200X年、朝鮮半島で再び朝鮮戦争が勃発した。
日本政府は、朝鮮有事に伴い憲法改正を実施して自衛隊を防衛軍に改名したため、20歳以上40歳未満の男性が徴兵されることになった。
在韓米軍は、予想以上に北朝鮮軍の猛攻に苦戦しており今や韓国の首都ソウルは北朝鮮軍の手に落ちた。
そのため、アメリカ政府は日本政府に対して防衛軍の朝鮮半島への派遣を要請した。
野原家
ひろし「遂に来たか……」
野原家に遂に防衛軍への召集令状が来たのだ。
みさえ「あなた…….」
ひろし「みさえ、しんのすけ、ひまわり、シロ、お前たち元気でな。」
ひまわり「びえーん??びえーん??。」
みさえに抱えられながら、号泣するひまわり。
ひろし「ひま、パパはしばらくひまには会えなくなるけど、ママの言うことをしっかり聞いて良い子にしてるんだぞ。」
会話を聞いたしんのすけが泣きながら、ひろしの元に駆け込んでくる。
しんのすけ「父ちゃんのおバカ!オラを置いてくなんて??ひどいぞ!。」
号泣するしんのすけの頭を優しく撫でるひろし。
ひろし「しんのすけ、父ちゃんは国のために戦争に行くことになったんだ。必ず帰ってくるから、母ちゃんとひまわり、シロを守ってやるんだぞ。男はこれからお前しかいないからな。頼んだぞ。」
しんのすけ「家族はみんな、オラが守ってみせる??。」
ひろし「よく言った??それでこそ、父ちゃんの息子だ!。」
しんのすけ「オラ、絶対強くなる!。」
ひろし「約束だ!。」
2人は、お互いに指切りげんまんしていた。
春日部駅
ひろし「じゃあ、行ってくるぜ??。」
みさえ「気をつけてね~あなた??帰りを絶対待ってるからね!。」
みさえの目から大粒の涙が流れていた。
徴兵された多くの若者を乗せた列車が春日部駅を出発した。
しんのすけは、思わず列車を追いかけて走っていく。
しんのすけ「父ちゃん!元気でね!オラ、頑張るから!。」
ひろし「しんのすけ~!。」
車窓から走ってくるしんのすけに泣きながら手を振るひろし。
しんのすけ「父ちゃ~ん!。」
列車はスピードが速くてしんのすけは追いつけなかった。
列車の姿は、次第に小さくなり見えなくなっていった。
続く
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sageちゃうくてsaga入れなそれか sage saga
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