ほむら「まどか、これは貴女が望んだことよ」 (82)

まどか(あれ・・・ここは・・・)

まどか(知らない部屋・・・大きい・・・振り子?揺れてる・・・変わったデザイン・・・)

まどか(起きなきゃ・・・起きて学校行かなきゃ・・・でも体が動かない)

まどか(人が居る・・・誰)

ほむら「あら、まどか。起きたのね」

まどか(あ、ほむらちゃんだったんだ。良かった・・・)

ほむら「もう起きないかと思ったわ・・・心配させないで」

ほむら「私にとって貴女は何よりも大事なのよ」

まどか(てぃひ・・・ほむらちゃんったら・・・私も一番大事な人だよ・・)

ほむら「さあまどか、もう一度しましょう?今度は貴女だけでなくて、私も気持ちよくさせてちょうだい・・・」

まどか(え・・・顔が近いよ・・え、キス?)

ほむら「ん・・・ちゅっ」

まどか(ん・・・柔らかい・・・そっか、私、ほむらちゃんと気持ちいいことしてたんだ)

ほむら「まどか・・・愛してる」

まどか(ほむらちゃん・・・私も大好き、愛してる・・・)

ほむら「さあまどか・・・お願い」

まどか(うん・・・・あれ、体が動かない)

まどか(言葉も出ない・・・なにこれ)

まどか(ひょっとして・・・これは・・・)



まどか「夢!」ガバッ

まどか「・・・」

まどか「ホントに夢~?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386164702

まどか(でも・・・)

まどか(でもでもでも・・・・なんて夢!!?)

まどか「ほむらちゃんとあんな・・・・」ポー

まどか「あんなこと・・・いやいやいや夢、夢なの!!」ブンブン

まどか「ああ・・・でも、夢のほむらちゃん、綺麗で、かっこよかった・・・」

まどか(学校じゃ転校した日には話しかけてくれたけど、それからは避けられてるみたいで)

まどか(勉強も運動も出来るのに、いつも一人で退屈そうに外を見てて・・・)

まどか「気になるの・・・変だね、女の子同士で」

詢子「そいつぁ変だねー。ま、とりあえず起きて来な」

まどか「・・・ま」

まどか「ママ!?いつから・・・」

詢子「ついさっき。「ほむらちゃんとあんな」の辺りからだよ」

まどか「それ最初からじゃ・・・!」

詢子「飯だ、行くよ」

まどか「いってきまーす!」

まどか(ママったら・・・変な趣味にだけは走るなよって)

まどか(笑いながら言ってたけど・・そんなことあるわけないよぉ!)

まどか(でも・・・すごい夢だったなぁ・・・)

まどか(ほむらちゃんの・・・)

まどか(唇の感触・・・まだ残ってるみたい)ポー

まどか「ダメダメ!なに考えてるの私!」ブンブン

さやか「おはよーまどか!」

杏子「おはよ。何独り言言ってんだー?」

まどか「きゃあっ!あ・・・さやかちゃん、杏子ちゃん、おはよっ」

さやか「顔真っ赤にしてどうしたの」

まどか「え、いや・・・あはは・・・」

杏子「さては変なこと考えてたんだろーまどかもお年頃かねー」

さやか「こら杏子!あんた意味分かって言ってんの?」

杏子「もっちろーん。さやかからしっかりと勉強させていただきましたー」

さやか「へっ?え・・・ちょっと杏子・・・何言って」

杏子「上条に惚れてたじゃんか。男子の誰が好きかって話だろ?」

さやか「あ、ああ・・・そっちね・・・あ、はは・・・」

杏子「何だと思ったんだ?」

さやか「・・・うるさーい!それと恭介のことはもう言うなー!」

まどか「あはは・・・そんなのじゃないから大丈夫だよ」

まどか(男子・・・じゃないもんね・・・)

まどか「あ!ほ・・むらちゃん・・・」

ほむら「あら、まどかおはよう」

ほむら「ついでにさやかも杏子もおはよう」

杏子「おはよーほむら」

さやか「おはよ・・・って私らはついでかよ!」

ほむら「クラスメイトのよしみで挨拶してあげたの・・・不満だったかしら」

さやか「思いっきり不満だっつーの!」

さやか「ほら、まどかも杏子も行くよっ!」

まどか「・・・」ジー

さやか「まどか?」

まどか「・・・(まどか・・・愛してる)」ジー

ほむら「・・・まどか、私の顔に何かついてるかしら」

まどか「・・・・え!?ひゃ、い、いや!」カー

まどか「何でもないの!行こっさやかちゃん杏子ちゃん!」

さやか「・・・」

杏子「変なまどかっ」

ほむら「・・・」


まどか「はあ・・・」

まどか(授業に全然集中できないよ・・・)

まどか(そもそも・・・さっき、ほむらちゃんの顔じーっと見てしまってたの・・怪しまれないかな)

まどか(ほむらちゃん・・・)チラッ

まどか(またお外見てる・・・何かあるのかな・・・?)

まどか(さやかちゃんがすごく嫌ってるから話かけづらいけど・・・)

まどか(出来れば仲良くなりたいなあ・・・)

まどか(仲良くなったら色んなところに遊びに行って・・・)

まどか(あんなことや)

まどか(こんなことや・・・)ポー

まどか(・・・っ!!)ブンブン

まどか(何でほむらちゃんのこと考えたらこんなになっちゃうの!?)

まどか(・・・うう、私エッチな子になっちゃう・・・)

ほむら「・・・」

まどか(そうだ!お昼休み、ご飯一緒にって誘ってみよう)

まどか(さやかちゃんだって、いつかは打ち解けないと。クラスメイトなんだし)

まどか(みんなと一緒に食べれたらとっても嬉しいな)



さやか「さーってお昼休みお昼休みーっと」

杏子「先屋上行っといてー購買行ってくるから」

さやか「杏子っ!あんたまた早弁したわね!」

杏子「あとは頼んだ!」ダッ

さやか「こらー杏子ーっ!」

まどか「杏子ちゃんは相変わらずだね」

まどか「・・・ほむらちゃん。ご飯一緒に、食べない?」

さやか「ちょ、ちょっとまどか?」

ほむら「・・・いいわよ。ご一緒させてもらうわ」

さやか「えーっ!」

まどか「良かったー!じゃあ屋上に行こ?」

ほむら「ええ」

屋上

まどか「あ、マミさん!お待たせー」

さやか「マミさんどーもー。杏子のバカ、遅れてくるって」

マミ「私も今来たところよ、鹿目さん、美樹さん・・・あら?」

ほむら「・・・」

まどか「あ、マミさん、この子は・・・」

マミ「ほむらちゃんも来たのね?嬉しいわー」

まどか「あけ・・・み?」

ほむら「まどかに誘われたのよ」

マミ「そうなの!はい、じゃあほむらちゃんは私の隣ね!」

まどか「・・・・え」

ほむら「はいはい・・・相変わらずね、マミは」

まどか(ええぇぇぇー!?)

まどか(あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!マミさんとほむらちゃんが初対面だと思っていたら以下略)

さやか「はー・・・マミさんのほむら溺愛っぷりにも困っちゃうよ・・・」

まどか「え・・・何それ怖い」

マミ「はい、ほむほむ。あーん」

ほむら「マミ、二人が見てるわよ・・・」

マミ「見せつけてあげたらいいのよ。はい、あーん」

ほむら「はいはい・・・あーん」

まどか(あ、ありのまま今起こったことを以下略)

相当遅筆なのでゆっくりと書き込んでいきます。
ただほむらとまどかをイチャコラさせたかっただけなのです。

まどか(・・・)

まどか(結局昼休みは、ひたすらほむらちゃんとマミさんがイチャつく様子を見せつけられた・・・)

まどか(二人はいつの間に・・・そんな関係・・・)

まどか(マミさんの家に遊びに行ったときにも居なかったし・・・)

まどか(学校でも会ってるそぶりなんて無かったのに・・・)

まどか(・・・)

まどか(何だろ・・・胸が痛くなる変な感じ・・・)

まどか(ほむらちゃんのことを考えると苦しくなる・・・)

まどか(・・・)ギュッ

放課後

さやか「まどか、今日も寄り道オッケイ?」

杏子「あそこに新しい店できてたからさーちょっと気になるじゃん」

まどか「あ・・・今日はちょっと・・・」

さやか「えー!何かあるの?」

まどか「てぃひ・・・ちょっと・・・」

さやか「あたしに言えないわけー?」

まどか「う・・・うん・・・」

さやか「つきあい悪・・・」

杏子「さやか、さあ行くぞー」グイ

さやか「ちょちょっと、杏子!」

杏子「まどか、またねー」

さやか「あーもう!ばいばいまどかっ」

まどか「バイバイ、さやかちゃん杏子ちゃん・・・」

まどか(杏子ちゃんありがと・・・)ダッ

まどか(ほむらちゃんが帰ってしまう前に・・・!)

まどか「あ・・・ほむらちゃんっ!」

ほむら「・・・まどか」

まどか「はぁーはぁー良かった・・・」

まどか「はぁー・・・もう、帰っちゃった、のかと思っ、た・・・・」

ほむら「そんなに急いで走ってきたの・・・?」

ほむら「何か大事な用事でもあるのかしら」

まどか「用事は!・・・ないけど・・・」

まどか「・・・一緒に、帰って・・・いい・・かな・・」

ほむら「・・・」

ほむら「ふふっ・・・」

まどか「あっ・・・」ドキッ

まどか(ほむらちゃんの笑うところ・・・)

まどか(初めてみた・・・かも)

ほむら「いいわよ、一緒に帰りましょ?」

まどか「・・・うんっ!」

今日はここまでです!支援していただいた皆様、ありがとうございます!
話の大筋は出来ているのですが、何分遅筆を極めておりますので、一日どれだけの更新になるか分かりません。
ゆっくりとお付き合いいただきますようお願い致します!

まどか「ほむらちゃん、そのイヤーカフって言うのかな」

まどか「すごく良く似合ってるね!」

ほむら「・・・ありがとう」

まどか「ほむらちゃん、私が転校してきた日、覚えてる?」

ほむら「ええ、覚えてるわ」

ほむら「校内を案内するといって連れ出して」

ほむら「廊下でいきなり貴女に抱きついて、リボンを結んだ」

ほむら「傍から見たら唯の変質者ね」

まどか「・・・そ、そんなことないよぉ!」

まどか「私!リボンをくれたのだって嬉しかったし!」

まどか「抱きつかれたのだって・・・嫌・・・じゃ・・・」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・まどかは優しいのね」

ほむら「でも、私を庇わなくてもいいのよ」

ほむら「私を気にすれば、貴女が周囲から疎まれるようになる」

まどか「・・・だ大丈夫だよ!杏子ちゃんはほむらちゃんのことそんなに嫌ってないし!」

まどか「さやかちゃんもいつか分かってくれるよ!」

ほむら「・・・ありがとう、まどか」クスッ

まどか(・・・!)

まどか「ま、マミさんとはもうすごく仲良いみたいだし!」

ほむら「・・・」

まどか「マミさんとあんなに仲良いなんて・・・」

ほむら「・・・」

まどか「あっ・・・ごめんね」

まどか「ほむらちゃんとマミさんの関係を知らなかったから・・・お昼休み、びっくりしたの」

ほむら「・・・」

まどか「気にしないで!なんでもないから!」

ほむら「・・・」

ほむら「でも・・・」スッ

まどか「・・・あっ?」

ほむら「私にとっては・・・」

まどか(あ、手握られちゃった・・・)ドキ

ほむら「貴女がこの世界で・・・」

まどか(ほむらちゃん!顔が近いよ近っ・・・)ドキドキ

ほむら「一番いと・・・」

ぷるるるるるる

ほむら「・・・あら、電話みたいよ」サッ

まどか「ふぇ!?・・・あ」

まどか「パパからだ・・・ごめん、ちょっと出るね」

ほむら「ええ」

まどか(・・・もし電話がなかったら・・・)

まどか「わかった、じゃあ買い物して帰るね!」

ほむら「あら、お遣い?」

まどか「うん、いつものお店で買ってきて欲しいものがあるって」

ほむら「私も買い物があったの。一緒に行っていいかしら」

まどか「うん!一緒に行こうよ」

ほむら「まどかとショッピング・・・これは初デートになるのかしら」クス

まどか「で、でーと・・・」カー

ほむら「冗談よ・・・さ、行きましょう」

まどか「あ、待ってよぉ」

まどか「それでね、夢の中の杏子ちゃんはそのメガネの女の子に飴もあげるんだけど」

まどか「その子は貰ってすぐにメガネと一緒に飴を捨てちゃうんだよっ」

まどか「あはは、ひどい夢だよね」

ほむら「ええ、それは酷いわね・・・でも多分そのメガネの子は捨てたわけではないと思うわ」

まどか「そうかな、だったらいいな」

ほむら「そうよ・・だってその子は杏子の投げたポテトも食べたんでしょう」

ほむら「なら飴だって食べないわけないわ」

まどか「ふーん。ほむらちゃん、なんだかそのメガネの子のこと知ってるみたいだねっ」

ほむら「・・・まどか、それより時間は大丈夫?」

まどか「え?あ、もうこんな時間!」

ほむら「話し込んでしまったわね。さあ行きましょ」

ほむら「私は遅くなってもかまわないけど、まどかは家族が待ってるものね」

まどか「あ・・・うん」

まどか(確かほむらちゃんって一人暮らしだね・・・)

まどか(寂しい・・だろうな・・・)

ほむら「今日は楽しかったわ・・・」

まどか「私も!ほむらちゃんとお買い物も出来たし」

ほむら「まどか、今日のはデートと言わなかったかしら?」

まどか「え・・・あれは冗談って」

ほむら「悪魔はね・・・嘘が得意なのよ」

まどか「え・・・悪魔?」

ほむら「・・・」

ほむら「冗談よ、貴女の反応が可愛くって、つい意地悪したくなるの」

まどか「ほむらちゃん!もぉ・・・」プイッ

ほむら「・・・」ギュッ

まどか(・・・あ)

ほむら「おやすみなさい。良い夢を・・・」

まどか「えっ!あ・・・」

まどか「あ、あれ?ほむらちゃん?」タッ

まどか「いない・・・」

まどか(今日はほむらちゃんとお話できて良かった)

まどか(でもでも、変に意識しちゃって・・・あの夢のせいだよ!)

まどか(あんな夢見ちゃったから、ほむらちゃんのこと考えちゃうのであって私が変な・・・)

まどか(・・・あれ?そういえば私が転校してきてから三ヶ月・・・)

まどか(ほむらちゃんと話したこと、本当になかったかな・・・)

まどか(何で急に・・・いや、そもそも急に、なの?)

まどか(分からない・・・なにこの変な感じ。モヤモヤする・・・)

まどか(・・・あっ)

まどか「ほむらちゃん!・・・・とマミさん・・・?」

如何せん進みません・・・。
見てくれている人がどれだけ居るかは分かりませんが、一日一レスだけでも進めたいと思います・・。

読んでるよ~
神と黒猫のほうの更新もよろしく

>>29
あなたが神か!・・・ありがとうございます。
神と黒猫と私は相当シリアス&鬱展開になると思うので、じっくりと考えております。
年末年始、時間をとってボチボチ更新していきますので、宜しくお付き合いくださいませ!

別黒猫だったかww

まどか(さっきまで一緒に居たのに・・今度はマミさんと)

まどか(きっと魔獣退治だよ・・・そういえばほむらちゃんって魔法少女なのかな?)

まどか(気になるけど時間がない・・・やっぱり気になる!)

まどか(こっそりついていこう)



まどか(二人でベンチに座ってる)

まどか(あ、手を握った!)

まどか(ちょっとマミさん近づきすぎだよぉ!)

まどか(離れた、良かった良かっ・・・あ、二人で走っていった)

まどか(・・・)

まどか(帰ろ)

まどか(昨日はよく眠れなかった・・)

まどか(ほむらちゃんとマミさんのこと考えたら胸が締め付けられて・・・)

まどか(この思いは何だろ・・・)

まどか(・・・)

まどか「・・・よしっ」

まどか「おはよー」

さやか「おはよーまどか」

杏子「おはよ」

さやか「眠そうだねーまどか」

まどか「てぃひ・・・ちょっとね」

杏子「あたしも寝不足だよ。まったくさやかが寝かせてくれないから・・・」

まどか「えー」

さやか「杏子!何言ってんのっ!」

杏子「へ?ゲームだろ、そんなにムキになることないじゃん」

さやか「あ、あぁ・・・」

杏子「さやかがもうちょっと、まだイケる、なんて言うからさー」

さやか「・・・それ絶対誤解されるから他で言わないでよ・・・」

ほむら「貴女たち、路上でイチャつきすぎよ」

>>32
黒猫使ったSSが過去にもあったんなら拝見させていただきます。
こちらは本当にくだらない百合百合な話なので、苦手な方はすいません。

さやか「げ!ほむら・・・おはよ・・・ってイチャついてなーい!」

杏子「おう、おはよー」

まどか「おはよう、ほむらちゃん」

ほむら「おはよう、まどか、杏子」

さやか「さやかちゃんは華麗にスルーですかー」

ほむら「あら、心の中で言ったわよ。しかも「さん」付けで。感謝して欲しいぐらいだわ」

さやか「うー!あんたはいつも・・・」

ほむら「それよりも貴女たち・・・2人で百合ゆりするのもいいけど」

ほむら「魔獣退治を怠らないことね・・・昨日はマミが一人で頑張ってたわ」

さやか「う、それは・・・」

杏子「すまねー昨日は珍しく宿題やっててさ・・・」

ほむら「あら、それは感心ね」

まどか「あ、あの・・・!」

ほむら「?」

まどか「ほむらちゃんも魔法少女なの・・?」

さやか「まどか?」

杏子「おいおい、どうしたんだよ」

ほむら「・・・ええ、マミ達と一緒に魔獣退治して随分になるわ」

まどか「あ・・・そうなんだ。ゴメンね、最近物忘れが・・・」

ほむら「まどか、大丈夫?顔色が悪いわ」

まどか「大丈夫、我慢できなくなったら保健室行くから・・・」

ほむら「・・・」

昼休み

マミ「ほむらちゃーん、今日もお弁当作ってきたわよ」

ほむら「マミの料理は美味しいから、いつも楽しみよ」

さやか「あーあ、また始まったよ。あれさえなきゃ・・ね」

杏子「まぁ仕方ないじゃん。慣れたら気にならなくなるって」

まどか「・・・」

さやか「まどか・・・どうしたの?今日は朝から元気ないよ」

まどか「んー何でもない。ちょっと頭痛いだけなの・・・」

杏子「・・・無理すんなよ」

まどか「うん、ありがと」

マミ「やっぱりほむらちゃんが食べさせてくれたら何倍も美味しいわっ」

ほむら「マミは大げさよ・・・はい、あーん」

まどか「・・・」ズキン

まどか(頭が・・・というより胸が痛くなって、結局保健室に来ちゃったよ・・・)

まどか(授業休んで・・・不良になっちゃう・・・)ガラッ

ほむら「失礼します」

まどか(ほむらちゃんの声・・・!?)

ほむら「胸が苦しいので休ませてもらえますか・・・ええ、休ませなさい。それから貴女は用事が

あったはずよ・・・すぐに○○学校まで行かないといけないわ」

まどか(?何話してるの・・・あ、こっちくる)バッ

ほむら「・・・まどか?」

まどか(・・・寝たふり・・・)

ほむら「まどか・・・狸寝入りはすぐに分かるわ」

まどか(!・・・)

ほむら「何か私と顔を合わせたくない事情でもあるのかしら」

ほむら「昨日は名残惜しいほど2人で話したのに」

まどか「・・・」

ほむら「いいわ・・・そんな意固地な貴女には・・・」バッ

まどか「・・・ひうっ!」

ほむら「あら、やっぱり起きて・・・」

ほむら「何故、泣いてるの?」

まどか「・・・う、うぅ・・・」

ほむら「まどか・・・」スッ

まどか「触らないで!」

ほむら「・・・まどか?」

まどか「・・・ほむらちゃんはマミさんの事が好きなんでしょ?」

まどか「なら、私にかまわないでよ・・・!」

まどか(私、酷いこと言ってる・・・)

まどか(自分からほむらちゃんに寄っていったくせに!)

ほむら「・・・」

ほむら「マミは魔法少女仲間よ・・・。でも」

ほむら「それ以上でもそれ以下でも無いわ」

まどか「・・・うそっ!」

まどか「昨日も見たんだよ!」

まどか「私と別れた後、マミさんと・・2人で・・・」

ほむら「・・・私は、貴女が何よりも大事よ」

ほむら「勿論、マミよりも」

まどか「それも嘘なんでしょ・・・」

ほむら「これは本当よ、まどか」ギュ

まどか「どうせ、あ・・・」

ほむら「いいえ、言い方を誤ったわ」

ほむら「他は嘘でもこれだけは信じて欲しいの」

ほむら「私は貴女さえ側に居てくれたら、他に何も要らないわ」

まどか「・・・」

ほむら「信じられない?」

まどか「・・・ううん!」ギュー

ほむら「・・・さ、涙を拭いて・・・」

ほむら「貴女は笑った顔が一番可愛いわ」

まどか「そ・・・そんなことないよっ」

ほむら「ええ、これは嘘よ。どんな顔も可愛いわ」

まどか「え、えぇっ・・こ、困るよぉ・・・」

ほむら「ふふっ・・・」

まどか「てぃひひ・・・」

今日はここまでです!殆ど進まなくてすいません!
今度大阪のまどかオーケストラに行ってくるので、それまである程度進めたいです!

まどか(その日から、私とほむらちゃんはいつも一緒に居るようになりました)

まどか(マミさんとの関係は聞かないことにしました)

まどか(たぶん深い理由がある・・んだよね)

まどか(何より、ほむらちゃんの言葉を信じることにしました)

まどか(貴女さえ側に居てくれたら他に何も要らないわ・・・)

さやか「まどかー顔がニヤけてるよ」

まどか「・・・はっ」

杏子「どうせほむらのことでも考えてたんだろー?お熱いこって」

まどか「そ、そんな・・・てぃひ・・・」

杏子「でもほむらも大したヤツだよな。マミともあんなことし」

さやか「バっ!杏子っ」

杏子「てっ・・・あ、いや何でもねー」

まどか「マミさんと・・・どうしたの?」

さやか「えーあー・・・あ、いつも弁当食べるときイチャついてたりー」

杏子「ま・・獣倒す時も息がピッタリなんだっ」

さやか「そうそう、まどかが見てたら嫉妬しちゃうんじゃないかなぁってね!」

まどか「私とほむらちゃんはそんな関係じゃないから・・・」

さやか「そうだよね!さ、それより夏休みの予定たてないとねっ」

杏子「そうそう、みんなで海行くんだろ?」

まどか「うん・・・みんなで楽しい旅行になったらいいな・・・」

まどか(ほむらちゃん・・・マミさんと何かあったのかな・・・)

まどか(さやかちゃんも杏子ちゃんも・・・隠してるけど)

まどか(何かあった・・・ううんっ!)

まどか(信じるって決めたんだから!)

まどか(そうだ、今日はほむらちゃんのお家に行ってみよっ)

まどか(私の家には来たことあるけど、私が行ったことはないもんね)

まどか「今日はほむらちゃんのお家にお邪魔してもいいかな?」

ほむら「あら・・・私の家には何も無いわよ。お茶くらいしか出せないわ」

まどか「何もなくてもいいよ、2人で話せるだけでも楽しいなって」

ほむら「あら、嬉しいことを言ってくれるわね」

ほむら「でも、一人暮らしの私の家にまどかが来るということは・・・」

まどか「?」

ほむら「何をされても助けは呼べないのよ・・・」

ほむら「覚悟はいいのかしら・・・?哀れな獲物ちゃん・・・」

まどか「も、もぉ!ほむらちゃんはいつも・・・」

まどか「え、エッチなことばかり言って・・・からかって・・・」カア

ほむら「あら、想像逞しいまどかの方が余程エッチよ」

ほむら「いえ、妄想と言った方がいいのかしら・・・」クスッ

まどか「もぉ!ほむらちゃんの変態!」

まどか「へーこれがほむらちゃんのお家・・・」

まどか(夢で見た光景と・・・似てる・・・)

まどか(大きな振り子は無いけど・・・このスクリーンとかイスとか・・・)

まどか(あの奥にあるベッド・・・夢で・・・)ポー

ほむら「座っててちょうだい・・・まどか?顔が赤いわよ」

まどか「なな何でもないよ!お邪魔しまーす」

まどか(あれはただの夢だもんね・・・!)

まどか「すごくお洒落だねーでもぬいぐるみとか全然無いんだねっ」

ほむら「必要以上に物は置かないようにしてるの・・・何かあった時に困るから」

まどか「ふーん・・・あ、この古いメーターみたいなの変わってるね!0、7、2・・・」

ほむら「お茶が入ったわ・・・あぁ、それはある人から貰ったの」

ほむら「さ、どうぞ」

ほむら「それで、まどかが船に飛び移ってくるんだけど」

ほむら「着地の衝撃で2人とも倒れこんでしまうのよ」

ほむら「まどかが私を押し倒した格好で、そのまま喋りだすのだけど・・・」

ほむら「なかなか離れてくれないから困ったわ・・・」フフ

まどか「ゆ、夢の中の私だから、私じゃないよぉ!」

ほむら「ええ、そうね・・・まどか、おかわり要るかしら」

まどか「あ、うん・・・あっもうこんな時間!」

ほむら「あら、本当ね。夢中になってたから気づかなかったわ」

まどか「・・・帰りたくないなぁ」

ほむら「お父さんお母さんが心配するでしょ?」

まどか「・・・うん」

ほむら「夜道は危ないから、そこまで送るわ」

まどか「楽しい時間ってすぐに過ぎちゃう」

ほむら「今度ご両親の許可さえ頂いたら、泊まりに来たらいいわ」

まどか「いいの!?」

ほむら「ええ」

ほむら「でも、布団が一式しかないから、私と一緒に寝ることになるけど・・・」

まどか「え・・・あわわ・・・」カアー

まどか「・・・私は・・・いいよ?」

ほむら「ふふ・・・その時を楽しみにしておくわ」

まどか「・・・うん!じゃあ今日はありがとう、ほむらちゃん」

まどか「また明日ね!」

ほむら「ええ、また・・・」

ほむら「・・・まどか」

まどか「えっ?」

ほむら「・・・」ちゅっ

まどか「・・・!?」

ほむら「さようなら、良い夢を・・・」タッ

まどか「・・・」ボー

まどか「・・・」ボー

まどか「・・・」ボッ

今日はここまでです!
なぎさちゃんはそのうち出てくるかも知れません。
マミさんは・・・妖艶になったほむらとある意味合うのかな、と。
段々と話が混沌としてきますが、何卒お付き合いください!

まどか「・・・」

まどか(ほむらちゃんと・・・)

まどか(キス)

まどか「・・・・しちゃったー!!」

まどか「・・・」

まどか「あーもうどうしようどうしよう」ウロウロ

まどか(明日どんな顔して会えばいいか分からないよ!)

まどか(でもでも)

まどか(もう後は告白して付き合うしかないよねっ)

まどか「・・・」

まどか(マミさんは・・・)

まどか(ううん、今は考えないでおこう)

まどか「・・・あっ!」

まどか(ほむらちゃんのお家に忘れ物しちゃった・・・)

まどか(会うの・・・恥ずかしいけどアレが無かったら困るし・・・)

まどか(ここからならすぐだし、行こっ)タッ

まどか「はあ・・・はあ・・・」ドクン

まどか(ほむらちゃんの家はすぐそこです)

まどか(でも、私の目に飛び込んできたのは)

まどか(ほむらちゃんと一緒に部屋に入るマミさんの姿でした)

まどか「はあ・・・はあ・・・」ドクン

まどか(ただ、お茶するだけだよね。たぶん、魔法少女の話だよね)

まどか(私たちには分からない話があるんだよね)

まどか(ほむらちゃん・・・)

まどか(部屋・・・の前まで来ちゃった)

まどか「・・・」

まどか(あ、ドア開いてる・・・)

まどか「・・・」

まどか(神様!まどかは少しだけ悪い子になります!)

まどか「・・・」

まどか(・・・話し声もしない)

まどか(このドアの向こう・・・)

まどか(少しだけ・・・少し)ソッ

まどか(・・・あっ)

まどか(2人で・・・)

まどか(キス・・・してる・・・・の?)

まどか(・・・)

まどか(なにこれ)

まどか(私が何より大事って嘘だったの・・・)

まどか(・・・あ)

まどか(すご・・・い)

まどか(あんな・・・大人な・・・感じの・・・)

まどか(・・・はあ・・・)

まどか(私のほむらちゃんが・・・)

まどか(マミさんに・・・)

まどか(・・・)

まどか(・・・はぁ・・・)

まどか(わたし・・・なんだろうこのかんかく・・・)

まどか(おこって・・るの?ちがう・・・でもなにこの・・・ふしぎなかんじ・・・)

まどか(くるしい・・・せつない・・・むねがしめつけられる)

まどか(ふつうは・・・とめるよね・・・)

まどか(だって・・・あの口でさっき、私にしてくれたんだよ)

まどか(それがマミさんに取られてるのに・・・)

まどか(・・・あぁ・・・)

まどか(・・・あ!)

まどか(マミさんの手が・・・・)

まどか(ほむらちゃんの胸に)

まどか(すご・・・い・・・)

まどか(・・・見たくない光景なのに・・・)

まどか(動けない・・・視線を逸らせない・・・)

まどか(服も脱がせてる・・・)

まどか(これ以上見るのが怖い・・・でも)

まどか(きれい)

まどか(・・・あぁぁ・・・)

まどか(・・・見たがってるの?)

まどか(・・・わたし・・・!!)

ぷるるるるるるる

まどか「ひゃっ!!」ガタガタッ

ぷるるるるるるる

ほむら「・・・!?」

マミ「え?え?」

まどか「あ・・・あ・・・」

ほむら「・・・まどか!」

マミ「鹿目・・・さん?何でここに!?」

まどか「ごごごめんなさいっ!!」ダッ

ほむら「あっ・・・」

マミ「鹿目さん!」

まどか「はあ・・・はあ・・・」バタンッ

まどか(逃げなきゃ・・・逃げなきゃ・・・)

まどか(・・・あっ)

ほむら「まどか」

まどか「ほむら・・・ちゃん」

ほむら「これは悪い夢よ・・・安心して」


まどか「え!?」ガバッ

まどか「・・・・」

まどか「私の部屋・・・・今の、夢ええ!?」

まどか「頭の中がモヤモヤしてる・・・」

まどか「夢だったような・・・そうでないような・・・」

まどか「心臓バクバク言ってる・・・」

まどか(私・・・パジャマ着て、今はベッドの上・・・)

まどか(何が・・・なんだか分からない)

まどか「・・・混乱しちゃうよ・・・・」

詢子「おーい、まだ寝ぼけてるのかい?」

まどか「あ、ママ・・・おはよ・・・」

詢子「おはよ。朝ご飯だよ、降りてきなー」

まどか「行ってきます・・・・」

まどか(はあ・・・昨日のアレ)

まどか(夢じゃなかったら・・・)

まどか(ほむらちゃんと顔合わせられないよ・・・)

さやか「おはよーまどか!」

杏子「どうした?元気ないぞ」

まどか「あ、おはよーさやかちゃん、杏子ちゃん」

まどか「大丈夫だよ、ちょっと考え事してて・・・」

さやか「まどかが考え事ねえ」

まどか「・・・大したことじゃないんだけど・・・」

杏子「何だよー水臭い。あたしらに話してみなよ」

まどか「う、うん・・・」

まどか「実は・・・」

まどか「マミさんと・・・ほむらちゃんのことなんだけど」

さやか「マミさんとほむら・・・?」

杏子「・・・その2人がどうしたんだ?」

まどか「あの2人・・・付き合ってるのかな・・・」

さやか「・・・へっ?」

杏子「・・・はっ?」

まどか「・・・二人とも何か隠してるんでしょ?教えてよ!」

さやか「・・・」

杏子「・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・ぷっ、あははは・・・まどか~面白すぎ!」

杏子「そんなことあるわけないじゃんか」

まどか「え!?だって!昨日・・・」

まどか「あの2人が・・・その・・・」

杏子「・・・何?」

まどか(あ、ダメ。夢かも知れないし・・・言えない)

さやか「マミさんとほむらでしょ?ありえないって!」

杏子「マミはなぎさとはいつも一緒に居るけどね」

さやか「なぎさちゃんとは何かあっても・・・無いけど。ほむらとは無いって!」

まどか「・・・うん」

まどか「うん!・・・私の勘違いだったみたい」

杏子「・・・ふーん」

さやか「変なまどかっ」

ほむら「あら、おはよう。まどか、杏子・・・ついでにさやか」

まどか「あ・・・!」

杏子「ほむらおはよっ」

さやか「おはよ・・・って私はついでかよ!」

ほむら「クラスメイトのよしみで挨拶してあげたの・・・不満だったかしら」

さやか「思いっきり不満だっつーの!」

まどか「・・・?」

まどか「ほむら・・・ちゃん」

ほむら「あら、どうしたのまどか?元気が無いわね・・・」

まどか(全然変わった様子がない・・・)

まどか(昨日のはやっぱり夢なのかな)

まどか「う、うん、大丈夫だよ!」

ほむら「そう?体調が悪いのなら休んだほうがいいわよ」

まどか「大丈夫・・・ありがと」

杏子「・・・」

なるほどこいつがまどほむスレで嫌われる訳だ

まどほむ前提のほむマミも良いよねだとか定期的に書き込んでは叩かれたり誘導されてた奴?

>>70
嫌われてるんなら仕方がない。けれど時間はかかっても完走はさせて貰う。
私の作る話はありきたりでオチも無いしょーもない話になる。
けど、まどほむ予定調和の話って、これ以上需要あるか?

>>71
それは別人。ほむマミは書いたことないし、他スレには顔出してない。
あくまでこのスレ。まどかとほむらの話のみ。

というわけで今日はここまでです。
何か、期待を裏切ってしまった様で申し訳ない気持ちもあるが、少しづつでも書き込んでいきたいと思います。

乙でした
ほむマミじゃねえよ?という言葉を信じてどんな展開になるのか期待してまってるわ

>>75
ありがとう。だけど、もうこのスレはHTML化依頼してきた。
良く考えたら、人に読んでもらいたくて書いてるのに、読んでくれた人を不快な思いにさせたら本末転倒だよな。
反省。
そのうえで、今回みたいな回りくどい書き方や落差とか考えずに、ストレートなものを書く。
途中で放り出すことになって申し訳ない。
今まで根気よく読んでくれてありがとう。

>>73
ちょっと前のスレで変態ネタ投下して他所でやれって言われてた奴だろ

>>76
そうか、残念だが別のssで読める機会を楽しみにしてるよ

前の奴は酷かったけど今回のは期待できそうだと思ってたのに投げ出すのかよ
クソが

>>78
そう。カップルスレに変態物書き込んだのが俺。

>>79
案外すぐ書き出すかも知れない。どうしようもないヤツと思って仕方なく付き合ってください。

>>80
その酷かった前回の感じでやるわ。俺はクソだし空気読めないから、変態物でないと無理だと分かったわww

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