杏子「魔法少女戦隊っ…」(188)

杏子「マギレンジャー!!」

杏子「杏子レッド!」

杏子「以上、隊員1名!」

杏子「…………」

杏子「…一人遊びも飽きたな…」

杏子「はぁ…やっぱごっこ遊びは一人でやるもんじゃないな」

杏子「うーん…」

杏子「てことでさやか」

さやか「なにさ」

杏子「お前はブルーな」

さやか「えぇー」

杏子「たまにあたしと対立しちゃう役」

杏子「あとクールな役」

さやか「あたしのキャラに合ってない」

あーかーいマジ赤いー

さやか「それ転校生のほうが向いてるよ」

杏子「いんや、ほむらには別のポジションを用意してる」

さやか「ほー」

ほむら「杏子、呼んだかしら?」ホムシュバッ

杏子「おー来たか」

さやか「おいっす」

ほむら「…おぃ…っす…」クネッ

さやか「恥ずかしいならやんなきゃいいのに」

ほむら「そんなことより、大事な用って一体なんなの?」

杏子「ほむらはブラックを頼む」

ほむら「ブラック…?なにそれ、新しい魔女の名前?」

杏子「いや、ほむらのポジション」

ほむら「?」クネッ

杏子「頼りになるんだけど途中でチームから抜けて暗躍したり裏切ったり」

杏子「最後まで敵か味方かわからない役な」

ほむら「???」クネックネッ

さやか「最初から説明してあげなよ杏子。転校生ったら訳がわからなくてくねくねしてるよ」

杏子「だからな?ブラックの重要性ってのはな?」

ほむら「ほむほむ」

マミ「ごめんなさい遅くなって」

さやか「マミさんも呼ばれたんだね」

マミ「えぇ、佐倉さんがとても大事な用があるって」

さやか「帰っても問題ないっす」

マミ「そう?」

杏子「ちょちょ!ちょちょちょっとまちな!」

さやか「焦りすぎ」

杏子「ちょっと待ってよ!ねぇ帰らないで!」

杏子「もう一人遊びし終わったあとぐちゃぐちゃになった部屋を一人でお片付けするのはもう嫌なんだよ!」

さやか「杏子…」

ほむら「……」

マミ「まぁ」

杏子「あれむなしすぎるって…」イジイジ

杏子「一人遊びに熱中すればするほど…」イジイジ

さやか「抱き締めたいな」

ほむら「まぁ…どうせ私達も暇だし…」

マミ「ちょっとぉ、私までひとくくりにしないでよぉ」

ほむら「暇でしょ?」

マミ「そんなことないわ。QBに餌あげたりQBに毛繕いしてあげたりQBを散歩に連れてってあげたり…」

ほむら「巴さん…本当にやることがないのね…」

ほむら「よりによってあの淫獣の世話だなんて…無駄なことを…」

QB「その言い方はあまりに酷い」

杏子「あ!司令官!」

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

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6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
QB「魔法少女は産む機械」

QB「司令官?僕が?」

杏子「うん!無線であたしたちに指示をしたり合体ロボをくれたりする役!」

さやか「えーQBに指示されるのやだなー」

ほむら「超同感だわ。そんなの私が許さない」

ほむら「こいつなんて最初の怪人の手下のしたっぱがお似合いじゃない」

QB「酷い!君にはインキュベーター愛が足りないよ!」

マミ「ねぇ暁美さん。この子にもいい役やらせてあげて?」

ほむら「……」

マミ「この子、普段はこうだけどやるときはきっとできる子だから」

マミ「どうかこの子にも大事な役をやらせてあげたいの…」

さやか(お母さん…)

杏子(お母さんだ…)

QB(なんだか恥ずかしいよ…マミ…)

