恒一「胸も大きいし」
鳴「・・・」モミモミ
恒一「スタイルもいいし、腰の辺りなんかこうキュッと引き締まってて」
鳴「・・・」ムニムニ
恒一「あんな子が彼女だったら毎日楽しいだろな」
鳴「・・・」チラッチラッ
恒一「どうかしたのさっきからそわそわして」
鳴「別に」
もう誰か書けば?
恒一「でも顔は見崎さんが一番かわいいよね」
鳴「本人を前によく言えるわね」
恒一「性格は水野さんかなあ」
鳴「・・・」
望月「なになに?僕も話に混ぜてよ」
書いたことねーし無理だお
任せた
恒一(って感じに赤沢さんを褒めてみたら、見崎が反応した)
鳴(恒一君はやっぱり赤沢さんみたいに明るくて凛とした子が好みなのかな?)
恒一「でもやっぱり、綾野さんみたいに元気で可愛い子も良いよね」
鳴「…」
恒一「ムードメーカーで、落ち込んでるときなんかに励ましてくれそう」
鳴「…」ナデナデ
恒一「? どうしたの僕の頭なんて撫でて?」
鳴「別に、気にしなくて、良いよ?」ナデナデ
こんな感じでお願いします
鳴(いい子いい子)ナデナデ
恒一「そう言えば、佐藤さんって何となく雰囲気が僕の叔母さんに似てるんだよね」
佐藤「?」
恒一「僕ってお母さんの思いでないからさ、よく叔母さんに抱っこして貰ってたんだ」
恒一「叔母さんの抱擁って僕にとってはお母さんの温もりみたいなものなんだ」
恒一「佐藤さんに抱かれたら、とっても気持ちいいだろうね」
佐藤「///」
恒一「どうしたの、見崎?」
鳴「抱っこしてあげても、いいよ?」
誰かお願いしますよぉ
鳴(恒一君、抱きついてくれなかった…)ションボリ
恒一(見崎がちょっと沈んでる…、でも、いない者とはいえさすがに教室の中で抱き合ったら恥ずかしいし//)
恒一(話題を変えよう)
恒一「この間の話なんだけどさ」
鳴「?」
恒一「僕がたまたま放課後に忘れ物を取りに教室に戻ったらさ、松井さんと金木さんが抱き合ってたんだ」
金木「!?」・松井「?」
恒一「やっぱり僕みたいに親の温もりを求めてたのかな?」
鳴「それは、違うと思うよ」
恒一「え?」
鳴「あの二人、実は…」ヒソヒソ
恒一「えぇっ!?」
川堀(何だよ、俺にも聞かせてくれよ…)
レーちゃん、どうして? どうして書いてくれないの?
いちいち最後に構ってほしい文加えるなら最初から書くなきもいんだよゴミ
恒一(ものすごく大人な事を聞いてしまった…//)
鳴(恒一君、頬を染めて…可愛いかも//)
恒一「え、っと…そうだ赤沢さんの話に戻るんだけど」
鳴「…」
恒一「赤沢さんって、杉浦さんと中尾君と仲が良いよね」
鳴「そうね、いつも一緒に行動してるから」
恒一「赤沢さんって中尾君の事を気にしてるのかな?」
鳴「…どういう意味?」
恒一「えっと、いつも一緒にいるって事は赤沢さん、もしかして中尾君の事、好きなのかなって」
赤沢(えっ?)
中尾(今だけ榊原を親友と呼びたい)
鳴「そういう決めつけ、嫌い」
恒一「あ、ごめん…」
鳴「榊原君は、どうなの? 赤沢さんのこと、好きなの?」
恒一「僕は…」
恒一「僕は…よくわからないや」
鳴「そう」
恒一「赤沢さん、綺麗だしスタイル良いし、付き合ったらきっと毎日が楽しいだろうって」
赤沢「…//」
鳴「…」
恒一「でも、こうやって見崎と何気ない会話をするのも楽しいなって思うんだ」
恒一「だから、よくわからないんだ」
鳴「…//」
鳴「ばか」
勅使河原(何か、教室の空気が変になってる…)
川堀(この二人、余所でやってくれないかな…)
恒一「あ、えと、そう言えば望月って何で女子の列に居るんだろうね」
恒一「高林君は、一番後ろだったし人数的なところでってことで説明できると思うんだけど」
鳴「…知りたい?」
恒一「うん」
鳴「実はね、本人の希望だったの」
恒一「え?何で?」
鳴「席替えの日に彼、自分が転校生の世話をしたいって申し出てね」
恒一「その割にはあまり世話になった記憶無いんだけど…」ジローッ
望月(変に榊原君を意識し始めちゃったせいなんだけど、そんなこと言えない…)
鳴「彼、可愛いしね」
恒一「そうだね」
望月(えっ…榊原君、僕のことそういう風に見てたの///)
望月(榊原君、いやこれからは恒一くんって呼ぼう!)
