P「ただいまー……」(1000)
昨日立てて睡魔にまけて途中でおわちゃったヤツの続き
P「ただいまー……」
P(誰もいない)
P(一人暮らしだから当たり前か)
P(薄暗い部屋に、俺の声が空しく響きわたる)
P(なんて清々しいんだ……、1人最高!)
P(家に帰ってきてもアイドルがいないこの嬉しさ)
P(俺はもう、今極上に幸せだ)
P(しかし、もう平気だ)
P(警察に言って、見張ってもらえるようになった)
P(もうこれで大丈夫だ)
P(よし、今日はゆっくり寝よう)
P(最近色々あったからなあ、疲れちゃったよ)
P(おやすみ……)
翌朝
P「……誰もいない」
P「何て清々しい朝なんだ……」
P「身体が軽い、羽根でもはえたようだ」
P「さて、朝ごはんを食べて出勤、出勤」
P「今日も一日、いい日でありますように」
765プロ
P「おはっよーございます」
小鳥「あら、おはようございます」
小鳥「今日もご機嫌ですね」
P「いやね、最近色々と困ってたんですけど」
P「ここ2、3日はなんともなくて」
P「いやあ、本当に清々しい気分です」
小鳥「それはよかったですね、プロデューサーさん」
P「はい、さーて。今日も仕事だ仕事」
P(……しかし)
P(こうも平和だと逆に怖いな)
P(嵐の前の静けさ)
P(……いや、ありえん。あの4人の頭がおかしいだけだと思っておこう)
P(カギも指紋認証にした。これで大丈夫なはずだ)
P(ドアを破壊しようものなら、一発で警察がくる)
P(俺の安全は約束されたようなものだ)
P(ふう、今日も仕事つかれたなー)
P(早く夕食でも食べながらDVDでも見よう)
P(ふはは、そう考えると家に帰るのが楽しくなってきたな)
P(……しかし、指紋でカギ開くって凄いよな)
スッ
P(……ん?反応しなかった……?)
ガチャ ガチャ
P(よかった、ちゃんと認証してるか)
ギィィィ
P「ただいまー」
?「お帰りなさい」
P「 」
P(そうか、幻聴だな)
P(そうに決まってる)
P(だってそうだろう、警察が見張ってて、カギが指紋認証だぞ?)
P(そう簡単に入ってこれるわけない)
P「……そうそう、誰もいるわけないよな」
?「ねえ、暗いから電気つけてくれない?」
P「あ、はい」
パチ
P「……」
P「何してんだ、伊織」
伊織「決まってるじゃない、お留守番」
P「そうか、帰れ」
P(……そうか、警察が見張りしてないのはこういうことか)
P(この女、金を有効活用しやがって)
P(しかし、指紋はどうやった?)
P(……うーん)
P「伊織、とりあえず帰れ」
伊織「どうして?ここは私の家なのよ?」
P「ごめん、ここ俺んちなんだ」
伊織「だから、アンタと私の家じゃない」
P「悪いな、伊織。この家一人用なんだ」
伊織「アンタと私は2人で1人じゃない」
P「そんな一昔も前のコンビの常套文句つかわんでよろしい」
P(参ったな、まさか伊織がくるとは思ってもみなかった)
P(てっきり伊織には毛嫌いされてるかと)
伊織「ほら、突っ立ってないでこっちに着なさいよ」
P「身の危険を感じる」
伊織「何もしないわよ」
P「そういうコトなら……」
P「なあ、伊織」
伊織「何よ」
P「何もしないって言ったよね」
伊織「そうね」
P「抱きついてきてるよね」
伊織「恋人同志なんだから、こんなの何かするに入らないわよ」
P「あー、おれいつの間にお前の恋人になったんだろう」
伊織「にひひ♪このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんと恋人だって忘れるなんて」
伊織「ゆるさない」
P(そういやDVDの返却あしただっけ)
伊織「ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない」
P「そうか」
伊織「何で忘れるの?」
P「記憶にございませんので」
伊織「あの夜の事は?」
P「ごめん、今日はじめてお前と夜に会うと思う」
伊織「アンタ、本気でいってんの……?」
伊織「正気なの?ねぇ…、正気なの?」
P「なあ、伊織。正気って言葉辞書で調べるところからはじめても遅くないぞ」
伊織「にひ……」
伊織「にひ、にひひ…、にひひひひ…」
P(急に笑い出したな、心に何か抱えてるんじゃなかろうか)
伊織「にひひ、ねえ?」
P「なんだよ」
伊織「えいっ」
ドタドタッ
P「おわっ……」
バタッ
P(……まずい、マウントとられた)
P(やばいな、ここまま伊織にやられたら)
P(最悪、俺が消される。)
伊織「にひひ、……ねえ」
P「な、なんでしょう……」
伊織「……」
クンクン
P「に、匂いをかぐな」
伊織「……いい匂い」
P「やめろ、目が怖いんだって!」
クンクン
P「ちょっ、鼻押し付けんなっ、くすぐったい」
伊織「……カプッ」
P「ッ…!い、いって…!」
P(アイドルに噛まれた……)
伊織「ちゅ……」
P「歯型をなめるな、趣味悪いぞ」
伊織「アンタは黙ってて」
P「 」
伊織「かぷ……」
ガリッ
P「!?」
ギリギリ
P「い、いでえ……や、やめろ!食いちぎる気か!」
ガリガリ
ブチッ
P(あ…皮膚噛み千切られた)
伊織「…ちゅ、ちゅる…、ん……んく……」
P「おいこら、何血を吸ってるんだ」
伊織「アンタの血、美味しい…んっ、ちゅ…んく、こく……」
伊織「あ、だめ……もうっ……」
伊織「あ、ふぁ…、あっ…───~~ッ!」
P「 」
P(お母さん、アイドルが俺の血を飲んで絶頂に至りました)
P「……伊織」
伊織「あ、ぁ…、ふあ…」
P「余韻に浸ってないでどきなさい」
伊織「だめ、もっと、血、血……」
P「何でそんな血が欲しいんだよ」
伊織「ああ、私とアンタがひとつになってる……」
伊織「プロデューサーが私の中にいるぅ……」
P「とりあえず、下りろ。」
P「色々と重い」
P「とりあえず、なんでそんな吸血趣味に目覚めたの」
伊織「別に肉でも構わないのよ?」
伊織「私が、アンタとひとつになれるなら……」
P「怖いことを頬を赤らめていうんじゃありません」
伊織「何よ、この水瀬伊織ちゃんがアンタの血を飲んであげてるのよ!?」
P「頼んでないし、願ってないよ!」
P「とりあえず、抱きつくな、首に腕を絡めるな、足を腰に絡めるな、正面に来るな」
伊織「ん……」
P「目を瞑って口を尖らせるな」
ペチッ
伊織「きゃっ!?」
P「お、いい音がなるな。このオデコ」
P「…ほれ」
ペシーン
P「おほっ」
ペチーン
伊織「ちょっと、やめっ……」
P「ええい、散々好き放題しやがって」
ペシーン
P「ほれほれ」
ペシーン
伊織「やめっ……」
P「なあ、伊織」
伊織「な、何よぉ……」
P「なんでお前のオデコはこんなにいい音がなるんだろうな?」
ペチン
伊織「きゃっ…!?」
P「……ふむ」
P「さあ、伊織」
P「そろそろ離れてくれ。でないと本気でオデコを叩かなくちゃいけない」
伊織「……ねえねえ、もう少しだけ」
P「離れて、お尻を此方にむけなさい」
伊織「……にひひ♪最初からそうすればいいのよ」
伊織「……ほら、早く着なさいよ?」
伊織「その……、あまり乱暴に入れないでよね?」
P「誰がいれると言った……?」
伊織「え?」
P「えいっ」
バシーン
伊織「きゃぅん!?」
P「……うむ、オデコの数倍気分爽快だ」
P「最近ストレスたまってたからなあ」
P「よし、徹底的にいく」
バチーン
伊織「いやっ…やめっ、痛ッ……!」
P「伊織、楽しい?」
ベチーン
伊織「ひゃっ!?…楽しいわけないでしょ…!?」
P「そうか、俺は楽しい」
ベチーン
P「仕返しってこうも清々しいものだなんてな」
バチーン
伊織「痛い…、もうやめなさいよ……、お願いだから……」
P「やめて下さいって言ったらやめてやる」
伊織「やめて下さい」
バチーン
P「あ、悪い。ケツ叩いた音で聞こえなかった」
P「で、何ていったの?」
伊織「ばか……、もうやめて……」
P「断る」
バチーン
P「おお、まるで猿のようにケツが真っ赤だぞ?」
バチーン
P「とはいえ、俺の手も痺れてきたな」
伊織「そうでしょう?だからもう……」
P「お、ココに30mの定規がある」
伊織「 」
P「これさ、結構曲がるんだよな」
グニャアァァ
P「で、指を離すと」
ビィイイインッ
P「勢いよく戻る」
P「これでお尻を叩くとどうなるかな」
伊織「お、お願いだから……もうやめて……」
伊織「やめて下さい……」
P「ほう」
P「仕方ない、ならやめてやろう」
P「伊織、湿布はってやるからケツだせ」
伊織「ちょっと、下品ないいかたしないでよね」
P「悪い悪い、…ほら、はるぞ」
ペリィィ
ピト
伊織「ひゃっ…」
P「よし、はれた」
P「もう一枚」
ペリィィ
ピト
P「……これでいいだろ」
ベシーン
伊織「……もう、やだ」
P「まあ、そういうなよ伊織」
P「今日は泊まっていきなさい」
伊織「う、うん……」
P「これに懲りたら、人に噛み付かないことだな」
伊織「わ、わかったわよ」
P(2割ほどスッキリ)
一週間後
P「おはよーございます」
小鳥「プロデューサーさん、おはようございます」
P「実はですね。また引っ越したんですよ」
小鳥「あら、またなんですか?」
P「何かと物騒なもんで」
P「でも、新しいご近所さんもみんないい人なんですよ」
P(電車で一時間の場所に引っ越した。流石にこれでもう安心だろ)
夜
P(まあ、今回は普通のアパートだからなあ)
P(でも、場所さえばれなければ平気だろう)
ガチャガチャ
P「開いてる……」
P(もう驚かんぞ、誰だ……?」
ギィィ
P「……雪歩か」
雪歩「おかえりなさい、プロデューサー」
P「……何してるの?」
雪歩「プロデューサー、今丁度お茶が入った所なんです」
P「そ、そうか」
雪歩「はい、どうぞ」
スッ
P(まあ、……お茶くらいなら普通か)
ズズズ
P「…………」
P「雪歩、これ淹れたて?」
雪歩「はい」
P(…………)
P(アバ茶じゃなくて雪茶か)
P「雪歩、俺ちょっとトイレいってくるな」
雪歩「プロデューサー」
雪歩「吐いたら家に電話しますね」
P「 」
P「ハ、ハカナイヨ……」
雪歩「なら、まだまだあるので遠慮なくどうぞ」
P「いや、冷蔵庫にある麦茶からつかっていかないと」
雪歩「…………」
雪歩「プロデューサー、直にいきませんか」
P「なんだよその妥協案とみせかけた最悪の展開」
雪歩「準備しますね」
P「まずパンツはこうか」
雪歩「大丈夫ですよ、すぐに用意できますから」
P「トイレいけ」
雪歩「できたてほやほやですよ」
P「……もうさ、お前の家敵に回す覚悟しようかなあ」
雪歩「あ、きてます…きてます」
P「話きいてよ……」
雪歩「プロデューサー、口をあけてください」
雪歩「あと、寝転がってくれると、飲ませやすいです」
