妹「見つけた! お兄ちゃん!」(103)

::::::::::::::::::::::::......   ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
           γ ⌒ ⌒ `ヘ
          イ ""  ⌒  ヾ ヾ    ドガァァァァァァァァン.....
        / (   ⌒    ヽ  )ヽ
        (      、 ,     ヾ )
 ................... .......ゞ (.    .  ノ. .ノ .ノ........... ........
 :::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、、ゝ.....|  |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::

  _ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ー;''!  i;;;~-ヽ_ii_i=n_ [l h__
  /==H=ロロ-.γ ,~ー'''l ! |'''ーヾ  ヾ 「!=FH=ロロ
  ¶:::-幵-冂::( (    |l  |    )  )=HロΠ=_Π
  Π=_Π「Ⅱヾ、 ⌒~"""''''''⌒~'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....

 Д日lTl,,..:''''"   ""'''ー-┬ーr--~''""   :::Д日lT::::
 FH=n.:::::'            |   |         :::FL日l」:::::
 ロΠ=:::::.:.        ノ 从 ゝ        .::田:/==Д::
 口=Π田:::.                   .::::Γ| ‡∩:::::
 Γ| ‡∩Π::....                ...:::Eヨ::日lTlロ::::
 Д日lTlロ_Π::::.......            ...::::::::田:凵Π_=H:::
 =Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::.................:::::::::::口ロロH「l.FFl

妹「いままで何処にいってたの?」

男「え…っと」

妹「すごく心配したんだからねお兄ちゃん!」

男「…君は誰?」

妹「え?」

男「というか人違いじゃないかな?」

妹「え?何言ってるのお兄ちゃん…」

男「だから僕は君のお兄ちゃんじゃないよ…」

妹「ちがうよ。お兄ちゃんは私のお兄ちゃんだよ…」

男「人違いだって…」

妹「私のお兄ちゃんだもん!!!!!!」

男「違うって…もう勘弁してよ…」

妹「えへへ…一緒に帰ろうお兄ちゃん…」ギュー

男「ちょ…なんで抱きつくの?」

妹「もう絶対お兄ちゃん離さないんだから…」

男「さすがに…おこるよ…」

妹「ひっ…ごめんなさいごめんなさい…だからおこらないでお兄ちゃん…いい子いい子するから」

男「いや…ちょっとおおげさじゃない?」

妹「えへへ…すぐ許してくれるお兄ちゃんだ―い好き…」ギュー

男「はぁ…とりあえず家まで送るか…」

男「ここが君の家だね…」

妹「うん!そうだよ!ていうかお兄ちゃんやっぱり忘れたの?」

男「だから…君の兄じゃないんだって…」

妹「お母さん!!お兄ちゃんが帰ってきたよ!!」

男「きいてないし…」

母「だからね…お兄ちゃんはもう…いないのよ…」

妹「なに行ってるのお母さん…あそこにいるじゃない…」

男「…」

母「この度は家の子がご迷惑をおかけしたみたいで…」

男「いえいえ…気にしてないので…」

母「お詫びもしたいので家にあがって行ってください…」

男「いえ…大丈夫…」

妹「お兄ちゃんはやく」グイ

男「わっ」

母「実はあの子には兄がいたんですよ…」

男「それは…まぁ…わかりますが…」

母「1ケ月ほど前に事故で亡くなってしまって…」

男「…」

母「兄の事を大好きだったみたいで、突然の死が受け入れられないみたいで…」

男「はぁ…」

妹「お兄ちゃん…これ私が作ったの…食べて!!!」

母「そこにあまりにも兄にそっくりな貴方が現れたので…」

男「はぁ…でも僕は兄とは違います…」

母「ええ…それは分かってます…」

妹「お兄ちゃんだ――い好き…」ギュー

母「ふふ…妹ちゃん…お兄ちゃんが帰ってきてよかったね…」

男「は?」

妹「うん!!」

母「ふふふ…今日の晩御飯はとっても豪華にしましょう…」

男「え?いや…ぼくはこのへんで…」

妹「お兄ちゃん、もう何処にも行かせないよ!!」ギュー

男「ちょ…はなして」

母「ふふふ…やっぱり家の子は仲のいい兄妹ね…」


男(これはやばいよ…)

