女騎士「私が学園に、ですか?」姫「うむ」 (1)

女騎士「ふむふむ…手元の資料を読むに、これは教師や用務員ではなく生徒として、と言う事みたいですが…今更魔法も剣も学ぶことは無いと思うのですが」ペラペラ

姫「まあの。お主は今や国一番の戦士!…しかし、手柄を立てて成り上がってきただけに騎士としての学も立ち振る舞いもからっきしじゃ。魔物との戦争も終わった今、お主に求められている物はそういう所なのじゃ」

女騎士「なるほど。しかし姫、私はいつも仮面をしております。私の素顔を知るものはごく僅か。ならば代役を立ててやればいいのでは…?」

姫「…」

女騎士「…?」

姫「何?いやなの?」

女騎士「いえそういう訳では」

姫「ならば黙って学園にゆけ。なに私もこの春から通うのだ。不安に思うことはないぞ」

女騎士「はあ…」(姫さまが通うような超高貴な学園など、私が通っても良いのだろうか…)

女騎士(あと、私はもう24歳なのだが…年齢的に浮かないだろうか?)




こうして、よくわからないまま私の学園生活が始まった
 
 

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