ほむら「…そこまで言うならやらせてあげなくもないわね…」

マミ「ありがとう!ほらQBもちゃんとありがとうしなさい」

QB「きゅぷ…ありがとう…///」

ほむら「ぷぷっ」

マミ「ところで佐倉さん。私の役はなんなのかしら」

杏子「イエローだ。マミにはそれしかない」

マミ「どんなことすればいいの?」

さやか「カレー…」

ほむら「大食い…」

杏子「馬鹿やめろ!今はヒロインのポジションなんだ!」

杏子「みんなを支える元気でちょっと大人なヒロインなんだ!」

マミ「やった。私女の子の役なのね」

杏子「ふう」

ほむら「ところで女の子といえば大事な色が決まってないじゃない」

さやか「大体予想はつくけどね」

まどか「杏子ちゃーん、遅れてごめんなさーい」

杏子「ピンク!ピンクがご登場しなさった!」

まどか「?」

さやか「結局全員呼んだんだね」

杏子「だって寂しかったんだもん」

杏子「ピンクはみんなから可愛がられるアイドルだ!おっちょこちょいだけどチームには欠かせないムードメーカーってとこだな」

さやか「なんだ、普段とかわんないじゃない」

まどか「私おっちょこちょいじゃないもん!」

ほむら「よしよし、まどかは可愛いわね」ナデナデ

マミ「よしよし、みんな鹿目さん大好きだもの」ナデナデ

まどか「可愛がらないで!なでなでしないで!」

まどか「私は勇敢熱血なレッドがいい!」

杏子「な、なんだって…」

杏子「レッドはあたし!リーダーはあたしだ!」

まどか「私だよ!きっと頼れるリーダーになるよ!きっと!」

杏子「なに言ってんだ!リーダーってのは大変なんだぞ!色々!」

まどか「私、頑張るもん!えーっと、とにかく頑張るもん!」

さやか「両方口下手だなぁ…」

杏子「あ、あたしのほうが頑張る!これくらいだ!」グイー

まどか「私はもっと頑張る!これくらい!」グイー

杏子「く、くっそー!あたしより長い!」

杏子はマーベラスタイプのレッドでまどかはアラタタイプのレッドってイメージ

杏子「でもあたしのほうが赤っぽいじゃないか!ほら髪も赤色!」

まどか「きっと杏子ちゃんは桃色に染めた方が可愛いと思うなぁ」

杏子「え…そ、そうかなぁ?えへへ…」

ほむら「流されてるわよ杏子」

杏子「あっ…こ、小癪な!赤っぽくないぞまどか!」

杏子「大体赤は男の立ち位置なんだぞ!女の子は黄色と桃色って決まってるんだぞ!それでもいいのか!」

まどか「じゃあ杏子ちゃん達は男装しなきゃいけないよ?」

杏子「え…」

まどか「できるの?」

杏子「や、やるさ!なぁさやかにほむら!」

さやか「!?」

ほむら「!?」

さやか「」シャキーン

まどか「かっこいい…」

マミ「知的でクールな衣装…」

QB「普段のさやかとのギャップがたまらないね」

ほむら「」スラーリ

まどか「かっこいい…」

マミ「髪を束ねてボーイッシュに…」

QB「細身の身体に黒のジャケットがとてもグッド」

杏子「」ドカーン

まどか「かっこいい…」

マミ「ワイルドで男らしい…」

QB「開いた胸元が逆にセクシーだね」

ブルードルフィン「」
ブルースワロー「」
ハリケンブルー「」
マジブルー「」

まどか「なんか凄いかっこいいから杏子ちゃんに赤色あげる!」

杏子「あ、ありがとよ」

さやか「あの…ずっとこのままなの…?」

ほむら「魔法少女戦隊っていうくらいだからどうせ闘う時はいつもの衣装に戻るんでしょう?」ファサッ

まどか「しまった…!」

QB「安心しなよ。今地球上のインキュベーター総動員で君達の魔法少女の衣装を今の格好に修正する作業を行っている」

杏子「なにぃー!?」

まどか「QB!大好き!」

