【安価とコンマ】変身ヒロインは寝取られるかもしれない (239) 【現行スレ】

すぐエタるかもしれんが
暇つぶしがてらにエロい安価もしくはコンマスレを進めたい

主人公は現代の男性
彼が思いを寄せるヒロインが
何らかの力で変身して悪の組織と戦うよ
でも負けるとエッチな目にあうよ
そして寝取られるかもしれないよ

今回はラスボスと悪の組織の概要を決めたい
ヒロインと主人公設定はそのあとね

【組織の名】
【組織の目的】

ボス設定↓
【名前】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【弱点】
【備考】

↓1~3
コンマ一番高いキャラをラスボスにするよ

参考として前スレ

変身ヒロインVS悪の組織
変身ヒロインVS悪の組織 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1700657819/)

安価下

【組織の名】セイントアーク
【組織の目的】全人類の救済(魔物化)

ボス設定↓
【名前】ピュアマリア
【性別】女
【年齢】23
【容姿】銀髪ショートで金眼に巨乳巨尻、布自体は多いが至る所にスリットがあり露出が激しいシスター服
【性格】慈愛あふれる聖女で、魔物化が救済だと信じて疑わない
【弱点】甘い言葉を囁かれるだけで腰砕けになり抵抗できなくなる
【備考】直接目を合わせた相手の情報を自由に書き換える力があり、これで魔物化させている(眼鏡やコンタクトレンズだけで防げる)
胎内に神の仔と信じるスライム状の魔物を住まわせていて、戦闘時には出てきて戦ってくれる

【組織の名】らびゅらびゅ♥️
【組織の目的】ヒロインから主人公を寝取る

ボス設定↓
【名前】ザ・サクラコ
【性別】女
【年齢】ヒロインと同じ
【容姿】芋っぽいパッツンセミロングス レンダーな日本人的体型
【性格】主人公ラブ ヒロインが想いを寄せるヒロインに逆恨みしている 猫を被るのが上手い
【弱点】主人公に言われることは無条件で聞き入れてしまうほどべた惚れ
【備考】主人公とヒロインとは櫻子の名前で知り合い ヒロインとは同じ組織(学校 会社)
 仲良くしているように見えて主人公の視線を受けるヒロインに完璧な逆恨みをいだいている 
部下にヒロインを寝とらせ、主人公は自分が寝とるのが最終目標の新興組織

>>4好きだから推したいんだけどアリ?
なしなら安価下

【組織の名】平坦団
【組織の目的】巨乳女および巨乳好きな男全ての抹殺

ボス設定↓
【名前】平 凪
【性別】女
【年齢】32
【容姿】高身長かつ整った顔の短髪、胸も尻も真っ平
【性格】嫉妬深く独善的
【弱点】テロ活動に資金を取られるためいつも金欠
【備考】私たちがモテないのはどう考えても巨乳が悪い!!!

敵のボスは 平 凪 (たいら なぎ)
組織の名は 平坦団 に決まりました

アホすぎる奴らが出来てしまった
あとでSFチックもしくはファンタジーな設定を付けたそうと思う
あくまで変身ヒロインが出てくるスレですしね

そんな平坦団に立ち向かう
変身ヒロインの設定

【名前】
【性別】女限定
【年齢】
【職業】
【容姿】
【ヒロインとしての名】
【ヒロインとしての容姿】
【性格】
【弱点】
【叶えたい夢】
【備考】

↓1~4
コンマ一番高いキャラが主人公

【名前】生島春
【性別】女
【年齢】32
【職業】女教師
【容姿】セミロングの黒茶髪、タレ目の童顔、巨乳ムチムチしたエロ巨尻
【ヒロインとしての名】セイントセイヴァー
【ヒロインとしての容姿】ベネチアンマスクを着けた魔女服魔女帽子、スカートはえぐいスリット
【性格】物怖じせず正義感が強い、気配りが出来て尽くしてくれるタイプ、人が困っていると手をさしのべてくれる。頼み事をされると押しに弱い
【弱点】胸、乳首、尻
【叶えたい夢】末長く主人公と平凪と今の関係性を続ける
【備考】主人公、平凪の幼なじみ。三人仲良くうまく付き合っていたと思っていたが自分のせいで平凪がものすごい劣等感を抱いていたことをしらない。
主人公のことを大好きだが性にだけは不満があり、Hな自撮りなどをしてる

【名前】高坂 雪乃(たかさか ゆきの)
【性別】女
【年齢】16
【職業】高校生
【容姿】黒髪ポニーテール
すらりとした健康的な体格
胸は大きくもなく小さくもない、適度な大きさ
【ヒロインとしての名】スノードロップ
【ヒロインとしての容姿】金色ポニーテール、白と緑を基調とした魔法戦士的なローブ姿
剣を携えている
【性格】明るく、直向きで前向きな優しい良い子
【弱点】真面目で素直すぎる
【叶えたい夢】幼馴染の彼と結ばれて、パティシエになること
【備考】高校では文武両道な真面目な優等生
同じ年の幼馴染の男の子と、相思相愛のカップル
将来の夢はパティシエで既にお菓子作りはかなりの腕前

【名前】七瀬明奈
【性別】女限定
【年齢】13
【職業】中学生
【容姿】ポニーテールの幼い顔立ち、ボーイッシュ、Bカップスレンダー
【ヒロインとしての名】閃光戦姫アルテラ
【ヒロインとしての容姿】ポニーテールは変わらず肉体が成長し見た目爆乳Hなお姉さんになる。両手脚にガントレット、ぴったりハイレグボディスーツ
【性格】明るく天真爛漫な性格、人懐っこく世間知らず
【弱点】騙され安い、性知識が皆無
【叶えたい夢】ヒーローとして世界平和
【備考】テレビアニメや特撮の憧れからヒーローになれてしまった女の子、生活は充実している。彼とは昔馴染みの優しくしてくれた近所のお兄さんで年上のお兄さんに想いをつげ結ばれた。変身すると体が大きくなるが原理は不明

名前】小泉クリス
【性別】女限定
【年齢】26
【職業】着ぐるみスタッフ
【容姿】平坦団に狙われるほどに豊満 平均的な身長で多少筋肉質 赤めな茶髪のウルフカット
【ヒロインとしての名】鬼鉄
【ヒロインとしての容姿】フルフェイスヘルメットに体格を隠すほどの装甲を身に纏う
なのに平坦団への当て付けかのように豊満な胸の部分はアンダーシャツがむき出し
【性格】お調子者 陽の者
【弱点】羞恥心に支配されると頭がボーッとしてしまう
【叶えたい夢】ニチアサに鬼鉄として出演
【備考】主人公とは職場は違うけど飲んだりする仲
某政治家とその奥さんのキメラのような名前からからかわれたりするがその度に「やめてほしいと思う。だからやめてほしいと考えている」とか返すノリの良さがある

【名前】富山 桃(とみやま もも)
【性別】女
【年齢】20
【職業】自警団
【容姿】桃髪サイドテールの童顔、豊乳桃尻
【ヒロインとしての名】マギアぴーち
【ヒロインとしての容姿】フリルマシマシのテンプレ魔法少女衣装&魔法の杖
【性格】頭お花畑の恋愛脳
【弱点】性的刺激全般
【叶えたい夢】世界平和
【備考】自覚は無いが男でも女でも両方イケる上にドⅯ

【名前】早峰 こころ
【性別】女
【年齢】17
【職業】高校生
【容姿】黒のショートボブ。童顔で背は低いがおっぱいはめっちゃ大きい
【ヒロインとしての名】ピュアプリンセス
【ヒロインとしての容姿】髪は白髪になり、お姫様みたいな白のドレスを身に纏う。なお胸は見事な北半球が見えている
【性格】のんびりやな天然さん
【弱点】おっぱい
【叶えたい夢】みんなと仲良くなりたい
【備考】
クラスの男子たちの間で密かにアイドル的な人気を集めているが本人は気付いていない。
主人公とは家が隣で幼稚園からの幼馴染。

>>11 に決まりました

さて平坦団のボス 平 凪 ですが
なぜ彼女がそんな大それた力を持てたのか
やはり理由がある筈です

彼女の力の根源とは?

↓1~3 で理由を募集
良さげな案を採用します

巨乳に旦那をNTRれた先代首領の資金力を元にした人体改造技術
本来は壮絶な痛みがあるが、巨乳を憎む心で団員たちは痛みを乗り越えている(豊胸手術した方がいいんじゃね?ってツッコミは見なかったことに)

巨乳への嫉妬と自身への承認欲求による鬱屈した負のこころで力が発現

反巨乳神が顕現するための依代

宇宙から飛来した超常的な生物に寄生されて力を得た

未来でなんやかんやあって負けた科学者が現代に逃れて来たところを凪が拾って利用している

あ タグ付けるの忘れてた

それでは男主人公の設定を決めていきます

【名前】
【性別】男限定
【年齢】
【職業】
【容姿】
【ヒロインとの関係】
【ヒロインに惚れた理由】
【性格】
【弱点】
【叶えたい夢】
【備考】

↓1~4
コンマ一番高いキャラが主人公


【名前】横須賀 大和(よこすか やまと)
【性別】男限定
【年齢】25
【職業】AV男優
【容姿】筋肉質の体に短く切った黒髪でイケメン
【ヒロインとの関係】前にクリスをAVに勧誘して断られたけど、ウマがあって飲み友達
【ヒロインに惚れた理由】叶えられない夢を持ち続けてるから
【性格】物静かでクールな男
【弱点】巨乳っ子の願いはなんでも聞いちゃう
【叶えたい夢】映画俳優になりたい
【備考】元々子役で有名ドラマに出演していたが、成長して顔つきが求める層と違くなり、AV男優をするようになっていた
セックスのテクニックは最高クラスだが、自己嫌悪が強い
今でも男優に未練が強い
巨乳が大好きで、平たい胸の女性は女性にあらずを行く

【名前】花輪俊明
【性別】男限定
【年齢】28歳
【職業】サラリーマン
【容姿】いつもくたびれた顔立ち、メガネをかけたオールバック、痩せ型
【ヒロインとの関係】飯屋や行きつけの飲み屋に共通点があり何度も会って話す内に恋人に
【ヒロインに惚れた理由】話が面白く花輪の癒しになり一緒にいたいと思ったから
【性格】陰キャよりで自分から話すことは少ないが物知りで話題をふられると凄い話せる
【弱点】ブラック企業で毎日凄い疲れている
【叶えたい夢】今の会社で偉くなり生活習慣を改善しクリスと結婚する
【備考】ブラック企業で精神を追い込まれてたがクリスと出会って話してくうちに心に余裕が出来て前向きになった

四人分安価指定を出しちゃったけど三人出ればまあいいか

というわけで主人公安価はあと一人で締め切ります

安価下

【名前】坂本 一心
【性別】男限定
【年齢】27
【職業】マネージャー
【容姿】オールバック 眼鏡
【ヒロインとの関係】劇団のマネージャー
【ヒロインに惚れた理由】演技がすごい
【性格】沈着冷静
【弱点】煽りに弱い
【叶えたい夢】劇団を有名にする
【備考】特になし

>>24 に決まりました

とりあえず基本設定は集まったので今日はここまで

しかし敵組織のこの設定からどうやってヒロイン敗北時の陵辱を描くかが難問だな
まあなんとかなるか!

【名前】ジョージ・藤森
【性別】男
【年齢】25
【職業】スーツアクター
【容姿】細マッチョの黒髪短髪。目つきが悪い
【ヒロインとの関係】同じ職場で働いている。こっちは後輩
【ヒロインに惚れた理由】厄介客に絡まれた時、機転を利かせて助けてくれたから
【性格】口下手で内気
【弱点】押しに弱い
【叶えたい夢】クリスを守れる強い男になること
【備考】ハーフだが日本に来て日が浅く、日本語は話せるがコミュニケーションに苦労している

平 凪 「憎い…憎い…巨乳が憎いっ!」

ボロっちぃ洋館の地下にヒステリックな女の叫び声が轟く。

貧乳幹部「凪様…今月の予算もそろそろカツカツです。新たな資金繰りを考えなければ」

凪「きぃぃっ!わかってるわよそんなこと!」

凪様と呼ばれる人物を中心とした組織の名は『平坦団』。

「巨乳女および巨乳好きな男全ての抹殺」をスローガンに掲げるわけのわからない連中である。

凪「巨乳だの爆乳だのくだらないルッキズムに囚われた愚かな旧人類どもめ! 奴らの思想を根本から覆すために我らは戦い続けなくてはならない…そのためにもまずは金だっ! 幹部B!クラファンの集金状態はどうなっている!?」

貧乳幹部B「先月に引き続きゼロです。ははっウケる」

凪「ちっきしょぉぉぉ!!」

頭を抱えながら凪は絶叫する。

幹部B「いやでも今時テロで思想を主張したところで誰も賛同なんてしないっしょ。ここだっていつ警察に踏み込まれるかわかったもんじゃないですしおすし」

凪「ぐぬぬぬ…!」

幹部Bのごもっともな正論の前に凪はぐうの音も出ない。

凪「何故だ…我々はただ肉体的な不平等を消し去りたいだけなのに。巨乳の奴らだってあんなデカいもんぶら下げて苦しい思いをしている筈だ。切除手術でもしてスッキリすりゃいいのに」

普通にヤバい発言をする凪だが幹部たちは無言を貫き通していた。

いつものことである。

幹部A「しかし凪様。やはり今後はなんらかの方針転換は必要かと。今のままでは平坦団の解散は時間の問題です」

凪「う、う、うぅぅ~」

整った顔を苦悶に歪ませながら呻く凪。

長身で誰が見ても美人だと認める容姿を持つが、そんな彼女の最大のコンプレックスがそのあまりにも平坦な乳と尻であった。

凪(誰もが私を『美人なのに』『美人だけど』などという!

『なのに』ってなんだ!『だけど』ってなんだっ!

この平坦な身体がそんなに気になるかぁ~っっ!!)




彼女もこれまでに人並みに恋愛経験はあった。

だが周囲の男たちは「平さんは綺麗すぎて近寄りがたいから…」などと言いつつ、他のちょっとばかり肉体に起伏のある女たちを選んで去っていく。

そんな彼女もいつの間にか32歳。

未だ独身である。

凪「巨乳は!悪!!私たちがモテないのはどう考えても巨乳が悪い!!!」

声の限りに叫ぶ凪に幹部たちがうんうんと頷きながら拍手を送る。

なんだかんだで彼女ら幹部たちも凪と近い境遇であり、だからこそ平坦団で活動しているのだ。

そんな時だった。

ドゴォォォォォォン!!!

落雷を思わせる大轟音と大地震のような激しい揺れが凪たちのいる地下室を揺るがした!

凪「!? うわぁぁぁっなにいまのぉぉぉ!?」

幹部A「ば、爆発!? まさか警察か機動隊の襲撃では…」

下っ端団員「ほ、報告します!」

慌てふためきながら下っ端団員が地下室に飛び込んできた。

下っ端団員「ち、地上に…洋館の裏手の丘に、流れ星が落下したとのことですっ!」

凪「はぁぁぁ!?」

あまりの展開に素っ頓狂な声を上げてしまう凪。

彼女は知らない。

この流れ星が彼女と、彼女ら平坦団の未来を大きく変えてしまう運命の星であることを。

そして。

同じ街の別の場所に、もう一つの流れ星が落下していたことを。

?「なんてこった…」

突如落下してきた流星によって破壊された愛車を前に、一人の男が途方に暮れていた。

男の名は 坂本一心。

彼の運命もまた、この瞬間を境に大きく動き出そうとしていた…

<<プロローグ 星の降る夜 終わり>>

凪さんカリスマとメンタルが釣り合ってなさすぎて草
トップらしく腰をすえて頑張ってほしい まあその腰が物理的に軽いわけだが

質問だけどふたなりの敵とかはアリ?ナシ?

『🎵~次回 丸投げ戦隊ポンポンジャーは!

警察「うわぁ また怪人が現れたぞ!」

上司「なぁにまたポンポンジャーに任せとけばいいさ」

レッド「くそっまた俺たちに押し付けやがって!もう丸投げなんてウンザリだ!」

ブルー「奴はきっと戻ってくる…俺たちはそう信じる!」

第4話「ヒーローはつらいよ」

次回も丸投げだぁ!』



小泉クリス「ふぅ~ 今年度の戦隊も神回ばっかりだぁ!やっぱりニチアサ最高~!」

とあるアパートの一室、ベッドの上に胡座をかきながら録画したヒーロー番組を視聴する若い女性。

鍛えた腕にやや割れた腹筋、そして豊満なバストとヒップ。

タンクトップとパンツ一枚という自室でしか許されないラフなスタイルの彼女は、ううんと背筋を伸ばすとベッドから立ち上がる。

小泉クリス「さぁてそろそろ準備しなきゃ。あたしの夢への第一歩! 待ってなさいよニチアサ!」

赤みがかった茶髪のウルフカットを整え、彼女ー小泉クリスはモニタの中でポーズを決めるヒーローたちを指差していた。



クリス「あっ! 一心くんおっはよー!」

一心「朝から元気すぎだな。撮影まで温存しとけばいいのに」

クリス「だってテンション上がっちゃってさ~ あたしの鬼鉄がホントにデビューしちゃうんだよ!凄くない!?」

キラキラした笑顔を向けてくるクリスに圧倒されるように坂本一心は苦笑で返した。

小泉クリス。坂本がマネージャーを務める劇団の団員でスーツアクターとしての訓練をしながら着ぐるみ演者として活躍している。

クリス「一心くんもいっぱい助けてくれたもんね!ありがとっ!」

チュッと一心の頬に柔らかな唇が押し付けられる。

一心「だ、だから朝っぱらからそういうことは…」

クリス「お堅いなぁ。いいじゃん恋人同士なんだし❤️」

20台後半に差し掛かる彼女だが、夢に向かって煌めく彼女の笑顔はまるで少女のようだ。

一心(恋人か…)

彼女との出会いは2年前。

事務所で訓練をしている彼女とたまたま休憩時間が一緒になって、話しかけられたのがきっかけだった。

一心「オリジナルのヒーロー?」

クリス「うん!あたしがずっと前から思い描いてたヒーローだよ! いつかきちんとスーツを作って、あたしがそれを着て、最高にかっこいい作品を撮るんだ!」

精一杯夢を語る彼女の姿に一心は一瞬で恋に落ちた。

ただでさえこんな輝かしい笑顔の彼女が、その夢を叶える時、どんな素敵な表情をするのか。

それを見てみたいと思った。

一心「良かったら実際にアマチュア特撮で作品作ってる知り合い紹介するけど…」

クリス「え! いいの!?」

そうやってクリスと一心の交流は始まり。

やがて恋仲となるのに時間はかからなかった。

ただ性的な行為にまでは至っていないけれど。








そんな彼らが制作している作品こそが

『機甲拳神 鬼鉄』。

20分程度の短編でスーツを着用してのアクションも5分に満たないが、一年以上の時間をかけて練り上げた脚本はただのアマチュア特撮には収まらない内容へと昇華され、バイト代をつぎ込みプロによって作られた『鬼鉄』のスーツも素晴らしい出来栄えとなっていた。

そして今日はいよいよアクションシーンの撮影日。

一心とクリスは電車に乗ってロケ地へと向かっていた。

クリス「それにしても隕石で車が壊れちゃうなんてついてないよね」

一心「ある意味貴重な体験だったがな」

本当ならば彼らは一心の所有する自動車でロケ地に向かうはずだったのだが、数日前に落下した隕石によって愛車は見る影もなく破壊されてしまった。

一心(しかしあの隕石は何だったんだ。調査した連中に話を聞いてみたが隕石の破片らしいものは何一つ見つかってないというじゃないか…)

隕石の専門家でない自分が考えたところでどうしようもないのだが、何故か気になって仕方がない。

とりあえず2人は他愛ない話をしながら、ロケ地の最寄り駅に到着したのだった。

一方そのころ。

平 凪「ふ…ふふふ…ふははは!」

まるで王様の座るような豪奢な玉座に座った平坦団の首領、平凪(たいら なぎ)が高笑いを上げていた。

幹部A「おお…我らの首領のお姿が!」

幹部B「もしかしてこれがあの流れ星の力なんスか…?」

短髪の黒髪は輝く銀色に変じ、艶めかしい光沢を放つ紫色のレオタード衣装でスレンダーボディをぴっちりと包んだその姿はある意味悪の女首領として相応しい姿である。

しかし。

凪「ふははは…えらいこっちゃ… えらいこっちゃ… ふひははは!」

幹部A「めっちゃ動揺してるわね」

幹部B「アレで平静をたもってるつもりなんですかね」

よくよく見れば高笑いは引き攣っているし、手足はガクガクしているし、額からは脂汗をダラダラ流している。

なぜこんなことになってしまったかというと。



凪「やったぁ!政府の研究機関とか物好きな金持ちに高く売れるぞぉ!」

団員たちに掘り起こさせた隕石の前でご満悦の凪。

幹部A「! 凪様、離れてください! 隕石の様子が…」

凪「へっ… うわわわっ!?」

ピカァァァ

突如として隕石が光輝き、凪はその光に飲み込まれてしまう。

そして光が収まった時。

隕石は跡形も無く消え失せており、変貌を遂げた凪の姿だけが残されたのだ。



この状況に一番恐れ慄いているのは凪本人であった。

凪「…あぁぁやっぱムリムリぃ! なにこの状況! 全身になんかヤバいエネルギーが漲ってる感じあるし、さっきから頭の中に変な声聞こえてくるし! めっちゃ怖い!」

幹部B「いつもの凪様だったらフツーにたわごと言ってるなって感じっスけど、今回はまじでおおごとっぽいですね」

凪「敬意をまるで感じない幹部ってどうよ」

幹部A「とりあえずその声というのはどんな感じなのですか?」

凪「最初はなんか、よくわからない外国語みたいだったけどちょっとずつ意味がわかるようになってきて…ええと」

ー我は宇宙を彷徨う思念体。

怨念、妄念、嫉妬、劣等感。

全宇宙の知的生命体が生み出してきたマイナス意識の集合体。

我らは星々を巡る、『幸福を破壊するもの』であるー

幹部A「なんと…宇宙規模の怨霊とでも言うべき存在ですね」

凪「誰か地獄先生とかゴーストスイーパーとか連れてきて!」

幹部B「時代感じるチョイスっすねぇ」

これは凪様ちゃん二次創作で人気出る感じのカリスマポンコツキャラなのでは

これボスに負けたらどうなるんだ?抹⚪︎されて終わり?

>>35
そりゃ目標が目標だから良くても軽くリンチしてから嬲り殺しでは?

あえて大掛かりな処刑台用意して「おっぱいは皆こうなるのだー」とかやってる間に救出されるとかはあるかもだけど

なかなかエロに辿り着けずすまないと思っている

実は平坦団も凪もじわじわシリアスな感じにしていこうと思ってたのだがこのままコメディでいってもいいような気がしてきた

まあエロシーンになったら容赦しないつもりではありますが

このままの凪さま(笑)でいて

くっなんて外道共なんだ平坦団
あんなに幸せそうな二人がどうなってしまうというんだ 心配(笑)だぁ

設定が惹かれるし描写も良い
期待

支援をかねて小泉クリスちゃんのファンアート描きました!
https://d.kuku.lu/rxpezbnbr
やる気が続く限り頑張ってください

>>41 うおおお マジかありがとうです!


その『マイナスの宇宙意思』が言うところでは

そいつは地球のとある場所より放たれる強烈なマイナス意識に引き寄せられ落下してきたとのことだ。

無論その意識の発生源は 平凪 である。

凪「うう… それで『貴方』は私に何をさせようって言うんだ」

ー無論、この星の幸福の破壊。

不幸を振り撒き、蔓延させる。

まあ難しく考えることはない。

「持たざるもの」であるお前は常日頃から「持つもの」に恨み妬みを感じているハズ。

力の矛先をそいつらに向けるだけでいい…そうすれば自然と幸福は破壊されていくだろう。

これまで我らが訪れた星々のように。

凪「いくらなんでもそんな大それたこと…」

お前は不公平を憎んでいるのだろう?

ならば得た力で「持つもの」たちを叩き潰せばいい。

この星の全てが持たざるものになれば…それは公平な世界なのではないか?

凪「公平な…世界。 私の望み… 不公平の無い『平坦な世界』…」

>凪「公平な…世界。 私の望み… おっぱいの無い『平坦な世界』…」

凪(どうしよう… これは人生の分岐どころの話じゃない。世界の命運がかかった選択だ)

凪(私はすでに何度かテロを起こしている身…何を今更という感じはあるけども)

凪(けど…私の行動理由はおっぱいの有無だぞ!? おっぱいを理由に世界をめちゃくちゃにするって本当にそれでいいのか!?)

葛藤する凪に対して『マイナスの意思』は静かに返答を待っていたようであったが…

マイナス「む…これは」

凪「?」

マイナス「そうか、ヤツも来ていたのか…忌々しい。感じるぞ、我らとは正反対の『プラス』のエネルギー…!」

『マイナスの意思』の怒りと憎悪の感情が高まっていく。

マイナス「…近い…近いぞ。 奴の存在を感じる…むう! そこか!」

その瞬間、凪の意識にとあるビジョンが流れ込んできた。

凪「え…これは?」

そのビジョンには一人の男性の姿見が映し出されている。

オールバックで眼鏡を着用したビジネススーツの男。

マイナス「おお… コイツだ、コイツから感じるぞ! 「奴ら」の…プラスのエネルギーがこいつに宿っている!」

憎悪の籠る『マイナス』の声が響くなか、凪はビジョンを通して映し出された男の姿に言葉を失っていた。

凪「一心…くん?」

おっとまたタグ忘れた!

凪(どうしよう… これは人生の分岐どころの話じゃない。世界の命運がかかった選択だ)

凪(私はすでに何度かテロを起こしている身…何を今更という感じはあるけども)

凪(けど…私の行動理由はおっぱいの有無だぞ!? おっぱいを理由に世界をめちゃくちゃにするって本当にそれでいいのか!?)

葛藤する凪に対して『マイナスの意思』は静かに返答を待っていたようであったが…

マイナス「む…これは」

凪「?」

マイナス「そうか、ヤツも来ていたのか…忌々しい。感じるぞ、我らとは正反対の『プラス』のエネルギー…!」

『マイナスの意思』の怒りと憎悪の感情が高まっていく。

マイナス「…近い…近いぞ。 奴の存在を感じる…むう! そこか!」

その瞬間、凪の意識にとあるビジョンが流れ込んできた。

凪「え…これは?」

そのビジョンには一人の男性の姿見が映し出されている。

オールバックで眼鏡を着用したビジネススーツの男。

マイナス「おお… コイツだ、コイツから感じるぞ! 「奴ら」の…プラスのエネルギーがこいつに宿っている!」

憎悪の籠る『マイナス』の声が響くなか、凪はビジョンを通して映し出された男の姿に言葉を失っていた。

凪「一心…くん?」



ーは、はじめまして。こんどとなりにひっこしてきた、さかもといっしんです!

ーぐすん…ありがとう。なぎねえちゃんはたよりになるなぁ

ーやめろ!凪姉ちゃんを馬鹿にするな!

ー明日引っ越すけど…俺いつかまた姉ちゃんに…凪に会いにくるよ。 そしたら…



凪(間違いない。髪型も変わってるし眼鏡もかけてるしすっかり大人っぽくなっちゃってるけど)

涙とともにあの頃の美しい思い出が溢れ出す。

ともに遊んだこと、ともに登下校したこと、そして…別れ際に交わした大切な約束。

凪「一心くん…! こんな形でまた出会えるなんて…!」

『マイナス』と意識を共有している凪が見た人物は間違いなく…

凪が小学生の時に隣に引っ越してきた年下の男の子。

幼少期を、そして思春期を共に過ごした幼馴染。

坂本一心という名の少年…その成長した姿であった。



マイナス「ほう…コイツはお前にとって大切な存在らしいな。皮肉なものだ、まさか正反対の力を持つ敵同士として再会するとは」

凪「ふわぁぁぁいっしんくんかっこいいっめっちゃかっこよくなってるぅぅオールバックもきまってるしクール眼鏡男子スーツ姿もイケメンしゅぎぃぃぃ」

マイナス「えっ急になにこいつこわっ」

凪「おいこらマイナス 一心きゅんのかっこよさもっと別の角度からも見せなさいよあああなによもう眩しくて直視できないじゃない神々しくて目が潰れちゃうわあああ視覚情報だけじゃ満足できないにおいかぎたいあのオールバックぜったいいいにおいする声も聞きたいもう聞くだけで妊娠しちゃういや出産しちゃううまれてくるこどもにはなんてなまえつけようかしらやっぱり一心の一をとって「はじめ」とか?あっ女の子なら心をとって「心美(ここみ)」なんてどう?でもでも一心きゅんのかっこよさが遺伝したら世の中のブサ遺伝子の持ち主に嫉妬されていじめられちゃうそうなるまえに(続行中)

マイナス「長いこと宇宙旅してきたけどかつてないモンスターに出逢っちゃった」

凪「ハァハァ一心くんすてきぃ…ん?」

凪(なんだろう 一心くんの素敵さに心奪われて気付かなかったけどチラチラと不快極まりないものが見えるような)

凪「ちょっとマイナスさん カメラもうちょっと左に向けて」

マイナス「あっハイ」

ススス…とビジョンの視界が左にズレてもう一人の人物が映り込んできた。

赤みがかった茶髪のウルフカット。

やや筋肉質の両腕両足。

太陽のような明るい笑み。

凪とは全く無縁である陽のオーラを振り撒く女性。

そして何よりも…

ぶるん!と躍動する豊満なバストとヒップ!

凪「」

坂本一心の隣に寄り添うその女性の姿を見て、凪は完全に硬直していた。

凪(…なんだ、こいつは)

ゴゴ…

凪(なんだこの乳は。なんだこの尻は)

ゴゴゴ…

凪(なんでこんなやつが。一心くんの隣にいル?)

そして凪は見た。

その女が一心に抱きつき、豊満な胸を押し付けながら。

一心の頬にキスをする瞬間を。

凪(あ…あ、あ、あ…!)

そしてキスされた一心が。

クールで冷静な表情を崩し、笑顔を見せた瞬間を。

凪「だ… だ…」

凪がよろめく。

自分の起伏の無い身体と、ビジョンに映し出される女性の身体を見比べながら。

凪「 だ れ よ その女ぁぁぁぁーーーーーー!!!!」

凪は絶叫していた。

これまでの人生における最大の音量で。

お労しや……凪ちゃん様……

WSSからの逆NTRクルー?

幹部B「凪様!?」

幹部A「ああっ凪様!いったいどうされたのです!?」

『マイナスの意思』と脳内で語り合っていたハズの凪が突如として大絶叫し、床に倒れ伏したのを見て幹部二人が慌てふためいている。

凪「うっ…うう… 」

幹部A「凪様、大丈夫ですか。お水をどうか…」

凪「いや… いい」

凪は差し出されたカップをそっと払うとよろよろと立ち上がった。

幹部B「あの、凪様。本当に大丈夫ッスか?」

いつも舐めた口をきく幹部Bも珍しく気を使うように語りかける。

凪「ふ、ふふふふ。ふはははは。はーっはっは!」

突然凪は高笑いを始めた。

彼女が高笑いするのはよくあることだが、今回のそれはいつもとどこか違っていた。

悲壮感と自虐感を滲ませる、そんな切ない響きがあった。

凪「ふはは…はぁ、はぁ… そうか、そうだよなぁ。一心くんも、男だもんなぁ! そういうこともあるよなぁ!」

幹部A「こっ…これは!?」

幹部Aが驚愕の声を上げる。

凪の全身からはドス黒いオーラが噴き上がっていた。

特に超常的な力を持っているわけではない幹部2人が目視できるほどに濃厚な暗黒のエネルギーだ。

凪「ふふっ…わかったよ、『マイナスの意思』。 貴方から預かったこの力…振るわせてもらおうじゃないか」

瞳の奥に黒い炎を燃やしながら凪が宣言する。

凪「馬鹿みたいにデカい乳や尻を見せつけ幸せを享受する豚女ども! 認めてやる! 私はそれが羨ましいと! そして私にはそれが決して手に入らないという事実を!」

マイナス(こ、これは…なんという負のオーラ…!)

凪「ゆえに!私はお前たちを徹底的に貶め、辱めてやろう!私のこの嫉妬と羨望が消えるその時まで!貴様らを徹底的に陵辱し尽くそう!」

幹部B「な、凪さま…」

凪「私はもう平 凪(たいら なぎ) ではない… タイラント・ナギ! 嫉妬と羨望に狂う暴君(タイラント)である!」

凪(一心くん…必ず救って上げる。貴方を惑わす浅ましい豚女からね…!)





やっと導入が終わりそうです
もう凪のほうが主人公っぽくみえる
どうしてお手軽にエロを書かずにキャラを掘り下げてしまうのか まったくもう


そろそろ敵募集とかあるかな

安価から設定を作りだす技巧が匠だぁ

おつおつ
こんなん凪ちゃん様応援するしかないやん!


π

小泉クリス「おはようございます!今日はいよいよ『機甲拳神 鬼鉄』アクション撮影です!」

やや薄暗い廃工場内にクリスの威勢のいい挨拶が響いた。

この廃工場は実際の特撮番組でもロケ地として登場する場所であり、撮影のために一心が場所を押さえてくれたのだ。

クリス「みなさんご承知の通りでしょうけども、このアクションシーンこそが鬼鉄最大の見どころとなります!気合いを入れていきましょう!ふぁいと、おーっ!」

スタッフたち「オーッ!」

クリスの号令にスタッフたちも威勢よく応えてみせる。

坂本一心「すごいことになりそうだな、これは」

冷静に見守っている様子の一心も、内心は少年のようにわくわくと心躍らせていた。

?「やぁ、坂本くん。調子はどうだね」

坂本「! お、おはようございます!来ておられたんですね」

坂本に話しかけてきた男は坂本の所属する劇団の主催者だ。

主催者「ネット配信とはいえ、うちの劇団としては特撮モノなんて初めての挑戦だからね。注目させてもらってるよ」

そう言いつつ、彼の視線はスタッフとともに撮影準備をしているクリスに向いている。

坂本「…ありがとうございます」

彼は長年TVや映画などで様々な脇役を演じてきた大ベテランでもある。

坂本(あまりいい噂は聞かないけどな)

正直一心はクリスや女性団員にセクハラじみた言動をする彼が苦手であった。

しかし鬼鉄の撮影がうまく進んでいるのも顔の広い彼の協力があればこそだ。

主催者「小泉クリス、いいよねぇ。顔も身体も実に魅力的だ。ヒーロー好きの子供が見たら色々目覚めちゃうんじゃないか? ハッハッハ」

一心「…っ、彼女はあまりそういう方向性ではいきたくないようですけどね」

一心(やはり下品な男だ)

クリスの夢を汚すような言葉に苛々がつのる。

主催者「ああ、彼女はスーツアクター志望だったっけ。勿体無い、彼女なら水着グラビアでも人気間違いないだろうに」

一心(そんなふうに他者に対する敬意が欠けてるから)

一心「…落ち目になるんだ、アンタは(ボソッ」

主催者「ん?何か言ったかね」

一心(っ!)

一心「いえ、なにも」

一心(あ、危ない…! まだこの人の機嫌を損ねるわけにはいかないんだ)

心をざわつかせる一心の前で撮影準備は着々と進んでいく。

女性スタッフ「鬼鉄スーツはいりまーす」

一心「おお…!」

運搬用の緩衝材に梱包されていた『鬼鉄』のアクションスーツが取り出され、一心は感嘆の声を上げた。

頭部のフルフェイスヘルメット。

重厚なアーマーに敵怪人を打ち砕く厳ついガントレット。

真紅に輝くサイバーメカニックヒーロー、鬼鉄のバトルアーマーだ。

制作途中を何度か見学していたがやはり完成品は輝きが違う。

女性スタッフ「では小泉さん、装着お願いします」

クリス「はいっ!」

クリスが元気よく応えたその時だった。

ズッドォォン!

主催者「うぉぉおなんだぁ!?」

一心「なんだ!? 爆薬が誤爆でもしたのか!?」

スタッフ「ち、違います… 空から…廃工場の屋根を突き破って、人が…」

スタッフの言う通り。

もうもうと舞う土煙の中で人影が一つ、立っていた。

?「ふぅ~空を自由に跳ぶって気持ちいいもんスねぇ~ なんかアメコミヒーローみたいっス。ま、うちらはどっちかというとヴィラン側なんスけど」

スラリとした平坦な…いや、スラリとした肉体をぴっちりしたボディスーツに身を包んだ平均的な身長の女性…のようだ。

目元はグリーンのバイザーによって覆われ、素顔全体は見えないがかろうじて見える口元から整った顔立ちの女性だということはわかる。

クリス「あ、貴方は誰!? どこからきたの!?」

?「あんたがナギ様の言ってたターゲットッスね。なるほど、確かにムカつくカラダしてるっス」

バイザーの女性は目の前に立つ赤茶髪のウルフカット女のグラビアアイドル級のボディと、自分の平坦な肉体を見比べつつ、やや苛立ちを含んだ口調で言う。

?「とりあえず自己紹介ッス。私は世界の不平等を打ち砕き、平坦な世界に変える『平坦団』、その首領タイラント・ナギ直属の幹部B…んん、まあ便宜上ビィちゃん、とでも呼んでくださいッス」


組織が組織だから敵も女しか出てこないのね

いや待てそう考えるのは早計だ 
在野の悪人がいるかもしれない

凪いだ水面の如く真っ平らなタイラントちゃん的には[ピザ]男の雄っぱいはどんな判定になるんだろ

ヘタな貧乳女子よりもカップ数(?)ある[ピザ]っているはいるよね

>>58
あるいはぺったん娘好き故に迫害されて歪んだ坊や遊び半分でクラファンに投資したDQNが参加するかもしれない

前者は最悪凪様ちゃん達がテロる理由も無くなって平和解決しちゃうか

まぁ触れるまな板と揉める爆乳なら揉める方がいいと裏切るかもしれないから大丈夫か

一心「へ、平坦団…だと? 時々テロ行為でネットニュースを騒がせている変人集団か…?」

幹部B改めビィちゃん「そんな感じに受け取られてるのは知ってるッス。ただ本日からはがらりと様変わりしちゃうみたいっスよ」

そう言ってビィは未だ混乱して動けない撮影スタッフたちを見渡した。

ビィちゃん「見えるっスよ、ナギ様から預かった力のおかげで…ここにいる人間たちの心の色が見えるッス。世の中に対する不平不満や不安、そして劣等感…そんなネガティブな色が」

そしてビィは一人の人間に狙いを定める。

ビィちゃん「まずはお前で試してやるっス。

ー遙か空より来たりしマイナスの意思よ! その者の深き心の闇に相応しい力と姿を与えたまえ!

===

どうやら平坦団は人間のネガティブな部分を攻撃的に具象化した怪物「ネガビースト」を作り出す力を得たようです!

おそらくビィちゃんはこの場にいる作品スタッフ(男女込みで十人くらいいる)の誰かを怪物に変えるつもりですが
さっき出てきたいかにもな寝取りキャラっぽいヤツを指定しても構いません

というわけでここで怪人安価取ります

【ビースト名】○○ネガス
【人間時の名前】
【ビーストの容姿】器物型や動物型それら複合型まあ自由に
【人間時の容姿】
【ビースト化の原因】その人のどんなネガティブな思いが獣化原因になったか?
【ビースト能力】
【弱点】
【備考】

こんな感じかな

エッチなことしやすい能力だと嬉しいですが
とりあえずお好きにどうぞ

それでは
↓1~3
揃ったあと>>1の出したコンマに一番近い安価を採用します

【ビースト名】オークネガス
【人間時の名前】猪瀬 団吉(いのせ とんきち)
【ビーストの容姿】筋骨隆々とした二足歩行する猪。人間の女なら腹ボコするぐらい巨根。
【人間時の容姿】身長2m。力士のような一見肥満体だが筋肉質な体つき。メガネをかけたオタクのような顔立ちでかなりのブサイク。絶倫巨根。
【ビースト化の原因】
顔のせいでまずモテない。
備考欄に述べる性格のせいで余計にモテない。
本当は役者として超一流で人一倍努力もするけど主役は絶対にもらえないため強いコンプレックスになっている。
【ビースト能力】単純に強力な身体能力。精力も圧倒的でこの怪人に犯されると妊娠確実なまでに中出しされる。また、出産までのスパンも非常に短く短時間で出産させられる。
【弱点】イケメンを見ると嫉妬心のあまり暴走してそちらを優先して襲いかかる。
【備考】
鬼鉄の敵役として出演するはずだった役者。性格は陰キャオタク(自分のことを拙者と言ったりデュフフ・ニチャァと笑ったりなど)ながらも善良で演技のために努力を欠かさない人物。
演技力は超一流だが、容姿に恵まれず悪役や脇役などしか役がもらえないのがコンプレックスで普段はおくびにも出さないがイケメンへの嫉妬や鬱屈した感情・強いマイナス思念を抱えている。

こうかな?

【ビースト名】ウィップネガス
【人間時の名前】野々村 巧
【ビーストの容姿】紫色の一本鞭形状と乗馬鞭形状を持ち主の思い通りに変化する
【人間時の容姿】キャップを後ろ向きに被った短髪の好青年
【ビースト化の原因】男子校や女っけのない周りの環境が災いし、24歳だがこの歳まで女性とセックスをしたことがなく、生真面目な性格からそういうお店にもいけなかった。女性の身体への興味は増していくが声のかけ方も分からない。そんな鬱憤が真面目な野々村青年を意思を持つ鞭の怪物に変えてしまったのだ。
【ビースト能力】打ちつけられた相手はどこを打たれたかに関係なく衣服が消し飛んでしまう。
【弱点】自分の能力以上の相手には能力が通じない可能性がある。野々村青年の善性が上がるにつれ能力の効力も下がる。
【備考】単体でも動き回ることはできるが真価を発揮するのは誰かに振るってもらった時。マイナスの力に溢れるビィちゃんが使えば鬼に金棒か!クリスちゃんは羞恥心に弱いらしい、鬼鉄が鞭の能力に勝ることができるかが勝負の分かれ目だ!

【ビースト名】リベンジネガス
【人間時の名前】鈴木 歩
【ビーストの容姿】メモ帳やメモリーカードに札束などの隠蔽工作用のあれこれとマイクやカメラにライトなどの撮影用具がごちゃ混ぜに飛び出た歪な人型
【人間時の容姿】全体的にある程度筋肉は付いているがそれ以上にやつれた疲れた中年男性
【ビースト化の原因】>>56の主催者に色々な無茶振りや様々なやらかしの尻拭いをさせられその結果人生におけるありとあらゆるイベントを逃し恨み辛みが溜まり過ぎていた
【ビースト能力】主催者のせいで手に入れ損ねた全てを奪い取るための洗脳・催眠能力と主催者を殴り殺すための腕力
【弱点】遠距離戦
【備考】とりあえず主催者ぶっ殺して劇団を自分のおもちゃに出来れば行動指針が無くなる


こんな感じでも可?

コンマが偏ったなあ。あと精液ボテ要素を入れるの忘れてたorz

投稿ありがとうございます

てか三つともコンマ近いな!

このレスのコンマで判定
最も近いものを採用します

>>64に決まりました
これで考えてみます

というかこれまんまムチの姿に変化してるのか!
初っ端から変化球来たなぁ

変身ヒロインは寝取られるかもしれない のタイトルを

変身ヒロイン(クリス)は(一心を凪に)寝取られるかもしれない だと勘違いしてしまった!

多分 (一心の恋人の)変身ヒロイン(クリス)は(怪物に)寝取られるかもしれない が正しい…? 


安価選ばれて嬉しいですが動かしにくい場合は怪物に人型の形態をつくってもらって構いませんので!


幹部から怪人になるキャラ考えてたけど
安価で出るのはみんなビースト化する一般人な感じなのかな

>>70
スレ建ての時点では『(一心の恋人の)変身ヒロイン(クリス)は(怪物に)寝取られるかもしれない』だったと思う

でも俺が投げたアホまな板のせいで『変身ヒロイン(クリス)は(一心を凪に)寝取られるかもしれない』でも行けるように軌道修正するハメになった



時代や環境のせいじゃなくて…俺が悪いんだよ……クリスがヒドい目にあうのは俺のせいだ!

>多分 (一心の恋人の)変身ヒロイン(クリス)は(怪物に)寝取られるかもしれない が正しい…? 

実はそうなんですよ
前スレも変身ヒロインvs悪の組織でヒロインをぐっちょんぐっちょんにしてたんだけど
今回は「コレを彼氏の視点から見てみるとえろいに違いない」と思ってこういうタイトルにしたんですよ

凪がここまでおもしれー女になるとは思わんかったですよ

>幹部から怪人になるキャラ考えてたけど

ありかもしれませんね
怪人態をもつ悪の幹部は珍しくないですからね

凪ちゃん様が勝って全てを手に入れアホ高笑いするのは見たい

でもぼろ雑巾みたいに負けるのもそれはそれでおいしい

なんだこいつ無敵か…?

https://d.kuku.lu/78gpnewbf
恥ずかしながら我々のアイドル凪様のファンアートも描きました 更新頑張ってください

>>75
おおおまたもありがたい

絵が描けるってホントに凄いもんですよ

===

野々村 巧「ひっ…がっ… う、うわぁぁーー!?」

ビィの指先から放たれた闇色に輝く光線が、キャップを後ろ向きに被った短髪の好青年に直撃する。

バリバリバリバリ…メキメキメキッ…

野々村「あ…ぼ、ぼぐのからだ どうなっで…」

ビリビリと感電したかのような衝撃を受けた彼の姿はドス黒いオーラに包まれながら変貌を遂げていく。

女性スタッフ「あ…野々村くん…?」

野々村 巧のシルエットが人間としての輪郭を失い、棒状のようなものへと変わっていく様を周囲は呆然として見つめていた。

やがて野々村だったモノはぼとりと、地に落下する。

ビィちゃん「はて…『ネガビースト』を生み出せると聞いてたんでてっきり怪物の姿になると思ってたんスけど」

ビィはそれを拾い上げるとまじまじと色んな角度から観察する。

ビィちゃん「これは「ムチ」っスね。乗馬用とか…調教とかに使うアレみたいな」

野々村?「ひっ!なんだコレ、僕は今どうなってるんだ!?」

よく見ればムチの柄の部分に小さな顔のようなものが付いており、ソレは狼狽えているかのように口をパクパクさせている。

ビィちゃん「あ、喋った。おめでとう、貴方は今から平坦団の尖兵、ネガビーストの第一号『ウィップネガス』っス」



タイトルはダブルネーミングになったということかぁ
平坦団ファンが多そうだからここはヒロインを応援する!がんばえー

>>2 から前スレ?見てきたけど本当に容赦ないな
クリスちゃんがあんな目にあってしまうのか(歓喜)

始まったばっかなのになんでこんなにファン多いんだ?と思ったが前作があるのね
よければ>>1の今までの作品を教えてほしい

野々村?「そ、そんな…」

野々村巧…いやウィップネガスと呼ばれた鞭は絶望したかのような呻き声を出した。

ビィちゃん「さて、その威力はどんなもんですかねっ…と!」

ぶんっ! ヒュンッ…

ビィがウィップネガスを振るうと、鞭の形状が乗馬鞭状から一本鞭(ブルウィップ)へと変化する。

ビィ「なるほど、形は持ち主の意思で変化するわけっスね。面白いじゃないですか」

ビュンッ ヒュンヒュンッ!

数メートルにも伸びたウィップネガスの鞭の先端が空を切り裂き、撮影機材や小道具を運搬してきたワゴン車に直撃した。

ズガァッ!

スタッフたち「うわぁぁぁ!」

主催者「ひ、ひぃぃ~(ガクガクブルブル」

大きな音を立てて大型のワゴンが数メートル吹っ飛び横倒しになる。

クリス「や…やめて!撮影がめちゃくちゃになっちゃう!」

一心「まずい!クリス!」

ビィちゃん「おおっと、ヘタに近づいたら危ないッスよ♪」

ビィのほうへ駆け出すクリスをウィップネガスの鞭が襲う!

クリス「あ…」

瞬間、先程吹き飛んだワゴンが脳裏をよぎる。

あんな威力の鞭を受けてしまったら人体など一瞬で破壊されるのではないか…?

クリス(え あたし 死 ー)

一心「クリスぅぅぅぅぅーーーッッッ!!」

そして音速を超える速度の鞭の先端がクリスに直撃。

クリスだった肉片があたり一面に広がる…



…といった惨劇にはならなかった。



びりぃぃぃっ!

一心「えっ」

スタッフ一同「えっ」

主催者「えっ」

ビィちゃん「えっ」

クリス「…え?」

とりあえず同じタグでやってた過去スレがコレです

安価とコンマ がんばれバウンティハンター
安価とコンマ がんばれバウンティハンター - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1693744384/)

変身ヒロインVS悪の組織
変身ヒロインVS悪の組織 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1700657819/)

実は別タグだと他にも停滞してるスレとかあるのだが…それに興味ある人は各自で探してください(一応いつか再開するつもりではある

クリスは無傷であった。

ただ鞭が直撃した瞬間。

着ている衣服が全て、消し飛んだ。

タンクトップも、ショートパンツも、下着も。

つまり今のクリスは…

たぷんっ、ぶるんっ❤️

クリス「ひ…あ…(カァァァ~

ほどよく焼けた肌。

しっかりと手入れされた薄めの陰毛。

そして…

スタッフ「でっか…」

たっぷりと重量感のある、おっぱいとヒップ。

その全てを曝け出した生まれたままの姿…

全裸である。

クリス「きゃ あ あ あ あ あ ーーー!!!???」

廃工場内にクリスの羞恥に満ちた絶叫が響きわたった。

別タグのもめっちゃ待ってるぜ……(もうすぐ完堕ちイベント入るし)
あと向こうの方のイラスト依頼出してるのちょいちょい見かけるし、もし貼れるのとかあったら向こうで見てみたくもある

くっこの悪魔が(撮影)

野々村「あぁ…こ、これが小泉さんのおっぱい…!」

鞭の姿となった彼はクリスに対する罪悪感と同時に激しい劣情を催していた。

野々村巧24歳。

男子校通いで女っけのない周りの環境で過ごしてきた彼は女性に対する接し方もわからないままに生きてきた。

無論女性とセックスをしたことがなく、生真面目な性格からそういうお店にもいけない。女性の身体への興味は増していくが声のかけ方も分からず性的な鬱憤はたまる一方だ。

そんな彼の前に現れたのが小泉クリス。

特撮ドラマのスタッフをやらないかと坂本に声をかけられたことをきっかけに彼女と出会い、野々村は彼女の魅力に取り憑かれてしまった。

明るく快活で魅惑的なセクシーボディを持つ彼女をネタに、野々村は毎晩のように自慰行為に浸っていた。

そんな想像の中でしかあり得なかったクリスの生爆乳がそこにある…!

野々村「こ、小泉さん、ごめんなさい…で、でも悪いのはぼくじゃない… ぼくを鞭に変えて振り回すこの人が悪いんですよ…へへ…」

ビィちゃん(うわぁなにこの他責思考。なるほど、自分の手は汚したく無いけど命令があればソイツのせいにしてやっちゃうタイプね…あ、だから「他人に振るってもらう武器」の姿なのか)

ビィちゃん「ま、いいッスけどね。えっと、コイズミさん?そのムカつくエロボディ、ちょっくらいたぶらせてもらいますよっと」

自分たちにとっての憎悪の対象であるクリスのセクシーボディに向かってビィはウィップネガスの鞭を振るう。

ヒュンッ…ビシィッ、バヂィンッ!

クリス「うぁぁぁっ!」

クリス(い痛いっ…さっきは衝撃だけで痛くなかったのに)

ビィちゃん「与えるダメージ量も意思次第でコントロールできるみたいっスねぇ。まずは軽ぅく腫れる程度に?」

バチィッ! ビシィィ!

クリス「ひぃっ! あぁぁーっ!」

打たれるたびにクリスの肌に赤い線が走り、両手で隠しきれない豊乳がぽよんぽよんと弾む。

クリス(う、うごけない…痛くて怖くて、恥ずかしいよぅ…!)

クリス「いっしん、くんっ…!」

一心「…!」

一心(くそ…何をやってんだ俺はっ!)

未だ内心の混乱は収まらない一心。

それでも…大切な彼女を守れずして何が恋人か。

一心「うぉぉぉーっ! クリスーっ!!」

勇気を振り絞り虐げられる恋人の元へと駆け出す一心。

一心「クリスに手を出すなぁぁ!」

うずくまるクリスを庇うように、鞭を振るうビィに対して仁王立ちになる。

ビィちゃん「おおっと!?」

ビィちゃん(やばっ、なんかこの男だけは傷つけるなって凪様に言われてるんだった)

鞭の軌道が変わり、その先端は先程梱包から取り出したばかりの鬼鉄スーツのほうに飛んでいった。

そして…

ドカァッ!

クリス「ああっ!? そんな、鬼鉄が…」

鞭の先端は鬼鉄のスーツ、樹脂でできた硬質の胸部パーツを貫き粉々に破壊してしまっていた。

クリス「どうして…」

クリスの瞳に涙が浮かぶ。

クリス「もうちょっとなのに…もうちょっとであたしの夢が形になるところだったのに」

肩を震わせ流れ落ちる涙が廃工場の床を濡らす。

一心「クリス…」

こんな彼女の顔は見たことが無かった。

いつも明るく、快活で、前向きで。

夢を掴む為の努力を惜しまず、真っすぐに突き進んでいく。

そんな彼女の眩い輝きが今や見る影もない…



けれど。

一心「諦めるな、クリス」

男は震える彼女の肩をそっと抱き寄せる。

一心「邪魔されたから、なんだ。壊されたからなんだ。おまえの夢はまだ終わってなんかいないんだぞ」

クリス「だって…お金いっぱいかけて作ったのに。スタッフも機材だって、一心くんが色んなところ駆け巡って、色んな人に頭を下げて集めてくれたのに」

一心「スーツはまた作ろう。俺も協力するから、もっと凄いものをな。撮影に必要なら人だろうと物だろうとなんとしてでも集めてみせる… こんな頭で良ければ何度だって下げて見せるさ」

クリス「一心くん…」

一心「だから立ち上がってくれ、クリス。俺はいつも元気で…夢に向かって突き進むお前が好きなんだ」



ビィちゃん(ん…?)

2人のやりとりを退屈そうに聞いていたビィであったが。

ビィちゃん(なんスか…? あの2人の間に輝く光のオーラのようなモノが見えるっス)


装甲の胸元が空いてる設定はそういうことだったのかぁ

ま まずい!今のクリスちゃんがそんなもの装備したらそこだけが丸見えに…!

それはほのかな暖かさを感じさせる淡い光。

ビィちゃん(あの光…なんだか気に入らないっス。ナギさまから預かった力が、アレに対して全力で嫌悪してるっス…!)

ビィが警戒するのは当然だった。

平坦団のアジト近辺に落下した流星…すなわち『マイナスの意思』はその団長平凪にマイナスの力を振るう術を与えた。

だが時を同じくしてもう一つの流星が飛来していたのだ。

『マイナスの意思』が憎む、相反する意識体。

全宇宙の知的生命体の持つ夢と希望の意識の集合体、すなわち『プラスの意思』が宿る流星が。


一心「なんだ…この暖かい光は」

クリス「あたしたちの身体が光ってる…」

?『良かった。この星にはまだ救われる可能性が残されているようですね』

一心(なんだ…この声は…心に直接話しかけてくる…)

?『我らは夢と希望を守るもの。宇宙のささやかな幸福を破壊せんとする意思に立ち向かうもの』

?『坂本一心。我らの声が聞こえるならば貴方には資格があります。我らの力を振るう資格が』

クリス「幸福を破壊する奴らって…あたしたちの撮影をめちゃくちゃにしにきたヤツらのこと?」

?『貴方たちを襲うだけでは終わりません。宇宙を巡る怨念の集合体とも言えるマイナスの意思…彼らの暴虐はこの星に不幸が蔓延するまで止まることはないでしょう』

クリス「そんな…そんなことになったら今度こそ夢を叶えるどころじゃなくなっちゃうよ!」

?『そう、そんなことは許されない。しかし意識体である我らには奴らに直接闘う手段はない…だからこそ、貴方たちに託すのです。夢と希望を守る力を』

一心「夢と希望を守る…大それた話だ」

クリス「でもそれって、あたしたちのー」

一心&クリス「『鬼鉄』みたいな話だよな(ね」

2人が共通のイメージを思い描いたその瞬間。

ピカァァァッ

一心「うぉっなんだ!?」

クリス「これは…あたしの左手に光が集まって…!?」

それは2人の意識が『プラスの意思』の導きにより、宇宙のプラスエネルギーを具現化させたもの。

一心「まさか、これは!」

クリス「変身ブレス…『オーガチェンジャー』!?」

それは『機甲拳神 鬼鉄』の主人公が左手首に装着する変身アイテムだ。

?『それが貴方がたの思い描く…力の象徴なのですね』

クリス「そっか… やるべきことがわかったよ」

クリスは立ち上がった。

自分が全裸であることを忘れているようではあったけれど。

クリス「この星全体を守るなんてまだピンとこないけど」

クリスは『オーガチェンジャー』のボタンをグッと押し込んだ。

クリス「まずは自分の夢を守ることから始めてみる!」

クリスは光輝くオーガチェンジャーを装着した左手をグッと握り締め、天を突き上げながら、叫ぶ!

クリス「オーガアーマー! バトルアァァップ!!」

その叫びに呼応するように、パーツの一部が破壊された鬼鉄のスーツが輝きだした。

それらは宙に浮かび上がるとクリスの周囲を中心に円を描くように飛翔する!

そして。

その一つ一つがクリスの身体へと「装着」されていく。

頭部にはフルフェイスのヘルメットが。

両腕には攻撃と防御を兼ね備える巨大な鉄甲が。

両脚には脚部を強化する装甲とスラスターユニットが。

ガシュン、ガシュン!と変形音を立てながら、小泉クリスのシルエットを重厚なものへと変えていく。

ただ、両腕両脚の厳つい装甲とは異なり、上半身と下半身の部分だけは…先程鞭の攻撃でパーツが砕かれ装甲が少なくなってしまったせいか、いわゆるビキニアーマーと呼ばれるような防御部分を胸元と股間に集中させるように形成され装着されていた。

小泉クリス「機 甲 拳 神っ… !

鬼鉄! 推参っ!!」

ジャキィィィン!という金属音とともに悪の幹部の方へと拳を突き出しながら名乗りをあげる。

ここに『マイナスの意思』に敢然と立ち向かう正義のバトルヒロイン、『鬼鉄』が誕生したのだった!!

やっとこさ変身したとこまで書いて本当に今さらだけど

鬼鉄って「おにてつ」って読み方でいいんだろうか…

あと胴体部分はビキニアーマー的な感じに改変しとります

フルフェイスヘルメットも口元がカシュンって開閉できて目元はバイザー状で目が透けて見えるイメージです

あとこれは重要なことですが変身中はクリスちゃんのバストサイズがさらに大きくなってます
何故なら夢と希望の戦士であるクリスちゃんのおっぱいは夢と希望で膨らんでしまうからです
なっとくですね

多分『きてつ』か『おにてつ』とかだと思うんだけど、モンハンにあった同名武器が『おにのくろがね』とか読むから考案者にしか分からんかもしれん

おにてつ で想像して提案しました が、言いやすい方で良いと思います

夢と希望で胸が膨らむだと…平坦団か知ったら(私もプラスの方が良かった)とか思いそう

多分番組的な読み方は鬼鉄の上にオルガアイゼンとかアイアンオーガーとかの横文字ルビが付く

でも作中では徹底して鬼鉄をそうは呼ばない

スタッフ「なんだこれ 夢か…?」

周囲のスタッフたちは目の前で起こった光景を信じられないといった表情のまま呆然としていた。

その姿はまさにTVや映画から飛び出してきた特撮ヒーローそのもの…いやそれ以上に「本物」だ。

樹脂やガラス繊維で作られた撮影用スーツとはまるで違う質感、重量感、輝き、迫力。

設定書に記された鬼鉄のアーマーを構成する「オーガブラッドメタル」がここに実在している。

見ている者にそう信じさせられるほどのパワーがその姿から溢れ出していた。

スタッフたち「かっこ、いい…!」

周囲の大人たちはまさに少年少女だったころの心情に戻っていた。

あの頃憧れていた英雄たち…映像の中にしか存在しなかった彼らの本物がここにいる!

一心(これがクリスの夢のかたち。俺の見たかった最高に輝くお前の姿)


ナギ「変身…だと」

幹部A「これが…我らとは正反対のプラスの力…」

そしてその状況は平坦団アジトにいる、タイランド・ナギと幹部Aも目撃していた。

家電量販店で売っていた安物のドローンを小型のビーストに変えて撮影し、リアルタイム視聴していたのである。

ナギ「なるほど…不幸をふりまく我々に対して、人々の幸せを守る正義のヒロインの登場というわけか…くく…くくく…!」

幹部A(はっ、凪様が貫禄を感じさせる余裕の含み笑いを)

ナギ「ふっざっけっるっなぁ~っ… なんダァそのバカ乳はぁぁ~…!? わざわざ装甲パカ~って開けて肉のかたまり丸出しにして防御力下げてるとかアッホじゃあないのォォォォ!? お、おしりだってぇ角度によってはほぼ丸出しじゃあねぇですかナニをアピールしてんですかぁつーか私に対する当てつけだろォぉそれ以外に何があるんだグォラァァァ…!」

幹部A(あ 違う ただ悔しがってるだけですコレ)

下を向き肩をプルプル震わせていた

ナギ「ビィちゃんっ! そこのお子様たちの性癖をよくない方向に捻じ曲げる正義ぶったバカ女を、思い切り辱めてやんなさいぃぃっ!」

ビィちゃん「りょーかいっス 間近で見せつけられてる私もかなりムカついてるんで」

ウィップネガスのムチをグッと引っ張り握り直してビィが気合いを入れる。

ビィちゃん「センパイ(幹部A)の机の引き出しに入ってる薄い本みたいな目に合わせてやるっスよ」

幹部A「えっ」

ナギ「薄い本ってなに?(きょとん」

幹部A「…」

幹部A(隠し場所変えよう)



幹部Aちゃんは
なんとなくシスタークレアさんみたいなイメージ
これもエイミちゃんみたいな呼び方にするかな

平坦団のキャラ立ちがエグい
クリスのエチエチ変身機構や変身したらきっちりポーズを決めるお調子者感も尊い
この濃いメンバーに主人公?の一心君は類いまれなる善性だけで太刀打ちできるのか…!

貧乳達のせいで腹が痛いw

頑張れ一心君このスレの腹筋は君にかかっている!

R板に建って100レス程進行してまだそんなシーンほぼないのにこの満足感はすごい……w

それではようやく変身ヒロインがその姿を現したので戦いのコンマを取らせていただきます!

クリスに待ち受けるのは勝利の栄冠かはたまた敗北陵辱か!


鬼鉄(小泉クリス)

VS ウィップネガスwithビィちゃん

バトルスタート!


これより↓1~3でコンマを取ります
コンマ奇数が2つもしくは奇数ゾロが一つでも出ればクリス勝利、偶数2つもしくは偶数ゾロ一つでも出れば敗北です

ほい

はい

ぺいっ
勝率は50%だし一度負けて終わりなら苦難の道だなぁ!がんばえー

うちのヒロイン 初戦は勝てる説

まあ3回勝ったらグッドエンド

3回負けたらバッドエンドってことにしときましょうか
(諸事情による変更の可能性はあります)

===

ビィちゃん「そんなカッコになったところでっ!」

ヒュンヒュンッ!

ビィの振るうウィップネガスの鞭が変身したばかりの鬼鉄を襲う!

ビィちゃん(さっきのアンタの服同様!ひっぺがしてもう一度すっぽんぽんになるがいいっス!)

クリス(ムチが…来るっ! ガードっ!)

鬼鉄のメタルアームは攻撃と防御を兼ね備えた装備だ。

ビシィ!バシィッ!

ビィちゃん「なっ 脱げないっ!?」

攻撃した相手の衣装を消し飛ばすウィップネガスの能力。

だが一心やクリスの想いのエネルギーが満ちる鬼鉄の装甲はネガスの能力を難なく弾き飛ばす!

クリス「あたしと一心の鬼鉄に! そんなエッチな能力が通用するもんかっ!」

ビィちゃん「…自分のカッコ棚に上げといてエッチだなんだとか言ってんじゃないスよ」

鞭の攻撃を弾き飛ばしながらジリジリ迫り来る爆乳ヒロインを睨みながらビィが言い返す。

クリス「こ、コレは貴方が鬼鉄のボディパーツを壊したせいでしょ! ホントのデザインはもっとカッコよさ重視なんだから!」

パーツ破損のため鬼鉄の胴体部分はビキニアーマースタイルへと再構築されている。

スタッフA(たしかにさっきはカッコよさに見惚れちゃったけど)

ビキニ型装甲に押し込められた乳房が、鬼鉄が歩くたびに…

『ぷるんっ たぷんっ❤️』と弾んで波打つ。

スタッフB(よくよく見るとエロすぎヤバい勃ってきた)

下半身のパンツ型装甲も。

むちっ むちっ❤️とヒップの存在感をアピールさせる。

女性スタッフ(し、しかもクリスちゃん いつもよりバストサイズ増えてない…?)

そう、クリスの身体を駆け巡る『プラス』のエネルギーは身体能力の強化と共に、肉体的魅力をも更に増加させていた。

要するに。

もっとエッチなボディになってしまっていた。

クリス(や、やばい… みんなの視線が恥ずかしくなってきた…!)



いつも明るく溌剌ボディを躍動させるクリスだが、根は恥ずかしがりやなのだ。

あまりにも恥ずかしくなると思考が鈍り、動きも相応に鈍ってくる。

ビィちゃん「! そこだっ!」

ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!

鞭の先端が摩訶不思議な軌道を描いたかと思うと鬼鉄のガードを擦り抜け、肌が露出している胴体に巻きついた!

クリス「し、しまった…うぁぁぁっ!?」

ギリギリギリ…と巻きついた鞭がクリスの身体を締め付け、食い込んでいく。

ビィちゃん「っしゃあ、捕まえたっス。やっぱその格好がアダになったみたいっスね」

クリス「う、うごけないっ…あぁぁぁ~っ!」

クリス(く、苦しいっ…身体がバラバラになっちゃいそう…)

鞭の締め付けは更に増していき、メキメキと身体が軋むような苦痛が全身を襲う。

ビィちゃん「これで勝負ありっス。あとはこのままひん剥いて、そのドスケベな身体をたっぷり虐め抜いてやるっス」

野々村『ハァハァ…へへへ、これが女の子の…小泉さんのカラダの感触… おれ、怪物になってよかったかもなぁ…ははは』

クリス「の、野々村くん…!」

闇に堕ちようとしている撮影仲間の声に、クリスが反応する。

クリス(野々村くんにだって…きっと夢があるはずなのに)

クリス「やっぱり…許せない」

ビィちゃん「…ん?」

クリス「不満とか怨念とか…どんな理由があったって、誰かの幸せを壊していいわけがない」

クリス「守ってみせる。あたしと一心くんだけじゃない、ここにいるみんなの夢も、全部…あたしが守るっ!」

カァッ!

左手のオーガチェンジャーの輝きが更に増し、クリスの身体に…鬼鉄のオーガブラッドメタルで構成された装甲に新たなエネルギーが流れ込んでいく!

クリス「うぅぅっ…うぉぉぉーーーっっ!!」

ゴォォッ!

赤く、紅く。

紅蓮の焔が鬼鉄の全身を包み込む。

野々村『ぐぁぁぁっっっ!!??あ、熱いッ、がぁぁっ!』

野々村ーウィップネガスはクリスの身体に燃え上がる焔から逃れるように、その拘束を解いてしまう。

ビィちゃん「ちょっ!?なにやってんすか!」

せっかくのチャンスを不意にされて狼狽えるビィ。

クリス「今度は…こっちの番だぁぁーーっ!」

全身から噴き上がる焔が鬼鉄の右拳へと収束されていく!

クリス「バァァァニング!オーガ!!インフェルノォォ!!!」

焔を纏う拳が突き出される。

ごおおおおおおおお!!!!

噴き上がった焔が巨大な拳の形となり、敵対者に向かって飛んでいく。

ビィちゃん「あ、あ、あ… 」

あまりの迫力に動けなくなったビィに炎の剛拳が炸裂する!

ドッゴォォォォォン!!!!

ビィちゃん「うわぁぁぁーーーっっっ!!」






廃工場内に轟く大爆音。

バーニングオーガインフェルノ…鬼鉄の必殺拳が炸裂し、ビィの姿が爆炎に包み込まれた。



クリス「はぁ、はぁ、はぁ… 」

一心「クリスっ!」

肩で息をする鬼鉄…クリスのもとへ一心が駆け寄る。

クリス「いっしん、くん… やった、よ…」

ぐらりと鬼鉄の身体が揺らぐ。

鬼鉄の装甲が、ボシュウ…と燃え尽きるような音を出すと炭化したように真っ白になり、崩れ去った。

これも設定書にあった鬼鉄の変身解除の演出だ。

あとには装着者である小泉クリスの姿が現れる。

もちろん、全裸で。

一心「お、おい、おまえら見るな」

スタッフに言いながら一心は脱力しているクリスに自分の上着を被せた。

クリス「あ… 一心くん。野々村くんは…」

そう言われて一心はハッとした。

あの平坦団の幹部を名乗る女も、鞭の怪物となった野々村の姿も見当たらない。

一心(し、死んでないだろうな…?)

とりあえずクリスを女性スタッフに任せ、一心と残りのスタッフは野々村の姿を探し始めた。

一心「くそ…生きていてくれよ、野々村」





ビィちゃん「はぁ、はぁ… あぁ~、死ぬかと思ったっス」

煤で汚れ、ボロボロになったボディスーツのビィが、廃工場の裏手で疲れ切った様子で座り込んでいた。

その傍には、ウィップネガスー鞭の怪物のままの野々村巧が置かれている。

ビィちゃん「あーあ、悔しいけど今回は負けを認めるっス。まあネガビースト化のテストは出来たし、役に立ちそうな土産も手に入ったし、それなりに収穫はあったってコトで」

そう言ってビィは、隣に置いてあったウィップネガスの鞭を拾おうとする…が。

ビィちゃん「あ、あれ? ウィップネガス、どこいったっスか?」

ちょっと目を離した隙に、置いてあったウィップネガスの鞭が消え失せていた。

?「いかんなぁ、お嬢ちゃん。大切なモノは肌身離さず持っておくもんだよ?」

ビィちゃん「…へっ?」

気付けば、座り込んでいる自分を見下ろす男の姿があった。

男の手には先程まで隣に置いてあったウィップネガスの鞭が握られている。

主催者「ふふ…ふふふ…!」

ビィちゃん「え… え?」

男は不安げに見上げてくるビィの姿を見下ろしながら、ニタァと下品な笑みを浮かべていた…

とりあえず初戦の決着までは書いて今日は終わり

はてさてクリスの快進撃は続くのでしょうか

今後のコンマに色んな意味で期待です

自壊!ビィちゃん死す!デュエルスタンバイ!

乙!
女幹部エロ そういうのもあるのか

しかしビィちゃんはマイナスの力を持ちドローンでナギたちも見てるかもしれない 主催者の死亡フラグにも見える

そして戦闘シーンが普通に熱い

ビィちゃん 実は19~20代前半くらいのイメージしか考えてないけど髪型とかどんなのが似合うとおもいます?
お話の中で活かされるかはわからないけどちと参考意見を聞いてみたいです

ウルフカット

意外とツインテとかかもしれない

これが おにてつ だ!

こいずみ クリス の かんがえた さいきょうのヒーローおにてつは うちゅうのふしぎなパワーでじったいか した!
すごいのうりょくで あくの へいたんだんと たたかうぞ!

こいずみ クリス:
あかるくてかわいい おねえさんだ。
みんなの ゆめときぼうを まもるためにたたかうぞ。

へんしんブレス オーガチェンジャー:
クリスのひだりてに そうちゃくされている。
うちゅうのプラスエネルギーをしゅうちゅうさせることでクリスはおにてつにへんしんするぞ。

メタルガントレット:
おにてつの りょううでにそうちゃくされたおにてつのぶき。
てきのこうげきをふせぐたてにもなるぞ。

メタルレッグアーマー:
そうちゃくされたスラスターユニットをふんしゃさせることで
ダッシュやきょうりょくなキックをくりだせるぞ。

メタルビキニアーマー:
クリスのむねとおしりをまもっているよ。
ちょっときゅうくつそうで ちょっとしたはずみではずれてしまうかのうせいをひめている。
こどもたちのなにかをめざめさせてしまうぞ。

クリスバスト:
おおきなおっぱいだ。おにてつにへんしんするとさらにおおきくなるよ。
おとこのこやおとうさんたちをドキドキさせるみりょくがあるよ。

クリスヒップ:
おおきなおしりだ。おにてつにへんしんするとさらにむちむちになるよ。
おとこのこやおとうさんたちをむらむらさせるみりょくがあるよ。

クリスえがお:
とてもかわいくて おとこのこはむちゅうになってしまうぞ。
れいせいな さかもといっしんも ときめいてしまうほどだ。

ビィちゃん「え… ちょっと、おじさん何者っスか。なんか怖いんスけど。ってかそれ私のモノなんスけど?」

主催者「んん? ああそうかお嬢ちゃんみたいな若い子は知らないかもなぁ 黒杜剛三(くろもりごうぞう)っていう俳優なんだけど」

ビィちゃん「いや知らないっス… あのすいません、マジでソレ返してください。おじさんが持ってても意味の無いもんっスよ」

ビィが鞭に向かって手を伸ばすが、男は鞭をもった手をヒョイと持ち上げる。

ビィちゃん「…うっざ」

苛立ちがそのまま口に出てしまう。

軽いノリを崩さないのが彼女のスタンスだが、疲労のせいか精神的な余裕も少ないようだ。

ビィちゃん(ブッ飛ばしてやりたいっスね…でも今は)

ビィは鬼鉄…『プラスの意思』の力を操る小泉クリスとの戦闘でかなりの力を消費していた。特に最後の焔の剛拳から身を守るためにエネルギーを消費し尽くしたせいで空を飛んで帰れるかも怪しい状態だ。どうやって帰ろうかと思案していた所だったのだが…

黒杜剛三「口の聞き方がなってないなぁ。ま、悪のテロ組織の幹部だしガラが悪いのは当然か」

ビィちゃん「…あっ」

そう言われてビィはやっと思い出した。

さっき廃工場内に降り立った時、そこからずっと情け無くへたりこんでいたおっさんがいたことを。

ビィちゃん(ザコじゃないっスか。余計ムカつく)

やっぱりブッ飛ばそう、そう思って立ちあがろうとしたその時。

ひゅんっ

風切り音が聞こえ。

びしゃりと乗馬鞭の先端がビィの肩をはたいた。

ビィちゃん「え」

痛みはない、しかし次の瞬間。

ビリビリィィッ!

煤だらけでボロボロのボディスーツが消し飛び、ビィは丸裸にされていた。

ビィちゃん「っっきゃあああーーー!!??」

今まで誰にも聞かせたことが無いであろう、彼女の可愛い悲鳴が放たれた。





黒杜「おぉ、凄いな! 本当に服だけ破れおった!」

ビィちゃん「あ、あぁぁ… なんで…」

顔を真っ赤にしてぺたんとした胸元を隠しながらへたり込むビィ。

黒杜「私は意外と他人の言葉はよく聞いてるタイプなんだよ。ダメージ量もコントロールできるって言ってたな? そらっ!」

ビシッ! バチィッ!

ビィちゃん「ひ、ひぃぅっ! や、やめて、くださいっス…!」

黒杜「このっ!生意気な小娘が私に恥をかかせおって!」

ビシィィッ!

ビィちゃん「いやぁぁっ!」

ビィちゃん(お、おかしいっス! なんでマイナスの意思の力とは関係ないこのおっさんが鞭を操ってるんスか!?)

ビィちゃん「!? まさかっ…」

野々村(鞭)『へへ、そ、そんな感じですよ、黒杜さん。そうやって俺を使って、もっと女の子の感触を味わわせてください…!』

ビィちゃん(う、ウィップネガス…! このおっさんに取り入って自分の力を使わせているんスか…!)

そう、服を消滅させたのはあくまでウィップネガスの能力であり、黒杜自身が力を得たわけではない。

自分で動くことはしないウィップネガスが自分を黒杜に振るわせているのだ。

いかん!元々死亡フラグ立ちまくりの黒杜は良いとしてクリスに心配されていた野々村君も堕落した 
ビィちゃんは…自業自得だな!

ビシッ! ビチィィッ!

ビィちゃん「ひぃぃっ!いたぁっ、いたいっすぅ!もう
やぁっ、うわぁぁん!」

黒杜「くくっ、久々にこういうプレイもいいもんだわい」

フゥフゥと呼吸を荒くする黒杜の股間はもっこりと盛り上がっていた。

黒杜「小泉クリスのような肉付きのいい身体もいいがこういう華奢な娘を頂くのも乙なものよ。ふふふ」

ビシッ パァンッ バチィッ !

ビィちゃん「も、もう許してくださいっス! おじさんのこと脅かしてごめんなさい、ごめんなさいぃ!」

身体中にミミズ腫れの赤い筋を浮かせてビィが涙ながらに懇願する。

黒杜「よぉし、それでは次のお仕置きで堪忍してやる。そこの壁に手を付いて、尻をむけろ」

ビィちゃん「ぐすっ… は、はい…」

鞭の痛みと恐怖に怯えるビィは黒杜の言いなりに壁に手をつき、可愛らしいおしりを突き出した。

黒杜「ククク…それでは生意気な小娘に、私のお仕置き棒を味わって貰おうか」

黒杜は獲物を前にいそいそとズボンとベルトを外していく。

ビキン、と黒光りする勃起ペニスが顕になった。

ビィちゃん「え… お仕置きって、まさか」

震えるビィの疑問に、黒杜は行動で応えた。

黒杜「フンっ!」

ずぶううっ!! メリメリィッ!


ビィちゃん「ひっ…あぁぁぁぁぁあ!!」


破瓜の痛みを味わいながらビィは悲痛な叫びを上げていた。

なんとBちゃん処女だった

まぁへんたいだんはモテないまな板の集まりだからそうもなるか

ビィちゃん「ひぐぅっ… い、いたい、いたいっス… うぅぅ…」

濡れてもいない処女穴をブチ抜かれ、激痛に喘ぐビィ。

黒杜「ふん、しばらくすればマシになるわ。お前のような初物など私には珍しくもない」

ズッ… ずり、ずり…

黒杜「ほれ、この間マカデミー賞の受賞式をやってただろう…あの主演女優賞の女な、処女をブチ抜いてやったのは私だ。新人アイドルの頃にな、ワハハ」

ビィちゃん「うっ… うぅ…」

ビィちゃん(こんな、こんな最低なやつに…)

下品で低劣な自慢話を笑いながら語る男に犯されながらビィはぽろぽろと涙をこぼした。

黒杜「ほれ、お前の貧相な胸でもこう、コリコリっとすればな」

ビィの可愛らしいピンク色の乳輪をうりうりと指の腹で撫で回す。

ビィちゃん「う、あ、さわる、なぁっ」

ほぼ膨らみのない乳房の頂点でちょこんと小さな乳首が突き出した。

黒杜「ほーれ、勃った勃った。可愛いチクビがピンピンだぞ」

ずっ、ずずっ、ずっ…

処女穴に突き刺さる肉棒の動きも徐々にスムーズになってきている。

黒杜「おうおう、ヌメってきおった。くくっ、処女穴を掘り返してじわじわ自分好みの穴に作り変える。これぞ生娘喰いの醍醐味というモノだ」

ビィちゃん「ひっく、お、おまえなんかっ、しんじゃえばいいっす…ぐすっ、うぅっ」

黒杜「まだそんな口を叩けるのか。堪忍してやると言ったがこれではお仕置きをやめるわけにはいかんなぁ」

そう言うと黒杜はウィップネガスの鞭を手にしながら邪悪な笑みを浮かべた。

黒杜「野々村くん、キミのおかげでなかなか面白い体験をしているよ。だからこれはお礼だ。キミも是非楽しんでくれたまえ」

黒杜はビィを貫いたまま、片方の手で器用にビィのヒップを掴むと…グッと指先で尻肉を開き、『もうひとつの穴』をあらわにさせた。

ビィちゃん「え… え!?」

更なる最悪の瞬間が訪れると、ビィは予感する。

黒杜はにたにたと笑みを浮かべながらあらわになったビィのもうひとつの穴に、ウィップネガスの鞭の柄を近づけていく…

ビィちゃん(まさか、まさか、まさかー)


弱男同士が集まってここでなにしてるの?

ビィちゃん「あぁ… ムリ…そんなのムリっス…」

ぐぐぐ…

ビィちゃん「ううっ…! ほ、ほら、入らないでしょ!? だから、もうやめ」

ず…ぶぶ、ぶ…

ビィちゃん「!? あっウソっ…まさか、はいって…」

ずぶ…みちっ、ミチッ…

ビィちゃん「あぁぁぁぁだめだめだめそれいじょうはほんとだめやめておねが」

メリメリィッ! ズブううっ!!

ビィちゃん「あっがぁぁぁーーーっっっ!!!」

ビィのアナルを、ウィップネガスの鞭の柄がずっぽりと貫いた。

ビィちゃん「あ あ あ あ お、おじ、りぃぃぃ はいっで、るぅぅぅ」

そして人外と化した男が歓喜の声を上げる。

野々村『お、おほぉぉお~!! す、すごぃぃっ、お、俺っ、女の子とセックスしてるぞっ、うぉぉぉ~っ!!』

野々村からすればこれは確かにセックス…アナルセックスと言えるだろう。

自分の身体の一部が相手の肉穴と繋がったのだから。

野々村『す、すげぇぇ、俺、ケツ穴で童貞卒業しちゃったぁ! 女の子のケツ穴っ、キツキツに締まって気持ちいい~っ!』

ビィちゃん「ひぎぃぃっ!お、おしりのなかではしゃがないでぇぇ! ごわれぢゃうっ、わだしのおじりっ、こわれちゃうっスぅぅ!!」

処女膜を破られた直後に器物によるアナル処女まで奪われるという最悪の初体験。

ビィちゃん「ああぁっやだっもうやだぁぁぁ!! かえるっ、わたしかえるぅうっ、なぎさまのところにかえるのぉぉ~!!」

あまりにも逸脱した状況にビィはパニックに陥っていた。

ビィちゃん(なぎさまっ、なぎさまっ、なぎさまぁぁ!)

黒杜「ふっ、反社会組織ふぜいが情けをかけてもらえるとおもうなよ!」

そう言うと黒杜はズンズンと容赦ない突き入れを開始する。

ズブッ ズブッ ズブゥッ

ビィちゃん「あ、あぁぁっ、あぁ~っ!」

野々村『おぉぉっさらに締まるっ うほぉっさいこぉ~!』

外道たちの歓喜の声と哀れな獲物の悲鳴が重なる。

華奢なビィの身体がまるで性玩具のように遠慮なく『使われる』。

そして。

野々村『おほっ!?なんだっおおぉぅこの姿でもまさか…』

ビィのアナルに突き立てられたウィップネガスの鞭がビクンビクンと震えー

ドビュッ! ドビュルルルゥッ!!

野々村『おぉぉっ出るッ イックぅぅぅっ!』

ビィちゃん「ひぃぃなにっおしりのなかでっ、あぁぁ~っ!?」

野々村『おっおぉ~っ、きんもちいい~っ』

ドピュピュッ ドピュッ!

鞭の柄が突き刺さるアナルから白濁液が溢れ出していた。

なんと器物の姿であるウィップネガスが、ビィのアナル内に射精したのだ!

黒杜「ワハハハ!おいおいおい野々村ぁ!? お前どうやって射精したんだ!?」

あまりのイかれた光景に黒杜が爆笑する。

彼の精神もネガビーストの邪気に染まりつつあるのかも知れなかった。

黒杜「すまんなぁ幹部どの!マンコ射精よりアナル射精のほうを初体験させちまった」

ビィちゃん「あ、あぁ、あ」

もうビィは悲鳴を上げることすらできなかった。

どうにでもなれ。

そんな想いが顔に現れていた。

そしていよいよ、膣穴を犯していた黒杜も。

黒杜「おぉぉっ、いくぞ、イクぞぉ! 私のお仕置きを受け止めろぉ!」

ビィの最奥で雄の欲望が爆発するー!

ドビュルルル! ビュルルルゥウッ!

ビィちゃん「あ… なか… に… 」

穢らわしい白濁液が膣穴に満たされていく。

「なぎ… さま…」

ビィはただ虚ろな表情のまま。

その名をぽつりと呟くのみだった…

誰がここまでやれと言った!(頭を抱える)


いやエロスレのつもりで立てたわけだし
主人公の敗北時にしかエロが無いんじゃエロを見に来た人に申し訳ないし
書き始めたら書き始めたでついビィちゃん虐めたくなったし

まあその
このスレの女の子はこういうふうになる可能性があるということですハイ

ふざけてんじゃねぇよ

>>このスレの女の子は
これってもしかしたら他の平坦団幹部とかサブヒロイン的なキャラの安価とかもあるかな?

>>124言葉を慎め

R18スレだからなぁそりゃなる!
しかし これだけ慕われてるナギちゃんが激怒するのかそれともマイナスにのまれてクリス撃破を優先するのか   
楽しみよなぁ

あーなるほどアイツのスレか

わりと初めのほうからエロスレであるとの主張してるしな

あーあ…

久々に盛大に誤爆してしまった 恥ずかしい…!

===

ビィちゃんはとても大変な目にあってしまいましたが特に離脱することはありません
しばらくすればまた元気に凪様に軽口たたく姿が見られるでしょう


しかしビィちゃんを虐めた黒杜剛三はどうでしょう
彼の命運がコンマで決まります


※彼が物語から離脱しても別の寝取り棒候補キャラが出てきます
続投するとなるとウィップネガスの力を得た彼がクリスにちょっかいを出してくるかもしれません


これより↓1~3でコンマを取ります
コンマ奇数が2つもしくは奇数ゾロが一つでも出れば物語から離脱、偶数2つもしくは偶数ゾロ一つでも出れば続投です

斬れ

えい

続投か

続投か

処せねば

スタッフA「あっ!野々村…それに黒杜さん!?」

野々村巧「みんな!心配かけて悪い!」

野々村がぎこちない笑いを浮かべながら彼を探す仲間の元へ戻ってきた。

黒杜剛三「外で気を失っていたらしくてね。私が介抱していたのさ」

ポンと野々村の肩に手を置く黒杜。

スタッフB「そうだったのか…無事で良かった」

坂本一心(良かった。これでクリスも安心できるな)

野々村「けど信じられないよ。俺が怪物にされていたなんて…」

一心「もしかして怪物鞭だったことは覚えてないのか?」

野々村は一瞬黒杜のほうをちらりと見る。

黒杜「…」

野々村「ああ、なにも…」

スタッフA「ってことは小泉さんがマジで変身したことも覚えてないのか」

スタッフB「凄かったんだぜ!カッコいいわエロいわで…」

黒杜「あぁ、おほん。そのことなんだが」

興奮するスタッフを遮って黒杜が咳払いする。

黒杜「小泉クリスくんの『変身』については…口外しない方がいいと私は思う」

黒杜が真面目な顔で言う。

黒杜「クリスくんが本物のヒーローになったと広まってしまったら、世間の目は良くも悪くもクリスくんに集まるだろう。そうなれば平坦団のほかにも良からぬ輩が彼女の私生活に被害を及ぼすことになるかもしれん」

一心(まあ…もっともだ)

黒杜「今回の平坦団の襲撃については警察に通報するし、警察からの質問によっては変身の件にも触れざるを得ないかもしれんが…ともかく、我ら劇団としては極力この件については口外厳禁だ。いいね?」

スタッフA「ま、しゃあねぇか。やっぱヒーローってのは正体を隠すのがお約束だし」

スタッフB「最近の作品ではそうでもないけどな」

なんだかんだ言いながら、一心含むスタッフ一同は黒杜の言葉に賛同した。

黒杜「私はこれから野々村を病院に連れて行く。今後の撮影についてはまたあとで話し合うことにしよう」






黒社が裏でなんかするんか

当たり前だがその日の撮影は中止となり、キャスト含むスタッフ一同は帰路に着いた。

そして病院へ行くと一同に伝えた黒杜は、自分の所有する高級自動車を駐車している場所までやってきて…舌打ちした。

黒杜「くそ、逃げるだけの力は残っていたか」

高級車の後部座席に放り込んでいたはずの平坦団の幹部、ビィの姿が消えていたのだ。

野々村「く、黒杜さん」

黒杜「慌てるな。ああいう組織の連中が警察なんかに駆け込んだりせんよ」

そう言って黒杜は運転席へ、野々村は助手席へと乗り込んだ。

黒杜「そんなことより、今後のことを話し合おうじゃないか。せっかく手に入れた力、有効に使わなくてはな。キミもまた美味しい目に遭いたいだろ? 例えば…」

黒杜がニタリと笑って続ける。

黒杜「小泉クリス…とかね?」

野々村「ふ、ふへへっ…」

野々村の爽やかな好青年の表情が消え、卑屈に歪む。

野々村はビィを陵辱したあと、自分が人間の姿とウィップネガスの姿を使い分けできることに気づいた。

そして黒杜と口裏を合わせ、何食わぬ顔で仲間たちの元へと戻った。

ネガビーストとしての邪心を隠したままで。

野々村(へへ…く、黒杜さんの手足となって働けば、また女の子を犯せるんだ。く、クリスさんだって…)

クリスのセクシーボディに巻き付いた時の感触、そしてビィのアナルの締め付けを思いだすと彼の股間はビンビンとイキリ勃った。

黒杜(フフ…せいぜい上手く使ってやるよ 野々村くん)

黒杜「面白くなってきたじゃないか、なぁ?」

邪心を秘めた男どもを乗せた高級車が夕暮れどきの街の中を駆け抜けて行った。

好青年であるはずの野々宮くんを手持ち武器のネガビーストにすることで暴力を他人任せにするクズ野郎ってことにする解釈がエグい

幹部A改めエイミちゃん「な、ナギ様! ビィちゃんが戻ってきました…」

ナギ「び、ビィちゃん! 大丈夫か! アイツの炎の攻撃のあと映像が切れたから心配してたんだぞ!」

小泉クリスの変身した鬼鉄の必殺技が炸裂した瞬間、周囲にいた撮影用の小型ビーストは全て燃え尽きてしまっていたのだ。

そして戦いが終わって数時間が経過したあと、ビィはふらふらとおぼつかない足取りでアジトへ帰還していた。

ビィちゃん「あー…そうっすね。ご心配かけて、申し訳ないっス」

何故かビィの姿は出撃時のボディスーツではなく、簡素なジャージ姿である。

ナギ「…? な、ど、どうした…?」

ビィちゃん「どうしたって、なんスか」

ビィの様子はどこかぶっきらぼうで、表情もどこか暗く硬い。

ビィちゃん「報告っス。小泉クリスの変身した鬼鉄とかいう戦士はべらぼうに強いっス。あとネガビーストは扱いに失敗するとヤバいッス。取り扱いには細心の注意が必要ッス」

ナギ「お、おう…?」

エイミちゃん「…?」

エイミも普段とはどこか違うビィの様子に心配げな視線を送っている。

ナギ「…もしかして、負けたのが悔しかったのか」

ビィちゃん「…あー、まあ確かに…悔しいのは悔しいっスね…」

ビィは疲れたような自虐的な笑みを浮かべる。

ビィちゃん「すいませんナギ様。ちょっといいっスか」

そう言ってビィは戸惑った様子のナギに近づく。

ビィちゃん「…ちょっとおじゃまします」

こつんと、ビィはナギの薄い胸元に顔を押し付けると。

ビィちゃん「うっ…うぅっ、ぐすっ、うぅぅぅ」

ナギ「…!?」

エイミちゃん「!? ビィちゃん!?」

ナギの胸板に縋り付いて嗚咽するビィに駆け寄ろうとするエイミを、凪は視線で制する。

ナギ「…よしよし、負けて悔しいよな。怖かったよな。泣け泣け。大丈夫、ビィちゃんがされたこと、私が100倍にして返してやる。あんなおっぱいお化け、ぼこぼこにしてやるからさ」

ビィちゃん(凪、さま…)

お化けを怖がる子をあやすように。

いじめられて帰ってきた子を慰めるように。

震えて縋り付くビィを優しく抱きながら、後ろ髪をよしよしと撫でさする。

そのまましばらくすると…

ビィちゃん「ナギさま」

ナギ「ん?」

ビィちゃん「あいかわらず、うずめがいのない胸っすね」

ナギ「…ていっ(チョップびしっ」

ビィちゃん「あたっ」

ナギ「お前が言うな」

ビィちゃん「そうっスね」

ビィは泣き腫らした目で、しかしフッと微笑んだ。




ナギ「ビィちゃんは?」

エイミちゃん「今はぐっすり眠っています。相当まいっていたみたいですね…」

ナギ「そっか」

ナギは玉座に背を預けながら傍らに立つエイミに語り掛ける。

ナギ「なあ エイミちゃん」

エイミちゃん「はい」

ナギ「あのビィちゃんがさぁ… ただ負けただけで、あんなふうになる…かなぁ?」

ゴゴゴゴ…

エイミ(ごくっ…)

エイミはまたナギの背後に立ち昇る黒いオーラを目視した。

ナギの感情が荒ぶっている証だ。

ナギ「もしも…仲間を負かしたことよりもっと酷い目に遭わせていたなら」

ギリッ…

ナギの奥歯が軋む音が聞こえた。

ナギ「本当に…ただでは済まないぞ 小泉クリスぅ…!」

負の連鎖が始まっとる

敵役だけど仲間思いでよき。

凪様ちゃんそこ一点だけはクリス無罪です

<どうでもいい幕間話>

とある夜。

ナギの胸元で泣きじゃくるビィの姿を思い出している幹部Aことエイミちゃん

自室にて…

エイミちゃん「さて、と…」

おもむろにペンタブレットを取り出すエイミ

エイミちゃん(ビィちゃん…こんな時にこんなこと、ごめんね)

かきかきかきかき

エイミ(でもしょうがないの…あんな、あんな凪様とビィちゃんの姿を見てしまったら…)

カリカリカリカリ

エイミちゃん(はぁぁ~!インスピレーションが止まらないのぉぉ!ふぉぉっナギビィてぇてぇ~!!)

注: てぇてぇ = 「尊い(とうとい)」を意味する言葉
(この場合は凪とビィちゃんのカップリングが尊いという意味合いになります)

エイミちゃん(あぁぁビィちゃんごめん、ほんとごめんなさい!でもでもよわよわなビィちゃんをやさしくつつみこみ凪様の横顔マジ女神すぎぃぃ!)

カリカリカリカリカリカリ

数時間経過

エイミちゃん「ふう…もうこんな時間。この辺にしておかなきゃ」

保存>ファイル名> 『私の部下はこんなにもかわいい その3』

エイミちゃん「今年の夏も、熱くなるわ…!」

<どうでもいい幕間話 おわり>

くっせコイツ

凪ビイは最大手
しかし顔と名前が分かっている以上ビイちゃんが復讐に向かおうと思えばたやすいし、黒杜は木端微塵にされそうだ 

練習がてらファンアート描きすぎている! 少し自重します 頑張ってください
https://d.kuku.lu/dsmgts6tp

いつもありがとうございます

でっか…えっろ…!
これはお子様の性癖も歪みますわ!

>>147 人間がこんなの書いてりゃAI絵がはびこるわけだわ

>111
ひとくちにウルフカットといっても色々あるんだね
ビィちゃんはこんな感じかな


(見れるかな?)

ビィちゃん「普段はふつーの髪色だけど幹部モードだと銀色になるッス 凪様とおそろいの色っス」

エイミちゃん「私もね」


===

\キャー/

\ポンポンジャーかっこいいー/

『こどもたち! わるいやつらをみつけてもじぶんたちでたたかおうとしちゃいけないよ!』

『あやしいひとをみつけたら けいさつやまわりのおとなたちに 丸投げしようぜ!』

井温(いおん)モールのイベントステージにて丸投げ戦隊ポンポンジャーショーが開催されていた。

子供たちの声援を受けながら5色の5人のヒーローたちがポーズを決めたり手を振るなどファンサービスを行なっている。

クリス「さっすがポンポンジャー、もうキッズの心掴んじゃってるね」

ステージ脇から見える客席の賑わいを見てクリスが嬉しそうに笑う。

今日のクリスの仕事は怪人の着ぐるみでヒーローショーの出演だ。

クリス(怪人役かぁ… ふふっ、この前はあたしがヒーローだったんだよね。しかも本物の)

このあいだ悪の幹部をやっつけた自分が、悪の怪人の着ぐるみを着て仕事する…なんだか不思議な気分だった。

実はピンクやイエローなど女性戦士役を引き受けることもあるのだが、ぴっちりしたヒーロースーツだと彼女の大きなバストゆえにお子様向けとしては非常にセンシティブなスタイルになってしまう。

よって身体のラインが出ない怪人役の方が多く回ってくるのだ。

クリス(いつか鬼鉄としてステージに立ちたいなぁ。いやまあ、今でも可能ではあるんだけど)

クリスは左手首のオーガチェンジャーに視線を向ける。

クリス「んん…でもなぁ」



クリスは以前の戦いの翌日のことを思い出す。

クリス「ねぇねぇ! 昨日のあたしの変身したとこどうだった!? カッコよかったかなぁ!?」

現場に居合わせたスタッフたちに本物の鬼鉄に変身した自分について色々聞いてまわったのだが。

スタッフA「えっ、あ、あぁ、凄かったぜ、まあ色々と」

スタッフB「ええっと、や、躍動感…とかな、盛り上がる感じがするな、色々と」

どうも現場に居合わせた男性スタッフは揃って口を濁すような感想だったが…

女性スタッフ「クリスちゃん、あれ、えっちすぎ。あそこまでいくと逆セクハラ」

と、同性からは真顔でズバッと言われてしまった。

そして坂本一心からは…

一心「アレで人前に出るな」

と冷静な一言。

これにはクリスもショックであった。



クリス「うん…やっぱりスーツ作り直さなきゃダメかぁ」






同じ頃、井温モール内コーヒー店スバータックスにて。

?「こんな賑やかな雰囲気の中でも結構いるんですね。不平不満、劣等意識を感じている人たちが」

清潔感のある上品かつお洒落な服装の、栗色のロングヘアの女性が小さく呟く。

一般人に紛れた、平坦団幹部Aことエイミである。

コーヒーをブラックで味わいつつ、エイミは店内から店の外を行き交う買い物客を観察していた。

エイミちゃん(これが…人々の心の色)

彼女も幹部Bことビィ同様、人々の心の色を見る能力を預かっていた。

沢山の煌びやかな感情の色が周囲を通り過ぎていく中、暗く濁り澱んだ色も少なくない。

彼らは多くの煌びやかな色を持つ人々の姿に何を思うのだろう?

エイミちゃん(本当に世の中って不平等。やっぱり幸せの格差は無くしていくべき。幸福も不幸も、均等に、平坦に…ね)

コーヒーの芳醇な香りと苦味を味わいながらエイミは口元だけ小さな笑みを浮かべる。

エイミちゃん「ここでネガビーストを発生させれば大パニックになりそう。そうすればあの鬼鉄…小泉クリスさんも現れてくれるかしら」

マイナスの意思にあらがうプラスの力を振るう鬼鉄。

ネガビーストのマイナスパワーを察すればこの場にやってくる可能性は大いにある。

エイミちゃん「こなければ来ないで良し。我々平坦団の存在を存分にアピールできるチャンスですもの。さぁ…始めましょうか」

席を立ち、

うわ 送信しちゃった

===

同じ頃、井温モール内コーヒー店スバータックスにて。

?「こんな賑やかな雰囲気の中でも結構いるんですね。不平不満、劣等意識を感じている人たちが」

清潔感のある上品かつお洒落な服装の、栗色のロングヘアの女性が小さく呟く。

一般人に紛れた、平坦団幹部Aことエイミである。

コーヒーをブラックで味わいつつ、エイミは店内から店の外を行き交う買い物客を観察していた。

エイミちゃん(これが…人々の心の色)

彼女も幹部Bことビィ同様、人々の心の色を見る能力を預かっていた。

沢山の煌びやかな感情の色が周囲を通り過ぎていく中、暗く濁り澱んだ色も少なくない。

彼らは多くの煌びやかな色を持つ人々の姿に何を思うのだろう?

エイミちゃん(本当に世の中って不平等。やっぱり幸せの格差は無くしていくべき。幸福も不幸も、均等に、平坦に…ね)

コーヒーの芳醇な香りと苦味を味わいながらエイミは口元だけ小さな笑みを浮かべる。

エイミちゃん「ここでネガビーストを発生させれば大パニックになりそう。そうすればあの鬼鉄…小泉クリスさんも現れてくれるかしら」

マイナスの意思にあらがうプラスの力を振るう鬼鉄。

ネガビーストのマイナスパワーを察すればこの場にやってくる可能性は大いにある。

エイミちゃん「こなければ来ないで良し。我々平坦団の存在を存分にアピールできるチャンスですもの。さぁ…始めましょうか」

席を立ち、モール内の人混みへ視線を向けるとエイミはオレンジ色のバイザーを取り出し装着した。

目の前を通り過ぎていくいくつかのマイナスの色…そのうちの一つにエイミは狙いを定める。

エイミちゃん「…遙か空より来たりしマイナスの意思よ その者の深き心の闇に相応しい力と姿を与えたまえー」

===

(このタグ付けたまま他の安価スレに安価投稿出しちゃった
最近こんなのばっかりです)

というわけでエイミちゃん
いろんな人がいっぱいいるショッピングモールでネガビーストを作り出すつもりです!
ワルですね!

沢山の人々が行き交うショッピングモール、ビースト化される人はどんな人なのでしょう?

というわけでここで怪人安価取ります!

【ビースト名】○○ネガス
【人間時の名前】
【ビーストの容姿】器物型や動物型それら複合型まあ自由に
【人間時の容姿】
【ビースト化の原因】その人のどんなネガティブな思いが獣化原因になったか?
【ビースト能力】
【弱点】
【備考】

エッチなことしやすい能力だと嬉しいですが
とりあえずお好きにどうぞ
それでは
↓1~3
揃ったあと>>1の出したコンマに一番近い安価を採用します

【ビースト名】ブルネガス
【人間時の名前】牛村 牧夫
【ビーストの容姿】牛の頭を持った筋骨隆々の男性(まんまミノタウロス)
【人間時の容姿】小太りの陰キャなオタク青年
【ビースト化の原因】魔法使いになってしまった絶望
【ビースト能力】相手を自分に相応しい牝にするために牝牛化させる。牝牛化するとおっぱいの肥大化·感度爆増·母乳体質化·牛角や牛耳、牛尻尾の出現が起こる。最後には思考が搾乳と交尾への欲求だけになってしまいオス牛チンポの種付けと乳搾りを求める牝牛に成り下がってしまう。
【弱点】脳筋化するので搦め手や罠に嵌りやすい
【備考】
おっぱいに執着する様子から最初はエイミちゃんにブチ切れられていたが、モブに対して行った廃人になってしまうほどのおっぱい責めをエイミちゃんが見たことで『胸の大きな女は全員無様な牝牛になってしまえば良い』という考えに至ってからはむしろ気に入られている。
(加えて貧乳には興味が無さそうなことから凪様には危険が及ばないと判断)

【ビースト名】フェアリーネガス
【人間時の名前】片倉 正太(かたくら しょうた)
【ビーストの容姿】人間時の容姿に加えて肌は白く耳は長くなり、蝶のような羽が生えるなど妖精のような姿になり、スケスケの羽衣を羽織っている。
【人間時の容姿】身長135cm。小柄で華奢な体格やショートカットにしたサラサラの黒髪、一見美少女に見える可愛らしい顔立ち。しかしそれとは不釣り合いな大人顔負けの精力を秘めた巨根の持ち主。下の毛は生えてない。
【ビースト化の原因】家でも学校でも居場所がないという疎外感
【ビースト能力】羽から出る鱗粉を吸うとフェアリーネガスがいとおしくなり、中出しされると母乳体質に変えられてしまう。
【弱点】鱗粉はマスクなどで防げるし精液は摂取しなければいい。身体能力だけなら鬼鉄のほうが強い。
【備考】
近隣の名門小学校に通う小学生で名家の嫡男。普段は内気で大人しい子ども。
しかし、家では両親から過剰にプレッシャーをかけられ、学校ではいじめにあうなど不遇な日々を送っており、特に親からの愛情に飢えている。
今回、フェアリーネガスになったことで欲求が暴走し、好みの女性を自分を甘やかしてくれる母親にするべく能力をふるいはじめる。

負けると擬似近親相姦プレイとショタコン&母乳体質化的なキャラ。

ビースト名】レジウチネガス
【人間時の名前】眉村浩平
【ビーストの容姿】全身隙間なくバーコードシールを張り付けた体に前掛けエプロンをつけた怪人。バーコードスキャナーと値札張り機を両手にもつ
【人間時の容姿】少し長めのボサボサの髪型、ガリガリ冴えなく生気がない顔立ち
【ビースト化の原因】金もなくレジうちをしてる惨めな自分とショッピングモールで買いたい物も買えないでいるストレス
【ビースト能力】相手にバーコードを張り付けスキャンすることで相手のスリーサイズか処女膜の有無や身体的特徴を事細かにわりだし値段をつける。出た値段をレジウチネガスが自分の財布から出すか周囲の客が支払った場合に能力が発動、対象者は支払いを済ませた者の所有物になり何を言われても拒否できない
【弱点】スキャンした結果値段が高額すぎて誰も買わないと能力が全く役に立たない。効果持続時間がある
【備考】貧乏学生で金がなくいい大学にいくため勉強もしたが受からず落ちぶれた。日々の生活に周りは好きなもの買いたいものを買うなか自分は商品を眺める毎日に物欲に性欲様々なストレスを抱えている

投稿ありがとうございます

このレスのコンマで判定
最も近いものを採用します

>>156 となります


いたいけな少年をビーストに変えてしまうとは
エイミちゃんますますワルですね!

劇団クロモリの事務所にて。

坂本一心「さて…そろそろクリスのステージも終わる頃か」

一心(クリス、まだこの前俺が言ってたこと気にしてるのかな)

先日、クリスから鬼鉄に変身した時の感想を求められた時。

一心は「アレで人前に出るな」とクリスに言ってショックを与えてしまった。

一心(いやカッコいいのは確かなんだ…だが冷静になってみると)

平坦団幹部の攻撃で胴体部分が破壊された鬼鉄のアクション用スーツはプラスエネルギーによって再構成され、本物として実体化した。

問題は再構成によって大きな変化を遂げた胴体部分のデザインである。

一心「ちと破廉恥が過ぎるだろう」

そう、再構成されビキニアーマー化した胴体はあまりにも露出が激しすぎる。

変身直後は一心も感動が先に立ってしまっていたが、やはろ恋人としてはあんなあられも無い姿を世間に晒してほしくないのだ。

それに…

一心「調子に乗り易いところがあるからな、アイツは」

今日もこのあと会う約束がある。

念の為に釘を刺しておいた方がいいだろうと考えていた時だった。

ぴろりっ🎵

スマホで着信があった。

クリス本人からである。

着信「一心くん! 出たよ!平坦団だ!」

一心「っ!」

次の瞬間、一心は事務所を飛び出していた。





自衛隊や機動隊にポンポンジャーしよう!

ショッピングモールは大混乱に陥っていた。

客「うわぁぁ!」

突如としてモール内に現れた小さな人型の怪物が輝く鱗粉を撒き散らしながら宙を舞っている。

女性客「どうなってるのあれ…なにかのイベントなの?」

身長135cmほどの華奢な体格、可愛らしい顔立ちの美少女…いや美少年。

髪は金色に輝き肌は白く、透き通るような薄い衣を纏い。

背には蝶のような色彩の羽根、耳は長くとがっていてまるで童話で描かれる妖精のようだ。

そして目を引くのが薄いころもの向こうに透けて見える、股間部分からデロンと垂れたシルエット。

一瞬シッポのようにも見えるが、よくよく見れば成人男性顔負けのサイズの男性器のものだとわかった。

?「おねえさん、ぼくのママになってよ…」

女性客「!?」

そういうと妖精らしきものは見下ろした先にいる女性客に向かって手をかざす。

ばしゅっ! ビシャアッ!

女性客「きゃあっ!」

手首から放たれた白い塊のような何かが女性に着弾した瞬間、それは蜘蛛の糸のようにべちゃりと絡みついた!

女性客「何これ、ベトベトして動けない…」

動けなくなった女性の元へと妖精が舞い降りる。

女性客「あ、あぁっ!?」

そして女性は見た。

妖精の巨根が上を向き、力強く勃起している様を!

ビリッ、ビリィィ!

妖精の細い腕からは想像もできない腕力で、動けない女性の衣服が、下着が、引き裂かれていく。

女性は半裸になり、形の良い美乳と股間があらわになる。

女性客「ひぃぃっ!?ま、まさかあなたっ…」

妖精「ママ、ママぁ…!」

女性客「待って、こんなのウソよっ! 誰か、誰か助け…」

ずぶぶぶぅっ!

女性客「んひぃぃぃーーー!!」

あらわになった女性器に、妖精の巨根が突き入れられた。

妖精「ママぁ、ママァ。ぼくをもっとかまってよぉ、あまえさせてよぉ」

ずっぶ、ずっぶ、ずっぶ…

女性客「ひぃぃぃ…」

女性客(ど、どうしてっ、怪物に犯されてるのに、わたしっ)

周囲に振りまかれるキラキラ輝く鱗粉。

それを吸い込んでしまった女性は少しずつ抵抗の意思が薄れていく。

それどころか…

妖精「ママぁ…」

ズブッ ズブッ ズブッ

女性客「あっ、あぁっ❤️ だ、だめぇっ❤️ そんな可愛い顔近づけないでっ❤️ あぁ~っ」

巨根で犯されピストンされる女性の表情がうっとりと蕩けていく。

妖精「ママぁ…うぅっ」

どびゅううっ! どびゅうっ!

女性客「あひぃぃっ❤️ 可愛いボクに中出しされてっ… !? はぅっ、なにっ、おっぱいが張って…あぁぁ!?」

ぴゅる…ぷしゃあっ!

女性客「な、なんでぇっ❤️ 母乳がっ、ミルクが出てるぅっ!? 赤ちゃんいないのにっ、ママになっちゃってるぅひぃぃ~!」

その時、その場に駆けつける人影があった。

他の女性客「こっちです、こっちにも逃げ遅れた人が!」

女性スタッフ「お客様、大丈夫ですか…ああっ!?」

駆けつけた2人の女性は、小さな怪物と母乳を吹き出しながら恍惚とした表情で倒れている女性の姿を見て絶句した。

妖精「あたらしい ママができたよ。でもまだたりない…もっと、もっとママがほしい」

妖精は駆けつけた2人の姿をみてにこりと微笑む。

他の女性客「あ…ああ…」

女性スタッフ「いや…こないで、こないで…」

犠牲者が少しずつ、増えていく。

女性客&スタッフ「い…いやぁぁあぁ!!!」

一心はタクシーで移動しながらスマホでクリスからの連絡を聞いていた。

どうやら現地で新たな展開があったようだ。

クリス『一心くん!ネガビーストらしい怪物も彷徨いているみたいなの! 闘うけどいいよね!?』

通話先のクリスは既に戦う気まんまんである。

一心「…っいや、ちょ、ちょっと落ち着け! アイツらは前に言ってただろ!

お前のことを『ターゲット』だと!

そのショッピングモールへの襲撃自体がお前を誘い出す罠かもしれないんだ!」

クリス『あたしがターゲットなら、なおさら戦わなきゃダメじゃない! このままじゃどんどん被害が大きくなるよ!』

一心「それはっ…」

自分たち2人は、宇宙の『プラスの意思』の言葉を受け取った。

マイナスの意思という惑星規模、宇宙規模の脅威に立ち向かえと。

一心(身体が震える。つくづく思う…なんで闘うのは…変身できるのは俺じゃないんだと)

一心(あの時、俺はクリスが鬼鉄になる夢を叶えてほしいと願ってた。

その想いに『彼女自身』が鬼鉄に変身するという形でプラスエネルギーは応えた。

だから変身者はクリスになった)

一心は思う。

俺はクリスに戦う役目を押し付けてしまったのではないかと。

宇宙規模の戦いに彼女を送り込んでしまうことの心苦しさを感じていた。

そんな時だ。

スマホのスピーカーから誰かの叫び声が聞こえてきた。



井温モール ヒーローステージ前。

何人もの子供たちが叫んでいた。

こどもA「たすけて!ポンポンジャー!」

こどもB「ひっく、ぼくのおねえちゃんが、かいぶつにおそわれちゃったんです。おねがいします、たすけて…」

こどもC「おねがいだよぅ! まるなげしてくれっていってたじゃないかぁ!?」

うわぁぁん うわぁぁん

うぇぇぇーーん

子供たちは泣きながら精一杯『ヒーロー』たちに訴えてくる。

そんな子供たちの前でヒーロースーツに身を包んだ演者たちがおろおろとしていた。

ポンレッド役の青年「う、うう…そんなこと言われたって、俺たち…」

ポンブルー役の青年「ち…ちくしょう、俺たちだってなんとかしてやりたいよ…」

カッコいいヒーロースーツの中で何の力も持たない若者たちが悔しさに打ち震えている。

こどもたち「「「おねがい!たすけてぇー!」」」







一心は聞いた。

その小さな精一杯の叫びを。

ヒーローを呼ぶ声を。



クリス『…一心くん』

一心「ああ…聞こえたよ」




一心「なんてこった。これはもうやるしかないじゃないか」



だってそうだろう。



子供の頃からヒーローが大好きで

ヒーローになりたくて身体を鍛えて

ついに本物のヒーローになれる力を持ったヤツが。



昔の自分と同じようにヒーロー大好きで

ヒーローに声援を送っていた子供たちから

ヒーローとして救いを求められているんだぞ。



それに応えないなんて、それは小泉クリスと言えるのか。



一心「クリス、これだけは言っておく」

一心は務めて冷静に、そして真剣に語りかける。

一心「これからお前が挑むのはフィクションのドラマじゃない。現実の…本当の命を賭けた戦いなんだ。忘れるなよ、お前の無事を願う奴がここにいることを」

クリス『一心くん… わかった』

ポンレッド役の青年「き、来たっ!」

ヒーローステージへ向かって二つの人影が迫ってくる。

エイミちゃん「あらあら、こんなところにも逃げ遅れた人たちがいるんですね」

平坦団幹部Aことエイミはややサディスティックな笑みを口元にたたえてステージの方を見つめている。

その傍には彼女に付き従うようにふわふわと移動する金髪の妖精の姿もあった。

ポンピンク役の女性「なに…あの人のあの姿。まるで…」

ポンイエロー役の女性「悪の…女幹部?」

そう、エイミの姿は誰が見ても一目で悪の女幹部とわかるものであった。

衣装の基本カラーは漆黒。

艶やかなエナメルの輝きを放つ軍帽。

上下一体型、光沢を放つハイレグボンテージスーツ。

大きく開いた背中を隠すショートマントに脚はピンヒール付きのセクシーなエナメルサイハイブーツ。

普段の栗色のロングヘアは銀髪に変わっており、目元はオレンジ色のバイザーで覆われている。

エイミちゃん「おはようございます、ヒーローの皆さん」

ふわりとした挨拶とは裏腹に纏う雰囲気は狩人のそれだ。

エイミちゃん「ここからは貴方たちがちょっと不憫な目に遭う展開を演じてもらおうと思います。

特に…そちらのピンクとイエローの方」

女性が演じているポンピンクとイエローがビクっと震えマスクの中で表情を強張らせる。

エイミちゃん「お二人には特に頑張ってもらいますよ。

そこの子供たちにはちょっぴり刺激的なショーをね」

ポンブルー役の青年「お、お前らはいったい何なんだ」

その問いかけにエイミが答える。

待ってましたとばかりに。

エイミちゃん「フッ…!」

オレンジのバイザーがキラリと輝く。

エイミちゃん「世界の不平等を打ち砕き、平坦な世界に変える『平坦団』!

その首領タイラント・ナギの忠実なる幹部ジェネラルエイミ! 世界に適度な不幸を撒き散らす者である!」



<平坦団アジト>

ナギ(ぽかーん)

ビィちゃん(うわぁ、という表情)

例によって小型ドローンビーストの撮影で現場中継を見ていたナギとビィは困惑して固まっていた。

この幹部、ノリノリである…!

ビィちゃん「ナギ様。いつエイミちゃんは『ジェネラル』なんて呼ばれるようになったんスか?」

ナギ「いや知らん知らん。本人が勝手に言ってるだけだから。

ってか何? あいつこういうノリが好きな人だったの?」

ビィちゃん「その片鱗は普段から見えてたよな気はするっス」

ちなみにビィは前回の出撃前にエイミから同じような衣装を薦められていたのだが…



ビィちゃん「恥ずかしいからいいっス」

エイミちゃん「えぇ~」

丁重にお断りしていた。

ビィちゃん(正直ぴっちりボディスーツの方がマシっす)



ナギ「そ、それにしてもあのハイレグの切れ込み角度エッグいな…エイミちゃん覚悟決まりすぎだろ」

ビィちゃん「我々みたいな細身の身体で堂々と着こなしているのは凄いっス。大人の魅力があってセクシーっす」

ビィちゃん(名乗りのセンスとかはアレっすけど)

>>168 のエイミちゃんの装備で書き忘れてましたが腰には鞘に納まった半曲刀タイプのサーベルを装着してます
(コスプレショップで購入した切れ味皆無の模造剣ですがマイナスエネルギーを帯びていてコンクリートの壁を砕くことくらいはできます)

エイミちゃん(いつかイベントに参加する時の為に温存しておいたとっておきの衣装…最高の形でお披露目しちゃった🎵)

怯える人々を前にしてエイミは上機嫌である。

エイミちゃん「フフッそれではコスのお披露目…じゃなくて挨拶も済ませたところでヒーロー陵辱ショーでも始めましょうか。

フェアリーネガス!」

妖精「はい。ジェネラルエイミさま」

エイミの言葉に妖精が透き通るような子供の声で応える。

エイミちゃん「ピンクとイエローのヒロインたちを貴方のママにしてあげなさい」

妖精「ママ…? ぼくの、ママ!」

妖精…いや、ネガビースト『フェアリーネガス』は嬉しそうに笑みを浮かべるとふわりと浮き上がり背中の蝶の羽根を大きく広げた。

エイミちゃん(おっとと、ガスマスクつけなくちゃ)

フェアリーネガスの羽根から撒き散らされる鱗粉は第二次性徴を迎えた女性が吸い込むと母性本能を暴走させられてしまう。

暴走した母性は全てフェアリーネガスに向けられ、何もかも犠牲にしていいと思えるほどにフェアリーネガスを愛おしく感じてしまうのだ。

そう、本当の子供…それ以上に。

エイミちゃん(ちなみに男性の方が吸い込むと身体が麻痺しちゃうみたいですよ)

そう、エイミやネガビーストに立ち向かう勇気ある男性たちも何人かいたが皆身体の自由が効かなくなって無力化させられているのだ。

妖精「ママに…なっちゃえ!」

ばさぁ!と蝶の羽根がはためくとキラキラ輝く鱗粉が周囲に広がり、ステージの人々まで迫っていく…

子供たち「やだぁー! こわいよぉ!」

ポンピンク&イエロー役の女性「あ…あぁ…」

ポンレッド役の男性「も、もうダメだ…」




無力な人々が諦めかけたその時だった。

?「フレィィムッ!ショットガァァンッ!!」



カッ



ボンッボボボボボボボボッボオォォンッッッ!!!



ステージの周囲で炎の花が咲き誇った。



フェアリーネガス「!?」

エイミちゃん「これは…!? 空中のフェアリーネガスの鱗粉が全て焼き払われた…!?」



打ち出された無数の焔の散弾が周囲を舞う鱗粉の悉くを消滅させていた。



ポンレッド役の青年「なんだ…今のは」

こどもA「あそこに…だれかたってるよ」

子供の1人が指差した先。

1人の戦士の姿がそこにあった。

子供たちを、人々を守るように。

真紅に輝く鉄鋼の戦士が。



こどもB「あ…あれもヒーローなの?」

ポンブルー(わ、わからない…けどさっきの炎は演出なんかじゃない…『本物』だ)

子供たちもヒーロー役の演者たちも戸惑っている。

?「ポンポンジャーの皆さん。よく持ち堪えてくれました。後はあたしに任せてください!」

鉄鋼の戦士は女性の声で人々に語り掛ける。

ポンレッド役の青年(こ、こいつは味方なのか…!?)

エイミちゃん「ふうん、本当に駆けつけてきたんですね。待ってましたよ、『鬼鉄』さん」

こどもC「 おに、てつ…? 」



?「そう…あたしは鬼鉄。人々の夢と希望を守る戦士!」

輝くオーガブラッドメタルの鉄甲を纏う拳をエイミたちへと突き出し、名乗りを上げる。



小泉クリス=鬼鉄 「 機甲拳神っ!

鬼鉄! 推参っ!!」

今日はここまで
明日はコンマバトルできるかな

乳くりス
 お前もママに
  なるんだよ

byエイミちゃん


仮に3回勝利したらナギちゃんとラストバトルとかなのかな?

おつおつ

鬼鉄=小泉クリス「さあ早く! 子供たちを安全なところへ!」

ポンレッド役の青年「任せて、いいんだな…?」

その言葉に鉄鋼の戦士がこくりと頷く。

ポンレッド「…わかった! 『鬼鉄』、子供たちの避難は俺たちに任せろ!」

ポンブルー「さぁみんな、行こう!」

5人のヒーローたちは怯えて動けない子供たちを抱き抱え、ビーストが来た反対の方向へと退却していく。

その時、一人の子供が叫んだ。

こどもA「お、おにてつー! がんばってー!」

鬼鉄=小泉クリス『 …! 』

クリス(もう名前覚えてくれたんだ)

クリスの身体が小さく震える。

クリス(子供たちの声援って凄い。どんどん力が沸いてくる)

エイミちゃん「さっそく期待されているみたいですね、鬼鉄さん」

エイミの口元から笑みが消えている。

鬼鉄のビキニアーマー、そこに覆われたたわわな乳房を凝視しながら。

エイミちゃん「けど…貴方は子供たちの期待に応えることはできません。

このネガビースト第二号フェアリーネガスの力によって、そのだらしない駄肉に相応しい無様な末路を辿るがよろしい!」




その頃、坂本一心を乗せたタクシーは騒動の真っ只中である井温モールへと到着していた。

一心「クリス…無事でいろよ!」





エイミちゃん「さぁフェアリーネガス! その正義ヒロインをママにしてしまいなさい!」

クリス「あなたたちのママになんてならない! 絶対にっ!」

子供たちの声援を受け、変身ヒロイン小泉クリスの第二戦が始まります

というわけで戦いのコンマを取らせていただきます!
クリスに待ち受けるのは勝利の栄冠かはたまた敗北陵辱か!

鬼鉄(小泉クリス)
VS フェアリーネガス
バトルスタート!
これより↓1~3でコンマを取ります
コンマ奇数が2つもしくは奇数ゾロが一つでも出ればクリス勝利、偶数2つもしくは偶数ゾロ一つでも出れば敗北です

がんばえー

やったぜ。(ああっ鬼鉄……そんな……っ!)

出すまでもなく負けや

「絶対にっ!」の部分は願いを込めて入力しました



坂本一心(俺はあの時、クリスに言った)

一心(お前が挑むのはフィクションじゃない。現実の戦いだと)

一心(あれはクリスへの覚悟を決めろという俺の思いから出た言葉だった)

一心(ああ、でも…)

一心(あの時のあの言葉は俺自身に投げかけるべき言葉だったんじゃないか?)

一心(覚悟が出来てないのは…現実が見えてないのは)

一心(俺のほうだったんじゃないかって…今はそう思う)

一心(クリスが…ああ… あんなことに…)

ぼくらの鬼鉄が…そ そんな

イッチの母乳シチュは毎回刺さってるから今回も期待



クリス「はぁぁっ!」

クリスはレッグアーマーのスラスターを噴射させ、空中のフェアリーネガスに攻撃を仕掛けた。

唸りを上げて振りかぶった拳が少年の姿をした怪物に突き刺さる…と思いきや。

フェアリーネガスはふわりと軽やかに躱し、剛拳はブォンと空を切った。

クリス(ふわふわと…! まるで本当の蝶みたいだ!)

スラスター噴射を継続させ、ホバリングしながら鬼鉄はフェアリーネガスと向かい合う。

クリス(いろんな意味でやりにくい…! どうしてコイツは子供みたいな姿してるのよ!)

フェアリーネガス「ママ… ママ、どこ…もっとぼくをみて…」

クリス「…ああっ もう! なんて声出すのよコイツは!」

まるで迷子になった子供のように『ママ』を呼び続けるネガビースト。

泣き出しそうな悲痛な少年の声に闘志に燃える心が萎んでしまいそうだ。

クリス「くっまるで本当の子供みたいにっ…!? …子供?」

その時クリスは思い出した。

鬼鉄撮影スタッフの一人、野々村巧がマイナスエネルギーを浴びてネガビースト化した時のことを。

クリス「まさか…このネガビーストは…!」

エイミちゃん「ふふふ、気付いたようですね」

幹部エイミが口元に小さく邪悪な笑みを浮かべる。

エイミちゃん「そう、フェアリーネガスの正体は○学生くらいの可愛らしい男の子です。他の大人たちよりよほどネガティブな色が濃かったので大抜擢してみました」



ナギ観戦中(うわぁ~ わっるぃ顔してるぅ~)

ビィちゃん観戦中(めっちゃ楽しそうっスね)

クリス「な、なんてことを…」

憤るクリスに対しフェアリーネガスは蝶の羽根をはためかせ再び鱗粉を撒き散らしていく。

クリス「く! フレイムショットガンッ!」

ボボンッ ボボボォォンッ!

先程と同様、鬼鉄の左の掌から放たれる拡散火炎弾が輝く鱗粉を焼却していく。

だが…

クリス(しまった、姿がー)

いくつもの小爆発の光と爆音による衝撃のせいでクリスは妖精の姿を見失ってしまう。

クリス「一体どこに…はっ!」

フェアリーネガス「つかまえた」

小爆発の光に紛れて妖精はクリスの背後に回り込み、その背中にしがみついた。

そして蝶の羽根を大きく広げー

クリス(やばー)

ぼふううううっ!!

そのまま大量の鱗粉を放出し、クリスの全身を包み込んだ!

クリス「ごほっ、ま、まずいっ、この鱗粉、吸い込んだら絶対にやばいっ…」

鬼鉄のフルフェイスヘルメット、その口元のフェイスガードは空気中のあらゆる毒素を除去して装着者を守る防毒機能を備えている。

だが先程とは比べ物にならないほどの濃度の鱗粉を超至近距離で放出されては、流石の防毒機能も許容範囲を大幅に超えてしまう!

クリス「しょ、焼却しなきゃ…フ、フレイム、ショッ…」

フェアリーネガス「だめだよ、『ママ』」

ーどくんっ

『ママ』 そう呼びかけられた瞬間。

拡散火炎弾を放とうとした右腕がガクンと垂れ下がった。

クリス(あ…れ?)

