神原「ちからに？私は今何も困っていないし、阿良々木先輩の性奴隷として充実した毎日を送っているぞ！強いて言うなら手に入らないBL小説が数冊あることだろうか」

ほむら「そう、今はBL小説のことはどうでもいいわ。あなたはもう戦場ヶ原さんの事をどうも思っていないのかしら？」

神原「それは…」

ほむら「率直に要件を言わせてもらうわ。私は悪魔よ。あなたの昔願った願いを叶えるために来たの」

神原「なっ…君が悪魔？悪い冗談はやめて、お姉さんと楽しいことでもしようじゃないか。」

ほむら「冗談ではないわ」ﾊﾞｻｰ

神原「黒い羽…でももうその夢は悪魔の力では叶わないことは証明されているんだ。悪魔の君に頼るわけにはいかない。」

ほむら「前にあなたが願いを掛けたあんな低級の悪魔とは一緒にしないで欲しいわね。」

神原「でももう今の私にはあなたに払える代償が処女くらいしかないぞ？」

ほむら「そんな代償こっちから願い下げよ。それに私は何か代償が欲しくてあなたのところに来たわけじゃないわ」

神原「じゃあなんのためにここに…」

ほむら「愛よ」

神原「愛？」

ほむら「そうよ、強い愛を持つ人の力に私はなりたいの。私にもとても愛している女の子がいるわ、でもその子との夢を叶えるために膨大な労力と犠牲を払ったわ」

神原「君もレズか！いい友達になれそうだ！うちに来ないか⁉︎」

ほむら「あなたと一緒にはしないで欲しいものね。でも好きな女の子がいるということは共通しているわね。私はあなたの様な人達に愛で苦労をして欲しくないの」

神原「とりあえずうちに行こうじゃないか‼︎」

ほむら「え、アッ、ちょっと…」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

～時間經過～

神原「改めて話を聞かせてもらえるかな、えっと…ほむほむ」

ほむら「他にいい名前はなかったのかしら？まぁいいわ。要点をまとめて話せば、単純に私は何の見返りもなく、あなたと戦場ヶ原という人が結ばれるのを見届けたいのよ」

神原「つまり、レズとして性こ…いや成功して欲しいというわけだな！」

ほむら「なんでこの人の手助けをしようと思ってしまったのかしら」

神原「でも一体どうやって私と戦場ヶ原先輩をくっつけるつもりなんだい？」

ほむら「その方法は戦場ヶ原さんの愛する人を消してそこに漬け込むのよ」

神原「それは君の言う低級な悪魔によって失敗してるぞ」

ほむら「そ、そう。じゃあつり橋効果というのはどうかしら」