響「初詣に行くぞ!」(343)

響「1日だけはみんなオフだからみんな一緒に初詣行くぞ!」

響「よし、明日はこうみんなに言うさぁ」

響「そしたら絶対みんな一緒に行くって言ってくれるはずさぁ」

響「明日が楽しみだな、ハム蔵」

ハム蔵「ちゅ?」

~次の日~

春香「おはようございまぁす」

P「おう、春香今日も早いな」

春香「えへへ、プロデューサーさんに早く会いたいから…」

春香「なんちゃって」テヘッ

P「…」

P「あ、律子…まだ小鳥さんきてないのか?」

春香「…」

春香「プロデューサーさんにさっきのからあまり相手にされなかった…」

春香「いつの間にかみんなもきちゃったし」

ガチャ

響「はいさーい!みんなおはようさぁ」

P「おはよう響」

P「ぎりぎりびりじゃなくてよかったな」

響「今日一番遅れてるのは誰なんだ?」

P「…こと」

小鳥「ぴよー!」

小鳥「ぎりぎりセーフ!」

P「…」

律子「全然セーフじゃありません」

律子「なんで毎度アイドル達よりも遅いんですか」

律子「…事務員くせに」

小鳥「ぐさ!律子さんひどいです」

律子「はいはい」

響「ピヨコ…」

春香「小鳥さん…」

響「そうだ…」

春香「あ、そうだみんなそろったし…昨日から言いたいことがあって」

春香「みんな1日はオフだよね?みんなで初詣に行こうよ、初詣!」

響「…あっ」

春香「ん?響どうしたの?」

響「い、いやなんでもないさぁ」

響「初詣いいね…自分は参加するさぁ…」

千早「私も行くわ」

美希「美希も行くの~」

亜美「ってかてかみんな参加するんじゃない?」

真美「うんうん」

「「もちろん」」

春香「うわぁ、私の呼びかけでみんながきてくれるって嬉しいなぁ!」

春香「あ、計画立てるような人ってほかにいないか」テヘッ

真「確かにこういうこと言い出すのって大抵春香だもんな」

伊織「まぁ春香は根っからの幹事体質みたいだしね」ニヒヒッ

春香「もーたまには誰かがやってよね」

響「…」

響「…」

貴音「どうしたのですか、響」

響「あ、貴音…なんでもないさぁ」

貴音「そうですか、もし悩み事でしたら私がいつでも相談に乗りますので頼ってくださいね」

響「貴音、助かるぞ」


春香「それじゃあ1日は事務所前集合ね!」

「「うん!」」

小鳥「みんなの晴れ着…楽しみだわ!」

律子「ははは」

P「…俺も強制参加なのか」

春香「当たり前ですよ~」

~当日~

春香「あ、みんなきてる!」

春香「あけましておめでと~」

「「おめでとー」」

春香「ってアレ?また小鳥さんきてないの?」

律子「寝坊したって言ってたわ」

春香「それにしてもみんな…」

小鳥「みんななんで着物じゃないのよ!」

春香「わ!小鳥さん!」

小鳥「なんで春香ちゃんだけ着物なのよ!」

春香「…」

真「えっと…だってここまでくるのに着物じゃ動きづらいかなぁって」

千早「私は着付けができなくて…くっ」

響(春香、バチが当たったんだぞ)

響「でも春香の着物姿可愛くて自分はいいと思うぞ!」

響「浮いてるけど」

春香「がーん、響きちゃんに浮いてるって言われちゃった」

美希「春香、そのリアクションは古いの」

美希「今時社長でも言わないと思うな」

~社長宅~

社長『石川社長、今から一緒に初詣でも』

石川『今年は876で新しくアイドルを集めようかと思っててこれから忙しくなるので結構です』

社長『がーん!』

石川『…』

P「おい、そんなことやってないで早く行くぞ」

P「今日は初日なんだからかなり混みそうだし…」

律子「そうですね、伊織、やよい、亜美真美はぐれないようにね」

やよい・亜美・真美「はーい」

伊織「ちょっと律子!なんで私を子ども扱いするわけ!」

律子「はいはい、伊織は大人ねー」

律子「じゃあやよいの面倒見てあげてね」

伊織「…それないらいいわ」

伊織「はじめからそう言いなさいよね」

やよい「うっうー!伊織ちゃんと一緒で嬉しいです~」

千早(水瀬さんがうらやましいわ)

千早「…くっ」

春香「?」

~神社~

真「うわぁ、ものすごく混んでますね」

雪歩「人がいっぱいいるよぉ真ちゃん…」

真「雪歩、僕からはなれないようにね!」

雪歩「は、はひぃ!」

真「お、おい大丈夫雪歩?」

雪歩「なんとか…」

「おい、あれアイドルの美希ちゃんじゃね?」ヒソヒソ

「あそこには響ちゃんもいる」ヒソヒソ

「ってか765プロのアイドルみんないんじゃん!可愛いなぁ」ヒソヒソ

「ん?あのリボンつけてるのもアイドルなのかな?一人だけ着物だけど…」ヒソヒソ

「さぁ…」ヒソヒソ

春香「やっぱり私達がアイドルってバレちゃってますね…」

春香「なに言ってるかはあんまり聞こえませんけど」

千早「最近は忙しくなってきたから…知名度が上がってしまったのね」

P「それは良い事じゃないか、お前達の頑張りが認められてきてるんだから」

千早「えぇ」

P(春香以外)

千早(春香以外…)

「す、すみません…我那覇響さんですよね?しゃ…写真撮ってもらってもいいですか?」

「あの、すみません、カメラお願いします!」

春香「え?え?私が撮るの?」

P「あ、すみません。今日はオフなんですみませんが写真は…」

「あ、そすか」

「すんませんね」

春香「なんなのあの人、失礼な!」

春香「私の方が響ちゃんよりも人気なのに」

響「…」

P「響ごめんな、春香にはそういうことにしてあるんだ…」

P「そうしないとダダこねるから」

響「…自分完璧だからガマンするぞ」

貴音「響、ここはガマンです」

真「そうだよ、響」

真「一応、この中だけでは春香が一番人気ってことになってるんだから」

響「わかってるけど…」

亜美「なんでかはるるん、ひびきんには対抗意識あるみたいなんだよね」

真美「真美のそれがなんでかちょ→知りたいんだけどね」

春香(あーなんで響ちゃんはあんなに臭いのに誰も突っ込まないんだろ)

春香(そのくせファンにはちやほやされるし)

伊織「響、またあんたシャンプーかえたの?」

伊織「…いい匂いじゃない」

伊織「それに香水も凄くいいわね…柑橘系?」

響「そうさぁ!よくわかったね伊織」

伊織「た、たまたまよ!」

やよい「伊織ちゃんはよくいろんな人を観察しててすごいです」

響「自分、動物いっぱい飼ってるから臭いは人一倍気にしてるさぁ」

響「ほら…その、臭いとみんなに嫌われちゃいそうで」

あずさ「あらあら、私達は響ちゃんを嫌わないわよ~」

真「そうだよ!僕たちは親友だろ?」

亜美・真美「うんうん、まこちんは良い事言うね」

雪歩「さすが真ちゃんですぅ」

響「なんだか照れるぞ」

春香「はぁ」

千早「どうしたの春香?」

春香「なんだか、嫌なことが続いてたから早く参拝して神様に願い事聞いてもらおうかなって」

千早「そう…」

P「春香の仕事が増えるように願わなくちゃな…」

小鳥(今年こそは結婚できるように願わなちゃ)

律子「…涼が女装にハマることでも願っておこうかしら」

律子「そんで876にでも所属させたいわね」

響「あ、ほら自分たちも早く参拝するぞ!」

真「そうだね!」

雪歩(今年こそは真ちゃんと…)

貴音(らぁめん…)

真(フリフリな服が着れますように…ライブ衣装でも可)

響(今年もみんなと仲良くいれますように…春香も一応)

亜美(イタズラがいっぱいできますように)

真美(…兄ちゃんと前みたいに自然に話せますように)

亜美「真美はなに願ったの→?」

真美「えへへ、内緒♪」

亜美「ふぅん」

伊織(…家族をぎゃふんと言わせられるくらいになりたい)

美希(ハニーと結婚できますように)

やよい(もやし以外をいっぱい食べれるようになりたいです~)

あずさ(プロデューサーさんといいことがありますように)

千早(高槻さんとイチャイチャ…いや、胸を…くっ)

春香(今のままトップアイドルでいれますように)

P「ふう、みんな終わったか?」

P「って小鳥さん長いな…それに深々だな」

響「みんなと初詣ってなんかいいぞ」

貴音「とても良き日になりました」

真「明日からの仕事もすっごく頑張れそうだよね」

伊織「まぁ売れっ子アイドル伊織ちゃんはいつでも頑張れるけどね」

響「自分も完璧だけど伊織を見習わなくちゃだな」

美希「美希もデコちゃん見習うの」

伊織「うちの事務所売り上げ1、2のあんた達に言われるのはちょっとアレね」

伊織「ってデコちゃんじゃないわよ!」

真「まぁまぁ」

真「僕たちもホント頑張らなくちゃね」

雪歩「うん」

春香「…え?」

春香「伊織なに言ってるんだろ」

春香「一番売れてるのは私なのに…」

千早「!」

P「!」

P(まずい…バレそうだ)

すまんね、ここまでしか書き溜めてなかった

千早「あ、春香…あそこに綿飴売ってるわよ買いに行かない?」

春香「えーそれより伊織の話の方が…」

P「ち、千早金渡すからみんなのぶんも買ってこい!」

P「ほら春香も!」

春香「?まぁプロデューサーさんが言うなら…」

P「…まずいこれからどうするか」

律子「えぇ…」

P「ちょっとみんな集合!」

響「プロデューサーどうしたさぁ?」

P「そこのデコのせいで大変なことになった」

伊織「な!デコって!」

P「とにかく一大事なんだ」

P「春香に隠してることがバレそうだ…」

「「な、なんだってー!」」

伊織「…」

P「春香以外みんなBランク以上だってバレたらまずい…」

P「なんせあいつだけCランクだからな…」

P「その中でも美希と響は飛び抜けて成績がいいからな」

P「春香は響に何故か対抗心むき出しだし」

響「自分なんか恨まれるようなことしたのかな?」

P「まぁとにかくあいつにはそのことがバレちゃいけない」

P「あいつが事務所で一番の古株だからな…」

P「それなのにCランクだなんて」

美希「美希的にはそんな心配しないでさっさと春香をクビにすればいいと思うな」

真「うわ、美希直球だね」

美希「765には足手まといは必要ないの」

P「まぁ俺もそう思うんだけどな」

律子「なぜかあの子が社長一番のお気に入りなのよ…」

亜美「謎だ」

真美「謎ですな」

千早「みんなのぶんの綿飴って…結構多いわね」

春香「千早ちゃん…」

千早「どうしたの?あ、持ってくれるの?助かるわ」

春香「ねぇ、千早ちゃん」

千早「春香、早く持ってくれると…」

春香「話そらさないで千早ちゃん」

春香「美希と響ちゃんがうちのトップってどういうこと?」

千早「…」

春香「ねえ、千早ちゃん」

春香「黙ってちゃわからないよ」

春香「私、プロデューサーさんからランクAって聞かされてるから二人に負けてるはずないんだけどなぁ」

千早「わ、私にはなんのことだかわからないわ」

春香「ふ~ん、そう」

千早(ホッ…)

