エレン「なんか言ったか？」

アニ「……何でもない」

エレン「え、でも今チョベリバって……」

アニ「チッ……聞こえてるじゃないか。ただこぼしただけ。特に意味なんて無いよ」ｷﾞﾛ

エレン「あー、いや、独り言ならいいんだ、悪かったよ。だからそんな睨むなって」

エレン(……でも、なんて意味だ？こいつのことだから、悪口なんかじゃないだろうけど。。アルミンに聞いてみるか)

エレン「なぁ、アルミン。ちょべりばってなんだ？」

アルミン「えっ？んー、ちょっと聞いたことないな……あ、でも、その感じの言葉何処かで読んだ事があると思う。多分だけど方言か流行語の類じゃないかな。ちょっと調べてみるね」

エレン「あ、いや、わざわざ調べて貰うほどのことでもねーんだが、知らないなら別に」

アルミン「そう？まぁ、僕がちょっと気になるからね。わかったら言うよ」

エレン「そうか、ありがと」

アルミン「エレーン、さっきの言葉わかったよ！」

エレン「ほんとか！流石アルミン、ずいぶん早かったな」

アルミン「まぁ、読んだ事がある本から該当しそうな場所を読み返すだけだからね」

エレン「いや、書庫の本をほとんど読み終わってるお前にしかできない芸当だと思うぞ」

アルミン「まぁ、大した量でもないしね。それで、ちょべりばなんだけど、まず820年代後半の好景気があったでしょ？まぁあれは資本価値が実経済と大きく乖離して高騰したためで、当時の……」

エレン「あー、すまん。言葉の意味だけ教えてくれないか？悪いが経済とかあまりわからん」

アルミン「えー？経済も大切なんだけどな。。まぁいいや。とにかく一気に不景気になった頃、その頃の風潮を表してるみたいに、若者が荒れた時期があってね。その頃に流行ったのが、言葉の省略だったんだ」

エレン「じゃあ、ちょべりばってのも何かの略なのか？」

アルミン「まぁね。超ベリーバッド、つまり、サイアクとかと同じように使われてたみたいだね。尤も、ほんの一時的に流行った言葉みたいだから、使われないどころか誰も知らないんじゃないかな。エレンはどこで読んだの？」

エレン「え、、あ、いや。アニがボソッと呟いててさ」

アルミン「……アニが？へぇー、意外。。なんだろ、本で読んで使って見たくなったのかな」

エレン「んー、そうかもな。それにしてはずいぶん自然というか、口をついて出てきたみたいだったけど。。」

突発的に書いてたが疲れた寝る。あと誰か任せた。

アニ「MK5……」ぼそっ

エレン「へ？」

アニ「…」

エレン「エムケイ？」

アニ「ＭＫ５」

エレン「なんだそれ？」

アニ「…別に…」ｸﾙｯｽﾀｽﾀ

エレン「ＭＫ５ってなんなんだよ…」

アルミン「…エレン」

エレン「アルミン、聞いてくれよ」

アルミン「その前に質問いい？」

アルミン「なんで全裸なの？」

エレン「暑いから」

アルミン「そう…」

下げ忘れたすまん

アニ「ギャル男」

エレン「ギャルオ？同期でいたか？」

アニ「…ギャル男」

エレン「…最近アニおかしいぞ？」

アニ「…ふん」ｸﾙｯｽﾀｽﾀ

エレン「なんか怒らせるようなことしたかなー」

アルミン「いたいた！どう？着心地は？」

エレン「じゃらじゃらしてる。言われたまま着たけど変な服だな」

アルミン「アニのお陰で過去の流行語に興味が出たから、辞典を作ろうと思って！挿し絵にしたいんだ」

エレン「おさななじみすごい」

アルミン「ゆくゆくは皆で知識を書き込む作りにしたいな！」

アニ「パツキン」

エレン「！これはなんとなくわかったぞ！」

アニ「…へえ」

エレン「金髪のことだろ？」

アニ「単純バカじゃなかったのに驚きだね…」

エレン「金髪いいよな！」

アニ「！！」

エレン「アルミンの髪はオレ好きだなー」

アニ「………ＭＫＹ」ｸﾙｯｽﾀｽﾀ

エレン「あっおいっ」

アルミン「どうしたの？」

エレン「アルミンの髪の話してたらアニ激おこ」

アルミン「へえ…」