QB「きゅぷぷっ」

杏子「あ、あの…まどか…」

まどか「なぁに?杏子くん!」

杏子「うぅ…ま、まどかにレッド譲ってもいいかなー…なんて」

まどか「やだ!そんな格好恥ずかしいし!」

杏子「」ガーン

さやか「」ガーン

ほむら「」ホムガーン

まどか「私はみんなみたいにかっこよくなれそうにないから」

まどか「女の子の立場としてみんなにドキドキしていたいな…」ポッ

マミ「赤くなった鹿目さん可愛いわ」

QB「いい傾向じゃないか。3人が男装したことによってまどかのヒロイン度があがっているよ」

杏子「えぇい!もうこれでいい!」

杏子「とにかく5人全員揃ったんだ!もうひとりぼっちで遊ばなくていいんだ!」

さやか「あ、もうこんな時間」

ほむら「私、帰るわ」

杏子「え…」

マミ「夕御飯の準備しなきゃね」

まどか「私もパパとお手伝いの約束が」

杏子「ちょちょ!ちょちょちょちょ!ちょっと待ってよ!」

杏子「遊んでくれよ!あたしを一人にしないでよ!」ジタバタ

杏子「さやかぁー…友達だろー…」ズルズル

さやか「えーい、足に引っ付くなって」

杏子「ほむらぁ…」

ほむら「明日ね明日」

杏子「うぅ…また今日の夜も一人遊びかよぉ…」

マミ「しょうがない子ねぇ…」

マミ「ねぇみんな。今日は私のおうちに来ない?」

杏子「!」ガバッ

マミ「みんなで一緒にご飯食べましょ?」

まどか「マミさんのおうち!私いきたい!」

さやか「お手伝いは?」

まどか「今はパパよりマミさんだよ!」

ほむら「私は問題ないわ」

まどか「さやかちゃんもいこ?ね?」

杏子「さやか!さやか!」

さやか「はいはいわかったって。マミさん今日はよろしくお願いします」

マミ「ふふ。楽しい夜ご飯になりそうね」

杏子「よし!いくよあんた達!マミのおうちへ!」

さやか「仕切り屋だねぇ」

杏子「レッドだからな!」

マミさん宅

杏子「ねぇマミー、今日のご飯は何にするんだ?」

マミ「そうねぇ…今日はみんながいるし、お鍋なんて楽しいかもね」

杏子「おいあんた達!今日はお鍋だよ!」

まどか「わーい」

杏子「喜びな!」

さやか「喜んでおりますよー杏子たいちょー」

ほむら「喜んでるわーたいちょー」

杏子「えへへ」

杏子「いいか司令官。あたし、たいちょーって言われたぞ、へへ」

QB「zzz」

杏子「きっとみんなあたしのこと頼りにしてるんだな。まったくしょうがないやつらだぜ、えへへ」

QB「zzz」

さやか「寝てるQBに延々と自慢してるよ」

ほむら「よっぽど嬉しかったのね」

さやか「ま、今日はリーダーをたててあげますか」

ほむら「ふふ…レッドとブルーはライバルであると同時に親友だったりするのよね」

さやか「そ、それがなにさ」

ほむら「さてね」

マミ「そろそろ煮えてきたわね」

マミ「お手伝いありがとう、鹿目さん」

まどか「ピンクに任命されたからには女の子らしいことしなきゃと思って…」

まどか「でも私あんまり役にたてなかったかも…」

マミ「そんなことないわ。私もみんなも鹿目さんがいてくれるだけで頑張れるものよ」

マミ「鹿目さんは自分が役にたたないと思い込んでしまっているわ。でもそれは間違いよ」

マミ「あなたはみんなを笑顔にできる天才」

まどか「マミさん…」

マミ「さぁ、はやく佐倉さん達に食べてもらいましょ?」

まどか「はい!」

まどか「みんなー!お鍋できたよー!」ヨタヨタ

杏子「まってました!」

さやか「だ、大丈夫まどか?一人で持ってこれる?」

まどか「うん!…て、わわっ」ヨロッ

ピタッ

ほむら「ふぅ…間に合ったわね」ヒョイ

ほむら「ここはブラックらしく、裏から支えてあげましょうか」

ほむら「…ほんとに変身の衣装が男装になってる…」

ほむら「解除」

まどか「きゃっ!?」

ほむら「大丈夫?まどか」

まどか「う、うん…」ポッ

さやか「ほほう…男装してお姫様だっこだなんて…これはポイント高いよ」

杏子「まどかがまっかっかだ」

まどか「やっぱりかっこいいな…」

杏子「昔からブラックみたいなミステリアスキャラは女の子人気高いんだよなぁ」

さやか「あたしは好きだけどね、熱血キャラ」

マミ「あらあら大丈夫?」

ほむら「はい。なんとか」

まどか「ほむらちゃんずっとその格好でいて…」

ほむら「え…ま、まどかごめんなさい。この姿を維持するだけでも魔力が」

QB「心配には及ばないよ」

まどか「QB!」

QB「男装するだけなら一切魔力を消費しないようインキュベーター総動員で微調整したからね」

まどか「司令官!大好き司令官!」

QB「きゅっぷいぷい!」

さやか(何気に気に入ってるなQBのやつ…)

まどか「もうさやかちゃんも杏子ちゃんも男装してよ!」

さやか「えぇー」

杏子「は、恥ずかしいだろうが…」

マミ「あら楽しそうじゃない。私も楽しみだわ」

さやか「マミさんまで」

QB「きゅっぷい!ピンクとイエローがここまで言ってるんだ。答えてあげるのがヒーローというものなんじゃないのかい!」

さやか「そのカメラはなにさQB」ムギュッ

QB「い、いいよさやか!そのクールな眼差し!容赦ない踏みつけ!間違いなくブルーだ!」

杏子「ど、どうだまどか」パァッ

さやか「…まどかのためならしょうがないね」パァッ

ほむら「……」

まどか「はぁ…」クラッ

マミ「あら」ポイン

まどか「あぁ…受け止めてくれてありがとうおっぱい…」

マミ「これは…重症ね」

杏子「俳優から戦隊ものにハマるパターンだなまどかは…」

ほむら(ホストクラブなんかには絶対いかせなれないわ…!)

QB「いいよこれは!少女なのに男の格好!そのあべこべさがたまらない!」パシャパシャ

さやか「…まどかはいいけどQBには見られたくないな」

ほむら「この淫獣が…っ」

QB「そ、その切れるような眼差し!最高だ!」

さやか「……」ヒョイ

QB「きゅぷ?」

さやか「文字通り、尻に敷いてみます」ムギュゥ

QB「きゅぷぁぁぁ…」

さやか「これで見られる心配はないよ」

杏子「ナイスさやか」

QB(さやかのお尻…!!ご、ご褒美どころじゃない!!)ムギュムギュ

QB(ぼ、僕から見たこともないほどの感情エネルギーが生まれているよ…!!)ムギュムギュ

杏子「さっそく食べようぜ!」

ほむら「そうね」

さやか「わぁ、いい匂いだー」

マミ「うふふ、鹿目さんの愛が詰まってるわよ」

まどか「えへへ…おいしくないかも…」

杏子「なにいってんだ!うまいよ!」

さやか「まどかの手作りとあっちゃあたとえまずくても全部食べきって見せるよ」

ほむら「超同感だわ。まどかの愛が詰まってると聞いて食べない魔法少女なんて存在しない」

まどか「あはぁ…3人がかっこよすぎる…」パタン

マミ「鹿目さんがダウンしちゃった」

オイシイオイシイ

QB(く…!僕を除け者にしてずるいじゃないか!)ムギュムギュ

QB(くそう…3人の写真を母国に持ち帰ってたくさんのインキュベーターに見せれば、大量の感情エネルギーが得られると言う計算だったんだけど…)ムギュムギュ

QB(だ、誰か助けて…!)ムギュムギュ

QB2(ここからすごい量の感情エネルギーを感じるぞ…?)

QB3(あっ!QBじゃないか!なにをやってるんだい)

QB(き、君達…)ムギュムギュ

QB2(その男装少女に捕まってるのかい…?)