春香「あれ~なんで安心した感じになってるのかな?」

千早「え?そんなことはないわよ…」

春香「ふ~ん」

P「とりあえずみんなは知らない振りを続けていてくれ」

P「そして、デコ」

P「お前は聞かれたら全力でごまかせ」

伊織「…デコじゃ」

P「いいな?」

伊織「わかったわよ!」

響「…」

響「…こんなの」

P「?」

響「こんなのおかシーサー!」

P「おいおい、ダジャレ言わなくてもいいんだぞ?」

P「今時そんなの社長でも言わないからな」

~社長宅~

石川『今度うちの事務所に男の娘のアイドルでもいれようと思うの』

石川『どう思います?』

社長『男の娘なんて…おかシーサー!』

石川『…』

ガチャ

プープー

社長「あ、切れた…」

響「ダジャレじゃなくて!」

響「春香に正直に話せばいいと自分は思うぞ!」

P「はぁ…」

P「それは俺もしようと思ったんだよ」

響「?なら」

P「社長に止められた」

律子「社長の春香に対する溺愛ぶりは半端じゃないわ」

律子「もしそんなことをするようなら私達がクビになっちゃう…」

P「そういうことだ…」

響「…」

真「響と貴音はあとから入ったから知らなかったんだよな」

貴音「…そんな事情があったとは」

亜美「え!亜美も知らなかったよ」

真美「真美も…」

律子「ごめんなさい、あなた達はまだ子どもだから…」

P「真と雪歩とあずささん、千早、伊織にしか言ってなかった」

美希「なんでデコちゃんには言って美希には教えてくれなかったの」

P「めんどくさいことになりそうだったから…」

美希「ひどいの」

小鳥(…私も知らなかった!)

春香「…綿飴も買ったことだしみんなのところに戻ろうか」

千早「えぇ…」

千早(ただの初詣がこんなことになるなんて…)

春香「千早ちゃん、早く~」

千早「着物でそんなに急ぐと危ないわよ」

春香「キャッ!」ドンガラガッシャーン

千早「ほらやっぱり…」

春香「…」

千早「大丈夫?」

春香「う、うん」

春香「大丈夫だよ千早ちゃん」

千早「じゃあみんなのところに戻りましょう」

春香「え?みんな?」

千早「えぇ」

春香「…って今日はここになにしにきたんだっけ?」

春香「撮影?」

千早「!」

千早(…春香どうしたのかしら)

春香「…千早ちゃん?」

千早「…とりあえず戻りましょう」

千早「みんなが待ってるわ」

春香「うん!」

P「お、千早戻ってきたな」

千早「ただいま戻りました」

P「お疲れ!」

P(…お前たち頑張って誤魔化せよ)

春香「…」

春香「今日はなんでみんなお揃いで?」

春香「それになんで私だけ着物?」

P「え?」

春香「?」

P「今日はみんなで初詣にきたんじゃないか」

春香「え?」

春香「今日って31日なんじゃ…」

千早「…さっき春香転んだんです」

千早「そのときから様子が」

P「そ、そうなのか」

貴音「…春香が嘘を着いてる感じがしません」

P「貴音がそう言うなら…」

P「ちょっとの間の記憶がなくなったってこついか」

春香「?」

P(ラッキーだ)

P「おい、デコ、いや伊織」

P「許してやろう」

伊織「…」

P「だが、みんなあのことは続行だからな」

律子「と、とりあえず今日はもう戻りましょう」

響「今日の初詣楽しかったぞ」

貴音「えぇ、またきたいものです」

真「…でも今以上に忙しくなったらキツイね」

春香「あはは、真と高音さんはともかく響ちゃんは大丈夫なんじゃない?」

春香「まぁ、トップの私がみんなの仕事量を抑えてあげてもいいんだけど」

響「…」

P(よし、本当に忘れたみたいだな)

伊織「さ、さすがトップは言うことが違うわね」

春香「…」

春香(さっきの記憶がなくなったフリしてみてるけど…)

春香(なかなかみんなしっぽをださいないわね)

