照「関西人の特徴でおまんがな」(310)

照(この卓、一人は大阪で、一人は奈良。あとの一人も中学までは奈良か)

照(勝率をあげるために、煽って冷静さを奪うとするか)

照「よろしくお願いしまんがな」

怜「・・・・・・ハァ?」

玄「は?」

煌「まんがな?」

照「ほな、はじめまっかァ」

怜「ちょっと、変な関西弁使うんやめぇや」

照「なんででっかー」

怜「あんた、関西人ちゃうやろ」

照「関西人やなかったら関西弁使ったらあかんのでっかー?」

怜「・・・・・・」

照「関西人はケチでおまんがな」

怜「そのけったいな関西弁止めゆうとんじゃ、ボケェ!!!」

照「えっ」ビク

怜「おい」

照「はい」

怜「お前、儂舐めとんか? お?」

照「いえ」

怜「いえ、ちゃうやろ。舐めとったなぁ?」

照「・・・・・・」

怜「はよ答えんかい、ダボォ!!!」

玄「」

煌「」

照「すいません」

怜「すいませんちゃうわ。なんやねん、あの関西弁」

怜「新人声優にももっと関西弁うまいやつおるやろ? ドル売りしてる声優使うにしても、他にもおったやろ」

怜「特に龍華のイントネーションが気になんねん。話に集中して見られんやろ、ボケェ!!」

照「すいません」

怜「豊崎とかは千歳の関西弁気にならんし、寿は出身関西やろ? そういうの使わんかい!!」

照「すいません」

怜「高校生やりながら声優っていうのはまあえぇわ」

怜「でもな、専門とかでキチンとした指導受けてないなら、自分のできる役以外うけんな!!」

怜「関西弁上手なってから、こういう役は受けんか、ボケェ!!」

照「すいません」

怜「ふぅ・・・・・・ほな、はじめよか」

照「はい」

玄「よ、よろしくお願いします」

煌「よろしくお願いしまんがな」

怜「・・・・・・ハァ?」

怜「ま、まあええわ」ブルブル

煌(全国一位と二位を同時に相手にするのは骨)

煌「ほな、始めまひょ」

煌(この方から冷静さを奪う作戦。私が引き受けましょう)

照「まひょまひょ」

玄(皆関西弁? 私も関西弁にしたほうがいいのかな?)

怜「あー。あかんわ。これはあかん」

怜「あーあ。あーあーあー」

怜「はぁあ。ふぅう」

怜「・・・・・・はじめよ」

玄「そうでんな。はじめまっかー」

怜「・・・・・・」プルプル

照「ロンでおまんがな。怜はん、3900くれまっかー」

煌「照はん。儲かってまっかー?」

照「ぼちぼちでんなー」

怜「」プルプル

↓なんやのコピペ

照「ロン。怜はん、12000くれまっかー」

怜「」プルプル

照「はよくれまっかー」

煌「出し渋りしなさんなや」

玄「せやせや」

照「中々出さんな。でもしゃーないか。ケチなんは」

照玄煌「関西人の特徴でおまんがな」

怜「」ブチッ

怜「誰がケチじゃボケェ!!! 今出すわ!!! 急かすなダボゴラァ!!」

煌「気が短い人でんがな」

照「しょうがないやん。気が短いんは」

照玄煌「関西人の特徴でおまんがな」

怜「あーあーあー。あーあーあーあーあーあーあー!!!」

玄(あ、あれ? ど、どうしたんだろ?)

煌(え・・・・・・)

照(やり過ぎた?)

