男「十円玉できめよう」(153)

女「ずっと前から好きでした。付き合ってください」

男「んー付き合ってもいいんだけど・・・」

女「いいんだけど・・・なに?」アセアセ

男「それじゃつまらないから十円玉できめよう」

女「え」

女「どういうこと・・・?」

男「単純に裏表どっちがでるか当てるだけだよ。当たったら付き合う」

女「ちょっと待って・・・大事なことを運まかせ?」

男「あぁ」

女「あぁって・・・」

男「だってそっちのほうが楽しいじゃん!!」

女「意味わかんないよ」

女「いやならそう言えばいいじゃん」

男「別にいやじゃないよ」

女「そうなの?」

男「あぁ。だけど悩むのダルイから運にまかせる」

男「ほらよくあるじゃん。告白されて一日待ってとか」

男「俺もいまそんな心情なんだよね」

女「そ、そうなんだ」

男「女も待たされるのいやでしょ?」

女「まぁそうだね・・・」

男「だからいま十円できめよう!!」

女「ナイスアイディア!!って言うと思ったか!?」

男「」チッ

女「まぁいいや。当てたら本当に付き合ってくれるの?」

男「もちろん。この十円にかけるよ」

女「なんか安っぽい」

男「細かいこと気にすんな」

男「じゃ裏表どっちにかける」

女「んー・・・表!!」

男「そんじゃいくぞ」ピーン  パシッ

ちょっとウン子
はらいてー

男「そんじゃあけるぞ・・・」

女「うん・・・」ドキドキ

男「十円は・・・裏!!俺の勝ち!!」

女「そっか・・・裏かぁ。まさか告白して運まかせでふられるなんて」

男「まぁそんな落ち込むなって、ほら十円あげるから」

女「いらないよそんなの!!」

男「そっか・・・まぁまた勝負しような」

女「え・・・またってチャンスあるの?」

男「んー気分かな」

女「そっか。ごめんねこんなことに時間とらせて・・・じゃまたね」

男「おうまたな!」

男「なんか最近運がいいなぁ」

男「勝利の女神でもついてるのかなぁ」

男「そんなわけないか」ハッハ

女神「いやぁそんなわけあるんだなぁ」

女神「男は誰にも渡さない!!」

部下「女神様下界ばっか見てないで仕事してください」

女神「いいじゃない!好きな人見てちゃいけないの!?」

部下「相手人間ですよ」

女神「愛に神か人間なんて関係ないわよ」

部下「はいはい。さっさと仕事しましょうねぇ」ドサッ

女神「なにこの紙の山・・・」

部下「年末ジャンボ宝くじの購入者リストです」

部下「家族構成、年収、当たったらしたい事。など書かれています」

女神「えーこれ全部読むの」

部下「はいそうです」

女神「マジで」

部下「マジです」

女神「なんで私宝くじ担当なんだろ・・・」ハァ

部下「ため息つくと愛しの男さんが逃げちゃいますよ」

女神「さぁっていきなり仕事したくなちゃった!!」

部下(ちょろいな)

部下「しっかり目を通してくださいね」

女神「はいはーい」

男「昨日先生がミニテストあるって言ってたよな」

友「せやな」

男「マークシートならいいな」

友「なんでだ?」

男「六角エンピツ転がせるから」

友「聞いた俺がバカだった」

先生「よし昨日言ったと思うがミニテストするぞー」

先生「みんな大好きマークシートだ」

先生「ちゃんときれいに塗れよ」

先生「機械が反応しないからな」

男(やったマークシートだ。頑張ってくれ俺の六角エンピツ)

女神《頑張るの私なのに》プクー

女神《だけど愛する男のために頑張っちゃうぞ!!》

男(ここは3か)コロコロー

男(次が1か)コロコロー

女神《ふふ、賭け事なら女神様におまかせよ》

男(いったいこれで何点とれるんだろ)

男(40点取れればいいや)

女神《勝利の女神がついてるから100点間違えないよ!》

ドンドン!! ガチャ!

部下「女神仕事しろ!!」

女神「富樫仕事しろ!!みたいに言わないでよ!」

部下「恋してるのはわかりました。だけど仕事してください!!」

女神「ちょっと待ってよ。もう少しで男のテスト終わるから」

男《ここは4っと》

女神「あぁ!!部下のせいで男が賭けに負けたじゃない!!」

女神「集中力をそがないで」

部下「はぁ・・・男さんがテスト終わったらちゃんと仕事しますか?」

女神「うん♪」

部下「わかりました。今回は見なかったことにします」

女神「うん。ありがとう♪」

男《ここは2っと》

女神「あぁ!!またしても・・・」

友「テストどうだった?」

男「んー六角エンピツのおかげで楽だった」

友「お前赤点で補修になるぞ」

男「いやいや最近運いいから90点は取れるから」ハッハハ

友「言ったな!!じゃ賭けしようぜ!!」

男「いいだろう。点数高かったほうが低かったほうに命令できるっでどうだ!!」ドンッ

友「その賭け乗った!」バンッ

ふと思ったがドンッだのバンッだの書くとシオニーちゃんのビックリした顔が浮かぶ

先生「昨日のテスト返すぞー」

男「」チラッ

友「」チラッ

先生「次男」

男「はーい」

先生「よく頑張ったな。先生見直したぞ」

男「はいどうも・・・え!?」

先生「次女」

男「・・・信じられねぇ」

友「男何点だった?」

男「何点に見える・・・?」ペラッ

友「何点ってそりゃー・・・94点に見えるなぁ・・・」

男「俺も94点に見えたんだ」

友「2問しか間違ってないな・・・」

男「だよなー」

友「全部エンピツで出した答えだよな・・・」

男「あぁ・・・」

友「すげぇぇじゃん!!」

男「だよな!!!!」

先生「静かにしろ!!」バンッ

男「で友は何点?」

友「俺の点数なんていいだろ」アセアセ

男「うるせぇ賭けしてんだから教えろ」

友「わかったよ・・・85点だよ」

男「いぇーい!俺の勝ち!!運も実力のうちだな!」

友「ぐぬぬ・・・」

男「さぁってなに命令しようかなぁ♪」

友「優しくして下さい」ウルウル

男「気持ち悪い言い方すんな」

友「すまん・・・」

男「さぁってなにがいいかなぁ・・・」

友「」ドキドキ

女神「やった!!男がいい点とれた」

女神「さすが女神様!!えろい!違う!偉い!」

部下(テストって運でやるものじゃないよな・・・)

女神「男嬉しそうだけど・・・私のこと褒めてくれない・・・」

部下(そりゃ女神が本当にいるって知らないからな)

女神「それでも私は男に尽くす!!」

部下「独り言言ってないで仕事してください」

部下「そろそろ当選番号発表の時期なので」

男「よっし決めた!!」

友「」ドキドキ

男「明日好きな人に告白してこい!!」

友「え」

男「え」

友「まじで?」

男「まじで。明日って猶予あげただけども優しいと思え」

友「好きな人いないと言ったら・・・?」

男「いや絶対にいる!青春真っ盛りの高校生で好きな人いないわけがない!!」

友「ぐぬぬ・・・」

男「ってことで好きな人教えろ」ニヤニヤ

友「明日教える」

男「・・・この・・・答案用紙に誓うか・・・?」

友「安っぽい誓いだな」

男「誓うか?」

友「わかったわかった。誓います!!」

男「よーっし絶対だからな」

友「はいはい」

次の日
屋上にて

男「よーし友!!好きな人教えろ」

友「・・・いいだろ。俺も男だ腹をくくろう」

男「」ニヤニヤ

友「俺は・・・俺は・・・」

男「」ニヤニヤ

友「男が好きだ!!!!!!!」

男「そっかそっか男が好きか・・・」

男「・・・え」

女神「えええええええええええ!!」

ガチャ!!

部下「女神様いかがなされました!!」

女神「」パクパク

部下「大丈夫ですか!?」

女神「」

男「ごめんちょっと聞こえなかった。もう一回頼む」

友「何度でも言ってやる!!男!!お前が好きだ!!」

男「そっか・・・ごめん。ホモは帰ってくれ」

友「ええええええええ!!」

友「ここは、『十円玉できめよう!』って言うところじゃないのか!?」

男「だって・・・まったく悩まないもん。無理」

友「マジか・・・ごめん」

男「あ・・・うん」

友「じゃ・・・」

男「はい・・・」





女「まだチャンスはある!!」



友出番終了

女神「よかった・・・男があんな奴と付き合ったらやばいからね!」

部下「よかったですね。仕事してください」

女神「だけどまだあの泥棒猫がでてきた・・・」

女神「私が男を守らなきゃ!!」

部下(なんて迷惑な女神だ)

翌日

女「おーい男!!明日ひま?」

男「あぁひまだよ」

女「じゃぁさ明日買い物付き合ってよ!!」

女神《泥棒猫が・・・》

男「んー・・・十円で決めよう!!」

女「あっならさ。この五円使ってよ」

男「あぁいいよ」

女(五円だけに御縁がありますように)

女神《賭け事してる時点であなたの負けよ!!泥棒猫》

女《今回も表を選ぶわ!》バンッ

男《よしいくぞ!!》ピーン

女神「裏、裏、裏」

ドンドン!!ガチャ!!

部下「今日の午後当選番号発表ですよ!!」

部下「早く決めてください!!」バンバン

女神「ちょっと!!いま大事なとき!!」

部下「いいから仕事してください」

パシッ

男「さぁ開けるぞ・・・」ドキドキ

女「う、うん・・・」ドキドキ

男「・・・」くぱぁっ

男「・・・」

女「」ドキドキ

男「おめでとう!!女の勝ちだ!!」

女「やった!じゃ明日買い物付き合ってね!!」

男「いいだろう」

女「じゃ夜メールするね♪」

男「うむ」

女神「あ・・・うぅ・・・」プルプル

部下(あっ・・・やべぇ)

女神「うえぇぇぇぇん」

部下(めんどくせぇ)

女神「おどこが・・・ヒック・・・どられじゃう」

部下「」ハァ

部下「別に付き合ってないから大丈夫じゃないでしょうか?」

女神「どういうごと・・・?」

部下「買い物を一緒にするだけですよ?」

部下「手を繋いでデートするわけじゃないですし」

女神「・・・」

女神「そっか!!心配して損した!!」ニコニコ

部下(扱いやすくて楽だわぁ)

女神「部下の催促がうるさいからさっさと当選者決めちゃお」

部下「そうしてください」

女神「購入者リストに番号って振ってある?」

部下「えぇまぁ・・・?」

女神「じゃ一等は、777777の人でいいや」

部下「え」

女神「二等は、10000から10010までの10人」

部下「」ポカーン

女神「よーし!!全員決まった」

部下(リスト見ないで適当に決めやがった)

女神「これで男をずっと見てられるぞぉ」ウキウキ

部下(まぁいいか当選発表には間に合ったし)





ニート「ひゃほーーーーー!!」

ニート「一枚だけ買った宝くじ当たった!!」

ニート「ニート最高!!」

アーチチアーチモエテルンダローカ

男「女からのメールだ」

男「なになに・・・明日10時に仙台駅のステンドグラス前か」

男「あそこ政宗像無くなって寂しいんだよな」

男「返信は、『了解です』っでいいか」

男「送信!」

ケモノハハダカニナリタガル!!

女「男からの返信だ」

女「『了解です』だけか・・・寂しいなぁ」

女「だけどここでメール短いとか送ったらめんどくさい女って思われるから・・・」

女「なんて送ろう・・・」

女神《ぐぬぬ》

女「ここは・・・無難に『遅れたら許さないぞ』ってのはどうだろう」

女神《無難だな》

女「いやいや・・・『おしゃれしてくから、見惚れるなよ♪』ってのはどうだろう」

女神《いやないな》

女「んー悩む」

女神《私なら『楽しみだねぇ。男はどこか行きたい所ある?』って送ってそこから話を膨らませるな》

速報 眠い

女「ここの『楽しみだねぇ。男はどこか行きたい所ある?』っで話を膨らませよう」

女神《ぱくられた・・・》

女「送信!!楽しみだなぁ」ウキウキ

女神《こっちはハラハラよ!!》

女「明日着てく服きめなきゃ。忙しいぃ」

翌日

女「男まだかなぁ」ドキドキ

女「ってまだ10分前か。早く来すぎちゃった」

男「お!女だ」

女「あ、男だ」

男「ごめん待った?」

女「全然!私も今来たところ」

男「そっかナイスタイミングだね」

女「う、うん」テレッ

女神「なにがテレッっよ!!」

女神「うらやましぃ・・・勝利の女神だから賭け事とかにしか影響がないのがつらい」

女神「あぁ・・・全知全能の神になりたい!!」

女「じゃ最初は私の買い物に付き合ってくれる?」

男「あぁいいよ。どこ行くの?」

女「最初はあそこ!かわいいぬいぐるみが売ってるの」

男「はいよ。じゃ行こうか」

女「うん♪」テクテク

女「こうやって一緒に歩くとデート見たいね」テレッ

男「そうだな。手でもつなぐ?」

女「え!?」

女神《!?》

男「冗談だよ」ハッハ

女「」ムスッ

女「」ハッ!

女「手繋ぐか十円できめよう!!」

男「え」

女「今回は私がコイントスするから」

男「じゃ俺が勝ったら手を繋ぐな」

女「うん。じゃ裏表選んで」

男「んー表だな!」

女「じゃいくよ」ピーン

女神《男が勝ちますように男が勝ちますように》

パシッ

女「じゃ・・・開けるよ・・・」

男「あぁ」ドキドキ

女神《ふふ、男が勝つに決まってるじゃない・・・あれ?》

女神《あ》

女「十円は・・・表!!男の勝ち!!」

男「やったぜ!」

女「やったね!」

男「なんで負けた女が喜ぶんだよぉ」

女「あ・・・負けて悔しいなぁ(棒)」

女神《やってしまった・・・女を勝たせなきゃいけなかったのに・・・》

男「じゃ手を繋ごうか」

女「はい・・・」テレッ

女「暖かいね//」

男「せやな」

女神《うぅぅ・・・私のバカ・・・》

女「これかわいいねぇ」

男「こっちのもかわいいよ?」

女「あっ本当だ!!かわいい」

女神《男とイチャイチャできていいなぁ》

店員「今日は彼女さんにプレゼントを買いに?」

男「いえ、ただ買い物に付き合ってるだけです」

女「」ショボーン

女神《どんまい女》プッ

店員「そ、そうですか失礼しました」

男「俺が選んだアザラシのぬいぐるみ買ったんだね」

女「うん♪だってかわいいんだもん」

男「っで次はどこいくんだ?」

女「んーとあそこの服屋」

男「お、おう・・・」

男(入りにくい店だなぁ)

女「ごめん・・・入り難いよね」

男「いや大丈夫だ。賭けに負けたからにはついてく」

女「うん・・・」ショボーン

女神《女かわいそう》ププッ

女「これとこれどっちが似合うと思う?」

男「んーどっちも似合うと思うよ」

女「どっちか選んでよぉ」プクッ

男(困った・・・)

男「ウッ!」

女「いきなりどうしたの!?」

男「急に腹が・・・ちょっとトイレ行ってくる」ダッ

女「う、うん・・・」

男(ふぅ・・・さってどっちかを十円で選ぶか)

男(十円マジ便利)

女神《うわーどっちでもいいー》

女神《あぁ・・・下界に下りて男とイチャイチャしたい》

ピーン  パシッ

男(パーカーのほうか。さて戻るか)

誰もいなくても眠くても腹痛くても俺頑張る!!

男「ただいまー」

女「お腹大丈夫?」アセアセ

男「あ、あぁ大丈夫だよ。」

女「じゃどっちか選んで!」バッ

男「おう!!あれ・・・?選択肢変わってない?」

女「うん。もっといいの見つけたから」

男(oh・・・)

男「ちょっとトイ「トイレで十円で決めるのはなしだよ」

男「・・・はい」

女神《策士だ・・・手ごわいわね》

男「じゃ・・・そっちのフリフリのかわいいやつ」

女「こっち?ちょっと試着してみるね」

男「お、おう」

女神《どうせ似合わないわよ》

女「お待たせ!!」バッ

女「ど、どうかな・・・///」

男「す、すごくいいと思うよ」ソワソワ

女「ほんと!?やった!!」

男(マジで似合ってる・・・イイナ・・・)

女「じゃこれ買っちゃお!!」

女神《そ、そんな・・・私という彼女がいながら・・・浮気!?》

時は流れ 夕方

女「今日は楽しかったね♪」

男「せやな。にしてもいっぱい買ったな」

女「えへへ。はしゃいじゃって」

女「・・・また・・・一緒に買い物してくれる?」

男「あぁ。喜んで」

女神《え・・・いつのも十円は・・・え》

女「ありがとう。またね」テレッ

男「またな」

男「女思ってたよりかわいかったなぁ」

男「今日のはデート・・・なのかな・・・?」

男「また誘ってくれるかなぁ・・・」

女神《》ガーン

女神「男取られちゃうぅぅぅ!!」ドンドン!!バンバン!!

女神「やだやだ」バンバン!!

ガチャ!

部下「うるせぇぞ!!アホ女神!!」

女神「だってだって・・・男が・・・」

部下「そんなに男のそばにいたいのですか?」

女神「うん・・・」ヒク

部下「なら下界に降りるのはどうですか?」

女神「え・・・降りれるの」

部下「えぇ降りれますよ」

女神「なぁんだならさっさと言ってよ」ニコニコ

女神「っでその方法は?」

部下「簡単ですよ。条件は一つだけです」

女神「」ウキウキ

部下「神を辞めれば下界に降ろしてもらえますよ」

女神「え・・・」

部下「簡単だけど神をやめたものは今までにいません」

部下「女神様も辞めたくはないですよね」

部下「だから諦めて仕事してください」

女神「なぁんだそんなことで降ろしてくれるの」

部下「え」

女神「っで誰に頼めばいいの?」

部下「えーとゼウス様に頼めば・・・」

女神「そっかじゃ行ってくるー」

部下「いってらっしゃい・・・」

部下「え・・・マジで降りるの」

トントン

ゼウス「入れ」

女神「失礼します」

ゼウス「何用だ」

女神「私を下界に降ろしてもらいたくて来ました」

ゼウス「そうか下界に・・・」

ゼウス「して何用じゃ」

女神「下界に降ろしてほしいです」

ゼウス「いいよ」

ゼウス「じゃが条件がある」

女神「女神を辞めることですか?」

ゼウス「それもあるんじゃが・・・」

ゼウス「・・・京・・・ナナ」

女神「え?」

ゼウス「東京バナナ買ってきてほしいなぁって」

女神「東京バナナですか・・・?」

ゼウス「うん!!食べてみたいのじゃ!!」

女神「わかりました・・・」

ゼウス「なら交渉成立じゃ。下界に降ろしてやろう」

女神「ありがとうございます」

東京バナナくいてー

ゼウス「じゃ下界に送ってやる」

ゼウス「ワシの前までくるのじゃ」

女神「はい・・・」

ゼウス「どっこいしょ!!!」  ポンッ

元神「ここは・・・男の学校の近く」

元神「本当に下界に来たんだ・・・」ワクワク

元神「あ、翼消えてる。歩くのつらいなぁ」

元神「てか男にどうやって話しかけよう・・・」

元神「あ、寝るところも考えてなかった・・・」

元神「どうしよう」アセアセ

んー元神と女神とどっちがいいだろう・・・表を選ぼう

コンマの偶数奇数を使えば?

女神「どうしようどうしよう」アセアセ

女「そこのおねぇさんどうかしましたか?」

女神「え?」クルッ

女「困ってるなら微力ながらお手伝いしますよ?」

女神(うわ・・・泥棒猫・・・)

女神「いえ大丈夫です」

女「そうですか・・・それでは失礼します」

>>102
リアルで十円使った

女「あ、男だぁおーい!!」

女神(あ、男・・・どうしよう・・・)

男「お!女か。いつも元気だな」

女「ねぇ男・・・あそこのおねぇさん困ってるみたいなの話聞いてあげよう?」

男「ん?そうなのか・・・ちょっと聞いてみるか」

女神(あっこっちくる・・・どうしよう)アセアセ

男「そこのおねぇさん、困ってるならお手伝いしますよ?」

女神「え・・・こ、困ってないわよ」

女神(なにやってるの私!せっかく話かけてもらってるのに・・・)

男「困ってないならそんなにソワソワしないですよ」

女神「うぅ・・・」アセアセ

男「どこかでゆっくりお話しませんか?」

女神「すいません・・・ありがとうございます」

女「私もお手伝いします」

女神「助かります」シューン

女神(あれ・・・女さん意外といい人)キュン

IN カフェ

男「えーと今までの話まとめると」

男「家が火事でなくなり、途方にくれてたと?」

女神「え、えぇ・・・そうなんです」アセアセ

女神(とっさに考えたうそだけど通じるかしら・・・)

男「それはお気の毒に・・・」

女「それじゃ・・・住むところもないんですよね・・・?」

女神「はい・・・」

女神(あれ信じてる)アセアセ

男「んーちょっとここで待っててください」

女神「え・・・?」

男「ちょっと親に事情話してみます」

女神「そこまでしてもらわなくても・・・」

女神(男・・・なんて優しいの・・・)

女「私も聞いてみる!」

女神「お二人ともありがとうございます」

男「じゃここで待っててください。すぐに戻ってくるんで」

女神「はい・・・」

タッタッ



店員「こちらブルーマウンテンになります」

女神「ありがとうございます」

女神「」コクッ   ニゲェ


俺「コーヒーおいしいです」(^p^)

wktk

あとどれくらいなんだろ

ガチャ

男「ただいま!」

母「おかえりどうしたの慌てて」

男「ちょっと大事な話が・・・」





男「ってことがあって」

>>112
どれくらい?知らん俺の脳に聞け

母「そうなの・・・っでどうしたいの?」

男「あまりにもかわいそうだから・・・うちに住まわせてあげたいんだ」

母「今日あった人を?」

男「はい・・・」

母「悪い人かもしれないのよ?」

男「悪い人には見えなかった・・・」

母「実は男を狙ってるかもしれないのよ?」

男「それはないかと・・・」



女神「」クシュン! ズズズッ

母「ちょっとお父さんに連絡してみるわね」ピッピッ

男「うん・・・」

母「あ、お父さん。じつわ・・・」




母「ってことがあったみたいで」

父『住まわせてもいいんじゃない~』

母「そんな適当に・・・」

父「私は大賛成だ!娘ができるん」ピッ プープープー

母「お父さんに聞くんじゃなかった・・・」ハァ

男「お願いします!!」ドゲザー

母「そこまで言うならチャンスをあげるわ」

母「この東京オリンピック記念硬貨(1000玉)できめるわよ」

男「わかった・・・俺は・・・表を選ぶ!!」

母「いくわよ・・・」ピーン パシッ

母「開けるわよ・・・」チラッ

男「隙間から見るのなんかいやらしい・・・」

母「・・・ハァ・・・その子どこにいるの?」

男「?・・・学校近くのカフェだけど?」

母「呼んできな」

男「え」

母「お母さんの負けよ。」

男「それじゃ!?」

母「さっさとその子呼んできなさい!待たせるんじゃないよ」

男「ありがとう母さん!!」ダッ

母「本当は裏なんだけどねー」

母「家族が増えるのも悪くないわよね」ウキウキ

母「さって!ご馳走作らないと!!」

男「おーい!お待たせ」

女神「あっ・・・どうも」モジモジ

女「男のほうはどうだった・・・?私のほうはダメだった・・・」

男「なんとうちで暮らしていいって!!」

女「ほんと!?よかったねおねぇさん!」

女神「本当ですか・・・ありがとうございます」ペコペコ

男「さっそくうちに行きましょう」

女神「はっはい・・・」アセアセ

女「私もいくー」

男「ただいま!!母さん連れてきたよ」

女神「失礼します・・・」モジモジ

母「おかえりー。この子がさっきの話の子?」

男「そうだよ。名前は・・・えーと」

母「聞いてないのね・・・」

男「えーとおねぇさん名前教えてもらえます?」

女神「私は女神・・・です」モジモジ

男「だっそうだ。」

母「女神ちゃんね。これからよろしくね?」

女神「は、はい・・・」


おかしい・・・女神がいつの間にかしおらしい・・・なぜだ・・・眠いからか

母「玄関で立ち話もあれだし。上がって上がって」

女神「おじゃまします・・・」

女「おじゃまします!!」

母「あら女ちゃんもいたの!?」

女「え!?ひどい」

母「ふふ、冗談よ♪」

男「女神さんこれからよろしく!自分の家だと思ってくつろいで」

母「あんたが言うな。言っていいのはお父さんだけだよ」

男「細かいこと気にしちゃダメだよ~」

母「まったくこの子は・・・」

女神「ふふ」

女「あっ女神さんいま笑ったでしょ」ニヤニヤ

女神「あっその・・・すいません」モジモジ

男「笑顔のほうがいいよ。かわいらしくて」

女神「・・・あうぅ///」

母「なに口説いてるの」

男「べ、別に口説いたわけじゃ」アセアセ

母「お母さんそろそろご馳走作るから部屋で遊んできなさい」

男「はーい。じゃ女神さん、女行こう」

女「うん!」

女神「あのぉ・・・なにかお手伝いすることはありますか・・・?」

母「え?」

女神「お世話になるのになにもしないわけには・・・」

母「いいのよ!今日は女神ちゃんの歓迎会なんだから」

女神「・・・ありがとうございます」ペコペコ

これ舞台は仙台なの?

男「それじゃ改めて自己紹介するか」

女「いえーいドンドン!パフパフ!」

男「俺は男!好きに呼んでくれ」

女「私の女!好きに呼んでくれ」キリッ

男「マネすんなし」

女「えーいいじゃん」

女神「改めまして女神です。私のためになにからなにまですいません」

男「そんな謝らないで」アセアセ

男「どうせならありがとうがいいな」

女神「そうですか・・・あの・・・ありがとうございます」モジモジ

>>129
待ち合わせ場所で思いついたからあげただけ

女神「その・・・お二人のことは、男さんと女さんって呼んでもよろしいですか?」

男「んーなんか硬い気がするけど・・・いいか」

女「そうねぇ。私は女神ちゃんって呼ぶけどいい?」

女神「・・・はい」モジモジ

男「じゃ俺も女神ちゃんって呼ぶ!!」

女神「ふふ」ニコニコ

女「やっぱり笑顔がかわいらしい」ニヤニヤ

男「せやな」ニヤニヤ

女神「か、からかわないでください」アセアセ

父「ただいまー」

母「おかえりお父さん」

父「母さんひどいよ。電話途中で切って」

母「そんなこともあったわねー」

母「そうそう、さっきの話の子うちに住む事になったから」

父「マジで!?」

母「マジで」

父「いやほぉー!!」

ドタドタドタドタ

ガチャ!!

