男「うちのクラスの委員長は男なんだよなぁ」
友「そうだね」
男「あー、可愛い女の子が委員長になってくれないかなぁ」
友「……」
男「姉と妹って憧れるなぁ。ほら、俺一人っ子だし」
友「兄と弟でもいいんじゃないの?」
男「幼馴染がいてくれればなぁ。小学校低学年から一緒だった女の子とか最高だよなぁ」
友「そうなの?」
男「許嫁とか都市伝説並みだけど俺にはいないんだよなぁ。許嫁がいるだけで大抵のことはがんばれる気がするんだけど」
友「バカじゃないの?」
男「あー許嫁、幼馴染、妹、姉、委員長がほしいなぁ」
友「はぁ?」
なんか、エロゲの主人公になりたいみたいなSSあったよな
結局は友とくっつくやつ
友「来世に期待しようか」サクッ
男「なんとかできないか……うーむ……」
友「うーむって……何考えてるわけ?」
男「まずは比較的簡単な幼馴染を作ってみたいな」
友「無理でしょ。どうするの?同窓会でもひらくの?」
男「小学校のときの女の子ともう一度仲良くなればオッケーだろ?」
友「きもいだけだって」
男「えー?」
友「というか、私でいいじゃん。ほら、中学からの腐れ縁だし」
男「中学からは駄目だろ」
友「なんで?」
男「浅すぎる」
友「な……」
男「おし!!―――欲をかいて幼稚園の卒業アルバルから探すか」
友「え……」
自室
男「これだな」
男「……ふんふん」
男「この子に決めた。顔も名前も覚えてないけど、なんか可愛いし」
男「住所と電話番号は……おし」
男「……」ピッピッ
男「……」トゥルルル
『もしもし?』
男「もしもし」
『どちらさまですか?』
男「えっと……」
『……』
このスレの流れ完全ガイド
スレ序盤
「構ってちゃん死ねよ」「なんでVIPに立てるの?」「興味ないです」「日記にでも書いてろカス」「リア充死ね」「塩こそ至高」 ←いまここ
しばらく叩きが続いた後
「俺は聞くぜ」「聞いてやるから早く話せ」「書き溜めてこいよ」←こいつらがID真っ赤にしてスレに居座る
↓
スレ中盤
「ちょwwwワロタwwww」「テラ武勇伝wwwwwww」「日付変わるから酉頼む」
「俺も似た経験有るわ・・・or俺の場合は・・・(以下こいつも自分語り)」×複数
電話「今北産業」 →>>1の話が終わる→「乙!これからも頑張れよwww」「乙」「またスレ立てて近況報告してくれよwww」
↓ここで分岐
>>1「残ってたら結果報告するわ」
保守の嵐
「おいまだ来てねえのかよ」
「保守」「ほ」×多数
↓
>>1戻る
>>1「ただいま 保守サンクスwww」
「お帰り」「戻ってきてたwwww」
↓
しょうもない話を少々誇大して>>1が語って 終 わ り
運が悪いスレの場合パー速にスレが立つ
男「―――さん、はいますか?俺、幼稚園のとき一緒で」
『すこしまってください』
男「はい」
幼馴染『もしもし』
男「もしもし。元気?」
幼馴染『えっと、誰ですか?』
男「ほら幼稚園のとき一緒だった」
幼馴染『そうなんですか?』
男「俺も写真みるまで……いや、みても思い出せなかった」
幼馴染『はぁ……で、どういう用件でしょうか?』
男「俺ともう一度、昔に戻ってみませんか?」
幼馴染『イタズラなら切りますよ?』
男「いや、ほんとに今度一緒に遊んでほしいんだ。それだけ」
幼馴染『名前を教えてください。私もアルバムを見てみます』
男「いいよ。名前は―――」
>>13
ググったら出たけどこれじゃね?
男「エロゲみたいな恋がしたい!!!!!」友「えー」
>>17
あ、これこれ
しかも流れ全く一緒wwww
パクリだろww
男「―――っていいます」
幼馴染『……わかりました。また連絡します』
男「電話番号いうよ」
幼馴染『大丈夫です。こっちに表示されていますから』
男「わかった」
幼馴染『失礼します』
男「―――おしおし」
男「次だけど……許嫁は一番難しいな……」
男「姉妹も難易度高いし……」
男「てことは……委員長だな」
男「委員長って確か……新学期にならないと変わらないんだったな……」
男「くそー!!あと一ヶ月以上もあるな!!」
男「それまで姉妹候補を探すべきか……」
男「姉妹……姉妹ね……」
つまりあれか
新キャラ→許嫁
幼馴染→設定そのまま
後輩→妹
先輩→姉
委員長→まだいない
友→女
最終的には友と付き合うってことかwwww
翌日 学校
男「……」
友「おはよ」
男「よう」
友「どうかした?」
男「お前、妹いたよな」
友「いるけど?」
男「紹介してくれないか?」
友「なんで?」
男「お前の妹がほしい」
友「……小学校3年だけど」
男「構わない」
友「……」
男「……」
友「いや」
男「いいだろー。減るもんじゃなしー」
友「ロリコンきもい!!」
男「ロリコン?はっ。これでも巨乳が好きだ」
友「うっわ……」
男「な?頼むよ」
友「な、じゃない」
男「どうしても無理か?」
友「無理」
男「ふー……」
友「なによ……」
男「仕方ない。それじゃあ、お前は今から歳が同じの妹な」
友「?!」
男「それか姉。どっちがいい?」
友「どっちもお断りします……」
男「マジかよ。我侭だな」
パクリって言ってるが>>1が同一人物だって可能性もあんべ
ssでパクリ(笑)
ss信者きもすぎ死ね
数日後 自宅
トゥルルル
男「はい」
幼馴染『あの……私です』
男「おっ。どうしたの?』
幼馴染『確認しました。それでいつ会いますか?』
男「会ってくれるのか!?」
幼馴染『会うだけなら』
男「やったぜ」グッ
幼馴染『あの……』
男「よし、こんどの土日は?今からでもいいんだけど」
幼馴染『土曜日の三時に駅前で……』
男「わかった!!目印に赤いバラをくわえておくから」
幼馴染『あの……そんな恥ずかしい人に近づきたくない……』
男「そう?じゃあ、漫画雑誌を頭に乗せておくよ。それじゃあ」
なんでこんな臭いレスばっかなの
翌日 学校
友「ふわぁ……ねむ……」
男「きいてくれぇ!!」
友「なによ。うるさいなぁ」
男「幼馴染ができた」
友「変な台詞だよ、それ」
男「いやぁ、今度会うことになったんだ」
友「ふーん」
男「可愛いかなぁ……いや、幼馴染なら可愛いよなぁ」
友「……」
男「はぁ……いまから楽しみだぁ」
友「よかったね」
男「おう」
友「ふん……」
男「服とか買わなきゃなぁ」
>>35
読めばわかる
幼馴染のくだりが全く同じ
これは流石に酷い
放課後 通学路
男「でなぁ、そこで主人公はこういうんだ。「みんなを幸せにしたい」ってな」
友「さいてーな男じゃん」
男「お前はハーレムのロマンを分かってないな」
友「分かりたくもないけど」
妹「おねーちゃーん!!」タタタッ
友「お?今、帰り?」
妹「うんっ」
男「ほぅ……?」
友「じゃ、一緒に帰る?」
妹「……おねえちゃん、その人……だれ?」モジモジ
友「え?ああ、こいつは……」
男「どうも。お兄ちゃんだよ」
妹「え?!」
友「やめろ!!」
男「なんだよ。何がいけない?」
友「お兄ちゃんとかおかしいから」
男「そうか?」
妹「お兄ちゃん……?お姉ちゃんのお婿さん……?」
友「ぶっ!?」
男「おー、良く知ってるね。そういう制度」
妹「あの……お姉ちゃんを大事にしてあげてね」
男「うんうん。だから、君は俺のことお兄ちゃんって呼んでね」
妹「う、うん……お、おにい―――」
友「ストップ」
男「邪魔すんなよ」
友「アンタ、こいつのお兄ちゃんになる気なの?私は願い下げなんだけど」
男「なんだ。駄目なのか」
友「だめっていうか……えっと……その……まだ、はやいっていうか……」
妹「……?」
同一人物かもしれないのに何を
>>50
だったらこれだけ騒いでるのだから明言してくれてもいいだろう?
VIPのSSスレなんかで何言い争ってんのお前ら
>>43
前回と同じように書けば続編と捉えてくれると思った
正直、すまんかった
「エロゲみたい~」を書いたの私
>>55
悪かった、すまない
男「よし、帰りにアイスでも買ってあげるよ」
妹「え?いいの?」
男「いいよ。寒い日にはアイスだ」
友「こら。食べ物で釣るな」
男「いいだろ。ほしがってるし」
友「危ない人みたいなんだけど……」
男「ハーゲンダッツがいい?」
妹「んー……チョコがいい!!」
男「チョコな。わかった」
妹「わーい」
友「……」
男「なんだ?」
友「ロリコン」
男「この場合、シスコンだな」
友「いや。アンタの妹じゃないし」
でも最近パクリssが多いのは確かだよな
後続編なら律儀にスレタイ変える必要もないだろ
前のを知らない人も楽しめるように配慮してるんじゃないかな?
妹「ありがとう」
男「うん。気にしなくていいぞ。お兄ちゃんだからな」
妹「つめたい」モグモグ
男「あ、口元にアイスがついてる。拭いてあげるよ」
友「ついてないだろ」
妹「んん……ありがとう」
男「どういたしまして」
友「マジでキモイんだけど……」
男「嫉妬か?」
友「意味わかんない……」
妹「おいしいっ」モグモグ
男「ほらほら。また口元にアイスが……」
友「ついてないってば!!」
えっ
パクリとか別にどうでもいいけど
自分があのSS書きましたーって言われてそんな簡単に信じちゃうの
男「割とうるさいな」
友「アンタが変態なだけ。だいたい中学のときからアンタは問題児だったし」
男「そうだっけ?」
友「覚えてないの?掃除の班を決めるとき、アンタだけ「男一人、女四人の班があってもいいと思う」とか言い出してもめたのを」
男「結局、お前に論破されて頓挫したけど」
友「あたりまえでしょ」
男「これだからハーレムをわかってないやつは……」
妹「ねーねー、おねえちゃん」
友「ん?」
妹「おねえちゃんはこの人のこと好きなの?」
友「ぶっ?!」
男「それ気になるな。今後の対応が変わってくる」
友「し、しらないっ!!先かえるからっ!!!」
妹「あ、まってよ。―――バイバイ」
男「またなー」
>>72
たしかに……
晒して消えよ……
元ネタ?:男「エロゲみたいな恋がしたい!!!!!」友「えー」
幼馴染→そのまま
姉→先輩(友の姉)
妹→ロリ(親戚の小4)
委員長→?
