勃ったら？

立ったぞ

ガチャッ

P「さて、昼飯昼飯っと。お、どうしたんだこんな所に集まって」

加蓮「あ、Pさん。皆でPさんが持ち込んだ漫画読んでるんだ」

未央「別に読んでも構わないんだよね？」

P「おぉ、別に問題はねぇけどよ。少年誌読んでて面白いか？」

凛「作品によるかな。私は不良が喧嘩するようなのはちょっと。あ、読み終わったよ卯月」

卯月「ありがとー凛ちゃん！」

P「まぁ俺も雑誌に載ってる作品を全部読んでるわけじゃないけどな」

奈緒「わかるわかる。所でさ、なんで妙に高い所に雑誌を置いてるわけ？」

P「小学生が読むには刺激が強いのもあるしなぁ」

奈緒「そっか、まぁひたすらに下ネタばっか書いてる４コマとかあるしな」

未央「あ、それ奈緒ちんが一番好きな奴だよね！」

奈緒「んな訳ないだろ！変な事言うなよ!!」

立て逃げかと思ったらちゃんと書くのか

sageたほうがいい？

すみません、立て逃げではありません。

イメージだけなら傲慢　幸子　怠惰　杏だけど他は思いつかん

P「奈緒がムッツリなのは置いといて。『少年』って付いてるからって油断は出来ないってことよ」

加蓮「そもそも事務所に漫画を持ち込まなければいいだけの話だけどね」

凛「ねぇプロデューサー、聞きたい事があるんだけど」

P「どした？」

凛「『七つの大罪』ってどういう罪があるんだっけ？」

未央「確かげ、激怒？じゃなくって、えーっと……」

P「あれは憤怒（ふんぬ）って読むんだよ、ふんどとも読むけどな。今の所は憤怒、嫉妬、強欲と怠惰が出てきてるな。後は傲慢と色欲、それと暴食だな」

加蓮「元々はキリスト教の言葉だっけ？」

P「おぅ。確か罪そのものじゃなくて罪の元になり得る感情とかだったかな？そんな感じだ」

奈緒「ハガ○ンとかで有名になったと思ってたけど意外と知られてないんだな」

卯月「なんか聞いたとこある！えーっと、グリート、だよね？」

P「グリード、な。さっき俺が言った順番に言うとラ―ス・エンヴィー・グリード・スロウス・プライド・ラスト・グラトニーだな。」

凛「詳しいんだね、プロデューサー」

P「男は誰でも14才の自分を心の中に飼ってるもんなんだよ」

未央「それ全然格好良く無いからね？」

加蓮「……うちのアイドルなら誰が当てはまるかな」

奈緒「へ？」

加蓮「いや、なんとなく思っただけなんだけどさ、そういう称号？とか好きな子多いじゃない？」

P「そりゃいるけどよ、傲慢やら憤怒みたいな称号は嬉しくねぇべよ」

凛「まぁ『罪』だしね」

未央「でも面白そうじゃない？」

卯月「未央ちゃんダメだよ面白がっちゃ」

P「……俺さ、『怠惰』に心当たりがあるんだけど」

アイドル達「……」

P「せーので行くぞ？せーの……」

「杏（ちゃん）！」×６

P「だよな～」

加蓮「あれは仕方ないと思うよ？」

奈緒「むしろ見本だろ、あれは」

未央「しまむー、「面白がっちゃダメだよ」とか言っておきながらしっかり言ってるじゃない～」

卯月「あ、あはは……」

P「実は他にも似合いそうな奴がいるんだけどな」

凛「へぇ、誰の事？」

P「加蓮だよ」

加蓮「あ、アタシ!?」

P「だって加蓮は初めて会ったとき「アタシ特訓とか練習とか下積みとか努力とか気合いとか根性とか、なんかそーゆーキャラじゃないんだよね」って言ってたじゃないか。あれを怠惰と呼ばずなんと呼ぶ」

凛「加蓮にもそんな頃があったんだ」

加蓮「初対面で「ふーん、アンタが私のプロデューサー？」って言った凛には笑われたくないんだけど」

未央「まぁまぁ。でも『怠惰』はやっぱり杏ちゃんだよね」

奈緒「だな。これなら意外と他のも簡単に埋まりそうじゃないか？」

P「モノによるんじゃないか？じゃあ次は……『暴食』なんてどうだ？」

凛「『暴食』、ね……」

未央「これも実質１人しかいないような」

加蓮「そう？アタシは３人候補がいるんだけど」

卯月「そ、そんなに!?」

加蓮「うん。かな子とみちる、後は茜」

奈緒「あぁ、みちるがいたか！でも茜に暴食、っていうか食欲旺盛なイメージがないんだけど」

P「茜はパーティー会場にご飯を持参するツワモノだからなぁ」

卯月「残ったものをタッパーに、って言うのは聞いたことあるけどご飯持参は聞いたこと無いですね……」

未央「『暴食』と言えば三村かな子、そう思っていた時期があたしにもありました」

凛「みちるのパンを食べてる時のあの目はちょっと怖いよね」

P「じゃあ『暴食』は暫定的にみちるってことで」

加蓮「次はどれにする？」

奈緒「じゃあ『色欲』なんてどうだ？」

未央「さすが奈緒ちん、奈緒ちんならそれを選ぶと思っていたよ」

奈緒「た、たまたまだよ!!」

P「『色欲』かぁ、ハガ○ン的に考えれば礼子さん一択だよな」

凛「雌豹だしね」

加蓮「奏なんかは？しょっちゅうPさんにキス迫ってるし」

P「あ～、確かに。でも色気、って意味じゃあお姉様がたには敵わねぇべ」

卯月「色っぽい人多いですもんね！」

未央「ここは意表をついて若葉さんとか！」

凛「それなら小悪魔な千枝ちゃんも該当するんじゃない？」

P「じゃあとりあえず保留ってことで。次は『嫉妬』なんてどうだ？」

奈緒「まゆさん以外にいるの？」

未央「まゆちゃんはどっちかって言うと『強欲』じゃない？プロデューサーの全部が欲しいんだし」

P「確かエンヴィーっつうのは妬みって訳されるんじゃなかったかな？」

加蓮「嫉妬とは違うの？」

P「嫉妬の一種じゃないか？よくわからんが」

卯月「妬みって、他の人が自分より優秀なのが羨ましい！ってことですよね？」

凛「それに憎しみを合わせた感じ？」

未央「……珠ちゃん」

奈緒「一気に微笑ましくなったなぁ」

P「正直恋愛関係の嫉妬は洒落にならんしもう珠美でいいんじゃね？」

凛「うーん、ちょっと納得いかないけど仕方ないのかな？」

未央「でも珠ちゃんの雫さんを見る時のあの何とも言えない表情はそれっぽいよ？」

加蓮「欲しいものを二つも持ってるしね」

卯月「こうやって考えてみると意外と難しいんだね」

P「んだぁね。えーっと、今の所怠惰・杏、暴食・みちる、色欲は保留で嫉妬・珠美か」

奈緒「残りは『傲慢』『憤怒』『強欲』か」

未央「プロデューサー、その三つの意味教えて？」

P「『傲慢』は高いプライドとか自己愛、ようはナルシズムだな。憤怒は激しい怒りかな？強欲は読んで字のごとく、欲が強い、欲深いって意味だな」

加蓮「『傲慢』はなんとなく想像がつきそうだね」

凛「自己愛、って所がね」

P「そこを取るなら幸子だよな。でもプライドの高さって意味ならヘレンも中々だぞ？」

卯月「世界レベルですもんね！」

未央「よしんばヘレンさんが世界二位だとしたら？」

奈緒「……世界一位です」

紫炎

憤怒の早苗さん

P「『傲慢』はその２人のどっちかだな」

凛「『憤怒』はどう？拓海さんとか？」

奈緒「事務所に入りたての頃なら合ってたかもしれないけど、今はそうでもないんじゃね？」

加蓮「それよりもあえて怒ってる姿が想像できない人を選ぶって言うのはどう？」

卯月「うーん、藍子ちゃんとか？」

P「クラリスなんかも怒らせたらヤバそうだよな」

未央「感情が高ぶるって意味じゃあのあさんなんかも面白そうじゃない？」

凛「所属のバランスを考えるのもいいかもね」

P「どゆこと？」

凛「今の所Cuが２人でCoが１人でしょ？もし『色欲』が若葉で『傲慢』が幸子だとバランス悪くない？」

奈緒「確かにな。むしろ属性毎に考えてみる？」

未央「それはそれで面白そうだけど、時間無いよ？」

P「うーん、可愛いもの好きのきらりを『強欲』、『色欲』を礼子さん、『憤怒』をTHE穏やかな藍子にすればバランスとれないか？」

加蓮「『傲慢』は？」

未央「ヘレンさんよりはさっちゃんの方が合ってる気がするな」

卯月「えっと、そうすると『傲慢』が幸子ちゃん、『嫉妬』が珠美ちゃん、『憤怒』が藍子ちゃんで『怠惰』が杏ちゃん、『強欲』がきらりちゃん、『暴食』がみちるちゃんで『色欲』が礼子さん？」

奈緒（メインはみちる・礼子さん・藍子かな？）

P「とりあえずバランスも、ってことにしたけど中々どうして悪くないんじゃないか？」

凛「他の人に聞いたらまた違う組み合わせになるんだろうね」

未央「ねぇ、次は『五行』で考えてみない？」

加蓮「ゴギョウ？」

P「中国の考え方で、万物は木・火・土・金・水の５つの元素から成り立ってるってやつだな」

奈緒「NARUT○だと金の部分が雷になってるよな！」

ワイワイ　ガヤガヤ


ちひろ「『七つの大罪』ガチャ……これはイケる！」


終わり

なんか後半駆け足でしたがこれにて終了です。
怠惰＝杏、ってことだけで書き始めたら何故かこうなった。
支援してくれた方、ありがとうございました

お前らは金だよな!!

(強欲はちひろじゃ…いや、よそう俺の勝手な判断でスレの皆を混乱させたくない)