妹「お兄ちゃんゲームしようよ!」

男「だから僕はお兄ちゃんじゃないって…」

母「こら…いじわるなんてしないで、妹と遊んであげなさい」

男「え?だから…」

妹「はい!これお兄ちゃんのコントローラーね」

男「お兄ちゃんじゃないって…」

妹「負けたら罰ゲームだからね…お兄ちゃん…」

男「聞いてないよ…」

妹「やったーー勝ったーーー」

男「つ、つよい…」

妹「じゃあ罰ゲームね。え~と…何にしようかな…」

男(うぅ…いつになったら解放されるんだろう…)

妹「きめた!私のほっぺたにチューしてよ!」

男「え?それは…」

母「ご飯できたわよ」

男(助かった)

男「そんなことよりご飯にしよう」

妹「むむむ…お兄ちゃんずるい…」

みたいなね

男(本当にこの家族やばいよ…どうしよう…)

妹「ねぇお兄ちゃん!」

男(うぅ…こっそり抜け出すしか…)

妹「むむ…お兄ちゃんが無視する…」

母「ふふ…私のつくったご飯がおいしいのね…うれしいわぁ」

男(今の内に抜け出すか)

妹「お兄ちゃん何処に行くの?」

男(しまった!みつかった…。)

男「はは…コンビニでも行こうかなって」

母「駄目よ!こんな時間にでたら危ないでしょ!」

男「もうそんな年齢じゃ…」

母「駄目なものは駄目…。今日は…いや…これからずっと外には出さないわよ…また…事故にあったらどうするの…」

男「だからそれは僕じゃない!」

妹「お兄ちゃん!!お母さんに口答えしたらダメだよ!」

男(なんだよ…こいつら…)

母「ほら…さっさと風呂に入っちゃいなさい!!」

男「もう家に帰りたいのですが…」

妹「??…お兄ちゃんもう家に帰ってるよ?」

男「ここは僕の家じゃない…」

妹「え?何言ってるの?」

母「きっと事故で頭を打ったのね…かわいそうに…」

男「だから僕じゃないって!!!!!!!!!!!!!!」

母「妹ちゃん…お兄ちゃんの身体を洗うのを手伝ってあげなさい…」

妹「はーい。一緒に入ろうお兄ちゃん」グイ

男「ちょ…」

男(うぅ…なんでこんな目に…)

妹「お兄ちゃんとお風呂入るのも久しぶりだね…」ゴシゴシ

男(誰かに助けを求めるしか…)

妹「次は前をあらいまーす」ゴシゴシ

男(そういえば友が家から近かったな…)

妹「む…私の裸をみてるのに反応してない…」

男(あとで電話しよう…)


ロザミィスレかと思った

>>35
俺そのつもりで建てた

妹「お母さん…私って魅力ないかな…」

母「何いってるの…妹ちゃんは世界で一番かわいいわよ…」

妹「ほんとかな…」

母「本当よ!もっと自信を持ちなさい。」

妹「うん、わかった!私がんばる!!」

母「ふふ…その意気よ…」

男(今の内に友に電話しよう)








prrrr

男(でてくれ!頼む…。)

友『な、なによ…あんたから電話かけてくるなんて珍しいじゃない…』

男「友、助けてくれ!」

友『え?ちょ…ちょっと…どうかしたの?』

男「変な親子に監禁されっちゃって助けてほしいんだ!君の家の近くだよ」

友『は?意味わかんないわよ。もっと詳しくは話しなさい』

妹「お兄ちゃん?」

男「!!!」ビクッ

プツ

友「な、なんなのよ…」

スレ乗っ取たりしてすまんかった
反省してる

妹「お兄ちゃん誰に電話してたの?」

男「うぅ…」

妹「もしかして…」

男(くそ…ばれたか…)

妹「彼女とか?」

男「え?」

男「ははは、彼女なんている訳ないだろう…」

妹「あはは~だよね~。お兄ちゃんに彼女がいたら私そいつ殺しちゃうかも…」

男「え?」

妹「どうしたの?」

男「いや、なんでもない…。」

男(聞き間違いだよね…)

母「あなたたちもう寝なさい…」

妹「はーい」

男「…」

男(抜け出すチャンスだ…。みんなが寝たらここから出よう…。)

男「なんで…」

妹「お兄ちゃんは真ん中ね…」

母「ふふ…早く寝ましょうね…」

男「なんで一緒に寝る…」

母「何言ってるの…いつも一緒にねてるじゃない…」

妹「変なお兄ちゃん…」

男(寝る時まで監視されるなんて…これじゃあ一生監禁されたまんまじゃ…)

