男35歳「…君誰?」いいなづけ6歳「いいなづけです」 (47)

とある夜~
男「はー…やっと今週の仕事おわった…」

男「さて撮りためたドラマの消化でもしますかね」ドアガチャ

男「たっだいーま!って誰もいないんだけどねー!あははは!」

男「…虚しい」

男「せめて彼女でもいればなぁ」

??「…!」

男「ん?」

??「おかえりーっ!」トタトタ

男「ざ、ざしきわらしっ!!」


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男「ぎゃああああぁぁぁ!!で、でたあああぁぁぃぅぇぉ!」ドタドタ

いいなづけ「あははははは!」トタトタ

男「こ、腰が抜けた…」ガクッ

いいなづけ「あたーっく!」

男「きんてきっ?!」






男「で、ぼく誰?」

いいなづけ「ぼくではありません、いいなづけです!」

いいなづけ「それにわたしはれでぃです!」

男「…なんだかなぁ」

男「あのね、こんな遅くまで外にいたら…まあ中だけど、お父さんお母さん心配するよ?」

いいなづけ「だいじょうぶです!」

男「あーこの子供特有の断言苦手だわー」

男「うーん」

男「(鍵は閉めたはずなのになぁ)」

男「まあいいや、ぼく、これからお出かけしよう」

いいなづけ「らんでぶー?」

男「まあ、そんなとこだよー」


交番~

男「この子迷子みたいです」

男「え?いいなづけ?」

男「HAHAHA!そんなわけないじゃないですかー」

男「じゃあよろしくお願いします」

男「ふー…」

男「それにしても…なんだったんだあの子」

男「鍵してたのに中にいたし」

男「まさか本当に妖怪の類じゃないだろうな」

男「ま、いいや」



男「このドラマ今週で最終回だったんだな」

男「へー…「あー… 「 おおガチ泣き「最近この俳優よく見かけるな 「 へーこいつジャニーズなんだ 「 主題歌ここでながすかー 」

prrrrr

男「?親父から」

男「もしもし
「おー久しぶり
「ん?ああ、いたな。迷子みたいだったから交番に届けたけど
「何?!許嫁?!
「いやあれどう見てもガキ…
「いや、おい、ちょっと待てよ
「待てって、 ガチャ ツーツー

男「…まじかよ…

うさぎドロップ 源氏物語 大好物です

いいなづけ「ぶー…」

男「わ、悪かったよ…だから機嫌なおせって」

いいなづけ「やです ゆるしません」

いいなづけ「かよわいおとめを ほかのおとこにあすづけるなんて いいしゅみしてますね」

男「そんな性癖はねえよ」

男「で、お前名前は?」

いいなづけ「いいなづけです」

男「だから名前だって」

いいなづけ「E_nazkeです」

男「よくできたロボだな」

いいなづけ「いななづけです」

男「そんな馬が泣くんじゃないんだし」

いななづけ「許嫁です」

男「キャラ崩壊してるぞお前!」

いいなづけ「しつれい かみました」

男「違う、わざとだ…」

いいなづけ「かみまみた!」

男「わざとじゃない?!」

いいなづけ「かみきった?」

男「そんなタモさんみたいな…」

男「てかそのネタ知ってんだな」

男「(話からして育ちは良さそうなんだけど)」

男「まあいいや、お前飯食ってないだろ?ご飯用意するからな」

いいなづけ「おねがいします デュララぎさん」

男「そのネタ読者減るからもうやめろ!後そのネタは使うないずれ原作で使われるから!」

男「チャーハンつくるよ!」ジャッ ジャッ

いいなづけ「…ひとりぐらしなんですか?」

男「ああもうお前その質問すんじゃねえぞ」

男「半年前までは彼女いたんだけどなぁ…会社のできる後輩にとられてなぁ」トオイメー

男「人のもの取っちゃダメ、絶対」

いいなづけ「ということはまだフリー?」

男「そうですそうなんです現在進行形で彼女彼氏募集中です」

男「へいお待ち」ガタッ

いいなづけ「…まあ、だからわたしがきたんですけどね」

いいなづけ「…あじがこい」

男「あ、それなんだが、本当にお前いいなづけなのか?それにしてはいくらなんでも年が離れすぎな気がするんだが」

いいなづけ「さっこんのよのなかでは めずらしいことではありませんよ」

男「んーまあ、そういうことにしておくか」

学生…あっ

男「じゃあ、とりあえず風呂入ってこい」

いいなづけ「ゆあみですね しょうちしました」

いいなづけ「ですが わたしは まだこのいえにきて まもないゆえ、ふろばのいちが わかりません」

いいなづけ「…」チラッ

男「…」

いいなづけ「…」チラッ

男「だぁーっ!わかった!分かったから!」

いいなづけ「げんしつとれた」

男「幼女と風呂イベかよ…」

男「ほれ、服脱いだ脱いだ」

いいなづけ「ぬーがーせーてー!」

男「キャラが本当安定しないなこいつ…まあ、普通そうか」

男「ほれ 手を上げてー」


男「いょいしよー」

いいなづけ「ぬわーーっっ!!」

男「なんと、わしが好きと申すか!いかん、いかん!もういちどよく考えなさい」

いいなづけ「わたしはデボラはです」

男「おれはマーニャ派だな」

男「ほれ、そこが風呂場だ。バスタオルはここ置いておくから使え」

男「あー下着がないなぁ…まあ上はおれのTシャツ使うとして、下は、まあ絆創膏でいいだろ」

男「じゃ、ごゆっくりー」

いいなづけ「あっ…」

男「?」

いいなづけ「…いえ、なんでもありません。おきづかい、かんしゃします」

男「おう」

ぎょえーーっっ!!

ぬわーーーーっ!!

男「しれっとリメイクされてる」





男「で、なにか言いたいことは?」

いいなづけ「…しゃ」

男「しゃ?」

いいなづけ「しゃんぷーはっとがなかったんです!」

いいなづけ「ありえない!」

いいなづけ「わたしはめをあけられないのです!」

男「ふむ」

いいなづけ「だから、こんなちらかしたのは めをあけられなかったからなのです!」

男「おう」

いいなづけ「わたしはわるくありません!」

男「いや、その理屈はおかしい」

男「てかお前何歳だっけ?」

いいなづけ「6さいです」

男「…じゅう6歳?」

いいなづけ「ぴちぴちの6さいです」

男「まだぴかぴかですらないのか…」

男「まあ、それならしょうがないな。明日からは俺も一緒に入るよ」

いいなづけ「そうしてもらえると、たすかります」

男「風呂も入ったし、もう寝るか」

男「ん?一緒に寝たいって?お前寝相悪くないだろうな」

男「まあいいや、おやすみー」

男「明日は服とか手続きとかしないとなぁ…」

本日ここまで お休みなさい

ポケモンGOリリース遅すぎるので投下再開します10時からニコ生見たいのでそれまでダラダラ投下

翌日~
男「さて!手続きも終わったし、衣服買いに行くぞー!」

いいなづけ「おー!」

男「今のお前の服装だと俺通報されそうだからな!」

いいなづけ「まさかこのままそとにつれだされるなんて かんがえてもなかったです!」彼T

男「さあユニクロに到着だ!」

男「テンションがおかしい?こっちはポケGO正座待機正午からしてたんや!」

いいなづけ「ひまじんですね!」

男「さー服を選ぶぞぉ!ゴスロリとかいいなぁ!」

いいなづけ「わたしは ねぐりじぇ なるものがほしいです!」

男「競泳水着もいいし…やっぱ猫耳は外せないよな!」

いいなづけ「うさぎみみもいいですね!」

男「(゚∀゚)o彡゜ (゚∀゚)o彡゜」

男「あはははははははははははははは!」

女「何やってんだお前」

男「」

女「何やってんだお前」

男「…女、さん」

女「下着買いに来たら、変質者がいるなと」

女「見覚えのある変質者がいるなと」

女「声をかけてみたら」

女「幼女に自分のティーシャツを着せてる同僚だった」

女「とりあえず通報かしら」

男「それでも僕はやってない」

マクド
男「何が一番嫌かってさー、休日に仕事関係者に会うことだよなー」

女「私はアンタに遭うことかな」

男「辛辣だなぁ」

女「まあ通報はしなかったけど」

男「すまないねぇ」

女「…アンタ結婚してたっけ?」

男「この子のことか?」

男「(ここで許嫁って言うのはそれこそ通報されそうだし…)」

男「親戚の子を預かってるんだよ。仕事が忙しいらしくてさ」

女「 …なぁんだ、つまんないの」

男「まあ、見逃してくれや」

男「ん?またソフトクリーム食べたいって?腹壊すぞ チキンナゲットで我慢しろ」

男「あん?何が「はっぴぃせっとなるものがほしいです」だ、俺は妖怪ウォッチは認めんぞ!」


男「全く、女の奴ったら…」

男「なぁーにが「通報しなかった代わりに、今度スベスベマンジュウガニ奢ってもらうから」だ!お前はネーブラにでも乗っとけ!」

いいなづけ「そういえば、さっきわかれた おんなのかたはどなたですか?」

男「?ああ、お前にはまだ話していなかったな。俺の会社の同僚だ。あれでどうしてモテるんだろうなぁ」

いいなづけ「さばさばしたぴちぴちぎゃるでしたね」

男「お前カタカナも話せなくなったのか…」



男「さて家到着」

いいなづけ「…」

男「んー、もうおねむか」

いいなづけ「 いいえ まだねむくありません」

男「いやいや、もう目がとろーんてしてるもん」

いいなづけ「せめてごはんをたべてから…」

男「食い意地が張ってるなぁ」

いいなづけ「…zー」

男「…飯食うか」

男「あれからいいなづけ寝かせて俺も寝て、出社したまではいいけど」

後輩「男さんって、け、結婚してたんですか?!」

同僚「マジかよあの朴念仁が?!」

上司「ま、まさか先を越されるとは…」

男「なんでこんなに広まってるんや…」

女「大方誰かのツイッターにでも取り上げられたんだろ」

男「マジかよ」

男「…『知り合いの子どもとばったり遭遇 あの変態に遂に春が』」

女「ツイート30行きました」

男「この野郎ォ!」





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