P「おま、何で名古屋にいるんだよ!さっきまで一緒だったのに」
春香『それが“なぜか”瞬きした瞬間に名古屋にいました!あ、ちなみにいま中村区中村町の中村公園という公園にいます』
P「謎の中村推し…何故だ」
春香『いや、私に聞かれてもわk\アレッ、アマミハルカガオル!/\ホントダガネ/』
春香『…ありゃ、早くもファンに見つかっちゃいました。ではプロデューサーさん、また後で!』ピッ
P「おい、春香!?」ツーツー
P「……何てこったい」ハァ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379168727
P「たしか前も同じことがあったよな。これはもしや…」
小鳥「プロデューサーさん、どうしたんですか?」
P「いや、それが―――」
\prrrrr/
ガチャッ
小鳥「お電話ありがとうございます。765プロダクション事務員の音無です」
小鳥「はい、いつもお世話になっております…はい。ええ、はい……えっ、本当ですか!?」
小鳥「申し訳ございません、こちらにはまだ何も…。はい、直ちに事実関係を確認いたしますので……すみません。はい、失礼します」
ガチャン
小鳥「・・・。」(頭を抱える)
P「音無さん、どうしたんですか?」
小鳥「……大阪で地方ロケをしている竜宮小町のメンバーが“失踪”したそうです」
P「何だって!?」
【関連】
P「千早、今どこに居るんだ?」 千早『千早です』
P「千早、今どこに居るんだ?」 千早『千早です』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1376827032/)
P「社長は今日休みですよね」
小鳥「ええ。私、社長に連絡してきます!」
P「お願いします。俺はとりあえず竜宮のメンバーに連絡するので」
小鳥「はい!!」カッカッカッ
\バタン/
P「……これはえらいことになったでえ」
\クッテネッテアッソッベー♪/
P「着信…。おお、律子からだ」ピッ
P「もしもし、律子か?」
律子『プロデューサー…』
P「えらく弱気だな、どうした?」
律子『私…仙台に来ちゃいました』
P「…Pardon?」
律子『もう一度も何も、仙台にいるんですよぉ…』
‐‐‐
P「なるほど。何でか知らんが仙台市の若林区というところに来てしまって途方に暮れている…と」
律子『はい…。竜宮の他のメンバーは見当たらないし、見知らぬ土地だし、何より先方に迷惑をかけていると思うと気が滅入りそうで…』グスン
P「(律子は人一倍責任感が強いからなあ…)大丈夫だ、これは事故なんだからお前が悪い訳じゃない。とりあえず先方に“無事だ”ってことを連絡しな?俺も事実確認が済み次第電話入れるから」
律子『はい…』
P「気を強く持てよ。お前は竜宮小町のプロデューサーなんだからな」
律子『ありがとうございます、プロデューサー』
P「あいあい、んじゃ後で連絡すっからな」ピッ
すみません、今回はここまでです。
続きはお昼頃に書きます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
応援ありがとうございます!
P(電話が終わった直後、今度は雪歩から電話があり埼玉県川口市の“浅倉建設”という建築会社にいるという連絡があった)
P(何でも、そこの会社が前に萩原組と合同でアパートの建設を行ったことがあるそうで、その縁で雪歩は明日“見習い生”として現場に行くらしい…ちなみに雪歩は明日オフだ)
P(間違いない。これは―――)
\バタン!/
小鳥「お待たせしました!」
高木「やあ君ィ、大変なことになったねぇ。して、何か情報は?」
P「はい、律子から連絡がありました。仙台市若林区にいるそうです」
高木「仙台市の…若林区?」
P「ええ、どうもまたアイドルが散り散りになっているようで…。あとこれは竜宮ではありませんが、春香は名古屋市の中村公園、雪歩は川口市の浅倉建設という建築会社にいるとさっき電話がありました」
高木「ほう…そういうことか。私だったら豊島区大塚あたりにいるのだろうね」
P「はい?」
高木「いや、何でもない。ただ…」
小鳥「ただ?」
高木「彼女たちが何処にいるか。その手がかりが分かった気がしてね」
P&小鳥「本当ですか!?」
高木「ああ。恐らくあずさ君は“高橋”、亜美君は“下田”もしくは“あさみ”、伊織君は“釘宮”という名前に関連した場所にいると思う。アイドル諸君に確認してくれたまえ」
P&小鳥「はい!!」
雪歩は落合じゃなかっt
【数十分後】
社長「Do-Dai?見つかったかね?」ガチャッ
小鳥「社長の言われた通りです…見て下さいよこのメモ」ペラッ
・律子→仙台市若林区
・伊織→釘宮メガネ(大分県豊後高田市)
・あずさ→静岡県清水区高橋
・亜美→群馬県みどり市笠懸町阿佐美
P「命中率100%じゃないですか!!社長、どうして今日はそんなに冴えてるんですか?」
高木「“とっぷしぃくれっと”というヤツだよ、君ィ」
小鳥「それで地方ロケはどうします?」
社長「アイドル諸君はそのまま現地に泊まってもらって、明日それぞれ始発で大阪に向かわせよう」
小鳥「分かりました。私、大阪さくらテレビさんに電話してきます」
高木「うむ、事情を説明したら私に代わってくれ」
小鳥「はい」
P「じゃあ俺は竜宮メンバーに連絡して、他のアイドルとも連絡してみます」
高木「ああ、頼んだよ」
これから一人一人に焦点を当てて書いていくつもりです。
しばらくお待ち下さい…。
>>15
ゆりしーでも良かったんだけどね…。“浅倉”で検索したら建築会社が出てきて『これは使わんわけにはいかんな』と思った結果こうなりました。
でももしかしたら“落合”にも飛ばすかもしれません。
【春香編】
―
――
―――
春香「…へ?ここどこ?」ポツーン
春香「何か広い公園見たいなとこだけど…おーい、プロデューサーさーん?」
春香「おかしいなあ、さっきまで一緒に居たんだけど」
春香「それにしてもここどこだろう…そうだ、こんな時はGPSですよ!GPS!」
春香「“現在地を確認する”…っと」ポチッ
春香「おっ出た出た!……えっ、名古屋ー!?」
春香「あわわ…。とりあえずプロデューサーさんに連絡を…」ケータイトリダシポパピプペー
\prr…ガチャッ/
P『もしもし、春香?』
春香「はい」
P『お前どこ行ったんだ?』
春香「プロデューサーさん、名古屋ですよ!な・ご・や!」
P『はァ!?』
春香「だから、今名古屋にいるんですって!」
P『何で名古屋にいるんだよ!ついさっきまで一緒だっただろ!?』
春香「それが“なぜか”瞬きした瞬間もう名古屋にいました!あ、ちなみにいま中村区中村町の中村公園という公園にいます」
P『謎の中村推し…何故だ』
春香「いや、そんな私に聞かれてもわか―――」
\アレッ、アマミハルカガオル!/
\ホントダガネ!/
春香「ありゃ、早くもファンに見つかっちゃいました。ではプロデューサーさん、また後で!」ピッ
ファン1「あの、天海春香さんですか?」
春香「はい、765プロの天海春香です。あ、敬語じゃなくて良いですよ」
ファン2「一人で名古屋まで来たの?」
春香「実は…」カクカクシカジカ
ファン1「へえ、そんなことがあるんかや」
ファン2「ところで春香さんは名古屋は何回来たことあるの?」
春香「プライベートではまだありませんね。名古屋は」
ファン2「もし良かったら名古屋名物ひつまぶしをご馳走しますよ。上手い店があるんだにぃ」
春香「本当ですか!?ありがとうございます!」
中断します
続きは夜か明日になりそうです
ここまでお読み下さり、ありがとうございました!
再開します!
ちなみに、春香に話しかけてきたファンは老夫婦という設定です。
―――道中
ファン1(以下、爺)
「しかし、ワシらが勝手に“ひつまぶし”にすると決めて良かったの?名古屋の名物料理は沢山あるよ」
春香「え?まあ私は構いませんけど…あ、そしたら味噌煮込みうどんが食べたいかなーって」
ファン2(以下、婆)
「それでいいかしゃん?」
春香「はい!」
爺「分かった。ちぃと遠いから車で行くよ」
―
――
―――
爺「ほら、着いたよ」
春香「“まことや”…ですか?」
婆「ええ、ここがうみゃあんだなも」
春香「へえ…(帰ったら真に教えてあげよっと)」
‐‐‐‐
店員「お待たせしました」
春香「わあ、美味しそう…頂きます」チュルル
婆「ね、美味しいでしょう?」
春香「はい!味噌が既に入っているスープに生卵を入れるのはどうかなと思ったんですが、案外さっぱりしてて美味しいです」
爺「ワシらは小さいときからこの味で育っとるから珍しくもないけど、春香ちゃんは珍しいでしょう?」
春香「そうですね、向こうはこういった食べ物がないので新鮮です」
\ブーンブーン/
(着信:プロデューサーさん)
春香「プロデューサーさんからだ…すみません、少し失礼します」ガララ
春香「はい、春香です」ピッ
P『おう春香。すまんな、色々立て込んでた…いま何してた?』
春香「中村公園で偶然知り合った老夫婦の方とご飯食べてました」
P『おおそうか。後でお礼言っとけよ』
春香「はい」
P『それでな、この前のアイドルが散り散りになった出来事覚えてるか?あれと同じことがまた起こってるらしいんだ』
春香「そうなんですか!?」
P『ああ、アイドルもこの前とはまた別の場所に飛ばされたみたいだ…美希を除いてな』
春香「じゃあ美希だけまた富山にいるんですか?」
P『どうもそうらしい。“ミキも色々な場所に行きたいの~!”と言ってた』
春香「へえ…」
P『それで今日なんだがな、もう19時近いからそのまま名古屋に泊まってくれ。移動にかかる時間を考えて明日は一日オフにしたから、明日の夜までに東京に着くようにしてくれたらそれでいい』
春香「本当ですか!?」
P『ああ。それと社長が“今回は飛行機代も出せるから飛行機で帰ってきてもいい”と言ってた。名古屋だと新幹線もあるし、高速バスを使うというのも良いかもしれない。朝までに帰る方法を決めてくれ』
春香「はい、分かりました!」
P『じゃあ、くれぐれも気を付けてな』
春香「はい、失礼します」ピッ
春香「わっほい!明日休みだ!!」
―
――
―――
春香「ごちそうさまでした!美味しかったです!!」
爺「ほうけゃあ、良かったなも」
婆「やっぱり若い娘は食べる量が違うわね~」
春香「いやいや、私そんなに食べませんよ!」
婆「それでも私たちからしたら良く食べるほうだがね。ところで春香ちゃんは今夜どこに泊まるの?」
春香「あっ、まだ決めてなかった・・・」
爺「もし良かったらワシらの家に来んかね?」
春香「えっ?」
婆「そりゃいかんがあ」
爺「いや、もちろんワシも分かっとるがね。けどこんな機会めったにないじゃん。それに、まだ765プロに聞かにゃあ分からんて。春香ちゃん、聞いてみてちょ」
春香「分かりました」ポパピプペー
P『おう、どうした?』
春香「プロデューサーさん、実はかくかくしかじかで…。泊まっても良いですか?」
P『うーん・・・』
1…まあ、その方がどうしてもと言うなら良いぞ
2…何言ってんだ、ダメに決まってるだろ
3~5レスくらいで多かった方を採用します
(執筆は明日になります)
お待たせしました!
再開します…と言いたいところだが3:3で見事に釣り合っとるw
>>43さん、どっちにするか決めてくれ!!
安価間違えてた…。
じゃあ、1ということにしますね
P『よし分かった。じゃあせっかくだし、泊まっても良いぞ。その方に代わってくれ』
春香「はい」
爺「もしもしお電話代わりました、金田と申します」
P『初めまして。私、天海春香のプロデューサーをしております赤羽根と申します。今夜は春香がお世話になるようで…ありがとうございます』
爺「いや、礼には及びませんよ。私は春香ちゃんがデビューしたての頃から応援しとるもんでね、春香ちゃんがウチに来てくれるなんて夢のようですわ」
P『春香のこと、よろしく頼みます』
爺「ふふふ、分かってますよ」
―
――
―――
春香「へえ、お爺さんは名古屋生まれなんですね」
爺「名古屋に生まれて73年、ずっと名古屋に住んでるよ」
春香「じゃあ戦時中も名古屋にいらっしゃったんですか?」
爺「いや、戦時中は長野に疎開しとったがね。名古屋に戻ってきたあとの焼け野原は今でも覚えとるで…そら悲惨やったわ」
爺「その一年前は東南海地震、終戦から15年目の夏には伊勢湾台風…終戦の前後は何かと災害が多かったような気がするね」
春香「へえ…」
爺「個人的に忘れられん思い出は1957年8月21日。この日、中日球場で国鉄(現:東京ヤクルト)と中日の試合があってね、国鉄のエース・金田正一(かねだ‐まさいち)が完全試合を達成したんだ」
春香「完全試合?」
爺「簡単に言えば、ピッチャーがヒットや四死球で相手チームのバッターを一人も出塁させずに勝つことかな。そう簡単にできることじゃない」
春香「その試合を見に行ったんですか!?凄いですね!」
爺「名字が同じ“金田”で同郷だったから応援してたけど、まさか自分が観に行った試合がこんな展開になるとはね。しかも40分弱の中断があってだよ?さすがは400勝投手だがね」
爺「そしてもう一つ。この試合が妻との馴れ初めだったんだ。試合が終わって帰宅する途中ですれ違った同年代の女性がハンカチを落としたのに気づいて“お嬢さん、ハンカチ落としましたよ”と声をかけたのが最初だったね」
婆「そういえばそうだったねえ」
春香「すごくロマンチック…。私もそんな出逢いがしてみたいです」
―――その後もお爺さんとお婆さんは昔話を聞かせてくれました
いかん…話が片寄りすぎとる(′・ω・`)
ちょっと頭の整理をしてきます
ちなみに“春香編”は二日目もあります。
そのあとは
千早→律子→伊織→あずさ→亜美→真美
の順で続く予定です。
春香in名古屋@二日目
―
――
―――
春香「おはようございます!」
爺&婆「おはよう」
婆「昨日は眠れた?」
春香「はい、グッスリ眠れました!ありがとうございます」
爺「それは良かったね」
春香「ところで朝ごはんの準備って…」
婆「これからだよ。お腹が減ったのかい?」
春香「いや、そうじゃなくて…私に作らせて頂けないでしょうか?なんか昨日からお世話になりっぱなしで悪いな~って気がして」
婆「私はそんなに負担じゃないんだけどね。でもせっかくだからお願いしようかしら?アイドルが作るご飯なんてそうそう無いし」
春香「はい、このはるかさんにお任せ下さい!」
爺「これは楽しみだがね。期待しとるよ」
訂正
×はるかさんに→○春香さんに
平仮名の“はるかさん”だと「はるかっかー!」になってまうがな(′・ω・`)
春香「それでは台所お借りしますね!えーと、冷蔵庫には…」ガチャッ
春香「食パン、卵、牛乳か。う~ん…あっ!」ティン
春香「よし、あれで決まりだね!」
春香「♪~」ジュウウウ
‐‐‐
春香「お待たせしました!フレンチトーストで~す!!」コトッ
爺「ほう…なかなか洒落たものを」
婆「ちゃんと野菜も添えてあるのね」
春香「はい、その辺はバッチリですよ!」
爺「では…」
三人「頂きます」
春香「あの…味はどうですか?」
爺「美味しいね。この卵と牛乳と砂糖の絶妙なバランスが何とも言えんがね」
神「ええ。それでいて、食パン本来の甘みやもちもち感を十分に引き出せているわ」
爺「山○なら間違いなく“これぞ我々が追求していたフレンチトーストの味!これなら『至○のメニュー』チームに勝てるぞ!”と絶賛しとるな」
春香「“美味○んぼ”お好きなんですね」
爺「今はたまに読む程度だけど、前は良く読んだもんだよ」
春香「そうなんですか…。あ、ごちそうさまでした」
婆「あれっ、春香ちゃんもう良いの?」
春香「はい、喫茶店で朝ご飯を食べようと思っているので…」
爺「ああ、こっちの喫茶店はコーヒーひとつ頼んだだけで色々ついてくるからねえ」
春香「それにこのフレンチトーストはお爺さんとお婆さんに作ったものですので…。どうぞお二人で召し上がって下さい」
婆「まあまあ…お気遣いありがとうね」
―
――
―――
春香「本当にお世話になりました!」
婆「いえいえ、こちらも貴重な一時を過ごせて良かったよ」
爺「これからどうするの?」
春香「喫茶店で朝ご飯食べて、適当に観光地を回る予定です」
爺「ほうかね。気いつけやあ」
春香「はい、ありがとうございます。では、失礼します」
爺「たまには手紙よこしてなあ」
婆「元気でなあ」
風呂入ってきます
22時までには戻るつもりです
春香「今は9時少し過ぎ…。さすがに喫茶店空いてるよね」テクテク
春香(お爺さんとお婆さん、優しかったなあ)テクテク
春香(へえ、この辺“千種区”って言うんだ。千早ちゃんのお母さんの名前と同じ…ん?)テクテク
『名古屋市立千早小学校』
春香(“千早”…。千種区の中に千早があるなんて不思議な感じだなあ)
春香「千早ちゃんとお母さん…仲直りできたらいいな」
‐喫茶店‐
店員「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
春香「コーヒー下さい」
店員「かしこまりました。少々お待ち下さい」
‐‐‐‐
店員「お待たせしました。こちら、コーヒーと―――」
春香(さあ何が出てくるかな?)ワクワク
店員「サービスのトースト、ゆで卵、サラダです」
春香「ぶっ!!」
春香(こんなについてくるの!?サラダは大盛だし、トーストは2枚とも大きいし、しかもハムエッグまでついてるじゃん!)