鳴「見せてあげようか?」
恒一「ぁえっ?」
鳴「見せてあげようか、望月君が去年美術部の先輩に女装させられたときの写真」
望月(な、なんでそんなものが!)
恒一「うん」
鳴「はい」スッ
恒一「すごく似合ってるね、違和感がないっていうか」
恒一「本物の女の子よりも、可愛いかもね」
赤沢「…」ギリギリ
望月「//」
鳴「あなたは、こういう子が好みなの?」
恒一「え、いや、そういう…訳じゃないけど」
鳴「そう…」
鳴(恒一君の好みが読めない…)
望月(恒一君……)
恒一「僕は…」キーコーカーコーン
鳴「あら、授業が終わったね」
赤沢「あら、望月君どうしたの? "一人"で落ち込んで」
望月「何でもないよ」
恒一「あの二人、仲悪いのかな?」
鳴「さあ、少なくとも私達と違って仲は良くないみたい」
赤沢・望月「…」イラッ
鳴「次は、美術ね。私達は居ない方が良いと思うから」
佐藤(榊原君には居て欲しいなぁ//)
恒一「うん、いつもの場所に。だね」
赤沢・綾野「…」
綾野「ねぇ泉美、いつもの場所ってどこなんだろうね」
赤沢「知らないわ。でも、調べる必要があるわね…」
千曳「調べ物かね?」
恒一「ええ、ある年とない年の法則とか見つけられないかなって思って…」
千曳「法則性か…私には見つけられなかったが、視点を変えれば何か解るのかも知れないな」
恒一「確証は無いんですけどね…」
鳴「でも、こうやって二人で探せば何かを見つけられるかも知れない」
千曳(この二人、仲が良いな)
千曳「そうかね、何か解ったら私にも教えてもらえるかな?」
恒一「もちろんです」
鳴「それじゃ榊原君、次の年の資料を見ましょう」
恒一(見崎がすぐ傍に//)
赤沢・綾野「…」ギリギリ
綾野(泉美、どうするの? このまま黙って見てるわけ?)ヒソヒソ
赤沢(考えがあるわ)ヒソヒソ
ガラッ
赤沢「失礼します。千曳先生」
千曳「赤沢さん、対策係の仕事かい?」
赤沢「はい、資料の確認をしに来ました。」
綾野「私はそのお手伝いに!」
千曳「そうか、自由に調べていってくれ」
綾野(侵入成功だね! で、これからどうするの?)ヒソヒソ
赤沢(それはね…)ヒソヒソ
恒一・鳴(この二人、ヒソヒソ話なんかして何しに来たんだろう…)
鳴「次の資料取ってくるね」ガタッ、スタスタ…
赤沢(!今よ!)ダッ
恒一「え?え?」
鳴(しまった、恒一君の両隣に座られてしまった… しかも、ほぼ密着…)
綾野「それでね泉美、この年は…」(恒一君…//)
赤沢「そうね、それは貴重な意見ね」(恒一君と密着…素晴らしいわ//)
恒一(二人にぴっちりと挟まれて動けない…)
恒一(しかも、女の子の胸とか柔らかいところが当たって僕の一部が堅くなるし…///)
鳴(恒一君真っ赤になってる…、あんまり女子に免疫無いんだ)
鳴(私の時は密着してなかったから、彼もどうすればいいか解らないのね)
鳴「ちょっと、こっちに来て」グイッ
恒一「///」(見崎のおかげで何とか抜け出せた…)
綾野・赤沢「あ」
綾野「…え、えっと泉美、それでね…」
赤沢「そ、そうね…それは…」
鳴(やっぱりこの二人…それにしても恒一君、何で前屈みなんだろう)
鳴「榊原君、ちょっとこっちに来て」
恒一「み、見崎ちょっとまって…」
鳴「次の授業は数学ね」
恒一「次の授業の範囲は予習済みだから、正直退屈だよ」
鳴「私も、それじゃあまたお話しでもする?」
恒一「そうだね。」
川堀(ついに俺の席取られてるし…仕方ない、榊原の席に行くか)
望月「」ギロッ
川堀(何故俺が望月に睨まれなきゃいけないんだ…)
和久井「川堀君も災難だね」
川堀「うん…」
恒一「ところで見崎って気になる男子とか居ないの?」
鳴「そう言う質問、嫌い…」
恒一「あ、ごめん…」
鳴「いい、気にしないで」
鳴(恒一君、鈍感なんだ)
恒一「あ、気になるって言えば柿沼さんの事なんだけど…」
柿沼(?)
恒一「何度かちらっとノートを見たんだけどさ、僕と望月の絵が描いてあったり、風見くんと勅使河原の絵が描いてあったんだ。」
恒一「どっちも上半身しか書いてなかったけど裸でさ、きっと書いてる途中だったんだろうね。」
鳴「そうね、きっと書いてる途中のを見たんだよ。そう言えば桜木さんはよく風見君と勅使河原君を書いていたわ」
恒一「あ、それ僕も見たことある。二人とも絵上手だったけど、美術部じゃなかったの?」
鳴「二人とも美術部じゃなかったわ。多分、描いてる絵は美術じゃなかったから…なのかも知れないね」
柿沼「…///」
鳴「でも、ある意味では美術なのかも。ある壁を乗り越えて育まれる愛…」
恒一「ある壁?愛?」
鳴「榊原君は知らなくてもいいよ」
先生「柿沼さん、顔が赤いですが、大丈夫ですか?」
柿沼「は、ひゃい…//////」
望月「先生、僕柿沼さんを保健室に連れて行ってきます」(理解者…)
先生「お願いしますね」
風見(桜木さん…複雑な気持ちだ)
勅使河原(もう、慣れたさ…)
鳴「この話はやめよっか」
恒一「え? うん」
桜木さんの腐属性って初めて見た
他のSSでもよくあるの?
鳴「榊原君は転校初日は来られなかったよね」
恒一「うん、気胸でね…」
鳴「そのときに水野君のお姉さんにお世話になったんだっけ?」
水野(げ、今度は俺か!?)
恒一「看護婦さんだったからね。」
鳴「お世話に…ね。下の世話とか?」
恒一「ま、まぁ多少は…//」
赤沢「///」
綾野「///」
佐藤「///」
金木「///」(松井の下の世話…)
先生(今日はやけに風邪気味の生徒が多いような…)
>>73
俺はpixivのせい
鳴「やっぱり、男の子って看護婦さんにあこがれるものなの?」
恒一「どうかな、僕は結構好きだけど」
鳴「そう」
赤沢(看護婦になるためにはどんな勉強が必要なんだろう…)
綾野(検温の時間ですよー。私の体で体温計ってあげる!なんてね)
佐藤(榊原君が学校休んだらお世話をしに行こう)
金木(看護婦さんか、松井と…)
辻井(佐藤さんがものすごく慈愛に満ちた表情を浮かべてる…)
鳴「榊原君って将来の夢って決まってるの?」
恒一「うーん、まだ漠然としてるよ」
恒一「そういう見崎はどうなの?」
鳴(お嫁さん…は古いかな?)
鳴「…」
恒一「あ、聞かれたくない事だったかな?ごめん」
鳴「ん、そんなこと無いよ」
猿田(うるさいのう、授業に集中できんぞな)
コロ…
猿田(ん?消しゴム?)ヒョイ
多々良「あ」
猿田「ん?多々良のじゃったか、ほれ」
多々良「猿田君ありがと」
恒一「…」
鳴「…?」
恒一「そう言えば、多々良さんって結構席近いのにあまり話したこと無かったな」
鳴「近くにいるから、繋がっている訳じゃない…そういうものだよね」
恒一「そうだね、でもせっかく同じクラスなんだし、もうちょっと仲良くなりたいって思うよ」
多々良(わ、私も…//)
鳴「そう…」
恒一「今となっては叶わない願いだけどね」
鳴「……」シュン
恒一「あ、大丈夫だよ。見崎が居てくれるから僕はそんなに辛いとは思わないし…」
鳴「そう…」
鳴(///)
恒一(そっけないな、他の女の子のことを話題にするのはまずかったかな…)
恒一「そ、そう言えば和久井君ってたまに具合悪そうにしてたけど、体丈夫じゃないのかな」
鳴「さあ…本人に聞いたこと無いの?」
恒一「辛そうなときは『大丈夫?』って聞いたりすることもあったけど、普段から具合悪いの?って聞いたことはないよ」
恒一「高林君の事もあるし、あまり無理しないで欲しいな」
和久井(榊原君…)
鳴「人が死んだら、悲しいからね」
鳴「でも、彼なら多分心配ないと思う」
恒一「?」
鳴「藤巻さん。彼女良く和久井君のこと気に掛けてるみたいだから」
藤巻「! ///」
藤巻(わ、私はただ、その…///)ゴニョゴニョ
和久井(そ、そうだったのか…///)
先生(和久井君が赤くなっているのはもしやチアノーゼか?)
先生(…いや、違うか)
恒一「それにしても、赤沢さんは何で僕を『いないもの』として選んだんだろうね」
赤沢(!)
鳴「? やっぱり、私に話しかけたからじゃないのかな。」
鳴「『いない者』を『いる者』として受け入れた榊原君をクラスの一員として扱うことに危険を感じたのかもね」
恒一「そうなのかな」
鳴「ごめんなさい…私が曖昧にはぐらかさずにもうちょっと気を遣うべきだった」
恒一「いや、そんなこと無いよ、見崎は忠告してくれたじゃないか」
鳴「そう言ってくれるとうれしい…」
鳴「そうね、榊原君を『いないもの』とした経緯、今度こっそり小椋さんに聞いてみると良いかもね」
恒一「え?何で小椋さん?」
小椋(わ、私? 今日ちゃんと身だしなみ整ってるよね?)
鳴「赤沢さんと繋がっているようで、繋がっていない…」
鳴「微妙な立場だから他の生徒より情報量は多いだろうし、守秘的な部分は薄いかも知れない。」
鳴「そんな憶測」
恒一「そうだね、じゃあ今度匿名で手紙を出してみるよ」
小椋(いつでもどうぞ!)
米村(匿名って、会話丸聞こえなのに匿名にする必要あるのか? 小椋は早速ソワソワしてるし)
赤沢(っていうか、直接私に聞きなさいよね…)
赤沢(恒一くんのばか…)グスッ
中尾(赤沢が震えてる…怒りか?)
小椋(これってもしかして秘密のペンフレンドって事なのかな? なんか素敵)ポワー
王子(授業に集中できない…)
勅使河原(後で風見にノート写させて貰おう…)グー
恒一「そろそろ授業終わるね」
鳴「そうね」
恒一「今日はお弁当二つ作ってみたんだ」
鳴「昨日の約束?」
恒一「うん。僕が見崎の分も作って持ってくるって約束」
鳴「そう、だったね」ニッコリ
鳴(うれしいな…)
赤沢(恒一君の手作り弁当…)
綾野(恒一君にあーんってしてあげたい…)
佐藤(お弁当か、今度恒一君の分を作ってこっそり渡したら食べてくれるかな//)
多々良(お母さんに料理教えて貰おう)
小椋(手紙交換みたいにお弁当交換…//)
風見(榊原君って料理できるんだ…)
鳴「それじゃ、私も見せてあげるね」
恒一「あ、アレの事だね。うん、楽しみにしてるよ」
赤沢(アレってなにかしら?)
綾野(言ってくれればいつでも見せてあげるのに!)
佐藤(こ、こんなところで何を話してるんですかー! きょ、教育的指導ー!//)
多々良(そ、そうだよね、仲良くなったら…///)
小椋(や、やっぱり男の子だもんね! うう、恥ずかしいなぁ…)
キーンコーンカーンコーン
恒一「あ、授業終わった。見崎、屋上行こうか」
鳴「ええ」
鳴「それで、榊原君は誰が一番気になるの? やっぱり、柿沼さん?」モグモグ
恒一「見崎。だね」
鳴「え?」
鳴(予想外…///)
恒一「かわいい子はいっぱい居るけど、やっぱり話したり触れられたりしないと安心できないって言うか…」
恒一「同じ境遇に居る分だけ近いっていうか…」
鳴「そう…///」
恒一「うん、だから見崎は一番の親友だよ」
鳴「え?」
おわり
寝るーお休みー
>>40死ねー
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