ガシャン

男「!!」
妹「きゃ」

母「ど、泥棒かしら?」

妹「うぅ…お兄ちゃん…」

男「大丈夫…僕が様子を見てくるから…」

母「気をつけてね」

妹「お兄ちゃん…」

男「ガラスが割れてる…」

友「男…。」ボソッ

男「友!!」

友「しっ!気づかれちゃう…。」ボソッ

男「ご、ごめん。でもよくここが分かったね」ボソッ

友「近所で頭のおかしい親子なんてここしかないからね…」ボソッ

男「そ、そうなんだ…」ボソッ

友「それより見つかっちゃう…はやく逃げるわよ」ボソッ

男「あっうん。」ボソッ

友「ここまでくれば大丈夫よね…」

男「ありがとう友…僕、一生あの家で監禁されちゃうんじゃないかって思ったよ」

友「そんなこと絶対させないわよ。私が困るじゃない…。」

男「え?」

友「…!!…う、うるさい!なんでもないわよ!!」

男「ははは」

友「ところであの家では何があったの?」

男「え~っと。お茶をいただいて、ゲームして、ご飯たべて、……。」

友「なっ!あんた楽しんでるじゃない!!」

男「そ、そんなことないよ。」

友「他にも何かあるんでしょう!!」

男「……」

友「さっさと白状しないさい!」

男「一緒に風呂に入ったり…添い寝したり…。」

友「変態!!」

男「そ、それどころじゃなかったよ~」

友「全く…正直なんだから…」

男「うぅ…ごめん」

友「そういう無駄に正直なところ嫌いじゃないけどね」ボソッ

妹「お兄ちゃん!!!」

「「!!」」

妹「お兄ちゃん…こんな所でなにしてるの?」

友「こいつはあんたの兄なんかじゃないわよ。」

妹「だれ?あなた…ねぇ…お兄ちゃんどういう事?」

友「だからこういつは…」

妹「あなたは黙ってて!!!!」

友「!!」

まああながち間違ってないな

妹「ねぇ…どういうことなの?」

男「俺はお前の兄じゃない…」

妹「違うよ…お兄ちゃんは私のお兄ちゃんだよ」

男「違うんだ…お前の本当の兄はもうこの世にいないんだよ」

妹「違うおにいちゃんは私のおにいちゃん。死んでなんかない…。だってここにいるじゃない…。」

男「だから俺は男だ。兄ではない。」

妹「違う違う違う違う違う違うちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウチガウ…(ry」

友「こ、こいつ、やばいわよ。」

男「そ、そうだね早く逃げよう。」

妹「そうだ…この女が悪いんだね…」シャキン

友「!!」

男「な、ナイフ!?」

妹「あはは…アハハ…アハハハハハハハハハハハハハハハハハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

男「まずい。僕が友を守らなきゃ」

妹「どいてよ。お兄ちゃん。そいつ殺せないじゃない…」

男「殺させたりしない。友は僕の大切な人だから…」

妹「どいてよ!!うああああああああああああああああああああああああ」

ブスッ

男「え?」

友「そんな…男…」

妹「また…またやっちゃった…」フラッ

男「うぅ…」

妹「またお兄ちゃんを刺しちゃった…私が…あはは、また新しいお兄ちゃん探さなきゃ…」フラッ

友「そ、そんな!!男…死んだらいや!!」

男「…」

―――――――――
――――――
―――

―――
――――――
―――――――――
男「うぅ…ここは…」

友「男!意識が戻ったのね?よかったぁ…よかったよぉ」

男「友?どうしたの?」

友「どうしたの…じゃないわよバカ…心配したんだからぁ」

男「ごめん…」

友「謝らなくてもいいわよ…バカ…」

男「友…今日からずっと僕のそばにいてほしい…」

友「え?それって…」

男「だめ…かな…?」

友「駄目なわけないじゃない…。これからよろしくね男。」

男「うん、よろしく友。好きだよ。」

ガララ

妹「見つけた! お兄ちゃん!」

おわり

>>78

     /\___/ヽ

    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ    
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、 
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl うわぁぁぁぁぁ
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄

  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ


なんでこうなったし…
次はハートフル書いてみようとおもう…

読んでくれた人ありがとう

あとスレ乗っ取って本当にごめん

>>88
別に気にしてない

>>100
ヒント:お前の親

>>102
感動した

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom