のび太とスティールの冒険(37)

野比家

のび太「ドラえもぉぉんんん」

ドラえもん「ジーザス?!脅かさないでくれよのび太君!」


のび太「ごめん……それよりもスティールと何してるの?」

スティール「チェスだよ。それよりも何か話たい事があるんじゃないか」


のび太「実は……」


これが僕達の日常。  

ジャイアンに何かされたらドラえもんに助けを求める。

いつもと変わらない光景……


だが、一つ違う点を述べるなら

スティールという存在だろう。

スティールとの出会いは実はあまり覚えていない。

気付いたら、家にいたという感じだった。


容姿は僕と同じく眼鏡を掛け、黒革ジャンとその中にUCPと呼ばれる戦闘服のTシャツにズボンを着ている。

性格を一言で言い表すなら『気さくな人』である。

そして、かなりの実力行使主義者であったりする。

空き地

ジャイアン「ヘヘヘヘ~良くもあの時はコケにしてくれたな~」

スティール「悪いね、これも仕事の一部なんだ」

スネ夫「ジャイアン……やめときなよまた袋叩きされるだけだって」


ジャイアン「なんだと~」ギロ

スネ夫「ひぃいいいマァマァ~」

スティール「ご託宣はいいからさっさと来てくれ」


ジャイアン「オラァァアアアアア」


ジャイアンは負けた。

持っていたバットを叩き落とされそのまま首に腕をまきつけ締め落とされた。


ついでにスティールは何か武術の心得があるらしい。

野比家

スティール「ただいま戻りました」

のび太「お帰り~どうだった?」


スティール「5分でケリがついたよ」

のび太「ありがとう~御礼にどら焼きを‥…」


ドラえもん「のび太君、それオレが買ってきたヤツなんだけど」


スティール「のび太……気持ちだけ受け取っとくよ」

のび太「ごめんね」

スティールはを真面目な男である。

台所

スティール「玉子さん、醤油とって下さい」

玉子「はい」


スティール「どうも……あっそろそろのび助さん帰ってきますね」

玉子「あらいけない!」

スティール「どうしました?」

玉子「ビール買ってくるの忘れたわ……」

スティール「もし、良ければ買ってきますよ」

玉子「お願いしてもいいかしら?」

スティール「勿論」
 
玉子「よろしく頼むわね」


スティール「それでは行ってきます」

玉子「行ってらっしゃい~」

酒屋

主人「まいど~」

スティール「のび助さん、これでいいかな……?」


「あっ!スティールさんお久しぶりですね」

スティール「お前は……確かシンジの……」


士郎「LSD始末課 課長代理
衛宮士郎です。立ち話も何ですからカフェにでも……」


カフェ


スティール「何のようだ?」

士郎「大した事ではないのですが、協力していただきたい」

スティール「殺しか?」


士郎「その通り……相変わらず感が鋭いですね」

スティール「帰るわ」


士郎「良いんですか?」

スティール「何が」 


士郎「藤宮麗子……いや沢村鉄雄さんがどうなっても知りませんよ?」

スティール「……っ」

スティール「テツオが、どうなるというんだ?」

士郎「まあ……義母殺しと丸部道九郎殺害で30年ぐらい?豚箱行きじゃないですかね」


スティール「彼女は誰も殺しちゃいない。それに、義母殺しは死番虫がやった」

士郎「でも彼女は自白している」


スティール「……」

士郎「おまけに彼女絡みで行方不明者が出ているし証拠が無くても何時でも豚箱送りにできますよ」

スティール「丸部のクソに関してはどうなんだ?」


士郎「現場にあなたと彼女がいたからまあ……でっち上げる事は出来なくもないって感じです」

スティール「もう一人いただろう?」 

士郎「丸部沙都子さんの事ですか?もし余計な発言したら海に沈めるつもりですけど……どうしましたか?」

スティール「相変わらず……えげつないな」

士郎「それはあなたもでしょう」

スティール「よくよく考えたら、丸部を殺したの俺何だが」

士郎「だから、ここに逃げて来たんですよねスティールさん」


スティール「逃げる以外の方法あったか?」

士郎「その場にいる人間皆殺し……」

スティール「そんな事、出来るかワケないだろが」

士郎「そうでしょうね」


スティール「……俺に拒否権は無いんだな?」

士郎「ええ、ありません」


スティール「要件を聞こう」

士郎「あなたが、理解が速くて助かります」

スティール「嫌みか?」

士郎「いえ……そのまま意味です」ニコッ

半ば脅迫で仕事を引き受ける羽目になったスティールから後々聞いた話を総合すると


『進撃の巨人』という世界で、バイオハザードが起きてヤバい事になってるという事が3日前の出来事。

事態を収拾しようとしたらアメリカ海兵隊が現れて、勝手に統治しようとしているが何故か住民に向け銃を乱射している事が2日前。

しかも、組織にとって重要な立ち位置にいてスティールの弟子でもある少女『レイン』が何故か捕らわれている……これが1日前。


更には

謎の武装勢力と海兵隊と住民が銃撃戦を始めている←今ココ。


わかり辛いので要約すると

『進撃の巨人の世界に行ってこの騒乱を止めてくれ。後、海兵隊と武装勢力を殲滅しろ』

だと言う事らしい。

まさか、帰りが遅いと思ったらこんな事があったなんて……思ってもみなかった。

しかも……

スティール「協力してほしい」


スティールは土下座しながら僕とドラえもんに全てを話した。

スティールにとって『テツオとレイン』は護らなくてはならない存在みたいだ。

僕とドラえもんの返答は一つしかなかった。

のびドラ「協力するに決まってんだろ!俺達家族みたいなものだろうが!!」


最初は……うざかっただが、もう違う。

僕達は苦楽を共にした。

殆ど家族みたいなものだと思っている。

だから恩返しとかそんなものはゴミ箱に捨て、困ってる『家族』を助ける為に協力する。

スティール「ありがとう……本当にありがとう」


珍しくスティールが泣いた。
 
僕は笑顔でタオルを渡した。

ドラえもん「所で、その進撃の巨人とやらは結構物騒な場所みたいだね」

スティール「ああ……メキシコが遊園地に思えるレベルらしい」


のび太「そうなんだ……」


ドラえもん「仕方ないな、ちょっと未来デパートに行ってくるよ」

のび太「何で未来デパート行くんだよ?ドラえもん」


ドラえもん「ボクが持ってるハジキじゃ火力不足だから、セワシ君のツケで良い物買ってくるよ」

スティール「そんなに時間はないんだが……」


ドラえもん「2日後には帰ってくるからその間にジャイアン達に協力を要請してくれ」

のび太「えっー!!ジャイアン達も連れて行くの?!」

 
ドラえもん「当たり前じゃないか。いいかいのび太君、ボク達はこれからキルゾーンに向かうんだ」

「どう考えてもボク達だけじゃ返り討ちに遭うのは目に見えてる。しかも相手はアメリカ海兵隊だ」

「人を殺す事に何の躊躇もない連中だから、こちらも装備とかちゃんとしないとね」

スティール「一応こっちも組織からの部隊と共同するんだが……」

ドラえもん「それでも念には念を入れよう」

のび太「了解……」


そんなこんなでドラえもんは未来デパートに行った。

僕達は、ジャイアン達に事情を説明し土下座をして協力を要請した。


最初は断られると思ったが意外とあっさり快諾してくれた。


参加メンバーは

ジャイアン 

スネ夫

しずかちゃん

出木杉

はる夫

安藤

の計六名だ。

2日後……空き地


ジャイアン「おい、のび太!本当にドラえもんは来るんだろうな」

のび太「絶対来ると思うよ……ドラえもんが僕達にウソついた事はないし」


スネ夫「でも、一回海外旅行に連れて行くとか言って人身売買組織に僕達を売ろうとしたじゃないか」

のび太「それは……そうだけど。でも、ドラえもんも騙されてたし……」


スティール「まあ、それはドラえもんが指切り落として手打ちにして済んだ事だから許してやってくれ」

バラララララララッ


出木杉「何だ?!」

スティール「皆下がれ!」


突如として、UH-60 ブラックホークが空き地上空に現れた。

いきなり現れたブラックホークに度肝を抜かれてる時

「今から、梯子を降ろすから上がってきて下さい」

という日本人と思われる声と共に梯子が降ろされた。

ブラックホーク内部

「よっこいせ……大丈夫かい?」

のび太「ハァ……ハァ……大丈夫です」

「ほらよ」スッ

のび太「ありがとうございます」ゴクゴク


スティール「よっこしょ」

「久しぶりだな、スティール」


スティール「随分羽振りがよくなったじゃないか……オーリ」

オーリ「俺もそこそこ出世したからな。オマエはどうだ?」


スティール「ただの居候だよ」

オーリ「ハハハハハッ」


どうやら、梯子を下ろし僕達をブラックホークの中に入れた人はスティールの知り合いみたいだ。


風貌はOCP(戦闘服)を着て腰部にホルスターを付けているが、薄茶髪で童顔のお陰でカタギの人間見えなくもない。

「おいおい~俺を忘れないでくれよ兄弟~」

スティール「相変わらずだな、鉄郎」


鉄郎「俺達の世界じゃ変わりようがないだろう?」

スティール「それもそうだな」

「HAHAHAHAHAHAHAHA」


スティールと仲が良さげな僕に水を渡した人はどうやら相棒だったらしい。


風貌は赤いTシャツとブルージーンズを着て、薄汚いマントを羽織りテガロンハットを被って凛々しい顔立ちの僕達よりも5歳年上の少年にみえる。


スティールと同じくただ者ではない雰囲気を漂わせていた。

「おいおい~俺を忘れないでくれよ兄弟~」

スティール「相変わらずだな、鉄郎」


鉄郎「俺達の世界じゃ変わりようがないだろう?」

スティール「それもそうだな」

「HAHAHAHAHAHAHAHA」


スティールと仲が良さげな僕に水を渡した人はどうやら相棒だったらしい。


風貌は赤いTシャツとブルージーンズを着て、薄汚いマントを羽織りテガロンハットを被って凛々しい顔立ちの僕達よりも5歳年上の少年にみえる。


スティールと同じくただ者ではない雰囲気を漂わせていた。

スティール「一つ確認したい事があるんだがいいか?」

オーリ「う?」

確認したいこと……?


鉄郎「急にどうしたんだ兄弟」

スティール「三日前、LSD始末課と名乗る奴が会いに来たんだが……何か知らないか?」


オーリ「珍しいな~自分から部署名乗る何て」

鉄郎「つーか、始末課の連中が自分から名乗るワケないだろ兄弟」

スティール「だよな……」


スティールが珍しく神妙な顔をしていた。


スティール「なあ……今回のオペレーションの詳細を教えてくれ」

鉄郎「何も知らずに今回の作戦に参加したのか?」

スティール「ああ……多分そうなるな」


オーリ「わかった。今回の作戦の詳細を教えよう」

スティール「一つ確認したい事があるんだがいいか?」

オーリ「う?」

確認したいこと……?