父「お父さんが帰ってきたぞー!!」

女神「」ビクッ

男「ノックくらいしろよなー」

父「細かいこと気にすんなー」

父「でこの子がさっきの話の子?」

男「そ。女神ちゃんって言うんだ」

女神「はじめましてお世話になります」ペコペコ

父「はじめましてお嬢さん」

父「男の父親です。これからよろしく」キリッ

女神「え・・・は、はい」アセアセ

男「女神ちゃん困ってるだろ。さっさと出てけ」オシダシ

父「えーもっと話したい」

男「はいはい。メシ食ってる時にでもな」

メシ食いたい

男「まったく困った親父だ・・・」

女神「だけど面白い方ね」ふふ

男「まぁ毎日会ってるとうるさいだけだけどな」

女「私って影薄いのかなぁ。挨拶もされなかった・・・」

男「そ、そんなことはないぞ!」

男「親父は新しい同居人が来て嬉しくて周りが見えてなかったんだ」アセアセ

男「な!そうだよな女神ちゃん!」

女神「え!そ、そうよ。だから気を落とさないで」アセアセ

女「うぅ・・・そうなのかなぁ」

男「うん!そうだよ絶対そう」

女「そうだよね!心配して損した~」

女神「ふふ」ニコニコ



母「みんなーごはんよー」

男「すげぇ豪華だ」

女「おいしそう」ジュルリ

女神「こんなに沢山・・・やっぱりお手伝いすればよかった・・・」ションボリ

母「そんなこと気にしないでよ。ささ食べましょう」

父「お!女ちゃんも来てたのか気づかなかったぞ」ハッハハ

女「お邪魔してます・・・」ションボリ

男「なぁ・・・ひとつ問題があるんだが・・・」

女神「ど、どうしたんですか?男さん」アセアセ

男「このテーブルだと4人しか座れないぞ」

女神「そうですね・・・」

母「なんだそんなこと!お父さんは向こうのソファーのところで食べてね」

父「えー女神ちゃんともっと話したい!!」

母「食べてね」ニコニコ

父「はい・・・」

男・女・父・母「いただきマンモス!!」

女神「いただきます・・・」

女神「え」

母「ささ女神ちゃんいっぱい食べてね。気合入れて作ったんだから」

女神「ありがとうございます」アセアセ

男「女神ちゃんこれもおいしいよ!!」モゴモゴ

女「これもおいしいわよ」

父「お父さん一人で寂しいなぁ」

女神「あわゎ!そんないっぺんに」アセアセ

睡眠代行はよ

俺のかわりに寝てくれ

母「あらやだ。ついはしゃいじゃった」テヘペロ

男「可愛くないから」

母「知ってるわよ」

女「女神ちゃんテヘペロってやってみて」

女神「え・・・テ、テヘペロ」

一同「かわいいー」

女神「か、かわいくありません」モジモジ

母「あ、そういえば女神ちゃん。」

女神「な、なんですか」セキメン

母「私とお父さんの呼び方なんだけど・・・」

ガタッ
父「お父様、お母様って呼んでみないか!!」

女神「え・・・その・・・」アセアセ

母「お、お父さんが言い出して」アセアセ

父「ちょ!お母さんだっていいわねって」アセアセ

女神「・・・お、お父様・・・お母様・・・」モジモジ

父「お、おう」

母「な、なぁに女神ちゃん」

女神「は、恥ずかしいです」アセアセ

セキメンって書いたらズェアのハクメンさんが浮かんでしまった

男「まったくうちの親は・・・」

女「だけど楽しそうでいいじゃない」

男「せやな」

男「女神ちゃん!」

女神「は、はい」アセアセ

男「これからみんなで楽しく暮らそうな」

母「ようこそ我が家へ」

父「歓迎しよう盛大にな!!」

女神「男さん・・・お、お父様、お母様・・・」

女神「これからよろしくお願いします」ニコニコ



って終わり方はどうだろう

もうダメ眠くて  

思考回路がショート寸前 今すぐ寝たいの

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