春香(これでたったの200円なんて…採算とれてるの!?)アワアワ
―
――
―――
\アリガトウゴザイマシター/
春香「ふう、食べ過ぎた…。少し休んでから行こうかなあ」
春香(そうだ、今日の計画を立てよう!)
春香(プロデューサーさんには“18時ごろの新幹線で帰ります”と伝えてあるから時間は気にしなくていいよね)
春香(名古屋の観光名所ってどんなのがあったっけ?名古屋城に東山動植物園に…それぐらいしか分からないや)
春香「ちょっと調べよ…」
※交通機関を使って行ける名古屋の観光名所を5~6ヶ所(+オススメのグルメスポットを2ヶ所)ほど教えて下さい。
プランを組み立て、それを春香に実行させます。
ちなみに作中時刻は9時50分くらいで、春香は千種駅の近くにいます。
執筆は明日が予定があるため明後日以降になります。
多くの情報ありがとうございます!!
書き忘れましたが、>>1は名古屋は在住経験はおろか行ったことすらありません。春香の旅行プランは地図やナビアプリを参考に立てるつもりでいます
そのため、そのお店が何の店かも出来るだけ明記して頂けると助かります
(例:味噌カツの矢場とん)
すみませんが、皆様のご協力をよろしくお願いします。
皆さん、たくさんの情報ありがとうございました!!
少しだけですが投下しますね。
‐‐‐‐
春香「観光といえば史跡巡りにショッピング…温泉……あ、温泉いいかも!温泉行こうっと」
春香「近場の温泉は…ナガシマスパーランド?所在地は桑名市…岐阜かぁ」
春香(岐阜ならすぐ西隣だし、まあ行けるかな)
春香「それじゃあ岐阜県、行ってみよー!!」エイエイオー!
‐近鉄長島駅‐
春香「近いと思いきや案外かかったなあ…いま10時30分だよ」
春香(それにしても、乗り換えがスムーズに行って良かった!!ナビとSuicaのおかげだね)
春香「さてとスパーランドは…えぇっ、駅から8kmもあるの!?」ガクゼン
春香「うぅ、大誤算だよ…。てかちゃんと調べときゃ良かった……」シュン
?「何だって!急用で来られなくなった!?」
春香「」ビクッ
男「バカ、どうして俺が行く前にそれを言わなかったんだ!こっちの身にもなってみろ!!」
男「まあいい、それで主任は何て?」
男「“代わりの人を探している”って…。無茶だろ!昼からだぜ!?まさか一般人で落語をやれってのか?」
男「ムリムリ!中止にするしか無いって!!俺も今から戻る…ん?」チラッ
春香「?」
男「ちょっと待った、何とかなるかもしれない。…またかけ直す。主任にはイベントの件は保留にしといてくれと言ってくれ」ピッ
男「あの…人違いでしたらすみません。もしかして765プロの天海春香さんでしょうか?」
春香「はい、そうですが?」
男「私、株式会社ナガシマスパーランド企画運営課の荒木と申します(名刺を差し出す)」
春香「あ、はい」
荒木「担当のプロデューサーさんは…」
春香「プロ…赤羽根は来ていません。私一人です」
荒木「唐突で申し訳ないのですが、弊社のアミューズメントパーク・ナガシマスパーランドでライブをお願いできませんでしょうか?」
春香「……へ!?」
荒木「と申しますのは…」
―
――
―――
春香「なるほど。お昼からの落語のイベントが先方の都合で開催不可能になった…と」
荒木「何せあの歌○さんですからね。既にお客様へのご案内は済んでおります。会場も既にセット済みでして、今さら中止するというのも難しいのが現状でして…。やって頂ける際はきちんと謝礼金は支払いますので」
春香「分かりました。私、プ…赤羽根に相談してみます」
春香「あ、もしもしプロデューサーさんですか?実は…」
春香「はい…はい、分かりました。失礼します」ピッ
春香「本来はダメなんだそうですが、特例ってことでOKが出ました」
荒木「本当ですか!?ありがとうございます」
春香「あと、イベントの責任者の方とお話ししたいとも言ってましたので、その事をお伝え下さい」
荒木「それはもちろん伝えておきます。少しお待ち下さい」ポパピプペー
荒木「企画課の荒木です。千川主任にお繋ぎ願います」
‐‐‐‐
荒木「はい、では天海さんと一緒に戻りますので。はい、よろしくお願いします」ピッ
荒木「お待たせしました。では行きましょうか」
春香「はいっ、よろしくお願いします!!」
春香(突然のライブ…。お客さん受けするかなぁ……)
とりあえずここまでです
今日また時間があれば書きますが、たぶん明日になると思います
今後の大まかな流れとしては
ナガシマスパーランドでライブ+温泉→名古屋に戻って食べ歩き+少し観光→帰京
の予定です
―
――
―――
‐ナガシマスパーランド内の事務所‐
荒木「お疲れ様です」ガチャ
春香「お邪魔します」
社員A「荒木係長、お疲れ様です…あ!春香ちゃんじゃないですか!!」
春香「こんにちは、天海春香です」
社員B「わぁ~、主任の話しは本当だったんですね!」
?「荒木君、お疲れ様」
荒木「主任!」
春香(へえ、主任さんって女の方なんだ…ちょっと珍しいかも)
千川「初めまして。株式会社ナガシマスパーランド、企画運営課営業主任の千川です(名刺を差し出す)」
春香「765プロダクションの天海春香です」
千川「天海さん、今日は突然の依頼にも関わらずご足労頂きありがとうございました。」
春香「いえいえ…」
千川「それではあまり時間もありませんので、応接室で簡単な打ち合わせをしましょうか」
春香「はい!」
‐応接室‐
千川「―――説明は以上になりますが、何かご質問はございますでしょうか?」
春香「いえ、特にはありません」
春香(公演は一時間後の12時から14時までで前半は歌、後半はトークが中心)
春香(歌うのは主任さん私有のCDから私が選んだ>>94、>>95、>>96と主任さんからリクエストされた>>97の合計4曲。ぶっつけ本番だから上手く歌えるか心配だなあ)
春香(10分間の休憩を挟んだ後のトークショーはアドリブで話しが進むのか……どんなこと話そうかな)
千川「そうそう。あと衣装ですが、事務所を探したら以前イベントで使った>>99がありましたのでそれを着て下さい」
春香「あ、はい」
千川「それではよろしくお願いします。あ、もしよろしければお弁当どうぞ」
春香「ありがとうございます(うわあ、緊張してきたよぉ…)」
亜麻色の髪の乙女
MEGARE!
主任の持ってたCDかすまん勘違いしてた
上のはなかったことにしておくれ
書き忘れていましたが、アイマスの曲もOKとします!
つまり>>95のレスは有効です。すみません
主任の千川…一体何者なんだ……(ガチャガチャ
I Want
某星人のようなメイド服
―
――
―――
‐ナガシマスパーランド・大ホール‐
\ブーーーーーーー/
アナウンス
「お待たせしました。天海春香スペシャルライブ開演のお時間でございます。開演に先立ちまして当社企画運営課の千川よりご挨拶申し上げます」
千川「企画運営課の千川です。皆様、本日は遠方よりお越し頂き誠にありがとうございます。周知しておりましたように…」
‐舞台裏‐
春香(うう、いよいよだ…。みんなはもちろん、765の関係者すらいない状況で私、大丈夫かなぁ……)
春香(ううん、絶対大丈夫。いける!!)
春香(だって、プロデューサーさんが『春香なら大丈夫。いつものようにリラックスして行け』と電話で励ましてくれたから。それにお客さんはみんな優しい人ばかりだもん)
千川『…本日は本当にありがとうございました。それではごゆっくりとライブをお楽しみ下さい』
春香(…よし、いくよ!)
