7月18日
PM23:00
765プロ事務所
P(明日はあずささんの誕生日…今日は事務所の皆で、誕生日会を、という事だったんだけど…)
P(急な出張で参加できなかった…オマケにプレゼントを買う時間も無く…)
P「…あれ?何で電気がついてるんだろう」
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あずさ「おかえりなさい」ニコォ
P(あ…あずささん、笑顔で…でも何で?怖い?!)
あずさ「…プロデューサーさんが来てくれなくて、ちょっと残念でした」シュン
P「…ご、ごめんなさい、急な出張で」
あずさ「…私よりも、お仕事が大事なんですね」プイッ
P「あずささぁ〜ん…そんなイジワルな事言わないでくださいよ…」
あずさ「…分かってるんです、大事なお仕事ですものね…」ショボーン
P「…そ、そうだ、あずささん、明日はオフですよね?」
あずさ「?」
P「どうです?一緒に買い物でも。俺もオフなんです」
あずさ「それは、私の好きな物を、という事ですか?」
P「え、ええ…任せてください!」
あずさ「ん〜そうですねぇ…」ニヤリ
P(…何だかやな予感がする)
あずささん「何でも、良いんですか?」
P「あ、あの、家とか車とか…あまり高い物は…その…」
あずさ「それなら大丈夫ですよ〜、お金はかかりませんから」ニッコリ
P「え?」
あずささん「プロデューサーさん、明日のご予定は?」
P「え、だから明日は俺もオフ…」
あずさ「じゃあ、明日は私と一日中一緒に居てください♪」
P「分かりました…って…えええ?!」
あずさ「何でもいいって、仰っていたじゃないですか?」
P「いや、でも」
あずさ「…私と一日中一緒は、嫌、ですか?」ウルウル
P(卑怯だあずささん!上目使いの潤んだ瞳とか!)
あずさ「…」ウルウル
P「わ…分かりました!あずささんの好きなようにしてください!」
あずさ「うふふっ、そう言って下さると思いました!」ピョンピョンッ
P(目に毒だな…メッチャ揺れてるし)
あずさ「じゃあ、行きましょう」
P「え?」
あずさ「時計を見てください」
23:30:25
あずさ「あと30分で私の誕生日です」
あずさ「あと30分で私の誕生日です」
P「え、ええ」
あずさ「プロデューサーさん、私のお願いは?」
P「俺が、【一日中】一緒に…」
あずさ「はい」
P「…まさか、あずささん家に泊まれと…」
あずさ「うふふっ」
P「いや、それはまずい」
あずさ「…私と一緒じゃ嫌ですか?」ショボーン
P「ああああああ分かりました!行きましょう!」
あずさ「うふふふっ♪ありがとうございます」
P(…事務所のアイドルの家に泊まるとか、え?これいいの?いや、駄目だよね?でも無理だよね?断れないよね?あの顔見たら…)
あずさ「〜♪」ニコニコ
P「…じゃあ、行きましょうか…」
あずさ「は〜い♪」
24:10
都内某所
あずささんのマンション
あずさ「どうぞ〜」
P「おじゃましまーす…(うわぁ、流石はあずささん、きれいに掃除されてるし…何か良い匂いがする?」
あずさ「ふふっ、私、最近アロマに凝ってて」
P「あっ…そうでしたか、いつもあずささんから香ってたのはこれですか」
あずさ「あら…分かりましたか?」
P「えーとラベンダーですか?」
あずさ「まあ、ご存じなんですか?」
P「あはは、気になってたんですよ、最近夜、寝つきが悪いんで」
あずさ「まあ…今度、一緒に見に行きます?」
P「ぜひ」
あずさ「うふふっ、プロデューサーさんはゆっくりして居てください。先に、シャワーを浴びてきます」
P「は、はい」
あずさ「…覗いちゃ、めっ。ですからね」
P「?!」
あずさ「うふふふっ」
P「…めっ、とか…めっ、されたい…けど覗いちゃ駄目だ、覗いちゃ駄目だ、ああ、身体が勝手に風呂場に…とかなる訳ねえ!」
あずさ『ねえ、ねえ、ねえ好きに〜なって良い〜ですか〜♪』
P「ラブリ…か」
あずさ『このー坂道をー上るたーびにー』
P「隣に…か」
あずさ『さぁよっならぁっさよなーらぁ、元気で居ーてーねぇ』
P「都はるみかい!」
あずさ「上がりました〜」ホカホカ
P(うわぁ…ほんのり顔が赤くなってて…綺麗だなぁ」
あずさ「えっ?」
P「ああああ、すいません、何でもありません!」
あずさ「綺麗って」
P「…綺麗ですね…すごく」
あずさ「うふっ、そう思うなら、好きにしていただいても結構ですよ?」
P「あ!ふ、ふろ借ります!」
あずさ「はーい…意気地なし…」
P(…想像以上の破壊力だ、俺は一日持つのか…?)シャワー
P「お風呂ありがとうございまし…た?」
あずさ「うふふ、はい、プロデューサーさん」ポンポン
P「ああ、そういう事ですか、じゃあ俺がソファで寝ます」
あずさ「?」
P「…何でそこで首を傾げるんです?」
あずさ「一緒に寝て下さらないんですか?」
P「駄目!」
あずさ「何でもするって言ったじゃないですか」
P「それは流石に…!」
あずさ「…駄目?」ウルウル
P「ううううっ…駄目なものはダメ!幾らなんでも駄目!」
あずさ「…いじわる」
P「うっ…と、とにかく、今日はもう寝ましょう、明日も…ね」
あずさ「はーい…」
あずささんがソファーで寝てるpの上に寝そべれば全ては解決するのでは
お前天才だな
AM7:00
———てください…———サーさーん———
P(ん…何だか凄く心地よい…)
———めですよ、そん———
P(んーなんか柔い…)モミッ
P「…おっぱ…いいいいいいいいいっ?!」
あずさ「やんっ」
P「おっ、おっぱいようございます!」
あずさ「朝から…もうっ、プロデューサーさんのエッチ」
P「すすすすみません…」
あずさ「うふふっ…許してあげます」
P「ほっ…」
あずさ「朝ご飯、出来てますから顔を洗ってきてください」
P「はい」
P(…ん?俺が何かしてあげなきゃならないんじゃないの?これじゃ俺がご褒美じゃね?)
P「うわぁ…美味しそう」
あずさ「ちょっと張り切っちゃいました〜♪」
P「…久しぶりに、まともな朝飯だぁ…頂きます!」
あずさ「あらあら、そんなに慌てなくても大丈夫ですよ〜」
P「…美味しい」
あずさ「喜んでいただけて…?」
P「久しぶりに食べるまともなごはん…人と食べるごはん…」グスッ
あずさ「あ、あらあら…」
P「旨い…旨いよぉぉぉっ…」
P「ごめんなさい、取り乱しました」
あずさ「いえ…さあて、片付けちゃいますね〜、プロデューサーさんはゆっくりしててください」
P「はーい…」
P(あずささんが、洗い物をしている。っていうかだから)
P「あずささん、手伝いますよ」
あずさ「良いんですよ〜、気にしないでください」
P(…俺は一体何をしに来てるの?)
AM10:00
あずさ「…あ、このお店、美味しそうですねぇ」
P「ええ、良いですねぇ」
P「…あ、春香が出てる」
あずさ「可愛いわぁ春香ちゃん」
あずさ「あら〜美希ちゃんのCM」
P「マダゼスチンサイダーですね」
P(…何だろう、このまったりした時間)
P「ねえ、あずささん」
あずさ「はい?」
P「今日、俺はあずささんの誕生日お祝いという事で来てるわけですが」
あずさ「はい〜」
P「…俺、何もしてないけど」
あずさ「良いんですよ〜」
P「あ、そうだ、お風呂掃除とかしましょうか?」
あずさ「良いから、座っていてください」
P「は、はあ?」
あずさ「はい、コーヒーです」
P「どうも…」
P(あずささんと、他愛のない話をしながら、テレビを見ながらコーヒーを飲む…何だか、幸せだなぁ」
あずさ「え?」
P「いっ、いえ何も」
PM0:04
あずさ「…お腹、すきましたね」
P「よし、じゃあ俺が作りますよ」
あずさ「まあ」
P「…とは言いつつ、ごめんなさい、チャーハンくらいしか作れませんでしたが」
あずさ「良いんですよ〜、プロデューサーさんが作ってくれたんですもの〜」
P「あはは、そりゃよかった…ねえ、あずささん…俺と一緒で、楽しい…ですか?」
あずさ「はい」
P「…どこかに、一緒に行くとか、プレゼントを買いに行くとか」
あずさ「いいんです…ね?」
P「そうですね」
PM2:00
P「…ふぁぁ…あ…ご飯食べたら眠たく…」
あずさ「…はい、プロデューサーさん」ポンポン
P「え?」
あずさ「♪」オイデオイデ
P「…え?」
あずさ「うふふっ」
P(ああ…あったかい…)
あずさ「ねーんねぇよぉころぉりよぉ…おこぉろーりよぉーぼーうやはぁ…良い子だ…ねんねぇしなぁ〜」
P(…)
PM5:00
P(…ん…寝てたのか…)
あずさ「zzzz」
P「…あずささん…?」
あずさ「zzzz」
P「…寝てる…っしょと…」
あずさ「…」
P「…疲れてたのかな…可愛い寝顔」
あずさ「…んっ…」
P「あ、起きた…あずささん?」
あずさ「…私も寝ちゃってたみたいで…」
P「ぷっ…あずささん、ヨダレ垂れてます」
あずさ「?!」
P「ふふっ」
あずさ「見、見ないでください!」ワタワタ
P「あははっ」
あずさ「むっ…」
P「わわっ、あずささん、怒らないで!」
あずさ「…んー」
P「え?」
あずさ「キスしてくれたら、許してあげます」
P「?!」
あずさ「…んーっ」
P(…寝ぼけてんのかなぁ…いや…でも…潤んだ瞳…柔らかそうな唇…)
あずさ「…」
P「…」
チュッ
あずさ「えっ?ほっぺた…」
P「いっ…今はこれで勘弁してください!」
あずさ「…今、は?」
P「…」
あずさ「あ…えーと…その、晩御飯を用意します!」
PM6:00
P「わぁ〜美味しそうだなぁ…カレー大好きなんですよ」
あずさ「うふふっ、よく事務所でカレーうどんとかカレーラーメンとか食べられているので」
P「カレーは、昔から大好きで…?」
あずさ「はい、あーん」
P「…」
あずさ「あーん」
P「あ、あーん…むっ…旨いっ!」
あずさ「あらあら〜…じゃあ、あーん」
P「…あ、ああ…はい、あーん」
あずさ「んっ…ふっ…美味しいです〜」
P「…」
あずさ「はい、プロデューサーさん、あーん」
P「あーん」
P(食べさせあいっことか…!)
あずさ(味が分からないわ〜///)
P(って言うか何だかこれって)
あずさ(新婚さんみたいですねぇ///」
P「えっ?」
あずさ「あっ///」
PM7:00
あずさ「ねえ、プロデューサーさん…」
P「はい…」
あずさ「…ちょっと、愚痴を聞いてもらっても良いですか?」
P「はい」
あずさ「…私、事務所の子達の中でも最年長です…でも、いっつも伊織ちゃんや律子さんに頼りっぱなしで…小鳥さんやプロデューサーさんにもご迷惑をかけてばかりで…情けないですよね…」
P「…」
あずさ「…ごめんなさい…っ頼りないですよね…グスッ」
P「あずささん…気にしないでください…ね?」
あずさ「え…?」
P「…あずささんには、あずささんらしさがあります…気にする事は無いんです…」
あずさ「…でも」
P「…あずささんは、皆の一歩後ろで優しく見守っている。だから、伊織や亜美も、いつも安心して前へ出ていける。そう思っています」
あずさ「…」
P「…だから…ね?」
あずさ「…ありがとうございます、ちょっとスッキリしました…プロデューサーさんのお蔭です〜」
P「お役にたてて嬉しいです」
PM8;12
P「乾杯〜」
あずさ「かんぱ〜い」
P「…っ、ぷはぁ…あずささん、呑み過ぎちゃ駄目ですから」
あずさ「んっ…んっ…んっ…はぁ〜美味しいわぁ〜」
P「聞いちゃいねえ」
あずさ「もう一本〜」
P「あーずさーさーん、明日も仕事」
ソラニナリタイアメーノソーラニー
P「はいPです、音無さん…え?明日もあずささんオフ?…ええ、え?俺も…?何で?…社長が?…ええ、はい…分かりました、伝えて…じゃないや電話しておきます、はい」
あずさ「だれかられすか〜?」
P「わぁ、もう酔ってる…小鳥さんからです、明日もオフになったと」
あずさ「うふふ〜じゃあ、もうちょっと呑みましょ〜」
P「あー」
PM10:00
P(あーっ、すっごい酔ってる…あずささん空になると見るや注いでくるし…)
あずさ「ん〜…」
P「…俺、あずささんに何かしてあげなくちゃならなかったのに…何もしてあげてない、良いのかなぁ…」
あずさ「〜♪」スリスリ
P「ほら、あずささん…もうベッドに寝ましょう?こんな所で寝てたら風邪ひいちゃいます」
あずさ「はぁい…」
P「それじゃあ…俺は、これで」
あずさ「…イヤッ…!」ギュッ
P「?!」
あずさ「行かないでください…傍に居てください…」
P「…」
あずさ「…今日だけじゃない…これからもずっと…隣に居てください」
P「…あずささん…」
あずさ「…ワガママだって言われても良い…私は、あなたの事が好きなんです!」
P「…あずささん…俺も…俺は…!」
あずさ「…」
P「…俺も…」
あずさ「…」
P「俺もあずささんの事が!」
あずさ「…」
P「す…あれ?」
あずさ「Zzzzz」
P「…寝ちゃった?…寝てるな…あーっ…言い損ねた…」
あずさ「んっふふ…ぷろでゅーさーさぁん…ムニャムニャ」
P「…抱き着かれたままなんだけど」
7月20日
AM7;19
あずさ「んっ…やだ私ったら、寝ちゃって…あら?」
P「Zzzzz…Zzzzz」
あずさ「…ごめんなさい…プロデューサーさん、私の…1日だけのワガママって決めていたのに」
P「Zzzzzz」
あずさ「…信じても、良いんですか?」
P「Zzzzzz」
あずさ「ずっと、隣に、居てくれるんですよね…?」
P「Zzzzz…あずささぁん…そっち…違う…」
あずさ「寝言かしら…?」
P「おれはぁ…絶対…いつまでも…いっしょ…Zzzzzz」
あずさ「…信じちゃいますからね、嘘ついちゃ、ダメですよ?…ね」
チュッ
あずさ「…プロデューサーさん、プレゼント、ありがとうございます…」
おわり
日付は変わったけど、あずささんお誕生日おめでとう!
俺も膝枕でナデナデされたいよ!
おつ!
おつ
あずささんと結婚したいわ
乙
やっぱり可愛いわぁ
ああ、あずささんと結婚してぇ
乙乙
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