男「安価で厨二な力をつける」(22)

男「まずは厨二な二つ名から」

例 幻影の翼(ウイングディビジョン)
終わらぬ黄昏(エターナルトワイライト)

男「さあ>>3よ!厨二病を活性化させて考えてくれ!」

男「ついでにどんな能力かも書いてくれ!」

恐怖(テリブル)
結界を作り地獄の遊園地を召喚する

>>3
「恐怖震(ブルブルテリブル)」でおねがい

男「恐怖震(ブルブルデリブル)が今日から俺の二つ名か」

男「恐怖震は結界系の能力で、地獄の遊園地を召喚すると言うが…どんな物か」

男「実験してみよう」

男「驚愕せよ、恐怖震!」

男「結界は作れたか…距離は結構広いな」

男「地獄の遊園地が召喚されたか…遊具は>>6>>7があるな」

コーヒーカップ

蒼と漆黒の業火

男「まずコーヒーカップか」

男「しかしただのコーヒーカップではないハズ…」

男「搭乗してみるか」ゴトン

男「回すぞ」グルグル

男「…」グルグル

男「特に何もない…」グルグル

男「もういいや降りよう」グルグル

男「…」グルグル

男「ヤッバ止まんねえ…」グルグル

男「どうしよう…」グルグル

男「気持ち悪くなってきた…オエッ」グルグル

男「吐きたくないな…」グルグル

男「ヤケクソだ!飛び降りる!」ピョーン

男「うっ…ぐえっ」ゲロゲロ

男「結局吐いてしまった…何だあの恐ろしい乗り物…嘔吐感を促進させてくるぞ…」

男「確かに地獄の拷問に使えるな…」

男「もう一つは蒼と漆黒の業火…遊具らしからぬ名前だ」

男「えっとどんな遊具かな?」

男「書いてあるぞ、何々…>>11をするアトラクションか…」

漆黒の業火に焼かれた後、蒼き炎に焼かれる。

男「蒼き業火に焼かれた後、漆黒の業火に焼かれるアトラクションか…普通に地獄だな…」

男「…レッツプレイだぜ!」

<うぎゃぁぁぁぁぁぁ!
<熱いぃぃぃぃぃぃ!

男「でも生きてる…何故?」

鬼「この空間が死後の世界だからっすよ」

男「誰だ」

鬼「地獄の遊園地のスタッフ、鬼っす」

鬼「何たって地獄の遊園地っすからね、拷問器具をちょちょっと改造した遊具が多いんすよ」

男「へぇ」

鬼「この結界は地獄と繋がってるっす、だから遊園地が召喚できたんっす」

男「なるほどなるほど」

鬼「そして召喚したアンタが今からこの遊園地のオーナーっす、好きに使っていいっすよ」

男「俺がこの遊園地のオーナーか…どう使おうか…」

男「死なないし無茶も出来るし、遊具も意外に楽しかったな…」

鬼「死と恐怖と地獄の魅力っすねそれ、まともなもんじゃないっすよ」

男「決めた!この遊園地を使ってたっぷり儲ける!」

鬼「…どうやってすかね?」

男「まずはひらけた場所にこの遊園地を召喚する!」

男「そして大々的に宣伝する!一度入ればいい!後は地獄の魅力に取り憑かれ、また来るようになる…」

鬼「上手く行くっすかねぇ…」

  いいぜ ヘ(^o^)ヘ
        |∧
        /
てめえが
この遊園地を
怖がっているなら
         /
      (^o^)/
     /( )
    / / >

   (^o^) 三
   (\\ 三
   < \ 三
`\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想をぶち殺す


鬼「これ何すか?」

男「看板だ、挑発的だろ?」

鬼「こんなんで人、来るかなぁ…」

男「ふふふ…次は土地だな」

男「土地貸して」

幼馴染みの地主ちゃん「いいよ」

男「土地交渉成功だな」

鬼「随分金持ちの幼馴染みがいるんすね」

男「さて、地獄の遊園地は明日開園だ!頑張って宣伝するぞ!」

鬼「じゃあ俺は遊園地の清掃と点検するっすね」

そして翌日

男「結界展開!地獄の遊園地(ヘルパーク)恐怖震(ブルブルデリブル)召喚!」

ズズン

男「召喚成功、後は客が来るのを待つだけだな…」

鬼「まともな人間がこんな場所、来るっすかねぇ…」

「なんだこの痛々しい名前の遊園地…看板も痛々しいよ…」
「禍々しい…」
「恐ろしい…」
「入ったら死にそう…」
「誰が来るんだ、こんな遊園地…」

男「ぐぐぐ…」

男「おい鬼さんよ、集客するスタッフとかいないか?」

鬼「>>19ならいるっすよ」

集客の牛鬼

鬼「集客の牛鬼ならいるっす」

集客の牛鬼「こんちわ」

男「丁度いい奴がいるな…さあ牛鬼よ、集客をしてくれ!」

牛鬼「皆さんこの遊園地に来て下さーい。こないと食べちゃうぞー」

「まさかぁ」
「食われても行きたくねえよな」
「むしろ食べてほしいくらいだわ」

牛鬼「じゃあいただきます」ガシッ

「えっ」

牛鬼「美味しい」グチャッバキッグチャグチャ

「…」
「…遊園地、行こうか」
「…そうだね」
「…わざわざそんな事しなくても行ったよなー」


男「お、徐々に客がやって来たな」

その後、この恐怖震の不思議な魅力に取り憑かれた人が続出
その恐怖震は口コミで徐々に広がり、話題はネットやメディアなどで取り上げられ、爆発的に人気になった
男はがっぽり儲けて地主ちゃんに土地代を全て返済、その後地主ちゃんと結婚して幸せに暮らしているらしい

男「いやぁ厨二病も素晴らしいな、こんな事になって今や俺も人生の勝ち組さ」

鬼「凄い人気っすね…何故か病的な信者も出て来たっすよ…このまま行けば世界中に広まって世界をも征服出来るっすよ…」

男「いやそんなの興味無いし」

鬼「際ですか…勿体無い…」

男「厨二病は素晴らしい!みんなもどんどん厨二妄想をしよう!」

男「そうすれば幸せな人生を送れるかもしれないぞ!何事も究めるのが大切だ!」

男「以上、人生の勝ち組からの助言でした」

fin

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