P「んっ……！　んぐっ……！」

樹里「おはよー……って、なにしてんだ？　プロデューサー」

P「もごふっ」

樹里「人間の言葉をしゃべれよ」

P「……っと、すまん。風船ガムに夢中になっていた」

樹里「風船ガム？」

P「ほら、この前樹里がガム3つ分の大きな風船を膨らませていただろう？　あれができるように練習していたんだ」

樹里「なんだ。あの時自分だけ失敗したの、気にしてたのかよ？」

P「ネットで調べたりしたんだけど、なかなかうまくいかなくてな」

樹里「ネットねー……こういうのは身体の慣れだと思うけどな」

P「だからこうして練習を重ねて……おっ！」

樹里「お、いい感じ」

P「………」ﾌｰｰｰ

樹里「もうちょいもうちょい！　がんばれっ」

P「………！」

樹里「よーし成功……って、まだ大きくするのかよっ」

P「………」ｸﾞｯ（サムズアップ）

樹里「割れても知らねーぞ？」

P「………！！」

樹里「………」

P「………！！！」

樹里「………」

樹里「ぷっ」

P「ほひ、はひはら」ﾊﾟｧﾝ!!

樹里「あははっ！　割れてやんの」

P「じゅ、樹里が急に笑うからだろ！」

樹里「だってよ、顔真っ赤にして必死な顔になってるのが面白くて」