ドラム「ど、どうしてですかっ!?リーダーッ!!」
ベース「そうだよ!俺達でこの学校を盛り上げようと誓ったばっかじゃねえかっ!」
ボーカル「こ、こんなのってあんまりですっ!」
リーダー「みんな、僕の話を聞いてくれ。」
リーダー「僕が入った時、この男の娘バンドはもう誰も居ないような、本当に衰退していた影の部だったんだ。」
リーダー「そこから、僕と同じ様な男の娘の君達に集まってもらって、僕は幸せだった。」
リーダー「ただでさえ少ない女の子の様な男の子にも、音楽が好きな子は居るんだって……。本当の本当に嬉しかった。」
リーダー「この前の、学園祭でライブをした時なんか、本当に嬉しくて……思わず涙が浮かんだよ……。」
リーダー「でも……風の噂で……聞いてしまったんだ………。」
リーダー「この部に、女の子が居るって!!!!」
ドラム・ベース・ボーカル「!?」
リーダー「この部には、『男の娘なんて、女にちんこつけただけじゃねえかw』、なんて思想を持った人はいて欲しくないんだ……。」
リーダー「だから、解散する事にした……。」
リーダー「でも、もし、もしも君に良心があるなら……、でてってくれないか……。そうすれば、この部は、今まで通り続ける……。」
リーダー「目を瞑る間に……お願いするよ……。別れの顔は、見たくないんだ……。」
美女menZ
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