怜「よし!!! 落ち着け!!! 大丈夫!!!」

照「じゃあ、再開しま・・・・・・すよ」

客「なんやコレ」 (何ですかこれは)
商「なんやと!」 (何を言っているんだ!)
客「『なんやと』ぉ!?」 (「何を言っているんだ!」だっ て!?)
商「なんや!?」 (何か言いたい事でもあるの か!?)
客「なんや!?」 (何でそんなに怒るんだ!?)
商「なんや!?」 (何だやる気か!?)
他「なんや」 (何事だ)
他「なんやなんや」 (何が起きたのだろう)
他「なんやケンカやて」 (何だかケンカだそうだ)
他「なんや」 (なんだそうだったのか)
客「なあんやあ」 (※威嚇の声)
商「ねえあんやあ」 (※威嚇の声)
警「もうなんやなんや」 (まぁいい加減にしなさい)
警「なんや?なんやねん」 (何 があったんだ?)
商「なあーやねん!」 (何で関係ない人間が入ってくるん だ!)
警「なんやねんてなんや!」 (関 係ないとは何だ!)
商「なんや!」 (お前もやる気か!)
客「なんやーーーーー!」 (※ 怒りを爆発させた声)

怜「それ、ポオオオオオンンンン!!!!!」

怜「それも、ポオオオオオンンンン!!!!!」

怜「はい、ツモオオオオオオオオ!!!!!」

怜「8000オオオオーーーゥル!!!!」

照(あれ? なんか一巡先以上見えてね?)

アニメですばらが「ポン!」って言う度になんかもやもやする
もうちょっと綺麗に「ポン!」と言えないのかと

玄(この人、前戦った人と別人じゃないの・・・・・・?)

玄「あなた・・・・・・誰?」

怜「とっくにご存知なんやろ?」

怜「普段は温厚な関西人が、激しい怒りによって覚醒した姿」

怜「スーパー関西人や!!!」

照「」

煌「」

玄(あれ? あの二人ぽかーんとしてる。伝わらなかったのかな?)

玄「い、今のはドラゴンボールの孫悟空がスーパーサイヤ人に」

怜「止め!!! なに解説はじめとんじゃボケェ」

怜「スーパー関西人になった儂は、もう今までの病弱少女やあらへん。一巡先なんてケチ臭いことせんと全部見たるわ」

照「え?」

怜「ふん。驚いたか? でも、嘘やない。予言しといたるわ。この局、六巡目に儂がツモる」

照「いや、そうじゃなくて。誰が病弱?」

怜「儂や」

照「え?」

煌「え?」

玄「え?」

怜「ん? あれ?」

玄(この子、全然病弱じゃなかったのに、何言ってるんだろ? ひょっとしてギャグ、なのかな?)

玄(でも)チラ

照「」

煌「」

玄(伝わってないみたい。・・・・・・よし、ここは同じ関西人として、私が今のがギャグだったって教えてあげよう)

玄「つまらないギャグを繰り返すのは関西人の特徴でおまんがな」

怜「・・・・・・は?」

照(こいつ、マジか!?)

煌(こ、ここまできてまだ煽るの!?)

怜「」

怜「」

怜「」プチッ

アナ「な、なんと、阿知賀女子が先鋒戦で飛んでしまったあああ!!」

アナ「これで決勝進出は千里山と白糸台に決定です!」



龍華「怜、お疲れ様」

怜「おお、龍華」

龍華「いやー。それにしてもすごかったなー、怜。白糸台抑えて一位通過なんて、夢にも思わんかったわー」

怜「」

龍華「怜?」

怜「お前、イントネーションおかしないか?」

龍華「何ゆうてんねん。あたしはネイティブやで、ネイティブ」

怜「いやいや、おかしいおかしい。は? え? なに? おちょくってんの?」

龍華「え? あたしの発音おかしないやろ」

怜「ハァ!!??」

龍華「」

怜「関西人舐めんなボケェ!!」

怜「お前のイントネーションが一番気ィ散んねん!!!!」

怜「いや、夏待の青はよかったよ? でもな、それとこれとは別やねん」

怜「合う役やれや。できる役やれや!」

怜「さっき、豊崎とか使えゆうたやろ? でもな、めだかちゃんは豊崎ちゃうねん」

怜「小清水とか日笠とか、そういうの待っとってん」

怜「超絶上手なくてええねん。でも違和感がある奴は使わんといて欲しいねん!!!」

龍華「」

怜「悪い、ちょっと頭冷やしてくるわ」

冷「ふぅ、よし頭冷えた」

怜「冷静にいこ、冷静に」

怜「えーと、決勝で当たるんは白糸台と・・・・・・清澄と姫松か」

怜「お! 姫松って大阪やん!」

怜「これは、楽しくなりそうや」

洋榎「結構緊張するなぁ」

洋榎(この緊張は決勝やからか、慣れん先鋒やからか)