春香「765プロ、ファイトー!オー!!」(←小声)
春香
「フレフレ頑張れ♪ さあ行こう!フレフレ頑張れ♪最高」
観客
「ワアアアア…!!」パチパチ
春香
「どんな種も撒けば芽だつんです♪マルマルスーパースター どんな種も花になるんです♪ハナマルスーパースタート…」
‐‐‐‐
千川「良かったわね荒木君。大成功よ」
荒木「やっぱり無理を承知で天海さんにお願いして良かったです」
千川「ええ…あ、そうそう。ライブカメラはパソコンに繋いでくれた?」
荒木「はい。しかし何故…?」
千川「ふふ、それはね…」
―
――
―――
‐765プロ事務所‐
春香『♪ミラクルどこ来る待っているよりも 始めてみましょう…』
\ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!/
P「うーん、流石は春香だな」
高木「君、何を見とるんだね?」
P「あ、社長。ナガシマスパーランドでライブ中の春香の実況放送です。向こうから俺のパソコンにネットデータを送信してもらってるんですよ。社長もご覧になりますか?」
高木「ほう、興味深いねえ」
小鳥「私も見たいです!!プロデューサーさん、出力変換してテレビで見ましょうよ!」
P「そうですね」
春香
『♪トキメキラリ~きっとキュンッと~鏡を見れば超ラブリー』
春香
『♪トキメキラリ~ぐっとギュンっと! 私は私が大好き♪』
\ギターソロ、カモーン!/
社長「ほう…突然ライブを頼まれたとは思えんほどの落ち着きようじゃないか」
小鳥「やよいちゃんの持ち歌なのに振り付けもバッチリですね」
P「春香…成長したなあ」ウルウル
今日はここまでです
春香のライブはまだまだ始まったばかり。名古屋での観光シーンが書けるのはいつになるのやら…
>>106
すみません、桑名あたりでライブをやってほしいという要望があったもので…
名古屋での観光シーンは長島が終わった後で書きますのでしばらくお待ち下さい
今日は多忙のため執筆できそうにありません
すみません…
―
――
―――
‐ライブ会場‐
春香
「フレーフレー頑張れ♪さあ行こう!フレーフレー頑張れ♪さいっこう!!」ビシッ
\ワァァァァァァァ…!!/
春香「皆さん、こんにちはー!今日はお越し頂き本当にありがとうございまーす!!」
春香「短い時間ですがその分一所懸命頑張りますので、応援よろしくお願いしますねー!」
\ハルカチャーン、カワイイヨー/ \サイコーダヨー/
春香「ありがとうございます!では、次の曲行きますねー!」
春香「1、2、3、ヴぁい!」
―
――
―――
‐765プロ事務所‐
春香『1、2、3、ヴぁい!!』
P「おお、今度は“I Want”か」
高木「ふむ、あの衣装と相まってまるで天海君が別人に見えるな」
小鳥「メイドコスの春香ちゃん…う~ん、なかなかいいですね~」
春香
『ああ!そこに跪いて!認めたいの
あーなーたーをー♪私のやり方で!』
P「何かこの辺だけ聞くと春香が女王様っぽいですね」
小鳥「プロデューサーさん、なに変なこと言ってるんですか」
P「事務所に薄い本持ってきてる音無さんには言われたくありません」
小鳥「ピヨォ…(′・ω・`)」
高木(厚い本ならいいのだろうか…?)
‐ライブ会場‐
春香
「…どれだけ燃える燃える一途に♪求めて翔べる翔べるどこまで!」
\パチパチパチパチ/ \ピーピー/
春香「みんなありがとう!じゃあ次行きます、“MEGARE!”」
♪~
春香
「私だけができるスマイル♪めちゃめちゃ魅力でっしょ?私だけのとっておきポーズ♪ドッキリー!ァンドセクシー?」
春香
「私だけが持ってるボイス♪届いているのかっな?私だけのパフォーマンス♪かーんどーうさせられるかな?」
春香
「めーざせー♪アイドル ナンバーワーン♪頑張るよ」イェイ!
‐‐(省略)‐‐
春香
「今日もー明日もートレーニングー♪」
春香
「これぞプロでしょ♪」
\ズットオーエンシテルヨー/
春香「ありがとうございます!」
すみません、ちょっと休憩させて下さい…
ライブの描写が下手ですみません!
それにしてもどんどん旅と内容が離れていってるような…。後でPの好評を入れるということにしてライブシーン飛ばして良いですか?
休憩したら煮詰まっていた頭が少し冷えてきました。
前言撤回し、ライブシーンを最後まで書きます。相変わらずの低クオリティですが、それでもよろしければお付き合い頂ければと思います
お騒がせして大変申し訳ありませんでした
‐東京・765プロ事務所‐
春香『次は私の歌ではありませんが、皆さんの知っている歌だと思うのでぜひ聞いて下さい!』
小鳥「あらまあ、何かしら?」
春香
『♪亜麻色の~長い髪を~風が優しく包む~』
小鳥「あれ、これ何て言う曲でしたっけ?」
P「“亜麻色の髪の乙女”。島谷ひとみさんの歌ですね」
高木「ほう、天海君はこんな高音も出せるのか!」
P「俺もこれほど高い声は初めて聞きました」
小鳥「驚きですね」
春香
『♪乙女は胸に白い~花束を~…』
‐ライブ会場‐
春香
「…♪亜麻色の~長い髪を~風が優しく包む~」
春香
「♪乙女は~羽根のように~丘を下る~」
春香
「♪彼のもとへ~彼のもとへ~」
春香「ありがとうございましたー!!」
\アンコール!アンコール!/
春香「え!ア、アンコール!?」チラッ
春香「(まあ、まだ時間あるし…)それじゃあいきまーす!曲はチューリップの“心の旅”!!」
春香
「♪ああ だから今夜だけは~君を抱いていたい~」
春香
「♪ああ 明日の今ごろは~僕は汽車の中~」
―
――
―――
春香
「♪ああ だから今夜だけは~君を抱いていたい~」
春香
「♪ああ 明日の今ごろは~僕は汽車の中~」
春香
「♪ああ だから今夜だけは~君を抱いていたい~」
春香
「♪ああ 明日の今ごろは~僕は汽車の中~」
♪ダダダダダダダーン
\サイコーダッタヨー/ \サスガ765プロ/
春香「ありがとうございました!!それでは10分後、お会いしましょう!」
‐控え室‐
春香「ふぅ…。私、お疲れ様」
春香「しかしあれで良かったのかなぁ…」
\♪カガヤイターステージーニターテバー/
春香「わわっ、着信だ!えと…プロデューサーさん?」ピッ
春香「はい、もしもし?」
P『おう、お疲れ様。なかなか良かったぞ』
春香「本当ですか?ありがとうございます…ってなんで!?」
P『いやあ、実はお前のライブを見てたんだよ。データ通信でだけどな』
春香「ええっ!?」
P『俺と社長と音無さんとで見ていた』
春香「じゃあ私のメイド服姿とかバッチリ見られちゃったんですか!?」
P『ああ。すごく似合ってたぜ』
春香「うぅ…///」
P『それにしても急拵えだったのによく歌えたな。大したもんだ』
P『アンコールでお前がチューリップの心の旅を歌った時は特に驚いたぞ。どうしてあんな古い歌を知ってたんだ?』
春香「えへへ…内緒です」
P『これからトークショーなんだろ?』
春香「はい」
P『力まずに、いつもの自然体で行けよ?そうすれば大丈夫だからな』
春香「分かりました。ありがとうございます」
P『ああ、また東京で会おうな。それじゃ』
春香「はい、失礼します」ピッ
春香「…プロデューサーさんたち、見てくれてたんだ」
コンコン
すたっふ『天海さん、スタンバイお願いします』
春香「はい、今行きまーす!」
春香「・・・。」
春香「…よし、頑張ろう」
―
――
―――
‐イベント終了後‐
荒木「無事に終了しましたね。天海さん、本当に今日はありがとうございました。あの、これを…」
春香「はい、確かに。こちらこそありがとうございました」
千川「本当にお疲れ様でした。大変だったでしょう?」
春香「いえいえ、たまにゲリラライブとかやるのでそんなでもないですよ」
荒木「でもずっと声出しっぱなしだったじゃないですか。」
春香「まあなんというか、慣れていますからね」
千川「ところで、これからどちらへ行かれるんですか?」
春香「とりあえず汗かいちゃったんでナガシマスパーランドの温泉に入って、それから名古屋に行く予定です」
千川「そうですか…私は仕事があるので見送りはできませんが、気をつけて下さいね。荒木君、天海さんを温泉まで案内してあげて」
荒木「はい」
春香「では失礼します。ありがとうございました!!」
そんなわけでライブシーン終了です。トークショーは長くなりそうなので省略しました。
アイマス初心者なのでライブの描写も下手なうえ曲もキラメキラリ以外あまり分からず、思わず投げ出しそうになりましたが何とか形になりました。本当にすみません。
今日はこれで終わりですが、次に再開する時は春香が名古屋に戻ってきた設定でスタートする予定です。
ここまでお読み頂きまして誠にありがとうございました。
どこまで書けるか分かりませんが、春香が名古屋に戻ってきた設定でとりあえず再開します
―
――
―――
‐15:50‐@名古屋駅
春香「さて、6時間ぶりに名古屋に戻ってきましたよ!!」
春香「どこに行こうかな…ん?チラシが落ちてる」
春香「“感激!都会で満天の星空を見よう!!”…名古屋市科学館。プラネタリウムかな?」
春香「近いみたいだし、これは行くしかないよね!」
―
――
―――
‐名古屋市科学館‐
春香「地下鉄使えばすぐなのに、歩くと20分以上かかるってのがなあ…私が脚力に自信あったら歩いて行くのに」ブツブツ
ガー(←自動ドアの開く音)
受付嬢「いらっしゃいませ」
春香「高校生です」
受付嬢「プラネタリウムのみの料金は200円、展示室込みは500円となりますがいかがなさいますか?」
春香「展示室込みでお願いします」
受付嬢「恐れ入りますが学生証はございますか?」
春香「はい、…あっ!」
春香(しまった!学生証に名前書いてあるじゃん!!アイドルの天海春香だってバレるかも!?)
