夏奈「ハルカがおかしい…」 (121)

夏奈「ハルカー! メシー!!」

春香「……」

夏奈「お腹すいたよー!」

春香「……」

夏奈「ハルカーっ!!」

春香「ウゼェんだよ」

夏奈「…え?」

春香「さっきからギャアギャアうるせぇ」

夏奈「は、ハルカ…?」

春香「いつもいつもテメェの面倒見てる方の身にもなれよ」

夏奈「お、怒ってるのか…?」

夏奈「ごめん、謝るよ…?」

春香「…チッ」

夏奈(…!)ダッダッダッ


……
………

夏奈「なんだよハルカのやつ…」

夏奈「今日はやけに機嫌が悪いな」

夏奈「生理かな」

夏奈「しばらくしたらまた行くか」


……
………

一時間後

春香「チアキー!ご飯よー!」

千秋「はい、ハルカ姉様」

夏奈「(おっ、ハルカのやつ機嫌直したな?)

夏奈「わーい!」

春香「あ? テメェの分はねぇよ」

夏奈「…またまたご冗談を!」

夏奈「どうせ炊飯器の中に隠してあるんだろー?」パカッ

春香「…」パクパク

夏奈「あれ、無いなー?」

春香「…」パクパク

夏奈「こっちかな? それともこっち?」

夏奈(…あれ、どこにもないぞ?)

夏奈「…さてはドッキリですな?」

春香「…」パクパク

夏奈「ハルカ…?」

春香「…」モグモグ

夏奈「ち、チアキ…? ハルカのやつどうしたんだよ?」

千秋「…」

夏奈「…」

夏奈「…なんだよ2人とも! 私をのけ者にする気か!?」

春香 千秋「……」

夏奈「いいよわかったよッ! おやすみッ!」


……
………

夏奈(なんだよあいつら…)

夏奈(私が何をしたっていうんだ…)グスッ

夏奈「ヒグッ… うぅぅ…」
夏奈「うぅ…」

夏奈「…」zzz


……
………

次の日

夏奈「昨日のはなんだったんだ…?」

夏奈「夢か…?」

夏奈「…チアキはもう起きてるか」

夏奈「腹減った… 」グギュルルル

夏奈「おはよーハルカ!」

春香「…」パクパク

夏奈「おはよーチアキ!」

千秋「…」モグモグ

夏奈(…っ! 昨日のは夢じゃなかったのか…?)

夏奈「は、ハルカ…? 私のメシは…?」

春香「…」ガタッ

夏奈「…っ」ビクッ

春香「…」スタスタ

夏奈「は、ハル…」

春香「じゃま。」

夏奈「えっ…」

春香「どけよ。もたもたすんなノロマ。」ドカッ

夏奈「…!」ジワッ

夏奈「…っ!」ダッ

ガチャッ ダッ


……
………

登校中

夏奈(あいつらどうしたんだ…?)

夏奈(私何かしたかな…?)

夏奈(帰ったらもう一度謝ろう…)


……
………

学校

夏奈「おはよーみんな!」

クラスメイト「…」チラッ

夏奈「あれ…?」

夏奈「おはよーケイコ!」

ケイコ「…」

夏奈「…おはよーリコ!」

リコ「…」

夏奈「…あれ?」

夏奈(こいつらもか…?)

藤岡「…」スタスタ

夏奈「あ! 藤岡!」パァー

夏奈「聞いてくれよ! みんなが私を無視するんだ…」

藤岡「南」

夏奈「なんだ?」

藤岡「どいてくれない? 邪魔なんだけど」

夏奈「あ、ごめん…」

夏奈「ふ、藤岡…! 待てよ!」ギュッ

藤岡「汚ねぇ手で触んなゴミ」ガッ

夏奈「あ…」ガシャーン

夏奈「痛っ…」

ミユキ「だいじょうぶー?」

夏奈「ミユキ!」ジワッ

夏奈「全然平気だよー! ほら!」

ミユキ「お前じゃねぇよ。」

夏奈「え…」

ミユキ「だいじょうぶー? ケイコちゃんの机」

ケイコ「わかんなーい 壊れちゃったかも」

ミユキ「そしたら弁償だね」

ケイコ「そうねー」

ケイコ「もし壊れてたらお前が弁償しろよ? カナ」

夏奈「突き飛ばしたのは藤岡だろっ!?」

ケイコ「そうなの?」

藤岡「いや、僕はやってないよ」

夏奈「藤岡っ…! お前!」

ケイコ「じゃあ多数決とろうか」

ケイコ「藤岡くんが突き飛ばしてたのを見てた人ー」

クラスメイト「…」

夏奈「お前ら!」

夏奈「なぁリコっ! お前なら見てたよなっ!?」

リコ「さあ?」

夏奈「さあ…って」

リコ「見てないものは見てないわよ」

リコ「それより早く弁償しなさいよ」

夏奈「…っ!」ドカッ

リコ「きゃっ!いたーい!」

ミユキ「あー! カナちゃんが怪我させたー!」

ケイコ「慰謝料も請求しないとね」

クラスメイト「ハハハハハ」

夏奈「なんだよ! 私が何かしたか!?」

夏奈「気に障ったことがあるなら謝るからっ!」

夏奈「謝るから…」ジワッ

ケイコ「別に、何かしたってわけじゃないけど」

夏奈「じゃあなんでっ!」

ケイコ「なんとなく?」

夏奈「そんな… 」

夏奈「ひどいよ… みんな…」

 昼休み

夏奈「…」グゥ

夏奈(…お腹空いたな)

夏奈(購買で何か買ってこよう)ガタッ

夏奈(そういえば昨日から何も食べてないな…)スタスタ

夏奈(おばちゃーん!ヤキソバパン2個!」

オバチャン「…」チラッ

オバチャン「…」ポイッ

夏奈「おいおい生徒に向かってそんな態度はないだろっ!」

オバチャン「あ?」

夏奈「」ビクッ

夏奈「…ごめんなさい」


……
………

夏奈「なにはともあれ久しぶりのメシだー!」

夏奈「いっただっきまーすっ!!」バンッ

夏奈「いてて… あ、すみません…」

不良A「どこみて歩いてんだよ」

夏奈「だからすいませんってば!」

不良B「は? 人にぶつかっておいて何様だよ?」

夏奈「だから謝ってるじゃん!」

不良A「お、よく見たらウマそうなモン持ってんじゃん」

夏奈「こ、これはダメっ!」

不良A「あいたたたー」

不良B「どうしたー?」ニヤニヤ

夏奈「え…?」

不良A「っべー 骨折れてるわこれー っべー」

不良B「そりゃ大変だ 慰謝料貰わないと」ニヤニヤ

夏奈「う、嘘つけっ! さっきまでなんともなかっただろ!?」アセアセ

不良A「あー そのパンくれたら治るかもなー?」ニヤニヤ

夏奈「だからこれはあげないってばっ…」

不良A「いいからよこせよ!」バキッ

夏奈「あ・・・」バンッ

夏奈「え…?」オロオロ

不良A「オラッ! よこせよッ!」バキッ ドカッ ガンッ ボキッ

夏奈「ご、ごめんなさいっ! あげますから許してくださいっ!」

不良A「オラッ!」バキッ ドカッ ガンッ ボキッ

夏奈「痛いからっ! もう殴らないでっ!」

不良A「最初からそうしろよ」

不良B「もういこうぜ」スタスタ


……
………

夏奈「ひっぐ… うえぇん…」スック

夏奈「ぐすっ… うぅぅ…」トボトボ

夏奈「うぅ…」グギュルルルル


……
………

下校

夏奈(もうどれくらい食べてないかな…)トボトボ

夏奈(家に帰ったら財布持ってコンビニ行こう…)トボトボ

夏奈(殴られたとこ… 痛いなぁ…)

夏奈(……………。)

夏奈(いつもなら… ハルカが心配してくれて…)グスッ

夏奈(チアキからバカにされて…)ヒッグ

夏奈(……………。)

夏奈(ハルカたち、まだ怒ってるかなぁ…)トボトボ

夏奈(そうだ… もう一度謝るんだっけ…)トボトボ

夏奈(許してくれるかなぁ…)トボトボ

夏奈(なんか… もうどうでも良くなってきた…)トボトボ


……
………

 家の前

ガチャガチャ

夏奈(あ… 朝飛び出してきたから鍵持ってないや…)

夏奈(そろそろチアキも帰ってくる頃だろうし…)

夏奈(それまで待つか…)スッ


……
………

 30分後

ダッダッダッ

夏奈(お、チアキのやつ帰ってきたかな…?)

夏奈(まず最初に謝らなきゃ…)

ダッダッダッ
ガチャ

夏奈(なんだ下の階の人か…)


……
………

 さらに30分後

ダッダッダッ

夏奈(やっとか…)

夏奈(さすがに待ってるのも疲れたな…)

ダッダッダッ

夏奈「チアキ…っ」

隣の部屋の人「…なに?」

夏奈「すいません人違いでした…」


……
………

夏奈(………)グギュルルルル

夏奈(いくらなんでも遅すぎやしないか…?)

夏奈(…ん?)

夏奈(家から物音がする…? まさか…)

夏奈「チアキー? 帰ってるのかー?」ガチャガチャ

夏奈(…いるわけないか)

夏奈(いたら普通気づくだろうしな…)

ガチャ

千秋「…」

夏奈「ち、チアキっ! なんだよ帰ってたら気づくだろ?」

千秋「…」

バタンッ
ガチャッ

夏奈「お、おいチアキ! 待てよっ!」

夏奈「私が何かしたかっ!?」

夏奈「したなら謝るっ!!」

夏奈「だからっ…」

ガチャ

千秋「…目障りだ」

夏奈「…え?」

バタンッ
ガチャ


……
………

 夕方

タッタッタッ

夏奈(…ハルカか)

タッタッ

速水「あっれー こんなところに生ゴミなんてあったかなー?」

夏奈「…」

速水「ハルカー このゴミ捨ててこようかー?」

春香「いえ わざわざ悪いですよー それに汚いですし」

速水「どってことないよー」ガスッ ドカッドカッ

夏奈「…」

速水「ハルカごめーん やっぱ重くて無理だったー」ガッガッ

春香「やっぱりですかー?」

速水そんなことより早く入ろうよっ」

春香「そうですねっ」カチャカチャ

ガチャ
バタンッ


……
………

ガチャ

内田「チアキちゃんまたねー」

冬馬「メシありがとう美味かったよ」

吉野「おじゃましましたー」

夏奈「…」

内田「あれ? ここになにか落ちてるよ? 粗大ごみ?」

冬馬「うおっ ホントだ!」

吉野「誰かの置き忘れかなー?」

夏奈「…」

内田「まあいっか!」

冬馬「蹴飛ばしてみようぜっ!」ガッガッ

夏奈「…」

吉野「変なものに触ったら危ないよー?」

冬馬「へーきだって!」ガッガッ

夏奈「痛っ…」ガタッ

冬馬「うおっ 動いたっ!」

吉野「だから危ないっていったでしょー?」

内田「怖いよー!」

冬馬「逃げろーっ!」ダッ

内田「あーっ! 待ってえっ!!」ダッ

吉野「…」スタスタ


……
………

夏奈(………。)

夏奈(これは夢かな…。)

夏奈(目が覚めたらいつも通りの毎日が始まって…)

夏奈(ハルカがおいしい朝食を作ってくれてて…)

夏奈(チアキと喧嘩して…)

夏奈(でもいつの間にか仲直りしてて…)

夏奈(そんな楽しいみなみけの一日が始まる…)

夏奈(目が覚めたら…)


……
………

 朝

チュンチュン

夏奈(…朝か)

夏奈(結局、夢じゃなかったのか…)

夏奈(………)

夏奈(学校、行かなくちゃ…)フラフラ


……
………

ガラガラ

夏奈「…」

クラスメイト「」ザワザワ

夏奈(私の机…)
夏奈(無い…)

夏奈「…なんで、こんなことするの…?」

夏奈「今までみんな仲良くしてくれてたじゃん!」

夏奈「なんで…?」

ケイコ「あー そういう態度マジでうぜぇ」

ケイコ「早く死んでくれないかな」ボソッ

夏奈「…っ!」ダッ


……
………

 屋上

夏奈(みんな私のこといらないんだ…)

夏奈(みんな私のこと死んでほしいって思ってるんだ…)

夏奈(もういい…)

夏奈(もう… 疲れたよ…)

夏奈(バイバイみんな…)

夏奈(今まで仲良くしてくれてありがとう…)

夏奈(私はもう死ぬけど…)

夏奈(みんなは私のいない世界で幸せに暮らしてください…)

夏奈(…じゃあね。 チアキ。 ハルカ。)ジワッ




藤岡「みなみーっ!!!!」ダッダッダッ



夏奈「藤岡っ!?」

藤岡「南! 待てっ!」

夏奈「藤岡ぁ…! なんだよいまさらっ!!」ブワッ

夏奈「遅いよ…っ!」

藤岡「南…!」ハァハァ

夏奈「ひっぐ…うぅぅ…」

藤岡「泣くなよ南 お前らしくないぞ!」

夏奈「な、泣いてなんかないよ!」グッ

藤岡「ならいいんだけどさ」

藤岡「…みんな来てくれー!」

クラスメイト「カナーっ!」ゾロゾロ

夏奈「みんなっ…!」ジワッ

クラスメイト「なんだやっぱり泣いてるじゃん!」

夏奈「だから泣いてないってば…!」ゴシゴシ

クラスメイト「…ごめんな意地悪して」

夏奈「いいよそんなこと…っ!」

夏奈(なんだ… やっぱりドッキリか何かだったんだ…)

夏奈(よかった…)グスッ

藤岡「南」

夏奈「なんだ藤岡ー?」

藤岡「ずっと言いたいことがあったんだ…」

夏奈「なんだよ改まって… 照れるなー!」

藤岡「南」

夏奈「はい」






藤岡「死ね」





ドンッ





夏奈「…え?」グラッ

私が生きてきたこの世界


私が過ごしてきた14年間


いろんなことがあった


そりゃ楽しいことばかりってわけじゃなかったけど

私は幸せだった

内田や冬馬、吉野やマコちゃんが遊びに来て

ケイコや藤岡といっっぱいおしゃべりして

ミユキやリコも一緒になって

ハルカの同級生や先輩も良い人ばっかりで



…でも、最後にこんな思いをするのなら、





生まれてこなければよかった。

夏奈「ぷはぁっ!」ガバッ

夏奈「あれ…?」

夏奈(夢…?)

千秋「カナ 一体どうした?」

夏奈「チアキぃ…っ!」ブワッ

千秋「お、おいどうした…」

夏奈「怖かったよぅ…」メソメソ

千秋「怖い夢でも見たのか?」ヨシヨシ

夏奈「うぅぅ…:

千秋「よしよし」ナデナデ


……
………

ガチャ

夏奈「ハルカー…?」メソメソ

春香「ん…? どうしたのこんな時間に?」

千秋「すみません、カナが怖い夢をみたそうです」

夏奈「ハルカぁっ!」ギュッ

春香「よしよし 怖かったね…」ナデナデ

夏奈「うぅぅ…」

千秋「まったく、この大バカ野朗は手がかかる…」

春香「カナ 今日は一緒に寝ましょうか!」

千秋「えっ」

夏奈「うんっ!」

千秋「あの… 私も一緒に…」

春香「もちろんよ!」

千秋「ハルカ姉様っ!!」

夏奈(…あぁ、ハルカの匂いだ)

夏奈(あったかい… お日様みたいにポカポカする…)

夏奈(明日もお腹いっぱい朝ごはんを食べて)

夏奈(学校でみんなとおしゃべりして)

夏奈(内田やマコちゃんたちと遊んで…)

夏奈(なんて私は幸せなんだ)


夏奈(やっぱり、みなみけに生まれてきてよかった)





千秋「ニヤニヤするなバカ野郎!」ガスッ

夏奈「イテェ!」








終わり.

夏奈(なんて私は幸せなんだ)


夏奈(やっぱり、みなみけに生まれてきてよかった)








グシャッ







トゥルーEND

今回はかなり甘かったから次からはグロも入れて頑張るわ

2時間付き合ってくれてありがとう
またよろしく ノシ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月27日 (金) 03:48:08   ID: OaH3v138

以上、路肩に放置された糞のような人間の書く糞みたいなSSでした。

2 :  SS好きの774さん   2014年02月20日 (木) 23:52:58   ID: 4Q3q9Qcv

何気に加害者になっていないマコトと保坂とマキアツコヒトミ
保坂なら何とかしてくれただろうに…

3 :  SS好きの774さん   2015年05月19日 (火) 13:13:19   ID: eam96hKD

こういうSS大好き

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