Ｐ「………ってことがあったんだよおもしろいだろ？」

やよい「え？あ、あのー？」

春香「スピード印刷ってあれですよね！ちょっと高いんですよね！」

Ｐ「そうそう、後印刷頼んだらネガとかついてきたりな」

春香「あ、私あれ大好きでした！今でも家探したら出てきちゃいそうです！」

やよい「…………」

Ｐ「後はフィルムケースとかな よくあれに野球板のボールとか入れてたなー」

春香「あれって小物いれるのに丁度いいんですよね 開ける時の音も心地良いし」

やよい「あ、あのー」

Ｐ「ん？なんだ？やよいも何か入れてたのか？」

春香「やよいなら家事とかもやってるから結構役立ってたんじゃない？」

やよい「い、いやさっきから二人が何の事話してるのかさっぱりわかんないかなーって思って…………」

Ｐ春香「………………え？」

Ｐ「そっかやよいってデジタル世代だからな……………」

春香「わかんなくても無理ないですよね………私でさえちょっと記憶があやふやですもん………」

やよい「え？え？」

春香「プロデューサーさん さっき古い曲とか言っちゃってすいませんでした…………今なら気持ちがわかります……」

Ｐ「いや、気にしなくていいよ………俺なんておっさんなんだから………」

春香「じゃあ私はおばさんですね………」

やよい「な、何だかごめんなさい………」

Ｐ「いや やよいは悪くないよ…………悪いのは時間なんだよ………」

春香「そうですよね………時間さえ………時間さえ無ければ！」

やよい「うっうー……………で、でもわたしがたまたま知らなかっただけかも！」

春香「………そっか、カメラなんて大人が使うのものだし」

Ｐ「まだ子ども世代に浸透してたものであれば…………！」

春香「じゃあ行くよ！やよい」

やよい「はいっ！」

春香「オッハー！！！！！」

やよい「………………？」

春香「オ、オッハー！！！！！！」

やよい「ご、ごめんなさい…………」

春香「グフゥ！」

Ｐ「春香！」

やよい「だ、大丈夫ですか？」

春香「だ、大丈夫だよやよい………」

Ｐ「しかしオッハーがわからんのか…………」

春香「夏休みかお正月にドラマやってませんでしたっけあれ……………」

Ｐ「しかも流行語大賞だったような気もしなくもないし………」

Ｐ春香「フフフフフフフ」

やよい「うー…………」

やよい「…………あっドラえもんの最初の曲なら知ってますよ！」

Ｐ「お？本当か！」

春香「これならいけそうです！じゃあ行くよやよい！」

やよい「はい！」

春香「そーらを自由に とーびたーいなー ハイッ！」

やよい「………………？」

春香「ゲハァッ！」

Ｐ「ああっ！春香の体が回転しながら事務所の机に当たった！」

やよい「だ、大丈夫ですかー？」

春香「た、多分」

Ｐ「もうやめるんだ春香！これ以上は自分の心を痛めつけるだけだぞ！」

春香「だ、大丈夫ですよ プロデューサー」

Ｐ「ちなみにやよいが覚えてるドラえもんの曲って？」

やよい「心の中 いーつもいつも描いてるー♪」

春香「新ドラか………」

Ｐ「惜しかったな………」

ガチャ

亜美「たっだいまー」

真美「今日もつかれたよ」

やよい「おかえり 亜美 真美」

春香「……………プロデューサーさん」

Ｐ「この二人なら………」

亜美「ん？どうしたの？」

Ｐ「実はな…………」

亜美「あーなるほどー」

真美「それはちょっとショックだね」

やよい「でもでも 私小ちゃい頃あんまりテレビ見てなかった気がするし…………」

Ｐ「というわけでお前らにはこれだ」

春香(！ 通信ケーブル これならGBAが好きな二人ならわかるはず！勝った！)

やよい(春香さん目がちょっと怖いかなーって)

亜美「ん？これは…………」

Ｐ(ちっちゃい頃はずっと他人にかしてたこの線！何回捨てようかと思ったことか！でもとっておいてよかったぜ)

真美「何これ？」

Ｐ春香「ハァァァァァァァァッ！？」

Ｐ「おいお前ら好きなものはGBAって言ってたよな！」

亜美「うん 亜美たちが最初に買ってもらったゲーム機だしね」

春香「じゃあ二人で通信とかしなかったの！？」

真美「もちろんしたよポケモンいっぱい交換したよね亜美？」

亜美「うんうんしたした ゲンガーちょー強かったよねー」

Ｐ「じゃあなんで通信ケーブル知らねえんだよ！」

亜美「？ 通信交換ならワイヤレスでしたよ？」

Ｐ「ワイヤレス機能がついたのはDSからだr………………あぁ」

春香「ど、どういうことですか？プロデューサーさん」

Ｐ「ワイヤレス通信アダプターだ…………」

春香「な、なんですかそれ………」

Ｐ「確かFR・RGが発売した時に出たと思う 俺の友達を奪って行った憎い奴だよ…………」

春香「そんなものが………憎むべきは任天堂ですね………」

やよい「あ、あのー」

Ｐ「ん？なんだやよい？」

亜美「亜美たちもう帰らないと……」

Ｐ「あぁ………そうだったな………気をつけて………」

真美「ごめんね 兄ちゃん はるるん」

春香「気にしなくていいよ悪いのは時間なんだから………」

Ｐ「時が止まればいいのにな…………ザ・ワールド………」

やよい「じゃ、じゃあまた明日」

真美「元気出してね 兄ちゃん はるるん」

バタン

Ｐ「…………そろそろ俺たちも帰るか」

春香「……………そうですね」

Ｐ「気晴らしに小鳥さんと飲みに行ってくるか 春香も元気だせよ」

春香「………プロデューサーさん」

Ｐ「ん？何だ？」

春香「私、このままずっと765プロにいたい 時が止まっちゃえばいいのにって思ってたんです」

Ｐ「……………」

春香「でもそれって無理なんですよね 今日の事でわかりました いつかこんな楽しい日々にも終わりが来ちゃうんだって」

Ｐ「……………」

春香「すいません 今日は色々と じゃあ私帰ります また明日！」

Ｐ「終わりではないさ」

Ｐ「世界は変わっていく それは誰にも止められないことだ」

Ｐ「子どもが大人になるようにな」

Ｐ「でも春香の言う終わるっていうのは変わるのとは違うんじゃいないか？」

春香「どういうことですか？」

Ｐ「終わるっていうのは先がないことだと俺は思う」

Ｐ「春香は765プロの皆の記憶をアイドルやめたら無くすのか？」

春香「そんなわけないじゃないですか！」

Ｐ「だろ？ゲームとかでもシリーズが終わるとか言うけど本当の意味では終わってないと思うんだ」

Ｐ「そのゲームがやったひとの

途中送信しちゃったし変にいい話にしようとしたら詰んだからオチだけ書いて落とす