鉄郎「急にどうしたんだ兄弟」

スティール「三日前、LSD始末課と名乗る奴が会いに来たんだが……何か知らないか?」


オーリ「珍しいな~自分から部署名乗る何て」

鉄郎「つーか、始末課の連中が自分から名乗るワケないだろ兄弟」

スティール「だよな……」


スティールが珍しく神妙な顔をしていた。


スティール「なあ……今回のオペレーションの詳細を教えてくれ」

鉄郎「何も知らずに今回の作戦に参加したのか?」

スティール「ああ……多分そうなるな」


オーリ「わかった。今回の作戦の詳細を教えよう」

オーリさんが、何か察したような顔して作戦の詳細を語り始めた。


それは僕達が教えられたモノと大きく違っていた。


今回の作戦は

『進撃の巨人の世界から抜け出せなくなった、始末課面々を救出する』

という作戦だった。


更に謎の『武装勢力』正体は

『アメリカ陸軍第33歩兵大隊”The Damned”』

という部隊だった。


どうやら、海兵隊と共に進撃の巨人の世界に来たらしい。


どちらかが裏切った為に、内戦状態になったみたいだ。


そして事態を収拾しようとして向かった始末課が追い詰められているため、救出に向かうというのが作戦の全容らしい。

バイオハザードに関してはイマイチ起こっているのか解らないとの事。

レインが捕まった!という話は事実らしい……


鉄郎「情報が錯綜してるな~」

オーリ「まあ、よく解らないのはいつもの事だから気にしてないんだけどね」


いつもの事なんだ。


スティール「よく解らないまま現場に行くのはぶっちゃけ死に行くようなものだけどな」


出木杉「それはそうでしょう……」

鉄郎「そうゆう事なので、君達にこれをくれてやる」ドン


鉄郎が後ろから、 大きな黒いカバンを取り出し僕達の前に置いた。


ジャイアン「何が入ってんだ?それ」

オーリ「これから必要な物だよ」 ギュイン


オーリさんがチャックを開けると中から大量の軍用品が姿を表した。

安藤「イヤッホー!!最高だ!コリャッ!」


安藤は今まで見たこともないような笑顔でアームスコーMGL Mk1を手に取った。


しずか「うふふふふ~私はこれにしようかしら」


しずかちゃんは不気味な笑みを浮かべながらバレットM95の
ボルトハンドルをそのまま後方に引き、また前方に戻した。


ジャイアン「グヘヘヘ~オレはこれにするぜ~」

スネ夫「落ち着きなよ、ジャイアン」


ジャイアンはFN MINIMI M249paraとデザートイーグルステレスモデルを手にご満悦だった。

スネ夫はノベスキーN4 ディプロマット(改)を撫でながらヘリから町を眺めていた。

オーリ「……」


オーリさんはそんな光景に口をあんぐりさせながらながめていた。

はる夫「これは……すげぇ!」


はる夫は無邪気な表情でM26MASS装着をしたコルトM4A1を掲げた。


出木杉「ボクはこれにする事にしよう……」


出木杉は首を回しながらフォアグリップを装着したH&K HK416にスコープを取り付けた。


それからスティールはというと…… 

スティール「」ジャキン!


無言でひたすらキンバーデザートウォーリアとハダリM510と呼ばれる、シグSIG510とIMI 308NATOを組み合わせたような突撃銃の動作確認していた。

ジャイアン「おい、のび太~何でコルト S.A.Aしか持ってないんだ~」

のび太「だ、だってこれが一番使いやすそうだなと思って」


そう言って僕はコルト S.A.Aシェリブズ2挺をジャイアンに見せた。


ジャイアン「足を引っ張ったらオレ様が.50AEをお見舞いするからな~覚悟しろよ~」


ジャイアンは悪魔のような顔でデザートイーグルのスライドを引いた。


のび太「ひぃいい~」

スティール「仕方ないな……これを」

のび太「うん?」


さっきまで黙ってたスティールからFN F2000 タクティカルを渡された。


スティール「銃にもロマンが必要だが……やはり実用性の方が大事だ」

そう言いつつ、キンバーデザートウォーリア2挺を左右の手で
側面を地面と水平にさせ、横回転させながら左右の肩に吊したショルダーホルスターに入れた。


本当に何者なんだ……スティールは。


操縦士「司令官!そろそろ着陸します!」

オーリ「よおし!皆、着陸体勢入ってくれ!」


のび太「は~い」

出木杉「着陸した後は……」


鉄郎「輸送機に乗って進撃の巨人の世界に向かう。心配するな輸送機の中にはコイツの使える部下共と青だぬきがいる」 


鉄郎はオーリさんの肩を叩きながらニヤニヤしていた。

肩を叩かれたオーリさんは苦笑いした。


うん?……『青だぬき』?

