P「それを捨てるなんてとんでもない」
処女を捨てることはできなかった。
小鳥「はい」(´;ω;`)
小鳥「く……こうなったら最後の手段よ!プロデューサーさん!」
P「なんですか?」
小鳥「あなたが奪ってくれないというのならば!このバイブに私は処女を捧げます!!」バイブバーン!
P「ちょ、音無さん!?」
小鳥(ふふ、さすがにこの手段はちょっと情けなさすぎて涙がちょちょ切れそうだけど、この様子なら)
P「事務所でなんてものを出すんですか。没収です」ヒョイ
小鳥「あー!返して!返してください!」
小鳥「あー……高かったのに……勇気だして買ったのに……」
P「帰る時に返しますよ」
小鳥「え、返してくれるんですか!?」
P「ええ。もう持ってこないでくださいよ」
小鳥(プロデューサーさんが持って、数時間保管したバイブ!)
小鳥「これはもう!プロデューサーさんのち(ぴー)こと言っても問題ないのでは!?」
P「事務所でそういう発言をしないでください」
ううん、オナニーだとかバイブだとか
ちょっとこの小鳥さんは羞恥心なさすぎかな
小鳥「プロデューサーさんで処女を捨てさせてください」
P「何言ってんですか」
小鳥「良いじゃないですか~。プロデューサーも童貞卒業出来て、私も処女を卒業できる。 一石二鳥ですよ!」
P「えっ」
小鳥「えっ」
P「……あ、ああ。 そうですね。 うん、なるほど」
小鳥「ちょっと待って下さい。 何ですか今の反応」
P「い、いや、大丈夫ですよ。 俺だってそんなに経験無いし……」
小鳥「それってつまり」
千早「プロデューサーが非童貞? 嘘ですよね?」
春香「何言ってるんですか、プロデューサーさんは童貞ですよ? 童貞!」
美希「ハニーの初めては美希と一緒の予定だよ? ね? ハニー?」
真「へぇぇ……プロデューサーの初めてを奪った人がいるんだぁ……」
雪歩「………プロデューサーの初めてを……………許さない………」
小鳥「え、ちょ」
小鳥「……ところで、プロデューサーさんは気づいていらっしゃいますか?」
P「なにをです?話している間に誰か実は来ていたとか、なにかミスでも」
小鳥「さっきのバイブ使用済みなんです!」
P「やめなさい」
小鳥「私をあんあん攻めあげたんですよ!今プロデューサーさんが持っているバイブが!」
P「やめてください」
小鳥「あはは、そうですよ!この年で処女で毎晩一人寂しくソロプレイです!!」
P「やめなさい」
小鳥「プロデューサーさんに断られたらもう三十路まで他に出会いもなさそうだし!?もういっそそのバイブをプロデューサーさんだと思って」
P「やめるんだ」ギュッ
小鳥「ぷ、ぷろでゅーさーさん……」
P「……」ポンポン
小鳥「うあ゛ぁああ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
P「……」
小鳥(泣いたらちょっとすっきりした……というか)
小鳥(二人きりの事務所で、抱き合う私とプロデューサーさん……)
小鳥(これってもうこの後やっちゃう展開じゃ!?)ムフームフー
P「ん?」
小鳥「ムフームフー!」ハナピクピク
P「うわぁ」
小鳥「ぷ、ぷろぢゅぅさぁさん……」
P「ぶふっ」
小鳥「……え?」
P「いや、す、すいません……わ、笑うところじゃないのはわかっているんですが」プルプル
P「すいません、少し、くくく」プルプル
小鳥「ひどい……」ジワッ
小鳥「私は本気だったのに!弄んだんですね!?」ダッ
P「あ、音無さん!?」
P「ええー……もてあそんだって……」
>>23「聞いてた(わ、よ、ました)」
ひびき
P「響!?いたのか」
響「いたよ!事務所に来たらプロデューサーたちが抱き合ってるところでびっくりしたぞ」
P「いや、あれはな」
響「いいわけなんか聞きたくない!」
P「いや、マジで今の俺のせいなのかな」
響「ぴよこないてたぞ!」
P「ううん、そうだけど」
響「ほら!プロデューサー追いかけて!」
P「ええー、でもその流れって、俺が音無さんを頂くエンドなんじゃ」
響「え、頂くって」
P「お?なんだ響。頂くってどういう意味でわかったのか?」
響「いや、ぜんぜん!ぜんぜん!」
P「あれー?完璧な響にもわからないことがあるのか?」
響「む、わかるぞ!完璧だから!」
P「じゃあ、今の頂くはどういう意味でしょう」
響「そ、それは……えっと」
P「やっぱわからないんじゃ」
響「うがー!だーかーらー!!」
小鳥「追いかけてきてくれない……」
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