許嫁→?
最終的にみんなに強力してもらって友に告る
自宅
男「あとは姉……委員長……許嫁……」
男「母さーん」
母「なに?」
男「俺に腹違いの姉とか昔親同士が決めた許嫁とかいないの?」
母「いるわけないでしょ」
男「そっかぁ……残念だな」
母「バカじゃないの?」
男「バカじゃない。ロマンを追い求めているだけ」
母「お父さんも同じようなこといってこの家を出て行ったわ」
男「……」
母「あんたは真面目に生きてね」
男「うん」
男「姉がいる友達でも探すか……」スタスタ
母「……」
数日後 駅前
男「よっと……はっ……」フラフラ
男「月刊誌を選んだのは間違いだったな……バランスをとるのが難しい……」
幼馴染「あ、あのぅ……」オドオド
男「え?」
幼馴染「こ、こんにちは……」
男「……君が?」
幼馴染「は、はぃ……わ、わたし……です……」
男「……」
幼馴染「すいません……」
男「え?なにが?」
幼馴染「あの……お姉ちゃんに言われて……一生懸命、オシャレしてみたんですけど……やっぱり、地味ですよね」
男「別に」
幼馴染「ごめんなさい……。こういうことしたことなくて……」オドオド
男「それよりお姉さんがいるの?」
幼馴染「え?は、はい……歳の離れた姉が……」
男「そうなんだ」
幼馴染「え……なにか?」
男「今からどこに行こうか」
幼馴染「どこでも構いませんが」
男「よし。じゃあ……てきとうに歩こうか」
幼馴染「はい」
男「こっちにいこう」
幼馴染「わかりました」
男「それにしても小さなころも可愛かったけど、今はなんか美人の類だな」
幼馴染「そ、そんなこと……」
男「家に鏡ないの?かってあげようか?」
幼馴染「も、もう……からかうのはやめて……」
男「ごめんごめん」
幼馴染「うぅ……」
男「この辺でいいか」
幼馴染「……え?あの……ここ……」
男「なに?」
幼馴染「私の家……なんですけど……」
男「えー?そうなの?偶然だな」ピンポーン
幼馴染「えぇ!?」
姉「ふわぁぁ……んー?だれー?」ガラッ
男「こんにちは、お姉さん」
姉「私には可愛い妹しかいないけど」
男「こちらですね」
幼馴染「お姉ちゃん!!パジャマで外にでないで!!」
姉「寝てたんだからしょうがないでしょ」
男「あがってもいいですか?」
姉「度胸あるわね。いいけど」
幼馴染「ちょっとまってください!!お掃除しますから!!」ドタバタ
幼馴染「ど、どうぞ……」ガチャ
男「お邪魔します」
姉「家まで案内したの?」
幼馴染「してない!!」フルフル
姉「どうやって……」
男「アルバムに住所もあったので」
姉「ああ……なるほど。引っ越してる可能性は考えなかったの?」
男「その場合、送っていくという名目で割り出そうかと」
姉「アグレッシブね」
男「そんな褒めないでください」
姉「引いてるんだけど」
幼馴染「あの……あの……それで……今日は一体……どういった……?」
男「実は……」
幼馴染「ま、まさか……」ドキドキ
男「君に会いたかっただけで、何も考えてないんだ。ごめん」
幼馴染「え……?」
姉「会いたかっただけ?」
男「はい」
幼馴染「そうなんですか……」
男「うん」
姉「無計画な男はもてないよ?」
男「安心してください。今日はたまたまです」
姉「別にいいけど。お茶でも出すわ」スタスタ
男「お構いなく」
幼馴染「あの……」
男「ん?」
幼馴染「いえ……」
男「なになに?」
幼馴染「……オセロ、でもします?なんちゃって……えへへ……」
男「いいよ。俺、白な」
男「ここだな」パチッ
幼馴染「そこは……だめ……あぁ……」
男「ここも綺麗だなぁ」
幼馴染「そんなぁ……やだぁ……」
男「さ、次は君の番だ」
幼馴染「えっと……えっと……」オロオロ
男「どうした?はやく」
幼馴染「だ、だって……どうしたらいいか……こんなの初めて……だし……」オロオロ
男「しょうがないなぁ。じゃあ、俺の言うとおりにしてみて」
幼馴染「いいんですか?」
男「これじゃあいつまでたっても終わらないから」
幼馴染「じゃ、じゃあ……おねがい……します……」
男「いい?まずはここに―――」
姉「うわぁぁぁ!!!!!なにやってんのー!!!!」バーン
幼馴染「え?お、おねえちゃん?ど、どうしたの?」
姉「あ……え……?」
男「オセロですけど。なにか?」
姉「あ……あぁ……オセロ……オセロね……」
幼馴染「え……?」
姉「なんでもない」カァァ
男「はい。ここに置いて」
幼馴染「は、はい」パチッ
男「うんうん。で、俺がここに置くだろ」パチッ
幼馴染「はい」
男「じゃあ、君の置く場所がなくなって、また俺の番」
幼馴染「ふぇ?」
男「はい―――まっしろ!!」
幼馴染「あー!!いじわるです!!」
男「いやぁ。あっはっはっは」
幼馴染「もう!!」
幼馴染「―――あ、すこしお手洗いに」トコトコ
男「はーい」
姉「はぁ……」
男「お姉さん」
姉「なに?」
男「トランプでもしません?」
姉「あの子が戻ってきてからでいいじゃない」
男「いやいや。今、この瞬間にお姉さんと七並べをしたいんですよね」
姉「なんでまた」
男「はやくしましょう。はい」スッ
姉「ま、まぁいいけど……」
男「じゃあ、えっと先行でいいですよ」
姉「はいはい。よっと」
男「なるほど。では、俺は……」スッ
姉「ふんふん……」
男「お姉さん!!早く……俺に出させてください……!!」
姉「ふふ……だーめ。もう少し我慢して」
男「そんな……お姉さんがまさか……こんなテクニシャンだなんて……くっ……」
姉「さぁ。またいっちゃうの?」
男「ぐぬぬ……そんなの……でも……」
姉「ほぉら。楽になったら?」
男「あ……くそ……もう……」
ガタッ!!
姉「ん?」
男「物音が……」
姉「はいってきなさいよー」
幼馴染『あ、あの……おねえちゃん……そういうことは……外で……』
姉「は?」
男「七並べしているだけだけど?」
幼馴染『え!?そ、そそ、そうなんですか……?!』
姉「そうよ。ほら、早く入ってきなさい」
幼馴染『も、もう一度……お手洗いに……』トコトコ
姉「え?」
男「はぁ……くそ、お手上げです」
姉「じゃあ、いっちゃう?」
男「はい……パスで」
姉「はい。パス三回め。アンタのまけー」
男「ひでぇ……二人しかいないのに6を総止めとか……」
姉「私の手札が偏ってたんだからしかたないでしょ」
男「くそぉ……」
姉「それにしてもあの子、体調でも悪いのかしら?」
男「さぁ」
姉「折角、来てくれてるのに」
男「え?」
姉「……」
夕方
男「楽しかったです」
姉「それはよかったわね」
幼馴染「……」モジモジ
男「また、会ってくれる?」
幼馴染「……は、はい……わたし、でよければ……」オドオド
男「よかった」
姉「それはこっちの台詞、だよね?」
幼馴染「お、おねえちゃん!!」
姉「ふふ。いつでもきて。私も歓迎するわ」
男「え?ま、まさか……お姉さんも俺の毒牙に……?」
姉「自分で言うな」
幼馴染「ま、また……きてください。まってますから……」テレッ
男「うん。またくる。じゃあな」
幼馴染「さ、さよなら……」
自宅
男「姉もゲットした……」
男「許嫁と委員長かぁ……」
男「委員長は楽だけど……許嫁はなぁ……」
男「……」
男「まぁ、いいか」
男「そのうち許嫁ぐらいふらっと現れてくれるだろう」
男「今のうちにできることをしとくか」
男「えーと……」トゥルルル
友『なに?』
男「妹にかわってくれ」
友『しね』
ガチャ
男「なんだよ……」
一ヵ月後 学校
男「新学期だな。いやぁ。待ちわびたぜ」
友「なにが?」
男「新しい委員長が誕生する日だぞ」
友「ああ。そっか」
男「ふへへ」
友「なに。その顔?」
男「いやぁ。俺、推薦したい奴がいるんだ」
友「推薦?」
男「ほら、委員長は可愛くて成績優秀でないと駄目だろ?」
友「しらんがな」
男「えへへ」
友(また罪のない女の子に迷惑をかけるつもりだな……)
男「あー、ホームルームが待ち遠しいぜぇ」
友(そもそも可愛い子って誰よ……)
教師「では、今期の委員長を決めたい。立候補するやつは?」
男「はいっ!!」
教師「お前が?」
男「俺、推薦したい人がいます!!」
教師「ほう。誰だ」
男「中学のときずっと委員長をしていたやつがいるんです」
教師「え?そんなやつがいるのか」
男「こいつです!!」
ざわざわ……
教師「ほう」
友「……え?」
男「こいつなら適任ですよ」
友「……」
教師「やってくれるか?」
友「だ、だれが可愛い委員長なんてやるか!!」ガタッ
男「いいじゃん、やれよー」
友「いやよ!!」
教師「お願いできないか?」
友「で、でも……」
男「頼むっ!お前しかいないんだ」
友「うっ……」
男「このとーり!」
友「……じょ、条件がある」
男「なんだ?」
友「あ、アンタが副委員長になって……くれたら……いいけど……」
男「えー?」
友「私を推薦した責任、ちゃんととりなさいよ!!」
男「しかたないなぁ」
友「全くもう……」
教師「じゃあ、二人に任せるな。頼むぞ」
放課後 教室
男「あーめんどー。こんなことしなきゃいけないのかよぉ」
友「基本的に雑用しかないの。ほら、今度の学内清掃の班分けするよ」
男「民主的に決めようぜ」
友「それをした結果、委員長に任せるってなったんでしょ」
男「みんな恥ずかしがりやなんだな。班ぐらいさくっときめればいいのに」
友「出席番号順に四人と五人の班を作りましょ。そのほうが早いし」
男「待って」
友「なに?」
男「それだと、男が一人に女が三人の班とかできる。男だけの班もある」
友「仕方ないんじゃない?」
男「俺は我慢できん」
友「ばっかじゃないの……」
男「よーし……決めたぜ」
友「あんただけハーレム班とか却下だからね」
男「殺生な……」
