エレン「顔面偏差値?」(18)
エレン「顔面偏差値ってなんだよ?」
アルミン「うん、ちょっとしたお遊びさ。この機械を使って顔の偏差値をはかるんだ」
エレン「偏差値ってことは…顔の良さだよな?」
アルミン「うん、まああくまで機械的に計測するだけだから、本当の良し悪しはこれに雰囲気とスタイルを合わせた感じかな?」
エレン「ふーん。で、このカメラみたいになってるので撮るのか」
アルミン「うん、じゃあ早速…」
ミカサ「…どうしたの?アルミン」
アルミン「ふふ」
エレン「よーっし!」パシャ
ミカサ「…?」
アルミン「どうだいエレン!?」
ミカサ「エレン、隠し撮りは卑怯だと思う。ので、エレンは堂々と私に写真を撮らせてくれと言うべき。そうすれば私はオールヌードでもベッドシーンでも…」
アルミン「ちがうんだミカサ!まあ観ててよ」カチャカチャ
ミカサ 顔面偏差値 62
エレン「おお!」
アルミン「すごいよ!やっぱりミカサは美人だね」
ミカサ「な、なにを…///」
エレン「真ん中が50だから、かなりいいよな」
ミカサ「エレン…///」
アルミン「よーし」パシャ
エレン「お、おい!アルミン!不意打ちかよ!」
エレン 顔面偏差値 57
アルミン「おお!」
エレン「まあまあかな?」
ミカサ「これは低すぎる。アルミン、もう一回やってみて」
アルミン「いや、これは撮り方は関係ないんだ」
エレン「このやろう!仕返しだ!」パシャ
アルミン「うわ!」
アルミン 顔面偏差値 54
アルミン「はは…まあこんなもんか」
エレン「なあ、このボタンはなんだよ?」
アルミン「ああ、それは男女で切り替えれるんだ」
エレン「よーっし、じゃあ…」ポチ
アルミン「?」
エレン「えい!」パシャ
アルミン「ちょ、ちょっとエレン、女の子モードで撮ってどうするの!」
アルミン 顔面偏差値 66
ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ
アルミン「…」
エレン「おお!あがった!」
ミカサ「私より…うえ」ゴゴゴゴゴ
ミカサ「こうなったら…」ゴゴゴゴゴ
アルミン「…」ビクビク
エレン「どうしたミカサ」
ミカサ(
ミカサ「こうなったら…」ゴゴゴゴゴ
アルミン「…」ビクビク
エレン「どうしたミカサ?メガホンなんかもって…」
ミカサ「おっほん…!えーこれより104期訓練兵団の顔面偏差値測定を行います。ので、暇なひと改め全員食堂にお集まりください」
アルミン「あー…」
エレン「お!のってきたな!ミカサ♪」
食堂にて
ゾロゾロ
ユミル「顔面偏差値ぃ~?」
クリスタ「どういうことかな?」
ライナー「俺たちの顔の良し悪しを決めるのか?」
ベルトルト「…あんまり乗り気になれないけど…」
ジャン「おいエレン!お前はいくつだったんだよ?」
エレン「俺は57だ」
ジャン「はっ!てめえが57かよ。おーいみんなー!この顔面偏差値測定ってのは、思ったよりもいい結果を出してくれる機械みてえだ!期待できるぜ!」
エレン「おいジャン。そりゃどういう意味だ」
アルミン「まあまあ…とりあえず順番にやってみようか」
ミカサ「アニ!あなたに一番を任命する。前に出て」
アニ「はぁ?なんで私がそんなこと…」
エレン「アニならきっといい結果がでるな!」
アニ「…ちょっとやってみるよ」キリッ
アルミン「はーい」パシャ
アニ 顔面偏差値 61
ミカサ「…クス」
エレン「おお!やっぱりたっけえなー!」
アルミン「普通に美女だね」
アニ「そ、そうかい///」
ミカサ「女狐にしてはよくやった。しかしこの私には遠く及ばない。これからは女狐に加えて負け犬の名前を任命する」
アニ「1しか変わらないだろう。全身偏差値なら私が圧倒的だよ、この筋肉ゴリラ」
ミカサ「上等…アルミン、来週までに全身偏差値測定ができる機械を作って」
アルミン「…あ、ああ」(なんでこうなるんだよ…)
アルミン「えーと、次は…」
エレン「順番なんていいじゃんかよ!片っ端から撮っていくぜ!」パシャパシャパシャパシャ…
ライナー 47
ベルトルト 59
コニー 45
ユミル 43
サシャ 54
ミーナ 52
マルコ 50
トーマス 53
クリスタ 70
ジャン 54
ダズ 35
サムエル 58
ミリウス 52
フランツ 50
エレン「おー!おもしれえ!」
ユミル「クリスタすっげぇ!」
クリスタ「へへ…///」
ジャン「俺が…エレンに…負けた…」
アルミン「まあ…みんな概ね妥当かな?…はは」
このSSまとめへのコメント
ベルトルトは65はある