QB3(…?何故か彼女達を見ていると沸々とよくわからない感情が込み上げてくる…!)

QB2(と、とにかく今助けるよQB!)

QB(く、来るな!!)ムギュムギュ

QB2(!?)

QB(助けなくていい!!だから僕をこのままにしておいてくれ!!)ムギュムギュ

QB3(訳がわからないよ)

QB(あぁ…いい…)ムギュムギュ

QB2(……)

QB3(……)

QB2(ずるいずるい!!)

QB3(僕もさやかの尻に敷かれたい!!)

QB(やかましい!!帰れ!!)ムギュムギュ

さやか「んっ…ちょっと動かないでよQB」

まどか「う、うーん」

マミ「起きた?鹿目さん」

まどか「は、はい…」グー

まどか「あ…」カァ

杏子「あはは!お腹すいてるのかまどか」

ほむら「まだまどかは口をつけてなかったわね」

まどか「うん…ね、ねぇ…ちょっと3人にお願いがあるの…」

杏子「?」

まどか「あ、あーんしてほしいな…」ポッ

杏子「な…お前それ…」

さやか「いつもは気にならないのに…この格好してるとなんか恥ずかしい…」

ほむら「あら?あなた達のピンクへの愛はそんなもの?」ファサッ

さやか「」ムカッパ

さやか「なにいってんのさ!ピンクはあたしの嫁だよ!」

杏子「え、えと…」

杏子「リーダーを差し置いてなんだお前達!ピンクはあたしを頼ってんのさ!」

ほむら「いいえ!ピンクにあーんするのは私よ!」

さやか「いーやあたしだ!」

杏子「リーダー様だー!」

まどか「さ、3人が私を取り合って…!?」

まどか「きゅう」パタン

マミ「…なんだか妬けちゃうわ」ナデナデ

さやか「よぅし、こうなったら一番まどかが満足するあーんをした人が勝ちだ」

ほむら「望むところよ」

杏子「こらさやか!レッドはあたしだぞ!なに仕切ってんだ!」

さやか「レッドはあっちいってろ!」

杏子「なんだとー!おのれブルー!」

ほむら「影の支配者、ブラックが漁夫の利戦法で最強よ」ガッ

さやか「ぐはぁっ…」バタッ

杏子「ぐえっ…」バタッ

ほむら「というわけで先鋒暁美ほむら、いきます」

まどか「は、はい…」ドキドキ

ほむら「まどか、口を開けて」

まどか「あ、あん…」クワパ

ほむら「…ふふ、まどかの口の中が見えてるわよ」

まどか「え、えう…」

ほむら「綺麗なピンク色…」

まどか「じ、焦らさないでぇ…」

ほむら「このぱっくり開いた小さなお口は一体何を期待して待っているのかしら…?」

まどか「その大きな…だ、大根…///」

さやか(なんだこれは…)

ほむら「ふふ…」カポッ

まどか「ぷあん…」

ほむら「……」カポッ

まどか「あぷ…」

ほむら「くすくす…この大根がまどかの口の中を出たり入ったりしてるわよ…?」カポッカポッ

まどか「はむっ…はぷ……なんでこんな意地悪するの…?」

ほむら「食べたい?そんなに私の大根が食べたいの」

まどか「うん…欲しい…!ほむらちゃんのその煮えた大根が欲しい!」

ほむら「よく言えたわまどか…このよく煮えたて味が染み付いた大根をあなたのお口にあげる!」カプォ

まどか「おいひい!ほむらちゃんの大根おいひいのぉ///」ハフハフ

ほむら「終わったわ」

まどか「はぁ…幸せ…」

さやか「…………」

さやか(なんだったんだこれは…)

マミ「なんだか見ちゃいけないもの見ちゃった感じだわ…」ドキドキ

杏子「なんですぐ食わせなかったんだ?まどかもすぐ食べたいだろうにさ」

ほむら「わかってないわね…焦らして焦らして焦らし抜いた分、食べる時に幸福感を味わえるものなのよ」ファサッ

杏子「な、なるほど…ちょい悪だな。さすがブラック」

ほむら「ふふん」ホムフンスッ

さやか(やべぇ…転校生のインパクトに勝てない…)

