健夜「先鋒・照、次鋒・咲、中堅・小蒔、副将・淡、大将・衣」(567)

健夜「以前から考えていたオーダーを作ってきたよ」

健夜「部内最多得点の照ちゃんは先鋒にして、夜が近づくほど強くなる衣ちゃんは大将が良いと思って」

健夜「これでいこうと思うんだけど、どうかな?」

咲「監督、お姉ちゃんが先鋒ってのはわかるけど、私が次鋒なのは? 初戦で飛ぶかもしれないから先輩達の方がいいと思いますが?」

健夜「うん、真ん中3人は迷ったんだけど、姉妹で出られるのは今年が最初で最後だから……」

咲「あ……、でも………………」

照「そうです。勝負に私情を持ち込む必要はありません」

衣「気にするな、照、咲。衣たちには来年もあるからな」

小蒔「そうですね、私たちのことよりも、今年は照先輩のことを優先させましょう」

照「………………」

照「咲、必ず中堅へ繋げ」

咲「うん。わかってるよお姉ちゃん」

淡「先輩方は相変わらず悲観的ですね。勝てば問題無いのでしょう?」

咲「淡ちゃん……」

衣「1年に言われてしまったな!」

照「まったくだ」

健夜(淡ちゃんは1年生ながらムードメーカーとしてチームの結束力を強くしてくれている。)

健夜(厳しい戦いになるだろうけど、例え負けてもこのチームならきっと良い思いでになってくれるはず)

健夜「みんな! 全国出場目指して頑張ろうね!」

小蒔「全国優勝です」



……

………



夜の宮永家……

照「負けたら明日で終わり、か……。」

咲「お姉ちゃん……」

照「咲か。明日は早いからもう寝たほうが良いぞ」

咲「うん、そうなんだけど……。明日の試合のこと考えてるの?」

照「…………ああ。いまさらどうしようもないことなんだがな。やはり2年以上待っていたこととなると、流石に緊張するようだ」

咲「お姉ちゃんなら大丈夫だよ。それにお姉ちゃんの責任もみんなの責任だから」

照「そのかわり、お前が負けてもみんなの責任……か?」

咲「えへへ……だめ?」

照「……お前に回すまでに、たくさん点棒をとってきてやる。だから安心して打て」

咲「うん!」

照「………………」

照「…………………………………」

照「………………………………………………なぁ、咲」

咲「ん?」

照「前から聞こうと思ったことがあったんだが……」

照「何故、私のいる高校に来た?」

咲「お姉ちゃんがいるからだよ」

照「ふぅ……やっぱりか……。」

照「私に無理して付き合わなくても良いんだぞ。何なら風越に転校しても」

咲「それはもう駄目だよ。私、何が何でもこのチームで優勝したくなっちゃったもん」

照「咲…………、おまえはやっぱり馬鹿なやつだ」

咲「律儀に団体戦にしか出ようとしないお姉ちゃんほどじゃないよ」

照「そうか、似ているのかもしれないな」

咲「そうだね。姉妹だから仕方ないね」

照「まったく……咲は困ったやつだな…………」

全国高校生麻雀大会 長野予選会場……


咲「ここが予選会場かぁ」

淡「みっともないのであまりキョロキョロしないように」

咲「ごっごめん」

小蒔「ロビーにトーナメント表が張り出されているようです」

健夜「私は手続きしてくるから、みんなで見てきてね」

照「わかりました。みんな付いて来い」

衣「向こうだな」

咲「これがトーナメント表かぁ……」

淡「3回勝ち抜けば全国出場ですか。なんだか拍子抜けな気もします」

小蒔「対局回数だけ見れば少なく感じますが、麻雀は4人同時に戦いますから、1回戦を勝ち抜くのも至難ですよ」

照「そうだ。1対1の競技に置き換えれば6回に当たる。数が少ない代わりに密度が高い分、精神力が重要になるぞ」

淡「はいはい、わかりましたよ」

咲「あはは……。淡ちゃんって、お姉ちゃんにも強気だよね……」

衣「あった! ここにうちの高校名が出てるぞ! 最初の相手は……」

?「あら、衣じゃありませんの?」

衣「? トーカか?」

透華「衣、あなたここで何をしておりますの?」

衣「衣は今日の試合に出るつもりだ。トーカも出るのか?」

透華「ええ、去年の惜敗を晴らすつもりですわ! 打倒風越! ですわ!」

?「おーい透華! 先行くぞー!」

透華「お待ちなさいな! ごめんなさい衣。また後でね」

衣「ああ、早く行ってやると良い」

タッタッ……

咲「今の人は先輩とどんな関係なんですか?」

衣「いとこの龍門渕透華という。龍門渕高校の理事の孫で、トーカもそこの学生で来てるはずだ」

衣「昔はいつもトーカと2人で打ってた。トーカと打ってた時はいかほども上がれなかったな」

先「衣先輩が、ですか!?」

淡「先輩、最初の対戦相手を見てください」

照「一回戦……龍門渕高校……」

小蒔「これは……厳しい戦いになりそうですね……」

淡「どうせどこも私たちより強いのでしょう? ならば今更おびえる必要なんてあるのですか?」

照「……淡、偉そうな口をきくなら私に一度くらい勝ってから言え」

咲「あはは……、でも淡ちゃんの発破のおかげでお姉ちゃんたちにガッツが戻ってきたよ」

淡「まったく、手間のかかる先輩ですね」

第1試合会場……

咲「試合前はロビーに取材の記者さんたちが沢山いたのに、ここには誰もいないね」

健夜「インターミドル王者が他校にいるから、それを見に行っているんじゃないかな?」

衣「そいつは強いのか?」

小蒔「ええ、去年の中学最強ということでしたから、今年の高1最強と言っても過言ではないと思います」

咲「高1最強……。全国行くならその子とも戦わないといけないのかな?」

健夜「そういうことになるんだけど……その子、風越じゃなくて私たちと同じ今年初参加の高校から出てるんだよね」

咲「それなら、副将以外で点を沢山とればなんとかなるね」

淡「副将……副将!? 私が戦うことになるってこと!?」

咲「そういうこと。その時は頑張ってね! 淡ちゃん」

淡「……私にまわるまでに点棒たくさんとっておいてね」

1回戦

透華「……」

照(先ほど衣と話していた時とはまるで別人だな……)

照(衣が言ったその実力、まずは見せてもらおうか……)

透華「ツモ」

照「――――――――――――――――――!!!!!!!!!」

透華(!! 何かしましたわね。この女……)

照(……なるほど。衣がなかなか勝てなかっただけのことはある、しかし……)

照「なんだこれは……?」

照(残りの二人はまったくの初心者ではないか?)

照(今宮女子と東福寺は数合わせの人員なのか? とても麻雀を打てる人間では無いようだが……)

照(いや、実力を隠しているのかもしれん。油断は禁物だ)

冷やしでもないのにとーかそんなに強いのか

>>79
照は本質を見抜くから
ブレはあっても最大値がパネェと気づいたんじゃね

一「透華、従姉妹の子に会ったって言ってた頃から様子が変だったな……」

智紀「練習で呼んだプロと戦った時みたい……」

純「おいおい、んじゃあその従姉妹のチームがプロ並みっていうのかよ!」

一「全員って言うわけじゃないだろうけどさ。透華の従姉妹って子は血が近いだけあって危ないかもしれないね」

智紀「従姉妹の衣は大将。それまでに飛ばせば大丈夫……」

純「今の透華ならそれができるんじゃねーか?」

一「うん……できるだろうね。でもボクは普段のトーカの打ち筋の方が好きだな……」

歩「透華様……」

永森(点差が開きすぎてる……これ以上負けられない……!)

タンッ

透華「ロン」

永森「あっ……」

永森(何これ……この2人……一体なんなの……っ!?)カタカタカタ……

門松(あっというまに2位と10万点差……)

タン…

照「ロン」

門松(………………もうやだ……)

冷凍があがってんなら照は安手でしか上がれないからそんなに点差つかなくね?

>>110
VS魔物はまだわからんからな



小蒔「うちと龍門渕だけが大きく点をとっていますね……」

淡「小幅ですが、2校にだけこうも直撃が続くと凄い点差になりますね」

健夜「今ところ一番だけど、油断は禁物だよ。いや、それどころか、ちょっとピンチかも……」

咲「ピンチ? どうしてですか? お姉ちゃんが一番上なのに」

健夜「うん、そうなんだけどね。これがこのまま続くと……」



照(これは……いかん、今宮女子と東福寺が近いうちに飛んでしまう。)

透華「フフッ……」

照(……なるほど、2校が飛ぶまでの間に決着をつけようという腹か)

照(素人が混ざっていたおかげで、思わぬスピード展開となったが……)

照(引くわけにはいかないな!)


………

……

風越女子控え室……

未春「決勝戦の相手校のデータを持ってきました。

美穂子「グスッ……いつもありがとうね」

華菜「キャプテン、そういうのは私たちの仕事だしっ!」

美穂子「ごめんね……駄目なキャプテンで…………あら、この初出場の高校、牌譜が少ない……何かあったのかしら?」

未春「いえ、それで全部なんです……」

美穂子「だってこの牌譜、1・2回戦ともに先鋒戦のデータしかないもの………………!!!??」

美穂子「まさか!? これ両方とも……!?」

未春「そうです。この宮永照という選手、両試合とも先鋒で他家を飛ばしてます……」

咲「お姉ちゃんおめでとう!」

淡「先輩おめでとうございます」

照「ああ……」

小蒔「お疲れ様です。先輩」

衣「1回戦は危なかったな、照」

照「さすがに公式戦ともなると手ごわい相手がいる。みんな気を引き締めておけ」

咲・淡・小蒔「はいっ!」 衣「おう!」

照「しかし腑に落ちん……。一体どうなっているんだ? 素人を試合に出すなんて……。木偶を相手にしているようだったぞ!?」

照「それも1・2回戦合わせて5校だぞ!?」

健夜「それについては仮説があるんだけど……」

咲「仮説?」

健夜「ええ。これはあなた達も経験しているから実感があるはず」

小蒔「? 一体どのようなことなのでしょうか?」

健夜「それは風越があること。長野には風越という常勝校あるせいで、強い選手は皆そこにあつまる。その結果、照ちゃんはこの2年間どうだった?」

照「!! 部員不足に陥る……」

健夜「そういうこと。恐らく照ちゃんの戦ってきた5校は部員が足りなかったはず。どうしても出場したかった部員はどうすると思う?」

淡「人数合わせのため、素人を入れる……」

健夜「恐らく先鋒に素人で、実際に麻雀を打てる人は次鋒以降に固まっているはず。私の時は先鋒にエースを置いたけど、今は逆と考えたほうがいいみたい」

小蒔「なるほど……そのように考えれば相手校が弱すぎたのと辻褄が合いますね」

健夜「だったら、照ちゃんはどうすべき?」

照「…………すべて先鋒で飛ばす!」

健夜「実際の麻雀部員が何人いるかわからないけど、飛ばせなければその人たちと戦うことになると思うよ。龍門渕の透華さんみたいな、ね」

咲『ゴクッ……』

衣「トーカより強い相手だと、衣でも厳しかろうな」

照「わかりました。次の試合、風越以外の素人を先鋒のうちに片付けます」

健夜「そう、それが唯一私たちが全国に行く道だと思う」

照「しかし、次は風越を相手にしつつ他家を飛ばさなければならない。厳しくなるだろうな……」

淡「……………………」

淡「先輩。私、好きなんですよね。ジャイアントキリングっていうの」

照「淡?」

淡「だってゾクゾクするじゃないですか。誰もが疑ってない名門校の勝利を。まったくの無名校が引き摺り下ろすなんて!」

照「………………ククッ……まったくだ」

衣「淡はいつも面白いことを言うな!」

咲「それにインターミドル王者と戦わなくてすむもんね」

淡「対戦できなければ、どちらが上か証明しようもありませんからね。残念ですね」

小蒔「良かった……みんな元気になりましたね」

ポーン…… 『先鋒の選手は会場にお集まりください』

健夜「そろそろ開始だね。照ちゃん、頑張ってね」

咲「お姉ちゃん、がんば!」

淡「私より強いのですから、負けないでくださいね」

衣「負けても衣が取り返してやるから、安心して行って来い、照」

小蒔「今まで楽をしてきたのだから、もしものときも私たちを頼ってくださいね」

照「ああ……、行ってくる!!」

正直小蒔の強さがいまいち分からない
衣とか照とかわかりやすかったけど

もっともらしすぎるwww

>>150
神様降りてなくても、誰も流せなかったタコスの親を流す
弱神でも次にタコスに来る牌を察知してずらして安手にするとか余裕
強神は衣や咲がビビるレベル、タコスに当たり牌を引かせて三倍満直撃の逆転
和と同等レベルのおっぱいで清楚黒髪巨乳サイコー霞さんは大きすぎ

今のところは原作の描写はこれくらいだな

実際石戸さんが永水で一番やばいって言われてた気がする

>>160
末原「先鋒はタコスが一番警戒すべき」→タコス三着
末原「次鋒戦はエイスリンがヤバい」→ワカメ無双
末原「凡人の私がどこまでやれるんか少し楽しみです」→末原「やめたい投げたいめげたいつらいつらい」

末原「こいつが一番永水でやばい」→?

アナウンサー「さあ、いよいよ長野予選、決勝戦の開始です! 解説は藤田プロでお送りします」

藤田「どうも……」

アナウンサー「これまで連続出場を決めている風越女子、それに対するは全て初出場という珍しい展開となっております」

アナウンサー「また風越は去年以上のベストメンバーで固められているということです。藤田プロ、こうなると他校の全国出場は厳しいのではないでしょうか?」

藤田「始まってもいないうちからそういうこと言うなよ……」

アナウンサー「ほう、では藤田プロは他校もまだチャンスがあると……。藤田プロが注目する選手は、やはり昨年度インターミドル王者の原村和でしょうか?」

藤田「……そこまで回れば良い勝負ができるかもな」

アナウンサー「では副将まで回らず飛び終了もありえると?」

藤田「現に1・2回戦とも先鋒で飛び終了をしたチームがあるだろ?」

アナウンサー「確かにそうですが……。しかし1回戦では去年風越キャプテンの福路選手に抑えられた龍門渕選手相手に接戦でした」

アナウンサー「一方風越は飛ばせなかったとはいえ去年3位の城山商業を終始圧倒していましたが……」

藤田「コーチの名前は見たか?」

アナウンサー「かつてグランドマスターと呼ばれた小鍛治元プロですか? 確かに全盛期は凄かったですが、地元のクラブチームに入ってからはあまり活躍を耳にしませんでしたが……」

藤田「ああ、そうだったな。しかしあの小鍛治プロがただで済ますとも思えん……」

>>170
漫「片岡は即リーって言ったじゃないですかー」
末原「知らんがな」
なんてのもあったな

優希「ツモ!」

優希「東場の私は無敵だじぇ!」

照(なるほど……コーチの言っていた通りだな)


健夜『清澄の片岡選手は東場に強いので、そこではふりこまないように注意してね』


照(……その実力、どれほどのものか見せてもらおうか)

照「――――――――――――――――――!!!!!!!!!」

優希(!? このお姉ちゃん、何かした!?)

美穂子(!? この宮永選手、やはりとてつもない選手のようね……)

照(風越の優希、東場は確かに強いが、しかし全体的に見れば素人に毛が生えた程度だ。やはり注意すべきは風越か?)

照(しかし名門のキャプテンというほどではないな……。まさか、エースは他にいる?)

照(だとしたら大将があぶないな。清澄は副将に全中チャンプがいるし、ひょっとしたら大将はさらに危険かも……)

照(ならばやはり、ここで…………飛ばす!)

>>184
あ、優希は風越じゃなくて清澄で


もうちょっとでアクセルワールドが始まるんで保守頼んま

第一関門「連続和了地獄」
第二関門「おもらし地獄」
第三関門「おっぱい地獄」
第四関門「あわあわ地獄」
第五関門「つるぺた地獄」

なるほど後半ほど厳しい闘いになるな

アナウンサー「さあ、始まりました長野予選決勝。まずは清澄の先制からスタートをしました!」

藤田「この片岡選手は東場に強いな。集中力が続かないのか、段々と落ちていくが」

アナウンサー「ではしばらくは清澄がリードする形で試合が進んでいくと」

藤田「いや、それはないだろう。今回はさらに上をいく選手がいるからな。見ろ」


照「ツモ」

優希(このお姉ちゃん、おっかないじぇ……)

タン……

照「ロン」

優希「あっ!」



アナウンサー「宮永選手、2回戦と同様、怒涛の連続和了!」

藤田「……しかも打点が上がるごとに上昇している」

アナウンサー「序盤は調子の良かった清澄の片岡選手、宮永選手によって徐々に点を削られてきたかっ!?」

優希「あうう……このままじゃやばいじぇ……」

美穂子「……」チラッ

タン……

優希「あ、ポンだじぇ」

優希「そしてリーチ!」

照「……」

優希「一発ツモだじぇ!!」


健夜「今の清澄の上がり、照ちゃんわかったかな?」

淡「さっきの、コーチがアドバイスしていたやつですよね?」


照(なるほど……、風越の福路は場を操る、か……)


健夜「うん、そうなったらね。サポートする手から……」


照(上がってやれば良い)


やば、つなげたらぐちゃぐちゃになってもーた

>>1眠くなってきてるな

ちょっと見直します

ごめんなさい

ネト麻ばっかでしばらく卓で打ってないと
すごく基本的なルールで一瞬戸惑うことあるよね

優希「あうう……このままじゃやばいじぇ……」

美穂子「……」チラッ

タン……

優希「あ、ポンだじぇ」

優希(これでテンパイ……後はこれで……)

優希「ツモだじぇ」

照「……」


健夜「今の清澄の上がり、照ちゃんわかったかな?」

淡「さっきの、コーチがアドバイスしていたやつですよね?」


照(なるほど……、風越の福路は場を操る、か……)


健夜「うん、そうなったらね。サポートする手から……」


照(上がってやれば良い)

優希「この局も絶好調だじぇい!」

美穂子「ふふ……」

タン……

優希(早速鳴ける捨牌が来たじぇい!)

優希「ポ 照「ロン」

美穂子「えっ……?」

美穂子(うそっ!? そんなはずは……)


アナウンサー「風越の福路選手、他家に振り込んだ! 福路選手が振り込むのは大変珍しいですね。去年、一昨年の全国大会を含めても記録がありません」

藤田「宮永照……か。小鍛治プロが連れてきただけのことはあるな」

優希「手が進まないじぇ……」

美穂子「…………」チラッ

美穂子(どうしよう……さっきはアシストしたら振り込んでしまったし、ここは上がりを目指そうかしら……)

タン……

照「ロン」

美穂子「えっ!?」

美穂子(そんな……アシストしていれば良かったの……?。宮永選手の待ちは……)

照「……」

美穂子「……8面待ち!?」

美穂子(な……何これ……。これでは……例えアシストしても振り込んでた……)

美穂子(……っ!)



アナウンサー「福路選手は降りましたね。先ほどの振込みが利いたようですが」

藤田「ああ、これはどうにもならないな……。」

健夜「これで風越のアシストは止まり、守りに入った。あとは清澄を狙い撃ちにすれば良いだけ」

健夜「照ちゃん、今が攻めの時だよ」



美穂子(アシストすれば振り込んでしまう。かといって放っておくと清澄が飛ぶ……。どうすれば……っ!)

優希「うぅ……」

タン…

照「ロン」

優希「うえぇぇぇ!!」

パネェ・・・

おっ来てた
5つ以上の待ちって2223456型の5面張以外あんまり見たことないな

8面待ちなんてあること知らんかった…小型九蓮みたいな形なのね

和「優希……大丈夫でしょうか?」

まこ「ありゃー完全に心を折られとるのぉ……」

久「まさかうちらと同じ初出場の高校がこんなに強いなんてね」

京太郎「これは大将までまわってこないかな?」

和「不謹慎な発言はやめてください!」

京太郎「ごっごめんなさい!」

まこ「1・2回戦は副将までで飛び終了だったし、わりゃぁ女装をお披露目できそうにないかものう。京子ちゃん?」

京太郎「勘弁してくださいよ! 絶対ばれますって!!」

3334567888

待ち258 369 17

俺清一色とか殆ど出たことないのに簡単に出るもんなのか

>>317
±0が3連続出る世界だし

美穂子(このままでは……このままでは清澄が飛んで終わってしまう……!)

美穂子(こうなったら…………! みんな、ごめんね……もう振り込むしか道がないの……)

タン……

照「……」

美穂子(上がらない!?)

優希(安全牌が……助かったじぇい!!)

美穂子(同巡が終わる……いけない!!)

優希(この局はこれで流すじぇ……)

タンッ

照「ロン」

有希「えっ? あっ……あっ……!!」

美穂子(なんてこと……あくまで清澄を飛ばす気!?)

優希「エニグマティックだじぇい…………」

>>296 1飜
>>300 2飜
>>301 3飜
>>323 4飜

まぁ次鋒で±0になるからなぁ・・・

アナウンサー「これは……」

藤田「凄い……。一切の手加減がないな……。さすが小鍛治プロ。また打ってみたいな」

アナウンサー「ああっ!! ここで清澄が飛び終了!! 全国出場校が決定しましたっ!! 風越破れる!!!!」

藤田(ここ数年、あんな化物を見なかったが、特大のが現れたな……。うーん……この子とも打ってみたい)

アナウンサー「それにしてもこれは驚愕な結果となりました! なんと全試合1回戦で対戦相手を飛ばすという、大会史上初の記録を残した宮永照選手! 藤田プロはどう思われますか?」

藤田「東京や大阪ではこのような記録にはならなかっただろうが、今大会の台風の目になることは間違いないだろうな。もっとも、次鋒以降の選手にどれだけの実力があるのか未知数なので、優勝できるかどうかはわからんが」

アナウンサー「なるほど、先鋒で飛ばせなかった場合、次鋒以降でまくられるかもしれないと……」

藤田「牌譜すら無い以上なんとも言えないな。しかしあの小鍛冶プロがコーチをしている以上、どのみち普通ということはありえんがな」

アナウンサー「藤田プロは小鍛冶元プロのことを良くご存知のようですが、藤田プロの目から見てどのような選手だったのでしょうか?」

藤田「…………………………………魔物、だよ」


?「消えてる間に試合が終わってしまったっす……」

次は個人戦か・・・

予選ではタコスが+400で勝ちそう・・・
本戦で死亡だがw

咲「やったね! お姉ちゃん!!」

小蒔「これで全国ですね」

淡「私が出るまでもなかったということですか」

照「ああ、みんなありがとう。だが全国は層も厚い。みんなの力も必要になるだろうな」

衣「衣の出番が無いのは残念だったが、全国では任せておけ!」

健夜「まあまあ、今日のところはみんなでお祝いしようよ」

小蒔「それもそうですね。では今日は私が腕を振るって何かおいしい物を用意しましょう」

衣「小蒔の作る料理はとってもおいしいから淡も期待しておけ」

淡「そうなんですか。それは楽しみですね」

咲「うん、今日は思いっきり騒ごうねっ!」

桃「あ~完敗っすよ」

照「いたの?」

続きは一応考えてるけど未定
総合スレを良く建てるんで、なんかあったらそこに書いてくれ




今日の復習:
鳴くと門前が崩れてリーチできなくなるよ!
みんな覚えておこうね



……書いてると本当気づかんのだよね





さて、ゲーム製作の続きしないと……

東1局で勝負をきめないと照にやられる

四家立直

【最古キタ━━━(゚∀゚)━━━!!】2chの最古スレ見つけたwwwww
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nifty/961880653/
★★★★★★★★重要告知★★★★★★★★

現在2ちゃん最古のスレです↓

もし自分 二万歳まで 生きれたら
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nifty/961880653/
2000/06/25(日) 06:04

1000まで残りわずかなので是非とも

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