穂乃果「で、スターライト学園って？UTX学院より凄いの？」

にこ「あったりまえでしょ！？なんせスターライト学園はアイドル育成専門の学校よ」

穂乃果「ええ！？」

絵里「更にその中でも特に上位に位置しているのがこの「soleil」よ」

凛「何か凛達より全然凄そうだにゃー」

花陽「凄いなんでもんじゃないよ！！｣ﾊﾞﾝ

凛「にゃ！？」

絵里「穂乃果。ランキングをみてみなさい」

穂乃果「えー？」

穂乃果「って、一位じゃん！」

ことり「すごーい！」

にこ「そう、凄いのよ！」

凛「なんでにこちゃんがエラそうにするの？」

真姫「ちょ、凛！そういうことは思っても口に出さない」

にこ「……」

凛「んー、でも確かにこの三人全員ちょー可愛いし、歌もダンスも上手だねー」

にこ「更に、アイドルとして特に重要な人を惹きつけるオーラに溢れているわ」

ことり「衣装もすっごくオシャレでカワイイね」

絵里「そう、コーデにも人一倍チカラを入れているわね」

ことり「しかもこの三人って有名コーデの専属モデルだよねー」

絵里「そう、全てが一流と言わざるを得ないわ」

穂乃果「なんかもう穂乃果にはなにがなんだか…」

にこ「まぁ、今の私達には雲の上もいいとこの存在には間違いないわね」

希「それだけやないで」

穂乃果「え？」

希「スターライト学園、そしてそのライバル校のドリームアカデミーの一部の生徒はスピリチュアルなアピールをするんや」

海未「アピール…ですか？」

穂乃果「あー、海未ちゃんいつもポーズアピ…ムグっ」

海未「ほ、穂乃果！あの事はナイショの筈ですよ！？」

ことり「えー？なになにー？教えて～」

海未「ダメです」

ことり「そんなぁーことりも知りたーい」

海未「ダメなものはダメです。希、続きを」

穂乃果「むぐむぐ…｣ﾍﾟﾛ

海未「ひゃわっ」

穂乃果「しょっぱい…」

海未「穂乃果！！｣ｶｧｰ

希「続けるで」

凛「早くー。そうしないと飽きちゃうにゃー」

真姫「凛、貴女ねー…」

希「スピリチュアルなアピール。普通のアピールとは違う…宇宙のチカラを司るアピールだとウチは睨んどる」

穂乃果「宇宙…」

真姫「なんか胡散臭いわね」

にこ「真姫、あんたも大概ね」

希「まだ詳細はよくわからんのやけど、世間ではウワサになってるんやで」

海未「しかし、一部と言いましたよね。誰がその…不思議なアピールが出来るんですか？」

希「現時点でそのスピリチュアルなアピールをするのは「Soleil」の星宮いちご」

花陽「そしてドリアカの音城セイラです！」

希「おっ、よう知ってるね～」

花陽「アイドルに関しては誰よりも知ってるつもりだから！」

凛「熱血かよちん…」

絵里「他の人はその…不思議なアピールは出来ないのかしら」

希「今のところ分からないけど、可能性がないということはないんやない？」

海未「ところで、そのアピールをしているところの映像はないのですか？」

花陽「残念だけど…」

海未「そうですか…」

穂乃果「あのー」

ことり「どうしたの？穂乃果ちゃん」

穂乃果「ところで、星宮いちごってだれ？」

「「……」」

穂乃果「あ、あれ？」

にこ「あんた…ホントにスクールアイドルなの？そんなものも知らないとか！」

真姫「知らないのは流石にちょっとね…」

凛(凛も知らないけど、言わないでよかった…)

花陽「星宮いちごといえば今をときめくスーパーアイドルだよ！」

花陽「若干14歳にしてプリンセスクイーンカップ決勝戦であの神崎美月とギリギリまで張り合い、スターライト学園のトップアイドルの一人に上り詰めた凄い人なの！料理も得意で親しみやすい性格でファンとの距離も近くて努力も惜しまない。そしてライブだとオーラのような」

ことり「花陽ちゃん待って！もう穂乃果ちゃんには容量オーバーだよぉ！」

穂乃果「」

花陽「でもまだコーデの「Angely Sugar」のお話とかもしてない…」

ことり「続けて」

海未「ことり！？」

希「とにかくえらい凄いってことやん？」

凛「雲の上どころの話じゃないにゃー…」

にこ「なにいってんのよ！にこ達はアレよりも上を行くのよ！そうでもしなきゃラブライブ優勝なんてむりむりむっりーよ！」

真姫「にこちゃん…！」

花陽「今のは冴草きいちゃんの口癖だよね！？流石です！」

真姫「にこちゃん…」

にこ「べ、別に今は他のアイドルの真似くらいしたっていいでしょ！」

ミス
14歳→13歳

絵里「とにかく、そのアイドルが…」

希「スペシャルなアピールとは違うスピリチュアルなアピールをするんやよ！」

凛「でも凛はライブ中にアピールなんて気にしたことあんまりないにゃー」

花陽「えぇ！？それじゃダメだよ！！すぐに売れないダメアイドルになっちゃうんだよ！？」

凛「えっ」

花陽「凛ちゃんはそれでいいの！？ダメなんだよ！？」

凛「かっかよちん…落ち着いて…」

花陽「あっ！…ご、ごめんね」

真姫「全く、花陽はアイドルの話になると人が変わるわね」

にこ「にこ的にはとっても好感触よ！」

絵里「でも」

にこ「なによ、言うことがあるならはっきり言いなさいよね」

絵里「…そうね」

絵里「結局、それがわかったところで私達は何ができるのかって思って…たのだけど…」

「「……」」

絵里「っ…！だから言いたくなかったのよ」

希「他に何か情報はないん？」

花陽「えっと……」

凛「ないって！」

にこ「……ま、こんなもんよね」

穂乃果「待って！私にいい考えがある！」

にこ「…あんたがぁ？」

海未「却下しましょう」

穂乃果「何で！？」

海未「どうせろくでもない事に決まっています。こういう時の穂乃果はいっつもそうでしたし」

穂乃果「そんなことないよ！ねぇ、ことりちゃん？」

ことり「えっ！？う、うん…」

穂乃果「ほらっ！」

海未「どう考えても言葉を濁しているようにしか聞こえませんが…一応聞いて見ましょう」

穂乃果「こほん。ズバリ！知らないなら聞きに行っちゃおう！作戦だよ！」

海未「…？」

穂乃果「だーかーらースターライト学園に潜入して突撃取材だよ！」

海未「やっぱりろくでもありませんでしたね」

にこ「ま、穂乃果だし」

凛「穂乃果ちゃんだから仕方ないにゃー」

穂乃果「あ、あれー？」

希「穂乃果ちゃんらしくてええやん。ふふ」

絵里「確かにね、そういうところが穂乃果らしいわ」

穂乃果「いい考えじゃないかなー」

海未「いいですか、穂乃果」

海未「今時有名アイドルにアポなしで話が聞けるとでも思っているのですか？」

海未「そもそも私達みたいな無名なアイドルでは彼女に話を聞くどころか学園にすら入れるか怪しいです」

穂乃果「う、うぐ…」

穂乃果「じゃ、じゃあアポをとれば！」

海未「どうやってですか」

穂乃果「え、え～と……ま、真姫ちゃぁ～ん」

真姫「ヴェェ！？な、なんで私なのよ！」

穂乃果「だってほら、真姫ちゃんのお家お金持ちだし」

真姫「あっあのね～！私の家は医者なのよ？アイドルの学園とは無関係なのよ」

穂乃果「えー」

真姫「無理なものは無理よ」

穂乃果「ことりちゃ～ん」

ことり「ええっ！？私なんてもっと無理だよぅ」

穂乃果「ううー…」

海未「諦めなさい」

穂乃果「ううん、やる！私、やるったらやる！」

海未「だから！下手をすれば不法侵入なんですよ！犯罪！」

絵里「確かに、そればっかりは流石に私も見逃せないわ」

穂乃果「ことりちゃん！」

ことり「なぁに？穂乃果ちゃん」

穂乃果「今からことりちゃんのお母さんに許可もらお！」

ことり「え？」

穂乃果「理事長の許可があればいける！」

海未「いけません」

希「せやろか。いけるんちゃう？」

海未「希！？」

絵里「まぁ、ないよりは…それに一応アポは取れそうだし」

海未「絵里まで…」

穂乃果「よし、急がば回れだよ！ことりちゃん！行こう！」

ことり「ええ！？」

海未「あっコラ穂乃果！待ちなさい！」

穂乃果「ごーまいうぇぇぇい！！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ことり「待ってｰﾎﾉｶﾁｬｧｧﾝ」

海未「穂乃果！廊下は走らない！あと急がば回れの使い道が違いますよ！！」

凛「えっそこなの！？」


穂乃果「てなわけで、許可得ました」

にこ「ま、マジで…？」

絵里「ハラショー…」

穂乃果「ことりちゃんの甘いマスクで一撃だったよ」

ことり「おねがいしただけだけど」

穂乃果「でも、2人以上、でも大人数はダメって条件付だけど」

花陽「凄い！行きたい！」

穂乃果「明日だけど…」

花陽「あ、明日！？明日は……無理」

凛「明日は凛もちょっと…ってかよちん、泣かなくてもー」

花陽「こんな一世の大チャンスに私は…」

絵里「でも急すぎない？まだ時間経ってないのに明日いきなりだなんて」

ことり「何か早めがいいって穂乃果ちゃんが言ってたら、向こうも快諾しちゃったみたい」

絵里「…ハラショー」

希「ウチとエリチも明日は生徒会の会議があるから無理やね」

海未「私は弓道部が」

真姫「私もパス」

穂乃果「えー！じゃあことりちゃんと二人きりだね」

ことり「えっ！ほ、穂乃果ちゃんと二人きり…！」

海未「……私も行きますが？」

ことり「え？海未ちゃん弓道部は？」

海未「……両方行きますが？」

ことり「それはちょっと無理があるような…」

海未「し、しかし…」

絵里「そうね、確かに二年生二人だけというのは心配ね」

海未「！」

海未「そ、それです！心配です！」

ことり「……海未ちゃん…？」

海未「あー心配ですー」

にこ「仕方ないわね！！」

にこ「この3年生で！頼り甲斐のある！このにこが一緒に行ってあげるわ！！」

凛「にこちゃんがー？」

にこ「あ〝？」

凛「に、にこちゃん頼り甲斐があってステキにゃー…」

真姫「でもこの三人でも心配ね…」

にこ「なによ！にこがいるから平気よ！ねぇ、穂乃果！ことり！」

穂乃果「うん、いないよりは全然いいよ！」

にこ「ふふん」

真姫(得意げにこちゃん…！)

～翌日～

穂乃果「というわけで行ってきました！」

絵理「どうだったの？」

穂乃果「結果的には会えなかったよー…」

希「草臥れ儲けやね」

にこ「いえ、スターライト学園。やっぱハンパじゃないわ」

ことり「他に得たものは大きかったよ！」

海未「…？どういうことですか？」

にこ「スターライト学園、アイドルのための学校と言っても過言ではなかったわ」

にこ「一流の施設、一流の講師、一流の衣装。どれをとっても完璧と言わざるを得ないわ」

希「へぇ～。にこっちがそこまで言うなんてホントにスゴイんやね」

海未「穂乃果達はどうでしたか？」

穂乃果「とってもいい体験になったよ！ダンスとかも見てもらえたし！」

ことり「私は衣装について結構教えてもらっちゃった～」

凛「ん～…もっと分かりやすく話して欲しいにゃー」

真姫「それには賛成ね」

にこ「そうね…まぁにこの素晴らしい体験を心して聞きなさい！」

凛「別ににこちゃんじゃなくてもいいにゃ」

にこ「ぬぁんですってぇー！？」

花陽「り、凛ちゃん！だめだよー！」

真姫「もー誰でもいいから早く話しなさいよ」

にこ「あーもー！横からチャチャ入れないでよね！」

アイカツ!

スターライト学園

星宮いちご
エンジェリーシュガー (天使の砂糖)
霧矢あおい
フューチャリングガール(未来と輪の女の子)
紫吹蘭
スパイシーアゲハ(薬味のアゲハ)


有栖川おとめ
ハッピーレインボー(幸せそうな虹)

藤堂ユリカ
ロリゴシック(少女と洋館)

北大路さくら
オーロラファンタジー(暁光の神秘的)

一ノ瀬かえで
マジカルトイ(魔法のおもちゃ)

ドリームアカデミー

音城セイラ
スイングロック(振りかざす錠扉)

冴草きい
マジカルトイ(魔法のおもちゃ)

風沢そら
ボヘミアンスカイ(自由な空)

アイカツ!

スターライト学園

星宮いちご
エンジェリーシュガー (天使の砂糖)
霧矢あおい
フューチャリングガール(未来と輪の女の子)
紫吹蘭
スパイシーアゲハ(薬味のアゲハ)


有栖川おとめ
ハッピーレインボー(幸せそうな虹)

藤堂ユリカ
ロリゴシック(少女と洋館)

北大路さくら
オーロラファンタジー(暁光の神秘的)

一ノ瀬かえで
マジカルトイ(魔法のおもちゃ)

ドリームアカデミー

音城セイラ
スイングロック(振りかざす錠扉)

冴草きい
マジカルトイ(魔法のおもちゃ)

風沢そら
ボヘミアンスカイ(自由な空)

アイカツ!

ユニット名


トライスター
神崎美月
一ノ瀬かえで
紫吹蘭

ソレイユ
星宮いちご
霧矢あおい
藤堂ユリカ

ぽわぽわプリリン
有栖川おとめ
北大路さくら
神谷しおん