さやか(よぅし…)

さやか「次、さやかちゃんいきまーす」

まどか「はい」ドキドキ

さやか「…まだ真っ赤だねまどか」

まどか「そ、そりゃほむらちゃんの後だもん…」

さやか「…まどかのその顔みてると…やきもち妬いちゃうよ」

まどか「!」ドキッ

さやか「ねぇまどか…」ズイッ

まどか「は、はい!」

さやか「今はあたしだけ見て…?」グイッ

まどか(ぴゃぁぁー…)

さやか「まどか…」ガバッ

まどか(さ、さやかちゃんが…後ろから抱き付いて…!)ドキドキ

さやか「今度はあたしが…まどかを熱くさせる番…」ヒソ

まどか(み、耳元で…!)ドキドキドキドキ

さやか「はい、あーん…」

まどか「あ、あーん…」カプ

さやか「これからずっとこうやってまどかに食べさせてあげる…」

さやか「だってお前は…俺の嫁になるんだからな」キリッ

まどか「はぴゃぁぁぁぁ…」バタッ

マミ「鹿目さん戦闘不能の為、終了でーす」

まどか「…………」ピクピク

さやか「ぐ…ここまでやるつもりはなかったのに…」

さやか「か、顔あっつー…」パタパタ

ほむら「なんて強引で男らしいの…」

杏子「まどかって強引なのに弱そうだもんな」

さやか「そりゃ長年まどかの親友やってますから。まどかの弱点くらい把握済みですよ」

マミ「女の子ならあんなシチュエーションに憧れるものよね」

さやか(やる方もやる方でやばいんだよねこれ…)ドキドキ

さやか(心臓の音、まどかに聞かれてないかな)ドキドキ

杏子(うーん…まどかが喜ぶこと、かぁ…)

杏子(ほむらの意地悪もさやかの強引さも喜んでたよな)

杏子(あたしがさやかみたいな男言葉使っても普段とあんまり変わらないし…)

杏子(…ま、あれこれ考えるのも男らしくねーよな)

杏子(自然体でいくか)

まどか「うーん…」

杏子「おーいまどかーおきろー」ペタペタ

まどか「は、はひっ」

杏子「あーん、してやるよ」

まどか「え、あ、はい!」ガバッ

杏子「どれ」スクッ

まどか「……」ドキドキ

杏子「熱いよな…ふー、ふー」

まどか「あ、ありがとう…」ポッ

杏子「ほれ、食いな」

まどか「はぷっ…おいしい」

杏子「へへ、そうだろ」ニカッ

まどか(杏子ちゃん面倒見いいなぁ…)ドキドキ

杏子「ほれもう一口」

まどか「ぱくん…もぐもぐ」

杏子「おいしいかい?」

まどか「うん。杏子ちゃんに食べさせてもらうから余計に」

杏子「よ、よせやい」プイン

まどか(照れてる杏子ちゃんもかっこいいなぁ)ジー

杏子「…ん。まどか、口の横についてるぞ?」

まどか「え、どこ?」

杏子「食い物を粗末にするわけにはいかないんでね」グイッ

まどか「え…?」

ペロッ

まどか「!!」マドンッ!

まどか「あぶぶぶ…」ガクガク

杏子「あれ、どうしたまどか!」

ほむら「…………」

さやか「…………」

マミ「あ、あらあら…佐倉さんったら大胆ね…」

さやか「みんなが見てる前で堂々とちゅーしちゃったよ…」

杏子「い、いや!まどかの口をちょっとついばんだだけだ!」

ほむら「それがちゅーって言うのよ!」ホムホー

まどか「」シーン

マミ「鹿目さんが本当に気絶してしまったようだから私が判定してあげる」

マミ「佐倉さんの勝利!」

杏子「マジか」

ほむら「油断させてのちゅーだものね…」

さやか「そりゃ気絶するわ。あたしだってする。誰だってする」

杏子「…ど、どうだお前達!最終的にヒロインはブルーやブラックじゃなくてレッドとくっつくことになってるのさ!」

ほむら「その遊び、まだ続いてたのね」

杏子「なにぃ!?あたしはただレッドとしてあんた達に負けたくなかったからでなぁ…!」

さやか「こだわるなぁ」

マミ「あの!あの!」

3人「?」

マミ「ここにもまだイエローがいるわよ!」

3人「」

マミ「私もドキドキさせて!」

杏子「もうこれ戦隊もの関係なくね?」

さやか「今気付いたか」

杏子「くそう!あたしはただみんなで遊びたかっただけなんだぞー!」

ほむら「もういっぱい遊んだじゃない」

杏子「違うんだ!あたしが望んでるのはこういうのじゃないんだ!」

マミ「あの!あの!」ピョンピョン

マミ「きいて!きいて!」ピョンピョン

まどか「すやすや…」

さやか「あのまま寝ちゃったね」

ほむら「私たちももう寝ましょう。正直マジで眠いわ」

杏子「えー!これからって時にー!」

さやか「はいはいお一人でがんば」

ほむら「また明日ね明日」

杏子「くそう!さやかもほむらもブルー、ブラックらしい反応しやがって!」

杏子「実はノリノリなんだろ?そうなんだろ?」

さやか「……」サヤサヤ

ほむら「……」ホムグウ

杏子「わぁーん!二人とも寝てるよぉ!」

杏子「マミっ!あんたならあたしに付き合ってくれるよなっ!?」

マミ「むすっ」

杏子「…マミ、さん?」

マミ「つん!私のお願いだけ聞いてくれないみんななんてもう知らない!」

杏子「えっと…」

杏子「あ、あたしはレッドだから言うこときけ!」

マミ「あら、そんなこといっていいのかしら…?」

杏子「」ビクッ

マミ「朱に交われば赤くなるというけれど…」

マミ「たまには黄色が勝ってもいいと思うの」

杏子「…マミさん…?」

マミ「佐倉さん…今夜は私色に染めてあげるわよ」

杏子「ひっ!」

いやぁぁぁぁぁ……


マミ「むにゃむにゃ…」

杏子「…なんだ。ただ抱き枕にされただけかよ」

杏子「ま、マミにそんな度胸あるわけないか」

マミ「…んむぅ…」ムギュッ

杏子「んぶ…マミ…おっぱいに埋もれて息が…っ」

杏子「燃える闘志、マギレッド・杏子!!」

さやか「凍える心、マギブルー・さやか!!」

マミ「はじける元気、マギイエロー・マミ!!」

まどか「やらしい淫乱マギピンク・まどか!!」

ほむら「漆黒の謎、マギブラック・ほむら…」

杏子「魔法少女戦隊っ…」

全員「マギレンジャー!!」


杏子「…はっ!夢か…」
まどか「杏子ちゃーん、朝ごはんできてるよー!」

マミ「おいしいわよー、はやく食べなさーい」

杏子「リーダーを置いて食べ始めるんじゃねー!」

終わり

蛇足

QB「」ピクピク

QB「…はっ!」

QB「みんなは…寝たみたいだね…」

QB「よし!今のうちに彼女らのデータを母国に届けるぞ!きゅっぷい!」

こうして、インキュベーターは感情エネルギーの自給自足に成功した
それからは新しい魔法少女は一才産み出されることがなくなった
まどか達を、元の人間に戻すことにも成功した
しかし魔法少女の衣装に瞬時に着替えられる能力だけは残された
新しい感情エネルギーの産み出しかたを発見したQBは大出世してインキュベーターの司令官に任命された

QB司令官「今日も新たな少女に魔法少女戦隊のコスプレをさせるよ!きゅっぷい!!」

インキュベーター総動員「きゅっぷい!!」

終わり

途中で脱線してすいません
自覚はありました
さや尻に踏まれたQBを粉微塵にしてやりたいです
おやすみなさい

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