照「育てて、ニューゲーム」(261)

照「なぁ、菫」

菫「なんだいきなり」

照「私今日から部活休むね」

菫「……は?」

照「じゃ、伝えたからよろしく」

菫「………」

菫「はぁー?」


照「今度こそ、今度こそ咲を育て上げてみせる」ブツブツ

照「まってて、咲」ブツブツ

淡「……?なにつぶやいてるんだろ……」


前スレ
照「「咲-saki-育成ゲーム」……だと……?」
照「「咲-saki-育成ゲーム」……だと……?」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341471799/)

とりあえずおいておく

どうせ安価だし即興なんや……

照「ふふ、まだ諦めない」

照「前回失敗したのはきっと、初めてだったから」

照「でも、今度こそは大丈夫……」

照「まってて、咲」

照「さ、起動してしまおう」

照「この前はいきなり引きずりこまれたからびっくりしたけど……」

透華『二週目もクリアしたのですね』

一『どうだったかな?こうやってゲームの中に入る気分は』

照「どうにもこうにも、説明は欲しかったがな」

一『あははっ、たしかに説明不足だったかも知れないけど、説明書には書いてあるよ?』

照「えっ……」

照(あれ?なんで会話できてるの?ただのプログラムじゃ……)

一『細かいことは気にしないの』

照「は、はい……」

一『ボクからのヒントだよ。最初ので大きく分岐するから気をつけてね』

照「ふむ、じゃあ早速始めるか」

一『うん、頑張ってねー』

照「可愛いSDキャラが表示されていたけど、そのキャラと意思疎通ができるのか……」

照「文明開化ってすごい」

照「さて、早速どこから始めるかなやんでしまう」

どうする??
>>25
1.ニューゲーム
2.プリン買うところ

照「やはり、ニューゲームだろう」

照「えーと……前回はいつ気を失ったんだっけ……」

照「……」

照「まずい、覚えてない」


照「……ええい、なんとでもなれ!」ッターン


幼咲「お姉ちゃん、起きて!お姉ちゃん!」

照(あぁ、もう既にアウトか……)

照(さて、どうしようか)

1.起きる
2.寝たふり

>>35

起きる

照「あぁ、おはよう……」

照(多分、次の言葉は……)

幼咲「今日は景色の綺麗な丘にいくんだよね!?」

照(やはり……)

照「あぁ、ここから距離もある、早く出ないとダメだな」

幼咲「準備オーケー!」フンス

照「あはは……私がまだできてないぞ」

幼咲「はやくー」

照「はいはい」

なんで寝たふりして咲のキッスを待たないんだ・・・

照(このころの私、なんて格好してるんだ……)

照(あーはずかし)イソイソ

照(でもまぁ、準備はし易くて助かるな)

照「よし、じゃあいこうか」

幼咲「はーい」

照「ここから結構あるからな、疲れたらいうんだぞ?」

幼咲「うん」

幼咲「お姉ちゃん」

照「ん、なんだい?」

幼咲「ううん、なんでもなーい」

照「なんだなんだ、このこのー」クリクリ

幼咲「ひゃー頭がー」

照「ふふっ」

>>38
寝たらプリン

>>41どうしてもキッスがみたいんや・・
昨日も懇願したのになぁ(´;ω;`)

>>42

  _  _   _  _   _
                        ||?lノ?/ |?| /?/  /?/
                        ||   /  |  |./  〈_/  〈_
             ,、,、,、           ||   \  |  |.?/  /?/  /
              _从 : : : :从_      ||  「ヽ ヽ,.|  | /  /  /  /
              _≫: : : : : :≪_     ||_j. ',_j |_|./_/  /_/
              ≧ : : ‐‐: : ≦      ?   ?  ? ?   ?
            /ジ⌒V゛⌒ヽ,:\                  __,r?、
.         /: : |,トv(_ ,_)ハノ) |: : \,r?'⌒⌒⌒ヽ,      ノ⌒: : : : : : : \
.         ,(: : : : :j》,苙.||r苙,《 !: : :.)': : : : : : : : : : : : )、   r': :,ニミ彡、: : : : : :ヽ
        从: : : : 八r-、|レ‐、ノ {: :Y´: : : : : ;ノハソ: : : : ハ   |: :l{ ハ .ハ、`(: : : : : : ),
        从 : : : : l{   ^^    }! ,(: : :.)¨,ニ、 `,ニ、`(: : :.:)  |: :j/,_| |.ィr=r\ : : : : ), _,z‐≪?`ー-こ_
       从: : : : 八  ,=ニ=、 .八{ : : 「Y   V/   Y.),: :八_j: :j} ].| ` ¨^'く( : : : : },≫: : : : : : : : : : : : ≧,_
       ),: : : : 从ノ>、 _ , イリj{: : : :{ |.r赱| |r赱 | }: : : :) ノ : :{V^-?V^´j}: : : : :)': : : : : : : : : : : : : : : ≪
       _≫'三?\辷竺彡仆): : : :| ⌒ ,r‐┐⌒ |: : : ,(三从∧ 'ニ´   从 : : ノ: : : : : : : : : : : : : : : :: : ヽ,
 \\rく三ヽ,?\ \\ ?⌒Y) : : :ミ ニ_`エ´_ニ l: : :.{?`} } }く>、_ , イ〕 : : ,( : : : : : :__人_ ノ从乂: : : : :.),

   `Y⌒'く.三\  \ \\ _ j从: : :.\_   _/リ: :从 ⌒`'<_\   ノイ: :从 : : : : : : :》rt-《  rtッ《 : : : :《
    |    {\三\  \)^Y 〉〉〉ノ ) : : :ノ  ?  j乂: : :)) 、、、 Vヽ`=rr≪イ: : : : : : : :レ'⌒ヾ   l|: : : : :.',
    |  .八. \三ヽ, 人 ノ^^^〉ム_,:_ノ     // トrイ⌒`'〉,〉〉 〉 \.|.| 川): : : : : : :.:{    `´   ;:! : : : : :㍉
   ,イ^Y'´ : :\_〉三人   : :/二二f|      //二二||   `く/≫==┴彡'(: : : : : : : : ハ、 ゛こ.'  /从: : : : : : \
 /イ〕  : : : : ⌒>'´   : :,イ二ニ二{{     .//ニニ二||      ´\?=彡仆、: : : : : : :リ|.\ _/彡ハ》、:_: : : : : :)、
./ 〔彡': :`ー彡イ   : :/ ||二ニ二j{{    //二二二リィ        ヽ,二二rヘ\: : : : rヘ込竺彡人 /  ??`7 }

ママン・・・キッスの世界に入れられそうだお・・・

幼咲「わぁー…きれー!!」

照「この景色を、咲に見せておきたかったんだ」

幼咲「こんなにお花が沢山あるなんてすごい!」

照(こう見ると、咲もこの中で咲いている一輪のようだな……可愛い)

照「こうやって咲いている花のことを嶺上開花と呼ぶそうだ」

幼咲「リンシャンカイホー?」

照「麻雀の役の名前だよ」

照「こうやって山の頂上で咲くって意味なんだ」

幼咲「へぇぇ……咲く、かぁ」

照「ん?」

幼咲「咲くって、私の名前と同じだね!」

照「あぁ、そうだな……」

照「森林限界を超えた高い山の上、そこに花が咲くこともあるんだ……だからおまえもその花々のように……」

照「強く……なるんだ」

照「強く……なるんだ」

・・・フラグですやん

幼咲「……うん!」

照(あれ…思った言葉が出てこなかった……)

照「空気も美味しいだろう?」

幼咲「うん、またここに来たいな……」

照「また、機会があればな」

幼咲「うんっ」


照(……場面が、切り替わって)

咲「お姉ちゃん、私頑張るよ」

ーーーーー
ーー

照「はっ……」

照「くぅ……この感覚には慣れないな……」

咲「あ、お姉ちゃんおはよう」

照「あぁ、おはよう」

照(いまは……もう中学生かもう一つのルートとえらい違いだな)

ドラマでもあったな。
堂本剛がでてた君といた未来のためにってやつだっけか。

照「入る部活とかは、決めたか?」

照(ここで入れとかないと、現実と同等のが出来上がる気がする……
いくら私が東京にいないといえども、捻くれたまま成長させるわけにはいかんな)

咲「うーん…まだ迷ってて……帰宅部でもいいんだよね」

照「ふむ……」

>>65
1.誘う
2.誘わない

1

敢えて乗ろう 1で

むしろプラマイ0継続のほうが・・・ 変わんないか行き着く咲は

照「それなら、麻雀部に入るのもいいんじゃないか?」

咲「え、麻雀かぁ……」

照「いつも家族でやってるんだ、咲だってそれなりに強いと思う」

咲「お姉ちゃんが、そこまで言うなら……」

照「あぁ、入学式の日にも部活があるから、その時にきてくれ」

咲「はぁい」

照(あの時と同じ展開なら、咲はプラマイ0を完璧にこなしてくる……)

照(どうしたものか)

照「どうだ、新しい学校は」

咲「半分くらい小学校でみてた顔だから新鮮味がないよぉ…」

咲「あ、でも須賀くんって人は今日初めて会ったよ…○○小学校だったんだってー」

照「へぇ、新しい友達もできたのか……」

照「さて、ここが部室」

咲「ドキドキ」


照「みんな、新入部員を紹介する」

照「私の妹で一年の、宮永咲だ」

咲「よろしくお願いします」

「よろしくねー」

照「部員は少ないけれど、なんとか頑張って大会上位は取りたいな」

「そうですねー……」

照「よし、聞きたいこととかあるだろうが、早速練習だ」

「はいー」

魔王再臨か・・・

照「ふぅ……これで、咲が入部か……」

照「先が思いやられる……」

照「ん、そういえばこの後って……」グニャリ

照(あぁ…やっぱり、かぁ)


照「……ん、湯気…?」

照(これはッ!?)

照(いや、落ち着け私……)

照「調子はどう?」

咲「みんな強くて、麻雀打つのがたのしいよ…もっと打ちたいくらい」

照「そうか、なら明日はお姉ちゃんと打とうか」

咲「ほんと!?」

照「あぁ、私も咲と打ってみたい」

照(……はぁ)

翌日
照「よし、さっそく打つか」

咲「お願いします」

「お願いします!」

照(さてさて……この配牌は……ここは乱数ではなくて、きちんとレールが敷かれているんだな)

照(このレールから脱線できるのか、試してみる価値はあるか)

>>90
1.試す
2.試さない

1

(アカン・・・)

照(南二局目…3巡目にして満貫聴牌……)

照(ここで高い手に変えようとしたらどうなる?)トンッ

照「……」

照(よし…裏が乗れば倍満手、ツモでもラスを飛ばせるな)トンッ

咲「ロン、1000点」

照「……」チャリ

照(……やはり、そううまくはいかないか)

A「えっと……3000、6000の一本場は3100、6100……」

照:38700⇒35600
A:6400⇒18700
咲:30600⇒24500
b:24300⇒21200

照(ふむ……)

照(これで咲は5100~6000の得点を狙ってくるな、つまり40符3翻……)

照「……」

南三局目一本場ね、↑の

照(オーラス、私が和了できないような配牌かな…これは、だが)

照(できた……七対子聴牌……!)

照「リーチ!」

咲「……」ピクッ

照(この場にリーチ棒が出れば、4100~5000点、狙う手も変わってくるはず……)

咲「……」カチッ

咲「カン」

照「な…」

咲「ツモ、嶺上開花…1200、2300」

照(さすがに、プログラムには勝てないな……)

照「ふぅ……私が一位か」

照「すごいじゃないか、嶺上開花なんて」

咲「えへへ、お姉ちゃんに比べたらまだまだだよ」

照「だけど、嶺上開花は珍しい役なんだ」

咲「偶然だよぉ~」

照「……よし、もう一回やるか」

咲「うん!」

照(はぁ……だめだ……飛ばそうとしたら流され、またプラマイ0だ)

照(さてと……)

照(咎める必要があるのかはわからない……な)

照「咲は、二連続でプラマイ0なのか」

咲「偶然だよ~」

照(あぁ…めんどくさい)

>>107
1.咎める
2.気づいてはいるが、無視する

これは・・

照「そうだな、まぁそんな時も私にはあるからな」

咲「……」ホッ

照「よし、もうこんな時間だし解散しようか」

一同「はい!」

ーーーーー
ーー

照「そういえば、そろそろ春季大会もあるんだ」

咲「麻雀にも大会ってあるんだ……」

照「有名な競技だからね」

咲「へぇー」

照「地区予選、全国大会と結構試合数もあるんだよ」

咲「そうなんだ……」

照「そうだな、咲もレギュラーにするか?」

咲「ええっ…でも……先輩たちに悪いよう……」

照「お前の安定した打牌、みんな信用してるんだ」

照「だから……お前に大将を任せたい」

咲「えっ……」

照「頼んだぞ」

咲「う、うん……」

照「まぁ、春季大会は練習みたいなものなんだ」

照「気張らずにいけばいいさ」

咲「う、うん……」

照(さて、これでどうなるか……)

照「じゃあ、もう時間がアレだし、寝ようか」

咲「うん」

咲「おやすみなさい」

照「おやすみ」

照(………)

照「ふぅ……」

照(……大会二週間前までとんだか)

照「おはよう」

咲「おはよう、最近早く起きるね」

照「さすがに大会前に怠けているわけにはいかない」

咲「あはは……」

照(カレンダーにオーダー発表とかでかでかと書いてあるし……)

咲「今日オーダー発表なんだよね?」

照「あぁ、お前はちゃんと大将だ」

咲「えー、ほんとにぃー?」

照「ほんとのほんと、変更はない」

咲「そんなー」

公式戦の記録がプラマイ0で埋め尽くされてまう

照「今度の春季大会のオーダー発表をする」

照「先鋒は、宮永照…私だ
次峰にA、中堅Bで副将にCだ」

照「そして、大将に……」

照(ほんとに、いいのだろうか?)

>>127
1.宮永咲、大将任せたぞ
2.D、お前が大将だ

2

照「D……頼んだ」

咲「……!?」

D「はい、わかりました!」

照(これでいいんだ、これで……)

咲「……私、帰ります」ダッ

照「おい!……練習、始めるぞ」

「えと……いいんですか?」

照「気にしないでいい」

「は、はぁ……」

だれか各高校の百合カップル脱衣麻雀SS書いてくんないかなぁ・・・

>>137
ここで言うなよ……チラッチラッ

照「いいんだ、これで……」

ーーーーー
ーー

照「ただいま、咲」

シーン


照「……いるんだよな…?」


照「……」


照「おかしい……家にいないなんて」

咲はそれから姿を見せなかった。
部活の方は惜しくも春夏、どちらとも全国大会一回戦で敗退するという結末で、それからの三年間は心に穴が空いたような生活だった。
高校は清澄を選び部員も集まっていない麻雀部でただ、待っていた。
そして集まった

久「白糸台にとんでもない一年が入ったらしいわ」

照「へぇ…」

久「先鋒なんだけど地区予選はすべてどこかしらとばしてるらしいわ…名前は確か、咲、宮永咲……あなたの妹かしら?」

照「……」

照(あの時、なんで咲を裏切るようなことをしたんだろうな……あの時裏切らなければ咲はいなくならなかったかもしれない……
あの時にあんなこといった私には姉の資格などない…か……)

照「私には、妹などいない」

BADEND

最後に1選べばいいルートに行くはずだったんだけどなぁ…

透華「あらあら、だらしないですわね」

照「……お前はどっちだ?」

透華「プログラムですわ」

照「そうか」

一「あの時まさかバッドルート選択しちゃうなんてねーびっくりだよ」

一「ちなみに、咎めるを選択すると一気にバッド直行なんだ」

照「あぁ、知ってる……」

透華「まぁ、一応やり直しはききますのよ、どうします?」

>>170
1.最後の選択肢に戻る
2.

照「なんだ、この空白は」

透華「なんでしょうねぇ」

2

咲「なんで……なんで……っ!!」

咲「もう、お姉ちゃんなんて信じられない……」

咲「こんなところにいたくない……もう顔もみたくない……」

咲「……そうだ」

咲「東京で暮らしてるお母さんのところにいこう」

咲「あ、お母さん?私、咲だよ……うん、元気だよ……あのね、お母さんのところに行ってもいいかな……うん、ありがとう」

咲「ここにはもう帰らない……」

咲「さようなら、宮永照」

母「よくきたわね」

咲「うん…久しぶりです」

母「あなたは私の娘なんだからそんな遠慮することはないわよ」

母「で、なにか用があるんでしょう?」

咲「私を、東京の学校に通わせてください」

母「あら……いいわよ」

母「ただし、条件があるわ」

咲「条件……?」

母「そう、中学、高校のインターで一回ずつ優勝できると約束できるなら……ね」

咲「そんな簡単なことでいいんですか?」

母「ええ」

咲「じゃあ、お願いします」

京ちゃん以外は清澄のメンバーは変わってないよね
咲と照が入れ替わってるだけで

>>182そうだねー

母親が白糸台の理事長なので、そのコネで白糸台中学に編入させてもらった。

咲(周りは雑魚ばかりで
最初のインターミドルは手加減なしでやってしまったので簡単に優勝してしまったし)

咲(これからの試合……参加は、控えよう)

咲(目立ちすぎちゃったなぁ…)

インターミドルで優勝してからは、パパラッチが増えた……これは無視してるうちに消えて行ったのだが……

淡「そろそろ口聞いてくれてもいいじゃない」

咲「……」

淡「麻雀部にも顔だしてないしさ、私は同じクラスだからこうやって話しかけれるけど……」

咲「うざったい」

淡「……なっ!?」

咲「寄らないでよ、ハエ」

淡「誰がハエですって!?」

咲「ふん……」

淡「ていうか、始めて喋ったのがそれってひどくない?」

咲「……」

淡「ぶー…まただんまりですかー……」

咲「なに、ハエ?」

淡「だーかーらー、私はハエじゃなくて淡!大星淡!覚えなさいよ」

咲「やだよ」

淡「よーべー!」

咲「…」プイッ

咲「……めんどくさい」

淡「……ごめん」

咲「じゃあどっかいって話しかけないで」

淡「それは無理」

咲「死ね」

淡「やだ」

こんなやり取りを最低でも週に1回はやってたと思う。

咲(……三年経った今でもやってるんだけどね)

淡「はぁ…三年かけてやっとか……麻雀やっぱり強いじゃん咲」

咲「咲って呼ばないでくれる?次鋒さん」

淡「む、エースポジだからって調子に乗って」

咲「言っておくけど、次鋒のあんたに回ってこないから」

淡「え、回してよ!?」

咲「回さないよ、ヘマされて負けたらいやだもん」

淡「ええ……」

淡「あ、私の名前はあんたじゃなくてあわいだから、まちがえないでよ!」

咲「なにいってんの」

淡「三年も経ってるのに覚えないあんたが悪い!」

咲「知らないよそんなの」

淡「ムッカー」

地区大会はとてもつまらないものだった
全部飛ばして終わるだなんて、呆気ない

淡「咲、全国大会の特集」

咲「あっそ」

淡「宮永咲、激戦区の西東京で無双だってさー」

咲「ふーん」

淡「あれ、これ……脅威の和了率、清澄の宮永だってさ」

咲「へー」

淡「苗字おんなじだね」

咲「気持ち悪いなぁ」

淡「姉妹?」

咲「まさか」

咲(まぁいいや、こいつをぶちのめすぐらい、いいよね)ウズウズ

淡「……嬉しそうだね」

咲「そんなことないけど?」

淡「むー……」

咲(ふふっ、復讐の時だよ……お姉ちゃん)

淡「あれ、今笑った」

咲「誰かさんの顔が無様にゆがんでたからね」

淡「なんだとー」

咲「ふふっ」

ということで、咲視点でした

照「……」

透華「どうでした?」

照「泣いていい?」

透華「……」

一「自業自得だよ」

照「……だよなぁ……」

照「……うう>>160の1で……」

一「はいはい」

一「じゃ、いってらっしゃーい」

照「………」

照(はぁ……キツかったな…そして淡は後でシメトコウ)

照「大将は……宮永咲だ、頼んだぞ」

咲「……はい!」

照(プラマイ0の癖、まだ治ってないんだっけなぁ)

照「このメンバーで、インターミドルを目指すぞ」

一同「はい!」

あわあわ何もしてないのになんでしめられんのよ・・・

>>215とばっちり食らうのが淡ちゃんだと思う、準決でもなにかされる雰囲気あるし

照「どうだ、調子は?」

咲「最近は調子いいよ、レギュラーに選んでくれてありがとう」

照「みんな合意の上なんだ、誇っていいんだよ」

咲「うんっ」

照「ふふっ、楽しみだな…大会が」

咲「私も頑張るから!」

照「ふふっ、任せたぞ」

咲「任されました」

ーーーーー
ーー
照「地区予選、大将戦、後半戦、オーラスか……」

照「トップとの差が一万あるか」

C「ご、ごめんなさい……私が稼げなくて……」

照「いや、しょうがないさ」

照(プラマイ0の壁を打ち破れないなら、二位止まりかな…しょうがない)

照(30000払いならすでにプラマイ0圏内だしな)


照「ふぅ……」

「ロン、7700」

照「トップが和了したか……だめだったな」

ABC「はい……」

照「あいつはよく戦った、一年であれだけやれれば今後が楽しみだ」

照「ちょっと、ABCは……」

「わかってますよ」

咲「……」

咲「あの、私のせいで…負けちゃって……ごめんなさい……」

照「負けて、悔しい?」

咲「悔しい…最後に和了がれれば勝ってたのに、手が動かなかった…」

照「悔しいと感じれたなら、だして正解だったな」

咲「え……?」

照「これからは、悔しいと感じないような、後悔のないような試合をしてほしい」

照「全力を出し切るのが試合なんだからな」

咲「私……うん、ごめんねお姉ちゃん」

照「次の、インターミドルは取りにいくからな!」

咲「うん!」

照(これで、プラマイ0をしなくなればいいんだけど……)

照「さ、みんな…帰ろうか」

咲「はい!」


あれから咲は、部活の練習でも頭角を表していた

「はー…咲ちゃんに勝てる気しない……」

咲「え、えっと……」

「いや、今の方が打ってて楽しいから、いいんだけど」

咲「えへへ……」

照「これなら、大将は咲で決まりだな」

咲「え…でも……」

照「今ならやれるでしょ?」

咲「うん……」

ーーーーーー
ーーー

インターミドル、団体戦決勝戦…
全国の中学の王者が残りの半荘二回できまってしまいます!
チャンピオンの称号を手にするのはどの中学か……

咲「いってきます、お姉ちゃん」

照「全力を出すんだぞ」

咲「わかってる」

照(ふふっ、成長したな……咲は)

咲「ツモ…嶺上開花、混一色、三暗刻…ドラ」

咲「4000、8000」



照「咲、成長したな……」

咲「やった…私、やったよ!」

照「あぁ、よく頑張った」

ーーーーー
ーー

咲「お姉ちゃんが卒業なんて……」

照「家にはいるんだ、そんな変わらないだろう」

咲「ううん……全然ちがうよ」

照「あはは……」

咲「お姉ちゃん、ぽっぺただして」

照「ん……?」

照「んー?なんだなんだ……」

咲「今までありがとう」

ちゅっ

ーーーーー
ーー

照「ん…」パチッ

照「あぁ、これで終わりか……」

照「憎らしいフェードアウトの仕方だな…まったく」

照「ふふっ、ほっぺかぁ……」



カン

照「あ、忘れてた」

照「あ、大星?うん、ちょっと私の部屋にきてほしい…じゃ」



淡「なに、いきなり……」

淡「先輩、なんですかー」

照「よくきたな、とりあえず入れ」

淡「は、はぁ…お邪魔します」

照「よーし、じゃあちょっと付き合ってもらうかー」

淡「は、はいぃ…?なににですか」

照「ストレス発散に」

もいっこカン、嶺上開花!

いい感じで〆れたし、いいっしょ!
他に何か見たいもんあるんですか

エロはあかんねや……

乙々
ところで松実姉妹編と愛宕姉妹編はいつですか

>>257
分岐画像見て思いついたネタだからねぇ
玄や絹ちゃんに分岐があれば?

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