友「当然でしょ。なに考えてるのよ」
男「わかった。ハーレムじゃなきゃいいんだよな」
友「え?まぁ、そうね」
男「俺とお前だけの班ってどうだ?」
友「え!?」
男「委員長と副委員長のペアならみんなも文句ないだろうし」
友「そ、それって……あの……」
男「この際、女の子ならだれで―――」
友「あ?」
男「え?」
友「アンタは一人で中庭の掃除ね」
男「えー?!なんだそりゃ?!」
友「うるさいっ!!委員長命令!!」
男「ぎゃー!!」
通学路
男「考え直してくれよぉ……委員長ぉ……」
友「ふんっ」
妹「おねーちゃーん!!」タタタッ
友「あ、おかえ―――」
男「今、帰り?」
妹「うんっ」
男「じゃあ、お菓子かっていこっか」
妹「わーい」
友「こらっ!!もうほんとに餌付けしないで!!」
男「まぁまぁ。いいじゃないか」
妹「おねえちゃんもお菓子ほしいの?」
友「いらない、というかそういうことじゃなくて」
男「よし、迷子になったら危ないから手を繋いでいこうな」ギュッ
妹「うん」ギュッ
コンビニ
妹「これ買ってもいい?」
男「いいよー」
妹「えへっ」
友「……ねえ」
男「なんだ?」
友「妹を甘やかさないで」
男「なんで?」
友「調子にのっちゃうでしょ」
男「そんなことないって。あれぐらいがかわいいだろ」
友「いや……」
妹「これもいい?」
男「いいぞ。どんどんもってこい」
妹「わーい」
友「だめ!!それ以上はお姉ちゃん、怒るからね!!」
男「可哀相に……結局、ポテトチップだけになったな」
妹「うん」
友「もう……」
男「ほれ」
友「え……?」
男「お前のチョコ。買っておいた」
友「……」
男「さ、かえろうなぁー?」
妹「うんっ」
男「じゃあ、手を―――」
友「ていっ」ペシッ
男「いって!?なにすんだよ!!」
友「私が妹と手を繋ぐ」ギュゥゥ
男「なんで!?あんまりだ!」
友「アンタみたいなロリコンに触ってほしくないからに決まってるでしょ」
妹「私は別にいいけど……」
友「だめ。こいつに触れると手が腐っちゃうから」
男「くさんねーよ!!ふざけんな!!」
友「いーや、腐る!!」
男「んだとぉ?」
妹「あの……ケンカ……しないで……」オロオロ
男「あ。ごめんねー。ケンカじゃない痴話喧嘩だから」
友「わざわざ恥ずかしい言い回ししないでよ!!」
妹「おにいちゃん……」
男「え……」
妹「おねえちゃんと仲良く……してあげてね」
友「な、なにいってるの……?」
妹「だって、おねえちゃんがおにいちゃんとずっと仲よしだったら私もずっとおにいちゃんと仲よしでいられるもん」
男「あーなるほどー。ということは俺もずっと妹ちゃんと仲よしでいられるわけだなー」
友「アホかぁ!!アンタなんか高校を卒業したらさよならよ!!」
友「もういい!!かえるよ!!」グイッ
妹「うん。バイバイ」
男「またなー」
友「ふんっ……!!」スタスタ
妹「おねえちゃん、顔あかいね」
友「あかくない!!」
男「このまま帰るのもあれだなぁ」
男「……」トゥルルル
幼馴染『もも、もしもっ?!』
男「今、暇?」
幼馴染『は、はい!!』
男「今から行ってもいい?」
幼馴染『あ、えと……部屋を片付けますから5分だけおまちください!!』バタバタ
男「ここからだと15分はかかるからゆっくりでいいけど」
幼馴染『いそがないと―――きゃぁ!?』ドタンッ
幼馴染宅
男「……」ピンポーン
ガチャ
幼馴染「ど、どど、どうぞ」
男「大丈夫か?なんかすごい音してたけど」
幼馴染「はい。よくあることですから」
男「そ、そう」
姉「あれ?久しぶりー」
男「あれ?お姉さん、今日は平日ですよ?」
姉「そだね」
男「仕事は?」
姉「家事手伝い」
男「なるほど」
幼馴染「お姉ちゃん!!だからそういう薄着で部屋からでてこないで!!」
姉「いいでしょー。楽なんだから」
俺も幼馴染に電話すればリア充に…
男「おじゃましまーす」
幼馴染「どうぞ……」モジモジ
男「今日は何する?」
幼馴染「な、なんでも……いいですけど……」
男「じゃあ、ツイスターゲームでもするか」
幼馴染「なんですか、それ?」
男「知らない?じゃあ、いいや」
幼馴染「ちょっと待ってください、今、インターネットで……」
男「いいって。ん?これ卒園アルバム?」
幼馴染「は、はい……」
男「いやぁー、覚えてる顔とか殆どなかったんだよなぁ」ペラッ
幼馴染「わ、わたしも……でも……」
男「でも?」
幼馴染「あ、貴方の名前と顔はお、覚えてました……よ?」モジモジ
男「え?マジ?」
幼馴染 → 身長160cm 体重100kg 黒髪モヒカン
妹 → 身長40cm 体重60kg 茶髪モヒカン
姉 → 身長200cm 体重90kg 茶髪スキンヘッド
委員長 → 身長165cm 体重70kg 黒髪ロング タモリ眼鏡 老け顔
許婚 → 身長155cm 体重20kg 波平頭
さて、どれがいい?
>>149
茶髪スキンヘッド?
幼馴染「は、はい……」
男「どうして?好きだったの?」
幼馴染「……」
男「え……」
幼馴染「は、はぃ……す、すき……で、で……した……」
男「そっかぁー」
幼馴染「だ、だって……いつも……その……」モジモジ
男「え?いつもチューしてたとか?」
幼馴染「結婚……してほしい……って言われてましたから……」
男「誰に?」
幼馴染「あ……あなた……」
男「おぉ……」
幼馴染「ご、ごめんなさい……きもちわるい……ですよね……こんな話……ごめんなさい」
男「そうだったのか……そうか……うーむ……」
幼馴染「うぅ……」モジモジ
男「あの……全然覚えてないんだけど……君はそれに対してなんていったの……?」
幼馴染「お、大きくなったら結婚……しようねって」
男「俺たち婚約してたのか!?」
幼馴染「こ、こんにゃく!?」
男「婚約な」
幼馴染「こ、ここ、婚約なんて……そんな……ちがいますよ……まだ幼稚園児ですよ……」オロオロ
男「つまり、あれだ許嫁だったわけか」
幼馴染「えぇ!?」
男「俺ってば、物心がつくかどうかってときにそんなことを……憎いやつめ」
幼馴染「あの……そんな昔の話ですし、気にしないでくださいぃ」
男「わかった」
幼馴染「ふぇ?!」
男「よし。今日はお姉さんも呼んで大富豪でもしよう」
幼馴染「は、はい……」
男「8切りとかアリでいいか?イレブンバックとか7渡しってしってる?10捨てとかあるんだけど」
姉「―――これであがりっ」
男「よーし……」
幼馴染「うぅ……」ドキドキ
男「じゃあ、ジャック」
幼馴染「えっと……クイーン……」
男「イレブンバック」
幼馴染「あぁ……そっか……あれ?あれ?じゃあ……ないです……」オロオロ
男「あがり」
幼馴染「あぁ……まけたぁ……」ガックリ
姉「はい。罰ゲーム」
幼馴染「えぇ!?そんなのきいてないけど!?」
姉「これから語尾に『ニャ』をつけて喋りなさい」
幼馴染「わ、わかったニャぁ……」
姉「じゃあ、もう一回戦ね」
男(罰ゲームがあるのか……これは油断できない)ゴクリッ
姉「あがり」
幼馴染「あれ……あれ……?」
男「あがり」
幼馴染「まけたにゃぁ……」
姉「じゃあ、次はネコみたいな姿勢になりなさい」
幼馴染「ど、どういうことニャぁ?」
姉「両手をつけて、背中をおもいっきり反らして。お尻をつきだすように」
幼馴染「こ、こう……?」グニーッ
姉「はい。三回戦」
幼馴染「やりにくい……」グニーッ
男「……」
幼馴染「ふっ……くっ……」
男「お姉さん。鬼畜ですね」
姉「素直な妹だから遊びたくなるの」
男「なるほど」
姉「じゃあ、お茶でもいれてくるわ」
男「はい」
幼馴染「おねがいにゃあ」
男「もういいから」
幼馴染「あ、そう、ですか……はずかしかったぁ」
男「……」
幼馴染「な、なんですか……?」
男「いや。まさか俺のことをずっと想ってくれているなんておもわなくて」
幼馴染「ち、違います。覚えていただけです……」モジモジ
男「そっか。確かにさっき過去形だったもんな「好きだった」って」
幼馴染「そ、それは……えっと……」
男「幼稚園の思い出だもんな」
幼馴染「は、はい……」
男「今は好きな人とかいるの?」
幼馴染「い、いません……」
夕方
男「―――そろそろ帰ろうっと」
幼馴染「は、はい」
姉「……ねえ、ちょっと」
男「なんですか?」
幼馴染「……?」
姉「今、付き合ってる人とかいる?」
男「生憎といません」
姉「なら、妹と付き合ってあげて」
男「え?どうしてですか?」
姉「あの子、今までそういう相手が一人もいなかったのよね」
男「ほう」
姉「紹介しても全然反応なかったんだけど、アンタは別だった」
男「つまり……」
姉「あの子はアンタとならうまくいくと思うの。だから、お願い」
委員長「」
男「でも、それはお姉さんの思い込みかもしれませんよ?」
姉「そんなこと無いと想うけど。それに……あの子とアンタが付き合ってくれたら……」
男「くれたら?」
姉「私にも可愛い弟ができるし」
男「お姉ちゃんとお呼びしても?」
姉「とにかく、考えてほしいの。決して悪い子じゃないし。まぁ……若干、重いかもしれないけど」
男「分かりました」
姉「ほんと?」
男「考えます」
姉「うん。お願いね」
男「それじゃあ」
姉「バイバイ」
幼馴染「お姉ちゃん、何を話してたの?」
姉「ん?別にいいじゃないの」
幼馴染「そ、そう……?」
支援
自宅
男「……」トゥルルル
友『はい?』
男「もしもし。俺だよ」
友『分かってるけど』
男「いも―――」
友『切るぞ?』
男「な、なんだよぉ……ちょっとぐらいいいだろぉ」
友『なんで……』
妹『おねえちゃん、おにいちゃんから?』
友『え……うん……』
妹『かわって!!―――もしもし、おにいちゃーん』
男「もしもーし」
妹『今度、一緒に遊びにいこうよ!』
男「いいよー。どこいきたい?」
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
妹『遊園地がいいなぁー』
男「遊園地かぁ」
妹『いい?』
男「いいぞー」
妹『わーい』
友『勝手なこといわないの!!』
妹『やんっ』
男「お前もいくか?」
友『いくか!!一人で観覧車にのってろ』
男「寂しいだろ」
友『いーっだ!!』
ブツッ
男「あ、切りやがった……」
男「委員長のくせに可愛げがないな……」
オチが見えた!
男「俺のほしかった中にひとつだけ入れ忘れたものがある…」
男「俺の彼女になってくれ」
幼馴染「...////」
男「……」
トントン
男「はーい?」
母「ちょっと。何してるの?」
男「なにが?」
母「女の子を誑かしてるんじゃないでしょうね?」
男「してないって」
母「……」
男「ほんとほんと」
母「いい?女の子を泣かせるようなことだけはしないでね」
男「しないってば」
母「……全く」
男「……」
男「泣かせないようにか……」
男「それって……一人に絞れってことだよな……」
男「幼馴染で許嫁の女の子……。少しドジだけど尽くしてくれそう」
男「その姉……。年上ならではの面倒見の良さは捨てがたい……」
男「委員長になった俺の友人……。あいつのことはよく知ってるし、なにより話し易い」
男「その妹……。無邪気でいい子だよなぁ」
男「……」
男「さて……誰を……選ぶか」
男「うーん……」
男「よしっ!!俺も男だ!!」
男「ここは―――」
1、友
2、妹
3、幼馴染
4、姉
5、ハーレム
>>190
5
2
翌日 学校
男「おはよう」
友「うん」
男「なぁ」
友「なに?」
男「どうしても今度の清掃、俺一人でやらないと駄目か?」
友「駄目」
男「頼むよ。ハーレムを……」
友「まだ言うか……!!」
男「男のロマンだ」
友「しらん。スケベは死滅しろ」
男「……」
友「妹にも手を出してなにがハーレムよ……変態……」
男「手はまだ出してないぞ」
友「勝手に遊園地いく約束とかしてそれいうの?!」
男「あれは妹ちゃんが行きたいっていうからだろ」
友「なによ……妹、妹って……そんなにほしいならくれてやるわよ」
男「え?いいの?」
友「警察に通報してやるから、いいよ」
男「やったー」
友「アンタは都合のいいことしか耳に入らないの!?」
男「うん」
友「もういい……私に話しかけないで……」
男「えー」
友「ふんっ」
男「……」
友「……なに?」
男「お前も遊園地……行きたいのか?」
友「うるさいなぁ!!お化け屋敷とか3Dシアターとか楽しんできたらいいでしょ!!」プイッ
男「わかった。そうする」
男「でさ、いつ行こうか」
友「知らないって。妹と話せば?」
男「お前だって自分の妹の予定ぐらい分かるだろ」
友「……二週間後の日曜日とかまだ予定はないんじゃない」
男「二週間後な」
友「……本当にいくの?」
男「いくよ。約束だし」
友「……」
男「さてと……どこの遊園地に行こうかな……」
友「勝手にして……」
キーンコーンカーンコーン
男「またあとでな」
友「ふんっ」
男(やっぱり、女の子を連れて行くなら……)
同じネタで三回も書いてこれかよ
四回目はもう少し考えろよな
昼休み
教師「おーい。二人ともちょっときてくれ」
男「はい」
友「なんですか?」
教師「資料室にいって次の授業で使うものを持ってきておいてほしい」
友「わかりました」
男「はい」
友「……」スタスタ
男「なあなあ」
友「……」
男「パレードとかみるか?」
友「なんの話?」
男「遊園地」
友「だから、なんで私に……」
男「流石に妹だけを連れ出すわけにもいかないだろ?お前も行こうぜ」
ほ
ま
>>298-213
こうだ
>>216
おい
おい
自動保守装置ですねわかります
>>204
書き溜めないから
やっぱりパクリかな?
友「…だから嫌だって」
男「そうか、じゃあ妹ちゃんと俺が二人っきりで行ってくるよ」
友「ふ、二人っきり?」
男「だってお前が行かないんならそうなるだろ。楽しみだな~」
友「あ、あんた変な事考えてないでしょうね!?」
男「別に~、健全な男子高校生ですから~」
友「だからこそ心配なのよ! いいわ、私も行ってやるわよ!」
やっぱ無理だわ
男「さて…」
妹「わーい」
男「結局来ちゃったね」ニヤニヤ
友「あ、当たり前でしょ…妹を犯罪者予備軍と二人きりで行動させる馬鹿がどこにいるのよ」
男「妹を性の対象として見なすなんて兄として邪道な真似はしないよ」
友「まず血の繋がりもない子供を自分の妹扱いしてる時点で犯罪者思考なんですけど」
男「よーし、今日は楽しむぞーっ」
妹「わたしアレに乗りたーい」
男「良いぞぉ、一緒に乗ろうかぁ」
友「待ちなさい誘拐犯」
ぼく遊園地なんて全然行ったことないから全然想像できないよー^q^
想像できないよ…
言い忘れたが俺>>1じゃないぞ
妹「楽しかったねー♪」
男「そうだねー♪」
友「キモイ…」
男「失礼な、兄妹のふれあいだぞ」
友「あんまり話しかけないで…酔った…」
男「だらしないな、たかがジェットコースターで」
友「たかがじゃないでしょ…落ちる時明らかに傾斜90度以上あったじゃない…」
妹「私平気だよー?」
男「うむ、さすが我が妹だ」
友「だから違うっての…」
乗っ取りとかいらない
>>1じゃないなら別スレ立ててやれ
男「しょうがない、あそこでアイスでも買って休むか」
妹「私いちごー」
友「私は抹茶ね」
男「了解、ほい」
友「何よその手」
男「お金ちょーだい、おねーちゃん」
友「誰がおねーちゃんよ!兄なら自分で払いなさい!」
男「都合のいい時に兄扱い…お兄ちゃん辛いよ…」
妹「お、おねーちゃん仲良くしなきゃだめだよ」
男「天使…いや妹よ…」
友「あんたも実の妹扱いやめなさい、いっそ天使の方がいいわ」
面白い掛け合いが浮かばん…
友「まったく…誘って来たのはそっちの癖に…」
男「だって、妹と二人きりで行くつもりだったのに君がしつこくついて来たがるから…」
友「あんたがしつこく誘ったんでしょうが…」
男「妹ちゃん、アイス美味しい?」
妹「うん!おいしい!」
男「本当?ちょっと味見して良いかい?」
妹「いいよー」
男「よし…」
友「ちょっと待った」
男「今度は何なんだ」
友「味見したいならさっきのアイス屋でスプーンもらってきて食べなさい」
男「えーなんだよそれ、別に良いだろ兄妹なんだからぁ」
友「…じゃあ、私の抹茶アイスも味見する?」
男「やだ」
友「なんでだよ!二文字で断るな!」
男「だって君は委員長じゃん。この子は妹だから許されるんだよ」
友「この糞ペド野郎…」
妹「アイス溶けちゃうよー」
友「妹、私にも食べさせてー!」
妹「え?あ、うん、いいよー」
パクッ
友「んんー、おいひいー」
男「てめっ…」
友「なぁに?味見したいんでしょ?ほら、食べればいいじゃない」
男「ぬぅ…」
④
男「妹、俺にも…」
友「スプーンは?」
男「き、兄妹だから問題ないだろ!?」
妹「お、おねーちゃん、私は構わないよ?」
友「ダメよ、こんな奴の口がついたアイスはもう食べられないわ」
男「極度の潔癖性か」
友「あんたの口がついたらダメなのよ」
妹「お兄ちゃん、そんなに汚いの?」
男「馬鹿な、一日に四度風呂に入る俺が汚いはずかない」
友「何でご飯の回数より多いのよ…あと汚いのは体じゃなくて心よ」
男「健全な男子高校生の心は澄みきっているぞ」
友「あんたのどこが健全なのよ…」
友「そんなに食べたいのなら買ってきなさいよ」
男「妹のだからこそ美味しさも増すんだ」
友「健全な精神の欠片もない発言ね」
男「そして意味があるんだ」
友「完全な変態ね」
男「いやぁ、それほどでもないさ」
友「褒めてないわよ、妹、溶けない内に食べ切っちゃいなさい」
妹「はーい」
男「溶けても俺が食べt」
友「もう黙ってろ」
もう頭が回らん、寝る
もうこれ以上続けてもどうしようもないしな
乙
>>283
そっちも乙
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