春香「そんなことないよー」

春香(ってか貴音さんだませたのラッキー)

伊織「竜宮小町もうかうかしてられないわね」

春香「?竜宮小町なんていたっけ?」

伊織「…」

春香「あ、私が忙しすぎて知らなかっただけか」テヘッ

伊織(てへ、っじゃねーよハゲ)

律子「…」

~次の日~

律子「春香ちょっといい?」

春香「はい、なんですか?」

律子「あなたにいい話がきたんだけど受けてみない?」

春香「私にですか…」

春香「予定が空いてればいいんですけど…プロデューサーさん」

P「あぁ、大丈夫だ。空いてるぞ!」

P(もともと仕事ないし…)

春香「それならいいですよ」

春香「この春香さん、どんな仕事でもどーんとこなしちゃいますから!」

律子「そう、仕事なんだけど」

律子「当分海外で活動してもらうわ」

春香「!」

春香「ついに私もハリウッド!」

律子「…」

律子(…社長をなんとか説得できてよかった)

律子(春香のステップアップって言ったらころっとだったものね)

春香「で、誰が私についてきてくれるんですか?」

春香「あ、やっぱりプロデューサーさんですか?」

春香「きゃー海外で二人っきり!」

律子「…」

律子「…そのことなんだけどね」

律子「あなた一人で行ってもらうの」

春香「え?」

律子「あ、たまに海外レコーディングで千早とプロデューサーも行くから安心して」

春香「…」

春香「さては…私、赤西仁さんみたいに」

春香「向こうでもビッグなアイドルになってこいってことですね!」

春香「私、赤西さんのファンだったんで同じようなことができるなんて夢みたいです!」

律子「そ、そう…よかったわね」

律子(簡単にだまされてくれてよかった)

律子「一応、仕事はこっちがとったら知らせるから」

律子「社長が」

春香「はい!」

P「いい返事だ!頑張ってこいよ!」

P(春香が行ってる間にみんなランクが上がったってことにすれば自然になるはずだ)

~数日後~

P「ふぅ、春香も逝ってくれて楽になったな」

P「おっと、間違えた海外に行ってくれてだな」

響「でも自分としては春香ともっと活動したかったぞ」

千早「我那覇さんは優しいわね」

響「なんか対抗意識を持ってくれてる人がいるとなんて言うか頑張れるさぁ」

P「あんなにランク低くても役に立ってたんだな」

P「まぁでもお前はこれからそんなこと言ってられないほど忙しくなる予定だからな」

P「竜宮に対抗して俺も新しいユニットの企画を社長に通したから」

P「そしたら竜宮がライバルになるんだからいいじゃないか」

響「まぁプロデューサーがそういうなら…」

千早「そのユニットというのは?」

P「あぁ、響をリーダーに貴音、美希を加えたユニットだ」

P「名前はプロジェクトフェアリーだ」

千早「…プロジェクトは外した方が」

P「フェアリーだとださくないか?」

千早「…」

千早「プロデューサーがそういうならいいのだけれど」

P「千早は今まで通りソロ主体でたまにやよいと組むなんてのはどうだ?」

P「そんでもっておはよう!!朝ご飯なんか歌っちゃったりしてな!」

千早「それは嫌です」

P「じゃあDo-daiは?」

千早「それも嫌です」

P「そうか?似合うと思うんだけどな」


その後、うっうー&千早はオリコンを独占し日本中に旋風を巻き起こす。
それはまた別のお話…

~数ヶ月後~

P「すぐに人気が出るなんて思わなんだ」

響「なにいってるさプロデューサー!」

美希「そうだよ、ハニー!」

貴音「そうですよ、貴方様」

貴音「私はともかく765のとっぷが2人もいるのですから」

P「まぁそれもそうだよなぁ」

P「あ、そうだ今度Mステの出演が決まったぞー」

美希「え!生タモさん?楽しみなのー!」

P「それには竜宮も出るからなぁ」

貴音「それは手強いですね…」

P「それと海外からも参加するらしい」

P「まだ名前は言われてないけど」

P「なんでも海外で今売れに売れているアジア人らしい」

響「アジア人なのに向こうで売れるなんて凄いさぁ…」

~収録日~

伊織「あんた達と直接対決なんてね」

響「自分たちは負けないさ!」

伊織「手加減なんかしないでね」

美希「もちろんなの、デコちゃん」

伊織「だからデコちゃんじゃないわよ!」

あずさ「あらあら」

竹内アナ「海外からの方なんですがちょっと遅れているみたいですね」

タモリ「まぁなんとかなるでしょ」

タモリ「続いては竜宮小町でーす」

タモリ「君、デコ広いねー」

伊織「そ、そうなんですよ~みんなに言われちゃって…」

タモリ「久しぶりだね~髪切った?」

あずさ「あらあら、わかっちゃいます?」

タモリ「そんだけばっさりじゃわかるよ~」

亜美「…」

竹内アナ「それじゃあ竜宮小町でsmoky thrillです、どうぞ」

竹内アナ「まだ来られないみたいですけど大丈夫でしょうかね…」

タモリ「大丈夫、大丈夫」

タモリ「続きましてプロジェクトフェアリー」

タモリ「君たち凄い人気なんだってね」

響「そんなことないぞー」

美希「これもファンのみんなのおかげなの」

貴音「えぇ、感謝しなくてはなりません」

タモリ「君、喋り方面白いね」

貴音「そうですか?」

竹内アナ「長くなりそうなので…プロジェクトフェアリーでTip Taps Tipです」

竹内アナ「あ、きたようですね」

タモリ「だから言ったでしょ?」

竹内アナ「…」

竹内アナ「…それでは時間がないので」

竹内アナ「Haruka AmamiでI Wantです、どうぞ…」

Amami「1.2.3 ヴァイ!」

P「な、なんであいつが…」

律子「あたしも聞いてません」

P「まさか」

社長「どうだい?驚いたかね?」

P「えぇ…」

社長「何故だか彼女は向こうで大ブレイクしちゃってね」ハハハ

社長「本人は赤西くんみたいに大ブレイクで嬉しいとか言っていたよ」

