P「小鳥さんが居酒屋底辺チェーン店から一人で出て来て引いた」 (41)

P「少しでも小鳥さんでもいいなと思った自分が恥ずかしい」

小鳥「う…うっ」フラッ

P「……」

小鳥「あ、あぁ…すいません。飲み過ぎてしまって…大丈夫ですよ」

P「……」

小鳥「…軽蔑しないでください」

P「……」スッ

小鳥「あ、ワンカップ…買ってくれたんですか?」

P「ええ…」

P「ドゥ底辺な音無さん」

小鳥「ピヨオォッッ…!!」

P「ウコンの力なんて渡しませんよ」

小鳥「ピヨオォッッエェッ…」

P「あ…」

小鳥「…くぴっ」

P「音無さん…」

小鳥「触らないで…」

P「っ……」

小鳥「介抱する気もないくせに…」

小鳥「心の中では笑ってるんでしょ!惨めだなープゲラなんて…」グスッグスッ

P「く…」

P「(周りの視線が…)」

小鳥「…は、離して」

P「だぁまらっしゃい!!」

小鳥「(あ…お姫様抱っこ♪)」

P「ふぅ…」

小鳥「ぷ、プロリューサーしゃん」

P「はは、呂律が回ってないですよ」

小鳥「ご迷惑おかけしました…」

P「いえ、俺が悪いんです…和〇より笑〇は格上かと思っていた自分が」

小鳥「〇笑に行ってたんですか?」

P「…はい。しかも…あのワンカップは自分で飲む為だったん…」

小鳥「…プロデューサーさん。泣かないで」

P「な、泣いてないもん!」

小鳥「一緒に飲みましょう?底辺同士」

P「音無さん…」

小鳥「ワンカップも二人で飲むと違いますよ」

小鳥「一人で飲むと哀愁漂いますけど…」

P「…そう、ですね。飲みましょう」

小鳥「どうぞ。上がってください」

P「あ、いいんですか…」

小鳥「いいもなにも、もう電車ないです」

P「あ、そうか…」

小鳥「はい。簡単なものですけど」

P「おいしそうですね」

小鳥「笑〇のサラダより美味しいと思いますよ」

P「もういいじゃないですか…」

小鳥「冗談ですって。ふふふっ」

P「……」

小鳥「あ、それともがっつり食べたいですか?作りますよ」

P「(いい女房じゃないか…)」

P「いえ、飲みましょう」

小鳥「はい。じゃあ…乾杯」

P「うぃ」

小鳥「けど、ビックリしました」

P「何がです?」

小鳥「ほら…お姫様抱っこしてくれたじゃないですか」

P「い、いや…何かね。とっさにしてしまった」

小鳥「重くありませんでした?」

P「けっこう…」

小鳥「ピヨオォッッ」

P「いや、軽かったです。じゃなきゃあんな走れませんよ」

小鳥「はぁ…よかった」

P「くぁ…」

小鳥「二人で飲むと早いですね」

P「ええ…本当に」

小鳥「眠そう」

P「音無さんも目がとろんとしてますね」

小鳥「そ、そろそろ…寝ましょうか」

P「…そうですね」

小鳥「……」

P「……」

P&小鳥「(なんだろう…緊張する)」

P「……」

P「いい匂いだ…」

P「(流石に今日は飲み過ぎたな…ゆっくり寝れそうだ…)」ウツラウツラ

P「……Zzz」

ガラッ

小鳥「失礼しまーす…」

小鳥「…寝ちゃったみたい」

小鳥「今日は…ありがとうございました。ゆっくり休んでくださいね」

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