかコソコソしてたような」

アニ「」

ベルトルト（クリスタが犯人の可能性が出てきた）

クリスタ「ほっ本当だよ！！わわ…わ…私は何もしてなよ！！うん！！！」

アニ「オオ、ウン、ソッカ」

ベルトルト「ジャーハンニンハダレダロウナー？」

ベルトルト「クリスタ、アルミンがコソコソしてたのっていつ？」

クリスタ「夜！夜だよ！」

ベルトルト「昨日アルミンは男子寮に居たのにどうして女子寮に居たクリスタがアルミンの行動を知ってるの？」

クリスタ「…っ！それはトイレに行った時…偶然見かけて…」

アニ「昨日の夜トイレに行った女子は一人もいなかったよ」

クリスタ「そんなこと何で知ってるの！？」

アニ「私の部屋はトイレに一番近くてよく音が聞こえるんだよ、昨日は寝付けなくて明け方まで読書してたけど物音一つしなかったよ」　

ベルトルト「クリスタ…もう白状してよ」

今更すいません
続けます

クリスタ「違う！私じゃない！！犯人はアルミンなの！」

ベルトルト「クリスタ…君はそんな子じゃないと思ってたんだけどな」

>>35「待って、二人とも」

ユミル

ユミル「まあ待てよ、お前ら」

アニ「ユミル…？」

ユミル「話は聞かせてもらった、私の愛しいクリスタのことだったんでね」

ベルトルト「ユミル…もしかして…君が犯人なのかい？」

ユミル「いや、違うな、私は犯人ではない、犯人は>>38だ」

ライナー

ユミル「いや、違うな、私は犯人ではない、犯人はライナーだ」

アニ「なっなんだってー！」ｶﾞｰﾝ

ベルトルト「なっ…そんなはずはっ！ライナーはどっちかというと被害者だぞ！…いや、実際迷惑してるの僕だけど！」

ユミル「私も独自で調べてたのさ、これ以上クリスタにわかが増えるといけないからね、すると、奴が犯人だって事がわかった」

アニ「アルミンの推理は外れてたってことかい」

ベルトルト「ライナーは元々ふざけたキチガイ変態糞野郎だったって事か…」

アニ「私達は知らない間にライナーを容疑者から外してた…盲点だったね」

ベルトルト「でもどうしてユミルはライナーが犯人だと思ったの？理由を聞かせてほしいな」