洋榎(千里山の先鋒は脅威やからな。漫には宮永照すら勝たれんかった千里山の相手は荷が重い)

洋榎(飛ばされんためには1番強いのが先鋒に来るしかない)

洋榎(どうやら清澄も、大将を先鋒に持ってきたようやな)

咲「うぅ。お姉ちゃんとの直接対決は個人戦だと思ってたのに・・・・・・」

照(決勝は、宮永vs大阪か・・・・・・。いや、宮永vs宮永か)

照(千里山対策は出来ているし、姫松の中堅は脅威ではない)

照(しかし、千里山は本当に病弱だったのか。しかも、二巡先を見ることすら困難な程とは)

照(奴は間違いなく無理をしている! また煽って未来を見させれば、勝手に倒れるはず!!)

照(そうすれば、あとは咲。咲を倒して、インターハイ三連覇! レジェンドは私が作る!)

怜「ほな、行ってくるわ」

龍華「」カキカキ

龍華『頑張ってな!!』

怜「あんたは、エイスリンか」

龍華『喋ったら怜怒るし・・・・・・』

怜「喋ったらやない。関西弁馬鹿にしたらや」

龍華「」

怜「ほな、ホンマに行ってくるわ」

咲(お姉ちゃんと戦える・・・・・・)

咲()ゾクゾク

咲(こんなに嬉しいことはないよ!)

咲(さっきはチョット弱気になってたけど、この麻雀を楽しもう!)

咲(お姉ちゃん・・・・・・)

咲(舐めプなら任せてよ!!)

江口先輩の関西弁が許されてるのは何でですかねぇ・・・

怜「よろしくお願いします」

洋榎「よろしくお願いします」

宮永「「よろしくお願いしまんがな」」

怜「・・・・・・あぁあ?」

宮永「「聞こえんかったでっか? よろしくお願いし・ま・ん・が・な」」

洋榎「な、なんやこれ?」

怜「・・・・・・チッ」

怜「まあ、ええわ。はじめよか」

咲「すぐ舌打ちすんのは、関西人の特徴でおまんがな」

怜「あ?」

洋榎「ななな仲良うしよーや。な、な」

怜「あ? お前、こんな関西弁馬鹿にする奴らと仲良う出来んのけ?」

洋榎「そら、馬鹿にすんのはあかんけど、折角の決勝やねんから楽しくやろうや」

怜「日和っとんちゃうぞ、ボケェ!!!」

洋榎「な、なんやねん」

怜「なんやねんちゃうやろダボォ!!」

怜「宮永潰すんは後や。まずお前からや」

怜「ロン」
怜「ツモ」
怜「ロン」
怜「ツモ」

照(あ、やべ)

怜「ロン」
咲「カン、嶺上開花」
怜「ツモ」
咲「カン、嶺上開花」

洋榎(あ、あかん)

怜「ロン」
咲「カン、嶺上開花」

照(あ、そういえばレジェンドって敗退フラグだっけ)

怜「ロン」
咲「カン、嶺上開花」

洋榎「・・・・・・グスッ」

照「だ、大丈夫か?」

洋榎「だ、大丈夫や」グスッ

照「でも・・・・・・」

洋榎「堪忍したってな」

照「え?」

洋榎「関西人は自分とこの言葉が好きなんや。やからチョット気ィ立ってんねん」

怜「オラオラとっとといらん牌捨てんかぁ、ぼぉけぇ」

洋榎「おう」

照(元は私が悪いのに・・・・・・)

咲「カン、嶺上開花」

怜「はいはい、次々」

怜「・・・・・・」

照洋榎「?」

咲「はよ、いらん牌捨てんかぁ、ぼぉけぇ」

怜「あ?」

咲「」ニヤニヤ

照洋榎「?」

怜(手元にマンズしかないのに、宮永妹はマンズの純正九連)

怜(配牌時にすでに九連て・・・。カンだけやないんかいな)

怜「・・・・・・チッ」

咲「ロンでおまんがな」

怜「えぇ加減にせえよ、ダボォ・・・・・・」

咲「え? 自分で振り込んだのに、キレてるの?」

怜「ちゃうわ! 関西弁のほうじゃ!」

咲「こ、怖いわ~。関西人に難癖つけられても~たわ~」

照(引っ越して良かった・・・・・・こんなのと一緒に住めるなんて父さんはすごいな)

怜「・・・・・・試合終わったら覚えとけよ」

咲「試合が終わったら全国優勝のパーティーでおまんがな」

怜「なに、優勝した気でおるんじゃボケェ!!」

この咲こそ(cv 植田佳奈)で再生したいわ

怜「優勝すんのは、千里山じゃ!!」

咲「無理無理。大阪が優勝する可能性とか、阪神タイガースが優勝する可能性と同じでんがな」

怜「どういう意味じゃゴラァ!!」

咲「可能性ゼロでおまんがな」

洋榎「」

照「おい」

咲「ん?」

照「お前、タイガースを馬鹿にしたな?」

咲「お姉ちゃん?」

照「ふざけるなよ咲!!!!!!」

照「お姉ちゃんがその腐った根性を叩き直してやる!!!」




洋榎「いや、うちの覚醒フラグやないんかいな」

怜「おぅ、またDCKしたるぞ」

洋榎「藤ヶ谷wwwwwwww」

照「ロン」
照「ロン」
照「ツモ」
照「ロン」

怜「くそっ。見えてるのに止められへん」

照「ロン」
照「ツモ」

洋榎「ヤバイ、飛ぶ・・・・・・」

照「ツモ。姫松のトビで終了だな」

咲「優勝おめでとう! お姉ちゃん!!」

洋榎「うちだけ、上がれんかった・・・・・・」

怜「糞が・・・・・・」

咲「やっぱり大阪の優勝は無理だったでおまんがな」

怜「うるさいわ、ボケェ!!」

咲「一位二位は宮永で独占でおまんがな」

洋榎「うぅ・・・・・・」

咲「それに対して大阪は二校ともマイナスでおまんがな」

怜「宮永姉には大差つけられたけどお前とは3しか違わんやろ!」

咲「でも、マイナス3とプラマイゼロは符号が違いまんがな。これは大きな違いでっしゃろ?」

照「え? 咲、今なんて・・・・・・?」

あーあー

咲「えっと、ちょっと待ってね。怜さんと話す前、お姉ちゃんにはなんて言ったっけ?」

照「ち、違う。お前の点数は何点だ?」

咲「え? プラマイゼロだよ」

照「あ・・・・・・あぁ・・・・・・」

咲「あ、なんて言ったか思い出した」

咲「お姉ちゃん!」

咲「優勝おめでとう!!」

照「グスッグスッ・・・・・・」

洋榎「だ、大丈夫か?」

照「や、止めろ。心配なんかするな。私はお前を飛ばしたんだぞ」

洋榎「それは勝負やねんからしゃあない。それに同じ阪神ファンとしてほっとかれへん」

照「姫松・・・・・・」

洋榎「アホ、それは高校名や。うちは愛宕洋榎。洋榎でええで」

照「洋榎・・・・・・」

洋榎「ほら、うちの胸の中で泣き」

照「・・・・・・うえ~~ん!」

いやここは俺の胸のほうが良いのはないだろうか(提案)

咲「ええ話やでー」

和「宮永さん」

咲「は、原村さん!」

咲「ご、ごめんねー優勝できなかったよー」

咲(やべー。原村さんのことすっかり忘れてた)

和「優勝? そんなものはどうでもいいんです」

咲「え?」

和「私、一時期、奈良県に住んでたんです」

咲「へ、ヘェ~」

和「宮永さん」

咲「はい」

和「けったいな関西弁つことんちゃうぞボケェ!!!」

咲「ひぃいいいっ!」

終わり

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