のび太「すいませんが、鉄郎さん」 

鉄郎「う?どうした」


のび太「青だぬきの容姿を教えて貰ませんか?」

鉄郎「うーん~確かハゲててデカくて青くて後、腹部にポケット付けてたな……つうかよくよく考えたら青だぬきに頼まれてお前らを作戦に参加させたもんだしな」


そういう事か……やるなドラえもん。


前半戦:のび太とスティールの冒険 終了。

後半戦:進撃のレクイエム 開始。

AC-123K(改)・内部


のび太一同「広っ!?」

スティール「改造したのか、マシュー」


マシュー「ああ。見た目を変えずにミズーリ並みの広さにしてみたんだ」

鉄郎「相変わらず……よく無茶ぶりに応えるよな」


マシュー「‘見た目を変えずに中を広くして”それが社長からの依頼だからな」

スティール「真面目な奴だ……」


真面目な奴とか、そういうレベルじゃないよねそれは。

「やっと現れたのか……キミ達は」フッー

のび太「その声は、もしやドラえもん?」


ドラえもん「その通りだ」


後ろを振り返ると、袖付きアーミーTシャツを着て左手にAA-12と左手に H&K G36C マガジンは、30発弾倉を3連結したジャングルスタイルで葉巻を加えながら現れた。

のび太「ドラえもん!一体どこに行ってたのさ!!」

ドラえもん「ちょっと古巣に戻っただけだよ」ニヤッ


古巣?まさか……でも……


スティール「もう、隠す気ないんだな……‘ウルフ・グレイ”」

のび太「うるふ……ぐれい?」


スティール「コイツとはかつて同じ組織で、クサい飯を一緒に喰った仲なんだ」

のび太「そうなの?」


ドラえもん「ああ」

スティール「未来の道具は使わなくていいのか?」


ドラえもん「なんめんな。これでも、一応元グリーンベレーだオマエの心配には及ばん」 

スティール「だよな~」

「ハハハハハ」


ヤバい……頭の中がショートしちゃいそうだ。


オーリ「おーい、冗談中申し訳無いんだがそろそろ着くぞ」

ドラえもん「よし……のび太君達をM113 ACAVに乗せるぞ」


オーリ「了解」

のび太「え!?ちょっ……」

オーリさんの一声で、装甲兵員輸送戦車が奥から現れ僕達はオーリさんの部下と思われる

OCP(戦闘服)を着た兵士に連れられてM113 ACAVに載せられた。

ウォール・マリア上空

ゴオオオオ!!


のび太「凄く……揺れる」

ドラえもん「ムチャクチャだ」


まさか、輸送戦車もろとも輸送機から落とすとは思わなかった。


ドゴーン!

鉄郎「地対空ミサイル……そこまでするか」

ドドドド!!


スティール「終いには、地対空砲も撃ってきてやがる」


ピッピッピッピッ


『ミサイル・アラート!ミサイル・アラート!』

ドラえもん「ピラ!!フレア発射しろ早く!!」


ピラ「了解……っ?!」
 
鉄郎「う?どうした?」


ピラ「フレアが発射されません」


出木杉「それ……かなりやばっ………」


ドゴォォオオオオンン!!!!

シガンシナ区・イェーガー家の地下室

カチッジュボ!ス~  


……うん?

フー!!


のび太「うわぁ?!ゲホゲホ……」

「お前、名前は?」


誰だ?この人……それよりも……


「答えろ」

のび太「野比……のび太です」

「エレンじゃないのか?」 

のび太「え?」
 

ジャキッ


のび太「ひぃっ?!」


ツァスタバM21S……答えなきゃ殺すつもりなのか。


「答えろ」

のび太「違います……」


「嘘じゃないよな?」

のび太「はい」


「そうか……残念だな」

あのごめん…
すごい今更なんだけど…
スティールて誰…?

詰め込み過ぎたので、書き直します。

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