男「タバコ吸う女は無いわ」(273)

男「ないない」

幼馴染「良いじゃん!タバコくらい!」

男「ないない」

幼馴染「うわぁ…心狭すぎ…笑えないよ?」

男「笑わなくて良いよ?ヤニで黄ばんだ歯の笑顔なんか見たくないし」

幼馴染「黄ばんでないから!ちゃんと歯磨いてるし!」

男「……なら見せて見ろよ」

幼馴染「いいよ!いー!」

男「どれ………黄ばんでんじゃねーか!クソッタレ!!」

幼馴染「あっあれ?」

頭が悪いから

男「あれ?じゃねーよまっきっきだよ!!」

幼馴染「ほっ本当だ…」キバミ

男「つかよぉ…幼馴染の部屋も久々に来たけどよぉ…なんか壁とか黄色くね?」

幼馴染「えー?気のせいでしょー?」

男「気のせいな訳あるかよ!こんな汚らしく黄ばんだ壁が普通あるか!!」

男「灰皿に吸い殻のドームが出来る程吸ってりゃ黄ばみもするわ!!」

幼馴染「えへへ…部屋に居るとなんとなく吸っちゃうから」テレテレ

男「褒めてねーよ?」イラ

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/09(水)11:13:32.26 ID:ey68MYnjO [1/2]
男「ないない」
幼馴染「良いじゃん!タバコくらい!」
男「ないない」
幼馴染「うわぁ…心狭すぎ…笑えないよ?」
男「笑わなくて良いよ?ヤニで黄ばんだ歯の笑顔なんか見たくないし」
幼馴染「黄ばんでないから!ちゃんと歯磨いてるし!」
男「……なら見せ
2 名前:以下、名無しかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/09(水) 11:21:09.41 ID:sxhi1UfjO
なんでタバコなんて害悪にしかならないものを吸いたがるのか
3 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 11:21:28.96 ID:FXK/gdng0頭が悪いから

4 名前:以下、名無しにかわりしてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/09(水) 11:23:20.62 ID:ey68MYnjO [2/2]
男「あれ?じゃねーよまっきっきだよ!!」
幼馴染「ほっ本当だ…」キバミ
男「つかよぉ…幼馴染の部屋も久々に来たけどよぉ…なんか壁とか黄色くね?」

幼馴染「えー?気のせいでしょー?」
男「気のせいな訳あるかよ!こんな汚らしく黄ばんだ壁が普通あるか!!」
男「灰皿に吸い殻のドームが出来る程吸ってりゃ黄ばみもするわ!!」

幼馴染「えへへ…部屋に居るとなんとなく吸っちゃうから」テレテレ
男「褒めてねーよ?」イラ

幼馴染「あっあはは……そっそれよりさぁ?…部屋に呼んだ理由わかってるんでしょ?」

男「………なんだよ」

幼馴染「今日家に親居なくてさ?明後日まで帰って来ないんだ…」

男「………」

幼馴染「だっ…だからね?今日泊まっていかないかなぁ…って」

男「帰るわ」

幼馴染「へ?かっ帰る?」

男「なんかここ息し辛いし」

幼馴染「かっ換気!換気するから!」

男「今更遅いだろ」

幼馴染「ファブリーズもするから!」

男「来る前にしとけ」

幼馴染「お香たくから!」

男「来る前にしとけ」

男「つかお前の息臭いから」

幼馴染「ブレスケアするから!」

男「はぁ…もうそういうレベルじゃねーよ」

幼馴染「じゃあどうすれば良いのよ!?」

男「どうにもならないから帰るんだよ」

幼馴染「なにそれ!?女の子が勇気だして誘ってるんだよ?!最低じゃん!!」

男「……今まで気づかなかった俺も俺だが…」

男「タバコ吸ってるの知ってたら今日も来なかったし、この前のキスだってしなかった」

男「それに始めてがヤニ臭い部屋でヤニ臭い奴ととかないわ」

男「女々しいだろうが俺はそういう奴だから」

男「だから帰る」

幼馴染「なにそれ…良いじゃんタバコの臭いくらい……」

男「………俺はタバコ臭い女とか無理」

男「幼馴染は好きだったけど喫煙者となれば話は別」

男「100年の恋も冷める程タバコの臭い嫌いだから」

男「そんだけ俺はタバコ嫌いだからお前とはもう無理、だから帰る」

幼馴染「ま!まってよ!?」

男「無理、もう今すぐここから居なくなりたいから」

男「短い間だけど夢をありがとう」

男「ぶち壊されたけどな」

男「そういう訳だから、じゃあな」バタン

幼馴染「そっそんなぁ…」

幼馴染「……タバコの臭いぐらいなによ!?私が好きなら少しくらい我慢しなさいよ!!」

幼馴染「………あー…イライラしてきた」

幼馴染「あっタバコ………………別にいいか」カチカチ スウッ スパー

>>男「タバコ吸ってるの知ってたら今日も来なかったし、この前のキスだってしなかった」


ヘビースモーカーならキスしたら必ず煙草の味するんだぜ・・・・

男「ゲホッゲホッ!…あの部屋の臭い尋常じゃなかったな」

男「少なくとも前の幼馴染の部屋の匂いじゃなかった…」

男「前は良い匂いだったのに…」

男「初恋がこんな形で崩れ去るなんて……はぁ」

友「なーにため息なんかついてるのさ?」

男「うぉ……友か、初恋が終わったらそりゃため息も出る」

友「うぇ!?はっ初恋!?なになに?なんの話?もしかして幼馴染さんとの事?」

男「なんだお前…人が落ち込んでるのに嬉しそうだな?」

友「だってこの年でさ!同い年の人からリアルタイムの初恋云々なんて聞けるとは思わなくてさー!」

>>27
軽く口合わせた程度の児戯と脳内保管オナシャス

男「確かにそんな年じゃねーけどさ…この年で童貞なんて知り合いで俺ぐらいだしなぁ…」

友「あっ…ごめんね?そんなつもりはなかったんだよ?」

男「はぁ…気にしちゃいないよ、事実だし」

友「………でさ?何があったの?良かったら話してよ?」

男「うん?お前の言う通り幼馴染と終わっただけだよ」

友「だけって……なんで別れたの?……原因とかないの?浮気があったとか…ていうか付き合ってたんだね?まだ片思いかと思ってたよ」

男「ああ…まぁ周りには言ってなかったしな……浮気があったかどうかわからないが別れた原因は俺のエゴだから」

友「エゴ?何か不満があったの?」

男「あいつがタバコ吸ってたから、それだけ」

友「たっタバコ?そっそれだけで別れたの?あんなに好き好き言ってたのに?」

男「自分でも驚いてるよ」

男「今日付き合ってから始めてあいつの家に行ったんだけどな」

男「そこで初めてあいつがタバコ吸ってるの知ったんだよ」

男「あいつの家についたら上がって良いよって言うからさ、上がってってあいつの部屋を開けたらよ」

男「あいつが普通にタバコ吹かしてやがったんだよ」

男「今までは隠してたみたいなのにな?今日は隠す素振りすら見せなかった」

男「その姿を見て一気に体がから何か抜けてったよ」

男「家に呼ばれて舞い上がってトギマギしてた俺もその瞬間消えた」

友「えー…」

友「…本当タバコの臭いだけが理由なの?」

男「そりゃタバコくらいってのは思われるだろうな」

男「でも俺は本当に嫌いなんだよ…あの臭いが…」

友「そっそんなに?」

男「ああ、あれを吸いたがる奴の気が知れない…あんな臭いの物を体内に取り込むとか……」

友「ふ、ふぅーん……でも……そ…そんなに悪い物でも無いと思うけど…?」

男「は?……もしかしてお前…」

友「ちっちがうよ?私は吸ってないから!」

男「………まぁ良いよ、友と付き合う訳じゃないし好きにしろよ」

友「えっ…ちっちが!私は吸ってないから!!」

男「……歯…黄色いぞ?」

友「んぐっ!」ササッ

男「ははっ……じゃあもう行くわ俺…タバコも程々にしろよ?子供が出来たら可哀想だからな」

友「私は!」

男「……じゃあな」

友「吸ってないから!!………タバコ…」

友「………幼馴染さんと別れるぐらい嫌いなの…?」

友「タバコ……やめよ……」

男「ただいまぁ…」

姉妹(ビクゥ!)

男「ん?…この臭いは……」

姉「おっお帰り!早かったわね?」

妹「きょっ今日は泊まりだったんじゃないの?」

男「…………くせーよ、糞姉妹が…もう止めたんじゃ無かったのかよ」

姉「だ、だって男が今日は帰らないからって…」

妹「ほっ本当は全然止められてなくて……」

男「……好きにしろよ、お前らはもう二度と話しかけるな」

姉「おっ男!?」

妹「お兄ちゃん!?」

男「前に約束破ったら口聞かないって言ったよな?」

姉妹「はい…」

男「それから妹…父さんと母さんにも言うからな……」

妹「そっそれだけは!」

男「知るか…タバコ臭いまま俺の部屋には近くなよ」

姉「うん…ごめんなさい」

妹「ごめんなさいお兄ちゃん!!許してよぉ!!」

男「これ…破ったの何回目だ?今日ので4回目だろ?いい加減にしてくれ…できないなら約束なんかしないでくれ」

妹「だって…お兄ちゃんに嫌われたくないから…」

男「……お前が嫌いなんじゃない…タバコが嫌いなんだよ?タバコと一緒に居るならお前らも嫌いだけどな」

妹「おっお兄ちゃん…ゆるしてよぉ……」

男「今日は日が悪かったな……絶対に許さない。姉さんもだ…」

姉「男…?なんかあったの?今日はやたらキツいじゃない」

男「………」

姉「いつもはそこまで言わないじゃない?なんか嫌な事があったなら…『うるさい!!』っ!」

妹「ひっ…」

男「……全部それのせいだ……全部…」

姉「おっ男?……」スッ

男「触るな!!約束も守れないニコチン中毒者が!!くせーんだよ!!」ダダダッ

妹「おっお兄ちゃん…うぐっ…うわぁぁ…」グスグス

姉「どうしちゃったのよ…」

男「はぁはぁ!はぁはぁ!」

男「はぁはぁ……なんなんだクソッ!今までここまでじゃなかっただろ!!」

男「……やっぱりあいつが吸ってる所見たのが…」

男「くっ!なんでタバコなんか吸うんだよ……なんで…」

男「あんな物……」

男「なんで俺はこんなに嫌いなんだ……そうじゃなきゃ今頃あいつと……」

男「幼馴染ぃ……」

「ねぇ僕?今一人?お母さんは?」

「ぼくだけだよ?おねぇちゃんだれ?」

「あっそうなんだ♪」

「じゃあお姉ちゃんと遊ばない?楽しくて気持ちいいよ?」

「えー?でもおかあさんが知らない人についてっちゃダメだって…」

「じゃあお姉ちゃんと今からお友達になろ?それなら知らない人じゃないよね?」

「えー」

「ダメかなぁ?お友達になってよ」

「うー……じゃあいいよ」

「やった♪じゃあさ?お姉ちゃんのお家行こうか?お菓子もジュースも沢山あるよ?」

「ほんとう!?いくー!」

「やだ!やめてよおねえちゃん!!」

「暴れないで?大丈夫だよ…気持ちいいだけだから…」ハァハァ

「やだ!やだ!たすけて!!お母さん!お父さん!お姉ちゃん!」

「ちょっとうるさいね…これ噛んでて?大丈夫だから…ほら…ね?」ハァハァ

「んぐぅー!うぅー!」

そうだ…この時だ……

当時は何をされたかよくわからなかったけど……

一番印象に残ったのが…

タバコの臭いだったんだ

男「………」

男「……ウプッ」
―――――――
男「げはぁっ!ハァハァ…」

母「男?どうしたの?大丈夫かい?」

男「だっ大丈夫だよ…母さん」

母「でも朝から戻すなんて…」

男「大丈夫だから…」

母「そうかい?ご飯は出来てるから食べれそうなら食べに来なさい?」

男「うん…」

男「………」

姉「男大丈夫なの?戻したみたいだけど…」

男「………」

妹「お兄ちゃん?」

姉「……そうだ、口聞いてくれないんだったね…」

父「なんだ?また喧嘩してるのか?仲良くしなさいとあれ程…」

男「父さん」

父「ん?どうした?」

男「妹が昨日またタバコ吸ってたから」

妹「!?」

父「なっ!?このバカ娘が!!また隠れて吸ってたのか!!」

妹「おっお兄ちゃん…本当に言うなんて……」

男「………」

姉「お父さん!私だって吸ってるんだし妹が吸ってたって……」

父「ふざけるな!!まだ高校生の分際で吸って良い理由があるか馬鹿者が!!」

父「そもそもお前が吸うのだって父さんは反対なんだぞ!?わかってて言ってるのか!!!」

姉「たっタバコくらい良いじゃん…」

父「ふん!お前はもう諦めたが妹は駄目だ!!妹は小遣い卒業まで抜きだ!!」

妹「えぇー!!?それはいくらなんでも……」

母「あなたの自業自得よ妹」

妹「なんでよぉ…なんで私ばっかり……」

父「なら姉も一生お小遣い抜きだ」

姉「ええ!!?」

父「そもそもお前が変な事を吹き込むからこうなってだな……」

男(タバコくらい良いじゃんか……)

男(このバカ姉妹はそんな程度の考えか)

男(親父達はしっかり躾てるはずなのになぁ…本当にバカな姉妹だ)

男(俺…一人っ子が良かったな)

男「ごちそうさま」

母「あら?もう?今日は学校あるの?」

男「ああ…行ってくるよ」

母「気をつけてね?無理はしないでね…」

姉「だから私は!!…あっ!男!私も行くから待ちなさい!」

妹「わっ私も!」

父「こら!!話はまだ終わってないぞ2人共!!」

男「………」

姉「待ちなさいよ!まだ無視するの!?」

妹「お兄ちゃん…?」

男「………」

姉「なんか昨日から変よ?どうしたのよ?」

男「………」

妹「お兄ちゃん本当に変だよ?いつもならそんなに怒らないじゃん」

男「………」

姉「今回はやたら強情ね…だったら…これはどう!?」ガバッ

男「むぐっ!?」

姉「この胸に押し付けられて黙ってるようじゃ男じゃないわよ!!」

妹「おっお姉ちゃん…」

男「むぐっ!!やめっ………やめろ!!」ドンッ

姉「っ!?」

男「……お前…朝からまたタバコ吸ってただろ?臭うんだよ…くそが」

男「……本当に嫌なんだよ……その臭いが…それを…わかれよっ!!!」

妹「ひっ…」ビクゥ

姉「わっ…わかったわよ…悪かった…謝るからさ?許してよ…」

男「吸いたきゃ俺が居ない場所で勝手に吸え」

男「でも吸うなら俺に近づくな…二度とだ」

男「昨日お前らは嫌いじゃないって言ったけど、お前らも嫌いになったから…」

妹「えっ…そんな…嘘だよね?ねぇ…?」

姉「……何よ!人が下で出たら偉そうに!!だったら二度と近づかないわよ!バカ男!!」

姉「行くわよ!妹!」グイッ

妹「あっ……お兄ちゃん」

男「………」

男「………」

幼馴染「あっ!おと……すーはー…すーはー……すぅぅ……はぁぁぁ………」

幼馴染「ミントガムも噛んどいて……」モグモグ

幼馴染「スプレーで服も消臭して……よしっ!男ー!!」

男「あっ…幼馴染…」

幼馴染「昨日は酷いじゃない!あそこで帰るなんて!」

男「うん、ごめん……」

幼馴染「でも男があんなにタバコ嫌いだとは思わなかったなぁ…隠してた私も悪かったけどさ」

男「………」

幼馴染「でもさ?男がそんなにタバコ嫌いなら私やめよっかなーとか思ったりしてさ」

男「!ほっ本当か!?」

幼馴染「え?うっうんうん!本当本当!だからさ?嫌いになんかならないでね?」

男「タバコさえ無きゃお前を嫌いになる理由がないよ!!」

幼馴染「そっそう?」

男「そうだよ!俺はずっとお前が好きだったんだから!!」

幼馴染「そっ…それは付き合う時聞いたよ?ちょっと恥ずかしいから大きな声で言わないでね?」テレテレ

男「恥ずかしがるなって!…んっ……お前、タバコ臭いよ?」

幼馴染「あっ!まだね!?まだ止めてないから!今から止めるからさ!?」

男「……そっか、わかったよ」

幼馴染「ごめんね?」

男「いいよ、禁煙頑張ってね」

幼馴染「うん!頑張るから期待しててね!!」

幼馴染「それじゃあ私はこっちだからじゃあね!また後で!」

男「ああ、また」

男「………」

男「駄目だろうなぁ…期待して損した」

男「昼飯どうすっかなぁ…あっ幼馴染…」

幼馴染「でねぇ?なんだよねぇ…」スパー

男「だよなぁ…灰皿あんなにする奴がいきなり止めれるわけねーよ」

男「はぁ…」

友「まぁたため息ついてる」

男「ん…友か、お前もタバコ吸いに来たのか?」

友「……違うよ、私はもう止めたから」

男「なんだ、やっぱり吸ってたんだな」

友「そうだよ、でも昨日から止めたから」

男「まぁ好きにしろよ…吸うなら俺から離れて吸ってくれ」

友「じゃあ吸わないから一緒にご飯食べようよ!ね?」

男「吸わないならいいけど…」

友「ありがとう!じゃあ何食べる?」

男「んー?まだ決めてないんだけどな」

友「そっそうなの?じゃあさ…私のお弁当食べない?ちょっと多すぎてさ…」

男「ん?でもそれだけじゃ俺が腹いっぱいには…」

友「本当はちょっとじゃなくてさ…3人分ぐらいあるんだ…」

友「お父さんと弟が今日はいらないって言うからさ?勿体無くて持って来ちゃったんだよね」

男「そういう事なら遠慮なく貰うけど…」

友「本当!?助かるよ~!持つべき物は友達だね!」

男「大げさな」

男「いただきます」

友「どっどうかな?」

男「まだ食っとらんよ?…あぐっ」モグモグ

友「うっうん………どう?」ドキドキ

男「ん?もしかして全部手作り?」モグモグ

友「うぇ?そっそうだよ?なんか変だったかな…」

男「いや、やけに美味しいなぁって思ったから…あぐっ」モグモグ

友「本当!?本当に!?」

男「おっ美味しいよ?本当に…」

友「良かったぁ……」

男「……なんだ?失敗でもしたの?」

友「いや!?そういうんじゃなくてね…?まぁ美味しいみたいだから良かったよ」ニコニコ

男「うん、美味しいよ」ニコッ

パクッにすりゃ良かった

男「はぁーごちそうさま!」

友「お粗末様でした!」

男「いやぁ…久々に充実した昼飯だったよ…ありがとう友」

友「私もお弁当が処理出来て助かったよ!ありがとう男!」

男「こんな弁当が毎日食えるおじさん達が羨ましいわ」

友「きょっ今日は偶々私が作ったんだ!普段はお母さんが作ってくれるけど体調崩して起きれなかったから私が作ったんだけど…」

友「でも今日は2人共いらなかったみたいで無駄になっちゃう所だったから助かったよ」

男「へー…でもこれなら毎日食っても飽きなさそうだな」

友「じゃっじゃあこれから毎日作ったあげよっか!?」

男「え?それは悪いだろ…取ってる奴が毎日一緒な訳じゃないし」

友「それもそうだね…」

男「弁当は悪いから遠慮するけど昼飯ぐらいなら一緒の時食べようぜ」

男「これなら別に気を使わなくて良いだろ?」

友「うん…でも今更だけど幼馴染さんは良いの?今日だって私が誘わなかったら一緒に食べてたんじゃ…」

男「あいつは喫煙所で他の奴とタバコ吹かしながら食ってたから」

男「だから誘わないし友に誘われなかったら1人で食ってたよ」

友「……うん、じゃあまた一緒の時は誘うから!その時はよろしくね!」

男「なんか改まってるな…まぁよろしくな」

友「あははっ!そうかもね!それじゃまたね!」

男「またな」

男「………」

幼馴染「笑っちゃってさ…」スパー

男「まだ吸ってんのかよ…朝の宣言どこ行ったよ…どんだけ適当に言ったんだよ」

男「つか今までもあそこで吸ってたのかな?」

男「気づかなかったとか俺の目が節穴すぎるな……」

男「無意識にフィルターでもかかってたのかな」

男「……はぁ…もういいや…」

(°□°;)

男「んんー!っと…疲れた……やっぱり1日に詰め込むべきじゃ無かったな」

男「まぁその分他の日が楽になるが……」

友「あ!男!今帰り?」

男「ん?また友か…」

友「またってなにさ!私じゃ駄目なの!?」

男「そんな事無いけどさ、友も今帰りか?」

友「そうだね、じゃあ駅までだけど一緒に帰ろっか」

男「ああ」

友「男さ」

男「ん?」

友「本当に幼馴染さんと別れたの?」

男「んー…今朝あったらあいつはそんなつもり無かったみたいだな」

友「やっぱりそうなんだ…」

男「でもまぁ俺は別れるつもりだけどな」

友「え!?…なんで?」

男「あいつ今朝さ…俺に禁煙宣言したんだよな」

男「でも昼に見かけたらガンガン吸ってたんだよな」

男「その後友と昼飯食った後に見たらまだプカプカしててさ」

男「それ見てもう本当にいいやって」

友「でも好きなんでしょ?幼馴染さんが…」

男「……今はもう好き…だった…かな」

男「俺さ?こういうのも何だけど…あいつの匂いが好きだったんだよな」

友「にっ匂い?匂いフェチなの?」

男「フェチとかじゃぁ…あーまぁいいや、聞いてくれ」

男「昔のあいつさ、凄い良い匂いしてたんだよ」

男「なんつうのかな…凄い優しい良い匂いだったんだよ」

男「部屋とかも凄く良い匂いでさ…俺はそこに入れれば多分ずっと幸せだったよ」

男「でも今のあいつにはその匂いがしないんだよな…タバコの臭いしかしないんだよ」

男「こんな事言ってると変態みたいってか変態なんだろうけどさ…」

友「ぶっちゃけちょっと…うわぁ…って思った…」

男「だろうな!ははっ!でもこんな話するの友が初めてだからさ…もうちょっと聞いてよ」

友「そっそう?そう言われると悪い気はしないかな…」

男「俺さ…小学校低学年の時昔レイプされたんだ…知らない女の人に」

友「え……急に重いよ?それ話して良いの?」

男「うん……誰も知らない話だけどなこれは…家族も知らない筈だから」

友「かっ家族も?ちょっ!ちょっとまって!!私の心の準備が……」

男「やっぱりやめとくか…」

友「待って!…………良いよ、ごめんなさい続けて」

男「急にごめんな友…」

男「大した事じゃないんだけどさ」

友「大した事でしょ……」

男「ははっ!そのレイプして来た女の人から凄くタバコの臭いがしてさ」

男「当時は何をされたかよくわからなかったからそれが特に印象的でさ」

男「多分タバコ嫌いなのはこのタバコの臭いが少しトラウマになってたんだと思う」

男「でさこの前幼馴染の家行った時さ」

男「その時は思い出せなかったけど…幼馴染の部屋がその女の人の部屋に似てたんだよな」

男「タバコが灰皿いっぱいに刺さってて…部屋が全体的に黄ばんでて煙たくて…そこでボケッとタバコを吸う幼馴染が居て」

男「それで俺は気持ちが消し飛んじゃったんだと思うんだ」

男「まぁそんな感じで幼馴染とはもう付き合えないかな?というかタバコ吸う人とは無理か…」

友「……そうだったんだ」

男「後半友には関係ない話だったよな…なんか無理に聞かせてごめん……」

友「…ううん、私は無理だったら聞かなかったよ…それに昨日まで私もタバコ吸ってたし……そんなに沢山じゃないけど」

友「まぁいきなりレイプされたはびっくりしたけどさ……」

男「ははっ!笑い話の種にでもしてくれ!」

友「それは流石に出来ないよ!?」

友「でもさ…男の支えになることは出来るかも知れないから……」

男「……え」

友「私はタバコを辞めるし今後一切吸わないから……歯も綺麗にするし」

友「そしたら男のそばに居ても良いかな?」

男「え……友?何を…」


友「私は…私は男が好きだから」

男「そっそんな……急に何を…」

友「前からアプローチはしてたんだよ?」

友「でも男は幼馴染さんしか見てなかったから全然気づいてくれて無かったよね」

友「だからもうダメ元で直球しかないなって思ってたから…そしたら男が幼馴染さんとはやっぱりダメで諦めるって言うからさ」

友「ならチャンスは今しか無いじゃない?」

友「私は幼馴染さんみたいな匂いとかは出せないだろうけど……男の好みに頑張って近づくから……」

友「お願いします!私と付き合って!」

男「友……」

友「………駄目かな?駄目なら駄目ってはっきり言って…きっぱり諦めるから」

男「…急過ぎて答えられないよ…」

友「なら明後日ならまた学校くるでしょ?その時答えて」

男「明後日……」

友「お願いします……それじゃあね…」

男「あっ!友!」

男「なんだよこれ……」

その後俺が幼馴染に襲われたりしてトラウマ発動したり
友が幼馴染に俺の想い(フェチの件)を伝えたり
3人でなんやかんやあって最終的に俺は友を選んだ

今は結婚して友と息子1人の3人家族だが近々次を仕込むつもりだ

幼馴染はその後もタバコを辞めずにいた、一応結婚もしたようだ
でも不幸にも子供を授かる事は無かったらしい

俺の姉妹達はあれからずっと口を聞いて居ない
母に聞いた話に寄ると姉は今も結婚せずにタバコを吸い散らかしながら毎日を過ごしているようだ
妹はタバコこそ辞めたが異性と付き合えないでいるらしい

今度帰ったら久々に口を聞いてやろうかと思うがどうなるやら

とりあえず俺達は次の子の名前でも考えるかな…なっ!友!

終わり

中途半端ですいません
俺がタイムアップです

( ^∪^)<このような終わりで本当に申し訳ありません

26年間一度も吸ったことなかった
一度だけ彼女に一本貰って吸おうと思ったら

俺「どんな味するの?一本だけ吸わしてよ」

彼女「ふざけんな!もったいないでしょ!」

俺「突然なんなの?怒鳴って」

彼女「どうせ一度吸って捨てるんでしょ?なら初めから吸うなよ」
めちゃくちゃ怒った

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