社長「赤西くんはブレイクしていなんだけどな」

P「まぁいろんな意味でブレイクはしましたけどね」

律子「壊れたって意味で?」

P「…」

~収録後~

伊織「なんであんたが」

春香「いやーなんだか向こうで売れに売れちゃって」

伊織「そ、そう」

春香「そういえば社長から聞いたよ~」

春香「みんなAランクになったんだってね」

春香「ようやくみんな私に追いついたんだね!」

春香「私嬉しいよ」

春香「だって、今までみんな私と天と地の差があって相手にならなかったからね~」

春香「まぁまた私に負けないように頑張ってね」

伊織「…!」

あずさ「伊織ちゃん…」

亜美「いおりん…」

美希「…アメリカンジョークにも程があるの」

貴音「まぁ美希ここは抑えて」

響「そうだぞ…」

春香「じゃあ私あがりまーす」

春香「チャオ☆」

ピンポーン

千早「はい…」

「千早ちゃん、きちゃった!」

千早「春香」

春香「もーなんで開けてくれないの?」

千早「あなたの活躍いろんなメディアで見たわ」

春香「そっかーじゃあなんで開けてくれないの?」

千早「これからも頑張ってね」

春香「…」

千早「冗談よ」

春香「…千早ちゃん、私が向こうに行ってる間冗談なんて覚えたんだね」

春香「私、安心したよ」

千早「は?」

春香「えへへ、じゃあ一緒にご飯でも作ろうか」

千早「ごめんなさい、私これから用事が…」

春香「千早ちゃんに用事なんかないでしょ?」

春香「だって、千早ちゃんが私以外と遊んでるのみたことないし」

千早「…」

プルルル

千早「…ちょっと電話に出るわね」

千早『もしもし』

『もしもし、千早?収録終わったさぁー』

『みんな約束の時間に間に合いそうだから千早も予定通りきていいさぁ』

千早『えぇ、わかったわ』

千早「…そういうことだから」

春香「…」

春香「あ、そっかー私が帰ってきたからみんなで祝ってくれるんだね!」

春香「うわぁ~楽しみだなぁ」

千早「…」

春香「あ、千早ちゃんなんで無視して出掛けようとしてるの?」

春香「あ!私にはサプライズだったのかな?」

春香「じゃあ主役は遅れて行かなくちゃね」

千早「…」

~食事処~

千早「みんなおまたせ」

響「自分たちも着いたばかりだから大丈夫さぁ」

伊織「千早遅いのよ!」

亜美「違うよ→いおりんみんなに早く会いたくて一番乗りしたんだよ」

やよい「うっうー!伊織ちゃんマジつんでれ!」

千早「…春香が家に来たの」

真「!」

着地点がみえない

真「で、春香はどうしたの?」

千早「なんとか撒いてきたわ」

貴音「やりますね、千早」

真美「千早お姉ちゃん…服に着いてる機械なに?」

亜美「あ→亜美も気になってた!」

千早「え?」

千早「なにかしらこれ…」

千早「私、機械には疎いから…」

律子「これは…!」

亜美「りっちゃんわかるの?」

律子「えぇ…多分GPS発信器よ」

律子「私が涼に使ってるのと同じだもの…」

律子「なんでこれが…」

律子「このコートはどこにあたの?」

千早「今日は出掛ける予定だったから玄関に掛けてあったわ」

律子「春香はどこまであなたの家に?」

千早「玄関まで…」

律子「…この場所バレてるわね」

真「な、なんだってー!」

雪歩「怖いですぅ」

雪歩「私、穴掘って埋まってますぅ!」

真「大丈夫だよ、僕が雪歩を守ってあげるから…」

雪歩「真ちゃん…」

美希「雪歩ばっかりずるいの!」

響「…なんか違う気がするぞこの3人」

律子「まぁ、知っちゃったからにはしょうがないわね」

律子「迎えましょう」

律子「あんたたちがランクAってことも知ってるから腹割って話せるはずよ」

律子(春香のランクは日本じゃ今どれくらいかは知らないけど)

春香「律子さんはさすがですね」

律子「精神的に一番大人なのは私だからね」

~事務所~

小鳥「なんでせっかくの女子会なのに私、誘われてないんですか~!」

P(…女子?)

小鳥「プロデューサーさん、やけ酒に付き合ってください」

P「はいはい」

小鳥「そのまま私と付き合ってください」

P「はいはい」

律子「春香もはじめはいい子だったんだけどね~」

春香「私は今でもいい子ですよ?」

律子「なんでああなっちゃったのかしら」

春香「んー教育?」

真「…」

千早「…」

律子「みんなだまちゃってどうしたの?」

千早「…春香が」

律子「?」

律子「春香がいることは知ってるわよ」

律子「さっきから会話に参加してたじゃない」

春香「そーだよみんな!主役がきたってのに」

律子「あんた別に主役じゃないわよ」

律子「今日はただの女子会」

春香「あ、そうなんですか」

春香「早とちり、早とちり」テヘペロ

春香「女子…会?」

春香「じーっ」

真「え?なんで僕を見るのさ」

春香「じーっ」

真「春香?」

春香「お約束お約束!」

春香「ほら~最近までアメリカいってたからさぁ」

真「関係ないよ!」

春香「~そこに平田宏美♪」

春香「あ、そういえばみんなAランクになったんだってねおめでとー」

春香「いつランクアップしたの?」

春香「私、アメリカでマーメイ歌ってたらいつの間にか追いつかれちゃったね」

春香「でも、日本に戻ってきたし負けないよ~」

春香「まさか響ちゃんまでAになるなんて驚きだったよ」

響「…」

貴音「耐えるのです…」

貴音「時が経てばこの暴君も治まるはず…」

春香「あ!一緒にやってる貴音ちゃんと美希のおかげか!」

響「…」

千早「…春香」

春香「でもよくプロデューサーさんも響ちゃんを選んだよね、リーダーに」

千早「春香、言い過ぎよ」

響「…」

響「うがー!黙って聞いてたら春香は好き勝手言い過ぎさぁ!」

春香「!」

響「自分は春香がアメリカに行く前からランクAだったぞ!」

響「それに春香の今の人気はFもいいとこさぁ」

春香「またまた冗談キツいって~」

響「冗談じゃないさぁ」

響「初詣のときだって春香のことを知ってるファンはいないようにみえたさ」

響「ほとんどは春香以外に声掛けてたしね」

春香「それはたまたまだよ~」

春香「あ、でもそういえば伊織がそのとき変なこと言ってたような…」

春香「美希と響ちゃんがウチのトップとか…」

伊織「!」

伊織「…」

律子「ってか春香、なんでそのこと知ってるの?」

律子「あなた、あのときこけて記憶なくしたって言ってたような…」

春香「!」

春香「えっと…それは千早ちゃんが後から教えてくれて…」

千早「私、そんなこと言った覚えないけど…」

春香「でもほら綿飴一緒に買いに行ったときに!」

千早「…春香、綿飴買いに行ったことすら忘れてたのに?」

春香「あわわ」

真「春香、まさかみんなに嘘着いてたんじゃないよね?」

やよい「春香さん…嘘つきは泥棒の始まりですよ?」

雪歩「嘘着いてたなら穴掘って埋まっててください~」

春香「えっと…」

春香「!」

春香「わー」ドンガラガッシャー

真「させないよ」ニコッ

雪歩「真ちゃんかっこいい!」

春香「…て、…離して」

真「…」

春香「気分悪っ、私帰るね」

あずさ「あらあら」

美希「早くそうしてほしかったの~」

律子「こら美希!」

春香「…」

春香「みんなのこと社長に言っておくから」

春香「明日、覚悟しておいた方がいいと思うよ?」

春香「じゃあね」

律子「…」

ケータイ取り出しポパピプペ

プルルルル

美希「さんざんな女子会なの…」

亜美「でもひびきんすごいね」

真美「ズバーンとよろしくちゃーんしちゃうんだもんね!」

響「みんなごめんだぞ…」

真「過ぎたことは気にしないでよ!」

真「何とかなるって!」

~次の日~

社長「話はすべて聞いた」

社長「君達はあれだけやっちゃ行けないことをしてしまったな」

社長「覚悟は…できてるかね?」

春香「ざまーみろ!」

律子「…」

P「…」

律子「はい、覚悟できています」

P「俺もです」

P「社長…最後に」

社長「なんだね?最後くらい話を聞いてあげよう」

律子「…」

P「俺と律子は二人で新事務所を立ち上げることにしました」

律子「…はい」

社長「ははは、それは頑張ってくれたまえ」

律子「それで…」

響「まさかプロデューサーとピヨコの事務所に春香以外みんなで移籍だなんてなぁ」

真「まぁそれが一番賢い選択だよね」

美希「ランクAのアイドルが一気にいなくなって765は倒産寸前ってニュースでみのさんが言ってたの」

貴音「当然の報いです」

あずさ「あらあら」

亜美「まさか兄ちゃんが」

真美「ずばーんとよろしくちゃーんするとはね!」

律子「…私もいるんだけど」

雪歩「それにしてもまさかプロデューサーさんと小鳥さんが結婚前提に付き合っていたなんて」

伊織「かなりびっくりよね…」

やよい「意外すぎですよ~」

小鳥「みんなひどくないですか?」

千早「…」

千早「春香大丈夫かしら…」

千早「まぁ、なんでもいいですけれど」


おわり

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