P「そうか、じゃあ俺は直立で口を閉じよう」
雪歩「……えいっ!」
ゴシャァッ
P「うわあっ!?」
P「お前、それ……ツルハシじゃないか」
P(スコップはどうした、スコップは)
雪歩「プロデューサーが協力してくれないなら……」
P「わ、わかった、おちつけ、だから振りかざすな、危ない」
P「あ、あーん……」
雪歩「じゃあ、行きますね」
チョロ…
チョロロロロロロ
P(うわー、口の中が雪茶だらけだ)
P(つかコイツ尿近いな……)
チョロロロロロ
P(うわ、多い、多いって……)
チョロロ……
P(お、終わったか……ゴク、ゴク)
P(………飲みきった)
雪歩「プロデューサー、どうでしたか?」
P「そうだな、なんともいえん」
雪歩「よかった…、プロデューサーが喜んでくれて」
P「え、え?」
P(しかし、あんなモンのまされるとは……)
P(うげえ……)
P「……雪歩」
P「お茶はありがとう」
P「もう満足したろ?そろそろ帰らないと親御さん心配するぞ」
雪歩「大丈夫です!恋人の家に泊まるっていってきたので」
P「大丈夫じゃない」
雪歩「それと、プロデューサー……」
雪歩「私も、お茶ご馳走してもらっていいですか?」
P「だめ」
P(でねーよ)
雪歩「私はちゃんとご馳走したんですよ?」
P「頼んでない」
雪歩「……」
P「いいから、帰れ」
雪歩「……」
グアアアッ
P「ちょっ、ツルハシを振り回すな!」
雪歩「泊めてくれますか?」
P「ぜ、善処する」
ガキィン
P「……と、泊めるから。ツルハシを振り回すな」
P(しかし、どうやって雪歩を懲らしめてやろうか)
雪歩「……」 ソワソワ
P「ん、どうした?」
雪歩「……い、いえ」
P「……なんだよ、いえよ」
雪歩「プロデューサー、その……」
雪歩「お茶摘みにいってもいいですか?」
P「お花だろ?……まったく」
P(……いや、まてよ)
P「ほら、ここにしろ」
コト
雪歩「え、でもこれ……コップ……」
P「お前のそれはお茶なんだろう。お茶はコップに注ぐもんだろ」
P「ああ、それとも湯呑みがいいか?」
雪歩「そういう問題じゃ……」
P「いいから。やれよ」
P「 や れ よ 」
雪歩「 」
チョロロロロロロ
チョロ
P「よーし、…よく出来ました」
P「……美味しそうだなあ、雪歩のお茶」
P「いい色してるな」
P「あ、手がすべった」
バシャーン
雪歩「きゃぁっ……」
P「あー、ごめんごめん」
P「でも、お茶だから大丈夫だよなあ?」
雪歩「ひ、ひどいです……プロデューサー」
P「お茶をかけられたくらいで怒るなよ」
P「雪歩はおこりんぼうだなあ」
P「ほら、そのお前にかかったお茶」
P「自分でなめとれよ?」
雪歩「えぇっ…!?」
P「あーん?おまえ、自分が飲めないものを人にだしたの?」
P「それはどうかとおもうなぁ」
雪歩「う、うぅ……ぺろっ…う…ぅ」
P(まだ足りん)
P「……よーし、雪歩」
P「次は服を脱ごうか」
雪歩「え……」
P「おっと、抱かんぞ?」
P「そのお茶まみれの姿を写真にとってやる」
雪歩「 」
P「ほら、いいから脱げ」
雪歩「わ、わかりました……」
ピー
カシャ
P「これでよし」
P「ほら、見てみろよこの情けない姿」
雪歩「み、見せないでください……!」
P「まあまあ」
P「ん、ちょっと小便したくなってきたな」
P「……ちょうどいい」
P「コレにしよう」
雪歩「え、じゃ、じゃあ……」
P「口は開けるな」
雪歩「 」
ジョボボボボボボボ
ボボボボボボ
ビチャァァ
雪歩「 」
P「ふぅ~、すっきりした」
P「……」
雪歩「穴でも掘って埋まりたい気分です……」
P「ここは掘るなよー」
P「……雪歩」
P「シャワー浴びて来いよ、気持ち悪いだろう?」
雪歩「プロデューサー……」
P「その後、一緒にカップラーメン食おうぜ」
雪歩「……」
雪歩「はい!」
P(……しかし、どっと疲れたな)
P(雪歩もラーメンくったらすぐにねちまったし)
P(俺も寝よう、そして明日も一日がんばろう)
P(明日は誰もきませんように)
翌日の夜
P「………」
ガチャガチャ
P「また誰かいるな」
キィィイ
P「次はお前か」
P「響」
響「次?」
P「いや、いいんだ」
P「で、どうしたんだよ」
響「あ、自分、プロデューサーに料理つくってきたぞ」
P(……またかよ)
P「で、何を作ってきたんだ?」
響「ラフテー」
P「なんだ、ラフテーか……」
P「……あれ?」
P(豚肉……?)
P(……いや、それはない)
P(流石に市販の肉を使ったはずだ)
P(うん、ありえん)
P「そ、そうか。ありがとうな」
響「これ、自信作なんだぞ」
響「それと、これ、プレゼントさー」
P「何だこれ、バッグじゃないか」
P「高そうだなー……、ワニ皮じゃないか」
P(……ワニ?)
P「なあ、これいくらだった?」
響「手作りだから、タダだぞ?」
P「 」
P(…………)
P「すっごいな、響。バッグつくれるなんて!」
響「プロデューサー」
P「うん?」
響「他にもいっぱいあるぞ」
P「出すな」
響「自分、気づいたんだ」
響「プロデューサーさえあれば、何もいらないって」
P「そうか、それは幻想だ」
響「だから、このラフテーを食べてほしいさー」
P「……は、はい」
P「では、一口」
もぐもぐ
P(あらやだ、美味しい!さすが響)
響「プロデューサー、これも使ってほしいぞ」
P「……蛇革の財布か」
響「あと、これも」
P「三味線」
P(しかもちゃんと猫の皮だ)
P(こうなると、蛇皮のヤツできてほしかったきもするな)
響…
P(ペットがあの世にはいさーい!)
P(いってる場合じゃないな)
P「……これで全部か?」
響「とっておきがあるぞ!」
P「ほう」
響「ぬいぐるみ」
P(……うっ)
P(いままで何だかんだで原型とどめてなかったけど)
P(なんだこのげっ歯類ケルベロス)
P「ごめん、トイレいってくるわ」
P「おろろろろろろろろろ…」
P(あれはやばい)
P(右からシマ、ハム、モモか…。身体はハム蔵だろうな)
P(ということは、いぬ美とうさ江とオウ助はいまのところ無事という可能性が出てきたな)
P「おろろろろろろろろ」
P(うん、ケルベロスはどうにかして捨てないと)
P「おろろろろろろろろ」
あの世にはいさーい!ワロタ
P「……」
響「……」
響「プロデューサー」
P「どうした」
響「かなさんどー」
P「…………」
P「ちっ」
P「響」
響「?」
P「……いや、なんでも」
響「き、気になるぞ……」
P「なんでないって!」
響「えぇー、気になるさー」
P(嫌いっていいかけた、あぶねえ)
P「響、とりあえず」
P「一緒にラフテーを食わないか」
響「自分、丁度おなか減ってたさー」
P「それはよかった」
P(……メシでもくって落ち着こう)
P(あとこの蛇革財布は軽くかっこいいから使おう)
もうダメだなみんな…
P「ごちそうさま」
響「プロデューサー、どうだった?」
P「うん、うまかったよ」
響「おぉ、やったぞ!」
P(……ああ、すげー食った気がしない)
響「……プロデューサー?」
P「あ、いや、なんでもない」
P(どうしよう……)
P「響、DVDみるか?」
響「見るぞー」
P「了解」
P(このまま何事もなく帰ってくれたらな…)
ウィィィィン
P(…………)
P「この女優かわいいな」
響「 」
P「ん?」
響「…しいさ」
P「は?シーサー?」
響「おかしいさー!」
響「なんで自分がいるのに他の女を褒めるんだー!」
P「はぁ?」
響「うぎゃーっ!絶対おかしいぞー!」
響「プロデューサーは自分のなんだぞ!」
響「それを、さっきから自分には迷惑そうにして……」
響「自分、ショックだぞ……」
響は疲れそう
響は嫉妬深いという風潮
悪くないね
P「……なにがいいたいんだよ?」
響「他の女の子褒めるのはもうやめてほしいさー」
P「なるほど」
P「千早は可愛かったな」
響「うぎゃー!そういう当て付けはやめてほしいぞ!」
P「事実だろーが」
響「プロデューサーは自分だけみていればいいさー」
P「そうか、それはむりだ。仕事上」
響「仕事やめればいいぞ」
P「そうか、そしたらお前と会う理由もなくなるな」
響「あ、やっぱりやめないで……」
P「どうしよっかな」
千早・・・(´;ω;`)
響「プロデューサー、頼むからこっち見て!」
P「えー」
響「……早くぅ」
P「ちっ」
P「なんだよ」
響「かなさんどー」
P「へえ」
響「うぎゃぁあ!ちょとくらい嬉しそうにするのが礼儀だぞー!」
響「プロデューサーがそんなんじゃ、ハム蔵たちが浮かばれないさー」
響「……犠牲になったみんなのためにも、自分と愛を育むぞー!」
P「……」
P(ペットを材料にしてきたのはあれだが)
響「だから、もうちょっと優しくしてほしいさー?」
P(…………なんだろう、ちょっとマシな気がしてきた)
P「……響、あのな」
響「自分、プロデューサーのためなら何でもできるぞ」
P(あ、重い)
響「だから、そばにいさせてほしいさー」
響「だめ?」
P(……うーん)
P(なんだろう、他のヤツらみたいに俺に襲い掛かってくるわけでもないんだよな)
このスレを見てると何が許容ラインか分からなくなってくるよ
ここまでくると操を立ててるとはいえ千早ェ…
P「……」
P(しかしだ、俺のせいで殺された千早のためにも)
P(俺はもうこいつらと関係をもたない)
P(というか、ペット殺す女はよくかんがえたらありえん)
P「……響」
響「……どうしたさー」
P「正座しなさい」
響「?」
P「いいから、はやく」
P「ごめん、俺はお前の思いを受け入れられない」
響「えっ…そんなの許さないぞ!」
P「聞け」
P「……どうしても、だめなんだ」
響「うぎゃぁあ!だめだぞ、そんなの絶対だめだぞー!」
響「プロデューサーと自分は愛し合ってるさー…………」
P「響」
P「わがままいうんじゃありません」
響「……」
響「かなさんどー」
P「だから、あのな?」
響「かなさんどー」
響「かなさんどー」
響「かなさんどー」
P(明日はカツサンド食べよう)
響「かなさんどー」
P「響」
P「もうやめろ」
P「お前の気持ちはうれしいが」
P「俺には、心に決めた人がいる」
響「だ、誰だ…教えるさー!」
P「……それはできない、何をするかわかったもんじゃない」
響「うぅ…、ひっく、えぐ…」
響「プロデューサーは自分が嫌いなんだ……」
P「そ、それは違う」
P「特別な感情はもっていないってだけ」
響「ひっく……」
P「泣くなよ、響」
P「なんくるないさー、なんくるないさー」
響「……プロデューサー」
P「なんだよ」
響「自分、二番目でもいいぞ」
P「Oh……」
P「それもなしということで」
響「うぎゃー!」
響は愛人属性まで兼ね備えるというのか…!
