穂乃果「人間型料理ロボット?」 (15)

海未「ただいま帰りました」

穂乃果「おー!海未ちゃん今日は遅かったね?」

穂乃果「ってうええ?!後ろのおじさん誰?!」

海未「よく聞いてくれました。ヨドバシに安かってたので買ってしまいました。人間型料理ロボットです!」

穂乃果「ええー?!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1520004103

穂乃果「ちょっと…気持ち悪くない?」

海未「そんなこと言わないで下さい!見た目はともかくロボットとしては凄いんですよ!」

ロボット「はい、私は凄いです」

穂乃果「うわっ、なんか喋り始めた」

海未「えっ…」

穂乃果「ちょっと引いてるじゃん!!!」

海未「ちなみに今日はハンバーグを作る予定です」

穂乃果「うん」

海未「まずはボタンを押すみたいですね」ポチっ

ウィーーン

ロボット「起動しました」

穂乃果「…」

海未「ハンバーグを作ります」

ロボット「かしこまりました」

ロボット「それではまず挽肉を…出してください」

海未「わかりました」

穂乃果「いやちょっと待って!このロボットが全部やってくれるんじゃないの?!」

海未「…いや?このロボットは手順を指示してくれるだけですが…?」

穂乃果「馬鹿じゃないの?!人間である必要性全くなくない?!これじゃ只の同居してる知らないおっさんじゃん!」

穂乃果がまともだwwwww

海未「穂乃果!変な事言わないでください!きちんとコンパクトに収納もできるんですよ?!」ポチっ


ソファーの上に寝っ転がる


穂乃果「結局おっさんじゃんwww収納のしの文字もないよ!」

ロボット「ちっ…うるせえなあこいつ」

穂乃果「あれっ?!いま明らかに私に対してなんか言ったよね?!」

海未「気のせいですよ…さて、続きを作りますよ」

ロボット「まずは玉ねぎを微塵切りにします」

海未「わかりました。…っ!すみません、微塵切りはどうやってやればいいのですか?」

ロボット「貸してください。…ここをこうやってやれば上手く微塵切りに出来ます」

穂乃果「料理できんじゃんwwwそのまま全部やればいいじゃん!!!」

ロボット「…(中指)」

穂乃果「おいこら今こそっと中指たてただろ!」

海未「まあまあ穂乃果。相手はロボットなんですからそう怒らないでください」

ロボット「そーだそーだ!家帰れおたんこなす!」

穂乃果「ここが私の家だから!あなたがどっか行ってよ!」

海未「それは出来ません」

穂乃果「海未ちゃん…?どうして?」

海未「私は物凄く…ものすごーく気に入ってるからです…」

ロボット「マスター…」じんわり

穂乃果「まあ…海未ちゃんがそこまで言うなら仕方ないけど…」

ロボット「マスターの付き人…」

穂乃果「誰が付き人だ!!!!」

海未「まああなたも、あまり変な態度を取らないこと。宜しいですね?」

ロボット「了解ですマスター」

穂乃果「なんで海未ちゃんにはこんな従順なの…」

ロボット「さてハンバーグのタネが出来たようなので焼いていきます」

海未「いよいよですね。火加減はどのくらいですか?」

ロボット「弱火から中火です」

穂乃果「いよいよ料理本でいいんじゃないかなコレ…」

海未「穂乃果…あなたはまだこのロボットの良さが分かっていないようですね」

穂乃果「わかるわけないよこんなおじさん!」

海未「なんでこのロボット人型か分かりますか?それは…一緒に食事も取れる機能が付いているからです!!!!」

穂乃果「おぉ…ううん…?」

海未「しっくりきていないようですね。丁度料理も作り終わったのでテーブルへ移動しましょう」

食卓
3人でテーブルを囲む感じ

海未「…」

穂乃果「…」

ロボット(父)「…みんな揃ったか?」

海未「はい、お父様」

穂乃果「…」

ロボット(父)「そうか…それじゃあ、頂きます!」

海未「頂きます!」

穂乃果「…」

穂乃果「なにこれ?!なにこの機能?!不可解極まりないよ?!なんでお父さんになりきってるの?!絶対いらないよこの機能!怖すぎるよ!」

ーーー1週間後ーーー

海未「お父様!早く食べましょうよ!」

ロボット(父)「はは、そう焦るなよ。家族はみんな揃ってから食べるのが一番!!」

穂乃果「お待たせ~キムチ鍋よ~」

ロボット(父)「な、母さんもそう思うだろ?」

穂乃果「ええ、そうね。みんな揃っての食事が一番楽しいもの!」

3人「あははははは!」

なんか世にも奇妙な物語みたいになってしもた

まあこれにておしまいです!!!

見てくれた方ありがとうございました!

わりと好き

世にも奇妙な物語のすき焼きの話を思い出す

穂乃果は洗脳でもされたのか

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