右腕だけではない。

クリスの身体から急速に力が抜けていく。

そう、鬼鉄の防毒機構で除去出来ず、鱗粉を吸い込んでしまったクリスのカラダは…

すでにフェアリーネガスの術中に嵌ってしまっていたのだ。

クリス(どうして…身体の自由がきかない)

しゅぼぼぼ…ガションッ

スラスター噴射を弱めつつ、ゆっくりと鬼鉄がヒーローステージ上に降り立つ。

クリス(あたまも…ぼーっとしてきた。からだが、おもい…)

ぐらりと鉄鋼の戦士がバランスを崩し、ガシャンと尻もちをついた。

クリス「ま…まずいっ、立たなきゃ…戦わなきゃ…」

クリス(え… 戦う…? 誰と…)

尻もちをついたまま思考が定まらないクリスに小さな人影が近付いていく。

フェアリーネガス「ママ…ぼくだよ… ぼくとあそぼうよ」

ママ… ママ…

クリス(ま、また… その言葉を聞くと、なんだか…なんだか…)

ぐらぐらとクリスの心の何かが揺るがされている。

生物としての、人間としての本能と呼ぶべき何かが。

迫ってくるその人影を見つめているとその本能が…胸の中に闘志とは違う別の熱さを生み出してしまうのだ。

クリス(ああ… そうか)

どうしようもなく、目の前の小さな少年に抱いてしまう愛おしさ。

クリス(あたしはこの子の…ママなんだ…❤️)

人はそれを『母性』と言う。

母性いいぞお

フェアリーネガス「ママぁ、だっこしてぇ」

そう言うとフェアリーネガスは尻もちをついて座り込んだままのクリスの胸に縋りつこうとする。

クリス「う…うん、おいで…」

あまりの愛おしさにクリスもその子を抱きしめようとするが…

フェアリー「ママのて、ごつごつしててこわい」

クリス「あ…!」

クリス(い、いけない、こわがらせちゃう)

ぷしゅーっ… ガションッ、ガチャン。

排熱音と金属音を立てながら鬼鉄のメタルガントレット、メタルアーム、ナックルといった腕部パーツが取り外されていく。

そして…

クリス(あぁもうこれじゃ抱きしめられない!)

胸部アーマー、すなわちビキニアーマーパーツの胸パーツを苛立たしそうに見下ろす。

こんなゴツゴツした胸でこの子を抱きしめたら怪我をさせてしまうかもしれない。

クリス「ちょ、ちょっと待ってね… んっ」

カチッ ピキンッ とビキニパーツの接続を切り離していく。

そして…

ブルンッ、と音を立てて大きな…プラスエネルギーにより普段より増量された乳房があらわになった。

フェアリーネガス「わぁ…」

フェアリーネガスはちょっとびっくりした様子だったがすぐ嬉しそうな笑顔になる。

フェアリーネガス「ママの、おっぱいだぁ…!」

フェアリーネガスはクリスに抱きつくと、ぷるぷると震える豊かな乳房に顔を埋めて甘えるように擦り付けた。

フェアリーネガス「えへへ ママぁ」

すりすりすり

柔らかなおっぱいクッションに包まれて妖精の怪物がニコニコしている。

フェアリー「ママ おかおもみせて」

クリス「え、えぇ…」

カシュン、カシュンとフルフェイスヘルメットのフェイスガードとゴーグル部分が展開してクリスの表情があらわになった。

その表情は上気したかのように頬を染め、瞳は熱く潤んでいる。

クリス(ああ…この子の笑顔を見てるとあたしまで幸せな気持ちになってきちゃう。これがママの気持ちなの…?)

ゴーグルを通さずに見るフェアリーの姿は可愛らしさも一段と増したように思える。

鱗粉の効果による偽りの母性によってクリスはこれまでに感じたことのない幸福感に酔いしれていた。

クリス(ん…?)

その時クリスは妙な異物感を覚えた。

自分の下腹部あたりに何か大きなモノが押し当てられているような。

なんだろうと思い、視線を下げるとそこには…

クリス「え… あぁっ…!?」

クリスが驚愕の声を上げるのも無理はなかった。

下腹部に押し当てられていたソレはフェアリーのペニスだった。

それも少年の姿にはアンバランスなほどの巨根…

大人と同等、いや大人顔負けのサイズのソレが力強く勃起していた!

クリス(なにっ…こ、これっ…お、おちんちん…なの!? こんな可愛い子が、こんな…!)

フェアリー「んっ… ママぁ」

フェアリーは切なそうな声を出しながら勃起ペニスの先端をクリスのお腹に擦り付けてくる。

フェアリー「ママぁ おちんちんがくるしいよぉ…」

クリス「えっ、えっ…!?」

大きく長くドクンドクンと血管を浮き立たせる巨根と、切ない表情を向けてくるフェアリーの表情を見比べながらクリスは困惑する。

クリス(ど、どうしよう…! ママならこんな時どうすればいいの!?)

フェアリー「ママの、せいだよ… ママがとってもいいにおいするから… おっぱいがとてもふかふかだから…」

クリス「そ、そんなこと言われても」

フェアリー「だからママ、せきにんとって、おちんちんをなおしてぇ…」

クリスのおなか…子宮のあるところにぐりぐりとペニスの先端を押し当てるフェアリー。

クリス「それって…まさか」

ごくりとクリスが喉を鳴らす。

フェアリー「そうだよ、ママ」

フェアリー「ママとせっくすして ぴゅっぴゅってしたら、なおるよ」

クリス「そ、そんな…」

クリス(きゅ、急になんてこと言うのこの子…?)

クリス「だ、ダメ、だめよっ… せ、セックスでなくっても…その、手でするとか…」

懸命にフェアリーを諭そうするクリスであったが…

フェアリー「だめだよ。せっくすじゃないとだめ」

フェアリーは上目遣いで瞳を潤ませながらクリスの表情を覗き込んでくる。

クリス「あぁ…! そ、そんな目で見ないで… そんなふうに迫られたら、あたしっ…」

クリス(ダメだよ…あたし…一心くんともまだしてないのに)

だが鱗粉の呪縛によって暴走中の母性が判断を鈍らせる。

クリス(ああ…もっと優しくしてあげたい。甘やかしてあげたい。言うことを聞いてあげたい…!)

フェアリー「ママぁ おちんちんがずきずきするよ。くるしぃよ…こわいよぉ…」

フェアリーの声は今にも泣き出してしまいそうな子供のそれだ。

クリス(ダメ、ダメよクリス…! 心を鬼にして突っぱねるの…! セックスなんて、絶対許しちゃだめぇ…!)

最後の砦であるチェストパーツ…

つまりビキニアーマーのパンツ型パーツは腕部パーツや胸部パーツ同様、クリスの意思によってパーツ接続を切り離すことが可能だ。

クリス(これを外したらこの子にセックスしてあげられる…! ああっ、外したい、セックスさせてあげたいぃ…!)



セックスさせてあげる、させてあげない。

クリスの精神の崖っぷちで理性と母性が激突している。

そしてその均衡が…



フェアリー「ママ、だいすき」

クリス「はぅっー」



たった一言で破られた。


ピキンッ…カシャァンッ


パンツ型パーツの接続が外れ落ち…クリスのピンク色の割れ目があらわになった。

フェアリー「ママ… ママのおまんこ…きれい…」

クリス「あ、あまりじろじろ見ちゃだめっ…」

クリス(ああ…すごくうれしそう)

ああ、セックスしたらこの子はもっと喜んでくれるのだろうか。

もっと可愛い笑顔を見せてくれるのだろうか。

クリス「じゃ…じゃあ」

クリスは足を大きく開き、我が子のペニスを迎え入れるように指先でくぱぁ…と膣穴を押し広げた。

クリス「さぁ…ママのなかに、きて…」

フェアリー「ママぁ…!」

フェアリーネガスが満面の笑みを浮かべる。

勃起ペニスをグッと掴んで、ママの肉穴に挿入しようとした…その時だった。




?「クリスぅーーーッッッ!! 目を…覚ませぇーーーッッッ!!!」




クリス「!?」

声が。

聞き間違えようのない大切な人の叫びが。

クリスのボヤけた思考を一気に覚醒させた。

クリス(この…声はっ)

クリス「い、一心くんっっ!!」

クリスのパートナーにして恋人、坂本一心がこの場に到着したのだ!



フェアリー「…むうう」

フェアリーネガスは挿入しようとしている体勢のまま、声のした方向に顔を向けた。

ステージの脇で、スーツ姿の男が凄い形相でこちらを睨んで立っている。

モール内のスポーツ用品店で手に入れたらしい金属バットを手にしながら男は更に叫んだ。

一心「ぜぇ、ぜぇっ… クリスから、離れろ… 化け物っ!」

必死で駆けつけてきたためか男の呼吸は荒い。

だがそれでも金属バットを握り締め、愛する恋人を救い出すつもりのようだ。

クリス(あぁ…一心くん、来てくれたんだ!)

恋人の叫びによって理性は覚醒したが、まだ身体の方が思うように動かない。

だが一心がほんの少しでも意識を引き付けてくれるなら、再び鬼鉄の装甲を纏い反撃に移れるかもしれない。

クリス「一心くん…! ちょっとだけ時間を…」

「時間を稼いで!」と、そう言おうとした次の瞬間。


フェアリー「 うるさい 」


ーびしゅっ!


フェアリーネガスの細い手首から放たれる蜘蛛の糸のような塊が。


バチュウッ!


一心の身体に着弾し、全身に絡みついた。

一心「なっ!? ぐぁ…!」

一心(なんだこれは!? 身動きが、取れな…)

一心の身体に一瞬にしてベトベトの粘着糸が絡みつき、その動きを封じてしまっていた。

一心「そ…そん、なっ…うぁっ」

ぐらりとバランスを崩し、一心はステージ上に座り込むような形で倒れ込んでしまう。

一心「く、くそっ、動けない…床に、張り付いて…うぅっ!」

一心(こんな…これじゃ、クリスを『助けられない』)

一心の心を絶望感が覆っていく。

フェアリー「おにいさんは そこでみててよ」

フェアリーはイタズラっぽく微笑んで言った。



フェアリー「ぼくとママが せっくすするところを」



そう、坂本一心はその光景を。

変身ヒロインと怪物のセックスショーステージを。

特等席で見物するハメになったのだー

一心「く、クリスっ… 動け、逃げろ…!」

全身の自由を奪われた一心には呼びかけることくらいしかできない。

クリス「あ、あぁっ…! でもっ…! 身体が…」

クリスも必死に身体を起こそうとする。

そんなクリスに妖精は再び呪いの言葉を投げかける。


フェアリーネガス「 うごかないで 『ママ』 」


ーどくんっ

クリス(ああ、ま、また…!)

その言葉が収まりつつあった母性を活性化させ、再びクリスの精神を縛り付けていく。

クリス(ああ…そうか)

中途半端に理性を取り戻したクリスはなんとなくわかってしまった。

クリス(この子はやっぱり… 怪物なんだ)

母性を狂わせ、女性を支配する怪物。

自分はそいつに犯されようとしている。

ずぶ…

クリス「あ、あ、あ… はいって…」

クリスは大股開きのまま動けない。

一心「く、クリ…ス…!」

ずぶぶぶぶ…

クリス「あぁぁ… もうダメ… 一心くんっ… 見ないでっ…」

侵入していく。

怪物の立派なペニスが無抵抗のクリスのヴァギナに。

一心「あ、あぁ、あぁぁぁぁ」

一心は絶望の表情を浮かべながらその光景を見続ける。

クリス「あぁ… 一心くん 一心くんっ…」

一心「やめろ… やめろぉぉぉ」

そして…


フェアリー「えいっ❤️」

怪物がグッとペニスを押し込んだ。


ずぶぶううううっっ!!!


クリス「んぉぉぉぉぉ~~~っっっ!!!」

一心「う…うわぁぁぁあーーーッッッ!!」


二人の絶叫がステージ会場に轟いた。


一心の叫びも虚しく、フェアリーネガスの勃起ペニスはクリスの膣奥まで深々と突き立てられていた。

クリス「あ… あぁ、あ…!」

クリス(お、おかされ、ちゃった… 一心くんの、見てる前でっ…)

一心は苦渋に満ちた表情でこちらを見ていた。

助けられなくて済まないーそう言っているように見えた。

クリス「はぁっ、うぅぅっ、これしきのことでぇっ…」

クリスが犯されたまま、なんとか逃れようともがく。

まだ諦めてはいけない。

なんとかこのずっぷり突き立てられたペニスから逃れ、体勢を立て直さなければ。

クリス「は、離れなさいっ…離して…!」

もがくたびにクリスのたわわな爆乳がぷるんぷるんと波打つ。

その様子を見てフェアリーネガスは楽しそうに微笑んだ。

フェアリー「ふふ。ママのうそつき。ほんとうはとてもうれしいくせに」

クリス「そ、そんなわけ…! あぁぁっ!」

ずぷっ ずぷっ ずぷっ

フェアリーが腰を動かし始めた。

クリスの肉ひだ、敏感な部分をぐりぐりとなぞるように。

クリス「くぅっ、あぁ~っ! そ、その動きだめぇ!」

クリス(う、うそっ… あたしのカラダ、敏感になってるっ…これもこの子の能力なの!?)

そう、フェアリーネガスの鱗粉は女性の母性を増幅し暴走させるだけではない。

性的な興奮、そして性感を何十倍、何百倍と高める効果がある。

だがそれだけではない。

フェアリー「ぼくは…しってるんだよ、『ママ』。ママはこうやって… おちんちんでおまんこをゴシゴシすると きもちよくなるんだ」

そう、彼は知っている。

フェアリーネガスの正体である少年『片倉 正太』は…そのことをよく知っているのだ。

何故なら、彼は『それ』を見ていたから。



正太ママ「あっ、あぁぁっ❤️ だ、ダメよせんせいっ❤️ しょ、しょうちゃんにっ、正太に気付かれちゃうぅっ❤️」

片倉正太(そう、僕は見たんだ。

僕のママと家庭教師の先生が変な声を出しているから…リビングの中を覗き込んだんだ)

家庭教師「へへ、大丈夫ですよお母さん。正太くんは今はちゃんと机に向かって自習してますって」

ずっぶ じゅぶっ じゅぷうっ❤️

正太ママ「んぉぉぉっ❤️ ふ、深いぃぃっ❤️ 奥まで入ってくるっ❤️ こ、声出ちゃうっ、聞こえちゃうっ、しょうちゃんにバレちゃうぅっ❤️」

正太(僕は勉強で分からない所があったから、質問しようと思って先生の姿を探してたんだ…)

家庭教師「もし見られたらそこで性教育の授業でもしちゃいましょうか? 正太くんに子作りの方法とかじっくり教えちゃいましょうよ、お母さんにも協力してもらって」

ずっちゅ ずちゅ ズチュッ❤️

正太(ズボンもパンツも履いてない先生が、ソファでママと重なっておちんちんをママのお股に突っ込んでいる)

正太ママ「あぁぁっ❤️ もうだめぇっ❤️ 今日も先生のおチンポに好きにされちゃうっ❤️ 母親であること忘れちゃうぅっ❤️」

正太(ああ…僕のママが…厳しくて、綺麗なママが、おチンポであんなふうに…)

正太「ああ、ママ、ママぁ…」

正太(いつの間にか僕はそれを見ながら、大きくなってしまった自分のおちんちんをいじくっていた)

家庭教師「お、おぉっ出るっ…人妻浮気マンコっ最高っ…おぉぉっ」

ブビュッ、ブビュウッ!

正太ママ「あぁぁっ❤️ ま、また中出しぃっ❤️ い、イクっ❤️ 浮気マンコイクぅぅ~っ❤️❤️」

正太(あぁ…ママが、あんなに…)

正太「!? う、うぅっ…!」

ぴゅるっ、ぴゅるる…

正太(リビングを覗きながらおちんちんを弄っていた僕は…おちんちんから白いおしっこを漏らしていたんだ)

正太「ああ、ママ…」

正太(僕のおちんちんでも…ママはあんなふうになるのかな…)





フェアリーネガス「ほら… こうやっておちんちんでズンズンってついてあげたら」

ズブッ ズブッ ズブッ❤️

クリス「ひっ あぁっ!? う、うごかないで、あぁっ!」

フェアリー「ほらぁママも きもちいいおつゆがあふれてきてるよ」

ぐちゅ…ぐちゅっ❤️ ぐちゅっ❤️

クリス「ち…ちがうっ、これは違うっ、気持ちよくなんて、ないぃっ!」

クリス(い、一心くんの前で、気持ちいいなんて、言えるわけないじゃない!)

クリス「あ、あたしはこんなレイプなんかに負けないっ…絶対にここから逆転してみせるっ…!」

全身を駆け抜ける快楽に必死に抗うクリス。

一心「そ…そうだ、クリスがそんなことで感じてしまう筈がない。クリスはそんなことで屈するような女じゃない!」

一心(負けるな、クリス!お前は最強のヒーロー鬼鉄だろう…!)

だがそんな一心の想いはあっさり覆されることになる。

フェアリー「ねぇ『ママ』。ほんとうに? ほんとうに、きもちよくない?」

クリス「!? うぅっ…!」

また『ママ』呼びに心が揺らぐ。

クリス(ま、負けるな、あたしっ…!)

クリスは必死に気力を振り絞り、叫んだ。

クリス「ぐ、うぅぅっ! そ、そうよっ、こんなのが、きもちいいわけがないっ! あたしはこんなことにっ、負けないぃぃっ!」

クリスのその言葉を聞いて、フェアリーは悲しげに涙を浮かべて言った。



フェアリー「ママはぼくに、 うそ をつくの?」

クリス「… え…!?」

クリスの心に猛烈な罪悪感が巻き起こる。

フェアリー「どうしてきもちよくない なんてうそをつくの」

フェアリーはクリスの顔を覗き込みながらぽろぽろと涙をこぼす。

クリス(あ、あぁ…ダメ、そんな目で見ないで…!)

フェアリー「おねがいママ、ほんとうのことをいって。ぼくにうそをつかないでよぅ」

ズブブブブッ… ぬぶぶぶ…

腰の動きをスローダウンさせながらフェアリーは『ママ』におねだりする。

けなげに、一生懸命に。

フェアリー「ママぁ、ママぁ… うぇぇ…」

クリス(あ… あぁっ… ダメだ… あたしはこの子に…)

そしてクリスの中の、母性と理性の葛藤は…

クリス(こんな悲しそうな顔をしてほしくない…!)

母性が理性を打ち負かして終わりを告げた。

クリス「はぁっ、あぁっ、一心くんっ、ごめんっ、ごめんなさいっ」

クリスはフェアリーに犯されながら、一心にそう言った。

一心「く…クリス? なんで謝るんだ…」

クリス「負けちゃいけないヒーローだけどっ…あたしはっ、ママとしてぇっ」

ぐっちゅ ぐっちゅ、ぐっちゅ!

クリス「こ、この子にウソをつきたくないのぉぉっ!」

そしてついに屈服の時が訪れる。

クリス「き、きもちぃぃぃっ! ボクくんにおちんちん入れられてっ、ママとっても気持ちいいのぉぉっ!!」

フェアリーネガス「ママ、ほんと? こんなふうに、おちんちんでおまんこ ほじほじしたらきもちいい?」

じゅっぷ じゅっぷ じゅっぷ❤️

クリス「ひぃぃんっ❤️ ほ、本当よっ❤️ ママはボクくんにウソなんてつかないっ、ボクくんのおちんちんっすっごくきもちいいぃっ❤️」

フェアリーネガスの巨根がクリスの肉ヒダを擦り上げるたびにクリスから快楽の喘ぎが漏れる。

坂本一心「え…? え…?」

一心はただ呆然としていた。

さっきまで怪物のペニスに犯されようと屈しないと叫んでいた恋人が。

今は怪物にズッコズッコと勢いよく膣穴を突かれながら気持ちいいと叫んでいる。

クリス「ひぃぃっ❤️ ボクくんのおちんちん長いぃっ❤️ おまんこの奥まで届いてるっ、気持ちいいとこゴリゴリこすられるっ❤️ ボクくんっすごいよぉっ❤️」

フェアリー「えへへ、ママにほめられてる…うれしい…」

フェアリーは嬉しそうに可愛らしい笑顔をみせる。

小さな身体でクリスのカラダにしがみつき、より腰を突き出して深く深く、クリスの膣奥まで突きまくる。

フェアリー「えへへ、ぼくがんばってるよ。ママ、ぼくえらい?」

大きなおっぱいの谷間に頭を埋め、その子はニコニコしながらクリスの顔を見上げてくる。

クリス「うんっ、とってもえらいっ❤️ いいこいいこっ❤️」

クリスも我が子を胸にきゅっと抱きしめてその金髪の頭を撫でてあげる。

クリスとフェアリーネガスのやりとりは本当の仲睦まじい母子のようだ。

チンポとマンコで繋がっていること以外は。

一心(お、俺は悪い夢でも見ているのか)

一心にとってはそう思いたくなるほどに最悪の光景だ。

しかし彼の悪夢はまだ終わらない。

フェアリー「ん…」

抱きしめられたフェアリーネガスがぶるりと身体を震わせる。

フェアリー「ま、ママぁ… このまま、しろいおしっこ、だしていい…?」

一心「!!??」

一心(コイツ…射精…する気だ…!)

一心「う、うぉぉーーっ! やめろっそれ以上クリスを辱めるなぁーーー!!」

喉から血を吐きそうなほど声を張り上げる一心。

だが怪物と変身ヒロインはそんな叫びなど耳に入らないほど熱烈に抱き合い、腰をぶつけ合っていた。

フェアリー「あっ あっ あっ ママぁ 

でちゃうっ でちゃうよぉぉ」

ズチュッズチュッズチュッズチュッ❤️❤️

クリス「うんっいいよっ❤️ ママのおまんこでぴゅっぴゅしようねっ❤️ はいっ、もうちょっと、がんばれがんばれっ❤️」

ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ❤️❤️

一心(あ、あぁぁぁ そんな クリス…)

我が子の願いを聞いてあげたいとクリスも懸命に腰を動かし射精を促そうとしている。

フェアリー「ママっ ママぁぁ」

クリス「ボクくんっ ボクくぅんっ❤️」

そしてついに禁断の母子セックスが最高潮を迎える。

フェアリーネガス「あっでるっ でるぅ❤️ おしっこでちゃうっ ママっ ママぁ~っっ!!」

ママと呼びながら勃起ペニスを膣内の最奥までズンッ!と押し込みー



ぶびゅっぶびゅるるるっっ!!

どびゅるるるるぅぅっ!!



クリス「んひぃぃぃ~~っっ❤️ ボクくんのおちんちんミルクぅぅっ❤️ ママのおまんこにたっぷり注がれてるぅぅっ❤️ 嬉しくてママっ、イクっ、イっちゃうのぉぉっ❤️」

フェアリーをその大きな胸にぎゅうぅと抱きしめながらクリスはビクビクと身を震わせた。


一心(ああ… こんなことって)

がっくりと肩を落とし項垂れる一心。

その間にも母子のスキンシップは続く。

フェアリー「ああっママぁ…おちんちんきもちいいよぉ」

びゅるるっ びゅるっ❤️

クリス「あぁん❤️ まだでてるっ…んんっ!?❤️」

そのとき、クリスのカラダに新たな変化が起こった。

クリス(なにこれ、む、胸がっ…)

今しがた、クリスの胎内に注ぎ込まれたフェアリーネガスの精液。

その精液にはフェアリーネガスの更なる特殊能力が秘められていた。

クリス「む、胸がっ、お、おっぱいが、熱くなってっ…!?」

クリスの爆乳の頂点、大きめの乳輪と乳首周辺がじわじわと熱を帯びてくるのを感じる。

乳房が内側から張ってきているようなその感覚は…

クリス「う、うそ… この感じって、まさか…!」

そしてクリスは見た。

自分の豊満な乳房に起こった決定的な変化を!

クリス「あ…あ…あぁ~~っっ!!??」

プシッ… プッシャアアアッ!!

クリス「こ、これってっ、ぼにゅっ…んっひぃぃぃっっ!!??❤️❤️」

そう、クリスの乳腺から噴き出したそれは紛れもなく母乳だ。

これがフェアリーネガスの精液の効果。

その精液を中出しされた女性は僅か数十秒で母乳体質に変えられてしまうのだ。

クリス「あ、あたし、ほんとにママみたいにっ…んひっ、ひぃぁあ~っ❤️」

ぷしゅっ、ぷしゃあああっ❤️

クリス「お、おぉぉっ❤️ な、なにこれぇっ❤️ ミルクでるたびにっ、き、きもちよくなるぅっ❤️」

ゾクゾクゾクンッ ビクッ びくんっ❤️

フェアリー「わぁ、ママのミルクだぁ」

フェアリーネガスは嬉しそうに、ミルクが吹き出すクリスの乳房に吸い付いた!

フェアリー「んん、ママのミルク、おいしい… ちゅっ、あむっ」

クリス「あぁんっ!? ま、まってボクくんっ❤️ いますっごくおっぱいが敏感になっててっ、そんなに吸い付かれたらぁっっ!?」

フェアリー「んんっ、なぁに? ちゅぱっ、ちゅうぅっ」

フェアリーの精液効果は母乳体質化だけではない。

乳房の性感は何百倍にも跳ね上がり、絶頂のたびにまるで男性の射精のようにミルクを射乳してしまうのだ!

クリス「んひぃっ、い、イクからっ❤️ ママ、お、おっぱいで気持ちよくて、イっちゃうからぁぁっっ!」

ビクッ ビクビクンッ❤️

ぷしゃ、ぷしゃああ!

クリス「ひぃぃんっ❤️ イクイクイクぅっ❤️ お、おっぱいイクっ、射乳でイクぅっ❤️ おぉっ、おぉぉ~っ」

クリスはその後も、甘えるフェアリーネガスに乳房を吸われながら敏感爆乳でイカされ続けた。



坂本一心「…」

一心はただ下を向いて、何事かを呟き続けていた。

一心「違う…あれはビーストの能力のせいなんだ…クリスのせいじゃない…クリスのせいじゃない…」

そう自分に言い聞かせながら。

フェアリーネガス「ああっ、ママっ、またでちゃうよぉ❤️」

クリス「ああんっいいのよっ❤️もっと甘えてっ❤️ もっとママを好きにしてぇっ❤️」

今もすぐそばで行われている、クリスとビーストのセックスを。

視界に入れないよう目をそらしながら…

やっとフェアリーくんの敗北えっちを書き切りました

書きたいこと盛り込んだら またこんなにダラダラと…

ただ母乳シチュは控えめになってしまって期待してた方には物足りないかもしれない
なお母乳体質はたぶん継続すると思われます

とりあえず今晩はここまでです
次からは新展開?

otu

おつおつー
強制おねショタ良き

かわいそうなことになっている一心くん
さすがに書いてる方も気の毒になってきました


ここでちょっと コンマを取ってみます
これはこのスレが始まった時からやってみたかったやつです

寝取りというジャンルにおいては寝取られる側の反応も重視されることがあるので

(ただ上手いことお話の中で活かすことが出来るかは分かりません

フレーバー的な印象付けで終わるかもしれない)




目の前で恋人が犯されてしまった坂本一心の股間の状態は


01~20 萎えている
21~40 少し反応した
41~50 勃っていた
51~90 かなり勃っていた
91~99 痛いほどギンギンに勃っていた
ゾロ目 まさかの暴発

↓1でコンマ

これは見事な鬱勃起
この分だと仮に堕ちずに終わったとしても寝取らせプレイにハマったりで健全な関係には戻れなさそう

マイナスの意志「一心くんキミ素質あるよ」

一心「…う…うう…」

エイミちゃん「プラスエネルギーの使い手、坂本一心さん。目の前でパートナーがこんな目にあってはさすがに心折れてしまったみたいですね…」

エイミちゃん(あ… でも)

エイミは粘着液で拘束された状態の一心の様子…その下半身に目を止めた。

エイミちゃん「ひゃっ!?」

一心のズボンは股間の部分が大きく膨らんでいるようだ。

エイミ「ふ、ふうん… もしかしたら、パートナーがこんなふうにされて、猛っちゃいました? そ、そういうご趣味があったのかしら…」

ちょっと目を逸らして頬を染めるエイミ。

なんか今更である。

エイミちゃん「こほん…さて、鬼鉄さんはどうしましょう。アジトへ連れ帰って陵辱の続きといきましょうか…ん」

🎵~

その時、エイミのスマホに凪からの通知があった。

エイミちゃん「ナギ様から… え、撤収の命令? ここでお開きですか? そんなぁ…」

エイミちゃん「それではフェアリーネガスは…あ、一応連れて帰ってよし? …はい、はい…了解です」

プツッ

エイミちゃん「というわけで本日の平坦団の活動は終了です。 鬼鉄さん、これに懲りたらあまりその豚乳を晒していい気にならないことですね❤️」

そしてハイレグボンテージの女幹部と妖精の少年はふわりと浮き上がる。

エイミちゃん「それでは皆さん、ご機嫌よう。今後の平坦団の活躍にご期待くださいね」

フェアリーネガス「ばいばい、ママ… またね」

ご機嫌なエイミと名残惜しそうなフェアリーネガスが飛び去っていく。

あとには鬼鉄の変身が解け、虚ろな瞳で宙を見上げてぐったり倒れている全裸の小泉クリスと、項垂れて動かない坂本一心の姿だけが残された。



<平坦団アジト>

ビィちゃん「やったっスね。エイミセンパイ頼りになるっス。あのバカ乳女をめためたにやっつけてくれて気分スッキリっす」

ナギ「…」

ビィちゃん「? ナギ様、どうかしたっスか? 勝ったのに珍しくおとなしいッス…」

ビィちゃん(いつもなら『ざっマァ見ろアホ乳女ぁ』とか言いながら高笑いでもしてそうなのに)

ナギ「…ああ、うん、そうだな… めでたいよ、うん」

ビィちゃん「…?」

勝ったというのに心ここにあらずといった雰囲気のナギに首を傾げるビィ。

ナギ(一心くん… 泣いてたな)

始めはビーストが優勢になりざまぁみろという気分だったナギだったが、一心が飛び込んできた辺りからその表情は曇り始めていた。

ナギ(一心くんを泣かせたのは…私なのか?)

平坦な胸の前で、ナギはキュッと手を握り合わせる。

ナギ「一心くん…」


勝手も負けても一定数曇る凪ちゃんさては悪向いてないな!



坂本一心(平坦団とビーストが去った後…俺はなんとか気力を奮い起こし…動き出した)

一心(俺の身体を拘束していたビーストの粘着液は効果が切れたのか、カラカラに乾燥し崩れてボロボロと散っていった)

一心(クリスにはショーの控え室に置いてあったジャージを着せて、2人でショッピングモールを出るとタクシーを呼び止めた)

一心(クリスを彼女の部屋の前まで連れて行った俺はクリスと一緒にいてやりたいと思っていたのだが…)



クリス「ごめん、一心くん。 今は1人になりたいから…」



一心(そう言うとクリスは俺の方も向かずに自室へ入ってドア鍵を閉めてしまった)

一心(俺は何をすればいいのかもわからず、そっと部屋の前から去った…)




ショッピングモールでの敗北から数時間後。

坂本一心は、一人ふらふらと街を彷徨っていた。

曇天の空の下で虚ろな表情でふらつく彼の姿はさながら不審者のようにも見え、周囲の通行人からも必要以上に距離を取られてしまう。

ぶつぶつと呟きながら歩く彼の心中は後悔と無念に占められていた。

一心「おれのせいだ、おれのせいでクリスがあんな…」



恋人が夢を形にしたことが嬉しくて。

きっと自分はクリス以上に浮かれていたのだ。

地球の命運を賭けたプラスとマイナスの戦いの凄惨さを、自分はまるで理解していなかった。

その報いが、これだ。

やがてポツポツと雨粒が降り出し、ざぁざぁと音を立て始める。

スーツに水が染み、ずぶ濡れになりながらも一心はただふらふら歩くのみだ。

一心(俺は…どうすればいいんだ、どうすれば…)


その時だった。


?「あの…人違いだったらすみません」


ふらつき歩く一心の前に、一人の人影が立っていた。

一心(?… 誰だ)

顔は雨傘で隠れて見えないが、声からすると女性のように思える。



?「昔の知り合いによく似ているような気がしたので。

もしかして…」


一心(この声…なんだろう、不思議と安心する)


ザー… ザー…


一心(いや… 知っている。俺はこの声を知っている)


?「 坂本 一心くん ですか… ?」


スッと傘が上を向き、そこに現れた人を見て…一心は目を見開いた。


一心「もしかして」

ああ、忘れるもんか。

その声を、その優しい笑顔をー




一心「 … 凪、ねえちゃん… ? 」



平 凪 「 ひさしぶり。 一心くん 」



まさか最初の敵ボス安価取った時はこんなムーブするとは思わんかったよ
凪ちゃんよぉ…

変身ヒロインは寝取られるし彼氏も寝取れるお互いWINWIN

念のため言っときますが
凪ちゃんはタイラント・ナギのかっこじゃなくて
ふつうに黒髪短髪で
服装も地味めかつ大人っぽいお出かけ服です

平 凪 「あれから何年経ったかな。 すっかり立派になって…とは言いづらい格好だ」

再会した二人はそこから一番近いファミリーレストランに入り、向かい合って席に着いた。

坂本一心「はは… そうだな」

坂本一心はずぶ濡れになった頭を店員が渡してくれたタオルで拭きながら力無く笑う。

グショグショになったスーツの上着やネクタイも、店員が預かりハンガーにかけてもらっている。

一心「凪ねえちゃ… 凪さんはしっかりやってるように見えるよ。相変わらずかっこいいな」

凪「か、かっこいい、か? おしゃれしてるつもりなんだが」

身長も高く、整った顔立ちの美人である凪ならビジネススーツでも着ればやり手のキャリアウーマンのように映ることだろう。

一心「雰囲気が、だよ。昔みたいな…頼もしい感じがする」

凪「そ、そうか…」

一心「なんだが、安心したんだ… さっき凪さんの姿を見て」

凪「…そうか」

一心「…うん」

凪「…」




凪(…あぁぁぁぁぁ!! か、会話が止まったッ! 『そうかそうか』じゃないだろぉ私!!)


クールでかっこいい大人の表情を崩さないまま、凪は内心めっちゃ焦っていた。


凪(せっかく一心くんがかっこいいとか安心できるとか言ってくれてるんだぞ!!??

なんか言え! なんか言えぇぇ!!)


とはいえ今の凪は精神的にいっぱいいっぱいで極度の緊張状態にあり、言葉を絞り出そうにもなかなか出てこない。

額から脂汗が流れ出ないのが不思議なくらいだ。

凪(そりゃ会えて嬉しいよ。話したいこといっぱいあるよ。けど一心くんはこんなに縮こまっちゃってるし…私のせいで泣いちゃったし)

クリスはひたすらおっぱい責めしてドスケベおっぱい化、それに対して一心はナギ様がどうにかこうにか籠絡して貧乳フェチにすれば全部丸く収まるな!

凪がタイラント・ナギを名乗ったあの日。

『マイナスの意思』にプラスの力の持ち主である坂本一心の姿を見せられてから、彼に会いたいという気持ちは日に日に募っていった。

そして数時間前、映像越しに見た一心の悲痛な姿に凪は居ても立っても居られなくなり、とうとう会いに行く決意をしたのだ。



凪「かっこよかった、と言えば… 昔、最後の別れ際に見せた一心くんの姿もそうだったぞ」

一心「えっ… まさか… アレ、か…?」

そう、それは凪の少女時代において最も強く心に焼き付いた思い出だ。

凪「ああ。 『俺いつか凪に会いにくるよ、そしたら結婚しよう』… ってな? 」

一心「あっ…!」

一心の顔がカァと赤くなる。

凪「はは。あの時の一心くんの真剣な顔、今もはっきり覚えてるぞ…で、その時の約束は… 守ってくれる…のかな?」

一心「えっ! あ、いや、そのっ…! アレは、子供の時の、話で…」

凪「…」

凪(そうだよな)

わかってる。

あんなものは子供だからこそ出来るプロポーズだ。

凪「ははは。 冗談だ、冗談。 しかしその慌てぶりからすると…もういい人がいるんだろう?」

一心「…」

凪「…もしかしたらその凹みっぷりはその人が原因か」

凪(我ながらヌケヌケとまぁ…)

一心「あ… いや、それは凪さんには関係ない話だからさ」

凪「関係なくなんかない。昔の話であっても君と私はずっと…その、友人…だったんだぞ」

話を逸らそうとする一心に凪が食い下がる。

凪「それも昔のことだと言うのなら…さすがにそれは寂しいな」

一心「…」

またしばし無言になる二人。

しかし凪は今度は焦らず一心の言葉を待つ。

数分が経ち…

一心はゆっくり語り始めた。



一心「俺… ちょっと大それた仕事を引き受けちゃって」

凪(仕事…ね)

一心「その仕事を…職場の彼女と協力して、最初は上手いこと進めてたんだ」

凪「…うん」

一心「けどさ… 俺のミスのせいで、彼女が、その…」

凪「… 彼女さんが?」

一心「その、なんていうか… 酷い、セクハラまがい…のことを、されて、しまって…」

既に一心の声は震えている。

一心「か、彼女が酷く惨めな目にあってるのに、俺は何も出来なかった…」

ぽたり、ぽたりとテーブルに水滴が落ちる。

凪「…っ」

辛そうに語る一心の姿に凪も胸を詰まらせる。

一心「俺の、俺のせいで、彼女が傷ついて…あぁぁ…」

凪「ごめん。もういい、一心くん」

凪は対面の席から一心の隣に移動し、彼に肩を寄せる。

一心「そ、それだけじゃない、俺はー」

そこで一心はハッと思い止まり、口をつぐんだ。


一心(い…言えない、これだけは凪さんにも)

一心(クリスが怪物に犯されてるのを見て俺が)

一心(その状況に…劣情を催していたなんて)


そんな一心の心中をよそに。

凪が一心の頭を肩に抱き寄せ、そっと撫でる。

母親が泣いている子供をあやすように。



凪「辛かったね。よしよし」

一心「うっ… うっ…」

凪(ああ、こうしてると本当に昔みたいだ。泣いてる一心くん駆け寄ってきて、私が慰めて)


凪「泣いていいよ。こういう時は男とか大人とか関係無しに、いっぱい泣くのがいいんだ…あ、でも」

凪はちらりと周りをみる。

そういえばここはファミレスなのだ。

家族連れの客もいる中で泣くのも辛いだろう。


凪「とりあえず今日は帰ろうか。私が送っていくよ」

凪は一心を連れてファミレスを出ると、タクシーを呼び止めて共に一心の自宅へと向かった。

凪(はぁ… まいったな。 一心くんの心の傷は想像以上だ)

ブロロロ…

凪(気の利いた慰めの言葉をかけてあげたかったのに。

一心くんをキズつけた私にそんな資格あるのかって思ったら何も言えなくなっちゃったよ)

すっかり日が暮れてしまった夜の街を二人を乗せたタクシーが行く。

凪(それにしても小泉クリス… ここまで一心くんに想われてるなんて。本当に忌々しいヤツ)

凪はこれまで映像として観てきた小泉クリスの姿を思い起こした。

坂本一心の隣で豊かな肉体を躍動させながら太陽のような笑顔を見せる彼女の姿を。

凪(…そうだよな。心惹かれちゃうよな。ああいうの)

自分の平坦な胸に手を当て、おっぱいを持ち上げるように手を動かしてみても、スカスカと空をきるばかり。

凪(結局、会いたくて会いにきちゃったけど…私は一心くんにとって『思い出のお姉ちゃん』でしかないんだ。

今の一心くんには小泉クリスがいるんだから)


気の利いた慰めの一つも言えない。

小泉クリス以上の存在にもなれない。

だったらもう、一心に自分なんて必要ないじゃないか。


凪(はぁ、私まで泣きたくなってきた。帰ったらエイミちゃんと朝まで飲もう)

朝帰りでもええぞ

そこで無い胸でよければ使っていいよと押せば寝取れるかもしれないダルォォ!?そんな恋愛弱者だからモテないんだよォォ!巨乳関係ねぇ!

やがてタクシーは一心の暮らすアパートへと到着した。

凪「着いたみたいだよ、一心くん」

一心「…うん」

陰鬱な表情のまま、のっそりとタクシーを降りる一心。

凪「あ…部屋までついていくよ」

一心「はは、そこまでしなくていいよ」

続いてタクシーを降りた凪に、一心は力ない笑みを浮かべて言った。

凪「ほ、本当に大丈夫か…?」

一心「ああ、送ってくれてありがとう。今日は会えて嬉しかったよ」

凪「…っ」

凪(な、何か言えっ…普通に会えるのはもうこれで最後かもしれないんだぞっ)

背を向ける一心に何か声をかけたい。

そう思って必死に搾り出した言葉は…

凪「も、もしっ、また何か辛いことがあったらっ、遠慮なくお姉ちゃんのところに来いっ! 昔みたいに、いくらでも甘えさせてあげるからっ!」

そう叫んだ瞬間、凪は後悔する。


凪(また、『昔』を持ち出すのか。ダサすぎるな、私…)


いつまでも思い出にしがみつき続ける自分に腹が立つ。

ああ、早く帰ろう。

帰って、飲みまくって、忘れよう。

今日一心くんに会いにきたことも、昔の思い出も、全部全部…


そう思い、再びタクシーに乗り込もうとしたその時だ。


?「ーほんとうに、いいのか」




凪の背に声がかけられる。

凪「…え」

声の主は、自室に戻ろうとしていた筈の一心だった。


一心「…本当に甘えてもいいのか」


一心が再び凪の方へと歩んでくる。

凪「え 一心くん どうし…」



どうしたの、と言おうとした凪の細い身体を…一心がギュッと抱きしめる。



凪「 え… ? 」

抱きしめる一心の腕は震えていた。

そして、声も。

一心「凪さん … 凪、ねえちゃん」


凪「 いっしん… くん… 」


一心「 助けてくれ…凪ねえちゃん… 」


凪の耳元で、弱々しい救いを求める声が囁かれる。



凪(え… え… ちょ… これって)



ドクン ドクン ドクン ドクン 



凪(まさか… これって… そういうこと!?)



(重い責任+自己嫌悪+無力感)×お姉ちゃん再会+甘えていいぞ宣言 = ??



そこから導き出される答えはつまりー



凪(え… え… え…)




解答:
おねえちゃんが なぐさめて あ げ る ❤️







凪 (ぇえらいこっちゃあぁぁぁぁーーーーー!!!!!)





というわけで恋愛弱者な凪様の運命のダイスロール

よわよわハートになってしまった一心くんを果たして凪様は受け入れてしまうのか!?

それともテンパって逃亡してしまうのか!?

凪様が選ぶ道は果たして…!


ではコンマ判定のお時間です

これより↓1~3でコンマを取ります

コンマ奇数が2つもしくは奇数ゾロが一つ
・ヘタレな凪は逃げ出す

偶数2つもしくは偶数ゾロ一つ
・がんばって受け入れちゃう

↓1~3で判定

抱けえっ!!抱けっ!抱けっー!

どうなる


タクシーの運ちゃん「ふっ運命は決まったようだな 頑張れよお二人さん」

ブロロロ…


誰だお前

というわけで凪様は一心くんのために頑張るようです


今晩はここまで
コンマ判定にご協力ありがとうございました

なんか鬼鉄対マイナスというよりクリス対凪の一心君争奪戦が始まりそう 楽しみじゃあ!

犯りおった

ビィちゃんとエイミちゃんに幸せは訪れるのだろうか

一心くん寝取られ後なのもあって激しい夜になりそう

凪様はギャグを挟まないと死ぬ病気なのw

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