なんだかこれまでのアイドルたちを考えると響だけやたら大人しいな
P「……さて、響」
響「どうしたさー……」
P「ちょっとこっちおいで」
響「?」
P「よいしょっと」
ぐいっ
響「ぎゃああ!」
響「プロっ、デューサ!髪、髪引っ張っちゃだめさー!」
P「だめだめ、殺されたみんなの痛みを知るんだよ」
グイグイ
そういえばそうだった…俺としたことが…
響「ちぎれる、千切れるぞー!?」
ブチブチ
P「うん、抜けていってるな」
P「安心しろ、これくらいならメイクさんがどうにかしてくれるだろ」
響「そういう問題じゃないぞー!」
P「ほーら、痛いか?」
響「いたいぞー!だからやめてほしいさぁ」
P「ふーん」
響「 」
響「わかった、わかったぞ…」
響「ちゃんと皆にあやまるぞ、だから、離してっ……」
P「ようし、ならば許してやろう」
響「はーぁ、…はーぁ」
響「髪がめちゃくちゃだぞ」
P「響、……ほら目を閉じろ」
響「……っ」
P「黙祷」
響「──」
P「…………」
グイグイ
響「うぎゃー!」
P「さて、今日は泊まっていけ響」
響「えっ、いいの?」
P「構わん、もう遅いし」
響「えへへ、なんだかちょっとうれしいさー」
P「それはよかった」
P「あと、あのケルベロスはもってかえりなさい」
響「えー」
P「怖いじゃん」
響「自分もあれは流石に怖いぞ?」
P「作者だろ、責任もて」
響「……わかったぞ」
P「えらいえらい」
そして次の日の夜
P「今日は誰もいないな」
P「よかったよかった」
prrrrr
P「はい」
あずさ「プロデューサーさん?いま事務所の前にいるんです」
ピッ ツーツーツー
P「……」
prrr
あずさ「プロデューサーさん?いま大通りにいるんです」
ピッ ツーツーツー
prrr
あずさ「プロデューサーさん?いま商店街に……」
P「すいません、俺の家から遠ざかってます」
あずら「あらあら……」
あずささん! 癒しや!
P(彼女が俺の家にたどり着けるはずがない)
P(電車でかよってるんだぞ?)
P(商店街は俺が下りる駅の反対方向だぞ?)
P(あずささんがこれるわけがない)
あずさ「あの、迎えにきてくれません?」
P「……善処します」
ピッ ツーツーツー
P「さて、寝るか」
prrrr
prrr
prrr
prr
pr
p
P「……着信が20件」
P(あれからまだ10分だぞ)
prrrr
ピッ
P「すいません、お風呂はいってました」
あずさ「プロデューサーさん?いま、駅についたところです」
P「……すごいですね」
あずさ「迎えにきてくれませんか?」
P「…………まあ、はい」
P(どういうことだ)
P(あずささんが駅についただと?)
P(……とりあえずついたけど)
P(……いないな)
prrrr
ピッ
P「駅、つきましたよ?」
P「どこにいるんですか?」
あずさ「今、あなたの家の前にいるんです」
P「……!?」
prrr
あずさ「いま、プロデューサーさんの家の中にいるんです」
prrr
あずさ「いま、プロデューサーさんの家のお掃除をしてるんです」
prrr
あずさ「お掃除おわりました」
P「……あ、ありがとうございます」
P(今日は外泊しよう……)
P(ビジネスホテルか、久しぶりだな)
P(ベッド、固いな)
コンコン
P「……?」
あずさ「プロデューサーさーん?」
P「…………」
P「Oh」
oh......
P(どうやってきた?)
P(どうやって割り出した?)
P(フロントはなにやってんだよ!)
あずさ「プロデューサーさーん」
P「…………」
prrr
あずさ「プロデューサーさん、開けて下さい」
P「…………」
P(落ち着け)
P(あずささんだぞ?)
P(大丈夫だ、年齢的に大丈夫だろう)
ガチャ
P「こんばんは、あずささん」
あずさ「こんばんは、プロデューサーさん」
P「よくここがわかりましたね」
P「……いや、そこにはもう驚きません」
あずさ「プロデューサーさん」
あずさ「どうしてこんなところで寝てるんですか?」
P「ああ、ちょっと。家のカギおとしちゃったんで」
あずさ「またまた、私合鍵もってるじゃないですか」
P「そうですよね。でもあずささんもよく迷いますし、家にたどりつけてないんじゃないかなと」
あずさ「あらあら、電話しましたよね?」
P「一応、ですよ」
あずさ「なるほど、そうだったんですか……」
ガチャッ
P「!?」
P(手錠……!?)
あずさ「これで、もう迷いませんね?」
P「申し訳ありません、あずささんが色々と迷ってます」
カチャカチャ
P(こんなもん、どっからひっぱりだした)
あずさ「……?」
あずさ「どうかなさいましたか?」
P「いえ」
P(手錠はめられてドン引きしてます)
P(なんてあずささんにはいえないな)
P「あの」
あずさ「はい」
P「外してもらえません?」
あずさ「でも、これカギないんですよ」
P「は?」
あずさ「ですから、外せないんですよ~」
P「なるほど」
あずさ「うふふふ」
P「あはははは」
P(どうすんだよこれ)
あずさ「これでもう迷いませんし~」
あずさ「ずっとプロデューサーと一緒ですね」
P「そうですね……」
あずさ「もしかして、ご迷惑だったかしら……」
P「そ、そんなことは」
P(ありますよ)
もうだめだぁ…おしまいだぁ…
P「でも、何かと不便そうですね」
あずさ「そのあたりは、2人でカバーしましょう?」
P「ああ、そうなりますか」
あずさ「大丈夫ですよ、プロデューサーさん」
P「はあ…」
P(あれ、風呂とかどうすんだ?)
あずさ「プロデューサーさん、お風呂はもう入られました?」
P「そそ、そりゃもう!ばっちり!」
P(あぶねえ、一緒に入るのはNGだ)
あずさ「ふふっ、私はまだなんですよ」
P「 」
この>>1は最後まで書き切ろうとマラソンしている。
俺に出来る事は支援しかない。
P「……服、脱ぎ辛そうですね」
あずさ「そうですねえ……」
P「鎖、引きちぎりましょうか?」
あずさ「あらあら、だめですよ?」
P「……」
あずさ「プロデューサーさんも、一緒にはりませんか~?」
P「俺はもうはいったので」
あずさ「でも、手錠でつながってますし~」
P(ああ、もうくそ)
P「入りますよ」
エロシーン……?
P「なんとか脱げましたね」
あずさ「そうですねえ……」
P「あ、タオル渡しますね。巻いてください」
あずさ「え?」
P「え?]
あずさ「ふふっ、プロデューサーさんったら」
あずさ「必要ないですよ」
P「そ、そうですか」
カッポーン
P「……いいお湯ですね」
あずさ「そうですねえ」
P「……せまいですね」
あずさ「プロデューサーさんとぴったりとくっつけていいじゃないですか」
P「なるほど」
あずさ「プロデューサーさん、お背中ながしましょうか?」
P「大丈夫ですよ」
あずさ「遠慮しないでいいですから~」
P「大丈夫ですって」
あずさ「遠慮しないでいいですから~」
P「…………お願いします」
P「……」
あずさ「っ…んっ…」
P「……」
P(胸で体洗われてる……)
あずさ「プロデューサーさん、どうです、か?」
P「き、きもちい…ですよ」
P(なんだろう、もう全然ムスコが反応してないや)
P(俺も末期だなあ)
だめだこりゃ
P(……こういうとき、千早だったらちょっと恥ずかしげにしつつも)
P(精一杯密着してがんばってくれるんだろうな)
あずさ「プロデューサーさん?」
P「あ、なんでもないですよ」
P(柔らかいなあ)
P(でもそれだけじゃないか)
P(……おうちかえりたい)
P「あずささん、そろそろ大丈夫ですよ」
あずさ「あ、でも……前も」
P「いいです、大丈夫です。」
シャアアアアア
あずさ「プロデューサーさん、シャワーあつくないですか?」
P「ちょうどいいですよ」
あずさ「ふふっ、よかった」
P「……ありがとうございます、大分流せました」
あずさ「では、次は私の背中を流してくれません~?」
P「……ごめんなさい」
あずさ「……………」
P「わかりました、わかったので胸を背中に押し付けないで」
P「………」
ゴシゴシ
P「……」
ゴシゴシ
あずさ「あの~」
P「なにか?」
あずさ「……もう少し、優しくお願いします~」
P「…………ちっ」
P「ごめんなさい、でも垢はこれくらいしたほうが」
あずさ「そうなんですか?」
P「多分……」
このPは煩悩を捨て去ったのか
ワシャワシャ
あずさ「ごめんなさい、頭まで洗ってもらって」
P「いいですよ、ついでですし。」
ワシャワシャ
あずさ「プロデューサーさん、最近元気なかったりすることが多かったですね~」
P「まあ、いろいろあって」
あずさ「やっぱり、千早ちゃんですか?」
P「……まあ、それもありますけど」
あずさ「ストレスもたまってるみたいで~」
あずさ「何かあったんですか?」
P(手錠はめられました)
P(なんていえないな)
P(しかし、まだ狂気じみてないだけましか)
P「…………」
P「ながしますよ」
あずさ「はい~」
シャアアアアア
P「…さて、そろそろ出ましょうか?」
あずさ「そうですね~」
P(…………手錠さえなければ平和だ)
今までが狂気にまみれてたことを考えると幾分かゆるく見える
P「…あの」
あずさ「はい?」
P「服きませんか?」
あずさ「どうしてですか~?」
あずさ「これからプロデューサーさんと私で……」
P「ごめんなさい、俺の下半身もう閉店なんですよ」
あずさ「あら……」
あずさ「でも、シャッターはまだ閉まってないですよね?」
P「もうズボンのチャックしめますよ」
ジィィィィ
P「はぅ!?」
あずさ「……プロデューサーさん?」
P(チャックは急いでしめちゃいかん)
Pとあずささんの肩関節はグニャグニャ
鎖が長いタイプだろう
>>298
これ
P「……あずささん」
あずさ「はーい?」
P「……この手錠、どうするんですか?」
あずさ「ずっとこのままで~」
P「あの」
P「……それはちょっと困るんですよね」
あずさ「……?」
P「つまり、あずささんに手錠につながれていると」
P「あずささんと四六時中一緒になるじゃないですか」
あずさ「いやなんですか?」
P「そうじゃなくて、仕事が」
P「もしドラマとかだと、あずささんが演技してる隣で俺がいることに」
あずさ「…………」
あずさ「今の編集技術ってすごいんですよ~」
P「そういう問題じゃないです」
P「他の役者さんや監督さんにも迷惑じゃないですか?」
あずさ「そうですね~」
P「あと、唄番組とかにでるじゃないですか」
P「そしたら俺もステージにあがるじゃないですか」
P「なんかもうおかしいじゃないですか」
あずさ「ふふ、大丈夫ですよ。プロデューサーさんじゃないですか」
P「プロデューサーだからだめなんですって!」
P・あずさ「この~さか~道~を~」
P(まずいな)
P(他の奴らは口か行動でなんとかなったけど)
P(この人には口がきかない)
P(かといって手錠で行動は制限されてる)
P(どうしよう)
P(とりあえず、手錠を破壊することが先決か)
P(うーん、引きちぎれないことは……ない……わけない)
P(ふむ、カギもないみたいだし)
P(つんだな、これ)
あずさ「プロデューサーさん」
P「なんでしょう?」
あずさ「楽しいですね」
P「え?」
あずさ「こうやって、プロデューサさんと一緒にお話できるのが」
あずさ「とても楽しいです」
P「そうですね」
P(手錠さえなければ……)
P「あずささん、そういえばどうやってここがわかったんですか?」
あずさ「発信機ですよ~」
P「なるほど」
P「は?」
起きてもまだ残ってますように
P「発信機ですか」
あずさ「はい~」
P「……みんな持ってるとか?」
あずさ「いえ~。私だけですよ~?」
P(まあ、そうじゃなきゃ今頃乗り込まれてるか)
P「あの、なんでそんなことを?」
あずさ「プロデューサーさんをすぐに見つけられるようにです」
P「なるほど」
あずさ「ほら」
あずさ「私を探してくれてるときなんか」
あずさ「近くにいるのがわかれば合流できるじゃないですか~」
P「なるほど、確かにそうですね」
あずさ「他の娘たちにもつけてるんですよ~」
P「 」
P「つまり」
あずさ「ええ~、みんながプロデューサーさんのところに押しかけてるのもしってますよ」
P「なるほど」
あずさ「それで、横取りされるまえに私も行動しなくちゃって」
P「そうなんですか」
P(実害はないとはいえ)
P(色々とまずいな)
P(とはいえ、……他には何もしてないようだし)
P(強くはでれないなあ)
P(この手錠がなければ、強引に逃げるのに)
P「……あずささん」
P「手錠、はずしませんか?」
P「あなたは、この発信機という見えない手錠で俺をしばっている」
P「それで十分じゃないですか」
あずさ「……」
P「お願いします、ホント仕事に支障がありますので」
P「ね」
あずさ「でも~、…鍵が」
P「ちきしょおおおおおお!」
あずさ「どうですか?」
P「切れませんね」
P「鑢とか、なんかそういうのがあれば」
P「いけないこともなさそうです」
あずさ「あらあら……」
P「……しょうがない」
P「ルームサービス、頼みましょう」
P「それで、鉄製のスプーンつとかフォークでムリヤリ鎖を切ります」
あずさ「でも、いいんですか?」
P「やむをえませんよ」
P「まあ、そのスプーンは使えなくなるでしょうけど」
P「なんとかごまかします」
ガキッ
ガキン
ガキン
P「もう……ちょい」
ガキンッ
ブチッ
P「……やっと切れた」
P(本物の手錠じゃなくてよかったな)
P(まあ、本物の手錠が強固なのかはしらないけど)
あずさ「でも、わっかの方はどうしましょう……」
P「こうします」
あずさ「え?」
ゴリゴリ
あずさ「きゃぁっ!?」
あずさ「あのー、…プロデューサーさん、何を……?」
P「いえ、ちょっとこのわっかをあずささんの顔にこすり付けてるだけですよ」
P「大丈夫、傷は残りません」
ガリガリ
ごしごし
あずさ「プ、プロデューサーさん……、いたいです……」
P「ええ、痛くしてますから」
P(やっぱ御仕置きはしないとなあ)
P「あずささん」
ぷにぃ
あずさ「ぷろりゅーさーひゃん……」
P「発信機、どこにつけてるんですか?」
あずさ「ク、クツのうらでひゅ……」
P「なるほど……」
ぷにぷに
P「あずささん、ほっぺたも柔らかいですね」
P「なるほど、これは発信機ですね」
P「……」
パキィン
P(これやってみたかったんだよな)
あずさ「あ……」
P「そんな悲しそうな顔しないでください」
む~に~
あずさ「いひゃいでふ……」
P「さて、他の娘たちの発信機も外してあげてくださいね?」
あずさ「ひゃ、ひゃい……」
む~に~
P「さて、それでは寝ましょうか?」
あずさ「…あの、その」
P「……なんでしょう?」
あずさ「……いえ、なんでもありません」
P「明日はとりあえず、このわっかをどうにかしましょう」
あずさ「そうですね……」
む~に~
P「そういう顔はしないください」
むに~
P「ふひゃっ!?」
あずさ「ふふっ、お返しです♪」
P「……とりあえず、寝ましょう」
あずさ「はい、おやすみなさいプロデューサーさん」
P「おやすみなさい、あずささん」
P(ああ、他の皆もこうだったら……)
P(明日はわっかをどうにかして……)
P(千早のお墓参りにいこう)
翌朝
P(とりあえず、今日は休みをもらったし)
P(……この手錠をどうにかしよう)
P「あずささん、一旦俺の家にいきましょう」
P「何かあるかもしれません」
あずさ「は~い」
P(お昼までには何とかしたいな)
P「……この針金でなんとかなるかな」
P「そういえば、手錠はどこで?」
あずさ「音無さんに貰ったんですよ~?」
P「……」
P(きかなきゃよかった)
ガチャギャチャ
カチャンッ
P「……あれ、案外簡単に外れたな」
あずさ「プロデューサーさん、ピッキングの才能があるんですねえ~」
P「いやあ、それほどでも」
P「それじゃ、あずささん」
P「おれはちょっと用事があるので」
あずさ「あら、そうなんですか?」
P「はい。あずささんはどうします?」
あずさ「そうですねえ、おやすみ貰っちゃいましたし、家でのんびりしようかしら……」
P「なら、送っていきますよ」
あずさ「ふふ、お願いします♪」
P「さて、……あずささんも送っていったし」
P「千早に会いにいこう」
墓地
P(確か、この辺だったはず)
P(お、あったあった)
P「……千早、そっちの暮らしはよさげか?」
P「俺はなんとか、元気にやってる」
P「ごめんな、俺のせいでこんなことになっちまって」
P「変な言い方だけど、うらむなら真じゃなくて、俺にしてくれ」
P「その方がかえって気が楽だ」
P「色々とあったけど……」
P「俺はお前が好きだよ」
?「誰が好きなんですか?」
P「!?」
P「……誰もいない、気のせいか」
P「…………また、時間があるときに会いに来るよ」
P「またな、俺はそっちにはまだいけないから」
P「さて、帰ろう」
P「…………誰もいませんように」
ガチャ ガチャ
P「ん…」
P「しまってる」
P「そりゃそうだよな」
P「……ふう」
ガチャガチャ
ギィィ
P「……誰もいないな」
P「──よかった」
P「今日はもうねよう、お休み」
P「Zzzz……」
オヤスミナサイ、プロデューサーサン♪
というわけで、もう今日は寝たい……
あみまみ・美希・りっちゃん・春香さんはまた夜にかくよ。
つーわけでおやすみ
終わってたか、乙
まあほっといてもどうせ知らん内に落ちてるだろ
千早ぁ・・・(´;ω;`)
まだ残ってたのか……
飯くったら書くわ
お、来たか
待ってた
レンタルショップ
P(今日も仕事疲れたな)
P(お、このDVD一巻あるな)
P(……1シーズンまるごと借りよう)
prrrr
P「はい」
美希「あ、ハニー?今ね、ハニーのお家にいるの」
美希「ミキ、いい子にして待ってるから早く帰ってきてほしいな」
P「……」
P「そうか」
3日後
prrr
美希「ミキね、お仕事いかないでず~っと待ってたの」
美希「お掃除して待ってるから、早く帰ってきてほしいな」
P「そうか」
ピッ
P(あずささんみたいに外泊先まではこないか)
美希ってメンヘラ要素あんの?
さらに5日後
prrr
美希「ハニー?ミキね」
ピッ
P(…………)
prrr
prrr
prrr
P「はい……」
美希「 」 ブツブツブツブツブツブツ
P「聞こえないぞ?」
美希「ハニー…どこにいるの?」
美希「はやく帰ってきてよ……」
P「悪いな、当分の間帰れないんだ」
P(……あ、でも家の中荒らされたらどうしよう)
淡々と進行する狂気がクセになる(^o^)
もうずっと連載してほしいくらい
さらに3日後
P「……」
美希「○◆+``*+>?|~&%$'#)"&'%&('"!!)(#'$)」
P(何言ってるのかわからん)
美希「ハニー、いまどこにいるの?」
P「ブラジル」
P(いや、事務所近くのビジネスホテルだけど)
美希「どのくらい遠い?」
P「地球の裏側」
美希「………はやくかえってきてね」
P「善処する」
P「……とはいえ、あまり放置するのもあれか?」
prrr
P「はい」
美希「ハニー、お掃除してまってるから」
美希「はやくかえってきて…………ね」
P「悪いな、いまスリランカなんだ」
美希「はいなの……」
これはアカンで…
P「……」
prrr
美希「ミキね、今テレビみてるの」
美希「はやくかえってきてね」
美希「ミキね、さびしいの」
美希「でも、ハニーが帰ってきてくれるって信じてるから」
美希「それだけでもうれしいの」
P「そうか」
P含めアイドルもみんな病んでいるんだよなあ…
prrr
P(……電話代大丈夫なのかアイツ)
美希「ハニー」
美希「ひどいの、ハニー」
美希「ミキのこといじめてたのしい?」
美希「わかってるの、ハニーを好きになったミキがバカだったの」
美希「ハニーにはミキのさびしさがわからないの」
美希「でも、ハニーのことずっと、ずーっと待ってるの」
美希「はやくかえってきてね」
P「……」
美希「ミキね」
美希「ハニーをまってるせいで、すごくさびしいの」
美希「ハニーのせいで、すごく不幸なの」
美希「……」
P「……」
美希「次はハニーをミキが不幸にする番なの」
P「 」
P(放置しすぎた)
P「ま、待て美希」
P「いますぐ帰るから……」
美希「ミキね、ずっとずっとハニーのこと恨んでるの」
美希「ずっと、のろってるの」
P「……よし、おにぎりかって帰るから」
P「だから」
美希「ハニー」
美希「どうやったら不幸になるか、教えて欲しいの」
P「教えるか!おちつけ…、いいな、いい子にしてろよ?」
美希「ハニー」
美希「世界でいっちば~ん大好きなの」
美希「でもね」
美希「ミキを無視するハニーなんか、死んじゃえばいいの」
P「 」
あーあ…
P「……くそ」
P(美希、変なことしてなきゃいいけど)
P(よし、美希に電話かけてみよう)
ツーツーツー
P(あれ?)
P(話し中だ)
P(誰と話してるんだろう)
P「美希!」
ガチャッ
ギィイ
美希「 」
P「おい、美希」
美希「 」
P「美希、美希!」
美希「はにー」
美希「……おかえりなさいなの」
P「あ、ああ」
美希「みきね、ずっとまってたんだよ」
美希「もうちょっとで、まちくたびれちゃうところだったの」
美希「かえってきてくれてうれしいの」
P「お、おぅ」
P「美希、ごはんたべよっか」
美希「ミキね、おなかすいてないの」
P「おにぎりかってきたぞ?」
美希「ミキね、おなかいっぱいなの」
P「何かたべたのか?」
美希「何も食べてないの」
P「……多分限界ふりきってて感覚マヒしてんだよ、食え」
美希「はいなの……」
おいおい…三日以上前から何も食ってねえのかよ
ほんとだ。合計したら11日以上になるな。
P(……うーん、流石に放置しすぎたか)
P「美希、おにぎりおいしいか?」
美希「はいなの……」
P(……そうだ)
P「美希、さっき誰と電話してたんだ?」
美希「だれでもないの」
P「そ、そうか」
P(気になるな……)
美希「……」
P「……」
美希「……ハニー」
P「ん?」
美希「やっと会えたの」
P「そ、そうだな」
P(医者つれていったほうがいいな)
美希「さびしかったの」
美希「ひとりで寂しかったの」
P「そうか……」
P「……まあ、その」
P「……色々仕事がいそがしくて」
美希「うそついても、ミキ知ってるの」
P「え?」
美希「電話できいたの、ハニー、最近はお仕事終わったらすぐ帰ってるって」
P「い、いや~」
P「その後に、色々とやってるんだよ」
美希「ほんとうなの?」
P「あ、ああ……」
美希「ハニー、どうして美希にウソつくの?」
P「う、うそじゃないよ……」
美希「本当なの?」
P「ほ、ほんとう」
美希「じゃあ、これからはまっすぐ帰ってきてくれる?」
P「……う、うん」
P「その前に、美希もうちに帰ろうか」
美希「ミキのおうちは、もうココなの」
言っておきますけどこの人↓が殺人犯で収監されてるSSですからね
ヽ
‐-丶. .}
. : : -‐::::::. }、 /
/::::::::::::::::::::::::::::j/::`丶
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
//::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::,:,'ゞ::::::::::::::::::::::,
,:::::イ::::::::::::::::/:::::/::::/ `i::::::::::::::::::::.
/::::,';:/i:::::/,.'/一/ |:/ 、 jハ:::::::!::::::::::}
厶:ィ::::::::::::::::iy==、 ′ `ト、.}:::::ハ::::::::j
}::::::::::::::! .__ ! |::::j:::j:::::::,
{:::::::::::::!  ̄ `丶j::::::/:::::/
, -、 !::/)::、 ` ,ォ:::::/::::/
, ´ー }ヽ,_.//::::! ヽ 、 ̄ ァ , '.:::::::::::::/
/ 辷'__ ' ヽ' ヾ::::! 冫、 ー' . /(\:::::::::/
,: ´ 丶一'f }  ̄ヽi!, ' `ー― ィ' !´,:::': \\,.'
, : ´ _、____,__:/ 仆、 .} i!/冫"´ ヽ,:'^/¨{⌒ヽ、
. ' !廴ュ_, 丿 r'.\ r { .ヽ、ヽ、〉{:ヽ
. ´ / ゞj__,t''゙´-ト¨′ ` 、 ヽ ー'´ .j: :'',
/ _ , ´ ヘ / ,r-‐辷ゝ、 | `―-‐,ェ"´: : : : 、
¨‐- '' ´ }ヽ、 / 弋/ '. `丶.i ヽ `、: : : : : '.、
/__/ ,r'" / } / | ,、 \ i!: : : : : ヾ.
/ヽ/ 丿、/ .j 丶, !. / \ ∨: : : √ヽ
} 、 厶/ ,. ノ 乂 !´ 丶 `ー一' ヽ
/ / i ̄`‐'―/ z / ` 、 | '.
P「だめだ」
P「とりあえず、病院いって」
P「点滴でもやってもらお?」
美希「嫌なの、ハニーと一緒にいるの!」
P「わがままいうなよ……」
美希「ハニーは、ミキのこと嫌いなの?」
P「わがままいう子は嫌いです」
美希「…………わかったの」
P(……はあ、美希に関してはおれもちょっと大人げなかったな)
美希「ハニー、大好きなの」
スリスリ
P「はいはい……」
プロデューサーサン♪
P「!?」
美希「ハニー、どうしたの?」
P「な、なんでもない」
P「今日はもう寝ようか……」
美希「はいなの」
P「美希、寝苦しいから抱きつくな」
美希「だめなの」
美希「ミキを無視した分、構ってもらうの」
P「……そうですか」
P(まあ、しょうがないか)
ギリギリギリ
P「美、美希、苦しい」
美希「もっと、締め付けてあげるの」
P「やめてください、しんでしまいます」
P「……朝か、おはよう美希」
P「……?」
P「美希?」
P(先に起きて事務所むかったのか?)
P(病院連れて行ってやりたかったんだけどな)
ドタドタッ
P「……?」
P「隣の部屋、うるさいな」
765プロ
P「おはようございまーす」
小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」
P「……」
P(あれ、美希はいないのかな)
P(追い越しちまっただけか)
P「そういえば、台風が近づいてるらしいですね」
小鳥「あら、そうなんですか?」
P「今すんでるアパート、ボロいで引越ししようかなって」
小鳥「またですか?」
P「まあ、はい」
P「……」
P「音無さん、美希きませんね」
音無「ここ最近、ずっとですからね」
P「……」
P(おかしいな、落ち着いたはずなのに)
P(1人で病院にいったか?)
P「……電話してみるか」
prrrr
prrrr
prrrr
prrrr
P「……でない」
P(家に帰って昼寝してるのか?)
P「いや、それはないか」
/\___/\
/ / ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < ま~た始まった
| ,;‐=‐ヽ .:::::| \_______
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
もうだめだぁ…おしm(ry
P「……引越しの準備するか」
P(…………ん)
P(なんだ、この臭い)
P(…………いや、関係ないか)
P(どうせもうすぐおさらばだ)
P(…………にしてもこのにおいはやばい)
P「トイレいこう」
P「あ、この部屋です」
大家「すみませんね、前々からそういう話はあったんですけど」
大家「ここにすんでる人はね、少し前に半年分の家賃はらってくれたのであまり強くいえなくて」
P(半年分って)
P「どんな人が住んでるんですか?」
大家「それがわからないんですよ」
P「わからない?」
大家「なんでも、顔に大やけどおったとかで、包帯をグルグルまいてて」
大家「そのショックでしゃべれなくなって、会話も筆談で」
P「そうなんですか」
P「とりあえず、中にはいってみましょうか」
P「かぎ、お借りしますね」
ガチャガチャ
P「…・……うっ」
大家「これは……血?」
P「あたり一面に血が飛び散ってる……」
大家「け、警察にいったほうが」
P(頚動脈でも掻っ切ったか……)
P「…………」
P「…………!」
P「まさか、この血……」
P「……美希?」
大家「……どうかなされたんですか?」
P「いや、その。俺の知り合いが最近行方不明でして」
P「まさか、とおもっただけです」
大家「そんな、それじゃあ早く警察に」
P「そうですね……、遺体もみたところどこにもありませんし」
P(しかし、誰が?)
P(真は捕まった)
P(…………あのときの声、幻聴じゃないのか?)
P(……)
P「すみません、通報の方お願いします」
大家「え、あ、はい!」
P(……色々と知りたいことができたな)
P(…………真に面談にいこう)
P(どうか、この血が美希じゃありませんように)
P「……久しぶりだな、真」
真「ボクに会いにくるなんて、どうしたんですか?」
P「いや、まあ。ちょっとな」
P「面談時間も少ないし、単刀直入にきくぞ」
P「どうやって千早を殺したんだ?」
真「…………」
P「いや、頭殴られたらしいいうのは聞いたけどさ」
真「本当は、ボコボコにしようと思ったんですけど」
P「おい」
真「でも、突き飛ばしたときに、当たり所が悪かったみたいで……」
P「……なるほど、でもそりゃ事故じゃないのか」
真「殺意があったのは、変わりませんから」
P「……色々とヤバい状況だな」
P(…………よし、とりあえず引っ越そう)
P(でも、このタイミングで引っ越したら怪しまれるか?)
P(いや、俺がやったわけじゃないし、大丈夫か)
P「……新しい家か」
P「あ、パン切れてるな」
P「近くにスーパーあったな、買いに行こう」
P「あのスーパー安かったな」
P「この辺はコンビニとかもあるし」
P「いいところに引っ越してきたな」
P「事務所にはちょっと遠いけど」
ガチャガチャ
P「……また開いてる」
P(次は誰だよ)
P「見たこともないインテリアがあるなあ」
亜美「がおー」
真美「……」
P「何してんだよ」
亜美「がおー」
真美「……」
P「ああ、狛犬?」
真美「せーかい!」
亜美「さすが兄ちゃん、さえてますな」
P「とりあえず、服着ろ」
P「あと首輪を外せ」
P(もうなんでバレてるのかとかはいいや)
P「服を着なさい」
亜美「えー」
真美「兄ちゃん、双子を好きにしてもいいんだよ→」
亜美「最高っしょ」
P「そーですねー」
亜美「兄ちゃん、何で目をそむけるのー?」
真美「照れてる?ねえ、照れれる?」
亜美「うわー、兄ちゃんの変態ー、ロリコンー!」
P「帰れ」
P「服をきなさい」
真美「もってなーい」
P「は?」
亜美「服はもう脱ぎ捨てちまったからさ」
真美「もってないんだぜ?」 ドヤァ
P「……なにそれ」
亜美「兄ちゃんのモノマネ」
P「 」
ギュゥゥゥゥ
亜美「兄ちゃん!乳首つねっちゃいたいよ!」
P(とりあえず、ここに洗濯バサミがよっつある)
P(ヒモをくくりつけて)
P(これを、こいつらのそれぞれの乳首に装着して)
P(準備完了)
亜美「ぎゃっ!?」
真美「……兄ちゃん、もしかして」
P「ん?」
真美「引っ張る気じゃないよね」
P「 そ の 通 り 」
クイッ
バチンッ
真美「ひぎゃぁっ!?」
亜美「ひっ…」
P「次は亜美の番だぞー」
最初からずっと淡々としてるからな
P「えいっ」
クイッ
バチンッ
亜美「ぎゃぅっ…!?」
P「よし、もう一回やろうか」
亜美「に、兄ちゃん酷いよ……」
真美「真美たち、何もしてないじゃん」
P「 ほ う ? 」
P「鼻」
P「ほっぺた」
P「耳」
P「唇」
P「乳首」
P「………こんなもんか」
亜美「に、兄ちゃん……それはやばいっしょ」
真美「にいひゃん、ゆるしt」
P「ごめん、ムリ」
クイッ
バチバチバチバチバチバチッ
真美「~~~~~!!!!」
亜美「 」
P「……2人ともリアクションが薄い、やり直し」
亜美「鬼かぁ!」
P「次は亜美だな」
亜美「に、兄ちゃん」
亜美「ほら、亜美ってアイドルだから」
亜美「顔は厳禁っしょ?」
P「安心しろ」
P「最近のアイドルは芸人並に体はるから」
亜美「 」
P「すごいな、亜美」
P「洗濯バサミがまるでライオンの鬣だぞ」
真美(真美の倍はある……)
P「安心しろよ、流石に目はやばそうだから、そこだけは避けてやった」
亜美「いっひょのこと、はやくやっひゃってよ!」
P「……やだ」
クイ
バチッ
亜美「ぎゃぁっ!?」
クイッ
バチッ
亜美「ひぎぃっ!?」
クイッ
バチッ
クイッ
バチッ
亜美「……」 クター
P「何ギブアップしてんだよ、まだまだ洗濯バサミは残ってるぞ」
クイッ
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ
亜美「ひぎゃああっぁああああっ!!」
P(……一割くらいはスッキリしたかな)
(なんで俺、亜美真美関連で安価されたんだろう、美希云々のところなのに)
亜美「ひどいよ、兄ちゃん……」
真美「真美たちはただ、兄ちゃんの帰りを待ってただけなのに」
P「うるさい、この狛犬が」
P「狛犬自体が厄ってなんだよそれ」
亜美「で、でも、亜美たちの裸みれてよかったっしょ?」
真美「今頃兄ちゃん、ビンビンなんだろ?えぇ?お若いですな~?」
P「…………」
P「お前らじゃムリ、勃たねぇよ」
亜美真美「 」
ですよね
千早には性欲に負けたのにな
亜美「な、なんで!?」
真美「ほ、ほら、女の子の裸だよ?」
亜美「兄ちゃん好きっしょ?」
P「お前らは幼すぎるんだよ」
亜美「それじゃあ、亜美たちがもうちょっと大人になったら勃つ?」
P「勃たない」
真美「またまた、ご冗談を」
P「つーか早く服を着ろ」
P(こいつらをどうしよう…)
ポス
P(お、新しくかったベッド、座り心地もいいな)
亜美「……」
真美「……」
P「なんだよ、そのえさを欲しがる子犬みたいな上目遣い」
亜美「亜美ね、エサがほしいな」
P「そうか、台所にあるもん食っていいぞ?」
真美「この場合のエサとは、兄ちゃんのことなんですぜ?」
P「そうか。悪いな、先約があるんだ」
亜美真美「 」
まあ千早に操をたててるもんな
亜美「はむ……」
真美「ちゅ…、れろ……」
P「足をなめるな」
亜美「だって。兄ちゃんがご飯くれないから」
真美「勝手にいただくしかないかなと」
P「……だから、台所に」
亜美「はむっ、ちゅ……」
真美「指の間も、ちゃんと舐めるべきかな?」
亜美「あたりまえっしょ」
P「……頭いたくなってきたな」
真美「はむ、ちゅ…」
亜美「ぺろっ…むちゅっ…」
P(あー、水虫になってればよかったのにな)
P「……はあ」
亜美「……かぷっ」
P「いでっ…!?」
真美「かぷっ」
P「こら、噛むな!」
P(こいつらどうしよう……)
亜美「……」
真美「……」
亜美「よし」
真美「うむ」
P「?」
亜美「……ちゅっ」
真美「はむ、ちゅっ、れろ…、むぅ…」
P「亜美、真美。何してんだよ」
亜美「亜美と真美がキスしたら兄ちゃん興奮するかなーって」
P「しない」
あと残ってるのって誰だっけか
亜美「真美、どうする?」
真美「……サンドイッチしかないっしょ?」
亜美「おぬし天才かー!」
真美「ふはは、褒めるがよいわっ」
P(……はあ)
真美「真美は右いくからー」
亜美「おっけ、じゃあ左いかせてもらいますよー」
P「……」
亜美「お客さん、2人同時は始めて?」
P「客はお前らだ、しかも招かざるな」
真美「またまた、兄ちゃんたら照れちゃって」
P「……はあ」
亜美「ちゅ…っ」
真美「ちぅ…」
P(なんだろう、もう死にたい)
P「亜美さん、真美さん」
亜美「どったの、兄ちゃん」
P「両サイドからキスしてくるのはこの際よしとします」
P「乳首こすりつけないでくださいませんか」
亜美「えー」
真美「真美たちの乳首、兄ちゃんのせいでおっきくなってるよ?」
P「……そうですか」
P(洗濯バサミで腫れてるだけじゃねーか)
洗濯バサミで腫れてるだけワロタ
P「亜美さん、真美さん」
真美「何、兄ちゃん?」
P「股間に触らないでください」
亜美「触らないことには始まらないっしょ!」
P「始めんなって事だよ、言わせんな煩わしい」
亜美「兄ちゃん、照れなくてもいいって」
真美「真美たち、がんばるから」
P「その行為をやめることからがんばってみよう」
真美
アケは亜美
亜美「じゃあ、ズボンを下ろしますね」
真美「うわ、亜美ったらだいったーん!」
P(なんでコイツらこんなにテンション高いんだろう)
P「亜美、真美、やめろ」
真美「えー?」
P「洒落にならんだろ、さすがにそれは」
亜美「合意の上、合意の上」
真美「和姦だから問題ないっしょ?」
P「和姦だろうがだめなんだって」
P「つーか、こういうの確か逆レイプっていうと俺は記憶している」
亜美「え、これ合意の上だよね、真美」
真美「そうだよね→」
P「俺の意思は……」
亜美「まあまあ」
真美「やるだけやってみましょうぜ、旦那」
P「やだよ」
亜美「……姉妹丼は嫌い?」
真美「しかも、食べごろだよ?」
P「まだ食うには早いだろうが、この生煮えが」
ごめん、お風呂はいって飯くってきます
風呂代行はよ
ただいま
書くわ
おかえり
来たか…!(AA略
亜美「さきっちょだけ、さきっちょだけだから!」
真美「今ならやりたい放題だよ?」
P「……」
P「とりあえず、離れてくんない」
亜美「兄ちゃん、最近冷めてるよね→」
真美「何かストレスがたまるようなことでもあった?」
P(…………)
P(胃が痛い)
千早との永遠の別離の悲しみがPを勃起不全にさせた。
P「……なあ、亜美」
亜美「何、兄ちゃん」
P「キスマークつけるのやめて」
亜美「えー?」
亜美「いいじゃん、いいじゃん。ちぅ……」
P「…やめろって、ホント」
P「お前のためにも、やめろ」
P「ほら、……いい子だから」
P「……いい子だから、とりあえずどけ」
真美「はーい」
亜美「ちぇー」
P「よしよし、いいこだ」
ガシッ
亜美「え」
真美「え」
P「ふんっ!」
ゴチンッ
亜美「いったぁ~っ!」
真美「死ぬぅー……」
P「死ぬか、こんなんで」
P「ほら、冷蔵庫にあるプリンくっていいから」
P(あーあ、楽しみにとっておいたんだけどな)
亜美「え、いいの?」
真美「やった、兄ちゃん太っ腹!」
P「その前に、俺のシャツそこにあるから着なさい」
P(裸にワイシャツってもっとそそるもののはずなんだけどな)
亜美「おぉ~…、まだ頭いたいよ」
真美「兄ちゃん、強くぶつけすぎだよ」
P「いいだろ、生きてんだから」
亜美「……」
真美「兄ちゃん…」
P「ほら、食い終わったなら寝ろ」
亜美「兄ちゃんは?」
真美「川の字で寝るっていうのはどうですか、旦那ぁ」
P「……わかったよ」
P(ふう、……念のため見張っておかないとな)
翌朝
P「おい、2人とも起きろよ」
亜美「まだ眠ぃ……」
真美「Zzz」
P「ほら、真美、起きろって」
真美「……うにゅ」
P「事務所いくぞ」
亜美「はぁい……」
真美「……Zzzz」
P「寝るな」
P「おはようございまーす」
小鳥「おはようございます」
小鳥「あら?亜美ちゃんと真美ちゃんも一緒ですか?」
P「ええ、ちょっとそこでばったりと」
亜美「うんめーを感じるね、兄ちゃん」
P「感じない」
真美「兄ちゃん、照れなくてもいいんだよ」
P「そうか」
小鳥「プロデューサーさん」
P「はい」
小鳥「最近、表情に乏しいですね……」
P「そうですか?」
P「……ふう」
P(一応、亜美と真美からは目を離さないほうがいいかな?)
P(いや、全員から目を離さないほうがいいかもしれん)
P(……いや、まだ事務所のだれかが犯人ってきまったわけでもない)
P(…………)
P(胃がキリキリする……)
P(……)
ガチャガチャ
P(……開いてる?)
P(次は誰だよ)
ギィィ
P「……これは、鳥?」
P「…こいつ、響のオウムじゃないか」
P「どうしたんだ?」
オウ助「プロデューサー」
P「……響のやつ、仕込んだのか?」
オウ助「たすけて」
P「 」
オウ助プロデューサーたすけて」
P「 」
オウ助「プロデューサー」
P「こんにちはこんにちはこんにちはこんにちはこんにちは」
オウ助「たすけて」
P「こんにちはこんにちはこんにちはこんにちはこんにちは」
P「こんにちはこんにちはこんにちはこんにちはこんにちは」
オウ助「こんにちは」
P「……よし、上書きしたぞ」
P(響の身に何かあったのか?)
オウ助「こんにちは」
P「……よし、いってみるか」
オウ助「こんにちわ」
P「お前もくるか?」
オウ助「…………」
P「よし、いくぞ」
P「……響、響!いるか!?」
響「…あれ、どうしたんだ、プロデューサー」
P「……よかった、無事だったのか」
響「……?」
響「あ、オウ助!」
響「よかった、心配してたんだぞ、急にいなくなるから」
P「オウ助、迷子になってたのか?」
響「みたいさー」
P「……よかった、無事で」
響「うん、オウ助が無事でよかったぞ」
P「違う、違う、そうじゃない」
響「?」
寝てる間に新展開か
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
P「いいか?響、戸締りはちゃんとしろよ?」
響「…わかったぞ」
P(どういうことだ…、てっきり響が誰かに襲われたのかと)
P「とりあえず、オウ助も響も無事だったし」
P「俺は家に戻るな。響、不用意にドアを開けたりするなよ」
響「……うん」
響「あ、プロデューサー」
響「かなさんどー」
P「……ああ、ありがとう、それじゃ」
P「……響が無事でよかった」
ガチャギャチャ
ガチャン
ギィィ
P(……ん?)
P「…………」
P「何か違和感が……」
P「!」
P「家具の位置が違う」
P「どういうことだ?」
P(……俺が響のところにいってるあいだに?)
P「……誰だ」
P「…………」 ブルッ
P「ちょと、怖くなってきたな」
P「…………」
P「……」
P(明日は休もう、仕事にいけるような気分じゃない)
P(ちょっと、胃もキリキリするし)
P(少なくとも、家にかえってきたら勝手に誰かに上がられてるってことはないだろうし)
P(胃が痛い……)
翌朝
P「……ふう」
P(昨日、休むって電話いれたし)
P(今日はゆっくり寝よう)
夜
P「……」
P(今日はこの時間、何もやってないな)
P「ヒマだな、DVDでも見よう」
ピンポーン
P「ん、誰だろう」
律子「プロデューサー殿、いますか?」
P「いません、帰れ」
ないない
律子「いるじゃないですか」
P「……なんだよ?」
律子「最近、あまり元気がなかったようですし」
律子「とうとう今日も休んじゃったじゃないですか?」
P「ああ」
律子「ですから、心配でちょっとお見舞いに」
P「頼む、心配してるなら帰ってくれ、胃が痛いんだ」
律子「でも…、仕事の話もありますし」
P(……律子なら、大丈夫だよな)
P「入っていいぞ」
律子「──そういうカンジで、今日はスケジュールを進めさせていただきました」
P「そうか、すまんな」
律子「いえいえ、プロデューサーにも此方の仕事を手伝っていただいたこともありますし」
律子「顔色悪いけすけど、大丈夫ですか?」
P「だ、大丈夫。……最近ストレスが溜まりまくって、胃が限界なだけさ」
律子「色々ありましたからね……」
P「……色々ありました」
P「ええ、色々」
律子「プロデューサー、何があったんですか?」
P「……なんでもありません」
律子「しばらくお休みした方がいいんじゃ……?」
P「だ、大丈夫だよ」
P「この程度で、休んでいられない」
律子「プロデューサー、目が死んでます」
P「……はーぁ」
律子「あの、一週間ほど休まれた方が」
P「律子に迷惑かけるわけいかないよ」
律子「でも」
P「そうかい」
P「それじゃ、3日ほど休ませてもらおうかな……」
律子「はい、仕事の方は任せてください」
P「ありがとう」
律子「その間、プロデューサー殿のお世話もいたしますので」
P「ありがとう」
P「いや、それはいい」
やっぱり律子もダメだったー…
律子「汗かいたでしょう、拭いてあげますから上脱いじゃってください」
P「いや、精神的に参ってるだけだから、自分で拭けるから」
律子「遠慮しないでください」
P「遠慮じゃないです、拒絶です」
律子「……なんでそういう態度をとるんですか?」
P「ごめん、律子」
P「最近の俺はちょっとおかしいんだ」
P「こういうシチュエーションがもう、生理的にムリ」
P「律子、俺ってそんなに悪いことしたかな」
律子「何もしてないと思いますけど」
P「だったら、ここ数日の仕打ちはなんだよ」
律子「……どういうことですか?」
P「……いや、まあいい」
P「別に、俺の世話なんてしてくれなくてもいいよ」
律子「あっちお世話も、ちゃんとしますよ?」
P「おぼろろろろおおお」
律子「プロデューサー殿!?」
P「うげぇ……」
律子「大丈夫ですか?」
さすさす
P「……言ったじゃん、ムリなんだって」
律子「……ここまで精神的に参ってるなんて」
P「分かってくれたか」
律子「お世話しがいがあります」
P(千早、会いにいってもいいですか)
遂にガタがきたか…
P(割と、マジで体ボロボロかもしれない)
律子「大丈夫ですか?」
P「そう信じたい」
律子「……ほら、お体拭きますんで」
P「お願い、もうやめて……」
律子「恥ずかしがらないでいいんですよ」
P「やめて、やめてよ……」
律子「脱がしますよー」
P「 」
ネカフェに行ったところで特定されるのがオチ
__
,. ::"´__::`ヽ--.、
/::::::/´::::::::::::::::::::l:::::::\
,':::::::::/:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::',
,'::::::::/::::::::::::::/::::::!:::l|::::::::::::::|
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∨:\::::!:://┬. ー',,,l |/
|::::::L>|、ヽ-' _, /
|::::::::::::|ヽエェ=┬ '
!:::::::::|::| \__,,ィ´\
,':::::::::l|::l / ハ
,':::::::::::||::| l/ /!
. /:::::::::::::l.!::! / /|
/::::::/::::::| |::l_ / / .!
 ̄ノL___j `ー‐'l ',
`lヽLl\___/ /!
∨:::`T´-、:''´:::::,'
∨::::ト、 l:::::::::!
ヽ</ |::::::::|
l二コ
律子「……どうですか?」
P「なんかもう、空に溶けたいです」
律子「またまた、キザなことを」
P「…………」
律子「ほら、凄く汗かいてるじゃないですか」
P(冷や汗だけどな)
律子「さっさと拭いちゃいますから」
P「うん、うん……」
P(どうやって死ぬのが一番いいのかなあ)
P(首吊りかな、練炭かな)
P(どうせなら、誰かと電話しながら電車に飛び込んでやろうかなあ)
P「……」
律子「はい、終わりましたよ」
P「律子」
律子「はい?」
P「いっその事殺してくれないか」
律子「 」
P「……もうさ、限界」
律子「どど、どうしたんですか、一体?」
P「だって、もうやだもん、怖いだもん」
P「俺が何したっていうんだよ」
P「なんでこうなるんだよ」
P「なんで千早と美希がいなくなるんだよ」
P「俺はそんなに悪いことしたか」
律子「……あの」
P「もうやだ、もういやだ」
律子「落ち着いてください、プロデューサー殿」
P「はぁ…、俺が何したんだよぉ……」
律子「あの……」
P「わかってる、わかってる」
P「おれのせいだ、おれのせい」
P「…………もう、いいんだよ」
P「なにもかも」
律子(……もしかして、私プロデューサーを追い詰めてしまってるの?)
律子「プロデューサー」
律子「……あの」
P「もう帰れよぉ……」
P「落ち着いたら、事務所に顔だすから」
P「どうせ逃げ場ないんだし、ちゃんと行くからぁ」
律子「……」
P「ホント、帰れって」
律子「あの……」
P「ちゃんと顔出す、出します」
律子「あ……はい」
律子「そ、それじゃ、ま、また……」
メンタル強いよなこのP
俺ならやよいあたりで心折れてる
律子は比較的良心的なのか…?
P「……」
P「……」
P「……」
P「死にたい」
P「死にたい死にたい死にたい死にたい」
P「……わかってる、わかってるよ」
P「まだ来るなっていうんだろ」
P「千早は焦らさせるなぁ……」
>>682
いや普通は千早にアイドル全員からストーカーされていると言われた時だろう
P「……」
P「うん、うん……」
P「ちゃんと仕事いくから、心配するなよ、千早」
P「……美希も、そんな顔するなよ」
P「……2人とも、おやすみ」
数日後
P「……おはようございます」
P(何とか落ち着いたし、がんばろう)
P(肌も荒れて、髪の毛も抜けたけど)
P(がんばれる、がんばれる、がんばれる)
小鳥「プロデューサーさん、出てきて大丈夫なんですか?」
P「はい、まだちょっと胃の調子がわるいんですけどね」
小鳥「あ、私胃薬もってますよ。飲みます?」
P「ありがとうございます……」
小鳥「はい、お薬とお水です」
P「ありがとう…ございます」
ゴクゴク
P「これで一日がんばれますよ」
小鳥「それはよかったです♪」
P(……なんか、フラフラする)
P(あたまボーってしてくるな)
P(………やばい、ねむい)
P(…………)
小鳥「………♪」
P「!」
P(やら…………れた)
バタッ
救えねぇなぁ
小鳥(……あとは、バレないようにどこかに隠しておかないと)
小鳥(……ロッカーでいいかな)
小鳥「よいしょ、よいっしょ……)
伊織「小鳥、どうかしたの?」
小鳥「ピヨ!?」
小鳥「なな、なんでもないわよ、ええ……」
伊織「ふーん」
春香「あれ、プロデューサーさんは?」
伊織「そういえば、さっきまでいたわね……」
小鳥「さ、さあ……?」
春香「……」
ピヨ子\(^o^)/オワタ
小鳥(あぶない、あぶない)
小鳥(プロデューサーさんが起きる前に、運び出さないと)
P「 」
小鳥「眠ってる、眠ってる」
小鳥「よいしょ、よいしょ……」
P「 」
小鳥(ああ、寝顔可愛い……)
小鳥(さて、かばんには何とか詰め込んだわ)
小鳥(あとは……)
小鳥(適当に理由をつけて早くかえらないと)
春香「……」
小鳥「!?」
小鳥(……き、きのせい?)
かばんに詰め込むとか色々タイムリーだなぁ
小鳥(よいしょ……)
小鳥(プ、プロデューサーさん、重い……)
小鳥「ごめんなさい、それじゃあとはよろしくお願いしますね」
律子「はい。……本当にタクシー呼ばなくて大丈夫ですか?」
小鳥「…ええ、ちょっと頭痛がするだけなので」
小鳥(……あとで自分で呼びますしね)
春香「あの…」
春香「 お 大 事 に 」
春香「してくださいね」
小鳥「ありがとう、春香ちゃん」
ピヨ子これは(アカン)
小鳥(なんとかバレずに運べたわ)
小鳥(タクシーの運転手さんも気づかなかったみたいだし)
小鳥(…ふう、案外簡単だったわね)
小鳥(睡眠薬が効いてるのか、まだおきそうにない……)
小鳥(さっさと用意しましょう)
小鳥「プロデューサーさん、今夜はお楽しみですよ?」
P「Zzz……」
P「……ん、んっ」
P「……!」
P(こ、ここは……?)
小鳥「あら、起きたんですかプロデューサーさん」
P「……あの、何してるんですか?」
小鳥「ふふっ♪」
小鳥「監禁ですよ」
P「……」
P「……」
P(もう、やだぁ……)
せっかく律子が気を遣ったのにピヨ子ェ…
小鳥「プロデューサーさん、口あけてください♪」
P「……」
小鳥「ほら、開けてくださいよ」
P「……あーん」
小鳥「……」
タラーン
P「うげぇっ!?」
小鳥「私の唾液、美味しいですか?」
P「……」
P「いいえ」
小鳥「そうですか、ならおかわりを」
P「 」
P(もうかれこれ十分は唾液のまされてるよ)
小鳥「さて、そろそろ」
P「な、なんですか?」
小鳥「私の寝室にいきません?」
P「いきません」
小鳥「じゃあ、いきましょうか」
P「1人で行けよ!」
小鳥「ほら、いきましょうね~?」
グイ
P(力が入らない……)
もはやPが安らかに眠っても文句はない
もう手遅れだけどやめたげてよぉ!!
小鳥「はーい、つきましたよ?」
P「 」
小鳥「見てくださいよ、この壁一面の写真」
P「 」
小鳥「ぜーんぶ」
小鳥「プロデューサーさんなんですよ?」
P「 」
小鳥「よろこびのあまり、声もでませんか」
P「 」
小鳥「ほら、この写真。この前プロデューサーが転んだ春香ちゃんを受け止めようとして転んじゃったときの……」
P「アハハ」
P「アハ、フハハ、エヘヘ」
(ノд;)アチャー
P「アハハ、イ、ヒヒヒヒ、ヒヒヒヒ」
ビリッ
小鳥「ちょ、ちょっと、破らないでください!」
小鳥「何ヶ月もかけて撮ったんですよ!?」
P「…ぁー、あはは、だったら…、もっかい」
P「撮ればいいだろうーがぁ!!」
P「どーせ、どーせ、これからも盗撮するんだろうがよぉ!!」
P「アハハハハハハ、アッハッハッハッハ」
P「あへへへ、ウハッハハ、イーッヒッヒヒ」
P「あー」
P「俺ってなんて幸せなんだろう」
P「こんなに愛されて愛されて愛されて愛されて愛されて」
P「……あははははははははははは」
小鳥「プロデューサーさん、壊れてしまったんですね」
小鳥「でも、安心してください」
小鳥「器と中身がプロデューサーさんなら」
小鳥「なんでもいいですから、壊れてても、動かなくても」
P「…アハ、アハ」
P「………あー」
小鳥「ですから」
小鳥「全然、大丈夫ですよ?」
小鳥「プロデューサーさん?」
P「……ぁ、あ、ぁ」
P・・・(´;ω;`)
P「……音無さーん」
P「おれねー」
P「もう、なんでもいいんですよー」
P「アハハハハハハハハ」
小鳥「そうですか、ならこれからず~っと、私と……」
P「……」
P「……」
P「…………」
P「それは、いやだ」
P「やっぱり……むりだ」
小鳥「どうしてですか!?」
小鳥「私は、あなたをこんなに好きなのに」
小鳥「こんなに愛してるのに」
小鳥「ソレをそんな言い方……!」
小鳥「おかしい、おかしい、おかしい」
P「さえずるな、うるさい」
なんかPがカッコいい
P「……音無さん」
P「どうやら、俺と事にいたることばかりに夢中で」
P「初歩的なミスを犯してしまいましたね?」
小鳥「……あっ」
P「そう、あなたはおれから携帯をとりあげなかった」
P「それもそうよですね」
P「自分達は相思相愛」
P「通報する〝わけ〟がない」
P「そう思ってるでしょうから」
P「ごめんなさい、その期待をおれは裏切ります」
小鳥「まって、そんなことをされたら……」
P「まあ、律子と俺で事務員の仕事はしますから……」
小鳥「…だめ、やめて、おねがい……一緒にいたい……そばにいさせてください」
P「こ(1)」
P「と(1)」
P「わ(0)」
P「る(通話)」
まあぶち込んどいた方がいい
P「もしもし、警察ですか?」
P「すいません、いま自分ちょっと監禁されてしまいまして」
P「でも、携帯はなんとかなったので……ええ」
P「ですので、いますぐ来てくれませんか?」
P「……ふぅ」
P「音無さん」
小鳥「 」
P「これであなたもおわりですよ」
小鳥「……いや、捕まりたくない!」
ダダッ
P「!…逃げた!?」
P「往生際の悪い……」
P(警察を待たずに追うべきか?)
P「……いや、この部屋の状況みれば俺が被害者だってわかるだろ」
P「………」
P「……」
キャーッ
P「!?」
P「今の声……」
P「音無さん……?」
P「まさか…………」
P「……いくべきか?」
ピンポーン
P「!」
P「はい!」
警官「あの、通報があったのは…」
P「は、はい……それよりさっきの悲鳴」
警官「ああ、大丈夫ですよ。」
警官「そちらにも人員をまわしたので」
P「……もしかしたら、その悲鳴。俺を監禁した人かもしれないんです」
警官「そんな、まさか」
ジーッ
警官「はいっ」
警官「……女性の遺体を発見?」
P「!」
警官「了解、こちらの話が済み次第向かいます」
P「あの、……俺に確認させてください」
警官「で、ですが」
P「……お願いします」
警官「……わかりました」
警官「…どうでしょう」
P「間違いありません、この人です」
P「……音無さん」
警部「死因は?」
警官「脳挫傷、及び頭蓋骨骨折ですね」
警官「おそらく、ツルハシのようなもので頭を殴られたのかと」
P「……ツルハシ?」
警部「ツルハシぃ?そりゃー即死だな、即死」
警部「まったく、ひでーことしやがる」
P(……雪歩のツルハシなら、危ないから俺が管理してたはずだ)
ラスボスの登場に備えてあの画像を用意している奴は正直に名乗り出なさい。
あぁ…ピヨ子…
P(…最後に引越ししたときも確かにあったはず)
P(……いや、あれだけみんな出入りしてるんだ、いつの間にか持ち出されててもおかしくないな)
警官「あの、後日事情をうかがっても?」
P「あ、はい。もちろんです」
警官「彼女とのご関係は」
P「どう……友人です」
警官「それと、さっきの部屋も一応調べますので」
P「お願いします……」
P「……」
P(どうしよう、やっぱり今から事情聴取してもらって警察にかくまってもらったほうが)
P「……」
prrrr
P「……はい」
プロデューサーサン♪
P「何のようだ」
P「春香」
ついにラスボスだな
春香「何のようだ、はないじゃないですかー」
P「いまそれどころじゃないんだよ」
春香「何かあったんですか?」
P「明日説明するから、切るぞ?」
春香「何をそんなに焦ってるんですか?」
P「焦ってない」
春香「プロデューサーさん」
春香「……褒めてください、私」
春香「ちゃんとできましたから」
P「……お前がやったのか、彼女を」
春香「誰ですか?」
P「音無さんだよ、お前が彼女を殺したのか!?」
春香「いいえ」
P「そうか、よかった」
春香「性格には彼女たちですよ」
P「は?」
春香「小鳥さんも千早ちゃんも美希も」
春香「やったのは私ですよ」
春香「わ・た・し」
P(……どういうことだ)
がががががが画ぞぞぞぞぞ像ははははははよよよよよよ
P「千早を殺したのは、真だろう?」
春香「彼女はそうおもってるみたいですね」
春香「でも、あの時。千早ちゃん気絶しただけだったんですよ?」
P「……」
春香「それで、ちゃんと殺さないとだめだって思って」
春香「ヒヤヒヤしましたよ、真がつけた傷の上から致命傷あたえるの」
春香「でも、プロデューサーさんへの愛があるから、大丈夫でした」
P「……美希は?」
春香「あの娘は、プロデューサーさんが迷惑がって無視したのに」
春香「いつまでも付きまとうつもりみたいだったから」
春香「さっくりと、首きってあげました」
P「春香、すぐそこにまだ警官がいるんだぞ」
P「今から」
春香「……させませんよ?」
P「!?」
春香「そんなことしたら、他の娘も殺しちゃいますよ」
春香「だって、そうでしょう」
春香「捕まっちゃったら、私達あえなくなるじゃないですか?」
春香「それなのに、他の皆は会えるなんて、おかしいですよね?」
P「……」
春香「だからぁ、……通報なんてしないでくださいよ」
P「……」
P「そのために、他の奴らは殺さなかったのか?」
春香「それもありますけど」
春香「プロデューサーさんが美希と寝たあの日」
春香「私、隣の部屋にいたんですよ?」
春香「正確にはずっと前からなんですけど」
P「……春香」
春香「はい」
P「明日、会えないか」
春香「会いたいです」
P「俺も会いたいな」
春香「場所は?」
P「……どこがいい?」
春香「プロデューサーさんがいきたいところなら、どこでも」
P「俺も、お前がいきたいところならどこでもいいよ」
春香「プロデューサーさんがきめてください」
P「……そうか。じゃあ……」
海
P「……」
春香「プロデューサーさん♪」
P「着てくれたか、春香」
春香「お弁当作ってきましたよ」
P「そっか、後で一緒にたべよっか」
春香「はいっ」
春香「プロデューサーさん」
春香「あ~ん」
P「あ~ん」
春香「おいしいですか?」
P「ああ、美味しいよ」
春香「よかった、プロデューサーさんがよろこんでくれて」
P「おおげさだなあ、春香は」
春香「まるで、サスペンスに出てくるような崖ですね」
P「そうだな」
春香「このまま一緒に飛び込もう、なんていいませんよね」
P「ははは、まさか」
春香「そうですよね」
P「………」
P「春香」
春香「なんですか?」
P「俺は……お前を許さない」
最終決戦だな
P「一生うらむし、憎んでやる」
P「改心しようが懺悔しようが許さない」
春香「どうして…」
春香「どうしてそんなこというんですか!?」
春香「私は、プロデューサーさんと幸せになりたいだけなのに」
春香「プロデューサーさんも、私といるのが一番幸せなのに」
春香「そうですよね、そうだって言ってくださいよ」
P「……お前なんか、一生不幸になればいい」
P「不幸になって、苦しんで苦しんで苦しんで」
P「俺みたいに壊れてしまえばいい」
春香「…プロデューサーはそんなこと言わない」
春香「冗談ですよね、失言ですよね」
P「本気だ」
春香「……ねえ、どうして?」
春香「どうしてわかってくれないんですか」
春香「わたしはこんなに好きなのに」
P「……そんなの決まってるだろ」
P「嫌いなんだよ、天海春香のことが。この世のどの生き物よりも」
春香「あ、あ、あ、あ、」
春香「あああああああああああああっ!!」
春香「私の事を好きにならないプロデューサーなんか」
春香「この世にいる資格なんてない、与えない……!」
スラッ
P「……そんなナイフで俺を脅す気か?」
春香「……」
P「悪いが、俺はそんなもんでお前を好きになったりしない」
P「俺は変わらずお前が──」
ドスッ
P「き、らいだ……」
春香「だったら、……死んでください」
あらまぁ…
春香「プロデューサーさーん、居たいですかあ?」
春香「これが、私の心の痛みですよ?」
P「……ぐ」
P「へへ、ありがとう」
春香「!?」
P「これでやっと、アイツらのところにいける」
P「……自殺するのはイヤなんでね」
春香「……何をいってるんですか?」
春香「私も、すぐにプロデューサーを追いかけますよ」
P「残念だけど、行き先がちがう」
P「俺は天国。お前は地獄」
P「あの世でお前と会うことはないな」
最後の最後でPさんかっけえ
春香「……だったら、プロデューサーが死んだ後に」
春香「持って帰ります」
P「バカ、なんのためにこんな場所えらんだと思うんだ」
P「このままおれは飛び降りる」
P「それで、俺は死ぬ」
P「まあ、この傷のせいでよろけて落ちるから」
P「自殺にはならない」
P「仮にお前が後から飛び込んでも」
P「最後に同じ場所に流れ着くかはわからない」
P「つまり」
P「お前の手は、俺には届かない」
P「俺は、お前のものにならん」
P「けど、俺を愛してくれたお前にせめてもの敬意だ」
P「最期の証人にしてやるよ」
P「……」
P「……こういう時なんていえばいいんだっけ」
P「ああ」
フラッ
P「 ざ ま あ み ろ 」
バシャーン
春香「………」
春香「……」
春香「ふふふ、プロデューサーさん♪」
春香「絶対、捕まえてやる」
春香「絶対、地獄に引きずり込んでやる」
春香「わたしと、ハッピーエンドになるまで」
春香「みとめない、みとめない、みとめない」
春香「いま、いきますね……」
春香「プロデューサーさんっ」
フラッ
グチャァッ
いつもの貼っときますね
http://viploader.net/jiko/src/vljiko082241.jpg
非常に熱い展開
P(…………千早、美希もうすぐそっちいけそうだ)
P(うまい具合に苦しいし、血も流れてる)
P(………)
P(真、お前の罪はれるといいな)
P(俺の携帯は家にあるから)
P(通話記録で、春香がやったってばれると思う)
P(…………)
P(あー……)
P(なんだろう、海の中なのにあったかい気がする)
P(………)
P「 」
春香「見ぃぃつけたぁぁぁぁ♪」
P(……)
P(ここは……)
P(…………そっか、そういうことか)
P(……こういう時なんていえばいいんだっけ)
P(ああ)
P(場違いかもしれんが……)
P「ただいま」
千早「お帰りなさい、プロデューサー」
美希「ハニー、おかえりなの!」
完
ちなみに、Pはバシャーンで春香さんがグチャァッなのでプロデューサーさん大勝利ってことで
乙
しかし響のオウ助だけがちょっと疑問に残った
>>937
ああ、ごめん。
書くの忘れてた。
アレは春香さんが誘拐して言葉教え込んで、Pのところに置いた
でもって、響の所に向かわせてその間にツルハシ盗んで家具の位置を変えたって事にしておいて
つーか、前スレから付き合ってくれたひとは本当にありがとう
もちろん、このスレからの人もありがとう。初めてここまで長いのかいたけど楽しかった。
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