シャーリー「トゥルーデちゃん!」 (17)

一応完結してるので暇な時に書き込みます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366023825

バルクホルン「おい、なにを見ているんだリベリアン。私の顔に何かついているか」

シャーリー「へっへっへ〜。トゥルーデちゃん!」

バルクホルン「!?…なっ、なんだ突然気持ち悪いな。その呼び方はやめてくれ。お前に呼ばれると寒気がする」

シャーリー「気持ち悪いとはなんだよ〜。それに、私の事はシャーリーって呼んでくれ」

バルクホルン「フッ、私がなんと呼ぼうが私の勝手だろう。リベリアンはリベリアンだ」

シャーリー「そーかそーか、じゃあ私もトゥルーデちゃんと呼ばせてもらうよ」

バルクホルン「なっ!……そうなるくらいだったら仕方ない、シャーリーと呼ばせてもらおう」

シャーリー「おっ、じゃあ試しに呼んでみてくれよ!」

バルクホルン「くっ…。しゃ、…シャーリー……」ボソッ

シャーリー「んー?なんだって?よく聞こえないぞ〜」

完結してるならさっさと投下しちゃえば?

>>4
わかりました
なるべくサクサク行きます

バルクホルン「……シャーリー」ボソッ

シャーリー「おいおい、本当に聞こえないぞ」

バルクホルン「ぐっ…シャーリーっ!!!!ふん、これでいいだろう!?」

シャーリー「び、びっくりしたー。よしっ、ありがとなトゥルーデちゃん。じゃーまた後でなー」スタスタ

バルクホルン「なっ…!待て貴様!待たんか!」

バルクホルン「あいつめ……。適当な事を……。というか、何がしたかったんだあいつは…」

−−−−−

シャーリー「よう、トゥルーデちゃん。なにやってるんだ」

バルクホルン「おい……まだ続けるのかリベ……」

バルクホルン(いや……もしかしてこいつは、私がシャーリーと呼び続けるようになるまでやめないつもりか?)

シャーリー「んー?どうしたトゥルーデちゃん」ニヤニヤ

バルクホルン「い、いやなんでもない、し…シャーリー。見ての通り、懸垂の最中だ。…貴様は何の用だ」

シャーリー「私か?私は…トゥルーデちゃんに会いにきたんだ」

バルクホルン「ななっ、何を言っている…!ぐっ!」ズルッ

シャーリー「おいおい、カールスラントの怪力エース様は懸垂もできないのか??」

バルクホルン「ふん、汗で滑っただけだ。このくらい…なんともない」

シャーリー「へへーん、じゃあこれはどうだ?それっ」コチョコチョ

バルクホルン「なっ!?ばっや…やめろっくすぐるな…!ははっ、な…やめろと言っているんだリベリ…!!」

シャーリー「ん?リベリ…なんだって?」

バルクホルン「くっ…シャーリー…」

シャーリー「ははっ、しょうがないな〜今日はこの辺にしといてやるよ。じゃーなっ」

バルクホルン「なっ…またか!待て!……逃げ足の早いやつめ」

バルクホルン(なぜだ…なぜ私があいつに振り回されているんだ…)

−−−−−

シャーリー「あー…今日は眠れなかったなー…」

バルクホルン「なんて顔だシャーリー。寝れる時はきちんと睡眠をとる。軍人として当たり前の事だぞ」

シャーリー「おっ、トゥルーデちゃん。今自然にシャーリーって言ったな」

バルクホルン「そ、それがどうした。それに、ずいぶん前からお前をシャーリーと呼ぶ事はあったはずだ」

シャーリー「ああ、そうだったな。それ以来全然呼んでくれないからさみしくってな〜」

バルクホルン「ふん、何を言うか。私に呼ばれたところで嬉しくもなんともないだろう」

シャーリー「お前こそ何言ってるんだよ。お前に呼ばれるから嬉しいんだろ」

バルクホルン「なっ、なな…!」

シャーリー「はははっ、おかげで目が覚めたよ。先に食堂行っててくれ」ダッ

バルクホルン「おい待て…!……ふっ、あいつめ」

バルクホルン(しかし少し具合が悪そうだったな…)

−−−−−

シャーリー「あー…やっぱり今日は体調がよくないな…」

シャーリー(なんとかバレずに済んだか?あいつこういうところはよく見てるからなー…)

ウー

シャーリー「け、警報!?…出撃か」

−−−−−

バルクホルン「敵は小型一機。他のものはいつでも出撃できるよう待機しているようだ」

シャーリー「……そうか」

バルクホルン「おいシャーリー、やはり具合が悪そうだぞ。他の者を呼んで、お前は基地に帰還した方が…」

シャーリー「…ははっ、ちょっと寝不足なだけだ。戦闘には支障を出さないよ」

バルクホルン「そうか、ならいいんだが……。来たぞ」

シャーリー「私があいつを引き寄せる。お前は後ろから頼むよ」

バルクホルン「おい、それではお前は…」

シャーリー「私には自慢のスピードがある。あんなやつすぐに巻くよ」

バルクホルン「……わかった。だが無理はするなよ。無理とわかったら私が奴を…」

シャーリー「ははっ、思ったより心配症なんだな。心配すんなって。帰ったら芋でも揚げてくれ、フライドポテトにケチャップをつけて食いたい気分なんだ」

バルクホルン「ふっ、そうか。なら、早く済ませてしまおう」

シャーリー「おう。…さて、いくぞっ!こっちだ!」

ネウロイ「ソッチカ」ドシュウ

シャーリー(ひゃー、思ったより攻撃が激しいな)

バルクホルン「後ろはとったぞ!」

シャーリー「……よし。さあ、頼むよマーリン!」

ガクッ

シャーリー「なっ…!?なんだ!?」

バルクホルン「どうした!?」

シャーリー「全然スピードが出ない…?くそっ、頼む!」

シュー

シャーリー「ダメだ…魔力がうまくコントロールできない…?」

バルクホルン「おいシャーリー!
次がくるぞ!」

シャーリー「くっ!避けられないか…!」ウィン

ドシュウ

シャーリー「ぐっ…この体制でシールドはきつ…っ!!」

バルクホルン「くそっ…狙えない!こうなったら直接こいつで……ずおりゃああああ!!」ドーン

グラッ

シャーリー「攻撃が止まった!?」

バルクホルン「シャーリー!私の銃はもう使い物にならない!頼む!」

シャーリー「こんのぉぉ!!」ダダダ

パリーン

バルクホルン「やったぞ!!……おい、シャーリー?」

シャーリー「…」

バルクホルン「なっ!?どうした!くそっ!」

ガシッ

シャーリー「……ん?ば、バルクホルン……ネウロイは……!?」

バルクホルン「ネウロイならお前が撃墜したよ。まったく、無茶をして」

シャーリー「そうか…よかった」

バルクホルン「さて、基地に帰還するぞ。…お前を休ませなきゃならないようだからな…」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom