P「嘘ですよ…なんで本気にしてるんですか…」
小鳥「」
P「ったく…それより仕事して下さいよ」
小鳥「…はい」
P「誰が好き好んでババアと結婚するんだよ…常識考えろよ…」ボソッ
小鳥「…」
小鳥「…ぅぅ」
>>1
小鳥「何でそんな嘘をつくんですか!?」
P「冗談みたいなものですよ」
小鳥「だ、だからって……」
P「本気丸出しの音無さんが悪いんです」
P「適当に乗っかってくれればそれで良かったんですから」
小鳥「時と場所を考えて下さいよ!」
小鳥「夜景が綺麗な高級レストランで言われたら本気に聞こえます!」
P「……」
小鳥「何とか言ってください!」
P「……泣いてるんですか? 顔も赤いですし」
小鳥「! な、泣いてません! なんなんですか……もう…」ゴシゴシ
P「(可愛いなぁ)」
P「すみません音無さん、ちょっとそのニーハイください」カタカタ
小鳥「あ、はーい」カタカタ
小鳥「・・・」カタ
小鳥「・・・え?」
小鳥「あ、あの・・・プロデューサーさん。今なんて・・・」
P「? いや、ですから音無さんが穿いてるそのニーハイを俺にください」カタカタ
小鳥「えと・・・あははっ、私の耳がおかしいんですかね。なんど聞いてもニーハイって聞こえるんですけど・・」
P「えっ?」
小鳥「ごっ、ごめんなさい! 私、きっと妄想のしすぎでおかしくなってるんです! じゃなきゃ、プロデューサーさんがニーハイをくれだなんて――」アタフタ
P「言ってますよ、俺。ニーハイください、って」
小鳥「・・・・・・」
小鳥「えっ?」
小鳥「・・・そ、そんなもの貰って一体どうするんですか?」
P「やだなぁ、そんなの決まってるじゃないですか。と言うか、みなまで言わせないで下さいよー」カタカタ
小鳥「で、ですよねっ。そんなの一つしかありませんもんね」ヒキツリ
P「ははは」カタカタ
小鳥「あはは」
P「・・・・・・」
小鳥「・・・・・・」
P「はよ」
小鳥「じょ・・・冗談ですよね?」
P「冗談でこんなこと言うと思いますか!?」ガタッ
小鳥「ひゃい!?」ビクッ
P「もう限界なんですよ! 寒くなったとはいえ事務所内は暖房が効いてるから、きっと蒸れてるんだろうな、とか! 音無さんの汗が染み込んだソレはどんな匂いがするんだろう、とか!! そんな疑問で頭の中が一杯で、まったく仕事が手につかないんです!!」
小鳥「お、お仕事ならちゃんと――」
P「あんなの"振り"ですよ! さっきからカタカタいわせてましたけど『きなbはゆさgmd2なかた@まゆはん』としか入力されてません!!」
小鳥「で、でも・・・匂いを嗅がれるのは、ちょっと」
P「くれないんでしたら、直接嗅ぐまでです。言っておきますけど、今の俺は音無さんを押さえつけてでも嗅ぎ散らかす自信があります」ユラッ
小鳥「そんな自信いらないですよぅ」
P「観念して下さい。この想いは誰にも止められないんです・・・!」ジリジリ
小鳥「ひぃっ・・わかりました! わかりましたからぁ」
P「っ、じゃあ!」
小鳥「・・・うぅ、少しだけですよ?」
P「ヒャッホウ!!」
_
,. . : :―: . . 、 /_: :`ヽ、
,. :´: : : : : : : : : _: :`ヽ、(__。): : : ヽ
/: : : : : : : : : : ,: : : : : : ト、_: : : :ヽ。ノ: : : : {
/: : : :/: : : : : :/: : :/}: : / <: : : : l !: : : : :.!
|: : : :/: : :/: ,ィ: : : : / /: / ヽ: : : !|: : : : : |
l: : :/: :,イ//: ,.ィ:/ // _ !: : :}l: : : : :.:| 何いってんだコイツら・・・
{: : :l: / / _/イ /イ / 、__/ ` | : / !: : : : :.|
∨_{/ ___ ____ }:/ |: : : : : {
{ ,ハ 弋(ソ 弋(ソ /'ハ !: : : : : l
∨ム , /-,./ j: : : : : :{
ヽ八 u /- ' / : : : : 八
込、 r‐ っ ,イ:/ /: : :イ: / \
ヽ: > <,イ /: / j:/
/ 从| ` ´ |{/l/、 /イ /
/ 、 ヽ| |/ }、
,.ィ{  ̄\´ `/ /`ヽ、
/:::::l \ 、 `ヽ、 / イ / /:::::::ヽ
/:::::::j `ヽ、 ヽ-/ // イ::::::::::::}
小鳥「あうぅ、どうしてこんなことに・・・」ヌギヌギ
P「・・・・・・」ゴクリ
小鳥(どうしよ・・・すごく蒸れてるのにぃ) ヌギヌギ
P「こうやってニーハイを脱いでるとこ見たの初めてなんですけど、なんか凄くいいですね」
小鳥「そんなにジロジロ見られたら、はずかしいですよぉ・・・は、はい、どうぞ」スッ
P「! ホカホカしとる!!」
小鳥「もぉ、プロデューサーさんのバカ! そういうのはいいですから早く嗅いで返して下さいっ」カァァ
ノヘ,_
,へ_ _, ,-==し/:. 入
ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ
// ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::zU
|.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l いぇい!
ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ 道端に生えてる草は食べられる草です!
,ゝ:冫 |:ハ、 <´ノ /ソ:::丿
ヽ(_ lt|゙'ゝ┬ イ (τ" ホント 貧乏は地獄です! うっう~~はいたーっち!!!
r⌒ヘ__>ト、
|: ヾ ゞ\ノヽ: __ . ri ri
彳 ゝMarl| r‐ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
ゞ \ | [,|゙゙''―ll_l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
/\ ゞ| | _|_ _High To
P「では、失礼して・・・」スーハーッ
小鳥(あ、あんなに鼻を押し付けて・・・)
P「はぁ、はぁっ、音無さんの匂いがするぅぅぅぅ」クンカクンカ
小鳥(プロデューサーさんに嗅がれてるんだ・・・私の匂い)
P「しっとり蒸れてて、汗の匂いが・・・最高ですよ音無さんっ」クンカクンカ
小鳥(私の匂いであんなに・・・あれ?うそ・・・・・・私――)ドキドキ
小鳥(興奮してる・・・?)
P「フェロモン!! グッドフェロモン!」クンカクンカッ
P「ふぅ・・・ナイススメル!」スクッ
小鳥(はずかしいはずなのに・・・)
P「いやぁ、ありがとうございました。大満足ですよ。おかげさまで仕事も捗りそうです」
小鳥「・・・・・・」
P「音無さん?」
小鳥「・・・・・・」
P「音無さん!」
小鳥「ひゃあ!」ビクッ
P「本当にありがとうございました。これはお返ししますね」スッ
小鳥「へ?あっ、はい・・・」
P「さてと、仕事仕事!」
小鳥「――あのっ」
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