P「南条光とカラオケで楽しむ」 (25)
※アイドルマスターシンデレラガールズ、南条光のR18ssです。苦手な方はご遠慮下さい。
「ごめん、待ったか!?」
床を叩く小刻みな音が昼下がりの喫茶店に響く。
軽快な足音の発信源は、俺の担当アイドルの南条光だった。
「合流するだけだから急かしてはいないが、どうした? いつもならもっと早いだろ」
「ええと、収録が長引いて……」
「その時は俺もいただろ。俺がちょっと外回りに行ってる間に何があった?」
「……子供の風船を取ってあげて、おばあちゃんの荷物を持ってあげて、それから道案内と猫探しをして、それから汚れたお地蔵様をお掃除してだな、それから、それから――」
彼女はまくし立てるように、自由行動中に達成した人助けの武勇伝を語り始めた。
南条光は世にも珍しいヒーローアイドルというジャンルを開拓している。
『頑張れ』『負けるな』と、まるで特撮ヒーローの主題歌のような勇壮な曲を発表するボーカリスト活動がその中心だ。
また最近では、ヒーローによくある『変身』をテーマとし、受験生を募集する塾や、ダイエット食品のコマーシャルでも成果を挙げている。
両者とも『理想の自分になるための憧れの力で、怠惰な弱い己に打ち勝つ』活動であり、それが日頃光が口にしてるヒーロー観と一致してたのだ。
そういうことで、彼女は子供世代や親世代、孫を持つ老人世代に支持されるボーイッシュアイドルと評価されている。
「ともかく、怪我が無いならいいんだが……ヒーローは遅れてやってくる、はもう無しにしてくれよ。気が気でない」
「う……ごめんなさい」
先ほどのお調子者ぶりとは打って変わって、しょんぼりとうなだれた。心なしか、両耳のあたりの外ハネも沈みこんでる気がする。
「……いやこっちこそ、意地悪な聞き方をしてすまなかった」
「ううん! 改めて、遅れてごめんなさい!」
一転、少年のようにくしゃっと笑った。ころころと変わり続ける表情は、いつまで見てても飽きがこない。
互いに購入したドリンクを飲み干してから、その日のスケジュールを整理した。
もっとも、今日の仕事は午前中で終わってるので、午後からは完全なフリータイムだ。
明日からの仕事の話も早々に終えて、二週間ぶりの一緒の時間の使い方を決める作戦会議を始めた。
「お仕事と人助けをいっぱい頑張った光を賞して……ステーキ、食いたくないか?」
「おお、とっても素敵だな!」
「ツッコまないぞ。ディナーまでの間、何かあるか?」
質問の途中、光は腕時計に眼をやった。
彼女の友人の池袋晶葉が丹誠込めて作り上げた、極めて頑丈なブレスレットだ。
晶葉もまたアイドルで、現在別の現場で仕事に勤しんでいる。
「んと……今から動けば、五限の途中から間に合うな。車を飛ばしてもらえないか?」
「まじめだな、光は」
「ヒーローは文武両道じゃないと、だからねっ!」
「ならなおさら、頑張り屋の光にご褒美をあげないとな。黒毛を食べていいぞ、黒毛」
「やったぁっ♪」
「喜んでくれたみたいで何よりだ。……食事シーンごっこ、楽しみにしててくれよな」
俺の最後の言葉を耳にした瞬間、光の表情が強ばった。そしてかぁっと紅潮し、恥ずかしそうに小さくうなずいた。
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食事シーンごっことは、俺たちの間だけで使われる符丁だ。
光が愛してやまないヒーロー物のなかには、およそ子供向けとは思えない凄惨かつショッキングで、勧善懲悪や既存の価値観に対してアンチテーゼを提示する展開が割と存在する。
そんなシナリオを書くのが得意なある脚本家は、ベッドシーンを描く代わりに食事シーンを挟んでいるそうだ。
そもそも男女の交わりが展開上必要となるヒーロー物とは何だと言いたくなるが、符丁の意味はつまりそういうことだ。
予定が決まれば長居する理由はない。お代をさっさと精算し、光の小さい手を取って駐車場に向かった。
光を後ろのシートに座らせて、すばやくエンジンをかける。
「寝てていいぞ。着いたら起こす」
「……ありがとう」
いつもの光なら「相棒なんだから座ってナビしてあげたい」とか言って助手席に座ろうとする。
そうでなければ、車をモチーフにした特撮の曲を歌って、ドライブを楽しもうとする。
が、今日の光は借りてきた猫のようだ。
これからする二人だけの秘め事に期待と緊張を抑えきれていないからだ。
車を走らせること数十分。ビルの林に見え隠れした、アイドル活動の為に転校してきた中学校の校舎を無視して、反対のうらぶれた方向へハンドルを切った。
目的地にたどり着いたので、光の肩を揺すって起こした。
「……カラオケ?」
俺たちが到着したのは、個人経営の古ぼけたカラオケボックス。
夜には自己主張のために輝く『カラオケ』の四文字の形をしたネオンサインは、昼間は自分の存在が不要であることを悟って沈黙している。
「これはツッコミ所だな? アタシのバラエティ力をパワーアップさせようとしてるんだろ?」
「ああ、突っ込む所だ」
「親父ギャグの寒さで凍えさせる作戦は、アタシには通用しないぞフハハまいったか」
「やーらーれーたー」
「……そ、その、前行ったホテル、あそこはダメなのか? 遠い?」
おずおずと尋ねてきた光に、残念ぶって「あそこはもう記者がうろついてる」と伝えた。
「そっか……もう何件目だ、これで……」
「新規開拓は俺がやるさ。予約は寝てる間に済ませといたから、ほら」
「大丈夫なんだよな。信じるからね?」
不安そうにしてる光に、経営者の老婆が今何をしてるか教えてあげた。彼女は歳のせいか、こっくりこっくりと船をこいでいた。
ほっと胸をなで下ろした光の手を引き、店内に入って、予約した階段側の部屋の前に立った。
驚いたことに、こんな寂れた小さいお店であるにも関わらず、奥のトイレ側の部屋には利用者がいるみたいだった。
「こんな昼間から……まさか不良か? くっ、アタシが彼らに夢へ向かって努力する楽しさをほんの少しでも伝えられれば……!」
「さぁな。というか、俺たちも同じ穴の狢だろ」
息を吸って吐いて、俺から先に部屋に入った。
中に怪しい物が無いかを一応確認し、ドリンクバーコースだから取ったソフトドリンクを机に起き、それから光を部屋に招いた。
扉を閉じきると、外に音が漏れ出さず、外からも音が入らない二人だけの環境が出来た。
カラオケ機器が光ってるだけの薄暗い部屋だ。
光が部屋の照明を点けるよりも先に身体を寄せてきたので、こちらからも抱き返した。
頭が俺の胸より下にある小さすぎる身体は、平均体温が高いというのでは説明がつかないほど火照っている。
そんな暖かくて柔らかい身体が、よく懐いた子犬のように擦りついて、俺の身体にいい香りを染み込ませようとしてくる。
負けじとこちらも髪を撫でた。
日頃のボーイッシュで凛々しいイメージとは正反対の、照り返してきらめく黒い長髪だ。
艶やかな髪を優しく梳くと、指の股を流水のように流れた。
くすぐったいようで柔和な感触が心地よく、髪の中で増幅され続けたシャンプーと汗の甘酸っぱい匂いがかぐわしい。
頭を刺激されたのが嬉しいようで、より一層身体を擦り付けてくる。
140cmしかない矮躯と比べると大きいバストがむにゅむにゅと俺の腹をくすぐる。
光の3サイズは、無邪気で子供っぽい印象とは裏腹に、本当は大人のそれに劣っていない。
それでいてまだ発育過程なのだから、今ですらムチムチとした身体はきっともっとエロくなるだろう。
しかし、光がそんな恵まれたプロポーションの持ち主であることはあまり知られていない。
プロデュースの方針上、子供及び親の層の影響が無視出来ないので、過度なお色気は自重しなければいけなかったのだ。
そうやって日頃はサラシに押さえつけられて行き場のないおっぱいがムニュンムニュンと変形し、俺の身体に合わせて張り付いてくる。
「もしかして、また大きくなったか?」
「ん、お陰様で、な」
光がペロリと舌を出して、いたずらっぽく笑った。
意外と長くて、そして赤い。この舌で何度もどろっとした唾液を交換しあってきたことを思うだけで胸がちりちりと熱くなってくる。
「確か前計り直した時が80くらいで……ブラ、大丈夫なのか?」
「ずいぶん前の話だな。……着けてるよ、もちろん」
報告を聞きつつ、ズボンの上から尻を捏ねるように揉んだ。
こっちもまた大きくて丸い、無垢な少女から女になりつつあるむっちりした肉尻だ。
ヒーローを自称してるだけあって、光の臀部はよく鍛えられている。
そんな筋肉の上に思春期の脂肪が乗っていて、指を食い込ませると強く反発する。
垂れてなんかいない、大きいのに引き締まった丸いヒップを手のひらで愛でた。
しばらくもみ続けると、光の肩がぴくんと震えた。
毎回丁寧に愛撫をしてあげた光の身体は、服の上からの刺激でも感じるぐらいに条件付けされてるのだ。
「えへへ……いいかな」
「何だ?」
光がはにかんで、目を細めて顎を突き出した。
そのおねだりの意味は理解しているし、故に聞き返す必要は無いのだが、俺は言葉が聞きたかった。
「キス、しよう?」
毎日が楽しくて仕方なく、自立を目指して邁進するエネルギッシュな少女が、ふわふわした上目遣いでキスをねだる。
いつもいつも、この瞬間は興奮で脳が揺れてくる。
身長差が30cmを超過してるので、キスは俺がしゃがまないと出来ない。
その格好がどうも間抜けで落ち着かないので、俺はソファに腰掛けた。
表面がツルツルしていて水を弾く、安物の合成皮のソファだ。
彼女の顔と相対する。真正面から見ると、顔立ちがなおさら美しい。
白い頬に朱がさしていて、睫毛はマスカラが不要なほど長い。
豊かな表情を生み出すくりくりの碧眼は、水鏡のように澄んでいてどこか神秘的。
将来美人になることが約束されていて、今もスッと通った鼻がさわやかな、間違うことなき清純な美少女だ。
そんな彼女が自分から迫ってきて、俺に小さな唇を重ねてくる。
最初はくっつけるだけ、重ねて押し付けるだけのキスや、おでこに触れる軽いキスを重ねる。
もう一度、もう一度と繰り返し、次第に我慢が出来なくなって、唇の中に舌を差し込んだ。
爆発しそうな光の鼓動を、体温を粘膜経由で与え奪い合うキスで加速させる。
じゅうじゅうと意図的に下品な音を立てて、品行方正な光の耳を辱める。いやらしい水音に互いの理性が剥がれてく音が混じる。
それに伴って、アイドルのたまらなく美味い唾液を喉を鳴らして飲み込んだ。
ミルクをぬくめたような甘い香りが鼻をくすぐる。
興奮して歯茎や頬裏を舐め取ると、光もまた淫らに舌を絡め返してくる。
永遠に飲んでいたい液体が飲み放題だということを思うと、ドリンクバー代を損した気分になる。
過激なキスをすればするほど、首に回ってる光の腕が強く巻き付く。
小さな手のぽかぽかした温かさを実感しながら、俺は右腕で腰を持った。
この対面座位のような格好が、俺に全てを預けてるみたいで安心するらしい。
俺もまた、光の小さい頭の大きさを実感出来るし、熱が溜まりつつある下半身で光のかわいいヘソを服越しになぞってやれるので気に入っていた。
吸い取るキスと平行し、左腕で背中をさすり、それから頭を撫でた。
何度も何度も、それこそ良いことをした犬を誉めるように撫で上げる。
光の身体の反応が大きくなり始めて、口と背中からもたらされる感触から逃げるように身をよじり出す。
それを押さえ込むように右腕で尻を刺激し、舌と左腕の動きを連動させた。
頭を撫でると上顎や前歯の裏側を撫でる。
背中を撫でるときは光の長い舌の裏側をなぞって甘噛みして、口の中を誉めてあげた。
酸欠も重なって、だんだん意識が朦朧としてくる。
そろそろ光の息が辛くなると判断して中断した。
「ぷえ……ひゃ、はふ……」
「トロ顔の光は、やっぱり可愛いなぁ」
「え、しょ、しょうかぁ……? かわいいアタシのほうが、すき……?」
「今も大好きだけど、もっと乱れた光がみたい」
服の上から光の背骨を指一本でなぞった。
眼がとろんと半開きになってる、半ば夢見心地な光の深層心理にまで、えっちな顔をしたほうが気持ちいいことをしてもらえると教え込むのだ。
ここまですれば、もうやることは決まりだ。俺はズボンを、光はシャツとズボンを手早く脱いだ。
光の男の子っぽいTシャツとズボンの下には、レースで彩られた扇状的な黒下着が隠れていた。
以前光にプレゼントしたものだが、どうやら着てくれていたらしい。
同年代では極めて幼い矮躯と、対比して大きいおっぱいとお尻。
きっちり筋肉がついて引き締まった腰と、ちょっとずつ付き始めたくびれ。
そんな女の部分だけ大人になってしまった子供が放つ、今一瞬しかありえない奇跡的な妖しさが俺の情欲をそそらせる。
外から見たら健やかなボーイズルック。一皮脱ぐと男に脱がされたくて仕方ない誘惑ランジェリー。
それが、周囲と現実の南条光の象徴に見えてたまらない。
何でも出来るヒーローを目指して頑張ってるあどけない努力家と思ってるのはファンや仲間だけで、俺だけは気持ちいいことに抗えない本当の光を知っている。
「ど、どうかな? 似合わないなら脱がしてほしいんだけど」
「似合ってるから脱がすぞ」
もういっぺん抱き合ってから、互いのポジションを交代した。今度は光がソファに座って俺が立つ番だ。
足を閉じ、もじもじと腕で肌を隠す光。最初のうちはいつもこうで、恥ずかしくて動けなくなるのだ。
それでも伏し目に混じる熱視線がちらちら動き、俺の股間と顔を行ったり来たりする。
それは、溶かしてくれと求める誘惑の視線だ。
仕事中周囲の期待に応えたいと全力で励む光が、ためらいがちに期待してくる。
ならば、応えなければならない。
ちょっと汚れた白ソックスを一本、また一本と剥いてやった。
光の溌剌さの担保が剥奪されて、外面にあった少年的な要素が完全に無くなる。
少女的な清純さの証拠とも言うべきすべすべの生足から、もやと共に濃厚な匂いが立ちこめた。
午前中走り回ったことで靴の中で充満していた汗の匂い。
このむわっとした甘酸っぱい匂いをオカズに、靴下で息子を包んでガシガシ扱いたら、きっと気が狂うほど気持ちがいい。
けど、目の前にはもっとグレードの高いごちそうがある。なので、鼻をならして嗅ぐのを止めて、光の華奢な肩に手をかけた。
いくら鍛えてても所詮は子供。
固まりきってない柔らかい肩の骨が、乳製石鹸のような肌に陰影を形作る。
そのくぼみによって人形のような小柄さが強調されて、そんな中学生とこれから欲望丸出しのセックスをすると思うと、俺の淫心がまた昂ぶる。
それにしても、今回はたまたま時間が出来たからしけこんでるだけなのに、光は朝から俺とのセックスを期待してたと言うのだろうか。
もしかして、無理やりにでも時間を作って俺を誘うつもりだったのか。
いずれにせよ、二人だけの秘密を暗示する薄布に想像力が掻き立てられて、もう既に勃起が収まらない。
きっと今の光なら、俺が願う格好なら全てを現実にしてくれるだろう。
ボディを締め付け肉のラインを強調するスク水だって、セックス以外何も出来ない手袋ニーソだって自由自在だ。
けど、それは将来の楽しみだから今は関係ない。
今はまず、ぐちゃぐちゃに犯されたがってエロい下着を着てきたくせに、唇を噛みしめて半泣きになりながら俯いてるむっつりスケベを愛してやりたい。
ぱちん、ぱちんと金具を外す。そして、仕事中サラシでぎゅうぎゅうに締め付けられてた乳房を完全に自由にした。
照れくさそうな光の、汗ばんでしっとりした上半身が露わになる。
シャワーなんて浴びてないから、自然、光の芳香がむわぁと立ち昇る。
まだ幼い少女の脇や首から漏れ出すフェロモンが、容赦なく睾丸に響く。
初雪のような肌の二つの盛り上がり、二次性徴真っ盛りのやわちちの中央に、シロップ漬けのチェリーのような乳首が鎮座。
すでに充血して刺激されたがっている突起を、ぷっくりと張ってパツンパツンの乳輪が取り囲む。
外気に性感帯をむき出しにした上向きの膨らみは、皮が乳腺の急激な発育についていけてないのか、破けそうなぐらいむちむちとしてる。
俺に見られてる緊張から、いやらしい谷間の間に水滴が発生。
玉の汗が重力に従って若々しい肌を滑り落ちるその姿に、俺は生唾を飲んだ。
ここで挟んでしごくと最高に気持ちいいということを俺だけは知っている。
ビンビンに勃起した光のエロ乳にむしゃぶりつきたい。
そう唇が求めるが、腋下や助骨のあたりを撫でることを先にした。
「ま、まだこっち、なのか?」
光が遠回しに『早く乳首や女陰をめちゃくちゃにしてくれ』と告白する。
推測を証明するかのように身をよじり、感度がいいさくらんぼを指にぶつけてようとしてる。
けど、それではダメだ。光はこういうことに関しても才能がある。だからこそ大事に愛でて、全身のどこを触られても感じてしまう身体に開発してあげたい。
「たまには遅れてくるヒーローを待つ気分を味わえ」
愛撫は徹底的にじらす。その方がいざ本番の時の快感も大きいし、これからも成長していく身体を傷つけることもない。
かといって、待たされるばかりではストレスが溜まる。それはむしろ俺の方がわかってることだ。
だから、とりあえず最終目的を示すために、光の下腹部に陰茎を押し付けた。
鍛えられてしなやかな腹筋の上に薄く脂肪がのっていて、こすりつけるだけでもカウパーが先走るほど気持ちいい。
光が発する温かさに狂わされて、このままヘソまんこに種付けしてしまいそうだ。
「あ、熱っ……」
「ちゃんとこいつを挿れるからな。その時を楽しむためにも、な」
「う、うん、そうだな。必殺技にはチャージがひつよ、ぐっ……!」
不意打ちに、下腹部の真ん中をグリグリと刺激した。すると、光がうめくような嬌声をあげた。
愛撫や開発は身体の中にも及んでいる。
故に、光は腹の上から子宮を揺さぶられても感じるのだ。
感じやすくなるスイッチを押されて、光の息づかいが甘く湿る。
くすぐったさと性感がブレンドされたもどかしい前戯を繰り返す。
瞳は潤んで頬には朱が差し、口を結ぶことすら難儀してる。
子供の身体をぴくぴく痙攣させて喜悦にあえぐヒーローはとても可愛い。
だから、なおさらいじめたくなる。
俺の指使いに合わせて漏れる、ため息まじりの荒い吐息が悩ましい。
豊かな乳肉を揉みしだく掌から逃れるように、幼い身体を反らしてくねる。
それが光の恵まれた体つきをより強調した。
「そういえば光、変えの下着は持ってきてるか?」
もうさんざん弄ばれて、何処をなぞられてもざわざわ感じるようになった光に意地悪な質問をする。
薄い布がびっしょびしょになって張り付いて、女性器の形が露わになってから訪ねたのだ。
「う、うんっ、うんっ。ちゃんと、持ってきてる……」
敏感なところを責められて、短い返事しか出来ないほどいっぱいいっぱい。
そんな光だからこそ、朝から俺とのセックスを期待してましたと語るに落ちた。
さすればランジェリーの仕事はもう終わり。
洪水のような愛液を受け止めて水気を帯び、ぴったり肌に張り付いて可愛いおまんこの形になってるショーツをずるずる脱がす。
もう光は何も身に着けていない。生まれたままの裸体を晒すのは、中学生なら顔から火を噴いて焼死してしまいそうな行いだろう。
もう何度も何度も肌を重ねてきてるが、この瞬間はいつも死ぬほど緊張してるらしい。
それは俺も同じことで、幼さと女らしさ、無垢さと妖艶さがバランス崩壊寸前まで詰まった美しさに釘付けだ。
下着に触れたことで手に着いた愛液を舐めてみる。
いつも以上に雌の甘味が濃くて、味わうことがやめられない。
健康な女が男をいざなう為のフェロモンが分泌されているのだ。
「あ、あんまり遊ばないでくれ……恥ずかしい……」
「教えてくれてありがとうがとう」
すりすりとすり合わせて閉じられた脚をゆっくりと開き、光が全ての人から秘密にしてる場所をあばく。
チンポをしごいて射精を促し、一番奥で精液を吐き出させる気持ちいい穴だ。
彼女の証拠は、すでに入ってくるのを待ち望んでびしょびしょに塗れている。
その液体から匂い立つフェロモンが、宿主は生理も来てる立派な雌だぞと、俺の脳髄に大演説を垂れる。
使い込んで形が変わりつつある割れ目に指を一本突っ込む。
もう大分堅さは取れているが、それでも膣内の若さは失われていない。
ただ感度は立派に女性で、腹を指で押すたびに光が耳に媚びる声を出した。
日頃の筋トレの成果か、締め付けで言えば処女の頃より良い。
恥部の入り口付近の良いところをゆっくりなぞり、光の体温を更に高める。
指でなぞってかき出す度に、イチジクを潰したかのように愛液がだらだらと漏れ出した。
「な、なぁ、P」
ためらうように、断りを入れるように光が口を開いた。勿体ないが、話を聞くために手マンを止めた。
「みんなが働いたり勉強したり、部活してる時間に……こういうのはやっぱいけないと思うんだ」
何を今更とは思う。けど、それは仕方がないことだ。
俺が教えようとしてるのは、14歳の子どもが覚えたらいけない気持ちよさ。
全身にオーガズムの波がきゅんきゅん走り、育ちきってない理性がひしゃげ、それしか考えられなくなってしまう快感だ。
光は自分が子どもだとわかってる。わかってるから身長コンプレクスを拗らせてるし、未熟な自分に歯噛みする。
「せっかくのカラオケなんだ……最近レパートリーを増やしててさ。正しい使い方をしないか?」
光は、依存しかねない危険な享楽を恐怖してる。
弱くって、弱くって、気持ちよくなって喘ぐことしかできない、みっともない自分になってしまうのを怖がってるのだ。
だから最後のスイッチが入る直前、光はことさら正義を振りかざす。俺を止めようと今更正論を述べる。
「ここまでしといてか?」
「けど、気持ちいいことに溺れてたら、それこそアイドル失格だ……」
「気持ちいいなら、いいだろ」
もうすっかり触られ慣れてる、包皮が剥けかけたクリトリスを横から摘んだ。
「いっ、がっ……!」
不意打ちを食らって、光の脳がスパークする。
強い刺激をのけぞって逃がそうとしてるが、そんなのは無駄なあがきだ。
そもそも、光は自分から逃げようと思えばいつだって逃げられた。
なのに止めて欲しいと求めるのは、自分の意志ではもうやめられないと告白してるのとまったく同義。
これからイってイってイキまくるのが怖くって、今更常識を語ってしまう光はなんと可愛いのだろう。
恐怖に怯えたのだから、南条光はもうヒーロー失格だ。
なら失格したご褒美に、無力な女の子になってお姫様みたいに愛される幸せを教えてあげなければ。
自分のモノを扱く要領で、光の淫核を何度も擦った。
たまに爪先で裏をこじったり押し潰したりとバリエーションを加え、快楽のパターンを多様化する。
そういじめる度に光は痙攣し、もうすでにびちゃびちゃだった会陰を洪水状態にしてしまう。
ここからは俺の独壇場だ。何度も何度もオーガズムを味わった光の身体は、どこを刺激されてもイくぐらい敏感になっている。
性感のボーナスタイムに入ったのを確かめて、ついに光の乳首にしゃぶりついた。
「わ、ひゃっ、りゃっ! だ、らめ、あ、たしっ、ばかにっ、ばかににゃ、……きゃああっ!」
ならばもっともっと気持ちよくしてあげて、えっちなことしか考えられないバカにしてあげなければ。
そんな使命感を舌に込めて、乳輪のぷつぷつの上を走らせた。
コリコリとした触感をちゅうちゅう吸い取る度、高くて甘い掠れ声が短く漏れ出る。
それが面白いし、何より乳首が美味すぎて、なおさらいじり続けてしまう。
もう一方の胸を揉みしだくと、指に張り付いてむっちりとした弾力を返す。
ハリに満ちたぷりんぷりんのおっぱいを、先っぽに向けて絞るように責め立てる。
いつかこのおっぱいからも母乳が出る。
それを思うだけで、下半身にも心臓がついたように落ち着かなくなる。
ただ、本当の意味で落ち着かなくなってるのは光の方だ。
胸と股を執拗になぶられて、もうずっとイキっぱなし。身体はカクカク揺さぶられ、空に放り投げられた心地だろう。
その振動が光の子宮頸口をゆすり、そこが新たな快感の震源地になる。
こんな所で感じるほど調教されてしまった身体では、そもそもセックスの魅力に抵抗するのは不可能だ。
あらゆるところから汗が流れ落ち、全身で光は快感に振り回される。
当然身体が耐えられなくなって、光の脚がだらりとぶらさがる。
そうやって股をおっぴろげた、歩くことを諦めた姿が最高に美しい。
「そろそりょ、……ね、ねぇ……」
優しげかつ惚けた声色で光がうわ言のように笑う。
青空のように澄んだ瞳はその面影もなく、淫欲で濁ったその暗さはスモークガラスのよう。
「おねがい……はやくいれてぇ……」
身体をソファに寝転がし、大の字になって腹を晒す。それは犬の服従のポーズだ。
「がまん、もう、やだぁ……さして、おちんちんさしてぇ……?」
LIVEで歌うときにも、トーク番組で喋る時でも、仲間と打ち合わせするときにも絶対に使わない、ハスキィな声で泣きつく。
逆境に屈するなと歌い続ける南条光が、決壊寸前までじらされて涙を流した。
「挿れられたいか? 光のおまんこ、犯していいのか? 悪いことだろ?」
先ほどのお返しに、一語一語をかみ砕くようにゆっくり囁く。
「わるいのしたい……ひかるまんこ、おかしてぇ……」
陵辱を待ちきれなくなった光が、ついに腰を浅ましく振って挿入する部分を強調しだした。
誘い文句を考えられなくなって、けど大人の男に本気になって欲しくて、プライドも何もなく猥らなダンスを薄暗い部屋で踊る。
ああ、この瞬間をずっと待っていた。
無意識からの素直な言葉が漏れ出して、セックスしたくて必死に媚びる光が見たかった。
ここまで待ってたのは光だけじゃない。俺だって痛いぐらい勃起した竿を抑え、精嚢で行き場を求めて蠢く精子たちに待てをしてきた。
しかし、それももう終わり。光の熟成がやっと終わって、食べ頃になったからだ。
牡の侵攻を待ちわびて、光のロリ孔がぐぱぁと口を開ける。
飢えすぎた膣口はひくひくぱくついて、レイプされたがって魔性をひけらかす。
光自身も、あたたかくてぬるぬるの穴に男が欲しいんだとしまりの無い表情で誘う。
その熱く妖しい視線が向かうのは、雌を蹂躙して征服したいという欲望で張り詰めた俺の男性器。
俺の中にある最後の理性が崩れ、今の光のように欲望が言葉になる。
光と交尾したい。
脂ぎった中年オヤジでもためらう濃厚な交わりを重ねて、孕ませ本能を満たしたい。
発情しきった雌ボディの子宮に、光のことだけを考えてため込んだ濃厚ザーメンを許容量ギリギリまで注ぎ込みたい。
光の膣内でキンタマジャクシをうようよ泳がせて、腹の中の卵にぷすぷす受精させてやりたい。
もう、我慢や遠慮の方がいらない。
光の小さな身体に多い被さり、壊れた蛇口のように濡れそぼった生殖器同士を密着させ、そのまま頭まで串刺しにするように突き立てた。
「ひあああぁぁぁぁぁぁぁ……! あ、あっ……!」
狭い膣の中、感じる部分を一気に削られて、光が随喜の悲鳴を上げた。
そのまま腰を円を描くように動かして、子宮口の周りを抉るように揺さぶると、光はくぐもった喘ぎを完全に抑えきれなくなった。
挿入に狂喜した膣壁が狂ったように動き、巾着のように竿にぴったり張り付いてしごいてくる。
何万もの舌のような膣襞が蠢き、精液を求めてカリ首に情熱的に奉仕する。
加速する抽送に比例して愛液の量は増し、ずるずると膣内が滑る。
勢いをつけて一番奥までインサートすると、射精を飲み干したがっててる子宮口が亀頭にむしゃぶりついた。
成人男性の図体で、小学生とも間違われるアイドルを圧迫し、手首を抑えて生殖器をぐちゃぐちゃ結合する。
欲望に任せた腰使いに従って、光のおっぱいがぷるんぷるんと弾け回る。
それが尚更俺の淫心を煽り、陰茎を鉄よりも固くさせる。
キャパシティを遥かに超えた快楽で身体が言うことを聞かなくなった光は、いつもみたいにシーツを掴んで淫らな甘さを堪えようとする。
けど、カラオケにそんなものは無いから、光の細い指がレザーの表面を何度も引っかいた。
その手のひらを指を絡めた恋人つなぎして安心させてやると、指の内股ですら感じてるのか目を白黒させた。
杭打ちのように腰を叩き落とす度に苦悶混じりで低く喘ぐ。
そんな妄りがましい下品な声も、淫らな液体が卑猥な肉襞に混じってじゅるじゅるする水音も、腰と尻がぶつかり合ってぱんぱん響いてかき鳴らされる音も、外の誰もが聞くことは出来ない。
俺にだけ媚びて、俺にだけ腰を振り、俺にだけいやらしい顔をして膣内射精をせがむ、俺だけの女だ。
本能だけの繁殖ピストンに振り回されてイキまくる専用玩具になった光に、いつもの元気な雰囲気はない。
頬はほころび目尻は下がり、鼻の下は伸びてだらしない。
涎を垂らして舌を放り出し、涙と鼻水で顔がべちゃべちゃになりながらセックスに狂う。
乱れきって色欲で曇った瞳は、もう焦点を定めることも出来ない。
「おまんこぉっ、おまんこちんちん、ひもひぃ、もっろ、しゃあわせぇ、ひぅっ!」
「もっと幸せしたいか!? まんこ感じたいか!?」
「うん、うんっ! きおちぃんちん、もっろぉ、ほ、おぉ、っ!」
完全に理性のタガが外れた光は、もう言葉を選べない。衝動的に生じる感想がそのまま口から漏れ出す。
これが、淫欲が暴いた光の正体。
男子のように元気な少女でも、夢に向かう努力家でも、ファンのあこがれを一身に受け止めるアイドルでも、まして正義を守るヒーローでもない。
日の出てるうちからセックスにふけって、チンポに媚びておねだりし、自分を辱める為に下品な言葉を使う、性戯とアクメが大好きなエロ女だ。
愛情を込めすぎてそんな淫乱にしてしまったのは俺だと自認すると、背徳感と征服感が極限まで燃え盛る。
今の俺と光が正気かと言えば嘘だ。
常識や第三者なんてフィルタを通さなくても、互いが互いに溺れてるのだと自覚できた。
ならいっそ、行き着く所まで楽しみたい。
俺が光に孕み汁を注ぎたいように、光も子宮にスペルマを欲しがっている。
さすれば出来ることを最後まで果たすだけだ。
光の小さすぎる身体をひっくり返し、竿で尻を高く持ち上げる。
いわゆるワンワンポジションと呼ばれる、二足歩行以前の頃に立ち戻った後背位に姿勢を変えた。
光の半熟たまごのような背中をなぞる。
もう全身が性感帯になってる光はそれだけで痙攣し、膣壁がきゅっとカリ首を締めた。
ぷにぷにの背中から膨らむつるっつるのヒップラインが、光の小ささを、生き物としての弱さを証明する。
ああ、もう、屈服させたくてたまらない。
体格に比例した小さい膣口で、しかし大人顔負けの淫乱さでみっちり咥えて貪欲にしゃぶる。
生で中出しされたがってるヒダが亀頭を舐め上げ、射精はまだかと淫らにせがむ。
じゅうじゅう啜る音を立てる牝穴が巾着のように張り付いて吸い付き、柔軟に収縮して俺と光を狂わせる。
「お、ほぉっ、りゃめ、みちゃや……みゃっ」
熱い勇気の言葉を発する為の口は、もう日本語を満足に喋れない。
内臓の位置が変わるほど強く突く。
陰茎からもたらされる快感で脳細胞が焼き切れそうだが、それでも腰が覚えた激しい抜挿を繰り返す。
もう俺の意志で光のキツくてどろどろの肉壷から抜くことは不可能だ。
射精感で意識がかすむ。今すぐにでも飛び出して卵子と乱交したいと精子が叫び、尿道の奥が膨らんでいく感覚を認識。
光もまた、もう両手の指じゃ足りないぐらい気持ちよくなったくせに、隙を見ては自分から腰を使ってくる。
自分の気持ちに正直になればなるほど、加速がついて止まらなくなってる光が最高にエロ可愛い。
そんな持ち主の隠れ淫乱気質に忠実なまんこは、引けば窄まって追いすがり、押せば甘く締め付け弾力を返す淫靡な名器だ。
その入り口がきゅうと締まる。メスがオスの精液を体外に出さない為に本能的に行う反応だ。
光が全力で求めてる。一滴残らず俺の濁精を飲み干したくて震えてると思うと、射精欲のリミットが破壊される。
光の内部を支配したくて、腰が桃尻の肉に沈むほど勢いをつける。
周りの空気を巻き込んで音をまき散らし、完全に開かれて受精の準備が出来た子宮口と鈴口をディープキスさせる。
「光、いいな!? 膣内で出す!」
「ひゃ、うんっ! らひれ、らひっ、ま、またい、イ、イぐ、うっうぅぅぅっ……!」
喜悦に満ちた金切り声と、けだもののうなり声。どっちとも言えない乱高下する嬌声が部屋に満ちる。
その声に引きずり込まれるように挿入し、尻をすぼめ、足をピンと伸ばし、何処を触ってもしなやかな身体に抱きつく。
子宮口にぴったり亀頭を密着させ、陰嚢の奥で生じた花火が炸裂したかのようなくぐもった響きに乗せて、尻尾と尻尾が絡まったかのように重たい精液を、光の胎内で乱れ撃ちした。
股間の中を稲妻が引き裂くような快感が走る。
そんな亀頭の微振動すら、イキっぱなしの子宮は快感に変える。
膣内射精の最中、脳内で「中学生」「14歳」「アイドル」「中出し」の単語が踊り狂う。
肉壁が全体をぎゅうぎゅうと搾り上げ、肉襞の隙間が生んだ真空が俺の体液を全て奪い取ろうとバキュームし、自ら白く染まろうとなお欲張る。
やっとのこと解放され、嬉しさから体外に躍り出るゲル状の精液が尿道を擦る感覚でまた射精しそう。
声が出てしまう射精なんか生まれて始めてで、もうこれ以上はないだろう。
前回もそう思ってた気がするし、次もそう思う気がする。
永遠に続くかと思った射精がやっと終わる。
汗と愛液と唾液と精液、その他諸々でびちゃびちゃになった俺たちは一息ついて、やっとドリンクに口をつけた。
氷が溶けて味が薄くなった紅茶は、はっきり言って味気ない。
が、体外に液体を放出しまくって乾いた身体にはしみた。
「ふへへぇ……しぇっくす、たのしかったぁ……」
一方の光はまだ夢見心地で、ぽやんと惚けて舌っ足らずなままだ。
脱力したまま動けなくって、抜けきってない余韻に引き摺られて、にへらぁとだらしなく笑ってる。
いつもの活力に満ちた姿と反比例して、虚脱が抜けず退廃的。
チラシで剣を作って戦いごっこに励んでる幼稚園児ですら造作もない『姿勢を変える』というタスクすら、俺なしではこなせない。
辺りには精液と、本気セックスでイキまくってグロッキーになった、汗だくの光の匂いが充満。
発育のいい身体からは余韻が抜けず、今も空気に触れてカエルみたいに痙攣し、胸をぷるぷると揺らしてる。
ゆっくりと陰茎を引き抜くと、秘部から散々注ぎ込んだ黄ばみ液が溢れてしまった。
ごぽくぴと品がない音を立て、愛液と混じってなお粘性を保つスライムが排出される。
そんなだらしがない姿が、今まで見てきた中でも一番魅力的な光だった。
身体を伸ばしてくたりと寝かせてあげると、光の腕が首にしなだれかかった。
「ね、……ぎゅうって、して……」
アイドルとして人前では避けてたこと。セックス以前に、恋人としてなかなか出来ていなかったことだ。
了解して、光をひしと抱きしめる。すると今度は、俺に不意打ちキスをかましてきた。
「ちゅうも……してくれなきゃ、やだぁ……」
うれしくてうれしくて仕方ないみたいに光が笑う。
強すぎる快楽で朦朧となって、目一杯愛されたくて甘え声を上げている。
どろどろに惚けてうっとり甘えてくる光に応え、次は俺からキスを繰り返した。
「……あ、あ」
しょわぁぁぁ、と連続した水音が鳴る。
互いの境目が無くなる程交わった疲れと多幸感で、何もかもが緩くなってしまって失禁したのだ。
「あ、あ、や、や、ごめん、なさい」
威勢や自信は何処へやら。俺に嫌われることが世界の終わりと同義かのように怯え、力のない身体を外から操るように光が謝る。
「あ、あたしがやるから、まって、すぐする、だから、まって」
股の間から白い粘液とおしっこを垂れ流しながら必死に言い訳し、見捨てられたくなくて立ち上がろうとする度よろめく光の、なんと無力なことだろう。
「俺がやるから大丈夫だって。それよりこっちよろしく」
光の胸元に、また膨れた男性器を近づけた。
「あ、……おちんちん……うん、まかせて……」
恍惚とした面持ちで、色んな体液でべたべたに汚れた竿を口んだ。
ちゅうちゅう吸い取って竿全体をマッサージし、カリ首の裏側を舌が舐めとる。
小さな口にぐい、と飲みまれたせいか、光の頬に俺の傘の形が浮かんだ。
初めてフェラを任せた時は噛みつかれてしまったのだが、その時と比べれば大きな進歩だ。
「上手になったな。偉いぞ」
「ふぇへへぇ……♪」
頭を撫でてる俺の左手に、光もまたぐりぐりと頭を押しつけてきた。
その姿はパピヨンとかの小型犬のようで、光のことがますます可愛くなる。
いったんフェラが中断され、口の中から離れる。
陰茎は竿や亀頭をいっぱいねぶられたお陰で、すでに痛いほど復活していた。
先ほどぐちゃぐちゃに貪った肉棒に対し、光は虜になったかのように頬擦りを開始した。
「げんきになーれ……げんきになぁれ……」
うっとりした声で陰茎を見つめ、鼻筋のくぼみで隆起した竿の起伏をなぞりながら全体を舐めとってくれた。
惚けたメス顔で竿にじゃれつき、ひょっとこ顔でぶちゅぶちゅと吸い付くフェラチオに夢中になっている。
その一方、フリーにされていた光の右手が俺の陰嚢を掴み、こりこりとマッサージを始めた。
子種たちが元気に暴れすぎて張りつめていたそれが刺激され、なお働けと増産命令が下り始めた。
「お、おい?」
「ごほーし、いっぱい、してあげたいんだ。……あたしのエッチなところ、ぜーんぶ、あげるからねぇー……?」
上目遣いで俺を見上げる瞳は、灯台のない冬の海の色をしていた。
「おとこのこはー……がったいと、へんけぇと、おっぱいがだーいすき、……なんだろぉ……?」
光がそのむっちりした乳房でむぎゅっと竿を挟む。
それからとろとろと粘ついた唾液を垂らし、左右からぎゅうと締め付た。
潤滑液をぐちゃぐちゃもみ合わせて全体に染み込んだのを確認してから、プリプリのおっぱいを左右違いに上下させ始める。
中学生の淫肉が詰まった上向きおっぱいが、グロテスクな陰茎の形に合わせてへこんだり弾いたり、むちぃっと淫らに変形する。
若さに満ちあふれたパツパツの肌の感触は最高で、潤滑液に先走りが混じり始める。
とがった先端や乳輪の固さがたまに裏筋を撫でると、それで声が出そうになる。
そうやって俺が身悶えしてることに気付き、光は悪戯っぽく笑った。
「あたしをいっぱいあんあん泣かせた、わるーーいおちんちんを、……大好きなえろぱいでやっつけてやるー……」
その笑顔の中には、男を可愛がることに喜びを感じる艶めかしい視線が混じっている。
ヒーローとは正反対の、堕落をもたらす妖女の雰囲気だ。
背筋にゾクゾクとしたものが走り始めてるのは、ムネでしごく速さやむちっとした感触が絶品だとか、それだけの理由ではないだろう。
我慢汁がだくだくと漏れ出す亀頭に容赦のない乳姦が続き、そのしなやかさをもってカリ首や裏側までも柔らかく包まれる。
そうして快感を平坦にした次の瞬間、左右上下の動きを不規則変化させる激しいパイズリで一気にイかせようとする。
「これで、……きまりだー……」
胸を竿だけに集中させ、亀頭をぱくんと咥えられた。
つぼみのような唇が何度も何度もキスし、ちろちろ裏筋を舐めたりカリ首の裏側を左右から甘噛みしたりして激しく責められる。
一方の竿はふわふわの乳奉仕に油断させられ、何時でもザーメンを吐き出せるよう尿道を膨らませ始めた。
ぐっと歯を食いしばって我慢しようとするが、その瞬間を見た光が、らんらんと輝く妖しい瞳で笑い、ひくひくし始めた尿道口を舌先でこじり倒した。
胸と口と舌。必殺技同然のコンビネーションに高められたせいで、男根怪人が哀れにも爆発四散。
火と煙に代わって、鈴口の奥で今か今かと待機してた白濁が螺旋を描いて飛び出した。
一発目とそう変わらない量を放出するため、海綿体が何度も律動。
そう肉根が暴れ回ってる間も光はパイズリ奉仕の手を休めないから、射精感が何時までも終わらない。
俺がうめき声を上げている間も射精は断続的に続き、光の綺麗な顔を、おっぱいを、肩を、髪を汚しまくった。
やっと放精を終えて静まったのを見計らい、光が乳首を摘んで乳間を左右にゆっくり開いた。
仕返しと称して俺をいたぶった美乳の間で、ぐちゃあ、と粘り気のある橋が何本も出来上がった。
俺がそのふしだらな光景に息を呑んだ時、光はその固形が残りつつあるスライム達を左右の乳房で擦り合わせた。
半固形のゲルが潰され、ぐちゅ、と粘っぽい音が立つ。
乳まんこに受精したがってる精子を受け止めてやるように、光はおっぱいをぐちゃぐちゃ動かして、自らその胸の全域に染み込むよう白濁塗れに汚した。
その白い汚液の中でも特に頑固な、まだ形が残ってるそれを光は一つすくい取り、あろうことか口に持ってきて飲み込んだ。
「ぐちゅ、……んっ、んっ、んっ……く。こく、ん、ん……。ぷは……うま……」
精液をぐちゅぐちゅとしっかり音を立てて嚥下し、食道までも精液で汚されたにも関わらず、光はにっこりと微笑んだ。
「どうだった? キモチよくしゃせー、させられたかにゃ……?」
「……ありがとな、光。今度もよろしくな」
少しずつ平時の様子に戻りつつある光に感謝を告げた。
髪をクシャクシャするよう撫でると、目を細めて上機嫌に破顔した。
それから互いの体液をウェットティッシュで拭き取り、汁まみれにしてしまった部屋を持ち込んだタオルで掃除して、大量に用意したファブリーズで匂いを薄めた。
後片づけを済ませてから、光がカラオケをしたいと提案してきたが、時間がないので却下した。
俺がこの店を選んだ理由だが、このカラオケボックスには内線がかからない。
予約した時間を過ぎても連絡されず、超過した分を払う方式なのだ。
歌うことに集中するのならこの方式もありがたいが、夢中になりすぎて払いすぎるのも考え物だった。
寒くなったサイフを抱えて駐車場に戻り、やはり光を後部座席に座らせる。
「あんなに声出した後に歌ったりなんかしたら喉痛めるぞ」
「そうだけど……そうだ! 今度! 今度の機会があったら、その時は普通にカラオケしよう!」
「今度をどうにかして作るからそれはいいとして、その時普通にカラオケ出来るのか?」
「い、今聞くのか! ……そういえば、まだ助手席には座らせてくれないのか?」
俺の意地悪な質問への返事に困って、光が露骨に話題を逸らす。
「まだも何も、今後も無いって。交通事故の時の死亡率が高いって、何度も言っただろ」
「むむむぅ……」
唸りながら光が錠剤を取り出した。俺の視線に気付いた光は、「わずかな可能性にかけて戦うのはヒーローだけじゃないからな」と笑った。
「笑えないっての」
「ん、そうか? ……いいかな」
「どうした」
「十年、十年だ。十年アタシにくれないか」
キーを差し込もうとする手が止まった。
続きを聞きたいと思うと緊張して、手が動かないのだ。
「その時までに一人前になって、世間体とかも納得する歳になって、……その時が来たら、……もらってくれないかな、なんて」
「……いいのか。担当アイドルに手を出すような奴だぞ」
「それでも、アタシの好きな人だ」
ぱりぱりと薬を取り出し、水筒に入れていた真水でごくんと飲み込んだ。
「自分の全部に責任をとれる、本当の大人に、ヒーローになりたい。
そして、世界で一番大好きな男の人を、世界で一番好きな人たちに、胸を張って紹介したいんだ」
恥じらう様子もなく、光が真剣に、一手一手確実に詰めるように求婚する。
それは本来俺からするべきことだったのに、と悔しい気持ちが強くなる。
が、光に深く愛されてることを確認すると、やはり胸が痛いほど切なくなった。
先ほど散々確かめ合ったが、それとこれとは話が別だ。
「アタシを一人前にして欲しい。……そして、アタシの未来で待ってて! 絶対に、絶対に迎えに行くから!」
「……待ってる。じゃなかった、その未来ってやつに、絶対連れてくからな」
ヒーローは遅れてやってくるものだそうだが、待たせる女は悪女という慣例句もある。
見る度に違う煌めいた表情を見せる光はきっと、万華鏡のように観る者を吸い寄せる魔性の女なのだろう。
無論、今の光はシラフだから、パブリックイメージのままの元気な少女だ。
光自身も、自分に男を狂わせる素質があるとか、もう既に完全に狂わせてしまったのだとは欠片も思っていないだろう。
なら、なおさら隣に居続けたい。
この娘が望む景色を全てを見せ、何処までもこの娘について行きたい。
どうせもう、俺は二周り以上は年下の担当アイドルと貪るように楽しんだ犯罪者だ。
なら、汚してしまった少女に人生を捧げるのが筋だ。
「ありがとう! じゃあ早速、予約のステーキハウスに行きたいな!」
ステーキ肉を楽しみにした光が、足をパタパタさせて鼻歌を歌ってる。
獣欲に組み敷かれてこんな天真爛漫な娘と盛りあってしまったのだと思うと、罪悪感と背徳感からかまた海綿体の血行が良くなりそう。
逆に、この娘のあんな乱れた顔を知ってるのは俺だけだという優越も感じるのだから、俺はとことん救いようがない。
普通なら微笑ましくて頬が緩むはずの光景で欲情しかけた瞬間、光の腹がグゥと鳴った。
「……こ、これは、そう! 昨日食べた牛が鳴いたんだ!」
「ツッコまないからな」
「散々突っ込まれて運動したおかげで、お腹が減ったんだ!」
「親父ギャグで笑いをとろうとするな!」
最後まで言い切ったところで、俺の腹の中の牛も鳴いた。
俺たちを載せた車はきっと、外から見ても賑やかだっただろう。
近所迷惑に留意しながら、俺は二人の目的地に車を走らせた。 ・・
以上てす。地の文R18は初でしたので、見苦しい所はございませんでしたでしょうか。
このssは一応「光はロリ巨乳だよ」説に則ってます。
書けば出る、は投稿する前には意味が無いみたいですね。依頼出してきます。
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