受付嬢「……ご協力ありがとうございました。それでは500円頂戴いたします」
春香「あ、はい」チャリン
受付嬢「ではこちら、入場券とパンフレットです。どうぞごゆっくりお楽しみ下さい」
春香「ありがとうございます」
春香(何でバレなかったの…?)
‐‐‐‐
受付嬢(さっきの人、ひょっとしてアイドルの天海春香さん…だったのかしら?)
受付嬢(リボンしてなかったから全く気づかなかった…)
春香「まずは展示室からだね」
春香「えーと?“生命館”に“天文館”に“理工館”…ブースごとに分かれてる!?そんなの聞いてないよォ」
春香「全部回るのは無理だからどれか一つに絞るしかないのか…」
>>129
※コンマで決めます
(数値は何れも下2桁)
生命館に行く…00~33
天文館に行く…34~66
理工館に行く…67~99
猛烈に眠くなってきたので今日はここまでです
>>129さん、コンマよろしくお願いしますよ!
リボン「俺はアイドル!」
島谷ひとみのはカバーなんだが
春香「今は気分的に理工館かなぁ…」
‐理工館‐
春香「何と何と、地下2階から地上7階まであるよ!!まるでデパートじゃん!」
館内図
(名古屋市科学館HPより抜粋)
理工館7階:天文台・星のひろば
理工館6階:最先端科学とのであい
理工館5階:物質・エネルギーのせかい
理工館4階:科学原理とのふれあい
理工館3階:技術のひろがり
理工館2階:不思議のひろば
理工館1階:エントランスホール
理工館地下2階:イベントホ-ル
春香「どこに行こう…。2階の“不思議のひろば”ってのが面白そうだなあ」
春香「う~ん…。>>134にするか」
>>131
リクエストがあったので…
2階
春香「やっぱり2階だよね、うん」
‐不思議のひろば‐
春香(ふーん、ここは物理学的なブースなんだ)
春香(色々なコーナーがあって楽しめるのが良いね)
>>133
いや、島谷ひとみが歌ってるの自体がアレンジ入れたカバー版で、曲名違う原曲も入れると3代目
仮にもPがドヤ顔でオリジナルみたいに説明しちゃうのはどうかと思って
>>136
そうなの!?全く知らなかった…。すみません!
少ししか更新できませんが、書き進めていこうと思います。
最近忙しくてなかなか執筆できない…。
館内放送「ご案内致します。間もなく、プラネタリウム上映のお時間となります。鑑賞ご希望の方は“ブラザーアース”までお越し下さいませ」
春香(おっ、いよいよ噂のプラネタリウムが見られるんですね!楽しみだなあ~)
春香「“ブラザーアース”は…あっちか!」
‐ブラザーアース(プラネタリウム)‐
学芸員「皆様、今日はプラネタリウム“ブラザーアース”へようこそおいで下さいました。当プラネタリウムはドームの直径が35mと世界最大規模のプラネタリウムで…」
春香(説明長いなあ…早く見せてほしいんだけど……)
学芸員「……今月の一般投影のテーマは“星空のオルゴール”です。自然界が作り出す“ゆらぎ”は、リラクゼーション効果があると言われています。では星の明るさや分布を音にしてみたらどうなるでしょうか?実際に星空のオルゴールを体験してみましょう」
春香(あっ、始まった!)
春香「すごい…」
―
――
―――
‐上映終了後‐
春香(実際に星空を眺めているかのような迫力満点の映像、そして学芸員さんの素晴らしい解説……いやあ、すごかった!)ジーン
春香(みんなにも見せたかったなあ…)
春香「さてと、今の時刻は…17時!新幹線まで1時間ちょっとしかない!!」
春香「とりあえずお腹空いたからどこかに食べにでも行きますか」
春香「軽く調べたところによると…」
・喫茶マウンテン
甘口スパで有名。苺スパなる期間限定のメニューがある
・橋本(ステーキ)
昼は安い。夜は一見さんお断り
・矢場とん(味噌カツ)
名古屋駅の地下にもある
・山本屋(煮込みうどん)
味噌煮込み以外もある
・ラディッシュ(喫茶店)
小倉トーストがおすすめ
・コメダ喫茶
シロノワール?がおすすめ
春香「こんなにあるんだ!?迷っちゃうよぉ~」
春香「そうだ!こんな時は…」
春香「ど・れ・に・し・よ・う・か・な・て・ん・の・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り」
春香「鉄砲撃ってバンバンバン!もいちど撃ってバン・バン・バン!!」
春香「>>141に決まり。よし、行こう!!」
※上のお店から一つ選んで下さい。
マウンテン
春香(喫茶マウンテンは遠いみたい…でも甘口スパが気になる……!!)プルプル
運ちゃん「お嬢ちゃん、めっちゃ震えてんけどどないしたん?」
春香「えっ?あっ!タクシー!!」
運ちゃん「ああ、お客さんやったの。どこまで行きますー?」
春香「はい、喫茶マウンテンまでお願いします!」
運ちゃん「あい、毎度。1号車、“マウンテン”」ピッ
無線『了解』ポッ
春香(エントランスにタクシー停まってて良かったぁ~)
―
――
―――
‐17時10分‐
@喫茶マウンテン
店員「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか?」
春香「甘口メロンパンスパを一つ下さい」
店員「かしこまりました」
‐10分後‐
店員「お待たせしました。甘口メロンパンスパです」コトッ
春香「ありがとうございます」
春香(さあ、これが口にあうものだといいけど…)
春香「麺がヤクルトラーメンとはまた違った緑色…そしてこの生クリーム……」
春香「・・・。」
春香「ええい、何をしている天海春香!食べるのよ!!」
春香「頂きます!」パクッ
春香「・・・・・・。」
春香「ぎゃぴいいいいいん!!」ガタッ
周りの人「!?」
春香(甘い…いや、甘ったるい!予想を春香に越える天海……インド人もビックリだあ!!)
春香(待て待て…よぉ~く味わって食べたら少しは味が変わるかも……)パクッ
春香「んああああああ!!」ダンダン
他の客「!?」ギョッ
店員「お客様、店内ではお静かに願います」
春香「あっ、すみません」キリッ
春香(この味は…素人にはムリだよぉ~)ガクッ
ちょっと休憩します。
※春香の甘口スパのリポートはイメージです。間違ってたらごめんなさい
―
――
―――
店員「ありがとうございましたー」
春香(うう…あの甘さと量と油っこさにやられた……)
春香(コーヒーをガブガブ飲みつつ何とか完食…だけどたぶん新幹線には間に合わないなあ……)
春香「一時間予定をずらそう」
春香「とりあえず名古屋駅に戻ってデパート巡りでもするか…」
―
――
―――
‐18時20分‐
@名鉄デパート
春香「やっぱり間に合わなかった…プロデューサーさんに一時間遅れますってメールしといて良かった」
春香「よし、それじゃあデパート巡り!!まずは名鉄デパートから!」
春香「……あ!ドアラグッズ!!」
春香「名古屋といえば中日ドラゴンズ!そして中日ドラゴンズといえばやっぱりドアラですよ!!」
春香「えへへ、Tシャツ買っちゃった~♪」
春香「他にはどんなお店があるのかな~?」
※名鉄デパート内にあるオススメの店を教えて下さい!!
ただしこれから風呂に入るので、続きは明日になります。
甘口小倉抹茶スパ、甘口キウイスパor甘口メロンスパ、甘口バナナスパ、甘口いちごスパの4つをそれぞれ1人で完食してスタンプを4つ集めるとドリンク1杯サービスだぜ
>>158
うへえ、それはまた高度なスタンプラリーだこと…
再開します!!
今日で春香編を終わらせたいかなーって
春香「あっ、この洋服可愛い!」
春香「へえ~、こんな口紅もあるんだ」
春香「わあ!この腕時計キラキラしてて綺麗だなぁ~」
―
――
―――
春香「名鉄デパートはだいたい回ったかな。あとは隣の高島屋だけど…まあいいか」
春香「そうだ、皆にお土産買わないと!」
春香「品揃えも良いだろうし、どうせだから名古屋駅の地下街で買うかなあ」
―
――
―――
‐名駅地下街・サンロード‐
\♪ナンナンナゴヤノチカハッチョー/
\♪ナゴヤチカガイナンバーワン/
春香「うーん…」
春香「フロアマップを見た感じ、ういろう屋さんしかなさげだけど、他にお店は無いのかなあ…」
春香「私が知ってる限りだと“なごやん”とか、もっと銘菓があった気がするけど…」
※大須ういろう以外で良い土産(または土産屋さん)を教えて下さい!!
うーん、人いなさげなのでまた明日改めて執筆しますね。
明日もあるし…
人いても、その地方の人じゃないとわからないから書き込めない
地方ネタは地元民にしかわかんないこともあるしね。
メイチカで有名な何かってあったっけ? 飯食いにしか行かないしなぁ
―
――
―――
‐高島屋‐
春香「もう一度名鉄デパートに戻るつもりが何故か高島屋に来てしまった…」
春香「ここに何かあれば一番いいんだけど……おや?」
『青柳総本家』
春香「おお!いかにもお土産屋さんらしいお店発見!!早速入ってみよう♪」
春香「こんにちはー」カラカラ…
店員「いらっしゃいませー」
春香「これは…カエル?」
店員「はい、当店名物“カエルまんじゅう”でございます。もしよろしければお茶をどうぞ」コトン
春香「」すみません、ありがとうございます
春香「ズズズ……。はぁ、温かいお茶は体が暖まるなあ」
店員「お饅頭のご試食もどうぞ」
春香「頂きます」パクッ
春香「甘くて美味しい!カエルの中身はこし餡なんですね」
店員「はい。このカエルの可愛らしい形と、こし餡のさっぱりした味わいがお子さまからご年配の方まで人気なんですよ。当店一番の売れ筋商品です」
春香「そりゃそうだろうなあ…見た目が可愛らしいですもん」
春香「カエルまんじゅうの40個入りを一つ下さい」
店員「ありがとうございます」
春香「それにしても本当に可愛いですね。女性が多い職場ですのでみんな喜びそうです」
店員「会社員の方ですか?」
春香「ええ、まあそんなところです。今日は出張で…(一応“765プロダクション”という会社に所属してるもんね)」
店員「そうですか、ご苦労様です」
―
――
―――
春香(たまたま高島屋に寄ったけど、いいお土産が手に入って良かった)
春香「あと10分で新幹線か…」
春香(本当は名古屋城とか、東山動物園とかもっと見て回りたかったけど、まあ仕方ないか)
?「あれまあ、春香ちゃんじゃないの!」
?「また会ったね。これから帰るの?」
春香「あ、金田さん(※一日目参照)!昨日は大変お世話になりました!!」
爺「いやいや、こちらこそありがとうね」
春香「金田さんはどうしてここに?」
婆「静岡から来た旧友の見送りでね。さっき見送って来たのよ」
春香「そうなんですか」
婆「ねえ、せっかくまた会えたんだし、春香ちゃんをホームまで見送りましょうよ」
爺「んだね」
春香「わあ、ありがとうございます!」
―
――
―――
‐19時10分‐
@名古屋駅・新幹線ホーム
春香「すみません、駅弁まで買って頂いて…」
爺「なに、餞別と思ってくれたらええがね」
婆「東京に戻っても元気でやるんだよ。私らは春香ちゃんのことをずっと応援しとるからね」
春香「はい!私、名古屋に来られて良かったです!!」
春香「そして最後に金田さんにお会いできて本当に良かった…」
\♪ピンポンパンポン/
構内放送
「まもなく17番線乗り場に19時12分発、のぞみ46号・東京行きが16両編成で参ります。(中略)危険ですので、黄色い線の内側へお下がりください」
春香「あ、来た…」
婆「それじゃあ、またね」
春香「はい、ありがとうございました!東京帰ったらお手紙書きます!!」
爺「達者でな」
プシュー
ウイィィィィィン…
\♪~/
車内放送
「今日も新幹線をご利用頂きましてありがとうございます。この列車は“のぞみ46号・東京行き”です。停車駅は…」
春香(前回に引き続き、今回もまた色んな人に出会えました)
春香(初めての名古屋でしたが、とても良い思い出ができて良かったです)
春香(ありがとう、名古屋。また来るよ!)
プァーーーーン…
(春香編・完)
春香編、ようやく終了です!
何せ私が名古屋に行ったことが無いため、話しがグダグダになってしまいました。申し訳ないです…orz
次は千早編です。千早編は山口を予定しています(中の人も山口出身だし…)
次からはこんなに長くならないはず…。
時は一日目へ遡り、765プロ事務所
‐18時50分‐
小鳥「社長、プロデューサーさん。アイドルの皆さんがどこにいるか情報をまとめました」
P「ありがとうございます。えーと…」
春香→中村公園
(愛知県名古屋市中村区)
千早→山口県山口市今井町
やよい→摩耶山
(兵庫県神戸市灘区)
あずさ→静岡県静岡市清水区高橋
律子→宮城県仙台市若林区
伊織→釘宮眼鏡店
(大分県豊後高田市)
雪歩→浅倉建設
(埼玉県川口市)
亜美→群馬県みどり市笠懸町阿佐美
真美→静岡県下田市
真→島根県出雲市平田町平田
響→福島県田村郡三春町貝山沼倉
貴音→福岡県福岡市早良区原
美希→長谷川病院
(富山県富山市星井町)
高木「前回は菊地君が群馬、如月君が福岡に飛ばされたが今回は亜美君が群馬、四条君が福岡に飛ばされたようだね。美希君は前回と変わらないようだが」
P「竜宮のメンバーを今日中に大阪に直行させるのは厳しいですね」
高木「うむ…仕方あるまい。竜宮小町の諸君は今日は現地で休ませて、明日大阪に向かわせよう。小鳥君、先方にそう伝えてくれたまえ」
小鳥「分かりました」
―
――
―――
千早「あら?ここは…」キョロキョロ
千早「またこの前みたいにどこかに飛ばされたのかしら」ハア
千早「セブンイレブンがあるわね。店名は…」
千早「“山口今井町店”?」
千早「私が山口にいるということは、他の皆も日本のどこかに飛ばされたということね」
千早「とりあえず大通りに出ましょう」
‐‐‐‐
千早「山口ナンバーの車がたくさん行き交ってるわ。本当にここは山口なのね」
千早「お腹も空いたし、あのコンビニで何か買いましょう」
千早「nimoca、使えるのかしら…」
♪ピンポーンピンポーン
店員「いらっしゃいませ、こんにちはー」
とりあえず今日はここまでです。明日以降はたぶん展開が早くなるはず…。
お読み頂きありがとうございました!
どうも>>2のURLが正しくなかったようなので、もう一度貼っておきます
【前スレ】
P「千早、今どこに居るんだ?」 千早『千早です』
P「千早、今どこに居るんだ?」 千早『千早です』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1376827032/)
ダメだ…うまくいかないorz
何が原因なのか私には良く分からないので、前スレは題名から探して下さいm(_ _)m
せっかくなので少し続きを書きます
―
――
―――
店員「ありがとうございました。またお越し下さいませー」
千早(ローソンでnimocaが使えてホッとしたわ。やっぱり交通系ICカードは頼りになるわね)
千早「いま時刻は…15時40分ね。みんな何してるのかしら?」
千早(知らない土地でパニックになってなければ良いのだけれど…特に萩原さんはうろたえていそうな気がするわ)
千早「まずは事務所に電話して指示を仰ぎましょう」ポパピプペー
千早「もしもし、音無さんですか?千早です」
‐‐‐‐
千早「はい…はい、分かりました。それでは」ピッ
千早「今日はゆっくりして、明日の夕方までに東京に戻ってくるよう言われたわ。プロデューサーたちも暢気なものね」
千早「さて、そうしたら宿を探さねば…」
―
――
―――
千早(ネットで調べたら近辺にビジネスホテルがあるみたいで良かった。料金も比較的安いみたいだしね)
千早(泊まるところも確保できたし、ちょっと辺りを観光しましょうか)
‐‐‐‐
千早(ここが幸い温泉街で、温泉が結構あるみたいね。…あ)
千早(“山口湯田温泉・亀乃湯”…。銭湯ね)
千早「汗もかいたし、ちょうど良いわね。入りましょう」
ここまで。
次回、千早ちゃんお風呂回です。
前スレってここ?
P「千早、今どこに居るんだ?」 千早『千早です』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376827032/)
dat落ちしてるからじゃないの?
―
――
―――
\ガラガラ…/
千早(洗い場が5つに内風呂が1つ…。典型的な日本の銭湯ね)
千早(まずは体を洗いましょう)キュッ
ジャアアー
千早「きゃあっ!?」
千早「冷たい…水じゃない!」ブルブル
千早(まあ、先に温度を確認しなかった私がわるいのだけど)
千早「温度調節のダイヤルを…」カチカチ
ザーーー
ゴシゴシ
キュッキュッ
\カポーン/
千早「はあ……癒されるわ」
千早(いつだったか温泉ロケで栃木県の奥日光に行ったきり、温泉は行ってないわね)
千早(あの時は仕事だったからあまり楽しめなかったけど、今回はゆっくりできるわ)
千早「俗世を離れて一人優雅に温泉三昧…悪くないわね」
千早「・・・。」キョロキョロ
千早(誰もいないことだし、歌っちゃおうかしら)
千早
「♪蒼い~鳥ぃ~もしs」ガラッ
婆1「あや、誰かおる」
婆2「邪魔して悪いねえ」
千早「いえ、良いんです(恥ずかしい…///)」
婆1「お宅さん若いねえ。学生さんかい?」
千早「ええ、そうです」
婆2「どこから来たの?」
千早「東京から…一人で来ました」
婆2「なんとなんと、遠くからご苦労様だこと」
千早「お婆さんは地元の方ですか?」
婆1「家が真向かいやき、良う来ちょるよ。亀乃湯が私らの“社交場”みたいなもんやね」
婆2「ここは湯田温泉で唯一の銭湯じゃけえ、アンタみたいな他所から来る人も多いんよ」
千早「そうなんですか。私の住んでいる街はこういった銭湯が少ないので羨ましいです」
婆2「都会はそうじゃろうね。昔はどこでもあったもんやが」
千早「ありがとうございました。私はお先に失礼しますので、どうぞごゆっくり」
婆1「はいはい、どうもね」
婆2「名前聞いてもいい?」
千早「はい、きさ…今井麻美です。またお会いしましょう」
\ガラガラ…タン/
千早(危なかった…思わず本名を言いかけたわ)
千早(それにしても“今井麻美”という名前、咄嗟に思いついた割には妙にしっくりくるわね。何故かしら?)
千早「……芸能人も大変ね」ハア
少し休憩しますm(_ _)m
―
――
―――
千早「んっんっんっ…」ゴクゴク
千早「ぷはあ……お風呂上がりのコーヒー牛乳は最高ね」
千早「コーヒーでもなく牛乳でもなく、コーヒー牛乳ってところがミソなのよね。私が力説しても誰も聞いてくれないけれど…。もはやこの為に銭湯へ入りに来ているようなものよ」
千早「・・・私は誰と話しているのかしら。なぜだか急に虚しくなってきたわ」
―
――
―――
千早「ふう、体が温まったら今度はお腹が空いてきたわ」
千早「何か良いお店は…あら?」
『東京庵本店』
千早「“東京庵本店”…お蕎麦屋さんね。この際何でも良いわ」ガラガラ
\イラッシャイマセー!/
‐‐‐‐
店員「お待たせしました。天ぷらそばです」ドン
千早「ああ、このそば粉の香り…堪らないわね」
千早「写真撮って、後でプロデューサーにでも送りましょう」ピロリーン♪
千早「さてさて、それでは頂きます」ズルズル
千早(そば粉の香ばしい香りが口の中いっぱいに広がるのが分かるわ)
千早(まだ完全に挽かれていないソバの実がプチプチ言ってる。しかも手打ちだからなおさら美味しい…)モグモグ
千早(このお店は正解ね。来て良かったわ)
―
――
―――
\アリガトウゴザイマシター!/
千早「案外量が多くて満足したわ。あの量であの値段はまあ妥当ね。美味しかったし」
千早「今は…16時50分。少し早いけどホテルに行って早めに休みましょうか」
話(旅)のネタが尽きたので今日はこれで終わりです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!!
―
――
―――
‐翌日‐
@山口市内のビジネスホテル
千早「今日も秋晴れの良い天気ね」
千早「プロデューサーには山口観光を楽しんでから東京に戻りますとメールで伝えておいたわ」
千早「行き先は長門峡(山口市)と回天記念館(周南市)、それに錦帯橋(岩国市)の3ヶ所…。少し欲張りすぎたかしら」
千早「今は8時半…。場所がそれぞれ離れているらしいから早めに行動しないとね」
―
――
―――
‐9時20分‐
@長門峡(ちょうもんきょう)
千早(長門峡駅から歩いて5分…案外近くて良かったわ)
千早「ここが長門峡…。思った以上に深い渓谷なのね」
千早(紅葉が真っ赤に色づいてとても綺麗…。空の青といい、本当に素晴らしいわ)カシャカシャ
千早「はぁ…ここにいるだけで凄く癒される……。自然の力は凄いわね」
\クッ、クッ、クッ、クッ/
千早(あれは…オオルリの地鳴き?)
\ピールリ、ピールリ、ジージー/
千早(やはりそうみたい…。こんどはさえずりね)
千早(もうオオルリの繁殖期は終わりに近いのだけれど、まだ日本に留まっている個体もいるのか…)
千早「どこにいるのかしら?」キョロキョロ
千早「見つけた!……本当に綺麗な瑠璃色してるのね」ピロリーン♪
\プィヒーリー/
千早(本当に声が綺麗ね…)ウットリ
パタパタパタパタ
千早「あっ、飛んでいってしまったわ」ピロリーン♪
千早「我ながら良い動画が撮れたわ…東京に戻ったら皆に見せましょう」
千早(それにしても、まさかオオルリをあんな近くで見られるなんて…。きっと今日が最初で最後なんでしょうね)
千早(さようなら、幸せの蒼い鳥…)
千早「♪貴方をを~わ~すれない~」
千早「♪でも昨日には帰れ~な~い~」
千早「……なんてね」フフッ
すみません
祖母から電話がかかってきて長く話し込んでいました
再開しますのでしばらくお待ち下さい…
―
――
―――
‐12時30分‐
@徳山駅
千早(ここが徳山市じゃなかった、周南市……)
千早(何故かしら、初めて来たのに生まれ故郷に帰ってきたような妙に懐かしい気分だわ)
※千早の中の人(今井麻美さん)は周南市出身
千早「回天記念館に行くには…船に乗る必要があるのね」
千早「船着き場は目の前だし、時間だけ確認して先にご飯食べようかしら」
千早(13時ちょうどに直行便が出るらしいから、昼食は出来るだけ近辺のお店で済ませましょう)
千早(何を食べようかしら。できるなら魚料理がいいわね…あら?)
千早「“徳山自慢市 うまいもの研究所”…?うーん、気になるわね」
千早「決めたわ。このお店にしましょう」
ガチャッ
\いらっしゃいませー!/
(誤)
徳山自慢市 うまいもの研究所
(正)
徳山自慢市 周南うまいもの研究所
やっぱり店名は正しく表記しないとね!!
‐‐‐‐
\ありがとうございましたー!!/
千早(美味しかった…値段は若干張ったけどお刺身は新鮮だったし、色々な種類が楽しめたから飽きなかったわ)
千早(今は…12時50分。少し急ぎましょう)
‐13時30分‐
@大津島・回天記念館
千早(大津島の港から歩いて10分…食後の運動にはちょうど良いわね)
千早(道の両側に石碑が並んでいるわ。あれは一体…?)
(千早、石碑に近寄る)
千早(……ああ、亡くなられた乗組員の名前と出身地が刻まれているのね)
千早「この方たちが今の平和な日本を作って下さったのか…。感謝しないといけないわね」
‐建物内部・展示室‐
千早(私もあまり知らなかったけど“回天”って人間魚雷のことなのね。爆薬を積んだ魚雷に人が乗り込んでそのまま敵艦に突っ込む…さながら“海の特攻隊”ね)
千早(天を回らし、戦局を好転させるという願いを込めて“回天”と名付けたそうだけど考案者の若い二人の士官が戦死し、戦局も悪化の一方を辿ったのは皮肉な話しね…)
千早(こっちは遺書や遺品の展示ブース…。遺書は家族宛てのものがほとんどね)
千早(“私は身は朽ちるとも永遠に母上をお守りします。万一のことがあっても笑つて居て下さい。私の母上へのお願いは朗らかに呑気に暮らしていたゞくことです”…か。ものすごく切ないわ)
千早(どうしてこんな切羽詰まった状況でこんなに綺麗な字が書けるのかしら?)
千早(遺書を書いた時の心情を考えると…もう泣けてくるわね)グスッ
千早(こっちは遺書や遺品の展示ブース…。遺書は家族宛てのものがほとんどね)
千早(“私は身は朽ちるとも永遠に母上をお守りします。万一のことがあつても笑つて居て下さい。私の母上へのお願いは朗らかに呑気に暮らしていたゞくことです”…か。ものすごく切ないわ)
千早(どうしてこんな切羽詰まった状況でこんなに綺麗な字が書けるのかしら?)
千早(遺書を書いた時の心情を考えると…もう泣けてくるわね)グスッ
‐展示室入口‐
千早(全てのブースを見て回ったけれど、もう涙が止まらなかったわ…。どんなことがあっても戦争だけはしたら駄目ね)
千早「いま気づいたけれど来訪者ノートがあったのね。これに今の私の気持ちを綴っておきましょう」
―――たまたま山口を訪れた折、回天記念館に来る機会があったので初めて来館しました。
展示品、特に遺書の数々を見ているうちに涙が出てきて止まりませんでした。
回天の乗組員は私とほぼ同年代の若者たち。彼らはこの地で何を想い、何を考えて海中に散ったのか?筆舌に尽くしがたい想いです。
私たちがいま平穏な日々を過ごせているのは愛する故郷を、日本を守るためにと命を懸けて戦った数多くの方々のお陰です。
そのことを良く考えて、今を一所懸命に生きたいと思います。
2013年10月24日
如月千早
今日はここまでです。思った以上に回天記念館のシーンが長引いてしまった…。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!!
なお、千早編は明日完結の予定です。
―
――
―――
‐16時10分‐
@岩国・錦帯橋
千早「ここが錦帯橋…。」
千早(地理の教科書に載っていた写真の通り、5つの橋が連なって“錦帯橋”を形成しているのね。それにしても、橋の反り具合が実に素晴らしいわ)
千早「私もあれぐらいあれば……くっ!」
千早(まあそんなことはともかく、橋を渡ってみましょうか)
千早(渡橋料は大人が300円で小児はその半額…。橋を渡るためにお金を払うというのはなんか新鮮な気分ね)
\ギシッギシッギシッギシッ/
千早(歩くたびに木が軋む音がするのが堪らないわ)
千早(まるで古い家の廊下を歩いているかのよう…そういえば、お婆ちゃんの家の二階へ上がる階段もこんな音がしていたわね。懐かしいわ)
千早「さて、川の真ん中あたりまで来たわね。ここらで風景写真を撮りましょう」パシャッパシャッ
千早「錦川の上流方向と下流方向…うん、我ながら良い写真が撮れたわ」
千早「さて、対岸まで行って引き返してきましょう」
―
――
―――
千早(わずか一泊二日のプチ旅だったけれど、なかなか有意義な旅だったわ)
千早「これで満足―――」♪アルコォーハテナーイミーチ
千早「あら?プロデューサーから電話…」ピッ
千早「もしもし、千早です」
P『よう、旅は順調か?』
千早「はい、なかなか楽しかったです」
P『実はな、明日の仕事』
千早「私と真と萩原さんの三人でのラジオ番組の収録ですね」
P『ああ。それが先方の都合で来週の火曜日に延期になった』
千早「……ということは明日は休みですか?」
P『ああ。そのまま山口を観光してくれてもいいし、どこか他に行きたいところがあるなら行っても構わない。明日の夕方16時ごろまでに戻ってきてくれ』
千早「分かりました」
P『じゃあ、くれぐれも気をつけてな』ピッ
千早「はい、ありがとうございます。それでは」ピッ
千早「それじゃあ、このまま広島にでも行こうかしら」
―
――
―――
‐翌日朝9時‐
千早(昨日ホテルに着いたあとすぐに寝たのもあって、今日はすこぶる調子が良いわ。絶好調ね)
千早(どこに行こうかしら…まず原爆ドームは外せないわよね。それから紙屋町(広島の繁華街の地名)にちょろっと寄ってから宮島へ……うん、完璧だわ)
千早「決まり。今日の行程はこれでいきましょう」
今日はここまでです
なんか執筆しているうちに広島千早編も書きたくなりました。次こそ千早編を終わらせます。すんません
なお、今日から何日間か来客がある関係で更新速度が落ちます。予めご了承下さいm(_ _)m
泊まり客の方が帰られたので再開します。
少々お待ち下さい。
‐9時30分‐
@原爆ドーム前
千早「乗り換えに少し手間取ったけれど、どうにかして着くことができたわ。路面電車は便利ね」
千早(それにしても原爆ドーム、近くで見るとものすごい威圧感があるわ。何だか押し潰されそう…)
千早(中には入れないけど、ドーム全体から負のオーラみたいなものがピリピリ伝わってくる…。やはり戦争からは哀しみしか生まれないのね)
千早「・・・。」(合掌)
―
――
―――
千早「……さて、平和記念公園にも行ってきたから“ヒロシマ”関係はもう良いでしょう。次は紙屋町ね」
千早(近辺のオススメのお店……何か良い場所あるのかしら?)
千早「分からないから知恵袋で聞きましょう」
千早「よし、質問投稿完了。答えを待っている間に広島城でも見に行ってこようかしら」
※広島・紙屋町近隣のオススメのお店を教えて下さい。
―
――
―――
‐11時40分‐
@山陽本線・岩国行き普通列車
\ガタンガタン/
千早(結局、紙屋町にどんなお店があるか分からなかったから適当に見て回ったけど、これといって珍しいお店は無かったわね。あの“徳兵衛”というお好み焼き屋さんは美味しかったけど……残念だわ)
千早「さて、もうすぐ宮島口ね。降りる準備をしましょう」
―
――
―――
‐12時20分‐
@宮島・厳島神社
千早(やはり、あの大鳥居はどこにいても目立つわね。ちょうど満潮時間帯だから鳥居が海に浮かんでいるように見えるわ)
千早(それにしても想像した以上に境内が広いわ。さすがは“平家に非ずんば人間に非ず”と豪語した一族だけあるわね)
千早「それじゃあ参詣しましょう」
カラン カラン カラン
\パン パン/
―
――
―――
‐14時10分‐
@帰京途中の新幹線車内
千早(ふう、前回の福岡に続いて山口・広島と、今回も盛りだくさんだったわね)
千早(……といっても広島はあまり時間が無かったから十分に楽しめなかったけど、それでもまあいい思い出になったわ)
千早「帰ったら宮島みやげの杓子を皆に渡さないとね。……ふふふ」
(千早編・完)
というわけで千早編、ようやく完結です。
広島旅行のシーンが完璧にネタ切れだったのが残念…。ネットで得た情報も少なかったしorz
でも広島はええとこじゃけえね!
次からは竜宮小町のリーダー、りっちゃん編(仙台)です。お楽しみに!
【参考】
おいでませ山口へ
http://www.oidemase.or.jp/i/
平和を考える大津島・周南の旅
http://www.google.com/gwt/x?client=ms-kddi-gws-jp&gl=JP&source=sg&u=http://www.oidemase.or.jp/tsuredure/shunan/kaiten.html&hl=ja-JP&ei=60NZUv7fLYbilAX3noCAAg&wsc=tb&ct=pg1&whp=30
【律子編】
‐16時25分‐
@大阪ビジネスパーク
律子「今日の収録はこれで終わりね。みんなお疲れさま」
伊織「このくらい、スーパーアイドル・伊織ちゃんにかかればなんてこと無いわよ。にひひっ♪」
あずさ「あらあら、伊織ちゃんたら若いのね~」
亜美「りっちゃん、今日はみんな終わりっしょ→?」
律子「そうね」
亜美「せっかく大阪に来たんだから観光でもしようYO!」
律子(まあ、たまにはいいかな)
律子「分かったわ。じゃあ近場の大阪城に行くわよ」
亜美「え→!?お城とかつまんないYO→!!」
律子「観光したいって言い出したのは亜美でしょ?それぐらい我慢しなさい」
あずさ「確かにお城には浪漫があるのだけど…亜美ちゃんにはまだちょっと早すぎるかしら~?」
ビュウウウ
律子「きゃっ、木枯らし!?」
律子「治まった…。みんな大丈夫?」
シーン
律子「ん?」パチ
ポツーン
律子「ここ、どこ?」
―
――
―――
律子「亜美~?伊織~?あずささ~ん?どこですか~?」
律子(というより、ここはどこかしら。辺りは所々にプレハブの建物が見えるだけで荒涼としてるし…なんか恐いわ)
律子(変な人に見られるかもしれないけど、思いきってあの人に聞いてみよう)
律子「あの、すみません。つかぬことをお訊きしますが、ここはどこでしょう?」
通行人「どこって仙台だべ」
律子「せ、仙台!?」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません